JP2005527357A - 多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法 - Google Patents

多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005527357A
JP2005527357A JP2004506929A JP2004506929A JP2005527357A JP 2005527357 A JP2005527357 A JP 2005527357A JP 2004506929 A JP2004506929 A JP 2004506929A JP 2004506929 A JP2004506929 A JP 2004506929A JP 2005527357 A JP2005527357 A JP 2005527357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
crystal structure
acid
aqueous solution
polymorphic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004506929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4422609B2 (ja
Inventor
エブレ,アクセル
ジルゲス,ブオルフラム
シユビードツプ,ウルリヒ
ヘイン,アルミン
Original Assignee
バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JP2005527357A publication Critical patent/JP2005527357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4422609B2 publication Critical patent/JP4422609B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides
    • C07C317/24Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and doubly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N41/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a sulfur atom bound to a hetero atom
    • A01N41/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a sulfur atom bound to a hetero atom containing a sulfur-to-oxygen double bond
    • A01N41/10Sulfones; Sulfoxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D9/00Crystallisation
    • B01D9/0036Crystallisation on to a bed of product crystals; Seeding
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

本発明は、有機多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法に関する。前記方法によれば、水溶液中に存在する多形物質の塩から、添加剤として使用される標準的な水溶性有機溶媒、および酸または塩基により沈殿させることによって特定の結晶構造形態を得る。

Description

本発明は、添加剤としての通常の水溶性有機溶媒、および酸または塩基を用いて、多形物質の塩の水溶液から特定の結晶構造形態を沈殿させることによって、多形有機物質の特定の結晶構造形態を製造する方法に関する。
活性物質の多形性は、化学物質の開発、プロセス開発および製剤化の開発にとって非常に重要である。一部の有機物質は1つの結晶構造のみを生じ、他のものは(多形と呼ばれる)2つ以上の構造(構造形態(modification)または結晶構造形態として知られている)を生じる。その物理化学的特性、特にその熱力学的安定性、ならびに生体に投与後の異なる挙動を含めて、結晶構造形態の数を予想することはできない。
他の材料系では、安定性の関係が逆転する1つまたは複数の転移点があるのに対して、いくつかの多形体については、特定の改変種が、融点までの全温度範囲にわたって熱力学的な安定相を示すことが知られている。この転移点から離れたある範囲では、1種の特定の改変種が常に熱力学的に安定である。この範囲に存在する他の全ての改変種は、準安定であり、遅かれ早かれ熱力学的に安定な改変種に転移する。かかる転化が起きる時間は、その材料に特有のものであり、材料システムの動力学に依存する。また、材料特異的動力学により、結晶化プロセスまたは沈殿プロセスの間に、どの改変種が形成されるかが決まる。共存する結晶構造形態の安定性の関係、特に、前述の転移点の存在および位置を予想することは可能ではない。さらに、準安定改変種の安定改変種への転化の動力学を予想すること、および結晶化プロセスまたは沈殿プロセスで、どの改変種が形成されるかを予想することもできない。これらの基本的な、熱力学的および動力学的関係に関する現状の知識の総説は、J.Bernstein,R.J.Davey,J.O.Henck,Angew.Chem.Int.Ed.,1999,38,3440−3461に見出される。
結晶化プロセスまたは沈殿プロセスにおける熱力学的安定相の形成に対する駆動力が、最も大きなことではあるが、準安定改変種の形成が好ましいことが知られている。共存結晶構造形態の転移が起きる時間は、通常、結晶化プロセスまたは沈殿プロセスでの相形成に対する時間よりも数桁長いので、準安定構造で形成されたこれらの生成物は、一般にさらなる製造および処理ステップの間、当分の間、この状態に留まっている。この挙動を示すいくつかの知られた例が、J.Bernstein等(上記参照)、に提供されている。準安定結晶構造形態を使用することまたは処理することによって、特に活性物質の場合、多くの問題が生じる。これらの問題は、主として、望ましくない制御されていない結晶生長(再結晶化)によって生じており、製造、製剤化、貯蔵、輸送または適用の間に生じ、さらに、生物学的利用の可能性、ケーキング等に著しい変化を生じる。(J.Halebian,W.McCrone,J.Pharm.Sci.58(1969)911)。
かかる問題の一例は、以下サルコトリオンと呼ぶ2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンであり、これは、除草剤特性を有しており、雑草除去剤の製造に使用されている。例えば、サルコトリオンは、2種の改変種の形で生じる(このことに関しては、ドイツ特許出願第10152459.5号参照。これは、全体として本出願の一部分をなすものである)。以下改変種(I)と呼ぶ準安定改変種は、EP−A2−0186117の記載に従う製造方法の生成物である。この改変種は、準安定なので、この活性物質の製造、製剤化、貯蔵および適用は、安定改変種に比べると、より適するものではない。
物質の安定な改変種の再現性のある製造のために、通例適用される方法は、蒸発結晶化または冷却結晶化、ならびに注意深く選択された溶媒中の再結晶化である(WO97/4968/A1参照)。適切な溶媒は、所望の結晶構造の形成を促進するために、結晶化の過程で結晶の表面エネルギーと周囲の溶液および/または分子の錯体形成との間に影響を及ぼす目的で選択される。(N.Bladen,Power Technology,121(2001)46−52;R.J.Davey等、Crystal Growth&Design,1(1),(2001)59−65;米国特許5,959,108;米国特許5,939,555)。例えば、WO01/64672A1では、特定の改変種を得るための方法が記載されている。これは、ブタノン/水(10:1)中に同形体を溶解し、次いで酸を添加することに基づくものである。かかる方策の欠点は、この方法で見出された結晶化のための溶媒は、先行するプロセスおよび反応ステップに、ほとんど適さないことである。この結果、溶媒の変更または既に形成された準安定結晶構造の再結晶化などの、費用のかかる手段が必要となる。特に、かかる手順は通常、収量の著しい損失ももたらす。
多形物質の特定の結晶構造の形成を対象とした、有力な他の知られた方法は、いわゆる「注文仕立て」(「tailor−made」)の添加剤の使用である。(E.Staab等、Adv.Mater.,2(1990)40)。かかる「注文仕立て」の添加剤の目的は、所望の結晶構造の形成を促進するために、結晶化の間、周囲の溶液および/または分子錯体の形成に対して同様に結晶の表面エネルギーの影響を及ぼすことである。(例えば、米国特許5,716,445A参照)。「注文仕立て」の添加剤に特徴的なことは、分子構造が多形物質の分子構造と部分的に一致または類似することである。前述の方策と比較して、かかる「注文仕立て」の添加剤を使用することの利点は、種々の溶媒中で使用できることであり、このことは、かかる方法の実施をより簡単にする。しかし、概して、特定して設計された添加剤は、多形性に特定の影響を及ぼすように、その用途に対してのみ合成する必要があり、このため、開発に時間がかかり、添加剤を使用する方法が費用のかかるものになる。
したがって、本発明の課題は、特定の改変種を、効率的に経済的に回収するために使用することができる特定の改変種を製造する方法を作成することである。具体的には、本発明の課題は、溶媒の変更および/または再結晶化を必要としない改変種を得るための方法の利用を可能とすることであった。
本発明において、特定の結晶構造形態の形成を達成するために、安価で使い易い添加剤を使用することによって、この問題を解決した。また、これらの添加剤は、以前の反応および処理ステップで使用した溶媒中でも効果を有し、したがって溶媒および/または追加のプロセスステップを省くことができる。
典型的な有機溶媒分子は、酸/塩基沈殿結晶化において、有機多形物質の特定の結晶構造の形成を促進するために極めて適する添加剤である。驚くべきことには、多形有機物質の特定の改変種の生成は、以下の反応式により、水溶液中で、多形物質の塩から特定の結晶構造形態を沈殿することによって成功する。
Figure 2005527357
添加剤として典型的な水溶性有機溶媒を添加することにより所望の結晶構造の物質の沈殿が、促進される。
用語「添加剤」は、本明細書では、存在する物質の溶液に、添加される化合物または物質を意味し、適用される添加剤の量(重量/重量)は、好ましくは溶液中に存在する物質の量未満である。好ましくは、添加剤は、沈殿されるべき物質の量に対して0.1〜20%の量であり、1〜10%の量が特に好ましく、とりわけ1〜5%の量が特に好ましい。本明細書では、添加剤を利用可能な溶液に添加するか、または前記溶液を利用可能な添加剤または添加剤を含む溶液に添加するかは、問題ではない。
したがって、本発明の主題は、酸または塩基および水溶性有機溶媒の存在下で、水溶液中に存在する多形物質の塩から、特定の結晶構造形態を沈殿させることによる、多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法である。
本発明による方法で使用することのできる酸または塩基は、一般に有機化学で使用されている強酸または強塩基である。例えば、使用できる酸には、HCl、HSO、HNOまたはHFが含まれる。例えば、使用できる塩基には、NaOH、Ba(OH)、Ca(OH)またはKOHが含まれる。
所望の改変種を特別に形成させるために、この方法で添加剤として使用することができる有機水溶性溶媒は、とりわけ、メタノール、エタノールまたは2−プロパノールなどの短鎖アルコール、アセトンまたは2−ブタノンなどの短鎖ケトン、酢酸などの1〜4個の炭素原子を有するカルボン酸、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランまたはメチルt−ブチルエーテルなどのエーテル、酢酸メチル、酢酸エチルまたはギ酸メチルなどのエステル、ピリジンなどの複素環式アミン、ジメチルホルムアミドなどのホルムアミド、さらにN−メチルピロリドンまたはジメチルスルホキシドである。用語「低級アルコールまたは短鎖アルコール」は、本明細書では、1〜10個の炭素原子、好ましくは1〜5個の炭素原子を有するアルコールを意味する。用語「低級ケトンまたは短鎖ケトン」は、3〜10個の炭素原子、好ましくは3〜5個の炭素原子を有するケトンを意味する。
動力学的に好ましくない改変種の形成を促進するこれら添加剤の、そこに存在する作用機序は、添加剤が、所望の改変種を生成させることができる過飽和の範囲を確立することである。過剰な過飽和によりこの範囲を超えた場合には、動力学的に好ましい改変種が再び現れる。したがって、添加剤としての水溶性有機溶媒の使用に加えて、またはその使用と組合わせた、制御された過飽和による沈殿結晶化もまた本発明の一部をなすものである。すなわち、本発明の主題は、酸または塩基および水溶性有機溶媒の存在下で、低過飽和で水溶液中に存在する多形物質の塩から、特定の結晶構造形態を沈殿させることによる、多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法である。
沈殿結晶化は、活性物質の塩の水溶液が添加剤と一緒に存在する、撹拌された反応容器に、対応する(等規定の)量の酸または塩基を添加することによって実施することができる。目標pH価に達するためには、少し過剰の、酸または塩基を添加することになるであろう。溶液がわずかに過飽和である場合には、所望の改変種の種結晶を必要に応じて添加する。
したがって、本発明の主題は、具体的には、多形物質の塩の水溶液および適切な添加剤ならびに必要ならば種結晶の混合物に、酸または塩基を添加することによって、上述の多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法である。
沈殿結晶化は、同様に、対応する量の酸または塩基および適切な添加剤ならびに必要ならば所望の改変種の種結晶の混合物に、多形物質の塩の水溶液を添加することによって実施する。
添加剤の水溶液および必要ならば所望の改変種の種結晶に、多形物質の塩の水溶液および対応する量の酸/塩基を撹拌しながら平行して、均一に添加することによって、沈殿結晶化を実施することが好ましい。添加される各成分の添加は、反応混合物のpH価が常に一定に保たれるように実施する。
本発明の方法に使用されるpH価は、特定の多形物質またはその関連する特定改変種に依存し、比較的大きな範囲で変更することができる。沈殿に対する最適のpH価は、様々なpH価で本発明の方法での収率を測定し、最大の可能な収率をもつpHを選ぶことによって決定することができる。
本発明の方法で使用される本発明の添加剤の量は、大きな範囲で変更することができる。沈殿させた物質の収量に対し10パーセント(重量/重量)未満の添加剤を使用するのが好ましく、特に1パーセント未満が好ましい。しかし、添加剤は、また10パーセントより大きな量で添加することもできる。
本発明の方法で、必要に応じて使用される種結晶の量は、同様に、大きな範囲で変更することができる。沈殿した物質の収量に対して10パーセント(重量/重量)未満の添加剤を使用するのが好ましく、特に1パーセント未満が好ましい。しかし、また10パーセントを超えて添加することもできる。また、本方法は、添加剤が十分効果的である場合には種結晶の添加なしに実施することができる。
本方法は、100℃未満の通常の圧力および温度で実施することが好ましい。特定の所望の結晶構造形態が、安定形を構成する温度が特に適することが実証されてきた。それぞれの他の存在する改変種とともに、所望の特定の結晶構造形態の適切な温度または転移点は、この技術の専門家に知られている方法で決定することができる。転移点は、物質の2つの結晶相が所与の圧力で平衡状態にある温度である。知られている2つの改変種間の転移点を決定するためには、例えば、適切な溶媒中で温度の関数として、両方の改変種の溶解度を互いに別々に決定してもよい。所与の圧力での、1つの溶媒中における2つの改変種の溶解度曲線の接点が、両方の改変種の安定性関係において転移点が生じる温度を示している。本発明の方法で、存在する改変種と所望の結晶構造形態の転移点が互いに10℃を超えて離れている温度を使用するのが特に適しており、存在する改変種と、所望の結晶構造形態の全ての転移点とが互いに最も離れている温度が特に好ましい。また、本方法は、100℃を超えて、通常の圧力および温度で実施することができる。
酸/塩基または多形物質の塩の水溶液またはその両方を、撹拌しながら反応混合物に添加することができる添加速度は、材料等の動力学、試薬溶液の濃度、種結晶の量および使用する添加剤の効力に依存する。しかし、添加速度は、大きな範囲および簡単な方法で決定された好適な速度で変更することができる。ここで、利用可能な酸または塩基に、例えば多形物質の塩の水溶液を添加するとき、特に初期には、制御されていない過飽和(過飽和ピーク)が生じないように添加速度を選択することが重要である。沈殿の制御は、混合物を撹拌することによって容易となる。
本方法は、弱酸または弱塩基などの、1つまたは複数の解離または会合しているプロトンによって特徴づけられるどのような多形有機化合物に対しても使用することができる。したがって、適切な化合物は、水溶液におけるその溶解度が溶液のpH価と共に変化することを特徴とする。
化合物とその塩の間の溶解度の差異は、理想的には2桁を超える。したがって、上記のように最適のpH価では、多形出発化合物の塩の溶解度は、好ましくは10重量パーセント、さらに好ましくは20重量パーセント、さらにもっとも好ましくは30重量パーセントより高くあるべきであり、一方、所望の特定の結晶構造形態の溶解度は、理想的には5重量パーセント未満、さらに好ましくは1重量パーセント未満、さらにもっとも好ましくは0.1重量パーセント未満である。
本方法は、0<pH<14の範囲で、特に1<pH<13の範囲で水溶液中の溶解度が変化することによって特徴づけられる物質に特に適する。かかる有機物質は、製薬分野または害虫管理で使用されている物質などのあらゆる種類の活性物質でありうる。
したがって、前述したサルコトリオンの例では、サルコトリオンのナトリウムエノラートから、塩酸の添加による本発明の方法を使って、改変種IIの沈殿を達成することができる。
したがって、本方法の主題は、また、サルコトリオンの改変種IIを製造する方法であり、これは、上述のように実施する。
上述のように、ナトリウムイオンに加えて、どのような他の対応する塩基も、本発明の方法によるエノレートアニオン用に使用することができる。同様に、指定された塩酸の他に、どのような他の対応する酸によっても本方法を実施することができる。また、本方法は、より強い塩基を添加することにより、その塩から塩基を沈殿させることもできる。より強い酸の添加によってその塩から酸の沈殿が生じる、サルコトリオンの選ばれた例は、したがって、本発明の範囲を限定するものとして解釈すべきではない。
例えば、選択された例のサルコトリオンの場合には、12℃の温度が改変種IIの沈殿に適している。というのは、温度が転移点から十分離れていて、改変種IIがこの温度範囲で安定な改変種であるからである。また、複素環式アミンは、短鎖アルコールと同じように、改変種IIの形成を促進するための極めて効率的な添加剤であることが証明されている。添加剤の添加無しの方法と比較して、ドデカノールなどの長鎖アルコールでも改変種IIの形成を促進するのに適しているが、長鎖アルコールは、より効果的ではない。同様に、前述のエステルおよびエーテル、具体的には酢酸エチル、テトラヒドロフランおよびメチルt−ブチルエーテルならびにN−メチルピロリドンは、改変種IIの形成に実際的な効果を示すが、その活性は、短鎖アルコールおよびケトンならびに複素環式アミンと比較して、いくぶん小さい。
例えば、スルコトリオン改変種IIの製造において、ナトリウムエノラート水溶液および塩酸を、一定のpHで並行して添加すると、最良の結果が得られる。溶液が過飽和となる場合には、可能な種結晶の添加を実施するのが好ましい。平行添加に対しては2.7のpH価を選択した。というのは、このpH価で収率が最大であるからである。上記のように、沈殿結晶化では混合の影響が非常に重要なので、選択した反応容器中の充填体積が急激に増大するにもかかわらず、攪拌機のパワー入力を一定に保つように注意する必要がある。表面の反対側で両方の試薬を添加しながら、攪拌翼で約0.15W/kgの適度のパワー入力すると、局所的過飽和ピークを避けるための理想的な状態がもたらされる。
直接沈殿(添加剤:複素環式アミン)による2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン(サルコトリオン)の安定な結晶構造(改変種II)の製造
2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンのトルエチルアミン塩のトルエン懸濁液を対応するエノ−ルエステル3−オキソ−シクロヘックス−1−エニル−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾエート)の再配列によって得る(EP−A2−186117参照)。ここでは、エノールエステルは、塩基として過剰のトリエチルアミンの存在下で、0.2モルの2−クロロ−4−メシル−ベンゾイルクロリドを、トルエン中で等モルのシクロヘキサン−1,3ジオンとカップリングさせることによって合成する。このトルエン懸濁液を希釈水酸化ナトリウム(4重量パ−セント)500gと45℃で30分間接触させて、水相に溶解した、副生物のないナトリウム塩として生成物を得る。相分離の後、ナトリウムエノレート水溶液を45℃に保つ。水性系では準安定な相(改変種I)の形成が動力学的に好ましいので、塩酸によるナトリウムエノレート水溶液の沈殿によるトリケトンの安定な結晶構造(改変種II)それ自体の形成には、適切な添加剤が必要である。このため、蒸留水90gと共にピリジン5gおよび改変種IIの種結晶(比表面積>0.75m/g)15gを反応容器に入れ、約0.15W/kgの比パワー入力で、攪拌翼で攪拌し、12℃で平衡状態に保つ。この試料のpH価を塩酸でpH価=2.7に調整した後、ナトリウムエノレート水溶液を1分間当たり1gの速度で、滴下しながら注意深くこの懸濁液に添加する。この間、37重量パーセント塩酸を制御して添加することによってpH価をpH価=2.7に保ち、温度をそのまま12℃に一定にし、攪拌翼からのパワー入力を0.15W/kgに一定に保つ。2種の試薬溶液は、反対側から表面に滴下する。この方法で得られた生成物を濾過し、50℃の温度で、真空下で乾燥する。生成物のラマン分光分析は、[cm−1]で以下のピークを示す:
Figure 2005527357
これは、安定な改変種IIのピークに一致する(ドイツ特許出願第10152459.5号参照)
直接沈殿(添加剤:ケトン)による2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン(サルコトリオン)の安定な結晶構造(改変種II)の製造
実施例1に記載された方法を、ケトンを添加剤として類似の方法で実施して、対応するナトリウムエノレート水溶液から直接沈殿結晶化によって、2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンを直接安定な結晶構造(改変種II)の形で得た。この方法で得られた結晶構造は、実施例1に示されているような特有のラマンスペクトルに基づいて、特徴づけられた。使用されたケトン、使用された量および本方法の結果は、表2に提供されている。
Figure 2005527357
直接沈殿(添加剤:アルコール)による2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン(サルコトリオン)の安定な結晶構造(改変種II)の製造
実施例1に記載された方法を、様々なアルコールを添加剤として類似の方法で実施して、対応するナトリウムエノレート水溶液から直接沈殿結晶化によって、2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンを安定な結晶構造(改変種II)の形で得た。この方法で得られた結晶構造は、実施例1に示されているような特有のラマンスペクトルに基づいて、特徴づけられた。使用されたアルコール、使用された量および本方法の結果は、表3に提供されている。
Figure 2005527357
低添加剤量で、直接沈殿による2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン(サルコトリオン)の安定な結晶構造(改変種II)の製造
実施例3(添加剤:エタノール)に記載された方法を、類似の方法で実施して、対応するナトリウムエノレート水溶液から、表4に示すエタノールの量で、直接沈殿結晶化によって、2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンを安定な結晶構造(改変種II)の形で得た。この方法で得られた結晶構造は、実施例1に示されているような特有のラマンスペクトルに基づいて、特徴づけられた。使用された量および本実験の結果は、表4に提供されている。
Figure 2005527357
添加剤量(メタノール250g)の増加による添加時間の減少
2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンナトリウムのナトリウムエノレート水溶液を実施例1に記載の方法で作製した。最も短い添加時間で、トリケトンの安定な結晶構造(改変種II)を得るために、メタノール250gおよび改変種IIの 種結晶(比表面積>0.75m/g)22gを反応容器にいれ、約0.15W/kgの比パワー入力で、攪拌翼により攪拌し、12℃で平衡状態に保つ。この試料のpH価を塩酸でpH価=2.7に調整した後、ナトリウムエノレート水溶液を1分間当たり4gの速度で、滴下しながら注意深くこの懸濁液に添加する。この間、37重量パーセント塩酸を制御して添加することによってpH価をpH価=2.7に保ち、温度をそのまま12℃に一定にし、攪拌翼からのパワー入力を0.15W/kgに一定に保つ。2種の試薬溶液は、互いに反対側の表面に滴下する。この方法で得られた生成物を濾過し、50℃の温度で、真空下で乾燥する。実施例1に示すラマンスペクトルは、この方法で得られた生成物が改変種IIであることを示している。
低添加剤量で、分散装置を使用することによる、安定な結晶構造形態の沈殿に対する添加時間の短縮
2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンナトリウムのナトリウムエノレート水溶液を実施例1に記載の方法で作製した。短い添加時間でトリケトンの安定な結晶構造(改変種II)を得るために、ピリジン5g、蒸留水90gおよび改変種IIの種結晶15gを反応容器にいれ、pH価を塩酸でpH価=2.7に調整する。その後すぐに分散装置で2分間処理する。この処理の後、約0.15W/kgの比パワー入力で、懸濁液を攪拌翼により攪拌し、12℃で平衡状態に保ってから、ナトリウムエノレート水溶液を1分間当たり2.5gの速度で、滴下しながら注意深くこの懸濁液に添加する。この間、37重量パーセント塩酸を制御して添加することによってpH価をpH価=2.7に保ち、温度をそのまま12℃に一定にし、攪拌翼からのパワー入力を0.15W/kgに一定に保つ。2種の試薬溶液は、反対側から表面に滴下する。ナトリウムエノレート水溶液320gを添加した後、懸濁液を分散機でさらに5分間処理する。次に、一定温度および一定pHで、1分間当たり2.5gの速度でのナトリウムエノレート水溶液の添加を終了する。この方法で得られた生成物を濾過し、50℃の温度で、真空下で乾燥する。実施例1に示されているラマンスペクトルは、この方法で得られた生成物が改変種IIであることを示している。
サルコトリオンの結晶構造形態Iのラマンスペクトルを示す図である。この特徴的ピーク極大を矢印によって示す。 サルコトリオンの結晶構造形態IIのラマンスペクトルを示す図である。この特徴的ピーク極大を矢印によって示す。

Claims (13)

  1. 酸または塩基、および添加剤としての水溶性有機溶媒により、多形物質の塩の水溶液から特定の結晶構造形態を沈殿させることを特徴とする多形体の特定の結晶構造形態を製造する方法。
  2. 所望の結晶構造形態の種結晶も添加することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 酸または塩基を、多形物質の塩の水溶液、添加剤ならびに必要ならば種結晶の既存の混合物に添加することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 多形物質の塩の水溶液を、酸または塩基、添加剤および必要ならば種結晶の既存の混合物に添加することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 多形物質の塩の水溶液および酸または塩を、添加剤の水溶液および必要ならば種結晶の既存の混合物に、撹拌しながら同時に一定して添加することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  6. 方法の間、pH価を一定に保つことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 添加剤を、以下の物質の群:1から10個の炭素原子を有するアルコール、3から10個の炭素原子を有するケトン、カルボン酸、エーテル、エステル、複素環式アミン、ホルムアミド、N−メチルピロリドン、およびジメチルスルホキシドから選択することを特徴とする請求項1から6の一項に記載の方法。
  8. 酸または塩基を、多形物質の塩に対し等規定の量で使用することを特徴とする請求項1から7の一項に記載の方法。
  9. 添加剤の量(重量/重量)が、沈殿した物質の量の10%未満であることを特徴とする請求項1から8の一項に記載の方法。
  10. 多形物質が、少なくとも1つの解離または会合しているプロトンを有する化合物であることを特徴とする請求項1から9の一項に記載の方法。
  11. 多形物質が、2−(2−クロロ−4−メシル−ベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオンである請求項1から10の一項に記載の方法。
  12. 所望の改変種が安定形態である温度で実施することを特徴とする請求項1から11の一項に記載の方法。
  13. 試薬の投入場所の配置および/または撹拌機からのパワー入力が、局所的な過飽和ピークを回避する混合を、確実なものとすることを特徴とする請求項1から12の一項に記載の方法。
JP2004506929A 2002-05-29 2003-05-23 多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法 Expired - Fee Related JP4422609B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10223913A DE10223913A1 (de) 2002-05-29 2002-05-29 Verfahren zur Herstellung spezifischer Kristallmodifikationen polymorpher Substanzen
PCT/EP2003/005395 WO2003099409A1 (de) 2002-05-29 2003-05-23 Verfahren zur herstellung spezifischer kristallmodifikationen polymorpher substanzen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005527357A true JP2005527357A (ja) 2005-09-15
JP4422609B2 JP4422609B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=29432431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004506929A Expired - Fee Related JP4422609B2 (ja) 2002-05-29 2003-05-23 多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7211697B2 (ja)
EP (1) EP1517731B1 (ja)
JP (1) JP4422609B2 (ja)
CN (1) CN100360208C (ja)
AT (1) ATE337842T1 (ja)
AU (1) AU2003238382A1 (ja)
BR (1) BR0311409A (ja)
CA (1) CA2487785C (ja)
DE (2) DE10223913A1 (ja)
MX (1) MXPA04011736A (ja)
WO (1) WO2003099409A1 (ja)
ZA (1) ZA200409615B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5485138B2 (ja) * 2008-03-28 2014-05-07 浜理薬品工業株式会社 エチニルチミジン化合物の精製方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2459804C2 (ru) 2006-01-18 2012-08-27 Зингента Партисипейшнс Аг Способ кристаллизации мезотриона
PT104664A (pt) 2009-07-07 2011-01-07 Sapec Agro S A Polimorfo cristalino estável de 2-(2-cloro-4-mesil-benzoil)- ciclo-hexano-1,3-diona e processo para preparar o mesmo
CN111440099B (zh) * 2020-04-09 2022-01-04 利民化学有限责任公司 一种环磺酮产品的纯化方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0137963B1 (en) * 1983-09-16 1988-09-28 Stauffer Chemical Company Certain 2-(2-substituted benzoyl)-1,3-cyclohexanediones
US4695673A (en) * 1985-11-20 1987-09-22 Stauffer Chemical Company Process for the production of acylated 1,3-dicarbonyl compounds
JP3250809B2 (ja) * 1995-01-04 2002-01-28 フエルレル インターナショナル,ソシエダッド アノニマ 1−[2,4−ジクロロ−β−[(7−クロロベンゾ[b]チエニ−3−イル)メトキシ]フェネチル]イミダゾール・1硝酸塩の同質異像B及びC
DE19546573A1 (de) * 1995-12-13 1997-06-19 Uetikon Chemie Gmbh Kristallines Polymorph von Terazosin-Hydrochlorid, sowie Verfahren zu seiner Herstellung
GB9603116D0 (en) * 1996-02-14 1996-04-10 Ciba Geigy Ag Pigment
AR009655A1 (es) * 1996-12-10 2000-04-26 Novartis Ag Una composicion parenteralmente inyectable, un metodo para su preparacion, metodos para el tratamiento de enfermedades, una modificacion decristal de 1-decansulfonato de desferrioxamina, su uso, un proceso para la produccion de dicha modificacion de cristal y una preparacion farmaceutica que
US6809206B2 (en) * 1999-02-12 2004-10-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for acylating cyclic compounds
US6464736B1 (en) * 1999-08-05 2002-10-15 Environmental Projects, Inc. Recrystallization process
BR0108910A (pt) * 2000-03-03 2002-12-24 Pfizer Mesilato de 4-amino-6,7-dimetóxi-2-(5-metanossulfonamido-1,2,3,4- tetrahidroisoquinol-2-il)-5-(2-piridil)-quinazolina e polimorfos
US6350871B1 (en) * 2000-03-31 2002-02-26 Alliant Techsystems Inc. Crystallization of 2,4,6,8,10,12-hexanitro-2,4,6,8,10,12-hexaazatetracyclo[5.5.0.05,903,11]-dodecane
DE10152459A1 (de) 2001-10-24 2003-05-08 Bayer Cropscience Ag Neue thermodynamisch stabile Kristallmodifikation von [2-(2-Chloro-4-mesyl-benzoyl)cyclohexane-1,3-dione]

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5485138B2 (ja) * 2008-03-28 2014-05-07 浜理薬品工業株式会社 エチニルチミジン化合物の精製方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN100360208C (zh) 2008-01-09
EP1517731B1 (de) 2006-08-30
WO2003099409A1 (de) 2003-12-04
JP4422609B2 (ja) 2010-02-24
EP1517731A1 (de) 2005-03-30
BR0311409A (pt) 2005-03-29
MXPA04011736A (es) 2005-02-14
CN1655856A (zh) 2005-08-17
DE10223913A1 (de) 2003-12-11
ATE337842T1 (de) 2006-09-15
CA2487785A1 (en) 2003-12-04
CA2487785C (en) 2010-12-07
US20060036115A1 (en) 2006-02-16
US7211697B2 (en) 2007-05-01
AU2003238382A1 (en) 2003-12-12
DE50304869D1 (de) 2006-10-12
ZA200409615B (en) 2006-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1956015B1 (en) Polymorph of 2-(3-cyano-4-isobutyloxyphenyl)-4-methyl-5-thiazolecarboxylic acid and method of producing the same
US20090192200A1 (en) Polymorphs of sorafenib tosylate and sorafenib hemi-tosylate, and processes for preparation thereof
JP2008510777A (ja) メソトリオンの多形体を調製する方法
JP2009520687A (ja) ピリジンアミン類の調製方法及びこれらの新規多形体
WO2007083242A1 (en) Process for the crystallisation of mesotrione
JP4422609B2 (ja) 多形物質の特定の結晶構造形態を製造する方法
TW200922925A (en) Process for producing toluidine compound
US20090111997A1 (en) Method of Generating Amorphous Solid for Water-Insoluble Pharmaceuticals
RU2169139C1 (ru) Способ получения щелочных и щелочноземельных солей 5-амино-2,3-дигидро-1,4-фталазиндиона
CN109467548A (zh) 一种咪唑啉酮化合物的制备方法
JP3719318B2 (ja) 1−エチル−5−ヒドロキシピラゾールの製法
JP2022514909A (ja) アントラニルアミドの調製プロセス
WO2018207693A1 (ja) 1-アミノシクロプロパンカルボン酸非水和物の製造方法
JP3256208B2 (ja) 2−オキシインドールの製造方法
JP3644998B2 (ja) ベンジリデン誘導体の結晶の選択的取得方法
US6861525B2 (en) Process for the preparation imidazo[1,2-A]pyridine-3-acetamides
WO2006134212A2 (en) Preparation of tamsulosin hydrochloride from tamsulosi
JP3908794B2 (ja) N−置換不飽和アミドの製造方法
KR100749162B1 (ko) 아세클로페낙 아미노산염의 제조방법
JP2002302485A (ja) ジスルフィド型サイアミン誘導体の製造法
JPS5811421B2 (ja) アルフア− − アミノサンノセイゾウホウ
JP4085199B2 (ja) O,O−ジメチル−O−(p−シアノフェニル)ホスホロチオエートの製造方法
MX2015006519A (es) Metodo para preparar derivados de feniloximetil-nitro-imidazol y uso del mismo.
JP2001247509A (ja) 2,3,5,6−テトラクロロ−1,4−ベンゼンジカルボン酸の製造方法
EP1818331A1 (en) Process for the preparation of 2-[{4-(3-methoxypropoxy)-3-methylpyridin-2-yl}methylsulfinyl]-1H-benzimidazole substantially free of sulfone impurity

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees