JP2005533293A - ファイバ光素子端面清浄装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光ファイバ(1106)の一部がインターフェース装置(1103)内に収容されている光ファイバの端面(1104)を清浄するための清浄装置(1100)を提供する。
【解決手段】 この清浄装置は、インターフェース装置により受入れられるインターフェース部分(1124)を備えたハウジング(1114)を有している。更に、清浄装置は、ハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体(1116)を有しており、インターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、流体分配組立体の少なくとも一部(1112)が端面に係合する。この流体分配組立体は、端面上の汚染物の除去を助けるために、インターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、流体および溶媒を端面上に送出すように作動可能である。
【解決手段】 この清浄装置は、インターフェース装置により受入れられるインターフェース部分(1124)を備えたハウジング(1114)を有している。更に、清浄装置は、ハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体(1116)を有しており、インターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、流体分配組立体の少なくとも一部(1112)が端面に係合する。この流体分配組立体は、端面上の汚染物の除去を助けるために、インターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、流体および溶媒を端面上に送出すように作動可能である。
Description
本願は、2002年7月18日に出願された米国特許出願第10/199,925号の35U.S.C.§120下の恩典を請求する一部継続出願であり、その開示は、参照によりここに特別に組み込まれる。
本発明は、一般にファイバ光素子清浄装置に関し、より詳細には、ファイバ光素子端面を清浄するための清浄装置に関する。
ファイバ光素子通信の急増により、ファイバ光素子通信が、産業界、特に、遠距離通信およびデータ通信の分野において広範囲に実施され、使用されてきた。ファイバ光素子通信装置内においてファイバ光素子端面をきれいに且つ不損傷状態に保たなければならないことは、産業界で周知である。ファイバ光素子端面は、光ファイバを終止のために切断すると、生じられる横断面表面である。ファイバ光素子端面は、代表的には、これを受入れるための整合スリーブを有する隔壁アダプタ(これは、ときどき、バックプレーンアダプタまたは合わせアダプタとも称せられる)に連結するコネクタにより支持される。
端面をきれいに且つ不損傷状態に保ち損なうと、光ファイバの端面のところの散乱作用のために、信号損失が生じる。特に波長分割多重化(WDM)技術の進歩に伴って帯域幅が増大するので、ファイバ光素子端面の清浄性の必要性が更に重要である。更に、ファイバ光素子通信装置が重態域幅通報を扱うので、ファイバ光素子通信信号を励振するレーザーパワーが代表的に高いため、ファイバ光素子端面のところの清浄性が特に重要である。高いパワーのレーザーがファイバ光素子端面上の堆積物に当ると、これらの堆積物が燃焼してファイバ光素子端面上にすすの膜を残し、これにより通信信号を悪化してしまう。その結果、相互接続点のところの「汚れた」ファイバ光素子端面を使用から取出して修理しなければならない。
ファイバの清浄性が最重要であるが、ファイバ端面へのアクセスがしばしば非常に制限される。ほとんどのファイバ光素子相互接続部が、雄/雄構成で配列されており、これらの相互接続部は、連結のために雌/雄構成の整合スリーブを利用している。かくして、ユーザー側のコネクタを取外すと、1つの端面が容易にアクセス可能であり、他の端面が深い幅狭い穴の底部に存在する。これにより、清浄化を非常に困難にしている。更に、バックプレーンファイバ光素子相互接続部は、保守、清浄化および修理のために非常にアクセスし難い。多ファイバであろうと、単ファイバ(単体)であろうといずれにせよ、これらのファイバ光素子コネクタは、代表的には、幅狭い「カードスロット」の裏面の近くに位置決めされる。代表的なスロットは、幅が3.81cm(1.5インチ)であり、深さが30.48cm(12インチ)であり、保全のためにむしろアクセスし難い。ほとんどの現在の清浄技術は、使用者が清浄のためにコネクタへのアクセスを達成するためにバックプレーンを分解することを必要としている。
アクセス問題を解消するために、幾つかの清浄装置製造業者は、整合スリーブに挿入可能であって、隔壁アダプタからのコネクタの取外しを必要とすることなしにファイバ光素子端面を清浄するための清浄装置を設計した。しかしながら、これらの装置により使用される方法は、幾つかの理由で不都合である。例えば、これらの方法のほとんどは、コットンスワブまたは接着剤で被覆された物理的構造体のような非流体材料により端面が直接に接触されるような接触清浄方法を利用している。ファイバ光素子端面が非流体材料により直接に接触されるので、これらの装置は、非流体接触材料の一部がファイバ光素子端面上に留まると、ファイバ光素子端面上に汚染を与える固有の危険性を有している。更に、物理的接触の結果、汚染物粒子が端面を横切って「引きずる」ことによるファイバ光素子端面の引掻き傷のような欠陥をファイバ光素子端面に生じる。かくして、接触清浄方法が信号の悪化をしばしば生じる端面の引掻きの一因であることは、広く理解されている。
他の清浄製造業者は、バックプレーンからのコネクタの取外しを必要とすることなしにファイバ光素子端面を清浄するために隔壁アダプタ内に液体を注入することを含む清浄装置を設計した。しかしながら、この種類の現在の方法もまた、幾つかの理由で不都合である。例えば、代表的な隔壁アダプタは水密性ではなく、従って、水のようなかなりの量の液体が隔壁アダプタから漏れ、それによりコネクタに近接して位置決めされた高価な通信設備に損傷の可能性または認められた可能性をもたらす。更に、これらの装置は、隔壁アダプタ内に注入された液体の急速除去のための瞬時排気装置を設けていなく、かくして周囲の通信設備に対する損傷の可能性を高め、且つ液体の残留物が端面上に留まり、かくして端面を汚染する可能性を高める。
しかも、清浄操作中、清浄溶媒が、ファイバ光素子端面に形成された面取り部に集まることがあると言うことがわかった。この面取り部は、ファイバ光素子端面の周囲に位置決めされている。この面取り部は、溶媒を整合スリーブ内に保持する溜め部を形成する保護されたキャビティとして作用する。かくして、清浄方法が完了した後、面取り部に収容された清浄溶媒およびいずれかの汚染物が、しばしば、ファイバ光素子端面上に逆流して端面を再汚染してしまう。
更に、既存の組立体は、点検顕微鏡またはこれを受入れる手段を端面清浄装置に組み入れていない。かくして、操作者が端面清浄装置および点検顕微鏡を交換せざるをえないので、ファイバ光素子端面を清浄し、そしてこれを点検するサイクル時間が長くなる。更に、清浄操作中の端面清浄装置および点検顕微鏡の繰り返しの連結および分離に因り、ファイバ光素子端面上に汚染物または損傷を生じる可能性もかなり増大される。他の面では、製造業者は、2つの別々のユニットを製造し、且つ棚卸しするために別々の作業設備を設計/開発しなければならない。
更に、既存の組立体は、非接触清浄方法が全く効果的でないなら、清浄方法に接触清浄方法を組み入れることにより清浄操作の攻撃性を高めることができるように、接触清浄組立体を非接触清浄組立体と合同させていない。
従って、清浄されているファイバ光素子端面に対する汚染導入および/または損傷の低い可能性を示しながら、ファイバ光素子端面を清浄するのに効果的であって、近くの構成部品を不良流体にさらさない端面清浄装置の必要性が存在する。更に、清浄方法のサイクル時間およびファイバ光素子端面上の汚染の恐れを減少するために顕微鏡を受入れるか或いは収容するように実施可能な端面清浄装置の必要性が存在する。
本発明により構成された清浄装置の1つの実施の形態が提供される。この清浄装置は、光ファイバの一部がインターフェース装置内に収容されている光ファイバの端面の清浄に使用するために作動可能である。清浄装置は、ハウジングと、このハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体とを有している。この流体分配組立体は、インターフェース装置により受入れられて端面と係合するようになっているインターフェース部分を有している。流体分配組立体は、端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を端面上に送出すように作動可能である。
本発明により構成された清浄装置の第1の別の実施の形態が提供される。この清浄装置は、光ファイバの端面の清浄に使用するために作動可能である。清浄装置は、ハウジングと、このハウジングに連結された第1の取付け装置とを有している。この第1の取付け装置は、ハウジングに対する流体容器の選択的な連結を許容するようになっている。また、清浄装置は、ハウジングに連結された第2の取付け装置を有しており、この第2の取付け装置は、ハウジングに対する溶媒容器の選択的な連結を許容するようになっている。また、清浄装置は、容器の各々と流体連通状態でハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体を有しており、この流体分配組立体は、端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を容器の各々から端面上に送出すように作動可能である。
本発明により構成された清浄装置の第2の別の実施の形態が提供される。この清浄装置は、光ファイバの端面の清浄に使用するために作動可能である。清浄装置は、ハウジングと、このハウジングに連結されていて、端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を容器の各々から端面上に送出すように作動可能である流体分配組立体とを有している。更に、清浄装置は、ハウジングに連結されている接触清浄組立体を有しており、この接触清浄組立体は、物理的接触により端面に係合して端面上の汚染物を取り払うように作動可能な係合部材を有している。
本発明により構成された清浄装置の第3の別の実施の形態が提供される。この清浄装置は、光ファイバの一部がインターフェース装置内に収容されている光ファイバの端面の清浄に使用するために作動可能である。清浄装置は、接触清浄組立体を有しており、この接触清浄組立体は、インターフェース装置内に少なくとも部分的に受入れられるように構成されたインターフェース部分を有している。更に、接触清浄組立体は、インターフェース部分に連結されていて、物理的接触により端面に係合して端面上の汚染物を除去するようになっている係合部材を有している。更に、清浄装置は、接触清浄組立体に連結されている駆動機構を有しており、この駆動機構は、端面上で係合部材を移動させるようになっている。
本発明により構成された清浄装置の第4の別の実施の形態が提供される。この清浄装置は、第1および第2の光ファイバ各々の一部がインターフェース装置内に収容されている第1の光ファイバの第1の端面をよび第2の光ファイバの第2の端面の清浄に使用するために作動可能である。清浄装置は、ハウジングと、このハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体とを有している。この流体分配組立体は、第1のインターフェース部分および第2のインターフェース部分を有しており、これらの第1および第2のインターフェース部分は、インターフェース装置により受入れられるようになっている。流体分配組立体は、第1および第2の端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を第1および第2のインターフェース部分を経て第1および第2の端面上に送出すように作動可能である。
インターフェース装置内に収容された光ファイバの端面を清浄するための本発明により構成された方法の1つの実施の形態が提供される。この方法は、ノズルを端面に近接して位置決めするように清浄装置のインターフェース部分をインターフェース装置内に挿入する工程を有している。更に、この方法は、溶媒を流体と相互混合し、そして端面を係合部材と接触させることにより端面上から汚染物を取り払う工程を有している。
本発明の下記の態様および付随の利点のうちの多くが、添付図面と関連して行なわれる下記の詳細な説明を参照することにより良く理解されるであろう。
本発明は、光ファイバの端面を清浄するための光ファイバ端面清浄装置である。下記の用途に限定されないが、本発明の端面清浄装置は、任意の組立体、装置、または露出ファイバ光学素子端面を有するか、或いはこの端面が支持された装置として規定されるインターフェース装置に収容された光ファイバの端面を清浄するのに特に適している。このようなインターフェース装置の例としては、整合スリーブ、隔壁アダプタ、トランシーバ、トランスミッタ、検出器またはコネクタのうちの任意の1つまたはそれ以上、またはそれらの組合わせが挙げられる。隔壁アダプタはときどき「合わせアダプタ」または「バックプレーンアダプタ」とも称せられており、それらの設計および形状は大きく変化している。例示のみの目的で、隔壁アダプタ内に収容されたファイバ光素子コネクタに関して、或いは隔壁アダプタから取外されたファイバ光素子コネクタに関して本発明の実施の形態を説明する。しかしながら、露出ファイバ光素子端面が存在する任意の状況にファイバ光素子端面清浄装置を使用し得ることは当業者には明らかであろう。
一般に、以下に更に説明するように、ファイバ光素子端面清浄装置は、加圧流体および清浄化溶媒ファイバ光素子端面に付与する装置を備えている。本発明の他の実施の形態では、ファイバ光素子端面清浄装置は、光ファイバの端面を照明して検分するための顕微鏡を受けるように実施可能であるか、或いはこの顕微鏡を備えている。本発明の更に他の実施の形態では、ファイバ光素子端面清浄装置は、ファイバ光素子端面上からの流体の除去を助ける引込み可能なバッフルを有している。更なる実施の形態では、ファイバ光素子端面清浄装置は、汚染物に接触して物理的接触により端面上から汚染物を除去するようになっている刑法部材を有する接触清浄組立体を備えている。更なる実施の形態では、端面清浄装置は、加圧流体の容器および溶媒の容器に取外し可能に連結するようになっている。
図1および図2は、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置100の1つの実施の形態を示している。このファイバ光素子端面清浄装置100は、周知のファイバ光素子データ伝送装置に代表的に使用されるもののようなファイバ光素子隔壁アダプタ200に収容された光ファイバの端面を清浄するために、このファイバ光素子隔壁アダプタ200とインターフェース接続することが可能である。ファイバ光素子端面清浄装置100は、ハウジング110と、排気装置104と、清浄溶媒送り出し装置106と、加圧流体送り出し装置108とを有している。
ファイバ光素子端面清浄装置100は、これがインターフェース接続するファイバ光素子隔壁アダプタ200の説明を考慮して良く理解されるので、ファイバ光素子端面清浄装置100の説明に先立って、ファイバ光素子隔壁アダプタ200の詳細な説明を行なっておく。図示のファイバ光素子隔壁アダプタ200は、ほとんどの周知のファイバ光素子データ伝送装置に使用するのに適している。ファイバ光素子隔壁アダプタ200は、代表的には、その第1の端部に位置決めされた第1の一対の雌入力部204、206を有している。これらの雌入力部204、206は、隔壁アダプタ200の第2の端部のところの第1の一対の雌入力部204、206に対して反対方向に向いている第2の一対の雌入力部(図示せず)と整合されている。雌入力部204、206は、参照符号214、216により示されるもののようなファイバ光素子コネクタを受入れるように寸法決めされて形成されている。ファイバ光素子コネクタが整合された対向雌入力部内に受入れられると、対向ファイバ光素子コネクタ内に収容されたファイバ217(一方が図示されている)は、隔壁アダプタ200内に収容された整合スリーブ219内に受入れられる。コネクタが前述のように受入れられた状態では、対向ファイバ光素子コネクタの端面は、当業界で周知なように光ファイバ間の光信号の通過を許容するように整合スリーブ219内で互いに面している。
代表的な用途では、隔壁アダプタ200は、隔壁(図示せず)を介して光ファイバの接続を許容するように隔壁を通して設けられる。従って、雌入力部204、206内に受入れられたファイバ光素子コネクタに使用者が容易に接近してこのファイバ光素子を取外せるが、ファイバ光素子コネクタ214、216への接近は、代表的には、隔壁により妨害されている。例えば、隔壁アダプタ200は、増幅ユニットの隔壁への光ファイバの通過を可能にしているが、この際、隔壁アダプタ200からファイバ光素子コネクタ214、216を「抜き出す」ためには、労力が激しく、設備の損傷の高い可能性と関連された方法によりファイバ光素子コネクタ214、216に接近するために増幅ユニットを分解することが必要である。
ファイバ光素子コネクタ214、216を一旦、隔壁アダプタ200に挿入したら、各コネクタと関連されたファイバ光素子端面202は、隔壁の他方の側に露出され、他のファイバ光素子コネクタとインターフェース接続する用意が整う。実際、ファイバ光素子コネクタを雌入力部のうちの一方204または206から取外すと、本発明のファイバ光素子端面清浄装置100を空の雌入力部204または206に挿入し得る。すると、ファイバ光素子隔壁アダプタ200内で終わっている各ファイバ光素子ストランド217の端面202を清浄するために本発明のファイバ光素子端面清浄装置100を使用し得る。
更に図1および図2を参照し、隔壁アダプタ200の構造に集中して説明すると、ファイバ光素子隔壁アダプタ200は、雌入力部により受入れられたファイバ光素子コネクタと関連された光ファイバを受入れ、保持しそして整合させるために各整合された対向対の雌入力部の内側に設けられた整合スリーブ219を有している。ファイバ光素子コネクタ214、216は、光ファイバを収容するフェルール218を有している。このフェルール218は、その整合スリーブ219との係合のより隔壁アダプタ200内に光ファイバを保護し、整合させるのに役立つ。
終端光ファイバの端面は、信号伝播を最適にする目的で高い精度まで切断されて磨かれる。各ファイバ光素子端面202は、「平ら」である(すなわち、ファイバの光軸に対して直交する)か、或いは角度をなして切断される。好ましくは、各ファイバ光素子端面202は、反射により引起される信号悪化を低減するために垂線から8°(±0.1°)の角度で切断される。
多くの隔壁アダプタ200は、単一のハウジング内の送信/受信チャンネルを考慮して図1および図2に示すように、設計が二重である。しかしながら、単体の隔壁アダプタが本発明と関連して使用するのに全く一般的であって、適しており、並びに2を超える多重である。
隔壁アダプタ200は、参照符号214、216で示されるもののようなファイバ光素子コネクタを受入れるために割りハウジング208と、雌入力部204、206とを有してもよい。割りハウジング208は、一般に、一対の対向した合わせフランジ220、222に沿って第1のハウジング半体210を第2のハウジング半体212に接合することによって構成された中空のブロック構造体である。整合スリーブ219内には、フェルール218が設けられており、光ファイバ217が整合スリーブ219に保持され、整合されている。
ファイバ光素子隔壁アダプタ200の上記論述を考慮して、ファイバ光素子端面清浄装置100を以下に論述する。前述のように、ファイバ光素子端面清浄装置100は、ハウジング110と、排気装置104と、清浄溶媒送出し装置106と、加圧流体送出し装置108とを有している。ハウジング110は、管受け部分118に連結されるか、これが一体に形成されたインターフェース部分116で構成されている。このインターフェース部分116は、その挿入を許容するために、ファイバ光素子隔壁アダプタ200の雌入力部204、206の内側寸法にほぼ類似した外側寸法を有する中空の細長いブロック構造体である。インターフェース部分116は、後で更に詳細に論述するように、排出されたいずれの流体もファイバ光素子端面202に適切に衝突するように、インターフェース部分116内に収容された清浄溶媒送出し装置106および加圧流体送出し装置108の諸構成部品を配向させるように構成されている。
インターフェース部分116には、管受け部分118が接合されている。排気通路120と、清浄溶媒管122と、加圧流体管124が管受け部分118を通っている。管受け部分118は、これを管が通っている以外、好ましくは構成が中実である三角形のブロック構造体である。
排気装置104は、周知の可撓性管(図示せず)により真空ポンプ(図示せず)に連結された排気通路120で構成されている。真空ポンプは、加圧流体の注入にもかかわらず、清浄中、整合スリーブ219内の負圧を維持するのに十分な容量を有する任意の周知のポンプでもよい。本発明に使用するのに適した1つのこのような真空ポンプは、コネクチカット州のセイモアにあるエアバック社により製造されているモデルNo.AVR046Hの1段ベンチュリポンプである。このポンプは、118ml/秒までの真空流量を生じることが可能である。好ましくは、コネクタにける浸入亀裂または可能開口部を通るコネクタの外部の汚染物の侵入を緩和するために、低いレベルの真空が加えられる。
排気通路120は、ハウジング110の水平方向に配向されたインターフェース部分116に対して角度をなしてハウジング110の管受け部分118を通っている。排気通路120は、これがハウジング110のインターフェース部分116を通っているので、ハウジング110のインターフェース部分116の壁部により規定されている。図示の実施の形態では、インターフェース部分116内の排気通路120の内径は、整合スリーブ219および関連ファイバ光素子端面202を包囲する保護ハウジング226の外径に等しいが、適切な量の流れを許容する任意の直径が容認可能である。排気装置を図示して説明するが、排気装置104が最適であり、排気装置なしでも、ファイバ光素子端面清浄装置100を効果的に使用し得ることは当業者には明らかであろう。
加圧流体送出し装置108は、流体加圧ユニット(図示せず)と、加圧流体管124と、加圧流体ノズル130とで構成されている。流体加圧ユニットは、加圧流体ノズル130からの吐出のために、可撓性管(図示せず)を経て加圧流体を加圧流体管124に送出す。流体加圧ユニットは、清浄中、十分な圧力下で十分な流れを維持するのに十分な容量を有する任意の周知なポンプまたは他の源でもよい。図示の実施の形態では、加圧流体は、112ml/秒の流量で、13秒間、5psiないし実質的にそれより大きい値の範囲内、好ましくは100psiの値で送出される。
1つの実施の形態では、加圧流体は、周知の市販されている加圧窒素ビンから加圧窒素を選択的に放出することにより供給される加圧ガスである。他の実施例では、流体は、周知のコンプレッサまたはポンプにより供給される乾燥ろ過空気のような加圧ガスである。更に他の実施の形態では、加圧流体はCO2である。更に他の実施の形態では、加圧流体は脱イオン化空気である。図示の実施の形態では、加圧流体は、窒素、空気またはCO2であると述べるが、本発明における使用には、固形粒子が同伴はされた液体および流体のような他の流体も適していることは、当業者には明らかであろう。更に、この詳細な説明の意味内で、語「加圧ガス」は、ゼロ以外の湿度を有する空気のような少量の液体を含有してもよいガス状化合物を含むことは理解すべきである。更に、本発明で使用するのに適した特定の圧力、持続期間および流量を説明したが、これらの量は、全く説明上のものであることは当業者には明らかであろう。従って、他の量も、本発明な範囲内で本発明での使用に適している。好ましくは、加圧流体は、いずれの望まれない汚染物を除去するためにろ過される。
加圧流体管124は、加圧流体ノズル130で終わっている。加圧流体ノズル130は、ステンレス鋼皮下針管のような任意の適当な剛性材料から製造されている。図示の実施の形態では、ノズルは、0.0457cm(0.018インチ)の外径および0.0355cm(0.014インチ)の内径を有する特別に薄い壁部の26口径の皮下針管で構成されている。加圧流体ノズル130は、その遠位端部に加圧流体吐出ポートまたはノズルポート112を有している。
図示の実施の形態では、加圧流体は、好ましくは、周知のフィルタ構造体を通してろ過され、1つのこのような適当なフィルタ構造体は、ミシガン州アンアーバーにあるポールゲルマン研究所により製造されているモデルNo.66073の細孔性で中間流量の1.0μmの大きさの粒子保持用の13mmガラスファイバ膜を利用している再使用可能な注射器フィルタハウジングである。
清浄溶媒送出し装置106は、清浄溶媒貯蔵源(図示せず)に連結された清浄溶媒管122で構成されている。この清浄溶媒管122は、可撓性管(図示せず)を介して溶媒貯蔵源または送出し装置(図示せず)と流体連通状態で連結される。清浄溶媒管122は、遠位端部に吐出ポートまたはノズルポート114を有していて、加圧ガスおよび清浄溶媒をファイバ光素子端面202に送出すためのノズル126で終わっている。清浄溶媒管122は、インターフェース部分118の中心線と並んでハウジング110の管受け部分118およびインターフェース部分116を通っている。
清浄溶媒管122は、ステンレス鋼皮下針管のような任意の適当な剛性材料で製造され得る。図示の実施の形態では、ノズルは、0.071cm(0.028インチ)の内径を有する特別に薄い壁部の20口径の皮下針管で構成されている。この内径は、加圧流体管124を通せるように選択され、加圧流体管124の外面と清浄溶媒管122の内面との間にアニュラスを形成すように十分に大き目に寸法決めされている。加圧流体が加圧流体ノズル130を通ることにより生じられるベンチュリ効果により、清浄溶媒貯蔵源(図示せず)から清浄溶媒を引出して、清浄溶媒貯蔵源を清浄溶媒管122に連結する可撓性管およびアニュラス117に通し、ついにはノズルポート114から吐出する。更に、図示の実施の形態では、加圧流体管124は、清浄溶媒管122内で同心的に延びているものとして図示されているが、他の形状も本発明での使用に適していることは、当業者には明らかであろう。例えば、清浄溶媒管122は、加圧流体管124内で延びてもよい。変更例として、清浄溶媒管122および加圧流体管124は、当業者には明らかなように、端面上に向けられ、および/または他方の流路に排出するように向けられている別体の異なったユニットでもよい。
また、ファイバ光素子ストランドの端面上に含まれる汚染物を効果的に除去することができる任意の適当な清浄溶媒が本発明における使用に適していることは、当業者にはあきらかであろう。清浄溶媒は、ガス、液体、固体またはそれらの組み合わせでもよい。好ましくは、清浄溶媒は、液体であれば、50℃以上の引火点を有する。清浄溶媒は、その効率を高めるために加熱されてもよい。1つの適当な溶媒は、ミネソタ州のスチルウオータニあるアメリカンポリウオータコーポレーションにより製造され、商標HPTMの製品番号HPV−16LFとして販売されている炭化水素/テルペン混合溶媒である。この炭化水素/テルペン混合物は、中間脂肪族石油溶媒と単環状テルペンとよりなる。他の実施の形態では、清浄溶媒は、いくつかのプラスチックを溶解することが可能なシアン化物ガスである。更に他の実施の形態では、清浄溶媒は、柔らかい固形物が懸濁された液体である。更に他の実施の形態では、清浄溶媒は、弗素化エーテルと、塩素化アルカレンとアルコールとの混合物である。より詳細には、清浄溶媒は、メチルノナフルオロブチルエーテルと、ノナフルオロブチルエーテルと、トランスー1、2−ジクロオエチレンと、イソプロパノールとよりなる混合物であり、1つの適当な例は、ミネソタ州のStポウルにある3MTMにより製造され、ノベックフルイドHFE−72DAの名で販売されている。
図示の実施の形態では、清浄溶媒は、加圧流体が加圧流体ノズル130を通ることによって生じられるベンチュリ効果によって送出される。他の実施の形態では、清浄溶媒は、ポンプにより送出される。1つのこのような適当なポンプは、マサチューセッツ州のハドソンにあるクラーク社により製造されているモデルNo.DMS035のソレノイド作動式ダイアフラムポンプである。このポンプは、5psiの流体を160ml/分の流量で供給することが可能である。本発明での使用に適した特定のポンプを説明したが、本発明の範囲を逸脱することなしに任意のこのような適当なポンプを本発明で使用し得ることは、当業者には明らかであろう。
図示の実施の形態では、3秒の清浄噴流あたり、ほぼ25ミクロリットルの清浄溶媒が送出される。他の量および持続時間も本発明での使用に適しており、従ってこれらも本発明の範囲内であることは、当業者にはあきらかであろう。この実施の形態では、清浄溶媒吐出ポートまたはノズルポート114は、好ましくは、端面からほぼ0.0508cm(0.02インチ)ないしほぼ0.508cm(0.20インチ)のところに位置決めされる。しかしながら、他の距離も本発明での使用に適切であることは、当業者には明らかであろう。また、端面からのノズルポート114の間隔が背圧および本発明の清浄能力の効果性に影響することは、当業者には明らかであろう。より詳細には、ノズルポート114が端面に近すぎるところに設置されると、背圧が上昇して清浄作動の効果性を低下する。他方、ノズルポート114が端面に遠すぎるところに設置されると、端面に衝突する前に、噴流のエネルギが消散し、それにより装置の清浄効果性を著しく低下する。図示の実施の形態では、0.127cm(0.05インチ)の間隔が好ましい。
また、図示の実施の形態では、清浄溶媒は、好ましくは、周知のフィルタ構造体を通してろ過され、1つのこのような適当なフィルタ構造体は、ミシガン州アンアーバーにあるポールゲルマン研究所により製造されているモデルNo.66073の細孔性で中間流量の1.0μmの大きさの粒子保持用の13mmガラスファイバ膜を利用している再使用可能な注射器フィルタハウジングである。
更に図1および図2を参照し、ファイバ光素子端面清浄装置100の上述の説明を考慮して、代表的な清浄サイクル中のファイバ光素子端面清浄装置100の1つの実施の形態の作動を以下に説明する。まず、ファイバ光素子コネクタを雌入力部204から取外し、端面清浄装置100のインターフェース部分116を挿入する。次いで、ボタンまたは同様なアクチュエータを押すことによって清浄方法を開始する。100psiの乾いたろ過済み空気を、加圧流体管124を通して3秒間の噴出で112ml/秒の流量で供給する。液体炭化水素/テルペン溶媒混合物よりなる約0.01mlないし約0.05ml(好ましい値はほぼ0.025mlである)の清浄溶媒を、加圧流体ノズル130を通るろ過済み空気の流れにより生じられるベンチュリ効果によって初めのほぼ100ミリ秒間、清浄溶媒送出し管122を通して引出す。
この加圧空気は清浄溶媒と混合し、それにより高速ガス噴流に同伴される清浄溶媒のエアロゾルミストを生じる。清浄溶媒および加圧ガスのこのエアロゾルミストは、清浄溶媒ノズル126の吐出ポート114から吐出される。吐出ポート114は、端面からほぼ0.0508cm(0.02インチ)ないし0.508cm(0.20インチ)のところに位置決めされ、好ましい距離は、0.127cm(0.05インチ)である。清浄溶媒および加圧ガスのエアロゾルミストは、端面202に衝突してそこに位置するいずれの汚染物をも除去する。全手順全体にわたって、およびその後の期間の間、ほぼ118ml/秒の流量で排気通路を通して真空を付与し、かくしていずれの消費された加圧ガスおよび清浄溶媒、臭いも除去し、一般のハウスキーピングをもたらし、そしてコネクタ200の内側部分を大気圧よりわずかに低く保つ。整合スリーブ210内に残っているいずれの残留清浄溶媒の除去を助けるために、清浄の展開に引き続き、端面上への加圧ガスおよび排気真空の付与よりなる乾燥段階を開始してもよい。圧力、流量、持続時間および流体のような特定の量を以上に開示したが、他の量および流体も本発明での使用に適しており、従って本発明の範囲内であることは、当業者には明らかであろう。
図3および図4を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置300の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子端面清浄装置300は、図1および図2に示されるファイバ光素子コネクタ214、216のようなファイバ光素子コネクタ400に含まれる光ファイバの端面を清浄するために、このファイバ光素子コネクタ400とインターフェース接続することが可能である。この実施の形態のファイバ光素子端面清浄装置300は、以下の点を除いて、図1および図2に示される前述の実施の形態と同様である。すなわち、ファイバ光素子端面清浄装置300は、ファイバ光素子コネクタ400内に収容されたコネクタフェルール418の端面402を検分するために顕微鏡500の結像光軸が通る進路330を設けるように設計されており、またコネクタ400が隔壁アダプタから取外されると、清浄が行なわれる。顕微鏡500の光学的特徴および顕微鏡500の光学的性質の一般知識が周知であるので、顕微鏡500のこれらの面は、ここではこれ以上説明しない。
ファイバ光素子端面清浄装置300は、排気装置304と、清浄溶媒送出し装置306と、加圧流体送出し装置308とを有している(これらのすべては前述の実施の形態について説明したものと同様である)。この実施の形態では、能動的排気装置304が前述の実施の形態について説明した装置とほぼ同様であるものとして示すが、この構成における堆積物を除去する方法が、能動的(真空)または受動的(ベント)に行なわれてもよいことは、当業者には明らかであろう。詳細には、変更例として、先の実施の形態について開示されたように、端面に近接して真空を能動的に付与するのとは対照的に、適切に設計された排気装置を通して端面上に吐出されたいずれの流体をも単に受動的に抜きだすことにより堆積物の除去を排気装置304が達成し得ることは、当業者には明らかであろう。
端面清浄装置300のハウジング310は、中空の円錐形部分332を軸方向の整合された中空の円筒形部分334に接合するか、或いはこの中空の円錐形部分332を一体に形成することによって形成されている。この円錐形部分332は、インターフェース部分316を有している。このインターフェース部分316は、ファイバ光素子コネクタ400のフェルール418の挿入を許容するために、このフェルール418の外側寸法とほぼ同様な内側寸法を有する中空の細長いブロック構造体である。インターフェース部分316が隔壁アダプタの雌入力部の内側寸法とインターフェース接続するように設計されている同様な構成がこの実施の形態の明らかな延長範囲であることは、当業者には明らかであろう。インターフェース部分316は、以下に更に詳細に論述するように、吐出されたいずれの流体もファイバ光素子端面402に適切に衝突するように、円錐形部分332内に収容された清浄溶媒送出し装置306および加圧流体送出し装置308の諸構成部品を配向するように構成されている。円錐形部分332により、清浄溶媒送出し装置306、加圧流体送出し装置308、排気装置304の諸構成部品を顕微鏡500の光進路330の外側に設置することができる。
円錐形部分332には、円筒形部分334が接合されている。排気通路320、清浄溶媒管322および加圧流体管324が、円筒形部分334を通っている。円筒形部分334は、更に、顕微鏡500の頭部分502を受入れるための受入れ孔336を有している。顕微鏡500の頭部分502がハウジング310内の挿入中に受入れ孔336に係合すると、受入れ孔336は、顕微鏡500の結像光軸をウジング310を通る光進路330を通してファイバ光素子ストランドの端面に整合させるのに役立ち、それにより使用者は、ファイバ光素子端面402を検分することができる。この実施の形態では、顕微鏡500は、光ファイバの端面402を点検し、そしてこの端面を見て清浄サイクルの効果性を実証するために、清浄サイクルの完了後に挿入される。
図示の実施の形態では、顕微鏡500は、端面清浄装置300に取外し可能に係合するように作動できる別体のユニットであるが、本発明の範囲を逸脱することなしに、顕微鏡500を端面清浄装置300に一体に形成してもよく、或いは端面清浄装置300に永久的に取付けてもよいことは、当業者には明らかであろう。この別の実施の形態では、使用者は、ファイバ光素子コネクタ400から端面清浄装置300を取外すことなしに清浄中に或いはそのすぐ後に端面を検分することができる。
図3および図4に示される端面清浄装置300のこの別の実施の形態の作動は、顕微鏡500の使用および排気装置304、清浄溶媒送出し装置306および加圧流体送出し装置308の配向を除いて、図1および図2に示される前述の端面清浄装置の実施の形態のものとほぼ同様である。作動が前述のものとほぼ同様であるので、ここでは、作動をこれ以上論述しない。
図5を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置600の第2の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子端面清浄装置600は、図1および図2に示されるファイバ光素子データ伝送設備に代表的に使用されるもののようなインターフェース装置に含まれる光ファイバの端面を清浄するために、このインターフェース装置とインターフェース接続することが可能である。本発明のファイバ光素子端面清浄装置600は、コネクタ内に収容されたファイバ光素子ストランドのファイバ光素子端面の光学的結像を許容するために、ファイバ光素子端面清浄装置600がこれと一体に形成された顕微鏡700を更に有することを除いて、図1および図2に示される前述の実施の形態と同様である。顕微鏡700の光学的特徴および顕微鏡の光学的性質の一般知識が周知であるので、ここでは、ファイバ光素子端面清浄装置600のこれらの面をこれ以論述しない。
顕微鏡700は、ファイバ光素子端面清浄装置600のハウジング610の第1の端部のところに、第2の端部に位置決めされた清浄装置のインターフェース部分634と反対側に位置決めされている。清浄装置のインターフェース部分634は、排気装置と、清浄溶媒送出し装置と、加圧流体送出し装置とを有しており、これらの装置すべては、前記2つの実施の形態について説明したものとほぼ同様であり、従って、ここでは、これ以上論述しない。
作動にあたり、使用者は、清浄操作または点検操作が望まれるかに応じて、第1または第2の端部を選択的にインターフェース装置内に挿入する。例えば、使用者が隔壁アダプタ内に収容されたファイバ光素子端面を清浄したいなら、清浄装置のインターフェース装置634を隔壁アダプタ内に挿入し、アクチュエータボタン636を押して清浄操作を開始する。清浄操作が完了すると、使用者は、引き続き、ファイバ光素子端面清浄装置600を取外し、ファイバ光素子端面清浄装置600を縦に回転させ、その後、顕微鏡700のインターフェース部分702を隔壁アダプタ内に挿入する。このインターフェース部分702は、ファイバ光素子隔壁アダプタ内に収容されたファイバ光素子端面に顕微鏡の光レンズの焦点が合うように隔壁アダプタとインターフェース接続するように設計されている。
図6ないし図12を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置800の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子端面清浄装置800は、ファイバ光素子隔壁アダプタ900のようなインターフェース装置内に収容された光ファイバの端面を清浄するために、このインターフェース装置とインターフェース接続することが可能である。この実施の形態のファイバ光素子端面清浄装置800は、これが引込み可能なバッフル802を更に有していることを除いて、図1および図2に示される前述の実施の形態と作動および構造が同様である。
図11および図12を参照して説明すると、バッフル802は、清浄展開中、整合スリーブ822内に残留する清浄溶媒の除去を助ける。しかも、ファイバ光素子端面902は、その周囲に位置決めされた面取り部904を有している。清浄操作中、清浄溶媒および/または他の流体が面取り部904に集まることがわかった。面取り部904は、含まれる清浄溶媒を加圧流体および/または加えられた真空から部分的に遮蔽する保護キャビティとして作用する。かくして、加圧流体が流れている間、ファイバ光素子端面902は、きれいで乾いた状態のままである。しかしながら、加圧流体の流れが停止すると、面取り部904に存在する清浄溶媒およびこれに含まれる汚染物が、ファイバ光素子端面902に逆流してこの端面を再汚染する。図示の実施の形態の引込み可能なバッフル802は、加圧流体の流れを面取り部に集中することによって面取り部からの清浄溶媒の除去を助ける。かくして、バッフル802が図11に示されるように伸張位置にあるとき、加圧流体は、面取り部904に含まれる清浄溶媒により直接に衝突し、それにより清浄溶媒の除去を高める。
ファイバ光素子端面清浄装置800の外側構造により集中し、図6ないし図8を参照して、ファイバ光素子端面清浄装置800を構成する外部構成部品を説明する。ファイバ光素子端面清浄装置800は、3つの別個な部分、すなわち、インターフェース部分844、中間部分846およびバッフルアクチュエータ部分848に細分されたハウジング810を有している。インターフェース部分844およびバッフルアクチュエータ部分848は、周知の留め具840、842により中間部分846に接合されている。インターフェース部分844には、インターフェースチップ816が連結されている。このインターフェースチップ816は、その挿入を許容するために、ファイバ光素子隔壁アダプタ900(図9参照)の入口雌入力部906の内側寸法とほぼ同様な外側寸法を有する中空のときとき円筒形の構造体である。
インターフェースチップ816は、以下に更に詳細に論述するように、吐出される任意の流体がファイバ光素子端面上に適切に衝突するように、ファイバ光素子端面清浄装置800内に収容された清浄溶媒送出し装置および加圧流体送出し装置の構成部品を配向するように構成されている。更に、インターフェース部分844のインターフェースチップ816または或る部分は、好ましくは、インターフェースチップ816または少なくともインターフェース部分844の一部を端面清浄装置800から取外せるように構成されている。このように構成されると、インターフェースチップ816または少なくともインターフェース部分844の或る部分は、様々なインターフェース装置を受入れるために、容易に取外され、そして異なる形式のインターフェースチップ816またはインターフェース部分844と交換され得る。
図6に示される実施の形態では、インターフェースチップ816は、インターフェース部分844におけるインターフェースチップ受入れポート815から選択的に取出され、そして別の形状のインターフェースチップと交換され、そして端面清浄装置800を異なる形状のインターフェース装置と関連されたファイバ光素子端面とインターフェース接続し得る。かくして、ファイバ光素子端面清浄装置800は、ほとんど任意のインターフェース装置と適合可能であるように選択的に構成され得る。当業者には明らかなように、前述の実施の形態のみに関して、交換可能なインターフェースチップ816またはインターフェース部分844を特殊的に説明しているが、この詳細な説明内で述べる実施の形態のいずれもこの概念を組み入れ得ることは、当業者には明らかであろう。
中間部分846には、アクチュエータボタン834およびアクセスポート838が配置されている。使用者は、アクチュエータボタン834を押すことによって清浄方法を開始する。アクセスポート838、ハウジング810における長方形の孔により、ファイバ光素子端面清浄装置800内に配置された押えねじ862への接近を許容し、その目的を以下に更に詳細に説明する。更に、アクセスポート838により、バッフルを伸長位置と引込み位置との間で手動で作動することができる。
バッフルアクチュエータ部分848は、名が意味するように、以下に更に詳細に説明するように、バッフルを伸長位置および引込み位置との間で選択的に位置決めするためのバッフルアクチュエータ870を収容している。バッフルアクチュエータ870の作動を細調整するためのニードル弁調整ねじ836が、バッフルアクチュエータ部分848の外面に配置されている。また、バッフルアクチュエータ部分848の外面には、アクセスポート850が配置されている。このアクセスポート850は、バッフルアクチュエータ870のようなファイバ光素子端面清浄装置800の内部構成部品を選択するために、電気制御信号および電力を供給するための電気配線アンビリカルコード(明確には示されていない)を通すことができる。更に、アクセスポート850は、図1に示される溶媒管122および加圧流体管124と作動および構造がほぼ同様である加圧流体送出し管の一部および清浄溶媒送出し管(明確には示されていない)の一部をファイバ光素子端面清浄装置800に通し入れることができる。
ファイバ光素子端面清浄装置800の内部構造により集中し、図8および図9を参照して、ファイバ光素子端面清浄装置800を構成する内部構成部品を説明する。中間部分846は、バッフル戻りばね室854と、溶媒送出し弁室860とで構成されている。バッフル戻りばね室854は、形状が円筒形であって、ファイバ光素子端面清浄装置800を通って長さ方向に延びている。バッフル戻りばね室854は、バッフル戻りばね852を収容している。バッフル戻りばね852は、図8にしめされるように、引込み位置にあるバッフル802を付勢する。バッフル戻りばね852は、ばね力をロッドクランプ864に及ぼすことによってバッフル802を付勢する。このロッドクランプ864は、バッフル戻りばね室854内に往復動可能に配置されており、そしてバッフル戻りばね852の遠位端部に係合するばね座部866と、バッフルアクチュエータ870と連通しているアクチュエータ座部868とを有している。ロッドクランプ864は、周知の押えねじ862の使用によりアクチュエータロッド872に連結されている。
溶媒送出し弁室860が、バッフル戻りばね室854と隣接し且つこれと平行な配向で位置決めされている。この溶媒送出し弁室860は、溶媒送出し弁戻りばね858と、溶媒送出し弁856とを収容している。溶媒送出し弁戻りばね858は、溶媒ポート898からの流体圧により作動されるまで、閉位置にある溶媒送出し弁856を開位置へ付勢し、それによりファイバ光素子端面902への清浄溶媒の送出しを許容する。かくして、溶媒送出し弁は、チェック弁として作用する。当業者には明らかであるように、ここで説明する弁の構成は、電磁式、空気圧式、油圧式および機械式アクチュエータのような当業界で周知である任意の数のアクチュエータ/弁組み合わせにより置き換えられてもよい。
バッフルアクチュエータ部分848に集中すると、バッフルアクチュエータ部分848は、アクチュエータ室876を有している。このアクチュエータ室876は、バッフルアクチュエータ部分848を通って長さ方向に延びており、そしてバッフルアクチュエータ870を収容するように寸法決めされている。当業者には明らかなように、バッフルアクチュエータ870は、電磁式、空気圧式、油圧式および機械式アクチュエータのような当業界で周知である任意の数のアクチュエータから選択される。バッフルアクチュエータ870は、図10に示されるような伸長位置と、図8に示されるような引込み位置との間で選択的にトグル留めされてもよい。アクチュエータ室876の遠位端部には、Oリング878が、中間部分846とバッフルアクチュエータ部分848との間のインターフェースのところに配置されている。このOリング878は、アクチュエータ室876内の空気量を隔離するために耐圧性シールをもたらす。また、バッフルアクチュエータ部分848には、ニードル弁調整ねじ836が配置されている。このニードル弁調整ねじ836は、バッフル802の作動率のようなバッフルアクチュエータ870の作動パラメータを選択的に調整するために、製造中に操作される。
インターフェース部分844に集中すると、インターフェース部分844は、ファイバ光素子端面902および整合スリーブ822を部分的に包囲する保護ハウジング926を受入れるように寸法決めされているファイバ光素子端面の受入れ室880で構成されている。ファイバ光素子端面の受入れ室880の内壁部に形成された環状チャンネルには、周知のOリング884が配置されている。このOリング884は、整合スリーブ822の保護ハウジング926とファイバ光素子端面の受入れ室880との間のシールとして作用し、それにより保護ハウジング926とファイバ光素子端面の受入れ室880の内面との間の流体の通過を妨げる。このシールが、当業界で周知である任意の数の方法により形成されてもよいし、或いは周囲の汚染が考慮問題でないなら、省かれてもよいことは、当業者には明らかであろう。
図8、図9および図12を参照して説明すると、ファイバ光素子端面の受入れ室880内には、バッフル802が配置されている。このバッフル802は、同心に配向された中空の円筒体888と一体に形成された基部分886で構成されている。この基部分886は、円筒体888から半径方向外方に配置された4つの脚部812から構成されていて、各脚部821が、最も近い隣接した脚部812から90°、間隔を隔てられている。かくして、隣接脚部812間には、排気ガスの通過を許容するためのリリーフギャップ814が形成されている。バッフル802の基部分886は、そこに作動ロッド872を受入れるようになっている。バッフルアクチュエータ870により作動ロッド872を作動すると、バッフル802は、作動ロッド872により圧力が基部分886を経てバッフル802に及ぼされることによりファイバ光素子端面の受入れ室880内で往復的に駆動される。
円筒体888は、フレア状遠位端部890を有しており、このフレア状遠位端部890は、そのまわりに均等に間隔を隔てられた5つの長さ方向に整合された案内リブ892のような案内部材を有している。これらの案内リブ892は、隣接リブ892間のコネクタ900からの除去のための流体の流れを許容しながら、端面902を部分的に包囲する整合スリーブ822内のバッフル802の整合を助ける。図示の実施の形態は5つの案内リブ892を有して示されているが、例えば、3つ、4つまたは6つのような他の数の案内リブ892も本発明での使用に適していることは、当業者には明らかであろう。
バッフル802の中空の円筒形通路826には、加圧流体ノズル896および清浄溶媒ノズル894が通っている。これらの加圧流体ノズル896および清浄溶媒ノズル894は、図2に示される加圧流体ノズル130および清浄溶媒ノズル126のものと構成および作動がほぼ同様であり、従って、ここではこれ以上、論述しない。
清浄溶媒通路899が、清浄溶媒ノズル894と流体連通している。この清浄溶媒通路899は、溶媒送出し弁856、溶媒ポートベント832、および図示されていないが、図1に示される溶媒送出し管122と同様な溶媒送出し管と流体連通している。溶媒ポートベント832は、溶媒の流通中、大気を端面清浄装置800に入れるために大気に開放している。しかも、溶媒ポートベント832は、ほぼ大気圧の空気を溶媒の流れに導入することによって蒸気停滞の形成を妨げることによる溶媒の流れを助ける。溶媒の流通中に溶媒ポートベント832に入る空気が、フィルタ830によりろ過される。図示の実施の形態では、フィルタ830は、1ミクロン定格のガラスファイバフィルタであるが、他のフィルタも本発明における使用に適しており、更に、周囲の汚染が考慮問題でないなら、フィルタを除去してもよいことは、当業者には明らかであろう。
溶媒送出し弁856は、溶媒ポートベント832と清浄溶媒ノズル894との間で清浄溶媒通路899に位置決めされている。溶媒送出し弁856は、清浄溶媒ノズル894への溶媒の通過を選択的に制御する。しかも、溶媒送出し弁856は、清浄中に溶媒ポート898に加えられた流体圧力により流れ状態と無流れ状態との間に作動される。
図6ないし図11に示される端面清浄層と800のこの別の実施の形態の作動は、バッフル802の使用を除いて、図1および図2に示された前述の端面清浄装置の実施の形態と作動がほぼ同様である。作動が前述のものとほぼ同様であるので、ここでは、前述のものとほぼ同様な作動の面をこれ以上論述しない。バッフル802に関しては、このバッフルは、図8に示される引込み位置と、図9に示される伸長位置との間で作動可能である。バッフル802をこのように選択的に位置決めすることによって、清浄展開後にコネクタ900に残る残留清浄溶媒の量がかなり減じられる。
より詳細には、図11で最も良くわかるように、ファイバ光素子端面902は、前述のように、その周囲のまわりに位置決めされた面取り部904を有している。図示の実施の形態の引込み可能なバッフル802は、加圧流体の流れを面取り部904に集中することを助ける。かくして、バッフルが伸長位置のある状態では、加圧流体は、流路824に向けられて面取り部904に含まれる清浄溶媒により直的に衝突し、それにより清浄溶媒の存在しない加圧流体が端面902にあてられると、清浄展開の乾燥/溶媒除去段階中の清浄溶媒の除去を高める。
清浄操作中、バッフル802が清浄溶媒および加圧流体の流れを妨げるので、このバッフル802は、図9に示されるように、清浄中、これらの流体の解放された流れを許容するように、清浄溶媒および加圧流体の付与中に選択的に引っ込められてもよい。引込み可能なバッフルが示されているが、バッフルが伸長位置に堅く保持されてもよいことは、当業者には明らかであろう。更に、図示の実施の形態は、或る形状および構成のバッフルを示しているが、バッフルは多くの種々の形態をとってもよいことは、当業者には明らかであろう。例えば、バッフルは、清浄溶媒ノズル894を外方にフレア状にすることによって形成されてもよい。従って、バッフルが、面取り部904内および端面902を横切る流体の流れを高めるその能力により定められ、従って図8ないし図12に示される図示の形態に限定されないことは、当業者には明らかであろう。
先に述べたバッフルは、面取り部904により保持された溶媒の量を減じるのに効果的であるが、清浄された表面に戻る溶媒の流れによりファイバ端面902の再汚染の問題の別の処理は、保持された流体の表面張力を増大することである。表面張力は、2番目の流体付与段階中、保持された流体が清浄化表面を横切って滲出して表面を再汚染する傾向を最小にする傾向がある水のような化学薬剤を添加することによって増大されてもよい。当業者には明らかなように、化学薬剤は、任意の適当な手段により端面上に送出されてもよい。例えば、化学薬剤は、当業者には明らかなように、溶媒源との流体連通と、化学薬剤源との流体連通との間で溶媒送出し管を単にトグル留めすることによって溶媒と同じように付与されてもよい。変更例として、化学薬剤を端面上に直接吐出するための、または化学薬剤を端面上への送り出しのための加圧流体の中に分配するための第3のノズルが、ハウジングに配置されてもよい。
図13および図14を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置1100の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子端面清浄装置1100は、インターフェース装置1103内に少なくとも部分的に配置された光ファイバ1106の端面1104を清浄するためにインターフェース装置1103とインターフェース接続することが可能である。この実施の形態のファイバ光素子端面清浄装置1100は、前述の実施の形態、最も詳細には図1および図2に示される実施の形態と作動および構造が同様である。しかしながら、図13および図14の端面清浄装置1100は、これが清浄操作中には端面1104に係合していると言う点で前述の実施の形態とは最も著しく異なる。より詳細には、端面清浄装置1100のノズル1110は、清浄操作中、ノズル1110から外方に延びて係合し、それにより端面1104およびノズル1110との間の所定の分離距離を維持する複数のフィンガまたは延長部1112を有している。流体と溶媒とを組合わせる方法も異なり、すなわち、溶媒は、ベンチュリ効果により流体蒸気の中に吸入されるのではなく、圧力下で流体蒸気の中に注入される。
端面清浄装置1100は、ハウジング1114と、流体分配組立体1116と、排気組立体1118とを有している。ハウジング1114は、プラスチック、金属などのような任意の剛性または半剛性の材料で製造されている。ハウジング1114は、流体分配組立体1116および排気組立体1118の一部を部分的に収容する囲い体をなしている。ハウジング1114は、好ましくは、使用者の手により容易に握られるように構成されている。
また、ハウジング1114は、前部分1115を有している。この前部分1115は、参照符号1119で示されるジョイントから端面に向けて外方に延びる端面清浄装置1100の構成部品を有している。好ましくは、ハウジングの前部分1115は、例えば、これをねじ付きジョイント1119のところでハウジングの残りの部分から解放することよってハウジング1114から選択的に取外され得る。取外されると、前部分1115は、図20に関して示されて述べられるもののような別の形状の前部分と交換され、それにより端面清浄装置1100を異なる形状のインターフェース装置と関連されたファイバ光素子端面とインターフェース接続することができる。かくして、ファイバ光素子端面清浄装置1100は、ほとんど任意のインターフェース装置と適合可能であるように選択的に構成されてもよい。
流体分配組立体1116は、図1および図2に関して示された前述の清浄溶媒送出し装置106および加圧流体送出し装置108と構成および作動が同様である清浄溶媒送出し装置1120および加圧流体送出し装置1122を有している。清浄溶媒送出し装置1120は、溶媒を搬送するための溶媒管1121を有している。また、加圧流体送出し装置1122は、管1123を有しており、この管1123は、加圧流体を搬送するのに適している。溶媒管1121は、ポート1125を通して管1123に吐出する。かくして、加圧流体送出し装置1122の管は、ポート1125の下流で、流体と溶媒との混合物を搬送し、好ましくは、溶媒は、霧化されてガス状加圧流体に混合される。
溶媒/加圧流体送出し装置1120、1122の残りの面は、先に述べた清浄溶媒送出し装置および加圧流体送出し装置の面と同様である。従って、簡潔のために、この説明は、ここでは、図1に関して示された前述の端面清浄装置100の溶媒/流体送出し装置106、108のような前述の溶媒/流体送出し装置とほぼ同様である端面清浄装置1100の面を繰返さない。
流体分配組立体1116は、インターフェース部分1124を有している。図示の実施の形態では、このインターフェース部分1124は、これをインターフェース装置1103内で整合させるためにインターフェース装置1103内に協働的に受入れられるように寸法決めされ、構成されている。より詳細には、インターフェース部分1124は、これがインターフェース装置1103により受入れられると、流体分配組立体1116から吐出された清浄流体および溶媒が端面1104にあてられるように、インターフェース装置1103により受入れられるように寸法決めされ、構成されている。
図示の実施の形態の場合、インターフェース部分1124は、インターフェース装置1103の整合スリーブ1108の内側寸法に対応する外側寸法を有するように寸法決めされ、構成されている。それにより、インターフェース部分1124が整合スリーブ1108により協働的に受入れられると、流体分配組立体1116の構成部品は、それから吐出されたいずれの流体もファイバ光素子端面1104に衝突するように位置決めされる。
より詳細には、インターフェース部分1124は、その外面のまわりに均等に間隔を隔てられた3つの長さ方向に整合された案内リブ1125のような複数の案内部材を有し得る。これらの案内リブ1125は、インターフェース装置1103からの除去脱出のための隣接した案内リブ1125間の流体の外方の流れを許容しながら、整合スリーブ1108内でのインターフェース部分1124の整合を助ける。
流体分配組立体1116のインターフェース部分1124は、ノズルポート1110を有しており、加圧流体および溶媒の少なくとも大部分が、流体分配組立体1116から放出される。また、インターフェース部分1124は、その長さ方向軸線と平行に外方に延びている1つまたはそれ以上のフィンガまたは延長部1112(3つが図示されている)を有している。これらの延長部1112の遠位端部は、光ファイバ1106の端面1104に係合するようになっている。これらの延長部は、所定の長さ1126を有しており、延長部1112が端面1104に係合すると、ノズルポート1110は、所定の長さ1126だけ端面から離されている。好ましくは、所定の長さは、約0.0381cm(0.015インチ)と約0.635cm(0.25インチ)との間である。
図示の実施の形態では、延長部1112が端面1104に係合すると、端面1104がファイバ光素子端面清浄装置1100の反対の方向に(図13を参照して右側へ)変位されるように、端面1104がファイバ光素子端面清浄装置1100に向けて付勢される。かくして、端面が前述のように付勢された状態では、インターフェース装置1103と端面清浄装置1100との間の分離距離のいくらかの可変性にもかかわらず、端面1104とノズルポート1110との間の分離距離が維持される。使用者は、流体分配組立体1116のインターフェース部分1124とファイバ光素子端面1104との間の所定の係合力を維持する。
図15を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置1200の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子端面清浄装置1200は、図13に示されるインターフェース装置1103のようなインターフェース装置内に収容された光ファイバの端面を清浄するためにインターフェース装置とインターフェース接続することが可能である。この実施の形態のファイバ光素子端面清浄装置1200は、2、3の例外を除いて、前述の実施の形態、最も詳細には、図13および図14に示される実施の形態に作動および構造が同様である。例えば、端面清浄装置1200は、加圧流体を収容する第1の容器1202および溶媒を収容する第2の容器1204に連結するようになっている。更に、清浄組立体は、流体および溶媒を端面上への分配を制御するための制御装置1206を有している。
端面清浄装置1200は、ハウジング1208を有している。このハウジングは、加圧流体容器1202の内容物を混合室1216と流体連通状態にする第1の通路1212を有している。また、ハウジング1208は、溶媒容器1204の内容物を混合室1216と流体連通状態にする第2の通路1220を有している。更に、ハウジングは、制御装置1206の構成部品の大部分を収容する制御装置孔1218を有している。
また、ハウジング1208は、第1の取付け装置1210を有しており、この第1の取付け装置1210は、任意の周知の手段による、例えば、ねじ連結、圧嵌めなどによる加圧流体容器1202の取外し可能な連結を許容するようになっている。また、ハウジング1208は、任意の周知の手段による、例えば、ねじ連結、圧嵌めなどによる溶媒容器1204の取外し可能な連結を許容するようになっている第2の取付け装置1222を有している。
制御装置1206は、光ファイバの端面上にあてられる加圧流体および溶媒の存続時間、順序、タイミングおよび量を選択的に制御する。制御装置1206は、第1および第2の通路1212、1220を選択的に遮断したり遮断解除したりすることによって加圧流体および溶媒の送出しを選択的に制御する。
制御装置1206は、加圧流体分配機構1224および溶媒計量機構1226を有している。加圧流体分配機構1224は、中心シャフト1230の第1の端部に同心に連結されたピストン1228を有している。図示の実施の形態ではボタンである作動機構1232が、中心シャフト1230の第2の端部に連結されている。溶媒計量機構1226は、円筒形の主ボディ1236の中心線に沿って円筒形通路1234を有しており、この円筒形通路1234は、流体分配機構1224の中心シャフト1230を往復動可能に受入れるように寸法決めされ、且つ構成されている。かくして、溶媒計量機構1226は、中心シャフト1230の長さに沿って長さ方向に摺動自在である。更に、溶媒計量機構1226は、その主ボディ1236の一端に配置されたピストン1238を有している。
1つの適当な例がばねである第1の付勢装置1240が、流体分配機構1224を図15に示された静止位置へ参照符号1234で示された矢印の方向とは反対の方向に付勢している。1つの適当な例がばねである第2の付勢装置1242が、溶媒計量機構1226を図15に示された静止位置へ参照符号1234で示された矢印の方向とは反対の方向に付勢している。
制御装置孔1218は、この論述の目的で、2つの部分に細分されてもよい。第1の部分1244は、流体分配機構1224のピストン1228および溶媒計量機構1226の主ボディ1236の外径にぴったり合うように選択された減少直径のものである。第2の部分1246は、溶媒計量機構1226のピストン1238の外径にぴったり合うように選択された増大直径のものである。第1および第2の部分1244、1246間の直径の差により、これらの第1および第2の部分1244、1246間の界面に段部1256が形成されている。
第2の通路1220に集中すると、この第2の通路1220は、第1のチェック弁1248および第2のチェック弁1250を有している。これらの両チェック弁1248、1250は、溶媒が溶媒容器1204から第2の部分1246へ、そして第2の部分1246から混合室1216へ移動するのを常時妨げるように、ばねのような付勢装置により弁座に接触する閉位置に付勢されているボール1252を備えている。更に、チェック弁1248、1250は、混合室1216から第2の部分1246へ、そして第2の部分1246から溶媒容器1204への溶媒の流れを妨げる。
ファイバ光素子端面清浄装置1200の構成部品の前述の説明を考慮して、端面清浄装置の作動を以下に説明する。作動を開始するにあたり、使用者が、作動機構1232を参照符号1234で示された矢印の方向に押す。作動ボタンを矢印1234の方向に押すことにより、取付けられたピストンの対応する運動を引起し、第1の通路1212が、もはやピストン1228によりふさがれないようになる。かくして、加圧流体が、加圧流体容器1202から第1の通路1212を通って混合室1216に流入し、そして端面上に吐出される。
作動機構1232を矢印1234の方向に更に押すと、作動ボタン1232は、溶媒計量機構1226のピストン1238に接触して矢印1234の方向における溶媒計量機構1226の移動を開始する。これにより、第2の部分1246の溶媒計量キャビティ1260に収容された溶媒の圧力の上昇を引起す。溶媒計量キャビティ1260は、図示の実施の形態では、一端のところの段部1256と、対向端部のところのピストン1238と、制御装置孔1218の第2の部分1246のない壁部と、溶媒計量機構1226の主ボディ1236の外面とにより境界決めされた第2の部分の一部として規定されている。溶媒計量キャビティ1260における圧力の上昇により、第1のチェック弁1248のボール1252を上昇させてその座部から離し、溶媒を混合室1216に入れる。作動機構1232の運動が停止すると、溶媒計量キャビティ1260における圧力の上昇が中止し、付勢装置が、第1のチェック弁1248のボール1252をその座部まで戻して混合室1216への溶媒の更なる流入を妨げる。しかしながら、第1の通路1212がふさがれていないままであるので、圧力流体の流れは継続する。
混合室1216の中に送出される溶媒の量は、溶媒計量キャビティ1260の容積にほぼ等しい。好ましくは、溶媒計量キャビティ1260の所定の容積は、約0.01mlと約0.05mlとの間に等しく、好ましい容積は0.025mlである。
作動機構1232が使用者により部分的に解放されると、矢印1234と反対の方向におけるピストン1238の移動により溶媒計量キャビティ1260に真空を生じる。この真空は、第2のチェック弁1250のボール1252を上昇させ、溶媒を溶媒計量キャビティ1260に吸入して、他の清浄サイクルのために端面清浄装置1200を準備する。作動機構1232が使用者により完全に解放されると、流体分配機構1224のピストン1228が、第1の通路1212をふさいで混合室への加圧流体の流入を遮断する。
作動中の加圧流体および溶媒の流れのタイミングに集中すると、使用者が始めに作動機構1232を押すと、流体分配機構1224のみが移動され、第1の通路1212を部分的に開放する。これにより、加圧流体のみが、端面上にあてられる。作動機構1232が矢印1234の方向に更に押されると、作動機構1232の基部が、溶媒計量機構1226に接触する。これにより、溶媒計量キャビティ1260内に収容された溶媒の圧力の上昇を引起す。この圧力上昇により、第1のチェック弁1248を作動し、選択的な量の溶媒を混合室1216の中へ放出する。加圧流体および溶媒は、これらが混合室に沿って搬送され、端面清浄装置1200のノズル1254から吐出されると、混合室において混合する。
選定量の溶媒が制御装置孔1218の第2の部分1246から取出され、端面上に分配されると、加圧流体の流れが継続して溶媒および汚染物を端面上から移動させたり、および/または蒸発したりし続ける。加圧流体の流れは、作動機構1232が完全に解放されるまで、継続する。
前述の方法は、端面が選定パラメータ以内まで清浄されるまで、繰返されてもよい。当業者には明らかなように、清浄操作中、端面を清浄するのに、加圧流体のみの噴流が使用されてもよい。これが満足な結果を生じるのに失敗であるなら、端面清浄装置1200は、加圧流体および溶媒の両方を送出しように使用されてもよい。図示の実施の形態では、排気装置が示されていないが、端面清浄装置1200は、これを有するように変更されてもよい。
図16ないし図18を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子清浄装置1300の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子清浄装置1300は、流体分配組立体1302を有しており、この流体分配組立体1302は、図13に示される実施の形態の流体分配組立体と作動および構成がほぼ同様であり、従って、簡潔のために、ここでは、この流体分配組立体1302を詳細には説明しない。この実施の形態のファイバ光素子清浄装置1300は、これが接触清浄組立体1304を有している点で図13に示されるものと概して異なっている。この接触清浄組立体1304は、物理的接触によりファイバ光素子端面1306に係合してこれを清浄するようになっている。
より詳細には、接触清浄組立体1304は、インターフェース部分1308を有しており、このインターフェース部分1308は、図13に示されるインターフェース装置1103のようなインターフェース装置1310内に受入れられるようになっている。好ましくは、インターフェース部分1308は、インターフェース装置1310の整合スリーブ1312内に受入れられるように寸法決めされ、且つ構成されている。
接触清浄組立体1304は、インターフェース部分1308に連結された係合部材1314を有しており、この係合部材1314は、物理的接触により端面1306に係合し、埋設されるか或いは押付けられた汚染物のような端面1306の汚染物を除去するようになっている。この詳細な説明の目的で、物理的接触は、固体材料と端面上の汚染物との接触と定義される。従って、ここで定められるような物理的接触の定義は、液体またはガス単独と端面の汚染物との接触を含まない。
接触清浄組立体1304は、駆動装置1318を有している。この駆動装置1318は、インターフェース部分1308または係合部材自身に連結されていて、端面1306に存在するいずれの汚染物をも取り払ったり、および/または除去したりするために、端面1306上で係合部材1314を移動させるように作動可能である。駆動装置1318は、モータまたはソレノイドのような、係合部材を移動させるための任意の適当な機構であってもよい。図示の実施の形態では、駆動装置1318は、光ファイバ1320の中心軸線とほぼ同一線上の軸線のまわりに係合部材1314を回転(スピン)させるように作動可能なモータである。
図示の実施の形態では、係合部材1314は、回転的に端面に対して移動されるものとして述べているが、別の移動モードも、本発明での使用に適しており、本発明の精神および範囲内であることは、当業者には明らかであろう。例えば、駆動装置1318は、係合部材1314を線状の左右運動、軌道運動、無作為運動で端面に沿って移動させてもよいし、或いは係合部材1314を、光ファイバ1320の軸線と直交する軸線のような、光ファイバ1320の軸線以外の軸線においてスピンさせてもよい。更に、係合部材を移動させるための駆動装置1318が示されているが、係合部材1314が操作者により手で移動されてもよいことは、当業者には明らかであろう。
図示の実施の形態では、係合部材1314は、端面1306の引掻きを妨げるために、プラスチックのような、好ましくは、端面1306の材料より柔らかい材料から形成された複数のブラシ用剛毛1316で構成されている。係合部材1314が、複数のブラシ用剛毛1316で構成されているものとして図示されて説明されているが、係合部材1314が、他の材料、好ましくは、繊維材料、布、発泡体などのような、端面に顕著な損傷を生じることなしに端面に接触するように実施可能な固体材料から形成されてもよいことは、当業者には明らかであろう。
接触清浄組立体1304のインターフェース部分1308は、端面清浄装置1300に取外し可能に取付けられてもよい。かくして、インターフェース部分1308は、取外され、そして別の形状のインターフェース装置(図示せず)内に受入れられるようになっている別の形状のインターフェース部分(図示せず)と交換され得る。同様に、係合部材1314は、端面清浄装置1300に取外し可能に取付けられてもよい。かくして、係合部材1314は、取外され、そして別の形状のインターフェース装置(図示せず)内に受入れられるようになっている別の形状の係合部材(図示せず)と交換され得る。
端面清浄装置1300の構成部品の前述の説明を考慮して、端面清浄装置1300の作動を以下に説明する。好ましい作動モードでは、流体分配組立体1302は、インターフェース装置とインターフェース接続され、そして図13について図示され、説明された端面清浄装置1100について述べられたように作動される。流体および溶媒の付与が汚染物すべてを端面上から除去することが不可能であった場合、端面清浄装置1300を180度、回転し、接触清浄組立体1304をインターフェース装置とインターフェース接続すればよい。より詳細には、使用者は、係合部材1314が端面に係合するように、接触清浄組立体1304のインターフェース部分1308をインターフェース装置内に挿入する。係合部材1314の剛毛1316が係合して端面上に存在するいずれの汚染物をも取り払うように、係合部材1314を駆動装置1318により与えられる回転運等によって端面を横切って移動させる。次いで、接触清浄組立体1304をインターフェース装置から取外せばよい。次いで、流体分配組立体1302をインターフェース装置と再インターフェース接続し、流体および溶媒の付与により端面を清浄して接触清浄組立体1304を通して取り払われたいずれの汚染物をも除去する。この方法は、端面が規格内まで清浄されるまで、継続される。
図19を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置1400の別の実施の形態を以下に説明する。このファイバ光素子端面清浄装置1400は、流体分配組立体1402と、排気組立体1404と、接触清浄組立体1406と、顕微鏡1408のような端面検分装置とを有している。流体分配組立体1402が、図13について示され、且つ説明された流体分配組立体とほぼ同様であり、接触清浄組立体1406が、図16ないし図18について示され、且つ説明された接触清浄組立体とほぼ同様であり、且つ顕微鏡1408が、図3および図4について示され、且つ説明された顕微鏡とほぼ同様であるので、この詳細な説明は、前述の実施の形態で先に述べられなかったこの実施の形態の構成部品間の相違点に集中するだけである。
端面清浄装置1400の顕微鏡1408は、使用者がファイバ光素子端面1412の光学的鮮明度を定めるのをたすけるためにファイバ光素子端面1412を検分するように、すなわち、端面1412が損傷されているかどうかを定めるようのように、或いは光ファイバ1416の性能を悪化する汚染物が端面1412に存在するかどうか定めるように、設計されて構成されている。顕微鏡1408の結像光線1418がインターフェース装置1414の端面1412に遮られずに達するように、顕微鏡1408と端面1412との間に障害物の無い進路が維持される。顕微鏡1408の光学的特徴および顕微鏡1408の光学的性質の一般知識が周知であるので、ここでは、顕微鏡のこれらの面をこれ以上、論述しない。
流体分配組立体1402は、加圧流体と溶媒との混合物を収容し、図示の光ファイバコネクタのようなインターフェース装置1414の端面1412にあてるための流体通路1410を有している。この流体通路1410は、ノズルポート1420で終わっている。流体通路1410およびノズルポート1420は、顕微鏡1408により端面1412を検分するのを妨げたり、および/または邪魔したりしないように結像光軸1418の進路から外れて配置されるように位置決めされている。
排気装置1404は、真空を収容し、端面1412にあてるための真空通路1422を有している。この真空通路1422はノズルポート1424で終わっている。真空通路1422およびノズルポート1424は、顕微鏡1408により端面1412を検分するのを妨げたり、および/または邪魔したりしないように結像光軸1418の進路から外れて配置されるように位置決めされている。
図示の実施の形態では、接触清浄組立体1406は、作動部材1428を有している。この作動部材1428は、細長いアームから構成されており、この細長いアームの遠位端部には、係合部材1426が配置されている。作動部材1428は、これが実線で示されている第1の位置と、作動部材1428が仮想で示されている第2の位置との間に構成可能である。
第1の位置では、作動部材1428は、接触清浄組立体1406が顕微鏡1408の結像光軸1418から離れる方向に変位されるように配置される。従って、作動部材1428が第1の位置にあるとき、接触清浄組立体1406は、顕微鏡1408により端面1412を検分するのを妨げたり、および/または邪魔したりしないように結像光軸1418の進路から外れて配置される。
第2の位置では、作動部材1428は、接触清浄組立体1406の係合部材1426が端面1412からの汚染物の除去を助けるために端面1412に物理的に接触するように、この係合部材1426が端面1412と係合状態であるように配置される。作動部材1428は、当業界で周知の手段により、例えば、電気的、空気式、機械式または他の種類のアクチュエータにより、或いは使用者による手動操作により第1の位置と第2の位置との間で作動されてもよい。
接触清浄組立体1406は、係合部材1426を有しており、この係合部材1426は、物理的接触により端面1412に係合して汚染物を端面1412から除去するようになっている。係合部材1426は、端面1412に顕著な損傷を生じることなしに端面に接触するように作動可能な任意の材料であってもよい。図16ないし図18に示される実施の形態について説明したように、接触清浄組立体1406は、端面1412に存在するいずれの汚染物をも取り払ったり、および/または除去したりするために端面1412上で係合部材1426を移動させるように作動可能な駆動装置(図示せず)を有してもよい。図示の実施の形態では、この駆動装置は、光ファイバの端面を横切って係合部材を移動させるように作動可能である。
図示の実施の形態では、係合部材1426は、端面を横切って移動されるものとして述べられているが、別の移動モードも、図示の実施の形態での使用に適しており、本発明の精神および範囲内であることは、当業者には明らかであろう。例えば、駆動装置は、係合部材1426を左右運動、線状運動、回転運動、軌道運動、無作為運動で端面に沿って移動させてもよいし、或いは係合部材1426を、光ファイバ1320の軸線と直交する軸線のような、光ファイバ1320と平行なの軸線以外の軸線においてスピンさせてもよい。変更例として、係合部材1426は、手で操作されてもよい。
図示の実施の形態では、係合部材1426は、プラスチックのような、好ましくは端面1412の材料より柔らかい材料から形成された複数のブラシ用剛毛で構成されている。係合部材1426は、複数のブラシ用剛毛で構成されているものとして図示され、説明されているが、他の材料、好ましくは、繊維質材料、布、発泡体、固体材料などのような非研磨材料から形成されてもよいことは、明らかであろう。
作動において、好ましい使用方法は、端面がきれいになるまで、清浄操作の攻撃性を着実に増大することである。例えば、使用者は、まず、端面が清浄を必要としているかどうかを定めるために端面を検査する。端面が清浄を必要としていないならば、いずれの汚染物をも端面上から除去するのを試みるために、真空を付与すればよい。これが上首尾でないならば、端面を清浄する更なる試みにおいて、加圧流体のみの噴流を付与すればよい。これが上首尾でないならば、端面を清浄するために溶媒が混入された流体の噴流を付与すればよい。これが上首尾でないならば、係合部材を作動して端面に係合させ、流体および/または溶媒を同行して、或いは流体および/または溶媒を同行することなしに端面を清浄すればよい。このようにして清浄操作を行うことにより、端面を清浄するために最少侵入式の清浄レジームが使用される。好適な使用方式を説明し、示したが、端面を清浄する方式が、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに前述の好適な清浄方式から逸脱してもよいことは、当業者には明らかであろう。例えば、使用者は、段階的アプローチを辿らなくてもよく、清浄方法における初期の工程として流体、溶媒、真空および係合部材を同時に付与し得る。
図20を参照して、本発明により構成されたファイバ光素子端面清浄装置1500の別の実施の形態を以下に説明する。この端面清浄装置1500は、図13および図14について示され、説明された端面清浄装置とほぼ同様であるので、詳細な説明は、先に説明しなかったこの実施の形態の構成部品間の相違点に集中するだけである。一般に、これらの相違点は、端面清浄装置1500をインターフェース装置(図示せず)から取外すことなしに2つのファイバ光素子端面(図示せず)に同時に或いは次々に係合してこれらの端面を清浄するための多数のノズルポート1502、1504を有することを含んでいる。更に、これらのノズルポート1502、1504は、図示の実施の形態ではばねである付勢装置1506により端面に向けて付勢される。
図1および図20を参照して説明すると、図20の端面清浄装置1500は、図1に示されるインターフェース装置のような、複数の端面を有するインターフェース装置とインターフェース接続するようになっており、このインターフェース装置は、ファイバ光素子隔壁アダプタ200と、一対のファイバ光素子コネクタ214、216とを有している。より詳細には、この端面清浄装置1500の流体分配組立体1508は、インターフェース装置内に配置された端面の各々に同時に係合して加圧流体および溶媒を分配するようになっている。これを達成するために、この端面清浄装置は、インターフェース装置1510が第1のインターフェース部分1510Aおよび第2のインターフェース部分1510Bを有するように、分岐されたインターフェース部1510を有している。第1のインターフェース部分1510Aは、ファイバ光素子隔壁アダプタ200の第1の雌入力部204により受入れられるように構成されており、第2のインターフェース部分1510Bは、ファイバ光素子隔壁アダプタ200の第2の雌入力部206により受入れられるように構成されている。かくして、作動中、雌入力部204、206の各々内に収容された端面は、同時に清浄され得る。
図20の端面清浄装置の流体分配組立体1508は、2つのノズルポート1502、1504を有するものとして示され、説明されるが、変更例として、端面清浄装置1500が、1およびもっと大きいすべての数を含めて、任意の数のノズルポートを有してもよいことは、当業者には明らかであろう。更に、図20の端面清浄装置は、両端面を同時に清浄するものとして示され、説明されるが、この端面清浄装置は、適切には、本発明の精神および範囲を逸脱することなしに、端面を同時にではなく次々に清浄するようになっていてもよいことは明らかである。
図示の実施の形態では、インターフェース部1510は、ノズルポート1502、1504の延長部1512が端面に係合すると、インターフェース部1510が端面清浄装置1500の方向、すなわち、端面から離れる方向に変位されるように、ファイバ光そり端面に向けて外方に付勢される。かくして、この構成では、端面とノズルポート1502との間の分離距離は、インターフェース装置と端面清浄装置1500との間の移動にもかかわらず、維持される。更に、端面との延長部1512の係合中、流体分配組立体1508のインターフェース部1510とファイバ光素子端面との間の選定の係合力が維持される。かくして、これは、とりわけ、延長部1512が過剰の力を端面に及ぼすことにより端面に対する損傷を妨げるのを助ける。図示の実施の形態では、インターフェース部1510は、ばね1506により端面に向けて付勢されており、このばねは、端面清浄装置1500のハウジング1514の一部とインターフェース部1510の基部との間に延びている。しかしながら、別の付勢手段も、本発明での使用に適しており、本発明の精神および範囲内であることは、当業者には明らかであろう。
図21を参照して、本発明により構成された前部分1600の別の実施の形態を以下に説明する。この前部分1600は、図13について示され、説明された端面清浄装置1100のねじ付きジョイント1119に取外し可能に取付けるのに適している。前部分1600は、複数の光ファイバ1636と関連された複数のファイバ光素子端面を清浄するようになっている。これらの光ファイバ1636は、インターフェース装置1604と関連されたリボンコネクタ1608内に部分的に収容されており、このインターフェース装置もまた、隔壁アダプタ1606を有している。前部分1600が、図13および図14について示され、説明された端面清浄装置の前部分1115と作動および構造がほぼ同様であるので、この詳細な説明は、前述の実施の形態で先に述べられなかったこの実施の形態の構成部品間の相違に集中するだけである。
一般に、これらの相違は、インターフェース装置1604内に配置されたリボンコネクタ1608と関連されたファイバ光素子端面(図示せず)を清浄するための流体分配組立体のインターフェース部分1610の変更を含む。より詳細には、周知のリボンコネクタ1608は、複数のファイバ光素子端面が中に配置された「平らな」または矩形のフェルール1614を有している。流体分配組立体のインターフェース部分1610は、フェルール1614の遠位端部に近接して終わるようになっている協働的形状の先端部分1616を有している。より詳細には、この先端部分1616は、フェルール1614の遠位端部から約1000分の50cm(1000分の20インチ)のところの配置されたノズル1622で終わっていて、フェルール1614の遠位端部1618と先端部分1616との間にギャップ1626を生じている。ギャップ1626により形成されるほぼ1000分の50cm(1000分の20インチ)の分離距離は、コネクタ1608に係合する2つのポスト1630により維持される。
リボンコネクタ1608は、それから外方の延びている2つの整合ピン1632を有してもよい。インターフェース部分1610は、これらの整合ピン1632を受入れるようになっている2つのピン受入れ部分1634を有してもよい。更に、インターフェース部分1610は、先端部分1616のまわりに配置された真空通路1624を有してもよい。この真空通路1624は、流体分配組立体1612によりノズル1622から分配される加圧流体および溶媒の少なくとも一部がギャップ1626を通り、そして2つのポスト1630を通り過ぎて流れることにより真空通路1624に入るように、周知の真空源(図示せず)に連結されている。加圧流体および溶媒の流路は、参照符号1628により示される矢印により示されている。
本発明の或る態様が示され、図示された前述の特定の実施の形態と関連されているが、1つの図示の実施の形態の態様が、適用されてもよく、他の実施の形態での使用に適していることは、当業者には明らかであろう。例えば、前述の実施の形態のうちのいずれも、顕微鏡、接触清浄組立体、排気装置、交換可能なインターフェース部分、付勢されたインターフェース部分、多数のインタエーフェース部分を有し、種々のよう倍および加圧流体を使用し、取外し可能な加圧流体容器および/または溶媒容器などを有するようになっていてもよい。同様に、図示された前述の実施の形態が或る態様を有するものとして示されているが、これらの実施の形態が、或る前述の態様なしに、例えば、顕微鏡、接触清浄組立体、排気装置、交換可能なインターフェース部分、付勢されたインターフェース部分、多数のインターフェース部分、取外し可能な加圧流体容器および/または溶媒容器などを設けることなしに適切に作動されてもよいことは明らかであろう。
本発明の好適な実施の形態を示して説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱することなしに種々の変更例を行なうことができることはわかるであろう。
Claims (134)
- 光ファイバの一部がインターフェース装置内に収容されている、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)前記インターフェース装置により受入れられるようになっているインターフェース部分を有するハウジングと、
(b)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置された第1のノズルと、を具備しており、前記第1のノズルは、端面上の汚染物の除去を助けるために、前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、加圧ガスおよび溶媒を光ファイバの端面上に送出すように作動可能である、清浄装置。 - 前記インターフェース装置は、整合スリーブと、隔壁アダプタとを備えており、前記整合スリーブは、前記隔壁アダプタ内に配置されており、そして光ファイバの端面を収容している、請求項1に記載の清浄装置。
- インターフェース装置内に放出された加圧流体および溶媒を除去するための、ハウジングを通る排気通路を更に具備している、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記排気通路は、ハウジングの内壁部により少なくとも部分的に規定されている、請求項3に記載の清浄装置。
- 前記溶媒は、炭化水素と、テルペンとの混合物で構成されている液体である、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記溶媒は、脂肪族石油溶媒と、単環状テルペンとの混合物で構成されている液体である、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置され、加圧ガスを分配するように作動可能である第2のノズルを更に具備している、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記第2のノズルからの加圧ガスの流れは、溶媒をベンチュリ効果により第1のノズルを通して吸入するように作用可能である、請求項7に記載の清浄装置。
- 前記第2のノズルの遠位端部は、前記第1のノズルで終わっている、請求項8に記載の清浄装置。
- 顕微鏡受入れ孔を更に具備しており、前記顕微鏡受入れ孔は、前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、光ファイバの端面を点検するための顕微鏡を選択的に受入れるように作用可能である、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに取付けられた顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、端面を検分するのに適している、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、光ファイバの端面を点検するための顕微鏡を選択的に受入れるように作用可能である顕微鏡受入れ孔と、
コネクタ内に放出された加圧ガスおよび溶媒を除去するための、前記ハウジングを通る排気通路と、を更に具備している、請求項1に記載の清浄装置。 - 前記顕微鏡受入れ孔は、排気通路と第1および第2のノズルとの間に配置されている、請求項12に記載の清浄装置。
- 前記第1のノズルの遠位端部は、前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、光ファイバの端面から約0.0635cm(0.025インチ)ないし0.508cm(0.20インチ)のところに位置決めされる、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記ハウジング内に配置されていて、前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、端面に近接して位置決めされるバッフルを更に具備しており、前記バッフルは加圧ガスを端面上に向けるようになっている、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、これが加圧ガスを端面上に選択的に向けるために端面に近接して位置決めされる第1の位置と、バッフルが端面上に対して引っ込められた位置にある第2の位置との間で作動可能である、請求項15に記載の清浄装置。
- 端面に近接した方の前記バッフルの端部は、加圧ガスを端面の面取り部の中に向けるように輪郭決めされている、請求項15に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、前記インターフェース装置内に少なくとも部分的に配置された整合スリーブに係合するための複数のガイド部材を備えている、請求項15に記載の清浄装置。
- 第1のノズルは、更に、溶媒の表面張力を増大するために化学薬品を端面上への送出すように作動可能である、請求項1に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分の少なくとも一部が、第2の別の形状のインターフェース部分の少なくとも一部との交換のために選択的に取外し可能である、請求項1に記載の清浄装置。
- 光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)端面に近接して位置決めされるようになっているインターフェース部分と、
(b)前記インターフェース部分内に少なくとも部分的に配置されていて、溶媒を分配するようになっている第1のノズルと、
(c)前記インターフェース部分内に少なくとも部分的に配置されている第2のノズルと、を具備しており、前記第2のノズルは、光ファイバの端面上に存在する汚染物の除去を助けるために加圧流体を光ファイバの端面上に送出すように作動可能であり、更に、前記第1のノズルは、溶媒が加圧流体と混合するように溶媒を分配する、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 端面上に向けられた加圧流体および溶媒を除去するための、前記ハウジングを通る排気通路を更に具備している、請求項21に記載の清浄装置。
- 前記溶媒は、炭化水素とテルペンとの混合物で構成されている液体である、請求項21に記載の清浄装置。
- 前記溶媒は、脂肪族石油と単環状テルペンとの混合物で構成されている液体である、請求項21に記載の清浄装置。
- 前記第2のノズルの遠位端部が、前記第1のノズル内で終わっている、請求項21に記載の清浄装置。
- 前記第2のノズルからの加圧流体の流れは、ベンチュリ効果により溶媒を第1のノズルを通して吸入するように作用可能である、請求項25に記載の清浄装置。
- 顕微鏡受入れ孔を更に具備しており、前記顕微鏡受入れ孔は、光ファイバの端面を点検するための顕微鏡を選択的に受入れるようになっている、請求項21に記載の清浄装置。
- 連結された顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、光ファイバの端面を検分するのに適している、請求項21に記載の清浄装置。
- 光ファイバの端面を点検するための顕微鏡を選択的に受入れるように作用可能である顕微鏡受入れ孔と、
前記第1および第2のノズルから放出された加圧ガスおよび溶媒を除去するための、前記ハウジングを通っている排気通路と、を更に具備している、請求項21に記載の清浄装置。 - 前記顕微鏡受入れ孔は、前記排気通路と前記第1および第2のノズルとの間に配置されている、請求項29に記載の清浄装置。
- 前記第1のノズルの遠位端部は、前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、端面から約0.0635cm(0.025インチ)ないし0.508cm(0.20インチ)のところに位置決めされる、請求項21に記載の清浄装置。
- 加圧流体を端面上に選択的に向けるためにハウジング内に配置されたバッフルを更に具備している、請求項21に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、これが加圧ガスを端面に選択的に向けるために端面に近接して位置決めされる第1の位置と、バッフルが端面上に対して引っ込められた位置にある第2の位置との間で作動可能である、請求項32に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、加圧ガスを端面の面取り部の中に向けるように輪郭決めされている、請求項32に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、端面を収容しているインターフェース装置内に少なくとも部分的に配置された整合スリーブに係合するための複数の案内部材を備えている、請求項32に記載の清浄装置。
- 第1のノズルは、更に、溶媒の表面張力を増大するために化学薬品を端面上への送出すように作動可能である、請求項21に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分の少なくとも一部が、第2の別の形状のインターフェース部分の少なくとも一部との交換のために選択的に取外し可能である、請求項21に記載の清浄装置。
- 光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)端面に近接して位置決めされるようになっているインターフェース部分を有するハウジングと、
(b)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されていて、光ファイバの端面上の汚染物の除去を助けるために溶媒を光ファイバの端面上に送出すように作動可能な第1のノズルと、
(c)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されていて、端面を検分するのに適している顕微鏡と、を具備している、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 前記ハウジングは、更に、光ファイバの端面を点検するための顕微鏡を取外し可能に受入れるための顕微鏡受入れ孔を備えている、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記顕微鏡は、その像軸と、第1のノズルから吐出されたときの流体との両方が端面上に向けられるように、前記ハウジング内に配向されている、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記第1のノズルは、加圧ガスおよび溶媒を端面上に送出すように作動可能である、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置された第2のノズルを更に具備しており、前記第2のノズルは、加圧ガスを送出しように作動可能である、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記第1のノズルから端面上に吐出された流体を除去するための、前記ハウジングを通る排気通路を更に具備している、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記ハウジング内に配置されていて、端面に近接して位置決めされるバッフルを更に具備している、前記バッフルは、流体を端面上に向けるようになっている、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、これが流体を端面上に選択的に向けるために端面に近接して位置決めされる第1の位置と、バッフルが端面に対して引っ込められた位置にある第2の位置との間で作動可能である、請求項44に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、流体を端面の面取り部の中に向けるように輪郭決めされている、請求項44に記載の清浄装置。
- 前記第1のノズルは、更に、流体の少なくとも一部の表面張力を増大するために化学薬品を端面上に送出すように作動可能である、請求項38に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分の少なくとも一部が、第2の別の形状のインターフェース部分の少なくとも一部との交換のために選択的に取外し可能である、請求項44に記載の清浄装置。
- 光ファイバの一部がインターフェース装置内に収容されている、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)インターフェースにより少なくとも部分的に受入れられるようになっているハウジングと、
(b)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されていて、前記ハウジングがインターフェース装置により受入れられると、溶媒を光ファイバの端面上に送出すように作動可能であるノズルと、
(c)前記ハウジング内に配置されていて、前記ハウジングがインターフェース装置により受入れられると、流体の流れを端面上に選択的に向けるために端面に近接して位置決めされるバッフルと、を具備している、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 前記インターフェース装置は、整合スリーブと、隔壁アダプタとを備えており、前記整合スリーブは、前記隔壁アダプタ内に配置されており、そして光ファイバの端面を収容している、請求項49に記載の清浄装置。
- 端面に面している方の前記バッフルの端部は、流体を端面の面取り部の中に向けるように輪郭決めされている、請求項49に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、これが加圧ガスを端面上に選択的に向けるために端面に近接して位置決めされる第1の位置と、バッフルが端面に対して引っ込められた位置にある第2の位置との間で作動可能である、請求項49に記載の清浄装置。
- 端面に面している方の前記バッフルの端部は、インターフェース装置内に少なくとも部分的に配置された整合スリーブに係合するための複数のガイド部材を備えている、請求項49に記載の清浄装置。
- 光ファイバの一部がインターフェース内に収容されている、ファイバイの端面を清浄する方法であって、
(a)清浄装置のハウジングのインターフェース部分をインターフェース装置内に挿入して前記ハウジング内に少なくとも部分的に収容されたノズルを光ファイバの端面に近接して位置決めする工程と、
(b)加圧ガスを、前記ノズルを通して光ファイバの端面に差し向ける工程と、
(c)溶媒と加圧ガスとを相互に混合する工程と、を具備している、ファイバイの端面を清浄する方法。 - 前記ハウジング内に配置されたバッフルを、これが加圧流体の流れを端面に向けるために端面に近接して位置決めされる第1の位置と、バッフルが端面に対して引っ込められた位置にある第2の位置との間で作動する工程を更に具備している、請求項54に記載の方法。
- 前記ノズルから放出された流体の除去を助けるために前記ハウジングに真空を付与する工程を更に具備している、請求項54に記載の方法。
- 前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられている間、前記ハウジングの通路を通る結像光軸を有する顕微鏡で光ファイバの端面を点検する工程を更に具備している、請求項54に記載の方法。
- 前記インターフェース装置から前記ハウジングのオンターフェース部分を取外し、顕微鏡を収容している前記ハウジングの他の部分を前記インターフェース装置内に挿入し、そして光ファイバの端面を点検する工程を更に具備している、請求項54に記載の方法。
- 前記加圧ガスは、加圧空気である、請求項54に記載の方法。
- 前記溶媒は、炭化水素とテルペン溶媒とで構成されている、請求項54に記載の方法。
- 前記溶媒は、脂肪族石油溶媒と、単環状テルペン溶媒とで構成されている、請求項54に記載の方法。
- 前記溶媒と前記加圧ガスとの相互混合により、溶媒を霧化する、請求項54に記載の方法。
- 前記溶媒の表面張力を増大するために化学薬品を端面上に付与する工程を更に具備している、請求項54に記載の方法。
- 光ファイバの一部がインターフェース内に収容されている、ファイバイの端面を清浄する清浄装置であって、
(a)ハウジングと、
(b)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体と、を具備しており、前記流体分配組立体は、インターフェース装置により受入れられて端面に係合するようになっているインターフェース部分を有しており、前記流体分配組立体は、更に、端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を端面上に送出すように作動可能である、ファイバイの端面を清浄する清浄装置。 - 前記インターフェース部分は、更に、ノズルポートを備えており、前記溶媒は、前記流体分配組立体から前記ノズルポートを通して分配される、請求項64に記載の清浄装置。
- 前記ノズルポートは、更に、それから外方に延びている少なくとも1つの延長部を備えており、この延長部の遠位端部は、前記インターフェース部分が前記インターフェース装置により受入れられると、端面に係合する、請求項65に記載の清浄装置。
- 前記延長部は、所定の長さを有しており、前記延長部が端面に係合すると、前記ノズルポートは、前記所定の長さだけ端面から離されており、前記所定長さは、約0.0381cm(0.015インチ)と約0.635cm(0.25インチ)との間である、請求項66に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分は、整合スリーブ内に少なくとも部分的に受入れられるようになっている、請求項64に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結された排気装置を更に具備しており、前記排気装置は、端面の近くに真空を与えるようになっている、請求項64に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結された接触清浄組立体を更に具備しており、前記接触清浄組立体は、物理的接触により端面に係合して端面上の汚染物を除去するようになっている係合部材を有している、請求項64に記載の清浄装置。
- 前記係合部材は、複数の剛毛を備えている、請求項70に記載の清浄装置。
- 前記接触清浄組立体は、これが端面と接触状態にあるとき、前記係合部材を取外すように作動可能である、請求項70に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングは、更に、前記インターフェース装置により受入れられるようになっている少なくとも1つの追加のインターフェース部分を備えており、前記流体分配組立体は、複数の端面上の汚染物の除去を助けるために、前記インターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、流体および溶媒を前記インターフェース部分を通して送出すように作動可能である、請求項64に記載の清浄装置。
- 付勢装置を更に具備しており、前記付勢装置は、前記インターフェース部分を端面に向けて付勢するために前記インターフェース部分と相互作用する、請求項64に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結された顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、端面を検分するのに適している、請求項64に記載の清浄装置。
- (a)ハウジングと、
(b)前記ハウジングに連結されていて、前記ハウジングへの流体容器の選択的連結を許容するようなっている第1の取付け装置と、
(c)前記ハウジングに連結されていて、前記ハウジングへの溶媒容器の選択的連結を許容するようなっている第2の取付け装置と、
(d)前記ハウジング内に前記容器の各々と流体連通状態で少なくとも部分的に配置された流体分配組立体と、を具備しており、前記流体分配組立体は、光ファイバの端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を前記容器の各々から端面上に送出すように作動可能である、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 前記ハウジングに連結された制御装置を更に具備しており、前記制御装置は、流体が流体分配組立体から端面上に分配されることが許容され、溶媒が流体分配組立体から端面上に分配されるのが妨げられる第1の位置に配置可能である、請求項76に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングは、更に、所定量容積の溶媒計量キャビティと、前記ハウジングに連結されたアクチュエータ機構とを備えており、前記アクチュエータ機構が作動されると、前記溶媒計量キャビティに含まれたいずれの溶媒も端面上に分配される、請求項76に記載の清浄装置。
- 前記溶媒計量キャビティの所定容積は、約0.01mlないし約0.05mlである、請求項76に記載の清浄装置。
- 前記流体分配組立体は、更にノズルポートを備えており、流体および溶媒は、前記流体分配組立体から前記ノズルポートを通して分配される、請求項76に記載の清浄装置。
- 前記ノズルポートから外方に延びている少なくとも1つの延長部を更に具備しており、前記延長部の遠位端部は、前記ノズルポートを端面から少なくとも所定距離、離れたところに維持するように端面に係合するようになっている、請求項80に記載の清浄装置。
- 前記所定距離は、約0.0381cm(0.015インチ)ないし約0.635cm(0.25インチ)である、請求項81に記載の清浄装置。
- 前記流体分配組立体の少なくとも一部は、整合スリーブ内に挿入されるようになっている、請求項76に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結された顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、端面を検分するのに適している、請求項76に記載の清浄装置。
- 付勢装置を更に具備しており、前記付勢装置は、前記流体分配組立体の少なくとも一部を端面に向けて付勢するために前記流体分配組立体と相互作用する、請求項76に記載の清浄装置。
- 光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)ハウジングと、
(b)前記ハウジングに連結されていて、端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を端面上に送出すように作動可能な流体分配組立体と、
(c)前記ハウジングに連結されている接触清浄組立体と、を具備しており、前記接触清浄組立体は、物理的接触により端面に係合して端面上の汚染物を取り払うように作動可能な係合部材を有している、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 前記接触清浄組立体は、前記係合部材が端面に係合する第1の位置と、前記係合部材が端面から間隔を隔てられる第2の位置との間で選択的に配置可能である、請求項86に記載の清浄装置。
- 前記係合部材は、複数の剛毛を備えている、請求項86に記載の清浄装置。
- 前記接触清浄組立体は、前記係合部材が端面と接触状態にあるとき、前記係合部材を移動させるように作動可能である、請求項86に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結されている排気装置を更に具備しており、前記排気装置は、端面の近くに真空を与えるようになっている、請求項86に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結されている顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、光ファイバの端面を検分するようになっている、請求項86に記載の清浄装置。
- 付勢装置を更に具備しており、前記付勢装置は、前記流体分配組立体の少なくとも一部を端面に向けて付勢するために前記流体分配組立体と相互作用する、請求項86に記載の清浄装置。
- 光ファイバの一部がインターフェース装置内に収容されている、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)(i)インターフェース装置内に少なくとも部分的に受入れられるように構成さたインターフェース部分、および
(ii) 前記インターフェース部分に連結されていて、物理的接触により端面に係合
して端面上の汚染物を除去するようになっている係合部材、
を有している接触清浄組立体と、
(b)前記接触清浄部材に連結されていて、前記係合部材を端面上で移動させるようになっている駆動機構と、を具備している、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 前記係合部材は、複数の剛毛を備えている、請求項93に記載の清浄装置。
- 前記駆動機構は、前記係合部材が端面と係合されると、前記係合部材を移動させるように作動可能である、請求項93に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分は、整合スリーブ内に受入れられるように構成されている、請求項93に記載の清浄装置。
- 第1および第2の光ファイバ各々の一部がインターフェース装置内に収容されている、第1の光ファイバの第1の端面をよび第2の光ファイバの第2の端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)ハウジングと、
(b)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されている流体分配組立体と、を具備しており、前記流体分配組立体は、第1のインターフェース部分と、第2のインターフェース部分とを有しており、前記第1および第2のインターフェース部分は、前記インターフェース装置により受入れられるようになっており、前記流体分配組立体は、前記第1および第2の端面上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を前記第1および第2のインターフェース部分を経て前記第1および第2の端面上に送出すように作動可能である、第1の光ファイバの第1の端面をよび第2の光ファイバの第2の端面を清浄するための清浄装置。 - 前記第1および第2のインターフェース部分の各々は、整合スリーブ内に少なくとも部分的に受入れられるように寸法決めされ、且つ構成されている、請求項97に記載の清浄装置。
- 前記第1のインターフェース部分は、更に、ノズルポートを備えており、前記流体および溶媒は、前記ノズルポートから分配される、請求項97に記載の清浄装置。
- 前記ノズルポートは、更に、それから外方に延びている少なくとも1つの延長部を備えており、前記延長部の遠位端部は、前記第1のインターフェース部分が前記第1のインターフェース装置により受入れられると、前記第1の端面に係合するようになっている、請求項99に記載の清浄装置。
- 前記ノズルポートは、前記延長部が第1の端面に係合すると、所定長さだけ前記第1の端面から離されており、前記所定長さは、約0.0508cm(0.02インチ)と約0.508cm(0.20インチ)との間である、請求項100に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結されている接触清浄組立体を更に具備しており、前記接触清浄組立体は、物理的接触により前記第1の端面に係合して前記第1の端面上の汚染物を除去するようになっている係合部材を有している、請求項97に記載の清浄装置。
- 付勢装置を更に具備しており、前記付勢装置は、前記第1のインターフェース部分を前記第1の端面に向けて付勢するために少なくとも前記第1のインターフェース部分と相互作用する、請求項97に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結された顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、少なくとも前記第1の光ファイバの第1の端面を検分するのに適している、請求項97に記載の清浄装置。
- インターフェース装置内に収容されている光ファイバの端面を清浄する方法であって、
(a)清浄装置のインターフェース部分を前記インターフェース装置内に挿入してノズルを端面に近接して位置決めする工程と、
(b)溶媒と流体とを相互に混合する工程と、
(c)端面を係合部材と係合させることにより汚染物を端面上から取り払う工程と、を具備している、光ファイバの端面を清浄する方法。 - 端面の近くに真空を付与する工程を更に具備している、請求項105に記載の方法。
- 顕微鏡で端面を点検する工程を更に具備している、請求項105に記載の方法。
- 前記流体は、加圧空気である、請求項105に記載の方法。
- 前記溶媒は、炭化水素と、テルペンとよりなる混合物である、請求項105に記載の方法。
- 前記溶媒は、弗素化エーテルと、塩素化アルカリンと、アルコールとよりなる混合物である、請求項105に記載の方法。
- 前記溶媒は、メチルナノフルオロブチルエーテルと、エチルナノフルオロブチルエーテルと、トランスー1,2−ジクロロエチレンと、イソプロパノールとよりなる混合物である、請求項110に記載の方法。
- 光ファイバの一部がインターフェース装置内に収容されている、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置であって、
(a)ハウジングと、
(b)前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置された流体分配組立体と、を具備しており、前記流体分配組立体は、前記インターフェース装置により受入れられるようになっているインターフェース部分を有しており、更に、前記流体分配組立体は、端面上の汚染物の除去を助けるために加圧ガスおよび溶媒を端面上に送出すように作動可能である、光ファイバの端面を清浄するための清浄装置。 - 前記インターフェース部分は、更に、それから外方に延びている少なくとも1つの延長部を備えており、前記延長部の遠位端部は、前記インターフェース部分が前記インターフェース装置により受入れられると、端面に係合するようになっている、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記延長部は、約0.0381cm(0.015インチ)と約0.635cm(0.25インチ)との間の所定長さを有している、請求項113に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分は、整合スリーブ内に少なくとも部分的に受入れられるように構成されている、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結されている排気装置を更に具備しており、前記排気装置は、端面の近くに真空を与えるようになっている、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結されている接触清浄組立体を更に具備しており、前記接触清浄組立体は、物理的接触により端面に係合して端面上の汚染物を除去するようになっている係合部材を有している、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記係合部材は、複数の剛毛を備えている、請求項117に記載の清浄装置。
- 前記接触清浄組立体は、これが端面と接触状態にあるとき、前記係合部材を取外すように作動可能である、請求項117に記載の清浄装置。
- 付勢装置を更に具備しており、前記付勢装置は、前記インターフェース部分を端面に向けて付勢するために少なくとも前記インターフェース部分と相互作用する、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記ハウジングに連結された顕微鏡を更に具備しており、前記顕微鏡は、端面を検分するのに適している、請求項112に記載の清浄装置。
- (a)前記ハウジングに連結されていて、前記流体分配組立体への加圧ガス容器の選択的連結を許容するようになっている第1の取付け装置と、
(b)前記ハウジングに連結されていて、前記流体分配組立体への溶媒容器の選択的連結を許容するようになっている第2の取付け装置と、を更に具備している、請求項112に記載の清浄装置。 - 前記ハウジングは、所定容積の溶媒計量キャビティと、前記ハウジングに連結されたアクチュエータ機構とを更に備えており、前記アクチュエータ機構が作動されると、前記溶媒計量キャビティに収容されたいずれの溶媒も端面上に分配される、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記溶媒計量キャビティの所定容積は、約0.01mlないし約0.05mlである、請求項113に記載の清浄装置。
- 前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置された追加の流体分配組立体を更に具備しており、前記追加の流体分配組立体は、第2のインターフェース装置により収容されるようになっている第2のインターフェース部分を有しており、前記追加の流体分配組立体は、前記第2のインターフェース装置上の汚染物の除去を助けるために流体および溶媒を前記第2のインターフェース部分を経て第2の端面上に送出すように作動可能である、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記流体分配組立体は、更に、第1のノズルおよび第2のノズルを有しており、前記第1および第2のノズルは、加圧ガスおよび溶媒を端面上に吐出するようになっている、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記第1のノズルからの加圧ガスの流れは、ベンチュリ効果により第2のノズルを通して溶媒を吸入するように作用可能である、請求項126に記載の清浄装置。
- 前記溶媒は、炭化水素とテルペンとの混合物よりなる液体である、請求項112に記載の清浄装置。
- 顕微鏡受入れ孔を更に具備しており、前記顕微鏡受入れ孔は、前記ハウジングのインターフェース部分がインターフェース装置により受入れられると、端面を点検するための顕微鏡を選択的に受入れるように作用可能である、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記顕微鏡が前記受入れ孔に受入れられると、顕微鏡の像軸と、清浄組立体から吐出されたときの加圧ガスおよび溶媒との両方が、端面上に向けられる、請求項129に記載の清浄装置。
- 前記流体分配組立体は、前記ハウジングのインターフェース部分が前記インターフェース装置により受入れられると、光ファイバの端面から約0.0635cm(0.025インチ)ないし0.508cm(0.20インチ)のところに加圧ガスを前記インターフェース部分から吐出するようになっている、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されていて、前記インターフェース部分が前記インターフェース装置により受入れられると、端面に近接して位置決めされるバッフルを更に具備しており、前記バッフルは、加圧ガスを端面上に向けるようになっている、請求項112に記載の清浄装置。
- 前記バッフルは、これが加圧ガスを端面上に選択的に向けるために端面に近接して位置決めされる第1の位置と、バッフルが端面に対して引っ込められた位置にある第2の位置との間で作動可能である、請求項132に記載の清浄装置。
- 前記インターフェース部分の少なくとも一部が、第2の別の形状のインターフェース部分の少なくとも一部との交換のために選択的に取外し可能である、請求項112に記載の清浄装置。
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