JP2005539162A - よこ糸の保持方法、特に同方法の実施のためのよこ糸締付け装置を備えたジェットルーム及びジェットルームの混合管に挿着するための交換可能な部品としてのカートリッジ - Google Patents

よこ糸の保持方法、特に同方法の実施のためのよこ糸締付け装置を備えたジェットルーム及びジェットルームの混合管に挿着するための交換可能な部品としてのカートリッジ Download PDF

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Abstract

ジェットルームの2つの混合管部分(5、6)の間に、よこ糸(2)のための締付け装置(1)が配置されている。外郭(10)によって隔室(9)が形成され、その中に空気圧又は液圧筋肉(15)と2個の薄板状締付け部材(4a、b)があり、薄板状締付け部材の自由端(8a、b)はよこ糸挿入方向(7)に向いている。全混合管(3)は図示しないインゼクタの後方にある。隔室(9)に圧力媒質接続部(16)が接続され、圧力媒質管(19、20)及び方向弁(17)を介して圧力源(18)と連絡する。方向弁(17)の図示の位置で、圧力が空気圧又は液圧筋肉(15)に働くから、薄板状締付け部材(4a、b)の自由端(8a、b)が内側へ移動させられ、よこ糸(2)を締付けて保持する。薄板状締付け部材(4a、b)の圧電又は磁気制御も設けられている。

Description

本発明は、ジェットルーム、特にエアジェットルームのメインノズルの区域でよこ糸を保持及び解放するための方法において、たて糸によって形成されたひ口に挿入する前によこ糸をメインノズルのインゼクタの挿入方向後方で締付け、挿入の直前に初めて解放する方法に関する。
また本発明は、インゼクタ及び接続する混合管を具備する少なくとも1個のメインノズルと、よこ糸を混合管の中で、又は混合管の出口に直接に締付けるための締付け装置とを有する本方法の実施のための多色よこ入れ式ジェットルーム、特にエアジェットルームに関する。
この種の方法及びジェットルームが既知であることは、ドイツ特許公開第3200638号で明らかである。その場合、メインノズルに混合管が接続し、その中によこ糸の締付けのための締付け装置がある。締付け装置は、よこ糸がひ口に移行する混合管出口区域に配置されている。締付け装置は、往復運動部材として混合管の縦方向を横切って移動可能なスライドになっており、混合管の中にあるよこ糸をスライドの通過口と混合管の内壁との間で締付ける。別の実施形態は、よこ糸を混合管の内壁に押し付ける横移動可能なプランジャを設ける。最後に、既知の締付け装置のもう一つの別の実施形態は、混合管の小区域を弾性中間片として形成したものである。正反対の側に相対する2個の往復運動部材が向き合いに移動させられると、中間片はこれによって圧縮されるようになっている。その場合、圧縮された弾性中間片によってよこ糸が締付けられる。
この既知のジェットルームの第1および第2の実施形態では、締付けの際によこ糸が横へ変位させられ、従ってもはや混合管の縦中心軸にない。第3の実施形態でもこの現象が懸念される。なぜなら弾性中間片の圧縮のために2個の往復運動部材しか設けられず、従って圧縮を厳密に中心対称に行うことができないからである。混合管の縦中心を外れたよこ糸の位置は、続いてひ口によこ糸を挿入する時に困難をきたす。
ドイツ特許公開第3200638号に基づく既知のエアジェットルームの締付け装置のすべての変型に共通するのは、締付け装置が機械式作動部からなり、機械的に操作しなければならないことである。機械式駆動装置は若干の取付け場所を必要とし、無振動で動作することはできない。この先行技術については、糸クランプの作動時に混合管の自由端が無秩序な旋回運動を行う可能性がすでに厳しく指摘されている。特に多色よこ入れでは密接して並置された多数の混合管のための利用可能な場所が極めて限られているから、既知の解決策をそのまま実際に実施することはできない。さらに混合管の機械的振動又は衝撃はこの種のジェットルームの正確な機能を損なう。
欧州特許第0022226号は同じく機械式駆動装置を有する機械式締付け装置が設けられた別の既知のジェットルームを取り上げる。混合管の末端に直接に固定受け面があり、挿入されるよこ糸はこの受け面をすべって通過する。また、うず巻きばねが配置され、その内端は混合管の軸と平行な軸によってねじられる。こうしてよこ糸を横切る平面でうず巻きばねが緊縮される。その際、ばねの自由端がよこ糸を上記の固定受け面に弾性的にしなやかに押し付ける。うず巻きばねをねじる軸は、機枠に固結された軸により2個の回転レバーを介して駆動される。よこ糸は、よこ入れの終了の後、かつ挿入されたよこ糸の切断の前に、この締付け装置によって保持され、次のよこ入れの開始時に再び解放される。
欧州特許第0022226号に基づく既知の締め付け装置には種々の弱点がある。即ち、うず巻ばねの弾性的な端部が僅かな圧縮力だけでよこ糸を固定受け面に押し付けるとすれば、確かに糸はやさしく扱われる。しかし、うず巻ばねの弾性端部が横へ運ばれて、永久的に折れ曲がる危険がある。これに対して弾性端部のより安定な構造又は全うず巻ばねの堅牢な案内は、締付けの際によこ糸が損傷する恐れがある。さらに加えて、この実施形態では混合管の縦軸でのよこ糸の中心案内が保証されない。よこ糸は受け面に絶えず接しなければならないため、すべり又は摩擦応力に持続的にさらされる。あるいは固定受け面とよこ糸の間に比較的大きな間隔があるとすれば、その場合はよこ糸が締付けの際に明らかに横へ変位させられる。しかも別設の駆動軸と2個の回転レバーによる機械的操作は大変多くの場所を必要とし、無振動で動作することはできない。従って、複数のメインノズルと混合管の多重配列は到底考えられない。確かに、この種の駆動装置では衝撃又は横振動が不可避である。さらに回転軸による制御は製造費がかさむ。
よこ糸を混合管の中で保持空気だけで伸張して保持することも、当業者の知るところである。これは、よこ糸を正確に混合管の縦中心に導き、続いてよこ糸がひ口への挿入のための最適な位置を取る確実な方法である。特に、柄を織る場合はしばしば個々のよこ糸を混合管の中に比較的長い期間保持しなければならないから、このよこ糸保持方法は保持空気の持続的な流れと多額のエネルギー費を必要とする。さらに、糸によっては保持空気で保持することにより変性を生じること、即ちその性質が不利に変化することが認められた。
そこで、本発明の根底にあるのは、よこ糸をインゼクタの後方で、なるべく少ない保持空気で又は全く保持空気なしで、やさしく中心に伸張して保持することができ、しかもメインノズルと混合管のコンパクトな多重配列を有する、場所を取らない、なるべく無振動な構造が可能になり、保持装置が長い使用期間にわたって無摩耗で確実に動作するように、冒頭に挙げた方法及び上記のジェットルームを改変する課題である。
方法に関するこの課題の第1の解決策は、請求項1の特徴によって行われる。この方法に属する有利な実施態様が請求項2及び3に示されている。
方法に関する上記の課題の第2の解決策が請求項4の主題である。方法に関するこの第2の解決策に属する有利な実施態様が請求項5及び6に示されている。
ジェットルームに関して、上記の課題の第1の解決策は請求項7に含まれる。この第1の本発明ジェットルームの有利な実施態様が請求項8乃至15の主題である。
課題を解決する別の本発明ジェットルームが請求項16で明らかである。請求項17乃至26に記載の有利な実施態様がこれに属する。
最後に、ジェットルームの混合管に挿着するための交換可能な部品としての請求項27乃至30に示したカートリッジも本発明に属する。本発明に基づくこのカートリッジは、第2の本発明ジェットルームを特徴づける有利な構造上の細部に基づいて構成されている。
方法に関する本発明の第2の解決策は、こうして請求項1に基づきジェットルーム、特にエアジェットルームのメインノズルの区域でよこ糸を保持及び解放するための方法において、たて糸によって形成されたひ口への挿入の前によこ糸をメインノズルの挿入方向後方で締付け、挿入の直前に初めて解放し、かつよこ糸挿入方向に整列され、互いに弾接する2個の薄板状締付け部材の自由端によってよこ糸の締付けと解放を行い、少なくとも一方の薄板状締付け部材の位置を制御可能な手段により他方の薄板状締付け部材に対して調整し得る方法である。
自由端が互いに弾接し、よこ糸挿入方向に整列された、本発明に基づき設けられる薄板状締付け部材は、僅かな慣性で正確に制御される小さな重量の確実な締付け部材をなす。自由端がよこ糸挿入方向に整列されているため、縦方向に静力学的に具合よく負荷が掛けられているから、軽量構造でも大きな締付け力を働かせることができる。さらに、よこ糸の縦方向に整列されているので、よこ糸がいわば自ら薄板状締付け部材を混合管の縦軸の中心に引張るから、自己定心効果が生じる。また、薄板状締付け部材は簡単な手段で制御される。締付け部材の移動質量は極めて小さいから、横振動やその他の機械的衝撃が起こらない。
制御のために、薄板状締付け部材を圧電的手段と結合することができる。あるいは薄板状締付け部材に作用する少なくとも1個の電磁的手段の力によって調整可能にすることができる。
薄板状締付け部材の調整のための上記の2つの手段は、制御装置の正確な、しかもコンパクトな構造を可能にする。
これに対して請求項4に記載の、方法に関する本発明の第2の解決策は、ジェットルーム、特にエアジェットルームのメインノズルの区域でよこ糸を保持及び解放するための方法において、たて糸によって形成されたひ口への挿入の前によこ糸をメインノズルのインゼクタの挿入方向後方で締付け、挿入の直前に初めて解放し、かつよこ糸挿入方向に整列され、互いに弾接する2個の薄板状締付け部材の自由端によってよこ糸の締付けと解放を行い、圧力媒質により操作される空気圧又は液圧筋肉に薄板状締付け部材が組み込まれ、空気圧又は液圧筋肉に弾性復元力を働かせ、空気圧又は液圧筋肉の圧縮作用に応じて、薄板状締付け部材の弾性復元力に打ち勝ち、筋肉の中に突出するその自由端をよこ糸に押し付けて締付けるか、又は締付け作用を解除させる方法である。
本発明に基づくこれらの2つの解決策もこうして薄板状締付け部材により実現される前述の利点を有する。しかし、この場合は圧力媒質により操作される空気圧又は液圧筋肉に薄板状締付け部材が組み込まれている。冒頭に挙げた既知の締付け装置では柔軟な弾性管片が締付けを生じさせ、外部から機械的部材によって操作されるが、本発明では圧力媒質が空気圧又は液圧筋肉に作用すると、柔軟な弾性部材、即ち空気圧又は液圧筋肉が機械的部材、即ち薄板状締付け部材を調整するのである。既知の解決策と対照的に、これによって特に低摩耗の操作方法が実現される。なぜならよこ糸はもはや弾性壁部とではなく、よこ糸の不可避の摩擦にはるかに良く耐える薄板状締付け部材と相互作用するからである。圧力媒質特に圧縮空気で制御することによって、特にいずれにせよ圧縮空気が利用されるエアジェットルームの場合は、全織機の制御に関して別の利点が生じる。
この第2の本発明方法の第1の有利な実施態様によれば、過圧のもとで圧力媒質が外側から空気圧又は液圧筋肉に作用する。
締付け作用の解除を速めるために、さらに空気圧又は液圧筋肉に外側から制御に基づき低圧を働かせ及び/又は内側から過圧を作用させるように構成することができる。その場合締付け作用が極めて迅速に解除されるから、一方のよこ糸と他方の薄板状締付け部材又は筋肉自体との間の不要な摩擦現象が回避される。
第1の本発明方法に相当するジェットルームが請求項7に示されている。従って請求項7はインゼクタ及び接続する混合管を具備するメインノズルと、混合管の中で又は混合管の出口に直接によこ糸を締付けるための締付け装置と、締付け装置が2個の薄板状締付け部材を有し、よこ糸の挿入方向に整列されたその自由端が互いに弾接し、その間によこ糸を通すことと、2個の薄板状締付け部材の少なくとも一方の位置を他方の薄板状締付け部材に対して調整することができる制御装置とを備えた請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法の実施のための多色よこ入れ式ジェットルーム、特にエアジェットルームに関するものである。
本発明に基づくこの第1のジェットルームの有利な実施態様が請求項8乃至15に示されている。よこ糸挿入方向に整列された自由端が互いに弾接し、その間によこ糸を通す軽量の薄板状締付け部材の、これらの請求項で指定された制御を圧電式制御装置又は磁気式制御装置により調整することが好ましい。明らかにこのような制御装置は極めて低慣性で時間的に正確に動作することができ、しかも製造費用と所要の場所がすこぶる小さい。従って圧電又は磁気制御式締付け装置は、エアジェットルームでの柄の織成のための多重配列に特に適している。
請求項4に記載の方法に相当する本発明の第2のジェットルームが請求項16の主題である。このジェットルームは、インゼクタ及び接続する混合管を具備するメインノズルと、空気圧又は液圧筋肉を備えた中心ストッパとして形成され、混合管の中に又は混合管の出口に直接に配置されたよこ糸締付け装置と、空気圧又は液圧筋肉を取り囲み、圧力媒質が作用する隔室と、ばね弾性材料からなり、空気圧又は液圧筋肉に組込まれ、よこ糸挿入方向に整列されたその自由端の間によこ糸が通される2個の薄板状締付け部材とを有し、空気圧又は液圧筋肉の圧縮作用に応じて空気圧又は液圧筋肉が薄板状締付け部材の弾性復元力に打ち勝ち、筋肉の中に突出するその自由端をよこ糸に押し付けて締付けるか、又は弾性復元力の作用のもとで締付け作用を解除させるように構成された請求項4乃至7のいずれか一項に記載の方法の実施のための多色よこ入れ式ジェットルーム、特にエアジェットルームである。
請求項4に記載の方法ですでに説明したように、この場合は空気圧又は液圧筋肉、即ち混合管の弾性壁体部分の利点が圧力媒質による制御の利点と結び付けられており、さらに空気圧又は液圧筋肉に組込まれた薄板状締付け部材の利点が加わる。よこ糸との直接的相互作用は、摩擦摩耗に極めてよく耐える薄板状締付け部材によって行われる。薄板状締付け部材は空気圧又は液圧筋肉によってすこぶる好調に制御され、特にエアジェットルームで圧縮空気による制御の場合は総合的全制御が圧縮空気だけで可能であり、コンパクトな、費用のかからない構造をもたらす。薄板状締付け部材を筋肉に組み込むことによって、その寿命が大幅に延長される。
薄板状締付け部材の構造は通常、締付け部材が影響を受けない状態で混合管の縦軸と平行な伸張位置をとるようになっている。しかし、空気圧又は液圧筋肉が圧力媒質によって圧縮されると、薄板状締付け部材の自由端がよこ糸に向かって内側へ押しやられる。最も簡単な場合は、2つの締付け部材の一方だけを変位させれば十分であるが、その場合はよこ糸の横変位が生じる。
薄板状締付け部材の自由端のほぼ点状の接触が実現され、その間によこ糸がある。薄板状締付け部材はばね弾性材料からなるから、よこ糸に対するその押付け作用は弾性的にしなやかであり、よこ糸に強すぎる負荷がかかることはない。
請求項15に記載の本発明の第2のジェットルームの構造に関する有利な実施態様が請求項16乃至25に示されている。
即ち請求項16及び17は、空気圧又は液圧筋肉を取り囲む隔室が2つの混合管部分の向き合う端部からなり、これらの端部を連結スリーブにより互いに螺着する可能性を目指すものである。
請求項18乃至22は、隔室内の締付け装置を交換可能な部品として形成することができ、ホースの形の空気圧又は液圧筋肉がカートリッジケージの上に差し込まれ、このホースがカートリッジケージに固定された薄板状締付け部材も覆うことについて詳細を示す。カートリッジケージはそのために縦スロットの形の開口部を有し、開口部を貫いて締付け部材が内側へ張り出し、圧力媒質の作用で筋肉が圧縮される。またカートリッジケージは第1及び第2の円錐体を有し、これらの円錐体はホースを挟んで第1の混合管部分の当該の円錐形内側区域に密接する。連結スリーブによってカートリッジケージは縦方向に第1の混合管部分に軸向きに緊圧され、それによって同時に第1の混合管部分に対する第2の混合管部分の使用時の位置確保及び密封が得られる。
請求項23乃至25は、インゼクタ、混合管及び請求項15に記載の締付け装置からなる複数個のユニットをグループごとに1つの取付けモジュールに統合することを目指すものである。その場合、圧力媒質を液圧筋肉に供給するためのタップホール状及び環状通路を取付けモジュールに形成することによって、これらのユニットを密接してまとめた場合でも、よこ糸の挿入及び締付け装置のための有利かつコンパクトな制御が可能になる。
最後に、請求項26乃至29はジェットルームの混合管に挿着するための交換可能な部品としてのカートリッジを目指すものであり、同じく有利な実施態様が構成される。即ち、ジェットルームの本発明に基づく第2の構造は、締付け装置の主要な部材、即ち薄板状締付け部材及び空気圧又は液圧筋肉を支持体としてのカートリッジケージに交換可能に配置することを可能にする。従って、適宜に形成されたカートリッジの部材は、発明的意義をもつ、独立に取扱い可能な貴重な予備かつ個別部品である。
続いて、図面に示す実施形態に基づき本発明をさらに詳しく説明する。
本発明に基づく方法及び本発明の第1の実施形態による当該のジェットルームの説明のために、図1及び図2に所属の締付け装置1だけを示す。締付け装置1は混合管3の中にある。混合管3は、図1に示さないメインノズルのインゼクタに接続する。メインノズルは図1の図示で混合管の左にある。インゼクタは吹込み空気によりよこ糸2をひ口に挿入するためのものである。ひ口は図1に同じく図示せず、混合管3の右にある。ひ口に挿入する前に、よこ糸2は混合管3の中の締付け装置1により締付けて保持される。
締付け装置1は、第1の混合管部分5と第2の混合管部分6の間に配置されている。締付け装置1は正反対の側に相対して第1の混合管部分5に配置された、ばね弾性材料からなる2個の薄板状締付け部材4a、bを有する。薄板状締付け部材4a、bの自由端8a、bはよこ糸挿入方向に方向矢印7に従って整列され、混合管部分5、6の間で、ほぼ混合管3の縦中心軸の平面でよこ糸を締付ける。
2つの締付け部材4a、bに制御可能な手段が配属されている。図1及び図2の場合は圧電手段である。これは薄板状締付け部材4a、bと結合された圧電素子13a、bからなる。しかし、薄板状部材自体を圧電素子として形成することもできる。図1及び図2によれば、よこ糸2の締付けと解放のために、それぞれの薄板状締付け部材4a、bの圧電素子13a、bが導線11a、bを介して電気的に制御される。
混合管3の中の締付け装置1の図示の配置で、2つの薄板状締付け部材4a、bは隔室9によって取り囲まれている。隔室9の外郭10は第1の混合管部分5と第2の混合管部分6を軸方向に結合する。圧電素子13a、bに至る導線11a、bが外郭10に通されている。
圧電素子13a、bに印加される電圧の方向に応じて薄板状締付け部材4a、bがよこ糸2を締付けて保持し(図1)、又は解放する(図2)。
図3及び図4では、図1及び図2と比較して変更がない部材には前記と同じ参照符号を使用した。この場合も締付け装置1は混合管3の第1の混合管部分5及び第2の混合管部分6の間にあり、軸方向の結合は隔室9の外郭10によって行われる。第1の混合管部分5にやはり正反対の側に相対して、ばね弾性材料からなる2個の薄板状締付け部材4a、bが配置されている。しかし図1及び図2の構造と異なり、図3及び図4の構造では磁気コイル14a、bとして形成された通電可能な磁気的手段が設けられている。
図3及び図4による締付け装置の機能原理は、2つの磁気コイル14a、bが遮断された時、薄板状締付け部材4a、bがその弾性復元力に基づきよこ糸2を締付けて保持するものである(図3)。よこ糸2を解放するには、コイル14a、bの磁力が少なくとも一方の薄板状締付け部材4a、bの弾性復元力に打ち勝ち、締付け装置1を所定の期間のあいだ開いておかなければならない。
図5及び図6によれば、本発明の根底にある問題がさらに別様に解決される。この場合も前記の実施例と比較して変更のない部材は、前記と同じ参照符号で示した。図5及び図6の締付け装置1は、第1の混合管部分5と第2の混合管部分6を有する混合管3を具備する。2つの混合管部分5、6は隔室9の外郭10によって軸方向に連結されている。隔室内では、やはり2個の薄板状締付け部材4a、bが第1の混合管部分5に配置されている。締付け部材4a、bの自由端8a、bはよこ入れ方向へ(方向矢印7)隔室9の中に突出する。
上記の実施形態と異なり、図5及び図6の締付け装置1では隔室9の中に空気圧又は液圧筋肉15の形の中心ストッパも配置されている。空気圧又は液圧筋肉15は柔軟な弾性材料からなり、2つの混合管部分5及び6を互いに耐圧結合する。2つの薄板状締付け部材4a、bは空気圧又は液圧筋肉に組み込まれ、筋肉に弾性復元力を働かせて、これを初期位置に保持する。初期位置は図6に示されており、よこ糸2を締付けない解放位置をもたらす。
また隔室9の外郭10は圧力媒質接続部16を有する。圧力媒質接続部16は圧力媒質管19、20及び方向弁17を経て圧力源18と連絡する。空気圧又は液圧筋肉を取り囲む隔室9に圧力が作用すると、空気圧又は液圧筋肉は薄板状締付け部材4a、bの弾性復元力に打ち勝つ。図5に示す方向弁18の接続位置の場合がそうである。筋肉15の中に突出する締付け部材4a、bの自由端8a、bがそれに基づき相互に押し付けられる。締付け部材の間に通されたよこ糸2がこうして締付けられる。柄に基づき制御された製織の場合又は製織工程の中断の場合に特に弾性を有するよこ糸2がメインノズルから脱出しないように、よこ糸2の締付けを任意の期間の間持続することができる。
接続位置Aから接続位置Bへ方向弁17を制御に基づき切り換えることによって、筋肉15の圧力解除が行われる。これに基づいて締付け部材4a、bの弾性復元力が働き、筋肉15を図6に示す初期位置に戻す。方向弁17の接続位置Bで低圧源、例えば真空ポンプに接続することによって、復帰を速めることができる。また同時に混合管3、それとともに空気圧又は液圧筋肉にも内側から過圧を働かせることができる。よこ糸のひ口への挿入のためにいずれにせよ利用可能な圧縮空気を、そのために使用することができる。
図5及び図6の図示はむしろ概要にとどめた。これに対して図7a、図7b及び図8では、本発明に属する締付け装置が技術的手段によってどのように実現されるかが示されている。
図7aは第1の混合管部分5として機能する部材5と第2の混合管部分6とを有するメインノズルの縦断面図を示す。この実施形態では、隔室9のための別個の外郭10はない。空気圧又は液圧筋肉のための隔室はむしろ第1の混合管部分5の一部として形成されている。第2の混合管部分6は1つの管であり、その上に連結スリーブ21が回転及び並進運動可能に配置されている。図示の実施形態では連結スリーブはプラスチックからなり、ねじ部分を備えており、その上に雄ねじ(23)がある。連結スリーブ21はこの雄ねじによって混合管部分5のソケット穴22に係合する。混合管部分5のこの区域は拡大された直径を有する。23はソケット穴22と連結スリーブ21の間のねじ継手を示す。連結スリーブ21はその長さの一部の区域の外側に多角形部分を有する。多角形部分は連結スリーブ21を回す時に工具の取付けのために利用される。例えば多角形部分は、さもなければ円筒形の部分の偏平部40からなる(図9を参照)。
第1の混合管部分5のソケット穴22の内側に隔室9が続く。隔室9の内径は本来の混合管の内径に比して拡大されている。隔室の中に、前述の空気圧又は液圧筋肉を有する締付け装置が挿着される。締付け装置はこの場合カートリッジとして形成されている。このカートリッジはカートリッジケージ25、薄板状締付け部材4a、b及びこの場合空気圧又は液圧筋肉の役割をするホース31からなる。
カートリッジケージ25は、縦方向に見て、図7aの図示では左から右へ続いて、まず短い円筒形のガイドカラー26を有する。このガイドカラーによってカートリッジケージ25は第1の混合管部分5の中で案内される。円筒形ガイドカラー26に第1の円錐体27が続き、次いで細長い円筒形の中間部28に移行する。円筒形の中間部に第2の円錐体29が続く。円筒形の中間部28には、正反対の側に相対して2個の縦スロット30a、bが穿設されている。円筒形ガイドカラーの残りの区域に、この縦スロットと一線をなして2個の薄板状締付け部材4a、bが固定されている。薄板状締付け部材4a、bは弾性金属舌片、いずれにしても耐摩耗性の金属材料からなる。薄板状締付け部材は円筒形中間部の残りの区域に面接触して、例えば硬ろう付け、溶接又は接着により固定される。薄板状締付け部材4a、bは縦スロット30a、bよりも細幅であり、従ってカートリッジケージの縦中心軸の方向に内側へ縦スロットを貫いて押し込むことができる。ところが薄板状締付け部材4a、bは弾性復元力の影響のもとで、直線状に延びた、円筒形中間部28の外周と平行な位置をとる。
特に図7bは、締付け装置を解除した時にホース31がばね弾性締付け部材4a、bに対して半径方向間隔を保持することを示す。締付け部材の幅の少なくとも大部分に関して、このことが成り立つ。薄板状締付け部材はせいぜいその縦辺がホースに僅かに接するだけである。こうしてホースと薄板状締付け部材の面接触が回避されるから、薄板状締付け部材のホースへの「接着」も起こらない。それによってヒステリシス現象が回避され、薄板状締付け部材を解放位置から締付け位置へ、及びその逆に、時間的に極めて正確に制御することができる。
組立のためにホース31、例えばシリコーン製の円筒形ホース片をカートリッジケージ25の第1の円錐体、円筒形中間部及び第2の円錐体の上に差し込む。次にカートリッジケージ25を−図7aで−右から左の方向に、円筒形ガイドカラーが第1の混合管部分5の整合する円筒形空欠部に接触するまで、第1の混合管部分5の隔室9の中に差し込む。ホース31は第1の円錐体27及び第2の円錐体29を覆い、これらの円錐体によって第1の混合管部分5の対応する円錐形空欠部に押し付けられる。連結スリーブ21を締め固めることによって押圧力が生じる。連結スリーブ21はシールリング24を挟んでカートリッジケージ25の内側を圧迫する。カートリッジケージを第1の混合管部分の内側に軸方向に押し付けることによって、2つの円錐体27及び29の区域でホース31が気密に圧縮される。それとともにカートリッジケージ25が第2の混合管部分6の端部に押し付けられるから、第2の混合管部分6は第1の混合管部分5の中に回転不能かつ並進運動不能に保持される。
締付け装置はいまや使用可能である。単数個又は複数個の圧力媒質接続部16を経て圧縮空気を供給することにより、隔室9の中のホース31が圧縮される。そこでホース31の内側が薄板状締付け部材4a、bに当接され、その自由端a、bを内側へ混合管の縦中心軸の方向に押しやる。混合管の中にあるよこ糸はこうして締付けて保持される。
32、33及び34はジェットルームの取付けモジュール30に気密に差し込むことを可能にするO形リングを示す。35は混合管の前にあるインゼクタを示す。図示の実施形態では、インゼクタは二つ割である。
図7a、図7b及び図8に示す構造の利点はカートリッジケージ、薄板状締付け部材4a、b及びホース31からなるカートリッジを随時迅速に組立て又は交換できることである。そのために連結スリーブ21をねじ戻しさえすればよい。ダスト、リントで詰まった場合又は薄板状締付け部材が摩耗した場合に速やかに対策を講じることができる。
図8の斜視図により、カートリッジがコンパクトな、比較的簡単な構造の部品であることが特に良く分かる。
図9には、インゼクタ35、混合管3及び締付け装置1からなる複数のユニットをグループごとに統合し得ることが立体図で示されている。図9によれば6個のこのようなユニットが統合されている。台座部37と固定板38からなる取付けモジュール36が統合のために使用される。
そのために台座部37は6個の差込穴43を備えており、インゼクタ35及びインゼクタに面する混合管の前端区域がこの差込穴に気密に差し込まれている。混合管3はこの場合も第1の混合管部分5を形成するメインノズルの部分及び第2の混合管部分6からなる。2個の弾性締付け部材と空気圧又は液圧筋肉を有する前述のカートリッジの形の締付け装置1が、第1の混合管部分5の末端区域にそれぞれ差し込まれている。さらに連結スリーブ21は、連結スリーブを回すための工具の取付けを容易にする偏平部40を備えていることが図9で明らかである。
締付け装置の操作がほかならぬ空気圧又は液圧式の場合は、混合管とインゼクタ及び締付け装置のグループごとの統合は極めてコンパクトな取付けモジュールをもたらす。こうして柄、特に多色柄の織成のための多数のメインノズルと混合管を狭い場所にたやすくまとめることができる。
図10及び図11は取付けモジュール及びその取付けの細部、特に圧力媒質の供給の細部を明らかにしている。図示の構造は、とりわけ空気圧操作式締付け装置を有するエアジェットルームのために考えられる。そのためにタップホール状通路39と環状通路42が設けられ、これによってよこ糸のための圧縮空気又は保持空気がインゼクタ及び混合管に供給される。16はやはり図5及び図6に基づきすでに説明した空気圧筋肉の操作のための圧縮空気接続部を示す。
図7aに基づきすでに説明したO形リング32、33及び34は、一方では台座部37の縦穴43の中の第1の混合管部分5を密封する。さらにO形リング33によってインゼクタに送られる空気流と、締付け装置1の制御のために使用される空気流が分離される。窮屈な組立にかかわらずアクセスしやすい連結スリーブ21は、ホース31とばね弾性締付け部材4a、bを有するカートリッジを随時比較的簡単に交換することを可能にする。インゼクタ、締付け装置及び保持管からなる本例に示した6個のユニットを備えた全取付けモジュール36を、必要ならば解体することもできる。
よこ糸を締付けて保持した本発明の第1の実施形態を示す。 図1と同様の、但し締付け装置が解除された図を示す。 やはり締付け位置を示した本発明の別の実施形態を示す。 締付け装置が解除された図3と同様の図を示す。 締付け装置が圧力媒質によって操作される本発明の実施形態の概略図を示す。 図5と同様の、但し締付け装置が解除された概略図を示す。 図5及び図6に相当する締付け装置の詳細な技術的構造の縦断面図を示す。 図7aのB−B線に沿った断面図を示す。 図7a及び図7bの細部の拡大斜視図を示す。 インゼクタ、混合管及び締付け装置からなる複数のユニットをグループごとに1つの取付けモジュールに統合した図を示す。 図9に属する垂直部分縦断面図を示す。 図9に関して水平な取付けモジュールの部分縦断面図を示す。

Claims (29)

  1. ジェットルーム、特にエアジェットルームのメインノズルの区域でよこ糸を保持及び解放するための方法において、たて糸によって形成されたひ口に挿入する前によこ糸をメインノズルのインゼクタの挿入方向後方で締付け、挿入の直前に初めて解放し、よこ糸の締付けと解放が2個の薄板状締付け部材の、相互に弾接し、よこ糸挿入方向に整列された自由端によって行われ、少なくとも一方の薄板状締付け部材の位置を制御可能な手段により他方の薄板状締付け部材に対して位置調整することができる方法。
  2. 一方の薄板状締付け部材と結合された少なくとも1個の圧電的手段の力によって調整が可能である請求項1に記載の方法。
  3. 薄板状締付け部材に作用する少なくとも1個の電磁的手段の力によって調整が可能である請求項1に記載の方法。
  4. ジェットルーム、特にエアジェットルームのメインノズルの区域でよこ糸を保持及び解放するための方法において、たて糸によって形成されたひ口に挿入する前によこ糸をメインノズルのインゼクタの挿入方向後方で締付け、挿入の直前に初めて解放し、よこ糸の締付けと解放が2個の薄板状締付け部材のよこ糸挿入方向に整列された自由端によって行われ、薄板状締付け部材が圧力媒質により操作される空気圧又は液圧筋肉に組込まれ、これに弾性復元力を働かせ、空気圧又は液圧筋肉の圧縮作用に応じて空気圧又は液圧筋肉が薄板状締付け部材の弾性復元力に打ち勝ち、筋肉の中に突出するその自由端をよこ糸に押し付けて締付けるか又は締め付け作用を解除させる方法。
  5. 圧力媒質が外側から過圧のもとで空気圧又は液圧筋肉に作用することにより、薄板状締付け部材の締付け作用が実現される請求項4に記載の方法。
  6. 締付け作用の解除を速めるために、空気圧又は液圧筋肉が外側から制御に基づき低圧の作用を受け、及び/又は内側から過圧の作用を受ける請求項5に記載の方法。
  7. インゼクタ及び接続する混合管(3)を具備する少なくとも1個のメインノズルと、混合管(3)の中で又は混合管(3)の出口に直接によこ糸(2)を締付けるための締付け装置(1)と、締付け装置(1)が2個の薄板状締付け部材(4a、b)を有し、よこ糸(2)の挿入方向に整列されたその自由端(8a、b)が互いに弾接し、その間によこ糸(2)を通すことと、2個の薄板状締付け部材(4a、b)の少なくとも一方の位置を他方の薄板状締付け部材(4a、b)に対して調整することができる制御装置とを備えた請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法の実施のための多色よこ入れ式ジェットルーム、特にエアジェットルーム。
  8. 少なくとも一方の薄板状締付け部材(4a、b)に磁石式制御装置が配属されている請求項7に記載のジェットルーム。
  9. 少なくとも一方の薄板状締付け部材(4a、b)が圧電素子として形成されている請求項7に記載のジェットルーム。
  10. 薄板状締付け部材(4a、b)が混合管(3)の2つの混合管部分(5、6)の間に配置されている請求項7に記載のジェットルーム。
  11. 薄板状締付け部材(4a、b)の自由端が混合管/混合管部分の出口に、正反対の側に相対して配置されている請求項7に記載のジェットルーム。
  12. 薄板状締付け部材(4a、b)が、混合管部分(5、6)を軸方向に連結する外郭(10)の隔室(9)によって取り囲まれている請求項10に記載のジェットルーム。
  13. 薄板状締付け部材(4a、b)が耐摩耗性金属材料からなる請求項7に記載のジェットルーム。
  14. 薄板状締付け部材(4a、b)が耐摩耗性磁化可能材料からなる請求項7乃至13のいずれか一項に記載のジェットルーム。
  15. インゼクタ及び接続する混合管(3)を具備するメインノズルと、空気圧又は液圧筋肉(15)を備えた中心ストッパとして形成され、混合管(3)の中に又は混合管(3)の出口に直接に配置されたよこ糸(2)の締付け装置(1)と、空気圧又は液圧筋肉(15)を取り囲み、圧力媒質を作用させることができる隔室(9)と、ばね弾性材料からなり、空気圧又は液圧筋肉(15)に組込まれ、よこ糸(2)の挿入方向(7)に整列されたその自由端(8a、b)の間によこ糸(2)が通される薄板状締付け部材(4a、b)とを有し、空気圧又は液圧筋肉(15)の圧縮作用に応じて空気圧又は液圧筋肉(15)が薄板状締付け部材(4a、b)の弾性復元力に打ち勝ち、筋肉(15)の中に突出するその自由端(8a、b)をよこ糸(2)に押し付けて締付けるか、又は弾性復元力の作用のもとで締付け作用を解除させるように構成された請求項4乃至6のいずれか一項に記載の方法の実施のための多色よこ入れ式ジェットルーム、特にエアジェットルーム。
  16. 空気圧又は液圧筋肉を取り囲む隔室(9)が第1の混合管部分(5)の末端の直径拡大区域からなり、第2の混合管部分(6)と操作上取外し可能に結合されている請求項15に記載のジェットルーム。
  17. 第2の混合管部分(6)の上に回転可能に配置され、ねじ継手(23)により第1の混合管部分(5)の末端区域のソケット穴(22)に係合する連結スリーブ(21)を有する請求項16に記載のジェットルーム。
  18. 空気圧又は液圧筋肉及び薄板状締付け部材(4a、b)を有するカートリッジの形の交換可能な部品を有する請求項15乃至17のいずれか一項に記載のジェットルーム。
  19. カートリッジの本体としての円環横断面のスリーブの形のカートリッジケージ(25)と、カートリッジケージ(25)にある薄板状締付け部材(4a、b)が内側へ貫通するためのカートリッジケージ(25)の壁体の開口部と、カートリッジケージ(25)の上にあって、薄板状締付け部材(4a、b)にかぶさるホース(31)の形の空気圧又は液圧筋肉とを有する請求項18に記載のジェットルーム。
  20. カートリッジケージ(25)の開口部が縦スロット(30a、b)として形成されている請求項19に記載のジェットルーム。
  21. よこ糸(2)の挿入方向(7)に見て、円筒形のガイドカラー(26)に第1の円錐体(27)が、これに続いて薄板状締付け部材(4a、b)のための開口部を有する円筒形の中間部(28)が、最後に第2の円錐体(29)が接続し、円筒形のガイドカラー(26)が第1の混合管部分(5)の整合する円筒形の穴に係合し、第1及び第2の円錐体(27、29)がホース(31)を挟んで第1の混合管部分(5)の整合する円錐形内側区域に押し付けられるように構成されたカートリッジケージ(25)の縦輪郭を有する請求項19又は20に記載のジェットルーム。
  22. 連結スリーブ(21)によって行われる第1の混合管部分(5)のソケット穴(22)へのカートリッジケージ(25)の軸方向圧入が、同時に第1の混合管部分(5)に対する第2の混合管部分(6)の使用時の位置確保と密封を生じさせるように、カートリッジケージ(25)の第2の円錐体(29)の区域が形成されている請求項21に記載のジェットルーム。
  23. インゼクタ(35)、混合管(3)及び締付け装置(1)からなる複数個のユニットがグループごとに1つの取付けモジュール(36)に統合されている請求項15乃至22のいずれか一項に記載のジェットルーム。
  24. インゼクタ及び/又は混合管(3)のインゼクタ側端部が気密に差し込まれた差込み穴(43)を有する台座部(37)と、混合管(3)に沿って延びる固定板(38)とをそれぞれ具備する取付けモジュール(36)を有する請求項23に記載のジェットルーム。
  25. インゼクタ(35)及び液圧筋肉(15)に圧力媒質を供給するために、台座部(37)及び/又はインゼクタ(35)にタップホール状及び環状通路(39、42)を有する請求項24に記載のジェットルーム。
  26. よこ糸(2)の締付けのための締付け装置(1)として形成され、ジェットルーム、特にエアジェットルームの混合管に挿着するための交換可能な部品としてのカートリッジ。
  27. カートリッジの本体としての円環横断面のスリーブ状のカートリッジケージ(25)と、カートリッジケージ(25)にあるばね弾性薄板状締付け部材(4a、b)が内側へ貫通するためのカートリッジケージ(25)の壁体の開口部と、カートリッジケージ(25)の上にあって、薄板状締付け部材(4a、b)にかぶさるホース(31)の形の空気圧又は液圧筋肉とを有し、カートリッジの取付け状態でホース(31)に対する圧力媒質の圧縮作用に応じて、ホース(31)が薄板状締付け部材(4a、b)の弾性復元力に打ち勝ち、筋肉(15)の中に突出するその自由端(8a、b)をよこ糸(2)に押し付けて締付けるか、又は弾性復元力の作用のもとで締付け作用を解除させるように構成された請求項26に記載のカートリッジ。
  28. よこ糸(2)の挿入方向(7)に見て、円筒形のガイドカラー(26)に第1の円錐体(27)が、これに続いて薄板状締付け部材(4a、b)のための開口部を有する円筒形の中間部(28)が、最後に第2の円錐体(29)が接続するように構成されたカートリッジケージ(25)の縦輪郭を有する請求項27に記載のカートリッジにおいて、円筒形のガイドカラー(26)と第1及び第2の円錐体(27、29)がジェットルームの混合管部分(5)の当該の対向面と相互作用して定心し、又はホース(31)を挟んで密封するように形成されているカートリッジ。
  29. ばね弾性締付け部材(4a、b)の自由端(8a、b)が締付け装置(1)の解除状態でホース(31)から離間している請求項27又は28に記載のカートリッジ。
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