JP2006010155A - コンロ用ガラス天板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コーキング材の使用量が低減され、且つコーキング材が表面に露出して外観を損なうことのないコンロ用ガラス天板を実現する。
【解決手段】 外枠2で囲まれた枠内の構成部分は、内側面20から内方に張出した内縁フランジ部21と、この内縁フランジ部21の先端を下方に突出させた先端リブ部24とを有し、上記内縁フランジ部21下面における基端部には内側面20に向けて傾斜した傾斜面25を形成し、この傾斜面25に塗布されたコーキング材B上にガラス板周縁部30の表面31を配置して接着固定した構成とする。内縁フランジ部21の下面には、先端リブ部24よりも高さの低い第2リブ部27が先端リブ部24の外側に設けられ、また、先端リブ部24と第2リブ部27との間に溝部26が設けられている。ガラス板3は、本コンロ用ガラス天板1の裏面に着脱自在に取付けられた裏板6でガラス板3の裏面が押さえ付けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガスコンロ等における天板であって、ガラス板とガラス板を囲う外枠とをコーキング材で接着させたコンロ用ガラス天板に関する。
従来、この種コンロ用ガラス天板は、セラミックガラスから成る方形のガラス板とガラス板を囲う外枠とで構成されたものがある(特許文献1)。図6に示すように、このコンロ用ガラス天板601における外枠603は、アルミの押し出し成形材から成る複数の直状の枠材を額縁状に組み合わせて構成されて、その枠内に3つのコンロ開口602aを開設したガラス板602を組付けたものである。すなわち、外枠603は、前辺用の枠材630と、左右の側辺用の枠材631,631と、後辺用の枠材632とで方形の枠を組立て、さらに、後辺用枠材632の手前にこれと平行に仕切用の枠材633を組み付けて、後辺用枠材632と仕切用枠材633との間にグリル用の排気口634を画成するように構成し、この外枠における前辺用枠材630と左右の側辺用枠材631,631と仕切用枠材633とで囲われる方形空間にガラス板602を装着している。
そして、これら前辺用枠材630、左右の側辺用枠材631,631および仕切用枠材633には、図7に示すように、ガラス板602の周縁部裏面を受ける凹入形状の受け縁603aが形成されており、受け縁603aの外周の立ち上がり部603bとガラス板602の周縁部外側面との間の隙間にコーキング材Bを充填している。なお、受け縁603aには、周方向に間隔を存して複数のスペーサ605が取付けられており、スペーサ605により受け縁603aとガラス板2の裏面との間の隙間を確保し、この隙間にもコーキング材Bが流入するようにしている。
また、このガラス板602と外枠603との接着固定は、図8に示すように、外枠603にガラス板602を装着した後、コーキング材Bの吐出ノズルNを外枠603の立ち上がり部603bとガラス板602との間の隙間に沿ってガラス板602を1周させて充填することで行う。
特開2003−343850号公報
上記従来のコンロ用ガラス天板601においては、ガラス板602を額縁状の外枠603に嵌め込んだ状態で、ガラス板602の周縁部外側面と外枠603の立ち上がり部603bとの間の隙間に表側からコーキング材Bを充填するものであるから、コーキング材Bが表側に露出し、また、その上面が凸凹になっていたり、時にはガラス板602の表面に食み出す等し、そのためにコンロ用ガラス天板601の外観が損なわれることがある。
また、このコーキング材Bの露出部分には、調理時の煮こぼれ等が溜まって付着し清掃し難く、しかもその清掃時にコーキング材Bの表面が剥がれるおそれもある。
また、ガラス板602の周縁部外側面と外枠603の立ち上がり部603bとの間の隙間は、比較的大きく明いているので、この間隙を埋めるためには多量のコーキング材Bが必要となる。そして、このコーキング材Bは、接着機能を有するシリコンゴム等であるため、その材料コストが高く付くことにもなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コーキング材の使用量が低減され、且つコーキング材が表面に露出して外観を損なうことのないコンロ用ガラス天板を実現するものである。
(1)本発明に係るコンロ用ガラス天板は、ガスコンロ等における天板であって、外枠とこの外枠で囲まれた枠内に配置されるガラス板とをコーキング材で接着させた構造のコンロ用ガラス天板において、上記枠内の構成部分は、内側面から内方に張出した内縁フランジ部と、この内縁フランジ部の先端を下方に突出させた先端リブ部とを有し、上記内縁フランジ部下面における基端部に塗布されたコーキング材上にガラス板周縁部の表面を配置して接着固定されていることを特徴とするものである。
上記構成により、ガラス板の周縁部をその表面側が先端リブ部に当接されて外枠で囲まれた枠内の構成部分における内縁フランジ部下面および内側面と、これに対向するガラス板の周縁部の表面および外側面との間隙にわたってコーキング材が介在されることとなる。これにより、コーキング材の使用量を比較的少量に抑えても、接着面積を広く確保することができ、コーキング材によるガラス板と外枠等との強い接着力を確保することができる。
また、コーキング材が配置されたガラス板周縁部の表面は、外枠で囲まれた枠内の構成部分における内縁フランジ部に覆われる構造となる。これにより、コーキング材が本コンロ用ガラス天板の表側に露出されることはない。しかも、内縁フランジ部の先端に下方に突出させて設けた先端リブ部がガラス板周縁部の表面に当接されるので、この先端リブ部によってコーキング材が外枠等より内側のガラス板表面に食み出してくるのを防止することができる。従って、コーキング材がガラス板表面に露出して外観を損なうことはない。
(2)また、上記内縁フランジ部の下面には、上記先端リブ部よりも高さの低い第2リブ部が先端リブ部の外側に設けられていてもよい。
これにより、ガラス板の組付け時にコーキング材が外枠等より内側のガラス板表面に食み出ようとしても、先端リブ部に達する前にこの第2リブ部にせき止められてコーキング材が外枠等より内側のガラス板表面に食み出てくるのを抑制することができる。
また、第2リブ部は、上記先端リブ部よりも高さが低いので、この第2リブ部がガラス板の表面側周縁部に当接されることはないから、この第2リブ部がガラス板に当接してガラス板が外枠で囲まれた枠内の構成部分における内縁フランジ部との間でガタツキを生じさせることもない。
(3)また、上記コーキング材が塗布される内縁フランジ部下面の基端部は、内側面に向けて傾斜した傾斜面とされていてもよい。
これにより、ガラス板を内縁フランジ部下面に装着させたときにコーキング材が内縁フランジ部下面に沿って内側に移動するのを抑制し、外枠で囲まれた枠内の構成部分における内側面とガラス板周縁部の外側面との間の間隙にコーキング材が回り込み易くなる。従って、内縁フランジ部下面および内側面と、これに対向するガラス板の周縁部における表面および外側面にわたってコーキング材を広く分布させて広い接着面積を確保することができる。よって、比較的少量のコーキング材であってもガラス板と外枠との接着力を強く確保させることができる。
(4)また、上記内縁フランジ部の下面には、上記先端リブ部の外側に溝部が設けられていてもよい。
これにより、ガラス板の装着時にコーキング材が外枠等より内側のガラス板表面に食み出ようとしても、先端リブ部に達する前にこの溝部に収容されてコーキング材が外枠等より内側のガラス板表面に食み出てくるのを抑制することができる。
(5)また、上記ガラス板は、本コンロ用ガラス天板の裏面に着脱自在に取付けられた裏板でガラス板の裏面が押さえ付けられていてもよい。
これにより、裏板と外枠で囲まれた枠内の構成部分における内縁フランジ部との間でガラス板の周縁部が挟持される。従って、コーキング材によるガラス板と上記内縁フランジ部との接着力の負荷が軽減されるから、コーキング材の使用量を一層低減することができる。
以上のように、本発明によれば、外枠で囲まれた枠内の構成部分における内縁フランジ部下面および内側面と、これに対向するガラス板の周縁部の表面および外側面との間隙にわたってコーキング材が介在されるので、コーキング材によるガラス板と外枠等との接着力が強く確保されるから、コーキング材の使用量を低減することができる。
そして、ガラス板は、表面側の周縁部がコーキング材の塗布された外枠で囲まれた枠内の構成部分における内縁フランジ部下面に覆われる構造となるので、コーキング材が表面に露出することがなく、しかも、内縁フランジ部の先端の下面に設けた先端リブ部によってコーキング材が外枠等より内側のガラス板表面に食み出てくるのを防止できる。従って、コーキング材がガラス板表面に露出して外観を損なうこともない。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンロ用ガラス天板1を備えたドロップインコンロの斜視図を示している。図1に示すように、このコンロ用ガラス天板1は、システムキッチンのカウンタートップKに開設された開口K1に落とし込み状態に装着されるコンロ本体Hに対し、その上方開放部を被覆してカウンタートップKに支持される。また、このコンロ用ガラス天板1の後方における排気枠4上には一対の排気カバー6が載置される。なお、このコンロ用ガラス天板1は、カウンタートップKに吊り下げられたコンロ本体HのフランジH1に用いられているゴムパッキンR上に支持される(図3参照)。
図2は、本コンロ用ガラス天板1を下方から見た状態の分解斜視図であり、図3は、図1中のX−X断面であってこのコンロ用ガラス天板1の外枠2部分における断面図を示している。コンロ用ガラス天板1は、図2に示すように、矩形状の外枠2と、この外枠2の一方の長辺側に沿って配設される排気枠4と、外枠2と排気枠4とで囲まれた領域内に配設されるガラス板3と、このガラス板3の裏面に配設される3枚構成の裏板6とを備える。
外枠2は、アルミニウム材を押し出し成形した1本の枠材を折り曲げ両端の端面同士を付き合わせて矩形状に成形したものである。この外枠2は、図3に示すように、上部に内側面20から内方に張出した内縁フランジ部21を設けると共に、内側面20の下部に凹溝22を設けた構造を有する。なお、上記内縁フランジ部21が外枠2で囲まれた枠内の構成部分の一部を構成する。
そして、内縁フランジ部21の下面にガラス板3の周縁部30をコーキング材Bによって接着固定させ、また、凹溝22に裏板6の外周の辺部を差し込んで係合させて裏板6をガラス板3の裏面に配設させている。なお、凹溝22の奥端には、下方に延びる鉛直溝23が形成されている。
また、上記内縁フランジ部21の先端には、下方に突出させた先端リブ部24が設けられており、この先端リブ部24がガラス板3の周縁部30の表面31に当接される。これにより、ガラス板3の周縁部30の表面31と外枠2の内縁フランジ部21の下面との間に所定の間隙が形成され、この間隙にコーキング材Bを充填させておくことができる。
さらに、この内縁フランジ部21の下面は、内側面20に向けて傾斜した傾斜面25が設けられており、この傾斜面25上にコーキング材Bが塗布される。そして、この傾斜面25と先端リブ部24との間に溝部26が設けられており、この溝部26と傾斜面25との境目が第2リブ部27となっている。この第2リブ部27は、先端リブ部24の外側に設けられて先端リブ部24よりも高さが低く形成されている。
排気枠4は、アルミニウム材を押し出し成形したものであり、グリル部g(図1参照)の庫内で発生する排気を排出する排気窓40等がプレス抜きで形成されていると共に、外枠2に対向する3つの辺部が外枠2の内側面20に設けた上記凹溝22に差し込まれてカシメ等にて固定される。また、この排気枠4の内側の長辺部には、上部に上記外枠2の内縁フランジ部21と同様の構造を有した内縁フランジ部41が形成されている。すなわち、この内縁フランジ部41も外枠2で囲まれた枠内の構成部分の一部を構成する。また、この排気枠4においては、上記内縁フランジ部41を形成する内側長辺部の下面には、長手方向に連続するビス螺入用の細溝42が形成されている。
ガラス板3は、セラミックガラスで形成されていると共に、ガスバーナをガラス天板1上に臨ませる3つのバーナ用開口部31a,31b,31cが開設されており、これらのバーナ用開口部31a,31b,31cには保護カバー32a,32b,32cが装着されている。
裏板6は、中央裏板61と、その両側の側方裏板62,63との3枚で構成されている。中央裏板61は、上記バーナ用開口部31a,31b,31cと対応する3つの開口部611a,611b,611cを有する。中央裏板61とその両側の側方裏板62,63は、外枠2と対向する辺部が外枠2の内側面20に設けた上記凹溝22に差し込まれて取付けられる。また、中央裏板61の辺部の一部に係合片610が垂下形成されており、この係合片610が上記外枠2の凹溝22の奥端に続く鉛直溝23に係合される。また、中央裏板61および側方裏板62,63で構成した裏板6は、排気枠4と対向する辺部を排気枠4の内側長辺部に設けた上記細溝42にビス止めして取付けられる。
次に、外枠2に対するガラス板3および裏板6の組付けを説明する。
図4は、コンロ用ガラス天板1を裏返した状態におけるガラス板3および裏板6の組付け過程を示した工程図である。図4中、組付け途中におけるコンロ用ガラス天板1の斜視図と共に、この斜視図の下には組付け途中の各コンロ用ガラス天板1に対応した外枠2の断面図を併せて示している。なお、外枠2に対する、排気枠4、ガラス板3、裏板6の組付けは、外枠2を上下反転させて裏向きにした状態で行われる。
まず、外枠2に排気枠4を組付けた状態にして、この外枠2および排気枠4における内縁フランジ部21,41に沿ってコーキング材Bの吐出ノズルNを一周させて、その内縁フランジ部21,41の傾斜面25上にコーキング材Bを塗布する(図4(a)参照)。
次いで、外枠2で囲まれた枠内、すなわち外枠2および排気枠4の内側領域にガラス板3を嵌め込み、ガラス板3の周縁部30を内縁フランジ部21,41に支持させる(図4(b)参照)。このとき、ガラス板3の周縁部30によって内縁フランジ部21上に塗布されたコーキング材Bが押し潰されて、外枠2の内側面20および排気枠4の内縁フランジ部41に続く内側面とガラス板周縁部30の外側面32との間隙にコーキング材Bが回り込むこととなる。これは、内縁フランジ部21,41の傾斜面25によって内縁フランジ部21,41の先端側に流れ込むのを抑制しているからである。これによって、ガラス板3の周縁部30における表面31およびその外側面32がコーキング材Bによって外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41およびその内側面20に接着される。
そして、上記のようにしてガラス板3を外枠2に組付けた後、3枚構成の裏板6を外枠2の凹溝22に差込んで取付けると共に排気枠4の細溝42やガラス板3の保護カバー32等にビス止めして取付けて、裏板6をガラス板3の裏面に配設させる(図4(c)参照)。これによって、裏板6でガラス板3の裏側が押さえ付けられてガラス板3の周縁部30が外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41と裏板6とによって挟持される。従って、ガラス板3が動くおそれがないためガラス板3がずれて表面にコーキング材Bが出てくるおそれもないから、コーキング材Bが未だ硬化していないこの段階でも取扱いが可能となり、作業性が向上する。
以上の過程を経てコンロ用ガラス天板1自体の組付けが完了する。
上述のように、上記コンロ用ガラス天板1によれば、ガラス板3の周縁部30をその表面31が先端リブ部24に当接されて外枠2の内縁フランジ部21下面および内側面20と、これに対向するガラス板3の周縁部30の表面31および外側面32との間隙にわたってコーキング材Bが介在されることとなる。また、排気枠4の内縁フランジ部41下面および内側面と、これに対向するガラス板3の周縁部30の表面31および外側面32との間隙にわたってもコーキング材Bが介在されることとなる。
特に、上記コーキング材Bが塗布される外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41の下面は、内側面20に向けて傾斜した傾斜面25とされているので、ガラス板3を内縁フランジ部21,41下面に装着させたときにコーキング材Bが内縁フランジ部21,41下面に沿って内側(内縁フラン部21,41の先端側)に移動するのを抑制し、外枠2および排気枠4の内側面20とガラス板3の周縁部30の外側面32との間の間隙にコーキング材Bが回り込むこととなる。従って、外枠2の内縁フランジ部21下面および内側面20と、これに対向するガラス板3の周縁部30の表面および外側面32にわたってコーキング材Bを広く分布させて広い接着面積を確保することができる。排気枠4の内縁フランジ部41との間においても同様である。よって、比較的少量のコーキング材Bであってもガラス板3と外枠2で囲まれた枠内の構成部分との接着力を強く確保させることができ、その結果、コーキング材Bの使用量を従来よりも低減することができる。
また、上記ガラス板3は、本コンロ用ガラス天板1の裏面に着脱自在に取付けられた裏板6でガラス板3の裏面が押さえ付けられているので、裏板6と外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41との間でガラス板3の周縁部30が挟持される。従って、コーキング材Bによるガラス板3と外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41との接着力の負荷が軽減されるから、コーキング材Bの使用量を一層低減することができる。
一方、上記コーキング材Bが配置されたガラス板3の周縁部30の表面31は、外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41に覆われる構造となっている。従って、コーキング材Bが本コンロ用ガラス天板1の表側に露出されることはない。
しかも、上記外枠2および上記排気枠4の内縁フランジ部21,41の下面には、上記先端リブ部24よりも高さの低い第2リブ部27が先端リブ部24の外側に設けられているので、ガラス板3の組付け時にコーキング材Bが外枠2や排気枠4より内側のガラス板3表面に食み出ようとしても、先端リブ部24に達する前にこの第2リブ部27にせき止められてコーキング材Bが外枠2および排気枠4より内側のガラス板3表面に食み出てくるのを抑制することができる。
そして、この第2リブ部27は、上記先端リブ部24よりも高さが低いので、この第2リブ部27がガラス板3の周縁部30の表面31に当接されることはないから、この第2リブ部27がガラス板3に当接してガラス板3が外枠2および排気枠4の内縁フランジ部21,41との間でガタツキを生じさせることもない。
また、上記内縁フランジ部21,41の下面には、上記先端リブ部24の外側に溝部26が設けられているので、ガラス板3の装着時にコーキング材Bが外枠2および排気枠4より内側のガラス板3表面に食み出ようとしても、先端リブ部24に達する前にこの溝部26に収容されてコーキング材Bが外枠2および排気枠4より内側のガラス板3表面に食み出てくるのを抑制することができる。
さらに、上記内縁フランジ部21,41の先端に下方に突出させて設けた先端リブ部24がガラス板3の周縁部30の表面31に当接されるので、この先端リブ部24によってコーキング材Bが外枠2および排気枠4より内側のガラス板3表面に食み出してくるのを防止することができる。従って、コーキング材Bがガラス板3表面に露出して外観を損なうことはない。
このように、本実施の形態によるコンロ用ガラス天板1によれば、コーキング材Bの使用量を低減することができ、しかも、コーキング材Bがガラス板3表面に露出して外観を損なうこともない。
なお、本発明においては、上記実施の形態のものに限定されず、本発明の範囲内で適宜に設計変更を施すことが可能である。
例えば、図5(a)に示すように、外枠2aの内縁フランジ部21aの下面は、傾斜面25を設けずに単に平坦面25aとしてもよい。また、図5(b)に示すように、外枠2bの内縁フランジ部21b下面における先端リブ部24の外側には、上記溝部26に代えて複数の筋条26bを設けるものでもよい。なお、図5に示す各変形例は、上記排気枠4における内縁フランジ部41についても同様の変形を施すことは可能である。
また、上記ガラス板3は、外枠2で囲まれる枠内となる外枠2と排気枠4の内側領域に組付けられるようにするが、従来例(図6)のような排気部634と区画する仕切枠材633(但し、上記内縁フランジ部21(41)を備える)と外枠2とによる内側領域にガラス板3が組付けられるものでもよいし、また、排気枠4や仕切枠材633等がなく外枠2のみで囲まれる枠内にガラス板3が組付けられるものでもよい。
その他、本発明におけるコンロ用ガラス天板1は、ドロップインコンロに使用される他に、テーブルコンロや電磁誘導式コンロ等の各種コンロに使用されてもよい。
実施の形態に係るコンロ用ガラス天板を備えたドロップインコンロの概略構成を示した斜視図である。 実施の形態に係るコンロ用ガラス天板を下方から見た状態の分解斜視図である。 図1中のX−X断面であって、コンロ用ガラス天板の外枠部分における断面図である。 コンロ用ガラス天板を裏返した状態におけるガラス板および裏板の組付け過程を示した工程図である。 外枠の断面構造の他の例を示した断面図である。 従来のコンロ用ガラス天板の外観構成示した平面図である。 従来のコンロ用ガラス天板の外枠部分における断面図である。 従来のコンロ用ガラス天板におけるガラス板の組付け過程を示した工程図である。
符号の説明
1 コンロ用ガラス天板
2 外枠
3 ガラス板
6 裏板
4 排気枠
20 内側面
21 内縁フランジ部
22 凹溝
23 鉛直溝
24 先端リブ部
25 傾斜面
26 溝部
27 第2リブ部
30 ガラス板周縁部
31 表面
32 外側面
41 内縁フランジ部
610 係合片
B コーキング材


Claims (5)

  1. ガスコンロ等における天板であって、外枠とこの外枠で囲まれた枠内に配置されるガラス板とをコーキング材で接着させた構造のコンロ用ガラス天板において、
    上記枠内の構成部分は、内側面から内方に張出した内縁フランジ部と、この内縁フランジ部の先端を下方に突出させた先端リブ部とを有し、
    上記内縁フランジ部下面における基端部に塗布されたコーキング材上にガラス板周縁部の表面を配置して接着固定されていることを特徴とするコンロ用ガラス天板。
  2. 請求項1に記載のコンロ用ガラス天板において、
    上記内縁フランジ部の下面には、上記先端リブ部よりも高さの低い第2リブ部が先端リブ部の外側に設けられているコンロ用ガラス天板。
  3. 請求項1または2に記載のコンロ用ガラス天板において、
    上記コーキング材が塗布される内縁フランジ部下面の基端部は、内側面に向けて傾斜した傾斜面とされているコンロ用ガラス天板。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のコンロ用ガラス天板において、
    上記内縁フランジ部の下面には、上記先端リブ部の外側に溝部が設けられているコンロ用ガラス天板。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のコンロ用ガラス天板において、
    上記ガラス板は、本コンロ用ガラス天板の裏面に着脱自在に取付けられた裏板でガラス板の裏面が押さえ付けられているコンロ用ガラス天板。

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