JP2024507503A - エアロゾル化モジュール - Google Patents

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Abstract

エアロゾル発生装置のハウジング(20)内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュール(40)が開示されている。エアロゾル化モジュール(40)は、液体エアロゾル形成基体をエアロゾル化するための振動可能なトランスデューサ(41)と、振動可能なトランスデューサ(41)と電気連通している一つ以上の導電性接点(401)とを備える。一つ以上の導電性接点(401)は、エアロゾル発生装置のハウジング(20)の対応する接点(201)との取り外し可能な電気的接続のために構成されている。エアロゾル化モジュール(40)は、膜(42)をさらに備える。膜(42)は、エアロゾル発生ゾーン(43)を備える。振動可能なトランスデューサ(41)は、使用時に膜を振動するために膜(42)に動作可能に連結されている。膜(42)は導電性材料で形成されていて、また膜の一部分は一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つを形成する。【選択図】図1

Description

本開示は、エアロゾル発生装置で使用するエアロゾル化モジュールに関する。本開示はまた、こうしたエアロゾル化モジュールを含むエアロゾル発生システムまたは装置に関する。加えて、本開示は、組み立てられた時にエアロゾル発生装置を形成する部品のキットに関する。
液体エアロゾル形成基体をエアロゾル化するための周知の振動ネブライザーは、ノズルの分布を有する膜を採用する。膜は、振動可能なトランスデューサに連結されていて、トランスデューサによって、ネブライザーのコントローラおよび電源に固定的に連結されている。コントローラによってトランスデューサに提供された電気信号は、トランスデューサによって振動出力に変換され、この振動出力は膜の振動を誘発する。膜が液体エアロゾル形成基体と接触すると、膜の振動作用によって、液体エアロゾル形成基体がノズルを通して押し出され、エアロゾル液滴を形成する。膜の振動は、エアロゾル液滴を発生するように機能する。このようにして、こうした周知の振動ネブライザーは、熱によらないエアロゾル発生を提供する。本明細書で使用される「熱によらないエアロゾル発生」という用語は、エアロゾル液滴が、基体に熱を加えることを必要とすることなく、液体エアロゾル形成基体から形成されることを指す。しかしながら、継続的な使用で、こうした周知の振動ネブライザーの膜は、基体または外部汚染物質からの残留物で詰まるようになる場合がある。この残留物は、膜によって生成されるエアロゾル液滴パターンの品質に影響を与える場合がある。この残留物を除去するための膜のクリーニングは、幾つかの理由に起因して困難である可能性がある。例えば、膜は典型的に壊れやすい構造であり、従って膜に恒久的な損傷を引き起こすことなく、掃除することは困難である場合がある。さらに、膜はまた、ネブライザーの外側からアクセスするのが困難である場合もある。例えば、損傷から膜を保護するために、膜はネブライザーのハウジング内で奥にある場合がある。これらの難しさは、膜上に残留物を有すること以外のすべての点で完全に機能しうる振動ネブライザーをユーザーが廃棄する結果をもたらす可能性がある。
本開示は、上述の問題のうちの一つ以上に対処する、エアロゾル発生装置で使用するエアロゾル化モジュールの提供に関する。
本開示の一態様によると、エアロゾル発生装置のハウジング内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュールが提供されている。エアロゾル化モジュールは、液体エアロゾル形成基体をエアロゾル化するための振動可能なトランスデューサと、振動可能なトランスデューサと電気連通している一つ以上の導電性接点とを備える。一つ以上の導電性接点は、エアロゾル発生装置のハウジングの対応する接点との取り外し可能な電気的接続のために構成されている。
本明細書で使用される「振動可能なトランスデューサ」という用語は、エネルギーを初期形態から異なる形態に変換するように構成された装置を指すために使用され、異なる形態は振動出力を含むか、または振動出力から成る。
本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾルを発生するためにエアロゾル形成基体と相互作用する装置を記述するために使用される。エアロゾル発生装置は、ユーザーの口を通してユーザーの肺の中に直接吸入可能なエアロゾルを発生するために、エアロゾル形成基体と相互作用する喫煙装置であることが好ましい。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを発生するために、加熱に伴い揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成材料から成る、またはそれを含む基体を指す。
本明細書で使用される「液体」という用語は、液体状で提供された物質を指し、ゲルの形態で提供された物質を包含する。
エアロゾル発生装置のハウジング内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュールの特徴は、エアロゾル化モジュールを装置のハウジングから取り外して交換することを可能にする。そのため、使用に伴い、エアロゾル化モジュールが基体または他の破片からの残留物で詰まっている場合、エアロゾル化モジュールをハウジングから取り外して交換することが可能である。このようにして、エアロゾル発生装置は、他のエアロゾル化モジュールを用いて再使用可能である場合がある。装置のハウジングの対応する接点との取り外し可能な電気的接続のために構成されている一つ以上の導電性接点を提供することは、電気信号がハウジングから伝達されてトランスデューサを駆動することを可能にし、接点の取り外し可能な電気的接続性は、エアロゾル化モジュールの簡単な取り外しおよび交換を容易にする。装置のハウジングの対応する接点との取り外し可能な電気的接続のために構成されている導電性接点を使用することは、ネブライザーの電源とトランスデューサの間の恒久的な連結を提供することが意図されたはんだ付けされたワイヤ接続を使用する場合がある周知のネブライザーと対照的である。
一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つは、振動可能なトランスデューサの一部を形成してもよい。このようにして、電気信号はトランスデューサに直接伝達されてもよい。
好ましくは、エアロゾル化モジュールは、膜をさらに備えてもよい。膜は、エアロゾル発生ゾーンを備えてもよい。振動可能なトランスデューサは、使用時に膜を振動するために膜に動作可能に連結されてもよい。エアロゾル発生装置の一部としてエアロゾル化モジュールを採用する場合、膜のエアロゾル発生ゾーンに供給された液体エアロゾル形成基体は、膜の振動を通してエアロゾル化されてもよい。有利なことに、エアロゾル発生ゾーンには、それを通る液体エアロゾル形成基体の通路のための複数のノズルが提供されてもよい。本明細書で使用される「ノズル」という用語は、液体エアロゾル形成基体が膜を通って移動するための通路を提供する膜を通した開口、穴または孔を指すために使用される。例として、また限定することなく、エアロゾル発生装置の使用中に、液体エアロゾル形成基体を膜の第一の側面と接触させてもよい。膜の振動は、膜の第二の反対側の側面からエアロゾル液滴のスプレーとして放出されるように、液体基体の一部分がノズルを通して強いられ、かつ排出されることをもたらしてもよい。ノズルは、所定のエアロゾル液滴形成パターンを提供するように、個別にサイズ決定され、かつ相互に対して配設されてもよい。
ノズルは円形形状であることが好ましい。円形形状は、それぞれのノズルの面積と外周の比を最大化し、従って粘性抵抗力および境界層蓄積を低減するため、円形形状のノズルの使用は好ましい。しかしながら、楕円形状のノズルの使用もまた、結果としてもたらされるエアロゾル液滴形成に関して許容可能な性能をもたらすことが分かっている。
膜は任意の適切な材料で形成されてもよい。例として、また限定することなく、膜は高分子材料から形成されてもよく、それによって、低減された質量および慣性という利点を提供する。しかしながら、膜は、金属材料などの任意の他の適切な材料で形成されてもよい。膜は、二つ以上の異なる材料の複合材料であってもよい。膜のために使用される材料の選択は、エアロゾル化モジュールで使用され、かつエアロゾル化モジュールによってエアロゾル化されることが意図された特定の液体エアロゾル形成基体による影響を受ける場合がある。例えば、選ばれた液体エアロゾル形成基体との接触の結果として化学的に反応しない、または分解しない膜のための材料を選ぶことが非常に望ましい。単なる例として、膜はパラジウム、ステンレス鋼、銅ニッケル合金、ポリイミド、ポリアミド、ケイ素、または窒化アルミニウムのいずれかで形成されてもよい。
有利なことに、膜は平面図で見た時に、円形状であってもよい。エアロゾル化モジュールが、喫煙装置として使用されることが意図された手持ち式の細長いエアロゾル発生装置の一部を形成する場合に、円形状の膜は有益であることが分かっている。しかしながら、膜は代替的に、平面で長方形であってもよい。
膜は、導電性材料で形成されてもよい。膜の一部分は、一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つを形成してもよい。このようにして、膜はそれ自体、振動可能なトランスデューサをエアロゾル発生物品のハウジングに電気的に連結する手段としての役割を果たす場合がある。一つ以上の導電性接点は、第一の導電性接点および第二の導電性接点を備えてもよい。膜の第一の部分は第一の導電性接点を形成してもよく、また膜の第二の部分は第二の導電性接点を形成してもよい。
振動可能なトランスデューサは、少なくとも一つのアクチュエータを備えてもよい。アクチュエータは圧電アクチュエータであることが好ましい。圧電アクチュエータは、電気入力から振動出力を提供する、エネルギー効率が高く軽量の手段であるので好ましい。圧電アクチュエータは、電気から音響/機械的な出力への高いエネルギー変換効率を有する。さらに、圧電アクチュエータは、多種多様な材料および形状で利用可能である。圧電アクチュエータの場合、電気駆動信号を圧電アクチュエータに入力することは、振動信号の形態の機械的出力をもたらすことになる。上述の通り、エアロゾル化モジュールの振動可能なトランスデューサが膜に動作可能に連結されている場合、トランスデューサ内での、またはトランスデューサとしての圧電アクチュエータの使用は、液体エアロゾル形成基体をエアロゾル化するように膜の振動を誘発する、エネルギー効率の高い手段を提供する。しかしながら、圧電アクチュエータの使用に対する代替として、電磁素子、磁歪素子、または電歪素子のうちの一つ以上を含むアクチュエータ(複数可)も、振動可能なトランスデューサで採用される場合がある。
上述の通り、エアロゾル化モジュールの振動可能なトランスデューサが膜に動作可能に連結されている場合、振動可能なトランスデューサは、エアロゾル発生ゾーンを取り囲むように膜の表面に連結された環状アクチュエータ組立品を備えてもよい。環状アクチュエータ組立品は、一つ以上のアクチュエータを備えてもよい。環状アクチュエータ組立品は、単一の環状アクチュエータを備えてもよい。別の方法として、環状アクチュエータ組立品は、エアロゾル発生ゾーンを取り囲む環状部を画定するために、相互に対して円周方向に配設された二つ以上のアクチュエータを備えてもよい。先行する段落に記載の通り、アクチュエータ(複数可)は、一つ以上の圧電アクチュエータの形態を取ってもよい。別の方法として、アクチュエータ(複数可)は、電磁素子、磁歪素子、または電歪素子のうちの一つ以上を含んでもよい。
エアロゾル化モジュールの振動可能なトランスデューサが膜に動作可能に連結されている場合に適用可能な別の実施例において、振動可能なトランスデューサは、第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品として提供された一対の環状アクチュエータ組立品を備えてもよい。第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品の各々は、一つ以上のアクチュエータを備えてもよい。さらに、第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品は、膜の環状部が第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品の間に制約されるように、膜の対向する表面に連結して配設されてもよく、環状部はエアロゾル発生ゾーンを取り囲む。一つ以上の導電性接点は、第一の環状アクチュエータ組立品と電気連通している一つ以上の第一の導電性接点と、第二の環状アクチュエータ組立品と電気連通している一つ以上の第二の導電性接点とを備える。第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品の間の膜の対向する表面を制約することによって、膜を、アクチュエータ組立品の間に把持することができ、それによってアクチュエータ組立品からの振動出力は、膜の振動を誘導するために、膜に効率的に伝達される。第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品のいずれかまたは両方は、単一の環状アクチュエータを備えてもよい。別の方法として、第一のアクチュエータ組立品と第二のアクチュエータ組立品のいずれかまたは両方は、環状部を画定するために相互に対して円周方向に配設された二つ以上のアクチュエータを備えてもよい。先行する段落に記載の通り、アクチュエータ(複数可)は、一つ以上の圧電アクチュエータの形態を取ってもよい。別の方法として、アクチュエータ(複数可)は、電磁素子、磁歪素子、または電歪素子のうちの一つ以上を含んでもよい。
好都合なことに、第一の導電性接点と第二の導電性接点の両方は、相互に隣接して配設されてもよい。第一の導電性接点および第二の導電性接点の隣接した位置付けは、エアロゾル発生装置のハウジングの対応する接点とエアロゾル化モジュールの接点の確かな電気的連結を容易にするのを助ける。好ましくは、第一の導電性接点および第二の導電性接点は、エアロゾル化モジュールの共通の表面上に位置してもよい。こうした共通の表面上への第一の導電性接点および第二の導電性接点の提供は、この場合も、エアロゾル発生装置のハウジングの対応する接点とエアロゾル化モジュールの接点の確かな電気的連結を容易にするのを助ける。第一の実施例において、第一の導電性接点および第二の導電性接点は、エアロゾル化モジュールの周辺側面上に位置してもよく、このシナリオにおいて、周辺側面は「共通の表面」を形成する。第二の実施例において、第一の導電性接点および第二の導電性接点は、エアロゾル化モジュールの上面または下面に位置してもよく、このシナリオにおいて、上面または下面は「共通の表面」を形成する。上面または下面は、振動可能なトランスデューサと膜の一方もしくは両方の表面であってもよく、またはこれらを含んでもよい。「上方」および「下方」という用語は、相対的な意味で使用される。
一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つは、平面状接触エリアを備えてもよい。一つ以上の導電性接点上の平面状接触エリアの使用は、それぞれの導電性接点の平面状接触エリアとエアロゾル発生装置のハウジングの対応する接点との間の摺動嵌合を容易にする。こうした摺動嵌合の容易化は、エアロゾル発生装置のハウジング内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュールの特性と一致している。一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つは、弾性コネクタの一部を形成してもよい。弾性コネクタの使用は、エアロゾル化モジュールの導電性接点とエアロゾル発生装置のハウジングの対応する接点との間の確かな電気的接続を容易にする場合がある。さらに説明すると、コネクタの弾力性は、それぞれの導電性接点がハウジングの対応する接点に対して強いられる結果をもたらす場合がある。
本開示の第二の態様において、エアロゾル発生システムが提供されている。エアロゾル発生システムは、本開示の第一の態様に関して概説される通りのエアロゾル化モジュールを備える。エアロゾル発生システムは、細長いハウジングをさらに備え、細長いハウジングは、電源と、エアロゾル化モジュールの一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点とを包含する。細長いハウジングは、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、エアロゾル化モジュールを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって細長いハウジングは、振動可能なトランスデューサに電気的に連結されている。細長いハウジングとのエアロゾル化モジュールの組み立ては、エアロゾル発生装置を形成する。
このようにして、細長いハウジングは、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点を介して、エアロゾル化モジュールの振動可能なトランスデューサに電気的に連結されている。それに応じて、電源は、対応する接点を介して、エアロゾル化モジュールの振動可能なトランスデューサに電力を伝達してもよい。
加えて、エアロゾル発生システムはまた、電源および振動可能なトランスデューサに連結可能なコントローラも備えてもよく、コントローラは、振動可能なトランスデューサに対する駆動信号を発生するように構成されている。一実施例において、コントローラは、細長いハウジング内に包含されてもよく、その場合、コントローラによって発生された駆動信号は、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点を介して振動可能なトランスデューサに通信されてもよい。細長いハウジング内に電源とコントローラの両方を有することは、エアロゾル化モジュールの複雑さおよびコストを低減するのを助ける場合がある。一代替例において、コントローラはエアロゾル化モジュールの一部を形成してもよい。この代替シナリオにおいて、電源は、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点を介してコントローラに電力を供給してもよく、それによってコントローラ(エアロゾル化モジュールの一部である)が駆動信号を発生し、振動可能なトランスデューサに駆動信号を通信することを可能にする。コントローラをエアロゾル化モジュールの一部とすることはまた、それぞれのエアロゾル化モジュールのコントローラの構成に応じて、別個のエアロゾル放出パターンを発生するように各々が構成された異なるエアロゾル化モジュールの使用を可能にする場合がある。「コントローラ」という用語は、振動可能なトランスデューサに対する駆動信号の発生における使用のために構成された制御電子機器およびプロセッサ(複数可)だけでなく、駆動信号の発生における使用のための命令を記憶する任意のコンピュータ可読媒体を包含する。例として、コントローラは、制御電子機器および非一時的コンピュータ可読媒体(コンピュータメモリモジュールなど)の形態を取ってもよく、制御電子機器は、非一時的コンピュータ可読媒体に連結された、またはそれを包含する制御ユニットを備える。制御ユニットはそれ自体が、コンピュータプロセッサを包含してもよく、またはコンピュータプロセッサに連結されてもよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、駆動信号の発生における使用のための命令を包含してもよい。
電源は再充電可能であることが好ましい。例として、電源はリチウムイオン電池を含んでもよい。
この第二の態様において、エアロゾル化モジュールは、エアロゾル発生システムの交換可能な構成要素を形成する。細長いハウジングからエアロゾル化モジュールを取り外して交換する能力は、エアロゾル化モジュールおよび細長いハウジングの対応する導電性接点の間の取り外し可能な電気的接続があることに由来する。
エアロゾル発生システムは、吸入可能なエアロゾルを非熱的に発生するために構成された喫煙システムを形成することが好ましい。熱によらないエアロゾル発生ではいかなる熱も使用されないため、有害な化合物を生成する可能性は低減され、これは、有害な化合物が通常、より高い温度で生じる化学反応と関連しているためである。しかしながら、別の方法として、エアロゾル発生システムはまた、液体エアロゾル形成基体に熱を加えるように構成されたヒーター要素を備えてもよい。こうしたヒーター要素は好都合なことに、エアロゾル化モジュールの一部を形成してもよい。
細長いハウジングは、ハウジングをユーザーによる手持ち式にするのを可能にするようにサイズ設定され、形作られてもよい。細長いハウジングの使用は、従来の紙巻たばこおよび様々な電子たばこと関連付けられた幾何学的プロファイルに対応する。
ハウジングは、第一のハウジング部および第二のハウジング部を有してもよく、第一のハウジング部は電源を包含し、第二のハウジング部はマウスピースを備える。第一のハウジング部および第二のハウジング部の対応する軸方向嵌合端は、相互に連結するように構成されてもよい。第一のハウジング部または第二のハウジング部のいずれかの軸方向嵌合端は、エアロゾル化モジュールを受容するための座を備えてもよい。第一のハウジング部および第二のハウジング部の対応する軸方向嵌合端が一緒に連結することは、エアロゾル化モジュールとハウジングの確実な連結を容易にする場合がある。使用時に、ユーザーは、自分の口をマウスピースと係合し、それによって、エアロゾル化モジュールから発せられるエアロゾル液滴を吸入してもよい。一つの実施例において、第一のハウジング部および第二のハウジング部は、相互にヒンジ式に接続されてもよい。別の方法として、または追加的に、第一のハウジング部および第二のハウジング部の各々は、磁気的引力部材を備えてもよく、これによって第一のハウジング部および第二のハウジング部の対応する軸方向嵌合端は、相互に磁気的に引き付けられていて、それによってエアロゾル化モジュールをハウジングとしっかりと連結する。「磁気的引力部材」とは、磁場を発生する部材(すなわち、磁石)、または磁場に磁気的に引き付けられる部材を意味する。第一のハウジング部および第二のハウジング部のうちの少なくとも一方の磁気的引力部材は、磁石であることが好ましい。好都合なことに、第一のハウジング部および第二のハウジング部の磁気的引力部材は、反対の極性の磁石である。
ハウジングの導電性接点のうちの少なくとも一つは、座内に位置してもよい。このようにして、エアロゾル化モジュールを座内に正しく位置付けることは、エアロゾル化モジュールおよび細長いハウジングの対応する導電性接点の間の電気的接続をもたらすことになる。座およびエアロゾル化モジュールは、エアロゾル化モジュールが所定の向きで座の中に受容可能であるように、相互にキー付けされてもよい。座およびエアロゾル化モジュールの相互へのキー付けは、モジュールがハウジングの座の中に受容されることができることの追加的な保証を提供してもよく、これによってモジュールおよびハウジングの対応する電気接点は相互に電気的に接続される。
細長いハウジングの側壁は開口を備えてもよく、開口は、ハウジング内に延びる空洞へのアクセス開口部を画定する。ハウジングの一つ以上の導電性接点は、空洞内に位置してもよい。ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点はまた、空洞の中へのエアロゾル化モジュールの挿入が、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する接点の間の電気的接続をもたらすように構成されてもよい。ハウジングの側壁におけるこうした開口の提供は、エアロゾル化モジュールが細長いハウジングの中に摺動可能に挿入される(またはそこから取り外される)ことを容易にする。システムは、エアロゾル化モジュールを受容するように構成されたクレードルをさらに備えてもよく、クレードルは、アクセス開口部を介して空洞の中に取り外し可能に挿入可能である。クレードルは、エアロゾル化モジュールのためのホルダーとしての役割を果たすことになる。クレードルおよびエアロゾル化モジュールは、エアロゾル化モジュールが所定の向きでクレードルの中に受容可能であるように、相互にキー付けされてもよい。クレードルおよびエアロゾル化モジュールの相互へのキー付けは、空洞の中へのクレードルの挿入においてエアロゾル化モジュールおよび細長いハウジングの対応する接点の間の電気的接続が保証されるような位置で、モジュールがクレードルの中に受容されているという追加的な保証を提供する場合がある。クレードルは、細長いハウジングに摺動可能に連結されてもよい。加えて、クレードルとハウジングのいずれかまたは両方は、クレードルのハウジングからの連結解除を防止するように構成されてもよい。一つの実施例において、クレードルまたはハウジングのうちの一方は、クレードルまたはハウジングのうちのもう一方の対応する部分と係合するように適合された一つ以上のラグを含み、ハウジングからのクレードルの完全な連結解除を防止する場合がある。好ましくは、クレードルは、空洞の中へのクレードルの挿入の後に、細長いハウジングの側壁と実質的に同一平面の嵌合を画定するように輪郭付けられてもよい。細長いハウジングの側壁とのクレードルの実質的に同一平面の嵌合の提供は、ユーザーが不快感なく細長いハウジングを保持することができることを確実にする場合がある。
エアロゾル発生システムは、液体エアロゾル形成基体の貯蔵部をさらに備えてもよい。液体エアロゾル形成基体の貯蔵部は、エアロゾル化モジュールの一部を形成してもよく、貯蔵部は、振動可能なトランスデューサと流体連通している。このようにして、エアロゾル化モジュールの取り外しおよび交換は、新しい振動可能なトランスデューサと液体エアロゾル形成基体の新しい貯蔵部の両方が提供されたシステムをもたらすことになる。別の方法として、液体エアロゾル形成基体の貯蔵部は、エアロゾル化モジュールと異なるカートリッジとして提供されてもよく、カートリッジは、ハウジング内に取り外し可能なように挿入可能であり、これによって、カートリッジがハウジングに挿入された、かつエアロゾル化モジュールがハウジングの中に受容された後に、貯蔵部は振動可能なトランスデューサと流体連通している。ハウジングの中に取り外し可能なように挿入可能である、かつエアロゾル化モジュールと異なるこうしたカートリッジの提供は、エアロゾル化モジュールとは別個に、液体エアロゾル形成基体の貯蔵部を新しいものに置き換えることを可能にする。
採用される液体エアロゾル形成基体は、数多くの異なる形態を取ってもよい。以下の段落は、液体エアロゾル形成基体のための様々な例示的で非限定的な材料および組成物を記述する。
液体エアロゾル形成基体はニコチンを含んでもよい。ニコチン含有液体エアロゾル形成基体はニコチン塩マトリクスであってもよい。液体エアロゾル形成基体は植物由来材料を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は、たばこを含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は均質化したたばこ材料を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は非たばこ含有材料を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は均質化した植物由来材料を含んでもよい。
液体エアロゾル形成基体は少なくとも一つのエアロゾル形成体を含んでもよい。エアロゾル形成体は、使用時に高密度の安定したエアロゾルの形成を容易にする、任意の適切な周知の化合物または化合物の混合物である。適切なエアロゾル形成体は当業界で周知であり、これには多価アルコール(トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノアセテート、ジアセテート、またはトリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸、またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチル、テトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられるが、これらに限定されない。エアロゾル形成体は、多価アルコールまたはその混合物(トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセリンなど)であってもよい。液体エアロゾル形成基体は、他の添加物および成分(風味剤など)を含んでもよい。
液体エアロゾル形成基体は水を含んでもよい。
液体エアロゾル形成基体は、ニコチンおよび少なくとも一つのエアロゾル形成体を含んでもよい。エアロゾル形成体はグリセリンを含んでもよい。エアロゾル形成体はプロピレングリコールを含んでもよい。エアロゾル形成体は、グリセリンとプロピレングリコールの両方を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体は、約2%~約10%のニコチン濃度を有してもよい。
好ましくは、細長いハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する接点は、対応する接点の間に摺動可能な接合部分を画定するように構成されてもよい。こうした摺動可能な接合部分の提供は、エアロゾル発生装置の細長いハウジング内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュールの特性と一致している。例として、細長いハウジングまたはエアロゾル化モジュールのいずれかの導電性接点は、本開示の第一の態様に関して上述の通り、平面状接触エリアを備えてもよい。
好都合なことに、細長いハウジングまたはエアロゾル化モジュールのうちの一方の一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つは、弾性コネクタの一部を形成する。弾性コネクタは、細長いハウジングまたはエアロゾル化モジュールのうちのもう一方の対応する接点と接触すると弾性的に変形するように構成されてもよい。第一の態様に関して上述の通り、弾性コネクタの使用は、エアロゾル化モジュールおよび細長いハウジングの対応する導電性接点の間の確かな電気的接続を容易にする場合がある。
本開示の第三の態様において、部品のキットが提供されていて、部品は組み立てられた時に、エアロゾル発生装置を形成する。部品は、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールを備え、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールの各々は、上述の本開示の第一の態様によるものである。部品は細長いハウジングをさらに備える。細長いハウジングは、電源と、エアロゾル化モジュールの一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点とを包含する。細長いハウジングは、ハウジングおよびそれぞれのエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールのうちの一つを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって細長いハウジングは振動可能なトランスデューサに電気的に連結されている。第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールは、細長いハウジング内に取り外し可能なように受容されるように、細長いハウジング内で相互に互換可能である。第一のエアロゾル化モジュールは、第一のエアロゾル放出パターンを発生するように構成されていて、また第二のエアロゾル化モジュールは、第二のエアロゾル放射パターンを発生するように構成されていて、第一のエアロゾル放出パターンおよび第二のエアロゾル放出パターンは相互に異なる。こうしたキットの提供は、ユーザーの好ましいエアロゾル放出パターンに従って、第一のエアロゾル化モジュールと第二のエアロゾル化モジュールの間でユーザーが取り換えるのを可能にする。第一のエアロゾル放出パターンおよび第二のエアロゾル放出パターンは、以下の特徴、すなわちエアロゾル液滴サイズ、およびエアロゾル液滴の密度(すなわち、単位体積当たりのエアロゾル液滴の数)のうちの一つ以上において異なっていてもよい。
他の実施例において、キットは、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールのいずれとも異なるエアロゾル放出パターンを有する追加的なエアロゾル化モジュールを含んでもよい。このようにして、ユーザーには、異なるエアロゾル放出パターンを体験する追加的な柔軟性が提供されてもよい。
本発明は特許請求の範囲に定義されている。しかしながら、以下に非限定的な実施例の非網羅的なリストを提供している。これらの実施例の特徴のうちのいずれか一つ以上は、本明細書に記載の別の実施例、実施形態、または態様のうちのいずれか一つ以上の特徴と組み合わされてもよい。
実施例1:エアロゾル発生装置のハウジング内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュールであって、液体エアロゾル形成基体をエアロゾル化するための振動可能なトランスデューサと、振動可能なトランスデューサと電気連通している一つ以上の導電性接点であって、エアロゾル発生装置のハウジングの対応する接点との取り外し可能な電気的接続のために構成されている、一つ以上の導電性接点とを備えるエアロゾル化モジュール。
実施例2:一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つが、振動可能なトランスデューサの一部を形成する、実施例1に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例3:エアロゾル化モジュールが膜をさらに備え、膜がエアロゾル発生ゾーンを備え、振動可能なトランスデューサが使用時に膜を振動させるために膜に動作可能に連結されている、実施例1または実施例2のいずれかに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例4:エアロゾル発生ゾーンに、それを通る液体エアロゾル形成基体の通路のための複数のノズルが提供されている、実施例3に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例5:膜が導電性材料で形成されていて、かつ膜の一部分が一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つを形成する、実施例3または実施例4のいずれかに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例6:一つ以上の導電性接点が、第一の導電性接点および第二の導電性接点を備え、膜の第一の部分が第一の導電性接点を形成し、かつ膜の第二の部分が第二の導電性接点を形成する、実施例5に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例7:振動可能なトランスデューサが少なくとも一つのアクチュエータを備える、実施例1~6のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例8:振動可能なトランスデューサが、膜の表面に連結されてエアロゾル発生ゾーンを取り囲む環状アクチュエータ組立品を備え、環状アクチュエータ組立品が、一つ以上のアクチュエータを備える、実施例3~6のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例9:環状アクチュエータ組立品が単一の環状アクチュエータを備える、実施例8に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例10:環状アクチュエータ組立品が、エアロゾル発生ゾーンを取り囲む環状部を画定するために、相互に対して円周方向に配設された二つ以上のアクチュエータを備える、実施例8に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例11:振動可能なトランスデューサが、第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品として提供された一対の環状アクチュエータ組立品を備え、第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品の各々が、一つ以上のアクチュエータを備え、第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品が、膜の対向する表面に連結するように配設されていて、これによって膜の環状部が、第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品の間に制約されていて、環状部がエアロゾル発生ゾーンを取り囲み、一つ以上の導電性接点が、第一の環状アクチュエータ組立品と電気連通している一つ以上の第一の導電性接点と、第二の環状アクチュエータ組立品と電気連通している一つ以上の第二の導電性接点とを備える、実施例3~10のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例12:第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品のいずれかまたは両方が、単一の環状アクチュエータを備える、実施例11に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例13:第一の環状圧電組立品と第二の環状圧電組立品のいずれかまたは両方が、環状部を画定するように相互に対して円周方向に配設された二つ以上の圧電アクチュエータを備える、実施例11に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例14:第一の導電性接点および第二の導電性接点が相互に隣接して配設されている、実施例11~13のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例15:第一の導電性接点および第二の導電性接点が、エアロゾル化モジュールの共通の表面上に位置する、実施例11~14のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例16:第一の導電性接点および第二の導電性接点が、エアロゾル化モジュールの周辺側面上に位置する、実施例15に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例17:第一の導電性接点および第二の導電性接点が、エアロゾル化モジュールの上面または下面上に位置する、実施例15に記載のエアロゾル化モジュール。
実施例18:一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つが、平面状接触エリアを備える、実施例1~17のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例19:一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つが、弾性コネクタの一部を形成する、実施例1~18のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュール。
実施例20:実施例1~19のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュールと、電源、およびエアロゾル化モジュールの一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点を包含する細長いハウジングとを備えるエアロゾル発生システムであって、細長いハウジングが、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、エアロゾル化モジュールを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって細長いハウジングが、振動可能なトランスデューサに電気的に連結されていて、細長いハウジングを有するエアロゾル化モジュールの組立品が、エアロゾル発生装置を形成する、エアロゾル発生システム。
実施例20a:実施例1~19のいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュールと、電源、およびエアロゾル化モジュールの一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点を包含する細長いハウジングとを備えるエアロゾル発生装置であって、細長いハウジングが、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、エアロゾル化モジュールを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって細長いハウジングが、振動可能なトランスデューサに電気的に連結されている、エアロゾル発生装置。
実施例21:システムまたは装置が、電源および振動可能なトランスデューサに連結可能なコントローラをさらに備え、コントローラが、振動可能なトランスデューサに対する駆動信号を発生するように構成されている、実施例20または実施例20aに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例22:細長いハウジングがコントローラを包含し、エアロゾル発生装置の使用時に、コントローラによって発生された駆動信号が、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点を介して、振動可能なトランスデューサに通信される、実施例21に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例23:エアロゾル発生モジュールがコントローラを備え、エアロゾル発生装置の使用時に、電源が、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点を介してコントローラに電力を供給する、実施例21に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例24:ハウジングが第一のハウジング部および第二のハウジング部を有し、第一のハウジング部が電源を備え、第二のハウジング部がマウスピースを備え、第一のハウジング部および第二のハウジング部の対応する軸方向嵌合端が、相互に連結するように構成されていて、第一のハウジング部または第二のハウジング部の軸方向嵌合端が、エアロゾル化モジュールを受容するための座を備える、実施例20~23のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例25:第一のハウジング部および第二のハウジング部が相互にヒンジ式に接続されている、実施例24に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例26:第一のハウジング部および第二のハウジング部の各々が、磁気的引力部材を備え、これによって第一のハウジング部および第二のハウジング部の対応する軸方向嵌合端が相互に磁気的に引き付けられていて、それによってエアロゾル化モジュールをハウジングとしっかりと連結する、実施例24または実施例25のいずれかに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例27:ハウジングの一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つが、座内に位置する、実施例24~26のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例28:座およびエアロゾル化モジュールが、相互にキー付けされていて、これによってエアロゾル化モジュールが所定の向きで座の中に受容可能である、実施例24~27のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例29:細長いハウジングの側壁が開口を備え、開口が、ハウジング内に延びる空洞へのアクセス開口部を画定し、ハウジングの一つ以上の導電性接点が空洞の中に位置し、空洞の中へのエアロゾル化モジュールの挿入が、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する接点の間の電気的接続をもたらすように、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点が構成されている、実施例20~23のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例30:エアロゾル化モジュールを受容するように構成されたクレードルをさらに備え、クレードルが、アクセス開口部を介して空洞の中に取り外し可能に挿入可能である、実施例29に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例31:クレードルおよびエアロゾル化モジュールが、相互にキー付けされていて、これによってエアロゾル化モジュールが所定の向きでクレードルの中に受容可能である、実施例30に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例32:クレードルが細長いハウジングに摺動可能に連結されている、実施例30または実施例31のいずれかに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例33:クレードルとハウジングのうちのいずれかまたは両方が、ハウジングからのクレードルの連結解除を防止するように構成されている、実施例30~32のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例34:クレードルが、空洞の中へのクレードルの挿入の後、細長いハウジングの側壁と実質的に同一平面の嵌合を画定するように輪郭付けされている、実施例30~33のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例35:液体エアロゾル形成基体の貯蔵部をさらに備える、実施例20~34のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例36:液体エアロゾル形成基体の貯蔵部がエアロゾル化モジュールの一部を形成し、貯蔵部が振動可能なトランスデューサと流体連通している、実施例35に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例37:液体エアロゾル形成基体の貯蔵部が、エアロゾル化モジュールと異なるカートリッジとして提供されていて、カートリッジが、ハウジング内に取り外し可能なように挿入可能であり、これによって、カートリッジがハウジングに挿入された、かつエアロゾル化モジュールがハウジングと組み立てられた後に、貯蔵部が振動可能なトランスデューサと流体連通している、実施例35に記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例38:細長いハウジングおよびエアロゾル化モジュールの対応する接点が、対応する接点の間に摺動可能な接合部分を画定するように構成されている、実施例20~37のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例39:細長いハウジングまたはエアロゾル化モジュールのうちの一方の一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つが、弾性コネクタの一部を形成し、弾性コネクタが、細長いハウジングまたはエアロゾル化モジュールのうちのもう一方の対応する接点と接触すると弾性的に変形するように構成されている、実施例20~38のいずれか一つに記載のエアロゾル発生システムまたは装置。
実施例40:部品のキットであって、部品が組み立てられた時にエアロゾル発生装置を形成し、部品が、第一のエアロゾル化モジュールと、第二のエアロゾル化モジュールとであって、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールの各々が、実施例1~19のうちのいずれか一つに記載のエアロゾル化モジュールと、細長いハウジングであって、電源、およびエアロゾル化モジュールの一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点を包含する細長いハウジングとを備え、細長いハウジングが、ハウジングおよびそれぞれのエアロゾル化モジュールの対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールのうちの一つを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって細長いハウジングが振動可能なトランスデューサに電気的に連結されていて、第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールが、細長いハウジングの中に取り外し可能なように受容されるように、細長いハウジング内で相互に互換的であり、第一のエアロゾル化モジュールが、第一のエアロゾル放出パターンを発生するように構成されていて、第二のエアロゾル化モジュールが、第二のエアロゾル放出パターンを発生するように構成されていて、第一のエアロゾル放出パターンおよび第二のエアロゾル放出パターンが相互に異なる、キット。
ここで、以下の図を参照しながら実施例をさらに説明する。
図1は、エアロゾル発生システムの第一の実施例の概略図である。 図2は、図1のエアロゾル発生システムで使用されるエアロゾル化モジュールの膜の平面図である。 図3aは、図1のエアロゾル発生システムでの使用に適したエアロゾル化モジュールの第一の実施例の下側の斜視図である。 図3bは、図3aのエアロゾル化モジュールの上方からの斜視図である。 図4は、モジュールが装置のハウジングの円筒状の壁とマウスピースの間に位置付けられている、図3a、図3bのエアロゾル化モジュールを組み込むエアロゾル発生装置の上方部分の分解組立図である。この図は、ハウジングおよびエアロゾル化モジュールの導電性接点の間の取り外し可能な電気的接続を図示する。 図5aは、図1のエアロゾル発生システムでの使用に適したエアロゾル化モジュールの第二の実施例の下側の斜視図である。 図5bは、図5aのエアロゾル化モジュールの上方からの斜視図である。 図6は、図5a、図5bのエアロゾル化モジュールを受容するための摺動可能なクレードルを含むエアロゾル発生装置の斜視図である。 図7は、クレードルが装置のハウジング内部に挿入されている時の、装置のハウジングおよびエアロゾル化モジュールの導電性接点の間の取り外し可能な電気的接続を図示する、図6のエアロゾル発生装置の断面図である。 図8は、エアロゾル化モジュールの第三の実施例の平面図である。 図9は、エアロゾル発生システムの第二の実施例の概略図である。
図1は、エアロゾル発生システム10の第一の実施例の概略図である。エアロゾル発生システム10は、吸入可能なエアロゾル11を発生するための喫煙システムである。システム10は、細長いハウジング20と、カートリッジ30と、エアロゾル化モジュール40とを有する。示された、かつ記述された実施例の場合、細長いハウジング20は概して円筒状であり、また高分子材料で形成されている。カートリッジ30は、以下の段落で詳述する通り、細長いハウジング20内に取り外し可能なように受容可能である。同様に、図1に示す実施例の場合、エアロゾル化モジュール40はまた、ハウジング20内に取り外し可能なように受容可能である。カートリッジ30およびエアロゾル化モジュール40は、エアロゾル発生システム10の交換可能な構成要素である。その結果として、細長いハウジング20は、異なるエアロゾル化モジュール30およびカートリッジ40を用いて再使用可能である。カートリッジ30およびエアロゾル化モジュール40が細長いハウジング20内に組み立てられた時に、ハウジング、カートリッジ、およびエアロゾル化モジュールの組み合わせは、エアロゾル発生装置を集合的に形成する。
細長いハウジング20は、電源21、コントローラ22、液体供給組立品23を包含する。細長いハウジング20は、円筒状部分20aおよびマウスピース部分20bを有する。マウスピース部分20bは、円筒状部分20aの一方の端に嵌合されていて、細長いハウジング20の口側端を形成する。電源21は、コントローラ22に連結されていて、それらに電力を提供する。示された実施例の場合、電源21は、電力源としての役割を果たす再充電可能電池である。示された、かつ記述された実施例の場合、コントローラ22は制御電子機器の形態を取る。コントローラ22はまた、エアロゾル化モジュール40の動作を制御するように、コントローラのプロセッサ(図示せず)によってアクセス可能な命令を包含するメモリモジュール22aを組み込む。コントローラ22は、配線または同様の導電性部材に沿って、ハウジング20内の導電性接点201に伝達される電気駆動信号を発生するように構成されている。ハウジング20の導電性接点201は、エアロゾル化モジュール40の対応する導電性接点401と取り外し可能なように接合する。ハウジング20およびエアロゾル化モジュール40の対応する導電性接点201、401の間の様々な例示的な接合部分の性質を、以下の段落に記述する。
カートリッジ30は、液体エアロゾル形成基体の貯蔵部31を包含する。液体エアロゾル形成基体はニコチンを含有する。カートリッジ30が細長いハウジング20の中に受容されている時に、カートリッジは液体供給組立品23に流体的に連結されている。液体供給組立品23は、液体エアロゾル形成基体を貯蔵部31からエアロゾル化モジュールに漸進的に供給するように、カートリッジ30とエアロゾル化モジュール40の間に延びるウィッキング材料の形態を有する。一代替例(図示せず)において、液体供給組立品23は、電源21によって電力供給されるポンプである。さらなる一代替例(図示せず)において、液体供給組立品23は、カートリッジ30の一部を形成する。
エアロゾル化モジュール40は、振動可能なトランスデューサ41および膜42を有する。振動可能なトランスデューサ41は、一対の環状圧電アクチュエータ組立品41U、41Lを有する。環状アクチュエータ組立品41U、41Lは、膜42の対向する表面に連結されていて、それらの間に膜の環状部を固定する。各環状アクチュエータ組立品41U、41Lは、単一のリング形状の単一の圧電アクチュエータで形成されている。一代替例(図示せず)において、各環状アクチュエータ組立品41U、41Lはその代わりに、一緒に連結された、かつリング形状の形態を集合的に画定するように円周方向に配設された二つ以上の圧電アクチュエータで形成されている。さらなる一代替例(図示せず)において、振動可能なトランスデューサ41は、単一の圧電アクチュエータ組立品、例えば組立品41U、41Lのうちの一つを有する。
エアロゾル化モジュール40が細長いハウジング20の中に受容されている時に、ハウジング20の導電性接点201は、エアロゾル化モジュール40の導電性接点401と接触していて、電気連通している。図1に概略的に図示され、かつ先行する段落から明らかである通り、ハウジング20およびエアロゾル化モジュール40の対応する接点201、401の間の電気接点は非恒久的であり、そのためエアロゾル化モジュールはハウジングから取り外されてもよい。これは、エアロゾル化モジュール40を、交換用エアロゾル化モジュールを用いて(図1において両方向矢印で示されている通りに)再挿入する、または取り換えるのを可能にする。図に示されていないものの、交換用エアロゾル化モジュールは、元のエアロゾル化モジュールによって発生されるものと異なるエアロゾル放出パターンを発生するように適合されてもよい。
図2は、エアロゾル化モジュール40の膜42の平面図、すなわち図1の矢印Aの方向で見た時の平面図を示す。便宜上、一対の環状アクチュエータ組立品41U、41Lは、図2から除外されている。示された、かつ記述された実施例において、膜42は高分子材料で形成されている。しかしながら、上述の通り、膜42に対して他の材料が選択されてもよく、膜材料は、液体エアロゾル形成基体の組成物との化学的反応性が最小限またはゼロである材料である。膜42は、アクチュエータ組立品41U、41Lの環状の性質に対応するように平面図で円形状である。しかしながら、代替例(図示せず)において、膜42は平面で見た時に、任意の他の形状(長方形など)であってもよい。膜42は、エアロゾル発生ゾーン43(図2において、その周辺が破線によって表されている)を有する。エアロゾル発生ゾーン43には、複数のノズル44(図2において、点模様で表されている)が設けられている。ノズル44は、膜42の厚さを通って延びる穴の形態である。環状間隙45は、膜42の周辺とエアロゾル発生ゾーン43の周辺との間に存在する。環状間隙45は、上方環状アクチュエータ組立品41Uおよび下方環状アクチュエータ組立品41Lが膜42の対向する表面に対して押すことを可能にする空間を提供する。「上方」および「下方」という用語は、相互および膜42に対するアクチュエータ組立品41U、41Lの場所を記述ために、相対的な意味でのみ使用される。
図3aおよび図3bは、エアロゾル化モジュール40の第一の実施例の斜視図を示す。図4は、ハウジング20とエアロゾル化モジュール40の間に取り外し可能な電気的接続を提供するように、図3a、図3bのエアロゾル化モジュール40が、細長いハウジング20の円筒状部分20aとマウスピース部分20bの間にどのように位置付けられているかを図示する。
図3a、図3bのエアロゾル化モジュール40の導電性接点401は、下方アクチュエータ組立品41Lの一番下の表面上に画定された導電性プレート401pL、401pU、401nL、401nUから形成されている。プレート401pLおよび401nLは、下方アクチュエータ組立品41Lの電極46Lに接続されている。プレート401pL、401nL、電極46Lは、コントローラ22によって発生された電気駆動信号を振動可能なトランスデューサ41の下方アクチュエータ組立品41Lに送達するように機能する。プレート401pU、401nUは各々、金属コア47に接続する。各金属コア47は、エアロゾル化モジュール40の高さに沿ってそのそれぞれのプレート401pU、401nUから垂直に延びて、上方アクチュエータ組立品41Uの電極46Uと接続する。プレート401pU、401nU、それらの対応する金属コア47および電極46Uは、コントローラ22によって発生された電気駆動信号を振動可能なトランスデューサ41の上方アクチュエータ組立品41Uに送達するように機能する。図3a、図3bの実施例の場合、導電性プレート401pL、401pU、401nL、401nUはすべて、エアロゾル化モジュール40の共通の面、すなわちエアロゾル化モジュールの一番下の表面上に提供されている。示された実施例の場合、プレート401pL、401pU、401nL、401nUは金属で形成されている。
図4に示す通り、陥凹した環状座24は、細長いハウジング20の円筒状部分20aの一方の端に画定されている。導電性接点201は、座24の基部25から突出する導電性ばね式ピンコネクタ201pL、201pU、201nL、201nUの形態を有する。ピンコネクタ201pLおよび201nLは、下方アクチュエータ組立品41Lの電気駆動信号と関連付けられている。ピンコネクタ201pUおよび201nUは、上方アクチュエータ組立品41Uの電気駆動信号と関連付けられている。使用時に、エアロゾル化モジュール40は、エアロゾル化モジュールの一番下の表面が座の基部25上に置かれるように、座24内に定置されることになる。エアロゾル化モジュール40が座24内に位置付けられている時に、ピンコネクタ201pL、201nLは、プレート401pL、401nLの対応する表面に対して押され、またピンコネクタ201pU、201nUは、プレート401pU、401nUの対応する表面に対して押される。ハウジング20のマウスピース部分20bの一方の端は、環状座24に対応する環状の段26を有して形成されている。マウスピース部分20bは、環状の段26が座24内に位置し、かつエアロゾル化モジュール40の一番上の表面上を押し下げるように、円筒状部分20aと嵌合されている。機械的手段(図示せず)が提供されていて、円筒状部分20aおよびマウスピース部分20bを一緒に固定する。一例として(図示せず)、円筒状部分20aおよびマウスピース部分2bの対応する面は、ねじ結合を画定するように対応して螺合されてもよく、または別の方法として、二つの部分20a、20bの間にバヨネット嵌めを画定するように輪郭付けされてもよい。さらなる一代替(図示せず)において、円筒状部分20aおよびマウスピース部分20bの対応する面は、部分20a、20bが相互に磁気的に引き付けられているように、反対の極性の磁石をそれぞれ含んでもよい。
マウスピース部分20bが円筒状部分20aに固定されている時に、エアロゾル化モジュール40の一番下の表面は、座24の基部25に対してしっかりと押されて、ピンコネクタ201pL、201pU、201nL、201nUを基部25内に提供された凹部(図示せず)の中に押圧する。コネクタ201pL、201pU、201nL、201nUのばね式の性質は、エアロゾル化モジュール40の対応するプレート401pL、401pU、401nL、401nUの表面に対してコネクタを強いるのを助ける。一代替例(図示せず)において、エアロゾル化モジュール40および座24には、エアロゾル化モジュール40と座24の間に所定の整列を提供するために角度出し機能が提供されている。こうした角度出し機能は、コネクタ201pL、201pU、201nL、201nUを、その対応するプレート401pL、401pU、401nL、401nUと電気的に接合することを確実にするのを助ける場合がある。適切な角度出し機能の実施例としては、エアロゾル化モジュール40上および座24上のラグと凹部との嵌合が挙げられる。
使用時に、コントローラ22は、メモリモジュール22aにアクセスし、内部配線または同様のものに沿って、ハウジング20の導電性接点201、すなわちピンコネクタ201pL、201pU、201nL、201nUに伝達される電気駆動信号を発生する。ピンコネクタ201pL、201pU、201nL、201nUは、エアロゾル化モジュール40の対応する導電性プレート401pL、401pU、401nL、401nUと接触しているため、電気駆動信号は上方アクチュエータ組立品41Uおよび下方アクチュエータ組立品41Lに伝達される。このようにして、細長いハウジング20は、エアロゾル化モジュール40に電気的に連結されていて、電気駆動信号が上方アクチュエータ組立品41Uおよび下方アクチュエータ組立品41Lに供給されて、その振動を誘発する。上方アクチュエータ組立品41Uおよび下方アクチュエータ組立品41Lからの振動出力は、膜42の振動を誘発する。液体エアロゾル形成基体は、液体供給部23によって貯蔵部31から膜42の下面に引き出される。膜42の振動作用は、エアロゾル液滴のパターンとして、ノズル44を通して基体が排出される結果をもたらす。
図5aおよび図5bは、エアロゾル化モジュール40の第二の実施例の斜視図を示す。図6は、クレードル50内に位置付けられた、図5a、図5bのエアロゾル化モジュール40を図示する。クレードル50は、ハウジング20とエアロゾル化モジュール40の間の取り外し可能な電気的接続を提供するために、摺動して細長いハウジング20の内外に出し入れすることができる。図7は、クレードル50がハウジング20内部に完全に挿入されている時の、図6の断面B-Bを通した断面図を提供する。
図5a、図5bのエアロゾル化モジュール40の導電性接点401は、導電性プレート401pL、401pU、401nL、401nUで形成されている。しかしながら、図3a、図3bのエアロゾル化モジュール40と対照的に、図5a、図5bのモジュールの場合、下方アクチュエータ組立品41Lと関連付けられた導電性プレート401pL、401nLと、上方アクチュエータ組立品41Uと関連付けられた導電性プレート401pU、401nLとは、振動可能なトランスデューサ41の対向する表面上に形成されている。導電性プレート401pL、401nLは、下方アクチュエータ組立品41Lの一番下の表面上に配設されていて、その一方で導電性プレート401pU、401nUは、上方アクチュエータ組立品41Uの一番上の表面上に配設されている。プレート401pL、401nLは、下方アクチュエータ組立品41Lの電極46Lに接続されている。同様に、プレート401pUおよび401nUは、上方アクチュエータ組立品41Uの電極46Uに接続されている。プレート401pL、401nL、電極46Lは、コントローラ22によって発生された電気駆動信号を振動可能なトランスデューサ41の下方アクチュエータ組立品41Lに送達するように機能する。同様に、プレート401pU、401nU、電極46Uは、コントローラ22によって発生された電気駆動信号を振動可能なトランスデューサ41の上方アクチュエータ組立品41Lに送達するように機能する。示された実施例の場合、プレート401pL、401pU、401nL、401nUは金属で形成されている。
図6に示す通り、開口27は、ハウジング20の円筒状部分20aの側壁内に形成されている。開口27は、クレードル50のためのアクセス開口部を画定する。エアロゾル化モジュール40は、クレードル50内に位置付けられている。一代替例(図示せず)において、エアロゾル化モジュール40およびクレードル50には、エアロゾル化モジュール40とクレードルの間に所定の整列を提供するために角度出し機能が提供されている。適切な角度出し機能の実施例としては、エアロゾル化モジュール40上およびクレードル50上のラグと凹部との嵌合が挙げられる。
クレードル50は、図6および図7に示す通り、ハウジング20の中に摺動可能に挿入可能である。クレードル50にはラグ51が提供されている(図7を参照のこと)。クレードル50がハウジング20から摺動されて外に出る時に、ラグ51はハウジング20の側壁の内表面に対して反応し、それによってハウジング20からのクレードル50の連結解除を防止する。ハウジング20の導電性接点201は、ばね式コネクタの対201pL、201nL、および201pu、201nUの形態を取る。図7の視点において、各対のうちの一つのコネクタしか見えない。コネクタ201pL、201nL、201pu、201nUの各々は、根元から延びるアーム202を有し、根元に提供されたばね203を用いて、コネクタをエアロゾル化モジュール40の上面および下面に向かって付勢する。コネクタ201pL、201nL、および201pu、201nUの各対は、電気配線または類似のものによってコントローラ22に接続されている。コネクタ201pL、201nLは、コントローラ22によって発生された電気駆動信号を下方アクチュエータ組立品41Lに提供することと関連付けられている。コネクタ201pu、201nUは、上方アクチュエータ組立品41Uに電気駆動信号を提供することと関連付けられている。エアロゾル化モジュール40を保持しているクレードル50がハウジング20内部に摺動されている時に、コネクタ201pL、201nLの下方の対は、下方アクチュエータ組立品41Lの導電性プレート401pL、401nLに対してばね203によって強いられ、またコネクタ201pu、201nUの上方の対は、上方アクチュエータ組立品41Uの導電性プレート401pU、401nUに対して同様に強いられる。
使用時に、コントローラ22は、メモリモジュール22aにアクセスし、内部配線または同様のものに沿って、ハウジング20の導電性接点201に、すなわちばね式コネクタ201pL、201nL、および201pu、201nUの対に伝達される電気駆動信号を発生する。コネクタ201pU、201nUの上方の対は、プレート401pU、401nUに対して強いられる。コネクタ201pL、201nLの下方の対は、プレート401pL、401nLに対して強いられる。このようにして、細長いハウジング20は、エアロゾル化モジュール40に電気的に連結されていて、電気駆動信号が上方アクチュエータ組立品41Uおよび下方アクチュエータ組立品41Lに供給されて、その振動を誘発する。上方アクチュエータ組立品41Uおよび下方アクチュエータ組立品41Lからの振動出力は、膜42の振動を誘発する。液体エアロゾル形成基体は、液体供給部23によって貯蔵部31から膜42の下面に引き出される。膜42の振動作用は、エアロゾル液滴のパターンとして、ノズル44を通して基体が排出される結果をもたらす。
図8は、エアロゾル化モジュール40の第三の実施例であり、図8は膜42の平面図である。図8のエアロゾル化モジュール40は、膜42の一方の表面に対して位置付けられている単一のアクチュエータ組立品の形態の振動可能なトランスデューサ41を有する。膜42は、第一の膜部分42aおよび第二の膜部分42bを有し、各膜部分は金属で形成されている。第一の膜部分42aおよび第二の膜部分42bは、絶縁ストリップ48によって相互から電気的に絶縁されている。膜部分42aの領域401pは、電気接点領域としての役割を果たす。同様に、膜部分42bの領域401nもまた、電気接点領域としての役割を果たす。電極46は領域401p、401nに接続されている。使用時に、細長いハウジング20の導電性接点201は、領域401p、401nに接触して、コントローラ22からの電気駆動信号をエアロゾル化モジュール40の振動可能なトランスデューサ41に供給することになる。絶縁ストリップ43は、領域401pと領域401nの間の短絡を回避する。
図9は、エアロゾル発生システム10の第二の実施例の概略図である。図1の例示的なシステムと共通する特徴は、同様の参照符号を使用して言及される。図9のエアロゾル発生システム10は、コントローラ22がエアロゾル化モジュール40の一部を形成するという点で、図1のシステムと異なる。図9で分かる通り、コントローラ22は、コントローラの表面に連結された、またはコントローラの表面上に提供されたエアロゾル化モジュールの導電性接点401を有して、振動可能なトランスデューサ41の周辺側面に連結されている。エアロゾル化モジュール40が細長いハウジング20の中に受容されている時に、ハウジング20の導電性接点201は、導電性接点401と接触していて、かつ電気連通している。
本明細書および添付の特許請求の範囲の目的において、別途示されていない限り、量(amounts)、量(quantities)、割合などを表すすべての数字は、すべての場合において用語「約」によって修飾されるものとして理解されるべきである。また、すべての範囲は、開示された最大点および最小点を含み、かつその中の任意の中間範囲を含み、これらは本明細書に具体的に列挙されている場合もあり、列挙されていない場合もある。従って、この文脈において、数字「A」は「A」±10%として理解される。この文脈内で、数字「A」は、数字「A」が修正する特性の測定値に対する一般的な標準誤差内にある数値を含むと考えられてもよい。数字「A」は、添付の特許請求の範囲で使用される通りの一部の場合において、「A」が逸脱する量が特許請求する本発明の基本的かつ新規の特性(複数可)に実質的に影響を及ぼさないという条件で、上記に列挙された割合だけ逸脱してもよい。また、すべての範囲は、開示された最大点および最小点を含み、かつその中の任意の中間範囲を含み、これらは本明細書に具体的に列挙されている場合もあり、列挙されていない場合もある。

Claims (15)

  1. エアロゾル発生装置のハウジング内に取り外し可能なように挿入可能なエアロゾル化モジュールであって、
    液体エアロゾル形成基体をエアロゾル化するための振動可能なトランスデューサと、
    前記振動可能なトランスデューサと電気連通している一つ以上の導電性接点と、を備え、
    前記一つ以上の導電性接点が、前記エアロゾル発生装置の前記ハウジングの対応する接点との取り外し可能な電気的接続のために構成されていて、
    前記エアロゾル化モジュールが膜をさらに備え、前記膜がエアロゾル発生ゾーンを備え、前記振動可能なトランスデューサが使用時に前記膜を振動させるために前記膜に動作可能に連結されていて、前記膜が導電性材料から形成されていて、かつ前記膜の一部分が前記一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つを形成する、エアロゾル化モジュール。
  2. 前記一つ以上の導電性接点のうちの少なくとも一つが、前記振動可能なトランスデューサの一部を形成する、請求項1に記載のエアロゾル化モジュール。
  3. 前記エアロゾル発生ゾーンに、それを通る液体エアロゾル形成基体の通路のための複数のノズルが提供されている、請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のエアロゾル化モジュール。
  4. 前記一つ以上の導電性接点が、第一の導電性接点および第二の導電性接点を備え、前記膜の第一の部分が前記第一の導電性接点を形成し、かつ前記膜の第二の部分が前記第二の導電性接点を形成する、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル化モジュール。
  5. 前記振動可能なトランスデューサが少なくとも一つのアクチュエータを備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル化モジュール。
  6. 前記振動可能なトランスデューサが、前記膜の表面に連結されて前記エアロゾル発生ゾーンを取り囲む環状アクチュエータ組立品を備え、前記環状アクチュエータ組立品が、一つ以上のアクチュエータを備える、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル化モジュール。
  7. 前記環状アクチュエータ組立品が単一の環状アクチュエータを備える、請求項6に記載のエアロゾル化モジュール。
  8. 前記環状アクチュエータ組立品が、前記エアロゾル発生ゾーンを取り囲む環状部を画定するために、相互に対して円周方向に配設された二つ以上のアクチュエータを備える、請求項6に記載のエアロゾル化モジュール。
  9. 前記振動可能なトランスデューサが、第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品として提供された一対の環状アクチュエータ組立品を備え、前記第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品の各々が、一つ以上のアクチュエータを備え、前記第一の環状アクチュエータ組立品および第二の環状アクチュエータ組立品が、前記膜の対向する表面に連結するように配設されていて、これによって前記膜の環状部が、前記第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品の間に制約されていて、前記環状部が前記エアロゾル発生ゾーンを取り囲み、前記一つ以上の導電性接点が、前記第一の環状アクチュエータ組立品と電気連通している一つ以上の第一の導電性接点と、前記第二の環状アクチュエータ組立品と電気連通している一つ以上の第二の導電性接点とを備える、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル化モジュール。
  10. 前記第一の環状アクチュエータ組立品と第二の環状アクチュエータ組立品のいずれかまたは両方が、単一の環状アクチュエータを備える、請求項9に記載のエアロゾル化モジュール。
  11. エアロゾル発生装置であって、
    請求項1~10のいずれか一項に記載のエアロゾル化モジュールと、
    細長いハウジングであって、電源、および前記エアロゾル化モジュールの前記一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点を包含する、細長いハウジングであって、
    前記ハウジングおよび前記エアロゾル化モジュールの前記対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、前記エアロゾル化モジュールを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって前記細長いハウジングが前記振動可能なトランスデューサに電気的に連結されている、前記細長いハウジングと、を備えるエアロゾル発生装置。
  12. 前記ハウジングが第一のハウジング部および第二のハウジング部を有し、前記第一のハウジング部が前記電源を備え、前記第二のハウジング部がマウスピースを備え、前記第一のハウジング部および前記第二のハウジング部の対応する軸方向嵌合端が、相互に連結するように構成されていて、前記第一のハウジング部または前記第二のハウジング部の前記軸方向嵌合端が、前記エアロゾル化モジュールを受容するための座を備える、請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 前記細長いハウジングの側壁が開口を備え、前記開口が、前記ハウジング内に延びる空洞へのアクセス開口部を画定し、前記ハウジングの前記一つ以上の導電性接点が前記空洞の中に位置し、前記空洞の中への前記エアロゾル化モジュールの挿入が、前記ハウジングおよび前記エアロゾル化モジュールの前記対応する接点の間の電気的接続をもたらすように、前記ハウジングおよび前記エアロゾル化モジュールの前記対応する導電性接点が構成されている、請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  14. 前記エアロゾル化モジュールを受容するように構成されたクレードルをさらに備え、前記クレードルが、前記アクセス開口部を介して前記空洞の中に取り外し可能に挿入可能である、請求項13に記載のエアロゾル発生装置。
  15. 部品のキットであって、前記部品が組み立てられた時にエアロゾル発生装置を形成し、前記部品が、
    第一のエアロゾル化モジュールと、
    第二のエアロゾル化モジュールとであって、
    前記第一のエアロゾル化モジュールおよび前記第二のエアロゾル化モジュールの各々が、請求項1~10のいずれか一項に記載のものである、前記エアロゾル化モジュールと、
    細長いハウジングであって、電源、および前記エアロゾル化モジュールの前記一つ以上の導電性接点に対応する一つ以上の導電性接点を包含する、細長いハウジングであって、
    前記細長いハウジングが、前記ハウジングおよび前記それぞれのエアロゾル化モジュールの前記対応する導電性接点の間に取り外し可能な電気的接続を確立するために、前記第一のエアロゾル化モジュールおよび前記第二のエアロゾル化モジュールのうちの一つを取り外し可能なように受容するように構成されていて、これによって前記細長いハウジングが前記振動可能なトランスデューサに電気的に連結されている、前記細長いハウジングと、を備え、
    前記第一のエアロゾル化モジュールおよび第二のエアロゾル化モジュールが、前記細長いハウジングの中に取り外し可能なように受容されるように、前記細長いハウジング内で相互に互換的であり、前記第一のエアロゾル化モジュールが、第一のエアロゾル放出パターンを発生するように構成されていて、前記第二のエアロゾル化モジュールが、第二のエアロゾル放出パターンを発生するように構成されていて、前記第一のエアロゾル放出パターンおよび第二のエアロゾル放出パターンが相互に異なる、キット。
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