JP2006002425A - グレーチング - Google Patents

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JP2006002425A JP2004179395A JP2004179395A JP2006002425A JP 2006002425 A JP2006002425 A JP 2006002425A JP 2004179395 A JP2004179395 A JP 2004179395A JP 2004179395 A JP2004179395 A JP 2004179395A JP 2006002425 A JP2006002425 A JP 2006002425A
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捷平 和田
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Abstract

【課題】 側溝に敷設されるグレーチングに透水性を失う事無く、安価で、高級感があり、周辺環境とマッチングする景観性を持たせると共に、滑り止めの機能を持たせた構造にある。
【解決手段】縦桟と横桟で組み付けた組格子の外周に構成した枠板とで一体となされたグレーチングにおいて、桟で構成された踏み面に、折板状で谷となる部分に開口部をもつ化粧部材の少なくとも底面となる部分、もしくは、底面部分とその立ち上がる側壁もエキスパンドメタル風の穴あき部をプレス加工で一気に構成して、その底面部分に短冊状にした人工芝を構成したことを特徴とするグレーチング。
【選択図】図1

Description

本発明は、側溝に敷設されるグレーチングに透水性を失う事無く、安価で、高級感があり、周辺環境とマッチングした景観性を持たせると共に、滑り止めの機能を持たせたグレーチングの構造に関するものである。
ビル周辺、公園、道路等の側溝は、車や人の通行が多く、その上に、コンクリートや鉄製、ステンレス製の溝蓋を敷設する事が多く、それぞれの素材の持つ特性を生かして使用されているが、使用する側と管理する側の利便性の違いから、特徴が欠点となることが多い。
例えば、住宅の前面の側溝に敷設される溝蓋は、コンクリート製から鉄製、ステンレス製とさまざまであるが、コンクリート製は耐久性もあり周辺の環境にも馴染み易くそれなりに良い物であるが、側溝の清掃に際してその重量が重い事から、なかなか溝蓋を上げる事が容易でない。従って、鉄製のグレーチングに換える家庭が多い、しかし、鉄製のグレーチングは滑りやすく、グレーチングの下の汚い物が丸見えであり、又、錆びやすい事と併せて、綺麗なものではなく、周辺環境に合わないのである。
最近、ビル周りでは、主としてステンレス製のグレーチングが使用されているが、ステンレス製となると相当高価な物になっているし、滑らない工夫はされているが、金属性であることの宿命から磨耗すると滑りやすく、滑らない物が無いのが実情である。
又、道路周りにも数多くグレーチングが使われているが、鉄製のグレーチングは汚れやすく、錆びやすい。特に高所に使用されたグレーチングなどは、その下の景色が見える事もあって、恐怖感を与えるし、滑りの問題も大きな欠点となっているのである。
〔特許文献1〕に記載の、踏み面側に充填材を有するグレーチングには、上方開口した溝を有する溝材に充填された充填材の上面が踏み面となるグレーチングにおいて、前記溝が、この溝の断面形状を開口方向に向けて先窄み状となるように略逆テーパー形状に形成された先窄部を有する事とある。
しかし、このような形の滑り止めでは、自動車が頻繁に上を走行する場合には樹脂のスリップ防止面が磨耗して、早々にスリップ防止効果がなくなり、取り替えるには相当高価な物であるし、部分的な取り替えも容易でないという欠点がある。
〔特許文献2〕には、断面がI形の板材を支持板に使って、主桁材と主桁材の間に透水製の支持板を溶接して、その支持板と主桁材とに囲まれたコの字の中にエポキシ樹脂からなる透水性の充填材を所望の厚さに充填してなるとある。
しかし、この様な構成では、エポキシ樹脂と骨材を充填するのに手間も掛かるし、相当高価な材料で構成されている、又、割れ、欠け、磨耗による補修が大変なのである。
〔特許文献3〕には、所定の枠形状を規定する枠材内に、上部が開放されたかつ側部に凹部を有する溝部材が平行に多数掛け渡されていると共に、前記、溝部材内に砂状ノンスリップ材が一体に充填固着されてなるとある。
しかし、この様な砂を骨材とする滑り止め材は、磨耗するのでいずれ補修が必要であり、なんと言ってもコスト高となって実用的でないし、滑り止め材を固着したステンレス部材と、グレーチング本体との固定方法が不明瞭である。
〔特許文献4〕には、〔特許文献3〕の公報にある内容とよく似ていて、I形鋼を使っている事に特徴がある。この発明に関しては充填枠材の固着に関する記述があるが、〔0011〕に記載のような問題がある。
〔特許文献5〕には、縦桟と横桟とで組み付けた組格子と、該組格子の外周に固着される枠板とを有するグレーチングにあって、上記縦桟の必要箇所を型鋼材で構成し、これら型鋼材の略T字状断面をなす頂部周りを、該型鋼材に沿って屈曲成型した急峻な凸凹を有する金属板材で覆い、更に上記各型鋼材を貫通する横桟に、その貫通部で型鋼材の頂部背面に回り込む上記金属板材の両側縁が収納される凹所を形成すると共に、該横桟の上縁を金属板材の上面位置に合わすようにした事を特徴とするグレーチングとある。
この発明は、エキスパンドメタルを使っているが、滑り止めに重きを置いたものであり本発明とは違う利用の仕方となっている。
特開平10−131275 実開平6−43087 実開平6−53686 実開平6−76403 特開平7−189422
解決しようとする問題点は、住宅、公園、街路、マンション等の歩道並びに車道などの側溝は、最も安全と環境に配慮したい場所であるが、その溝蓋がコンクリート製で出来ていると、表面が黒ずんで綺麗でなかったり、重かったりするし、又、鉄製のグレーチングは錆びやすかったり、汚かったり、滑りやすかったりと個々に色々と問題の多いのが実情である。
本発明は 昔から市販されているグレーチングの強度と耐久性と排水性、並びにあまり重くない事に着眼すると共に、コンクリートブロックの長所である、耐久性、隠蔽性を、グレーチングの長所と共に生かした製品を、安全で景観上綺麗な溝蓋を安く提供せんとするものである。
一般的に使用されている鉄製のグレーチングは、溶接性もよく価格も安く強度もあり、コンクリート製と比べても軽い、というすばらしい性能を有しているが、先述のように隙間が大きくごみが入りやすかったり、覗くと怖かったり、汚かったり、滑りやすい等の問題があり、これらを一挙に解決するために、ステンレス、耐食性鋼板の薄板と、人工芝を使って、比較的安く、景観上も素晴らしくて滑らないグレーチング構成することにある。
鉄製で縦桟と横桟で組み付けた組格子の外周に構成した枠板とで一体となされたグレーチングで、桟で構成された踏み面の桟と桟の間に、折板状で谷となる部分に開口部をもつ面材の少なくとも底面となる部分、もしくは、その底面部分とその立ち上がる側壁も穴あき部を構成させることで、従来使用されている溝蓋の欠点を一挙に解決せんとするものである。
ステンレス、アルミ、耐食性鋼板等でその厚みが0.3ミリメートルから1.0ミリメートルの金属板に千鳥の切り込み部と平板部を交互に構成した板材を、平板部を山形状にプレス加工で折板状とし、踏み面となる縦又は横桟のピッチに合わせて、また、谷部は千鳥の切り込み部分が伸びてエキスパンドメタル風に構成する。
板状の部分を踏み面にして、谷をエキスパンドメタル風とすることで、鋼板がむき出しになる部分が化粧の金属で隠れる事になり見栄えが良くなると共に、谷となる部分に人工芝を構成することで、上から下を覗いた時の恐怖感がなくなるし、透水性の維持もできるのである。併せて外枠となる部分にも高級金属でカバーするとより見栄えの良い物になる。
踏み面となる縦又は横桟のピッチ間の谷となる部分に穴あき部が構成されたが、この時、縦桟又は横桟の幅に対してきつい目に穴あき部の谷となる部分の幅を決めておくと、縦桟又は横桟の間に強く押し込む事で抜けなくなるのである。山となる踏み面の部分に滑り止めの加工を施しておくと更に良い。
更に、谷となる部分に人工芝を構成することで雨に濡れても殆ど滑らなくなるし、景観上もすばらしいグレーチングとなるのである。おおむね厚みが10ミリメートルで短冊状に適宜な幅と長さに切断された人工芝を、谷となる部分に構成するのである。この人工芝は織布に太目のポリオレヒン樹脂の繊維を植毛させて構成される。人工芝を入れる箇所を一つ置きとか、二つ置きにと飛ばして構成しても何ら差し支えはない。
この人工芝はグレーチングの踏み面となる面より1ミリメートルから2ミリメートル上に突き出して構成する。こうする事で、このグレーチングの上を人が歩いても、車が走行しても滑る事のないグレーチングが出来上がるのである。更に谷となる部分の両脇の穴あき部をエキスパンドメタル風にした場合、エキスパンドメタルの突起が人工芝の基材である織布の部分が引っ掛かって抜けるのを防止する事になるのである。
勿論、人工芝は透水性に優れているし、その下の穴あき部分にも隙間が構成されているので透水性を確保しつつ、安価で高級感のある見た目にも安心感の持てる滑り止め効果の高いグレーチングの構成となるのである。
以上のように、本発明では如何に安い価格で、強度を保ちつつ透水性の機能を持ち、高級感があって、人が歩きやすく、乳母車、車椅子、台車等の車輪の小さな車両も、その上を走行しやすいバリアフリーとなり、車両の走行に際してもスリップもなく極めて安全に利用できる製品となるのである。
安い価格で、という命題に対しては、ステンレス、アルミ、耐食性鋼板等の薄板で化粧するのでコストが安く提供できるし、谷となる穴あき部をエキスパンドメタル風に引き伸ばして構成すると、全く端材が出なく最小のコストで製作される。400ミリメートル幅の側溝で長さが600ミリメートルのステンレス製化粧部材でも1キログラム程度の重量ですむので、見かけは高級でも高価な物にならないで、むしろ安価に提供できるのである。また、耐食性鋼板を使用するとより一層安価なものになる。
強度については、鉄製のグレーチングをベースとしているので、なんら問題はないし、人工芝を構成した部分も、一点に集中的に相当強烈な荷重が掛からない限り傷まないので、人の歩行、通常の車の走行において、何ら問題はないのである。仮に人工芝が損傷を受けても安価で簡単に取り替えできるのである
以下、本発明を図により詳細に説明する。図1は、本発明のグレーチングの組み合わせの構成図であり、鉄製で縦桟2と横桟3で組み付けた組格子の外周に構成した枠板1とで一体となされたグレーチングで、現在大量に販売されているグレーチングの部材と生産設備で安価に製作される。
この時、図3のように0.5ミリメートルの厚みのステンレスの薄板を、山となる板部8はそのままで、谷となる部分にスリット状切れ目7を入れるのである。この切れ目は、次のプレスの工程でエキスパンドメタル風に構成される部分である。
ステンレスの薄板に、図3で構成した多数のスリット状切れ目7を、図2のように一気にプレス加工で山谷に構成するのである。横桟3の上部に構成された、縦桟2の幅5ミリメートルの山の部分に踏み面4となる化粧部が構成され、谷となる部分の25ミリメートル幅にエキスパンドメタル風の穴あき部5が構成される。
谷となる部分に開口部をもつ化粧部材の少なくとも底面となる部分、もしくは、その両端面から立ち上がる側壁もエキスパンドメタル風の穴あき部5を構成させることで、メッキされた鉄製のグレーチングの上面を高級金属でカバーする事となり、強度は鉄で持たせて、化粧を高級金属であるステンレスで構成することとなり、安価で景観上すばらしいグレーチングが構成されるのである。
本発明グレーチングの製品構成の斜視図である。 本発明に使用される透水性化粧部材のグレーチングとの結合部分断面斜視図である。 薄板を一次加工した斜視図である。
符号の説明
1 外枠
2 縦桟
3 横桟
4 踏み面
5 エキスパンドメタル風穴
6 人工芝
7 スリット状切れ目
8 山となる板部

Claims (3)

  1. 縦桟と横桟で組み付けた組格子の外周に構成した枠板とで一体となされたグレーチングにおいて、桟で構成された踏み面を、折板状で谷となる底面部分、または、底面部分とその立ち上がる側壁にも穴あき部が構成されている化粧部材が、覆いかぶせられていることを特徴とするグレーチング。
  2. (請求項1)のグレーチングの化粧部材において、千鳥の切り込み部と平板部を交互に構成した板材を、平板部を山形状にプレス加工することで、千鳥の切り込み部分が伸びてエキスパンドメタル風に構成したことを特長とするグレーチングの化粧部材。
  3. (請求項1)のグレーチングにおいて、折板状の谷となる部分に短冊状にした人工芝を構成したことを特徴とするグレーチング。
JP2004179395A 2004-06-17 2004-06-17 グレーチング Pending JP2006002425A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793687B1 (ko) 2007-05-14 2008-01-10 (주)필드테크 배수관 통한 인조잔디구장 시공방법

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