JP2006005031A - 部品搭載装置及び部品搭載方法 - Google Patents

部品搭載装置及び部品搭載方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006005031A
JP2006005031A JP2004177725A JP2004177725A JP2006005031A JP 2006005031 A JP2006005031 A JP 2006005031A JP 2004177725 A JP2004177725 A JP 2004177725A JP 2004177725 A JP2004177725 A JP 2004177725A JP 2006005031 A JP2006005031 A JP 2006005031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
air
gas
tool
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004177725A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Nakanishi
智昭 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004177725A priority Critical patent/JP2006005031A/ja
Publication of JP2006005031A publication Critical patent/JP2006005031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】 部品を基板に搭載するために加熱されたその部品や樹脂などを速やかに冷却することにより、その部品が搭載された基板の生産性を高めた部品搭載装置及び部品搭載方法を提供する。
【解決手段】 加熱された樹脂22や部品10を速やかに冷却する部品搭載装置100は、押圧部110とエアー調整部120とを備え、押圧部110は、凹部116cが形成された当接面116eを有するツール116と、そのツール116の当接面116eを部品10に当接させて、その部品10を基板20上に押圧するヘッド昇降部111、ヘッドシャフト112、ヘッドホルダー113、及びヘッドブロック114と、ツール116を加熱するヒーター115と、ツール116の凹部116cと部品10との間の隙間に、部品10を冷却するようにエアーを供給するエアー調整部120とを備える。
【選択図】 図1

Description

部品を基板に搭載する部品搭載装置及び部品搭載方法に関する。
半導体チップなどの部品をプリント配線基板などに搭載する装置として、フリップチップ実装方法を用いた部品搭載装置がある。
このような部品搭載装置は、部品に形成されたバンプが基板の電極に当接するようにその部品を基板上に載置し、その部品に対して加圧及び加熱を行うことにより、部品のバンプと電極との接合を行う。
即ち、このような部品搭載装置は、部品を保持して基板上の所定の位置に載置するヘッドを備え、そのヘッドは、部品に当接するツールと、そのツールと接触して発熱する発熱部とを備えている。ヘッドはツールを部品に押し付けることで部品を基板側に加圧し、発熱部はこのように部品が加圧されている状態で発熱する。その結果、発熱部から発せられた熱によってツール及び部品並びにバンプなどが加熱され、その熱によってバンプと電極との界面が活性化し、バンプと電極が接合する。
また、このような部品搭載装置は、基板上に予め樹脂を塗布しておくことにより、上述のような加熱によって樹脂を硬化させて、互いに接合されたバンプと電極をその樹脂で封止するとともに、その部品を基板上に固定させる。
このような樹脂は、高温にされた状態では不安定なため、常温程度に冷却して安定性を確保することが望ましく、生産効率の向上の観点から、自然冷却よりも早く冷却する必要がある。
そこで従来より、上述の発熱部に冷却機能を備えた部品搭載装置が提案されている(例
えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の部品搭載装置(フリップチップボンディング装置)では、発熱した発熱部自体の温度が積極的に低下することにより、ツール及び部品並びに樹脂は自然冷却よりも早く冷却する。
特開平7−115109号公報
しかしながら、このような特許文献1の部品搭載装置であっても、部品や樹脂はツールを介して冷却されるため、部品や樹脂を十分に早く冷却することができず、部品が搭載された基板の生産性を向上することができないという問題がある。
即ち、特許文献1の部品搭載装置では、部品はツールなどを介して冷却機能を備えた発熱部につながり、樹脂はさらにその部品などを介してつながっている。従って、冷却機能を備えた発熱部自体の温度が積極的に低下しても、まずツールから除熱が行われ、その後、部品や樹脂に対する除熱が行われるのである。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、部品を基板に搭載するために加熱されたその部品や樹脂などを速やかに冷却することにより、その部品が搭載された基板の生産性を高めた部品搭載装置及び部品搭載方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る部品搭載装置は、部品を基板に搭載する部品搭載装置であって、凹部が形成された当接面を有する当接手段と、前記当接面を部品に当接させて、前記部品を基板上に押圧する押圧手段と、前記当接手段を加熱する加熱手段と、前記凹部と前記部品との間の隙間に、前記部品を冷却するように気体を供給する気体調整手段とを備える。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る部品搭載方法は、部品を基板に搭載する部品搭載方法であって、凹部が形成された当接面を部品に当接させて、前記部品を基板上に押圧する当接押圧工程と、前記部品を加熱する加熱工程と、前記凹部と前記部品との間の隙間に、前記部品を冷却するように気体を供給する気体調整工程とを含む。
本発明の部品搭載装置及び部品搭載方法では、加熱された部品に気体が接して、その部品に蓄積された熱を直接的に奪うため、加熱されたその部品や樹脂などを速やかに冷却することができ、その結果、その部品が搭載された基板の生産性を高めることができるという作用効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態における部品搭載装置について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における部品搭載装置の全体構成を示す構成図である。
本実施の形態の部品搭載装置100は、フリップチップ実装方法により部品10を基板20上の所定の実装部位に実装するものであって、部品10を保持してその部品10を基板20上の実装部位に押圧する押圧部110と、押圧部110内にエアーを供給するとともに、そのエアーを排出する気体調整手段たるエアー調整部120と、部品10及び基板20上の実装部位を撮像する撮像部130と、基板20が載置される基板下受け141と、基板下受け141を基板20に沿った方向に移動させるための基板テーブル142とを備えている。
このような部品搭載装置100は、部品10と押圧部110との間に生じる隙間にエアーを供給するとともに、供給されたエアーを排出することによって、加熱された部品10やその周りの樹脂などを速やかに冷却することができるという点に特徴がある。
ここで、説明を簡単にするために、基板下受け141に載置された基板20に沿った方向を水平方向とし、その基板20に対して垂直な方向を上下方向として、以下説明する。
押圧部110は、先端に部品10を吸着するボンディングヘッド117と、ヘッドシャフト112と、ヘッドシャフト112にボンディングヘッド117を取り付けるためのヘッドホルダー113と、ヘッドシャフト112を駆動することによりボンディングヘッド117を上下方向に昇降させるヘッド昇降部111とを備えている。
ボンディングヘッド117は、ヘッドホルダー113に取着されるヘッドブロック114と、ヘッドブロック114に取り付けられたヒーター115と、取替え自在にヒーター115に吸着される当接手段たるツール116とを備えている。ヒーター115及びヘッドブロック114には、これらに連通してエアーの流路となる流路孔114aが形成されている。
なお、本実施の形態では、ヘッド昇降部111と、ヘッドシャフト112と、ヘッドホルダー113と、ボンディングヘッド117のヘッドブロック114とで押圧手段を構成している。
図2の(a)はツール116の底面図であり、図2の(b)は(a)のb−b線から見たツール116の断面図である。
ツール116は、例えばチッ化アルミなどのセラミックから一体に形成されており、図2の(a),(b)に示すように、略矩形平板状の平板部116aと、平板部116aの一面から突出する凸部116bとを有する。
凸部116bは、断面略矩形状であって、先端側の面である当接面116eには断面略十字状の凹部116cが形成されている。また、凹部116cの底面中央には、平板部116aの凸部116bと反対側の面(図2の(b)中の下面)にまで貫通する貫通孔116dが形成されている。
このようなツール116は、凹部116cが形成されている当接面116eを下側に向けてヒーター115に吸着される。このようにツール116が吸着されたときには、そのツール116の凹部116cに形成された貫通孔116dは、ヒーター115及びヘッドブロック114の流路孔114aと連通した状態となる。
エアー調整部120は、エアーを圧縮して供給する例えばエアーコンプレッサーなどの圧縮供給部122と、エアーを排出して真空引きを行う例えば真空ポンプなどの真空引き部121と、エアーの流路を切り換える切換バルブ123と、ユーザによる入力を受け付ける入力部125と、エアー流路の状態などを表示するための表示部124と、入力部125に入力された内容などに応じて切換バルブ123や表示部124を制御するエアー制御部126とを備えている。
切換バルブ123は、エアー制御部126からの制御に応じて、ヘッドブロック114及びヒーター115の流路孔114aと圧縮供給部122とがエアーの流路として連結された状態(以下、供給状態という)と、その流路孔114aと真空引き部121とがエアーの流路として連結された状態(以下、真空状態という)とを切り換える。
したがって、切換バルブ123がエアー流路を供給状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド117のツール116の貫通孔116dからエアーが流出し、切換バルブ123がエアー流路を真空状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド117のツール116の貫通孔116dからエアーが吸引される。
撮像部130は、上下方向の互いに逆の向きに位置する2つの被写体を撮像するカメラ本体131と、カメラシャフト132と、カメラシャフト132を駆動することによりカメラ本体131を水平方向に移動させるカメラテーブル133とを備えている。
部品10が押圧部110によって保持され、基板20上の実装部位に隙間を空けて対向している状態において、カメラテーブル133は、カメラシャフト132を駆動してカメラ本体131を部品10と基板20の間に挿入する。このように挿入されたカメラ本体131は、部品10及び基板20の実装部位を被写体として撮像する。
このように撮像された結果は、部品10と基板20の実装部位との位置合わせに利用される。つまり、位置がずれている場合には、基板テーブル142が基板下受け141を移動させて、そのずれを解消する。
このような部品搭載装置100では、ボンディングヘッド117が部品10を保持するときには、ボンディングヘッド117のツール116の当接面116eが部品10に当接した状態で、エアー流路が切換バルブ123により真空状態に切り換えられる。これにより、ボンディングヘッド117の流路孔114aと、ツール116の貫通孔116dと、ツール116の凹部116cと部品10との間の隙間とが、それぞれ負圧になる。その結果、部品10は、ツール116の当接面116eに当接した状態で吸着され、ボンディングヘッド117に保持される。そして、基板下受け141の移動及び撮像部130による位置合わせが行われることにより、部品10は、基板20の実装部位に正確に対向して配置される。ここでボンディングヘッド117が下降すると、部品10は、そのボンディングヘッド117のツール116の当接面116eに当接した状態で、基板20の実装部位に押圧される。
図3の(a)は、部品10が基板20に押圧された状態で、エアー調整部120によりエアーが押圧部110内に供給される様子を示す図であり、図3の(b)は、部品10が基板20に押圧された状態で、エアーが押圧部110内から排出される様子を示す図である。
上述のように、ボンディングヘッド117は、ヘッド昇降部111の動作によって、ツール116の当接面116eを部品10に当接させて部品10を基板20側に押圧する。
このような押圧が開始されると、ヒーター115は、外部からの電力供給を受けることにより例えば摂氏数百度まで発熱し、ボンディングヘッド117のツール116を加熱する。その結果、部品10のバンプ11と基板20の電極21とが接合するとともに、予め基板20に塗布されていた樹脂22が硬化する。
ヒーター115による発熱が終了すると、エアー調整部120は、エアー流路を供給状態と真空状態とに交互に切り換える。
即ち、エアー調整部120は、エアー流路を供給状態とすることにより、図3の(a)に示すように、圧縮供給部122からの圧縮されたエアーを、ボンディングヘッド117の流路孔114aとツール116の貫通孔116dとを介して、ツール116の凹部116cと部品10との間の隙間に供給する。その結果、その隙間に供給されたエアーは、部品10に蓄積された熱をその部品10から奪い取り、部品10に対して除熱を行う。また、エアー調整部120は、エアー流路を真空状態とすることにより、図3の(b)に示すように、ボンディングヘッド117の流路孔114aとツール116の貫通孔116dとを介して、その隙間にあるエアー、つまり部品10から熱を奪い取ったエアーを真空引き部121に排出させる。
エアー調整部120は、このようなエアーの供給と排出との繰り返しを、部品10の大きさや形状などに応じた周期(例えば1秒など)で行う。
図4は、本実施の形態における部品搭載装置100が行う動作を示すフロー図である。
まず、エアー調整部120がエアー流路を真空状態に切り換えることにより、ボンディングヘッド117は、ツール116の先端に部品10を吸着する(ステップS100)。
基板テーブル142は、部品10が基板20の実装部位に対向するように、基板下受け141を水平方向に移動する(ステップS102)。
撮像部130は、部品10及び基板20の実装部位を撮像し(ステップS104)、その撮像結果から、部品搭載装置100は、部品10に対する実装部位の位置合わせが正確に行われているか否かを判断する(ステップS106)。
ここで、位置合わせが正確でないと判断されたときには(ステップS106のNo)、部品搭載装置100は再びステップS102からの動作を繰り返し実行する。
一方、位置合わせが正確であると判断されたときには(ステップS106のYes)、ボンディングヘッド117は、ヘッド昇降部111の動作により下降して、部品10を基板20の実装部位に押圧する(ステップS108)。
このように部品10が押圧されている状態で、ヒーター115は発熱してボンディングヘッド117のツール116を加熱することによって、部品10を加熱する(ステップS110)。
ヒーター115による加熱が終了すると、エアー調整部120は、ツール116の凹部116cと部品10との間の隙間にエアーを供給し(ステップS112)、さらに、その隙間に供給されて部品10から熱を受け取ったエアーを排出する(ステップS114)。
エアー調整部120は、エアーの最初の供給が開始されてから所定の冷却時間が経過したか否かを判断し(ステップS116)、冷却時間が経過していないと判断したときには(ステップS116のNo)、ステップS112からの動作を繰り返し実行する。一方、冷却時間が経過したと判断したときには(ステップS116のYes)、エアー調整部120は、ツール116から部品10を引き離すために、エアーをその隙間に供給し(ステップS118)、ボンディングヘッド117は、ヘッド昇降部111の動作により、部品10を基板20に残して上昇する(ステップS120)。
このように本実施の形態では、部品10を基板20に実装するためにヒーター115がツール116を介して部品10を加熱した後には、ツール116の凹部116cと部品10との間の隙間にエアー調整部120からエアーが供給されるため、その加熱された部品10にエアーが接して、その部品10からそこに蓄積された熱を直接的に奪い取り、部品10やそのバンプ11並びに樹脂22などを速やかに冷却することができる。即ち、従来例では、ツールから除熱を行う必要があるが、本実施の形態では、ツール116を介さずに直接的に部品10から除熱を行うことができる。その結果、部品10が搭載された基板20の生産性を高めることができる。
また、本実施の形態では、エアーの隙間への供給と、その供給されたエアーの排出とを交互に繰り返し行うことにより、部品10に蓄積された熱を、隙間に逐次供給されるエアーに伝達させることができ、部品10やそのバンプ11並びに樹脂22などを迅速かつ十分に冷却することができる。
(変形例1)
ここで、本実施の形態のエアーの供給方法に関する第1の変形例について説明する。
本変形例に係るエアー調整部は、部品10を冷却するときには、エアー流路を供給状態と真空状態とに交互に繰り返し切り換えることなく、一定時間だけ供給状態に維持する。
即ち、エアー調整部は、ヒーター115による加熱が終了すると、エアー流路を真空状態から供給状態に切り換えて、その状態を例えば2〜3秒間だけ維持し、ツール116の凹部116cと部品10との間の隙間にエアーを閉じ込めておく。そして、その一定時間の経過後、ボンディングヘッド117は部品10を基板20に残して上昇する。このとき、隙間に閉じ込められていたエアーは大気中に拡散される。
このように、エアーを隙間に一定時間だけ閉じ込めておくことにより、部品10に蓄積された熱を十分にエアーに移すことができ、上記実施の形態と同様、部品10などを速やかに冷却することができる。
供給状態に維持する時間は、部品10の大きさや形状などによって適宜設定される。例えば、2mm角の部品10であれば、その時間は2〜3秒であり、0.5mm角の部品10であれば、その時間は約1秒である。
(変形例2)
ここで、本実施の形態のエアーの供給方法に関する第2の変形例について説明する。
本変形例に係る部品搭載装置は、さらに、エアーを部品10や樹脂22に吹き付けるエアーノズルを備えている。
図5は、本変形例に係る部品搭載装置により部品10や樹脂22が冷却される様子を示す図である。
エアーノズル127は、ボンディングヘッド117により基板20側に押圧されている部品10の側部に、エアーを吹き出す吹出口が向くように配設される。このようなエアーノズル127は、例えばエアー調整部120の圧縮供給部122から供給されるエアーを利用して、そのエアーを吹出口から部品10などに吹き付ける。
このように、エアーノズル127を備えることにより、部品10などはその側部からも除熱されることとなり、部品10などの冷却効率をさらに向上することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における部品搭載装置の全体構成を示す構成図である。
本実施の形態の部品搭載装置200は、実施の形態1と同様、フリップチップ実装方法により部品10を基板20上の所定の実装部位に実装するものであって、部品10を保持してその部品10を基板20上の実装部位に押圧する押圧部210と、押圧部210内にエアーを流して供給する気体調整手段たるエアー調整部220と、部品10及び基板20上の実装部位を撮像する撮像部130と、基板20が載置される基板下受け141と、基板下受け141を水平方向に移動させるための基板テーブル142とを備えている。
このような部品搭載装置200は、部品10と押圧部210との間に生じる隙間にエアーを一定時間だけ流すことによって、加熱された部品10やその周りの樹脂などを速やかに冷却することができるという点に特徴がある。
なお、本実施の形態における部品搭載装置200が備える構成要素のうち、実施の形態1の構成要素と同一のものに対しては、その実施の形態1の構成要素に付された符号と同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
押圧部210は、先端に部品10を吸着するボンディングヘッド217と、実施の形態1と同様のヘッドシャフト及びヘッドホルダー並びにヘッド昇降部(図示せず)とを備えている。
ボンディングヘッド217は、ヘッドホルダーに取着されるヘッドブロック214と、ヘッドブロック214に取り付けられたヒーター215と、取替え自在にヒーター215に吸着される当接手段たるツール216とを備えている。ヒーター215及びヘッドブロック214には、これらに連通してエアーの流路となる2つの流路孔214aが形成されている。
なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様、ヘッド昇降部と、ヘッドシャフトと、ヘッドホルダーと、ボンディングヘッド217のヘッドブロック214とで押圧手段を構成している。
図7の(a)は本実施の形態におけるツール216の底面図であり、図7の(b)は(a)のb−b線から見たツール216の断面図である。
本実施の形態におけるツール216は、実施の形態1のツール116と比べて、凹部に貫通孔が2つ形成されている点に特徴がある。
具体的に、ツール216は、例えばチッ化アルミといったセラミックなどから一体に形成されており、図7の(a),(b)に示すように、略矩形平板状の平板部216aと、平板部216aの一面から突出する凸部216bとを有する。
凸部216bは、断面略矩形状であって、先端側の面である当接面216eには断面略十字状の凹部216cが形成されている。また、凹部216cの底面の両端部には、それぞれ平板部216aの凸部216bと反対側の面(図7の(b)中の下面)にまで貫通する貫通孔216dが形成されている。
このようなツール216は、凹部216cが形成されている当接面216eを下側に向けてヒーター215に吸着される。このようにツール216が吸着されたときには、そのツール216の凹部216cに形成された2つの貫通孔216dはそれぞれ、ヒーター215及びヘッドブロック214の2つの流路孔214aと連通した状態となる。
エアー調整部220は、エアーを圧縮して供給する例えばエアーコンプレッサーなどの圧縮供給部222と、エアーを排出して真空引きを行う例えば真空ポンプなどの真空引き部221と、エアーの流路を切り換える第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223bと、排気音を消音してエアーを排気するためのマフラー228と、ユーザによる入力を受け付ける入力部225と、エアー流路の状態などを表示するための表示部224と、入力部225に入力された内容などに応じて第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223bや表示部224を制御するエアー制御部226とを備えている。
第1切換バルブ223aは、エアー制御部226からの制御に応じて、ヘッドブロック214及びヒーター215の流路孔214aと圧縮供給部222とがエアーの流路として連結された状態(供給状態)と、その流路孔214aと真空引き部221とがエアーの流路として連結された状態(真空状態)とを切り換える。
第2切換バルブ223bは、エアー制御部226からの制御に応じて、ヘッドブロック214及びヒーター215の流路孔214aとマフラー228とがエアーの流路として連結された状態(供給状態)と、その流路孔214aと真空引き部221とがエアーの流路として連結された状態(真空状態)とを切り換える。
したがって、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223bがそれぞれエアー流路を供給状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド217のツール216における第1切換バルブ223a側の貫通孔216dから凹部216cに向かってエアーが流出し、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223bがそれぞれエアー流路を真空状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド217のツール216の2つの貫通孔216dからエアーが吸引される。
このような部品搭載装置200では、ボンディングヘッド217が部品10を保持するときには、ボンディングヘッド217のツール216の当接面216eが部品10に当接した状態で、エアー流路が第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223bのそれぞれにより真空状態に切り換える。これにより、ボンディングヘッド217の2つの流路孔214aと、ツール216の2つの貫通孔216dと、ツール216の凹部216cと部品10との隙間とが、それぞれ負圧になる。その結果、部品10は、ツール216の当接面216eに当接した状態で吸着され、ボンディングヘッド217に保持される。そして、基板下受け141の移動及び撮像部130による位置合わせが行われることにより、部品10は、基板20の実装部位に正確に対向して配置される。ここでボンディングヘッド217が下降すると、部品10は、そのボンディングヘッド217のツール216の当接面216eに当接した状態で、基板20の実装部位に押圧される。
図8は、部品10が基板20に押圧された状態で、エアー調整部220によりエアーが押圧部210内に流される様子を示す図である。
上述のように、ボンディングヘッド217は、実施の形態1と同様、ヘッド昇降部の動作によって、ツール216の当接面216eを部品10に当接させて部品10を基板20側に押圧する。
このような押圧が開始されると、ヒーター215は、実施の形態1と同様、外部からの電力供給を受けることにより発熱し、ボンディングヘッド217のツール216を加熱する。その結果、部品10のバンプ11と基板20の電極21とが接合するとともに、予め基板20に塗布されていた樹脂22が硬化する。
ヒーター215による発熱が終了すると、エアー調整部220は、エアー流路を供給状態とすることにより、部品10の大きさや形状などに応じた所定の冷却時間だけ、圧縮供給部222からの圧縮されたエアーを、ツール216の凹部216cと部品10との間の隙間に継続して流す。
即ち、エアー調整部220は、ボンディングヘッド217における第1切換バルブ223a側の流路孔214a、ツール216における第1切換バルブ223a側の貫通孔216d、凹部216cと部品10との間の隙間、ツール216における第2切換バルブ223b側の貫通孔216d、及びボンディングヘッド217における第2切換バルブ223b側の流路孔214aの順で、圧縮供給部222からのエアーを流して、最終的に、マフラー228を介して大気中に排出する。
図9は、本実施の形態における部品搭載装置200が行う動作を示すフロー図である。
本実施の形態の部品搭載装置200の動作は、実施の形態1の部品搭載装置100の動作と比べて、エアーの供給動作が異なる。
具体的に、まず、エアー調整部220がエアー流路を真空状態に切り換えることにより、ボンディングヘッド217は、ツール216の先端に部品10を吸着する(ステップS200)。
基板テーブル142は、部品10が基板20の実装部位に対向するように、基板下受け141を水平方向に移動する(ステップS202)。
撮像部130は、部品10及び基板20の実装部位を撮像し(ステップS204)、その撮像結果から、部品搭載装置200は、部品10に対する実装部位の位置合わせが正確に行われているか否かを判断する(ステップS206)。
ここで、位置合わせが正確でないと判断されたときには(ステップS206のNo)、部品搭載装置200は再びステップS202からの動作を繰り返し実行する。
一方、位置合わせが正確であると判断されたときには(ステップS206のYes)、ボンディングヘッド217は、ヘッド昇降部の動作により下降して、部品10を基板20の実装部位に押圧する(ステップS208)。
このように部品10が押圧されている状態で、ヒーター215は発熱してボンディングヘッド217のツール216を加熱することによって部品10を加熱する(ステップS210)。
ヒーター215による加熱が終了すると、エアー調整部220は、ツール216の凹部216cと部品10との間の隙間にエアーを継続的に流す(ステップS212)。
エアー調整部120は、エアーの最初の供給が開始されてから所定の冷却時間が経過したか否かを判断し(ステップS214)、冷却時間が経過していないと判断したときには(ステップS214のNo)、ステップS212からの動作を繰り返し実行する。一方、冷却時間が経過したと判断されたときには(ステップS214のYes)、ボンディングヘッド217は、部品10を基板20に残して上昇する(ステップS216)。
このように本実施の形態では、実施の形態1と同様、部品10を基板20に実装するためにヒーター215がツール216を介して部品10を加熱した後には、ツール216の凹部216cと部品10との間の隙間にエアー調整部120からエアーが供給されるため、その加熱された部品10から、部品10に蓄積された熱を直接的に奪い取り、部品10やそのバンプ11並びに樹脂22などを速やかに冷却することができる。
また、本実施の形態では、ツール216の凹部216cと部品10との隙間へのエアーの流入と、その隙間にあるエアーの流出とを、それぞれ同時に行って、その隙間にエアーを継続的に流すことにより、部品10に蓄積された熱を、継続的に流入されるエアーに伝達させることができ、部品10やそのバンプ11及び樹脂22などを迅速かつ十分に冷却することができる。
(変形例1)
ここで、本実施の形態におけるエアーの流し方に関する第1の変形例について説明する。
図10は、本実施の形態における第1の変形例の部品搭載装置の構成を示す構成図である。なお、図10中、撮像部130及び基板下受け141並びに基板テーブル142を省略する。
上述のエアー調整部220では、ツール216の2つの貫通孔216dからエアーの吸引を行ったが、本変形例に係るエアー調整部220aは、一方の貫通孔216dからエアーの吸引を行う。
具体的に、本変形例に係るエアー調整部220aの第2切換バルブ223cは、エアー制御部226aからの制御に応じて、ボンディングヘッド217の一方の流路孔214aとマフラー228とがエアーの流路として連結された状態(供給状態)と、その流路孔214aに流れるエアーの出口を塞ぐ状態(真空状態)とを切り換える。
したがって、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223cがそれぞれエアー流路を供給状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド217のツール216における第1切換バルブ223a側の貫通孔216dからエアーが流出し、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223cがそれぞれエアー流路を真空状態に切り換えたときには、上述の1つの貫通孔216dからエアーが吸引される。
エアー制御部226aは、ボンディングヘッド217のツール216の当接面216eに部品10を吸着させるときには、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223cに対して、エアー流路を真空状態に切り換えさせる。これにより、上述のように、ツール216の一方の貫通孔216dからエアーが吸引されて、2つの流路孔214aと、ツール216の2つの貫通孔216dと、ツール216の凹部216cと部品10との間の隙間とが、それぞれ負圧になる。その結果、ツール216の当接面216eに部品10が吸着する。
また、エアー制御部226aは、部品10が基板20に押圧された状態でその隙間に対してエアーを流すときには、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223cに対して、エアー流路を供給状態に切り換えさせる。これにより、上述のように、ツール216の第1切換バルブ223a側の貫通孔216dからエアーが流出して、そのエアーは隙間を流れて他方の貫通孔216dを介し、マフラー228から大気中に排出される。
(変形例2)
ここで、本実施の形態におけるエアーの流し方に関する第2の変形例について説明する。
図11は、本実施の形態における第2の変形例の部品搭載装置の構成を示す構成図である。なお、図11中、撮像部130及び基板下受け141並びに基板テーブル142を省略する。
本変形例に係るエアー調整部220bは、上述のエアー調整部220がエアーを流す向きと逆の向きにエアーを流す。
具体的に、本変形例に係るエアー調整部220bの第1切換バルブ223dは、エアー制御部226bからの制御に応じて、ボンディングヘッド217の一方の流路孔214aとマフラー228とがエアーの流路として連結された状態(供給状態)と、その流路孔214aと真空引き部221とがエアーの流路として連結された状態(真空状態)とを切り換える。
またエアー調整部220bの第2切換バルブ223eは、エアー制御部226bからの制御に応じて、ボンディングヘッド217の一方の流路孔214aと圧縮供給部222とがエアーの流路として連結された状態(供給状態)と、その流路孔214aと真空引き部221とがエアーの流路として連結された状態(真空状態)とを切り換える。
したがって、第1切換バルブ223d及び第2切換バルブ223eがそれぞれエアー流路を供給状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド217のツール216における第2切換バルブ223e側の貫通孔216dからエアーが流出し、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223cがそれぞれエアー流路を真空状態に切り換えたときには、ボンディングヘッド217のツール216における2つの貫通孔216dからエアーが吸引される。
エアー制御部226bは、ボンディングヘッド217のツール216の当接面216eに部品10を吸着させるときには、第1切換バルブ223a及び第2切換バルブ223cに対して、エアー流路を真空状態に切り換えさせる。これにより、上述のように、ツール216の一方の貫通孔216dからエアーが吸引されて、2つの流路孔214aと、ツール216の2つの貫通孔216dと、ツール216の凹部216cと部品10との間の隙間とが、それぞれ負圧になる。その結果、ツール216の当接面216eに部品10が吸着する。
また、エアー制御部226bは、部品10が基板20に押圧された状態でその隙間に対してエアーを流すときには、第1切換バルブ223d及び第2切換バルブ223eに対して、エアー流路を供給状態に切り換えさせる。これにより、上述のように、ツール216の第2切換バルブ223e側の貫通孔216dからエアーが流出して、そのエアーは隙間を流れて他方の貫通孔216dを介し、マフラー228から大気中に排出される。
(変形例3)
ここで、本実施の形態におけるツールに関する第3の変形例について説明する。
図12の(a)〜(d)はそれぞれ、本実施の形態における第3の変形例に係るツールの底面図である。
ボンディングヘッド217のヒーター215は、ツール216以外にも、図12の(a)〜(d)に示すような4つのツール301,302,303,304のそれぞれと吸着する。
図12の(a)に示すように、ツール301の凸部301bには、凸部301bの周辺に沿うような形で、断面略ロ字状の凹部301cが形成されている。そして、2つの貫通孔301dが、その凹部301cの両端側に形成されている。
図12の(b)に示すように、ツール302の凸部302bには、断面略一字状の凹部302cが形成されている。そして、2つの貫通孔302dが、その凹部302cの両端側に形成されている。
図12の(c)に示すように、ツール303の凸部303bには、断面略十字状の凹部303cが形成されている。そして、3つの貫通孔303dが、その凹部303cの中央部と両端側に形成されている。
図12の(d)に示すように、ツール304の凸部304bには、断面略S字状の凹部304cが形成されている。そして、2つの貫通孔304dが、その凹部304cの両端側に形成されている。
以上、本発明に係る部品搭載装置について実施の形態及び変形例を用いて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、実施の形態1及び2並びにそれらの変形例では、単にエアーを隙間に供給したが、常温よりも低い温度のエアーを隙間に供給しても良い。例えば、部品搭載装置は超低温空気発生器を備え、圧縮供給部からのエアーは、超低温空気発生器で必要に応じて摂氏零度以下にまで冷却されて隙間に供給される。これにより、部品10などをさらに迅速に冷却することができる。
また、実施の形態1及びその変形例では、部品10などを冷却するためにツール116の凹部116cと部品10の隙間に供給されたエアーを、その隙間の気圧が真空近くになるまで排出するまでもなく、大気圧となるまで排出しても良い。即ち、エアー調整部120は、切換バルブ123を操作することにより、エアー流路を、供給状態と、真空状態と、大気開放状態とに切り換える。ここで、大気開放状態とは、隙間が貫通孔116d及び流路孔114aを介して大気中に開放された状態である。そして、エアー調整部120は、部品10を冷却するときには、エアー流路を供給状態と大気開放状態とに交互に切り換える。このような場合でも、部品10などを十分に冷却することができる。
また、実施の形態2及びその変形例では、ツールに貫通孔を2つ又は3つ形成したが、4つ以上の貫通孔を形成しても良い。
本発明は、部品を基板に搭載するために加熱されたその部品や樹脂などを速やかに冷却することにより、その部品が搭載された基板の生産性を高めることができるという効果を有し、例えばフリップチップ実装装置などに適用することができる。
本発明の第1の実施の形態における部品搭載装置の全体構成を示す構成図である。 (a)は同上のツールの底面図であり、(b)は同上のツールの断面図である。 (a)は、同上の、部品が基板に押圧された状態で、エアー調整部によりエアーが押圧部内に供給される様子を示す図であり、(b)は、同上の、部品が基板に押圧された状態で、エアーが押圧部内から排出される様子を示す図である。 同上の部品搭載装置が行う動作を示すフロー図である。 同上の変形例2に係る部品搭載装置により部品や樹脂が冷却される様子を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における部品搭載装置の全体構成を示す構成図である。 (a)は同上のツールの底面図であり、(b)は同上のツールの断面図である。 同上の、部品が基板に押圧された状態で、エアー調整部によりエアーが押圧部内に流される様子を示す図である。 同上の部品搭載装置が行う動作を示すフロー図である。 同上の第1の変形例に係る部品搭載装置の構成を示す構成図である。 同上の第2の変形例に係る部品搭載装置の構成を示す構成図である。 (a)〜(d)は、同上の第3の変形例に係るツールの底面図である。
符号の説明
10 部品
20 基板
100 部品搭載装置
110 押圧部
111 ヘッド昇降部
112 ヘッドシャフト
113 ヘッドホルダー
114 ヘッドブロック
115 ヒーター
116 ツール
116c 凹部
116d 貫通孔
117 ボンディングヘッド
120 エアー調整部
121 真空引き部
122 圧縮供給部
123 切換バルブ
124 表示部
125 入力部
126 エアー制御部

Claims (11)

  1. 部品を基板に搭載する部品搭載装置であって、
    凹部が形成された当接面を有する当接手段と、
    前記当接面を部品に当接させて、前記部品を基板上に押圧する押圧手段と、
    前記当接手段を加熱する加熱手段と、
    前記凹部と前記部品との間の隙間に、前記部品を冷却するように気体を供給する気体調整手段と
    を備えることを特徴とする部品搭載装置。
  2. 前記気体調整手段は、
    前記隙間への前記気体の供給と、前記供給された気体の排出とを交互に繰り返す
    ことを特徴とする請求項1記載の部品搭載装置。
  3. 前記気体調整手段は、
    前記隙間への前記気体の流入と、前記隙間にある気体の流出とを、それぞれ同時に行うことにより、前記隙間に前記気体を継続的に流す
    ことを特徴とする請求項1記載の部品搭載装置。
  4. 前記凹部には、複数の貫通孔が形成され、
    前記気体調整手段は、
    前記複数の貫通孔のうちの何れかから前記隙間に気体を流入させ、他の貫通孔から前記隙間にある気体を流出させる
    ことを特徴とする請求項3記載の部品搭載装置。
  5. 前記気体調整手段は、
    前記気体を前記隙間に閉じ込める
    ことを特徴とする請求項1記載の部品搭載装置。
  6. 前記気体調整手段は、
    前記気体を1秒以上閉じ込める
    ことを特徴とする請求項5記載の部品搭載装置。
  7. 部品を基板に搭載する部品搭載方法であって、
    凹部が形成された当接面を部品に当接させて、前記部品を基板上に押圧する当接押圧工程と、
    前記部品を加熱する加熱工程と、
    前記凹部と前記部品との間の隙間に、前記部品を冷却するように気体を供給する気体調整工程と
    を含むことを特徴とする部品搭載方法。
  8. 前記気体調整工程では、
    前記隙間への前記気体の供給と、前記供給された気体の排出とを交互に繰り返す
    ことを特徴とする請求項7記載の部品搭載方法。
  9. 前記気体調整工程では、
    前記隙間への前記気体の流入と、前記隙間にある気体の流出とを、それぞれ同時に行うことにより、前記隙間に前記気体を継続的に流す
    ことを特徴とする請求項7記載の部品搭載方法。
  10. 部品に当接するツールであって、
    前記部品と当接する当接面に凹部が形成され、
    前記凹部に複数の貫通孔が形成されている
    ことを特徴とするツール。
  11. 前記ツールの凹部は、断面略十字状に形成されている
    ことを特徴とする請求項10記載のツール。
JP2004177725A 2004-06-16 2004-06-16 部品搭載装置及び部品搭載方法 Pending JP2006005031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177725A JP2006005031A (ja) 2004-06-16 2004-06-16 部品搭載装置及び部品搭載方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177725A JP2006005031A (ja) 2004-06-16 2004-06-16 部品搭載装置及び部品搭載方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006005031A true JP2006005031A (ja) 2006-01-05

Family

ID=35773167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004177725A Pending JP2006005031A (ja) 2004-06-16 2004-06-16 部品搭載装置及び部品搭載方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006005031A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009158718A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Canon Machinery Inc 半導体チップの実装装置及びその実装方法
JP2009203292A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 液状エポキシ樹脂組成物と封止半導体装置並びに封止方法
WO2012002300A1 (ja) * 2010-06-30 2012-01-05 株式会社新川 電子部品実装装置及び電子部品実装方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009158718A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Canon Machinery Inc 半導体チップの実装装置及びその実装方法
JP2009203292A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 液状エポキシ樹脂組成物と封止半導体装置並びに封止方法
WO2012002300A1 (ja) * 2010-06-30 2012-01-05 株式会社新川 電子部品実装装置及び電子部品実装方法
JP2012015255A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Shinkawa Ltd 電子部品実装装置及び電子部品実装方法
KR101487759B1 (ko) 2010-06-30 2015-01-29 가부시키가이샤 신가와 전자부품 실장 장치 및 전자부품 실장 방법
US9398736B2 (en) 2010-06-30 2016-07-19 Shinkawa Ltd. Electronic component mounting apparatus and the same method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4736355B2 (ja) 部品実装方法
US9446477B2 (en) Bonding head
JP3809125B2 (ja) 半導体チップボンディング用ヘッドおよび半導体チップボンディング方法
CN110678288B (zh) 用于产生焊接连接部的方法
JP2006005031A (ja) 部品搭載装置及び部品搭載方法
JP2000013005A (ja) ワークの熱圧着装置
JP2007329306A (ja) 熱圧着装置
KR20190052802A (ko) 척 플레이트, 상기 척 플레이트를 갖는 척 구조물 및 척 구조물을 갖는 본딩 장치
JP2010212274A (ja) チップ実装機、及び、チップの実装方法
JP2002134906A (ja) 電子部品の熱圧着装置および熱圧着方法
JP3454154B2 (ja) ワークの熱圧着装置および熱圧着方法
JP5053004B2 (ja) 半導体チップの実装装置及びその方法
JP2005347621A (ja) 電子部品実装ツール
JP3714118B2 (ja) 電子部品の熱圧着装置
JP6019802B2 (ja) ボンディングヘッド
JPH11345816A (ja) はんだバンプ形成方法および装置
JP2003142565A (ja) 基板ホルダ
JP2007053268A (ja) 接合構造体の製造方法、ハンダ接合方法及びハンダ接合装置
JP2007109999A (ja) 貼り合せ方法
JPH1022349A (ja) チップの熱圧着装置
JP3255064B2 (ja) ワークの熱圧着装置
KR20230077514A (ko) 비가압식 본딩 장치 및 이를 이용한 본딩 방법
JP4476769B2 (ja) ピン付き配線基板の製造方法及び製造装置
JP2007335749A (ja) アタッチメント及び真空接合装置
KR102658985B1 (ko) 본딩 헤드 및 이를 포함하는 다이 본딩 장치