JP2005526610A - 低漏洩液体噴霧器 - Google Patents

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Abstract

容器(22)内に、圧電アクチュエータに接触するために、毛管型液体搬送システム(38)がそこから延伸する液体リザーバ(30)と、ワイヤ状エレメント(36)によって液体搬送システム上にカンチレバー状に支持された噴霧板アセンブリ(34)と、を備える電池駆動噴霧器であって、液体搬送システムは、間に長手方向の毛管液体流路を画定するように構成された対向面を有する外部管状部材(52)と中空でないロッド(56)とを備える、電池駆動噴霧器。

Description

本発明は、圧電的に起動される振動型液体噴霧器に関する。より詳細には、このような装置用の新規な構造に関し、低い液体の損失及び噴霧化される液体の高効率の処理という特徴がある。
イブリ等(Ivri et al.)の米国特許第5,758,637号は、液体散布装置を示す。液体散布装置では、カンチレバービームが電気回路に取り付けられており、カンチレバービームは、該ビームに取り付けられた圧電エレメントの起動に応じて、屈曲及び振動する。ビームの振動はシェル部材に伝えられ、シェル部材に供給された液体を噴霧させる。米国特許第5,297,734号も、噴霧板に取り付けられた圧電材料の屈曲可能なカンチレバービームを示す。
ドリューズ(Drews)の米国特許第4,119,096号は、医療用吸入器を示す。医療用吸入器内には、トランスデューサがカンチレバー状に取り付けられている。ハヤシ等(Hayashi et al.)の米国特許第5,283,496号は、水晶共振子を示す。水晶共振子は導電性材料の支持ワイヤによって保持されると共に、共振子の側面を押圧する。ウメハラ(Umehara)の米国特許第4,087,495号は、超音波空気給湿器を示す。給湿器内では、一対のステーによって、超音波振動器アセンブリが所定位置に保持されている。米国特許第4,911,866号は、浮き(float)から延伸する担体部材によって液体浴中に懸架された霧発生装置を示す。
トダ等(Toda et al.)の米国特許第5,657,926号は、超音波噴霧器を示す。噴霧器内では、圧電振動器と振動板とは、支持エレメントと流体浴から延出する液体保持材料の隣接する端部との間に保持される。
タカハシ等(Takahashi et al.)の米国特許第5,021,701号は、ネブライザ用の圧電振動器取付システムを示す。システム内では、アクチュエータの側面を押圧する、ばねで負荷された電極によって、圧電アクチュエータが作動されている。
ヤマザキサトシ等(Satoshi Yamazaki et al.)の欧州特許公開EPO第897755A2号ばかりでなく、エック(Eck)の米国特許第4,301,093号及びハンバーストーン等(Humberstone et al.)の米国特許第5,518,179号は、液体リザーバから圧電アクチュエータによって振動された噴霧板まで延伸する芯(wick)配列を示す。
ロス等(Ross et al.)の米国特許第5,152,456号、ハンバーストーン等(Humberstone et al.)の米国特許第5,823,428号、イブリ等(Ivri et al.)の米国特許第6,014,970号、及びイブリ等(Ivri et al.)の米国特許第6,205,999号は圧電アクチュエータと噴霧板とを支持するための種々の手段を示す。
マエダ等(Maeda et al.)の米国特許第4,479,609号は、保護板によって囲まれており保護板の端部から延出するフェルトの芯(wick core)を示す。しかしながら、芯はソリッド型でもなく、寸法的に安定もしていない。
前述の特許のいずれも、芳香剤、エアーフレッシュナー、及び殺虫剤では一般的な、低粘度かつ低表面張力であるという特徴のある、液体の噴霧に当って遭遇する問題を表明していない。これらの液体は、噴霧器の構造的エレメントに沿って移動する傾向があり、その種々の面を濡れさせる。その結果、噴霧器を取り扱うのは難しくなる。さらに、その性能が低下し、高価な液体が噴霧されずに失われる。
さらに、前述の特許のいずれも、板の振動をあまり減衰せずに液体を十分に供給するために液体を板に対して相対的な固定位置から振動する板に供給することを保証するための、いずれの配列も開示していない。
最後に、先行技術は、振動する噴霧板とアクチュエータエレメントとを液体噴霧器内に効率的に保持するためのいずれの配列も開示していない。
1つの態様では、噴霧器自体が乾いたままで取り扱いが容易であるように、本発明は、噴霧される液体の移動を最小にする。同時に、本装置の性能は高いレベルに維持され、液体の好ましくない漏出及び損失を経験することはない。
この1つの態様によると、噴霧されるべきであって支持体によって固定位置に維持された液体の供給源を備える、新規な液体噴霧器が提供されている。装置は、噴霧板と、板を振動するために接続された圧電アクチュエータと、を備える噴霧アセンブリも含む。噴霧アセンブリを固定位置に対して相対的な所定位置に保持するために、取付構造は支持体から噴霧アセンブリまで延伸する。噴霧アセンブリと支持体との間の液体の移動を最小限にするために、取付構造は、長さと比べて断面が小さいように構成されている。
本発明の他の態様において、構造を単純にして液体移動を最小にするために、液体噴霧器の圧電アクチュエータと噴霧板とへの機械的支持及び電気供給は結合されている。この他の態様によると、容器と液体噴霧板とを備える、新規な液体噴霧器が提供されている。噴霧板は圧電起動エレメントに固定され、それにより起動するエレメントに印加された交流電圧に応じて振動され、それにより、板の振動は、供給された液体を噴霧させる。交流電圧を供給するために、電気回路が容器内に取り付けられている。電気回路から交流電圧を受け取るために、一対の導電性ワイヤ状カンチレバーエレメントが接続されている。ワイヤ状エレメントは容器内の固定支持体から延伸し、交流電圧を電気回路から起動エレメント全体に印加するために、起動エレメントの対向側と電気的接触するように配列されている。ワイヤ状エレメントは、さらに、起動エレメントと液体噴霧板とを、容器内でカンチレバー状に支持する。液体搬送システムは、噴霧板が振動されている間に噴霧されるべき液体を噴霧板に運ぶように配列されている。
本発明の更なる態様において、圧電アクチュエータと噴霧板とは、噴霧器から噴霧された液体粒子の流れを方向付けると共に、噴霧されない液体が噴霧器の他の部分に散布されることを防ぐ。この更なる態様によると、圧電アクチュエータとそれにより振動されるべきアクチュエータに結合された噴霧板とには、新規な支持体が設けられている。新規な支持体は、内部キャビティを有する容器を備える。圧電アクチュエータ及びアクチュエータによって振動されるべく結合された噴霧板とは、キャビティ内に位置する。アクチュエータを押圧すると共にアクチュエータを容器内に保持するために、弾性エレメントがキャビティ内に配列されている。外部供給から噴霧板への液体を通過させ板から雰囲気へ液滴を通過させるために、容器は噴霧板と一直線状のキャビティからの開口を有する。
本発明の更なる態様によると、リザーバから振動する噴霧板まで液体を運ぶための、新規な液体搬送システムが提供されている。この新規な液体搬送システムは、リザーバ内に収容された液体と液体接触している第1の毛管エレメントと、振動する噴霧板と毛管連絡する第2の毛管エレメントとを備える。第1の毛管エレメントは、リザーバの上端部から延出する外端部を有すると共に、第2の毛管エレメント上の対応する第2の面に関して鉛直方向に移動可能な第1の面も有する。第1及び第2の毛管面は、互いに毛管連絡している。よって、第1のエレメントの鉛直方向の寸法変化は、噴霧板の振動する動きに何ら影響しない。
本発明の他の態様によると、新規な液体リザーバが提供されている。この新規なリザーバは、液体を噴霧器内の振動する板に送るために取外し可能に取付可能な液体コンテナと、一端部から対向端部まで延伸する毛管流路を有する細長い部材とを備える。細長い部材の下部領域は中空でなく寸法的に安定しており、液体コンテナ内からコンテナの上部領域内の開口を通って延出する。細長い部材は、下部領域の上端部に固定されており、コンテナの外側に位置する、圧縮性の上部領域を有する。細長い部材の下部領域が中空でないから、細長い部材は最小の漏洩で、コンテナの開口に堅く固定されていてもよい。同時に、細長い部材の上部領域は圧縮性であるから、細長い部材の鉛直方向の寸法変化にかかわらず、振動する板の振動に干渉しない。
本発明の更なる態様によると、液体をリザーバから振動する噴霧板に送るための新規な液体搬送システムが提供されている。この新規な液体搬送システムは、中を延伸する長手方向の流路を有する中空でない管状部材と、長手方向の流路を通って延伸する中空でないロッドとを備える。中空でない管状部材と中空でないロッドとは、中空でないロッドの一端部からその他端部まで延伸する毛管流路を形成するように構成されている相互に対向する表面を有する。この新規な液体搬送システムは寸法的に安定しており、板の振動に干渉しないように、液体が振動する噴霧板に運ばれる点を正確な位置に維持する。
本発明の更なる態様によると、構造的支持体と、液体リザーバと、噴霧器アセンブリとを備える、新規な圧電噴霧器が提供されている。液体リザーバは、液体コンテナと、液体コンテナ内からコンテナ上の位置に延伸する液体搬送システムとを備える。液体搬送システムは中空でない材料で作られており、寸法的に安定である。噴霧器アセンブリは、圧電アクチュエータ及び振動されるべきアクチュエータに結合したオリフィス板を備え、それにより、アクチュエータが作動するとオリフィス板の下面に供給された液体を噴霧する。液体リザーバは、構造的支持体上に交換可能に取り付けられている。噴霧器アセンブリが、オリフィス板の下面がその上に置かれて液体搬送システムの上面と一直線状になるように、構造的支持体上にも取り付けられている。液体リザーバと噴霧器アセンブリとの少なくとも1つが、弾性的なバイアスに対する上下動のために、構造的支持体上に弾性的に取り付けられており、それにより、液体リザーバが構造的支持体上に取り付けられる時に、液体搬送システムの上面の鉛直方向の位置とかかわりなく、液体搬送システムの上面がオリフィス板の下面と係合する。
本発明の更なる態様によると、固定支持体と、圧電アクチュエータと、アクチュエータによって振動されるべき噴霧板とを備える、新規な圧電噴霧器が提供されている。支持体は、固定支持体から延伸する一対の細長い弾性部材を備える。細長い弾性部材は、アクチュエータと噴霧板とを所定位置にカンチレバー状に保持するために、圧電アクチュエータの対向する側それぞれを押圧する外端部エレメントを有する。
図1に示すように、本発明による圧電的に起動された噴霧器20は、中空のプラスチックシェルとして形成されており平らな底壁24によって閉じられた容器22を備える。水平のプラットフォーム25が、容器22の内部を横切って延伸する。電池26が、容器22内のプラットフォーム25の裏面から下方に延伸する支持突起(prong)25aによって支持されている。さらに、プリント回路基板28が、プラットフォーム25から上方に延伸する支持エレメント25b上に支持されている。液体リザーバ30アセンブリが、プラットフォーム25上の円蓋状構造の裏面に、交換可能に取り付けられている。
液体リザーバアセンブリ30は、液体コンテナ31と、コンテナの最上部を閉じるキャップ又はプラグ33と、液体コンテナ内からキャップ又はプラグ33を通って液体コンテナ上の位置まで延伸する液体搬送システム32とを備える。液体コンテナ31と、液体搬送システム32と、キャップ又はプラグ33とは、一体として噴霧器内で交換されてもよい単一の液体リザーバアセンブリとして形成されている。液体コンテナ31は、噴霧されるべき液体を保持する。キャップ又はプラグ33は、プラットフォーム25上の円蓋状構造25cの裏面に取り外し可能に取り付けられる構成である。このために、プラグ33とプラットフォームとがバヨネット式アタッチメント(図示せず)で形成されていることが望ましい。交換可能な液体リザーバアセンブリ30がプラットフォーム25上に取り付けられる時に、液体搬送システム32は、円蓋状構造25c内の中心開口を通って上に延伸する。以下、より詳細に記述される液体搬送システム32は、液体を液体コンテナ31内からプラットフォーム25上の円蓋状構造25cの丁度上の位置に搬送するために、毛管作用によって動作する。
噴霧器アセンブリ34は、プラットフォーム25上の円蓋状構造25cの中心開口の丁度上に位置する弾性の細長いワイヤ状支持体36によって、カンチレバー状にプラットフォーム25上に支持されている。以下、より十分に記述するように、本実施の形態において、支持体36は、噴霧器アセンブリ34をその所定位置に保持するために、上下面を、ワイヤ状支持体の弾性的なバイアスに対して上下動することを許容する方法で弾性的に押圧する。ワイヤ状支持体36は、支持エレメント25bによってプラットフォーム25上に同様に堅く取り付けられたプリント回路基板28からカンチレバーとして延伸する。噴霧器アセンブリ34は、環状圧電アクチュエータエレメント35と、アクチュエータエレメント35を横切って延伸してはんだ付けされるか又は取り付けられた環状オリフィス板37とを備えている。振動器型噴霧器アセンブリのこの構造は本来周知であり、たとえば、米国特許第6,296,196号に記載されている。したがって、アクチュエータエレメント35の対向する上下側に交流電圧が印加された時にこれらの電圧がアクチュエータエレメントを横切って電場を作り出して径方向に膨張及び収縮させること以外には、ここでは、噴霧器アセンブリ34を詳細には記述しない。この膨張及び収縮はオリフィス板37に伝えられ、その中心領域が上下に振動するように、曲げさせる。オリフィス板37の中心領域は、剛性を与えて噴霧を強化するために、上方向にわずかに円蓋状である。中心領域にも、オリフィス板の下部即ち下面からその上面に延伸する複数の小さなオリフィスが形成されている。
噴霧器アセンブリ34が支持部材36によってカンチレバー状に支持されている時には、オリフィス板37の中心領域が液体リザーバ30の液体搬送システム32の上端部と接触して置かれている。本実施の形態では、ワイヤ状支持部材36は導電性であり、回路基板28上の電気回路に接続されている。よって、これらの回路によって発生された交流電圧はアクチュエータエレメント35の対向側に送られ、オリフィス板37の中心領域を上下に振動させるように、それを膨張及び収縮させる。その液体搬送システム32の上端部がオリフィス板37の裏面と接触するように、噴霧器アセンブリ34は、それにより、液体リザーバアセンブリ30上に支持される。よって、液体搬送システムは、毛管作用によって液体コンテナ31内からオリフィス板37の裏面に液体を送り、振動されると、液体をそのオリフィス内を通過させてその上面から非常に小さい液滴の形状で射出される。
水平プラットフォーム25が液体リザーバアセンブリ30及び噴霧器アセンブリ34の両方の共通構造支持体としての役割を果たすことは、上述の記載から当然のことである。よって、水平プラットフォームは液体リザーバアセンブリを、特にその液体搬送システム32の上端部を、噴霧器アセンブリ34のオリフィス板37と一直線状に維持する。さらに、噴霧器アセンブリ34と液体リザーバアセンブリ30(この場合には噴霧器アセンブリである)との少なくとも1つが弾性的に取り付けられているから、ある液体リザーバが他の液体リザーバと交換された時に生ずる寸法的な変化にかかわらず、液体搬送システム32の上端部はオリフィス板37及び圧電アクチュエータ35の裏面を常に押圧する。これは、交換リザーバの液体搬送システムの上端部が元の液体リザーバの液体搬送システムの上端部に比べて高いか又は低い場合に、ワイヤ状支持体36の動作が、交換液体搬送システムの上端部の位置に従う噴霧器アセンブリの上下動を許容し、その結果、オリフィス板及びアクチュエータエレメントの裏面を常に押圧するからである。当然のことながら、弾性的に支持されたオリフィス板の裏面を押圧する時に変形しないように、液体搬送システムは中空でなく寸法的に安定している材料で作られていなければならない。このような中空でなく寸法的に安定している液体搬送システムの例を次に記述する。
動作中には、電池26はプリント回路基板28上の回路に電力を供給し、これらの回路はこの電力を高周波交流電圧に変換する。これらの電圧を発生するために適切な回路が、2000年3月6日に出願された米国特許出願第09/519,560号に示され、記述されている。その出願の開示は、本願に引用して援用されている。前述の出願に示されるように、本装置は連続した断続的な時間の間に操作されてもよい。これらの断続的な時間の相対的な長さは、容器22の外側にあり、プリント回路基板28上のスイッチエレメント42に結合されている外部スイッチアクチュエータ40によって調節可能である。
本発明は、噴霧されない液体の噴霧器を横切る移動を最小限にしつつ、非常に低粘度かつ低表面張力の液体の噴霧を可能にする。これは、本発明では、長さに比べて断面積が非常に小さいワイヤ状取付部材36等の取付部材によって実現される。これらの小さい表面積の結果、噴霧器20のコンポーネントが乾いたままで噴霧されるべき液体がないようにするように、プリント回路基板に戻る液体の移動は最小限にされる。ワイヤ状取付部材36の断面構造は円形であることが望ましい。円形であれば、それらの外面領域を最小限にし、それらの表面に沿った液体の移動を制限するからである。さらに、これらの部材を容易に濡れない材料で作るか又は被覆するかによって、部材36に沿った液体の移動がさらに減少可能である。さらに、取付部材36を導電性材料で作ることによって、取付部材は、アクチュエータ及び噴霧器アセンブリ34を支持し、圧電アクチュエータエレメント35に作動電圧を供給するという、二元機能を果たす。これにより、噴霧器及びアクチュエータユニット34と噴霧器20の他のエレメントとの間の相互接続の量を減少する。その結果、これらの他のエレメントに戻る液体移動は、さらに減少する。当然のことながら、圧電アクチュエータ35とオリフィス板37とを支持することが可能ないずれかの弾性材料が取付部材36に使用できる。適切な材料の例は、高炭素ばね鋼線、合金鋼線、ステンレス鋼線、非鉄合金線、冷延炭素鋼帯、ステンレス鋼帯、非鉄合金帯等である。容易に濡れず、噴霧器アセンブリを支持するのに十分な力を有するプラスチック材料も使用可能である。
図1に示すように、液体搬送システム32は、液体コンテナ31内からコンテナの最上部のプラグ33を通って上がる。本実施の形態で用いられる液体搬送システム32の構造が、図2に最も良く示されている。液体搬送システムは、プラグ構造と一体型でありそこから延伸してコンテナの底まで下りる外部管状部材52を含む。管状部材52の下端部は、図1の参照番号54で示されたコンテナ31の底において外側に広がるように屈曲可能であるように、その周辺が分割されている。ロッド56が、外部管状部材52を通って、底近くから上端部の丁度上の位置まで延伸して上がる。ロッド56には、その上部領域において、長手方向に延伸するセレーション58が形成されている。ロッド56には、管状部材52内に、下向きのショルダー52aと当接する上向きのショルダー56aがその上端部近くに形成されている。これらのショルダーのアバットメントは、ロッド56の上端部を正確に位置決めする。管状部材52とロッド56との相互に向き合う面は、コンテナ31内からロッド56の上端部まで液体を引上げる、長手方向に延伸する毛管状流路を形成するように構成されている。
ロッド56の上端部には、プラグ33の上端部を越えて液体を引き上げる、長手方向に延伸するセレーション58が形成されている。図2に示すように、液体をオリフィス板37の丁度下の位置に供給するために、ロッド56の上端部は噴霧器アセンブリ34の底にある開口60内に入る。
プラグ33の上端部は、噴霧器アセンブリ34の底に接触している周辺アバットメント62の形状をしている。液体供給システム31が中空でない材料で構成されているから、その上端部は、それによって、振動するオリフィス板37に対して正確な位置に置かれている。これは、板の振動する動きとの干渉を避けつつ、十分な液体がオリフィス板に送られることを保証する。プラグ33と、外部管状部材52と、ロッド56とは、中空でない材料、望ましくは、たとえば、ポリプロピレン等のプラスチックで形成されている。よって、上端部が小さな力によっても動かされることができる弾性の(compliant)芯と異なり、液体搬送システムは寸法的に安定しており、液体を固定した位置に送る。
図2に示される液体搬送システムがあるアプリケーションでは特に有利であるのに対し、他の液体搬送システムは、本発明の種々の態様と関連して使用可能であることに注意されたい。たとえば、中空でない寸法的に安定した液体搬送システムが使用されているところでは、ジョージア州フェアバーン(Fairburn)のポレックス社(Porex Corporation)によって販売されるPorex7等の中空でない多孔性プラスチック材料を備えていてもよい。液体搬送システムが寸法的に安定している必要がないところでは、本発明の他の態様については、布(fabric)、糸(yarn)等で作られた芯等の、寸法的に安定した弾性の芯が使用されてもよい。
振動するオリフィス板37によって噴霧されない過剰な液体を回収するために、プラグ33には、アバットメント62の周囲に、環状リザーバ64も形成されている。さらに、コンテナ31内の均圧を許容するために、通気口66がリザーバ64の下面から下に延伸する。
液体搬送システム32の長手方向の寸法のいずれかの変化にかかわらず、アバットメント62が常に噴霧器アセンブリ34の下面に接触して保持されるように、取付部材36(図1)が弾性材料で作られていることが望ましい。これは、噴霧器20内で使用されてもよい異なる液体リザーバ間の寸法差を受け入れつつ、振動するオリフィス板37と相対的な液体供給の正確な位置決めを可能にする。
本発明で使用されてもよい噴霧器アセンブリの構造は、図3の分解図、図4の容器部材平面図、及び図5の組立図に最も良く示されている。図3に示すように、カップ状の下部容器本体68と容器蓋70とが設けられている。容器本体68は、上側が開放しているキャビティ72を含む。容器蓋70はキャビティ72の上を延伸し、容器本体の上にスナップ式に嵌着する。このために、容器本体68には、その上部エッジの周囲を外側に延伸する周辺リップ68aが形成されており、他方、容器蓋70には、下方に延伸する周辺のスカート70aと、容器本体68のリップ68aの下にスナップ式に嵌着する内側に延伸するフランジ70bとが形成されている。容器本体と容器蓋とは、ポリプロピレン等の適切なプラスチック材料で作られているのが望ましい。容器蓋70の最上部には開口71が形成されており、振動するオリフィス板37によって作られた液滴がそこを通って射出される。容器68,70の底部及び最上部にある開口60及び71はオリフィス板37と一直線状になり、液体が板の下面まで流れて上がらせるように、板の上面から液滴を射出させる。当然のことながら、容器68,70は、液滴の好ましくない横側への飛び散りを避けるように、液体の流れを制御する役割を果たす。開口71は、噴霧された液体の流れを雲状に噴霧器の上及び外側に向けるようにするノズル効果を提供する形状にもされている。
図4に示すように、容器本体68の底の開口60には、その周辺に長手方向に延伸するセレーション60aが形成されている。毛管作用による容器本体内のキャビティ72内への液体の動きを引き起こすために、これらのセレーションは、ロッド56の上部に沿う長手方向のセレーション58と協働する。
キャビティ72内に嵌合するために導電性のワイヤリング74が設けられ、その下面に接触している。リング74を形成するワイヤはリングから延伸し、本体側面のスロット76を通って容器本体68から延出している。ワイヤリング74は、図1に示される支持ワイヤ36と一体化しており、それの延長を備えている。
容器本体68の底にある開口60を覆うのに十分大きい円盤状背圧部材78も、キャビティ72の下面に対して置かれており、オリフィス板37の裏面と当接する。背圧部材78は、オリフィス板37の裏面の円蓋領域全体に液体が連続して供給されるのを保証することによって、振動するオリフィス板の揚水動作を助け、それにより、板の下への泡の集積を防ぐ。背圧部材78は、液体搬送システムからオリフィス板37の裏面に液体を引き上げるように、毛管特性を有するべきである。背圧部材78は多孔性であってもよく、製織または非製織の材料を備えていてもよい。背圧部材78は、たとえば、Porex7、細かい網目スクリーン等の開放セル泡(open cell foam)も備えていてもよい。さらに、表面毛管特性を有する場合には、非多孔性材料が使用されてもよい。
環状アクチュエータエレメント35が、キャビティ74内に嵌合してワイヤリング74の最上部にあるように配列されている。アクチュエータエレメント35は、アクチュエータエレメント全体に均一な電場を発生させるのを保証するために、その下面に沿って導電性被覆を有していてもよい。装置の動作中、エレメントを作動するために、ワイヤリング74は、プリント回路基板28からアクチュエータエレメント35の下面に電圧を伝える。
オリフィス板37は環状アクチュエータエレメント35を横切って延伸し、アクチュエータエレメントの下面にはんだ付けされるか又は締め付けられている。これにより、アクチュエータエレメントの膨張及び収縮が、径方向に向いた力を板37に加えるようにし、それに応じてその中心領域が上下に動くようにする。当然のことながら、オリフィス板37もアクチュエータエレメント35の上面に固定可能である。オリフィス板37の中心領域は、この領域内に剛性を与えて板の屈曲をアクチュエータエレメント35近くの領域に制限するために、上向きにわずかに円蓋状である。オリフィス板37の円蓋状中心領域には複数の細かいオリフィスが形成されており、その中を液体が通過しアクチュエータエレメント35の径方向の動きに応じて板が上下に振動するに従って液体を小さな液滴又はミストにする。
螺旋状の弾性かつ導電性のワイヤコイル80がアクチュエータエレメント35上にあり、アセンブリ内のエレメントを押し下げる。コイル80の材料は、リング74の材料、たとえばばね鋼と同じであっても良い。コイル80を形成するワイヤは、リング74を形成するワイヤと同じで良い。このワイヤはコイルから延伸し、容器本体68の側面にあるスロット82を通って、容器本体68から出る。ワイヤコイル80は一体であり、本体68の外側で、図1に示す支持ワイヤ36の1つになる。
図5を参照すると、噴霧機アセンブリが、組み立てられた断面で示されている。図に示すように、容器本体68にスナップ式に嵌着されると、蓋70は、螺旋状コイル80を、同様にワイヤリング74を押し下げている圧電アクチュエータ35の上面に押し下げる。このようにして、アクチュエータエレメント35の上下面間及び螺旋状コイル80とワイヤリング74との間にそれぞれ、直接的電気接触が維持される。前述のように、コイル80とリング74とは、ワイヤ状支持部材36を介してプリント回路基板28(図1)に電気的に接続されており、それにより交流の電場をアクチュエータを横切って供給し、径方向に膨張及び収縮させる。
これも図5に示すように、ワイヤリング74の直径は、背圧部材の上面がオリフィス板37の下面と丁度接触する大きさである。これにより、板の上下の振動をあまり減衰せずに適切な液体がオリフィス板に供給されるように、正確な制御をする。よって、本装置は最大効率で動作可能である。
圧電アクチュエータ35とオリフィス板37とを支持するための他の支持配列が、図6及び7に示されている。そこに示されるように、ワイヤ状支持部材86及び88がプリント回路基板28に取り付けられ、そこから延出している。支持部材86及び88は、図1に示される支持部材36と同じ材料であっても良い。すなわち、それらは弾性があり屈曲可能であるべきであり、それらは導電性であるべきである。図6及び7に示すように、支持部材86及び88の各々は、両端部86a及び86b並びに88a及び88bにおいてプリント回路基板28に固定され、上部及び下部ループ90及び92の形状でそこから外側に延出している。上部ループ90は圧電アクチュエータ35の上面の上を延伸して押し下げており、他方、下部ループ92は圧電アクチュエータの下面の下を延伸して押し上げている。このようにして、アクチュエータは、上部及び下部ループ90及び92の間に押し込まれそれによって保持されている。液体搬送システム32(図1)を押圧するために、圧電アクチュエータ35とオリフィス板37とが上下動可能であるように、支持部材86及び88もまた弾性であることが望ましい。以上の通り、これは、液体コンテナ31が交換される時に生じることのある寸法変化にかかわらず、オリフィス板37が液体搬送システムに対して正確に配置されることを可能にする。支持部材86及び88がプリント回路基板28から圧電アクチュエータ35の対向側へ交流電圧を送ることができるように、導電性であることも望ましい。
圧電アクチュエータ35とオリフィス板37とについての第2の他の支持配列が、図8〜12に示されている。この第2の他の支持配列も、上部ワイヤー状支持エレメント94(図8及び9)と下部ワイヤー状支持エレメント(図10及び11)とで形成されている。これらの支持エレメントは上述の支持エレメント36,86及び88と同じ材料で作られているのが望ましい。
図8及び9に示すように、上部支持エレメント94は、一端部98においてプリント回路基板28(図1)に固定可能であり、そこからカンチレバー状に外側に延出する。上部支持エレメント94の他端は曲がっていて、圧電アクチュエータ35の上面を押し下げることができる螺旋状コイルを形成している。コイル100の最上部の一巻きに沿って、その上の対向した対角線位置においてコイルから外側に突出している耳100aが形成されている。さらに、図10及び11に示すように、下部支持エレメント96も、一端部102においてプリント回路基板28に固定可能であり、そこからカンチレバー状に延伸している。下部支持エレメント96の他端部は曲がっており、圧電アクチュエータ35の下面に当接可能なリング104を形成している。上部及び下部支持エレメントは弾性であるから、それらは、間に圧電アクチュエータ35を押し込むことができ、それによって同時に支持し、交流電圧をプリント回路基板28からアクチュエータの対向側に供給することができる。支持体94及び96とそれらのそれぞれのコイル100及び104とは弾性的である他に導電性であり、それらの端部98及び102は、交流電圧の電源、たとえばプリント回路基板28上の出力端子に接続されている。
図12を参照すると、図5に示される容器本体68と同じ基本的構成の一体型(one piece)容器168が示されている。しかしながら、図12の実施の形態の容器168には蓋がない。その代わりに、容器168の側壁169には、キャビティ72内に開放していてコイル100の耳100aを収容する、対角線上に対向したスロット又はリセス169aが形成されている。図12に示すように、耳100aはスロット又はリセス169aにより容器内に保持されている。これにより、同様に、コイル100が圧電アクチュエータ35とオリフィス板37とを押し下げ、これらのエレメントをコイル100とコイル104との間に押し込む。よって、容器168と、アクチュエータ35と、オリフィス板37とは、上部及び下部支持エレメント94及び96によって支持される。また、支持体94及び96とそれらのそれぞれのコイル100及び104とが導電性であるから、それらは、プリント回路基板28上の回路によって発生させられた交流電圧を圧電アクチュエータ35の対向側に送り、それにより、それを膨張及び収縮させる。
図13及び14は、本発明の他の実施の形態を示す。プリント回路基板28を噴霧器アセンブリ34から物理的に分離して図1に示されるプラットフォーム25と液体搬送システム32の上端部とに対してアクチュエータアセンブリ34(すなわち、圧電アクチュエータ35及びオリフィス板37)の正確な位置決めを保証するという点で有利である。
図13に示すように、プリント回路基板28が、水平プラットフォーム25と一体でありそこから延伸して上がる支持体25b上に取り付けられている。しかしながら、本実施の形態では、噴霧器アセンブリ34(すなわち、圧電アクチュエータ35及びオリフィス板37)は、プリント回路基板28からは支持されていない。その代わりに、本実施の形態では、円蓋状構造25cの対向側のプラットフォーム25から延伸して上がる4つの支柱114,116,118及び120が設けられている。これらの支柱はプラットフォーム25に堅く取り付けられているが、一体となっていても良い。2つの支柱144及び116が、噴霧器アセンブリ34の対向側のプリント回路支持体25b寄りに位置している。他の2つの支柱118及び120も、プリント回路支持体25bより遠くの噴霧器アセンブリ34の対向側に位置している。他の支持エレメント122は、噴霧器アセンブリ34の正面の水平プラットフォームから延伸して上がる。中空の円筒状アンカーエレメント114a,116a,118a及び120aは、それぞれ、支柱114,116,118及び120の最上部において形成されている。
下部ワイヤー状アクチュエータ支持体124の一端部がアンカーエレメント114a内に係止されており、支柱からアクチュエータエレメント35まで延伸する。アクチュエータ支持体124は次に下に曲がり、アクチュエータエレメント35の割線を横切って正面に延伸する。そこから、アクチュエータ支持体124は、次に支持エレメント122の上端部内のスロット122aに延出して中を通過し、アクチュエータエレメント35の他の割線に戻って横切る。最後に、支持体124は支柱116まで延伸し、そこで、対向端部がアンカーエレメント116aに固定される。また、上部ワイヤー状アクチュエータ支持体126の一端部が、支柱118内のアンカーエレメント118aに係止されている。上部アクチュエータ支持体126は、支柱118からアクチュエータエレメント35まで延伸して、次にアクチュエータの上面の周囲を部分的に延伸する。そこから第2のアクチュエータ支持体126が支柱120に延伸し、その対向端部が、アンカーエレメント120aに固定される。ワイヤー状アクチュエータ支持体124及び126の端部は、これらのエレメント内へのスナップ式嵌着(snap fit)によって、それぞれのアンカーエレメント114a,116a,118a及び120aに固定される。あるいは、支持体の端部は、アンカーエレメント内にヒートステーク(heat staked)されていても良い。
下部及び上部のワイヤー状アクチュエータ支持体124及び126は弾性であり、アクチュエータ35を所定位置に保持するために、それらは、その裏面及び上面をそれぞれ押圧する。下部アクチュエータ支持体124は、支持体124によって交差されたアクチュエータの割線の各端部における第1のアクチュエータ支持体124内の屈曲による水平移動に対して、アクチュエータ35を維持する。ワイヤ状支持体124及び126の弾性は、中空でないか又は寸法的に安定している毛管型液体搬送システムを使用する交換液体コンテナの高さ変化を受け入れるように、アクチュエータエレメント35がある程度上下動することを許す。よって、交換液体コンテナが噴霧器内に挿入される時に、その液体搬送システムの上端部は、その上端部が交換する液体搬送システムの上端部の高さよりも高いか低いかにかかわらず、噴霧器アセンブリ34と接触する。下部及び上部のワイヤ状支持体124及び126によって提供される弾性支持体は、これらの異なる高さを受け入れつつ、噴霧器アセンブリ34(アクチュエータ35とオリフィス板37とを備える)を液体搬送システム32に対して正確に位置付けることを許す。このために、噴霧器アセンブリ34は、交換リザーバの液体搬送システム32の上端部と接触したままになる。
上記の内容からわかるように、図1の実施の形態におけるのと同様に、図13の実施の形態におけるアクチュエータエレメント35は、円蓋状構造25cに対して特定の位置にある支持体124及び126によって支持されており、それにより、それは円蓋状構造25cの裏面に取り付けられたリザーバの液体搬送システム上に所定の高さで維持される。また、図1の実施の形態における場合と同様に、異なる高さの液体搬送システムを有する異なる液体リザーバを収容するために上下動できるように、アクチュエータエレメント35は、ワイヤー状支持体124及び126によって弾性的に支持されている。
図1の実施の形態と異なり、図13の実施の形態は、支持ワイヤ124及び126を介してアクチュエータエレメント35に交流の電場を供給することはない。その代わりに、図13の実施の形態において、プリント回路基板28からアクチュエータエレメント35の対向側まで延伸する可撓性ワイヤ130を介して、プリント回路基板28から電力が供給される。
図14の分解図を参照すると、裏面支持部材124が、下向きの端部124a及び124bを含む構成に曲げられていることがわかる。これらの下向きの端部は、図12の支柱114及び16の上端部において、アンカーエレメント114a及び116a内に下方に延伸し、そこで固定される。支持部材124は、端部124a及び124bからアクチュエータエレメント35の周辺の位置までそれぞれ延伸する、第1のカンチレバー部分124c及び124dを有する。この位置では、支持エレメントは、アクチュエータエレメント35の後方への水平移動を避けるためにアバットメントを形成している、下に曲がった領域124e及び124fを含む。支持エレメントは、次に、アクチュエータエレメント35の裏面上の割線に沿って延伸する、前方向きの下部支持体124g及び124hを含む。そこから、アクチュエータ44の前方向きの水平移動を防ぐアバットメント領域124i及び124jを形成するために、支持エレメント124は上に曲がっている。支持エレメント124は、正面部分124mによって互いに接続された、前方に延伸する部分124k及び124lを含む。この正面部分は、別の支持体122内のスロット122a内に支持されている。
上面支持エレメント126には、その端部において、支柱118及び120の最上部にあるアンカーエレメント118a及び120a内に固定された下向きのエレメント126a及び126bも形成されている(図13)。カンチレバー部分126c及び126dは、下向きのエレメント126a及び126bからアクチュエータエレメント35の上面の周りを部分的に延伸する半円形の上部支持領域126eまで延伸する。
図1のワイヤ状支持体36の場合と同様に、図13及び14の実施の形態の支持エレメント124及び126は、アクチュエータエレメント35の上下動を許すように、弾性である。
図15の実施の形態は、交流の電場をアクチュエータエレメント35の対向側に供給するワイヤ130がプリント回路基板28からアクチュエータに直接延伸していないこと以外は、図13及び14の実施の形態と同様である。その代わりに、図15の変形例のワイヤ130は、プリント回路基板28から支柱116及び120の係止構造116a及び120aまで延伸し、そこにおいて、それらは、ワイヤ状支持体124及び126の下方に延伸する部分124b及び126bに固定され、電気的に接続されている。この実施の形態において、支持体124及び126は導電性である。これにより、交流電圧がプリント回路基板28からワイヤ状支持体124及び126を通ってアクチュエータエレメント35の対向側に送られるのを許容する。
図16は図2と同様の液体搬送システムの他の形態を示す。図16に示すように、図2の管状部材52及びロッド56の代わりに、液体コンテナ31内からコンテナの上部領域内の開口152を通って延出する下部領域150aと、下部領域の上端部に固定された上部領域150bとが設けられている。細長い部材150には、部材の一端部からその対向端部まで延伸する毛管流路が形成されている。コンテナ31内から開口152を通って延出する細長い部材150の下部領域150aは中空でなく寸法的に安定しており、コンテナ31の完全に外側にある細長い部材150の上部領域150bは圧縮可能である。細長い部材150の下部領域が中空でないから、それは、最小の漏洩でコンテナの開口152に堅く固定されていてもよい。同時に、細長い部材の上部領域150bが圧縮可能であるから、リザーバ31が噴霧器に取り付けられている時には、細長い部材150の鉛直方向の寸法変化又は鉛直方向の高さ変化にかかわらず、振動する板の振動に干渉しない。
細長い部材150の中空でない下部領域150aは、一端部から他端部まで延伸する毛管流路が形成された、いずれかの成形可能又は機械加工可能な固体で作られていてもよい。下部領域は、たとえば、熱可塑性ポリマーの燒結するバラバラの粒子によって形成された多孔性プラスチックを備えていてもよい。適切な中空でない多孔性プラスチック材料の例が、POREX7という商標で、ジョージア州フェアバーン(Fairburn)のポレックス・テクノロジーズ社(Porex Technologies Corp.)から販売されている。図16に示される実施の形態において、管状部材52は、プラグ33内で終端するように短くされている。細長い部材150の下部領域150aには、管状部材52の下端部に当接する環管(collar)154が形成されている。また、下部領域150aは、管状部材52内で堅く係合する、拡大された直径156で形成されている。このようにして、細長い部材150は、漏洩が最小にされる方法で、正確な位置に堅くコンテナ31に保持されている。
細長い部材150の圧縮可能な上部領域150bは、圧縮された時にその多孔率及び毛管特性を維持する、いずれかの弾性的に圧縮可能な材料で作られていてもよい。このためには、発泡プラスチック材料が最適である。上部領域は、液体搬送システムと一体化できるように、下部領域に固定されていなければならない。これにより、液体リザーバが噴霧器内で交換された時の厄介な再組立の必要性を避ける。上部領域150bが下部領域に付着可能な温度まで下部領域150aの上端部が加熱されることが望ましい。いずれにしても、上部及び下部領域を共に固定することは、細長い部材の毛管特性が損なわれないようにすべきである。細長い部材150の毛管特性全体にあまり影響しない他の取付手段を使用してもよい。
図17、18及び19の更なる他の実施の形態において、噴霧器アセンブリ34は、ポリプロピレン保持具(retainer)160内に支持されており、保持具160は、同様に支柱の延長114a,116a,118a及び120aの周囲を回る、ボウタイ(bow tie)状ワイヤ保持具162によって支持されている。ワイヤ保持具162は、支柱の延長上の保持構造114b,116b(図示せず),118b及び120bの上にスナップ式に嵌着していて、それにより支柱に保持されている。
ワイヤ保持具162は、連続したループを形成するために、図19に示すような形状のねじ鋼線であって、溶接されているか、又は、たとえばねじり加工によって接合されていることが望ましい。図19に示すように、ループは、支柱の延長114a,116a,118a及び120a上に嵌合する、4つの外角162a,162b,162c及び162dを有する。保持具は、角から内側にテーパー状になり、中心領域で外側に曲がり、2つのタブ状インサート部164を形成する。
図18及び19に示すように、保持具160は、対向した下方に延伸するスカート部166を有する中空の円筒状である。スロット168が、保持具160の本体と交わるスカート部166内に形成されている。これらのスロットはスカート部の内側に開放しているが、必ずしもスカート部の外側に開放しているわけではない。これらのスロットは、図18に示すように、ワイヤ保持具162のタブ状インサート部164を収容する。
図17及び18に示すように、保持具160の上端部には、内側に延伸する保持具棚(ledge)160a及び160bが形成されている。しかしながら、保持具160の上端部はほぼ開放されている。その上端部が棚160a及び160bの裏面に押圧されるように、テーパー状コイルばね170が保持具に嵌合されている。図示のように、噴霧器アセンブリ34が保持具160内に嵌合するように、噴霧器アセンブリ34は、ばね170に押し上げされる。組立の最中は、ばね170がスロット168を通過して移動するまで、噴霧器アセンブリ34は、ばね170に付勢されている。ワイヤ保持具162のタブ状インサート部164は相互の方向に圧入されており、スロット168と一直線状とされている。コイルばね170を部分的に圧縮した状態でワイヤ保持具を所定位置に保持するために、ワイヤ保持具の内角162eが噴霧器アセンブリの下に位置するように、インサート部は次にスロット内ではねることを許容される。コイルばね170の後に、噴霧器アセンブリ34と保持具インサート部164とが、保持具160に組み立てられる。上述のように、支柱の延長上の留め金(snap)構造上にスナップ式に嵌着するまで保持具の角を支柱の延長上に嵌合することによって、この組立部品は噴霧器のシャーシに取り付けられている。
図18に示すように、コイルばね170のバイアスの下で上下動することを許容する方法で、噴霧器アセンブリ34はこのように保持具160内に保持されている。これにより、交換リザーバの芯部材150の上端部の位置変化を受け入れ、それによりリザーバとその芯部材との設計における寸法的正確さへの要求を減少させる。芯部材の上端部の鉛直方向の位置変化が噴霧器アセンブリ34に及ぼす圧力量にあまり影響を与えないように、ばね170のばね係数は非常に小さいことが望ましい。これにより、噴霧器の性能は、芯部材の上端部の鉛直方向の位置変化にかかわらず、維持されることを保証する。当然のことながら、芯部材が噴霧器アセンブリに及ぼす圧力量にこのような他の弾性エレメントがあまり影響しない限り、芯部材の上端部の鉛直方向の位置変化を許容するために、他の弾性エレメントがばね170の代わりに使用されても良い。
(産業上の利用性)
本明細書中で記述された実施の形態は、圧電的に起動された噴霧器の最小の液体漏出での高効率動作を提供する。さらに、本発明の噴霧器は、正確な公差及び低コストで製造可能である。
本発明の1つの実施の形態を形成する、圧電的に起動された噴霧器の立面断面図である。 図1の噴霧器内で使用される、液体供給システム及び圧電的に起動された噴霧器アセンブリの拡大立面断面図である。 図2の噴霧器アセンブリの分解断面図である。 図3の線4−4に沿って切った図である。 図2の噴霧器アセンブリの拡大断面図である。 図1の噴霧器内で使用されてもよい第1の他の噴霧器支持体の上面図である 図6の噴霧器支持体の側面図である。 図1の噴霧器内で使用されてもよい第2の噴霧器支持体の一部分の上面図である。 図8に示される噴霧器支持部の側面図である。 図1の噴霧器内で使用されてもよい第2の噴霧器支持体の他の部分の上面図である。 図10に示される噴霧器支持部の側面図である。 一体型の容器を内蔵する他の噴霧器を示す、図5と類似する図である。 本発明の他の実施の形態の内部の斜視図である。 図13の実施の形態で使用されるアクチュエータ支持エレメントを示す分解図である。 交流電圧をアクチュエータに供給するための異なる配列を示す、図13に類似する図である。 液体搬送システムの第1の他の形態を示す、図2に類似する図である。 本発明の他の実施の形態を示す、図13に類似する図である。 図17の線18−18に沿って切った拡大部分断面図である。 図17及び18の実施の形態で使用される噴霧器アセンブリ支持体の分解斜視図である。

Claims (58)

  1. 支持体と、
    前記支持体によって固定位置に維持された噴霧されるべき液体の供給源と、
    噴霧板と前記噴霧板に接続された圧電アクチュエータとを含み、前記アクチュエータを横切って印加される交流電圧に応じて前記板を振動させる、噴霧アセンブリと、
    前記噴霧アセンブリを前記固定位置に対して相対的な所定位置に保持するために前記支持体から前記噴霧アセンブリまで延伸する取付構造であって、前記噴霧アセンブリと前記支持体との間の液体の移動を最小限にするために長さと比べて断面が小さいように構成された取付構造と、を備える、
    噴霧する液体のための装置。
  2. 前記取付構造がワイヤ状の構成である、請求項1の装置。
  3. 前記取付構造が可撓性かつ弾性的である、請求項1の装置。
  4. 前記取付構造が導電性である、請求項1の装置。
  5. 前記アクチュエータを前記支持体から外側に保持するために、前記取付構造がカンチレバーとして配列された、請求項1の装置。
  6. 前記取付構造がばね鋼で作られている、請求項1の装置。
  7. 前記取付構造が、噴霧される液体で容易に濡れることがない材料で作られている、請求項1の装置。
  8. 容器と、
    圧電起動エレメントに固定された液体噴霧板であって、それにより前記起動エレメントに印加された交流電圧に応じて振動され、前記板の振動はそれに供給された液体を噴霧させる、液体噴霧板と、
    交流電圧を供給するために、前記容器内に取り付けられた電気回路と、
    交流電圧を前記電気回路から受け取るために接続された一対の導電性ワイヤ状カンチレバーエレメントであって、前記ワイヤ状エレメントは前記容器内の固定支持体から延伸し、前記交流電圧を前記起動エレメントを横切って印加するために、前記起動エレメントの対向側と電気的接触されており、前記起動エレメントと前記液体噴霧板とを前記容器内でカンチレバー状に支持する、一対の導電性ワイヤ状カンチレバーエレメントと、
    前記噴霧板が振動されている間に噴霧されるべき液体を前記噴霧板に運ぶように配列された液体搬送システムと、を備える、
    液体噴霧器。
  9. 前記電気回路がプリント回路基板上に形成され、前記カンチレバーエレメントが前記プリント回路基板に固定されると共にそこから延伸している、請求項8の装置。
  10. 前記ワイヤ状エレメントが弾性的に屈曲可能な、請求項8の装置。
  11. 前記ワイヤ状エレメントが前記アクチュエータエレメントの対向側に弾性的にバイアスされた、請求項1の装置。
  12. 前記ワイヤ状エレメントが、前記アクチュエータエレメントの側面に沿って延伸する形状である、請求項8の装置。
  13. 前記圧電アクチュエータエレメントが平らな側面を備える環状の形状を有し、前記ワイヤ状エレメントが前記アクチュエータエレメントの側面と接触するところで曲がっている、請求項8の装置。
  14. 前記ワイヤ状エレメントの少なくとも1つが、前記アクチュエータエレメントと接触するところで螺旋形の形状である、請求項10の装置。
  15. 圧電アクチュエータ及びそれにより振動されるべき噴霧板がそれに結合された噴霧板用の支持体であって、前記支持体は、
    内部キャビティを有する容器と、
    圧電アクチュエータ及び前記アクチュエータによって作動されると振動されるべく結合された噴霧板であって、前記キャビティ内に位置する、圧電アクチュエータ及び噴霧板と、
    前記アクチュエータを押圧すると共に前記容器内に前記アクチュエータを保持するために、前記キャビティ内に配列された弾性エレメントと、を備える支持体であって、
    前記容器部材は、外部供給から前記噴霧板へ液体を通過させ、前記板から雰囲気へ液滴を通過させるために、前記噴霧板と一直線状の前記キャビティからの開口を有する、
    支持体。
  16. 前記容器内に延伸すると共に、前記圧電アクチュエータの対向側にそれぞれ電気的に接続された一対のワイヤをさらに含む、請求項15の支持体。
  17. 前記ワイヤが外部マウントに固定されると共に前記容器のためのカンチレバー支持体を提供する、請求項16の支持体。
  18. 前記ワイヤの少なくとも1つが前記容器内で弾性の螺旋の形状であり、前記弾性の螺旋が前記弾性エレメントを構成しており、それにより、前記ワイヤが前記圧電アクチュエータと電気的接続で保持されている、請求項17の支持体。
  19. 前記ワイヤが、前記容器部材内のスロットを介して前記キャビティ内に入る、請求項18の支持体。
  20. 前記スロットが前記容器部材の側に沿って前記容器部材の開放端部から前記キャビティに沿った位置まで延伸する、請求項19の支持体。
  21. 前記噴霧板がオリフィス板であり、前記板の下面と当接する背圧エレメントをさらに含む、請求項15の支持体。
  22. その上への泡の集積を防ぐために、前記オリフィス板の裏面への液体の連続供給を維持するように前記背圧エレメントが構成された、請求項21の支持体。
  23. 前記背圧エレメントが圧縮されたポリプロピレン繊維で形成された、請求項22の支持体。
  24. 前記内部キャビティが前記容器の1つの側から開放し、前記支持体が、前記キャビティを閉じるための前記1つの側の上を延伸する蓋部材をさらに含み、前記蓋部材が前記容器に固定された、前記弾性部材を前記アクチュエータに押圧させる、請求項15の支持体。
  25. 前記蓋が前記容器にスナップ式に嵌着している、請求項24の支持体。
  26. 前記螺旋を前記キャビティ内に保持するために、スロット又はリセス内に突出している突出する耳が前記螺旋に形成された、請求項18の支持体。
  27. 中を延伸する長手方向の流路を有する中空でない管状部材と、
    前記長手方向の流路を通って延伸する中空でないロッドとを備える、液体をリザーバから振動する噴霧板に送るための液体搬送システムであって、
    前記中空でない管状部材と前記中空でないロッドとは、前記プラグ部材の一端部からその他端部まで延伸する毛管流路を形成するように構成された相互に対向する面を有する、液体搬送システム
  28. 前記管状部材に対して前記ロッドの正確な位置決めを提供するために、前記中空でない管状部材と前記中空でないロットとに相互に係合する肩が形成された、請求項27のシステム。
  29. 外側に屈曲可能なタブを形成するために、前記管状部材がその底部において長手方向に割れている、請求項27のシステム。
  30. 前記中空でないロッドが前記管状部材の最上部を通って延出する、請求項27のシステム。
  31. 前記中空でないロッドがその上端部において長手方向のセレーションを有する、請求項30のシステム。
  32. 前記中空でない管状部材が液体リザーバの上端部を閉めるプラグエレメントの一部である、請求項27のシステム。
  33. 前記中空でない管状部材に、その上端部において上向きのアバットメント面が形成された、請求項27のシステム。
  34. 前記中空でない管状部材に、その上端部において、前記中空でないロッドを取り囲む上側が開放した環状チャネルが形成された、請求項27のシステム。
  35. 前記環状チャネルに、その底において、液体リザーバ内に延伸する通気孔が形成された、請求項34のシステム。
  36. 構造的支持体と、
    液体コンテナと前記液体コンテナ内から前記液体コンテナ上の位置まで延伸する中空でない材料で作られた寸法的に安定である液体搬送システムとを備える、液体リザーバと、
    圧電アクチュエータとそれにより振動されるべき前記アクチュエータに結合したオリフィス板とを備え、それにより、前記アクチュエータが起動すると前記オリフィス板の下面に供給された液体を噴霧する、噴霧器アセンブリとを備える、圧電噴霧器であって、
    前記液体リザーバが前記構造的支持体によって交換可能に取り付けられており、
    前記噴霧器アセンブリが、前記オリフィス板の前記下面がその上に置かれて前記液体搬送システムの上面と一直線状になるように、前記構造的支持体上にも取り付けられており、
    前記液体リザーバと前記噴霧器アセンブリとの少なくとも1つが、弾性的なバイアスに対する上下動のために、前記構造的支持体によって弾性的に取り付けられており、それにより、前記液体リザーバが前記構造的支持体上に取り付けられる時に、前記液体搬送システムの前記上面の鉛直方向の位置とかかわりなく、前記液体搬送システムの前記上面が前記オリフィス板の前記下面と係合する、
    圧電噴霧器。
  37. 前記構造的支持体が、前記液体リザーバと前記噴霧器アセンブリとを含む容器内に形成された、請求項36の噴霧器。
  38. 前記噴霧器アセンブリが弾性的な取付システムによって前記容器内に弾性的に取り付けられた、請求項37の噴霧器。
  39. 前記弾性の取付システムが弾性の細長いワイヤ状支持エレメントを備え、各々が固定されて前記容器内の支持体から前記噴霧器アセンブリまでカンチレバー状に延伸する、請求項38の噴霧器。
  40. 前記ワイヤ状支持エレメントの少なくとも1つが前記圧電アクチュエータの裏面を押圧し、前記ワイヤ状支持エレメントの他方が前記圧電アクチュエータの対向側を押圧する、請求項39の噴霧器。
  41. 前記容器内の構造を支持するために、前記ワイヤ状支持エレメントの端部が係止された、請求項40の噴霧器。
  42. 交流電圧を発生することと前記電圧を前記圧電アクチュエータの対向側に供給することとが可能な電気回路をさらに含み、それにより前記圧電アクチュエータを横切って交流の電場をかける、請求項41の噴霧器。
  43. 前記ワイヤ状支持エレメントが導電性であり、前記ワイヤ状支持エレメントが前記電気回路に電気的に接続された、請求項42の噴霧器。
  44. 前記電気回路が前記容器内に支持されたプリント回路基板上に形成されており、前記電気回路が前記ワイヤ状支持エレメントの前記対向端部に接続された、請求項43の噴霧器。
  45. 支持体と、
    圧電アクチュエータと、
    それに結合されたそれにより振動されるべき噴霧板とを備える、圧電噴霧器であって、
    前記支持体は、前記支持体から前記圧電アクチュエータに延伸すると共に、そこから前記アクチュエータが力を加えられて移動可能な位置に前記アクチュエータと板とをカンチレバー状に保持するために前記圧電アクチュエータの対向側を押圧する、細長い弾性部材を備える、
    圧電噴霧器。
  46. 前記細長い弾性部材が導電性であると共に、前記支持体上の回路から前記圧電エレメントの対向側まで作動する電圧を送るためにそれぞれ接続された、請求項45の噴霧器。
  47. 前記細長い弾性部材が、前記アクチュエータの対向面それぞれに、それに沿って横たわると共に押圧する形状である、請求項46の噴霧器。
  48. 前記細長い弾性部材の少なくとも1つの外端部が、前記アクチュエータの対応する面を押圧する螺旋状に形成された、請求項45の噴霧器。
  49. 前記圧電アクチュエータが環状であると共に中心穴を有し、前記噴霧板が前記中心穴を横切って延伸して前記圧電アクチュエータに固定されたオリフィス板である、請求項45の噴霧器。
  50. 前記細長い弾性部材がそれらの端部において前記支持体に固定され、前記細長い弾性部材の中心領域が前記圧電アクチュエータの上下面をそれぞれ押圧するように構成された、請求項49の噴霧器。
  51. 前記細長い弾性部材を介して前記圧電アクチュエータに交流電圧を供給するように構成された電気回路をさらに含む、請求項46の噴霧器。
  52. 前記圧電アクチュエータが環状であると共に中心穴を有し、前記噴霧板が環状であると共に前記中心穴を横切って延伸して前記圧電アクチュエータに固定され、前記細長い弾性部材の一つがその端部において前記支持体に固定され、端部間の前記1つの細長い弾性部材の領域が前記圧電アクチュエータの1つの側の周囲を少なくとも部分的に延伸する形状であり、前記細長い弾性部材の他方もその端部において前記支持体に固定されていると共に端部間の前記他の細長い弾性部材の領域が前記圧電アクチュエータの対向側の割線を横切って延伸する、請求項45の噴霧器。
  53. 前記細長い弾性部材が導電性であると共に前記圧電アクチュエータの対向側に交流電圧を供給するための電気回路に接続された、請求項52の噴霧器。
  54. 前記電気回路が前記支持体上に取り付けられ、前記電気回路が前記支持体に固定されたところで前記細長い弾性部材に接続された、請求項53の噴霧器。
  55. 前記他の細長い弾性部材の一部が前記割線を越えて延伸すると共に、それもまた前記支持体によって支持された、請求項52の噴霧器。
  56. 前記支持体から支柱が延伸し、前記細長い弾性支持部材の前記各々の端部が前記支持体から延伸する支柱に係止された、請求項55の噴霧器。
  57. 前記他の細長い弾性部材の前記一部がその中を通って延びると共に前記支持体から延伸する更なる支持エレメントによって支持された、請求項56の噴霧器。
  58. 前記他の支持部材に、前記割線の各端部において前記アクチュエータの外側エッジに沿って延伸する鉛直部分が形成された、請求項55の噴霧器。
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