JP2006001483A - ステアバイワイヤシステム - Google Patents

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省二 小川
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Abstract

【課題】 電気系統が失陥してもハンドル操作に対する反力を付与することが可能なステアバイワイヤシステムを提供する。
【解決手段】 本発明のステアバイワイヤシステム10によれば、電気系統が失陥しても引っ張りコイルバネ31によってハンドル11に反力を付与することができるので、ハンドル11が空転する感覚を防ぎ、ハンドル11と転舵輪50とが連結されている感覚を運転者に抱かせることができる。また、電気系統が失陥していない状態では、反力モータ45により運転状態に応じてハンドル操作に対する反力を変更することができかつ反力モータ45と引っ張りコイルバネ31とを併用することで、反力モータ45のみによって反力を発生させる場合に比べて省エネを図ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、転舵輪とハンドルとを機械的に切り離し、ハンドルの操作に応じて転舵用モータにより転舵輪を転舵するステアバイワイヤシステムに関する。
ステアバイワイヤシステムは、転舵輪とハンドルとが機械的に切り離されているために、ハンドル操作に対する反力発生装置が必要である。また、ハンドル操作に対する反力は、車速等の運転状況に応じて変化させることが好ましいので、通常はモータをハンドルに連結しておき、そのモータの出力トルクをハンドル操作に対する反力としている。そして、このようなステアバイワイヤシステムとして、そのステアバイワイヤシステムの構成部品が失陥した場合に備え、全ての構成部品に三重の冗長性を持たせたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2003−200840号公報(段落[0007]、図1)
しかしながら、上記した従来のステアバイワイヤシステムでは、電気系統に関する主要構成部品が失陥し、ハンドル操作に対して反力を付与する部品が機能しなくなる場合が生じ得る。この場合、ハンドル操作に対する反力が急激に低下し、運転者に強い恐怖感を与えかねない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、電気系統が失陥してもハンドル操作に対する反力を付与することが可能なステアバイワイヤシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るステアバイワイヤシステムは、ハンドルに機械的に連結されて回動する回動部材と、ハンドルを回動可能に支持した車両本体に固定されるベース部材と、回動部材のうち回動中心からオフセットした位置とベース部材との間に差し渡されて、ハンドルが中立点に位置したときに線対称になる1対のコイルバネとを設け、ハンドルが中立点から回動したときに、一方のコイルバネが弾性変形するように構成したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のステアバイワイヤシステムにおいて、コイルバネは、引っ張りコイルバネであるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2記載のステアバイワイヤシステムにおいて、回動部材又はベース部材には、コイルバネの伸縮方向に延びた所定長の案内溝が形成されると共に、コイルバネの一端が固定されたバネ支持部材が案内溝に直動可能に係合し、ハンドルが中立点から回動したときに、引っ張られる側のコイルバネが固定されたバネ支持部材は、案内溝の一端に当接する一方、押される側のコイルバネが固定されたバネ支持部材は、案内溝内を直動するように構成したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のステアバイワイヤシステムにおいて、1対のコイルバネの相互の間隔が、回動部材からベース部材に向かうに従って広がったところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のステアバイワイヤシステムにおいて、回動部材に反力用モータをギヤ連結し、反力用モータによってハンドルの操作に対する反力を付与するところに特徴を有する。
請求項1のステアバイワイヤシステムでは、ハンドルを中立点から回動すると、これに伴って回動部材も回動し、1対のコイルバネのうち一方のコイルバネが軸方向に押され、他方のコイルバネが軸方向に引っ張られる。そして、一方のコイルバネが弾性変形し、その弾発力によりハンドルを中立点に戻す反力が発生する。
具体的には、コイルバネを引っ張りコイルバネとし、引っ張り力を受けた一方のコイルバネの弾発力によってハンドルを中立点に戻す反力を発生させることができる(請求項2の発明)。そして、請求項3のステアバイワイヤシステムでは、ハンドルが中立点から回動したときに、引っ張られる側のコイルバネが固定されたバネ支持部材は案内溝の一端に当接するが、押される側のコイルバネが固定されたバネ支持部材は案内溝をスライドするので、これにより引っ張られる側のコイルバネのみが弾性変形する。
また、請求項4のステアバイワイヤシステムでは、1対のコイルバネの相互の間隔が、回動部材からベース部材に向かうに従って広がった構造になっているので、一方のコイルバネの軸方向が、回動部材の回動によって描かれる円の接線方向を向き、そのコイルバネを効率良く弾性変形させることができる。
請求項5のステアバイワイヤシステムでは、回動部材に反力用モータをギヤ連結し、反力用モータによってハンドル操作に対する反力を付与するので、電気系統が失陥していない状態では、運転状態に応じてハンドル操作に対する反力を変更することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1には、本発明に係るステアバイワイヤシステム10の全体構成が示されている。このステアバイワイヤシステム10では、ハンドル11と転舵輪50,50とが機械的に切り離されている。
まず、転舵輪50,50に連結された部品に関して説明する。1対の転舵輪50,50の間には、転舵シャフト16が差し渡され、その転舵シャフト16の両端に連結されたタイロッド17,17が各転舵輪50,50に連結されている。
転舵シャフト16は、筒形ハウジング18の内部に挿通され、その筒形ハウジング18が車両の本体に固定されている。また、筒形ハウジング18の両端部には、筒状のゴムブーツ18Bが嵌合固定され、それらゴムブーツ18Bの先端部分がタイロッド17に嵌合固定されている。これにより、筒形ハウジング18の両端開口が閉じられている。
筒形ハウジング18は、軸方向の中間部分には大径部18Dが備えられ、その大径部18Dに転舵用モータ19が内蔵されている。転舵用モータ19は、筒形ハウジング18の内面に嵌合固定されたステータ20と、ステータ20の内側に遊嵌された筒状のロータ21とを備えてなり、転舵シャフト16はロータ21の内側を貫通している。また、ロータ21は、軸方向に移動不能になっている。
ロータ21の内面には、ボールナット22が組み付けられている。また、転舵シャフト16の軸方向の中間部分にはボールネジ部23が形成されている。これらボールナット22とボールネジ部23とから、所謂、ボールネジ機構24が構成され、ロータ21と共にボールナット22が回転すると、筒形ハウジング18に対してボールネジ部23が直動し、これにより転舵輪50,50が転舵する。さらに、筒形ハウジング18のうち大径部18Dの一端には、ロータ21の回転位置を検出するための回転位置センサ25が設けられている。
次に、ハンドル11に連結された部位に関して説明する。ハンドル11の中心から延びたステアリングシャフト12の先端部分には、反力発生装置13が連結されている。また、ステアリングシャフト12の中間部分には、ハンドル11の舵角を検出するための舵角センサ14と、ステアリングシャフト12にかかる負荷トルク、即ち、ハンドル11の操作に対する転舵反力を検出するためのトルクセンサ15とが備えられている。
図2には、反力発生装置13の詳細構造が示されている。この反力発生装置13には、ステアリングシャフト12の先端に固定された回動部材43が備えられている。この回動部材43は、全体として略半円形の円板状をなし、その円弧状の周面にはギヤ部43Gが形成されている。そして、回動部材43のうち回動部材43を完全な円にした場合の中心43Cにステアリングシャフト12の先端が固定されている。
なお、回動部材43は、同図に示すように、ハンドル11を中立点(車両を直進させるためのハンドルの位置)に配置したときに、回動部材43における平坦な周面43Hが上方を向くようになっている。
反力発生装置13には、1対の反力用モータ45,45が備えられ、これら反力用モータ45の出力回転軸に固定されたピニオン44,44が回動部材43のギヤ部43Gに噛合している。なお、これら反力用モータ45,45は、左右対称に配置されている。
ハンドル11を中立点に位置させた状態で、回動部材43のうち中心43Cの真下に位置した外縁部分には、支持ピン36が起立している。そして、この支持ピン36に、1対の伸縮ユニット30,30の一端が連結されている。
図3に示すように、伸縮ユニット30は、補強体32Hの外側に引っ張りコイルバネ31(以下、単に「コイルバネ31」という)を挿入し、補強体32Hの両端部寄り位置に備えた係止突起34,35にコイルバネ31の両端部を係止してなる。
詳細には、補強体32Hは、第1補強部材32と第2補強部材33とからなる。第1補強部材32は全体として軸状をなし、一端にリング部32Aを備えている。また、そのリング部32A側の端部寄り位置に、前記した係止突起34が配置されている。
一方、第2補強部材33は、全体として一端有底の筒体状をなし、その筒の底側の端部から軸部33Aを延設した構造になっている。また、軸部33Aの途中部分に、前記した係止突起35が配置されている。そして、第2補強部材33の筒体部分の内部に第1補強部材32が嵌合された状態で、前記各係止突起34,35にコイルバネ31の両端部が係止され、これにより、第1及び第2の補強部材32,33の直動動作に伴ってコイルバネ31が伸縮する。
第1補強部材32に備えたリング部32Aには、回動部材43から突出した前記支持ピン36が抜け止め状態に貫通している。また、第2補強部材33に備えた軸部33Aの端部には、係止ピン33Pが貫通している。そして、図2に示すように、ハンドル11を中立点に位置させた状態で、回動部材43の中心43Cを通過する垂線S1に対して、各伸縮ユニット30,30が左右に45度ずつ開脚した状態で、各伸縮ユニット30の端部の係止ピン33Pが、車両本体に固定されたベース部材46に係合している。
ここで、ベース部材46には、各伸縮ユニット30の軸方向に延びた案内孔47が対をなして形成されている。そして、これら各案内孔47,47に、各伸縮ユニット30の係止ピン33Pが直動可能に係合している。また、係止ピン33Pは、案内孔47のうち回動部材43側の端部に位置している。
なお、本実施形態では、係止ピン33Pを含む第2補強部材33が、本発明に係る「バネ支持部材」に相当する。
上記構成により、回動部材43が回動すると、一方の伸縮ユニット30は引っ張られ、他方の伸縮ユニット30は押される。より具体的には、引っ張られた側のコイルバネ31の軸方向が、回動部材43の回動によって描かれる円C1(図2参照)の接線方向を向き、これにより、そのコイルバネ31を効率良く引っ張ることができる。引っ張られた伸縮ユニット30の係止ピン33Pは、案内孔47の端部に位置決めされた状態で、第1及び第2の補強部材32,33が互いに離間する方向に直動し、これに伴ってコイルバネ31が延ばされる。
一方、押された側の伸縮ユニット30の係止ピン33Pは、案内孔47の一端から他端側に移動する。このため、第1及び第2の補強部材32,33の相対位置関係は変わらず、コイルバネ31は弾性変形しない。
ハンドル11と転舵輪50との間には、電気系統の異常時に、ハンドル11と転舵輪50とを機械的に連結可能な連結機構が設けられている。具体的には、図2に示すように、前記回動部材43のギヤ部43Gに噛合した連動ギヤ75が設けられ、連動ギヤ75の回転軸に一端が固定されたフレキシブルワイヤが、ボールネジ機構24の近傍まで延びている。そして、ボールネジ機構24の近傍に設けられた図示しないクラッチ装置の一端に、そのフレキシブルワイヤの先端部が連結されている。また、クラッチ装置の他端には、前記したボールネジ機構24におけるボールナット22が、図示しないギヤ機構を介して連結されている。このクラッチ装置は、電気系統が正常な状態では断絶状態となっており、これにより通常はハンドル11と転舵輪50とが機械的に切り離されている。そして、電気系統に異常が発生したときにクラッチ装置が連結状態となる。これにより、ハンドル11の回転に連動してボールナット22が回転し、転舵輪50が転舵される。
次に、ステアバイワイヤシステム10の制御について説明する。このステアバイワイヤシステム10は、図1に示したECU40(ECUは、「Electric Control Unit」の略である)によって制御される。また、ECU40は、図4に示した制御プログラムPG1を所定周期で実行することで、転舵用モータ19、反力用モータ45を駆動制御する。具体的には、制御プログラムPG1を実行すると、ECU40は、舵角センサ14、トルクセンサ15、車速センサ41、回転位置センサ25(何れのセンサも図1参照)等の各センサの検出結果を取り込む(S1)。
次いで、ECU40は、ハンドル11と転舵輪50との間の伝達比Rを車速に応じて決定する(S2)。ここで、ハンドル11の転舵角をθ1、転舵輪50の転舵角をθ2とすると、上記した伝達比Rは、次式(1)より求められる。
R=θ2/θ1 ・・・・・・・・・・・・・(1)
そして、ECU40は、車速に応じて図5に示したマップ42から所定の伝達比Rを取得する。そのマップ42は、車速が大きくなるに従って伝達比Rが小さくなるように設定されている。即ち、車速が比較的低い場合(低速走行時)には、比較的大きな伝達比Rが採用される。これにより、僅かなハンドル11の操作によって車両の旋回をさせることができるようになり、車庫入れ等が容易になる。一方、車速が比較的高い場合(高速走行時)には、比較的小さな伝達比Rが採用され、これにより急ハンドル(急旋回)が防がれ、安定した走行が可能になる。
図4に示すように、ECU40は、決定した伝達比Rとハンドル11の転舵角θ1とから転舵輪50の目標転舵角を求め、その目標転舵角に転舵輪50の舵角を一致させるための転舵用モータ19の目標回転位置を決定する(S3)。そして、回転位置センサ25が検出した転舵用モータ19の実際の回転位置と目標回転位置との偏差に応じた駆動電流を転舵用モータ19に流す(S4)。
次いで、ECU40は、転舵用モータ19を転舵させるために必要な駆動電流に基づいて、転舵輪50と路面との間の転舵反力を推定する(S5)。そして、推定した転舵反力に対してハンドル11の目標転舵反力を決定する(S6)。このとき、高速走行時にはその目標転舵反力を比較的大きな値に決定する一方、低速走行時には目標転舵反力を比較的小さな値に決定する。そして、ハンドル11に実際にかかる転舵反力をトルクセンサ15にて検出し、その実際の転舵反力が目標転舵反力と一致するように反力発生装置13の反力用モータ45に駆動電流を流す(S7)。
詳細には、反力用モータ45による回転出力とコイルバネ31による弾発力に合わせた反力が、実際の転舵反力として検出され、その実際の転舵反力と目標転舵反力と一致するように反力発生装置13の反力用モータ45に駆動電流を流す。従って、コイルバネ31を備えない場合に比べて、反力用モータ45の駆動電流を小さくすることが可能になり、省エネを図ることができる。
反力用モータ45に駆動電流を流す処理を終えたら(S7)、制御プログラムPG1を抜ける。以上の構成により、ステアバイワイヤシステム10が正常に作動している間には、車速等の運転状況に応じて、車両の旋回性が適宜変更されると共に、ハンドル操作に対する転舵反力も適宜変更される。
さて、本実施形態のステアバイワイヤシステム10の電気系統が失陥した場合には、前記したクラッチ装置が連結状態となる。これにより、ハンドル11と転舵輪50とが機械的に連結され、ハンドル11の操作により転舵輪50が転舵可能な状態になる。このとき、反力用モータ45がトルクを出力しなくても、反力発生装置13に備えた一方のコイルバネ31の弾発力がハンドル11の転舵反力となる。詳細には、ハンドル11を中立点から回動すると、それに伴って回動部材43も回動し、1対のコイルバネ31,31のうち一方のコイルバネ31が引っ張られて弾性変形し、その弾発力によってハンドル11を中立点に戻す反力を発生させることができる。
このように、本実施形態のステアバイワイヤシステム10によれば、電気系統が失陥してもコイルバネ31によってハンドル11に反力を付与することができるので、ハンドル11が空転する感覚を防ぎ、ハンドル11と転舵輪50とが連結されている感覚を運転者に抱かせることができる。これにより、運転者がパニック状態になることを防ぐことが可能になる。また、電気系統が失陥していない状態では、反力用モータ45により運転状態に応じてハンドル操作に対する反力を変更することができかつ反力用モータ45とコイルバネ31とを併用することで、上記の如く省エネを図ることもできる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態のステアバイワイヤシステム10では、コイルバネ31によって転舵反力を発生させていたが、圧縮コイルバネによって転舵反力を発生させる構成としてもよい。
(2)前記実施形態では、両伸縮ユニット30,30の端部を回動部材43における同じ位置に取り付けたが、これら各伸縮ユニット30,30の端部を回動部材43における異なる位置に取り付けてもよい。具体的には、例えば、図6に示すように、伸縮ユニット30,30を平行に配置して、回動部材43の両端部に各伸縮ユニット30,30の端部を取り付けた構造にしてもよい。
本発明の一実施形態に係るステアバイワイヤシステムの概念図 反力発生装置の主要部を示した正面図 伸縮ユニットの断面図 制御プログラムのフローチャート マップの概念図 反力発生装置の変形例を示した正面図
符号の説明
10 ステアバイワイヤシステム
11 ハンドル
19 転舵モータ
30 伸縮ユニット
31 コイルバネ
43 回動部材
44 ピニオン
45 反力モータ
47 案内孔
50 転舵輪

Claims (5)

  1. ハンドルに機械的に連結されて回動する回動部材と、
    前記ハンドルを回動可能に支持した車両本体に固定されるベース部材と、
    前記回動部材のうち回動中心からオフセットした位置と前記ベース部材との間に差し渡されて、前記ハンドルが中立点に位置したときに線対称になる1対のコイルバネとを設け、
    前記ハンドルが中立点から回動したときに、一方の前記コイルバネが弾性変形するように構成したことを特徴とするステアバイワイヤシステム。
  2. 前記コイルバネは、引っ張りコイルバネであることを特徴とする請求項1に記載のステアバイワイヤシステム。
  3. 前記回動部材又は前記ベース部材には、前記コイルバネの伸縮方向に延びた所定長の案内溝が形成されると共に、前記コイルバネの一端が固定されたバネ支持部材が前記案内溝に直動可能に係合し、
    前記ハンドルが中立点から回動したときに、引っ張られる側の前記コイルバネが固定された前記バネ支持部材は、前記案内溝の一端に当接する一方、押される側の前記コイルバネが固定された前記バネ支持部材は、前記案内溝内を直動するように構成したことを特徴とする請求項2記載のステアバイワイヤシステム。
  4. 前記1対のコイルバネの相互の間隔が、前記回動部材から前記ベース部材に向かうに従って広がったことを特徴とする請求項2又は3に記載のステアバイワイヤシステム。
  5. 前記回動部材に反力用モータをギヤ連結し、前記反力用モータによって前記ハンドルの操作に対する反力を付与することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のステアバイワイヤシステム。
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