JP2005527414A - ガス発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアバッグ(3)を膨張させるために自動車用安全装置で使用されるガス発生装置に関する。
【解決手段】 エアバッグ(3)を膨張するための少なくとも一つのガス源及びガスをエアバッグ(3)内に流出するための第1オリフィスと呼ばれる少なくとも一つのガス出口オリフィスを含む装置において、装置が供用状態にないけれども起動された場合に、ガスを第2オリフィスと呼ばれる他のガス出口オリフィスに通すための手段を有し、これらの第2オリフィスは、供用状態にないけれども起動された場合に中立推力形体を持つように装置に亘って分配されており、更に、装置が供用状態にある場合に起動されたときにガスが第1出口オリフィスを通過するようにこれらの第2オリフィスを閉鎖するための手段を含むことを特徴とする装置。

Description

本発明は自動車の安全装置の分野に関し、更に詳細には、中立推力拡散システムを持つガス発生装置に関する。
自動車の安全装置で使用されるガス発生器は、供用状態にない、即ち、ガス発生器の取り扱い中、輸送中、又は貯蔵中に、起動された場合に危険な発射体となってはならない。従って、これらの発生器がそれらのモジュールの外部にある場合に、なんとしても最適の安全レベルを保証しなければならない。この安全レベルは、中立推力拡散システムを使用して得ることができる。これは、例えば、チューブ形状のガス発生器において、ガスの放出時に発生した力を相殺するように半径方向ガス出口をバランスよく配置することによって行われる。発生器は、かくして、中立推力形体を有し、そのモジュールの外部で起動された場合には危険がない。しかしながら、特定のモジュールでは、エアバッグを迅速に膨張させるため、ガスを単一の推力軸線に沿って噴出させるのが好ましい。エアバッグに向かって差し向けられたこの単一推力軸線を得るため、多くの場合、ディフューザーが追加され、これにより、発生器の半径方向出口から漏出するガスの流れを単一の方向に差し向ける。ディフューザーを装着することによって、拡散システムを持つ発生器は中立推力形体を保持できる。しかしながら、この種のモジュールは、軸線方向流出流発生器を使用するモジュール、即ちガスを単一の軸線に沿ってエアバッグの方向に放出するモジュールよりも効果が低い。
WO93/18942には、特定の構造に固定されたガス発生器、及びこの発生器によって送出されたガスによって膨張できるエアバッグを含むモジュールが開示されている。
この特許に記載された発生器は、加圧ガスリザーバ及び発生器がその構造に固定されていない場合に発生器に中立推力形体を与えるように構成されており且つ分配された複数の出口オリフィスを含む。モジュールは、更に、発生器がその構造に取り付けられた場合に発生器に軸線方向推力形体を与えるように発生器の特定の出口オリフィスを閉鎖するための密閉装置を含む。例えば、発生器が直径方向反対側に配置された二つのオリフィスを備えている場合、一方のオリフィスは、ガスをエアバッグ内に直接送出できるように配向されており、他方のオリフィスはモジュールに軸線方向推力形体を与えるように閉鎖される。上記文献では、エアバッグを膨張させるために使用されるオリフィスは、更に、起動されているが供用状態にない場合に装置に中立推力形体を与えるのに使用される。前記WO93/18942は、更に、密閉装置を使用して発生器を固定することを提案する。このように、発生器をそのモジュールから取り外さなければならない場合にはいつでも、密閉装置を取り除く必要があり、従って、全ての半径方向オリフィスを開放する必要がある。従って、この発生器は、そのモジュールの外部にある場合には常に中立推力形体にある。この従来技術で使用されたシステムは、モジュールの外部にある場合には常に中立推力形体にある発生器で軸線方向ガス流出流を得るように、一つ又はそれ以上の特定の部品を使用する。これらの部品は、例えば、WO93/18942に開示されたディフューザー又は密閉装置である。
本発明の目的は、軸線方向流出流をエアバッグに向かって直接差し向け、これを行うのに特定の構造も密閉装置又はディフューザーも必要とせず、それにも拘わらずそのモジュールの外部で起動された場合に危険を生じることがないようにできる中立推力拡散システムを持つガス発生器を提案することである。
この目的は、エアバッグを膨張させるために自動車用安全装置で使用されるガス発生装置であって、エアバッグを膨張させるための少なくとも一つのガス源、及びガスをエアバッグ内に流出するための第1オリフィスと呼ばれる少なくとも一つのガス出口オリフィスを含む装置において、装置が供用状態にないけれども起動された場合に、ガスを第2オリフィスと呼ばれる他のガス出口オリフィスに通すための手段を有し、これらの第2オリフィスは、供用状態にないけれども起動された場合に中立推力形体を持つように装置に亘って分配されており、更に、装置が供用状態にある場合、装置の起動時にガスが第1出口オリフィスを通過するようにこれらの第2オリフィスを閉鎖するための手段を含む、ことを特徴とする装置によって達成される。
一実施形態では、装置は、ガス源を持つ第1部分及びエアバッグを装着できるフェルールを備えた円筒形チューブの形状を持つ第2部分を含み、チューブは、ガス源に連結された上流端と呼ばれる一端とチューブの中実端区分を構成する下流端と呼ばれる閉鎖端との間での所与の流れ方向での流出流のために、ガス流出流区分を画成する内輪郭を持つ中央チャンネルを含み、第1オリフィスはこの中実端区分を通して形成されており、チューブは、側壁を更に有し、第2オリフィスは側壁を通って半径方向に形成されている。
第1実施形態では、装置が供用状態にないけれども起動された場合に、ガスを第2オリフィスに通すための手段は、チューブ内での流れについて特定の内輪郭を含み、この輪郭は、第2オリフィスの上流に、流れ方向に沿って、ゼロでない所与の直径の制限部を形成する最小流れ断面まで減少する流れ断面を有し、この断面は、最小断面の直径よりも大きい直径の流れ断面によってほぼ同じ半径方向平面で延長され、直径の流れ断面は増大する流れ断面によって延長され、この特定の内輪郭によりベンチュリ効果システムが形成され、二つの直径の間の差により、エアバッグの方向に配向された軸線方向ノズルと呼ばれるものによって形成された第1オリフィスに連結された環状通路の近くに開口部が形成され、ノズルは、チューブの側壁に長手方向に形成されており、その一方の端部がチューブの端区分を通過する。
第1実施形態の一つの特徴によれば、制限部の上流に配置された減少断面は、部品の中央チャンネルによって形成され、この部品は、截頭円錐形形状を有し、両端が開放しており、チューブの上流端と同じ側に配置されたその上流端からチューブの下流端と同じ側に配置されたその下流端に向かって減少する、変化する厚さを持ち、この部品は側壁を有し、この側壁の一部には、その上流端の近くに、突出した円形平坦部が形成されており、平坦部の表面はチューブの内壁と平行であり、内壁に取り付けられる。
第2実施形態によれば、ガスを第2オリフィスに向かって送るための手段は、ダクトの入口に面するように配置された偏向部を有し、入口はチューブの内部に配置されたダクトの一端を構成し、ダクトは、チューブの外部に出るように、出口端と呼ばれるその他端がチューブの端区分を通過しており、偏向部は、ダクトの入口に面して配置された少なくとも一つの中実部分を有し、この中実部分は、ダクトの入口との間に空間を残すようにダクトの入口から所定距離のところに形成され又は配置されており、少なくとも一つの通路が偏向部の中実部分の周囲に形成され、この通路により、チューブの上流端と下流端との間の流れ断面を減少する。
この第2実施形態の第1の例によれば、偏向部は、その上流端と下流端との間でガスを通すことができる少なくとも二つのオリフィスをその中実部分のいずれかの側に含む。
この第1の例の一つの特徴によれば、偏向部の中実部分は上流端に向かってドーム状をなしており、中実部分とダクトの入口との間に空間を形成できる。
この第2実施形態の第2例によれば、偏向部は截頭円錐形形状を有し、偏向部の対称軸線はチューブの軸線及びダクトの軸線と一致し、截頭円錐形形状の大径区分はダクトの入口に面しており、その直径はダクトの入口の直径よりも大きいか或いは等しく、この箇所でのチューブの内径よりも小さく、上流端と下流端との間に通路を形成する。
この第2実施形態の一つの特徴によれば、ダクトの入口はフレア状になっており、偏向部は、ダクトのフレア状入口の縁部に捕捉されている。
一つの特徴によれば、膨張可能なエアバッグは開放端を有し、この開放端の周囲が、フェルールに装着され、第2オリフィスに適用され、装置が供用状態にあるときに第2オリフィスを閉鎖するための手段を形成するようにオリフィスに対して保持される。
別の特徴によれば、エアバッグをフェルールに接合するためのリンクは、クランプクリップによって形成されており、エアバッグをフェルールに接合するためのリンクは溶融可能であり、これにより、装置の発火時に第2オリフィスを解放でき、かくして装置に中立推力形体を与える。
別の特徴によれば、ガス源は、チューブに連結され又は一体化された、加圧ガスを収容したリザーバを含む。
別の特徴によれば、ガス源は、少なくとも一つの火工装填体を燃焼するための燃焼チャンバを含む。
本発明及びその特徴及び利点は、添付図面を参照して以下の説明を読むことにより更に明らかになるであろう。
次に、本発明を図1A乃至図4と関連して説明する。
自動車の乗員を保護するためのエアバッグを膨張させるため、ガス発生器を使用する。広く使用されている特定の発生器は軸線方向流出流発生器と呼ばれる。これは、ガスが一つの軸線に沿ってエアバッグに送り込まれるということを意味する。従って、ここで定義した軸線は、発生器がチューブ状である場合、発生器の軸線と一致しないが、エアバッグ内へのガスの進入軸線と一致する。この他の発生器は、中立推力発生器と呼ばれる。これらの中立推力発生器は、チューブ状である場合には、ガス流出流が発生した力が相殺されるように、チューブの側壁の一部に亘って複数の出口オリフィスが分配されている。
軸線方向流出流発生器は、それらのモジュールの外部で起動された場合には、危険な発射体となる。しかしながら、特定のエアバッグを膨張させる上で非常に有効である。
従って、本発明は、モジュール内にある場合、即ちエアバッグに装着された場合には軸線方向流出流発生器であるが、取り扱い、貯蔵、又は輸送を行う場合に危険でないようにできる中立推力拡散システムを持つ発生器を使する。
本発明は、詳細には、発生器と一体化されているか或いは一体化されていないかの何れかである何らかのガス源(図示せず)を持つチューブ状発生器に適用できる。従って、この発生器は加圧ガスリザーバを備えていてもよいし火工装填体の燃焼を使用してもよく、又は加圧ガスリザーバ及び火工装填体を燃焼するための燃焼チャンバを持つハイブリッドチューブであってもよい。例えば、幾つかのガス源を持つハイブリッド発生器が考えられる。本発明は、ガスを発生器の外に放出することと関連するため、添付図面は、発生器のガスが放出される端部の近くの部分だけを示す。この端部を下流端と呼ぶ。
発生器は、下流端がチューブ(1、101、201)の端区分(8、108、208)で閉鎖されたチューブ形状を有する。チューブ(1、101、201)は中央軸線(A)及び側壁(2、102、202)を有する。チューブ(1、101、201)は、チューブ(1、101、201)の軸線(A)に対して垂直な流れ断面を画成する内輪郭を持つ中央チャンネル(10、110、210)を有する。
ガスは、ガス源に連結された上流端とチューブ(1、101、201)の下流端との間を添付図面に矢印f1が示す流れ方向にチューブを通って流れる。
チューブ(1、101、201)の図1A乃至図3Bに示す部分は、所定の半径方向平面において、その端区分(8、108、208)までの所定の長さLに亘り、一つの異なる縮径区分を有し、かくしてチューブ(1、101、201)の流れ断面を減少し、エアバッグを装着するためのフェルールを構成する。発生器が図1B、図2B、及び図3Bに示す供用状態にある場合には、車輛乗員を保護するためのエアバッグ(3)が発生器に装着されている。このエアバッグ(3)は袋の形態であり、従って開放端及び閉鎖端を有する。エアバッグ(3)の開放端は、その縮径区分がチューブ(1、101、201)を気密をなして取り囲むように設計された周囲を有する。
図1A及び図1Bに示す第1実施形態では、チューブ(1)の内側で、内部ノズル(4)が、チューブ(1)の断面移行部(12)から始まってチューブの縮径区分の長さLの一部に亘って内壁(20)に固定されている。
内部ノズル(4)は、例えば、チューブ(1)の内壁(20)にクリンプ止めによって固定される。内部ノズルは、中央チャンネル(40)を持つ部品を含む。中央チャンネルの軸線は、チューブ(1)の軸線(A)とほぼ一致する。この中央チャンネル(40)は、矢印f1によって与えられた流れ方向に沿って、流れ断面が最小でゼロでない直径D1の部品端部まで減少する流れ断面をチューブ(1)内に画成するように、特定の形状を有する。ノズル(4)を形成する部品の形状は截頭円錐形であり、中央チャンネル(40)を有し、その軸線は截頭円錐形の対称軸線と一致する。この截頭円錐形は両端が開放しており、その厚さeが変化し、上流端から下流端に向かって減少している。この截頭円錐形は、その最上流端近くに配置されたその側壁(41)一部に亘り、その全周に亘り、突出平坦部(42)を有する。この平坦部の表面はチューブ(1)の内壁(20)と平行であり、前記内壁に固定される。
ノズル(4)の中央チャンネル(40)が直径D1の最小断面である、ノズル(4)の最下流端を含む半径方向平面において、チューブ(1)の内壁(20)は、チューブ(1)の側壁(2)の厚さが大きく増大する特定の輪郭を有し、従って、この半径方向平面でチューブ(1)の流れ断面が減少する。チューブの流れ断面は、最小断面の直径D1とこの半径方向平面でのノズル(4)の厚さeの二倍の和よりも大きい直径D2を有する。
チューブは、次いで、流れ方向に沿って所定長さに亘って増大する流れ断面(13)を有し、これに続いてチューブ(1)の閉鎖端区分(8)まで一定直径のままの流れ断面(14)を有する。この一定の流れ断面は、チューブ(1)の縮径区分でのチューブの流れ断面の直径D4よりも小さい直径D3を有する。
チューブ(1)の側壁(2)の厚さ増大部(11)での流れ断面の直径D2と、最小断面の直径D1と上文中に定義した半径方向平面での部品(4)の厚さeの2倍との和との間の差により、環状通路(5)に向かう開口部を形成する。この環状通路(5)は、截頭円錐形部品(4)の側壁(41)の表面と、チューブ(1)の側壁(2)の厚さ増大部(11)がこの半径方向平面に形成するチューブ(1)の断面との間に形成される。
チューブ(1)の側壁(2)には少なくとも一つのノズル(6)がチューブ(1)の軸線(A)に関して長手方向に形成されている。前記少なくとも一つのノズル(6)の一端は、チューブ(1)の外部に、エアバッグが装着されている場合にはこのエアバッグ内に出るために、チューブ(1)の下流端区分(8)を通過する。ノズル(6)の他端は、環状通路(5)に繋がっている。このノズル(6)は、エアバッグ(3)が装着されている場合にこのエアバッグの方向にガスを軸線方向に流出するための手段を構成するため、軸線方向ノズルと呼ばれる。従って、軸線は、ここに定義されているように、必ずしもチューブの軸線(A)と一致していないが、エアバッグ内へのガスの流入軸線と一致する。この原理を図4に示す。エアバッグの装着に使用されるフェルール(308)は、例えば、チューブ(301)の軸線(A)に対して90°で配向されており、そのため、エアバッグ内への軸線方向ガス流出流(306)もまた、チューブ(301)の軸線(A)に対して90°で配向されている。図1A及び平面に示す断面図では、一つの軸線方向ノズルしか示していない。しかしながら、環状通路(5)に出るこの他の軸線方向ノズル(6)が設けられている。
半径方向ノズル(7)が、チューブ(1)の側壁(2)の直径D3の一定流れ断面(14)を通して形成されている。これらのノズル(7)は、これらのノズルを通るガス流出流によって生じる力が相殺されるようにチューブ(1)の側壁(2)に亘って分配されている。
ノズル(4)によって形成された減少流れ断面はチューブ(1)の増大流れ断面(13)によって延長され、かくしてベンチュリ効果システムを形成する。ベンチュリ効果により、直径D1の最小流れ断面が形成する制限部でガスを加速する。
図1Aを参照すると、発生器が起動されたけれども供用状態にない場合、ガスはこの制限部で加速される。この加速により、ガスは、図1Aに矢印f2で概略に示すように、半径方向チューブ(7)に直接入る。この形体では、軸線方向ノズル(6)に続く環状通路(5)に向かう開口部は、ガスの経路に沿っておらず、前記ガスは軸線方向ノズル(6)を通って排出されることはない。かくして、発生器が起動されたけれども供用状態にない場合には軸線方向推力が発生しない。従って、ベンチュリ効果システムを使用することにより、発生器がそのモジュールの外部にある場合に発生器の起動と関連した危険を制限する。
図1Bを参照すると、発生器が供用状態にある場合、エアバッグ(3)の周囲が半径方向ノズル(7)を閉鎖し、これによってガスが半径方向ノズル(7)を通って流出しないようにする。この形体では、ガスは閉鎖された半径方向ノズル(7)を通って漏出できず、環状通路(5)を通った後にチューブ(1)の側壁(2)に形成された軸線方向ノズル(6)に流れ込み、かくして図1Bに矢印f3で示すように膨張可能なエアバッグ(3)に達する。半径方向ノズル(7)を適正に閉鎖するため、エアバッグ(3)の開放端の周囲は、チューブ(1)を取り囲むクランプクリップ(9)によって所定位置に保持される。
図2A乃至図3Bに示す第2実施形態では、ダクト(106、206)がチューブ(101、201)の閉鎖端区分(108、208)をほぼその中央に沿って通過している。ダクトの軸線はチューブ(101、201)の軸線(A)とほぼ一致しており、かくして、エアバッグ(103、203)が装着されたとき、エアバッグに向かう軸線方向ガス流出流を形成する。このダクト(106、206)は、チューブ(101、201)の外部に、エアバッグが装着された場合にはエアバッグの内部に出る出口端と呼ばれる第1端、及びチューブ(101、201)の内部に出る入口端と呼ばれる第2端(105、205)を有する。ダクト(106、206)の入口(105、205)は、上述のチューブ(1)の断面移行部(112、212)とほぼ同じレベルにある。
図2A及び図2Bに示すこの第2実施形態の第1の例では、偏向部(104)がダクト(106)の入口(105)の前方に配置されており、前記偏向部は中実の円形のドーム状中央部分(115)を有する。この中央部分は、チューブ(101)の上流端に向かって凸状をなしている。偏向部(104)には、この中央部分(115)のいずれかの側に二つのオリフィス(140)が形成されている。これらのオリフィスの軸線は、チューブ(101)の軸線(A)とほぼ平行である。この偏向部(104)の周囲(142)は、チューブ(1)の内壁(120)にチューブ(101)の断面移行部(112)の直ぐ上流で固定されている。偏向部(104)の中実中央部分(115)は、ダクト(106)の入口(105)の前方に配置されている。オリフィス140によって境界が定められたこの中実中央部分の直径D6は、図2A及び図2BでD5によって定義された、ダクト(106)の入口(105)での直径よりも大きい。偏向部(104)の中央部分(115)のドームの曲率半径は、ダクト(106)の入口(105)と偏向部(104)の中央部分(115)との間に空間を残すのに十分である。
円筒形部品(117)が偏向部(104)の直ぐ上流に配置される。この部品(117)は、その周囲がチューブ(101)の内壁(120)に固定される。この部品(117)は、截頭円錐形形状の中央チャンネル(116)を有し、その対称軸線は、チューブ(101)の軸線(A)とほぼ一致する。かくして、この截頭円錐形形状により、チューブ(101)内の流れ断面を変化させる。この截頭円錐形チャンネル(116)は、最小流れ断面が最も上流であるように配向されている。この中央チャンネル(116)の最大流れ断面の直径D7は、偏向部(104)の中央部分(115)の直径D6と偏向部(104)の各オリフィス(140)の直径の和と等しいか或いはそれ以上であるように決められる。この例では、チューブ(101)の断面移行部(112)の下流で、オリフィス即ちノズル(107)がチューブ(101)の側壁(102)を通して半径方向に形成されている。これらのオリフィス即ちノズル(107)は、発生器がそのモジュールの外部で起動されたときに中立推力形体をとるように分配されている。これらのオリフィス即ちノズル(107)は、図1A及び図1Bを参照して説明した第1の例と同様にエアバッグ(3)の周囲によって閉鎖できる。
偏向部(104)の中央部分(115)及び上流に配置された部品(117)の中央チャンネル(116)の截頭円錐形形状により、ガスを偏向部(104)のオリフィス(140)に向かって偏向し、案内する。
オリフィス(140)では、ガスは、これらのオリフィスが形成する制限部によって発生するベンチュリ効果によって加速される。ガスは加速されるときにダクト(106)の周囲で膨張し、図2Aに矢印f102で示すように半径方向ノズル(107)に向かって差し向けられる。発生器が供用状態にない場合、即ちそのモジュールの外部にある場合には、ガスはこれらの半径方向ノズル(107)を通って漏出し、かくして半径方向ノズル(107)がバランスして分配されているために中立推力を発生する。これらの半径方向ノズル(107)が、例えば上文中に説明したようにエアバッグ(3)の開放端の周囲によって閉鎖されている場合には、ガスは偏向部(104)の中央部分とダクト(106)の入口(105)との間を延びる空間だけを通って流れることができ、かくしてダクト(106)に到達し、図2Bに矢印f103で示すようにエアバッグ(3)内に排出される。半径方向ノズル(107)を適切に閉鎖するため、チューブ(101)を取り囲むクランプクリップ(109)によってエアバッグ(3)の周囲を所定位置に保持する。
図3A及び図3Bに示すこの第2実施形態の第2の例では、ダクト(206)の入口(205)がフレア状になっている。偏向部(204)がダクト(206)の入口(205)のフレア状縁部にその周囲の一部に亘って、例えば半分に亘って固定されている。この例では、前記偏向部(204)は截頭円錐形部品であり、その対称軸線がチューブ(201)の軸線(A)及びダクト(206)の軸線とほぼ一致するように配置されている。この部品の最小断面の端部(220)は、最上流に配置されており、最大断面の端部(221)は、チューブ(201)の断面移行部(212)とほぼ同じレベルに配置されている。この部品の最大断面の端部(221)の直径D8は、フレア状縁部の端部にあるダクト(206)の入口での直径D9と等しいか或いはこれ以上である。最大断面の端部(221)の直径D8はチューブ(201)縮径区分での内側直径D4よりも小さく、そのため、偏向部(204)の周囲に偏向部(204)の上流と下流との間の通路(240)が形成される。偏向部(204)は、その最大断面の周囲の一部に沿って突出部(218)を有し、これにより偏向部はダクト(206)の入口(205)のフレア状縁部の対応する部分を捕捉できる。偏向部(204)をダクト(206)の入口に固定したとき、ダクト(206)の入口(205)が形成する平面と偏向部(204)の最大断面の端部(221)を含む平面との間に空間(219)が残される。ダクト(206)は、更に、その出口の近くに突出リング(222)を有し、このリングの一方の横面がチューブ(201)の端区分(208)の内側に当接する。このリング(222)の直径D10は、半径方向ノズルを閉鎖しないように、縮径区分でのチューブ(201)の内径D4よりも小さい。ダクト(206)の全周に亘り、チューブ(201)の端区分(208)に当接した横面とは反対側の横面との間に隅肉(223)が形成される。隅肉により、例えば、ガスを半径方向ノズル(207)に向かって案内できる。偏向部(204)の上流には、図2A及び図2Bを参照して第1実施形態で説明したのと同じ中央チャンネルを持つ部品(217)が配置されている。
この第2の例では、偏向部(204)が截頭円錐形形状であるため、偏向部(204)の周囲(240)とチューブ(201)の内壁(220)との間の通路(240)に向かってガスを偏向し、案内することができる。通路(240)は、チューブ(201)内の流れ断面に制限部を形成する。ガスがこの制限部に流入するため、ベンチュリ効果が発生し、即ちガスが加速される。この加速により、ガスは、この第2実施形態の第1例で形成されたのと同様のチューブ(201)の半径方向ノズル(207)内に直接差し向けられる。これらの半径方向ノズル(207)が閉鎖されていない場合には、ガスは、図3Aに矢印f202で示すように半径方向ノズル(207)を介して漏出する。これらの半径方向ノズル(207)が、例えば、クランプクリップ(209)によって所定位置に保持されたエアバッグ(3)の周囲によって閉鎖されている場合には、ガスは、偏向部(204)とダクト(206)の入口(205)との間の空間(219)を通過する他に選択肢がない。このガスは、次いで、ダクト(206)を通って直接的に漏出し、図3Bに矢印f203で示すエアバッグ内への軸線方向ガス流出流を形成する。偏向部(204)をダクト(206)のフレア状縁部の周囲の一部に取り付けるのに役立つ偏向部(204)の突出部(218)が中実であるため、これは、更に、ガスをダクト(206)内に案内できる。
上文中に説明した両実施形態において、ベンチュリ効果により、ガスを半径方向ノズル(7、107、207)に差し向け、即ち導入でき、かくして、供用状態にない場合、発生器に中立推力形体を与える。これらの半径方向ノズル(7、107、207)が閉鎖されている場合には、ガスは、エアバッグ(3)の方向に軸線方向に、即ち第1実施形態では軸線方向ノズル(6)を通って、又は第2実施形態ではダクト(106、206)を通って流出する他に選択肢がない。
一つの例では、クランプクリップ(9、109、209)は、例えば、モジュールが燃えた場合に発生器の半径方向出口(7、107、207)を解放するように、及びかくして中立推力形体をとるように、溶融性であってもよい。
本発明は、本発明の適用分野から逸脱することなく、多くの他の特定の形態で実施できるということは、当業者には明らかである。従って、上述の実施形態は、単なる例示であると考えられるべきであるが、これらの実施形態は、特許請求の範囲によって定義された範疇で変更を行うことができ、上述の詳細によって限定されるものではない。
非供用時のチューブ状発生器の下流部分の第1実施形態を示す長手方向断面図である。 膨張可能なエアバッグを装着した図1Aに示すガス発生器の下流部分の長手方向断面図である。 非供用時の発生器の下流部分の第2実施形態を示す長手方向断面図である。 膨張可能なエアバッグを装着した図2Aに示す発生器の下流部分の長手方向断面図である。 第2実施形態の変形例の非供用時の発生器の下流部分の長手方向断面図である。 エアバッグを装着した図3Aに示す発生器の下流部分の長手方向断面図である。 エアバッグが装着されるフェルールがチューブの軸線に対して90°で配向された実施形態の長手方向断面図である。

Claims (14)

  1. エアバッグ(3)を膨張させるために自動車用安全装置で使用されるガス発生装置であって、前記エアバッグ(3)を膨張させるための少なくとも一つのガス源、及びガスを前記エアバッグ(3)内に流出するための第1オリフィスと呼ばれる少なくとも一つのガス出口オリフィスを含む装置において、
    装置が供用状態にないけれども起動された場合に、ガスを第2オリフィスと呼ばれる他のガス出口オリフィスに通すための手段を有し、これらの第2オリフィスは、供用状態にないけれども起動された場合に中立推力形体を持つように装置に亘って分配されており、更に、
    装置が供用状態にある場合、装置の起動時にガスが第1出口オリフィスを通過するようにこれらの第2オリフィスを閉鎖するための手段を含む、ことを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、ガス源を持つ第1部分及びエアバッグ(3)を装着できるフェルールを備えた円筒形チューブ(1、101、201)の形状を持つ第2部分を含み、このチューブ(1、101、201)は、前記ガス源に連結された上流端と呼ばれる一端とチューブ(1、101、201)の中実端区分(8、108、208)を構成する下流端と呼ばれる閉鎖端との間での所与の流れ方向(f1)での流出流のために、ガス流出流区分を画成する内輪郭を持つ中央チャンネル(10、110、210)を含み、前記第1オリフィスはこの中実端区分を通して形成されており、前記チューブ(1、101、201)は、側壁(2、102、202)を更に有し、前記第2オリフィスは前記側壁を通って半径方向に形成されている、ことを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、装置が供用状態にないけれども起動された場合に、ガスを第2オリフィスに通すための前記手段は、前記チューブ(1)内での流れのための特定の内輪郭を含み、この輪郭は、前記第2オリフィスの上流に、前記流れ方向(f1)に沿って、ゼロでない所与の直径(D1)の制限部を形成する最小流れ断面まで減少する流れ断面を有し、この断面は、前記最小断面の前記直径(D1)よりも大きい直径(D2)の流れ断面によってほぼ同じ半径方向平面で延長され、直径(D2)の流れ断面それ自体は増大する流れ断面(13)によって延長され、この特定の内輪郭によりベンチュリ効果システムが形成され、前記二つの直径(D1、D2)の間の差により、前記エアバッグ(3)の方向に配向された軸線方向ノズル(6)と呼ばれるものによって形成された第1オリフィスに連結された環状通路(5)の近くに開口部が残され、前記ノズルは、前記チューブ(1)の前記側壁(2)に長手方向に形成されており、その一方の端部が前記チューブ(1)の前記端区分(8)を通過する、ことを特徴とする装置。
  4. 請求項3に記載の装置において、前記制限部の上流に配置された前記減少する断面は、部品(4)の中央チャンネル(40)によって形成され、この部品(4)は、截頭円錐形形状を有し、両端が開放しており、前記チューブ(1)の前記上流端と同じ側に配置されたその上流端から前記チューブ(1)の前記下流端と同じ側に配置されたその下流端に向かって減少する、変化する厚さ(e)を持ち、この部品(4)は側壁(41)を有し、この側壁の一部には、その上流端の近くに、突出した円形平坦部(42)が形成されており、前記平坦部の表面は前記チューブ(1)の前記内壁(20)と平行であり、前記内壁に取り付けられている、ことを特徴とする装置。
  5. 請求項2に記載の装置において、ガスを前記第2オリフィスに向かって送るための手段は、ダクト(106、206)の前記入口(105、205)に面するように配置された偏向部(104、204)を有し、この入口(105、205)は前記チューブ(101、201)の内部に配置された前記ダクト(106、206)の一端を構成し、前記ダクト(106、206)は、前記チューブ(101、201)の外部に出るように、出口端と呼ばれるその他端が前記チューブの端区分(108、208)を通過しており、前記偏向部(104、204)は、前記ダクト(106、206)の前記入口に面して配置された少なくとも一つの中実部分を有し、この中実部分は、前記ダクト(106、206)の前記入口(105、205)との間に空間を残すように前記ダクトの前記入口から所定距離のところに形成又は配置されており、少なくとも一つの通路が前記偏向部(104、204)の前記中実部分の周囲に形成され、この通路(140、240)が前記チューブの前記上流端と前記下流端との間の前記流れ断面を減少させる、ことを特徴とする装置。
  6. 請求項5に記載の装置において、前記偏向部(104)は、その前記上流端と前記下流端との間でガスを通すことができるようにする少なくとも二つのオリフィス(140)をその中実部分(115)のいずれかの側に含む、ことを特徴とする装置。
  7. 請求項6に記載の装置において、前記偏向部の前記中実部分(115)は前記上流端に向かってドーム状をなしており、前記中実部分(115)と前記ダクト(106)の前記入口との間に空間を形成できるようにする、ことを特徴とする装置。
  8. 請求項5に記載の装置において、前記偏向部(204)は截頭円錐形形状を有し、前記偏向部の対称軸線は前記チューブ(201)の軸線(A)及び前記ダクト(206)の軸線と一致し、前記截頭円錐形形状の大径区分(221)は、前記ダクト(206)の前記入口(205)に面しており、その直径(D8)はダクト(206)の入口の直径(D9)よりも大きいか或いは等しく、この箇所での前記チューブ(201)の内径(D4)よりも小さく、前記上流端と前記下流端との間に通路(240)を形成する、ことを特徴とする装置。
  9. 請求項8に記載の装置において、前記ダクト(206)の前記入口(205)はフレア状になっており、前記偏向部(204)は、前記ダクト(206)の前記フレア状の入口(205)の縁部に捕捉するための手段を有する、ことを特徴とする装置。
  10. 請求項2乃至9のうちのいずれか一項に記載の装置において、前記膨張可能なエアバッグ(3)は開放端を有し、この開放端の周囲が、フェルールに装着され、前記第2オリフィスに適用され、装置が供用状態にあるときに前記第2オリフィスを閉鎖するための手段を形成するように前記オリフィスに対して保持される、ことを特徴とする装置。
  11. 請求項10に記載の装置において、前記エアバッグ(3)を前記フェルールに接合するためのリンクは、クランプクリップ(9、109、209)によって形成されている、ことを特徴とする装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、クランプクリップ(9、109、209)によって形成された、前記エアバッグ(3)を前記フェルールに接合するための前記リンクは溶融可能であり、装置の発火時に第2オリフィスを解放でき、かくして装置に中立推力形体を与える、ことを特徴とする装置。
  13. 請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載の装置において、前記ガス源は、前記チューブ(1、101)に連結され又は一体化された、加圧ガスを収容したリザーバを含む、ことを特徴とする装置。
  14. 請求項1乃至13のうちのいずれか一項に記載の装置において、前記ガス源は、少なくとも一つの火工装填体を燃焼するための燃焼チャンバを含む、ことを特徴とする装置。
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