JP2016151599A - 光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法 - Google Patents

光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を同時かつ適切に清掃することができる清掃具を提供する。
【解決手段】光コネクタ清掃具は、清掃シート15により光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃するための清掃シート部10と、気体の噴出により光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃するための気体噴出部20とが一体的に組み合わされて構成され、清掃シート部10は1回の清掃作業毎に新しい清掃シート15を所定の位置に表出可能な機能を有し、気体噴出部20は所定の位置に対して上方から接近してきた光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に一定以上の圧力で気体を噴出する機能を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に付着した異物を除去するための光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法に関する。
現在、光ファイバを使用した光通信ネットワークにより、情報通信が行われている。光通信ネットワークの配線では、光ファイバ同士を接続するために光コネクタが使用されている。光コネクタを使用した接続方法では、光コネクタアダプタの両側から光コネクタプラグをそれぞれ挿入し、光コネクタアダプタ内部で両側から挿入された一対の光コネクタプラグのフェルールの端面同士が密着することによって、当該各フェルール内に内蔵されている光ファイバのファイバ端面同士が密着し、光信号を伝送することが可能となる。
ここで、光コネクタを使用する接続形態は、主に光送受信装置の接続であり、光送受信装置では、光送受信装置の筐体に光コネクタアダプタが配置され、前記光送受信装置の内側から1つの光コネクタプラグが前記光コネクタアダプタに内蔵されている。この光コネクタプラグが内蔵された光コネクタアダプタに、新たに接続に用いる光コネクタプラグを挿入し、光コネクタアダプタの内部で各光コネクタプラグのフェルールの端面同士が密着することによって、フェルール内に内蔵されている光ファイバのファイバ端面同士が密着し、光信号を伝送することが可能となる。
この光コネクタを使用した接続方法では、光コネクタアダプタの両側から挿入される光ファイバのファイバ端面間に異物が付着した場合、接続損失が増大したり、反射が大きくなるため、接続特性が劣化し、結果として光信号の伝送性能を劣化させる要因となる。
また、光増幅器などの高出力光の伝送では、光コネクタプラグのフェルールの端面の光ファイバコア部に異物が付着している場合、異物で遮られた高出力光が発熱して異物とともに光ファイバを溶融して、ファイバ端面の形状が変形するため、接続特性が劣化し、結果として光信号の伝送性能を劣化させる要因となる。そのため、接続時に光コネクタの清掃が行われている。
光コネクタの清掃技術では、清掃シートを用いた光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃する清掃具(例えば、特許文献1参照)が知られている。また、光コネクタプラグのフェルールを挿入するくぼみ内部に掃除布を配置して光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃する清掃具(例えば、特許文献2参照)が知られている。また、エアーノズルからガスを送り込むことによって光コネクタのフェルールの端面を清掃する清掃具(例えば、特許文献3参照)が知られている。また、清掃用糸を用いて光コネクタプラグ及び光コネクタアダプタに内蔵された光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃する清掃具(例えば、特許文献4参照)が知られている。
しかしながら、特許文献1に記載の光コネクタの清掃具では、光コネクタプラグのフェルールの端面のみが清掃される。このため、光コネクタプラグのフェルールの側面に異物として塵埃が付着している場合、光コネクタアダプタへ挿入する際にフェルールの側面に付着した塵埃が光コネクタアダプタ内部に押し込まれ、フェルールの端面または光ファイバのファイバ端面に付着し、接続性能を劣化させるという問題がある。
他方、特許文献2に記載の光コネクタの清掃具では、光コネクタプラグのフェルールを光コネクタ清掃具のくぼみ内部へ挿入する際に、フェルールをくぼみ内部へ押し込むための力が不足する場合、フェルールの端面を適切に清掃することが困難であり、フェルールの端面に異物が残留するといった問題がある。
また、特許文献3に記載の光コネクタの清掃具では、エアーノズルから噴出されるガスの圧力が弱い場合、フェルールの端面を適切に清掃することが困難であり、フェルールの端面に塵埃が残留するといった問題がある。
また、特許文献4に記載の光コネクタの清掃具では、光コネクタプラグを清掃する場合、光コネクタプラグのフェルールの端面のみが清掃される。このため、光コネクタアダプタに挿入する前の光コネクタプラグのフェルールの側面に異物として塵埃が付着している場合、光コネクタアダプタへ挿入する際にフェルールの側面に付着した塵埃が光コネクタアダプタ内部に押し込まれ、フェルールの端面または光ファイバのファイバ端面に付着するという問題がある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み提案されたものであって、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を同時にかつ適切に清掃することができる光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、
本発明に係る光コネクタ清掃具は、
光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃する光コネクタ清掃具であって、
清掃シートにより光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃するための清掃シート部と、気体の噴出により光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃するための気体噴出部とが一体的に組み合わされて構成され、
前記清掃シート部は1回の清掃作業毎に新しい清掃シートを所定の位置に表出可能な機能を有し、
前記気体噴出部は前記所定の位置に対して上方から接近してきた光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に一定以上の圧力で気体を噴出する機能を有している、ことを特徴とする。
また、前記気体噴出部は、
光コネクタプラグを挿入可能な光コネクタ挿入口を前記清掃シート部の清掃シートの表出部位の延長線上に有し、人手による操作が加えられた際に前記光コネクタ挿入口が前記清掃シート部の清掃シートの表出部位に近接するように前記清掃シート部に対して変位可能に配置されたカバー体と、噴出する気体に一定以上の圧力が加わるように気体を圧縮する気体圧縮部と、前記カバー体と一体に設けられ、前記カバー体が前記清掃シート部寄りに変位した際に前記気体圧縮部に圧力を加える気体押し込み部と、気体を噴出した後の前記気体圧縮部に気体を吸入する気体吸入口と、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に気体を噴出する気体噴出口と、気体圧縮部から気体噴出口へ気体を送る部位に設けられ、気体噴出口から気体圧縮部へ気体が逆流するのを防止する気体圧縮弁とから構成されていることを特徴とする。
また、前記気体圧縮弁は、開放されるための気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上であることを特徴とする。
また、前記気体圧縮部と前記気体噴出口との接続部分は、合成ゴムで形成されており、前記気体圧縮弁は、前記気体噴出口の断面積をS[cm2]として、前記接続部分を0.3×S[kgf]以上の圧力が加わるように折り曲げることにより形成されていることを特徴とする。
また、前記気体圧縮部と前記気体噴出口との接続部分は、合成ゴムで形成されており、前記気体圧縮弁は、前記気体噴出口の断面積をS[cm2]として、前記接続部分に0.3×S[kgf]以上の圧力で挟みこむピンを取り付けることにより形成されていることを特徴とする。
また、前記清掃シート部は、
前記所定の位置に開口部を有する筐体内に、前記開口部を清掃作業時のみ開放するためのシャッターと、前記シャッターの下部に固定的に設けられた清掃シート抑え部と、その幅広面が前記シャッター及び清掃シート抑え部間を通る経路に配置され、使用前の部分が送り出し側のリールに巻き付けられ、使用後の部分が巻き取り側のリールに巻き付けられたテープ状の清掃シートと、紐を介して前記シャッター及び巻き取り側のリールにそれぞれ接続され、1回の押し込み操作毎に前記シャッターを開くと同時に前記開口部に新しい部分がくるように清掃シートを移動させる清掃シート送り出し押し込み部と、前記清掃シート送り出し押し込み部を復元させるためのばねと、ばねの位置を規制するばね抑え部とが収納されて構成されていることを特徴とする。
また、本発明の光コネクタ清掃方法は、
気体の噴出により光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃する第1の工程と、清掃シートにより光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃する第2の工程と、を順に行う光コネクタ清掃方法において、
前記第1の工程での前記気体の噴出の圧力を0.3[kgf/cm2]以上としたことを特徴とする。
また、前記第1及び第2の工程の作業を、請求項1乃至6のいずれかに記載の光コネクタ清掃具を用いて行うことを特徴とする。
本発明に係る光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法によれば、気体の噴出によって光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に付着する塵埃を除去し、清掃シートによって光コネクタプラグのフェルールの端面に付着する塵埃及びそれ以外の異物を除去することによって、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を同時にかつ適切に清掃することができる光コネクタ清掃具を提供することができる。ここで、塵埃以外の異物とは、例えば、手油等である。
また、本発明に係る光コネクタ清掃具によれば、予め光コネクタプラグが挿入されていない光コネクタアダプタにおいて、気体の噴出によって前記光コネクタアダプタの割りスリーブ内面に付着する塵埃を除去することによって、光コネクタアダプタの清掃も可能になるといった効果も奏する。
本発明の光コネクタの清掃方法を用いた光コネクタの接続手順を説明するフローチャートを示す図 本発明の光コネクタ清掃具の実施の形態の一例を示す概略断面図 本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタプラグ清掃方法の一例を説明する概略図 本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタプラグ清掃方法の一例を説明する概略図 本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタプラグ清掃方法の一例を説明する概略図 本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタプラグ清掃方法の一例を説明する概略図 本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタアダプタ清掃方法の一例を説明する概略図 本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタアダプタ清掃方法の一例を説明する概略図 従来技術を用いて清掃した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の一例を示す図 従来技術を用いて清掃した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の他の例を示す図 本発明の光コネクタ清掃具を用いて清掃した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の一例を示す図 気体噴出部の気体噴出圧力に対する異物付着率を示す図
本発明に係る光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、光送受信装置に光コネクタを接続する際の、本発明の光コネクタの清掃方法を用いた光コネクタの接続手順を説明するためのフローチャートを示す。
本発明の光コネクタの清掃方法では、始めに、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上である気体の噴出により清掃する。ここで、噴出する気体は空気、炭酸ガス、代替フロンなどを用いることが可能であるが、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に付着した塵埃を除去する効果があるものであれば、それ以外の成分を用いることも可能である。
次に、前記光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃シートにより清掃する。ここで、清掃シートはふき取りの際に屑が発生しないリントフリークロスなどを用いることが可能であるが、光コネクタプラグのフェルールの端面に付着した異物を除去する効果があるものであれば、それ以外のシートを用いることも可能である。
次に、光送受信装置の筐体に配置された光コネクタアダプタに前記光コネクタプラグを挿入することによって光コネクタが接続される。
ここで、予め、光コネクタアダプタに内蔵された光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃しておいても良い。例えば、従来技術の清掃用糸を用いた清掃具(特許文献4参照)を用いることにより、光コネクタアダプタに内蔵された光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃することが可能である。
また、光送受信装置を構成する際に、予め、光コネクタアダプタの割りスリーブの内面及び前記光コネクタアダプタに内蔵される光コネクタプラグを清掃しておいても良い。光コネクタアダプタの割りスリーブの内面の清掃では、例えば、本発明の光コネクタの清掃方法における前記気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上である気体の噴出を用いることにより、割りスリーブの内面に付着する塵埃を除去することも可能である。
また、前記光コネクタアダプタに内蔵される光コネクタプラグの清掃では、例えば、本発明の光コネクタの清掃方法における前記気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上である気体の噴出によってフェルールの端面及び側面を清掃した後、清掃シートによってフェルールの端面を清掃することにより、フェルールの端面及び側面に付着する塵埃やそれ以外の異物を除去することも可能である。
図2は本発明の光コネクタ清掃具の実施の形態の一例を示す概略図である。なお、図2は光コネクタ清掃具の断面を表している。
本発明の光コネクタ清掃具は、清掃シートにより光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃するための清掃シート部10と、気体の噴出により光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃するための気体噴出部20とが一体的に組み合わされて構成されている。
清掃シート部10は1回の清掃作業毎に新しい清掃シートを所定の位置に表出可能な機能を有するもので、前記所定の位置に開口部11aを有する筐体11内に、前記開口部11aを清掃作業時のみ開放するためのシャッター12と、前記シャッター12の下部に固定的に設けられた清掃シート抑え部13と、その幅広面が前記シャッター12及び清掃シート抑え部13間を通る経路に配置され、使用前の部分が送り出し側のリール14aに巻き付けられ、使用後の部分が巻き取り側のリール14bに巻き付けられたテープ状の清掃シート15と、紐16a及び16bを介して前記シャッター12及び巻き取り側のリール14bにそれぞれ接続され、1回の押し込み操作毎に前記シャッター12を開くと同時に前記開口部11aに新しい部分がくるように清掃シート15を移動させる清掃シート送り出し押し込み部17と、清掃シート送り出し押し込み部17を復元させるためのばね18と、ばね18の位置を規制するばね抑え部19とが収納されて構成されている。
また、気体噴出部20は前記所定の位置に対して上方から接近してきた光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に一定以上の圧力で気体を噴出する機能を有するもので、光コネクタプラグを挿入可能な光コネクタ挿入口21aを前記清掃シート部10の清掃シート15の表出部位の(当該清掃シート15の幅広面と直交する)延長線上に有し、人手による操作が加えられた際に前記光コネクタ挿入口21aが前記清掃シート部10の清掃シート15の表出部位に近接するように前記清掃シート部10に対して変位可能に配置されたカバー体21と、噴出する気体に一定以上の圧力が加わるように気体を圧縮する気体圧縮部22と、前記カバー体21と一体に設けられ、前記カバー体21が前記清掃シート部10寄りに変位した際に前記気体圧縮部22に圧力を加える気体押し込み部23と、気体を噴出した後の前記気体圧縮部22に気体を吸入する気体吸入口24と、気体吸入口24内に配置された(気体圧縮部22内に塵埃等の異物が混入しないようにするための)フィルタ25と、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に気体を噴出する気体噴出口26と、気体圧縮部22から気体噴出口26へ気体を送る部位に設けられ、気体噴出口26から気体圧縮部22へ気体が逆流するのを防止する気体圧縮弁27とから構成されている。
次に、本発明の光コネクタ清掃具を用いた光コネクタ清掃方法について図3〜図6を参照して説明する。図3〜図6は光コネクタ清掃方法の一例を説明する概略図である。
先ず最初に、図3に示すように、光コネクタ挿入口21aに光ファイバコード31に取り付けられた光コネクタプラグ32を挿入し、フェルール33を気体噴出口26の近傍に配置する。ここで、光ファイバコード31は、例えば1.3μm帯に零分散波長を有するシングルモードファイバが挙げられるが、これ以外の光ファイバを用いることも可能である。また、光コネクタプラグ32は、例えば、単心用のFC形やSC形が挙げられるが、これ以外の単心用及び多心用の光コネクタプラグを用いることも可能である。
次に、図4に示すように、気体押し込み部23の上部から矢印の方向へ圧力を加え、カバー体21を変位させることにより、気体圧縮部22が圧縮され、圧縮された気体は、気体圧縮部22に接続された気体噴出口26に送り込まれ、光ファイバコード31に取り付けられた光コネクタプラグ32のフェルール33に付着する塵埃が吹き飛ばされることにより、光コネクタプラグ32のフェルール33の端面及び側面が清掃される。ここで、気体圧縮部22は、例えば、合成ゴムによって形成されるが、それ以外の材質によって形成されても良い。
気体圧縮部22と気体噴出口26の接続箇所には気体圧縮弁27が配置されており、気体噴出口26から気体圧縮部22に気体が送り込まれること(逆流)を防止する機構となっている。例えば、合成ゴムから形成された気体圧縮部22において、気体噴出口26に接続する箇所を折り曲げて空洞を封止することにより気体圧縮弁を形成することが可能である。また、気体噴出口26に接続する箇所を上部または下部から押しつぶすことにより気体圧縮弁を形成することが可能であるが、それ以外の方法によって形成されても良い。
また、気体噴出口26からの気体の噴出の強さは、気体圧縮弁27を開放するための気体噴出圧力であり、この気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上となるように気体圧縮部22及び気体圧縮弁27を構成する。例えば、気体圧縮部22が合成ゴムで形成される場合には、気体噴出口26が1[cm2]の場合、気体噴出口26に接続する箇所を0.3[kgf]以上の圧力が加わるように折り曲げて加工成形することにより、気体噴出圧力を0.3[kgf/cm2]以上とすることが可能である。
すなわち、気体噴出口26の面積S[cm2]に対し、気体噴出口26に接続する箇所を0.3×S[kgf]以上の圧力が加わるように折り曲げて加工成形することにより、気体噴出圧力を0.3[kgf/cm2]以上とすることが可能である。
また別の方法としては、気体噴出口26が1[cm2]の場合、気体噴出口26に接続する箇所に、上部または下部から0.3[kgf]以上の圧力で挟みこむピンを予め取り付けておくことにより、気体噴出圧力を0.3[kgf/cm2]以上とすることが可能である。すなわち、気体噴出口26の面積S[cm2]に対し、気体噴出口26に接続する箇所に、上部または下部から0.3×S[kgf]以上の圧力で挟みこむピンを予め取り付けておくことにより、気体噴出圧力を0.3[kgf/cm2]以上とすることが可能である。
さらに、気体圧縮部22は、気体押し込み部23を開放することにより、気体吸入口24から気体を吸入し、元の大きさに膨張する機構となっている。気体吸入口24は気体を気体圧縮部22に送り込む際に塵埃等の異物が混入することのないようにフィルター25が配置されている。
続いて、図5に示すように、清掃シート送り出し押し込み部17を下部から矢印の方向へ圧力を加えることにより、清掃シート送り出し押し込み部17に接続されたシャッター12用の紐16aが引っ張られ、シャッター12が矢印の方向に右から左へ開くと同時に、同様に清掃シート送り出し押し込み部17に接続された清掃シート15用の紐16bが引っ張られ、リール14bが矢印の方向に反時計回りに回転され、リール14aから清掃シート15が送り出される。
ここで、シャッター12の開閉及び清掃シート15の送り出しにはそれぞれ紐16a,16bが清掃シート送り出し押し込み部17に接続されることとしたが、シャッター12の開閉及び清掃シート15の送り出しを可能とするこれ以外の方法を用いることも可能である。
また、リール14bにはストッパー(図示せず)が取り付けられており、清掃シート送り出し押し込み部17を開放し、ばね18によって清掃シート送り出し押し込み部17が元の状態に戻り、清掃シート15用の紐16bが開放された際に清掃シート15が元の位置に戻らない機構となっている。つまり、清掃シート15は、清掃シート送り出し押し込み部17の押し込みにより、清掃に使用する長さが開口部11aに右から左へ送り出され、清掃に使用した部分は次回の清掃シート送り出し時にさらに右から左へ送り出される。これにより、清掃シート送り出し押し込み部17を押し込み清掃する際には、常に新しい清潔な清掃シート15が開口部11aに表れる仕組みとなる。
清掃シート送り出し押し込み部17が押し込まれ、新しい清潔な清掃シート15が開口部11aに表れた後、図6に示すように、光ファイバコード31に取り付けられた光コネクタプラグ32のフェルール33を清掃シート15に押しつけたまま、左から右へ矢印の方向にスライドさせることによって、フェルール33の端面が清掃される。
また、図7〜図8は光送受信装置の筐体に配置される前の光コネクタアダプタの清掃方法の一例を説明する図である。光コネクタプラグの清掃と同様に先ず最初に、図7に示すように、光コネクタ挿入口21aに光コネクタアダプタ34を挿入し、割りスリーブ口(図示せず)を気体噴出口26の近傍に配置する。
次に、図8に示すように、気体押し込み部23の上部から矢印の方向へ圧力を加えることにより、気体圧縮部22が圧縮され、圧縮された気体は、気体圧縮部22に接続された気体噴出口26に送り込まれ、光コネクタアダプタ34の割りスリーブ内面に付着する異物が吹き飛ばされることにより、光コネクタアダプタの割りスリーブ内面が清掃される。
図9は、従来技術を用いて清掃した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の一例を示す図である。より詳細には、光コネクタプラグを従来技術の清掃シートを用いて光コネクタプラグのフェルールの端面のみを清掃し、予め清掃された光コネクタプラグが内蔵された光コネクタアダプタに挿入して接続し、その後、前記光コネクタアダプタから前記光コネクタプラグを引き抜き、前記引き抜いた光コネクタプラグのフェルールの端面を顕微鏡を用いて観察した画像の一例を示す図である。
尚、図9は光コネクタプラグのフェルールの端面において、縦994[μm]、横1387[μm]の範囲を表す。中心に配置された円形の部分は光コネクタに内蔵された直径125[μm]の光ファイバの断面である。また、画像上部及び下部にそれぞれ長さが約15[μm]と約320[μm]の異物が付着していることが分かる。これらの異物は光コネクタプラグのフェルールの側面に付着していた塵埃が、光コネクタプラグのフェルールを光コネクタアダプタの割りスリーブ内に挿入する際に巻き込まれて、光コネクタプラグのフェルールの端面に付着したものと思われる。
このように、光コネクタ接続の際にフェルールの端面に異物が付着すると、光ファイバのファイバ端面間に間隙が発生し、接続特性が劣化する可能性がある。また、光ファイバコア部に異物が付着した状態で高出力光を伝送すると、光ファイバコア部が溶融し、接続特性が劣化する可能性がある。
図10は、従来技術を用いて清掃した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の他の例を示す図である。より詳細には、光コネクタプラグを従来技術のエアーノズルから噴出される気体を用いてフェルールの端面及び側面を清掃し、かつ、従来技術の清掃シートを用いて光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃し、予め清掃された光コネクタプラグが内蔵された光コネクタアダプタに挿入して接続し、その後、前記光コネクタアダプタから前記光コネクタプラグを引き抜き、前記引き抜いた光コネクタプラグのフェルールの端面を顕微鏡を用いて観察した画像の一例を示す図である。
ここで、エアーノズルから噴出される気体の気体噴出圧力は0.3[kgf/cm2]未満であった。中心に配置された円形の部分は図9と同様に光コネクタに内蔵された直径125[μm]の光ファイバの断面である。また、画像の右下部に長さが約30[μm]の異物が付着していることが分かる。この異物は気体の噴出によって完全に除去されなかった光コネクタプラグのフェルールの側面に付着していた塵埃が、光コネクタプラグのフェルールを光コネクタアダプタの割りスリーブ内に挿入する際に巻き込まれて、光コネクタプラグのフェルールの端面に付着したものと思われる。
図11は、本発明の光コネクタ清掃具を用いて清掃した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の一例を示す図である。より詳細には、光コネクタプラグを気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上である気体の噴出を用いてフェルールの端面及び側面を清掃し、清掃シートを用いて光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃し、予め清掃された光コネクタプラグが内蔵された光コネクタアダプタに挿入して接続し、その後、前記光コネクタアダプタから前記光コネクタプラグを引き抜き、前記引き抜いた光コネクタプラグのフェルールの端面を顕微鏡を用いて観察した画像の一例を示す図である。中心に配置された円形の部分は図9及び図10と同様に光コネクタに内蔵された直径125[μm]の光ファイバの断面である。図11では、明確な異物は認められなかった。
図12は、気体噴出部の気体噴出圧力に対する異物の付着率を示す。ここで、異物付着率は、光コネクタプラグを気体の噴出を用いてフェルールの端面及び側面を清掃し、清掃シートを用いて光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃し、前記光コネクタプラグを予め清掃された光コネクタプラグが内蔵された光コネクタアダプタに挿入して接続し、その後、前記光コネクタアダプタから前記光コネクタプラグを引き抜き、前記引き抜いた光コネクタプラグのフェルールの端面を顕微鏡を用いて観察した作業工程において、観察した光コネクタプラグのフェルールの端面画像の、縦994[μm]、横1387[μm]の範囲において、長さが10[μm]以上である異物が付着していた回数の、全作業回数に対する割合と定義する。
ここで、一般的に用いられる1.3μm帯に零分散波長を有するシングルモードファイバのコア径は約10[μm]である。このため、10[μm]以上の異物が光ファイバコアに付着した場合には接続特性が劣化するのは自明である。
今回、それぞれの作業工程を各20回行っており、つまり、異物付着率は、20回中に異物が付着していた回数の割合である。気体噴出圧力が大きくなるとともに、異物付着率が低減し、気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]で異物付着率が0になっていることが分かる。つまり、20回の接続作業において、気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]では10[μm]以上の異物は1度も付着していなかった。
このため、気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上の気体の噴出を用いて光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃し、清掃シートを用いて光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃することにより、光コネクタプラグのフェルールの端面だけでなく、光コネクタプラグのフェルールの側面に付着していた塵埃を除去することが可能となり、塵埃が、光コネクタプラグのフェルールを光コネクタアダプタの割りスリーブ内に挿入する際に巻き込まれて、光コネクタプラグのフェルールの端面に付着することを防止することが可能となる。
本発明に係る光コネクタ清掃具及び光コネクタ清掃方法によれば、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を同時にかつ適切に清掃することができる。その結果、光通信ネットワークの配線における光コネクタ接続に有益に利用することができる。
10 清掃シート部
11 筐体
11a 開口部
12 シャッター
13 清掃シート抑え部
14a,14b リール
15 清掃シート
16a,16b 紐
17 清掃シート送り出し押し込み部
18 ばね
19 ばね抑え部
20 気体噴出部
21 カバー体
21a 光コネクタ挿入口
22 気体圧縮部
23 気体押し込み部
24 気体吸入口
25 フィルタ
26 気体噴出口
27 気体圧縮弁
31 光ファイバコード
32 光コネクタプラグ
33 フェルール
34 光コネクタアダプタ
特開2001−246343号公報 特開2005−258473号公報 特開平10−227943号公報 国際公開第2009/119437号公報(特願2009−532076)

Claims (8)

  1. 光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃する光コネクタ清掃具であって、
    清掃シートにより光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃するための清掃シート部と、気体の噴出により光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃するための気体噴出部とが一体的に組み合わされて構成され、
    前記清掃シート部は1回の清掃作業毎に新しい清掃シートを所定の位置に表出可能な機能を有し、
    前記気体噴出部は前記所定の位置に対して上方から接近してきた光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に一定以上の圧力で気体を噴出する機能を有している、
    ことを特徴とする光コネクタ清掃具。
  2. 前記気体噴出部は、
    光コネクタプラグを挿入可能な光コネクタ挿入口を前記清掃シート部の清掃シートの表出部位の延長線上に有し、人手による操作が加えられた際に前記光コネクタ挿入口が前記清掃シート部の清掃シートの表出部位に近接するように前記清掃シート部に対して変位可能に配置されたカバー体と、噴出する気体に一定以上の圧力が加わるように気体を圧縮する気体圧縮部と、前記カバー体と一体に設けられ、前記カバー体が前記清掃シート部寄りに変位した際に前記気体圧縮部に圧力を加える気体押し込み部と、気体を噴出した後の前記気体圧縮部に気体を吸入する気体吸入口と、光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面に気体を噴出する気体噴出口と、気体圧縮部から気体噴出口へ気体を送る部位に設けられ、気体噴出口から気体圧縮部へ気体が逆流するのを防止する気体圧縮弁とから構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ清掃具。
  3. 前記気体圧縮弁は、開放されるための気体噴出圧力が0.3[kgf/cm2]以上である
    ことを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ清掃具。
  4. 前記気体圧縮部と前記気体噴出口との接続部分は、合成ゴムで形成されており、
    前記気体圧縮弁は、前記気体噴出口の断面積をS[cm2]として、前記接続部分を0.3×S[kgf]以上の圧力が加わるように折り曲げることにより形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ清掃具。
  5. 前記気体圧縮部と前記気体噴出口との接続部分は、合成ゴムで形成されており、
    前記気体圧縮弁は、前記気体噴出口の断面積をS[cm2]として、前記接続部分に0.3×S[kgf]以上の圧力で挟みこむピンを取り付けることにより形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ清掃具。
  6. 前記清掃シート部は、
    前記所定の位置に開口部を有する筐体内に、前記開口部を清掃作業時のみ開放するためのシャッターと、前記シャッターの下部に固定的に設けられた清掃シート抑え部と、その幅広面が前記シャッター及び清掃シート抑え部間を通る経路に配置され、使用前の部分が送り出し側のリールに巻き付けられ、使用後の部分が巻き取り側のリールに巻き付けられたテープ状の清掃シートと、紐を介して前記シャッター及び巻き取り側のリールにそれぞれ接続され、1回の押し込み操作毎に前記シャッターを開くと同時に前記開口部に新しい部分がくるように清掃シートを移動させる清掃シート送り出し押し込み部と、前記清掃シート送り出し押し込み部を復元させるためのばねと、ばねの位置を規制するばね抑え部とが収納されて構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光コネクタ清掃具。
  7. 気体の噴出により光コネクタプラグのフェルールの端面及び側面を清掃する第1の工程と、清掃シートにより光コネクタプラグのフェルールの端面を清掃する第2の工程と、を順に行う光コネクタ清掃方法において、
    前記第1の工程での前記気体の噴出の圧力を0.3[kgf/cm2]以上とした
    ことを特徴とする光コネクタ清掃方法。
  8. 前記第1及び第2の工程の作業を、請求項1乃至6のいずれかに記載の光コネクタ清掃具を用いて行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の光コネクタ清掃方法。
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