JP2020130270A - カートリッジ装置、及びディフューザ装置 - Google Patents

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Koki Tsubouchi
弘毅 坪内
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Abstract

【課題】上部に貯蔵された香料を下方に流して加熱振動部の作用により香料を噴霧する構成においても、当該加熱振動部に好適に香料を導き、香料中の空気を適正に排気する。【解決手段】本発明は、ディフューザ装置に用いられるカートリッジ装置であって、芳香料を貯蔵した貯蔵部18と、貯蔵部18に連通する芳香料の流路55が設けられた部材としての支柱部51と、流路55に設けられた加熱振動部14としてのピエゾ素子と、流路55に設けられ、加熱振動部14に一端が当接した給水芯57とを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、多種多様な香料を噴霧用に貯蔵できるカートリッジ装置、及びそれを用いたディフューザ装置に関する。
従来、室内空間を快適な環境にするために、香料を微粒子化して噴霧するディフューザ装置が広く用いられている。このディフューザ装置によれば、ユーザの嗜好に合わせた香りを室内空間に充満させることで、環境をより良いものとすることができる。そして、この種のディフューザ装置については、種々の提案がなされている。
例えば、香料を供給する香料供給容器と、直方柱形状の圧力室を底部に設けた香料収納容器と、圧力室の側壁面の一部に形成した、表面に撥液性皮膜を施した香料噴霧用のノズルと、ノズルと対抗する圧力室の側壁面に、圧力室に供給された香料に急激な圧力振動波を生じさせるピエゾ駆動式圧力振動波発生手段とで構成し、且つ、ノズルと、圧力室と、圧力振動波発生手段とを下部液面を低位置に配し、電気信号に応じてノズルから香料の微小液滴を吐出/停止させるよう構成する香り発生器がある(特許文献1等参照)。
特開平5−317400号公報
しかしながら、特許文献1では、ピエゾ駆動圧力発生手段に好適に香料を導くための工夫や、香料中に発生した空気の排気等については何ら開示されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上部に貯蔵された香料を下方に落とし込んで加熱振動部の作用により香料を噴霧する構成においても、当該加熱振動部に好適に香料を導き、香料の中に発生した空気を適正に排気することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一の態様に係るカートリッジ装置は、ディフューザ装置に用いられるカートリッジ装置であって、芳香料を貯蔵した貯蔵部と、前記貯蔵部に連通する前記芳香料の流路が設けられた部材と、前記流路に設けられた加熱振動部と、前記流路に設けられ、前記加熱振動部に一端が当接した給水芯とを備える。
本発明の他の態様に係るディフューザ装置は、貯蔵された芳香料を噴霧するカートリッジ装置と、前記カートリッジ装置が装着され、前記カートリッジ装置による芳香料の噴霧を制御する制御部を備えた本体装置と、を備え、前記カートリッジ装置は、前記芳香料を貯蔵した貯蔵部と、前記貯蔵部に連通する前記芳香料の流路が設けられた部材と、前記流路に設けられた加熱振動部と、前記流路に設けられ、前記加熱振動部に一端が当接した給水芯と、を有する。
本発明によれば、上部に貯蔵された香料を下方に落とし込んで加熱振動部の作用により香料を噴霧する構成においても、当該加熱振動部に好適に香料を導き、香料の中に発生した空気を適正に排気するカートリッジ装置、及びディフューザ装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムの構成図である。 同システムにおけるディフューザ装置のカートリッジ装置の構成図である。 同カートリッジ装置の詳細な構成図である。 同カートリッジ装置の詳細な断面図である。 同システムにおけるディフューザ装置の本体装置の構成図である。 同システムにおけるサーバ装置の構成図である。 図7(a)はユーザテーブルの構成例を示し、図7(b)はカートリッジテーブルの構成例を示し、図7(c)は本体テーブルの構成例を示す図である。 同システムにおける端末装置の構成図である。 同システムにおけるディフューザ装置のカートリッジ装置の構成図である。 同システムにおけるディフューザ装置の本体装置の構成図である。 同システムにおけるディフューザ装置の構成図である。 本発明の第2実施形態に係るディフューザシステムにおけるディフューザ装置のカートリッジ装置の詳細な構成図である。 同カートリッジ装置の詳細な断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1には、本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムの構成を示し説明する。
同図に示されるように、ディフューザシステムは、貯蔵された芳香料を噴霧するディフューザ装置1と、サーバ装置2とを有する。これにユーザの端末装置3を加えてディフューザシステムとすることもできる。ユーザの端末装置3としては、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)等を採用することができる。ディフューザ装置1は、カートリッジ装置10と本体装置20とで構成されている。この例では、本体装置20に、複数のカートリッジ装置10が装着されている。各カートリッジ装置10として、異なる芳香料を貯蔵したものを採用できる。
ディフューザ装置1とサーバ装置2とユーザの端末装置3とは、例えば、インターネット等の通信網を介して、無線又は有線で接続されている。特に、ディフューザ装置1の本体装置2には、無線通信機能が実装されており、家庭内のWiFi(登録商標)等を介して通信網4に接続されている。
このような構成において、ディフューザ装置の本体装置20は、サーバ装置2からの指令に基づいて、カートリッジ装置10による芳香料の噴霧を制御する。複数のカートリッジ装置10が装着されている場合には、各カートリッジ装置10による噴霧を個別に制御することもできる。この制御としては、例えば、噴霧の時間をタイマ等で計時して管理して、開始時間になったときに噴霧を開始し、終了時間になったときに噴霧を終了するなどの制御が考えられる。この開始時刻、及び終了時刻は、端末装置3からの指令に基づいて設定することが可能である。
ディフューザ装置1の本体装置20は、重量センサを備えており、重量センサの出力信号に基づいてカートリッジ装置10の芳香料の残量を演算し、残量の情報を、通信網4を介してサーバ装置2に通知する。サーバ装置2では、カートリッジ装置10の残量を管理しており、残量が少なくなったときには、ユーザの端末装置3に、カートリッジ装置10の購入の推奨の案内を通知する。ユーザは、端末装置3で、画面操作を行うことで、所望とするカートリッジ装置10の購入の申し込みをすることもできる。
図2には、本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムにおけるディフューザ装置のカートリッジ装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、ディフューザ装置1のカートリッジ装置10は、カートリッジ装置10の各部の御を司る制御部11を備えている。制御部11は、記憶部12、入出力インタフェース(以下、I/F)13と接続されている。記憶部12には、カートリッジID等が予め記憶されている。I/F13には、電源供給端子16と制御端子17が設けられている。カートリッジ装置10は、更に芳香料の貯蔵部18を備えており、その下方の流路には、加熱振動部14とノズル15とが配設されている。加熱振動部14は、例えばセラミック振動子等で構成されている。これら加熱振動部14やノズル15も、制御部11に接続されており、その駆動が制御されるようになっている。
このような構成において、カートリッジ装置10が本体装置20に装着されると、制御端子17を介して本体装置20にカートリッジIDが送られる。一方、本体装置20からの制御信号は制御端子17を介して制御部11に送られ、制御部11は、この制御信号に基づいて加熱振動部14やノズル15を駆動制御する。それにより、芳香料は、加熱振動部14の加熱により沸騰され気化膨張された後、加熱振動部14の高周波振動により微粒子化され、ノズル15より放出される。本体装置20から制御端子17を介して駆動終了の制御信号を制御部11が受信すると、制御部11は、加熱振動部14やノズル15の駆動を停止する。
ここで、図3にはカートリッジ装置の内部構造を詳細に示し、図4にはカートリッジ装置の内部構造の断面を示し、各部の構成及び作用について説明する。
図3に示されるように、支柱部51の上方には、当該支柱部51と連続して、上部開口中空の円筒状の嵌合部53が設けられており、当該嵌合部53の上方には貯蔵部18の下面を支持するための支持部54が設けられている。支柱部51の底面には、突出部51aが設けられており、当該突出部51aが平板部50の開口部50aより突出する形で、支柱部51は平板部50に固定されている。この平板部50には、電源供給端子16と制御端子17が設けられている。支柱部51には、脱気部52が設けられている。尚、支柱部51は、本体装置20の光源の光を貯蔵部18に導くために中空に設計されている。
図4に示されるように、支柱部51は、筐体52の内部に収容されている。支柱部51の上方の嵌合部53の内周面53aには、嵌合用の溝が刻まれており、貯蔵部18を当該溝の作用で嵌合できるようになっている。このとき、支持部54により、貯蔵部18の底面が支持される。支柱部51の上方、嵌合部53との間には、香料の流路55が図中横方向に形成されている。この流路55は、副流路55aにより貯蔵部18に連通し、副流路55bにおり脱気部19に連通している。
流路の先端部には、加熱振動部14としてのピエゾ素子が配設されており、該ピエゾ素子に当接するように、給水芯57が隙間なく配設されている。この給水芯57は、アクリル繊維で構成されている。給水芯57により、貯蔵部18の香料をピエゾ素子に直接に当てることなく、香料を吸い上げた上でピエゾ素子に当てることで、香料のピエゾ素子に接する圧力を緩和することができる。即ち、給水芯57は、ピエゾ素子に対する圧力の緩和と、香料のピエゾ素子への導出の役割を担っている。このとき、給水芯57がピエゾ素子に当接しないと当該ピエゾ素子が噴霧しないため、流路55にはバネ56が配設されており、給水芯57がピエゾ素子に当接するように押圧している。このバネ56としては、ステンレス製のバネ等を用いることができる。
この実施形態では、加熱振動部14としてのピエゾ素子としては、穴径が10~12μm、周波数がfr=161kHzのものを採用しているが、これには限定されない。
前述したように、流路55は、副流路55bにより脱気部19に連通しているので、香料は脱気部19側にも流れる。この脱気部19は、香料を外に漏らすことなく、香料の中に含まれる空気だけを外に脱気する。この脱気部19としては、防水通気膜であるePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)膜が採用可能であり、例えば、直径は7.5mm、通気量は1.5l/cm/minである。但し、これには限定されない。
このように、本実施形態に係るカートリッジ装置は、ディフューザ装置に用いられるカートリッジ装置であって、芳香料を貯蔵した貯蔵部18と、貯蔵部18に連通する芳香料の流路55が設けられた部材としての支柱部51と、流路55に設けられた加熱振動部14としてのピエゾ素子と、流路55に設けられ、加熱振動部14に一端が当接した給水芯57とを備えている。従って、芳香料をしっかりと加熱振動部14としてのピエゾ素子に導くことができ、良好な噴霧を実現できる。
さらに、流路55に設けられ、給水芯57を加熱振動部14としてのピエゾ素子に当接させるために、給水芯57を加熱振動部14の配置されている方向に押圧する弾性部材としてのバネ56を更に備えている。従って、給水芯57に浸透した芳香料をしっかりとピエゾ素子に導くことができ、良好な噴霧を実現できる。
さらに、流路55に連通し、流路55に流れた芳香料の中の空気を脱気するための脱気部19を更に備えている。そして、この脱気部19は、延伸ポリテトラフルオロエチレン膜を有している。従って、流路に流れ込んだ芳香料の中の空気を好適に脱気することができる。このとき、上記膜の作用により、空気だけを適正に脱気し、芳香料が脱気部19より漏れることは一切ない。
図5には、本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムにおけるディフューザ装置の本体装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、本体装置20は、全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)等の制御部21と、通信I/F22と、重量センサ23と、表示部24と、記憶部25と、電源26と、発光部27と、通信部28と、操作部29と、を有する。制御部21は、各部22乃至29に接続されている。
I/F22は、カートリッジ装置10の電源供給端子16、制御端子17と接続される端子を備え、カートリッジ装置10との通信を行うものである。重量センサ23は、装着されたカートリッジ装置10の重量を測定するセンサである。発光部27は、LED(Light Emitting Diode)等で構成されており、カートリッジ装置10の貯蔵部に向けた導光路を介して芳香料等に対して光を照射するものである。尚、これらI/F22、重量センサ23、及び発光部27は、装着可能なカートリッジ装置10の数と同数だけ設けられることになる。
表示部24は、必須の構成ではないが、本体装置2の駆動状態等を示すものである。記憶部25は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリで構成されており、本体IDやカートリッジ装置10のカートリッジID、駆動情報等を記憶するものである。電源26は、制御部21に電源供給するバッテリや電池等で構成されている。通信部28は、WiFi(登録商標)等により、通信網4を介してサーバ装置2等と通信を行う通信インタフェースである。そして、操作部29は、電源をON/OFFする操作スイッチ等で構成されている。
このような構成において、本体装置20にカートリッジ装置10が装着されると、制御部21は、I/F22を介して、カートリッジ装置10のカートリッジIDを受信し、記憶部25に記憶すると共に、通信部28を介してサーバ装置2に本体IDとカートリッジIDとを送信する。サーバ装置2からの操作指示を、通信部28を介して受信すると、制御部21は、操作指示に基づいてカートリッジ装置10を駆動すべく、I/F22を介してカートリッジ装置10に駆動に係る制御信号を送出する。また、制御部21は、重量センサ23の出力信号に基づいて、各カートリッジ装置10の重量を求め、当該重量に基づいて各カートリッジ装置10の芳香料の残量を求め、記憶部25にカートリッジIDと紐づけて記憶する。制御部21は、定期的に、このカートリッジ装置10の芳香料の残量の情報を、通信部28を介してサーバ装置2に送信する。
図6には、本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムにおけるサーバ装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、サーバ装置2は、サーバ装置全体の制御を司る制御部31を備えている。制御部31は、通信部32、記憶部33と接続されている。制御部31は、CPUやMPUで構成されている。通信部32は、ネットワークインタフェースカード(NIC;Network Interface Card)等により実現されるもので、通信網4を介してディフューザ装置1等と通信を行う通信インタフェースである。記憶部33はRAM、ROM等のメモリやハードディスクドライブ等で構成されており、制御部31で実行されるプログラムを記憶している。記憶部33は、更にユーザ情報記憶部34、カートリッジ情報記憶部35、及び本体情報記憶部36を有している。
ここで、図7(a)にはユーザ情報記憶部34に記憶されているユーザテーブルの構成例を示し、図7(b)にはカートリッジ情報記憶部35に記憶されているカートリッジテーブルの構成例を示し、図7(c)には本体情報記憶部36に記憶されている本体テーブルの構成例を示し、説明する。
図7(a)に示されるように、ユーザテーブルでは、ユーザIDと紐づけられて、ユーザの名前、メールアドレス、アカウントパスワード、thingid(使用しているハードウェアがWiFiに繋がったときに端末装置3とディフューザ装置1とがセットであるということを示す証明書(ディフューザ装置の数だけ発行))、及びディフューザ装置1の使用履歴(タイマやトライなど)等が記憶されている。
図7(b)に示されるように、カートリッジテーブルでは、カートリッジIDと紐づけられて、芳香料種別、及び残量等が記憶されている。
図7(c)に示されるように、本体テーブルでは、本体IDと紐づけられて、ファームウェア情報、ディフューザ装置固有のWiFi、使用履歴(タイマやトライなど)、thingid、ユーザID、カートリッジID等が記憶されている。
このような構成において、制御部31は、記憶部33に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、受付部31a、操作指示部31b、状態管理部31c、決済部31d、及び通知部31eとして機能する。
受付部31aは、ユーザの端末装置3からのタイマの設定等に係る指令を受付ける。操作指示部31bは、各ディフューザ装置に対して、設定されたタイマ情報等に基づき、所定時間になると、操作指示を送信する。状態管理部31cは、ディフューザ装置1から送信されるカートリッジ装置10の残量等の状態を管理する。決済部31dは、ユーザの端末装置3よりカートリッジ装置10の購入の申し込みがなされ、成約した場合にカートリッジ装置10の代金の支払いの電子決済を行う。そして、通知部31eは、状態管理部31cにより管理されているカートリッジ装置10の残量が少なくなったときなどに、ユーザの端末装置3に対して購入を推奨する電子メール等を送信する。
図8には、本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムにおける端末装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、端末装置3は、全体の制御を司るCPU等の制御部41を備えている。制御部41は、通信部42、操作部43、表示部44、及び記憶部45と接続されており、これらにより端末装置3は構成されている。通信部42は、通信網4を介してサーバ装置2等と通信するための通信インタフェースである。操作部43は、マウスやキーボード等の操作デバイスである。表示部44は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。これら操作部43と表示部44をタッチパネルとして一体化してもよい。
記憶部45は、RAMやROM等のメモリやハードディスクドライブ等で構成されており、制御部41で実行されるプログラムを記憶している。
このような構成において、制御部41は、記憶部45のプログラムを読み出し実行することで、指令部41a、送信部41b、受信部41c、及び表示制御部41d等として機能する。指令部41aは、操作部43の操作により設定されたタイマ等の設定を行い、送信部41bは、タイマ等の設定に係る情報等をサーバ装置2に送信する。受信部41cはサーバ装置2から送信されてきたHTML形式等の表示データを受信する。そして、表示制御部41dは、表示データに基づいて表示部44による表示を制御する。
最後に、図9には、本発明の第1実施形態に係るディフューザシステムにおけるディフューザ装置のカートリッジ装置10の外観構成を示し、図10には、同システムにおけるディフューザ装置の本体装置20の外観構成を示し、図11には、同システムにおけるディフューザ装置1の外観構成を示し、説明する。
図9に示されるように、カートリッジ装置10は、本体上部は透明なガラス製となっており、芳香料の様子を目視することができる。先に説明した通り、本体装置20の発光部27からの光が貯蔵部18の下方より芳香料に照射されるので、見た目にも美しい。本体の下部10aには、開口部10bが設けられており、当該開口部10にノズル15が配設されており、微粒子化された芳香料が噴霧されることになる。
図10に示されるように、本体装置20は、上部平面上に4本のカートリッジ装置10を装着する凹部20a乃至20dが設けられている。この凹部には、I/F22の接続端子が配設されている。更に、側面には操作部29に相当する電源のON/OFFスイッチが設けられている。
実際に本体装置20にカートリッジ装置10を装着した様子は、図11に示される通りであり、本体装置20の上部平面の上に4本のカートリッジ装置10が所定の間隔を隔てて並列に立設されるようになっている。このとき、各カートリッジ装置10のノズルは同じ方向を向くようにカートリッジ装置10は配置される。貯蔵部18が透明なガラス等により構成されており、前述したように異なる芳香料を貯蔵したカートリッジ装置10を採用できるので、発光部27により照射される様子は、各カートリッジ装置10で異なる様子となり、見た目にも極めて美しい。
<第2実施形態>
図12には本発明の第2実施形態に係るディフューザ装置におけるカートリッジ装置の内部構造を詳細に示し、図13には同カートリッジ装置の内部構造の断面を示し、各部の構成及び作用について説明する。
図12に示されるように、支柱部103の上方には、当該支柱部103と連続して、上部開口中空の円筒状の嵌合部101が設けられており、当該嵌合部101の上方には貯蔵部の下面を支持するための支持部103が設けられている。支柱部103には、脱気部104が設けられている。尚、支柱部103は、本体装置の光源の光を貯蔵部に導くために中空に設計されている。
図13に示されるように、支柱部103は、筐体の内部に収容される。支柱部103の上方の嵌合部101の内周面101aには、嵌合用の溝が刻まれており、貯蔵部を当該溝の作用で嵌合できるようになっている。このとき、支持部102により、貯蔵部の底面が支持される。支柱部103の上方、嵌合部101との間には、香料の流路106が図中横方向に形成されている。この流路106は、ここでは図示を省略しているが、副流路により貯蔵部に連通し、副流路におり脱気部104に連通している。そして、嵌合部101の底面には、シリコンキャップ105が配設されている。これにより、貯蔵部の香料の液漏れを効果的に防止することが可能となる。尚、流路106は、従来製品に比べて細径化されているので、水圧による影響を効果的に防止できる。
流路の先端部には、ここでは図示を省略しているが、加熱振動部としてのピエゾ素子が配設されており、該ピエゾ素子に当接するように、給水芯が隙間なく配設されている。この給水芯は、アクリル繊維で構成されている。給水芯により、貯蔵部の香料をピエゾ素子に直接に当てることなく、香料を吸い上げた上でピエゾ素子に当てることで、香料のピエゾ素子に接する圧力を緩和することができる。即ち、給水芯は、ピエゾ素子に対する圧力の緩和と、香料のピエゾ素子への導出の役割を担っている。このとき、給水芯がピエゾ素子に当接しないと当該ピエゾ素子が噴霧しないため、流路106にはバネが配設されており、給水芯がピエゾ素子に当接するように押圧している。このバネとしては、ステンレス製のバネ等を用いることができる。なお、第2実施形態でも、加熱振動部としてのピエゾ素子としては、穴径が10~12μm、周波数がfr=161kHzのものを採用しているが、これには限定されない。ピエゾ素子から延出されるケーブルは、上部に配設することで、液漏れを効果的に防止している。また、ケーブル等は、香料でも溶けることのない成分でできているシリコン製グルーにより接着されているので、使用過程でケーブル等が本体から外れることもない。
前述したように、流路106は、副流路により脱気部104に連通しているので、香料は脱気部104側にも流れる。この脱気部104は、香料を外に漏らすことなく、香料の中に含まれる空気だけを外に脱気する。なお、この第2実施形態でも、脱気部104としては、防水通気膜であるePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)膜が採用可能であり、例えば、直径は7.5mm、通気量は1.5l/cm/minである。但し、これには限定されない。
以上説明したように、本発明の第1及び第2の実施形態によれば、上部に貯蔵された香料を下方に落とし込んで加熱振動部の作用により香料を噴霧する構成においても、当該加熱振動部に好適に香料を導き、香料の中に発生した空気を適正に排気することができる。
以上、本発明の第1及び第2の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記第1実施形態では、給水芯をピエゾ素子に当接させるために、バネの押圧力を用いていたが、これに限定されず、他の弾性部材により押圧するようにしてもよい。
1…ディフューザ装置、2…サーバ装置、3…端末装置、4…通信網、10…カートリッジ装置、11…制御部、12…記憶部、13…I/F、14…加熱振動部、15…ノズル、16…制御端子、17…電源端子、18…貯蔵部、19…脱気部、20…本体装置、21…制御部、22…I/F、23…重量センサ、24…表示部、25…記憶部、26…電源部、27…発光部、28…通信部、29…操作部、31…制御部、31a…受付部、31b…操作指示部、31c…状態管理部、31d…決済部、31e…通知部、32…通信部、33…記憶部、34…ユーザ情報記憶部、35…カートリッジ情報記憶部、36…本体情報記憶部、41…制御部、41a…指令部、41b…送信部、41c…受信部、41d…表示制御部、42…通信部、43…操作部、44…表示部、45…記憶部、51…支柱部、52…筐体、53…嵌合部、54…支持部、55…流路、56…バネ、57…給水芯。

Claims (8)

  1. ディフューザ装置に用いられるカートリッジ装置であって、
    芳香料を貯蔵した貯蔵部と、
    前記貯蔵部に連通する前記芳香料の流路が設けられた部材と、
    前記流路に設けられた加熱振動部と、
    前記流路に設けられ、前記加熱振動部に一端が当接した給水芯と、を備えた
    カートリッジ装置。
  2. 前記流路に設けられ、前記給水芯を前記加熱振動部に当接させるために、前記給水芯を前記加熱振動部の方向に押圧する弾性部材を更に備えた
    請求項1に記載のカートリッジ装置。
  3. 前記流路に連通し、前記流路に流れた芳香料の中の空気を脱気するための脱気部を更に備えた
    請求項1又は請求項2に記載のカートリッジ装置。
  4. 前記脱気部は、延伸ポリテトラフルオロエチレン膜を有する
    請求項3に記載のカートリッジ装置。
  5. 貯蔵された芳香料を噴霧するカートリッジ装置と、
    前記カートリッジ装置が装着され、前記カートリッジ装置による芳香料の噴霧を制御する制御部を備えた本体装置と、を備え、
    前記カートリッジ装置は、
    芳香料を貯蔵した貯蔵部と、
    前記貯蔵部に連通する前記芳香料の流路が設けられた部材と、
    前記流路に設けられた加熱振動部と、
    前記流路に設けられ、前記加熱振動部に一端が当接した給水芯と、を有する
    ディフューザ装置。
  6. 前記流路に設けられ、前記給水芯を前記加熱振動部に当接させるために、前記給水芯を前記加熱振動部の方向に押圧する弾性部材を更に備えた
    請求項5に記載のディフューザ装置。
  7. 前記流路に連通し、前記流路に流れた芳香料の中の空気を脱気するための脱気部を更に備えた
    請求項5又は請求項6に記載のディフューザ装置。
  8. 前記脱気部は、延伸ポリテトラフルオロエチレン膜を有する
    請求項7に記載のディフューザ装置。
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