JP2006008065A - ブレードラバーアッセンブリ及びワイパブレード - Google Patents

ブレードラバーアッセンブリ及びワイパブレード Download PDF

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Abstract

【課題】カバー部材やレバー部材の保持部を長手方向端部から容易に組付けることができるブレードラバーアッセンブリを提供すること。
【解決手段】ブレードラバー4の基部4aに、その一方の端部をバッキング装着溝4cまで払拭部4b側に窪ませて収容部4jを形成した。そして、ブレードラバー4又は平板状連結部材5cが基部4aの長手方向端部及び基部4aの上面から突出しないように、バッキングレール5aの端部及び当該端部に重合状態で接合される平板状連結部材5cを前記収容部4jに収容するようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用のブレードラバーアッセンブリ及びワイパブレードに関するものである。
従来、車両用ワイパブレードには、ワイパアームからの押圧力をガラス面(払拭面)に対して均一に分布させると共に、ブレードラバーの形状を変化するガラス面の湾曲に追従させるために、バネ材からなる長尺状のバッキングがブレードラバーの長手方向に沿って形成されたバッキング装着溝内に挿通されるものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に示すワイパブレードのバッキングは、一対のバッキングレール(特許文献1では、縦レール28,30)から構成されている。そして、当該バッキングレールの長手方向両端部には、対となるバッキングレールを長手方向に沿って並べるように配置した状態でバッキングレールを連結するストッパ(特許文献1では横ウエブ48)が設けられている。このストッパは、一対のバッキングレールを連結すると共に、ブレードラバーからの抜け止めを行っている。
しかし、このバッキングをブレードラバーに組付けると、ストッパがブレードラバーの長手方向両端部から突出して、ワイパブレードの全長が余分に長くなるという不都合があった(特許文献1の図1参照)。また、ワイパブレードをロックバック状態から元の位置(すなわち、払拭部がガラス面を払拭する位置)に復帰させる際などに、ブレードラバーから突出する金属製のストッパ(より詳しくは、ストッパのエッジ部分)がガラス面に接触してガラス面を傷つける虞があった。
そこで、ブレードラバーの長手方向両端部からバッキングが突出しないように構成したワイパブレードが提案されている(特許文献2参照)。特許文献2のワイパブレードにおいて、一対のバッキングレールを連結する際、ブリッジ状に形成された連結部材を用いている。この連結部材は、バッキングレールの長手方向端部においてバッキングレールの上面に接合され、基部の上面(払拭部が形成される面とは反対側の面)を跨ぐように配置されている(特許文献2の図3参照)。すなわち、ブリッジ状の連結部材の中央部分(特許文献2では、中央区分42)とバッキングレールの上面との間に基部の一部(詳しくは、バッキング装着溝を構成する上側の側壁、特許文献2では、カバー条片62)を挿通させている。そして、この連結部材の中央部分から延出形成された楔状の突起(特許文献2では付加部74)を基部の上面に食い込ませてバッキングの抜け止めとしている。このように、バッキングの抜け止め及び連結を行うための連結部材をバッキングレールの上面に重合状態で接合することにより、バッキングがブレードラバーの長手方向両端部から長手方向外側に突出することを防ぐことができる。
特表平11−512995号公報 特表2003−523883号公報
しかしながら、連結部材は、基部の上面を跨って配置されるようにブリッジ状に形成されているため、基部の上面よりも上側(払拭部が形成される側とは反対側)へ突出する部位(例えば、中央区分42及び付加部74)が存在する。そのため、バッキングが装着された基部にカバー部材やレバー部材の保持部を基部の長手方向端部からその長手方向に沿って組付ける場合、この基部上面に突出する連結部材が組付けの妨げとなるといった問題があった。
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、カバー部材やレバー部材の保持部を長手方向端部から容易に組付けることができるブレードラバーアッセンブリ及びそのブレードラバーアッセンブリを有するワイパブレードを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、払拭面を払拭する払拭部及び前記払拭部が傾倒可能に接続された基部とを有するブレードラバーと、前記基部の長手方向に沿って前記基部に形成されたバッキング装着溝に挿通されワイパアームからの押圧力を前記ブレードラバーの長手方向に沿って分布させるような弾性力を有するバッキングとを備えたブレードラバーアッセンブリにおいて、前記バッキングは、前記ブレードラバーの長手方向に沿って長尺状に形成された一対のバッキングレールと、所定間隔を空けて平行に配置された前記一対のバッキングレールに重ねられて接合され両バッキングレールを連結する平板状の連結部材とを備え、前記ブレードラバーは、前記基部の長手方向端部の少なくとも一方側に、前記基部を凹設形成して前記連結部材を収容する収容部を有することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記基部は、前記バッキング装着溝よりも払拭部側に形成された保持用溝を有し、前記保持用溝に、前記基部を保持するレバー部材の把持部が挿通されることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記収容部の深さ寸法は、前記バッキングレールと前記連結部材との板厚寸法の和よりも大きいことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記基部の長手方向において、前記収容部の長さ寸法は、前記収容部が形成された側に配置されるバッキング端部から前記連結部材までの長さ寸法と前記連結部材自体の長さ寸法の和よりも大きいことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のブレードラバーアッセンブリと、ワイパアームが回動可能に連結されるホルダ部と、該ホルダ部から前記ブレードラバーアッセンブリの長手方向両側に向けて延びるアーム部と、該アーム部の先端部に設けられ前記ブレードラバーアッセンブリを把持する把持部とを有するレバー部材とを備え、前記ブレードラバーアッセンブリは、前記把持部によって前記ホルダ部から長手方向に離れた2点で把持されることを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、収容部は、バッキングレール又は連結部材がブレードラバーの長手方向端部及び基部の上面から突出しないように、バッキングレールの端部及び当該端部に重ねられて接合される連結部材を収容することができる。そのため、カバー部材やレバー部材の把持部をブレードラバーの長手方向端部から挿通して組付ける際、連結部材が組付けの邪魔とならない。しかも、ブレードラバーの長手方向端部からバッキングレール及び連結部材が突出しないように収容することができるので、ワイパブレードの全長が不必要に長くなることを防止することができる。また、ワイパブレードがロックバック復帰動作などにおいて、バッキングレール又は連結部材のエッジ部分が払拭面に当たって払拭面を傷つけてしまうことを防止することもできる。
請求項2に記載の発明によれば、レバー部材の把持部を保持溝に挿通して基部を保持することで、把持部は、基部を保持すると共に、バッキング装着溝に装着されたバッキングをも間接的に保持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、バッキングレールの端部に重ねられて接合される連結部材を、収容部に確実に収容することができる。従って、連結部材が基部の上面から突出することを防止することができ、連結部材が組付けの邪魔となることを防ぐことができる。
請求項4に記載の発明によれば、バッキングレールの端部又は連結部材を、収容部に確実に収容することができる。このため、連結部材が、基部の長手方向端部から長手方向外側に突出することを確実に防止することができる。すなわち、ブレードラバーアッセンブリの全長が不要に長くなることを防止することができる。また、連結部材のエッジ部分が、払拭面に直接接触して、払拭面を傷つけてしまうことを確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ブレードラバーアッセンブリをレバー部材の把持部によりホルダ部から長手方向に離れた2点で把持するようにしたので、ワイパアームからの押圧力をレバー部材により長手方向に分配させてからバッキングによりさらに長手方向に分布させることができる。従って、払拭範囲において曲率の変化が大きい払拭面であっても、払拭面に対するワイパブレードの両端部の追従性を確保して、ワイパブレードの接触圧を長手方向により均一に分布させることができる。
本発明によれば、カバー部材やレバー部材の保持部をブレードラバーアッセンブリの長手方向端部から容易に組付けることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、自動車のフロントガラス(ウインドシールドガラス)50を払拭するための本実施形態のワイパブレード1を示す。ワイパブレード1は、ワイパアーム2の先端部に取り付けられ、該ワイパアーム2から払拭面50a側への押圧力を受ける。ワイパアーム2はワイパモータ(図示略)にて所定角度だけ回動され、その回動によりワイパブレード1はフロントガラス50の払拭面50aの所定角度範囲を払拭する。
図2に示すように、ワイパブレード1は、1個のレバー部材3、ブレードラバーアッセンブリ10(ブレードラバー4及びバッキング5)、カバー部材6を備えている。レバー部材3は、金属板材をプレス加工することにより形成されるものであり、ホルダ部3a、アーム部3b及び把持部3cを有している。
ホルダ部3aは、レバー部材3の長手方向中央部に位置し、ワイパアーム2と回動可能に連結するために設けられている。ホルダ部3aには、ワイパアーム2の先端部を挿入するための長方形状の開口部3dが形成されており、両側壁が平行となるように折り曲げられている。ホルダ部3aには、ワイパアーム2の先端部と連結クリップ(図示略)を介して回動可能に連結するための連結ピン3eが取り付けられている。ホルダ部3aの前記長手方向の両側には、該長手方向に沿って略板状に延びるアーム部3bがそれぞれ設けられている。
各アーム部3bの長手方向先端部(即ち、レバー部材3の長手方向両端部)には、ブレードラバー4を把持する把持部3cがそれぞれ形成されている。把持部3cは、ブレードラバー4にレバー部材3が取り付けられたときにおいて、ブレードラバー4の長手方向端部とホルダ部3aとの中間部、より詳しくは、ブレードラバー4の長手方向に略3等分した位置に形成されるように前記アーム部3bの長手方向の長さが設定されている。又、把持部3cは、長手方向から見て下方が開口する略コ字状に形成され、更に開口端が互いに内側に延びて幅狭に形成されている。この把持部3cは、図2の拡大図に示すように、ブレードラバー4の基部4aに設けられる保持溝4dに長手方向一方側から挿入され、該ブレードラバー4を保持するようになっている。
ブレードラバー4は、ゴム材にて長尺状に形成され、レバー部材3の各把持部3cにて把持される基部4aと、該基部4aの下面から下方に連続して設けられ払拭面50aの雨滴等を払拭する払拭部4bとを有している。これら基部4a及び払拭部4bは、ブレードラバー4の長手方向に連続して形成されている。
基部4aには、長手方向から見て両側面にバッキング5を装着して収容するためのバッキング装着溝4cがそれぞれ形成されている。また、基部4aには、該バッキング装着溝4cよりも下部(即ち、払拭部4b側)に前記レバー部材3の把持部3c及び後述するグリッパ7の先端部が挿入され該把持部3c及びグリッパ7にて保持するための保持溝4dが形成されている。バッキング装着溝4c及び保持溝4dは、ブレードラバー4の長手方向略全体に亘って連続して形成されて、互いに平行をなしている。
基部4aの長手方向一端には、各保持溝4dの長手方向延長線上に、該保持溝4dとは連続しない係止凹部4eが設けられている。又、基部4aの長手方向一端(係止凹部4e側)の上面には、係止突起4fが形成されている。尚、図2では、ブレードラバー4の基部4aの一側面のみ示しているので、それぞれ一方のバッキング装着溝4c、保持溝4d及び係止凹部4eが示されている。一方、払拭部4bは、図2及び図3(b)に示すように、基端側に位置し前記基部4aと連結する幅狭のネック部4gと、先端側に位置し払拭面50aに接触して該払拭面50aの雨滴等を払拭するリップ部4hとを有した断面逆三角形状をなしている。
バッキング5は、バネ性を有する金属板材にて前記バッキング装着溝4cの長手方向長さと略同じ長さで且つその断面形状は前記バッキング装着溝4cの深さ(幅)と略同じ幅の細長い長方形板状に一様に形成される一対のバッキングレール5aを有している。つまり、バッキングレール5aは、各バッキング装着溝4c内に略全体が収容される大きさに形成されている。そして、バッキング5は、対をなすバッキングレール5aを所定の間隔を有して平行に配置し、長手方向端部をブリッジ状連結部材5bと、平板状連結部材5cにて連結して構成されている。
バッキング5の長手方向一端側のブリッジ状連結部材5bは、両バッキングレール5aに跨るように各バッキングレール5aの下面(払拭部4b側の面)に接合(溶接)される。これにより、ブリッジ状連結部材5bは、対となるバッキングレール5aの長手方向一端部を連結するようになっている。また、ブリッジ状連結部材5bは、ブレードラバー4に取り付けられたときにブレードラバー4のバッキング装着溝4cから該ブレードラバー4の上部側の外側面に沿うように、金属板材にてブリッジ状に形成されている。すなわち、バッキングレール5aがブリッジ状連結部材5bにて連結されていても、該ブリッジ状連結部材5b側からバッキング5をバッキング装着溝4c内に長手方向に沿って挿入することができるように形成されている。
そして、バッキング5の長手方向他端側の平板状連結部材5cは、金属板材にて平板状に形成されており、両バッキングレール5aに跨るように各バッキングレール5aの上面(払拭部4bの反対側の面)に接合(溶接)される。これにより、平板状連結部材5cは、対となるバッキングレール5aの長手方向他端部を連結するようになっている。
そして、バッキング5は、ブリッジ状連結部材5b側から長手方向に沿ってブレードラバー4に挿入され、該ブレードラバー4のバッキング装着溝4c内にバッキングレール5aが収容されるようになっている。バッキング5は、その連結部材5bがブレードラバー4の反挿入方向端部に設けられる係止突起4fを乗り越えて該係止突起4fと係止状態になるまで挿入されるようになっている。
尚、バッキング5がブレードラバー4に装着(収容)された状態において、バッキング5の長手方向一端側の連結部材5bは、払拭部4bと反対側に重合状態で配置されるようになっている。また、バッキング5の長手方向他端側の連結部材5cは、後述する収容部4jに位置して払拭部4bと反対側に重合状態で配置されるようになっている。また、バッキング5は、図1及び図2においては図面が煩雑になるのを防止するために直線状としているが、実際は自然状態(無負荷状態)において払拭面50aの曲率よりも大きい曲率(払拭面50aの湾曲半径よりも小さな湾曲半径)を有して長手方向中央部が払拭面50aの反対側に向けて凸状となる湾曲形状に形成されている。すなわち、ブレードラバーアッセンブリ10は、レバー部材3により、レバー部材3の長手方向両端部に設けられた把持部3c間にバッキング5の凸の頂点(長手方向中央部)が位置するように保持されている。これにより、ブレードラバー4はバッキング5の形状に合わせて湾曲変形する。又、払拭時においてワイパアーム2により押圧力が加わると、ブレードラバー4は払拭面50aの湾曲形状に合わせて弾性変形する。
そして、ブレードラバー4の上部には、該ブレードラバー4と略同等の長さに形成されて該ブレードラバー4の上部(基部4a)及びレバー部材3を覆うカバー部材6が設けられる。カバー部材6は、ブレードラバー4と同等若しくはそれ以下の弾性を有するゴム材料またはエラストマーにて形成されている。カバー部材6にこのようなゴム材料またはエラストマーを用いるのは、払拭面50aの曲率変化に応じてブレードラバー4の屈曲変形を妨げないようにするためである。カバー部材6は、センターカバー部6a及びサイドカバー部6bを有している。
センターカバー部6aは、カバー部材6の長手方向中央部に位置し、前記レバー部材3のホルダ部3a及びその近傍を覆うように形成されている。センターカバー部6aには、レバー部材3のホルダ部3aの挿入及びワイパアーム2の先端部を挿入するための長方形状の開口部6cが形成されている。一方、サイドカバー部6bは、該センターカバー部6aの両側からブレードラバー4の両端部までのレバー部材3のアーム部3bや該アーム部3bから長手方向に突出するブレードラバー4の上部を覆うようになっている。又、このサイドカバー部6bの上面には、ワイパブレード1が払拭面50aから浮き上がるのを防止(すなわち、走行風を利用してブレードラバー4への押圧力を補完し払拭面50aとの接触圧を維持)するフィン6dが一体に形成されている。
そして、前記カバー部材6の下面(ブレードラバー4と対向する面)には、前記レバー部材3の把持部3cと略同様な形状、即ち長手方向から見て下方が開口する略コ字状に形成され、更に開口端が互いに内側に延びて幅狭に形成されたグリッパ7がレバー部材3の長手方向両側において3個ずつ所定間隔を有して固着されるようになっている。
そして、本実施形態のワイパブレード1のブレードラバー4には、ブレードラバーアッセンブリ10にレバー部材3やグリッパ7を容易に組付けることができるように平板状連結部材5cを収容する収容部4jが形成されている。以下、図3及び図4に基づいて詳しく説明する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、基部4aには、その長手方向一端側(本実施形態では、係止突起4fが形成されていない側の端部)において、収容部4jが形成されている。この収容部4jは、基部4aの長手方向において、基部4aの一端側から所定間隔離れた位置までの間(図3(a)では、長さ寸法Lとして図示している)に形成されている。そして、当該収容部4jは、基部4aの上面が払拭部4b側に窪むように形成されている。すなわち、図3(b)に示すように、収容部4jは、バッキング5をバッキング装着溝4cに収容する際に平板状連結部材5cの長手方向端部と基部4aが接触しないように、少なくとも平板状連結部材5cの払拭部4b側の面まで基部4aの上面が払拭部4b側に窪むように形成されている。本実施形態の収容部4jは、バッキング装着溝4cを構成する側壁14a,14bのうち払拭部4b側の側壁14b(すなわち、バッキングレール5aの払拭部4b側の面が接触する側壁14b)まで、基部4aを凹ませるように形成されている。換言すると、収容部4jは、長手方向において基部4aの一端側から所定間隔離れた位置までの基部4aの一部分であって、且つ、払拭部4b側のバッキング装着溝4cの側壁14bより上方に位置する基部4aの一部分が切除されて、バッキング装着溝4cの側壁14bが払拭部4bの反対側に向かって露出するように形成されている。従って、ブレードラバー4は、長手方向一端側において、バッキング装着溝4cの側壁14bより払拭部4b側の部分(基部4aの略下半分及び払拭部4b)が長手方向外側に突出するように形成されている。
そして、このように形成された収容部4jは、図4に示すように、バッキング5がブレードラバー4に挿入されたとき、平板状連結部材5cを収容するようになっている。
具体的には、収容部4jは、その深さ寸法H(すなわち、基部4aの上面から収容部4jの底面(本実施形態では、バッキング装着溝4cの払拭部4b側の側壁14b)までの深さ寸法H)が、平板状連結部材5cとバッキングレール5aとの板厚の和(寸法M)がよりも大きくなるように形成されている。従って、収容部4jに収容された平板状連結部材5cは、基部4aの上面よりも上側(払拭部4bの反対側)に突出しない。
また、収容部4jは、その長さ寸法Lが、図4(a)に示すように、バッキングレール5aの端部から平板状連結部材5cまでの長さ寸法(本実施形態では、0(零))と平板状連結部材5cの長さ寸法の和(寸法S)よりも大きくなるように形成されている。従って、収容部4jに収容されたバッキングレール5aの端部及び平板状連結部材5cは、ブレードラバー4の長手方向端部から長手方向外側に突出しない。
なお、ブリッジ状連結部材5b側からバッキング5をバッキング装着溝4c内に長手方向(図4(a)の矢印Y方向)に沿って挿入した際、平板状連結部材5cは、収容部4jの側壁(バッキング装着溝4cよりも上側に位置する基部4aの長手方向端部)と接触することができるようになっている。従って、平板状連結部材5cは、平板状連結部材5cと基部4aとが接触した位置以上にバッキング5がブレードラバー4に挿入することを規制できるようになっている。
次に、ワイパブレード1の組み立てについて説明する。
まず、カバー部材6が、レバー部材3の上方から挿入されて該レバー部材3に対して装着固定される。これらレバー部材3及びカバー部材6には、バッキング5を装着したブレードラバー4の基部4aが長手方向(図4(a)の矢印Y方向)から挿入され、該ブレードラバー4の保持溝4d内にグリッパ7及び把持部3cの先端部が挿入される。このとき、バッキングレール5aに重合状態で接合された平板状連結部材5cは、収容部4jに収容されて基部4aの上面より上側に突出していないので、グリッパ7及び把持部3cは、平板状連結部材5cと干渉することなく、容易に(円滑に)保持溝4d内に挿入させることができる。これにより、レバー部材3及びカバー部材6にブレードラバーアッセンブリ10が保持される。なお、この場合、カバー部材6の挿入側の先頭に位置するグリッパ7が保持溝4dと係止凹部4eとの間の壁4iを乗り越えて該係止凹部4eに嵌挿され、カバー部材6の長手方向への移動が規制される。このようにして本実施形態のワイパブレード1が組み立てられている。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)ブレードラバー4の基部4aに、その一方の端部をバッキング装着溝4cまで払拭部4b側に窪ませて、収容部4jを形成した。このため、収容部4jは、平板状連結部材5cがブレードラバー4の長手方向端部及び基部4aの上面から突出しないように、バッキングレール5aの端部及び当該端部に重合状態で接合される平板状連結部材5cを収容することができる。そのため、カバー部材6やレバー部材3の把持部3cをブレードラバー4の長手方向端部から挿通して組付ける際、平板状連結部材5cが組付けの邪魔とならない。しかも、ブレードラバー4の長手方向端部からバッキングレール5a及び平板状連結部材5cが突出しないように収容することができるので、ワイパブレード1の全長が不必要に長くなることを防止することができる。また、ワイパブレード1がロックバック復帰動作などにおいて、金属製のバッキングレール5a又は平板状連結部材5cのエッジ部分がガラス面に当たって傷つけてしまうことも防止することができる。
(2)基部4aに、バッキング5が装着されるバッキング装着溝4cを形成すると共に、当該バッキング装着溝4cよりも払拭部4b側にレバー部材3の把持部3cの先端部が挿入される保持溝4dを形成した。このため、レバー部材3の把持部3cを保持溝4dに挿通してブレードラバーアッセンブリ10を保持することで、把持部3cは、ブレードラバーアッセンブリ10を保持すると共に、バッキング装着溝4cに装着されたバッキング5をも間接的に保持することができる。
(3)収容部4jの深さ寸法Hがバッキングレール5aの板厚寸法と平板状連結部材5cの板厚寸法の和(寸法M)よりも大きくなるように収容部4jを設けた。このため、バッキングレール5aの端部に重合状態で接合される平板状連結部材5cは、収容部4jに確実に収容される。従って、平板状連結部材5cが基部4aの上面から突出することを防止することができる。
(4)基部4aの長手方向において、収容部4jの長さ寸法Lが、バッキング5の端部から平板状連結部材5cまでの長さ寸法と前記連結部材自体の長さ寸法の和(寸法S)よりも大きくなるように収容部4jを設けた。このため、バッキングレール5aの端部又は平板状連結部材5cを、収容部4jに確実に収容することができる。従って、平板状連結部材5cが、基部4aの長手方向端部から長手方向外側に突出することを確実に防止することができる。すなわち、ブレードラバーアッセンブリ10の全長が不要に長くなることを防止することができる。また、平板状連結部材5cのエッジ部分が、払拭面50aに直接接触して、払拭面50aを傷つけてしまうことを確実に防止することができる。
(5)ブレードラバーアッセンブリ10をレバー部材3の把持部3cによって、ホルダ部3aから長手方向に離れた2点で把持するようにした。このため、ワイパアーム2からの押圧力がレバー部材3によって長手方向に分配されてからバッキング5によってさらに長手方向に分布される。従って、払拭範囲において曲率の変化が大きい払拭面50aであっても、払拭面50aに対するワイパブレード1の両端部の追従性を確保して、ワイパブレード1の接触圧を長手方向により均一に分布させることができる。
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
○上記実施形態では、バッキングレール5aの端部から平板状連結部材5cまでの長さ寸法を0とした(すなわち、長手方向において、バッキングレール5aの端部と平板状連結部材5cの端部が一致するようにした)。この別例として、図5に示すように、平板状連結部材5cを、バッキングレール5aの端部よりもバッキングレール5aの長手方向中央側に配置するようにしても良い。この場合、収容部4jの長さ寸法Lが、図5に示すように、バッキングレール5aの端部から平板状連結部材5cまでの長さ寸法と平板状連結部材5cの長さ寸法の和(寸法S2)よりも大きくなるように収容部4jを形成すればよい。
○上記実施形態では、基部4aの上面を払拭部4b側に窪ませるようにして収容部4jを形成した。この別例として、図6に示すように、基部4aの長手方向端部を長手方向中央側に窪ませるようにして収容部40を形成しても良い。すなわち、連結部材5cを収容部40に収容したとき、基部4aが連結部材5cの上面を覆うようにしてもよい。
○上記実施形態では、ブレードラバー4に対しバッキング5を長手方向一側(連結部材5b側)から挿入可能に構成したが、バッキング5を長手方向両側から挿入可能に構成してもよい。又、バッキング5を長手方向以外からブレードラバー4に対して装着する構成としてもよい。
○上記実施形態では、バッキングレール5aの上面(払拭部4bの反対側の面)に平板状連結部材5cを重ねて接合したが、バッキングレール5aの下面に平板状連結部材5cを接合しても良い。この場合、バッキング5をバッキング装着溝4cに装着する際に平板状連結部材5cの長手方向端部を基部4aに干渉させないようにするために、収容部4jを、平板状連結部材5cの下面(払拭部4b側の面)よりも払拭部4b側に窪ませるように形成すればよい(図7参照)。
○上記実施形態の収容部4jは、基部4aの上面をバッキング装着溝4cの側壁14bまで払拭部4b側に窪ませるように形成された。この別例として、バッキング5をバッキング装着溝4cに収容する際、平板状連結部材5cの長手方向端部が基部4aと接触しないようにするならば、基部4aの上面をバッキング装着溝4cの側壁14a(基部4aの上面側の側壁14a)まで払拭部4b側に窪ませるようにして収容部4jを形成してもよい(図8参照)。
○上記実施形態では、フィン6dを有するカバー部材6を装着していたが、フィン6dを省略したカバー部材6を用いてもよい。又、カバー部材6自体を省略してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記収容部は、前記バッキングが前記バッキング装着溝に挿入される際、前記連結部材の長手方向端部が前記基部と干渉しないように、前記基部の上面が払拭部側に窪むように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のブレードラバーアッセンブリ。
(ロ)前記収容部は、前記基部の上面が前記連結部材の払拭部側の面よりも払拭部側に窪むように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のブレードラバーアッセンブリ。
ワイパブレードの斜視図。 ワイパブレードの分解斜視図。 (a)は、ブレードラバーアッセンブリの長手方向端部の側面図、(b)は、A−A線断面図。 (a)は、ブレードラバーアッセンブリの長手方向端部の側面図、(b)は、B−B線断面図。 別例におけるブレードラバーアッセンブリの長手方向端部の側面図。 別例におけるブレードラバーアッセンブリの長手方向端部の側面図。 別例におけるブレードラバーアッセンブリの長手方向端部の側面図。 別例におけるブレードラバーアッセンブリの長手方向端部の断面図。
符号の説明
1…ワイパブレード、2…ワイパアーム、3…レバー部材、3a…ホルダ部、3b…アーム部、3c…把持部、3e…連結ピン、4…ブレードラバー、4a…基部、4b…払拭部、4c…バッキング装着溝、4d…保持溝、4e…係止凹部、4f…係止突起、4g…ネック部、4h…リップ部、4j…収容部、5…バッキング、5a…バッキングレール、5b…ブリッジ状連結部材、5c…平板状連結部材、6…カバー部材、50a…払拭面。

Claims (5)

  1. 払拭面を払拭する払拭部及び前記払拭部が傾倒可能に接続された基部とを有するブレードラバーと、前記基部の長手方向に沿って前記基部に形成されたバッキング装着溝に挿通されワイパアームからの押圧力を前記ブレードラバーの長手方向に沿って分布させるような弾性力を有するバッキングとを備えたブレードラバーアッセンブリにおいて、
    前記バッキングは、前記ブレードラバーの長手方向に沿って長尺状に形成された一対のバッキングレールと、所定間隔を空けて平行に配置された前記一対のバッキングレールに重ねられて接合され両バッキングレールを連結する平板状の連結部材とを備え、
    前記ブレードラバーは、前記基部の長手方向端部の少なくとも一方側に、前記基部を凹設形成して前記連結部材を収容する収容部を有することを特徴とするブレードラバーアッセンブリ。
  2. 前記基部は、前記バッキング装着溝よりも払拭部側に形成された保持用溝を有し、
    前記保持用溝に、前記基部を保持するレバー部材の把持部が挿通されることを特徴とする請求項1に記載のブレードラバーアッセンブリ。
  3. 前記収容部の深さ寸法は、前記バッキングレールと前記連結部材との板厚寸法の和よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブレードラバーアッセンブリ。
  4. 前記基部の長手方向において、前記収容部の長さ寸法は、前記収容部が形成された側に配置されるバッキング端部から前記連結部材までの長さ寸法と前記連結部材自体の長さ寸法の和よりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のブレードラバーアッセンブリ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のブレードラバーアッセンブリと、
    ワイパアームが回動可能に連結されるホルダ部と、該ホルダ部から前記ブレードラバーアッセンブリの長手方向両側に向けて延びるアーム部と、該アーム部の先端部に設けられ前記ブレードラバーアッセンブリを把持する把持部とを有するレバー部材とを備え、
    前記ブレードラバーアッセンブリは、前記把持部によって前記ホルダ部から長手方向に離れた2点で把持されることを特徴とするワイパブレード。
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