JP2006002058A - エマルション燃料用乳化剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 十分な乳化安定性があり、経時的又は経日的にエマルジョンが分離することが少ないエマルション燃料用乳化剤を提供する。
【課題を解決するための手段】 炭素数8〜40の高級脂肪酸及び/又はその塩(A)並びに炭素数14〜40の高級脂肪酸のアミド化物(B)を含有するエマルション燃料用乳
化剤であり、好ましくは、さらに下記一般式(1)で表されるカルボン酸エステル(C)を含有する。
(R1−CO−O)p−R2 (1)
式中、R1は炭素数4〜40のアルキル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜24の1〜6価アルコール又はそれらの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物からp個の水酸基を除いた残基、pは1〜6の整数を表す。
【選択図】 なし
【課題を解決するための手段】 炭素数8〜40の高級脂肪酸及び/又はその塩(A)並びに炭素数14〜40の高級脂肪酸のアミド化物(B)を含有するエマルション燃料用乳
化剤であり、好ましくは、さらに下記一般式(1)で表されるカルボン酸エステル(C)を含有する。
(R1−CO−O)p−R2 (1)
式中、R1は炭素数4〜40のアルキル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜24の1〜6価アルコール又はそれらの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物からp個の水酸基を除いた残基、pは1〜6の整数を表す。
【選択図】 なし
Description
本発明はエマルション燃料用乳化剤に関し、さらに詳しくは、軽油又は重油などの燃料油と水を乳化して得られるエマルション燃料を製造するための乳化剤、及び該乳化剤を含有するエマルジョン燃料に関する。
エマルション燃料は燃焼にともない生成する窒素酸化物や煤塵を通常の燃料より低減できることが知られている。燃料油を乳化するためには、通常、乳化剤が使用され、例えばドデシルベンゼンスルホン酸Na、ラウリル硫酸Naなどのアニオン性界面活性剤又は/及びポリオキシアルキレンアルキルエーテル、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック付加物などのノニオン性界面活性剤などが使用されている。(例えば、特許文献1参照)また、乳化剤としてソルビトール、ソルビタン及び/又はソルバイトなどの多価アルコールの脂肪酸エステルも使用されている。(例えば、特許文献2参照)
特開2003−327979号。
特開2004−123947号。
しかし、従来の乳化剤を使用したエマルジョン燃料は十分な乳化安定性が無く、経時的又は経日的にエマルジョンが分離するという問題点があった。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、高級脂肪酸及び/又はその塩、高級脂肪酸アミド化物が優れた乳化分散性を有し、経時安定性に優れることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、炭素数8〜40の高級脂肪酸及び/又はその塩(A)並びに炭素数14〜40の高級脂肪酸のアミド化物(B)を含有するエマルション燃料用乳化剤、及び該乳化剤を含有してなるエマルション燃料である。
すなわち本発明は、炭素数8〜40の高級脂肪酸及び/又はその塩(A)並びに炭素数14〜40の高級脂肪酸のアミド化物(B)を含有するエマルション燃料用乳化剤、及び該乳化剤を含有してなるエマルション燃料である。
本発明の乳化剤は燃料と水の乳化安定性に優れる。したがって貯蔵安定性に優れたエマルション燃料を製造できる。
本発明における炭素数8〜40の高級脂肪酸及び/又はその塩(A)を構成する高級脂肪酸とは、炭素数8〜40の直鎖又は分岐の飽和もしくは不飽和の脂肪酸であり(炭素数はカルボキシル基の炭素も含む)具体的には以下のものが挙げられる。
(a1)直鎖又は分岐の飽和モノカルボン酸
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸ノナデカン酸、アラキン酸など。
(a2)直鎖又は分岐の不飽和モノカルボン酸
ウンデシレン酸、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸など。
(a3)直鎖又は分岐の2価以上の飽和カルボン酸
テトラデカンジカルボン酸、ヘキサデカンジカルボン酸、オクタデカンジカルボン酸など。
(a4)直鎖又は分岐の2価以上の不飽和カルボン酸
テトラデシレンジカルボン酸、ヘキサデシレンジカルボン酸、オクタデシレンジカルボン酸など。
これらの高級脂肪酸のうちで好ましいものは(a1)及び(a2)であり、さらに好ましいのは、ミリスチン酸、ステアリン酸、リノール酸、リノレン酸及びオレイン酸である。
(a1)直鎖又は分岐の飽和モノカルボン酸
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸ノナデカン酸、アラキン酸など。
(a2)直鎖又は分岐の不飽和モノカルボン酸
ウンデシレン酸、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸など。
(a3)直鎖又は分岐の2価以上の飽和カルボン酸
テトラデカンジカルボン酸、ヘキサデカンジカルボン酸、オクタデカンジカルボン酸など。
(a4)直鎖又は分岐の2価以上の不飽和カルボン酸
テトラデシレンジカルボン酸、ヘキサデシレンジカルボン酸、オクタデシレンジカルボン酸など。
これらの高級脂肪酸のうちで好ましいものは(a1)及び(a2)であり、さらに好ましいのは、ミリスチン酸、ステアリン酸、リノール酸、リノレン酸及びオレイン酸である。
本発明における高級脂肪酸の塩とは、上記高級脂肪酸と塩基性物質の中和塩である。塩基性物質としては特に制限はなく有機塩基及び無機塩基が挙げられる。有機塩基としては炭素数2〜36のアミン系化合物、具体的にはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン及びN,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N−シクロヘキシルアミン等のアルカノールアミン類、メチルアミン、ジメチルアミン、ステアリルアミン及びステアリルジメチルアミンなどのアルキルアミン類が挙げられ、無機塩基としてはアルカリ金属含有化合物及びアルカリ土類金属含有化合物、具体的には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウムなどが挙げられる。
これらの塩基性物質のうちで好ましいものは有機塩基であり、さらに好ましいのはアルカノールアミン類、特に好ましいものはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンである。
これらの塩基性物質のうちで好ましいものは有機塩基であり、さらに好ましいのはアルカノールアミン類、特に好ましいものはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンである。
本発明における炭素数14〜40高級脂肪酸アミド化物(B)を構成する高級脂肪酸としては、炭素数14〜40の直鎖又は分岐の飽和もしくは不飽和の脂肪酸(炭素数はカルボキシル基の炭素も含む)が挙げられ、例えば、前述の(a1)〜(a4)のうちの炭素数14〜40のものが例示され、乳化安定性の観点から好ましいのは(a2)、特にオレイン酸である。
(B)は上記の高級脂肪酸を1級もしくは2級アミノ基含有化合物と反応させて、アミド化することによって得られる。1級もしくは2級アミノ基含有化合物としては、モノエタノールアミン及びジエタノールアミン等のアルカノールアミン類、メチルアミン、ジメチルアミン、ステアリルアミン及びステアリルジメチルアミンなどのアルキルアミン類が挙げられる。
これらのアミノ基含有化合物のうちで好ましいものはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミン及びジエチルアミンである。
本発明の高級脂肪酸アミド化合物の製造方法は特に限定されるものではないが、例えば前述の高級脂肪酸と上記アミノ基含有化合物を、触媒の存在下又は無触媒で40〜180℃で常圧又は減圧下で反応させる方法や、前述の高級脂肪酸を塩化チオニルと反応させ対応する酸塩化物とした後、アミノ基含有化合物と反応させる方法並びに前述の高級脂肪酸を対応する酸無水物とした後、アミノ基含有化合物と反応させる方法などにより得られる。
(B)は上記の高級脂肪酸を1級もしくは2級アミノ基含有化合物と反応させて、アミド化することによって得られる。1級もしくは2級アミノ基含有化合物としては、モノエタノールアミン及びジエタノールアミン等のアルカノールアミン類、メチルアミン、ジメチルアミン、ステアリルアミン及びステアリルジメチルアミンなどのアルキルアミン類が挙げられる。
これらのアミノ基含有化合物のうちで好ましいものはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミン及びジエチルアミンである。
本発明の高級脂肪酸アミド化合物の製造方法は特に限定されるものではないが、例えば前述の高級脂肪酸と上記アミノ基含有化合物を、触媒の存在下又は無触媒で40〜180℃で常圧又は減圧下で反応させる方法や、前述の高級脂肪酸を塩化チオニルと反応させ対応する酸塩化物とした後、アミノ基含有化合物と反応させる方法並びに前述の高級脂肪酸を対応する酸無水物とした後、アミノ基含有化合物と反応させる方法などにより得られる。
本発明の乳化剤における(A)と(B)の重量割合は、乳化安定性の観点から、(A)と(B)の合計重量に基づいて(A)が15〜80%(以下、%は重量%を示す)、好ましくは30〜60%、(B)が15〜80%、好ましくは40〜70%である。
本発明の乳化剤は必要により一般式(1)で表されるカルボン酸エステル(C)を含有してもよい。
(R1−CO−O)p−R2 (1)
式中、R1は炭素数4〜40のアルキル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜24の1〜6価アルコール又はそれらの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物からp個の水酸基を除いた残基、pは1〜6の整数を表す。
(R1−CO−O)p−R2 (1)
式中、R1は炭素数4〜40のアルキル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜24の1〜6価アルコール又はそれらの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物からp個の水酸基を除いた残基、pは1〜6の整数を表す。
R1は炭素数4〜40のアルキル基又はアルケニル基であり、R1COOHで示されるカルボン酸からカルボキシル基を除いた残基である。
アルキル基としてはn−、iso−、sec−及びtert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基及びエイコシル基など;アルケニル基としてはブテニル基、ペンチニル基、ヘキセニル基、オクテニル基、 ウンデセニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基及びオクタデセニル基(オレイル基など)が挙げられる。
これらのうち好ましいものは炭素数10〜25のもの、特に炭素数14〜20のアルケニル基、とりわけペンタデセニル基である。
アルキル基としてはn−、iso−、sec−及びtert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基及びエイコシル基など;アルケニル基としてはブテニル基、ペンチニル基、ヘキセニル基、オクテニル基、 ウンデセニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基及びオクタデセニル基(オレイル基など)が挙げられる。
これらのうち好ましいものは炭素数10〜25のもの、特に炭素数14〜20のアルケニル基、とりわけペンタデセニル基である。
R2で示される炭素数1〜24の1〜6価のアルコールとしては以下のものが挙げられる。
1価アルコール;メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、オクチルアルコール、デシルアルコールラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール及びステアリルアルコールなど。
2価アルコール;エチレングリーコール、プロピレングリコール、1,4−及び1,2−ブタンヂオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−及び1,8−オクタンジオール、3−メチル−1,5ペンタジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジオール、2−ブテン−1,4−ジオール及び3−メチル−3−ブテン−1,2−ジオール、
3価アルコール;グリセリン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタントリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2,3,4−ヘキサントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、2−ヘキセン−1,4,5−トリオール、3−ヘキセン−1,2,5−トリオール、
4〜6価アルコール;ペンタエリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、ソルビタン、ソルバイド、ジグリセリングルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシドなど。
1価アルコール;メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、オクチルアルコール、デシルアルコールラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール及びステアリルアルコールなど。
2価アルコール;エチレングリーコール、プロピレングリコール、1,4−及び1,2−ブタンヂオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−及び1,8−オクタンジオール、3−メチル−1,5ペンタジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジオール、2−ブテン−1,4−ジオール及び3−メチル−3−ブテン−1,2−ジオール、
3価アルコール;グリセリン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタントリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2,3,4−ヘキサントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、2−ヘキセン−1,4,5−トリオール、3−ヘキセン−1,2,5−トリオール、
4〜6価アルコール;ペンタエリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、ソルビタン、ソルバイド、ジグリセリングルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシドなど。
これらの1〜6価のアルコールのうちで好ましいものは2〜6価アルコール、特にR2がアルキレンオキサイド付加物の場合は2価アルコール、とりわけ(ポリ)エチレングリコール及び(ポリ)プロピレングリコールが好ましく、R2がアルキレンオキサイド(以下、AOと略記する)付加物でない場合は3〜6価アルコール、とりわけペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビタン、ソルバイド、が好ましい。
R2が炭素数2〜4のAO付加物の場合のAOとしては、エチレンオキサイド(以下、EOと略記する)、プロピレンオキサイド(以下、POと略記する)及びこれらの併用などが挙げられ、AOの付加モル数は好ましくは1〜200モル、さらに好ましくは1〜20モル、特に好ましくは1〜10モルである。
(C)のうち、特に好ましいのは、アルキレン基の炭素数2〜4のポリオキシアルキレングリコール、ソルビトール、ソルビタン及びソルバイドからなる群から選ばれる1種以上の多価アルコールと、炭素数9〜40のアルキル基もしくはアルケニル基を有するモノカルボン酸とのカルボン酸エステルである。
(C)の製造方法は特に限定されるものではないが、例えばR1COOHで示されるカルボン酸と上記の1〜6価アルコールを、触媒の存在下又は無触媒で60〜180℃
で常圧又は減圧下で脱水しながら反応させる方法や、R1COOHのエステル形成性誘導体(例えば酸無水物、酸ハロゲン化物又は低級アルキルエステル化物)と上記アルコールとを反応させる方法などにより得られる。
で常圧又は減圧下で脱水しながら反応させる方法や、R1COOHのエステル形成性誘導体(例えば酸無水物、酸ハロゲン化物又は低級アルキルエステル化物)と上記アルコールとを反応させる方法などにより得られる。
本発明の乳化剤が(C)を含有する場合、(A)、(B)及び(C)の合計重量に基づいて、(A)を15〜80%、(B)を15〜80%及び(C)を乳化安定性の観点から0.01〜40%、さらに好ましくは0.01〜20%含有することが好ましい。
本発明の乳化剤は、さらに、他の界面活性剤(D)及び/又は添加剤(E)を含有してもよい。
(D)としては、(A)以外のアニオン性界面活性剤、(B)以外のノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤並びに両性界面活性剤から選ばれる1種以上が含まれる
なお、前述の(C)にはノニオン性界面活性剤として作用するカルボン酸エステルも含まれるが、本発明においては(C)は(D)には含めない。
なお、前述の(C)にはノニオン性界面活性剤として作用するカルボン酸エステルも含まれるが、本発明においては(C)は(D)には含めない。
(D)のうちのアニオン性界面活性剤としては、炭素数8〜24の炭化水素基を有するエーテルカルボン酸又はその塩[(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリルエーテル酢酸ナトリウムなど]、炭素数8〜24の炭化水素基を有するエーテル硫酸エステル塩[(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリル硫酸ナトリウムなど]、炭素数8〜24の炭化水素基を有するスルホコハク酸エステル塩[モノもしくはジアルキルスルホコハク酸エステルジもしくはモノナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)モノもしくはジアルキルスルホコハク酸エステルジもしくはモノナトリウム等]、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸ナトリウム、炭素数8〜24の炭化水素基を有するスルホン酸塩[ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等]、炭素数8〜24の炭化水素基を有するリン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、アシル化アミノ酸塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム等]、反応基を有する硫酸エステル塩及びスルホン酸塩[アルキル(炭素数3〜18)(メタ)アリルスルホコハク酸塩、ポリ(重合度=2〜30)オキシアルキレン(アルキレン基はエチレン、プロピレン、ブチレン:単独、ランダム、ブッロクでもよい)モノメタクリレート硫酸エステル化物塩、などが挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、脂肪族系アルコール(炭素数8〜24)アルキレンオキサイド(炭素数2〜8)付加物(重合度=1〜100)、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(炭素数2〜8、重合度=1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミノエーテル及びアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ラウリルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型[塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等]、アミン塩型[ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド乳酸塩、ジラウリルアミン塩酸塩、オレイルアミン乳酸塩等]等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]、アミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等]が挙げられる。これらの1種又は2種以上が使用出来る。
(D)を併用する場合の割合は、(A)+(B)+(C)の合計重量に基づいて、好ましくは(D)が200%以下、さらに好ましくは100%以下、特に60%以下である。
また、(D)のうちのアニオン性界面活性剤を併用する場合、[(A)+(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.6以下である。(D)のうちのノニオン性界面活性剤を併用する場合、[(B)+(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.6以下である。(D)のうちのカチオン性界面活性剤を併用する場合、[(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.1以下、さらに好ましくは0.05以下である。(D)のうちの両性界面活性剤を併用する場合、[(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.5以下、さらに好ましくは0.3以下である。
また、(D)のうちのアニオン性界面活性剤を併用する場合、[(A)+(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.6以下である。(D)のうちのノニオン性界面活性剤を併用する場合、[(B)+(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.6以下である。(D)のうちのカチオン性界面活性剤を併用する場合、[(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.1以下、さらに好ましくは0.05以下である。(D)のうちの両性界面活性剤を併用する場合、[(D)]/[(A)+(B)+(C)+(D)]は好ましくは0.5以下、さらに好ましくは0.3以下である。
添加剤(E)としては、例えば下記の防錆剤、流動点降下剤、腐食防止剤及び清浄剤などが挙げられる。
防錆剤;炭素数1〜30の脂肪族アミン及びその炭素数2〜4のAO付加物(付加モル数=1〜200)など、例えば、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、オクチルアミン、ドデシルアミン、オレイルアミン、エチルアミンのEO付加物、エチルアミンのPO付加物、エチルアミンのBO付加物、ドデシルアミンのEO付加物、ドデシルアミンのPO付加物、ドデシルアミンのBO付加物、オレイルアミンのEO付加物、オレイルアミンのPO付加物、オレイルアミンのBO付加物、モノエタノールアミンのBO付加物などが挙げられる。
防錆剤の添加量はエマルジョン燃料全量に対して50〜50,000ppmとなるような量が好ましい。
防錆剤;炭素数1〜30の脂肪族アミン及びその炭素数2〜4のAO付加物(付加モル数=1〜200)など、例えば、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、オクチルアミン、ドデシルアミン、オレイルアミン、エチルアミンのEO付加物、エチルアミンのPO付加物、エチルアミンのBO付加物、ドデシルアミンのEO付加物、ドデシルアミンのPO付加物、ドデシルアミンのBO付加物、オレイルアミンのEO付加物、オレイルアミンのPO付加物、オレイルアミンのBO付加物、モノエタノールアミンのBO付加物などが挙げられる。
防錆剤の添加量はエマルジョン燃料全量に対して50〜50,000ppmとなるような量が好ましい。
流動点降下剤;EVA(エチレン酢酸ビニル)系流動点降下剤、ASA(アルケニルコハク酸)系流動点降下剤、PMA(ポリアルキルメタクリレート)系流動点降下剤などが挙げられる。
EVA系流動点降下剤としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体のフマル酸アルキル(炭素数1〜12)エステルグラフト物、エチレン−酢酸ビニル共重合体のマレイン酸アルキル(炭素数1〜12)エステルグラフト物、エチレン−酢酸ビニル−ベヘン酸ビニル3元共重合体、エチレン−酢酸ビニル−ベヘン酸ビニル3元共重合体のフマル酸アルキル(炭素数1〜12)エステルグラフト物、エチレン−酢酸ビニル−ベヘン酸ビニル3元共重合体のマレイン酸アルキル(炭素数1から12)エステルグラフト物、エチレン−酢酸ビニル−(4−メチルペンテン−1)3元共重合物、エチレン−酢酸ビニル−(4−メチルペンテン−1)3元共重合物のフマル酸アルキル(炭素数1〜12)エステルグラフト物、エチレン−酢酸ビニル−(4−メチルペンテン−1)3元共重合物のマレイン酸アルキル(炭素数1〜12)エステルグラフト物などが挙げられる。これらの共重合体における単量体の構成比率は、2元共重合体の場合、通常、エチレン/酢酸ビニル=90/10〜60/40%、3元共重合体の場合はエチレン+酢酸ビニル/その他の単量体=90/10〜99.9/0.1%、さらにグラフト物の場合、幹ポリマーに対するグラフト部分の重量割合が通常50〜200%である。
ASA系流動点降下剤としては、アルケニル基の炭素鎖長が8〜50のアルケニルコハク酸アミドなどが挙げられる。
PMA系流動点降下剤としては、アルキル基の炭素数が12〜30のポリアルキルメタクリレート、アルキル基の炭素数が12〜30のアルキルメタクリレート−スチレン共重合物などが挙げられる。
流動点降下剤の添加量としては、エマルジョン燃料全量に対して50〜5,000ppmとなるような量が好ましい。
PMA系流動点降下剤としては、アルキル基の炭素数が12〜30のポリアルキルメタクリレート、アルキル基の炭素数が12〜30のアルキルメタクリレート−スチレン共重合物などが挙げられる。
流動点降下剤の添加量としては、エマルジョン燃料全量に対して50〜5,000ppmとなるような量が好ましい。
腐食防止剤;アルケニルコハク酸系防錆剤及びアルケニルコハク酸のエステル系防錆剤などが挙げられる。腐食防止剤の添加量はエマルジョン燃料全量に対して50〜50,000ppmとなるような量が好ましい。
清浄剤;ジブチルアミンのEO付加物などが挙げられる。
(C)及び/又は(D)は予め(A)及び(B)と配合して使用しても、又は乳化工程の途中で別々に添加してもよい。
清浄剤;ジブチルアミンのEO付加物などが挙げられる。
(C)及び/又は(D)は予め(A)及び(B)と配合して使用しても、又は乳化工程の途中で別々に添加してもよい。
本発明のエマルション燃料は前述の乳化剤、水(F)及び燃料油を含有してなるものである。エマルション燃料を構成する燃料油としては、灯油、軽油、A重油、B重油及びC重油などが挙げられるが、好ましいのは軽油及びA重油である。
本発明の乳化剤[(A)〜(E)の合計]の燃料油への添加量は好ましくは0.1〜20%、さらに好ましくは0.1〜10%である。
また、燃料油の重量に基づく、(A)及び(B)の合計の含量は好ましくは0.1〜10%、さらに好ましくは0.1〜5%である。(A)及び(B)の合計の含量が0.1%以上であれば十分な乳化力が得られ、10%以下であれば経済的である。
また、燃料油の重量に基づく、(A)及び(B)の合計の含量は好ましくは0.1〜10%、さらに好ましくは0.1〜5%である。(A)及び(B)の合計の含量が0.1%以上であれば十分な乳化力が得られ、10%以下であれば経済的である。
本発明のエマルジョン燃料における水の含量は、好ましくは1〜50%、さらに好ましくは2〜30%である。
本発明のエマルジョン燃料は、W/O型又はO/W型であるが、好ましくはW/O型である。W/O型の方がエマルション形成時の粘度が低く、燃焼室内への燃料噴射の点で好ましい。
また、エマルジョン燃料は、水以外に水溶性有機溶媒、例えば不凍液成分として使用されるジエチレングリコール、トリエチレングリコールなど、及びこれらの2種以上の混合物を含有していてもよい。これらの水溶性有機溶媒の含有量はエマルジョン燃料の合計重量に対して、好ましくは0〜20%(乳化剤中に親水性有機溶媒を含む場合は、それらも含む合計が0〜20%)である。
本発明のエマルジョン燃料の製造方法としては、種々の方法が挙げられる。例えば、iまず、燃料油に乳化剤を混合してから、水を徐々に添加する方法、ii水に乳化剤を混合してから、燃料油に添加する方法、水、燃料油、乳化剤を一括混合する方法これらのうち、好ましい方法は混合機の簡略性、エマルション形成の容易さの点でiの方法である。乳化混合機としては、特に限定されないが、櫂型もしくはスクリュー型攪拌羽根を装着した撹拌混合機及びホモジナイザー、などが示される。
本発明のエマルジョン燃料の用途としては、自動車、船舶、発電機、ボイラー、暖房機など燃料を使用する対象であればいずれの用途にも使用できる。
[実施例]
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
下記表1に示される成分を表2に示される割合(重量部)で配合し、それらを実施例及び比較例の乳化剤として用い、下記評価方法によりエマルション燃料の乳化安定性試験をおこなった。それらの結果を表3に示す。
評価方法;A重油77.6g(90ml)に、表1記載の乳化剤を1g添加し撹拌して溶解した後、全硬度80mg/Lの水道水10.0g(10ml)、ホモミキサーで攪拌(7000rpm、1min)し、エマルション燃料を製造した。
製造したエマルジョン燃料を共栓付きガラス製メスシリンダー(100ml)に移して50℃で1ヶ月静置した。油相、水相及び乳化相の体積(ml)を測定することで乳化安定性の評価とした。
製造したエマルジョン燃料を共栓付きガラス製メスシリンダー(100ml)に移して50℃で1ヶ月静置した。油相、水相及び乳化相の体積(ml)を測定することで乳化安定性の評価とした。
本発明の乳化剤を使用して得られるエマルション燃料は、乳化安定性が良好であるので、自動車、船舶、発電機、ボイラー、暖房機など燃料を使用する対象であればいずれの用途にも利用できる。
Claims (9)
- 炭素数8〜40の高級脂肪酸及び/又はその塩(A)並びに炭素数14〜40の高級脂肪酸のアミド化物(B)を含有するエマルション燃料用乳化剤。
- さらに下記一般式(1)で表されるカルボン酸エステル(C)を含有する請求項1記載のエマルション燃料用乳化剤。
(R1−CO−O)p−R2 (1)
(式中、R1は炭素数4〜40のアルキル基又はアルケニル基、R2は炭素数1〜24の1〜6価アルコール又はそれらの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物からp個の水酸基を除いた残基、pは1〜6の整数を表す。) - (C)がアルキレン基の炭素数2〜4のポリオキシアルキレングリコール、ソルビトール、ソルビタン及びソルバイドからなる群から選ばれる1種以上の多価アルコールと、炭素数9〜40のアルキル基もしくはアルケニル基を有するモノカルボン酸とのカルボン酸エステルである請求項2記載のエマルション燃料用乳化剤。
- (A)、(B)及び(C)の合計重量に基づいて、(A)を15〜80重量%、(B)を15〜80重量%及び(C)を0.01〜40重量%含有する請求項2又は3記載のエマルション燃料用乳化剤。
- さらに、他の界面活性剤(D)及び/又は添加剤(E)を含有してなる請求項1〜4いずれか記載のエマルション燃料用乳化剤。
- 請求項1〜5いずれか記載のエマルション燃料用乳化剤、水及び燃料油を含有してなるエマルション燃料。
- 燃料油の重量に基づく、(A)及び(B)の合計の含量が0.1〜10重量%である請求項6記載のエマルション燃料。
- エマルション燃料中の水の含量が2〜30重量%である請求項6又は7記載のエマルション燃料。
- 燃料油(G)が、灯油、軽油、A重油、B重油及びC重油からなる群から選ばれる1種以上である請求項6〜8のいずれか記載のエマルション燃料。
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- 2004-06-18 JP JP2004180633A patent/JP2006002058A/ja active Pending
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