JP5348272B2 - 流体搬送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、流体搬送装置に関するものである。
流体搬送装置においては、加圧室の壁面に、渦輪生成口が形成される。背面室の壁面に、空気調整弁が形成される。加圧室と背面室との間に、振動板が配置される。振動板が加圧室側に押し出されると、加圧室の流体が加圧される。当該加圧により、渦輪生成口で渦輪が生成される。その後、振動板は、背面室側に移動する。この際、背面室の流体が加圧される。当該加圧により、空気調整弁から流体が放出される。このため、振動板は、初期状態に円滑に戻る。
特許第3675203号公報 特許第4808239号公報
しかしながら、当該流体搬送装置においては、空気調整弁から放出される流体が有効活用されていない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、背面室から放出される流体を有効活用することができる流体搬送装置を提供することである。
この発明に係る流体搬送装置は、第1渦輪生成口が前面に形成された加圧室と、前記加圧室の後方に設けられ、前記第1渦輪生成口で渦輪が生成されるように前記第1渦輪生成口の方向に移動することで前記加圧室内の流体を加圧する移動体と、前記移動体の後方に設けられ、前記移動体が前記第1渦輪生成口とは反対方向に移動した際に内部の流体が加圧されることにより第1渦輪生成口で生成された渦輪とは反対方向に渦輪が生成されるように、前記加圧室とは反対側の面に第2渦輪生成口が形成された背面室と、前記移動体よりも前記背面室側に設けられ、前記移動体を振動させる振動発生手段と、前記加圧室と前記背面室との間で空間のつながりがないように、前記移動体とともに前記加圧室と前記背面室を仕切る仕切部材と、水を加熱又は微細化することで高湿空気を生成する高湿空気生成装置と、を備え、前記加圧室は、前記高湿空気が滞留するように、前記高湿空気生成装置との間に空間のつながりがあるように形成され、前記移動体は、前記加圧室と前記背面室との並び方向に並んだ複数の振動板からなり、前記振動発生手段は、前記複数の移動体の間に配置され、前記仕切部材は、前記複数の振動板の各々に対応して設けられ、前記背面室は、前記高湿空気が滞留するように、前記高湿空気生成装置との間に空間のつながりがあるように形成されたものである。
この発明によれば、背面室から放出される流体を有効活用することができる。
この発明の実施の形態1における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における流体搬送装置の振動板の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における流体搬送装置の振動板の動作の設定を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における流体搬送装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態3における流体搬送装置の縦断面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の縦断面図である。
図1において、1は筐体である。筐体1の外形は、略直方体からなる。筐体1内には、タンク挿入部(図示せず)が形成される。タンク挿入部には、給水タンク2が着脱自在に取り付けられる。給水タンク2の下部には、給水弁3が取り付けられる。筐体1内において、給水弁3の下方には、給水部4が形成される。給水部4には、水位検知手段(図示せず)が設けられる。筐体1内において、給水部4の周囲には、貯水部5が形成される。
貯水部5の底部には、ヒータ6が下方から取り付けられる。貯水部5の底部の前方側には、温度検出手段として、サーミスタ7が下方から取り付けられる。貯水部5の上部の前方側には、風路8が形成される。風路8の上部には、加圧室9が形成される。
加圧室9は、渦輪搬送するための流体(例えば、気体、極細軽の液体等)の量に応じた所定容積を有する。具体的には、加圧室9は、十分な湿度となるように機密を保つために大き過ぎない容積を有する。加圧室9の前方側の側壁には、第1渦輪生成口10が1つ以上形成される。
加圧室9の後方側には、背面室11が形成される。背面室11の後方側の側壁には、第2渦輪生成口12が1つ以上形成される。背面室11の下部の後方側には、芳香物保持部13が着脱自在に取り付けられる。芳香物保持部13は、上方に向けて開口する。芳香物保持部13内には、アロマオイルや香水等、ユーザの好みの香りを放つ物体(図示せず)が保持される。
加圧室9と背面室11との間には、加振手段14が設けられる。加振手段14は、固定部材15、フレーム16、振動板17、支持部材18、振動発生手段19を備える。
固定部材15は、筐体1の内面に支持される。例えば、固定部材15は、筐体1に嵌合される。固定部材15は、ネジや接着剤を用いて筐体1に固定される場合もある。
フレーム16は、筐体1の前後方向から見た際に略環状となるように形成される。フレーム16には、傾斜部が形成される。傾斜部は、フレーム16の外周側から内周側に向かうにつれて背面室11側に近づくように形成される。傾斜部には、穴が形成される。フレーム16の外周側は、固定部材15の前面にネジや接着材等(図示せず)で固定される。
振動板17は、移動体として、固定部材15とフレーム16との固定部近傍で垂線を筐体1の前後方向に合わせて配置される。振動板17の前面は、第1渦輪生成口10と対向するように配置される。
支持部材18は、伸縮性のある部材からなる。支持部材18は、固定部材15とフレーム16との固定部近傍と振動板17の外周面との間に跨るように固定される。
フレーム16、振動板17、支持部材18は、仕切部材として、加圧室9と背面室11との間に空間のつながりがなくなるように、加圧室9と背面室11とを仕切る。
振動発生手段19は、背面室11に配置される。振動発生手段19は、板材20、磁気回路部21、ボビン22、ボイスコイル23を備える。
板材20は、垂線を筐体1の前後方向に合わせて配置される。磁気回路部21は、外磁型のものである。すなわち、磁気回路部21は、略円筒状に形成される。磁気回路部21は、軸方向を筐体1の前後方向に合わせて、板材20の前面に固定される。磁気回路部21の前面は、フレーム16の内周側の後面に固定される。
ボビン22は、略円筒状に形成される。ボビン22は、長手方向を筐体1の前後方向に合わせて、磁気回路部21の内側に隣接した状態で板材20の前面の中央に固定される。ボビン22の前面の中央には、振動板17の後面の中央が固定される。ボイスコイル23は、ボビン22の外周面に巻き付けられる。
筐体1内部の前方側の下部には、制御装置24が設けられる。制御装置24は、信号発生手段(図示せず)を備える。制御装置24は、ヒータ6、サーミスタ7、ボイスコイル23に接続される。
上記流体搬送装置においては、筐体1の外部において、給水タンク2に水が供給される。その後、給水タンク2は、タンク挿入部に沿って、筐体1内に挿入される。当該挿入により、給水タンク2内の水は、給水弁3を介して給水部4に流れ込む。当該水は、給水部4から貯水部5に流れ込む。この際、給水量は、給水弁3内の弁の位置により常時一定量に保たれる。貯水部5の水位は、水位検知手段に検知される。
制御装置24がヒータ6をON状態にすると、ヒータ6に電流が流れる。当該電流により、ヒータ6が熱を発する。当該熱により、貯水部5が加熱される。当該加熱により、貯水部5内の水温が上昇する。当該上昇により、水が殺菌される。その後、貯水部5より水蒸気が発生する。当該水蒸気により、高湿空気25が生成される。すなわち、ヒータ6は、高湿空気生成装置として機能する。当該高湿空気25は、風路8を介して加圧室9に進入する。当該高湿空気25は、拡散しない。
制御装置24の信号発生手段が駆動信号を出力すると、当該駆動信号に応じた電流がボイスコイル23に流れる。当該電流により、ボイスコイル23は、電磁石となる。この際、ボイスコイル23と磁気回路部21が発生させた磁場とが相互作用して得られた力(磁気力)により、ボビン22が振動する。当該振動は、振動板17に伝達される。当該伝達により、振動板17は、加圧室9の壁面に接することなく、A(前面)方向に移動する。当該移動に追従して、支持部材18が伸びる。このため、振動板17は、円滑に移動する。この際、背面室11には、第2渦輪生成口12を介して外部から空気が自由に進入する。
振動板17の移動により、加圧室9内の容積が変動する。当該変動により、加圧室9内の高湿空気25が加圧される。当該高湿空気25は、第1渦輪生成口10から外部に向けて前方へ水平方向に押し出される。この際、第1渦輪生成口10近傍において、高湿空気は、第1渦輪生成口10との摩擦により減速する。このため、第1渦輪生成口10近傍と第1渦輪生成口10中心との間に、高湿空気の風速分布が形成される。当該風速分布により、第1渦輪生成口10近傍で、渦流が生成される。当該渦流により、全体として、渦輪状の高湿空気26が生成される。
当該高湿空気26は、筐体1から離れる方向に並進する。その後、当該高湿空気26の渦輪外周部は、徐々に拡散する。その後、当該高湿空気26は、渦輪の形状を保持できなくなる。その結果、当該高湿空気26は、他の空気と混じり合う。
その後、振動板17は、支持部材18の伸縮力によりB(背面)方向に移動する。当該移動により、背面室11内の容積が変動する。当該変動により、背面室11内の流体が加圧される。当該加圧は、フレーム16の傾斜部の穴を介して第2渦輪生成口12まで伝達される。当該伝達により、振動音が第2渦輪生成口12から放射される。
このとき、背面室11内の流体は、第2渦輪生成口12から外部に向けて後方へ水平方向に押し出される。この際、第2渦輪生成口12近傍において、流体は、第2渦輪生成口12との摩擦により減速する。このため、第2渦輪生成口12近傍と第2渦輪生成口12中心との間に、流体の風速分布が形成される。当該風速分布により、第2渦輪生成口12近傍で、渦流が生成される。当該渦流により、全体として、渦輪状の流体27が生成される。
この際、背面室11には、芳香物保持部13より揮発した香り成分が滞留している。このため、流体27には、香り成分が含まれる。当該流体27は、筐体1から離れる方向に並進する。その後、当該流体27の渦輪外周部は、徐々に拡散する。その後、当該流体27は、渦輪の形状を保持できなくなる。その結果、当該流体27は、他の空気と混じり合う。
次に、図2を用いて、振動板17の動作の概要を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の振動板の動作を説明するための図である。図2の横軸は時間である。図2の縦軸は振動板17の位置である。
図2に示すように、振動板17の振動は、正弦波となる。すなわち、所定時間が経過すると、振動板17は、基準位置からA(前面)方向へ移動する。時刻T1になると、振動板17は、振幅Cまで移動する。この際の渦輪状の高湿空気26の体積は、振動板17の前面の面積と振幅Cとの積となる。
その後、振動板17は、B(背面)方向に移動する。時刻T2になると、振動板17は、振幅Dまで移動する。この際の渦輪状の流体27の体積は、振動板17の面積と振幅(C+D)の積となる。すなわち、流体27の体積は、高湿空気26の体積の2倍弱となる。
その後、振動板17は、A(前面)方向へ移動する。その結果、振動板17は、基準位置に戻る。
次に、振動板17の動作の設定を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の振動板の動作の設定を説明するための図である。
図3の上段は、第1設定時の振動板17の動作を説明するための図である。図3の上段に示すように、第1設定時においては、振動板17は、図2で説明した動作を1周期とし、間欠的に振動を繰り返す。
図3の中段は、第2設定時の振動板17の動作を説明するための図である。図3の中段に示すように、第2設定時においては、振動板17は、第1設定時と対照的に動作する。すなわち、振動板17は、B(背面)方向に移動した後にA(前面)方向に移動する動作を1周期とし、間欠的に振動を繰り返す。
図3の下段は、第3設定時の振動板17の動作を説明するための図である。図3の下段に示すように、第3設定時においては、振動板17は、図2で説明した動作を1周期とし、連続的に振動を繰り返す。この場合、振動板17の移動直後と移動停止直前以外において、A(前面)方向とB(背面)方向との双方に対して、振動板17の移動は、振幅Cや振幅Dよりも大きい。
次に、流体搬送装置の動作の概要を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1で、電源SW(図示せず)が押されると、流体搬送装置の電源がON状態となる。その結果、流体搬送装置の運転が開始される。その後、ステップS2に進み、制御装置24は、ヒータ6をON状態にする。その結果、高湿空気26が生成される。当該高湿空気26は、加圧室9に充満する。
その後、ステップS3に進み、制御装置24は、加振手段14をON状態にする。その結果、振動板17が振動する。当該振動により、第1渦輪生成口10と第2渦輪生成口12とで、渦輪が生成される。
その後、ステップS4に進み、制御装置24は、電源SWがOFF状態となっているか否か、タイマー設定時間が経過したか否か、給水タンク2内の水量が0になったか否かを判断する。いずれの条件も成立していない場合は、ステップS2に戻る。いずれかの条件が成立した場合は、ステップS5に進み、流体搬送装置の電源がOFF状態となる。
以上で説明した実施の形態1によれば、背面室11からも渦輪が生成される。すなわち、背面室11から放出される流体を有効活用することができる。その結果、複数の渦輪が異なる方向に打ち出される。このため、流体の搬送範囲を広げることができる。この際の部品や制御は、1つの渦輪を生成するものと変わらない。このため、流体搬送装置を小型かつ安価にすることができる。
また、磁気回路部21等の電気部品は、背面室11側に配置される。加圧室9と背面室11とは仕切られる。このため、加圧室9に高湿空気25を滞留させても、電気部品に影響はない。従って、第1渦輪生成口10から渦輪状の高湿空気26を生成することができる。
また、第1設定時や第2設定時において、振動板17は、間欠した周期で振動を繰り返す。この場合、高湿空気25の湿度が確実に高くなってから渦輪状の高湿空気26を生成することができる。
また、第3設定時において、振動板17は、連続した周期で振動を繰り返す。この場合、振動板17の移動直後と移動停止直前以外において、より大きな渦輪状の高湿空気26や流体27を生成することができる。
また、芳香物保持部13には、芳香物が保持される。このため、渦輪状の流体27に香り成分を含めることができる。その結果、香り成分を遠方まで搬送することができる。流体搬送装置の使用後には、芳香物保持部13を取り外して洗うことができる。
なお、磁気回路部21の磁気回路構造は、内磁型の構造としてもよい。
また、超音波振動等で水を微細化することで高湿空気26を生成してもよい。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の背面室11には、磁気回路部21等の電気部品が配置される。このため、高湿空気等、水分を含む流体を背面室11に滞留させない方が好ましい。一方、実施の形態2においては、仕切部材として、板材20と背面室11の内面との空間を仕切るように、軟質材28が取り付けられる。このため、高湿空気等、水分を含む流体を背面室11に滞留させてもよい。この場合、軟質材28よりも後方側に、背面室11と貯水部5とつなぐ風路29を設ければよい。
実施の形態2においては、軟質材28が背面室11から磁気回路部21への高湿空気の侵入を防ぐ。また、振動板17の移動によるB(背面)方向への圧力は、軟質材28がB(背面)方向に延びることにより背面室11内の高湿空気に伝達される。その結果、第2渦輪生成口12では、渦輪状の高湿空気30が生成される。
以上で説明した実施の形態2によれば、第2渦輪生成口12でも高湿な渦輪を生成することができる。
なお、軟質材28の代わりに、振動板17によって振動する流体の体積より大きい空間を保持し得るビニールや布等を使用しても、同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3においては、加圧室9及び背面室11に、フレーム16、振動板17、支持部材18が設けられる。
加圧室9側において、フレーム16、振動板17、支持部材18の配置や形状は、実施の形態1と同様である。
背面室11側において、フレーム16は、筐体1の前後方向から見た際に略環状となるように形成される。フレーム16には、傾斜部が形成される。傾斜部は、フレーム16の外周側から内周側に向かうにつれて加圧室9側に近づくように形成される。
振動板17は、固定部材15とフレーム16との固定部近傍で垂線を筐体1の前後方向に合わせて配置される。振動板17の後面は、第2渦輪生成口12と対向するように配置される。振動板17の前面の中央は、ボビン22の後面に固定される。支持部材18は、固定部材15とフレーム16との固定部近傍と振動板17の外周面との間に跨るように固定される。
フレーム16、振動板17、支持部材18は、仕切部材として、背面室11と振動発生手段19との間に空間のつながりがなくなるように、背面室11と振動発生手段19とを仕切る。
加圧室9側のフレーム16の内周側と背面室11側のフレーム16の内周側との間では、固定部材15に、磁気回路部21が固定される。
この場合、背面室11側の振動板17がB(背面)方向へ移動することにより、第2渦輪生成口12の近傍において、背面室11内のB(背面)方向への圧力がより高まる。
なお、ボイスコイル23に流れる電流の向きを逆にすることで、B(背面)方向に振動板17を移動させてもよい。
以上で説明した実施の形態3によれば、背面室11内のB(背面)方向への圧力がより高まる。その結果、質の高い渦輪が生成される。このため、より広範囲に渦輪状の高湿空気30を並進させることができる。
なお、実施の形態1〜3の流体搬送装置は、室内、室外等で利用することができる。
1 筐体
2 給水タンク
3 給水弁
4 給水部
5 貯水部
6 ヒータ
7 サーミスタ
8 風路
9 加圧室
10 第1渦輪生成口
11 背面室
12 第2渦輪生成口
13 芳香物保持部
14 加振手段
15 固定部材
16 フレーム
17 振動板
18 支持部材
19 振動発生手段
20 板材
21 磁気回路部
22 ボビン
23 ボイスコイル
24 制御装置
25 高湿空気
26 高湿空気
27 流体
28 軟質材
29 風路
30 高湿空気

Claims (4)

  1. 第1渦輪生成口が前面に形成された加圧室と、
    前記加圧室の後方に設けられ、前記第1渦輪生成口で渦輪が生成されるように前記第1渦輪生成口の方向に移動することで前記加圧室内の流体を加圧する移動体と、
    前記移動体の後方に設けられ、前記移動体が前記第1渦輪生成口とは反対方向に移動した際に内部の流体が加圧されることにより第1渦輪生成口で生成された渦輪とは反対方向に渦輪が生成されるように、前記加圧室とは反対側の面に第2渦輪生成口が形成された背面室と、
    前記移動体よりも前記背面室側に設けられ、前記移動体を振動させる振動発生手段と、
    前記加圧室と前記背面室との間で空間のつながりがないように、前記移動体とともに前記加圧室と前記背面室を仕切る仕切部材と、
    水を加熱又は微細化することで高湿空気を生成する高湿空気生成装置と、
    を備え
    前記加圧室は、前記高湿空気が滞留するように、前記高湿空気生成装置との間に空間のつながりがあるように形成され、
    前記移動体は、前記加圧室と前記背面室との並び方向に並んだ複数の振動板からなり、
    前記振動発生手段は、前記複数の移動体の間に配置され、
    前記仕切部材は、前記複数の振動板の各々に対応して設けられ、
    前記背面室は、前記高湿空気が滞留するように、前記高湿空気生成装置との間に空間のつながりがあるように形成された流体搬送装置。
  2. 前記移動体は、前記加圧室側と前記背面室側とを間欠した周期で振動をくり返す請求項1に記載の流体搬送装置。
  3. 前記移動体は、前記加圧室側と前記背面室側とを連続した周期で振幅をくり返す請求項1に記載の流体搬送装置。
  4. 芳香物を保持するための芳香物保持部、
    を備え、
    前記背面室は、前記芳香物保持部が芳香物を保持した際に当該芳香物から発生した香りが滞留するように、前記芳香物保持部との間に空間のつながりがあるように形成された請求項1に記載の流体搬送装置。
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