JP2006004959A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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安子 吉田
Shuji Ikeda
修二 池田
Hideaki Kameyama
英明 亀山
Masami Usami
正己 宇佐美
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Abstract

【課題】半導体装置、例えばSRAMのメモリセルのα線によるソフトエラーを低減する。
【解決手段】基板1aをエッチングして第1配線溝HM1を形成し、第1配線溝HM1下の素子分離2(または素子分離溝2および絶縁層1c)をエッチングして第2配線溝HM2を形成し、第1配線溝HM1および第2配線溝HM2の内壁に沿って局所配線16a,16bを形成し、一方の局所配線16aを下部電極ELとして、その下部電極EL上に容量絶縁膜となる窒化シリコン膜17、さらに上部電極EUを形成することにより、容量CA1の面積を増加させて、メモリセルの記憶ノードに相対的に大きな静電容量を付加する。
【選択図】図21

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、SRAM(Static Random Access Memory)を有する半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
パソコンやワークステーション用のキャッシュメモリには、SRAMが使用されている。このSRAMは、1ビットの情報を記憶するフリップフロップ回路と2個の情報転送用MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)とで構成され、このフリップフロップ回路は、例えば、一対の駆動用MISFETと一対の負荷用MISFETとで構成される。
このようなメモリセルに対し、α線によるソフトエラーが問題となっている。α線によるソフトエラーとは、外界の宇宙線に含まれるα線やLSI(Large Scale Integration)のパッケージ材料中に含まれる放射性原子から放出されるα線が、メモリセル内に入り、メモリセル中に保存されている情報を破壊する現象である。このα線対策のために、メモリセル中の記憶ノード(前記フリップフロップ回路の入出力部)に容量(Capacitance)を付加し、記憶ノードの静電容量(Electrostatic Capacity)を増加させる方法が検討されている。
特開平11−284146号公報(特許文献1)には、酸化膜層を介して2枚のシリコン単結晶基板を貼り合わせたSOI基板を用い、メモリセルアレイ部と周辺回路部とをトレンチ内の埋め込み酸化膜により絶縁分離して、メモリアレイ部の基板電位を独立に制御可能とする技術が開示されている。
また、特開2003−100907号公報(特許文献2)には、絶縁層の第1不純物領域に近いボディ部の下方に、絶縁層が設けられていない領域からなる電位固定領域が第1半導体領域に向かって延びるように設けられ、ボディ部と電位固定領域との境界領域にボディ固定部が形成されたSOI構造の半導体記憶装置が開示されている。
また、特開2002−222924号公報(特許文献3)には、半導体基板に第1の電極として働く不純物拡散層、誘電体膜および第2の電極として働く配線層を形成してなる容量素子を構成する半導体装置を製造するにあたり、半導体基板に素子分離用のトレンチと、容量素子を形成する領域に所望のパターンに配置されるトレンチとを同時に形成する工程を含む半導体装置の製造方法が記載されている。
また、国際特許公開WO 02/061840号パンフレット(特許文献4)には、ゲート電極とドレインとが交差接続された一対のnチャネル型MISFETを有するSRAMメモリセルの、交差接続部の配線の表面を酸化シリコン膜の表面より突出した形状とし、この配線上に容量絶縁膜となる窒化シリコン膜と、上部電極とを形成して、この配線、窒化シリコン膜および上部電極とで容量を形成することにより、α線によるソフトエラーを低減した半導体集積回路装置が記載されている。
特開平11−284146号公報 特開2003−100907号公報 特開2002−222924号公報 国際特許公開WO 02/061840号パンフレット
しかしながら、1ビットの単位情報を記憶するメモリセルについては、以下に説明する種々の技術的課題が存在する。
半導体装置の高集積化に伴うメモリセルの微細化が進むと、メモリセルに付加できる静電容量を増加させることに限界が生じて、要求されるSER(Soft Error Rate)耐性が得られなくなる。SOI基板を用いると、電荷収集量が少なくなることによってSER耐性の向上が見込まれるが、メモリセルの微細化が進むと、基板フローティングの影響により電荷収集量が低減する効果が打ち消されるという問題が生ずる。
本発明の目的は、半導体装置、例えばSRAMのメモリセルにおいて、α線によるソフトエラーを低減することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置は、支持基板上に絶縁層を介して基板が形成されたSOI基板に形成され、2つの記憶ノードの間に容量を接続するSRAMのメモリセルを有するものであって、その容量は、基板をエッチングして形成した第1配線溝と、第1配線溝の下の素子分離をエッチングして形成した第2配線溝との内壁に沿って下部電極および容量絶縁膜が形成されている。
本発明による半導体装置の製造方法は、支持基板上に絶縁層を介して基板が形成されたSOI基板に、2つの記憶ノードの間に容量を接続するSRAMのメモリセルを形成するものであって、その容量は、第1、第2、第3および第4活性領域を囲む素子分離を形成する工程と、基板の上に層間絶縁膜を形成する工程と、第1活性領域、第2活性領域および第1活性領域と第2活性領域とに挟まれた素子分離の上の層間絶縁膜をエッチングして第1溝を形成し、第3活性領域、第4活性領域および第3活性領域と第4活性領域とに挟まれた素子分離の上の層間絶縁膜をエッチングして第2溝を形成する工程と、第1活性領域と第2活性領域とに挟まれた素子分離を絶縁層が突き抜けないようにエッチングして第3溝を形成し、第3活性領域と第4活性領域とに挟まれた素子分離を絶縁層が突き抜けないようにエッチングして第4溝を形成する工程と、第1および第3溝の内壁に沿って第1局所配線を形成し、第2および第4溝の内壁に沿って第2局所配線を形成する工程と、第1および第2局所配線の上に容量絶縁膜を形成する工程と、第2局所配線の上の容量絶縁膜に開口部を形成する工程と、容量絶縁膜の上に第2局所配線と電気的に接続された上部電極を形成する工程とによって形成される。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
メモリセルの記憶ノードに相対的に大きい静電容量を付加することにより、メモリセルに入射したα線によるソフトエラーを低減することができる。
本実施の形態においては、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。さらに、本実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、本実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、本実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見易くするためにハッチングを付す。また、本実施の形態においては、電界効果トランジスタを代表するMISFETをMISと略し、pチャネル型のMISFETをpMISと略し、nチャネル型のMISFETをnMISと略す。
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1であるSRAMのメモリセルを示す等価回路図である。
図示のように、このメモリセルMCは、一対の相補性データ線(データ線DL、データ線/(バー)DL)とワード線WLとの交差部に配置され、一対の駆動用MIS(Dr1,Dr2)、一対の負荷用MIS(Ld1,Ld2)および一対の転送用MIS(Tr1,Tr2)により構成されている。駆動用MIS(Dr1,Dr2)および転送用MIS(Tr1,Tr2)はnMISで構成され、負荷用MIS(Ld1,Ld2)はpMISで構成されている。
メモリセルMCを構成する上記6個のMISのうち、駆動用MIS(Dr1)および負荷用MIS(Ld1)は、CMOSインバータINV1を構成し、駆動用MIS(Dr2)および負荷用MIS(Ld2)は、CMOSインバータINV2を構成している。これら一対のCMOSインバータINV1,INV2の相互の入出力端子(記憶ノードA,B)は、交差結合され、1ビットの情報を記憶する情報蓄積部としてのフリップフロップ回路を構成している。フリップフロップ回路の入出力端子の間(記憶ノードAと記憶ノードBとの間)には、記憶ノードA,Bに静電容量を付加するための容量Cが接続されている。また、このフリップフロップ回路の一方の入出力端子(記憶ノードA)は、転送用MIS(Tr1)のソース、ドレインの一方に接続され、他方の入出力端子(記憶ノードB)は、転送用MIS(Tr2)のソース、ドレインの一方に接続されている。
さらに、転送用MIS(Tr1)のソース、ドレインの他方はデータ線DLに接続され、転送用MIS(Tr2)のソース、ドレインの他方はデータ線/DLに接続されている。また、フリップフロップ回路の一端(負荷用MIS(Ld1,Ld2)の各ソース)は電源電圧(Vcc)に接続され、他端(駆動用MIS(Dr1,Dr2)の各ソース)は基準電圧(Vss)に接続されている。
上記回路の動作を説明すると、一方のCMOSインバータINV1の記憶ノードAが高電位("H")であるときには、駆動用MIS(Dr2)がONになるので、他方のCMOSインバータINV2の記憶ノードBが低電位("L")になる。従って、駆動用MIS(Dr1)がOFFになり、記憶ノードAの高電位("H")が保持される。すなわち、一対のCMOSインバータINV1,INV2を交差結合させたラッチ回路によって相互の記憶ノードA,Bの状態が保持され、電源電圧が印加されている間、情報が保存される。
転送用MIS(Tr1,Tr2)のそれぞれのゲート電極にはワード線WLが接続され、このワード線WLによって転送用MIS(Tr1,Tr2)の導通、非導通が制御される。すなわち、ワード線WLが高電位("H")であるときには、転送用MIS(Tr1,Tr2)がONになり、フリップフロップ回路と相補性データ線(データ線DL,/DL)とが電気的に接続されるので、記憶ノードA,Bの電位状態("H"または"L")がデータ線DL,/DLに現れ、メモリセルMCの情報として読み出される。
メモリセルMCに情報を書き込むには、ワード線WLを"H"電位レベル、転送用MIS(Tr1,Tr2)をON状態にしてデータ線DL,/DLの情報を記憶ノードA,Bに伝達する。
次に、本実施の形態であるSRAMの製造方法を図2〜図30を用いて工程順に説明する。
図2は、メモリセル約1個分の領域を示す半導体基板の要部平面図、図3は、メモリセル領域の一部(図2のA−A′線)を示す半導体基板の要部断面図、図4は、周辺回路領域およびメモリセル領域の他の一部(図2のB−B′線)を示す半導体基板の要部断面図である。
まず、SOI基板1を用意する。SOI基板1は、例えば1〜10Ωcm程度の比抵抗を有するp型の単結晶シリコンからなる基板(第2半導体基板)1aと、シリコン単結晶からなる支持基板(第1半導体基板)1bと、基板1aと支持基板1bとの間に設けられた絶縁層1cとから構成されている。基板1aの厚さは、例えば0.3〜0.5μm程度である。
次に、SOI基板1に素子分離2を形成する。この素子分離2は、以下のように形成する。フォトレジスト膜をマスクにして基板1aおよび絶縁層1cをエッチングすることにより、絶縁層1cに達する深さ0.3〜0.5μm程度の素子分離溝を形成した後、SOI基板1を約1000℃で熱酸化することによって、溝の内壁に膜厚10nm程度の薄い酸化シリコン膜を形成する。この酸化シリコン膜は、溝の内壁に生じたドライエッチングのダメージを回復すると共に、次の工程で溝の内部に埋め込まれる絶縁膜と基板1aとの界面に生じるストレスを緩和するために形成する。
次に、溝の内部を含む基板1a上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法により膜厚0.45〜0.5μm程度の絶縁膜を堆積し、化学的機械研磨(CMP;Chemical Mechanical Polishing)法により溝の上部の絶縁膜を研磨して、その表面を平坦化する。
次に、基板1aにp型不純物(例えばホウ素)およびn型不純物(例えばリン)をイオン注入した後、約1000℃の熱処理で上記不純物を拡散させることによって、基板1aにp型ウェル4およびn型ウェル5を形成する。
図2に示すように、メモリセルMC1では基板1aに2つのp型ウェル4および2つのn型ウェル5の主表面である活性領域An1,An2,Ap1,Ap2が形成され、これらの活性領域は、絶縁膜が埋め込まれた素子分離2で囲まれている。また、追って詳細に説明するように、メモリセルMC1を構成する6個のMIS(Tr1,Tr2,Dr1,Dr2,Ld1,Ld2)のうちnMIS(Tr1,Dr1)は活性領域Ap1(p型ウェル4)上に形成され、nMIS(Tr2,Dr2)は活性領域Ap2(p型ウェル4)上に形成される。また、pMIS(Ld2)は活性領域An1(n型ウェル5)上に形成され、pMIS(Ld1)は活性領域An2(n型ウェル5)上に形成される。
図5は、図2〜4に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図6は、図2〜4に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図7は、図2〜4に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、基板1aのメモリセル領域の主表面にnMIS(Tr1、Dr1、Tr2、Dr2)およびpMIS(Ld1、Ld2)を形成し、基板1aの周辺回路領域の主表面にnMIS(Qn)およびpMIS(Qp)を形成する。
まず、フッ酸系の洗浄液を用いて基板1a(p型ウェル4およびn型ウェル5)の表面をウェット洗浄した後、約800℃の熱酸化でp型ウェル4およびn型ウェル5のそれぞれの表面に膜厚6nm程度の清浄なゲート絶縁膜6を形成する。
次に、ゲート絶縁膜6上にゲート電極Gを形成する。このゲート電極Gは、以下のように形成する。まず、ゲート絶縁膜6の上部に膜厚100nm程度の低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法により堆積する。続いて、フォトレジスト膜をマスクにして多結晶シリコン膜をドライエッチングすることにより、多結晶シリコン膜からなるゲート電極Gを形成する。
図5に示すように、活性領域Ap1上には、転送用MIS(Tr1)のゲート電極Gと駆動用MIS(Dr1)のゲート電極Gとが形成され、活性領域Ap2上には、転送用MIS(Tr2)のゲート電極Gと駆動用MIS(Dr2)のゲート電極Gとが形成されている。また、活性領域An1上には、負荷用MIS(Ld2)のゲート電極Gが形成され、活性領域An2上には、負荷用MIS(Ld1)のゲート電極Gが形成されている。これらのゲート電極Gは、それぞれ図2中のA−A′線に沿った方向に形成され、負荷用MIS(Ld1)のゲート電極Gと駆動用MIS(Dr1)のゲート電極Gとは共通であり、また、負荷用MIS(Ld2)のゲート電極Gおよび駆動用MIS(Dr2)のゲート電極Gとは共通である。
次に、p型ウェル4上のゲート電極Gの両側にn型不純物(例えばリン)をイオン注入することによってn-型半導体領域7を形成し、またn型ウェル5上にp型不純物(例えばヒ素)をイオン注入することによってp-型半導体領域8を形成する。
次に、基板1a上にCVD法により膜厚40nm程度の窒化シリコン膜を堆積した後、異方的にエッチングすることによって、ゲート電極Gの側壁にサイドウォール9を形成する。続いて、p型ウェル4にn型不純物(例えばリンまたはヒ素)をイオン注入することによってn+型半導体領域(ソース、ドレイン)10を形成し、n型ウェル5にp型不純物(例えばホウ素)をイオン注入することによってp+型半導体領域(ソース、ドレイン)11を形成する。
ここまでの工程で、メモリセルMC1を構成する6個のMIS(駆動用MIS(Dr1,Dr2)、転送用MIS(Tr1,Tr2)および負荷用MIS(Ld1、Ld2))、ならびに周辺回路のnMIS(Qn)およびpMIS(Qp)が完成する。
図8は、図5〜7に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図9は、図5〜7に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図10は、図5〜7に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、基板1aの表面を洗浄した後、基板1a上に、スパッタリング法によりコバルト膜およびチタン膜を順次堆積する。続いて、例えば600℃の温度で1分間程度の熱処理を施し、基板1aの露出部(n+型半導体領域7、p+型半導体領域8)およびゲート電極G上にコバルトシリサイド層12を形成する。さらに、未反応のコバルト膜およびチタン膜をエッチングにより除去した後、例えば700〜800℃の温度で1分間程度の熱処理を施し、コバルトシリサイド層12を低抵抗化する。
次に、基板1a上にCVD法により膜厚50nm程度の窒化シリコン膜13を堆積する。なお、窒化シリコン膜13は、後述するコンタクトホールC1等の形成時のエッチングストッパーとしての役割を果たす。
次に、窒化シリコン膜13上にPSG(Phosphor Silicate Glass)膜14を塗布し、熱処理を行い、平坦化した後、酸化シリコン膜15を堆積する。この酸化シリコン膜15は、例えば、テトラエトキシシランを原料とし、プラズマCVD法により形成する。このPSG膜14、酸化シリコン膜15および窒化シリコン膜13は、ゲート電極Gと第1層配線M1との間の層間絶縁膜となる。また、CVD法により膜厚0.7〜0.8μm程度の酸化シリコン膜15を窒化シリコン膜13上に堆積した後、酸化シリコン膜15の表面をCMP法で研磨してその表面を平坦化してもよい。
図11は、図8〜10に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図12は、図8〜10に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図13は、図8〜10に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜15およびPSG膜14をドライエッチングし、続いて、窒化シリコン膜13をドライエッチングすることによって、n+型半導体領域10およびp+型半導体領域11上にコンタクトホールC1および第1配線溝(第1溝、第2溝)HM1を形成する。また、転送用MIS(Tr1,Tr2)のゲート電極G上にコンタクトホールC1を形成する。続いて、素子分離2をドライエッチングし、さらに絶縁層1cを削り込んで第2配線溝(第3溝、第4溝)HM2を形成する。第2配線溝HM2の深さd1は、例えば0.4μm程度である。後述するように、絶縁層1cの削り込みの深さが深いほど記憶ノードA,Bに接続する容量CA1の面積を増加させることができるが、絶縁層1cを付け抜けると、隣接するMIS間での素子分離ができないため、一部を残して絶縁層1cはエッチングされる。なお、絶縁層1cを削らずに素子分離2のみを削り込んでもよく、例えば第2配線溝HM2の深さを素子分離2の途中までとしてもよい。
図11中の2つの第1配線溝HM1のうち、一方の第1配線溝HM1は、駆動用MIS(Dr1)のドレイン上から負荷用MIS(Ld1)のドレイン上を経由して、駆動用MIS(Dr2)のゲート電極G上まで延びている。また、他方の第1配線溝HM1は、駆動用MIS(Dr2)のドレイン上から負荷用MIS(Ld2)のドレイン上を経由して、駆動用MIS(Dr1)のゲート電極G上まで延びている。第1配線溝MH1の幅L1は0.2μm程度、第1配線溝MH1の端部からゲート電極Gまでの距離L2は0.1μm程度である。
図14は、図11〜13に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図15は、図11〜13に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図16は、図11〜13に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、コンタクトホールC1、ならびに第1および第2配線溝HM1,HM2の内部を含む酸化シリコン膜15上にスパッタリング法によりチタン膜および窒化チタン膜を順次堆積し、例えば500〜700℃の温度で1分間程度の熱処理を施す。続いて、CVD法によりタングステン膜を堆積し、酸化シリコン膜15の表面が露出するまでエッチバックもしくはCMPを施して、コンタクトホールC1、ならびに第1および第2配線溝HM1,HM2の外部のチタン膜、窒化チタン膜およびタングステン膜を除去することにより、コンタクトホールC1の内部にプラグP1を形成し、第1および第2配線溝HM1,HM2の内壁に沿って局所配線16a,16bを形成する。この時、コンタクトホールC1の内部はプラグP1により埋め込むが、第1および第2配線溝HM1,HM2の内部は局所配線16a,16bにより埋め込まない。局所配線16a,16bの厚さは、例えば10〜50nm程度であり、例えば20nm程度を用いることができる。
一方の局所配線16aは、駆動用MIS(Dr1)および負荷用MIS(Ld1)のそれぞれのドレイン、ならびに駆動用MIS(Dr2)と負荷用MIS(Ld2)の共通のゲート電極Gに接続され、容量CA1の下部電極ELを兼ねることができる。また、他方の局所配線16bは、駆動用MIS(Dr2)および負荷用MIS(Ld2)のそれぞれのドレイン、ならびに駆動用MIS(Dr1)と負荷用MIS(Ld1)の共通のゲート電極Gに接続されている。
図17は、図14〜16に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図18は、図14〜16に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図19は、図14〜16に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、酸化シリコン膜15、プラグP1および局所配線16a,16b上に、膜厚2〜10nm程度の窒化シリコン膜17を形成する。この窒化シリコン膜17は、下部電極ELと後述する上部電極EUとの間に形成されて、容量絶縁膜となる。窒化シリコン膜17に替えて窒化タンタルまたは高誘電率膜(酸化ハフニウム等)を用いてもよい。続いて、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングにより窒化シリコン膜17をパターニングして、局所配線16bと後述する上部電極EUとを接続するためのコンタクトホールC2を形成する。
図20は、図17〜19に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図21は、図17〜19に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図22は、図17〜19に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、窒化シリコン膜17上に、スパッタリング法により膜厚20nm程度の導電性膜、例えば窒化チタン膜、タングステン膜(またはチタン膜)および窒化チタン膜を順次堆積した積層膜を形成した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングにより導電性膜をパターニングして、局所配線16a,16b上を覆う上部電極EUを形成する。この上部電極EUは、ゲート電極Gが延びる方向にゲート電極G上に乗り上がるように形成される。
以上の工程により、一方の局所配線16a(下部電極EL)上に容量絶縁膜(窒化シリコン膜17)が形成され、他方の局所配線16b上に形成された開口部(コンタクトホールC2)により局所配線16bと上部電極EUとが接続されて、フリップフロップ回路の入出力端子の間(前記図1の記憶ノードAと記憶ノードBとの間)に局所配線16a(下部電極EL)と窒化シリコン膜17と上部電極EUとで構成される容量CA1が形成される。容量CA1は、素子分離2を削り込むことにより生ずる溝段差を利用することで局所配線16a(下部電極EL)の面積を増加させており、これにより、容量CA1の静電容量を増加させることができる。
一方、本発明技術に先だって、本発明者らは図23に示すメモリセル構造について検討した。
図23(a)および(b)は、それぞれ本発明者らによって検討された第1および第2メモリセルを示す半導体基板の要部断面図であり、前記図21と同じ箇所の断面(前記図2のA−A′線)を示す。
図23(a)に示す第1メモリセルは、酸化シリコン膜15に形成した配線溝51の内部を導電性膜で埋め込み、これを局所配線52a,52bとしており、酸化シリコン膜15の上面と局所配線52a、52bの上面とをほぼ一致させている。局所配線52a,52bの表面には容量絶縁膜53が形成され、さらに局所配線52a,52b上を覆う上部電極54が形成されており、第1メモリセルの容量Caは局所配線(下部電極)52a、容量絶縁膜53および上部電極54から構成される。
図23(b)に示す第2メモリセルは、酸化シリコン膜15に形成した配線溝61の内壁に沿って導電性膜を形成し、これを局所配線62a,62bとしている。局所配線62a,62bの表面には容量絶縁膜63が形成され、さらに局所配線62a,62b上を覆う上部電極64が形成されている。第2メモリセルの容量Cbは局所配線(下部電極)62a、容量絶縁膜63および上部電極64から構成される。
第1メモリセルの容量Caの静電容量を1とすると、第2メモリセルの容量Cbの静電容量は約5.4に増加するが、さらに本実施の形態1であるメモリセルMC1の容量CA1の静電容量は約6.7となり、第1および第2メモリセルに比較して大幅な静電容量の増加が見積もられる。
図24は、記憶ノードの電荷量(静電容量×内部印加電圧)に対するSERのシミュレーション結果を示すグラフ図である。図24には、0.18μmプロセルまたは0.13μmプロセスで形成されたメモリセルを用い、容量を接続しない記憶ノードのSERを1.E+00としたシミュレーション結果を示しており、これらシミュレーション結果は実測により得られたデータとほぼ一致することが本発明者らによって確認されている。
記憶ノードの電荷量が25%増加した場合、0.18μmプロセスではSERは約1桁低減し、0.13μmプロセスではSERは2桁以上低減する。0.13μmプロセスでは、0.18μmプロセスに比べてメモリセルの面積が小さくSERの記憶ノードの電荷量依存性が大きいため、SERが大きく改善される。また、SOI基板ではメモリセルの収集電荷量が減少するので、SOI基板を用いてメモリセルに容量を接続した場合は、さらに静電容量の増加の効果が向上すると考えられる。また、SOI基板を用いた場合は、基板フローティングの影響により電荷収集量が減少する効果が打ち消されて、SOI基板を用いた利点が得られなくなると懸念されるが、SOI基板の特徴を利用した方法で大きな容量を付加する事により、この問題を解決し、かつSOI基板デバイスの高速、低消費電力という特性を得ることができる。
この後、上部電極EU上に層間絶縁膜を介し第1層配線M1および第2層配線M2が形成される。引き続き、これらの配線の形成工程について説明する。
図25は、図20〜22に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図26は、図20〜22に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図27は、図20〜22に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
まず、上部電極EU上に、酸化シリコン膜19をCVD法により堆積する。続いて、プラグP1上の酸化シリコン膜19をエッチングにより除去することによりコンタクトホールC3を形成する。ここで、負荷用MIS(Ld1,Ld2)のソース上のプラグP1上においては、窒化シリコン膜17が存在するため、酸化シリコン膜19の他、上部電極EUおよび窒化シリコン膜17もエッチングにより除去する。
次に、コンタクトホールC3内に導電性膜を埋め込むことによりプラグP2を形成する。まず、コンタクトホールC3の内部を含む酸化シリコン膜19上にスパッタリング法により膜厚10nm程度のチタン膜および膜厚50nm程度の窒化チタン膜を順次堆積し、例えば500〜700℃の温度で1分間程度の熱処理を施す。続いて、CVD法によりタングステン膜を堆積し、酸化シリコン膜19の表面が露出するまでエッチバックもしくはCMPを施して、コンタクトホールC3の外部のチタン膜、窒化チタン膜およびタングステン膜を除去することによりプラグP2を形成する。なお、図25の平面図においては、ゲート電極Gおよび活性領域An1等の表示を省略している。
次に、酸化シリコン膜19およびプラグP2上に、第1層配線M1を形成する。スパッタリング法により膜厚10nm程度のチタン膜および膜厚50nm程度の窒化チタン膜を順次堆積し、例えば500〜700℃の温度で1分間程度の熱処理を施す。次いでCVD法によりタングステン膜を堆積し、パターニングすることにより第1層配線M1を形成する。第1層配線M1のうち、プラグP1,P2を介して転送用MIS(Tr1,Tr2)のゲート電極Gを接続する第1層配線M1はワード線WLとなる。
図28は、図25〜27に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図、図29は、図25〜27に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図、図30は、図25〜27に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。
次に、第1層配線M1および酸化シリコン膜19上に、酸化シリコン膜20をCVD法により堆積した後、第1層配線M1上の酸化シリコン膜20をエッチングにより除去することによりコンタクトホールC4を形成する。
次に、酸化シリコン膜20上に、第2層配線M2を形成する。まず、スパッタリング法により膜厚10nm程度のチタン膜および膜厚50nm程度の窒化チタン膜を順次堆積し、例えば500〜700℃の温度で1分間程度の熱処理を施す。続いて、CVD法によりタングステン膜を堆積し、パターニングすることにより第2層配線M2を形成する。第2層配線M2を介して駆動用MIS(Dr1,Dr2)のソースに基準電位(Vss)が供給される。また、第2層配線M2を介して負荷用MIS(Ld1,Ld2)のソースに電源電位(Vcc)が供給される。また、駆動用MIS(Dr1,Dr2)の一端と接続された第2層配線M2はデ−タ線(DL,/DL)となる。
以上の工程により、図1を用いて説明したSRAMメモリセルMCが、ほぼ完成する。
このように、本実施の形態1によれば、基板1aをエッチングして形成した第1配線溝HM1および素子分離2(または素子分離2および絶縁層1c)をエッチングして形成した第2配線溝HM2の内壁に沿って下部電極ELおよび容量絶縁膜となる窒化シリコン膜17を形成することができるので、容量CA1の面積を増加させて、メモリセルMC1の記憶ノードA,Bに相対的に大きな静電容量を付加することができる。メモリセルMC1の記憶ノードA,Bに相対的に大きい静電容量を有する容量CA1を接続することにより、メモリセルMC1に入射したα線によるソフトエラーを低減することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2であるSRAMの製造方法を図31〜図38を用いて工程順に説明する。なお、図2〜図10を用いて説明した層間絶縁膜形成工程までは、前記実施の形態1の場合と同様であるためその説明を省略する。
図31は、メモリセル約1個分の領域を示す半導体基板の要部平面図、図32は、メモリセル領域の一部(図31のC−C′線)を示す半導体基板の要部断面図である。
まず、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜15およびPSG膜14をドライエッチングし、続いて、窒化シリコン膜13をドライエッチングすることによって、n+型半導体領域10およびp+型半導体領域11上にコンタクトホールC1を形成し、さらに第1配線溝HM1を形成する。また、転送用MIS(Tr1,Tr2)のゲート電極G上にコンタクトホールC1を形成する。第1配線溝HM1の深さd2は、例えば0.3〜0.5μm程度である。
図31中の2つの第1配線溝HM1のうち、一方の第1配線溝HM1は、駆動用MIS(Dr1)のドレイン上から負荷用MIS(Ld1)のドレイン上を経由し、駆動用MIS(Dr2)のゲート電極G上まで延びている。また、他方の第1配線溝HM1は、駆動用MIS(Dr2)のドレイン上から負荷用MIS(Ld2)のドレイン上を経由し、駆動用MIS(Dr1)のゲート電極G上まで延びている。第1配線溝MH1の幅L3は0.2μm程度、第1配線溝MH1の端部からゲート電極Gまでの距離L4は0.1μm程度である。
図33は、図31、32に続く製造工程における図31と同じ箇所の要部平面図、図34は、図31、32に続く製造工程における図32と同じ箇所の要部断面図である。
次に、コンタクトホールC1および第1配線溝HM1の内部に膜厚20nm程度の導電性膜を埋め込むことによりプラグP1および局所配線21a,21bを形成する。一方の局所配線21aは、駆動用MIS(Dr1)および負荷用MIS(Ld1)のそれぞれのドレイン、ならびに駆動用MIS(Dr2)と負荷用MIS(Ld2)の共通のゲート電極Gに接続され、メモリセルMC2の容量CA2の下部電極ELを兼ねることができる。また、他方の局所配線21bは、駆動用MIS(Dr2)および負荷用MIS(Ld2)のそれぞれのドレイン、ならびに駆動用MIS(Dr1)と負荷用MIS(Ld1)の共通のゲート電極Gに接続されている。
まず、コンタクトホールC1および第1配線溝HM1の内部を含む酸化シリコン膜15上にスパッタリング法によりチタン膜および窒化チタン膜を順次堆積し、例えば500〜700℃の温度で1分間程度の熱処理を施す。続いて、CVD法によりタングステン膜を堆積し、酸化シリコン膜15の表面が露出するまでエッチバックもしくはCMPを施して、コンタクトホールC1および第1配線溝HM1の外部のチタン膜、窒化チタン膜およびタングステン膜を除去することにより、コンタクトホールC1の内部にプラグP1を形成し、第1配線溝HM1の内部に局所配線21a,21bを形成する。この時、第1配線溝HM1の内部を局所配線21a,21bにより埋め込み、酸化シリコン膜15の上面と局所配線21a,21bの上面とをほぼ一致させる。
図35は、図33、34に続く製造工程における図31と同じ箇所の要部平面図、図36は、図33、34に続く製造工程における図32と同じ箇所の要部断面図である。
次に、局所配線21aと局所配線21bとの間の素子分離2をドライエッチングし、さらに絶縁層1cを削り込んで第3配線溝(第5溝)HM3を形成する。第3配線溝HM3の深さd3は、例えば0.8〜1.0μm程度である。絶縁層1cの削り込みの深さが深いほど容量を増加させることができるが、絶縁層1cを付け抜けると、隣接するMIS間での素子分離ができないため、一部を残して絶縁層1cはエッチングされる。これにより、局所配線21a,21bはSOI基板1の絶縁層1cにより絶縁されて、局所配線21aの上面に加えて、第3配線溝HM3の側面の局所配線21aおよび基板1aが容量に寄与する下地電極ELとなる。なお、絶縁層1cを削らず、素子分離2のみを削り込んでもよく、例えば第3配線溝HM3の深さを素子分離2の途中までとしてもよい。
図37は、図35、36に続く製造工程における図31と同じ箇所の要部平面図、図38は、図35、36に続く製造工程における図32と同じ箇所の要部断面図である。
次に、第3配線溝HM3の内部を含む酸化シリコン膜15、プラグP1および局所配線21a,21b上に、膜厚2〜10nm程度の窒化シリコン膜17を形成する。この窒化シリコン膜17は、下部電極ELと後述する上部電極EUとの間に形成されて、容量絶縁膜となる。窒化シリコン膜17に替えて窒化タンタルまたは高誘電率膜(酸化ハフニウム等)を用いてもよい。続いて、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングにより窒化シリコン膜17をパターニングして、局所配線16bと後述する上部電極EUとを接続するためのコンタクトホールC5を形成する。
次に、窒化シリコン膜17上に、スパッタリング法により膜厚20nm程度の導電性膜、例えば窒化チタン膜、タングステン膜(またはチタン膜)および窒化チタン膜を順次堆積して積層膜を形成した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングにより導電性膜をパターニングして、第3配線溝HM3の内部を含む局所配線21a,21b上を覆う上部電極EUを形成する。
以上の工程により、一方の局所配線21a(下部電極EL)上に容量絶縁膜(窒化シリコン膜17)が形成され、他方の局所配線21b上に形成された開口部(コンタクトホールC5)で局所配線21bと上部電極EUとが接続されて、フリップフロップ回路の入出力端子(前記図1の記憶ノードAと記憶ノードBとの間)に局所配線21a(下部電極EL)と窒化シリコン膜17と上部電極EUとで構成される容量CA2が形成される。局所配線21a,21bはSOI基板1の絶縁層1cにより絶縁されるため、第3配線溝HM3の側面の局所配線21aおよび基板1aも下部電極ELとして機能する。
次に、上部電極EU上に、酸化シリコン膜19をCVD法により堆積した後、第1層配線M1および第2層配線M2が形成されるが、これらの形成工程は、前記図25〜図30を参照しながら説明した前記実施の形態1の場合と同様であるためその説明を省略する。
このように、本実施の形態2によれば、容量CA1は、局所配線21aと局所配線21bとの間の素子分離2を削り込むことにより生ずる溝段差を利用することで局所配線(下部電極EL)21aの面積を増加させており、これにより、メモリセルMC2の容量CA2の容量値を増加させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の半導体装置は、α線によるソフトエラーが問題となる半導体記憶装置、例えば0.13μmプロセス世代以降または0.9μmプロセス世代以降のSRAMに適用される。
本発明の実施の形態1であるSRAMのメモリセルを示す等価回路図である。 本発明の実施の形態1であるSRAMの製造方法を示す半導体基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1であるSRAMの製造方法を示す半導体基板の要部断面図(図2のA−A′線)である。 本発明の実施の形態1であるSRAMの製造方法を示す半導体基板の要部断面図(周辺回路領域および図2のB−B′線)である。 図2〜4に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図2〜4に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図2〜4に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 図5〜7に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図5〜7に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図5〜7に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 図8〜10に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図8〜10に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図8〜10に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 図11〜13に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図11〜13に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図11〜13に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 図14〜16に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図14〜16に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図14〜16に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 図17〜19に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図17〜19に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図17〜19に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 本発明者らが検討したSRAMのメモリセルを示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の効果を説明するためのグラフ図である。 図20〜22に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図20〜22に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図20〜22に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 図25〜27に続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図である。 図25〜27に続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図である。 図25〜27に続く製造工程における図4と同じ箇所の要部断面図である。 本発明の実施の形態2であるSRAMの製造方法を示す半導体基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態2であるSRAMの製造方法を示す半導体基板の要部断面図(図31のC−C′線)である。 図31、32に続く製造工程における図31と同じ箇所の要部平面図である。 図31、32に続く製造工程における図32と同じ箇所の要部断面図である。 図33、34に続く製造工程における図31と同じ箇所の要部平面図である。 図33、34に続く製造工程における図32と同じ箇所の要部断面図である。 図35、36に続く製造工程における図31と同じ箇所の要部平面図である。 図35、36に続く製造工程における図32と同じ箇所の要部断面図である。
符号の説明
1 SOI基板
1a 基板(第2半導体基板)
1b 支持基板(第1半導体基板)
1c 絶縁層
2 素子分離
4 p型ウェル
5 n型ウェル
6 ゲート絶縁膜
7 n-型半導体領域
8 p-型半導体領域
9 サイドウォール
10 n+型半導体領域
11 p+型半導体領域
12 コバルトシリサイド層
13 窒化シリコン膜
14 PSG膜
15 酸化シリコン膜
16a,16b 局所配線
17 窒化シリコン膜
19 酸化シリコン膜
20 酸化シリコン膜
21a,21b 局所配線
51 配線溝
52a、52b 局所配線
53 容量絶縁膜
54 上部電極
61 配線溝
62a,62b 局所配線
63 容量絶縁膜
64 上部電極
A,B 記憶ノード
An1,An2 活性領域
Ap1,Ap2 活性領域
C 容量
CA1,CA2 容量
Ca,Cb 容量
C1,C2,C3,C4,C5 コンタクトホール
d1,d2,d3 深さ
DL,/DL データ線
EL 下部電極
EU 上部電極
G ゲート電極
HM1 第1配線溝(第1溝、第2溝)
HM2 第2配線溝(第3溝、第4溝)
HM3 第3配線溝(第5溝)
INV1,INV2 CMOSインバータ
L1,L3 幅
L2,L4 距離
M1 第1層配線
M2 第2層配線
MC メモリセル
MC1 メモリセル
MC2 メモリセル
P1,P2 プラグ
WL ワード線
Tr1,Tr2 転送用MISFET
Dr1,Dr2 駆動用MISFET
Ld1,Ld2 負荷用MISFET
Qn nチャネル型MISFET
Qp pチャネル型MISFET

Claims (20)

  1. 第1半導体基板上に絶縁層を介して第2半導体基板が形成されたSOI基板と、
    前記SOI基板上に形成された一対の駆動用MISFETおよび一対の負荷用MISFETからなる一対のインバータと、一対の転送用MISFETと、
    前記一対の駆動用MISFET、前記一対の負荷用MISFETおよび前記一対の転送用MISFET上に形成された層間絶縁膜とを有し、
    前記一対の駆動用MISFETのそれぞれのゲート電極とドレインとが第1および第2局所配線によって交差接続されたメモリセルを有する半導体装置であって、
    前記第1および第2局所配線は、前記層間絶縁膜および前記第2半導体基板内に形成された第1および第2配線溝内にそれぞれ形成され、
    前記第1および第2局所配線上に容量絶縁膜が形成され、
    前記容量絶縁膜上に上部電極が形成され、
    前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極により容量が構成されることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、前記第1および第2配線溝は前記SOI基板内の前記絶縁層に達し、前記第1および第2配線溝の最深部は前記絶縁層内に位置していることを特徴とする半導体装置。
  3. それぞれのゲート電極とドレインとが交差接続された一対のMISFETを構成要素とするメモリセルを有する半導体装置であって、
    (a)第1半導体基板上に絶縁層を介して第2半導体基板が形成されたSOI基板、
    (b)前記第2半導体基板に形成され、素子分離により囲まれた第1、第2、第3および第4活性領域、
    (c)前記第2半導体基板上に形成された層間絶縁膜、
    (d)前記第1活性領域、前記第2活性領域および前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜に形成された第1溝、ならびに前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜に形成された第2溝、
    (e)前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離に形成された第3溝、および前記第3活性領域と前記第4活性領域との間に挟まれた前記素子分離に形成された第4溝、
    (f)前記第1および第3溝の内壁に沿って形成された第1局所配線、ならびに前記第2および第4溝の内壁に沿って形成された第2局所配線、
    (g)前記第1および第2局所配線上に形成された容量絶縁膜、
    (h)前記容量絶縁膜上に形成された上部電極、
    を有し、
    前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極により容量が構成されることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置において、前記メモリセルは、一対の駆動用MISFET、一対の転送用MISFETおよび一対の負荷用MISFETを構成要素とし、
    前記第1および第3活性領域には、前記一対の駆動用MISFETのソース、ドレインと前記一対の転送用MISFETのソース、ドレインとが形成され、前記第2および第4活性領域には、前記一対の負荷用MISFETのソース、ドレインが形成されることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置において、前記第3溝は、さらに前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離下の前記絶縁層に形成され、前記第4溝は、さらに前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離下の前記絶縁層に形成され、前記第3および第4溝は前記絶縁層を突き抜けないことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項4記載の半導体装置において、前記一対の駆動用MISFETおよび前記一対の負荷用MISFETは一対のインバータを構成することを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6記載の半導体装置において、前記一対のインバータの相互の入出力端子に、前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極により構成される容量が接続されることを特徴とする半導体装置。
  8. それぞれのゲート電極とドレインとが交差接続された一対のMISFETを構成要素とするメモリセルを有する半導体装置であって、
    (a)第1半導体基板上に絶縁層を介して第2半導体基板が形成されたSOI基板、
    (b)前記第2半導体基板に形成され、素子分離により囲まれた第1、第2、第3および第4活性領域、
    (c)前記第2半導体基板上に形成された層間絶縁膜、
    (d)前記第1活性領域、前記第2活性領域および前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜に形成された第1溝、ならびに前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜に形成された第2溝、
    (e)前記第1溝の内部に埋め込まれた第1局所配線、および前記第2溝の内部に埋め込まれた第2局所配線、
    (f)前記第1局所配線と前記第2局所配線とに挟まれた前記層間絶縁膜およびその下の前記素子分離に形成された第5溝、
    (g)前記第5溝の内壁、ならびに前記第1および前記第2局所配線上に形成された容量絶縁膜、
    (h)前記容量絶縁膜上に形成された上部電極、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項8記載の半導体装置において、前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極により容量が構成されることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項8記載の半導体装置において、前記第5溝は、さらに前記第2活性領域と前記第3活性領域とに挟まれた前記素子分離下の前記絶縁層に形成され、前記第5溝は前記絶縁層を突き抜けないことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項8記載の半導体装置において、前記メモリセルは、一対の駆動用MISFET、一対の転送用MISFETおよび一対の負荷用MISFETを構成要素とし、
    前記第1および第3活性領域には、前記一対の駆動用MISFETのソース、ドレインと前記一対の転送用MISFETのソース、ドレインとが形成され、前記第2および第4活性領域には、前記一対の負荷用MISFETのソース、ドレインが形成されることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項11記載の半導体装置において、前記一対の駆動用MISFETおよび前記一対の負荷用MISFETは一対のインバータを構成することを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項12記載の半導体装置において、前記一対のインバータの相互の入出力端子に、前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極から構成される容量が接続されることを特徴とする半導体装置。
  14. 一対の駆動用MISFET、一対の転送用MISFETおよび一対の負荷用MISFETを構成要素とし、第1および第3活性領域に前記一対の駆動用MISFETのソース、ドレインと前記一対の転送用MISFETのソース、ドレインとが形成され、第2および第4活性領域に前記一対の負荷用MISFETのソース、ドレインが形成されたメモリセルを形成する半導体装置の製造方法であって、
    (a)第1半導体基板上に絶縁層を介して第2半導体基板が形成されたSOI基板の前記第2半導体基板に、前記第1、第2、第3および第4活性領域を囲む素子分離を形成する工程と、
    (b)前記第2半導体基板に前記一対の駆動用MISFET、前記一対の転送用MISFETおよび前記一対の負荷用MISFETを形成する工程と、
    (c)前記一対の駆動用MISFET、前記一対の転送用MISFETおよび前記一対の負荷用MISFET上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    (d)前記第1活性領域、前記第2活性領域および前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜をエッチングして第1溝を形成し、前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜をエッチングして第2溝を形成する工程と、
    (e)前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離をエッチングして第3溝を形成し、前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離をエッチングして第4溝を形成する工程と、
    (f)前記第1および第3溝の内壁に沿って第1局所配線を形成し、前記第2および第4溝の内壁に沿って第2局所配線を形成する工程と、
    (g)前記第1および第2局所配線上に容量絶縁膜を形成する工程と、
    (h)前記第2局所配線上の前記容量絶縁膜に開口部を形成する工程と、
    (i)前記容量絶縁膜上に上部電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極により容量が構成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、前記第3溝を、さらに前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離下の前記絶縁層に形成し、前記第4溝を、さらに前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離下の前記絶縁層に形成し、前記第3および第4溝を前記絶縁層を突き抜けずに形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 一対の駆動用MISFET、一対の転送用MISFETおよび一対の負荷用MISFETを構成要素とし、第1および第3活性領域に前記一対の駆動用MISFETのソース、ドレインと前記一対の転送用MISFETのソース、ドレインとが形成され、第2および第4活性領域に前記一対の負荷用MISFETのソース、ドレインが形成されたメモリセルを形成する半導体装置の製造方法であって、
    (a)第1半導体基板上に絶縁層を介して第2半導体基板が形成されたSOI基板の前記第2半導体基板に、前記第1、第2、第3および第4活性領域を囲む素子分離を形成する工程と、
    (b)前記第2半導体基板に前記一対の駆動用MISFET、前記一対の転送用MISFETおよび前記一対の負荷用MISFETを形成する工程と、
    (c)前記一対の駆動用MISFET、前記一対の転送用MISFETおよび前記一対の負荷用MISFET上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    (d)前記第1活性領域、前記第2活性領域および前記第1活性領域と前記第2活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜をエッチングして第1溝を形成し、前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第3活性領域と前記第4活性領域とに挟まれた前記素子分離上の前記層間絶縁膜をエッチングして第2溝を形成する工程と、
    (e)前記第1溝の内部に第1局所配線を埋め込み、前記第2溝の内部に第2局所配線を埋め込む工程と、
    (f)前記第1局所配線と前記第2局所配線とに挟まれた前記層間絶縁膜およびその下の前記素子分離をエッチングして第5溝を形成する工程と、
    (g)前記第5溝の内壁、ならびに前記第1および第2局所配線上に容量絶縁膜を形成する工程と、
    (h)前記第2局所配線上の前記容量絶縁膜に開口部を形成する工程と、
    (i)前記容量絶縁膜上に上部電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 請求項17記載の半導体装置の製造方法において、前記第1局所配線、前記容量絶縁膜および前記上部電極により容量が構成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 請求項17記載の半導体装置の製造方法において、前記第5溝を、さらに前記第2活性領域と前記第3活性領域とに挟まれた前記素子分離下の前記絶縁層に形成し、前記第5溝を前記絶縁層を突き抜けずに形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 請求項17記載の半導体装置の製造方法において、前記第1および第2局所配線の上面と前記層間絶縁膜の上面とをほぼ一致させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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JP2015535147A (ja) * 2012-11-21 2015-12-07 クアルコム,インコーポレイテッド ミドルオブライン(middleofline)(mol)導電層を使用したキャパシタ

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