JP2006006694A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者にとって煩わしい発射ハンドルの操作を強いることがなく、長時間の遊技であっても遊技者に疲労を感じさせず、遊技球の入賞装置への入賞率を所定範囲に保持することができる。
【解決手段】 本発明は、遊技盤6の前面側に形成された遊技領域11内に遊技球を発射させる打球発射装置17を備えた弾球遊技機1であって、遊技者の有無を検出可能な検出手段54を備えており、検出手段54が前記遊技者の存在を検出した場合に打球発射装置17が所定の強度により遊技球を発射させるように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機であって、遊技領域内に遊技球を発射させる打球発射装置を備えた弾球遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機に代表される弾球遊技機は、遊技盤の前面側に形成された遊技領域に遊技球を発射させる打球発射装置を備えており、この打球発射装置を作動させるために、遊技機の前面側下部には前方に突出するように発射ハンドルが設けられている。発射ハンドルは遊技者によって把持可能且つ回転操作可能なように設けられており、この発射ハンドルを回転させると、球皿から供給された遊技球が打球発射装置により遊技領域内に発射されるようになっている。そして、この時の発射強度は、発射ハンドルの回転角度が大きくなるのに伴って、強くなるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−253756号公報
しかしながら、上記した従来の弾球遊技機では、遊技球を遊技領域内に発射させるためには発射ハンドルを回転操作しなければならず、その操作が遊技者に煩わしさを与えるといった問題があった。
また、発射ハンドルの回転操作位置に応じて発射強度が変化するようになっているため、離席等の理由により遊技者が一旦、発射ハンドルを離した場合には、遊技再開時に改めて発射ハンドルを所定位置に回転操作しなければならず、元の状態の発射強度に戻すまでに何球かの遊技球を無駄打ちせざるを得ないといった問題があった。また、それぞれの遊技者によって、発射ハンドルの回転操作位置が異なるため、遊技球の入賞装置に対する入賞率が異なってしまうといった問題もあった。
さらに、長時間に渡って遊技を行なう場合には、遊技者は発射ハンドルを所定の回転操作位置に保持しなければならないため、手や腕等に負担が掛かり、遊技者に疲労を感じさせ易いといった問題もあった。
さらにまた、同一の遊技者であっても、遊技を継続しているうちに、少しずつ発射ハンドルの回転操作位置にずれが生じ、その僅かなずれにより遊技球の入賞装置に対する入賞率が変化してしまうといった問題があった。さらに、遊技者は、この入賞率が低下したと感じると、発射ハンドルの回転位置を再調整せざるを得ず、この調整動作は遊技者に煩わしさを感じさせるといった問題もあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、遊技者にとって煩わしい発射ハンドルの操作を強いることがなく、長時間の遊技であっても遊技者に疲労を感じさせず、遊技球の入賞装置への入賞率を所定範囲に保持することのできる弾球遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、遊技盤6の前面側に形成された遊技領域11内に遊技球を発射させる打球発射装置17を備えた弾球遊技機1であって、遊技者の有無を検出可能な検出手段54を備えており、検出手段54が前記遊技者の存在を検出した場合に打球発射装置17が所定の強度により遊技球を発射させるように構成されていることを特徴とする。
そして、好ましくは、遊技者が把持可能なグリップ部42を有する発射ハンドル15をさらに備え、検出手段54は、グリップ部42に対する前記遊技者の接触の有無を静電容量の変化により検出可能なタッチセンサ54であるのがよい。
また、グリップ部42は、左右両方向に回転操作可能なように構成されており、左右いずれか一方向に回転操作した場合には打球発射装置17からの遊技球の発射強度が強くなり、他方向に回転操作した場合にはその発射強度が弱くなるように構成されていてもよい。
本発明によれば、遊技者が発射ハンドルを回転操作することなく、手をグリップ部に接触させるだけで、遊技球が所定の強度で発射され、遊技が行なわれるようになっているため、遊技者に煩わしさを与えることがなく、長時間に渡って遊技を行なった場合でも、遊技者の疲労を軽減させることができる。
また、離席等の理由により遊技者が一旦、発射ハンドルを離したとしても、再度、発射ハンドルのグリップ部に触れれば、元の状態の発射強度で遊技を再開することができ、遊技球の無駄打ちが不要となる。さらに、遊技者が替わっても発射強度が一定となるため、遊技球の入賞装置への入賞率を所定範囲に保持することが容易になる。
また、発射ハンドルが左右両方向に回転可能であり、発射強度を強くするだけでなく、弱くすることもできるため、発射強度の調整が容易となる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合について例示して説明する。
先ず、図1〜図3を参照しつつ、本実施の形態に係るパチンコ遊技機の概略構成について説明する。ここで、図1はガラス扉及び球皿を開放した状態におけるパチンコ遊技機を示す正面図、図2はパチンコ遊技機の背面図、図3は開放した球皿を示す背面図である。
このパチンコ遊技機1は、方形枠状の外枠2と、遊技機の機体となる前枠3とを備えており、前枠3は、外枠2の正面左側上下に設けられたヒンジ金具4a,4bにより外枠2に対して開閉可能に取り付けられていると共に、外枠2の正面右側に設けられた施錠装置5により閉鎖状態に保持されるようになっている。また、前枠3には、遊技盤6が収容されており、遊技盤6の前面側には、画像表示装置の表示部7、中央飾り8、始動入賞口9、大入賞口10等の各種遊技部品がそれぞれ配設され、遊技領域11が形成されている。
前枠3の正面側には、ガラス扉12及び球皿13が開閉可能且つ着脱可能に取り付けられており、それらは施錠装置5及び球皿施錠装置(図示せず)により閉鎖状態に保持されるようになっている。そして、球皿13の基体となる当て板14の正面右側下部には前方に突出するように発射ハンドル15が設けられている。さらに、前枠3の下部領域には遊技補助盤16が形成されており、この遊技補助盤16の各部には、遊技領域11内に遊技球を発射させる打球発射装置17、球皿13に排出しきれない遊技球を一時的に貯留する貯留ケース18、貯留ケース18の出口に設けられた枠側シャッタ19、遊技状態に応じて効果音を発生させる音響装置20等がそれぞれ配設されている。
一方、遊技補助盤16と対峙する球皿13の当て板14の背面には、上記した遊技補助盤16の各構成に対応した構成がそれぞれ配設されている。すなわち、打球発射装置17に対応して球送り装置21、貯留ケース18に対応して貯留ケース視認窓22、枠側シャッタ19に対応して皿側シャッタ23、音響装置20に対応して音室24等がそれぞれ配設されている。
また、前枠3の背面側には裏セット盤25が複数(図2では5個)のレバー26により着脱可能に設けられている。そして、裏セット盤25の各部には、遊技島の球貯留装置(図示せず)からの予備賞球を貯留する貯留タンク27、貯留タンク27内に貯留された予備賞球を整列させて流下させる予備賞球案内流路28、球圧を軽減して予備賞球を下方に流下させるカーブレール29、賞球の払い出し処理を行う球払出装置30、球払出装置30から払い出された賞球を球皿13に導く賞球排出経路31、各種制御装置及び電子部品に電力を供給する電源装置32、パチンコ遊技機1の作動を統括的に制御する主制御装置33、画像表示装置の裏側に位置して画像表示、効果音等の演出、効果ランプ等の表示制御を行うサブ制御装置34、球払出装置30を制御する払出制御装置35、発射強度や発射タイミングを制御する発射制御装置36等がそれぞれ配設されている。
次に、図1〜図6を参照しつつ、本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機について打球発射機構を主体に説明する。ここで、図4は本実施の形態に係るパチンコ遊技機の打球発射機構を示す斜視図、図5は発射ハンドル15を示す分解斜視図、図6は発射制御装置36の構成を示すブロック図である。
この打球発射機構は、発射ハンドル15と、打球発射装置17と、球送り装置21と、発射制御装置36とを備えており、発射ハンドル15は、球皿13の当て板14に貫設可能な円筒形状のハンドル軸41と、ハンドル軸41の前端部に固定されるグリップ部42とから構成されている。
図5に良く示されているように、グリップ部42は、椀状のグリップベース43と、グリップベース43の前端に回動可能に支持された扁平な略円筒状の回動レバー44と、回動レバー44の前端を閉塞するように固定された椀状のキャップ体45とを備えている。
グリップベース43の前端外周部には、嵌合部46が前方に延出して形成されており、その嵌合部46には切欠部47が形成されている。グリップベース43の内部には円筒状の3本の支軸48a,48b,48cが前方に突設されていると共に、回動レバー44の回動角度を検出する可変抵抗器(ポテンショメータ)が設けられており、この可変抵抗器から前方に突出する検出軸に2本の連結ピン50a,50bを有する連結レバーが固定されている。また、グリップベース43の内部には、打球発射装置17の作動をオンオフするための作動スイッチ51が取り付けられていると共にこの作動スイッチ51の近傍に発射停止ボタン52が揺動可能に設けられており、この発射停止ボタン52のボタン操作部53は切欠部47からグリップベース43の外方に突出している。さらに、グリップベース43の内部には、タッチセンサ54の検出回路基板55が取り付けられており、これにより遊技者が回動レバー44に接触しているか否かを検出できるようになっている。
回動レバー44の後端外周部には、グリップベース43の嵌合部46に嵌合可能な円筒状の周壁部49が形成されており、回動レバー44の前端外周部には、嵌合部56が前方に延出して形成されている。また、回動レバー44の外面には、各指が掛止可能な三角形状の第1〜第3指掛け部57a,57b,57cが外方に突出して形成されている。
さらに、回動レバー44の内部には、前後を仕切るプレート部58が形成され、プレート部58には外周部に沿って円弧状に上下の回動規制孔59b,59aが穿設されており、下側の回動規制孔59aに支軸48aが係合し、上側の回動規制孔59bに2本の支軸48b,48cが係合するようになっている。すなわち、回動レバー44の回動角度は、支軸48aが下側の回動規制孔59aの左端部と係合すると共に支軸48bが上側の回動規制孔59bの右端部と係合する右回り最大角度位置から、支軸48aが下側の回動規制孔59aの右端部と係合すると共に支軸48cが上側の回動規制孔59bの左端部と係合する左回り最大角度位置までの範囲に規制されるようになっている。
また、プレート部58には、放射状に長孔形状の連結ピン係合孔60a,60bが回動規制孔59a,59bより内側に穿設されており、連結ピン係合孔60a,60bにはそれぞれ連結ピン50a,50bが係脱可能となっている。また、回動レバー44は、バネ(図示せず)により、常時、前記右回り最大角度位置と前記左回り最大角度位置の中間位置に付勢、保持されるようになっている。
キャップ体45の後端外周部には、回動レバー44の嵌合部56に嵌合可能な円筒状の周壁部61が形成されており、キャップ体45の内部には、支軸48a,48b,48cの前端部と嵌合可能なボス62b,62c(支軸48aに嵌合するボスは図示せず)が突設されている。
タッチセンサ54の検出回路基板55の接点には、2本のリード線(いずれも図示せず)がネジで接続されており、一方のリード線はプレート58上の接続端子に接続されており、これにより、回動レバー44と検出回路基板55とが電気的に接続されている。したがって、遊技者が回動レバー44に接触すると、タッチセンサ54を介して打球発射装置17に検出信号が送出され、遊技球が発射されるようになっている。また、他方のリード線は、ハンドル軸41内を通って後方に配線され、アース線として使用されている。
当て板14の背面には、板金63が取り付けられており、板金63には、矩形状の開口部64が形成されている。開口部64は、ハンドル軸41の後端面に当接可能なように形成されており、ハンドル軸41の各リード線が開口部64を通って板金63の背面側に取り出されるようになっている。そして、開口部64の周囲には取付部65が穿設されており、取付部65にネジを螺入することにより、板金63が発射ハンドル15に固定されるようになっている。
打球発射装置17は、図1及び図4に示されているように、基板となるベースプレート66と、ベースプレート66の前面に沿って揺動可能な打球杵(ハンマー)67と、打球杵67の上方への揺動を制限する上部ストッパ68と、打球杵67の下方への揺動を制限する下部ストッパ69と、発射される遊技球を一時的に保持する発射球ホルダ70と、ベースプレート66の背面側に設けられ、打球杵67の揺動運動の駆動源となるローラリーソレノイド71とを主体に構成されており、打球発射装置17の上方には打球発射装置17から発射された遊技球を遊技領域11内に導く発射レール72が設けられている。
球送り装置21は、図3に示されているように、球皿13からの遊技球を受容する球受容口73と、上下に揺動し、球受容口73から受容した遊技球を1球ずつ送り出す球送りカム74と、球送りカム74を揺動させる電磁石75とを主体に構成されている。電磁石75は、打球発射装置17の打球杵67を駆動するローラリーソレノイド71の作動と同期してオン・オフ制御されるようになっており、発射ハンドル15の回転操作によって打球発射装置17から遊技球が発射される度に球受容口73から1球ずつ遊技球を発射球ホルダ70に送り出すようになっている。
発射制御装置36は、図6に示すように、打球発射装置17からの遊技球の発射強度を所定の強度に設定可能な発射強度設定手段77と、発射強度設定手段77により設定された遊技球の発射強度を微調整可能な第1の発射強度補正手段78とを備えており、遊技球の発射強度は、発射強度設定手段77により、発射ハンドル15を左右いずれの方向にも回転させない基準位置において遊技球が遊技領域11のほぼ中央部に送出されるように設定される。そして、第1の発射強度補正手段78は、所定の単位時間を計時する単位時間計時手段79と、単位時間計時手段79により計時した所定時間毎にカウントした始動入賞口9等の入賞装置への入賞数に基づき遊技球の入賞率を算出する入賞率演算手段80と、入賞率演算手段80により算出した各所定時間毎の入賞率を記憶する入賞率記憶手段81と、入賞率記憶手段81により記憶した今回の入賞率を前回の入賞率と比較し、打球発射装置17からの遊技球の発射強度の微調整の程度を決定する入賞率比較判定手段82とから構成されている。より具体的には、例えば、入賞率比較判定手段82により今回の入賞率が前回の入賞率より減少したと判定された場合には、遊技球の発射強度は、入賞率が増加するように微調整され、反対に、入賞率比較判定手段82により今回の入賞率が前回の入賞率より増加したと判定された場合には、その発射強度は、入賞率が減少するように微調整される。
また、発射制御装置36の第1の発射強度補正手段78とは別に、発射ハンドル15の正面視右側の当て板14には第2の発射強度補正手段83が設けられており、この第2の発射強度補正手段83は、ダイヤル形状を成し、遊技者が手動操作により左右両方向に回転操作可能なように設けられている。また、この第2の発射強度補正手段83の当て板14の背面側には、第2の発射強度補正手段83の左右それぞれの方向の回転角度を検出する可変抵抗器(ポテンショメータ)が設けられており、この可変抵抗器により検出された第2の発射強度補正手段83の回転角度に応じて、発射強度設定手段77により設定された遊技球の発射強度を微調整し、再設定可能なようになっている。より具体的には、第2の発射強度補正手段83を右方向に回転操作した場合には発射強度設定手段により設定された遊技球の発射強度が強くなり、左方向に回転操作した場合にはその発射強度が弱くなるように微調整される。
次に、本発明に実施の形態に係るパチンコ遊技機1の作用について前記打球発射機構の作用を主体に説明する。
遊技の際に遊技者が手を発射ハンドル15の回動レバー44に接触させると、遊技者が回動レバー44に接触していることをタッチセンサ54が検出し、その検出信号が検出回路基板55を介して打球発射装置17に送出される。そして、発射制御装置36の発射強度設定手段77によって予め設定された強度に基づき、球送り装置21から発射球ホルダ70に1球ずつ遊技球が送り出され、その遊技球は打球杵67により叩打され、発射レール73を通って遊技領域11のほぼ中央部に向かって発射される。遊技球が発射されると、次の遊技球が球送り装置21から発射球ホルダ70に順次供給され、上記発射動作が繰り返される。
このように、遊技者が発射ハンドル15を回転操作することなく、手を回動レバー44に接触させるだけで、遊技球が所定の強度で発射され、遊技が行なわれるようになっているため、遊技者に煩わしさを与えることがなく、長時間に渡って遊技を行なった場合でも、遊技者の疲労を軽減させることができる。また、離席等の理由により遊技者が一旦、発射ハンドルを離したとしても、再度、発射ハンドル15の回動レバー44に触れれば、元の状態の発射強度で遊技を再開することができるため、遊技球の無駄打ちが不要となる。さらに、遊技者が替わっても発射強度を一定に保持することができるため、遊技球の入賞装置への入賞率を所定範囲に保持することが容易になる。
また、遊技中、発射制御装置36の第1の発射強度補正手段78は、単位時間計時手段79により計時した所定時間毎に始動入賞口9への入賞数をカウントし、その入賞数に基づき入賞率演算手段80により遊技球の入賞率を算出し、各所定時間毎の入賞率を入賞率記憶手段81に記憶させる。そして、入賞率演算手段80は、入賞率記憶手段81により記憶した今回の入賞率を前回の入賞率と比較し、入賞率が減少したと判定した場合には、発射強度設定手段により設定された遊技球の発射強度を入賞率が増加するように微調整し、入賞率が増加したと判定した場合には、その発射強度を入賞率が減少するように微調整する。
このように、入賞率が減少した場合には、第1の発射強度補正手段78が入賞率を増加させるように発射強度を補正するようになっているため、遊技者は、入賞率を増加させるために発射ハンドル15を微妙に回転操作させる必要がなく、その操作による煩わしさを遊技者に感じさせることがない。
また、遊技者自身が、遊技球の発射強度を発射強度設定手段77によって予め設定された強度より強くしたいと感じた場合には、発射ハンドル15の回動レバー44を右方向に回転させることにより行うことができ、反対に、遊技球の発射強度を予め設定された強度より弱くしたいと感じた場合には、回動レバー44を左方向に回転させることにより行うこともできる。
さらに、遊技者は、第2の発射強度補正手段83を手動で回転操作することにより、発射強度設定手段77により設定された打球発射装置17からの遊技球の発射強度を微調整し、再設定することもできる。したがって、遊技者は、入賞率を増加させるために発射ハンドル15を回転操作させる必要がなく、その操作による煩わしさを遊技者に感じさせることがない。また、それぞれの遊技者の好みに応じて、発射強度を容易に微調整することができるため、遊技性の向上を図ることができる。なお、このように第2の発射強度補正手段83を回転操作した場合、第1の発射強度補正手段78により補正した発射強度の値は一旦、リセットされる。
なお、上記実施の形態において、第2の発射強度補正手段83は発射ハンドル15の正面視右側の当て板14に取り付けられているが、これは単なる例示に過ぎず、各種変更が可能であり、例えば、図7に示すように、発射ハンドル15のキャップ体45の頂部に取り付けたり、或いは、図8に示すように、発射ハンドル15のハンドル軸41に取り付けたりしてもよい。また、第2の発射強度補正手段は、上記したダイヤルによるアナログ方式に限定されるものではなく、例えば、タッチパネルを使用したデジタル方式等、各種変更が可能である。
また、上記した実施の形態では、タッチセンサ54を使用しているが、遊技者の有無を検出することができれば、他の検出手段を使用することもでき、例えば、椅子や足下にセンサを設置し、遊技者が椅子に座っていることをこれらのセンサが検出した場合に遊技球を所定の強度で発射するように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、第2の発射強度補正手段83による補正を第1の発射強度補正手段78による補正より優先させているが、反対に、第1の発射強度補正手段78による補正を優先させ、第1の発射強度補正手段78により発射強度が補正された場合に、第2の発射強度補正手段83により補正された発射強度の値がリセットされるように構成してもよい。
さらに、発射強度補正手段として、必ずしも第1の発射強度補正手段78と第2の発射強度補正手段83の両方を備えている必要はなく、例えば、それらのいずれか一方のみを設置したり、或いは、両方とも設置しないようにしたりしてもよい。
さらにまた、上記した実施の形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、アレンジボール遊技機や雀球遊技機等、他の弾球遊技機にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機のガラス扉及び球皿を開放した状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機における球皿を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機における打球発射機構を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機における発射ハンドルを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機における発射制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機における発射強度手動補正手段の別の例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機における発射強度手動補正手段のさらに別の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 遊技盤
9 始動入賞口
11 遊技領域
15 発射ハンドル
17 打球発射装置
42 グリップ部
54 タッチセンサ
77 発射強度設定手段
78 第1の発射強度補正手段
83 第2の発射強度補正手段

Claims (3)

  1. 遊技盤の前面側に形成された遊技領域内に遊技球を発射させる打球発射装置を備えた弾球遊技機であって、
    遊技者の有無を検出可能な検出手段を備えており、
    該検出手段が前記遊技者の存在を検出した場合に前記打球発射装置が所定の強度により遊技球を発射させるように構成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技者が把持可能なグリップ部を有する発射ハンドルをさらに備え、前記検出手段は、前記グリップ部に対する前記遊技者の接触の有無を静電容量の変化により検出可能なタッチセンサである請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記グリップ部は、左右両方向に回転操作可能なように構成されており、左右いずれか一方向に回転操作した場合には前記打球発射装置からの遊技球の発射強度が強くなり、他方向に回転操作した場合にはその発射強度が弱くなるように構成されている請求項2に記載の弾球遊技機。
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