JP2005527676A - 新規なブテン−1(コ)ポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ブテン−1ホモポリマー、または炭素原子2〜10を有するブテン−1以外のα−オレフィンを20重量%まで含み、次の性質により特徴づけられるコポリマーに関する:
(i)特定された方法に従ってGPC分析により測定され、Mw/Mnにより表される分子量分布(MWD)が6より低い;および
(ii)溶融強度(以下に特定される方法に従って測定される)が2.8より高い。

Description

本発明はブテン−1(コ)ポリマーおよびその製造方法に関する。
さらに、本発明は本発明のブテン−1(コ)ポリマーから得られる製品にも関する。特に、本発明は特別な一組の化学的および物理的性質により特徴づけられるブテン−1(コ)ポリマーに関する。
ブテン−1(コ)ポリマーはその技術分野で周知である。耐圧性、耐クリープ性および衝撃強さにおける長所という観点から、それらは主に金属パイプの代用として使用されるパイプの製造に使用されている。
この長所にもかかわらず、ブテン−1製品、特にパイプの特性は、一般的な機械的性質および特に長期間経過後の耐圧性(1000時間破裂応力)の面で、完全には満足できない結果に終わることもあった。
したがって、前記のブテン−1(コ)ポリマーを、長期耐圧性および簡易加工性の両方を提供できる一組の機械的性質を有する製品(特にパイプ)を得るように改良することが望ましい。
ブテン−1(コ)ポリマーは、TiCl3ベースの触媒成分と、助触媒としてのジエチルアルミニウムクロライド(DEAC)の存在下で、ブテン−1を重合することにより製造することができる。ジエチルアルミニウムアイオダイド(DEAI)がDEACと混合して用いられる場合もある。
しかしながら、得られるポリマーは、一般に満足できる機械的性質を示さない。さらに、TiCl3ベースの触媒で得られる低い収率に鑑みれば、これらの触媒を用いて製造されるポリブテンは、高い触媒残留含量(一般に300ppmより大きいTi)を有し、これがポリマーの性質を低下させ、脱灰工程を必要とする。
ブテン−1(コ)ポリマーは、
(A)MgCl2により支持されたTi化合物および電子供与化合物を含む固体成分;
(B)アルキルアルミニウム化合物;および任意に
(C)外部電子供与化合物
を含む立体特異性触媒の存在下で、モノマーを重合することにより得ることもできる。
このタイプの方法は、EP−A−172961に開示されている。この方法により、デカリン中、135℃で測定して、1.5〜4の固有粘度[η]、少なくとも95%のアイソタクチシティー値、およびMw/Mnで表して6以下の分子量分布(MWD)を有するブテン−1ポリマーの製造が可能となる。このポリマーの溶融強度は報告されていない。
本出願人は、上記の出願に記載されたポリブテンの製造(実施例1)を追試して、溶融強度を測定し、2.5gという結果になった。上記の出願に開示されたポリマーにより示される機械的性質は、特に長期耐圧性において完全には満足できない。
WO99/45043には、高い結晶性と広い分子量分布を有するブテン−1が記載されている。このポリマーは、立体特異性のMgCl2支持触媒の存在下で、異なる条件の下に、二つの反応器中での連続重合により得られ、8以上のMWDが得られる。この特許出願の実施例1では、MWDが非常に広くて(10.3)1000時間破裂応力は良好(8.2Mpa)であるが、曲げ弾性率は非常に高くて(570Mpa)、製品(特にパイプ)の作業性は限定される。他方、MWDが低いと(実施例2、Mw/Mn8)、曲げ弾性率はさらに低い値となり、長期耐圧性にも影響する(1000時間破裂応力は7.3に低下する)。
本出願人は、中/狭度のMWDにより特徴づけられるものの、好適な機械的性質および長期耐圧性を驚異的に結合させ得る、ブテン−1(コ)ポリマーを見出した。
したがって、本発明の目的は、ブテン−1ホモポリマー、またはブテン−1以外の2〜10の炭素原子を有するα−オレフィンを20重量%まで含むコポリマーを提供することであり、これらのホモポリマーおよびコポリマーは次の性質により特徴づけられる。
i)以下に特定される方法に従いGPC分析により測定されるMw/Mnで表される分子量分布(MWD)が6未満;および
ii)(以下に特定される方法に従い測定される)溶融強度が2.8gより高い。
本発明によるブテン−1(コ)ポリマーは、好ましくは4〜5.8の範囲、さらに好ましくは4.5〜5.5の範囲のMWDを有する。MWDのそのような値に対応して、NMRで測定され、アイソタクチックペンタッド(mmmm%)で表されるアイソタクチック指数は、97より高く、さらに好ましくは98.5より高く、最も好ましくは99より高いことが特に望ましい。
溶融強度は、好ましくは3gより高く、さらに好ましくは3.5より高いことが望ましい。上記の通り、20重量%までのα−オレフィンを含むブテン−1のコポリマーも、それらが上記の条件を満たせば、本発明の範囲内である。ブテンと異なるα−オレフィンの中で、特に好ましいのは、エチレン、プロピレンおよびヘキセン−1からなる群から選択されるものである。本発明のコポリマーは、好ましくは2〜15重量%、さらに好ましくは5〜10重量%のそのようなオレフィンを含む。
ポリマーの分子量については特に制限はないが、(コ)ポリマーのメルトインデックス「E」が100〜0.01、さらに好ましくは10〜0.1の範囲内になるようなMwを有することが望ましい。特に、ポリマーがパイプ製造用の押出装置に用いられるときは、1〜0.1、特に0.2〜0.6の範囲のメルトインデックスを有するポリマーが望ましい。
本発明によるポリマーは、
(A)MgCl2に支持されたTi化合物および内部電子供与化合物を含む固体成分;
(B)アルキルアルミニウム化合物;および任意に
(C)外部電子供与化合物
を含む立体特異性触媒の存在下での、モノマーの重合により製造することができる。
活性形態のマグネシウムジクロライドは、支持体として好適に使われる。活性形態のマグネシウムジクロライドがチーグラーナッタ触媒の支持体として特に適していることは、特許文献から広く知られている。
特に、USP4,298,718およびUSP4,495,338は、チーグラーナッタ触媒におけるこれらの化合物の使用を記載している最初のものである。
オレフィン重合のための触媒成分における支持体または補助支持体として用いられる活性形態のマグネシウムジハライドが、X線スペクトルにより特徴づけられるということが、これらの特許から知られている。
このX線ではスペクトルでは、非活性ハライドのスペクトルに現れる最大回析ラインの強度が低下し、さらに強いラインのものに比して、最大強度が低い角度に向かって置き換わるハロによって置換される。
本発明の触媒成分中に用いられる好ましいチタン化合物は、TiCl4およびTiCl3である;さらにまた、式Ti(OR)n-yXy(ここで、nはチタンの原子価であり、yは1〜nの間の数である)のTi−ハロアルコレートも使用し得る。
内部電子供与化合物は、好ましくはエステルおよびエーテルから選択され、さらに好ましくはモノカルボン酸、例えば安息香酸、あるいはポリカルボン酸、例えばフタル酸もしくはコハク酸の、アルキル、シクロアルキルまたはアリールエステルであり、該アルキル、シクロアルキルまたはアリール基は1〜18の炭素原子を有する。該電子供与化合物の例は、安息香酸メチル、安息香酸エチル、フタル酸ジイソブチルおよび2,3−アルキルジ置換サクシネートである。
固体触媒成分の製造は、いくつかの方法により行うことができる。
これらの方法の一つによれば、無水状態のマグネシウムジクロライドおよび内部電子供与化合物は、マグネシウムジクロライドの活性化が生じる条件下で、一緒に粉砕される。このようにして得られる生成物は、80〜135℃の間の温度で、過剰のTiCl4で、一回以上処理され得る。この処理の後、クロライドイオンが消失するまで、炭化水素溶媒で洗浄する。
さらなる方法によれば、無水状態の塩化マグネシウム、チタン化合物および内部電子供与化合物を一緒に粉砕して得られる生成物は、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロメタンなどのようなハロゲン化炭化水素で処理される。この処理は、40℃からハロゲン化炭化水素の沸点までの温度で、1〜4時間行われる。得られる生成物は、次いでヘキサンのような不活性炭化水素溶媒で一般に洗浄される。
別の方法では、マグネシウムジクロライドが、周知の方法により事前に活性化され、次いで約80〜135℃の温度で、溶液中に内部電子供与化合物を含む過剰のTiCl4で処理される。TiCl4による処理が繰り返され、未反応のTiCl4を排除するために、固体はへキサンで洗浄される。
さらなる方法は、マグネシウムアルコレートまたはクロロアルコレート(特に、USP4,220,554に従って製造されるクロロアルコレート)と、溶液中に内部電子供与化合物を含む過剰のTiCl4とを約80〜120℃の温度で反応させることを含む。
好ましい方法によれば、固体触媒成分は、式Ti(OR)n-yy(ここで、nはチタンの原子価であり、yは1〜nの数である)のチタン化合物、好ましくはTiCl4を、式MgCl2・pROH(ここで、pは0.1〜6、好ましくは2〜3.5の数であり、Rは1−18の炭素原子を有する炭化水素基である)の付加物から誘導される塩化マグネシウムと反応させることによって製造することができる。
付加物は、アルコールと塩化マグネシウムを、付加物と混和し得ない不活性の炭化水素の存在下で、付加物の溶融温度(100〜130℃)で撹拌条件下に操作することにより、球状の形態に製造することができる。
次いで、エマルションを急冷し、それにより球状形態の付加物を固形化する。この方法により製造される球状付加物の例は、USP4,399,054およびUSP4,459,648に記載されている。
このようにして得られる付加物は、チタン化合物と直接反応させるか、またはアルコールのモル数が一般に3より低い、好ましくは0.1〜2.5の間の付加物を得るように、温度制御脱アルコール(80〜130℃)に前もって付すことができる。
チタン化合物との反応は、冷却(一般に0℃)TiCl4中で、(脱アルコールしたまたはそのままの)付加物を懸濁することにより行うことができる;混合物は80〜130℃に加熱され、この温度が0.5〜2時間維持される。TiCl4での処理は、一回以上行うことができる。内部電子供与化合物は、TiCl4での処理中加えることができる。電子供与化合物での処理は、一回以上繰り返すことができる。
球状形態の触媒成分の製造は、例えば欧州特許EP−A−395083、EP−A−553805、EP−A−553806、EP−A−601525およびWO98/44001に記載されている。
上記の方法により得られる固体触媒成分は、一般に20〜500m2/g、好ましくは50〜400m2/gの表面積(B.E.T法による)、および0.2cm3/g、好ましくは0.2〜0.6cm3/gの総気孔度(B.E.T.法による)を示す。10,000Åまでの半径の気孔による気孔度(Hg法)は、一般に0.3〜1.5cm3/g、好ましくは0.45〜1cm3/gの範囲にある。
本発明の固体触媒成分を製造するさらなる方法は、マグネシウムジアルコキサイドまたはジアリールオキサイドのようなマグネシウムジヒドロカルビルオキサイド化合物を、芳香族炭化水素(トルエン、キシレンなどのような)中、80〜130℃の温度で、TiCl4をハロゲン化することを含む。芳香族炭化水素溶液中のTiCl4での処理は、一回以上繰り返すことができ、内部電子供与化合物は一回以上のこれらの処理中に加えられる。
一般に、内部電子供与化合物は、MgCl2に対して、0.01〜1、好ましくは0.05〜0.5のモル比で用いられる。
アルキル-Al化合物(B)は、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ-n-ブチルアルミニウム、トリ-n-ヘキシルアルミニウム、トリ-n-オクチルアルミニウムのようなトリアルキルアルミニウム化合物から選ばれるのが好ましい。トリアルキルアルミニウムと、アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウムハイドライド、またはAlEt2ClおよびAl2Et3Cl3のようなアルキルアルミニウムセスキクロライドとの混合物を使用することもできる。
外部供与体(C)は、上記の内部供与体と同じタイプのものでもよく、異なったものでもよい。好適な外部電子供与化合物は、式Ra 5b 6Si(OR7)c(ここで、aおよびbは0〜2の整数、cは1〜3の整数であり、(a+b+c)の合計は4であり;R5、R6およびR7は炭素原子1−18で、任意にヘテロ原子を含んでいてもよいアルキル、シクロアルキルまたはアリール基である)のシリコン化合物を含む。
特に好ましいのは、aが1であり、bが1であり、cが2であり、R5、R6の少なくとも一つが炭素原子3−10で任意にヘテロ原子を含んでいてもよい分枝鎖状のアルキル、シクロアルキルまたはアリール基であり、R7がC1−C10アルキル基、特にメチルであるシリコン化合物である。
そのような好ましいシリコン化合物の例は、メチルシクロヘキシルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチル-t-ブチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジメトキシシラン、ジイソプロピルジメトキシシラン、2-エチルピペリジニル-2-t-ブチルジメトキシシランおよび1,1,1−トリフルオロプロピル-2-エチルピペリジニル-ジメトキシシランである。
さらに、aが0であり、cが3であり、R6が任意にヘテロ原子を含んでいてもよい分枝鎖状のアルキルまたはシクロアルキル基であり、R7がメチルであるシリコン化合物も好ましい。
そのような好ましいシリコン化合物の例は、シクロヘキシルトリメトキシシラン、t−ブチルトリメトキシシランおよびヘキシルトリメトキシシランである。ヘキシルトリメトキシシランの使用は特に好ましい。
電子供与化合物(C)は、有機アルミニウム化合物と該電子供与化合物(C)との間のモル比が0.1〜500、好ましくは1〜300、さらに好ましくは3〜100となるような量で用いられる。
重合方法は、公知の技術により、例えば希釈剤として不活性炭化水素溶媒を用いるスラリー重合、または例えば反応媒体として液体ブテン−1を用いる溶液重合により行うことができる。さらに、一つ以上の流動床または機械的撹拌床の反応器中で操作される、気相中での重合方法を行うこともできる。反応媒体として液体ブテン−1中で行われる重合は特に好ましい。
重合は、一般に20〜120℃、好ましくは40〜90℃の温度で行われる。バルク重合では、操作圧力は通常1〜6MPa、好ましくは1.5〜4MPaである。重合は、分子量調整剤の濃度、モノマー濃度、温度、圧力などのような反応条件が、同一または異なった下で稼動し得る、一つ以上の反応器中で行うことができる。異なる条件下での二つ以上の反応器の稼動は、二つの反応器中で平均分子量が異なり、それゆえ任意にバイモダルタイプのより広いMWDをもつポリブテンの生成を導くことができる。さらに、異なる条件下での二つ以上の反応器中での稼動は、最終ポリマーの性質を適切に調整するように、種々の重合工程が適切に変調可能であるという長所をもっている。
加えて、重合工程にとりわけ適した触媒を作るために、前記の触媒をプレ重合工程でプレ重合することが可能である。上記のプレ重合は、通常100℃より低い温度、好ましくは20〜70℃で、液体(スラリーまたは溶液)中、または気相中で行うことができる。
プレ重合工程は、固体触媒成分のグラム当たり0.5〜2000g、好ましくは5〜500g、さらに好ましくは10〜100gの量のポリマーを得るのに必要な時間、少量のモノマーで行われる。
プレ重合に用いられるモノマーは、ブテン−1および/または2〜10の炭素原子を有するその他のα−オレフィンであり得る。好ましくは、プレ重合はプロピレンで行われる。この場合、最終ブテン−1生成物の重量に基づいて、0.5〜20%、好ましくは1〜15%のポリプロピレン含量を得るのに必要なモノマー量と重合時間で、プレ重合を行うことが特に好ましい。
反応器ブレンドはポリマーの均質性という点において好ましいが、本発明のブテン−1を、生じる組成物の0.5〜20重量%の範囲の量のプロピレンホモポリマー、またはコポリマーとブレンドすることによって、良好な結果が得られる。
本発明のポリブテンは、ポリブテンが一般に使用されるすべての用途において、そのまま用いることができる。しかしながら、この分野の当業者に知られているように、またルーチンの試験により容易に決定できるように、本発明の製品に特別な性質を付与し得るさらなるポリマー成分、添加剤(安定剤、抗酸化剤、防錆剤、核生剤、加工助剤などのような)、および有機および無機の充填剤を加えることも可能である。
次の実施例は、本発明を限定することなく、本発明をより詳しく説明するために示される。
特徴付け
13C NMRによるアイソタクチック指数(mmmm%)の測定
2Cl42中のポリマー10重量%溶液を作成し、10Khzのスペクトル幅、90°パルス角、16秒パルス反復、および3600スキャンでFTモードにおいてデカップリングするプロトンWaltz16の下、100.7MHzで操作するBrukerDPX400MHz装置を使い、120℃の温度でのスペクトルを記録することにより、測定を行う。
分枝メチレン炭素の領域における、ペンタッドシグナルの割当ては、
Carbon-13 NMR Spectral Assignment of Five Polyolefins Determined from the Chemical Shift Calculation and the Polymerization Mechanism, T. Asakura ほか, Macromolecules 1991,24,2334-2340 に従って行われた。
実験的なペンタッドの分配は、Two-site model analysis of 13C NMR of polypropylene polymerized by Ziegler-Natta catalyst with external alkoxysilane donors R Chujo, Y. Kogure, T. Vaananen, Polymer 1994, 35,339-342に記載の方法を用いて当てはめた。アイソタクチック指数は、Chujoにより定義された「asymmetric Bernoullian site」から生じるポリマーのmmmmペンタッド値である。
メルトインデックス数の測定
ASTM D1238 条件「E」
溶融強度の測定
Gottfert(ドイツ)により製造されたRheotens 溶融張力装置モデル2001において用いられる装置:方法は、特定の延伸速度で操作されるモルテンポリマーのストランドの引張強度の測定からなる。
特に、試験されるポリマーは、22mmの長さおよび1mmの直径のキャピラリーをもったダイを通して、190℃で押し出される;次いで、牽引滑車のシステムを用いて、0.012cm/sec2の一定の加速速度で出口ストランドを引き伸し、破断点までの張力を測定する。装置は引張りのファンクションとしてストランドの引張値(gでの抵抗)を記録する。最大引張値は溶融強度に相当する。
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によるNWDの測定
これは(2,6−ジ-t−ブチル p−クレゾール(BHT)0.1vol.で安定化された)1,2−ジクロロベンゼン(ODCB)を溶媒として用い、135℃、1ml/分の流出速度で作動するTSKカラムセット(GMHXL−HT型)を装備したWaters150−C ALC/GPCシステムを用いて測定される。140℃の温度で連続的に1時間撹拌することによりサンプルをODCB中に溶解する。
この溶液を0.45μmのテフロン(登録商標)膜を通して濾過する。濾液(濃度0.08−1.2g/l注入量 300μl)をGPCに付す。ポリスチレン(Polymer Laboratoriesにより提供される)の単分散フラクションが基準として用いられた。PS(K=7.11×10-5dl/g; α=0.743)およびPB(K=1.18×10-4 dl/g; α=0.725)のためのMark-Houwink定数の直線的な組合せを用いることによって、PBコポリマーのための一般的な検量線を取る。
耐破裂応力
測定は、外部直径22mmを有するパイプに95℃の水を用いて、ISO1167:1996に従って行われる。
降状時応力: ASTMD638
破断時応力: ASTMD638
破断時伸び: ASTMD638
曲げ弾性率: ASTMD790
実施例1
固体触媒成分の製造
窒素によりパージされた500ml四頚丸底フラスコに、225mlのTiCl4を0℃で導入した。撹拌しながら、(USP4,399,054の実施例2に記載されたように、ただし10,000の代わりに3,000rpmで操作して製造された)微小偏球粒子状のMgCl2・2.7C25OH(6.8g)を加えた。フラスコを40℃に加熱し、ジイソブチルフタレート(4.4ミリモル)をそれに加えた。温度を100℃に上げ、2時間維持する。次いで、撹拌を中止し、固体生成物を沈殿させ、上澄液をサイホンで除去した。
新たなTiCl4(200ml)を加え、混合物を120℃で1時間反応させた。次いで、上澄液をサイホンで除去し、得られた固体を無水へキサンで6回(6×100ml)60℃で洗浄し、真空下で乾燥した。触媒成分は、2.8重量%のチタンおよび12.3重量%のフタルレートを含んでいた。
ブテン−1のバルク重合
70℃の窒素気流で1時間パージされた4リットルのオートクレーブ中、AliBu3(7ミリモル)、ヘキシルトリメトキシシラン(0.12ミリモル)、および上記で製造された固体触媒成分(7mg)を含む無水へキサン(75ml)を、30℃の窒素気流中に導入した。オートクレーブを密閉した。0.15Nlの水素を加え、次いで撹拌しながら1.3kgの液体ブテン−1を供給した。5分間に温度を70℃まで上げ、この温度で1.5時間重合を行った。次いで、8NLの水素を供給し、温度を75℃に上げた。さらに30分間、この条件下で重合を継続した。その後、反応を停止し、未反応のブテン−1を排出し、ポリマーを回収し、70℃で真空下に6時間乾燥した。重合活性は、触媒グラム当たりポリマー50kgであった。最終ブテン−1生成物は、次の特徴を有していた。
アイソタクチック指数(%mmmm)99
NWD: 5.1
溶融強度:3.85
MIE(g/10分): 0.42
得られたポリブテン−1が付された機械的試験の結果を表1に示す。
実施例 2
70℃の窒素気流で1時間パージされた4リットルのオートクレーブ中、AliBu3(7ミリモル)、ヘキシルトリメトキシシラン(0.175ミリモル)、および上記で製造された固体触媒成分(7mg)含む無水へキサン(75ml)を、30℃の窒素気流中に導入した。オートクレーブを密閉した。0.15Nlの水素を加え、次いで撹拌しながら1.3kgの液体ブテン−1を供給した。温度を5分間に75℃に上げ、この温度で1.5時間重合を行った。次いで、8Nlの水素を供給し、同じ温度でさらに30分間、重合を継続した。その後、反応を停止させた。未反応のブテン−1を排出して、ポリマーを回収し、70℃で真空下に6時間乾燥した。重合活性は、触媒グラム当たりポリマー40kgであった。最終ブテン−1生成物は、次の特徴を有していた。
アイソタクチック指数(%mmmm):99%
MWD:4.8
溶融強度:3.61
MIE: 0.36
比較実施例 1
2.5の溶融強度および4.7のMw/Mnを有する、EP172961の実施例1に報告された方法により得られたポリブテン−1の特徴を表1に報告する。
Figure 2005527676

Claims (19)

  1. 次の性質:
    (i)前記の方法に従ってGPC分析により測定され、Mw/Mnで表示される分子量分布(MWD)が6より低い、そして
    (ii)溶融強度(前記の方法に従って測定された)が2.8より高い
    により特徴づけられるブテン−1ホモポリマー、またはブテン−1以外の2〜10の炭素原子を有するα−オレフィンを20重量%まで含むコポリマー。
  2. アイソタクチックペンタッド(mmmm%)で表されるアイソタクチック指数が97より高い、請求項1に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  3. 98.5より高いアイソタクチック指数を有する、請求項2に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  4. 4〜5.8の範囲のMWDを有する、請求項1に記載のブテン1−ホモまたはコポリマー。
  5. 4.5〜5.5の範囲のMWDを有する、請求項4に記載のブテン1−ホモまたはコポリマー。
  6. 3より高い溶融強度を有する、請求項1に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  7. 3.5より高い溶融強度を有する、請求項6に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  8. α−オレフィンがエチレン、プロピレンおよびヘキセン−1からなる群から選ばれる、請求項1に記載のブテン−1コポリマー。
  9. 上記オレフィンの含量が2〜15重量%である、請求項8に記載のブテン−1コポリマー。
  10. 上記オレフィンの含量が5〜10重量%である、請求項9に記載のブテン−1コポリマー。
  11. より好ましくは10〜0.1の範囲に含まれるMIEを有する、請求項1に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  12. 1〜0.1、特に0.2〜0.6の範囲に含まれるMIEを有する、請求項11に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  13. 0.5〜20重量%のポリプロピレンを含む、前記の請求項のいずれかに記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  14. 1〜10重量%のポリプロピレンを含む、請求項12に記載のブテン−1ホモまたはコポリマー。
  15. 前記の請求項のいずれかに記載のブテン−1ホモまたはコポリマーから得られる製品。
  16. 請求項1に記載のブテン−1ホモまたはコポリマーにより得られるパイプ。
  17. (A)MgCl2に支持されたTi化合物およびフタレートから選ばれる内部電子供与化合物を含む固体成分、
    (B)アルキルアルミニウム化合物、および
    (C)外部電子供与化合物
    を含む立体特異性触媒の存在下で行われる、請求項1〜14のいずれかに記載のブテン−1ホモまたはコポリマーの製造方法。
  18. 外部電子供与化合物がヘキシルトリメトキシシランである請求項17に記載の方法。
  19. 液体モノマー中で行われる請求項17に記載の方法。
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