JPS62150480A - 立体画像表示装置 - Google Patents
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- JPS62150480A JPS62150480A JP60296602A JP29660285A JPS62150480A JP S62150480 A JPS62150480 A JP S62150480A JP 60296602 A JP60296602 A JP 60296602A JP 29660285 A JP29660285 A JP 29660285A JP S62150480 A JPS62150480 A JP S62150480A
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、3次元空間内のボクセル(Voxel ;ν
olume element)データを3次元フーリエ
変換法により高速に再投影表示する立体画像表示装置、
特にボクセルデータの輪郭面を強調することによって再
投影像を見易く、立体的認識の理解の容易な立体画像表
示装置に関する。
olume element)データを3次元フーリエ
変換法により高速に再投影表示する立体画像表示装置、
特にボクセルデータの輪郭面を強調することによって再
投影像を見易く、立体的認識の理解の容易な立体画像表
示装置に関する。
近年、医用画像診断機器の分野では人体の内部を断層像
の形で画像表示する各種CT装置が出現している。
の形で画像表示する各種CT装置が出現している。
例えば、X線を用いたX !%i CT装置、ラジオア
イソトープを用いたエミツションCT装置、核磁気共鳴
現象を利用したMR−CT装置、超音波を利用した超音
波CT装置等である。
イソトープを用いたエミツションCT装置、核磁気共鳴
現象を利用したMR−CT装置、超音波を利用した超音
波CT装置等である。
これらの各種CT装置を用いて医師が診断を行う場合、
通常はl断層像ではなく腫瘍部をカバーするだけの複数
断層像を撮影する。
通常はl断層像ではなく腫瘍部をカバーするだけの複数
断層像を撮影する。
医師はこれら複数断層像を見て頭の中で解剖学的な知識
に照し合わせて、人体内部の3次元的な構造を再構成し
、診断しているのである。
に照し合わせて、人体内部の3次元的な構造を再構成し
、診断しているのである。
以上のことから、人体内部の3次元的構造を立体的に画
像表示することは医師の診断に際して極めて有益である
ことが理解できる。
像表示することは医師の診断に際して極めて有益である
ことが理解できる。
従来、多断層の3次元表示に関する種々の方式が提案さ
れている。
れている。
例えば、CT装置によって得られた画像データに対し座
標変換処理、補間処理、輪郭抽出処理、輪郭面構成処理
、隠面消去処理等を行って画像表示する方式(以下「擬
似3次元表示」という)がある(安田孝美他、「頭部C
T像の3次元表示による外科手術のシュミレーション」
、第23回ME学会大会論文集、P750〜P 751
. APR。
標変換処理、補間処理、輪郭抽出処理、輪郭面構成処理
、隠面消去処理等を行って画像表示する方式(以下「擬
似3次元表示」という)がある(安田孝美他、「頭部C
T像の3次元表示による外科手術のシュミレーション」
、第23回ME学会大会論文集、P750〜P 751
. APR。
1984)。
しかし、この方式では画像データの処理過程が複雑であ
り、高速に表示しようとすれば大規模で膨大なハードウ
ェアが必要となる。
り、高速に表示しようとすれば大規模で膨大なハードウ
ェアが必要となる。
また、現状における画像処理手法を用いても臓器の輪郭
抽出には必ずしも安定した動作が期待できないため、基
となる断層像の画像データをマニュアル入力しなければ
ならない場合も生じ、全自動とはならないという問題が
ある。
抽出には必ずしも安定した動作が期待できないため、基
となる断層像の画像データをマニュアル入力しなければ
ならない場合も生じ、全自動とはならないという問題が
ある。
また、再投影法による立体表示方式も提案されている。
この方式はCT多多層層面ら得られた3次元状のVox
el (Volume element)を斜線方向に
積分して投影像を再構成するとともにステレオ表示を行
うようにしたものである(横井茂樹他、「X!1icT
像の3次元表示に関するサーベイ」、情報処理学会、コ
ンピュータビジョン、18−5.1982゜5、20%
L、 D、 Harry?、 rIdentifi
cationof the Optimal 0rie
ntation of 0blique Sectio
nsThrough Multiple Parall
el CT Image J +Journal o
f Computer As5isted Tomog
raphy、Vol5、Nl 6. 1981.L、
ロ、 Harris、 rDisplay
andVisualization of Thr
ee−Dimme’monalReconstruct
ed Anat*mic Morpology :
ExperienceWith the Thor
ax + Hert + and Corona
ryVasculature of Dogs
J + Journal of Comput
erAssisted Tomography 、
Vol 3. No 4. 1979 ) 。
el (Volume element)を斜線方向に
積分して投影像を再構成するとともにステレオ表示を行
うようにしたものである(横井茂樹他、「X!1icT
像の3次元表示に関するサーベイ」、情報処理学会、コ
ンピュータビジョン、18−5.1982゜5、20%
L、 D、 Harry?、 rIdentifi
cationof the Optimal 0rie
ntation of 0blique Sectio
nsThrough Multiple Parall
el CT Image J +Journal o
f Computer As5isted Tomog
raphy、Vol5、Nl 6. 1981.L、
ロ、 Harris、 rDisplay
andVisualization of Thr
ee−Dimme’monalReconstruct
ed Anat*mic Morpology :
ExperienceWith the Thor
ax + Hert + and Corona
ryVasculature of Dogs
J + Journal of Comput
erAssisted Tomography 、
Vol 3. No 4. 1979 ) 。
しかし、この方式の場合、Voxe l情報を線状に積
分するために長い演算時間が必要となり、トラックボー
ドと連動しつつインターラクティブにリアルタイム表示
されることが困難となる。
分するために長い演算時間が必要となり、トラックボー
ドと連動しつつインターラクティブにリアルタイム表示
されることが困難となる。
この問題を解決して高速に再投影演算を行う方法を、本
山願人ハ先の出11JI(’II願昭60−19851
3号)で開示した。即ち、予じめ前処理として3次元V
oxelデータを3次元フーリエ変換することによって
3次元周波数データを作成しておく。その後この3次元
周波数データ内から、所望の投影方向に対応した原点を
通る周波数面を読み出し、これを2次元逆フーリエ変換
すれば、再投影画像(元のVoxe lを投影方向に積
分して得られる再投影画像に等しい)が得られるという
ものである。
山願人ハ先の出11JI(’II願昭60−19851
3号)で開示した。即ち、予じめ前処理として3次元V
oxelデータを3次元フーリエ変換することによって
3次元周波数データを作成しておく。その後この3次元
周波数データ内から、所望の投影方向に対応した原点を
通る周波数面を読み出し、これを2次元逆フーリエ変換
すれば、再投影画像(元のVoxe lを投影方向に積
分して得られる再投影画像に等しい)が得られるという
ものである。
ところで、上記のようにして得た再投影像であっても、
画像対象によっては立体的認識が困難である場合があり
、特に医用画像の場合には診断能に大きく影響する。例
えば、胃のように中腔の臓器の場合には問題がないが、
肝臓のように中身のつまった臓器(実質臓器)について
は一般に立体的認識が容易でない。
画像対象によっては立体的認識が困難である場合があり
、特に医用画像の場合には診断能に大きく影響する。例
えば、胃のように中腔の臓器の場合には問題がないが、
肝臓のように中身のつまった臓器(実質臓器)について
は一般に立体的認識が容易でない。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、ボクセ
ルデータの輪郭面を強調することによって、画像対象に
拘わらずその再投影画像をより見易く、立体的認識が容
易な立体画像表示装置を提供することを目的とするもの
である。
ルデータの輪郭面を強調することによって、画像対象に
拘わらずその再投影画像をより見易く、立体的認識が容
易な立体画像表示装置を提供することを目的とするもの
である。
上記目的を達成するための本発明の概要は、3次元ボク
セルデータを3次元フーリエ変換して3次元周波数デー
タを出力する3次元フーリエ変換装置と、3次元周波数
データから任意投影方向に対応した原点を通る周波数面
を選び出し、この面における2次元周波数データを出力
するデータ転送装置と、2次元周波数データを2次元逆
フーリエ変換して2次元画像を出力する2次元逆フーリ
エ変換装置と、周波数空間上で画像の輪郭に対応する高
周波を強調するためのフィルタ関数を作成するフィルタ
関数作成手段と、このフィルタ関数を前記3次元周波数
データ又は2次元周波数データに乗算する乗算手段と、
前記フィルタ関数の乗算結果に基づく2次元画像を表示
する表示装置とを有することを特徴とするものである。
セルデータを3次元フーリエ変換して3次元周波数デー
タを出力する3次元フーリエ変換装置と、3次元周波数
データから任意投影方向に対応した原点を通る周波数面
を選び出し、この面における2次元周波数データを出力
するデータ転送装置と、2次元周波数データを2次元逆
フーリエ変換して2次元画像を出力する2次元逆フーリ
エ変換装置と、周波数空間上で画像の輪郭に対応する高
周波を強調するためのフィルタ関数を作成するフィルタ
関数作成手段と、このフィルタ関数を前記3次元周波数
データ又は2次元周波数データに乗算する乗算手段と、
前記フィルタ関数の乗算結果に基づく2次元画像を表示
する表示装置とを有することを特徴とするものである。
先ず、本発明の原理について説明する。
第5図fa)に示すように臓器2を含む原画像1につい
て考察する。この原画像1の断面Aに関する距離−濃度
の関係は第5図(b)に示す通りとなっている。
て考察する。この原画像1の断面Aに関する距離−濃度
の関係は第5図(b)に示す通りとなっている。
第5図(b)において、臓器2の輪郭2Aに相当する部
分の濃度カーブは、低濃度から高濃度へとほぼ垂直にな
る程急激でない。
分の濃度カーブは、低濃度から高濃度へとほぼ垂直にな
る程急激でない。
第5図(C)〜(f)は、第5図(b)の画像をフーリ
エ変換して得た各周波数特性を示している。ここで前記
輪郭2Aに相当する画像をフーリエ変換して得た周波数
データは、高周波成分となっている。つまり、第5図(
e)、 (f)に示す高周波成分が輪郭2Aを反映した
解析値である。
エ変換して得た各周波数特性を示している。ここで前記
輪郭2Aに相当する画像をフーリエ変換して得た周波数
データは、高周波成分となっている。つまり、第5図(
e)、 (f)に示す高周波成分が輪郭2Aを反映した
解析値である。
そこで、第5図(el、 (f)に示す高周波の振幅を
強調すれば、この後逆フーリエ変換によって得られた画
像の輪郭2Aが強調されたことになる(第5図(g)参
照)。
強調すれば、この後逆フーリエ変換によって得られた画
像の輪郭2Aが強調されたことになる(第5図(g)参
照)。
このために、第6図に示すように原画像をフーリエ変換
した後の周波数特性D1に対し、その高周波を強調する
重み付はフィルタFをかければ、処理結果たる周波数特
性D2は同図に示すように高周波が強調されたものとし
て得られる。
した後の周波数特性D1に対し、その高周波を強調する
重み付はフィルタFをかければ、処理結果たる周波数特
性D2は同図に示すように高周波が強調されたものとし
て得られる。
このように、原画像のフーリエ変換後の周波数データに
対し、周波数空間上で高周波を強調するためのフィルタ
リングを行い、この結果をフーリエ逆変換することによ
り輪郭の強調された画像を得ることができる。
対し、周波数空間上で高周波を強調するためのフィルタ
リングを行い、この結果をフーリエ逆変換することによ
り輪郭の強調された画像を得ることができる。
以下、上述した原理に基づく本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図は本発明に係る立体画像表示装置のブロック図で
ある。同図において、この立体画像表示装置は再投影像
を表示するための各構成部11〜19のうちの第1の2
次元周波数メモリ16と2次元逆フーリエ変換装置17
との間に、乗算器23、第2の2次元周波数メモリ24
を挿入し、かつ、乗算器22への他方の入力端にフィル
タ関数作成手段20を接続して構成している。
ある。同図において、この立体画像表示装置は再投影像
を表示するための各構成部11〜19のうちの第1の2
次元周波数メモリ16と2次元逆フーリエ変換装置17
との間に、乗算器23、第2の2次元周波数メモリ24
を挿入し、かつ、乗算器22への他方の入力端にフィル
タ関数作成手段20を接続して構成している。
先ず、再投影像を表示するための各構成部11〜19に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図において、11は例えばCT装置によって得られ
た3次元ボクセルデータを記憶している3次元メモリで
ある。12は上記3次元ボクセルデータを3次元フーリ
エ変換して3次元周波数データを出力するための3次元
フーリエ変換装置であり、得られた3次元周波数データ
は3次元周波数メモリ3に記憶される。14は医師等に
よって任意に投影方向を指定できる3次元トラックボー
ル等の座標入力装置であり、指定された投影方向に関す
る方向ベクトルの3成分をデータ転送装置15の読出し
座標制御信号として出力する。このデータ転送装置15
は読出し座標制御信号に基づいて、前記3次元周波数メ
モリ13に記憶されている3次元周波数データから指定
方向に関する原点を通る面を選び出し、この2次元周波
数データを第1の2次元周波数メモリ16へ転送する。
た3次元ボクセルデータを記憶している3次元メモリで
ある。12は上記3次元ボクセルデータを3次元フーリ
エ変換して3次元周波数データを出力するための3次元
フーリエ変換装置であり、得られた3次元周波数データ
は3次元周波数メモリ3に記憶される。14は医師等に
よって任意に投影方向を指定できる3次元トラックボー
ル等の座標入力装置であり、指定された投影方向に関す
る方向ベクトルの3成分をデータ転送装置15の読出し
座標制御信号として出力する。このデータ転送装置15
は読出し座標制御信号に基づいて、前記3次元周波数メ
モリ13に記憶されている3次元周波数データから指定
方向に関する原点を通る面を選び出し、この2次元周波
数データを第1の2次元周波数メモリ16へ転送する。
17はこの2次元周波数データを2次元逆フーリエ変換
して2次元画像(再投影画像)を得るための2次元逆フ
ーリエ変換装置である。この2次元画像は2次元画像メ
モリ18に記憶された後に表示装置19に表示される。
して2次元画像(再投影画像)を得るための2次元逆フ
ーリエ変換装置である。この2次元画像は2次元画像メ
モリ18に記憶された後に表示装置19に表示される。
このような再投影画像の表示については特願昭60−1
98513号の先願で詳述するように、投影切断面定理
を応用して、任意の投影方向に対応した原点を通る周波
数面を選び出し、この面の2次元周波数データを2次元
逆フーリエ変換して再投影画像を得ることによって再投
影処理を高速に行うことができ、かつトラックポール等
に連動させたリアルタイム表示が可能となる。
98513号の先願で詳述するように、投影切断面定理
を応用して、任意の投影方向に対応した原点を通る周波
数面を選び出し、この面の2次元周波数データを2次元
逆フーリエ変換して再投影画像を得ることによって再投
影処理を高速に行うことができ、かつトラックポール等
に連動させたリアルタイム表示が可能となる。
次に、輪郭強調のための構成について説明する。
前記フィルタ関数作成手段20は、輪郭強調の度合を調
整する係数を入力するための係数人力手段21と、入力
された係数に基づき輪郭に対応する高周波を強調すべき
フィルタ関数を発生する関数発生手段22とで構成して
いる。このようなフィルタ関数作成手段20で作成され
たフィルタの空間周波数特性を第2図に示す。同図に示
すようにこのフィルタ特性は低周波に対する重み付は係
数が小さく、高周波に対する重み付は係数が大きくなっ
ている。また、第2図の空間周波数特性のうち周波数W
、上の断面で考察すると、前記係数入力手段21からの
係数によって、同図に示すように高周波数強調の度合、
即ち、輪郭強調の度合を可変できるようになっている。
整する係数を入力するための係数人力手段21と、入力
された係数に基づき輪郭に対応する高周波を強調すべき
フィルタ関数を発生する関数発生手段22とで構成して
いる。このようなフィルタ関数作成手段20で作成され
たフィルタの空間周波数特性を第2図に示す。同図に示
すようにこのフィルタ特性は低周波に対する重み付は係
数が小さく、高周波に対する重み付は係数が大きくなっ
ている。また、第2図の空間周波数特性のうち周波数W
、上の断面で考察すると、前記係数入力手段21からの
係数によって、同図に示すように高周波数強調の度合、
即ち、輪郭強調の度合を可変できるようになっている。
前記乗算器23は、2次元周波数データと前記フィルタ
関数とを乗算することにより、周波数空間上で高周波を
強調した結果を出力し、第2の2次元周波数メモリ24
に記憶するようになっている。
関数とを乗算することにより、周波数空間上で高周波を
強調した結果を出力し、第2の2次元周波数メモリ24
に記憶するようになっている。
以上のように構成された立体画像表示装置では、データ
転送装置15によって投影切断面定理を応用することに
より、3次元周波数データの中から任意の投影方向に対
応した原点を通る周波数面を選び出して、この面におけ
る2次元周波数データを得、この2次元周波数データに
対して上述したフィルタ関数を乗算することにより、高
周波成分が強調された2次元周波数データを得ることが
できる。このように、高周波が強調されることによって
、原理説明において前述したように画像の輪郭部分が周
波数空間上で強調されたことになる。
転送装置15によって投影切断面定理を応用することに
より、3次元周波数データの中から任意の投影方向に対
応した原点を通る周波数面を選び出して、この面におけ
る2次元周波数データを得、この2次元周波数データに
対して上述したフィルタ関数を乗算することにより、高
周波成分が強調された2次元周波数データを得ることが
できる。このように、高周波が強調されることによって
、原理説明において前述したように画像の輪郭部分が周
波数空間上で強調されたことになる。
従って、フィルタ関数を乗算した後の2次元周波数デー
タを、2次元逆フーリエ変換装置17で2次元逆フーリ
エ変換して得た2次元画像は、輪郭部分が強調された再
投影像として表示することである。
タを、2次元逆フーリエ変換装置17で2次元逆フーリ
エ変換して得た2次元画像は、輪郭部分が強調された再
投影像として表示することである。
しかも本実施例装置では、任意投影方向に対応した周波
数面の2次元周波数データに対してフィルタ関数を乗算
するという構成であるため、座標入力装置14からの入
力に応じて投影方向を変化させる毎に、係数入力手段2
1での係数を可変設定して輪郭強調の度合を変化させる
ことができる。
数面の2次元周波数データに対してフィルタ関数を乗算
するという構成であるため、座標入力装置14からの入
力に応じて投影方向を変化させる毎に、係数入力手段2
1での係数を可変設定して輪郭強調の度合を変化させる
ことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
上記実施例では投影方向を変化させる毎に、輪郭強度の
度合も変化させることができたが、輪郭強調の程度を度
々変化させる必要のない場合には、第4図に示す構成と
することもできる。第4図に示す構成が第1図に示す前
記実施例の構成と相違する点は、フィルタ関数を乗算す
べき乗算器23を、3次元フーリエ変換装置12と3次
元周波数メモリ13との間に配置したことである。この
ような構成とすれば、予め前処理として3次元周波数デ
ータにフィルタ関数を乗算して空間周波数上で高周波強
調した内容を3次元周波数メモリ13に記憶しておき、
その後面の取り出し、2次元逆フーリエ変換を行うこと
ができる。
度合も変化させることができたが、輪郭強調の程度を度
々変化させる必要のない場合には、第4図に示す構成と
することもできる。第4図に示す構成が第1図に示す前
記実施例の構成と相違する点は、フィルタ関数を乗算す
べき乗算器23を、3次元フーリエ変換装置12と3次
元周波数メモリ13との間に配置したことである。この
ような構成とすれば、予め前処理として3次元周波数デ
ータにフィルタ関数を乗算して空間周波数上で高周波強
調した内容を3次元周波数メモリ13に記憶しておき、
その後面の取り出し、2次元逆フーリエ変換を行うこと
ができる。
以上説明したように、本発明によれば空間周波数上で画
像の周波数データに対して高周波を強調処理することに
より、これを2次元逆フーリエ変換して得た画像の輪郭
が明瞭となり、特に医用診断において対象画像が臓器で
あっても、より立体的な認識が容易となり、診断能の向
上を図ることができる。
像の周波数データに対して高周波を強調処理することに
より、これを2次元逆フーリエ変換して得た画像の輪郭
が明瞭となり、特に医用診断において対象画像が臓器で
あっても、より立体的な認識が容易となり、診断能の向
上を図ることができる。
第1図は本発明の第1実施例装置のブロック図、第2図
はフィルタ関数作成手段で作成されるフィルタの空間周
波数特性を示す特性図、第3図は係数入力手段からの係
数に基づく高周波の強調度合の可変例を示す特性図、第
4図は本発明の第2実施例装置のブロック図、第5図(
a)〜第5図tg>はそれぞれ本発明の詳細な説明する
ための概略説明図、第6図は原周波数データ、フィルタ
及び処理結果の関係を示す特性図である。 12・・・3次元フーリエ変換装置、 15・・・データ転送装置、 17・・・2次元逆フーリエ変換装置、19・・・表示
装置、20・・・フィルタ関数作成手段、21・・・係
数入力手段、22・・・関数発生手段、23・・・乗算
手段。 −一−−−N A
−−N“oa) −〇
はフィルタ関数作成手段で作成されるフィルタの空間周
波数特性を示す特性図、第3図は係数入力手段からの係
数に基づく高周波の強調度合の可変例を示す特性図、第
4図は本発明の第2実施例装置のブロック図、第5図(
a)〜第5図tg>はそれぞれ本発明の詳細な説明する
ための概略説明図、第6図は原周波数データ、フィルタ
及び処理結果の関係を示す特性図である。 12・・・3次元フーリエ変換装置、 15・・・データ転送装置、 17・・・2次元逆フーリエ変換装置、19・・・表示
装置、20・・・フィルタ関数作成手段、21・・・係
数入力手段、22・・・関数発生手段、23・・・乗算
手段。 −一−−−N A
−−N“oa) −〇
Claims (2)
- (1)3次元ボクセルデータを3次元フーリエ変換して
3次元周波数データを出力する3次元フーリエ変換装置
と、3次元周波数データから任意投影方向に対応した原
点を通る周波数面を選び出し、この面における2次元周
波数データを出力するデータ転送装置と、2次元周波数
データを2次元逆フーリエ変換して2次元画像を出力す
る2次元逆フーリエ変換装置と、周波数空間上で画像の
輪郭に対応する高周波を強調するためのフィルタ関数を
作成するフィルタ関数作成手段と、このフィルタ関数を
前記3次元周波数データ又は2次元周波数データに乗算
する乗算手段と、前記フィルタ関数の乗算結果に基づく
2次元画像を表示する表示装置とを有することを特徴と
する立体画像表示装置。 - (2)フィルタ関数作成手段は、輪郭強調の度合を調整
するための係数を入力する係数入力手段と、入力された
係数に基づき輪郭に対応する高周波を強調すべきフィル
タ関数を発生する関数発生手段とで構成したものである
特許請求の範囲第1項記載の立体画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60296602A JPS62150480A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 立体画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60296602A JPS62150480A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 立体画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150480A true JPS62150480A (ja) | 1987-07-04 |
Family
ID=17835672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60296602A Pending JPS62150480A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 立体画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62150480A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006000618A (ja) * | 2004-05-20 | 2006-01-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 超音波撮像装置、超音波画像処理方法、及び、超音波画像処理プログラム |
JP2007090105A (ja) * | 2007-01-10 | 2007-04-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Mr画像生成方法およびmri装置 |
JP2017063956A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | キヤノン株式会社 | 被検体情報取得装置 |
JP2019048152A (ja) * | 2011-07-07 | 2019-03-28 | ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ レランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティー | ボリューム測定位相コントラストmriによる総合的心血管解析 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60296602A patent/JPS62150480A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006000618A (ja) * | 2004-05-20 | 2006-01-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 超音波撮像装置、超音波画像処理方法、及び、超音波画像処理プログラム |
JP2007090105A (ja) * | 2007-01-10 | 2007-04-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Mr画像生成方法およびmri装置 |
JP2019048152A (ja) * | 2011-07-07 | 2019-03-28 | ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ レランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティー | ボリューム測定位相コントラストmriによる総合的心血管解析 |
JP2017063956A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | キヤノン株式会社 | 被検体情報取得装置 |
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