JP2006002108A - ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物、ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有シート状成形体、ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有ゲル状組成物、ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有着色組成物及びポリ−γ−アミノ酸架橋体含有布製品 - Google Patents
ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物、ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有シート状成形体、ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有ゲル状組成物、ポリ−γ−アミノ酸架橋体含有着色組成物及びポリ−γ−アミノ酸架橋体含有布製品 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体と、水及び樹脂とを含むポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
【選択図】 なし
Description
たとえば、下記特許文献1には、ポリコハク酸イミドを、塩基性アミノ酸のカルボン酸塩で架橋し、残りのイミド環を加水分解して得られる架橋ポリアスパラギン酸を製造する方法が開示されている。しかしながら、架橋構造が安定でないため、その吸水性及び増粘性に問題を有している。
また、下記特許文献3には、ポリアミノ酸とポリアジリジンからなる架橋ポリアミノ酸の製造方法が開示されている。しかしながら、この架橋ポリアミノ酸は、ポリアジリジン自身の毒性や架橋基自身の強度的な問題を有している。
また、下記特許文献4には、ポリ−γ−グルタミン酸架橋体を含んでなる保湿剤が開示されている。しかしながら、このポリ−γ−グルタミン酸架橋体は、放射線によって架橋する製法をとっているため、ポリ−γ−グルタミン酸自身のポリマー鎖が放射線によって切断され、分子量が小さくなり、増粘性、保水性が劣る問題を有している。
すなわち、本発明に係るポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物は、側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体と、水及び樹脂とを含むことを特徴とする。
ポリ−γ−アミノ酸には、アスパラギン酸やグルタミン酸のような天然に存在するモノアミノジカルボン酸の単独重合体、及び、その両者の共重合体、並びに、これらのモノアミノジカルボン酸と、天然に存在するグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、及び、イソロイシンのようなモノアミノモノカルボン酸との共重合体をあげることができる。
また、ポリ−γ−アミノ酸として、微生物によって生合成されたものを使用することもできる。たとえば、ポリ−γ−グルタミン酸は、納豆菌に代表される数種の微生物発酵により生産されたものであって、これらの微生物によって分子量百万以上のものも生産されている。
本発明に用いるポリ−γ−アミノ酸架橋体は、脱水縮合剤を使用し、水及び有機溶媒中で前記ポリ−γ−アミノ酸と前記アミノ化合物を架橋反応させて得られることが望ましい。ここで、使用される溶媒は、骨格ポリアミノ酸及びアミノ化合物を、溶解し、膨潤し、又は、分散できるものであればどのようなものでもよい。
脱水縮合剤の中でも、分子内にトリアジン環を有するもの、とりわけ、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン(CDMT)を有機溶媒テトラヒドロフランに溶解させ、この溶液にN−メチルモルホリン(NMM)を加えてできる4級アンモニウム塩(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)メチルモルホリンクロライド(DMT−MM)が特に好ましい。
本発明のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物におけるポリ−γ−アミノ酸架橋体の含有量は、0.1重量%以上80重量%未満が好ましい。なお、0.1重量%未満の配合量では、所定の増粘性、保湿性、保水性、吸水性の効果を得ることができない。逆に、80重量%以上の配合量では増粘性、吸水性の効果が強すぎ、部分ゲル化によるべとつきやままこ状態が発生し、好ましくない。本発明のポリアミノ酸架橋体組成物のポリアミノ酸架橋体は、平均粒径0.1〜1000μmの粉末が好ましい。
本発明のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物を増粘剤として用いて、インク又は塗料等の着色組成物を作成する場合は、その液体の流動特性を調整する目的で、ポリ−γ−アミノ酸架橋体の配合量は0.1重量%以上10重量%未満が好ましい。この配合量のポリ−γ−アミノ酸架橋体に、水に溶解又は分散している樹脂液、顔料及び染料からなる着色成分を混合し作製することができる。必要であれば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、pH調整剤、架橋剤、硬化剤、加硫剤、防腐剤、充填剤、固着剤、離型剤、潤滑剤、流動性改良材、加工性改良材を添加し、発色性、保湿性、保水性、吸水性を有した組成物を提供することができる。
本発明に用いることのできる着色剤としては、組成物に色相が付与できるのであれば何でもよく、顔料、染料の限定なく使用できる。具体的な着色剤としては、水に溶解又は分散する全ての染料、酸化チタン等の従来公知の無機系および有機顔料系、顔料を含有した樹脂粒子顔料、樹脂エマルションを染料で着色した疑似顔料、白色系プラスチック顔料、シリカや雲母を基材とし表層に酸化鉄や酸化チタンなどを多層コーティングした顔料等を制限無く使用可能である。染料としては、たとえばエオシン、フオキシン、ウォーターイエロー#6−C、アシッドレッド、ウォーターブルー#105、ブリリアントブルーFCF及びニグロシンNB等の酸性染料、ダイレクトブラック154、ダイレクトスカイブルー5B及びバイオレットBB等の直接染料、並びに、ローダミン及びメチルバイオレット等の塩基性染料を挙げることができる。無機系顔料としては、たとえば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、キレートアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、並びに、ニトロソ顔料などが挙げられる。より具体的には、カーボンブラック、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、アルミニウム、酸化クロム、鉄黒、コバルトブルー、酸化鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウムエロー、朱、カドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、ホワイトカーボン、クレー、タルク、群青、沈降性硫酸バリウム、バライト粉、炭酸カルシウム、鉛白、紺白、紺青、マンガンバイオレット、アルミニウム粉及び真鍮粉等の無機顔料、C.I.ピグメントブルー17、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー17、C.I.ピグメントブルー27、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド38、C.I.ピグメントレッド48、C.I.ピグメントレッド49、C.I.ピグメントレッド53、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド81、C.I.ピグメントレッド104、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー34、C.I.ピグメントイエロー55、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロー167、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ16、C.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグメントバイオレット3、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット50、C.I.ピグメントグリーン7等が例示される。着色剤の使用量は組成物の着色濃度に応じて適宜増減することが可能であるが、組成物全量に対して0.1〜30重量%程度とすることが好ましい。
酸化防止剤としては、本発明組成物と溶解、分散、混合できるものであればどれでも使用することができ、代表的な例としてはカテキンやシステインや没食子酸等のポリフェノール、アスコルビン酸ナトリウム、酢酸トコフェノール、ヒドロキノン類、アルキルフェノール、アルキレン・ビスフェノール、アルキルフェノール・チオエーテル、β,β−チオポロピオン酸エステル、有機亜燐酸エステル、芳香族アミン等が挙げられる。
紫外線散乱剤としては、本発明組成物と溶解、分散、混合できるものであればどれでも使用することができ、代表的な例としては酸化チタン、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、シリカ、アクリルやメラニンなどの球体状粉末などが挙げられる。
架橋剤としては、本発明組成物と溶解、分散、混合できるものであればどれでも使用することができ、代表できな例としてはイソシアネート基、オキサゾリン基、カルボジイミド基、メチロール基、アジリジン基、ビニル基、金属アルコキシ基を有する化合物等が挙げられる。
充填剤としては、本発明組成物と溶解、分散、混合できるものであればどれでも使用することができ、代表的な例としては炭酸カルシウム、酸化チタン、クレー、雲母、澱粉、セライト、シリカ、アクリルやウレタンやシリコンやナイロンなどの合成樹脂粉末等が挙げられる。
潤滑剤としては、本発明組成物と溶解、分散、混合できるものであればどれでも使用することができ、代表的な例としてはフッ素やシリコン系のオイル成分及び粉体、グラファイトや二流化モリブデン等の粉体、燐酸系エステル、アルキルスルホン酸ナトリウム、脂肪酸の金属石鹸などが挙げられる。
流動性改良材としては、通常の水溶媒で使用される増粘剤や希釈剤が挙げられる。
離型剤としては、シリコンやフッ素、脂肪酸、ミネラルターペン、ミネラルスピリットなどの離型成分が挙げられる。
加工性改良剤としては、本発明組成物と溶解、分散、混合できるものであればどれでも使用することができ、代表的な例としてはフタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、リン酸トリクレシル、リン酸トリオクチル等の可塑剤や、三塩基性硫酸鉛、ステアリン酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛等の安定剤等がある。
以上、本発明に係るポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物及び、その組成物の成形体、その組成物を塗布した製品群としてつぎのようなものが挙げられる。
(1)ポリ−γ−アミノ酸架橋体を含有する粉体は増粘剤及びゲル化剤等の添加剤となる。フィルム、シート、フロック体等のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有成形体は、機能性成形製品となる。
化粧品としては、クリーム、乳液、パック剤、ファンデーション、アイクリーム、アイライナー、マスカラ、口紅、リップクリーム、ヘアージェル、ヘアースプレー、ヘアリキッド、ヘアリキッド、ヘアームース、ポマード、ヘアークリーム、養毛剤、染毛剤などに、増粘性、保湿性、機能を有した製品を提供することができる。
トイレタリー材料としては、毛髪用シャンプー、ヘアーリンス、ヘートリートメント、ボディーソープ、ハンドソープ、石鹸、入浴剤、等に増粘性、保湿性、機能を有した製品を提供することができる。
(1)ポリ-γ−アミノ酸架橋体粉末の調製
ポリアミノ酸であるポリ−γ−グルタミン酸(以下「γ−PGA」と称する。)50mgとdimethyl sulfoxide(以下「DMSO」と称する。)0.5mlをねじ口試験管に入れ撹拌し溶解した。次いで脱水縮合剤4-(4,6-dimethoxy-1,3,5,-triazin-2-yl)-4-methylmorpholinium chloride(以下「DMT−MM」と称する。)40mgを、溶解したDMSO溶液0.15mlを加えて撹拌した。これにカルボキシル基と反応するアミノ基を有した化合物L-リシン-塩酸塩17.7mgを溶かし、1M水酸化ナトリウム溶液でpH9に調整した水溶液80mlを加え、室温で24時間反応させた。反応後、アセトンを加え反応生成物を洗浄し、DMSOとDMT−MMを除去した。得られた白色沈殿にpH7.2のリン酸緩衝液を加えて一晩膨潤させた後、1M水酸化ナトリウム水溶液を加えて溶液のpHを8とした。このゲルの含む液を255メッシュのナイロンバックに入れ蒸留水に浸けて十分に洗浄した。その後、ナイロンバックを引き上げて水切りし、残ったゲルを凍結乾燥し、粉末60.1mgを得た(以下これを単に「架橋体粉末」と称する)。
架橋体粉末50重量部、ウレタン樹脂ディスパージョン(HUX-980、旭電化工業)20重量部及び水30重量部を秤量し、高速デスパー(LR400D、ヤマト科学)で撹拌し、1mm厚のシートを作製した。
(3)実施例2
架橋体粉末20重量部、前記ウレタン樹脂ディスパージョン20重量部及び水40重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、1mm厚のシートを作製した。
(4)実施例3
架橋体粉末5重量部、ポリビニルアルコール樹脂(B−05、電気化学工業)5重量部及び水90重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、ゲル状物を作製した。
架橋体粉末0.4重量部、アクリル樹脂(Primal WL−100、ローム&ハース製)、2.6重量部、着色剤(WATER BLACK R455、オリエント化学)10.0重量部、エチレングリコール10.0重量部及び水77.0重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、インクを作製した。このインクの粘度は16,000mPa・sであった。
(6)実施例5
実施例4のインクを、ポリエステル繊維製の布(タフタ)に、塗布量100g/m2でコーティングし、着色布を作製した。
前記ウレタン樹脂ディスパージョン20重量部及び水80重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、1mm厚のシートを作製した。この比較例1は、実施例1に対応するものである。
(8)比較例2
ポリ−γ−グルタミン酸(明治製菓)20重量部、前記ウレタン樹脂ディスパージョン20重量部及び水40重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、1mm厚のシートを作製した。この比較例2は、実施例2に対応するものである。
前記ポリ−γ−グルタミン酸5重量部、前記ポリビニルアルコール樹脂5重量部及び水90重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、ゲル状物を作製した。この比較例3は、実施例3に対応するものである。
(10)比較例4
キサンタンガム(三晶)0.6重量部、前記アクリル樹脂2.6重量部、前記着色剤10.0重量部、エチレングリコール10.0重量部及び水76.8重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、インクを作製した。このインクの粘度は650mPa・sであった。この比較例4は、実施例4に対応するものである。
前記ポリ−γ−グルタミン酸0.4重量部、前記アクリル樹脂2.6重量部、前記着色剤10重量部、エチレングリコール10重量部及び水77重量部を秤量し、前記高速デスパーで撹拌し、インクを作製した。このインクを、ポリエステル繊維製の布(タフタ)に、塗布量100g/m2でコーティングし、着色布を作製した。この比較例5は、実施例5に対応するものである。
(12)吸湿性試験
実施例1〜5及び比較例1〜5の吸湿性の試験方法は下記の通りとした。
吸湿性(%)=(W2−W1)/W1×100
すなわち、上記式で算出された数値が大きいほど吸湿性が優れている、といえる。
(13)保湿性試験
実施例1〜5及び比較例1〜5の吸湿性の試験方法は下記の通りとした。
サンプルを30℃、湿度80%の環境下で12時間調湿し重量を測定した後(W3)、25℃、湿度30%の環境下に同サンプルを4時間放置し重量を測定した(W4)。乾燥前の重量に対する乾燥による重量減少の割合を保湿性と定義し、下記の式にて算出した。
すなわち、上記式で算出された数値が小さいほど保湿性が優れている、といえる。
(14)結果
上記両試験の結果を、下記の表1に示す。
Claims (11)
- 側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体と、水及び樹脂とを含むことを特徴とするポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 前記ポリ−γ−アミノ酸がポリ−γ−グルタミン酸であることを特徴とする請求項1記載のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 前記アミノ化合物が水溶性であることを特徴とする請求項1又は2記載のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 前記ポリ−γ−アミノ酸架橋体は、脱水縮合剤を使用し、水及び有機溶媒中で前記ポリ−γ−アミノ酸と前記アミノ化合物を架橋反応させて得られることを特徴とする請求項1、2又は3記載のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 前記脱水縮合剤は、分子内にトリアジン環を有することを特徴とする請求項4記載のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 前記ポリ−γ−アミノ酸架橋体を0.1重量%以上80重量%未満含有することを特徴とする請求項1、2又は3記載のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 前記ポリ−γ−アミノ酸架橋体が、平均粒径0.1〜1000μmの粉末であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のポリ−γ−アミノ酸架橋体含有組成物。
- 側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体を30重量%以上含有し、さらに水及び樹脂を含むことを特徴とするポリ−γ−アミノ酸架橋体含有成形体。
- 側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体を0.1重量%以上30重量%未満含有し、さらに水及び樹脂を含むことを特徴とするポリ−γ−アミノ酸架橋体含有ゲル状組成物。
- 側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体を0.1重量%以上10重量%未満含有し、さらに水及び樹脂及び着色成分を含むことを特徴とするポリ−γ−アミノ酸架橋体含有着色組成物。
- 側鎖にカルボキシル基を有するポリ−γ−アミノ酸を、同一分子内にアミノ基を2個以上有するアミノ化合物で架橋したポリ−γ−アミノ酸架橋体からなるゲル状組成物を繊維製品に、塗布して固着させたことを特徴とするポリ−γ−アミノ酸架橋体含有布製品。
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