JP2006008220A - 緩衝部材および緩衝容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物品収納時の耐衝撃性に優れ、安価でリサイクルが容易な紙製の段ボールよりなる緩衝部材および緩衝容器を提供する。
【解決手段】 物品収納時の耐衝撃性に優れ、かつ安価でリサイクルが容易な紙製の段ボール材よりなる緩衝部材1であって、波形板6とライナ7とを有する紙製の段ボール材2が複数重合された積層体3を有し、波形板6の目6aの方向が上下方向に設定されており、積層体3の上面と下面の少なくとも一方に、物品Aを収納する凹部4が、段ボール材2の座屈により形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばパソコンの液晶表示装置や各種精密部品などの物品の保管や輸送時に衝撃から保護するために梱包材として使用される緩衝部材および緩衝容器に関する。
従来、発泡スチロールのような緩衝部材は、例えばパソコンの液晶表示装置などの電子機器、家電などの電気機器、自動車などの車両で用いる精密部品のような物品の保管や輸送時に衝撃から保護するための梱包材として多く用いられている。しかし、前記発泡スチロールは軽量で耐衝撃性を有するものの、高い位置から落下させた場合のような、大きな衝撃力に対する緩衝効果は十分といえない。紙製段ボールのような梱包材に比べると、高価であり、しかも嵩張るので使用後の処分や取扱いが煩わしく、リサイクルコストも高くつく。また、プラスチックシートを主材とする緩衝ボードとして、中空層を有する緩衝部材の一部を、収納する物品の形状に対応した凹形状に成形してなるものが知られている(例えば特許文献1参照)。この緩衝ボードは、軽量で耐衝撃性を有し、前記発泡スチロール製の緩衝部材のように嵩張らないので、使用後の処分や取扱いが比較的簡便に行える。
特開2003−81348号公報
ところが、前記緩衝ボードは、大きな衝撃力に対する緩衝効果はかなり高いと予測されるが、プラスチックシートを主材としているので、前記発泡スチロール製の緩衝部材と同様、高価であり、リサイクルコストも高くつくため、コストパフォーマンスからみて適切ではない。
そこで、本発明は、物品収納時の耐衝撃性に優れ、かつ安価でリサイクルが容易な紙製の段ボール材からなる緩衝部材および緩衝容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る緩衝部材は、波形板とライナとを有する紙製の段ボール材が複数重合された積層体を有し、前記波形板の目の方向が上下方向に設定されており、前記積層体の上面と下面の少なくとも一方に、物品を収納する凹部が、段ボール材の座屈により形成されている。
この構成によれば、段ボール材で形成されるので、軽量かつ安価で、しかもリサイクルが容易かつ低コストで行えて省資源的に優れる。また、段ボール材を用いるにもかかわらず、その波形板の目の方向が上下方向に設定されているので、上下方向の荷重に対する支持強度が大きく、耐屈曲性に優れる。さらに、凹部を形成する段ボール材の座屈部分は、蛇腹状となって適度なクッション性を有するので、前記凹部に収納した物品に対してクッション作用を与え、上下方向の荷重を効率的に吸収し、前記物品を衝撃から効果的に保護できる。
本発明の好ましい実施形態では、前記積層体の上面と下面の少なくとも一方に補強シートが固着されている。この構成によれば、上下方向の荷重は補強シートの全面にかかるので、補強シートが存在しない場合に比べ、前記荷重によって波形板の目が局部的に押し潰されることがないので、上下方向の荷重に対する支持強度が一層大きくなり、耐衝撃性および耐屈曲性が一層高められる。
また、本発明に係る緩衝容器では、一対の前記緩衝部材が上下に重合されて、前記凹部に物品を収納させるようになっている。
この構成によれば、物品が上下の緩衝部材のクッション性を持つ凹部に収納されるので、上下方向の荷重に対する支持強度が大きく、耐衝撃性および耐屈曲性が優れる。このように、緩衝容器が優れた耐衝撃性および耐屈曲性を備えているので、衝撃からの保護が要求される物品の収納に適する。また、緩衝容器はすべて紙製の段ボールからできているので、使用後のリサイクルも容易である。
本発明の緩衝部材および緩衝容器によれば、段ボール材で形成されるので、軽量かつ安価で、しかもリサイクルが低コストで容易に行えて省資源的に優れる。また、物品を収納する凹部を形成する段ボール材の座屈部分が、蛇腹状となって適度なクッション性を有するので、収納物品を衝撃に対して効果的に保護できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る緩衝部材の斜視図である。同図に示すように、緩衝部材1は、後述する紙製の段ボール材2が複数、幅方向Xに重合された積層体3により構成され、その上面に物品を収納する凹部4が形成されている。この緩衝部材1の上面および下面には紙製の補強シート5が固着されており、前記上面には物品を収納する凹部4が形成されている。凹部4の上面にも補強シート5が固着されている。なお、前記補強シート5は、緩衝部材1の上面、下面のいずれか一方だけに固着されていてもよい。
前記積層体3を構成する段ボール材2は、図2に示すように、波形板6とライナ7とを接合したもので、前記波形板6の目6aの方向が上下方向に設定されている。段ボール材2として、例えば波形板6の目6aの高さHが5〜18mm(好ましくは8〜15mm)の鬼段ボールが用いられる。このような鬼段ボールを用いることで、緩衝部材1が軽量となり、その製作コストも低く抑えることができる。
前記凹部4は、前記積層体3の上面に固着した補強シート5の上から凹部4の深さに相当する深さの、例えば図4(A)に示すような長方形状の切り込み8Aを必要な数だけ設け、各切り込み8Aで囲まれた部分を、図4(B)に示すように、上方からプレス機Pで押圧することにより形成している。このように、切り込み8Aに対して上方からプレス機Pで押圧することで、図2に示すように、切り込み8Aで囲まれた部分の段ボール材2に座屈を起こさせ、得られた座屈部9の上側を、物品Aを収納する凹部4としている。この座屈部9では、段ボール材2を構成する波形板6およびライナ7は座屈を起こして蛇腹状を呈している。
前記のように構成される一対の緩衝部材1,10を用意し、図3に示すように、凹部4を下面に有する二点鎖線で示す上方の緩衝部材10を、実線で示す下方の緩衝部材1の上側に重ね合わせることで、凹部4,4を相対向させ、これら凹部4,4内に物品Aを収納できる緩衝容器11が得られる。したがって、緩衝容器11は、収納する物品Aの形状および寸法に応じて、前記積層体3に、例えば複数の長方形状の切り込み8A(図4(B))、単一の四角形状の切り込み8B(図5)、あるいは円形状の切り込み8C(図6)を設け、これらの切り込み8A,8B,8Cに対して上方からプレス機で押圧することで、図3に示したものと同様な蛇腹状の座屈部9を形成することにより、所定形状・寸法の凹部4を設けている。凹部4の底面形状は、平坦な形状のほか、プレス機Pの押圧面形状により、種々の形状に設定できる。
以上のように構成される緩衝部材1および緩衝容器11によれば、図3に示すように、一対の緩衝部材1,10を用意し、一方の緩衝部材1の凹部4に物品Aを収納し、この緩衝部材1の上から他方の緩衝部材10をその凹部4が前記物品Aの上部を覆うように重ね合わせる。これにより、物品Aを収納した緩衝容器11が完成する。その後、前記緩衝容器11を図示しない段ボール箱内に収納するか、または一対の緩衝部材1,10が離脱しないように、外面に図示しない梱包用粘着テープを巻き付けて接合する。緩衝部材1,10は、図2に示す波形板6の目6aの方向が上下方向に設定されているので、上下方向の荷重に対する支持強度が大きく耐衝撃性および耐屈曲性に優れているから、前記荷重により凹部4に収納された物品Aが圧潰するのを防止できる。また、凹部4を形成する段ボール材2の座屈部9は、蛇腹状となって適度なクッション性を有するので、前記凹部4に収納した物品Aに対してクッション作用を与え、上下方向の衝撃荷重を効率的に吸収して物品Aを保護する。また、緩衝部材1,10および緩衝容器11を構成する素材が紙製の段ボール材2であるので、軽量かつ安価で、しかもリサイクルが低コストで容易に行えて、省資源的に優れる。
図7に示す第2実施形態では、積層体3に単一の四角形状の切り込み8B(図5)を設け、この切り込み8Bに沿ってプレス機で押圧することにより得た一対の緩衝部材1,10を緩衝容器11とした場合を示している。このように、一対の緩衝部材1,10を重ね合わせた緩衝容器11の内部には、大きな収納部が形成されるので、単一物品で四角形状の物品Aの収納に適する。
図8に示す第3実施形態では、円形状の切り込み8C(図6)を設け、この切り込み8Cに沿って回転楕円(楕円球)面状の押圧面を持つプレス機で押圧した一対の緩衝部材1,1を緩衝容器11とした場合を示している。このように一対の緩衝部材1,1を重ね合わせることで内部に大きな楕円球状の凹部4が形成されるので、単一物品で楕円球状の物品Aの収納に適する。
さらに図9に示す第4実施形態では、円形状の切り込み8C(図6)を設け、この切り込み8Cに沿って、球面状の押圧面を持つプレス機で押圧した一対の緩衝部材1を緩衝容器11の主要部とした場合を示している。この場合、緩衝部材1の上部に段ボール材の積層体からなる平板状の蓋体13を重ねることによって、緩衝容器11が得られる。このように、緩衝部材1に蓋体13を重ね合わせることで内部に部分球状の凹部4が形成されるので、単一物品で部分球状の物品Aの収納に適する。
前記第2〜4実施形態の場合も、前記第1実施形態と同等の効果があり、収納した物品Aは、緩衝容器11に対して外部から衝撃(特に上下方向からの荷重)が加わっても保護される。
なお、緩衝部材1は、緩衝部材10または蓋体13を重合しないで、単独で使用しても、緩衝作用を発揮する。また、緩衝部材1,10には、その上下両面に凹部4を形成することもできる。
本発明の第1実施形態に係る緩衝部材を示す斜視図である。 図1の緩衝部材を切欠して示す拡大斜視図である。 図1のlll―lll線断面図である。 緩衝部材の上面に設けた複数の長方形状の切り込みを示す平面図である。 緩衝部材の上面に設けた単一の四角形状の切り込みを示す平面図である。 緩衝部材の上面に設けた円形状の切り込みを示す平面図である。 第2実施形態に係る緩衝容器を示す断面図である。 第3実施形態に係る緩衝容器を示す断面図である。 第4実施形態に係る緩衝容器を示す断面図である。
符号の説明
1,10 緩衝部材
2 段ボール材
3 積層体
4 凹部
5 補強シート
6 波形板
6a 目
7 ライナ
9 座屈部
11 緩衝容器
A 物品

Claims (3)

  1. 波形板とライナとを有する紙製の段ボール材が複数重合された積層体を有し、
    前記波形板の目の方向が上下方向に設定されており、
    前記積層体の上面と下面の少なくとも一方に、物品を収納する凹部が、段ボール材の座屈により形成されている緩衝部材。
  2. 請求項1において、
    前記積層体の上面と下面の少なくとも一方に補強シートが固着されている緩衝部材。
  3. 相対向する位置に凹部を有する請求項1または2に記載の一対の緩衝部材が上下に重合されて、前記凹部に物品を収納させる緩衝容器。
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