JP2006009687A - イグナイタ - Google Patents

イグナイタ Download PDF

Info

Publication number
JP2006009687A
JP2006009687A JP2004188035A JP2004188035A JP2006009687A JP 2006009687 A JP2006009687 A JP 2006009687A JP 2004188035 A JP2004188035 A JP 2004188035A JP 2004188035 A JP2004188035 A JP 2004188035A JP 2006009687 A JP2006009687 A JP 2006009687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
igniter
voltage circuit
low
circuit board
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004188035A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
山口  剛
Gonosuke Inamura
豪之助 稲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004188035A priority Critical patent/JP2006009687A/ja
Publication of JP2006009687A publication Critical patent/JP2006009687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【目的】
制御装置を付加したイグナイタであっても従来より大型化しないイグナイタを提供する。
【解決手段】
内燃機関用点火装置に内蔵するイグナイタにおいて、当該イグナイタにはスイッチング素子と制御素子とを備え、前記各素子は他の構成部品と共に基板上に配置され、当該各部品をケースに収納しモールド樹脂により一体化されたイグナイタにおいて、前記基板は低圧回路と高圧回路に分割し、当該低圧回路基板と高圧回路基板を階層構造で構成したことを特徴とするイグナイタとする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ケース内にコア部分を配置し、ケース内部を樹脂でモールドすることによって形成されるイグナイタに関する。
従来技術による、点火コイル及び外部接続用1次端子をイグナイタの外装ケースと一体化で形成し、内部に配置される部品実装基板等を樹脂にてモールドした点火装置が提案されている。このような点火装置に用いられるイグナイタ部分の上面図を図4に、当該図4の部分側面断面図を図5にそれぞれ示す。
図4と図5においては、イグナイタケース部130内に配置されるイグナイタコア部はヒートシンク220上に配置される駆動素子35と電子部品を搭載するセラミック配線基板30で構成され、それぞれの部品はワイヤボンディング等により配線された後に、当該ケース内に樹脂を充填しモールドされている。そして当該ヒートシンク220は銅などの熱伝導性のよい平板面材料を所定の寸法でカットする以外は特別な加工を行うことなく用いられ、当該平板面上には基板30が接着剤37を用いて固定されており、また、要部をワイヤボンディング等により電気的接続を施すことでイグナイタコア部を形成している。また当該イグナイタコア部はイグナイタケース部130に収容され、当該ケース部内部にモールド樹脂60を注入硬化しイグナイタを完成している。
このようなイグナイタにおいては、近時点火制御のための信号検出や出力、またはECUからの点火信号を入力し制御する制御装置等の付加が行われ、具体的には点火後のシリンダ内のイオン電流を検出し、波形成形をすると共にECUへ信号を出力するICを備えたイグナイタが提案され、従来と比して実装面積が拡大している。これによって当該制御装置を搭載する基板の大型化と共にイグナイタ周りの部品が大型化するといった問題が生じている。
本発明はこのような課題に鑑み、制御装置を付加したイグナイタであっても従来より大型化しないイグナイタを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため本発明は、次のような構成とする。すなわち請求項1においては、内燃機関用点火装置に内蔵するイグナイタにおいて、当該イグナイタにはスイッチング素子と制御素子とを備え、前記各素子は他の構成部品と共に基板上に配置され、当該各部品をケースに収納しモールド樹脂により一体化されたイグナイタにおいて、前記基板は低圧回路と高圧回路に分割し、当該低圧回路基板と高圧回路基板を階層構造で構成したことを特徴とするイグナイタとする。
また、制御素子をイオン電流検出装置としてもよいし、前記点火装置は内燃機関のプラグホールに1次コイルと2次コイルと鉄心とから構成する点火コイル部を挿入するペンシル型点火装置であり、イグナイタはプラグホール上面から突出した位置に配置される部分に配置されたイグナイタとしてもよい。
さらに、低圧回路基板と高圧回路基板とを同寸法で構成してもよいし、イグナイタ部のインサート成型された端子を曲げ加工し、低圧回路基板と高圧回路基板との階層構造が当該曲げ端子部で保持してもよい。
以上の構成によって、イグナイタ構成回路を上下方向複数枚でビルドアップ構造となる階層構造で構成でき、イグナイタの平面面積を小型化できる。加えて分割する構成素子を高圧用と低圧用に分けることによって、特に高圧側では小型を行いつつ絶縁距離が有効に取れ、品質上良好なイグナイタが提供できる。
また、近時需要が増加しているイオン電流検出機能付き点火装置において、イグナイタにイオン電流検出装置としてのICを搭載する場合においても本発明は有効なものである。当該点火装置は主にプラグホールに1次コイルと2次コイル、鉄心等点火コイル部を埋設し、この上部にイグナイタ部を一体化してなる点火装置であるが、プラグホールから突出するイグナイタ部の小型化に関しても有効な構成となる。
さらに、低圧側基板と高圧側基板を同寸法にすることで、同基板面積の基板加工工数が削減できると共に、従来の端子を折り曲げる工程のみで各基板間の間隔が維持できるために従来の工程を大きく変更することなく本発明の構成を実現可能である。
次に本発明の実施例について説明する。図1乃至3は本発明の実施例を説明する図であり、図3は点火コイルを備える点火装置の側面断面図を示し、上部円点線部のイグナイタ10付近部分拡大図のうち、上面図を図1に、当該図1の部分側面図を図2にそれぞれ示す。本点火装置においては、近時普及が増加し、市場の占有が高いプラグホールに点火コイル部分を埋設する点火装置を示している。
図3において点火装置の概要を説明すると、点火装置は略円筒状に形成される鉄芯101と、当該鉄芯101の外周においてボビンに巻回される2次コイル102とさらにその外周に配置されるボビンに巻回される1次コイル103とからなる点火コイル部分と、当該点火コイル部分を収容する点火コイルケース120があり、当該点火コイルケース120の下端には図示しない点火プラグに装着され当該点火コイルから得られる2次高電圧を出力する高圧出力部110が備えられている。当該高圧出力部110は2次端子としてバネ状の2次端子とゴム等の弾性材からなる点火プラグカバー部とから構成されている。
また、点火コイルケース120の上端には1次端子部140が形成され、自動車から得られる12V電源が供給されている。本実施例においては、当該1次端子部140は後述のイグナイタケース部130と一体のケースで形成されている。当該イグナイタケース部130の部分拡大図として図1に上面図を、また、この側面図を図2に示す。図1と2において、イグナイタケース部130内部を上面を開口したコ字状に形成することで内部にイグナイタコア部11を配置する空間を備え、当該イグナイタコア部11は、主に駆動制御用ICを中心とする電子部品がアルミナ等で形成されたセラミックで形成される高圧回路基板32と、主に1次電流の遮断または通電といったスイッチングを行うIGBT等で形成された駆動素子35を搭載する低圧回路基板30とから構成されている。当該駆動素子35はIGBTで構成されても良い。また当該高圧回路基板32と低圧回路基板30とには、付加機能を持たせるための回路パターンの印刷、及び電子部品のマウントが成されて配線、配置されている。また、当該基板30の背面には放熱用ヒートシンク20が密着している。これら高圧回路基板32と低圧回路基板30、電子部品、駆動素子35、及び放熱用ヒートシンク20によりイグナイタコア部11が構成され、当該イグナイタコア部11は上述のようにプラスチック形成された外装ケースとなるイグナイタケース部130内に収められた後にモールド樹脂60で固定されイグナイタ10を形成している。また前記イグナイタ10を構成する電子部品や駆動動素子、また外部接続用1次端子はワイヤボンディング等の手法にて電気的に接続されている。
なお、上記駆動制御ICは、近時普及の進むイオン電流検出装置を備えたものであってもよい。当該イオン電流検出装置とは、燃焼工程後に燃焼室内に発生するイオン電流を検出し、イオン波形を生成し、点火装置外のエンジン制御システム(ECU)へ波形出力を行う装置であり、主にはイオン電流検出部とイオン電流処理部、及び波形成形部等から構成されている。当該イオン電流検出回路付きイグナイタは、プラグ間に一定の直流電圧を印可するための高圧電源回路と、エンジン燃焼火炎により流れるイオン電流を検出する回路及び及びECUにイオン電流を電圧へ変換し出力する回路及びイグナイタのIGBTゲート部を制御する低圧回路部とで構成されるために、高圧回路部と低圧回路部とは別の基板上に構成することが望ましく、本実施例の通り階層状の基板構造としている。
また、上下の配線基板は同寸法で形成することが望ましい。すなわち、製造工程において異なる寸法の基板を準備しなくとも、同寸法であれば加工工数が削減でき、さらに従来と同じ端子40を使用する場合には、端子40の一部を折り曲げることで上方基板の固定具を兼用できるといった利点がある。
本発明の技術を適用したイグナイタの上面図を示す 図1の部分側面断面図を示す 本発明の点火装置の側面断面図を示す 従来の技術を適用したイグナイタの上面図を示す 図5の部分側面断面図を示す
符号の説明
10 イグナイタ
11 イグナイタコア部
20 ヒートシンク
30 低圧回路基板
32 高圧回路基板
35 駆動素子
40 端子
60 モールド樹脂
100 点火コイル
101 鉄芯
102 2次コイル
103 1次コイル
110 高圧出力部
120 点火コイルケース
130 イグナイタケース部
140 1次端子部

Claims (5)

  1. 内燃機関用点火装置に内蔵するイグナイタにおいて、当該イグナイタにはスイッチング素子と制御素子とを備え、前記各素子は他の構成部品と共に基板上に配置され、当該各部品をケースに収納しモールド樹脂により一体化されたイグナイタにおいて、前記基板は低圧回路と高圧回路に分割し、当該低圧回路基板と高圧回路基板を階層構造で構成したことを特徴とするイグナイタ。
  2. 制御素子をイオン電流検出装置としたことを特徴とする請求項1記載のイグナイタ。
  3. 点火装置は内燃機関のプラグホールに1次コイルと2次コイルと鉄心とから構成する点火コイル部を挿入するペンシル型点火装置であり、イグナイタはプラグホール上面から突出した位置に配置される部分に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のイグナイタ。
  4. 低圧回路基板と高圧回路基板とを同寸法で構成したことを特徴とする請求項1に記載のイグナイタ。
  5. イグナイタ部のインサート成型された端子を曲げ加工し、低圧回路基板と高圧回路基板との階層構造が当該曲げ端子部で保持されていることを特徴とする請求項1に記載のイグナイタ。
JP2004188035A 2004-06-25 2004-06-25 イグナイタ Pending JP2006009687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004188035A JP2006009687A (ja) 2004-06-25 2004-06-25 イグナイタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004188035A JP2006009687A (ja) 2004-06-25 2004-06-25 イグナイタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006009687A true JP2006009687A (ja) 2006-01-12

Family

ID=35777202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004188035A Pending JP2006009687A (ja) 2004-06-25 2004-06-25 イグナイタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006009687A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133826A (ja) * 2006-11-01 2008-06-12 Diamond Electric Mfg Co Ltd 内燃機関用点火装置用イグナイタ
JP2008248783A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Diamond Electric Mfg Co Ltd イグナイタ
WO2011078404A2 (en) 2009-12-22 2011-06-30 Yazaki Corporation Hybrid circuit
DE102012105513A1 (de) 2011-06-28 2013-01-03 Yazaki Corporation Hybridschaltkreis
US8441805B2 (en) 2009-02-09 2013-05-14 Yazaki Corporation Circuit board mounting structure of compound circuit

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133826A (ja) * 2006-11-01 2008-06-12 Diamond Electric Mfg Co Ltd 内燃機関用点火装置用イグナイタ
JP2008248783A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Diamond Electric Mfg Co Ltd イグナイタ
US8441805B2 (en) 2009-02-09 2013-05-14 Yazaki Corporation Circuit board mounting structure of compound circuit
WO2011078404A2 (en) 2009-12-22 2011-06-30 Yazaki Corporation Hybrid circuit
US9117735B2 (en) 2009-12-22 2015-08-25 Yazaki Corporation Hybrid circuit
DE102012105513A1 (de) 2011-06-28 2013-01-03 Yazaki Corporation Hybridschaltkreis
US9205747B2 (en) 2011-06-28 2015-12-08 Yazaki Corporation Hybrid circuit
DE102012105513B4 (de) * 2011-06-28 2016-03-31 Yazaki Corporation Hybridschaltkreis

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1883282B1 (en) Electronic apparatus
US20070012301A1 (en) Ignition coil and method for manufacturing an ignition coil
US6255930B1 (en) Ignition device for internal combustion engine
JP2006009687A (ja) イグナイタ
JP4732742B2 (ja) 点火コイル
JP3533139B2 (ja) 内燃機関用点火装置および点火制御回路装置
JP3834559B2 (ja) 内燃機関用点火コイルの作製方法および内燃機関用点火コイル
JP4063304B2 (ja) 内燃機関用点火装置
US6882259B1 (en) Using a circuit board for ignition coil internal connections
JP2006108630A (ja) 点火コイル及びその製造方法
JP6742280B2 (ja) イグナイタ
JP2005299608A (ja) イグナイタ
JP4209414B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2005299609A (ja) イグナイタ
JP7204807B2 (ja) 内燃機関用点火コイル装置
JP2004200656A (ja) 点火コイル
JP2008133826A (ja) 内燃機関用点火装置用イグナイタ
CN111448629A (zh) 内燃机用点火线圈装置
JP2005299607A (ja) イグナイタケース構造とこれを用いた点火装置
JP2000243639A (ja) 内燃機関の点火制御装置
JP2005310868A (ja) コイル部品
JP4299153B2 (ja) 車両用ホーン
CN113015849A (zh) 用于内燃机的点火线圈及其制造方法
JP2004128191A (ja) 点火コイル
JPH06317243A (ja) 内燃機関用点火コイル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100309