JP2006000618A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 印加される複数の駆動信号に従って超音波を送信する超音波送信手段と、
   前記超音波送信手段に与えられる駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
   前記超音波送信手段から送信された超音波が被検体において反射することによって生じた超音波エコーを受信する受信手段と、
   前記受信手段から出力された検出信号に所定の信号処理を施すことにより、被検体に関する超音波画像情報を表す原データを生成する信号処理手段と、
   前記信号処理手段によって生成された原データに基づいて、スペックルに関する画像情報を表すスペックルデータと、構造物に関する画像情報を表す構造物データとを生成する演算手段と、
   原データとスペックルデータと構造物データとを含む複数種類のデータの内の少なくとも１つに基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、
   を具備する超音波撮像装置。
2. スペックルデータ及び構造物データに基づいて、スペックル画像と構造物画像とが指定された比率で混合された混合画像に関する情報を表す混合データを生成する混合データ生成手段をさらに具備し、
   前記画像データ生成手段が、原データとスペックルデータと構造物データと混合データとの内の少なくとも１つに基づいて画像データを生成する、
   請求項１記載の超音波撮像装置。
3. 印加される複数の駆動信号に従って超音波を送信する超音波送信手段と、
   前記超音波送信手段に与えられる駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
   前記超音波送信手段から送信された超音波が被検体において反射することによって生じた超音波エコーを受信する受信手段と、
   前記受信手段から出力された検出信号に所定の信号処理を施すことにより、被検体に関する超音波画像情報を表す原データを生成する信号処理手段と、
   前記信号処理手段によって生成された原データに基づいて、スペックルに関する画像情報を表すスペックルデータと、構造物に関する画像情報を表す構造物データとを生成する演算手段と、
   スペックルデータ及び構造物データに基づいて、スペックル画像と構造物画像とが指定された比率で混合された混合画像に関する情報を表す混合データを生成する混合データ生成手段と、
   原データ又は混合データに基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、
   を具備する超音波撮像装置。
4. スペックル画像と構造物画像とを混合する比率を、１：０〜０：１の範囲で指定可能な、請求項２又は３記載の超音波撮像装置。
5. 前記画像データ生成手段が、原データと混合データとに基づいて、原画像及び混合画像を含む合成画面を生成する、請求項３又は４記載の超音波撮像装置。
6. 前記画像データ生成手段が、原データとスペックルデータと構造物データと混合データとの内の２種類以上のデータに基づいて、２つ以上の画像を含む合成画面を生成する、請求項２〜４のいずれか１項記載の超音波撮像装置。
7. スペックルデータと構造物データとの内の少なくとも一方に画像処理を施す画像処理手段をさらに具備する請求項１〜６のいずれか１項記載の超音波撮像装置。
8. 前記画像処理手段が、スペックルデータ又は構造物データによって表される超音波画像を複数の周波数成分に分割し、前記複数の周波数成分に所定の重み付け係数をそれぞれ掛け、前記重み付け係数が掛けられた複数の周波数成分を加算する処理を行う、請求項７記載の超音波画像処理装置。
9. 前記画像データ生成手段によって生成された画像データに基づいて画像を表示する表示手段をさらに具備する請求項１〜８のいずれか１項記載の超音波撮像装置。
10. 前記演算手段が、原データにおいて抽出された極大点又は極小点と、極大点と極小点との平均点と、極大点間、極小点間、又は、平均点間を補間することによって画素値が求められた補間点との内の少なくとも１つに基づいて構造物データを生成する、請求項１〜９のいずれか１項記載の超音波撮像装置。
11. 前記演算手段が、２次元マスク処理を行うことにより、前記構造物データを生成する、請求項１０記載の超音波撮像装置。
12. 前記演算手段が、補間点を基準として超音波画像を４つの２次元領域に分割し、それぞれの領域において選択された４つの極大点又は極小点又は極大点と極小点との平均点を用いて４点補間処理を行うことにより、前記補間点の画素値を求める、請求項１１記載の超音波撮像装置。
13. 前記演算手段が、正方補間マスクを用いることにより、前記４つの極大点又は極小点又は平均点を選択する、請求項１２記載の超音波撮像装置。
14. 前記演算手段が、扁平補間マスクを用いることにより、前記４つの極大点又は極小点又は平均点を選択する、請求項１２記載の超音波撮像装置。
15. 前記演算手段が、正方補間マスクを用いることによって選択された４つの極大点又は極小点又は平均点に基づく画素値と、扁平補間マスクを用いることによって選択された４つの極大点又は極小点又は平均点に基づく画素値とを比較することにより、前記補間点の画素値を求める、請求項１２記載の超音波撮像装置。
16. 前記演算手段が、原データにおいて抽出された極大点又は極小点又は平均点の画素値と、該点と補間点との距離、又は、該距離の２乗、又は、該距離の３乗に基づいて、前記補間点の画素値を求める、請求項１１記載の超音波撮像装置。
17. 前記演算手段が、原データによって表される値と構造物データによって表される値との差、又は、原データによって表される値と構造物データによって表される値との差にオフセット値を加算した値に基づいてスペックルデータを生成する、請求項１０〜１６いずれか１項記載の超音波撮像装置。
18. 被検体に向けて送信された超音波が被検体において反射することにより生じた超音波エコーを受信し、それによって得られた検出信号に所定の信号処理を施すことにより生成された被検体に関する超音波画像情報を表す原データに基づいて超音波画像を生成する方法であって、
    原データに基づいて、スペックルに関する画像情報を表すスペックルデータと、構造物に関する画像情報を表す構造物データとを生成するステップ（ａ）と、
    原データとスペックルデータと構造物データとを含む複数種類のデータの内の少なくとも１つに基づいて画像データを生成するステップ（ｂ）と、
    を具備する超音波画像処理方法。
19. スペックルデータ及び構造物データに基づいて、スペックル画像と構造物画像とが指定された比率で混合された混合画像に関する情報を表す混合データを生成するステップをさらに具備し、
    ステップ（ｂ）が、原データとスペックルデータと構造物データと混合データとの内の少なくとも１つに基づいて画像データを生成することを含む、
    請求項１８記載の超音波画像処理方法。
20. 被検体に向けて送信された超音波が被検体において反射することにより生じた超音波エコーを受信し、それによって得られた検出信号に所定の信号処理を施すことにより生成された被検体に関する超音波画像情報を表す原データに基づいて超音波画像を生成する方法であって、
    原データに基づいて、スペックルに関する画像情報を表すスペックルデータと、構造物に関する画像情報を表す構造物データとを生成するステップ（ａ）と、
    スペックルデータ及び構造物データに基づいて、スペックル画像と構造物画像とが指定された比率で混合された混合画像に関する情報を表す混合データを生成するステップ（ｂ）と、
    原データ又は混合データに基づいて画像データを生成するステップ（ｃ）と、
    を具備する超音波画像処理方法。
21. スペックルデータと構造物データとの内の少なくとも一方に画像処理を施すステップ（ｄ）をさらに具備する請求項１８〜２０のいずれか１項記載の超音波画像処理方法。
22. ステップ（ｄ）が、スペックルデータ又は構造物データによって表される超音波画像を複数の周波数成分に分割し、前記複数の周波数成分に所定の重み付け係数をそれぞれ掛け、前記重み付け係数が掛けられた複数の周波数成分を加算することを含む、請求項２１記載の超音波画像処理方法。
23. ステップ（ａ）が、原データにおいて抽出された極大点及び／又は極小点と、原データにおいて抽出された極大点と極小点との平均点と、原データにおいて抽出された極大点間、極小点間、又は、極大点と極小点との平均点間を補間することによって求められた補間点との内の少なくとも１つに基づいて構造物データを生成することを含む、請求項１８〜２２のいずれか１項記載の超音波画像処理方法。
24. ステップ（ａ）が、２次元マスク処理を行うことにより、前記構造物データを生成することを含む、請求項２３記載の超音波画像処理方法。
25. 被検体に向けて送信された超音波が被検体において反射することにより生じた超音波エコーを受信し、それによって得られた検出信号に所定の信号処理を施すことにより生成された被検体に関する超音波画像情報を表す原データに基づいて超音波画像を生成するために用いられるプログラムであって、
    原データに基づいて、スペックルに関する画像情報を表すスペックルデータと、構造物に関する画像情報を表す構造物データとを生成する手順（ａ）と、
    原データとスペックルデータと構造物データとを含む複数種類のデータの内の少なくとも１つに基づいて画像データを生成する手順（ｂ）と、
    をＣＰＵに実行させる超音波画像処理プログラム。
26. スペックルデータ及び構造物データに基づいて、スペックル画像と構造物画像とが指定された比率で混合された混合画像に関する情報を表す混合データを生成する手順をさらにＣＰＵに実行させると共に、
    手順（ｂ）が、原データとスペックルデータと構造物データと混合データとの内の少なくとも１つに基づいて画像データを生成することを含む、
    請求項２５記載の超音波画像処理プログラム。
27. 被検体に向けて送信された超音波が被検体において反射することにより生じた超音波エコーを受信し、それによって得られた検出信号に所定の信号処理を施すことにより生成された被検体に関する超音波画像情報を表す原データに基づいて超音波画像を生成するために用いられるプログラムであって、
    原データに基づいて、スペックルに関する画像情報を表すスペックルデータと、構造物に関する画像情報を表す構造物データとを生成する手順（ａ）と、
    スペックルデータ及び構造物データに基づいて、スペックル画像と構造物画像とが指定された比率で混合された混合画像に関する情報を表す混合データを生成する手順（ｂ）と、
    原データ又は混合データに基づいて画像データを生成する手順（ｃ）と、
    をＣＰＵに実行させる超音波画像処理プログラム。