JP2006007747A - タイヤのシーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ポンプアップ装置30では、空気室54に加圧空気を供給すれば、空気室54の内圧が上昇するに従って内容積が膨張して液剤容器52の内容積を縮小させる。これにより、液剤容器52の内容積の縮小量に対応する量のシーリング剤100が吐出口64から強制的に押し出され、シーリング剤100をタイヤ90内へ注入できる。またポンプアップ装置30では、液剤容器52内から所定量のシーリング剤100が吐出されるまで空気室54が膨張すると、エア吐出口64が空気室54内へ面するように開口して空気室54をタイヤ90内へ連通させる。これにより、エア吐出口64を通して空気室54内の加圧空気をタイヤ90の内部へ供給できる。
【選択図】 図1
Description
前記第1の隔室を前記空気室としたことを特徴とする。
〔第1の実施形態〕
(シーリング・ポンプアップ装置の構成)
図1には、本発明の第1の実施形態に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が示されている。ポンプアップ装置30は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置30を用いてパンクしたタイヤ90を修理する作業手順を説明する。
〔第2の実施形態〕
(シーリング・ポンプアップ装置の構成)
図3には、本発明の第2の実施形態に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が示されている。なお、第2の実施形態に係るポンプアップ装置110において、第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置30と共通な部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置110を用いてパンクしたタイヤ90を修理する作業手順を説明する。
〔第2の実施形態の変形例〕
図4には、図3に示される第2の実施形態の変形例に係るポンプアップ装置150が示されている。
40 エアコンプレッサ(エア供給手段)
42 シリンダ室
42 液体室
44 隔室(第1の隔室)
46 隔室(第2の隔室)
48 可動隔壁
52 液剤容器(液体室)
54 空気室
64 吐出口(第1の吐出口)
68 ジョイントホース(シーリング剤供給路)
90 タイヤ(空気入りタイヤ)
96 バイパスホース(バイパス路)
100 シーリング剤
102 液体室
110 ポンプアップ装置(シーリング・ポンプアップ装置)
112 液剤容器
114 液体室
118 空気容器
120 空気室
140 リリーフバルブ(エア切換手段)
150 ポンプアップ装置(シーリング・ポンプアップ装置)
152 液剤容器(第1のボトルドパウチ)
152 液体室
158 空気容器(第2のボトルドパウチ)
159 空気室
Claims (9)
- パンクした空気入りタイヤ内に液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置であって、
シーリング剤を収容すると共に、空気入りタイヤ内へ連通する第1の吐出口が設けられ、外部から所定の圧縮方向の荷重を受けると、内容積を縮小しつつ前記吐出口を通してシーリング剤を吐出する液体室と、
前記液体室に隣接して設けられ、外部から供給される圧縮空気により内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、前記液体室に前記圧縮方向に沿った荷重を作用させて前記液体室の内容積を縮小させる空気室と、
前記第1の吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで前記空気室が膨張すると、前記空気室内へ面するように開口して該空気室を空気入りタイヤ内へ連通させる第2の吐出口と、
を有することを特徴とするタイヤのシーリング・ポンプアップ装置。 - 前記第1の吐出口を空気入りタイヤ内へ連通するように接続するシーリング剤供給路と、
前記第2の吐出口を前記シーリング剤供給路における第1吐出口と空気入りタイヤとの中間部に連通するように接続するバイパス路と、
を有することを特徴とする請求項1記載のシーリング・ポンプアップ装置。 - 外部から圧縮空気が供給されるシリンダ室と、
前記シリンダ室内に配置され、該シリンダ室を第1の隔室及び第2の隔室に区画すると共に、前記第1の隔室の内容積を膨張させつつ前記第2の隔室の内容積を縮小する拡縮方向へ移動可能された可動隔壁と、
前記第2の隔室内に配置され、前記拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有すると共に、内部に前記液体室が形成された液剤容器とを有し、
前記第1の隔室を前記空気室としたことを特徴とする請求項1又は2記載のシーリング・ポンプアップ装置。 - 外部から圧縮空気が供給されるシリンダ室と、
前記シリンダ室内に配置され、該シリンダ室を第1の隔室及び第2の隔室に区画すると共に、前記第1の隔室の内容積を膨張させつつ前記第2の隔室の内容積を縮小する拡縮方向へ移動可能された可動隔壁とを有し、
前記第1の隔室を前記空気室とすると共に、前記第2の隔室を前記液体室としたことを特徴とする請求項1又は2記載のシーリング・ポンプアップ装置。 - 前記第2の吐出口を、前記シリンダ室内壁における、前記第1の吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまでは、前記第2の隔室の内壁であった部位に開口させたことを特徴とする請求項3又は4記載のシーリング・ポンプアップ装置。
- 前記空気室内へ圧縮空気を供給して、該空気室の内圧を上昇させるエア供給手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のタイヤのシーリング・ポンプアップ装置。
- パンクした空気入りタイヤ内に液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置であって、
シーリング剤を収容すると共に外部へ連通する吐出口が形成され、外部から所定の圧縮方向の荷重を受けると、内容積を縮小しつつ前記吐出口を通してシーリング剤を吐出する液体室と、
前記吐出口及び空気入りタイヤにそれぞれ接続され、前記液体室内を空気入りタイヤ内へ連通させるシーリング剤供給路と、
前記液体室に隣接して設けられ、外部から供給される圧縮空気により内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、前記液体室に前記圧縮方向に沿った荷重を作用させて前記液体室の内容積を縮小させる空気室と、
前記空気室内へ圧縮空気を供給して、該空気室の内容積を膨張させるエア供給手段と、
前記エア供給手段及び前記シーリング剤供給路における前記吐出口と空気入りタイヤの中間部にそれぞれ接続されたバイパス路と、
前記バイパス路に配設され、前記吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで前記空気室が膨張すると、前記バイパス路を閉鎖する閉鎖状態から開放状態となって、前記バイパス路及び前記シーリング剤供給路を通して前記エア供給手段を空気入りタイヤ内に連通させるエア切換手段と、
を有することを特徴とするタイヤのシーリング・ポンプアップ装置。 - 内部に前記液体室が形成され、該液体室の容積拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有する液剤容器と、
前記液剤容器に隣接するように配置されると共に、内部に前記空気室が形成され、該空気室の容積拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有する空気容器とを有し、
前記エア供給手段により前記空気室内に圧縮空気を供給して前記空気容器を前記容積拡縮方向に沿って膨張させると、該空気容器からの圧縮荷重によって前記液剤容器が前記容積拡縮方向に沿って圧縮されて前記液体室の内容積が縮小することを特徴とする請求項7記載のシーリング・ポンプアップ装置。 - ラミネートフィルムを基材として袋状に成形されると共に、内部が前記液体室とされた第1のボトルドパウチと、
ラミネートフィルムを基材として袋状に成形されると共に、前記第1のボトルドパウチに隣接するように配置され、内部が前記空気室とされた第2のボトルドパウチと、
前記エア供給手段により前記空気室内に圧縮空気を供給して前記第2のボトルドパウチを膨張方向へ変形させると、該第2のボトルドパウチからの圧縮荷重によって前記第1のボトルドパウチが圧縮方向へ変形して前記液体室の内容積が縮小することを特徴とする請求項7記載のシーリング・ポンプアップ装置。
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