JP2005537970A - 自動車の収納部内に畳み込まれたルーフの下に、物品を挿入しやすくするための装置 - Google Patents

自動車の収納部内に畳み込まれたルーフの下に、物品を挿入しやすくするための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、車両の収納部内に畳み込まれたルーフの下に物品を挿入しやすくするための装置に関する。本発明によれば、ルーフ(1)は、展開位置と折り畳み格納位置の間でルーフ(1)を案内するように意図されている格納セクション(12)と、折り畳み格納位置と折り畳み持上げ位置の間で前記ルーフを案内するように意図されている持上げセクション(17)とを備える軌道(7)に沿って滑動するように設計されているフィンガ・バー(11)が装備されている後部要素(3)を備える。本発明は、持上げセクション(17)の長さに沿って上記フィンガ(11)を移動させる持上げアーム(16)を備える。さらには、固定部材(23)が、固定解除位置と、ルーフ(1)がその折り畳み持上げ位置に向かって移動するとき、この固定部材が付加的ルーフ要素(4、5)を後部要素(3)に対してブロックする固定位置との間で持上げアーム(16)に装着されている。

Description

本発明は、自動車の収納部内に畳み込まれたルーフの下に、物品を挿入しやすくするための装置に関する。
自動車の後部収納部内に畳み込まれたルーフの下に、物品を挿入しやすくするための装置が知られており、このタイプによれば、そのルーフは、それが車両の乗員室を覆う展開位置と、収納部の中に引き込まれて格納されている折り畳み格納位置との間で移動可能であり、さらにルーフは、後部ルーフ要素と、ルーフが展開位置にあるときに後部ルーフ要素の前方に位置し、かつルーフが折畳み位置にあるときに後部ルーフ要素の上方に位置する少なくとも1つの付加的なルーフ要素とを備え、この後部ルーフ要素は、案内軌道に沿って滑動するために使用されるフィンガ・バーを備え、この案内軌道は、車両のボディに設置され、かつルーフをその展開位置と折り畳み格納位置の間を案内するために使用される格納セクションと、この格納セクションに沿って延び、かつ、折り畳んだルーフをその折り畳み格納位置と、収納部のフードが開放位置にあって、折り畳まれたルーフの少なくとも一部が収納部から突出する、折り畳み持上げ位置との間を案内するために使用される持上げセクションとを含み、本装置は、低位置と高位置の間で移動可能に取り付けられ、かつフィンガ・バーを持上げセクションに沿って案内するために使用される持上げ装置を備える。
登録番号0202484の下で登録されたフランス国出願に開示されている装置は、折り畳まれたルーフの下に位置する後部収納区域の利用を可能にする。その区域は、スーツ・ケースが収容可能な空間であっても、実際、後部ルーフ要素の後縁部が、収納部の中に折り畳まれるときに収納部の開口の後縁部に接近し過ぎるため、利用することは困難であったが、この装置によって、折り畳まれたルーフ全体の持上げが可能になり、したがって、この区域の利用がさらに大幅に可能になった。当然のことであるが、折り畳まれたルーフの持上げは、後部収納部のフードが開放されているときにのみ行われる。
しかるに、この装置は、後部ルーフ要素との関係において、付加的なルーフ要素に一定量の風圧偏位の余地を残すという大きな不都合を有し、ルーフ要素同士を連接可能にする手段は、折り畳まれたルーフに十分な剛性を与えず、そのために、折り畳まれたルーフの持上げ時に、この付加的なルーフ要素の偏位が生じ、したがってこれらの要素を偏心させる恐れがある。
フランス国特許出願第0202484号
本発明の目的は、折り畳んだルーフが持ち上げられるとき、付加的なルーフ要素を偏位させる(したがって偏心させる)いかなる危険性をも回避する装置を提供することによって上述の問題を解決することにある。
本発明によれば、固定手段が開放位置と閉鎖位置の間で移動可能に持上げ装置に取り付けられており、その閉鎖位置では、ルーフがその折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間において案内されるとき、この固定手段により、それぞれの付加的ルーフ要素が支持され、かつ、それぞれの付加的ルーフ要素が後部ルーフ要素に固定される。
この発明によって、ルーフが持ち上げられるときに、付加的ルーフ要素が偏位することなく、かつ、偏心することなく、折り畳んだルーフの下に存在する後部収納区域の利用が可能になる。
本発明の他の特徴および利点は、非限定的な図面を例示しての以下の説明から明白になろう。
図1乃至3は車両の折り畳み式ルーフ1を示し、それは、車両の乗員室を覆う展開位置から、それが車両の後部収納部2の中に格納される折り畳み格納位置まで移動する。
ルーフ1は、後部ルーフ要素3、中央ルーフ要素4、および前部ルーフ要素5から成る。
ルーフが展開位置にあるとき、前部ルーフ要素5は中央ルーフ要素4の前方に位置し、中央ルーフ要素4は後部ルーフ要素3の前方に位置する。ルーフ1が折り畳み格納位置にあるとき、すなわち、前部ルーフ要素5が中央ルーフ要素4の上方にあり、中央ルーフ要素4が後部ルーフ要素3の上方にあるとき、これらの3つのルーフ要素3、4、および5は、実質的に水平位置にある。
ルーフ1の折り畳み(および展開)は、展開アーム6によって制御され、かつ案内軌道7によって案内される。
展開アーム6は第1端と第2端を備え、その第1端は、車両のボディ9に取り付けられる回転軸8回りで旋回可能に装着され、その第2端は、後部ルーフ要素3に取り付けられるヒンジライン10回りで旋回可能に装着されている。
後部ルーフ要素3は、案内軌道7に沿って滑動可能に装着されたフィンガ・バー11を備える。この案内軌道7は、ボディ9に一体に形成され、ルーフ1を、その展開位置と、収納部2の中に引き込まれるその折り畳み格納位置との間を案内するために用いられる格納セクション12を備える。
格納セクション12および展開アーム6は、後部ルーフ要素3を、その展開位置とその折り畳み格納位置との間において、直接案内する。
さらには、中央ルーフ要素4は、第1始動手段によって始動される後部リンクアーム13によって後部ルーフ要素3に連結されている。同様に、前部ルーフ要素5は、第2始動手段によって始動される前部リンクアーム14によって中央ルーフ要素4に連結されている。第1始動手段および第2始動手段は、展開アーム6の制御下で動作する。
後部リンクアーム13および前部リンクアーム14、ならびに、これらを始動する始動手段の配置は、中央ルーフ要素4および前部ルーフ要素5が、それらの展開位置から、ルーフ1が収納部2の中に引き込まれる、それらの折り畳み格納位置まで移動することを許容する配置とされる。
したがって、展開アーム6は、直接または間接的に、ルーフ1全体をその展開位置からその折り畳み格納位置まで案内することができる。
図1は、展開位置にあるルーフ1を示し、フィンガ・バー11は格納セクション12の上部前端上に位置している。
図2は、ルーフ1が、その展開位置とその折り畳み格納位置との間にある状態を示し、収納部2のフード15は、ルーフ1を収納部2の中に挿入可能にするために、前から後ろに開放された位置にある。
図3は、ルーフ1が、収納部2の中におけるその折り畳み格納位置にある状態を示し、フード15はその閉じた位置にあり、かつフィンガ・バー11は、格納セクション12の下部後端に位置している。
図4は、収納部2内における折り畳み格納位置にあるルーフ1の下に、物品を挿入しやすくするために使用される装置を示す。
その装置は持上げ装置を備え、この持上げ装置は、低位置と高位置の間において移動可能に設置され、それは、ルーフ1を、その折り畳み格納位置と、ルーフ1の一部が収納部2から突出し、したがってフード15が開放位置にある、その折り畳み持上げ位置との間で案内するために使用される。持上げ装置は、ルーフ1がその折り畳み格納位置にあるときは低位置にあり、ルーフ1が折り畳み持上げ位置にあるとき高位置にある。
ルーフ1を、その折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間において案内するために、案内軌道7は持上げセクション17を備える。この持上げセクション17は、格納セクション12を延長したもので、格納セクション12の下部後端と一致する下部前端18と、上部後端とを備える。持上げ装置は、フィンガ・バー11を、持上げセクション17に沿って案内する。
図4から明らかなように、持上げ装置は第1端を備える持上げアーム16であり、この第1端によって、持上げアーム16は、車両を横切る旋回軸19回りに旋回可能にボディ9に取り付けられる。
持上げアーム16は、それが低位置にあるときに、持上げセクション17の下部前端18に対して直角に配置される支持要素20を備える。したがって、この支持要素20は、持上げセクション17に沿ってフィンガ・バー11を支持し、かつ、案内することができる。
一端が可動状態にてボディ9に取り付けられ、他端が持上げアーム16に取り付けられたジャッキ21によって、持上げアーム16は、その低位置からその高位置まで移動可能になり、かつ持上げアーム16上に位置する折り畳んだルーフ1は、支持要素20によって支持されたフィンガ・バー11によって、その折り畳み格納位置からその折り畳み持上げ位置まで移動可能になる。
後部ルーフ要素3が円移動するために、持上げセクション17はヒンジライン10を中心とする円弧となる。
図5から明らかなように、持上げアーム16の径方向端部は、当該径方向端部が旋回軸19の方向から逸れるのを防止するために、ボディ9と一体である溝22によって案内される。
図4から明らかなように、本発明によれば、固定手段23が、開放位置と閉鎖位置の間で移動可能に持上げアーム16に取り付けられている。
閉鎖位置では、折り畳んだルーフ1がその折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間において案内されるとき、固定手段23によって、中央ルーフ要素4および前部ルーフ要素5が支持され、かつ、これらが後部ルーフ要素3に対して固定される。
固定手段23は、ルーフ1が折り畳み格納位置にあるとき、中央ルーフ要素4および前部ルーフ要素5の後方の直近に位置する。さらに正確には、固定手段23は、車両を横切り、かつ溝22によって案内される持上げアーム16の径方向端部に近接して持上げアーム16に配置される回転軸24に、回動可能に取り付けられている。
固定手段23は、その正面25(中央ルーフ要素4の後端および前部ルーフ要素5の後端と対面する面)に、2つの凹部26および27を備える。凹部26は、閉鎖位置において、前部ルーフ要素5と一体である突起28を受け入れ、また凹部27は、閉鎖位置において、中央ルーフ要素4と一体である突起29を受け入れる。
制御手段30は、固定手段23に接触し、それを、その開放位置と閉鎖位置の間においてガイドする。図1乃至11に示した実施例では、制御手段30は、固定手段23をその開放位置からその閉鎖位置までガイドし、復帰手段が、固定手段23を常にその開放位置に向かうよう作用している。
図4から明らかなように、この復帰手段は、ばね31から成り、その第1端が固定手段23に取り付けられ、その第2端が持上げアーム16に取り付けられている。
図1から明らかなように、制御手段30は、後部ルーフ要素3に配置されている。
図6および7から分かるように、制御手段30はプッシャー32を備える。このプッシャー32は、後部ルーフ要素3と一体である案内部33に対して直線的に移動可能であるように装着されている。プッシャー32は、通常位置(図6参照)と、固定手段23が閉鎖位置にある停止位置(図7参照)との間で移動可能である。
プッシャー32は、その通常位置からその停止位置まで移動する間、接触位置から移動するが、その接触箇所において、このプッシャー32は、固定手段23の前面25に位置する接触表面34と接触する。回転軸24は、接触表面34と凹部26および27の間に位置しており、プッシャー32がその接触位置からその停止位置までその移動を続けるとき、このプッシャー32は、固定手段23を、突起28および29が凹部26および27の中に挿入されるその閉鎖位置に到るまで、回転軸24を軸に回転させる。
案内部33の中でプッシャー32を変位させるために、プッシャー32と一体のナット35は、後部ルーフ要素3に対して回転可能に取り付けたアーム37のねじ切り端36と協働する。ねじ切り端36に対向するアーム37の端部は、後部ルーフ要素3に取り付けられたモータ38と一体になっており、このモータ38によって、プッシャー32を直線的にアーム37の軸方向に案内する。
図8乃至10は、フード15の後方から前方への開放に続き、収納部2内に畳み込まれているルーフ1の下に物品を挿入しやすくするための装置の動作を示している。
図8では、ルーフ1がその折り畳み格納位置にあり、フィンガ・バー11が案内軌道7の持上げセクション17の下部前端18にあり、持上げアーム16がその低位置にあり、復帰ばね31の作用下で固定手段23がその開放位置にあり、かつプッシャー32がその通常位置にある。
ルーフ1がその折り畳み格納位置に到ると、直ちにモータ38が始動してアーム37を回転駆動する。アーム37のねじ切り端36が回転すると、ナット35およびプッシャー32は、その回転が案内部33によって妨げられて、直線的に駆動される。したがって、プッシャー32は、その通常位置からその接触位置に移動し、かつその接触位置から、停止位置に向かって変位すると、固定手段23は、回転軸24を軸に、その開放位置から、凹部26および27が突起28および29を保持するその閉鎖位置に回動する。
図9は、このルーフ1がその折り畳み格納位置にあり、フィンガ・バー11が案内軌道7の持上げセクション17の下部前端18にあり、持上げアーム16がその低位置にあり、かつその停止位置にあるプッシャー32の作用下で固定手段23がその閉鎖位置にある段階を示す。
このように、中央ルーフ要素4および前部ルーフ要素5は、これらが収納部2内に格納されると直ちに固定されるので、それによって、車両の粗い動き(例えば、減速用隆起部の通過または縁石への乗り上げ)に伴い、ルーフ要素4および5が偏位することが防止され、したがってこれらが偏心することが回避される。
フード15を後方から前方に向かって開くための動作後、畳み込まれたルーフ1の下の後部収納区域を利用可能にするために、ジャッキ21が始動し、それは持上げアーム16を旋回軸19を軸に、その低位置からその高位置まで旋回するように作用する。支持要素20によって支持されたフィンガ・バー11は、持上げセクション17に沿って滑動する。したがって、ルーフ1は、図10に示すように、その折り畳み格納位置からその折り畳み持上げ位置まで移動する。
図11は、持上げセクション17の下部前端18の中に挿入され、かつ、持上げアーム16の支持要素20によって支持された、後部ルーフ要素3のフィンガ・バー11を示す。
図12乃至16は、2つの特定の実施形態を示す。すなわち、本装置は、各付加的ルーフ要素4および5に関して、固定手段23が開放位置にありかつルーフ1が折り畳み格納位置にあるとき、対応する付加的ルーフ要素4および5を支持するために使用される支持表面44および43を備える。
図12は、第1の特定の実施形態を例示する。すなわち、固定手段23を使用して、それが閉鎖位置にあるときに、開放位置にあるときと同様に中央ルーフ要素4および後部ルーフ要素5を支持する。
固定手段23のそれぞれの凹部26および27は、下方側壁39および40、ならびに、上方側壁41および42によって画定され、固定手段23が閉鎖位置にあるとき、これらの間に対応する突起28および29が挿入される。
この実施形態によれば、それぞれの凹部26および27に関して、下方側壁39および40は、対応する支持表面43および44を創出するために、対応する上方側壁41および42を越えて前方に突出する。それぞれの支持表面43および44は、固定手段23が開放位置にありかつルーフ1が折り畳み格納位置にあるときに、固定手段23が閉鎖位置にあるときに対応する凹部26および27の中に挿入される突起28および29を受ける。
当然のことであるが、中央ルーフ要素4および後部ルーフ要素5は、ルーフ1がその折り畳み格納位置に近接しているとき、中央ルーフ要素4の突起29は、前部ルーフ要素5の突起28よりもさらに前方に位置する。したがって、前部ルーフ要素5の突起28の下方に位置する中央ルーフ要素4の突起29は、ルーフ1の折り畳み時に、前部ルーフ要素5の突起28を受ける支持表面43を押圧することはない。
固定手段23がその開放位置からその閉鎖位置に移動するとき、中央および前部ルーフ要素4および5が、後部ルーフ要素3に対して変位するのを最大限に限定するために、支持表面43および44は、中心が回転軸24である円弧形状であることが好ましい。
図13乃至16は、本発明による第2の特定の実施形態を示す。すなわち、すべての支持表面43および44が、支持要素45上に存在する。
支持要素45は、受入れ位置(図13参照)と、ルーフ1が折り畳み格納位置にあるときに、それぞれの支持表面44および43において、対応する付加的ルーフ要素4および5を支持する受止め位置(図14および15参照)との間で移動可能に持上げアーム16に取り付けられている。
図13乃至16から分かるように、支持要素45は、持上げアーム16に対して、車両を横切り、かつ、ルーフ1が折り畳み格納位置にあるときに付加的ルーフ要素4および5の後方に位置する傾斜軸46を軸にして回転するように移動可能に取り付けられている。
支持要素45は、相互に固着された下方脚部47および上方脚部48を備え、それぞれを以て、支持要素45が受止め位置にあるとき、中央ルーフ要素4の支持表面44および前部ルーフ要素5の支持表面43をそれぞれ創出する。
駆動手段49は、支持要素45に接触し、かつ、この支持要素45をその受入れ位置からその受止め位置まで案内する。図13乃至15に示した実施例では、これらの駆動手段49は、支持要素45をその受入れ位置からその受止め位置まで案内し、復帰手段50は、支持要素45が常にその受入れ位置の方向に向くよう作用する。
図15から明らかなように、復帰手段50は、ばねで構成され、そのばねの第1端は支持要素45に取り付けられ、またその第2端は持上げアーム16に取り付けられている。
図13乃至15に示した実施例では、駆動手段49は中央ルーフ要素4の突起29で構成されている。
ルーフ1は、その展開位置からその折り畳み格納位置まで案内されるとき、その折り畳み格納位置に隣接し、かつ、突起29が下方脚部47に接触する通過位置を通過する(図13参照)。
ルーフ1がその展開位置とその通過位置の間にあるとき、支持要素45は、ばね(復帰手段)50の作用下で受入れ位置にある。
中央ルーフ要素4の突起29は、このような通過位置から、支持要素45がその受止め位置(この位置ではルーフ1がその折り畳み格納位置にある)に達するまで、この支持要素45に作用を及ぼす。
ルーフ1が折り畳み格納位置にあり、固定手段23が閉鎖位置にあり、かつ支持要素45が受止め位置にあるとき、それぞれの突起28および29は、空隙51および52の中に挿入されている。
それぞれの空隙51および52は、支持要素45の対応する支持表面43および44ならびに固定手段23の対応する凹部26および27によって創出される。
当然のことであるが、中央ルーフ要素4、前部ルーフ要素5、および支持要素45は、ルーフ1がその通過位置に近接しているとき、中央ルーフ要素4の突起29は上方脚部48には接触しないように配置される。
この実施例では、支持要素45は受入れ位置にあり、上方脚部48は、ルーフ1から最も遠くに離れている脚部である。すなわち、それは主として上方を向きわずかに前方に向いており、上方および前方に向いている下方脚部47より後方に位置する。したがって、中央ルーフ要素4の突起29は、下方脚部47のみに接触する。
この実施形態は、ルーフ1がその通過位置に近接しているときに、中央ルーフ要素4の突起29が前部ルーフ要素5の突起28よりもさらに後方に位置するように、中央ルーフ要素4および前部ルーフ要素5が配置されているときに特に利点がある。図12に示した実施形態では、中央ルーフ要素4の突起29は、前部ルーフ要素5の突起28を受け止めるための支持表面43を押圧するのに対して、図13乃至16に示した実施形態によれば、上方脚部48(前部ルーフ要素5の突起28を受けるための支持表面43を創出する)は、ルーフ1の要素がいずれも届かない位置にある(上方脚部48は、固定手段23が開放位置にあるとき、その固定手段に横並びに位置している)。
図17乃至19に示す実施例では、第1始動手段は、後部リンクアーム13を展開アーム6に連結する歯車機構53であって、それは、ルーフ1がその展開位置からその折り畳み格納位置の間で展開アーム6によって案内されるとき、展開アーム6に対して後部ルーフ要素3を旋回させることによって中央ルーフ要素4の動きを制御する。
さらに正確には、この歯車機構53は、展開アーム6の端部に取り付けられ、かつヒンジライン10を軸に回転可能に後部ルーフ要素3に装着されている上流側ギア54と、後部ルーフ要素3に隣接する後部リンクアーム13の端部に取り付けられ、かつ伝達軸56を軸に回転可能に後部ルーフ要素3に装着されている下流側ギア55と、後部ルーフ要素3に装着され、かつ上流側ギア54および下流側ギア55によって駆動される中央ギア57とを備える。
したがって、ルーフ1がその展開位置とその折り畳み格納位置の間を案内されるとき、展開アーム6は後部ルーフ要素3に対して旋回し、その結果、上流側ギア54は、中央ギア57によって、下流側ギア55を伝達軸56を軸に回転駆動し、その結果、中央ルーフ要素4を後部ルーフ要素3に対して駆動する。
後部ルーフ要素3がヒンジライン10を軸に回転することによって、ルーフ1が、その折り畳み格納位置から、その折り畳み持上げ位置まで移動されるとき、中央ルーフ要素4(および前部ルーフ要素5)の変位を回避するために、連結解除機構58を使用して展開アーム6を歯車機構53から連結解除する。すなわち、ヒンジライン10に隣接する展開アーム6の端部は穴59を備え、かつ上流側ギア54は、ルーフ1が折り畳み格納位置にあるとき、展開アーム6の穴59に対して直角に位置決めされる相補的穴60を備える。
保持ピン61が、穴59および相補的穴60の中に、連結位置と連結解除位置の間で移動可能に嵌合する。
連結位置では、保持ピン61は、上流側ギア54を展開アーム6に固定するために穴59および相補的穴60の中に進入し、連結解除位置では、保持ピン61は相補的穴60の中には進入しない。ルーフ1がその折り畳み格納位置とその展開位置の間を案内されるとき、保持ピン61は連結位置にあり(図18)、ルーフ1がその折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間を案内されるとき、保持ピンはその連結解除位置にある(図19)。保持ピン61は車両に対して直交する直線方向に嵌合され、それはモータ62によって駆動される。
展開アーム6および上流側ギア54が一緒に固定されていないとき、ルーフ1は、歯車機構53の中に機械的応力をいずれも生じないで、その折り畳み格納位置からその折り畳み持上げ位置まで移動可能である。
さらには、展開アーム6がもはや上流側ギア54に固定されていないとき、展開アーム6は回転軸8のみに装着されているだけである。しかも、展開アーム6が上流側ギア54に固定されていないとき、そのアームをヒンジライン10に隣接するボディ9の端部に固定する機能を果たす第2の連結解除機構を有することが有利である。
さらには、ルーフ1がその折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間で変位する間に応力の発生を回避するために、ヒンジライン10および旋回軸19は同軸とされる(ルーフがその折畳み格納位置にあるとき)。
当然のことであるが、本発明は図1乃至19に関連して詳細に説明した実施形態に限定されるものではない。
例えば、固定手段23は異なる構造であり得るが、そのことは制御手段30および復帰手段31にも同様に言い得ることである。
同じように、ヒンジライン10および旋回軸が同軸ではない装置とすることも可能である。これに関しては、機械的応力を回避するために、突起を固定するための凹部は、付加的ルーフ要素4および5に、固定手段23に対する多少の運動の自由度を与えるように適切に形成すべきである。
第1始動手段が展開アーム6から独立していること、すなわち、機械的に独立していることも可能であり、この点では、第1始動手段はモータであり得る。当然のことであるが、機械的に言えば、始動手段は、後部ルーフ要素3に対する中央ルーフ要素4の変位が後部ルーフ要素3の変位に依存していることを意味するものである。
車両の長手軸にしたがう模式的な断面を示す図であり、折畳み式ルーフが展開位置にある状態を示す。 図1と同様の図を示すが、ルーフは後部収納部の中に格納される過程にある。 図1および2と同様の拡大図であり、ルーフは後部収納部の中に折り畳んだ格納位置にあり、持上げ装置は示されていない。 図3と同様の図であり、本発明による案内軌道および持上げ装置を示し、ルーフ要素は示されていない。 図4の直線V−Vに沿った断面を示す図である。 図8の直線VI−VIに沿った、通常位置にある制御手段を示す上面、断面図である。 図6と同様の図であり、制御手段は固定位置にある。 図3および4と同様の図であり、ルーフ要素および持上げ装置が示されており、ルーフは折り畳み格納位置にあり、かつ固定手段は開放位置にある。 図8と同様の図であり、ルーフは折り畳み格納位置にありかつ固定手段は閉鎖位置にある。 図8および9と同様の図であり、ルーフは折り畳み持上げ位置にありかつ固定手段は閉鎖位置にある。 図8の直線XI−XIに沿った断面を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す、図8と同様の断面図である。 第3実施形態を示す、図8および12と同様の断面図であり、ルーフは移動位置にある。 第3実施形態を示す、図8、12、および13と同様の図であり、ルーフは折り畳み格納位置にある。 第3実施形態を示す、図9と同様の図である。 図15の直線XVI−XVIに沿った断面図である。 図3の図と同様の図であり、連結解除歯車機構を示す。 連結位置にある歯車機構の図17の直線XVIII−XVIIIにしたがう断面図である。 図18と同様の図であり、歯車機構は連結解除位置にある。
符号の説明
1 ルーフ
2 収納部
3 後部ルーフ要素
4 中央ルーフ要素
5 前部ルーフ要素
6 展開アーム
7 案内軌道
8 回転軸
9 ボディ
10 ヒンジライン
11 フィンガ・バー
12 格納セクション
13 リンクアーム
14 リンクアーム
15 フード
16 持上げアーム
17 持上げセクション
18 下部前端
19 旋回軸
20 支持要素
21 ジャッキ
22 溝
23 固定手段
24 回転軸
25 前面
26 凹部
27 凹部
28 突起
29 突起
30 制御手段
31 バネ
32 プッシャー
33 案内部
34 接触表面
35 ナット
36 ねじ切り端
37 アーム
38 モータ
39 下方側壁
40 下方側壁
41 上方側壁
42 上方側壁
43 支持表面
44 支持表面
45 指示要素
46 傾斜軸
47 下方脚部
48 上方脚部
49 駆動手段
50 ばね
51 空隙
52 空隙
53 歯車機構
54 上流側ギア
55 下流側ギア
56 伝達軸
57 中央ギア
58 連結解除機構
59 穴
60 相補的穴
61 保持ピン
62 モータ

Claims (28)

  1. 車両の収納部(2)内に畳み込まれたルーフ(1)の下に物品を挿入しやすくするための装置であって、前記ルーフ(1)は、それが前記車両の乗員室を覆う展開位置と、前記ルーフ(1)が前記収納部(2)内に引き込まれて格納されている折り畳み格納位置との間で移動可能であり、さらに前記ルーフ(1)は、後部ルーフ要素(3)と、前記ルーフ(1)が前記展開位置にあるときに前記後部ルーフ要素(3)の前方に位置し、かつ前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに前記後部ルーフ要素(3)の上方に位置する少なくとも1つの付加的ルーフ要素(4および5)とを備え、前記後部ルーフ要素(3)は、案内軌道(7)に沿って滑動するフィンガ・バー(11)を備え、前記案内軌道(7)は、前記車両のボディ(9)に設置され、かつ前記ルーフ(1)を前記展開位置と前記折り畳み格納位置との間で案内する格納セクション(12)と、前記格納セクション(12)に沿って延び、かつ前記畳み込まれたルーフ(1)を、その折り畳み格納位置と前記収納部(2)のフード(15)が開放位置にあって前記畳み込んだルーフ(1)の少なくとも一部が前記収納部(2)から突出する折り畳み持上げ位置との間を案内するように作用する持上げセクション(17)とから成り、前記装置は、低位置と高位置の間で移動可能に取り付けられ、かつ前記フィンガ・バー(11)を前記持上げセクション(17)に沿って案内するように作用する持上げアーム(16)を備え、前記持上げアーム(16)に固定手段(23)が取り付けられ、前記固定手段(23)は、開放位置と、前記ルーフ(1)がその折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間を移動するときに、前記固定手段(23)が前記各付加的ルーフ要素(4および5)を支持しかつ前記後部ルーフ要素(3)に対して前記各付加的ルーフ要素(4および5)を固定する閉鎖位置との間で移動可能である、装置。
  2. 前記固定手段(23)は、前記ルーフ(1)が前記折り畳み持上げ位置にあるとき、前記付加的ルーフ要素(4および5)の背後、かつ、直近に配置される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記固定手段(23)は、前記車両を横切っていて、前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに前記付加的ルーフ要素(4および5)の背後に位置する回転軸(24)を軸にして回転可能に前記持上げアーム(16)に取り付けられている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記ボディ(9)と一体の溝(22)により、前記固定手段(23)に隣接する前記持上げアーム(16)の端部が案内される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記固定手段(23)は、その正面(25)に、前記付加的ルーフ要素(4および5)に対応し、前記閉鎖位置において、前記対応する付加的ルーフ要素(5および4)に形成された突起(28および29)を受け入れる凹部(26および27)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記固定手段(23)は、前記各付加的ルーフ要素(4および5)に対応して、前記固定手段が前記開放位置にあり、かつ前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるとき、前記対応する付加的ルーフ要素(4および5)を支持する支持表面(44および43)を備える、請求項5に記載の装置。
  7. 前記凹部(26および27)は、上方側壁(41および42)と、前記対応する上方側壁(41および42)を越えて前方に突出しかつ前記対応する支持表面(43および44)を画定する下方側壁(39および40)とによって画定されている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記付加的ルーフ要素(4および5)は、中央ルーフ要素(4)と、前記ルーフ(1)が前記展開位置にあるときに前記中央ルーフ要素(4)の前方に位置し、かつ前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに前記中央ルーフ要素(4)の上方に位置する前部ルーフ要素(5)とから構成され、前記付加的ルーフ要素(4および5)は、前記ルーフ(1)がその折り畳み格納位置に近接しているとき、前記中央ルーフ要素(4)の前記突起(29)は、前記前部ルーフ要素(5)の前記突起(28)の前記支持表面(43)を押しやらないように、前記前部ルーフ要素(5)の前記突起(28)よりもさらに前方に位置するように配置されている、請求項7に記載の装置。
  9. 前記支持表面(43および44)はそれぞれ、受入れ位置と、前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに、それぞれの支持表面(44および43)が前記対応する付加的ルーフ要素(4および5)を支持し得る受止め位置との間で移動可能に、前記持上げアーム(16)に取り付けられている支持要素(45)に形成されている、請求項6に記載の装置。
  10. 前記支持要素(45)は、前記持上げアーム(16)に対して、前記車両を横切りかつ前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに前記付加的ルーフ要素(4および5)から後退した位置にある傾斜軸(46)を軸に回転可能に取り付けられている、請求項9に記載の装置。
  11. 前記付加的ルーフ要素(4および5)は、中央ルーフ要素(4)と、前記ルーフ(1)が前記展開位置にあるときに前記中央ルーフ要素(4)の前方に位置し、かつ前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに前記中央ルーフ要素(4)の上方に位置する前部ルーフ要素(5)とから構成され、前記支持要素(45)は相互に固着された下方脚部(47)と上方脚部(48)とを備え、そのそれぞれは、前記支持要素(45)が前記受止め位置にあるときに、前記中央ルーフ要素(4)の前記支持表面(44)および前記前部ルーフ要素(5)の前記支持表面(43)をそれぞれ画定する、請求項9または10に記載の装置。
  12. 始動手段(49)が、前記支持要素(45)に接触し、かつこの支持要素(45)をその前記受入れ位置からその前記受止め位置まで案内するために用いられる、請求項9乃至11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記始動手段(49)は、前記中央ルーフ要素(4)の前記突起(29)を備え、この突起(29)を使用して、前記支持要素(45)が前記受入れ位置にありかつ前記ルーフ(1)がその折畳み過程の前記折り畳み格納位置に近い通過位置にあるときに、前記下方脚部(47)に接触し、さらにルーフ(1)が前記通過位置から前記折り畳み格納位置まで移動するときに前記支持要素(45)がその受止め位置に達するまで、この支持要素(45)を案内する、請求項12に記載の装置。
  14. 復帰手段(50)は、前記支持要素(45)が常にその受入れ位置に位置するように作用し、前記復帰手段(50)は、例えば、第1端が前記支持要素(45)に取り付けられ、かつ第2端が前記持上げアーム(16)に取り付けられているばね(50)で構成される、請求項9乃至13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあり、前記固定手段(23)が前記閉鎖位置にあり、かつ前記支持要素(45)が前記受止め位置にあるとき、それぞれの突起(28および29)は、前記支持要素(45)の前記対応する支持表面(43および44)および前記固定手段(23)の前記対応する凹部(26および27)によって画定された空隙(51および52)の中に挿入されている、請求項9に記載の装置。
  16. 前記固定手段(23)に接触し、さらに前記固定手段(23)をその開放位置からその閉鎖位置まで案内する制御手段(30)が用いられる、請求項1乃至15のいずれかに記載の装置。
  17. 前記制御手段(30)は、前記後部ルーフ要素(3)に配置されている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記制御手段(30)は、通常位置と、前記固定手段(23)が前記閉鎖位置にある停止位置との間で、前記ルーフ要素(3)に固定された案内部(33)に対して直線的に移動できるように装着され、かつ前記固定手段(23)の前記正面(25)に配置された接触表面(34)と接触するプッシャー(32)を備える、請求項5に依存する請求項17に記載の装置。
  19. 前記回転軸(24)は、前記接触表面(34)と前記凹部(26および27)の間に配置されている、請求項3に依存する請求項18に記載の装置。
  20. 前記プッシャー(32)に固着されたナット(35)が、前記プッシャー(32)を回転アーム(37)の軸方向に直線的に案内するために、前記アーム(37)のねじ切り端(36)と協働する、請求項18または19に記載の装置。
  21. 前記ねじ切り端(36)と反対側の前記アーム(37)の端部が、前記後部ルーフ要素(3)に取り付けられたモータ(38)に固定される、請求項20に記載の装置。
  22. 復帰手段(31)は、前記固定手段(23)が常にその開放位置に向かうように作用し、前記復帰手段(31)は、例えば、第1端が前記固定手段(23)に取り付けられかつ第2端が前記持上げアーム(16)に取り付けられているばね(31)で構成される、請求項1乃至21のいずれかに記載の装置。
  23. 展開アーム(6)が、前記後部ルーフ要素(3)を前記隣接する付加的ルーフ要素(4)に連結する後部リンクアーム(13)に歯車機構(53)を介して連結され、さらに連結解除機構(58)によって、前記展開アーム(6)が前記歯車機構(53)から連結解除可能にされた、請求項1乃至22のいずれかに記載の装置。
  24. 前記歯車機構(53)は、前記展開アーム(6)の一端に取り付けられ、かつ前記後部ルーフ要素(3)にヒンジライン(10)を軸に回転可能に装着されている上流側ギア(54)と、前記後部ルーフ要素(3)がそれに隣接する前記付加的ルーフ要素(4)に連結される後部リンクアーム(13)の一端に取り付けられ、かつ前記後部ルーフ要素(3)に伝達軸(56)を軸に回転可能に装着されている下流側ギア(55)と、前記後部ルーフ要素(3)に回転可能に装着され、かつ前記上流側ギア(54)および前記下流側ギア(55)によって駆動される中央ギア(57)とを備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記ヒンジライン(10)に隣接する前記展開アーム(6)の前記一端は穴(59)を備え、さらに前記上流側ギア(54)は、前記ルーフ(1)が前記折り畳み格納位置にあるときに、前記穴(59)に対して直角に配置されている相補的穴(60)を備える、請求項24に記載の装置。
  26. 保持ピン(61)が、前記ルーフ(1)がその展開位置とその折り畳み格納位置にあるときに、前記上流側ギア(54)を前記展開アーム(6)に固定するために、前記穴(59)および前記相補的穴(60)に進入する連結位置と、前記ルーフ(1)がその折り畳み格納位置とその折り畳み持上げ位置の間で案内されるとき、前記上流側ギア(54)を前記展開アーム(6)から連結解除するための解除位置との間で、前記穴(59)および前記相補的穴(60)の中に移動可能に配備される、請求項25に記載の装置。
  27. モータ(62)によって駆動される前記保持ピン(61)は、前記車両に直交する直線方向に向くように配置される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記後部ルーフ要素(3)が、前記ルーフ(1)をその展開位置とその折り畳み格納位置の間で案内する前記展開アーム(6)に回転可能に取り付けられる前記ヒンジライン(10)と、前記持上げアーム(16)が前記ボディ(9)に回転可能に取り付けられる前記旋回軸(19)とは、前記ルーフ(1)がその折り畳み格納位置にあるときに同軸である、請求項1乃至27のいずれかに記載の装置。
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