JP2005537043A - 流体ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

流体ディスペンサ
流体ディスペンサであって、協働して流体容器(15)を形作る2枚のシート(1,2)を有しており、これら2枚のシートのうち少なくとも一方には変形可能な駆動壁(13,23)が形作られており、当該変形可能な駆動壁を押さえつけると容器の中の流体に圧力を加えることができ、特徴となるのは、シートの少なくとも一方が固定された投与部品(3)をさらに有し、前記投与部品には、取り外し可能な密閉部材(4)によって閉じられる投与開口部(344)が形作られていることである、という前記流体ディスペンサ。

Description

本発明は、協働して流体容器を規定する2枚のシートを有する流体ディスペンサに関する。2枚のシートのうちすくなくとも一方には、変形可能な駆動壁が形作られており、当該変形可能な駆動壁を押さえつければ容器の中の流体に圧力を加えることができる。そうした型の容器は、化粧品、香水、あるいは薬品の分野において流体のサンプルとして幅広く使用されている。
こうしたディスペンサは、2枚のシートを引き離すか、あるいはそれらの一部分を剥ぎ取って投与開口部を開けさえすれば使用できる。あとは、そうして生じた投与開口部から、ディスペンサの変形可能な駆動壁を押さえつけて、流体を放出させるだけである。当然のことながら、容器の中には極めて流動性の強い流体を入れても非常に粘性のある流体を入れてもよく、粉末を投与することも可能である。
こうした型の容器に生じる問題は、投与開口部が最初から存在しているわけではないため、ユーザは2枚のシートを引き離したりそれらの一部分を剥ぎ取るなどの形で、投与開口部を生成あるいは形成することを強いられる、という点である。こうして作られる投与開口部は、第1にあまり容易には形成できず、第2に形状が極めて不均一になることが多く、そのため流体の投与がいくぶん困難となる。さらに、このように全く手動で形成される投与開口部の場合、ユーザが流体を発射したいと思う場所の外に流体がこぼれ出てしまう、という結果を招きかねない。
本発明は、前もって形成された正確な投与開口部を通って投与が行われ、ユーザは極めて容易な動作を行いさえすれば当該投与開口部を開けることができる、という流体ディスペンサを規定することによって、従来技術における問題を解決することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、少なくともシートの一方が固定された投与部品を有し、前記投与部品には投与開口部が形作られており、この投与開口部は使用前は取り外し可能な密閉部材によって閉じられている、というディスペンサを提供する。こうした投与部品は、効果的な構成として成形プラスチック素材で作ることができ、そうすれば、ユーザが取り外し可能な密閉部材を取り外せば容易に開けることができる、という正確な投与開口部を形成できる。こうした投与部品はさらに、容器を作るシートを剛性的に保持する部材として働き、少なくとも一方のシートは変形可能な素材で作られている。本発明の投与部品により、ディスペンサにいくらかの剛性を与えることが可能となる。投与部品はさらに、液体状または粉末状の流体を吸収したり滲み込ませたりするのに適した多孔性素材で作られた部材など他のディスペンサ内部部材を保持する働きをしてもよい。
本発明の第1の実施の形態において、投与部品は、投与開口部の両側に伸びる2つの側面バーを有することとする。バーは直線状としてよく、たとえばお互いに平行に伸びる形にしてもよい。このようにすると、バーはディスペンサの垂直方向の側面エッジの一部をなすことになる。変形例では、当然のことながら、側面バーをカーブ状にすることも考えられる。さらに別の実施の形態では、バー同士が接して閉じたフレームを形成し、当該フレームにシートが固定されていることとする。
また、効果的な構成として、シートは、バーが容器内部に位置づけられた状態で、少なくとも部分的にはバーに隣接して伸びる密封ラインに沿って容器の周縁マージンで一体に固定されていることとする。この場合、バーは、容器のための剛性のある内部側面周縁を形成することとする。また、変形例では、シートはバーに固定され、容器のための剛性のある外側周縁マージンを形成することとする。
投与部品は正にシートの保持部品として働き、効果的な構成として、これらシートはその外側周縁部で投与部品のバーに固定または密封されている。
バーのとりうる形状は多様(たとえばロッド、輪、U字形、V字形、W字形、O字形のくびき)であって、いくつかの場合では、ディスペンサを平坦にすることができ、それによってディスペンサは折り畳まれたり丸められたりすることが少なくなる。さらには、このことによってディスペンサの全体的な外観が良くなる。バーは、平らにせず、たとえば弓形または波状の形にすることも考えられる。
さらに、ディスペンサをたとえばサンプルとして雑誌に挿入する場合には、バーを用いれば ‘歪められる’ことのない容器の容積を規定することができる。この容積とは、バーの間に挟まれたゾーンの面積にバーの厚みを掛けたものに相当する。容器内の流体が、積み重ねられ収納された雑誌の重みのせいで噴き出してしまわないようにするには、流体の容積をバーに挟まれた容器の最小容量よりも小さくするだけでよい。
要約すれば、バーは以下の働きをする。ディスペンサにより良い剛性を与え、手に持ちやすくする働き、ある程度の一定な平坦性を保証する働き、最小限の歪まない容積を規定することによって歪みに対する抵抗性を容器に持たせる働き、そしてシートへの固定のための保持部材として作用する働きである。
本発明の別の特徴として、投与開口部は、一方のシートに設けられた穴の位置で開いていることとする。効果的な構成として、投与部品は、穴の周縁部を囲む位置でシートに固定されていることとする。実際的な実施の形態として、投与部品には、出口チャンバを規定され、当該出口チャンバは、出口開口部を形成し、容器から放射状チャネルを通って流体が前記チャンバに供給されることとする。さらに、投与開口部は、凹形の取り出し皿の底部に形成されており、ユーザはここから流体を取り出すこととする。
別の特徴によれば、一方のシートには拡張部分が形成されており、当該拡張部分は、再配置することのできる取り外し可能な密封部材を支持している。
さらに、バーが備えられた投与部品は、容器の内部に全体が収容されており、シート同士は投与部品の縁辺の周辺でお互いに固定されている。
留意すべき点として、本発明のディスペンサには、側面出口を設けずにバーを実装することができる。また、その反対とすることもできる。これらの2つの特徴は単独で実施できるため、これらの権利は別個に守ることができる。
以下、本発明の実施の形態を非限定的な例として示す添付図面を参照しながら、本発明についてさらに詳しく説明する。
添付図面を参照する。本発明の流体ディスペンサは2枚のシート1,2、投与部品3、そして取り外し可能な密閉部材4を有する。シート1,2は投与部品3と協働して流体容器15を形成し、取り外し可能な密閉部材4は投与部品3と協働して、投与部品3に形成された投与開口部344を閉じる。
シート1,2は、同じ種類にしても異なった種類にしてもよい。2枚のシート1,2は、合成フィルムなどの種類の変形可能な可撓性素材で作ってもよく、そうすれば各シートにそれぞれ変形可能な駆動壁13,23を形成し、当該駆動壁を1本または複数の指で押さえることで容器15の内部容積を小さくすることができる。反対に、一方のシートを実質的に剛性のある素材で作って、変形がほぼ不可能な受け面とする一方、他方のシートについては駆動壁を形作ることの可能な可撓性のある変形特性を有するようにし、当該駆動壁を押さえつければ容器15の内部容積を小さくすることができる、という形も十分に考えられる。さらに、変形可能な駆動壁を形作るシートをシェルの形状とし、そのシートは加工された形を有し、本質的には剛性があるが、にもかかわらずその壁の一部は押さえつけて弾性的に変形させることができる、という形も考えられる。
2枚のシート1,2は、以下のような流体容器15を形成するためのものである。すなわち、その壁の少なくとも一部を移動または変形させることで容器内部の実用的な容積を小さくするのに適している、というものである。
2枚のシート1,2を同じ型とする場合、一個の構成部材(すなわち、たとえば容器の底の線に沿って折りたたまれた1枚のシート)として前もって作ることができる。しかし、図で示す実施の形態では、加工された形(すなわち、平面でなくてもよい)の2枚の別々のシートを実装している。
容器15に格納される流体の粘性は、極めて流動性のあるものから極めて粘性の高いまものまで及ぶ。粉末の様態をした流体を容器に詰めることも考えられる。
2枚のシート1,2は、共通する周縁ゾーン(10,11,12,20,21,22)の少なくとも一部分で、少なくとも部分的に連結される、という形にしてもよい。図に示す実施の形態では、ディスペンサの形状はほぼ長方形で、底部、垂直方面の側面エッジ、そして頂上部を規定している。これにより、シート1,2にはそれぞれ、底部周縁ゾーン12,22、頂部周縁ゾーン10,20、そして2つの側面周縁ゾーン11,21が形成されており、当該2つの側面周縁ゾーン11,21は底部周縁ゾーン12,22と頂部周縁ゾーン10,20とを連結している。シート1,2は、好ましい構成として、熱融着によって周縁ゾーン10,20,11,21,12,22で連結されている。
シート1,2は、このように周縁部全体にわたって耐漏洩様態で結合されることで、投与部品と流体とを格納する容積を規定する。以下、シートが周縁ゾーンの一部分だけで結合されているもの、あるいは全く結合されていないもの、といった変形例について説明する。しかし、図に示す実施の形態では、シートは直接結合されている。
さらに、シート1には、周縁ゾーン10から伸びる拡張部分16が形成されている。この拡張部分16は、フラップの形態をしており、取り外し可能な密閉部材4を収容する働きをする。密閉部材4はたとえば、適当な接着剤または熱融着を用いて拡張部分16に固定してもよい。容易に理解できるように、拡張部分16も可撓性を持ち、シート2の方に折り畳めるようにしてもよい。さらに、シート2のうち、駆動壁23の位置、または駆動壁のすぐ上の所には穴25が設けられている。拡張部分16に固定された取り外し可能な密封部材4の配置は、拡張部分をシート2の方に折り畳むと、密封部材4が穴25の位置(好ましくは中央)にくる、という形になっている。
投与部品3は、2枚のシート1,2によって規定される内部容積に全体が入っているか、あるいは格納されている。言い換えれば、シート1,2は、その周縁ゾーン10,20,11,21,12,22において投与部品に固定されているわけではない。ただし、変形例として固定することもできる。ところが、投与部品の方は、少なくとも穴25の周縁部にわたって耐漏洩様態でシート2に固定されている。投与部品3には、投与プレート34が設けられており、当該投与プレートには投与開口部344が形作られている。投与プレート34は、横材33に一体化する形で結合されており、当該横材の両端の先は、延長されてそれぞれのバー36となっている。効果的な構成として、投与部品は成形プラスチック素材から成る一個の構成部材の形で作られている。この例では、投与プレート34はその頂上部で横材33に結合されたタブの形となっている。このタブ34の一方の側はシート1に対向し、反対側はシート2に対向している。シート1に対向する側には、放射状リブ341によって分けられる形で放射状チャネル342が設けられている。この例では、放射状チャネル342の形状はほぼ三角形であり、各チャネルの三角形の先端部は、投与開口部344が形成された投与チャンバ340に通じている。出口チャンバ340の頂上部については、リブ341の上面と同じ平面を伸びている縁343によって縁取りしてもよい。したがって、容器15に格納された流体は、投与開口部344が形成されている出口チャンバ340へと開いた放射状チャネル342を通って流れ出ることで投与開口部344に達することができる。シート1は、縁343の位置だけでなくリブ341の上面の位置でも投与プレート34と接触状態になる形で働く。当然のことながら、リブ341は、放射状チャネル342を規定するだけでなく、結果としてさらに、シート1が投与プレート34に対して押しつけられてチャンバ340の周り全体で接する状態になった場合には、容器15の出口チャンバ340が遮断されるのを防ぐ働きをする。このことにより、容器15からの流体が途切れずに長く続く形で投与開口部に供給されることが確実となる。シート1を、投与プレート34の縁343および放射状リブ341の上面で固定する、という形すら考えられる。投与プレート34のうちシート2に対向する反対側の面には、取り出し皿345が形成されており、当該取り出し皿の底部には投与開口部344が開く形となっている。取り出し皿の形状は凹形のため、投与開口部344から投与された流体は取り出し皿345に溜まり、ユーザは、たとえば1本または複数の指を使って取り出し皿345から流体を取り出すことができる。取り出し皿345は、その周縁部の周りを周縁マージン346で縁取りされており、当該周縁マージンには、穴25の周縁エッジがたとえば熱融着によって耐漏洩様態で固定されている。留意すべきなのは、シート2の周縁マージン346への固定が、シート1および2と投与部品3との間の唯一の結合(coupling)となる、という点である。投与プレート34が結合された横材33は、2枚のシート1,2の間にあって頂部周縁ゾーン10,20に隣接する形で配置されている。シート1,2の形は加工されているため、横材33は、シートの周縁部を駆動壁に結合するエッジの位置で2枚のシートの間に容易に収容することができる。当然のことながら、シート1,2を、たとえば熱融着によって横材33に固定してもよい。シート1,2は、横材33にだけ固定してもよいし、さらに頂部周縁ゾーン10,20で一体に固定してもよい。この例では、バー36は投与プレート34の両側を、お互いに対してほぼ平行になる形で伸びている。バー36については、カーブした形、うねった形、そして繋がって輪を作る形、といった他の幾何学的形状にすることも考えられる。しかし、バーは、少なくとも部分的に容器15の外側の形状を有すること、とするのが効果的である。この例の場合には、バー36は容器15の内部に配置され、シート1,2の側面周縁ゾーン11,21の隣接して伸びる形となっている。周縁ゾーン11,21はバー36に固定してもよいが、両者を一体に固定することもできる。図に示す実施の形態では、バー36は底部周縁ゾーン12,22を超える位置までは伸びていない。しかし、そうすることもできる。横材33は、バー36の一部分と考えることもできるが、バー36と協働して実質的に剛性のある骨組みを容器15内部に配置された形で規定し、ユーザがディスペンサを保持する際に容器に剛性を与える。バー36(横材33と一体化されている)には、投与部品をシート1,2に固定しない形で容器内に単に挿入するだけの場合には、容器のための剛性のある内側周縁マージンを形成するが、一方、シート1,2を一体化させることなく投与部品に直接固定する場合には、剛性のある外側周縁マージンを形成する。ただしこれは、投与部品が存在しない位置(本実施の形態ではゾーン12,22にあたる)を除く。当然のことながら、バーにはある程度の厚みを持たせ、間に容積が規定されるようにする。ディスペンサが雑誌などの2つの平らな物の間に差し込まれても、この容積が‘歪められる’ことはない。したがって、容器から流体が噴き出す危険なくディスペンサを雑誌に挿入することができる。
ディスペンサは、以下のように製造されると考えることが可能である。まず投与部品3を、加工された形のシート1に形成されたリセスに、バー36がエッジゾーン11に沿って伸び、横材33は頂部ゾーン10に沿って伸びる、という形になるように、挿入する。当然のことながら、流体を入れるタイミングは、加工された形のシート1内に投与部品3を配置する工程の前でも後でもよい。その後、加工された形のシート2をシート1に重ね、それらシートの周縁エッジゾーンが相互に接触するようにする。2枚のシートは、周縁ゾーン10,20,11,21,12,22に沿って熱融着により相互に固定され、投与部品3は、いわばエンベロープを形成するシート1,2の内部に単に閉じ込められている形になる。シート2は、周縁マージン346の位置、すなわち穴25の周りで投与プレート34に固定される。最後に、取り外し可能な密閉部材4を拡張部分16に固定する。この最後のステップは、密閉部材4を備えた拡張部分16を折り畳み、投与開口部344を密封部材4で閉じる、というものである。こうするためには、密封部材4をたとえば凸形の座金43にし、その座金の頂上部には凸形スタッドを、投与開口部344に挿入される形で働くように形成すればよい、と言える。別の実施の形態においては、シート1,2を横材33およびバー36の位置で投与部品に密封することもできる。シート1を投与プレート34に密封することもできる。
本発明のディスペンサはポーチの様態をしており、拡張部分16の形状はエンベロープ・フラップに似た三角形である。ユーザは、ディスペンサを使用する際、拡張部分16を先端で掴んでもぎ取り、密封スタッド44を投与開口部344からはずすだけでよい。あとは、ディスペンサの駆動壁13,23を押さえて、流体を取り戻し皿345に放出させるだけでよい。
本発明によれば、側面に出口(2枚のシートのうち一方に置かれている)を有し、その投与開口部は、効果的な構成として、熱融着によってディスペンサに固定あるいは一体化された密封部材により何度も開閉できる、というディスペンサを実現できる。投与部品は、容器の内部で自由に動くよう配置されたインサートの形としてもよいし、一方または両方のシートに(たとえばシール処理で)固定したインサートの形としてもよい。
本発明の流体ディスペンサの実施の形態を示す分解斜視図である。 図1に示す流体ディスペンサの別の分解斜視図である。 図1および2に示すディスペンサの平面図である。 図1に示すディスペンサの垂直断面図である。 図4において丸で囲んだ細部Aを示す拡大図である。

Claims (13)

  1. 流体ディスペンサであって、協働して流体容器(15)を形作る2枚のシート(1,2)を有しており、これら2枚のシートのうち少なくとも一方には変形可能な駆動壁(13,23)が形作られており、当該変形可能な駆動壁を押さえつけると容器の中の流体に圧力を加えることができ、
    特徴となるのは、
    シートの少なくとも一方が固定された投与部品(3)をさらに有し、前記投与部品には、取り外し可能な密閉部材(4)によって閉じられる投与開口部(344)が形作られていることである、
    という前記流体ディスペンサ。
  2. 投与部品(3)は、投与開口部(31)の両側に伸びる2つの側面バー(36)を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  3. シート(1,2)は、バーが容器内部に位置づけられた状態で、少なくとも部分的にはバーに隣接して伸びる密封ラインに沿って容器の周縁マージンで一体に固定されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  4. バー(36)は、容器のための剛性のある内部側面周縁を形成していること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスプリング。
  5. シート(1,2)はバーに固定され、容器のための剛性のある外側周縁マージンを形成すること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  6. バー(36)同士が接して閉じたフレームを形成していること、
    を特徴とする請求項2に記載のディスペンサ。
  7. 投与開口部(344)は、一方のシート(2)に設けられた穴(25)の位置で開いていること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  8. 投与部品(3)は、穴(25)の周縁部を囲む位置でシート(2)に固定されていること、
    を特徴とする請求項7に記載のディスペンサ。
  9. 投与部品には、出口チャンバ(340)を規定され、当該出口チャンバは、出口開口部を形成し、容器から放射状チャネル(342)を通って流体が前記チャンバに供給されること、
    を特徴とする請求項7に記載のディスペンサ。
  10. 投与開口部は、凹形の取り出し皿(345)の底部に形成されており、ユーザはここから流体を取り出すこと、
    を特徴とする請求項7、8または9に記載のディスペンサ。
  11. バーを備えた投与部品は、容器内部に完全に収容されており、シートは投与部品の周辺で相互に固定し合っていること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  12. 放射状チャネル(342)は、上面がシート(2)と接触する放射状リブ(341)によって隔てられていること、
    を特徴とする請求項9に記載のディスペンサ。
  13. 投与部品(3)は、シート(1)に対向する面とシート(2)に対向する反対側の面とを有し、シート(1)に対向する面には、出口チャンバ(340)、当該出口チャンバを容器に接続する放射状チャネル(342)、そしてチャネルを隔てる放射状リブ(341)が形成されており、シート(2)に対向する反対側の面には、出口開口部(344)を介してチャンバに通じている凹形の取り出し皿(345)を形成しており、シート(2)は取り出し皿(345)の周囲の位置でプレートに隙間なく固定されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
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