JP2006007747A - タイヤのシーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents

タイヤのシーリング・ポンプアップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006007747A
JP2006007747A JP2004353686A JP2004353686A JP2006007747A JP 2006007747 A JP2006007747 A JP 2006007747A JP 2004353686 A JP2004353686 A JP 2004353686A JP 2004353686 A JP2004353686 A JP 2004353686A JP 2006007747 A JP2006007747 A JP 2006007747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chamber
tire
sealing
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004353686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4559835B2 (ja
Inventor
Daisuke Sugio
大輔 杉生
Hideshi Yanagi
秀史 柳
Kazuma Nakazawa
一真 中澤
Shinichi Iwasaki
真一 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2004353686A priority Critical patent/JP4559835B2/ja
Priority to EP05743610A priority patent/EP1749645A4/en
Priority to US11/597,740 priority patent/US7891385B2/en
Priority to CN200580017161.0A priority patent/CN1960850B/zh
Priority to PCT/JP2005/009614 priority patent/WO2005115730A1/ja
Publication of JP2006007747A publication Critical patent/JP2006007747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4559835B2 publication Critical patent/JP4559835B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

【課題】 パンクした空気入りタイヤに対する修理作業を簡略化し、かつ装置を傾けたままでも必要の量のシーリング剤を確実に空気入りタイヤに注入する。
【解決手段】 ポンプアップ装置30では、空気室54に加圧空気を供給すれば、空気室54の内圧が上昇するに従って内容積が膨張して液剤容器52の内容積を縮小させる。これにより、液剤容器52の内容積の縮小量に対応する量のシーリング剤100が吐出口64から強制的に押し出され、シーリング剤100をタイヤ90内へ注入できる。またポンプアップ装置30では、液剤容器52内から所定量のシーリング剤100が吐出されるまで空気室54が膨張すると、エア吐出口64が空気室54内へ面するように開口して空気室54をタイヤ90内へ連通させる。これにより、エア吐出口64を通して空気室54内の加圧空気をタイヤ90の内部へ供給できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤをシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入した後、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリング・ポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧をポンプアップするシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が普及している。この種のポンプアップ装置としては、例えば、パンクシーリング剤の収納容器である樹脂製の液ボトルと、圧縮空気の供給源であるエアコンプレッサとを備えたものがある。液ボトルは1回のパンク修理に必要なパンクシーリング剤を収容している。液ボトルには注液ホースが接続され、この注液ホースの先端部にはタイヤ側のタイヤバルブと接続可能とされたアダプタが取り付けられている。またエアコンプレッサには高圧ガス用の耐圧ホースが接続されており、この耐圧ホースの先端部にもタイヤバルブと接続可能とされたアダプタが取り付けられている。
上記のようなポンプアップ装置を用いてパンクしたタイヤを修理する作業手順を説明する。
パンク発生時には、先ず、作業者は、タイヤにおけるタイヤバルブに注液ホースのアダプタをねじ止めする。この状態で、作業者は、液ボトルを握り潰してパンクシーリング剤を液ボトル内から搾り出し、注液ホースを通してパンクシーリング剤をタイヤ内へ注入する。液ボトル内からタイヤ内への所定量のパンクシーリング剤の注入が完了すると、注液ホースをタイヤバルブから取り外す。
次いで、作業者は、タイヤバルブに耐圧ホースのアダプタをねじ止めし、エアコンプレッサを作動させて圧縮空気をタイヤ内へ充填し、タイヤを所定の内圧で膨張させる。これが終わると、耐圧ホースをタイヤバルブから取り外し、エアコンプレッサを止める。この直後に、シーリング剤が注入されたタイヤにより一定距離に亘って予備走行し、タイヤ内部にパンクシーリング剤を均一に拡散し、シーリング剤によりパンク穴をシールした後、タイヤバルブに耐圧ホースを接続しエアコンプレッサによりタイヤを規定の内圧まで再度、ポンプアップする。
しかし、上記のようなポンプアップ装置では、注液ホースをタイヤバルブに接続した後、この注液ホースを通して液ボトルから所定量のシーリング剤をタイヤ内へ注入した後、この注液ホースをタイヤバルブから取り外し、タイヤバルブに耐圧ホースに接続し、エアコンプレッサにより圧縮空気をタイヤ内へ充填しなければならない。このため、この種のポンプアップ装置では、タイヤバルブに接続される注液ホース及び耐圧ホースの交換作業が煩瑣であるという不具合がある。
一方、特許文献1には、上記のようなホース交換作業を不要にできるポンプアップ装置が示されている。特許文献1に示されたポンプアップ装置20は、図5に示されるように、シーリング剤6を収容した耐圧容器4と、圧縮空気の供給源であるエアコンプレッサ1とを備えている。エアコンプレッサ1は、ホース2を介して耐圧容器4のガス導入部3に接続されている。またガス導入部3は、栓バルブ5で閉止できかつ耐圧容器4に収納されたシーリング剤6の液面上までのびるライザーチューブとされている。耐圧容器4は、パンクシーリング剤6を吐出するための出口バルブ7を有し、この出口バルブ7にホース8の一端部が接続されるとともに、このホース8の他端部には、タイヤバルブ10にねじ止めされるねじアダプタ9が取付けられている。
上記のようなポンプアップ装置20では、タイヤにパンクが発生すると、アダプタ9がタイヤバルブ10にねじ止めされた後、耐圧容器4のガス導入部3が栓バルブ5により開放される。この状態で、エアコンプレッサ1を作動し、ガス導入部3を通してエアコンプレッサ1から耐圧容器4内に圧縮空気を導入する。これにより、耐圧容器4内におけるシーリング剤6上の空間部分の内圧が上昇し、この空間部分の静圧により出口バルブ7からシーリング剤6が押し出され、シーリング剤6がタイヤバルブ10を通してタイヤ内に注入される。この後、耐圧容器4内のシーリング剤6の液面レベルが出口バルブ7の開口まで下降すると、耐圧容器4内の圧縮空気が出口バルブ7を通してタイヤの内部に供給され、タイヤを所定の内圧で膨張させる。
特許第3210863号公報
しかしながら、特許文献1に示されているポンプアップ装置20では、耐圧容器4を傾けた状態で、エアコンプレッサ1を作動させて耐圧容器4内のシーリング剤6をタイヤ内へ注入すると、耐圧容器4内に傾きに応じた相当量のシーリング剤6が残存したまま、圧縮空気がタイヤ内へ供給開始され、タイヤ内へ必要な量のシーリング剤が注入できなくなるおそれがある。これにより、タイヤ内へ必要な量のシーリング剤が注入できないと、シーリング剤によるパンク穴の閉塞が不完全になり、修理後にタイヤの内圧が徐々に低下したり、一定距離走行後にパンクが再発するなどの不具合が生じるおそれがある。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、パンクした空気入りタイヤに対する修理作業を簡単に行え、かつ装置を傾けたままでも必要の量のシーリング剤を確実に空気入りタイヤに注入できるタイヤのシーリング・ポンプアップ装置を提供することある。
本発明の請求項1に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置は、パンクした空気入りタイヤ内に液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置であって、シーリング剤を収容すると共に、空気入りタイヤ内へ連通する第1の吐出口が設けられ、外部から所定の圧縮方向の荷重を受けると、内容積を縮小しつつ前記吐出口を通してシーリング剤を吐出する液体室と、前記液体室に隣接して設けられ、外部から供給される圧縮空気により内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、前記液体室に前記圧縮方向に沿った荷重を作用させて前記液体室の内容積を縮小させる空気室と、前記第1の吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで前記空気室が膨張すると、前記空気室内へ面するように開口して該空気室を空気入りタイヤ内へ連通させる第2の吐出口と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置では、先ず、液体室に隣接して設けられた空気室に圧縮空気を供給すれば、空気室の内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、液体室に圧縮方向に沿った荷重を作用させて液体室の内容積を縮小させる。これにより、空気室の内容積の膨張量、すなわち液体室の内容積の縮小量に対応する量のシーリング剤が、空気圧の作用により第1の吐出口から強制的に押し出され、このシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入できるので、液体室の傾きに影響されることなく、液体室の縮小量に対応する量のシーリング剤を空気入りタイヤの内部へ確実に注入できる。
また、本発明の請求項1に係るシーリング・ポンプアップ装置では、上記のようにして第1の吐出口を通して液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで空気室が膨張すると、第2の吐出口が空気室内へ面するように開口して空気室を空気入りタイヤ内へ連通させる。これにより、液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されて空気入りタイヤの内部に注入された後に、第2の吐出口を通して空気室を空気入りタイヤの内部に連通させ、空気室内の圧縮空気を空気入りタイヤの内部へ供給できるので、所定量のシーリング剤が注入された空気入りタイヤに圧縮空気を供給し、この圧縮空気により空気入りタイヤをポンプアップできる。
従って、本発明の請求項1に係るシーリング・ポンプアップ装置によれば、空気入りタイヤの内部へシーリング剤を注入した後、圧縮空気を空気入りタイヤの内部へ供給するため、空気入りタイヤに対してホース等を繋ぎかえる必要もなくなるので、シーリング剤の注入後に空気入りタイヤに対してホース等を繋ぎかえる作業が必要となるシーリング・ポンプアップ装置と比較し、パンクした空気入りタイヤを修理する作業を簡単に行える。
また本発明の請求項2に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記第1の吐出口を空気入りタイヤ内へ連通するように接続するシーリング剤供給路と、前記第2の吐出口を前記シーリング剤供給路における第1吐出口と空気入りタイヤとの中間部に連通するように接続するバイパス路と、を有することを特徴とする。
また本発明の請求項3に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1又は2記載のシーリング・ポンプアップ装置において、外部から圧縮空気が供給されるシリンダ室と、前記シリンダ室内に配置され、該シリンダ室を第1の隔室及び第2の隔室に区画すると共に、前記第1の隔室の内容積を膨張させつつ前記第2の隔室の内容積を縮小する拡縮方向へ移動可能された可動隔壁と、前記第2の隔室内に配置され、前記拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有すると共に、内部に前記液体室が形成された液剤容器とを有し、
前記第1の隔室を前記空気室としたことを特徴とする。
また本発明の請求項4に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1又は2記載のシーリング・ポンプアップ装置において、外部から圧縮空気が供給されるシリンダ室と、前記シリンダ室内に配置され、該シリンダ室を第1の隔室及び第2の隔室に区画すると共に、前記第1の隔室の内容積を膨張させつつ前記第2の隔室の内容積を縮小する拡縮方向へ移動可能された可動隔壁とを有し、前記第1の隔室を前記空気室とすると共に、前記第2の隔室を前記液体室としたことを特徴とする。
また本発明の請求項5に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項3又は4記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記第2の吐出口を、前記シリンダ室内壁における、前記第1の吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまでは、前記第2の隔室の内壁であった部位に開口させたことを特徴とする。
また本発明の請求項6に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1乃至5の何れか1項記載のタイヤのシーリング・ポンプアップ装置において、前記空気室内へ圧縮空気を供給して、該空気室の内圧を上昇させるエア供給手段を有することを特徴とする。
また本発明の請求項7に係るシーリング・ポンプアップ装置は、パンクした空気入りタイヤ内に液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置であって、シーリング剤を収容すると共に外部へ連通する吐出口が形成され、外部から所定の圧縮方向の荷重を受けると、内容積を縮小しつつ前記吐出口を通してシーリング剤を吐出する液体室と、前記吐出口及び空気入りタイヤにそれぞれ接続され、前記液体室内を空気入りタイヤ内へ連通させるシーリング剤供給路と、前記液体室に隣接して設けられ、外部から供給される圧縮空気により内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、前記液体室に前記圧縮方向に沿った荷重を作用させて前記液体室の内容積を縮小させる空気室と、前記空気室内へ圧縮空気を供給して、該空気室の内容積を膨張させるエア供給手段と、前記エア供給手段及び前記シーリング剤供給路における前記吐出口と空気入りタイヤの中間部にそれぞれ接続されたバイパス路と、前記バイパス路に配設され、前記吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで前記空気室が膨張すると、前記バイパス路を閉鎖する閉鎖状態から開放状態となって、前記バイパス路及び前記シーリング剤供給路を通して前記エア供給手段を空気入りタイヤ内に連通させるエア切換手段と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項7に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置では、先ず、エア供給手段により空気室に圧縮空気を供給すれば、空気室の内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、液体室に圧縮方向に沿った荷重を作用させて液体室の内容積を縮小させる。これにより、空気室の内容積の膨張量、すなわち液体室の内容積の縮小量に対応する量のシーリング剤が、空気圧の作用により吐出口から強制的に押し出され、このシーリング剤がシーリング剤供給路を通って空気入りタイヤ内へ注入されるので、液体室の傾きに影響されることなく、液体室の縮小量に対応する量のシーリング剤を空気入りタイヤの内部へ確実に注入できる。
また本発明の請求項7に係るシーリング・ポンプアップ装置では、上記のようにして吐出口を通して液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで空気室が膨張すると、バイパス路に配設されたエア切換手段が、バイパス路を閉鎖する閉鎖状態から開放状態となって、バイパス路及びシーリング剤供給路を通してエア供給手段を空気入りタイヤ内に連通させる。これにより、液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されて空気入りタイヤの内部に注入された後に、エア供給手段を空気入りタイヤの内部に連通させ、このエア供給手段により圧縮空気を空気入りタイヤの内部へ供給できるので、所定量のシーリング剤が注入された空気入りタイヤに圧縮空気を供給し、この圧縮空気により空気入りタイヤをポンプアップできる。
従って、本発明の請求項7に係るシーリング・ポンプアップ装置によれば、空気入りタイヤの内部へシーリング剤を注入した後、圧縮空気を空気入りタイヤの内部へ供給するため、空気入りタイヤに対してシーリング剤供給路に代えてエアホース等を繋ぎかえる必要もなくなるので、パンクした空気入りタイヤを修理する作業を簡単に行える。
また本発明の請求項8に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項7記載のシーリング・ポンプアップ装置において、内部に前記液体室が形成され、該液体室の容積拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有する液剤容器と、前記液剤容器に隣接するように配置されると共に、内部に前記空気室が形成され、該空気室の容積拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有する空気容器とを有し、前記エア供給手段により前記空気室内に圧縮空気を供給して前記空気容器を前記容積拡縮方向に沿って膨張させると、該空気容器からの圧縮荷重によって前記液剤容器が前記容積拡縮方向に沿って圧縮されて前記液体室の内容積が縮小することを特徴とする。
また本発明の請求項9に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項7記載のシーリング・ポンプアップ装置において、ラミネートフィルムを基材として袋状に成形されると共に、内部が前記液体室とされた第1のボトルドパウチと、ラミネートフィルムを基材として袋状に成形されると共に、前記第1のボトルドパウチに隣接するように配置され、内部が前記空気室とされた第2のボトルドパウチと、前記エア供給手段により前記空気室内に圧縮空気を供給して前記第2のボトルドパウチを膨張方向へ変形させると、該第2のボトルドパウチからの圧縮荷重によって前記第1のボトルドパウチが圧縮方向へ変形して前記液体室の内容積が縮小することを特徴とする。
以上説明したように、本発明のタイヤのシーリング・ポンプアップ装置によれば、パンクした空気入りタイヤに対する修理作業を簡単に行え、かつ装置を傾けたままでも必要の量のシーリング剤を確実に空気入りタイヤに注入できる。
以下、本発明の実施の形態に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置について説明する。
〔第1の実施形態〕
(シーリング・ポンプアップ装置の構成)
図1には、本発明の第1の実施形態に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が示されている。ポンプアップ装置30は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
図1に示されるように、ポンプアップ装置30は外殻部として立方体状のケーシング32を備えており、ケーシング32の内部は仕切板34により2個の小室36,38に区画されている。一方の小室36内には、エアコンプレッサ40が配置されている。エアコンプレッサ40は、電源ケーブル(図示省略)を備えており、この電源ケーブルの先端部に設けられたプラグを、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両からエアコンプレッサ40に電源が供給可能になる。
また他方の小室38の内部には、円柱状に形成されたシリンダ室42が設けられており、このシリンダ室42内には、このシリンダ室42を高さ方向(矢印H方向)に沿って2個の隔室44,46に区画すると共に、下側の隔室44の内容積を膨張させつつ、上側の隔室46の内容積を縮小する拡縮方向(=高さ方向)へ移動可能された円板状の可動隔壁48が配設されている。可動隔壁48の外周面には全周に亘って半円状の溝部が形成されており、この溝部内にはシリコーンゴム等の弾性材からなるシールリング50が嵌挿されている。これにより、可動隔壁48とシリンダ室42の内周面との間に高いシール性が確保されている。
上側の隔室46内には内部がシーリング剤100を収容する液体室とされた液剤容器52が配置されており、また下側の隔室44は、エアコンプレッサ40により圧縮空気が供給される空気室54とされている。液剤容器52は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂により成形された薄肉状の外殻部を有しており、図1(A)に示されるように、その側壁部全体が高さ方向(矢印H方向)に沿って伸縮可能な蛇腹構造とされている。液剤容器52は、側壁部を十分に伸長した状態では、高さ方向へ細長い略四角柱となり、また側壁部を十分に縮長した状態では、図1(B)に示されるように高さ方向へ扁平な板状となる。従って、液剤容器52は、側壁部を伸長した状態から縮長するに従って、その内容積が連続的に縮小する。
ここで、液剤容器52内に構成された液体室内には、ポンプアップ装置30により修理すべきタイヤ90の種類毎に規定された量(例えば、200g〜400g)以上のシーリング剤100が収容されている。
図1(A)に示されるように、液剤容器52は、その頂板部がケーシング32の頂板部に固定されており、液剤容器52の頂板部には、中央部に円形の連結穴が穿設されている。またケーシング32の頂板部にも吐出口に面して円形の連通穴が穿設されている。これらの連結口内には連結リング62が嵌挿されており、連結リング62は、液剤容器52の連結穴がケーシング32の連通穴に一致するように液剤容器52の頂板部をケーシング32の頂板部に固定している。また液剤容器52の底板部は可動隔壁48に連結固定されており、高さ方向へは可動隔壁48と一体となって移動する。
連結リング62の内周側には吐出口64が貫通しており、この吐出口64には、ケーシング32の外部から開閉バルブ66を介してジョイントホース68が接続されており、このジョイントホース68の先端部には、タイヤ90のタイヤバルブ92にねじ止め可能とされたアダプタ70が配置されている。開閉バルブ66はジョイントホース68に対して周方向へ回転するように操作されることで、吐出口64とジョイントホース68との間を開閉するように構成されている。
下側の隔室44内には、空気室54の下側に配管室72を区画形成する仕切板83が配置されており、この仕切板83には、エアコンプレッサ40は圧縮空気を外部へ供給するための圧力配管88の先端部が接続されている。これにより、エアコンプレッサ40は圧力配管88を通して空気室54に連通し、エアコンプレッサ40を作動させると、圧力配管88を通して圧縮空気が空気室54内へ供給される。ここで、エアコンプレッサ40は、ポンプアップ装置30により修理すべきタイヤ90の種類毎に規定された基準圧よりも高圧の圧力(例えば、3kgf/cm2以上)を発生可能とされている。
シリンダ室42には、その周壁部の上端側にエア吐出口92が開口している。このエア吐出口92は、図1(A)に示されるように、液剤容器52内から所定量のシーリング剤が吐出される前までは、上側の隔室46内へ面するように開口しているが、液剤容器52内から所定量のシーリング剤が吐出完了すると略同時に、相対的に可動隔壁48の下側まで移動して下側の隔室44、すなわち空気室54内へ面するように開口する。このエア吐出口92には、ニップル94を介してケーシング32の外側からバイパスホース96の一端部が接続されている。このバイパスホース96の他端部は、三方管継手98を介してジョイントホース68におけるタイヤバルブ92とアダプタ70との中間部に連通するように接続されている。
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置30を用いてパンクしたタイヤ90を修理する作業手順を説明する。
タイヤ90にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、タイヤバルブ92にアダプタ70をねじ止めし、ジョイントホース68をタイヤ90へ接続する。
次いで、作業者は、開閉バルブ66を開方向へ回転させてジョイントホース68と液剤容器52の内部とを互いに連通させる。このとき、図1(A)に示されるように、液剤容器52は、規定量以上のシーリング剤100が収容されており、側壁部50が高さ方向に沿って最も伸長した状態になっている。この状態で、作業者は、エアコンプレッサ40を作動させ、圧力配管88を通してエアコンプレッサ40により発生した圧縮空気を空気室54内へ供給する。これにより、空気室54の内圧が徐々に上昇し、この内圧の上昇に従って可動隔壁48が高さ方向に沿って液剤容器52側へ移動して空気室54の内容積が膨張する。従って、液剤容器52は、その底板部54が空気室54の内圧に応じた加圧力で上方へ押圧されて、側壁部50が縮長して行く。
このとき、液剤容器52は、空気室54の膨張量と略等しい体積だけ内容積が減少し、この内容積の減少量と略等しい量のシーリング剤100が吐出口64を通してジョイントホース68内へ強制的に押し出され、加圧状態となったシーリング剤100がジョイントホース68を通ってタイヤ90内部へ注入される。
図1(B)に示されるように、液剤容器52が略限界までの圧縮変形して液剤容器52内から所定量のシーリング剤が吐出完了すると、エア吐出口92が可動隔壁48の下側まで相対的に移動して空気室54内へ開口する。これにより、バイパスホース96及びジョイントホース68を通して空気室54がタイヤ90内へ連通する。空気室54がタイヤ90内へ連通すると、エアコンプレッサ40から空気室54へ送られてくる圧縮空気がバイパスホース96及びジョイントホース68を通してタイヤ90の内部へ供給される。作業者は、エアコンプレッサ40に設けられた圧力ゲージ(図示省略)によりタイヤ90の内圧が規定圧になったことを確認したならば、エアコンプレッサ40を停止し、アダプタ70をタイヤバルブ92から取り外す。
作業者は、タイヤ90の膨張完了後、シーリング剤100が未硬化状態に維持される一定の時間以内に、シーリング剤100が注入されたタイヤ90を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ90内部にシーリング剤100が均一に拡散し、シーリング剤100がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、再びジョイントホース68のアダプタ70をタイヤバルブ92にねじ止めし、エアコンプレッサ40を作動させてタイヤ90を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ90のパンク修理が完了し、ジョイントホース68をタイヤ90から取り外せば、このタイヤ90を用いて通常の走行が可能になる。
以上説明した本発明の第1の実施形態に係るポンプアップ装置30では、先ず、液剤容器52に隣接して設けられた空気室54に圧縮空気を供給すれば、空気室54の内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、液剤容器52に圧縮方向に沿った荷重を作用させて液剤容器52の内容積を縮小させる。これにより、空気室54の内容積の膨張量、すなわち液剤容器52の内容積の縮小量に対応する量のシーリング剤100が、空気圧の作用により吐出口64から強制的に押し出され、このシーリング剤100をタイヤ90内へ注入できるので、液剤容器52の傾きに影響されることなく、液剤容器52の縮小量に対応する量のシーリング剤100をタイヤ90の内部へ確実に注入できる。
またポンプアップ装置30では、上記のようにして吐出口64を通して液剤容器52内から所定量のシーリング剤100が吐出されるまで空気室54が膨張すると、エア吐出口92が空気室54内へ面するように開口して空気室54をタイヤ90内へ連通させる。これにより、液剤容器52内から所定量のシーリング剤100が吐出されてタイヤ90の内部に注入された後に、エア吐出口92を通して空気室54をタイヤ90の内部に連通させ、空気室54内の圧縮空気をタイヤ90の内部へ供給できるので、所定量のシーリング剤100が注入されたタイヤ90に圧縮空気を供給し、この圧縮空気によりタイヤをポンプアップできる。
従って、本発明の実施形態に係るポンプアップ装置30によれば、タイヤ90の内部へシーリング剤100を注入した後、圧縮空気をタイヤ90の内部へ供給するため、タイヤ90に対してホース等を繋ぎかえる必要もなくなるので、シーリング剤100の注入後にタイヤ90に対してホース等を繋ぎかえる作業が必要となる従来のシーリング・ポンプアップ装置と比較し、パンクしたタイヤ90を修理する作業を簡単に行える。
なお、図1に示されるポンプアップ装置30では、シリンダ室42における上側の隔室46内に液剤容器52を配置し、この液剤容器52を可動隔壁48からの圧力により縮小させることによりシーリング剤100を吐出口64から吐出させていたが、図2に示されるように、上側の隔室44を液剤容器52が収容される液体室102とし、この液体室102内のシーリング剤100に可動隔壁48からの圧力を直接させ、可動隔壁48の移動に従って液体室102を縮小させつつシーリング剤100を吐出口64から吐出させるようにしても良い。
〔第2の実施形態〕
(シーリング・ポンプアップ装置の構成)
図3には、本発明の第2の実施形態に係るタイヤのシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が示されている。なお、第2の実施形態に係るポンプアップ装置110において、第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置30と共通な部分には同一符号を付して説明を省略する。
図3に示されるように、ケーシング32の小室38内には、その上側に液剤容器112が配置されており、この液剤容器112の内部空間はシーリング剤100を収容する液体室114とされている。液剤容器112は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂により成形された薄肉状の外殻部を有しており、図3(A)に示されるように、その側壁部116が高さ方向(矢印H方向)に沿って伸縮可能な蛇腹構造とされている。液剤容器112は、側壁部116を十分に伸長した状態では、高さ方向へ細長い略四角柱又は円柱状となり、また側壁部を十分に縮長した状態では、図3(B)に示されるように高さ方向へ扁平な板状となる。従って、液剤容器52は、側壁部116を伸長した状態から縮長するに従って、その内容積が連続的に縮小する。ポンプアップ装置110では、液体室114内に修理すべきタイヤ90の種類毎に規定された量(例えば、200g〜400g)のシーリング剤100が収容されている。
ケーシング32の小室38内には、液剤容器112の下側に空気容器118が配置されており、この空気容器118の内部空間は空気を収容する空気室120とされている。空気容器118は、液剤容器112と同様に、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂により成形された薄肉状の外殻部を有しており、図3(B)に示されるように、その側壁部122が高さ方向(矢印H方向)に沿って伸縮可能な蛇腹構造とされている。空気容器118は、側壁部116を十分に伸長した状態では、高さ方向へ細長い略四角柱又は円柱状となり、また側壁部を十分に縮長した状態では、図3(A)に示されるように高さ方向へ扁平な板状となる。従って、空気容器118は、側壁部122を縮長した状態から伸長するに従って、その内容積が連続的に縮小する。空気容器118の伸張した状態(膨張状態)の内容積は、規定量のシーリング剤100を収容した液剤容器112の内容積よりも若干大きくなっている。
図3(A)に示されるように、液剤容器112は、その頂板部124がケーシング32の頂板部に固定されており、液剤容器112の頂板部124には円形の連結穴が穿設されており、この連結穴には連結リング62を介してジョイントホース68の基端部が接続されている。またケーシング32には、小室38の底面側を閉止する仕切部128が設けられており、空気容器118の底板部130は仕切部128に固定されている。空気容器118の底板部130には円形の連結穴が穿設されており、この連結穴には連結リング134を介して圧力配管88の先端部が接続されている。また液剤容器112の底板部126と空気容器118の頂板部132とは互いに連結固定されており、底板部126と頂板部132とは高さ方向に沿って一体となって移動する。
圧力配管88には、エアコンプレッサ40と空気容器118との中間部に三方管継手136が配設されており、ポンプアップ装置110には、一端部が三方管継手136に接続されると共に、他端部が連結リング62とジョイントホース68との間に配設された三方管継手98に接続されるバイパス配管138が設けられている。バイパス配管138の中間部にはリリーフバルブ140が配設されており、このリリーフバルブ140には予め所定の開放圧POが設定されており、リリーフバルブ140は、バイパス配管138におけるエアコンプレッサ40側の内圧が開放圧POよりも低いと閉鎖状態を維持してバイパス配管138を閉鎖し、バイパス配管138におけるエアコンプレッサ40側の内圧が開放圧POに達すると開放状態となってバイパス配管138を開放する。
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置110を用いてパンクしたタイヤ90を修理する作業手順を説明する。
タイヤ90にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、タイヤバルブ92にアダプタ70をねじ止めし、ジョイントホース68をタイヤ90へ接続する。
次いで、作業者は、開閉バルブ66を開方向へ回転させてジョイントホース68と液剤容器112の内部とを互いに連通させる。このとき、図3(A)に示されるように、液剤容器112は、規定量以上のシーリング剤100が収容されており、側壁部116が高さ方向に沿って最も伸長した状態になっており、一方、空気容器118は、その側壁部122が高さ方向に沿って最も縮長した状態になっている。この状態で、作業者は、エアコンプレッサ40を作動させ、圧力配管88を通してエアコンプレッサ40により発生した圧縮空気を空気容器118(空気室120)内へ供給する。これにより、空気室120の内圧が徐々に上昇し、この内圧の上昇に従って空気容器118の側壁部122が伸張し、空気容器118が高さ方向に沿って膨張する。従って、液剤容器112は、その底板部54が空気容器118の頂板部132から空気室120の内圧に応じた加圧力を受け、側壁部116を縮長させつつ内容積を縮小して行く。
このとき、液剤容器112は、その内容積の減少量と略等しい量のシーリング剤100をジョイントホース68内へ強制的に押し出す。これにより、加圧状態となったシーリング剤100がジョイントホース68を通ってタイヤ90内部へ注入される。
図3(B)に示されるように、空気容器118が略限界までの膨張変形し、これに伴って液剤容器112が略限界までの圧縮変形して液剤容器112内から所定量のシーリング剤が吐出完了すると、エアコンプレッサ40から圧送される空気により空気室120内の内圧(空気圧)が徐々に昇圧し、この昇圧と同時に、圧力配管88におけるエアコンプレッサ40とリリーフバルブ140との間における内圧も昇圧する。このとき、閉鎖状態にあったリリーフバルブ140は、バイパス配管138におけるエアコンプレッサ40側の内圧が開放圧POまで昇圧すると、開放状態となってバイパス配管138を開放する。これにより、エアコンプレッサ40が圧力配管88、バイパス配管138及びジョイントホース68を介してタイヤ90の内部へ連通し、エアコンプレッサ40が発生した圧縮空気がタイヤ90の内部へ供給開始される。
この後、作業者は、エアコンプレッサ40に設けられた圧力ゲージ(図示省略)によりタイヤ90の内圧が規定圧になったことを確認したならば、エアコンプレッサ40を停止し、アダプタ70をタイヤバルブ92から取り外す。作業者は、タイヤ90の膨張完了後、一定時間以内にシーリング剤100が注入されたタイヤ90を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ90内部にシーリング剤100が均一に拡散し、シーリング剤100がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、再びタイヤ90の内圧を測定し、必要に応じてタイヤ90を規定圧まで加圧する。これにより、タイヤ90のパンク修理が完了し、ジョイントホース68をタイヤ90から取り外せば、このタイヤ90を用いて一定速度内で安全な走行が可能になる。
以上説明した本実施形態に係るポンプアップ装置110では、先ず、エアコンプレッサ40により空気室120に圧縮空気を供給すれば、空気室120の内圧が上昇するに従って空気容器118が膨張し、空気容器118が液剤容器112に圧縮荷重を作用させて液体室114の内容積を縮小させる。これにより、空気容器118の膨張量、すなわち液体室114の内容積の縮小量に対応する量のシーリング剤100が、空気圧の作用により液剤容器112内から強制的に押し出され、このシーリング剤100がジョイントホース68を通ってタイヤ90内へ注入されるので、液剤容器112(液体室114)の傾きに影響されることなく、液剤容器112の縮小量に対応する量のシーリング剤100をタイヤ90の内部へ確実に注入できる。
またポンプアップ装置110では、上記のようにして液剤容器112内から所定量のシーリング剤100が吐出されるまで空気容器118が膨張すると、バイパス配管138に配設されたリリーフバルブ140が閉鎖状態から開放状態となって、圧力配管88、バイパス配管138及びジョイントホース68を通してエアコンプレッサ40がタイヤ90内に連通する。これにより、液剤容器112から所定量のシーリング剤100が吐出されてタイヤ90の内部に注入された後に、エアコンプレッサ40をタイヤ90の内部に連通させ、このエアコンプレッサ40により圧縮空気をタイヤ90の内部へ供給できるので、規定量のシーリング剤100が注入済みのタイヤ90に圧縮空気を供給し、この圧縮空気によりタイヤ90を規定圧までポンプアップできる。
従って、本実施形態に係るポンプアップ装置110によれば、タイヤ90の内部へシーリング剤100を注入した後、圧縮空気をタイヤ90の内部へ供給するため、タイヤ90に対してシーリング剤供給用のジョイントホース68に代えてエア供給用のジョイントホースを繋ぎかえる必要もなくなるので、パンクしたタイヤ90を修理する作業を簡単に行える。
なお、本実施形態に係るポンプアップ装置110では、バイパス配管138にメカニカル式のリリーフバルブ140を配設し、バイパス配管138内の空気圧の作用によりリリーフバルブ140に開放動作を行わせていたが、このようなリリーフバルブ140に代えて、例えば、圧力センサを内蔵した電磁式のリリーフバルブをバイパス配管138に配設し、圧力センサが開放圧POに達したことを検出したことに連動し、電磁ソレノイド等により開放動作を行っても良い。またポンプアップ装置110にシーリング剤100の注入時間を計時するタイマを設け、このタイマからのタイムアップ信号により電磁式のリリーフバルブを開放するようにしても良い。
〔第2の実施形態の変形例〕
図4には、図3に示される第2の実施形態の変形例に係るポンプアップ装置150が示されている。
図4に示されるように、ケーシング32の小室38内には、装置の幅方向(や矢印W方向)に沿って仕切板34とは反対側の一端側に袋状の液剤容器152が収納されており、この液剤容器152の内部空間はシーリング剤100を収容する液体室153とされている。この液剤容器152には、その頂部に容器内へ連通する注入管154が設けられており、この注入管154の上端部にはジョイントホース68の基端部がねじ止めされている。液剤容器152は、内側から順にPE(ポリエチレン)からなる樹脂膜、アルミ箔からなる金属膜及びPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる樹脂膜が張合わされたラミネートフィルム156を基材として袋状に形成されている。
液剤容器152は、所謂、ボトルドパウチと呼称されるものであり、一般的には、液剤容器152の立体形状に対応する平面形状に裁断されたラミネートフィルム156における端部同士を熱融着により接合して成形される。この液剤容器152は、タイヤ90内へのシーリング剤16の注入前には、図4(A)に示されるように幅方向に沿って膨満した状態となっているが、幅方向に沿って圧縮荷重を作用させると、容易に押し潰されるように変形し、変形量に応じて液体室153の内容積が縮小する。液剤容器152内には、修理すべきタイヤ90の種類毎に規定された量(例えば、200g〜400g)のシーリング剤100が収容されている。
ケーシング32の小室38内には、幅方向に沿ってエアコンプレッサ40側の他端側に空気容器158が収納されており、この空気容器158の内部空間は空気を収容する空気室159とされている。空気容器158は、液剤容器152と同様に、ボトルドパウチにより構成されており、タイヤ90へのシーリング剤100の注入開始前には、図4(A)に示されるように、殆ど空気が充填されていない状態で、幅方向に沿って扁平な形状で小室38内に収納されている。この空気容器158にも、液剤容器152と同様に、その頂部に容器内へ連通する注入管160が設けられており、この注入管160の上端部には圧力配管88の先端部がねじ止めされている。
ポンプアップ装置150では、図4(A)に示されるように、空気容器118内に殆ど空気が充填されてない状態で、エアコンプレッサ40により空気容器118内へ圧縮空気を充填開始すると、空気容器158が幅方向に沿って徐々に膨張し、その側壁部(ラミネートフィルム156)が液剤容器152の側壁部を押圧する。これにより、液剤容器152は、空気容器158の膨張量に対応する量だけ幅方向に沿って圧縮されて液体室153の内容積が縮小する。
次に、変形例に係るポンプアップ装置150を用いてパンクしたタイヤ90を修理する作業手順を説明する。
タイヤ90にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、ジョイントホース68の基端部を液剤容器152の注入管154にねじ止めすると共に、タイヤバルブ92にアダプタ70をねじ止めし、ジョイントホース68を介して液剤容器152をタイヤ90へ連通させる。
次いで、作業者は、エアコンプレッサ40を作動させ、圧力配管88を通してエアコンプレッサ40により発生した圧縮空気を空気容器158(空気室159)内へ供給する。これにより、空気室159の内圧が徐々に上昇し、この内圧の上昇に従って空気容器158が幅方向に沿って膨張する。これにより、液剤容器152は、空気容器158から空気室120の内圧に応じた加圧力を受け、幅方向に沿って収縮すると共に、液体室153の内容積を縮小する。
このとき、液剤容器152は、その内容積の減少量と略等しい量のシーリング剤100をジョイントホース68内へ強制的に押し出す。これにより、加圧状態となったシーリング剤100がジョイントホース68を通ってタイヤ90内部へ注入される。
図4(B)に示されるように、空気容器118が略限界までの膨張変形し、これに伴って液剤容器152が略限界までの圧縮変形して所定量のシーリング剤が吐出完了すると、エアコンプレッサ40から圧送される空気により空気室159内の内圧(空気圧)が徐々に昇圧し、この昇圧と同時に、圧力配管88におけるエアコンプレッサ40とリリーフバルブ140との間における内圧も昇圧する。このとき、閉鎖状態にあったリリーフバルブ140は、バイパス配管138におけるエアコンプレッサ40側の内圧が開放圧POまで昇圧すると、開放状態となってバイパス配管138を開放する。これにより、エアコンプレッサ40が圧力配管88、バイパス配管138及びジョイントホース68を介してタイヤ90の内部へ連通し、エアコンプレッサ40が発生した圧縮空気がタイヤ90の内部へ供給開始される。
この後、作業者は、エアコンプレッサ40に設けられた圧力ゲージ(図示省略)によりタイヤ90の内圧が規定圧になったことを確認したならば、エアコンプレッサ40を停止し、アダプタ70をタイヤバルブ92から取り外す。作業者は、タイヤ90の膨張完了後、一定時間以内にシーリング剤100が注入されたタイヤ90を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ90内部にシーリング剤100が均一に拡散し、シーリング剤100がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、再びタイヤ90の内圧を測定し、必要に応じてタイヤ90を規定圧まで加圧する。これにより、タイヤ90のパンク修理が完了し、ジョイントホース68をタイヤ90から取り外せば、このタイヤ90を用いて一定速度内で安全な走行が可能になる。
以上説明した変形例に係るポンプアップ装置150では、ポンプアップ装置110と同様な作用効果を得られることに加え、シーリング剤100を収容する液剤容器152としてボトルドパウチを用いていることから、ポンプアップ装置110と比較し、ケーシング32内へ液剤容器152を装着する作業や、またケーシング32内の使用済み液剤容器152を新しいものに交換する作業が簡単に行え、しかもシーリング剤100の収納スペースも小さいもので済む。またボトルドパウチは、水分(水蒸気)及び酸素に対する遮断性が優れているので、シーリング剤100の長期保存にも適している。
本発明の第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置の構成を示す側面断面図であり、(A)はタイヤへのシーリング剤注入前の状態を示し、(B)はタイヤへのシーリング剤注入完了後の状態を示している。 図1に示される液剤容器を省略した場合のシーリング・ポンプアップ装置の構成を示す側面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置の構成を示す側面断面図であり、(A)はタイヤへのシーリング剤注入前の状態を示し、(B)はタイヤへのシーリング剤注入完了後の状態を示している。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るシーリング・ポンプアップ装置の構成を示す側面断面図であり、(A)はタイヤへのシーリング剤注入前の状態を示し、(B)はタイヤへのシーリング剤注入完了後の状態を示している。 従来のシーリング・ポンプアップ装置の一例を示す構成図である。
符号の説明
30 ポンプアップ装置(シーリング・ポンプアップ装置)
40 エアコンプレッサ(エア供給手段)
42 シリンダ室
42 液体室
44 隔室(第1の隔室)
46 隔室(第2の隔室)
48 可動隔壁
52 液剤容器(液体室)
54 空気室
64 吐出口(第1の吐出口)
68 ジョイントホース(シーリング剤供給路)
90 タイヤ(空気入りタイヤ)
96 バイパスホース(バイパス路)
100 シーリング剤
102 液体室
110 ポンプアップ装置(シーリング・ポンプアップ装置)
112 液剤容器
114 液体室
118 空気容器
120 空気室
140 リリーフバルブ(エア切換手段)
150 ポンプアップ装置(シーリング・ポンプアップ装置)
152 液剤容器(第1のボトルドパウチ)
152 液体室
158 空気容器(第2のボトルドパウチ)
159 空気室

Claims (9)

  1. パンクした空気入りタイヤ内に液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置であって、
    シーリング剤を収容すると共に、空気入りタイヤ内へ連通する第1の吐出口が設けられ、外部から所定の圧縮方向の荷重を受けると、内容積を縮小しつつ前記吐出口を通してシーリング剤を吐出する液体室と、
    前記液体室に隣接して設けられ、外部から供給される圧縮空気により内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、前記液体室に前記圧縮方向に沿った荷重を作用させて前記液体室の内容積を縮小させる空気室と、
    前記第1の吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで前記空気室が膨張すると、前記空気室内へ面するように開口して該空気室を空気入りタイヤ内へ連通させる第2の吐出口と、
    を有することを特徴とするタイヤのシーリング・ポンプアップ装置。
  2. 前記第1の吐出口を空気入りタイヤ内へ連通するように接続するシーリング剤供給路と、
    前記第2の吐出口を前記シーリング剤供給路における第1吐出口と空気入りタイヤとの中間部に連通するように接続するバイパス路と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  3. 外部から圧縮空気が供給されるシリンダ室と、
    前記シリンダ室内に配置され、該シリンダ室を第1の隔室及び第2の隔室に区画すると共に、前記第1の隔室の内容積を膨張させつつ前記第2の隔室の内容積を縮小する拡縮方向へ移動可能された可動隔壁と、
    前記第2の隔室内に配置され、前記拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有すると共に、内部に前記液体室が形成された液剤容器とを有し、
    前記第1の隔室を前記空気室としたことを特徴とする請求項1又は2記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  4. 外部から圧縮空気が供給されるシリンダ室と、
    前記シリンダ室内に配置され、該シリンダ室を第1の隔室及び第2の隔室に区画すると共に、前記第1の隔室の内容積を膨張させつつ前記第2の隔室の内容積を縮小する拡縮方向へ移動可能された可動隔壁とを有し、
    前記第1の隔室を前記空気室とすると共に、前記第2の隔室を前記液体室としたことを特徴とする請求項1又は2記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  5. 前記第2の吐出口を、前記シリンダ室内壁における、前記第1の吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまでは、前記第2の隔室の内壁であった部位に開口させたことを特徴とする請求項3又は4記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  6. 前記空気室内へ圧縮空気を供給して、該空気室の内圧を上昇させるエア供給手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のタイヤのシーリング・ポンプアップ装置。
  7. パンクした空気入りタイヤ内に液状のシーリング剤を注入した後、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置であって、
    シーリング剤を収容すると共に外部へ連通する吐出口が形成され、外部から所定の圧縮方向の荷重を受けると、内容積を縮小しつつ前記吐出口を通してシーリング剤を吐出する液体室と、
    前記吐出口及び空気入りタイヤにそれぞれ接続され、前記液体室内を空気入りタイヤ内へ連通させるシーリング剤供給路と、
    前記液体室に隣接して設けられ、外部から供給される圧縮空気により内圧が上昇するに従って内容積が膨張すると共に、前記液体室に前記圧縮方向に沿った荷重を作用させて前記液体室の内容積を縮小させる空気室と、
    前記空気室内へ圧縮空気を供給して、該空気室の内容積を膨張させるエア供給手段と、
    前記エア供給手段及び前記シーリング剤供給路における前記吐出口と空気入りタイヤの中間部にそれぞれ接続されたバイパス路と、
    前記バイパス路に配設され、前記吐出口を通して前記液体室内から所定量のシーリング剤が吐出されるまで前記空気室が膨張すると、前記バイパス路を閉鎖する閉鎖状態から開放状態となって、前記バイパス路及び前記シーリング剤供給路を通して前記エア供給手段を空気入りタイヤ内に連通させるエア切換手段と、
    を有することを特徴とするタイヤのシーリング・ポンプアップ装置。
  8. 内部に前記液体室が形成され、該液体室の容積拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有する液剤容器と、
    前記液剤容器に隣接するように配置されると共に、内部に前記空気室が形成され、該空気室の容積拡縮方向に沿って伸縮可能な蛇腹構造を有する空気容器とを有し、
    前記エア供給手段により前記空気室内に圧縮空気を供給して前記空気容器を前記容積拡縮方向に沿って膨張させると、該空気容器からの圧縮荷重によって前記液剤容器が前記容積拡縮方向に沿って圧縮されて前記液体室の内容積が縮小することを特徴とする請求項7記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  9. ラミネートフィルムを基材として袋状に成形されると共に、内部が前記液体室とされた第1のボトルドパウチと、
    ラミネートフィルムを基材として袋状に成形されると共に、前記第1のボトルドパウチに隣接するように配置され、内部が前記空気室とされた第2のボトルドパウチと、
    前記エア供給手段により前記空気室内に圧縮空気を供給して前記第2のボトルドパウチを膨張方向へ変形させると、該第2のボトルドパウチからの圧縮荷重によって前記第1のボトルドパウチが圧縮方向へ変形して前記液体室の内容積が縮小することを特徴とする請求項7記載のシーリング・ポンプアップ装置。
JP2004353686A 2004-05-27 2004-12-07 タイヤのシーリング・ポンプアップ装置 Expired - Fee Related JP4559835B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004353686A JP4559835B2 (ja) 2004-05-27 2004-12-07 タイヤのシーリング・ポンプアップ装置
EP05743610A EP1749645A4 (en) 2004-05-27 2005-05-26 SEALING PUMPING DEVICE
US11/597,740 US7891385B2 (en) 2004-05-27 2005-05-26 Sealing pump-up device
CN200580017161.0A CN1960850B (zh) 2004-05-27 2005-05-26 密封打气装置
PCT/JP2005/009614 WO2005115730A1 (ja) 2004-05-27 2005-05-26 シーリング・ポンプアップ装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157168 2004-05-27
JP2004353686A JP4559835B2 (ja) 2004-05-27 2004-12-07 タイヤのシーリング・ポンプアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006007747A true JP2006007747A (ja) 2006-01-12
JP4559835B2 JP4559835B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=35775503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004353686A Expired - Fee Related JP4559835B2 (ja) 2004-05-27 2004-12-07 タイヤのシーリング・ポンプアップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4559835B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110762A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Bridgestone Corp パンク応急処置装置、及び、パンク応急処置用エア回路
JP2007276294A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The パンクシール剤の注入容器
JP2010018005A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの一体型パンク修理装置
JP2018531823A (ja) * 2015-10-12 2018-11-01 トップ アライアンス テクノロジー リミテッド ボトル・キャップ及びボトル・キャップの使用方法
KR20210047561A (ko) * 2019-10-22 2021-04-30 (주)더메리트 미네랄 워터 추출 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001505501A (ja) * 1997-09-12 2001-04-24 アルスイッセ・バイリシェス・ドルックグス―ベルク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー カーゲー タイヤの欠陥を補修する装置
WO2003041949A1 (en) * 2001-11-15 2003-05-22 Active Tools A/S A device for sealing and inflating an inflatable object

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001505501A (ja) * 1997-09-12 2001-04-24 アルスイッセ・バイリシェス・ドルックグス―ベルク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー カーゲー タイヤの欠陥を補修する装置
WO2003041949A1 (en) * 2001-11-15 2003-05-22 Active Tools A/S A device for sealing and inflating an inflatable object

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110762A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Bridgestone Corp パンク応急処置装置、及び、パンク応急処置用エア回路
JP4563767B2 (ja) * 2004-10-12 2010-10-13 株式会社ブリヂストン パンク応急処置装置、及び、パンク応急処置用エア回路
JP2007276294A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The パンクシール剤の注入容器
JP2010018005A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの一体型パンク修理装置
JP2018531823A (ja) * 2015-10-12 2018-11-01 トップ アライアンス テクノロジー リミテッド ボトル・キャップ及びボトル・キャップの使用方法
KR20210047561A (ko) * 2019-10-22 2021-04-30 (주)더메리트 미네랄 워터 추출 장치
KR102330209B1 (ko) * 2019-10-22 2021-11-24 (주)더메리트 미네랄 워터 추출 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4559835B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2005115730A1 (ja) シーリング・ポンプアップ装置
CN100586812C (zh) 用于保存和注入密封剂的容器
JP2001505501A (ja) タイヤの欠陥を補修する装置
EP2030768B1 (en) Sealing pump-up device
US9457772B2 (en) Inflation apparatus and methods
CA2745944A1 (en) Liquid container
CN104023956A (zh) 漏气修补液的注入方法以及注入装置
JP2007168418A (ja) タイヤのシーリング・ポンプアップ装置
KR20060110370A (ko) 유동 가능한 페이스트상 물질을 압착하여 주입하는 장치
JP4559835B2 (ja) タイヤのシーリング・ポンプアップ装置
JP5384317B2 (ja) シーリング・ポンプアップ装置
JP4563767B2 (ja) パンク応急処置装置、及び、パンク応急処置用エア回路
JP4323860B2 (ja) タイヤのシーリング・ポンプアップ装置
JP4512501B2 (ja) タイヤのシーリング・ポンプアップ装置
JP2008023764A (ja) シーリング・ポンプアップ装置
JP2008155929A (ja) シーリング剤充填方法
JP2010167742A (ja) シーリング・ポンプアップ装置
JP2009269322A (ja) シーリング・ポンプアップ装置、及び、シーリング・ポンプアップ方法。
JP2006117193A (ja) シーリング・ポンプアップ装置
JP2008049597A (ja) シーリング剤注入装置
JP2008155605A (ja) タイヤのシーリング・ポンプアップ装置及びパンクタイヤの補修方法
JP2004068895A (ja) ピストン型アキュムレータの排液装置
JP2011131547A (ja) シーリング・ポンプアップ装置
JP2004338158A (ja) タイヤのシーリング・ポンプアップ装置及びポンプアップ装置
JP2005170486A (ja) シーリング剤の保管・注入容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100723

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees