JP2005527725A - 内燃機関に用いられる、複数の部分から成る冷却されるピストン - Google Patents
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Abstract
本発明は、内燃機関に用いられる、複数の部分から成る冷却されるピストンであって、当該ピストンが、一体に形成されたピストン上側部分と、一体に形成されたピストン下側部分とから成っており、ピストン上側部分が、燃焼キャビティと、リング部分を備えたリング壁とを有しており、ピストン下側部分が、箱状のピストンスカートと、ピストンをコネクティングロッドに結合するピストンピンを収容するためのボスと、ピストンスカートに結合されたボス支持部とを有しており、冷却通路が、ピストン上側部分とピストン下側部分とによって形成されていて、その横断面においてピストン上側部分とピストン下側部分とによって仕切られている形式のものに関する。エンジン出力の上昇時に圧縮高さの減少および熱負荷の増加が得られ、ピストンの組立てが継ぎ目変化なしに可能となるようにしたい。このことは、本発明によれば、ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(2)とが、載着面(10a,10b,12a,12b)を備えた支持手段(4,5,8,13,14)を有しており、載着面(10a,10b,12a,12b)が、第1および第2の載着部(10,12)を形成しており、ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(2)との、第1の載着部(10)を有する支持手段(5,8,13)が、両ピストン部分を螺合するためのねじ山(8)を有しており、ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(1)との螺合された状態で両ピストン部分が、専ら第1および第2の載着部(10,12)を介して支持されていることによって達成される。
Description
本発明は、内燃機関に用いられる、複数の部分から成る冷却されるピストンであって、当該ピストンが、一体に形成されたピストン上側部分と、一体に形成されたピストン下側部分とから成っており、ピストン上側部分が、燃焼キャビティと、リング部分を備えたリング壁とを有しており、ピストン下側部分が、箱状のピストンスカートと、ピストンをコネクティングロッドに結合するピストンピンを収容するためのボスと、ピストンスカートに結合されたボス支持部とを有しており、冷却通路が、ピストン上側部分とピストン下側部分とによって形成されていて、その横断面においてピストン上側部分とピストン下側部分とによって仕切られている形式のものに関する。
冒頭で述べた形式のピストンは、たとえばドイツ連邦共和国特許第800350号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2212922号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第0604223号明細書、特開昭60−143148号公報、特開昭60−178345号公報に基づき公知である。この公知のピストンは、ほぼ中心の螺合部を有していて、これによって、いわゆる「組立形ピストン」の既知の欠点を有している。この組立形ピストンでは、ピストン上側部分とピストン下側部分との点状の結合によって、燃焼圧下で、摩耗を招く相対運動が両ピストン構成部分の間に生ぜしめられる。特に耐摩耗性のピストン上側部分と、軽金属から成るピストン下側部分との結合によって形成されたこのピストンの利点を、前述した欠点なしに甘受するために、過去に、たとえばフランス国特許出願公開第753615号明細書またはアメリカ合衆国特許第2159989号明細書に基づき公知であるように、螺合部が外側のピストン縁領域に敷設された。一般的に、1930年代から知られているこの構造は、現代のピストンのコンセプトと比較することはできない。なぜならば、この構造は、著しく僅かな燃焼室圧に対して構想されていたからである。さらに、燃焼キャビティは、このような形式の構造では可能となり得ない。
さらに、ドイツ民主共和国特許出願公開第123962号明細書に基づき、ピストンベースボディが、トップランドと、リング範囲またはリング範囲の一部を形成する、任意の適切な材料から成る円環エレメントに機械的に結合(ここでは螺合)されていて、解離に対して防護されていることによって、耐摩耗性のピストンリング範囲が形成されるピストンが公知である。しかし、リング範囲しか耐摩耗性の材料から成っておらず、高い圧縮圧と同時に僅かなピストン構造高さを実現することができないという欠点がある。
異なる材料から成るピストン部分の結合部としての中心のもしくは中心からずれた螺合部のほかに、溶接法、たとえば摩擦溶接法も国際公開第00/06882号パンフレットに基づき公知である。これによって、ピストン上側部分とピストン下側部分とを比較的簡単に溶接することができる。しかし、溶接によって生ぜしめられる、材料継ぎ目における変化が欠点となる。この変化は応力亀裂を生ぜしめるものの、結合したい部分のための材料選択における制限によって一層欠点となる。
したがって、本発明の課題は、エンジン出力の上昇時に圧縮高さの減少および熱負荷の増加を許容していて、ピストンの組立てを継ぎ目変化なしに可能にする、内燃機関に用いられる、複数の部分から成る冷却されるピストンのためのピストンコンセプトを見い出すことである。
この課題は、冒頭で述べた形式のピストンにおいて、請求項1の特徴によって解決される。この解決手段によれば、ピストン上側部分とピストン下側部分とが、載着面を備えた支持手段を有しており、載着面が、第1および第2の載着部を形成しており、ピストン上側部分とピストン下側部分との、第1の載着部を有する支持手段が、両ピストン部分を螺合するためのねじ山を有している。ピストン上側部分とピストン下側部分との螺合された状態で両ピストン部分が、専ら第1および第2の載着部を介して支持されている。これにより得られる機械的な安定性は、溶接されたピストン部分結合部よりも内部応力の回避に基づき優れている。特にこの安定性は、ピストン直径に関する載着部の配置形式によって、第1の載着部が半径方向内側に配置されており、第2の載着部が半径方向外側に配置されており、両載着部が、ピストン高さに関して異なる平面に配置されていることによって達成され、これによって、効果的な内側のかつ外側の支持が得られる。本発明によれば、環状リブおよび環状の支持リブとして形成された支持手段の一部が、ピストン部分を螺合するためのねじ山を有している。この場合、環状リブはその壁構造において、この環状リブによって、螺合結合部の安定性を減少させることなしに、ピストンヘッドに加えられる燃焼室圧に基づく弾性変形が可能となるようにように形成されている。特に有利には、ピストン長手方向軸線から半径方向でピストン周壁面に向かって延びる半径に関して規定された支持手段の位置配置形式によって、力伝達経路がピストンヘッドから支持手段を介してボス支持部もしくはピストンピンに有効にピストン材料の過負荷なしに導出される。したがって、機械的な負荷、たとえば応力亀裂に基づく損傷が効果的に回避可能となる。さらに、本発明による構造は、ピストン下側部分に対するピストン上側部分のセンタリングが螺合によって行われず、第2の載着部、すなわち、外側の載着部を形成する支持手段の段状の構成の壁領域によって行われるという利点を有している。本発明による解決手段によって、耐熱性の鋼から成るピストン上側部分と、鍛造されたAFP鋼(析出硬化型のフェライト系〜パーライト系の鋼)から成るピストン下側部分とが、特に簡単にかつ廉価に結合可能となる。
有利な改良形は従属請求項の対象である。
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
複数の部分から成る冷却されるピストン20、つまり、冷却式の組立形ピストンは、図1から明らかであるように、ピストン上側部分1とピストン下側部分2とから成っている。ピストン上側部分1は、燃焼キャビティ3と、リング部分11を備えたリング壁4とを有しており、ピストン下側部分2は、箱状のピストンスカート9と、ピストンをコネクティングロッドに結合するピストンピン(図示せず)を収容するためのボスと、ピストンスカート9に結合されたボス支持部6とを有している。冷却通路7はピストン上側部分1とピストン下側部分2とによって形成されていて、その横断面においてピストン上側部分1とピストン下側部分2とによって仕切られている。
ピストン上側部分1は支持手段を有している。この支持手段は、燃焼キャビティ3と反対の底側に配置された環状の載着面10aと、リング壁4の水平な横断面12aの一部と、環状リブ5とから成っている。ピストン下側部分2にも同じく支持手段が設けられている。この支持手段は、環状の支持リブ13と、この支持リブ13の横断面10bと、環状の支持ウェブ14とから成っている。両ピストン部分1,2のための平らなかつ水平な第1の載着部10を形成するためには、環状の載着面10aと、環状の支持リブ13の横断面10bとが働く。この場合、載着部10はピストン直径Dに関して半径方向内側に配置されていて、内側の支持部を形成している。両ピストン部分のための、平らにかつ水平に配置された第2の載着部12は、リング壁4の横断面12aの水平な部分と、環状の支持ウェブ14の横断面12bとから成っており、これによって、支持ウェブ14の段状の構成が形成されている。この構成によって、ピストン上側部分がセンタリングされている。主として、このセンタリングのためには、リング壁4の壁領域4a(図2参照)が働く。この壁領域4aは、図1および図2から明らかであるように、その横断面でピストンスカート9に対して軸方向にエアギャップを形成している。第1および第2の載着部は、ピストン高さに関して、それぞれ異なる水平な平面E1,E2に配置されている。両平面E1,E2は高さHによって特徴付けられている。
ピストン上側部分1とピストン下側部分2とを螺合するためのねじ山8は、環状リブ5の、ピストン直径に対して半径方向外向きに位置する周面に雄ねじ山として形成されていて、環状の支持リブ13の、半径方向内向きに位置する周面に雌ねじ山として形成されている。図3から明らかであるように、ピンボスに向けられた環状リブ5は軸方向のピストン方向で、少なくとも部分的に円筒状にまたは円錐状に成形された区分13aを示している。この区分13aはねじ山を有していて、ピストン軸線(K)に対して平行に延びている。この場合、環状リブの、円筒状にまたは円錐形に成形された区分には、区分13bが燃焼キャビティ3の方向で、減少させられた肉厚を備えて続いている。これによって、弾性的な領域が形成される。この領域は、燃焼室圧によって形成された機械的な応力を吸収することができ、ピストンピンに導出することができる。
環状リブ5の、ねじ山を有する周面は半径R周壁(RM)を有している。この半径R周壁(RM)は範囲R周壁<Rボス支持部の中心(RMN)およびR周壁>Rボス支持部の内側の端部(RIEM)に配置されている。この場合、全ての半径は、ピストン長手方向軸線(K)から出発して半径方向でピストン周壁面に向かって規定されており、半径「ボス支持部の中心」および「ボス支持部の内側の端部」は、図1および図2に示したように、ボス孔の頂点(NZ)に関連している。
両ピストン部分の組立ては、支持リブ13に対して張り出した壁領域4aによって、ピストン上側部分1がピストン下側部分2に対してセンタリングされ、次いで、このピストン下側部分2に螺合されることによって行われる。第2の載着部12に対する第1の載着部10の高さ(両平面E1,E2の間隔)は、約50μmの高さ差によって、まず、外側の載着面12a、12bが接触し、高さ差を克服するためのさらなるねじり運動後に内側の載着面10a,10bが接触するように形成されているので、ピストン上側部分1とピストン下側部分2との完全に螺合された状態で形成された冷却通路7は載着面10a,10b,12a,12bによってしかシールされていない。大きな直径に基づき、ねじ山は自縛式である。しかし、付加的には、半径方向に設けられた第3の溝の下方に締付けスリーブが設けられていてよい。
ピストン上側部分1は、耐酸化性のかつ/または耐熱性の材料から成っていていよい。一般的には、4%以上クロムを含有した鋼が使用される。この鋼は、DIN EN 10027−2(鋼グループ−番号1.4xxx)による化学的に安定した鋼の材料グループ、たとえば耐熱性のステンレス鋼と、合金化された工具鋼の材料グループ、たとえば合金化された熱間加工鋼とから成っている。
ピストン下側部分は、析出硬化型のフェライト系〜パーライト系の鋼または熱処理鋼から成っている。この場合、一般的には、(ドイツの鋼−鉄材料シート101による)鋼品質38MnVS6または42CrMo4が使用される。
1 ピストン上側部分、 2 ピストン下側部分、 3 燃焼キャビティ、 4 リング壁、 4a 壁領域、 5 環状リブ、 6 ボス支持部、 7 冷却通路、 8 ねじ山、 9 ピストンスカート、 10 載着部、 10a,10b 載着面、 11 リング部分、 11a リング溝、 12 載着部、 12a,12b 載着面、 13 支持リブ、 13a,13b 区分、 14 支持ウェブ、 20 ピストン、 E1,E2 平面、 H 高さ、 K ピストン長手方向軸線、 NZ 頂点
Claims (14)
- 内燃機関に用いられる、複数の部分から成る冷却されるピストンであって、当該ピストンが、ピストン上側部分とピストン下側部分とから成っており、ピストン上側部分が、燃焼キャビティと、リング部分を備えたリング壁とを有しており、ピストン下側部分が、箱状のピストンスカートと、ピストンをコネクティングロッドに結合するピストンピンを収容するためのボスと、ピストンスカートに結合されたボス支持部とを有しており、冷却通路が、ピストン上側部分とピストン下側部分とによって形成されていて、その横断面においてピストン上側部分とピストン下側部分とによって仕切られている形式のものにおいて、
−ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(2)とが、載着面(10a,10b,12a,12b)を備えた支持手段(4,5,8,13,14)を有しており、載着面(10a,10b,12a,12b)が、第1および第2の載着部(10,12)を形成しており、
−ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(2)との、第1の載着部(10)を有する支持手段(5,8,13)が、両ピストン部分を螺合するためのねじ山(8)を有しており、
−ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(1)との螺合された状態で両ピストン部分が、専ら第1および第2の載着部(10,12)を介して支持されている
ことを特徴とする、内燃機関に用いられる、複数の部分から成る冷却されるピストン。 - 第1および第2の載着部(10,12)が、ピストン高さに関して、それぞれ異なる水平な平面(E1,E2)に配置されている、請求項1記載のピストン。
- 第1の載着部(10)が、ピストン直径に関して半径方向内側に配置されていて、ピストン上側部分のための内側の支持部を形成しており、第2の載着部(12)が、ピストン直径に関して半径方向外側に配置されていて、ピストン上側部分のための外側の支持部を形成している、請求項1または2記載のピストン。
- ピストン上側部分(1)の支持手段が、燃焼キャビティと反対の底側の載着面(10a)と、リング壁(4)の水平な横断面(12a)の一部と、環状リブ(5)とを有しており、ピストン下側部分(2)の支持手段が、環状の支持リブ(13)と、該支持リブ(13)の横断面(10b)と、横断面(12b)を備えた環状の支持ウェブ(14)とを有している、請求項1記載のピストン。
- ピストン上側部分とピストン下側部分とを螺合するためのねじ山(8)が、環状リブ(5)の、ピストン直径に関して半径方向外向きに位置する周面に雄ねじ山として形成されていて、環状の支持リブ(13)の、半径方向内向きに位置する周面に雌ねじ山として形成されている、請求項1または4記載のピストン。
- ピンボスに向けられた環状リブ(5)が、軸方向のピストン方向で、少なくとも部分的に円筒状にまたは円錐形に成形された区分(13a)を有しており、該区分(13a)が、ねじ山を有していて、ピストン軸線(K)に対して平行に延びている、請求項4記載のピストン。
- 環状リブ(5)の、円筒状にまたは円錐形に成形された区分(13a)に区分(13b)が、燃焼キャビティ(3)の方向で、減少させられた肉厚を備えて続いている、請求項6記載のピストン。
- 環状リブ(5)の半径R周壁(RM)が、範囲R周壁<Rボス支持部の中心(RMN)およびR周壁>Rボス支持部の内側の端部(RIEM)に配置されており、全ての半径が、ピストン長手方向軸線(K)から出発して半径方向でピストン周壁面に向かって規定されており、半径「ボス支持部の中心」および「ボス支持部の内側の端部」が、ボス孔の頂点(NZ)に関連している、請求項4記載のピストン。
- 第1の載着部(10)の載着面が、燃焼キャビティ(3)と反対の底側に配置された載着面(10a)と、環状の支持リブの横断面(10b)とから成っている、請求項4記載のピストン。
- 第1の載着部(10)が、リング部分(11)に対してほぼ中心に配置されている、請求項9記載のピストン。
- 第2の載着部(12)が、リング壁(4)の全横断面の一部と、環状の支持ウェブ(14)の横断面(12b)とから成っており、これによって、支持ウェブ(14)の段状の構成が形成されており、該構成によって、ピストン上側部分(1)がセンタリングされている、請求項1記載のピストン。
- 第2の載着部(12)が、一番下側のリング溝(11a)の下方に所定の間隔(a)を置いて配置されている、請求項11記載のピストン。
- ピストン上側部分(1)とピストン下側部分(2)との螺合された状態で形成される冷却通路(7)が、載着面(10a,10b,12a,12b)によってしかシールされていない、請求項1記載のピストン。
- ピストン上側部分(1)が、耐酸化性のかつ/または耐熱性の材料から成っており、ピストン下側部分(2)が、析出硬化型のフェライト系〜パーライト系の鋼または熱処理鋼から成っている、請求項1記載のピストン。
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