JP2006004141A - 督促決済システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 契約者が所有する携帯端末に対して支払督促を行うメールを送信すると同時に、そのメールに決済方法を選択させる情報をも付加し、メール返信と同時に決済を行う督促決済システムを提供する。
【解決手段】 契約者が所有する携帯端末と、支払を監視して滞納者を抽出する支払監視サーバと、前記携帯端末へと督促を送信すると共に決済を行う通信サーバとを有する督促決済システムにおいて、前記通信サーバが、滞納者情報データベースと、個人情報データベースと、照合手段と、メール作成手段と、メール送受信手段とを含み、前記携帯端末が、表示手段と、入力手段と、端末側送受信手段とを有し、前記通信サーバがさらに、決済手段と、滞納者情報管理手段とを含む。
【選択図】 図1
【解決手段】 契約者が所有する携帯端末と、支払を監視して滞納者を抽出する支払監視サーバと、前記携帯端末へと督促を送信すると共に決済を行う通信サーバとを有する督促決済システムにおいて、前記通信サーバが、滞納者情報データベースと、個人情報データベースと、照合手段と、メール作成手段と、メール送受信手段とを含み、前記携帯端末が、表示手段と、入力手段と、端末側送受信手段とを有し、前記通信サーバがさらに、決済手段と、滞納者情報管理手段とを含む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、督促決済システムに関し、特に電子メールを利用して滞納者の携帯端末及び、契約・登録しているパソコンに電子メール又は着信により督促を行うと同時に、容易に決済を行える督促決済システムに関する。
電気または電話などの使用料金の支払いや税金などの納付は、金融機関の貯金口座振替による自動払込を指定していない使用契約者あるいは納税者に対しては、電力会社、電話会社あるいは自治体から、該契約者あるいは納税者が予め指定した住所宅に、払込諸事項および支払金額または納税金額を印刷した払込取扱票が郵送されてくる。
また、自動払込を指定している場合でも、残高不足である場合等にも払込取扱票が郵送される。
払込取扱票には、払込先名(加入者名)や加入者コードとその内容を表すバーコード、払込人名や払込人コード(お客様コード)とその内容を表すバーコード、請求年月および請求金額とその内容を表すバーコードなどが印刷されている。
該契約者あるいは納税者(以下、払込人)は、郵送されてきた上記の如き払込取扱票を金融機関窓口またはコンビニエンスストアに持ち込む。
金融機関の窓口またはコンビニエンスストアでは、払込取扱票に印刷された払込先コード、払込人コード、請求年月、請求金額などをキーボードによって入力するとともに払込人から請求金額を受取る。
なお、コンビニエンスストアでは、払込取扱票に印刷されている払込先(加入者名)バーコード、払込人(お客様コード)バーコード、請求年月・請求金額バーコードをレジ用POS端末のバーコードリーダーで読込むことにより、POS端末に払込データを入力し、POS端末に表示された請求金額を払込人から現金などで受取るようにしてもよい。
一般に、バーコードリーダによる入力はキーボードを用いて行う手入力よりも操作時間が長く、また誤入力が少ないという利点がある。また、コンビニエンスストアは銀行などの金融機関窓口に比べ、開店時間が長く(24時間営業が多い)、店舗数も多く、払込人にとっては非常に便利であり、コンビニエンスストアでの払込が近年普及してきている。
このような形態での払込方法は、電気、水道、電話、ガスなどの公共料金、および各種税金以外にも通信販売の代金、学会その他様々な会の会費、大学などの授業料・受講料などの支払に利用されており、その取扱いの種類も増加する傾向にある。
しかしながら、これらいずれの場合も、各会社・自治体は払込取扱票を印刷して各支払人へ個別に郵送する必要があり、払込人は自宅住所に郵送などによって届けられた払込取扱票を金融機関またはコンビニエンスストアへ持参し、払込み手続する必要がある。
上述した従来の方法によって支払手続を行う場合、公共料金などの払込を依頼する各会社などにおいては、公共料金などの払込取扱票を各払込人へ郵送するために手間と時間がかかるだけではなく、郵便料金を必要とする問題があった。また、払込取扱票、封筒などの大量の紙を消費するため、間接的に環境を悪化させる要因となるという問題点もある。
一方、払込人においては、送られてきた払込取扱票を受け取り、払込の際には該払込取扱票を持参して行く必要があり、自宅を留守にしていて、払込取扱票を受けとっていない場合や、外出先で払込みを思い付いても払込取扱票を持参していない時は払込を行うことはできないという不便さがあり、それが原因で払込が延滞することも起こりやすい問題があった。
さらには、郵送された払込取扱票を紛失してしまった場合には再発行を待つ必要があったり、受取っても忘れてしまっている場合等には督促の意味が半減してしまう。
本発明は上記事情に鑑み、本発明の目的は、契約者が所有する携帯端末に対して支払督促を行うメールを送信すると同時に、そのメールに決済方法を選択させる情報をも付加し、メール返信と同時に決済を行う督促決済システムを提供することにある。
本発明は、督促決済システムに関し、特に電子メールを利用して滞納者の携帯端末及び、契約・登録しているパソコンに電子メール又は着信により督促を行うと同時に、容易に決済を行える督促決済システムに関し、本発明の目的は、電気通信手段を介して接続された、契約者が所有する携帯端末と、支払いを監視して滞納者を抽出する支払監視サーバと、前記携帯端末へと督促を送信すると共に決済を行う督促決済サーバとを有する督促決済システムにおいて、前記督促決済サーバが、前記支払監視サーバからもたらされる滞納者情報を格納する滞納者情報データベースと、支払者全体の個人情報を記憶している個人情報データベースと、前記滞納者情報を基にして前記個人情報データベースから前記滞納者の個人情報を照合して抽出する照合手段と、抽出された前記個人情報を基に、決済方法を含む督促メールを作成するメール作成手段と、前記督促メールを前記滞納者の前記携帯端末へと送信するメール送受信手段とを含み、前記携帯端末が、前記督促メールを表示する表示手段と、前記決済方法に基づいて決済要求情報が入力される入力手段と、前記決済要求情報を前記メール送受信手段に対して送信する端末側送受信手段とを有し、前記督促決済サーバがさらに、前記決済要求情報を基に決済を行い、金融またはカード会社のシステムからの応答を決済情報とする決済手段と、前記決済情報から前記滞納者情報データベースに記憶された滞納者情報を更新すると共に、前記支払監視サーバへと前記決済情報を送信する滞納者情報管理手段とを含み、前記支払監視サーバが、前記決済情報を基に前記滞納者の情報を更新することによって、達成される。
本発明は、メールによって督促を行い、払込取扱票の郵送を行わないことで郵送にかかる費用等を削減することが可能となる。
さらにメールに決済方法の選択をその場で行えるように決済要求情報を付加することで、クレジットカード、デビットカード、口座引き落としなどの方法により、その場で決済することが可能となる。
これにより、決済には払込取扱票等のその他の物は必要が無く、さらにコンビニエンスストア等の決済可能な場所まで出向く必要も無くなる。
一方、督促側は確実に支払を受けられるだけでなく、意図した滞納者を検出して法的処置を講ずることもより可能となる。
本発明は、督促決済システムに関し、特に電子メールを利用して滞納者の携帯電話に督促を行うと同時に、容易に決済を行える督促決済システムである。
以下、図面を用いて説明する。
図1は、本システムの全体構成図である。
本システムである督促決済システムは、複数の契約者が所有する携帯端末11…1mと、契約者に対して督促及び決済を行う督促決済サーバ2と、契約者の支払を監視する支払監視サーバ3とから構成されている。
図2は、携帯端末11…1mの内部構成図の一例である。
携帯端末11…1mは、督促決済サーバ2とメールの送受信を行う端末側送受信手段11と、メールを表示する表示手段12と、決済方法である決済情報の入力が行われる入力手段13とから構成されている。
なお、この携帯端末11…1mは、メールの秘匿性を担保する必要があることから携帯電話であることが望ましいが、PDA(Personal Digital Assistant)等、メールを送受信できる機能を有していれば特に限定しない。
図3は、督促決済サーバ2の内部構成図の一例である。
督促決済サーバ2は、支払監視サーバ3から送信される滞納者情報を受信して管理する滞納者情報管理手段21と、滞納者情報と記憶されている個人情報とを照合する照合手段22と、照合された個人情報に基づいて滞納者宛のメールを作成するメール作成手段23と、滞納者の所有する携帯端末11…1mとメールの送受信を行うメール送受信手段24と、受信した滞納者情報を記憶する滞納者情報データベース25と、契約者の個人情報を記憶している個人情報データベース26と、入力された決済要求情報に従って金融機関またはカード会社との間で決済を行う決済手段とから構成されている。
ここで言う契約者とは、本システムにより決済を行うことを目的として、本システムを有する企業と契約している者であり、契約していない者についての情報は記憶していない。
また、滞納者情報とは、滞納者の氏名、請求元会社名、お客様番号、請求額、支払期限等の滞納者の最低限の個人情報と請求を特定する情報であり、個人情報とは、契約者の住所、氏名、電話番号、クレジットカード情報、メールアドレス等の契約者を特定する情報である。
この滞納者情報を記憶している支払監視サーバ3は、通常郵送等で請求を行う各企業(公共サービスを提供している企業)が所有する支払を管理するシステムの一部である。
これらの構成を用いて、以下に本システムの流れをフローチャートで説明する。
図4及び図5は、本システムの流れを示すフローチャートである。
支払についての監視は支払監視サーバ3が行っている。支払監視サーバ3は、各種の支払(公共料金、税金等)について設定された支払期限を元に契約者の支払状況についてを随時監視し、支払がなされていない契約者である滞納者の抽出を行う(ステップS101)。
支払監視サーバ3は契約者の最低限の個人情報と、監視を行っている支払を特定する情報とを記憶しており、滞納者について滞納者の氏名、請求元会社名、お客様番号、請求額、支払期限等を滞納者情報として督促決済サーバ2へと送信する(ステップS102)。なお、支払監視サーバ3と督促決済サーバとの通信はLAN(Local Area Network)等を利用することがセキュリティ上望ましいが、インターネットを利用する場合を考慮して、契約者と支払を特定する最低の情報を送信するように限定している。
滞納者情報を受信した督促決済サーバ2では督促後の決済を監視するために、滞納者情報管理手段21が滞納者情報データベース25に滞納者情報を記憶する(ステップS103)。
一方、督促決済サーバ2内には、契約者についての詳細な個人情報が記憶されている個人情報データベース26を有している。個人情報データベース26には、契約者の住所、氏名、電話番号、クレジットカード情報、メールアドレス等の契約者を詳細に特定する情報が記憶されており、支払監視サーバ3から送信された滞納者情報と、この個人情報との照合を照合手段22が行う(ステップS104)。
照合が行われた滞納者情報は、より詳細な個人情報を有するデータとして認識され、携帯端末へとメールを送信するために、特定されたメールアドレス宛のメールの作成がなされる(ステップS105)。メールの内容は、滞納している項目、請求額、支払期限等を含み、さらに支払方法についての選択ができるようになっている。支払方法とは、予め申告されているクレジットカードの情報や、デビットカードの情報が個人情報データベース26に記憶されており、携帯端末11…1mにおいて選択式で支払方法を特定することで後述する決済手段27が決済を行うようになっている。もちろん、クレジットカード番号やデビットカードの番号等を携帯端末11…1mから入力させて、それに基づいて決済するようにしても良い。
作成されたメールは、メール送受信手段24から各滞納者の携帯端末11…1mに対して送信され、端末側送受信手段11においてそれぞれ受信される(ステップS106)。
メールを受信した携帯端末11…1mでは、表示手段12にメール内容が表示され、上述した支払方法が入力手段13から入力される(ステップS107 YES)。
入力された決済方法の情報は、決済要求情報として携帯端末11…1mから督促決済サーバ2へと返信される(ステップS108)。
メール送受信手段24でこの決済要求情報を受信した督促決済サーバ2では、決済手段27が決済要求情報で指定された支払方法に基づき、金融・クレジットカード会社のシステムに対して通信を行い決済をする(ステップS109)。通信を行った結果は、金融・クレジットカード会社のシステムからの応答により判別され、決済が可能であった場合(ステップS110 YES)は、滞納者情報管理手段21に決済結果の送信が行われる(ステップS111)。
滞納者情報管理手段21では、決済結果を受けて滞納者情報データベース25に記憶された滞納者情報を支払済みとして更新(ステップS113)し、それと共に決済結果を決済情報として支払監視サーバ3に対して送信を行う(ステップS114)。支払監視サーバ3では決済情報を受けて、このフローチャートは終了する。
一方、携帯端末11…1mにて決済方法の指定がなされなかった場合(ステップS107 NO)及び、決済手段27による決済が失敗した場合(ステップS110 NO)には、決済が不能であった旨の決済結果が決済手段27から滞納者情報管理手段21に対して送信される(ステップS112)。なお、携帯端末11…1mから決済方法指定がなされなかったと判断するためには、作成・送信されたメールに応答期限を付すのが適当であり、この判断は滞納者情報管理手段21が応答無しとして判断しても構わない。
また、決済が失敗した場合には、その旨を滞納者に対しても通知するため、決済手段27からメール作成手段23に対してメール作成を指示するとより柔軟なシステムとなる。
決済が不可であった旨の決済結果を受けた滞納者情報管理手段21では、滞納者情報データベース25を未収納として更新し、さらに好ましくはメール送信回数まで記憶を行うことで、滞納者の支払状況を把握できるようにする(ステップS113)。
この決済が不可であった旨の情報についても決済情報として支払監視サーバ3に対して送信される(ステップS114)。
なお、決済が不可であった場合にはメールの再送を行うために、時間計測手段(図示しない)を督促決済サーバ2内に設け、メール作成、送信から一定期間後に再送を行うようになっているとより好ましい。
また、決済後の明細については証明書類の観点から、文章として支払監視サーバ3または督促決済サーバ2が出力をおこなって契約者に送付されるのが望ましいが、決済完了の情報をメール作成手段23が作成し、メール送受信手段24にて携帯端末11…1mに送信されるとより好ましい。
1 携帯端末
2 督促決済サーバ
3 支払監視サーバ
11 端末側送受信手段
12 表示手段
13 入力手段
21 滞納者情報管理手段
22 照合手段
23 メール作成手段
24 メール送受信手段
25 滞納者情報データベース
26 個人情報データベース
27 決済手段
2 督促決済サーバ
3 支払監視サーバ
11 端末側送受信手段
12 表示手段
13 入力手段
21 滞納者情報管理手段
22 照合手段
23 メール作成手段
24 メール送受信手段
25 滞納者情報データベース
26 個人情報データベース
27 決済手段
Claims (1)
- 電気通信手段を介して接続された、
契約者が所有する携帯端末と、支払いを監視して滞納者を抽出する支払監視サーバと、前記携帯端末へと督促を送信すると共に決済を行う督促決済サーバとを有する督促決済システムにおいて、
前記督促決済サーバが、
前記支払監視サーバからもたらされる滞納者情報を格納する滞納者情報データベースと、
支払者全体の個人情報を記憶している個人情報データベースと、
前記滞納者情報を基にして前記個人情報データベースから前記滞納者の個人情報を照合して抽出する照合手段と、
抽出された前記個人情報を基に、決済方法を含む督促メールを作成するメール作成手段と、
前記督促メールを前記滞納者の前記携帯端末へと送信するメール送受信手段とを含み、
前記携帯端末が、
前記督促メールを表示する表示手段と、
前記決済方法に基づいて決済要求情報が入力される入力手段と、
前記決済要求情報を前記メール送受信手段に対して送信する端末側送受信手段とを有し、
前記督促決済サーバがさらに、
前記決済要求情報を基に決済を行い、金融またはカード会社のシステムからの応答を決済情報とする決済手段と、
前記決済情報から前記滞納者情報データベースに記憶された滞納者情報を更新すると共に、前記支払監視サーバへと前記決済情報を送信する滞納者情報管理手段とを含み、
前記支払監視サーバが、
前記決済情報を基に前記滞納者の情報を更新することを特徴とする督促決済システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004179305A JP2006004141A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 督促決済システム |
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---|---|---|---|
JP2004179305A JP2006004141A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 督促決済システム |
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---|---|
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2004
- 2004-06-17 JP JP2004179305A patent/JP2006004141A/ja active Pending
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