JP2002366858A - 代金支払いシステム、代金支払い方法、代金請求用端末および代金支払いのための銀行のコンピュータシステム - Google Patents

代金支払いシステム、代金支払い方法、代金請求用端末および代金支払いのための銀行のコンピュータシステム

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JP2002366858A
JP2002366858A JP2001175842A JP2001175842A JP2002366858A JP 2002366858 A JP2002366858 A JP 2002366858A JP 2001175842 A JP2001175842 A JP 2001175842A JP 2001175842 A JP2001175842 A JP 2001175842A JP 2002366858 A JP2002366858 A JP 2002366858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代金の支払いに関する支払人の端末操作の労
力を低減する。 【解決手段】 支払い先のコンピュータ300から支払
人のユーザ端末100に請求書情報を電子メールする。
電子メール中には、銀行システム200のサーバ240
が提供する代金支払い用のHTML文書の記憶場所を示
すURLが記載されている。URLに付加されるパラメ
ータには、支払い人を示すコード、支払い先を示すコー
ド、検証用数値データが含まれ、ユーザのURLの指定
操作により、URLおよび付属パラメータがサーバ24
0にユーザ端末から自動的に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインで代金
の支払いを行う代金支払いシステム、代金支払い方法、
代金請求用端末および代金支払いのための銀行のコンピ
ュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネット上で行われる商取引に連動
してオンラインで支払う方法はいくつか報告されてい
る。
【0003】一方、ネット外で行われる一般の商取引に
伴う支払いは、通常、支払人は支払先から送られた請求
書に基づいて、支払いを行う。この場合、オンラインで
代金の支払いを行う方法としては、銀行のATM端末や
支払い人の端末を使用して支払人が支払い先の銀行口座
に代金を振り込む方法が一般的である。この方法では、
支払い先から紙の形態の請求書が支払人に送られ、請求
書に記載された内容に基づいて支払人は、ATM端末等
に対して、支払金額、支払い先の口座番号、支払い先の
口座名、支払人の名前等の支払いのために必要な各種情
報を入力する。
【0004】また、コンビニのような、代金回収代行業
者のところに請求書を持参し、現金で支払う。
【0005】また、支払い先(代金請求)の企業のコン
ピュータで作成した電子データの形態の請求情報を、支
払人の端末の表示画面で確認して、支払人が自己の端末
装置から、支払い先(代金請求)の企業等を介して、支
払い人の銀行口座から代金を支払うように指示する代金
支払いシステムもいくつか提案されている(金融情報シ
ステム、No.231 2000.7)。
【0006】上記文献で紹介されているシステムを図1
9〜図21に示す。
【0007】図19に示すダイレクト・システム(Di
rectシステム)は、購入者(代金支払人)は自分の
端末から請求企業のシステムに請求書情報の確認と代金
の支払い指図を送信する。請求企業のシステムから請求
企業の取引金融機関のシステムを介して代金の引き落と
し指図が購入者の取引金融機関に送られて、購入者の取
引金融機関のシステムから請求企業の取引金融機関のシ
ステムに対して入金処理が行われる。
【0008】図20に示すサービス・プロバイダ・コン
ソリデーション・システム(Service Prov
ider Consolidation Syste
m)では、複数の購入者の端末から請求書情報の確認と
支払い指図、複数の請求企業からは請求書情報を取りま
とめるコンソリデーションシステム(Consolid
ation System)が設けられており、コンソ
リデーションシステムから請求企業の取引金融機関のシ
ステムに引き落とし指図が送られる。請求企業の取引金
融機関のシステムと購入者の取引金融機関のシステムと
の間で、口座引き落とし請求と入金処理が行われる。
【0009】図21に示すカスタマ・コンソリデーショ
ン・システム(CustomerConsolidat
ion System)は購入者の端末がPFMという
特殊なプログラムを使用し、請求企業のシステムから送
られる請求書情報を保管する。購入者の端末から決済サ
ービス提供者に支払い指図が送られて、購入者の取引金
融機関のシステムから請求企業の取引金融機関のシステ
ムに対して入金処理がなされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】代金の請求書が紙の形
態で送られ、銀行のATMや代金支払人の端末から代金
の支払い指示を代金支払人の取引金融機関の(コンピュ
ータ)システムに送信する場合に、代金支払人は、請求
書に記載された支払金額、支払い先の銀行口座のある銀
行名、支払い先の銀行口座の預金科目、支払い先の銀行
口座の口座番号、支払い先の銀行口座の口座名と支払い
人自身の名前等をキーボードから入力しなければならな
い。
【0011】代金の支払い案件が多いほど代金支払人の
情報入力作業は大変な労力となる。
【0012】また、銀行振込での支払いにおいては、振
込手数料を差し引いて振り込む等により請求した金額以
外の金額で支払われることがある。支払額が請求額に比
べて不足すれば、請求した企業にとって受取額が減少す
るだけでなく、不足額について再度請求する等の作業も
必要となり、新たにコストが発生する。
【0013】また、銀行振込での支払いにおいては、振
込期限を設定することはできないので、期限を過ぎての
支払いを受付けたくない場合も、支払いを行うことがで
きるので、支払いを受けた企業では、受け取った資金を
返却しなければならなず、そのための新たな作業負担が
発生する。
【0014】また、支払いを受ける企業は、一定期日よ
りも早く支払えば支払金額を値引きすることにして、早
く代金回収をしたいこともあるが、現状そのような機能
を有する支払いシステムはない。
【0015】また、コンビニ等の代金回収代行業者を利
用して支払う場合は、上記の支払い人の入力負担や支払
金額不足の問題はなくなるが、支払い人は現金等の支払
手段を、コンビニ等に持参しなければならない。
【0016】また、請求情報を予め請求企業のサーバー
等に登録しておき、この請求明細を支払い人が端末から
確認して支払い指図を出す方法では、支払い時における
支払い人の入力負担は軽減できるが、請求明細を検索す
るためのシステムや支払い指図を支払い人の取引金融機
関のシステムに取り次ぐシステムが必要であり、支払い
操作をするときにこれらのシステムが稼動していないと
支払い人は支払いを行うことができない。
【0017】そこで、本発明の目的は、代金支払人の情
報入力作業の労力を低減することができ、請求企業にと
って支払額が請求額と異なる金額となることを防止する
ことができ、支払い人にとって現金等の支払手段を持ち
歩くことを防止することができ、支払い人が支払い操作
を行うときに、少なくとも支払い人の使用する端末と通
信ネットワークと支払い人の取引金融機関のシステムが
稼動していればいつでも支払いを行うことがきる代金支
払いシステム、代金支払い方法、代金請求用端末および
代金支払いのための銀行のコンピュータシステムを提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では複数の代金の支払い人が使用する
複数の代金支払い用端末と、複数の代金の支払い先が使
用する複数の代金請求用端末と、前記複数の代金支払い
用端末の1つからの代金の支払い要求を受け付け、代金
の支払い処理を行う銀行のコンピュータシステムとを有
する代金支払いシステムであって、支払人を示す支払人
情報、支払い先を示す支払い先情報および前記銀行のコ
ンピュータシステムの通信アドレスを少なくとも含む代
金請求情報を前記代金請求用端末から前記代金支払い用
端末に送信し、前記代金支払い用端末は、当該送信され
た代金請求情報を表示可能であり、前記代金支払人から
の前記銀行のコンピュータシステムへの接続要求を受け
付け、当該接続要求に応じて前記代金請求用端末から送
信された通信アドレスを使用して前記銀行のコンピュー
タシステムに接続し、前記請求用端末から送信された支
払い人情報および支払い先情報を自動送信することを特
徴とする代金支払いシステムが提供される。
【0019】本発明によれば、前記代金請求情報は電子
メールの形態で送信され、前記通信アドレスはURLの
形態で表され、前記支払人情報および支払い先情報はパ
ラメータで、前記URLの中に組み込まれてもよい。
【0020】本発明によれば、前記代金支払い用端末か
ら前記銀行のコンピュータシステムに対して、前記UR
Lが送信され、該銀行のコンピュータシステムは、前記
支払い用端末と接続すると共に、送信されたURLの中
から前記支払い人情報および支払い先情報を取り込んで
もよい。
【0021】本発明によれば、前記代金支払い用端末が
前記銀行のコンピュータシステムに接続された後、銀行
のコンピュータシステムからは、代金支払いに関連する
情報を入力するための画面情報が送信されてもよい。
【0022】本発明によれば、前記支払人情報を検証す
るための認証情報が該支払い人情報に付加または組み込
まれ、前記銀行のコンピュータシステムは、前記送信さ
れた認証情報により前記支払人情報を検証してもよい。
【0023】本発明によれば、前記代金請求情報の中に
は支払い金額を示す支払い金額情報が含まれ、前記代金
支払い用端末を介して支払い金額情報が前記銀行のコン
ピュータシステムに送信されてもよい。
【0024】本発明によれば、前記支払い金額情報を検
証するための認証情報が該支払い金額情報に付加または
組み込まれ、銀行のコンピュータシステムは、前記送信
された認証情報により前記支払い金額情報を検証しても
よい。
【0025】本発明によれば、前記代金請求情報の中に
は支払期限を示す支払期限情報が含まれ、前記代金支払
い用端末を介して支払期限情報が前記銀行のコンピュー
タシステムに送信され、前記銀行のコンピュータは支払
期限情報に基づき支払い可否を決定してもよい。
【0026】本発明によれば、前記銀行のコンピュータ
システムは、支払金額を支払処理日に応じて決定しても
よい。
【0027】本発明によれば、前記複数の代金支払い用
端末の各々からは前記銀行のコンピュータシステムに対
して、支払い人と支払い先を特定した支払いに関する照
会が可能であってもよい。
【0028】本発明によれば、複数の代金の支払い人が
使用する複数の代金支払い用端末と、該複数の代金支払
い用端末の1つからの代金の支払い要求を受け付け、代
金の支払い処理を実行する銀行のコンピュータシステム
とを有する代金支払いシステムであって、少なくとも支
払い人を示す支払い人情報および支払い先を示す支払い
先情報を含む1つの支払いコードが記載された紙形態の
請求書が前記支払い先から前記支払い人に送られ、前記
支払人により前記支払いコードと前記銀行に保有する支
払い人の預金口座からの出金の指示が前記複数の代金支
払い用端末の1つから入力され、当該入力された支払い
コードと前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの
出金の指示を代金支払い用端末から前記銀行のコンピュ
ータシステムに送信し、前記銀行のコンピュータシステ
ムは、送信された支払いコードと前記銀行に保有する支
払い人の預金口座からの出金の指示に基づいて代金の支
払い処理を実行することを特徴とする代金支払いシステ
ムが提供される。
【0029】本発明によれば、前記支払い人情報は、支
払い人そのものを示すコードと、該コードを検証するた
めの検証コードとを有し、該検証コードに基づき前記銀
行のコンピュータシステムは前記送信された支払い人そ
のものを示すコードを検証してもよい。
【0030】本発明によれば、前記支払いコードは支払
金額を検証するための検証コードを含み、該検証コード
に基づき前記銀行のコンピュータシステムは、前記送信
された前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの出
金の指示に含まれる支払金額を検証してもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0032】(第1の実施形態)図1は本発明第1の実
施形態としての代金収納システムのシステム構成の一例
を示す。第1の実施形態では、紙の形態の請求書が代金
支払い先(請求企業)から代金支払人に対して送られ
る。この請求書に後述の支払いコードが記載されてお
り、この支払いコードを使用して支払人は自己の端末か
ら自己の取引銀行のコンピュータシステムに支払い指図
を行うことに新規特徴がある。
【0033】本実施形態の代金収納システムは、ユーザ
端末100と、銀行システム200と、企業システム3
00とを有し、これら装置がインターネットなどの通信
ネットワーク500に接続されている。
【0034】ユーザ端末100は、請求書に対する代金
の支払を行おうとするユーザが使用する端末であり、通
信ネットワーク500を介して銀行システム200に支
払代金の支払を指示することのできる端末であれば、ユ
ーザ個人が所有する端末でも、銀行の店舗など特定の場
所に設置された端末でもよい。ユーザ端末100の機器
としては、ウェブ情報(HTML文書などのマークアッ
プランゲージ文書により規定される情報)を閲覧可能な
ブラウザソフトウェア(例えば、マイクロソフト社のイ
ンターネットエクスプローラ(登録商標)、ネットスケ
ープ・コミュニケーション社のネットスケープ(登録商
標)等)を搭載した市販のパーソナルコンピュータ、P
DA(Personal Data Assistance)等の情報処理装置
や、電話機、無線呼出端末、PHS端末、移動体通信端
末のいずれも使用することができる。特に、移動体通信
端末は、電子メール機能やインターネットへのアクセス
機能を有する端末であってもよい(例えば、株式会社エ
ヌ・ティ・ティ・ドコモ社が提供するiモード(サービ
ス名)端末等)。
【0035】銀行システム200は、ATM215など
を有する営業店システム210及び銀行のコンピュータ
システム(以下「銀行コンピュータセンタ」と略記する)
220とを有する。銀行コンピュータセンタ220は、
通信ネットワーク500を介し、外部との情報の送受信
について通信制御を行う通信制御装置230と、後述す
る代金収納プログラム及び該代金収納プログラムで必要
とされる支払コードなどの各種データを格納するサーバ
240とを備える。銀行システム200は、さらに顧客
の銀行口座に関する情報(以後、口座と略記することが
ある)、たとえば、預金残高、預金がおこなわれた日
付、その金額、引き出しが行われた日付、その金額等を
記憶する記憶装置を有する。記憶装置内にはさらに、支
払い要求をうけた代金を預かる一時預かり口座に関する
情報(後述)を記憶する記憶領域も設けられている。
【0036】サーバ240は、主制御部(以下「CP
U」という)と、ハードディスクと、RAMと、ディス
プレイとを備える。CPUは、後述する代金収納プログ
ラムを実行して、ユーザの保有口座から支払代金相当の
金額を出金し、請求書発行企業の保有口座に入金するな
どの処理を行う。ハードディスクは、図13に示すよう
なCPUの実行する代金収納プログラム、代金収納シス
テムの利用につき銀行と契約を締結した企業に付与した
企業コード、検証数値生成ロジック、ユーザの保有口座
の残高を操作する際に必要となる暗証番号等を記憶す
る。ハードディスクの代わりに、フレキシブルディスク
や光磁気ディスク等であってもよい。RAMは、CPU
が代金収納プログラムを実行する際の入出力データを一
時記憶する。ディスプレイは、CPUの実行した代金収
納プログラムの処理結果などを銀行がモニタするために
利用される。
【0037】このように構成されたサーバ240は、ユ
ーザからの指示に基づいてユーザの保有口座から支払金
額を出金し、銀行の預かり口座に保持した後、請求書を
発行した企業の保有口座に入金する機能を有する。
【0038】企業システム300は、請求書を発行した
代金受取人の使用するコンピュータまたは処理装置であ
り、通信ネットワーク500を介して銀行システム20
0から、請求代金の支払があった旨の収納済み連絡を受
信する。企業システム300としては、ホストコンピュ
ータのほか、ウェブ情報(HTML文書などのマークア
ップランゲージ文書により規定される情報)を閲覧可能
なブラウザソフトウェア(例えば、マイクロソフト社の
インターネットエクスプローラ(登録商標)、ネットス
ケープ・コミュニケーション社のネットスケープ(登録
商標)等)を搭載した市販のパーソナルコンピュータ、
PDA(Personal Data Assistance)等の情報処理装
置や、電話、無線呼出端末、PHS端末、移動体通信端
末のいずれであってもよい。
【0039】通信ネットワーク500は、ユーザ端末1
00と銀行システム200と企業システム300とを相
互に接続する。通信ネットワーク500としては、例え
ば、インターネット、イントラネット、LAN(Local
Area Network)、一般公衆電話網(アナログ/デジ
タルの双方を含む)、PDC/PDC―P/W−CDM
A方式等の移動体通信回線交換網/移動体通信パケット
交換網、無線呼出網、PHS網、及び衛星通信網等のう
ちのいずれかの通信ネットワークを使用することができ
る。
【0040】図2に、ユーザ端末100としてパーソナ
ルコンピュータを利用し、代金収納システムを通じて請
求代金の支払を行う場合における処理の流れの一例を示
す。
【0041】処理(1) まず、企業は、商品を購入したり、あるいはサービスの
提供を受けたユーザに対し請求書を発行し、請求金額
と、後述する支払コードとをユーザに通知する。
【0042】処理(2) ユーザは、請求書を受け取ると、ユーザ端末100から
通信ネットワーク500を介して銀行システム200に
対し、請求書発行企業に対する代金の支払について、代
金収納システムを利用して行いたい旨の利用要求を発信
する。ユーザ端末100から要求を受け付けると、銀行
システム200のサーバ240は、ユーザ端末100に
対し、図4に示すような支払内容入力画面用の情報を送
信する。支払内容入力画面(図4)には、請求代金金額で
ある支払金額を入力する支払金額入力欄4aと、上記処
理(1)で企業から送付された請求書に記載されている支
払コードを入力する支払コード入力欄4bとが設けられ
ているので、ユーザは、ここに支払金額と支払コードと
を入力し、「確認」ボタン4cを操作することにより、銀
行システム200に対し支払内容通知を発信する。
【0043】ユーザ端末100から支払内容通知を受け
付けると、銀行システム200内のサーバ240は図1
5に示す手順に沿って支払内容の妥当性のチェックを行
う。そして支払内容の妥当性を確認すると、サーバ24
0は支払い金額を決定し、妥当性チェックの中でデータ
ベースから読み出した企業名と入力された支払金額と支
払期限がある場合は支払期限と入力された支払コードを
ハードディスクに保存し、ユーザ端末100に対し、図
5に示すような支払/照会選択画面用の情報を送信す
る。この場合の支払い金額の決定は、オプション項目で
値引基準日と値引後請求金額がついており、支払い処理
日が支払期限より前の場合は、値引後請求金額を支払い
金額とする。
【0044】支払/照会選択画面(図5)には、「支
払」を選択するボタン5aと「照会」を選択するボタン
5bが設けられているので、ユーザは支払の時には「支
払」のボタン(5a)を、照会の時には「照会」のボタ
ン(5b)を操作することで、銀行システム200に支
払指示または照会指示を発信する。
【0045】支払指示を受け取ったときには、銀行シス
テム200内のサーバ240は、ハードディスクに保存
した企業名と支払金額と支払期限がある場合は支払期限
と支払コードとを読み出し、支払処理日が支払期限を越
えていない場合は支払内容確認画面(図6)用の情報に
セットしてユーザ端末100に対し送信する。
【0046】支払内容確認画面にはユーザが出金を行う
出金口座番号を入力する出金口座番号入力欄6aと該出
金口座から出金する際に必要となる暗証番号を入力する
暗証番号入力欄6bが設けられており、ユーザは表示さ
れた支払内容確認画面の表示内容に問題がなければ出金
口座番号と暗証番号をそれぞれの欄に入力して「確認」
ボタン6cを操作して、ユーザ端末100から銀行シス
テム200内のサーバ240に出金指示を送信する。
【0047】処理(3) 銀行システム200は、上述の処理(2)でユーザ端末1
00から出金指示を受け取ると、ユーザの指定する出金
口座の暗証番号が一致し該出金口座の残高が支払金額以
上にあれば、該出金口座から支払金額を出金する。出金
した支払金額は、即時に、例えば別段預金のような銀行
内の預かり口座に振り替える。
【0048】処理(4) 支払代金の収納処理を実行したときは、照会に備え、収
納明細データベースに代金収納済情報を記録する。該収
納明細データベース(図10参照)には企業コードと支
払人コードと支払金額と支払日と企業名を記録してお
く。
【0049】処理(5) 銀行内の預かり口座にユーザの指定する出金口座から出
金した支払代金を付け替えると、銀行システム200か
ら、請求書を発行した企業の企業システム300に対
し、請求した代金が収納されたことを通知する。この収
納済連絡は、支払金額振替の都度行うこととしても、1
日に1回乃至複数回行うこととしてもよい。
【0050】処理(6) 銀行の預かり口座で支払代金を保持した場合は銀行シス
テム200内では、日次、あるいは週次等の一定期間ご
とに預かり口座内でユーザの指定する出金口座から出金
した支払金額を保持しているか否かをチェックする。保
持している場合、銀行システム200内の預かり口座か
ら請求書発行企業の口座へ、保持している支払金額を入
金する。請求書発行企業の口座への入金は、銀行預かり
口座への支払金額振替の都度行うこととしても、1日に
1回乃至複数回行うこととしても、何日かに1回行うこ
ととしてもよい。また、請求書発行企業の口座が他行に
ある場合は、振込にて入金することとしてもよい。
【0051】ユーザの所有する端末で上記支払を行った
場合は、領収書が発行されないのでユーザにとっては支
払が終了したかどうか確認したいニーズがありえる。そ
のためには図3のような照会処理を設けることができ
る。
【0052】処理(7) ユーザは、まず、ユーザ端末100から通信ネットワー
ク500を介して銀行システム200に対し、請求書発
行企業に対する代金の支払に関する照会について、代金
収納システムを利用して行いたい旨の利用要求を発信す
る。ユーザ端末100から利用要求を受け付けると、銀
行システム200のサーバ240は、ユーザ端末100
に対し、図4に示すような支払内容入力画面用の情報を
送信する。支払内容入力画面(図4)には、請求代金金額
である支払金額を入力する支払金額入力欄4aと、上記
処理(1)で企業から送付された請求書に記載されている
支払コードを入力する支払コード入力欄4bとが設けら
れているので、ユーザは、ここに支払金額と支払コード
とを入力し、「確認」ボタン4cを操作することにより、
銀行システム200に対し支払内容通知を発信する。
【0053】ユーザ端末100から支払内容通知を受け
つけると、銀行システム200内のサーバ240は図1
5に示す手順に沿って支払内容の妥当性のチェックを行
う。そして支払内容の妥当性を確認すると、サーバ24
0は妥当性チェックの中でデータベースから読み出した
企業名と支払コードから抽出した支払金額と入力された
支払コードをハードディスクに保存し、ユーザ端末10
0に対し、図5に示すような支払/照会選択画面用の情
報を送信する。
【0054】支払/照会選択画面(図5)には、「支
払」を選択するボタン5aと「照会」を選択するボタン
5bが設けられているので、ユーザは「照会」のボタン
(5b)を操作することで、銀行システム200に支照
会指示を発信する。
【0055】処理(8) 照会指示を受け取ると、銀行システム200内のサーバ
240は、収納明細データベースを検索し、該支払コー
ドの代金収納済情報が記録されているかを調べ、該支払
コードに対応する代金収納情報が記録されていた場合
は、該収納明細データベースから支払先と支払金額と支
払日を読み出し、「支払済み」の文言とともに支払済返
信画面(図7)にセットしユーザ端末100に送信す
る。収納明細データベース検索の結果、該支払コードに
対応する代金収納済情報が記録されていなかった場合
は、該支払コードを「支払未済」の文言とともに支払未
済返信画面(図8)にセットしユーザ端末100に送信
する。
【0056】次に、図12を参照して、ユーザ端末10
0の動作について説明する。
【0057】ユーザは、銀行システム200に対しユー
ザ端末100から利用要求を発信する(S100)。
【0058】請求書が紙で送られ、利用要求発信の際に
支払コードをパラメータの形で同時に送信しない場合
(後述の第2の実施形態の送信形態ではない場合)は、
銀行システム200からユーザ端末100に、支払内容
入力画面用の情報が送信されてくるので、ユーザ端末1
00が、支払内容入力画面用の情報を受信すると(S1
10がYES判定)、ユーザ端末100のCPUは、上
述した支払内容入力画面(図4)を表示画面上に表示す
る(S111)。支払内容入力画面(図4)上には、請
求代金金額である支払金額を入力する支払金額入力欄4
aと、企業から送付された請求書に記載されている支払
コードを入力する支払コード入力欄4bとが設けられて
いるので、ユーザは、キーボードを使用して、ここに支
払金額と支払コードとを入力し、「確認」ボタン4cを操
作することにより、銀行システム200に対し支払内容
通知を発信する(S112)。
【0059】請求書が電子メールで送られた場合は、請
求電子メール上に表示されたハイパーリンクを操作する
ことで支払金額を含む支払コードをパラメータとして利
用要求と一緒に送信する。この場合は、銀行システム2
00から支払内容入力画面用の情報は送られない。
【0060】次にユーザ端末100が銀行システム20
0から支払/照会選択画面用の情報を受信すると(S1
20がYES判定)、ユーザ端末100のCPUは、上
述した支払/照会選択画面(図5)を表示画面上に表示
する(S121)。支払/照会選択画面(図5)には、支
払を行う場合に選択する「支払」ボタン5aと、照会を
行う場合に選択する「照会」ボタン5bが設けられてい
るので、ユーザは自分が行いたい処理に応じていずれか
のボタンを操作することにより、銀行システム200に
対して支払指示または照会指示を発信する(S12
2)。
【0061】支払指示を発信した場合は、次にユーザ端
末100は銀行システム200から支払内容確認画面用
の情報を受信するので、ユーザ端末100のCPUは、
支払内容確認画面(図6)を表示画面上に表示する(S
130→S131)。支払内容確認画面(図6)上に
は、支払先と支払金額と支払コードの支払内容の表示と
出金口座を特定するための出金口座番号入力欄6aと出
金承認のための暗証番号を入力する暗証番号入力欄6b
が設けられているので、ユーザは、表示された支払内容
に問題がなければ出金口座番号欄と暗証番号入欄に出金
口座番号と暗証番号を入力し、「確認」ボタン6cを操作
することにより、銀行システム200に対し出金指示を
発信する(S132)。
【0062】照会指示を発信した場合は、次にユーザ端
末100は銀行システム200から通知した支払内容に
該当する支払が終了したかどうかにより支払済返信画面
用の情報または支払未済返信画面用の情報を受信するの
で(S140がYES判定またはS150がYES判
定)、支払済返信画面用の情報を受信した場合は、ユー
ザ端末100のCPUは、上述した支払済返信画面(図
7)を表示画面上に表示する。支払済返信画面(図7)
上には、「支払済」である旨の文言と支払先と支払金額
と支払日の内容が表示されているので、ユーザは、表示
された支払内容を確認後「閉じる」のボタン7aを操作
して処理を終了する(S141→エンド)。
【0063】一方、ユーザ端末100が、支払未済返信
画面用の情報を受信すると、ユーザ端末100のCPU
は、上述した支払未済返信画面(図8)を表示画面上に
表示する(S150→S151)。支払未済返信画面
(図8)上には、「支払未済」である旨の文言と支払コ
ードが表示されているので、ユーザは、表示された支払
内容を確認後「閉じる」のボタン8aを操作して処理を
終了する(S151→エンド)。
【0064】次に、図13を参照して、銀行システム2
00内のサーバ240の動作について説明する。
【0065】ユーザの端末からの要求に応じてユーザ端
末100に対して図4の支払い内容入力画面用の情報
(HTML文書)を送信する(S200→S201)。
【0066】続いて、ユーザ端末100から支払内容通
知を受け取ると、サーバ240のCPUは、図15の手
順に従い支払内容の妥当性チェックを行い(S210→
S211)、妥当と判断された場合は、支払い金額を決
定し、妥当性チェックの中でデータベースから読み出し
た企業名と入力された支払金額と支払期限がある場合は
支払期限と入力された支払コードをハードディスクに保
存し、ユーザ端末100に対し、図5に示すような支払
/照会選択画面用の情報を送信する(S212→S21
3→S214→S215)。この場合の支払い金額の決
定は、オプション項目で値引基準日と値引後請求金額が
ついており、支払い処理日が支払期限より前の場合は、
値引後請求金額を支払い金額とする。妥当と判断されな
かった場合はパラメータの内容が不適当であり、収納処
理を行えないことをユーザ端末100に返信する(S2
12→S216)。
【0067】次に支払指示を受け取ると銀行システム2
00内のサーバ240は、ハードディスクに保存した企
業名と支払金額と支払期限がある場合は支払期限と支払
コードとを読み出し、支払処理日が支払期限を越えてい
ない場合は支払内容確認画面(図6)用の情報にセット
してユーザ端末100に対し送信する(S220→S2
21→S225→S226→S227)。支払い処理日
が支払い処理日を越えている場合は収納処理できないこ
とをユーザ端末100に返信する(S228)。
【0068】続いて出金指示を受け取ると銀行システム
200は、ユーザの指定する出金口座の暗証番号が一致
し該出金口座の残高が支払金額以上にあれば、該出金口
座から支払金額を出金する(S230→S231→S2
32)。出金した支払金額は、即時に、例えば別段預金
のような銀行内の預かり口座に振り替える(S23
3)。
【0069】そして、照会に備え、サーバ240上の収
納明細データベースに代金収納済情報を記録する(S2
34)。該収納明細データベース(図10参照)には企
業コードと支払人コードと支払金額と支払日と企業名を
記録しておく。
【0070】銀行内の預かり口座にユーザの指定する出
金口座から出金した支払代金を付け替えると、銀行シス
テム200から、請求書を発行した企業の企業システム
300に対し、請求した代金が収納されたことを通知す
る(S235)。この収納済連絡は、支払金額振替の都
度行うこととしても、1日に1回または複数回行うこと
としてもよい。
【0071】銀行の預かり口座で支払代金を保持した場
合は銀行システム200内では、日次、あるいは週次等
の一定期間ごとに預かり口座内でユーザの指定する出金
口座から出金した支払金額を保持しているか否かをチェ
ックする。保持している場合、銀行システム200内の
預かり口座から請求書発行企業の口座へ、保持している
支払金額を入金する(S236)。請求書発行企業の口
座への入金は、銀行預かり口座への支払金額振替の都度
行うこととしても、1日に1回乃至複数回行うこととし
ても、何日かに1回行うこととしてもよい。また、請求
書発行企業の口座が他行にある場合は、振込にて入金す
ることとしてもよい。
【0072】ユーザ端末100に対し、支払/照会選択
画面用の情報を送信したあと、支払指示ではなく照会指
示を受け取った場合は、銀行システム200内のサーバ
240は、収納明細データベースを検索し(S220→
S221→S222)、該支払コードの代金収納済情報
が記録されているかを調べ(S223)、該支払コード
に対応する代金収納情報が記録されていた場合は、該収
納明細データベースから支払先と支払金額と支払日を読
み出し、「支払済み」の文言とともに支払済返信画面
(図7)にセットしユーザ端末100に送信する(S2
23→S224)。収納明細データベース検索の結果、
該支払コードに対応する代金収納済情報が記録されてい
なかった場合は、該支払コードを「支払未済」の文言と
ともに支払未済返信画面(図8)にセットしユーザ端末
100に送信する(S223→S229)。
【0073】次に、図15を参照して、紙ベースで請求
書を受けた場合における上記処理(2)において銀行シス
テム200内のサーバ240の行う、妥当性チェックの
手順について説明する。なお、図15の説明に先立っ
て、代金収納システムを利用した支払代金の支払時に必
要となる支払コードについて説明する。請求書を発行す
る企業は、ユーザに請求書を送付する際、以下に述べる
支払コードをユーザごとに生成し、ユーザに請求する金
額などの情報とともに請求書上に記載し、ユーザに通知
する。
【0074】支払コードは、企業コードと、支払人コー
ドと、支払人コードの検証数値と、支払金額の検証数値
とを含むコードをいう。
【0075】企業コードとは、請求代金の回収にあた
り、代金収納システムを利用することにつき、銀行と契
約を締結した企業に対して銀行から固有に付与されるコ
ードをいう。企業コードは、例えば企業の希望する複数
個のアルファベットと、銀行が与える3文字程度の付加
文字によって生成することが考えられる。
【0076】銀行と契約を締結した企業が例えばガス会
社であり、そのガス会社から銀行に、企業コードのヘダ
ー部に3桁のアルファベット「gas」を希望し、銀行
が「xyz」を付加文字として与えた場合には、そのガ
ス会社の企業コードは「gas−xyz」となる。銀行
は、この企業コードを企業コードデータベースに保存す
る。そのレイアウトは図9に示す。
【0077】支払人コードとは、代金の受取人である請
求書発行企業から請求された金額の支払いを行うユーザ
に対し、請求書発行企業が付与するコードである。支払
人コードとしては、例えば8桁程度の数字によって生成
することが考えられる。支払人コードに8桁程度の数字
を使用することで、一億人程度のユーザへの対応が可能
となる。支払人コードとしては、例えば、「12345
678」である。ここでは例として8桁としたが、ハイ
フン(−)等の文字をセパレーション文字として使用す
ることにより、桁数は請求書発行企業が任意に選ぶこと
ができる。請求先企業毎に桁数が違ってもよいし、また
同じ請求書発行企業で支払人毎に桁数が違ってもよい。
【0078】検証数値とは、上記処理(2)において触れ
た支払内容の妥当性チェックの際に必要となる数値であ
り、上述した支払人コード、ユーザへの請求金額などの
情報を、受取人である請求書発行企業に対し銀行が交付
した検証数値ロジックを用いて数桁程度の数字に数値化
したものをいう。検証数値ロジックはいろいろなものが
考えられるが、一般的には、検証したい元のコードの各
桁の数値に各桁毎に予め定めた重み数値を掛け合わせた
ものを合計し、その結果をある基準数で割った余りを利
用することが多い。検証数値ロジックを用いて支払人コ
ード「12345678」を数値化した場合は、検証数値
が「34」、ユーザへの請求金額「5000円」を数値化し
た場合には検証数値が「56」、などとなる。
【0079】支払人コード「12345678」を持つユ
ーザに対して、企業コード「gas−xyz」をもつ受取
人が、ガス料金「5000円」を請求した場合の支払コー
ドは以下の通りとなる。支払人コードの検証数値を「3
4」、請求金額の検証数値を「56」として、支払コード
を、企業コード、支払人コード、支払人コードの検証数
値、請求金額の検証数値の順に格納することとすると、
請求書に記載される支払コードは、「gas−xyz−
12345678−34−56」となる。
【0080】更に、オプション項目として、支払期限、
値引基準日、値引後請求金額の情報をもつこともでき
る。
【0081】これらはオプション項目であり、常にある
とは限らないので、その存在を示すために識別用符号を
用いることが考えられる。例えば、支払期限は頭に
“d”をつけて年付日を表示することが考えられる。こ
の場合、2001年7月31日はd010731と表示
される。同様に値引基準日と値引後請求金額は頭に
“c”をつけて表示することが考えられる。2001年
6月30日までに支払う場合は4800円にすると言う
場合は、それぞれc010630、c4800と表示さ
れる。したがって、前述のガス料金の支払いにおいて、
支払期限が2001年7月31日で、2001年6月3
0日までに支払う場合は4800円になるという場合
は、支払いコードは「gas−xyz−1234567
8−34−56−d010731−c4800−c01
0630」となる。また、値引条件は同一で支払期限が
ない場合は、支払いコードは「gas−xyz−123
45678−34−56−c4800−c01063
0」となる。
【0082】次に、図15を使用して、サーバ240の
行う、妥当性チェックの手順について説明する。ユーザ
端末100からの利用要求を受けつけると、サーバ24
0内のハードディスクに格納する代金収納プログラムが
起動する。これにより、CPUは、以下の処理を行う。
【0083】ユーザ端末100上に表示された支払内容
入力画面(図4)から入力された支払コードを受け付ける
と(S500)、CPUは、支払コードの中から企業コ
ードと支払人コードと支払人コードの検証数値と請求金
額の検証数値と、支払期限、値引基準日、値引後請求金
額のオプション項目がある場合は、これらのオプション
項目を取り出し、RAMに記憶する(S510)。ハイ
フン(−)等のセパレーション文字、並びにオプション
項目については識別符号(“d”、“c”)を識別する
ことにより、各コードの取り出しは容易に行うことがで
きる。企業コードは該企業と契約時に決定し企業コード
データベース上に保存してあるので、該企業コードデー
タベースを検索することにより(S520)、企業コー
ドの妥当性をチェックを行う(S530)。
【0084】支払内容入力画面(図4)では支払金額も一
緒に入力されるので、企業コードが企業コードデータベ
ースに登録されている場合、CPUは、支払人コード、
支払金額の各数値に検証数値ロジックを施し、それぞれ
の検証数値を算出する(S540→S550)。
【0085】そして算出した検証数値と、支払コードか
ら取り出した検証数値とを比較し、両者の一致を確認す
る(S560)。一致する場合には、ユーザ端末100
からの支払指示の妥当性が確認されたことになる。一致
しない場合は、ユーザ端末100からの支払指示の妥当
性は否認されたことになり、ユーザは、代金収納システ
ムを利用して請求書に対する支払を行うことができない
こととなる。
【0086】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
全体のシステム構成は、図1の第1の実施形態と同様で
ある。
【0087】第2の実施形態の場合、ユーザ端末100
は、電子メールが受信できる端末であり、一般的には請
求書に対する代金の支払を行おうとするユーザが所有す
るパソコンや携帯電話等の移動体通信端末(例えば、株
式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ社が提供するiモード
(サービス名)端末等)を想定している。
【0088】また、このユーザ端末100では、電子メ
ールに埋め込まれたURLのハイパーリンクに対応でき
る機能がついていることを想定している。
【0089】銀行システム200は、代金収納サービス
用のURLを持ち、インターネットを通じ、ユーザから
代金収納サービスの要求を受け、一連の処理が行えるこ
とを想定している。
【0090】企業システム300は、ユーザ端末100
に電子メールを送信できるシステムであることを想定し
ている。
【0091】処理の流れは図2の第1の実施形態とほぼ
同様であるので、以下、請求書を紙ベースで送る場合
と、電子メールで送る場合の相違点を図2の処理の流れ
に沿って説明する。
【0092】処理(1) 企業は、商品を購入したり、あるいはサービスの提供を
受けたユーザに対し、請求金額と、後述する支払コード
とを電子メール(以下、請求電子メールという)で通知
する(図11)。この請求電子メールには、銀行システ
ム200における代金収納サービスのサイトのURL
を、支払コードをパラメータとして付した形で埋め込ん
でおく(11a)。
【0093】URL上への表示の仕方は、例えば「?」
以下の部分に支払コードを記載すればよい。URLへの
パラメータのセット方法には他にもいろいろあるのでそ
のいずれの方法を採用しても良い。URLのアドレス部
分は、銀行システム200における代金収納サービスの
サイトのアドレスである。
【0094】この支払コードは、紙ベースの請求書に記
載された場合の支払コードと同一でもよいが、この例に
おいては、支払コード内に支払金額も埋め込んだ形にし
ている。理由は、紙ベースの請求書の場合は、支払コー
ドをユーザが手で入力しなければならず、支払金額を支
払コードに含めず別入力としても全体の入力工数は増え
ないので、別入力として支払意思確認の効果を明確にす
るためである。それに対し、請求電子メールの場合は、
ハイパーリンクを操作するだけでパラメータの情報が自
動的に銀行システムに伝えられるため、ユーザの入力負
担をできるだけ少なくするために請求書発行企業側でセ
ットできる情報はすべて支払コードの中に表示するよう
にしたからである。
【0095】処理(2) 次に、ユーザは、ユーザ端末100で請求電子メールを
受け取ると、該請求電子メール内に埋め込まれたハイパ
ーリンクのURLを操作することにより、通信ネットワ
ーク500を介して銀行システム200に対し、請求書
発行企業に対する代金の支払について、代金収納システ
ムを利用して行いたい旨の利用要求を発信する。ユーザ
端末100がハイパーリンクに対応した端末であると、
予めこのURLには銀行システム200における代金収
納サービスのサイトのアドレスがセットされているの
で、このハイパーリンクを操作することにより、前記の
利用要求は自動的に発信される。
【0096】ユーザ端末100から利用要求を受け付け
ると、銀行システム200のサーバ240は、要求メッ
セージの中からURLの中に付されたパラメータを受け
取る。このパラメータには支払コードが示されており、
該支払コードは、企業コード、支払人コード、支払金
額、支払人コードの検証数値、支払金額の検証数値から
構成されているので、図16の手順に従いこれらの妥当
性のチェックを行う。そして支払コードの妥当性を確認
すると、サーバ240は支払い金額を決定し、妥当性チ
ェックの中でデータベースから読み出した企業名と入力
された支払金額と支払期限がある場合は支払期限と入力
された支払コードをハードディスクに保存し、ユーザ端
末100に対し、図5に示すような支払/照会選択画面
用の情報を送信する。この場合の支払い金額の決定は、
オプション項目で値引基準日と値引後請求金額がついて
おり、支払い処理日が支払期限より前の場合は、値引後
請求金額を支払い金額とする。
【0097】ユーザ端末100が支払/照会選択画面を
受け取った後の処理は先に説明した第1の実施形態の紙
ベースの請求書のケースと同様である。
【0098】ユーザが通知された支払コードにおける支
払済否を照会する場合は、図3のような処理の流れとな
る。
【0099】処理(7) ユーザは、ユーザ端末100で受け取った請求電子メー
ルのハイパーリンクを操作することで、通信ネットワー
ク500を介して銀行システム200に対し、代金収納
システムの利用要求を発信する。
【0100】ユーザ端末100から利用要求を受け付け
ると、銀行システム200のサーバ240は、要求メッ
セージの中からURLの中に付されたパラメータを受け
取る。このパラメータには支払コードが示されており、
該支払コードは、企業コード、支払人コード、支払金
額、支払人コードの検証数値、支払金額の検証数値から
構成されているので、図16の手順に従いこれらの妥当
性のチェックを行う。そして支払コードの妥当性を確認
すると、サーバ240は妥当性チェックの中でデータベ
ースから読み出した企業名と支払コードから抽出した支
払金額と入力された支払コードをハードディスクに保存
し、ユーザ端末100に対し、図5に示すような支払/
照会選択画面用の情報を送信する。
【0101】ユーザ端末100が支払/照会選択画面を
受け取った後の処理は先に説明した第1の実施形態の紙
ベースの請求書のケースと同様である。
【0102】請求電子メールにおいて、支払コードは支
払金額も含むものとしているので、上記のガス会社の例
では請求電子メールに記載される支払コードは、「ga
s−xyz−12345678−34−56−500
0」となる。
【0103】したがって、支払金額の取り出し方法以外
は紙ベースの請求書の場合と同じであるので説明を省略
する。
【0104】ユーザ端末100の処理手順は図12の処
理手順とほぼ同様とすることができるが、この形態で
は、電子メールのハイパーリンクのURLの操作で、S
100の利用要求発信処理が行われ、支払いコード(支
払人自身のコード、検証コード、支払い先コード等)が
ユーザ端末100から自動送信される。したがって、こ
の場合は、支払内容入力画面用の情報がサーバ240か
ら送られて来ることはなく、S110でYESになるこ
とはないので、S111〜S112の処理は行われな
い。
【0105】この形態におけるサーバ240の処理手順
を図14に示す。図14の処理手順において、第1の実
施形態の図13と同じ処理には同一の符号を付してお
り、重複的な説明を省略し、相違点を説明する。
【0106】ユーザ端末100から利用要求を受けつけ
ると(S200がYES判定)、サーバ240のCPU
は、図16の手順に従いパラメータの妥当性チェックを
行い(S202)、妥当と判断された場合は、妥当性チ
ェックの中でデータベースから読み出した企業名と支払
コードから抽出した支払金額と入力された支払コードを
ハードディスクに保存し、ユーザ端末100に対し、図
5に示すような支払/照会選択画面用の情報を送信する
(S203→S204→S205)。妥当と判断されな
かった場合はパラメータの内容が不適当であり、収納処
理を行えないことをユーザ端末100に返信する(S2
03→S206)。
【0107】第2の実施形態の銀行システム200内の
サーバ240の検証のための処理手順を図16に示す。
図16において第1の実施形態の図15と同様の処理に
は同一の符号を付している。第2の実施形態ではS50
0に代わってS501の処理が、S510に代わってS
511の処理がそれぞれ追加されている。
【0108】第2の実施形態では、支払いコードは支払
内容通知画面ではなく、利用要求と同時にハイパーリン
クのパラメータとして受け取ることと、支払いコードの
中には紙形態の請求書の場合に受け取った支払いコード
とは異なり、支払い金額も含まれているのでS501と
S511ではその対応を行う。支払い金額の抽出方法が
異なるだけでその後の検証処理は図15の紙形態の場合
と同様であるので説明を省略する。
【0109】(第3の実施形態)第1の実施形態では、
ユーザは、紙の形態の請求書に記載された支払いコード
を使用して、支払人および支払い先を銀行のコンピュー
タシステム200に通知(入力)する例であった。第2
の実施形態は、請求先から送られる電子メールのハイパ
ーリンク(URL)を使用して、支払いコードおよび支
払い金額をユーザ端末100から銀行のコンピュータ2
00に自動入力する例であった。
【0110】第1の実施形態と第2の実施形態を併用す
ることで第3の実施形態を実施することができる。この
場合には、銀行のコンピュータシステム200のサーバ
240が以下の処理を実行する。
【0111】ユーザ端末100から送られるURL情報
に支払いコードに関するパラメータが付加されているか
否かを判定し、支払いコードが付加されている場合には
第2の実施形態によるユーザ端末の情報送信と判定し、
パラメータによる支払いコード等の入力処理を実行す
る。そうでない場合には、URLで指示されるHTML
文書、図4の表示画面用のHTML文書をユーザ端末1
00に送信する。
【0112】次に、他の実施形態について説明する。
【0113】(1)上述した実施形態においては、紙ベー
スの請求書においては支払コードを、企業の希望する複
数個アルファベットと銀行が与える3文字程度の付加文
字からなる企業コード、8桁程度の数字からなる支払人
コード、支払人コードと支払金額に対するそれぞれ2桁
程度の数字からなる検証数値がハイフン(−)により区
切られる例を、また電子メールの請求書については更に
支払金額を含める例を説明したが、本発明はこの場合に
限定されるものではない。他の実施形態においては、各
企業におけるユーザ数や支払の目的などに鑑み、桁数を
変更することが考えられる。また、紙ベースの請求書に
おいて支払コードに支払金額を含めることや電子メール
の請求書において支払コードに支払金額を含めないこと
も考えられる。
【0114】(2)上述した実施形態においては、1つの
支払コードを用いて代金収納を行う場合を一例に説明し
たが、本発明はこの場合に限定されるものではない。他
の実施形態においては、支払コードをいくつかに分割
し、短い支払コードをユーザに入力させるようにするこ
とも考えられる。例えば上述した実施形態における「g
as−xyz−12345678−34−56」という
18桁の支払コードを2つに分け、一方の支払コードを
企業コード「gas−xyz」とし、もう一方の支払コー
ドに支払人コードと、支払コードと請求金額のそれぞれ
の検証数値とを含めて「12345678-34−56」
とし、これら2つの支払コードを個々にユーザに入力さ
せることも考えられる。18桁もの長い支払コードを1
度にユーザに入力させることにより生じる誤入力を防ぐ
ためである。この際、支払コードをいくつに分割する
か、分割してできたそれぞれの短い支払コードにどのよ
うな情報を含め、ユーザに入力させることとするか等に
ついては、様々な変形が考えられることはいうまでもな
い。
【0115】(3)また、上述した実施形態においては、
ユーザ端末100からの支払内容及び出金指示の入力と
して、支払金額、支払コード、出金口座の指定、出金口
座の暗証番号の順にユーザに入力させる場合を一例に説
明したが、本発明はこの場合に限定されるものではな
い。他の実施形態においては、この入力順を変更し、出
金口座の指定、支払金額、支払コード、暗証番号の順に
ユーザに入力させることとしてもよい。さらに、支払コ
ードの中に支払金額を含む場合には、再度支払代金金額
を入力させることをせず、銀行システム200からユー
ザ端末100の表示画面に支払金額情報を表示させ、ユ
ーザに金額を確認させることにより、支払金額の入力を
行わせることも考えられる。また、支払者が自己のパー
ソナルコンピュータ等で入力を行う場合には、あらかじ
め銀行と契約を結んで、通信のための暗証番号等を取り
決めておく必要があるが、その際交付した契約番号のよ
うなものを入力することで、出金口座の指定を省略した
り、複数口座保有する場合はその口座番号を一覧で表示
し選択させたりすることもできる。また、上述した実施
形態においては、このようなサービスを行う支店、及び
預金科目を限定してあることを前提として、ユーザ端末
100からの出金指示の入力として、出金口座の指定
は、出金口座番号のみの入力を行うことで可能とした。
しかし、本発明はこの場合に限定されるものではない。
他の実施形態においては支店、及び預金科目を限定せ
ず、ユーザ端末100から都度指定できるようにするこ
とも考えられる。その場合、出金口座の指定は、出金口
座のある支店番号、出金口座預金科目、出金口座番号の
3つの入力で行うことになる。
【0116】このように、支払コードや出金口座を特定
する情報など、支払内容、出金指示に必要な情報を銀行
システム200に伝えることができれば、これら情報を
ユーザ端末100から入力する際の入力手順を入れ替え
てユーザに入力させたり、入力する項目を増やしたり、
選択方式として入力する方法を変えたりすることも考え
られる。
【0117】(4)上述した実施形態においては、支払内
容を入力する手段として、支払金額入力欄4aと、支払
コード入力欄4bとを1つの画面に備えた支払内容入力
画面(図4)を用いる場合を一例に説明したが、本発明は
この場合に限定されるものではない。他の実施形態にお
いては、支払内容を入力する手段を複数の入力画面で構
成し、ユーザに入力させることとしてもよい。例えば、
まず支払金額入力欄だけを備えた画面から支払金額を入
力させ、ユーザに入力内容の確認をさせた後に、ユーザ
端末100に支払コードを入力する画面を表示させ、支
払コードを入力させることとすることができる。
【0118】(5)上述した実施形態においては、ユーザ
端末100から銀行システム200に支払内容通知、出
金指示を行い、支払代金の支払を行う場合を一例に説明
したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。
他の実施形態においては、銀行システム200内におけ
るATM端末215から、ユーザが、銀行コンピュータ
センタ220に支払内容通知、出金指示を行うことも考
えられる。この場合、ATM端末215の表示画面に、
支払内容入力画面(図4)のような画面を表示して支払内
容の入力を、支払内容確認画面(図6)のような画面を表
示して出金指示の入力をそれぞれ行わせることが考えら
れる。またATMを利用する場合には、キャッシュカー
ドを挿入することで、出金口座番号の入力を省略するこ
ともできる。
【0119】(6)上述した実施形態においては、ユーザ
の指定する出金口座から支払金額を出金し、銀行がその
金額を一旦、預かり口座に入金し、その後請求書発行企
業の保有口座にその金額を入金することにより、請求書
発行企業に対する支払を行う場合を一例に説明したが、
本発明はこの場合に限定されるものではない。他の実施
形態においては、ユーザが、ATM端末215を操作す
ることによりATM端末215から支払金額相当の現金
を入金し、請求書発行企業に対する支払を行うことも考
えられる。
【0120】(7)上述した実施形態においては、ユーザ
の指定する出金口座から支払金額を出金し、銀行がその
金額を一旦、預かり口座に入金し、その後請求書発行企
業の保有口座にその金額を入金することにより、請求書
発行企業に対する支払を行う場合を一例に説明したが、
本発明はこの場合に限定されるものではない。他の実施
形態においては、ユーザの指定する出金口座から支払金
額を出金し、その金額を請求書発行企業の保有口座に直
接入金することも考えられる。
【0121】(8)上述した実施形態においては、代金収
納システムを利用してユーザが請求代金の支払を行う際
に、支払内容入力画面(図4)のような画面から、ユーザ
が、請求書上に記載された支払金額や支払コードの入力
を行う場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限
定されるものではない。他の実施形態においては、ユー
ザに送付する請求書上に、支払金額や支払コードを示す
バーコードやピクセルコードを記載し、バーコードやピ
クセルコードを読み取ることのできる読取装置を備えた
ユーザ端末100でバーコードやピクセルコードの読み
取りを行わせることにより、支払金額や支払コードの入
力を簡素化することも考えられる。
【0122】(9)上述した実施形態においては、あらか
じめユーザの元に送付されてきた請求書上に記載された
支払コードなどの情報をもとに請求書発行企業に対する
支払を行う場合を一例に説明したが、本発明はこの場合
に限定されるものではない。他の実施形態においては、
例えば、デビットカードを用いた商品代金の支払の代替
手段として、代金収納システムを利用することも考えら
れる。
【0123】具体的には、図17に示すような手順が考
えられる。まず、ユーザへ商品を販売するにあたって、
商品の販売を行う販売店の店頭などで、ユーザに対し支
払コードを生成する(P1)。ユーザは、支払コードを元
に、販売店の店頭等において、ユーザの保持する移動体
通信端末等のユーザ端末100を利用して、銀行システ
ム200に対し、利用要求、支払内容通知、支払指示、
出金指示等を行う(P2)。銀行システム200は、ユー
ザ端末100から受け付けた利用要求、支払内容通知、
支払指示、出金指示等に基づいて、ユーザの指定する出
金口座から商品代金を出金し、銀行内の預かり口座に振
り替えを行う(P3)。一方、販売店のコンピュータ40
0は、銀行システム200に対し、同一の支払コードに
基づいて、利用要求、支払内容通知、照会指示を行う
(P4)ことで、ユーザからの支払が完了したかどうか
を知ることができる。これらを予めパラメータ付のハイ
パーリンクしておくことで、支払内容通知を省略できる
ため、更に簡単に支払済否を確認できる。支払済みであ
ることが確認できれば、販売店はユーザに商品を引渡す
(P5)。銀行システム200内では、適宜、銀行内の預
かり口座から商品代金金額相当を、販売店の保有する口
座に入金する(P6)。
【0124】このようにすることにより、販売店の店頭
にデビットカード決済用の端末を置かなくてもデビット
カードによる支払と同様、銀行での決済可否に関する情
報を入手することができるので、現金を所持していない
ユーザに対して、商品を販売あるいはサービスを提供す
ることができる。また、出金口座に関する情報や暗証番
号など、全ての出金に関する情報を、ユーザ自身が保持
する端末を利用してユーザ自身が入力すれば足りること
から、暗証番号などの情報が外部に漏れることを防ぐこ
とができる。さらに、販売店側に設置されたデビットカ
ード決済用の端末にデビットカードを差し込む事により
生じるカード情報の漏洩も防ぐことができる。
【0125】(10)代金引替による通信販売などに、代
金収納システムを利用した支払方法を利用し、ユーザが
商品代金を支払済みである旨を確認した後に商品の引渡
しを行うことも考えられる。具体的には、図18に示す
ような手順が考えられる。まず、ユーザへ商品を配達す
るにあたって、運送会社の配送センタなどで生成してお
いた支払コードを商品代金の請求書とともに商品配達時
にユーザに提示する(Q1)。
【0126】ユーザは、支払コードを元に、自宅にある
電話などのユーザ端末100を利用して、銀行システム
200に対し、利用要求、支払内容通知、支払指示、出
金指示等を行う(Q2)。銀行システム200は、ユーザ
端末100から受け付けた利用要求、支払内容通知、支
払指示、出金指示等に基づいて、ユーザの指定する出金
口座から商品代金を出金し、銀行内の預かり口座に振り
替えを行う(Q3)。商品の配達を行う配達者は、銀行シ
ステム200に対し、同一の支払コードに基づいて、利
用要求、支払内容通知、照会指示を行う(Q4)こと
で、ユーザからの支払が完了したかどうかを知ることが
できる。ユーザが商品代金を支払済みであることについ
ての確認をした配達者は、その後、ユーザに商品を引渡
す(Q5)。銀行システム200内では、適宜、銀行内の
預かり口座から配達商品の代金金額相当を、運送会社の
保有する口座に入金する(Q6)。このようにすることに
より、ユーザは手元に現金を保持していなくても配達さ
れた商品を受け取ることができ、配送業者は、現金の授
受に関する作業から開放されることができる。
【0127】(11)上述の実施形態では、企業コード
をアルファベット、支払い人コードと各検証数値を数字
として説明したが、本発明はこの場合に限定されるもの
ではない。企業コード、支払い人コード、各検証数値と
もコンピュータで使用可能な文字であればどのような文
字を使うこととしても良い。
【0128】(12)上述の実施形態では、各検証数値
の桁数を2桁として説明したが、本発明はこの場合に限
定されるものではない。各検証数値の桁数を1桁、また
は3桁以上とすることとしても良い。
【0129】(13)上述の第2の実施形態において、
電子メール中に記載されるURLのパラメータは請求先
の端末で暗号化し、銀行のコンピュータシステムのサー
バが、上記パラメータを受信した時に、復号化してもよ
い。
【0130】以上、説明したように、本実施形態では、
電話やインターネット、移動体通信端末等を介して、ユ
ーザの指定する口座から支払金額を出金し、請求書発行
企業に対する請求金額の支払を行うこととしているの
で、ユーザは、請求書と必要な額の現金とを持って銀行
の窓口やコンビニエンスストアの店頭などに実際に出向
くことなく、代金受取者への代金の支払を、現金を所持
していなくても、例えば自宅などから行うことができ
る。また、銀行が支払われた代金を預かり口座に預かっ
た時点で代金収納済情報を記録して、企業に収納済連絡
をしたり収納済みとして照会に答えることとしているの
で、従来の振込処理のように支払い処理が完了するのに
一定の時間を要することなく、ユーザの口座から請求金
額を出金した時点で支払が完了したこととなり、処理時
間が原因で生じるトラブルの発生を防ぐことができる。
【0131】また、支払金額と支払人コードとを確認し
た後に、ユーザの指定する出金口座から請求金額を出金
し、請求書を発行した企業の口座に入金することとして
いるため、入金に際しては支払人を特定することがで
き、かつ、請求代金以外の入金を排除することができ
る。これにより、例えば、公共料金や各種検定料等の減
額をすることのできない金額の回収を望む企業にあって
は、請求した金額以外の金額による入金を受け付けなく
ても済むことができるので、従来のように、請求金額以
外の入金を抽出し、不足金額についての再請求を行うよ
うな事務作業を回避でき、事務負担を軽減することがで
きる。
【0132】以上の説明の中で、支払い人が使用する代
金支払い用端末、代金の支払い先が使用する代金請求用
端末、代金の支払い処理を行う銀行のコンピュータシス
テムは、それぞれ、支払い人の処理を代行する者が使用
する代金支払い用端末、代金の支払い先の処理を代行す
る者が使用する代金請求用端末、代金の支払い処理を行
う銀行の処理を代行する者のコンピュータシステムを含
めるものとする。
【0133】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、代金支払い用端末では請求用端末から送信された代
金請求情報を表示可能であり、代金支払人からの銀行の
コンピュータシステムへの接続要求を受け付け、当該接
続要求に応じて前記代金請求用端末から送信された通信
アドレスを使用して前記銀行のコンピュータシステムに
接続し、請求用端末から送信された支払い人情報および
支払い先情報を自動送信するので、代金支払人および支
払い先に関する情報を文字で手入力する必要はない。
【0134】本発明によれば、代金請求情報は電子メー
ルの形態で送信され、通信アドレスはURLの形態で表
され、支払人情報および支払い先情報はパラメータで、
URLの中に組み込まれるので、ハイパーリンク等の機
能を使用して代金支払い用端末と銀行のコンピュータシ
ステムを自動接続することができる。
【0135】本発明によれば、代金支払い用端末から銀
行のコンピュータシステムに対して、URLが送信さ
れ、銀行のコンピュータシステムは、支払い用端末と接
続すると共に、送信されたURLの中から支払い人情報
および支払い先情報を取り込むので、既存のホームペー
ジ(HTML文書)提供用のソフトウェアを使用して支
払い人情報および支払い先情報を受信することができ
る。
【0136】本発明によれば、代金支払い用端末が銀行
のコンピュータシステムに接続された後、銀行のコンピ
ュータシステムからは、代金支払いに関連する情報を入
力するための画面情報が送信されるので、ユーザはその
画面情報により表示された案内情報にしたがって、出金
口座番号等各種の情報を入力することができる。
【0137】本発明によれば、支払人情報を検証するた
めの認証情報が該支払い人情報に付加または組み込ま
れ、銀行のコンピュータシステムは、送信された認証情
報により支払人情報を検証するので、不正な送信情報を
排除することができる。
【0138】本発明によれば、代金請求情報の中には支
払い金額を示す支払い金額情報が含まれ、代金支払い用
端末を介して支払い金額情報が前記銀行のコンピュータ
システムに送信されるので、支払い金額の手入力操作を
なくすことができる。
【0139】本発明によれば、支払い金額情報を検証す
るための認証情報が該支払い金額情報に付加または組み
込まれ、銀行のコンピュータシステムは、送信された認
証情報により前記支払い金額情報を検証するので、請求
金額以外の支払いを排除することができる。
【0140】本発明によれば、複数の代金支払い用端末
の各々からは銀行のコンピュータシステムに対して、個
々の支払いに関する照会が可能であるので、代金支払い
の確認を支払人や支払い先が行うことができる。
【0141】本発明によれば、少なくとも支払い人を示
す支払人コードおよび支払い先を示す支払い先コードが
記載された紙形態の請求書が前記支払い先から前記支払
い人に送られ、支払人は、支払い先コードを入力するだ
けでよく、支払い先の口座に関する情報を入力する必要
がないので、支払人の手入力操作が低減する。
【0142】本発明によれば、支払人コードは、支払い
人そのものを示すコードと、該コードを検証するための
検証コードとを有し、該検証コードに基づき銀行のコン
ピュータシステムは送信された支払い人そのものを示す
コードを検証するので、不正な送信情報を排除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施形態のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明第1の実施形態の処理内容を示す説明図
である。
【図3】本発明第2の実施形態の処理内容を示す説明図
である。
【図4】支払いに関連する情報を入力するための画面の
内容を示す説明図である。
【図5】支払いに関連する情報を入力するための画面の
内容を示す説明図である。
【図6】支払いに関連する情報を入力するための画面の
内容を示す説明図である。
【図7】支払いに関連する情報を入力するための画面の
内容を示す説明図である。
【図8】支払いに関連する情報を入力するための画面の
内容を示す説明図である。
【図9】収納明細ベースに登録される企業コードおよび
企業名の一例を示す説明図である。
【図10】収納明細ベースに登録される支払人コード等
の一例を示す説明図である。
【図11】本発明第2の実施形態の電子メールの内容を
示す説明図である。
【図12】本発明第1の実施形態のユーザ端末の処理手
順を示すフローチャートである。
【図13】第1の実施形態のサーバの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図14】第2の実施形態のサーバの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】第1の実施形態のサーバの検証処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図16】第2の実施形態のサーバの検証処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図17】他の実施形態の支払い処理の内容を示す説明
図である。
【図18】他の実施形態の支払い処理の内容を示す説明
図である。
【図19】従来の代金支払いシステムを示すブロック図
である。
【図20】従来の他の代金支払いシステムを示すブロッ
ク図である。
【図21】従来の他の代金支払いシステムを示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 ユーザ端末 200 銀行システム 240 サーバ 300 企業のコンピュータ

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の代金の支払い人が使用する複数の
    代金支払い用端末と、複数の代金の支払い先が使用する
    複数の代金請求用端末と、前記複数の代金支払い用端末
    の1つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支払
    い処理を行う銀行のコンピュータシステムとを有する代
    金支払いシステムであって、 支払人を示す支払人情報、支払い先を示す支払い先情報
    および前記銀行のコンピュータシステムの通信アドレス
    を少なくとも含む代金請求情報を前記代金請求用端末か
    ら前記代金支払い用端末に送信し、 前記代金支払い用端末は、当該送信された代金請求情報
    を表示可能であり、前記代金支払人からの前記銀行のコ
    ンピュータシステムへの接続要求を受け付け、 当該接続要求に応じて前記代金請求用端末から送信され
    た通信アドレスを使用して前記銀行のコンピュータシス
    テムに接続し、前記請求用端末から送信された支払い人
    情報および支払い先情報を自動送信することを特徴とす
    る代金支払いシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の代金支払いシステムに
    おいて、前記代金請求情報は電子メールの形態で送信さ
    れ、前記通信アドレスはURLの形態で表され、前記支
    払人情報および支払い先情報はパラメータで、前記UR
    Lの中に組み込まれることを特徴とする代金支払いシス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の代金支払いシステムに
    おいて、前記代金支払い用端末から前記銀行のコンピュ
    ータシステムに対して、前記URLが送信され、該銀行
    のコンピュータシステムは、前記支払い用端末と接続す
    ると共に、送信されたURLの中から前記支払い人情報
    および支払い先情報を取り込むことを特徴とする代金支
    払いシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記代金支払い用端末が前記銀
    行のコンピュータシステムに接続された後、銀行のコン
    ピュータシステムからは、代金支払いに関連する情報を
    入力するための画面情報が送信されることを特徴とする
    代金支払いシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記支払人情報を検証するため
    の認証情報が該支払い人情報に付加または組み込まれ、
    前記銀行のコンピュータシステムは、前記送信された認
    証情報により前記支払人情報を検証することを特徴とす
    る代金支払いシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記代金請求情報の中には支払
    い金額を示す支払い金額情報が含まれ、前記代金支払い
    用端末を介して支払い金額情報が前記銀行のコンピュー
    タシステムに送信されることを特徴とする代金支払いシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の代金支払いシステムに
    おいて、前記支払い金額情報を検証するための認証情報
    が該支払い金額情報に付加または組み込まれ、銀行のコ
    ンピュータシステムは、前記送信された認証情報により
    前記支払い金額情報を検証することを特徴とする代金支
    払いシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記代金請求情報の中には支払
    期限を示す支払期限情報が含まれ、前記代金支払い用端
    末を介して支払期限情報が前記銀行のコンピュータシス
    テムに送信され、前記銀行のコンピュータは、前記送信
    された支払期限情報に基づき支払い可否を決定すること
    を特徴とする代金支払いシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記代金請求情報の中には値引
    基準日を示す値引基準日情報と値引後支払金額を示す値
    引後支払金額情報が含まれ、前記代金支払い用端末を介
    して値引基準日情報と値引後支払金額情報が前記銀行の
    コンピュータシステムに送信され、前記銀行のコンピュ
    ータシステムは、支払処理日と前記送信された値引基準
    日情報と前記送信された値引後支払金額情報に基づき支
    払金額を決定することを特徴とする代金支払いシステ
    ム。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記複数の代金支払い用端末の
    各々からは前記銀行のコンピュータシステムに対して、
    支払い人と支払い先を特定した支払いに関する照会が可
    能であることを特徴とする代金支払いシステム。
  11. 【請求項11】 複数の代金の支払い人が使用する複数
    の代金支払い用端末と、該複数の代金支払い用端末の1
    つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支払い処
    理を実行する銀行のコンピュータシステムとを有する代
    金支払いシステムであって、 少なくとも支払い人を示す支払人情報および支払い先を
    示す支払い先情報を内部に含む1つの支払いコードが記
    載された紙形態の請求書が前記支払い先から前記支払い
    人に送られ、 前記支払人により前記支払いコードと前記銀行に保有す
    る支払い人の預金口座からの出金の指示が前記複数の代
    金支払い用端末の1つから入力され、 当該入力された支払いコードと前記銀行に保有する支払
    い人の預金口座からの出金の指示を代金支払い用端末か
    ら前記銀行のコンピュータシステムに送信し、 前記銀行のコンピュータシステムは、送信された支払い
    コードと前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの
    出金の指示に基づいて代金の支払い処理を実行すること
    を特徴とする代金支払いシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の代金支払いシステ
    ムにおいて、前記支払い人情報は、支払い人そのものを
    示すコードと、該コードを検証するための検証コードと
    を有し、該検証コードに基づき前記銀行のコンピュータ
    システムは前記送信された支払い人そのものを示すコー
    ドを検証することを特徴とする代金支払いシステム。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の代金支
    払いシステムにおいて、前記支払いコードは支払金額を
    検証するための検証コードを含み、該検証コードに基づ
    き前記銀行のコンピュータシステムは、前記送信された
    前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの出金の指
    示に含まれる支払金額を検証することを特徴とする代金
    支払いシステム。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれかに記載の
    代金支払いシステムにおいて、前記支払いコードは支払
    期限を示す支払期限情報を含み、該支払いコードに基づ
    き前記銀行のコンピュータシステムは、支払い可否を決
    定することを特徴とする代金支払いシステム。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14のいずれかに記載の
    代金支払いシステムにおいて、前記支払いコードは値引
    基準日を示す値引基準日情報と値引後支払金額を示す値
    引後支払金額情報を含み、前記銀行のコンピュータシス
    テムは、支払処理日に応じて支払金額を決定することを
    特徴とする代金支払いシステム。
  16. 【請求項16】 複数の代金の支払い人が使用する複数
    の代金支払い用端末と、複数の代金の支払い先が使用す
    る複数の代金請求用端末と、前記複数の代金支払い用端
    末の1つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支
    払い処理を行う銀行のコンピュータシステムとを有する
    代金支払いシステムで実行される代金支払い方法であっ
    て、支払い人を示す支払い人情報、支払い先を示す支払
    い先情報および前記銀行のコンピュータシステムの通信
    アドレスを少なくとも含む代金請求情報を前記代金請求
    用端末から前記代金支払い用端末に送信し、前記代金支
    払い用端末は、当該送信された代金請求情報を表示可能
    であり、前記代金支払い人からの前記銀行のコンピュー
    タシステムへの接続要求を受け付け、当該接続要求に応
    じて前記代金請求用端末から送信された通信アドレスを
    使用して前記銀行のコンピュータシステムに接続し、前
    記請求用端末から送信された支払い人情報および支払い
    先情報を自動送信することを特徴とする代金支払い方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の代金支払い方法に
    おいて、前記代金請求情報は電子メールの形態で送信さ
    れ、前記通信アドレスはURLの形態で表され、前記支
    払人情報および支払い先情報はパラメータで、前記UR
    Lの中に組み込まれることを特徴とする代金支払い方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の代金支払い方法に
    おいて、前記代金支払い用端末から前記銀行のコンピュ
    ータシステムに対して、前記URLが送信され、該銀行
    のコンピュータシステムは、前記支払い用端末と接続す
    ると共に、送信されたURLの中から前記支払い人情報
    および支払い先情報を取り込むことを特徴とする代金支
    払い方法。
  19. 【請求項19】 請求項16〜18のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記代金支払い用端末が前記
    銀行のコンピュータシステムに接続された後、銀行のコ
    ンピュータシステムからは、代金支払いに関連する情報
    を入力するための画面情報が送信されることを特徴とす
    る代金支払い方法。
  20. 【請求項20】 請求項16〜19のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記支払人情報を検証するた
    めの認証情報が該支払い人情報に付加または組み込ま
    れ、前記銀行のコンピュータシステムは、前記送信され
    た認証情報により前記支払い人情報を検証することを特
    徴とする代金支払い方法。
  21. 【請求項21】 請求項16〜20のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記代金請求情報の中には支
    払い金額を示す支払い金額情報が含まれ、前記代金支払
    い用端末を介して支払い金額情報が前記銀行のコンピュ
    ータシステムに送信されることを特徴とする代金支払い
    方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の代金支払い方法に
    おいて、前記支払い金額情報を検証するための認証情報
    が該支払い金額情報に付加または組み込まれ、銀行のコ
    ンピュータシステムは、前記送信された認証情報により
    前記支払い金額情報を検証することを特徴とする代金支
    払い方法。
  23. 【請求項23】 請求項16〜22のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記代金請求情報の中には支
    払期限を示す支払期限情報が含まれ、前記代金支払い用
    端末を介して支払期限情報が前記銀行のコンピュータシ
    ステムに送信され、前記銀行のコンピュータは前記送信
    された支払期限情報に基づき支払い可否を決定すること
    を特徴とする代金支払い方法。
  24. 【請求項24】 請求項16〜23のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記代金請求情報の中には値
    引基準日を示す値引基準日情報と値引後支払金額を示す
    値引後支払金額情報が含まれ、前記代金支払い用端末を
    介して値引基準日情報と値引後支払金額情報が前記銀行
    のコンピュータシステムに送信され、前記銀行のコンピ
    ュータシステムは、支払処理日と前記送信された値引基
    準日情報と前記送信された値引後支払金額情報に基づき
    支払金額を決定することを特徴とする代金支払い方法。
  25. 【請求項25】 請求項16〜24のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記複数の代金支払い用端末
    の各々からは前記銀行のコンピュータシステムに対し
    て、支払い人と支払い先を特定した支払いに関する照会
    が可能であることを特徴とする代金支払い方法。
  26. 【請求項26】 複数の代金の支払い人が使用する複数
    の代金支払い用端末と、該複数の代金支払い用端末の1
    つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支払い処
    理を実行する銀行のコンピュータシステムとを有する代
    金支払いシステムで実行される代金支払い方法であっ
    て、少なくとも支払い人を示す支払い人情報および支払
    い先を示す支払い先情報を内部に含む1つの支払いコー
    ドが記載された紙形態の請求書が前記支払い先から前記
    支払い人に送られ、前記支払い人により前記支払いコー
    ドと前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの出金
    の指示が前記複数の代金支払い用端末の1つから入力さ
    れ、当該入力された支払いコードと前記銀行に保有する
    支払い人の預金口座からの出金の指示を代金支払い用端
    末から前記銀行のコンピュータシステムに送信し、前記
    銀行のコンピュータシステムは、送信された支払いコー
    ドと前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの出金
    の指示に基づいて代金の支払い処理を実行することを特
    徴とする代金支払い方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の代金支払い方法に
    おいて、前記支払人情報は、支払い人そのものを示すコ
    ードと、該コードを検証するための検証コードとを有
    し、該検証コードに基づき前記銀行のコンピュータシス
    テムは前記送信された支払い人そのものを示すコードを
    検証することを特徴とする代金支払い方法。
  28. 【請求項28】 請求項26または27に記載の代金支
    払い方法において、前記支払いコードは支払金額を検証
    するための検証コードを含み、該検証コードに基づき前
    記銀行のコンピュータシステムは、前記送信された前記
    銀行に保有する支払い人の預金口座からの出金の指示に
    含まれる支払金額を検証することを特徴とする代金支払
    い方法。
  29. 【請求項29】 請求項26〜28のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記支払いコードは支払期限
    を示す支払期限情報を含み、該支払いコードに基づき前
    記銀行のコンピュータシステムは、支払い可否を決定す
    ることを特徴とする代金支払い方法。
  30. 【請求項30】 請求項26〜29のいずれかに記載の
    代金支払い方法において、前記支払いコードは値引基準
    日を示す値引基準日情報と値引後支払金額を示す値引後
    支払金額情報を含み、前記銀行のコンピュータシステム
    は、支払処理日に応じて支払金額を決定することを特徴
    とする代金支払い方法。
  31. 【請求項31】 複数の代金の支払い人が使用する複数
    の代金支払い用端末と、複数の代金の支払い先が使用す
    る複数の代金請求用端末と、前記複数の代金支払い用端
    末の1つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支
    払い処理を行う銀行のコンピュータシステムとを有する
    請求項1に記載の代金支払いシステムで使用される代金
    請求用端末であって、支払い人を示す支払い人情報、支
    払い先を示す支払い先情報および前記銀行のコンピュー
    タシステムの通信アドレスを少なくとも含む代金請求情
    報を前記代金支払い用端末に送信する手段を備えたこと
    を特徴とする代金請求用端末。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の代金請求用端末に
    おいて、前記代金請求情報は電子メールの形態で送信さ
    れ、前記通信アドレスはURLの形態で表され、前記支
    払い人情報および支払い先情報はパラメータで、前記U
    RLの中に組み込まれることを特徴とする代金請求用端
    末。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の代金請求用端末に
    おいて、前記代金支払い用端末から前記銀行のコンピュ
    ータシステムに対して、前記URLが送信され、該銀行
    のコンピュータシステムは、前記支払い用端末と接続す
    ると共に、送信されたURLの中から前記支払い人情報
    および支払い先情報を取り込むことを特徴とする代金請
    求用端末。
  34. 【請求項34】 請求項31〜33のいずれかに記載の
    代金請求用端末において、前記代金支払い用端末が前記
    銀行のコンピュータシステムに接続された後、銀行のコ
    ンピュータシステムからは、代金支払いに関連する情報
    を入力するための画面情報が送信されることを特徴とす
    る代金請求用端末。
  35. 【請求項35】 請求項31〜34のいずれかに記載の
    代金支払いシステムにおいて、前記支払い人情報を検証
    するための認証情報が該支払い人情報に付加または組み
    込まれ、前記銀行のコンピュータシステムは、前記送信
    された認証情報により前記支払い人情報を検証すること
    を特徴とする代金請求用端末。
  36. 【請求項36】 請求項31〜35のいずれかに記載の
    代金請求用端末において、前記代金請求情報の中には支
    払い金額を示す支払い金額情報が含まれ、前記代金支払
    い用端末を介して支払い金額情報が前記銀行のコンピュ
    ータシステムに送信されることを特徴とする代金請求用
    端末。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の代金請求用端末に
    おいて、前記支払い金額情報を検証するための認証情報
    が該支払い金額情報に付加または組み込まれ、銀行のコ
    ンピュータシステムは、前記送信された認証情報により
    前記支払い金額情報を検証することを特徴とする代金請
    求用端末。
  38. 【請求項38】 請求項31〜37のいずれかに記載の
    代金請求用端末において、前記代金請求情報の中には支
    払期限を示す支払期限情報が含まれ、前記代金支払い用
    端末を介して支払期限情報が前記銀行のコンピュータシ
    ステムに送信され、前記銀行のコンピュータは前記送信
    された支払期限情報に基づき支払い可否を決定すること
    を特徴とする代金請求用端末。
  39. 【請求項39】 請求項31〜38のいずれかに記載の
    代金請求用端末において、前記代金請求情報の中には値
    引基準日を示す値引基準日情報と値引後支払金額を示す
    値引後支払金額情報が含まれ、前記代金支払い用端末を
    介して値引基準日情報と値引後支払金額情報が前記銀行
    のコンピュータシステムに送信され、前記銀行のコンピ
    ュータシステムは、支払処理日と前記送信された値引基
    準日情報と前記送信された値引後支払金額情報に基づき
    支払金額を決定することを特徴とする代金請求用端末。
  40. 【請求項40】 請求項31〜39のいずれかに記載の
    代金請求用端末において、前記複数の代金支払い用端末
    の各々からは前記銀行のコンピュータシステムに対し
    て、支払い人と支払い先を特定した支払いに関する照会
    が可能であることを特徴とする代金請求用端末。
  41. 【請求項41】 複数の代金の支払い人が使用する複数
    の代金支払い用端末と、複数の代金の支払い先が使用す
    る複数の代金請求用端末と、前記複数の代金支払い用端
    末の1つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支
    払い処理を行う銀行のコンピュータシステムとを有する
    代金支払いシステムで使用される銀行のコンピュータシ
    ステムであって、支払い人を示す支払い人情報、支払い
    先を示す支払い先情報および前記銀行のコンピュータシ
    ステムの通信アドレスを少なくとも含む代金請求情報が
    前記代金請求用端末から前記代金支払い用端末に送信さ
    れ、前記代金支払い用端末は、当該送信された代金請求
    情報を表示可能であり、前記代金支払い人からの前記銀
    行のコンピュータシステムへの接続要求を受け付け、当
    該接続要求に応じて前記代金請求用端末から送信された
    通信アドレスを使用して前記銀行のコンピュータシステ
    ムに接続し、前記請求用端末から送信された支払い人情
    報および支払い先情報を自動送信し、前記銀行のコンピ
    ュータシステムは、当該送信された支払い人情報および
    支払い先情報を受信する手段と、当該受信した支払い人
    情報および支払い先情報を使用して代金の支払い処理を
    実行する情報処理手段とを備えたことを特徴とする銀行
    のコンピュータシステム。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載の銀行のコンピュー
    タシステムにおいて、前記代金請求情報は電子メールの
    形態で送信され、前記通信アドレスはURLの形態で表
    され、前記支払い人情報および支払い先情報はパラメー
    タで、前記URLの中に組み込まれることを特徴とする
    銀行のコンピュータシステム。
  43. 【請求項43】 請求項42に記載の銀行のコンピュー
    タシステムにおいて、前記代金支払い用端末から前記銀
    行のコンピュータシステムに対して、前記URLが送信
    され、該銀行のコンピュータシステムは、前記支払い用
    端末と接続すると共に、送信されたURLの中から前記
    支払い人情報および支払い先情報を取り込むことを特徴
    とする銀行のコンピュータシステム。
  44. 【請求項44】 請求項41〜43のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記代金支払い
    用端末が前記銀行のコンピュータシステムに接続された
    後、銀行のコンピュータシステムからは、代金支払いに
    関連する情報を入力するための画面情報が送信されるこ
    とを特徴とする銀行のコンピュータシステム。
  45. 【請求項45】 請求項41〜44のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記支払い人情
    報を検証するための認証情報が該支払い人情報に付加ま
    たは組み込まれ、前記送信された認証情報により前記支
    払い人情報を検証する手段をさらに備えたことを特徴と
    する銀行のコンピュータシステム。
  46. 【請求項46】 請求項41〜45のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記代金請求情
    報の中には支払い金額を示す支払い金額情報が含まれ、
    前記代金支払い用端末を介して支払い金額情報が前記銀
    行のコンピュータシステムに送信されることを特徴とす
    る銀行のコンピュータシステム。
  47. 【請求項47】 請求項46に記載の銀行のコンピュー
    タシステムにおいて、前記支払い金額情報を検証するた
    めの認証情報が該支払い金額情報に付加または組み込ま
    れ、前記送信された認証情報により前記支払い金額情報
    を検証する手段をさらに備えたことを特徴とする銀行の
    コンピュータシステム。
  48. 【請求項48】 請求項41〜47のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記代金請求情
    報の中には支払期限を示す支払期限情報が含まれ、前記
    代金支払い用端末を介して支払期限情報が前記銀行のコ
    ンピュータシステムに送信され、前記送信された支払期
    限情報に基づき支払い可否を決定する手段を備えたこと
    を特徴とする銀行のコンピュータシステム。
  49. 【請求項49】 請求項41〜48のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記代金請求情
    報の中には値引基準日を示す値引基準日情報と値引後支
    払金額を示す値引後支払金額情報が含まれ、前記代金支
    払い用端末を介して値引基準日情報と値引後支払金額情
    報が前記銀行のコンピュータシステムに送信され、支払
    処理日と前記送信された値引基準日情報と前記送信され
    た値引後支払金額情報に基づき支払金額を決定する手段
    を備えたことを特徴とする銀行のコンピュータシステ
    ム。
  50. 【請求項50】 請求項41〜49のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記複数の代金
    支払い用端末の各々からは前記銀行のコンピュータシス
    テムに対して、支払い人と支払い先を特定した支払いに
    関する照会が可能であることを特徴とする銀行のコンピ
    ュータシステム。
  51. 【請求項51】 複数の代金の支払い人が使用する複数
    の代金支払い用端末と、該複数の代金支払い用端末の1
    つからの代金の支払い要求を受け付け、代金の支払い処
    理を実行する銀行のコンピュータシステムとを有する代
    金支払いシステムで使用される銀行のコンピュータシス
    テムであって、 少なくとも支払い人を示す支払い人情報および支払い先
    を示す支払い先情報を内部に含む1つの支払いコードが
    記載された紙形態の請求書が前記支払い先から前記支払
    い人に送られ、前記支払人により前記支払いコードと前
    記銀行に保有する支払い人の預金口座からの出金の指示
    が前記複数の代金支払い用端末の1つから入力され、 当該入力された支払いコードと前記銀行に保有する支払
    い人の預金口座からの出金の指示を代金支払い用端末か
    ら前記銀行のコンピュータシステムに送信し、 前記銀行のコンピュータシステムは、送信された支払い
    コードと前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの
    出金の指示を受信する手段と、 当該受信した支払いコードと前記銀行に保有する支払い
    人の預金口座からの出金の指示に基づいて代金の支払い
    処理を実行する情報処理手段とを備えたことを特徴とす
    る銀行のコンピュータシステム。
  52. 【請求項52】 請求項51に記載の銀行のコンピュー
    タシステムにおいて、前記支払い人情報は、支払い人そ
    のものを示すコードと、該コードを検証するための検証
    コードとを有し、該検証コードに基づき前記銀行のコン
    ピュータシステムは前記送信された支払い人そのものを
    示すコードを検証することを特徴とする銀行のコンピュ
    ータシステム。
  53. 【請求項53】 請求項51または52に記載の銀行の
    コンピュータシステムにおいて、前記支払いコードは支
    払金額を検証するための検証コードを含み、該検証コー
    ドに基づき前記銀行のコンピュータシステムは、前記送
    信された前記銀行に保有する支払い人の預金口座からの
    出金の指示に含まれる支払金額を検証することを特徴と
    する銀行のコンピュータシステム。
  54. 【請求項54】 請求項51〜53のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記支払いコー
    ドは支払期限を示す支払期限情報を含み、該支払いコー
    ドに基づき前記銀行のコンピュータシステムは、支払い
    可否を決定することを特徴とする銀行のコンピュータシ
    ステム。
  55. 【請求項55】 請求項51〜54のいずれかに記載の
    銀行のコンピュータシステムにおいて、前記支払いコー
    ドは値引基準日を示す値引基準日情報と値引後支払金額
    を示す値引後支払金額情報を含み、前記銀行のコンピュ
    ータシステムは、支払処理日に応じて支払金額を決定す
    ることを特徴とする銀行のコンピュータシステム。
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