JP2019073915A - 窓付きドア - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドア本体に対して窓部が面一に設けられた構成を前提にして、窓部をユニット化して着脱の容易化を図ることができる窓付きドアを提供すること。【解決手段】 ドア本体と、上記ドア本体に設けられた窓ユニット設置部と、上記ドア本体と同じ厚さであり上記窓ユニット設置部に着脱可能に設置された窓ユニットと、を具備し、これにより、上記ドア本体に対して窓部が面一に設けられた構成を前提にして、窓部を窓ユニットとしてユニット化し着脱の容易化を図ったもの。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、クリーンルームに設置され、ドア本体に対してガラス窓が面一に設けられた窓付きドアに係り、特に、窓部をユニット化して着脱の容易化を図ることができるように工夫したものに関する。
ドア本体に対してガラス窓が面一に設けられた窓付きドアの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1に記載された小窓を有する建築用フラッシュ面材を使用したドア板は概略次のような構成になっている。まず、四角形に組まれた芯材があり、この芯材の裏表両面には建築用フラッシュ面材としての板材がそれぞれ組み付けられている。上記板材には開口部が形成されていて、上記開口部の内周縁には小窓枠が設置されている。上記小窓枠の内周面には係合溝が形成されている。
上記小窓枠の内側には小窓が設置されている。すなわち、上記小窓の外周部には保持部材があり、この保持部材には保持突起が突設されていて、この保持突起が上記小窓枠の係合溝に係合・保持されている。また、上記保持部材には取り付け面部が設けられていて、この取付面部の表裏両端側には支持部があり、この支持部の先端にはタイト材が装着されている。上記取付面部と上記支持部と上記タイト材によって囲まれた部分がダム部となっており、このダム部に接着剤が塗布されていて、この接着剤を介して裏表両面にガラス板がそれぞれ接着・固定されている。また、上記板材と上記ガラス板の間に段差はなく、上記ドア板の裏表両面は面一になっている。このように構成することで、例えば、上記ドア板の裏表両面の塵埃の堆積を防止することが期待できる。
実開平5−69286号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、特許文献1に記載された構成によると、上記ドア板の裏表両面は面一になっているものの、小窓がユニット化されていないために、その着脱が困難であるという問題があった。以下、詳しく説明する。
まず、小窓を小窓枠に設置する場合であるが、まず、小窓枠の係合溝に保持部材の係合突起を係合させて設置し、次いで、その保持部材の表裏両面にガラス板をそれぞれ接着しなければならない。
また、ガラス板の破損等により小窓を交換する場合には、まず、上記保持部材の表裏両面に接着・固定されているガラス板を撤去し、次いで、上記保持部材を上記小窓枠から撤去しなければならない。
このように、小窓の着脱は困難でありその改善が要求されていた。
本発明は、このような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、ドア本体に対して窓部が面一に設けられた構成を前提にして、窓部をユニット化して着脱の容易化を図ることができる窓付きドアを提供することにある。
上記課題を解決するべく請求項1に記載された窓付きドアは、ドア本体と、上記ドア本体に設けられた窓ユニット設置部と、上記ドア本体と同じ厚さであり上記窓ユニット設置部に着脱可能に設置された窓ユニットと、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載された窓付きドアは、請求項1記載の窓付きドアにおいて、上記ドア本体から上記窓ユニット設置部内に突設されたドア本体側連結部と、上記窓ユニットから外方に突設された窓ユニット側連結部と、上記ドア本体側連結部と上記窓ユニット側連結部を連結する連結手段と、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載された窓付きドアは、請求項2記載の窓付きドアにおいて、上記連結手段は固定ネジであることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載された窓付きドアは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニット設置部に上記窓ユニットを設置した状態で上記窓ユニットの外周に隙間が形成され、上記隙間はパッキンにより面一に閉塞されていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載された窓付きドアは、請求項4記載の窓付きドアにおいて、上記隙間内には上記パッキンを支持するパッキン支持部材が設置されていることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載された窓付きドアは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニットは一対の光透過板と上記一対の光透過板間に介挿されたスペーサとから構成されていて、上記スペーサには乾燥剤が設置されていることを特徴とするものである。
以上述べたように、請求項1記載の窓付きドアによると、ドア本体と、上記ドア本体に設けられた窓ユニット設置部と、上記ドア本体と同じ厚さであり上記窓ユニット設置部に着脱可能に設置された窓ユニットと、を具備したため、上記ドア本体と上記窓ユニットを同じ厚さとすることで上記窓付きドアの裏表両面と面一にするとともに、窓部を上記窓ユニットにユニット化して上記窓ユニットを上記ドア本体の上記窓ユニット設置部に着脱することで上記窓部の着脱を容易に行うことができる。
また、請求項2に記載された窓付きドアは、請求項1記載の窓付きドアにおいて、上記ドア本体から上記窓ユニット設置部内に突設されたドア本体側連結部と、上記窓ユニットから外方に突設された窓ユニット側連結部と、上記ドア本体側連結部と上記窓ユニット側連結部を連結する連結手段と、を具備したため、上記窓ユニットの着脱を容易に行うことができる。
また、請求項3に記載された窓付きドアは、請求項2記載の窓付きドアにおいて、上記連結手段は固定ネジであるため、上記窓ユニットを確実に固定できるとともに、上記窓ユニットの着脱を容易に行うことができる。
また、請求項4に記載された窓付きドアは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニット設置部に上記窓ユニットを設置した状態で上記窓ユニットの外周に隙間が形成され、上記隙間はパッキンにより面一に閉塞されているため、塵埃の堆積を防止することができるともに美感の向上を図ることができる。
また、請求項5に記載された窓付きドアは、請求項4記載の窓付きドアにおいて、上記隙間内には上記パッキンを支持するパッキン支持部材が設置されているため、上記パッキンの隙間内への過剰な入り込みを防止することができ、それにより、上記効果を高めることができる。
また、請求項6に記載された窓付きドアは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニットは一対の光透過板と上記一対の光透過板間に介挿されたスペーサとから構成されていて、上記スペーサには乾燥剤が設置されているため、上記窓ユニット内の湿度を減少させて上記窓ユニット内部の結露を防止することができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、窓付きドアの正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図1のII部の拡大図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3(a)は図2のIIIa−IIIa断面図、図3(b)は図3(a)のIIIb部の拡大図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、スペーサ同士の連結部の分解斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図5(a)は両面接着テープによってスペーサにガラス板を貼り合わせる様子を示した分解斜視図、図5(b)は両面接着テープによってスペーサにガラス板を貼り合わせた状態を示す斜視図、図5(c)は接着剤でスペーサとガラス板を固定した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、窓ユニットをドア本体に設置する様子を示した分解断面図である。
以下、図1乃至図6を参照しながら、本発明の一実施の形態について説明する。
図1に示すように、この一実施の形態による窓付きドア1は、部屋3の壁面5に設けられた出入口7に設置される。上記窓付きドア1の図1中右端と上記出入口7の図1中右側の縁は蝶番9、9によって回動可能に連結されている。また、上記窓付きドア1の図1中上端と上記出入口7の図1中上側の縁はダンパ11によって連結されていて、上記ダンパ11によって上記窓付きドア1が急激に閉じられることを防止している。
上記窓付きドア1にはドア本体21がある。このドア本体21には、図1に示すように、枠体23がある。この枠体23は、図1中左右両端に設置され上下方向に延長された側面側枠材25、25と、上記側面側枠材25、25の図1中上端側を連結する上側枠材27と、上記側面側枠材25、25の図1中下端側を連結する下側枠材29と、から基本的に構成されている。また、図1及び図2に示すように、上記枠体23には、上記側面側枠材25、25間の図1中上側に連結された窓用上側枠材31と、上記窓用上側枠材31の図1中下側で上記側面側枠材25、25間に連結された窓用下側枠材33と、上記窓用上側枠材31と上記窓用下側枠材33の間に所定の間隔で連結された窓用側面側枠材35、35と、が設けられている。上記側面側枠材25、25、上側枠材27、下側枠材29、窓用上側枠材31、上記窓用下側枠材33、及び、上記窓用側面側枠材35、35は、例えば、アルミニウム製である。
また、図3に示すように、上記窓用側面側枠材35にはアダプタ係合部36、36が形成されている。これらアダプタ係合部36、36にはアダプタ37が係合されている。上記アダプタ37にはドア本体側連結部39が突出・形成されている。また、このドア本体側連結部39の複数箇所には下孔40が形成されている。
また、図2に示すように、上記窓用上側枠材31にも、アダプタ係合部36、36が形成されていて、これらアダプタ係合部36、36にはアダプタ37、37が係合されている。上記窓用下側枠材33にも、アダプタ係合部36、36が形成されていて、これらアダプタ係合部36、36にはアダプタ37、37が係合されている。
また、上記ドア本体21にはドアノブ41、41(図1中紙面垂直方向奥側のドアノブ41は図示せず)が回動操作可能に設置されている。上記窓付きドア1が上記出入口7を閉じた状態は、上記ラッチボルト43の先端側が上記出入口7の図1中左側の内周面に係合されることにより保持されているが、上記ドアノブ41の回動操作により、上記ラッチボルト43が図1中右側に移動されと、上記窓付きドア1の開放が可能となる。
また、上記ドア本体21の上記枠体23の表裏両面には化粧板51、51が取り付けられていて、これら化粧板51、51間には芯材60が介挿されている。上記化粧板51には窓ユニット用貫通孔53が形成されている。図1乃至図3に示すように、上記アダプタ37、37、37、37に囲まれた空間と上記窓ユニット用貫通孔53、53によって窓ユニット設置部55が形成されている。既に説明した上記アダプタ37のドア本体側連結部39は、図3(b)に示すように、上記窓ユニット設置部55内に(図3(b)中右側に)突出されている。
図1乃至図3に示すように、上記窓ユニット設置部55には、窓ユニット61が設置されている。上記窓ユニット61には、光透過板としての一対のガラス板63、63と、これらガラス板63、63間に介挿されたスペーサ65と、がある。上記ガラス板63は、例えば、表面にセラミック印刷を施された強化ガラスであり、角丸四角形状をなしている。上記スペーサ65は、図2に示すように、4個の辺部スペーサ67、67、67、67を角部スペーサ69、69、69、69によって連結した構成になっており、外形が上記ガラス板63と同じ角丸四角形状をなしている。
上記辺部スペーサ67は、例えば、アルミニウム製で、図4に示すように、両端が開口された中空形状で略三角形の横断面形状をなしており、外側(図4中上側の辺部スペーサ67においては図4中右側、図4中下側の辺部スペーサ67においては図4中下側)に窓ユニット側連結部71が突出・形成されている。上記窓ユニット側連結部71には連結用貫通孔73が形成されている。上記辺部スペーサ67内には乾燥剤ケース75が内装されており、この乾燥剤ケース75内には乾燥剤77が充填されている。この乾燥剤ケース75には、図3(b)に示すように、複数の通気孔79が形成されている。また、図3(b)に示すように、上記辺部スペーサ67の窓ユニット61内部側(図3(b)中右側)にも、複数の通気孔81が形成されている。
また、上記角部スペーサ69も、例えば、アルミニウム製で、図4に示すように、上記角部スペーサ69の両端側には連結用凸部82、82が突出・形成されている。上記連結用凸部82、82を辺部スペーサ67、67の端部に挿入することにより2本の上記辺部スペーサ67、67が連結されている。
また、図3(b)に示すように、上記辺部スペーサ67の幅方向(図3(b)中上下方向)両端面と上記角部スペーサ69の幅方向(図3(b)中上下方向)両端面は、上記スペーサ65を構成した際、段差がなく連続するように構成されている。
また、図3(b)、図5(a)、図5(b)、及び、図5(c)に示すように、上記スペーサ65と上記ガラス板63、63は、例えば、ブチルゴム製の両面接着テープ83と、接着剤85によって接着・固定されている。上記両面接着テープ83は、上記スペーサ65の幅方向(図3(b)中上下方向)両端と上記ガラス板63、63の間に介挿されており、上記接着剤85は、上記ガラス板63、63と上記スペーサ65の間に生じ、上記窓ユニット61の外周側(図3(b)中左側)に開口された凹部87に充填されている。上記両面接着テープ83と上記接着剤85によって、上記ガラス板63、63と上記スペーサ65によって囲まれた空間である空気層89が密閉されている。
なお、上記両面接着テープ83は、図5(a)に示すように、上記辺部スペーサ67や上記角部スペーサ69の幅方向(図5(a)中左右方向)両端面に、それぞれ配置されている。
また、図3(b)、図6に示すように、上記辺部スペーサ67の窓ユニット側連結部71には、パッキン支持部材としてのチャンネル材91が当接・配置されている。上記チャンネル材91は、例えば、アルミニウム製であり、連結用貫通孔92が形成されている。また、タッピングネジである連結手段としての固定用ネジ93を上記チャンネル材91の連結用貫通孔92と上記窓ユニット側連結部71の連結用貫通孔73を通して、上記ドア本体側連結部39の下孔40に螺合させることで、上記窓ユニット61と上記チャンネル材91が上記ドア本体21に固定されている。
上記チャンネル材91の設置作業と上記固定用ネジ93の締結作業は、上記窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置した際に生じる隙間94(図3(b)に示す)を介して行われる。
また、図3(b)に示すように、上記窓ユニット61と上記ドア本体21との間の隙間は、パッキン95、97によって、面一の状態で閉塞されている。上記パッキン95、97は、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム製であり、角丸四角形であって略環状に形成されている。上記パッキン95は上記チャンネル材91によって支持されていて、上記窓付きドア1の内側(図3(b)中上側)への落ち込みが規制されている。それによって、上記面一の状態を保持している。また、上記ドア本体側連結部39には、パッキン支持部材としてのバックアップ材99が設置されている。上記バックアップ材99は、例えば、発泡ポリエチレン製である。上記パッキン95は上記バックアップ材99によって支持されていて、上記窓付きドア1の内側(図3(b)中下側)への落ち込みが規制されている。それによって、上記面一の状態を保持している。
また、図3(a)に示すように、上記ドア本体21と上記窓ユニット61の厚さ(図3(a)中上下方向の大きさ)が同じに設定されているとともに、既に説明したように上記窓ユニット61と上記ドア本体21との間の隙間は、パッキン95、97によって、面一の状態で閉塞されているので、上記窓付きドア1の裏表両面(図3(a)上側の面及び下側の面)が面一になるように構成されている。このように上記窓付きドア1の裏表両面を面一とすることによって、塵埃の堆積を防止するとともに美感の向上を図っている。
図3(b)に示すように、化粧板51、51の窓ユニット用貫通孔53の縁部が、上記窓付きドア1内部側(図3(b)中上側又は下側)に屈曲されているとともに、上記ガラス板63の縁部にも面取加工が施されている。そして、上記窓ユニット用貫通孔53の縁部と上記ガラス板63の縁部に、上記パッキン95、97の表面側(図3(b)中上側又は下側)の端部から幅方向(図3(b)中左右方向)両側に突出された閉塞用凸部101、101が当接されることで、上記窓ユニット61と上記ドア本体21との間の隙間が完全に閉塞されている。また、上記ドア本体21と上記窓ユニット61、及び、上記パッキン95、97に段差が生じず、上記窓付きドア1の図3(a)上側の面及び下側の面が面一となっている。
また、上記パッキン95、97には係合凸部103が形成されていて、上記係合凸部103が上記ドア本体21の上記窓ユニット設置部55の縁部、すなわち、上記窓用上側枠材31、上記窓用下側枠材33、及び、上記窓用側面側枠材35、35の上記窓ユニット設置部55側の端部に係合されることで、上記パッキン95、97が固定されている。
なお、図3(b)には、上記窓用側面側枠材35の上記窓ユニット設置部55側の端部(図3(b)中右端)に上記パッキン95、97の係合凸部103、103が係合されている様子が示されている。
次に、窓ユニット61のドア本体21に対する着脱について説明する。
まず、上記窓ユニット61を上記ドア本体21に取り付ける場合には次のような作業を行う。
最初に、上記ドア本体21の窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置し、ドア本体側連結部39と窓ユニット側連結部71を当接させる。
次に、上記窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置した際に生じる隙間94を介してチャンネル材91を設置し、固定用ネジ93によって上記チャンネル材91と上記窓ユニット61を上記ドア本体21に固定する。
次に、バックアップ材99を設置するとともに、パッキン95、97を上記窓ユニット61と上記ドア本体21との隙間に嵌め込む。
これで上記窓ユニット61の上記ドア本体21への取り付けは完了する。
また、上記窓ユニット61を上記ドア本体21から取り外す場合には次のような作業を行う。
最初に、パッキン95、97を撤去する。
次に、固定用ネジ93を外し、上記チャンネル材91と上記窓ユニット61を上記ドア本体21から取り外す。
これで、上記窓ユニット61の上記ドア本体21からの取り外しが完了する。
次に、この一実施の形態による窓付きドア1の効果について説明する。
まず、窓部を窓ユニット61としてユニット化しているので着脱作業の容易化を図ることができる。すなわち、パッキン95、97を撤去した状態で、ドア本体側連結部39と窓ユニット側連結部71を連結・固定している固定用ネジ93を締めたり緩めたりするだけで、上記窓ユニット61の着脱が可能な構成になっているからである。
また、ドア本体21と窓ユニット61は同じ厚みであり、且つ、窓ユニット設置部55と窓ユニット61の隙間をパッキン95、97によって面一に閉塞する構成になっているので、上記窓付きドア1の裏表両面を面一とする構成を担保することができる。
また、上記パッキン95、97の内側にはチャンネル91、支持部材99が設置されているので、上記パッキン95、97の隙間94内への過剰な落ち込みを防止して面一の状態を確実に保持することができるので、上記効果を高めることができる。
また、上記窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置した際に、指が入る程度の隙間94が形成される構成になっているので、上記窓ユニット61の着脱を更に容易に行うことができる。
また、上記固定用ネジ93は上記隙間94の位置に位置しているので、図示しない治具を挿し込んで上記固定用ネジ93を締めたり緩めたりする作業も容易である。
また、既に説明したように、上記窓ユニット61は上記固定用ネジ93によって固定されており、例えば、単なる係合構造により固定される場合に比べて、上記窓ユニット61を上記ドア本体21に対して確実に固定することができる。
また、既に説明したように、上記窓ユニット61と上記ドア本体21との間の隙間は、パッキン95、97によって閉塞されているため、室3の外部から内部への異物の侵入を確実に防止することができる。
また、上記スペーサ65には乾燥剤77が設置されているため、上記空気層89の湿度を減少させて、上記窓ユニット61内部の結露を防止することができる。
なお、本発明は、前記一実施の形態に限定されるものではない。
前記一実施の形態の場合には、ドア本体側連結部と窓ユニット側連結部を固定ねじによって締結・締結解除することにより着脱するようにしたが、着脱の構成はそれに限定されるものではなく、様々な構成が考えられる。
また、光透過板としてガラス板を用いたが、その他にも、アクリル板等、様々な材質のものを用いることが考えられる。
また、複数の窓ユニット収容部を設けて、ドア本体に複数の窓ユニットを設置する場合も考えられる。
また、乾燥剤を乾燥剤ケース内に充填して設置しているが、乾燥剤そのものをスペーサ内に設置してもよい。
また、パッキンがドア本体側連結部や窓ユニット側連結部に当接される大きさであれば、パッキン支持部材を設置しない構成とすることも考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、例えば、クリーンルームに設置され、ドア本体に対してガラス窓が面一に設けられた窓付きドアに係り、特に、窓部をユニット化して着脱の容易化を図ることができるように工夫したものに関し、例えば、食品工場のクリーンルームのドアに好適である。
1 窓付きドア
21 ドア本体
39 ドア本体側連結部
55 窓ユニット設置部
61 窓ユニット
63 ガラス板(光透過部材)
65 スペーサ
71 窓ユニット側連結部
77 乾燥剤
89 空間
91 チャンネル材(パッキン支持部材)
93 固定用ネジ(連結手段)
95 パッキン
97 パッキン
99 パックアップ材(パッキン支持部材)

Claims (6)

  1. ドア本体と、
    上記ドア本体に設けられた窓ユニット設置部と、
    上記ドア本体と同じ厚さであり上記窓ユニット設置部に着脱可能に設置された窓ユニットと、
    を具備したことを特徴とする窓付きドア。
  2. 請求項1記載の窓付きドアにおいて、
    上記ドア本体から上記窓ユニット設置部内に突設されたドア本体側連結部と、
    上記窓ユニットから外方に突設された窓ユニット側連結部と、
    上記ドア本体側連結部と上記窓ユニット側連結部を連結する連結手段と、
    を具備したことを特徴とする窓付きドア。
  3. 請求項2記載の窓付きドアにおいて、
    上記連結手段は固定ネジであることを特徴とする窓付きドア。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の窓付きドアにおいて、
    上記窓ユニット設置部に上記窓ユニットを設置した状態で上記窓ユニットの外周に隙間が形成され、上記隙間はパッキンにより面一に閉塞されていることを特徴とする窓付きドア。
  5. 請求項4記載の窓付きドアにおいて、
    上記隙間内には上記パッキンを支持するパッキン支持部材が設置されていることを特徴とする窓付きドア。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の窓付きドアにおいて、
    上記窓ユニットは一対の光透過板と上記一対の光透過板間に介挿されたスペーサとから構成されていて、
    上記スペーサには乾燥剤が設置されていることを特徴とする窓付きドア。
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