JP2005525316A - アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレート、該アルコキシレートと界面活性剤との混合物および該アルコキシレートの使用 - Google Patents

アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレート、該アルコキシレートと界面活性剤との混合物および該アルコキシレートの使用 Download PDF

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Abstract

アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートは、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールに対して1〜8の平均アルコキシル化度になるまでC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールをC〜C−アルコキシドでアルコキシル化することによって得ることができる。更に、平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートと、5g/l 水の量で溶解され20℃で45mN/m未満の界面張力を示す界面活性剤および/またはジヒドロキシアルキンまたはその誘導体とからなる混合物が記載されている。

Description

本発明は、アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレート、互いにアルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートと界面活性剤との混合物、前記のアルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレート、または前記混合物を含有する薬剤および配合物ならびに水性配合物中または噴霧に使用する、有利に例えば被覆剤、化粧用配合物および農業用配合物において分散液または乳濁液を含有していてもよい界面活性剤含有配合物中での前記種類のアルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートの使用に関する。
表面の急速な湿潤は、日常生活の数多くの範囲においておよび数多くの工業的プロセスにおいて、例えば支持体の清浄化または被覆の場合に中心的な役割を演じている。従って、数多くの配合物中には、例えば表面張力を減少させるため、ひいては配合物の湿潤能を改善するために、異なる大量のアルコール、例えばエタノールまたはイソプロパノールが使用されている。この場合、水性配合物にしばしば大量の前記アルコールを混和することは、通常のことである。勿論、アルコールの生理学的作用は、懸念すべきことであり、使用者がこのような配合物の作用を受けることは、アルコールの高い蒸気圧によって顕著になる。更に、溶剤としてのアルコールの性質は、まさに部分的に回復不可能な表面損傷のために表面が溶解し始めるプラスチック含有の表面の場合に役立つ。また、長鎖状アルコール、例えばオクチルアルコールまたはデシルアルコールは、その使用に関連した生理学的問題を完全には排除することができない。従って、現在では、例えば使用者によって直接に取り扱われる界面活性剤配合物においては、微少量にすぎないアルコールが存在すべきであるかまたはアルコールは全く存在すべきではない。しかし、極めて急速に湿潤する配合物、例えば印刷工業における湿分保持剤または被覆配合物のための添加剤、例えば所謂紙塗被による紙仕上げ加工のために、前記アルコールは、依然としてなお必要な成分である。
数年来、アセチレンおよびアルデヒドから製造されてもよい、極めて疎水性の緊密なアルコールの極めて良好な湿潤作用は、公知である。この場合には、殊にジヒドロキシアルキンが重要である。しかし、この製品は、全ての清浄化剤組成物と必ずしも相容性でなく、しばしば可溶化剤、例えばクメンスルホネートを用いてのみ使用されることができる。この場合には、しばしば湿潤助剤と比較して大量の可溶化剤を使用しなければならず、したがってジヒドロキシアルキンの使用によって結果的に高い費用がもたらされる。その上、大量の可溶化剤と混合した場合には、湿潤助剤の作用は、劣化する。
水性配合物の湿潤速度を高める通常の方法は、界面に付着し、その際に界面張力を減少させる界面活性剤を使用することにある。アルコール、例えばエタノールまたはイソプロパノールを水性配合物に混入することによって、生じる水/溶剤混合物は、水と比較して低い表面張力を有し、ひいては改善された湿潤挙動を示し、湿潤または表面被覆は、界面活性剤系を使用した場合には、時間に依存する。界面活性剤分子は、最初に表面上で拡散するはずであり、そこで界面被膜を形成し、それによって界面張力または表面張力は、水および空気と接触した場合には、低下する。例えば印刷工業における湿潤剤の極めて迅速な方法、例えば噴霧法または湿潤法の場合には、表面張力または界面張力を界面活性剤系によって平衡値に減少させる時間は、重要である。この場合、界面活性剤系の動力学は、湿潤速度にとって極めて重要である。
本発明による使用は、次に例示的に噴霧塗布法につき記載される。この種の噴霧塗布法は、例えば分散液を用いての塗工原紙の製造の場合に使用されてよい。
”噴霧塗布”の場合には、刷毛塗り用塗料は、特殊なノズル中で圧力によって微細な小液滴で霧状にされ、原紙上に噴霧される。この場合には、なかんずく均一な液滴形成が起こる。液滴は、小さければ小さいほど、一般に塗布される層は、ますます均一になる。それというのも、所定の塗布量の場合には、表面は、液滴でよりいっそう緻密に被覆されるからである。塗布と引続く乾燥工程の間で、塗布された液滴層は、なお均等で均一にされる。
”噴霧塗布”および”カーテン塗布”の場合には、なかんずく刷毛塗り用塗料の低い表面張力が生じる。同時に刷毛塗り用塗料は、僅かに発泡するにすぎないかまたは発泡せず、最少の空気含量を有する。紙仕上げ加工は、迅速な生産方法であり(実際には、2000m/分までの塗布速度が達成され、よりいっそう新しい工業用装置は、むしろ3000m/分を上廻る速度を可能にする)、刷毛塗り用塗料の動的挙動についての特殊な要件が課されている。
エーロゾルを医学的範囲または工業的範囲で製造する場合または家庭の範囲および商売の範囲でラッカー塗布する場合、または植物保護配合物を散布する場合には、別の噴霧方法が使用される。
界面活性剤分子による界面の被覆は、部分的に遊離分子(モノマー)によって行なわれ、ならびに凝集体の崩壊および続く吸着によって行なわれ、したがって溶液とミセルとの間の界面活性剤の交換速度が重要になる。可溶化剤、例えばクメンスルホネートが溶液中での界面活性剤の凝集を困難にし、したがって可溶性を上昇させることは、公知である。それによって、疎水性の湿潤剤は、高められた濃度で配合されることができる。しかし、それによって、多くの場合には希釈されて使用される配合物中での湿潤剤の作用は、減少される。可溶化剤は、それ自体界面では不活性である。しかし、可溶化剤とも呼称される両親媒性物質構造剤が存在し、これは、疎水性分子をミセルの形で可溶化する。界面活性剤との相互作用は、非特異的に行なわれ、直接には行なわれない。従って、可溶化剤は、界面被覆の方法において直接的には決定的な影響を及ぼさない。
低級エトキシル化低分子量アルコール、例えばブチルジグリコールおよびヘキシルグリコールは、非水性溶剤として公知であり、界面活性剤と関連して配合物中に使用される。しかし、この化合物は、アルコールと同様に生理的に懸念がないわけではなく、この化合物の効率は、ジヒドロキシアルキンまたはアルコールの効率とは比較不可能である。
更に、現在、低級アルコールのアルコールエトキシレートは、適当な湿潤剤として使用されている。しかし、このような製品は、製造に応じて再び決定的に迅速な湿潤に貢献し、場合によっては極めて短い湿潤時間の際に唯一の架橋成分である量のアルコールをしばしば含有する。
WO 95/27034には、例えば水中油型マイクロエマルジョンの形で存在する洗剤組成物が記載されている。この洗剤組成物は、短鎖状のエトキシル化非イオン界面活性剤を含有し、この界面活性剤は、短いアルキル連鎖を有する。エトキシル化非イオン界面活性剤は、短鎖状アルコールをエトキシル化することによって得ることができる。この出版物は、アルコールエトキシレートが記載されている刊行物の1例である。
更に、清浄剤中へのエトキシル化アルカノールの使用は、欧州特許出願公開第0620270号明細書中に記載されている。しかし、この欧州特許出願公開明細書に記載された清浄化剤組成物は、界面活性剤を含有しているのではなく、極性溶剤および非極性または弱極性の溶剤を含有している。この欧州特許出願公開明細書中で使用されたアルキレングリコールアルキルエーテルは、極性溶剤に対する親和力ならびに非極性溶剤に対する親和力を有し、それによって溶剤助剤として使用される。
その上、気泡貧有の湿潤剤としての短鎖状アルコールのアルコキシレートの使用は、欧州特許出願公開第0681865号明細書に記載されている。このアルコキシレートは、酸化プロピレン変性された短鎖状アルカノールとの組合せで使用される。このアルコキシレートは、殊に織物試作品中に使用されてよい。
米国特許第5340495号明細書には、印刷機中の印刷用インキの除去に使用されてもよい組成物が記載されている。清浄化液は、例えば大豆油メチルエステルの主要量およびエトキシル化ヘキサノールの微少量を含有する。一般的な形で記載された、アルコール1モル当たり酸化エチレン2〜10モルを含有するエトキシル化C〜C10−アルコールは、印刷用インキのための溶解助剤および除去剤として記載されている。
本発明の課題は、公知の湿潤剤または洗剤もしくは清浄化剤の湿潤挙動を改善することである。この種の薬剤中で界面張力は、減少され、同時に界面張力の調整は、促進されるはずである。洗剤、清浄剤および湿潤剤のための公知の添加剤の欠点は、回避されるはずである。公知の界面活性剤の動力学は、改善されるかまたは毒物学的に懸念されない内容物質で達成されるはずである。その上、”噴霧塗布”のための配合物中、例えば紙塗被分散液中で、小液滴の寸法および気泡は、減少され、得られた紙の印刷可能性は、改善されるはずである。その上、噴霧に使用する場合には、配合物は、小液滴の寸法および気泡が減少される程度に最適化されるはずである。そのための例は、紙塗被用インキ、着色剤、塗料、清浄剤または化粧用スプレーもしくは医薬用スプレーである。
この課題は、本発明によれば、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールに対して1〜8の平均アルコキシル化度になるまでC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールをC〜C−アルコキシドでアルコキシル化することによって得ることができる、アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートによって解決される。
また、この課題は、本発明によれば、水性界面活性剤配合物または水性分散液中で、殊に通常、1秒未満の短い時間での界面張力の減少および界面張力の調節の促進のための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用によって解決される。
更に、この課題は、殊に湿潤助剤の湿潤能を希釈された系中でも不利な影響を及ぼさずに有利な影響を及ぼす可溶化剤としておよび非イオン界面活性剤を含有する、水性配合物中での湿潤助剤の可溶性を上昇させるための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用によって解決される。
その上、平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートは、界面活性剤含有配合物の粘度を減少させるために使用されることができることが見い出された。
更に、この課題は、水性湿潤剤中で湿潤速度を上昇させるための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用によって解決される。
更に、この課題は、噴霧に使用するための配合物中の小液滴の寸法を縮小するための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用によって解決される。
本発明によれば、水溶液と空気との間の界面張力が数秒間で、例えばアルコール含有配合物の値に低下するのに役立つ、相乗効果は、本発明によるアルコキシレート、特に低級アルキルグリコールまたは低級アルキルジグリコールと一緒に界面活性剤を使用する場合に生じることが見出された。本発明による極めて弱い界面親和性の低級アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートと界面活性剤との組合せによって、界面張力の水準は、減少されることができ、ならびに前記水準を達成する速度は、著しく高められうる。
この相乗効果は、殊に平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレート、有利にC〜C−アルコキシレートと、5g/l 水の量で溶解され20℃で45mN/m未満の界面張力を示す界面活性剤および/またはジヒドロキシアルキンまたはその誘導体とからなる混合物の場合に生じる。従って、本発明は、この混合物にも関連する。
従って、多数の公知の配合物、例えばアルコール含有配合物は、本発明による混合物でカバーされうる。
次の実施形式は、アルキルジグリコールと同様に、例えばアルキルグリコールまたはそのアルコキシレートに関連する。
本発明による混合物は、1つの成分としてC〜C−アルコキシレート、即ち平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、C〜C−アルコキシドとC〜C−アルキルグリコールとのアルコキシレートを含有する。アルキルグリコールは、直鎖状または分枝鎖状のアルキルグリコールであることができる。グリコールへのC〜C−アルキル基の結合は、末端で行なってもよいし、アルキル鎖に沿って別の位置で行なってもよい。有利には、直鎖状アルキルグリコール、殊に直鎖状の末端アルキルグリコールが重要である。特に、アルキルグリコールのアルキル基は、4〜6個の炭素原子を有する。アルコキシル化度は、平均で1〜8、有利に2〜6である。この場合には、アルコキシル化のために特にC〜C−アルコキシドが使用されてよい。有利には、酸化エチレン、酸化プロピレン、酸化ブチレンまたはその混合物が使用される。特に好ましくは、酸化エチレンが使用される。また、好ましい範囲は、アルキルグリコールアルコキシレートおよびアルキルジグリコールアルコキシレートにも関連する。
製造は、アルコール不含の、有利に純粋なアルキルグリコールおよびアルキルジグリコールから出発し、その他の場合には、通常のようにアルカノールからは出発しないでアルコキシル化によって行なわれる。従って、生成物混合物は、残留するアルカノールをも含有せず、せいぜいアルキルグリコールを含有する。アルキルグリコールにとって特異的な、アルコキシル化度の分布が存在する。製造法により、アルキルグリコールアルコキシレートは、アルコールを含有していない。
アルコキシレートは、アルコキシドとのオリゴマーまたはポリマーの反応生成物である。当業者に公知の、重合の動力学に基づき、強制的に同族体の統計学的分布が生じ、この場合には、この同族体の平均値が通常記載される。同族体の頻度分布は、殊に出発物質の低いアルコキシル化度の場合を含む。実際に、触媒の選択によって分布は、或る程度影響を及ぼされうるが、しかし、原理的に分布曲線には、何も変化は起こらない。純粋なアルキルオリゴグリコールは、蒸留によるかまたはクロマトグラフィー処理による後処理によって製造することができ、したがって高価である。更に、同族体の分布は、凝集挙動に対して明らかに影響を及ぼすことが判明した。
この場合に記載されたアルコキシレートは、アルコールを含むことなしに、凝集挙動および別の本発明による性質にとって重要な同族体分布を有する。
アルコキシル化度の分布の測定は、クロマトグラフィー処理により方法によって行なうことができる。
次に、n−ヘキサノールから導き出された通常のn−ヘキサノールエトキシレート(+3 EO)およびn−ヘキシルグリコールから導き出されたn−ヘキシルグリコールエトキシレート(+2 EO)のための分布曲線は、互いに表中に対比されている。第1欄には、幾つの酸化エチレン(0〜6)がn−ヘキシル基に結合されているかが記載されている。2つの化合物は、平均で同じだけ多くのEO単位を含有する。
Figure 2005525316
試料は、触媒としてのKOHを用いて酸化エチレン2または3モル/(出発物質モル)をそれぞれの出発物質に導入することによって製造された。分析は、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)によってTHF中で行なわれた。ヘキサノール信号は、増量によってヘキサノールと同定され、高級の同族体は、連続した他の信号から同定される。評価は、信号面積を積分することによって行なわれた。
本発明による生成物混合物中には、アルコールは存在しないので、十分に無臭である。界面活性剤として、本発明によれば、水5g/lの量で溶解されて20℃で45mN/m未満の界面張力を示す、全ての界面活性剤を使用することができる。界面活性剤は、一般にアルコキシル化アルコール、アミド、酸、ベタイン、酸化アミンまたはアミンであるが、しかし、ジヒドロキシアルキンおよびその誘導体および混合物であってもよい。この場合、界面張力の最終水準に調節する速度は、分子構成、例えばアルコールの鎖長および枝分かれ度、アルコキシレートの長さおよびアルコキシレートの溶媒和、界面活性剤濃度および界面活性剤凝集によって左右されうる。一般に、より小さい凝集体は、大きな凝集体よりも急速に拡散する。
特に、界面活性剤は、非イオン界面活性剤であり、平均で3〜30、特に4〜15、殊に5〜12の平均アルコキシル化度を有する、C〜C20−アルカノール、特にC〜C15−アルカノール、殊にC〜C13−アルカノールのC〜C−アルコキシレート、特にC〜C−アルコキシレートおよびその混合物から選択されている。殊に、C〜C11−アルカノールが界面活性剤の形成のために使用される。この場合には、直鎖状または分枝鎖状のアルカノールが重要である。分枝鎖状アルコールの場合には、枝分かれ度は、特に1.1〜1.5の範囲内にある。アルコキシル化は、任意のC〜C−アルコキシドおよびその混合物を用いて行なうことができる。例示的には、酸化ブチレン、酸化プロピレンまたは酸化ブチレンを用いてアルコキシル化することができる。特に好ましくは、酸化エチレン、酸化プロピレンまたはその混合物が使用される。殊に、好ましいのは、酸化エチレンである。アルコキシル化度は、平均で3〜8、特に3〜6である。この種の非イオン界面活性剤は、公知であり、例えば欧州特許出願公開第0616026号明細書および欧州特許出願公開第0616028号明細書中に記載されている。また、これらの刊行物中には、短鎖状のアルキルアルコキシレートについても述べられている。
また、界面活性剤として使用される非イオン界面活性剤は、ジヒドロキシアルキンまたはその誘導体によって代替されていてもよい。更に、気泡貧有の界面活性剤または抑泡界面活性剤は、重要である。欧州特許出願公開第0681865号明細書および冒頭で引用された刊行物をも参照。気泡貧有の界面活性剤または抑泡界面活性剤は、当業者に公知である。本発明による混合物において、アルキルグリコールアルコキシレートは、特に混合物の全質量に対して0.05〜0.1質量%または0.1〜20質量%、有利に0.1〜10質量%、特に有利に0.5〜7質量%、殊に0.8〜5質量%の量で使用される。混合物の残留する含分は、界面活性剤に割り当てられている。また、この量の記載は、混合物またはアルキルグリコールアルコキシレートから製造された、洗剤、清浄剤、湿潤剤、手入れ剤、植物保護剤または化粧品または別の組成物にも当てはまる。
界面活性剤とアルカノールアルコキシレートとの組合せ物を含有していてよい洗剤または清浄剤は、例えばWO 01/32820に記載されている。更に、このWO 01/32820に記載された薬剤は、5〜500nmの粒径を有する固体粒子を含有する。この種の粒子は、本発明による混合物中には、一般に含有されていない。このWO 01/32820に記載されたグリコールエーテルは、そこに親水性化剤として記載されている。本発明による混合物は、WO 01/32820に記載された他の内容物質を有することができる。
また、本発明は、前記したような混合物またはアルキルグリコールアルコキシレートを含有する洗剤、清浄剤または湿潤剤に関する。その上、本発明は、前記したような混合物またはアルキルグリコールアルコキシレートもしくはアルキルジグリコールアルコキシレートを含有する塗料、被覆剤、接着剤、皮革処理剤または織物処理剤に関する。本発明による混合物は、薬剤の配合のために高度に動力学的な配合物が使用される全ての範囲において使用することができる。このための例は、
− 金属加工を含めて個人的範囲、工業的範囲および研究所の範囲内で清浄化するための多目的清浄剤、織物用洗剤、噴霧用清浄剤、食器洗い用洗剤、
− 印刷工業における湿分保持剤、版胴清浄剤および印刷板清浄剤、
− 化粧用配合物、製薬学的調製物および植物保護配合物、
− ラッカー工業およびシート工業における例えば紙、接着剤のための塗料、染料配合物、被覆剤、
− 例えば、インキジェット印刷、塗料、医薬品または化粧品における噴霧に使用するための配合物、
− 皮革処理、例えば皮革の脱脂および皮革の可脂、
− 金属処理、例えば耐蝕性配合物、切削剤、研磨剤または穿孔助剤および潤滑剤、
− 織物工業における配合物、例えば均等剤または糸清浄化のための配合物、
− 浮選助剤および発泡助剤。
このような配合物は、通常、他の内容物質、例えば界面活性剤、ビルダー、芳香剤および染料、錯形成剤、ポリマーおよび別の内容物質を含有する。典型的な配合物は、例えばWO 01/32820に記載されている。更に、異なる仕様に適した内容物質は、欧州特許出願公開第0620270号明細書、WO 95/27034、欧州特許出願公開第0681865号明細書、欧州特許出願公開第0616026号明細書、欧州特許出願公開第0616028号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4237178号明細書および米国特許第5340495号明細書に記載されている。
一般に、本発明による混合物は、界面活性剤の作用が必要とされる全ての範囲において使用されてよい。
古典的な可溶化剤と同様に、本発明により使用されるエトキシル化された低級アルキルグリコールは、殊に非イオン界面活性剤の可溶性を高め、それによって疎水性界面活性剤の澄明な溶液を用意する。また、可溶化剤だけの界面張力の減少は、実際に観察されるが、しかし、この減少は、界面活性剤およびアルコールの作用よりもはるかに少ない。
非界面活性剤の構造を使用することによって、本発明による配合物は、例えば欧州特許出願公開第0616026号明細書に記載の系と比較して良好な環境相容性および皮膚相容性を有する。通例の可溶化剤、例えばクメンスルホネートとは異なり、特に界面活性剤との相互作用が生じる。それによって、本発明により使用されるアルコキシル化されたアルキルグリコールは、界面の確保に積極的に影響を及ぼし、界面平衡の調節を促進する。
本発明によれば、アルコールの残留含量が本発明による混合物または配合物中に存在することは、不要であり、望ましいことではない。実施態様によれば、本発明による混合物、薬剤および配合物は、アルコールを含有しておらず、好ましくは、アルキルグリコールまたはジグリコール、殊にC〜C−アルキルグリコールおよびC〜C13−アルコールをも含有していない。本発明によれば、通常、低級アルコールアルコキシレートの場合に製造に応じて生成物中に含有されているアルコールの残留含量なしで、本発明によるアルキルグリコールアルコキシレートを使用することによって、界面活性剤配合物を高い界面活性剤動力学で配合することができることが見い出された。
この場合、本発明による湿潤作用は、表面張力の動力学的測定、例えば気泡圧力張力計の使用によって測定されることができる。相応する方法は、例えばS.S. Dukhen, G. Kretzschmar, R. Miller(編), Dynamics of adsorption at liquid interfaces, Elsevier, 1995,に記載されている。この場合、表面の湿潤作用は、界面張力の動力学的測定によって測定されうる。この種の方法は、ビデオ撮影されて時間的に開始される接触角の測定である。
また、本発明は、表面加工、例えば紙の加工におけるアルキルグリコールアルコキシレート、アルキルジグリコールアルコキシレートまたはこれらの混合物の使用に関する。従って、本発明は、1つの被覆剤に関し、この場合には、水、顔料、結合剤および顔料に対して0.05〜5質量%の本発明によるアルキルグリコールアルコキシレートまたはその混合物を含有する水性塗被分散液が重要である。この場合、配合物は、天然もしくは合成の結合剤またはこれらの混合物を含有することができる。更に、可能な内容物質は、レオロジー助剤、分散剤、濃稠化剤等である。
更に、被覆剤において、小液滴の寸法は、刷毛塗り用塗料の気泡の欠乏が僅かであり、印刷可能性が良好である場合に、”噴霧塗布”方法において著しい影響を及ぼしうる。
被覆剤中で使用される顔料は、通常、主要成分である。常用されている全ての顔料、例えば炭酸カルシウム、カオリン、タルク、二酸化チタン、石膏、白亜または合成顔料を単独でかまたは混合物で使用することができる。
更に、被覆剤は、通常の分散剤を含有することができる。適当な分散剤は、オリゴ燐酸もしくはポリ燐酸またはオリゴアクリル酸もしくはポリアクリル酸のポリアニオンであり、これは、通常、使用された顔料に対して0.01〜3質量%の量で使用される。
適当な被覆剤は、通常、天然の結合剤および/または合成の結合剤、例えば澱粉、ポリマー分散液、例えば一般に−20℃〜+50℃のガラス温度を有する、スチレン/アクリレート−コポリマーまたはスチレン/アクリレート/ビニルアセテート−コポリマー(例えば、BASF AGのAcronale(登録商標))および/またはスチレン/ブタジエン−コポリマー(BASF AGのStyronal(登録商標))および/または別のエチレン系不飽和炭素化合物を含有する、寸法が規定されたポリマー(Basonal(登録商標))を含む。
合成結合剤は、有利に30〜70%の固体含量を有する水性分散液として使用される。
更に、被覆剤の成分は、常用の添加剤、例えば補助結合剤、濃稠化剤、例えば変性された澱粉、カゼイン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、アクリレートを基礎とする合成濃稠化剤および/または硬化剤、プロセス助剤、例えばステアリン酸カルシウムおよび/または中和剤および/または蛍光増白剤であることができる。この添加剤は、通常、顔料に対して0〜10質量%の量で単独でかまたは混合物で刷毛塗り用塗料中に使用される。
アルキルグリコールアルコキシレートまたは混合物は、通常、配合物に対して0.05〜5%の量、有利に0.1〜2%の量で使用される。この場合、アルキルグリコールアルコキシレートまたは混合物は、刷毛塗り用塗料の製造方法の間に直接添加されてもよいし、(および/または)刷毛塗り用塗料の成分(例えば、顔料スラリーおよび/または結合剤)との混合物で添加されてもよい。
例えば、”噴霧塗布”により紙の表面を被覆するために、次の実施例においては、刷毛塗り用塗料は、Wochenblatt fuer Papierfabrikation, (2001), Sonderdruck "OptiSpray" - Coating and Sizing Conference March 15, 2001(出版元Deutschen Fachverlag GmbH, Frankfurt/Main)に記載の方法で噴霧される。
この場合に形成された小液滴の寸法は、適当な分析法により測定されることができる。好ましくは、これは、1個だけの噴霧ノズルを備えた試験装置中で行なわれる。小液滴の寸法の分布を測定するのに適当な分析法は、フラウンホーファー回折である。
次に本発明を実施例につき詳説する。
例1
7の平均エトキシル化度を有するC13〜C15−オキソアルコールエトキシレート2g/l(BASF AGのLutensol(登録商標)AO 7)の水溶液を、気泡圧力張力計(Lauda社の型式MPT 2)を用いて試験する。42mN/mの界面張力は、平衡であることが見出され、この場合この界面張力は、0.7秒後に達成される。
クメンスルホネート1g/lの添加によって、界面活性剤溶液の状態も運動も何ら影響を及ぼされない。
4の平均エトキシル化度を有するヘキシルグリコールエトキシレート1g/lを添加することによって、平衡値は、39mN/mに移動する。平衡値は、既に0.4秒後に達成される。
他面、7の平均エトキシル化度を有するラウリルアルコールエトキシレート1g/lとヘキシルグリコールエトキシレート1g/lとの平衡の混合物中で42mN/mの界面張力が測定され、この場合この界面張力は、0.7秒後に達成された。それによって、ヘキシルグリコールエトキシレートを使用する場合には、界面活性剤の量は、著しく減少させることができる。
例2
ジヒドロキシアルキン(Air Products社のSurfynol(登録商標)104 H)を印刷工業の典型的な湿潤剤配合物中で試験した。湿潤剤配合物は、グリセリン150g/l、水770g/l、燐酸二水素ナトリウム20g/l、コハク酸40g/l、Surfynol 104H 10g/lを含有していた。混濁溶液を澄明するために、クメンスルホネート40g/l(配合物A)または4のエトキシル化度を有するヘキシルグリコールエトキシレート20g/l(配合物B)を添加した。その次に、配合物を1:50の比で希釈し、したがって最終的には、ジヒドロキシアルキン0.2g/lの含量が存在していた。動力学的界面張力を気泡圧力張力計で測定した。
配合物Aについては、50mN/mの界面張力水準を平衡で測定し、この場合この界面張力水準は、0.5秒後に達成される。配合物Bについては、43mN/mの水準が平衡であることが見出され、この場合この水準は、0.2秒後に達成される。
そのことから、本発明による配合物Bは、比較配合物Aと比較して統計学的な性質ならびに動力学的な性質において利点を有していることが明らかになる。
紙の加工(噴霧塗布)
紙を前記方法により第1表中に記載された分散液で被覆した。被覆の際の小液滴の寸法をフラウンホーファー回折によって測定した。
表中に記載された粒径分布を、He−Neレーザーを有するMalvern社の装置を用いて達成し、この場合この装置は、633mmの波長を有するレーザー源である。この装置の評価ソフトウェアーは、粒径分布と共に、特性を示す平均値D50を生じる。第1表中には、種々の処方物の小液滴の寸法の分布の測定された平均値が記載されている。
刷毛塗り用塗料で被覆された紙を室温でカレンダーに4回通過させることによって平滑にした。この場合、線形圧力は、250kN/mであった。引続き、紙を試験構成−印刷試験装置を用いて単色で印刷し、印刷の均一性を”Tobias-Testers”を用いて測定した。この試験方法は、Philipp E. Tobias他, Tappi Journal, Vol.72, No.5 (1989)に記載されている。まだら模様指数(Mottle-Index)の値が小さければ小さいほど、印刷画像は、ますます均一になる。
Figure 2005525316

Claims (14)

  1. 〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールに対して1〜8の平均アルコキシル化度になるまでC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールをC〜C−アルコキシドでアルコキシル化することによって得ることができる、アルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレート。
  2. 平均で1〜8のアルコキシル化度を有する、請求項1記載のC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートと、5g/l 水の量で溶解され20℃で45mN/m未満の界面張力を示す界面活性剤および/またはジヒドロキシアルキンまたはその誘導体とからなる混合物。
  3. 界面活性剤が非イオン界面活性剤であり、平均で3〜30のアルコキシル化度を有するC〜C20−アルカノールのC〜C−アルコキシレートおよびその混合物から選択されている、請求項2記載の混合物。
  4. 界面活性剤が気泡貧有の界面活性剤または抑泡界面活性剤である、請求項2記載の混合物。
  5. 請求項2から4までのいずれか1項に記載の混合物または請求項1記載のアルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートを含有する、洗剤、清浄剤もしくは湿潤剤または化粧用配合物、製薬学的調製物もしくは植物保護配合物。
  6. 請求項2から4までのいずれか1項に記載の混合物または請求項1記載のアルキルグリコールアルコキシレートまたはアルキルジグリコールアルコキシレートを含有する、塗料、着色剤配合物、噴霧に使用するための配合物、被覆剤、接着剤、皮革処理剤、浮選助剤、金属処理剤、発泡助剤、湿分保持剤または織物処理剤。
  7. 混合物または薬剤の全質量に対してC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレート0.1〜20質量%を含有する、請求項2から4までのいずれか1項に記載の混合物または請求項5または6記載の薬剤。
  8. 水性界面活性剤配合物または水性分散液中での界面張力の減少および界面張力の調節の促進のための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する請求項1記載のC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用。
  9. 可溶化剤としておよび非イオン界面活性剤を含有する、水性配合物中での湿潤助剤の可溶性を上昇させるための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する請求項1記載のC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用。
  10. 界面活性剤含有の配合物の粘度を減少させるための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する請求項1記載のC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用。
  11. 水性湿潤剤中で湿潤速度を上昇させるための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する請求項1記載のC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用。
  12. 水、顔料、結合剤、および顔料に対して0.05〜5質量%の請求項2から4までのいずれか1項に記載の混合物または請求項1記載のアルキルグリコールアルコキシレートを含有する水性配合物が重要である、請求項6記載の被覆剤。
  13. 噴霧に使用するための配合物が重要である、請求項12記載の被覆剤。
  14. 噴霧に使用するための配合物中の小液滴の寸法を縮小するための平均で1〜8のアルコキシル化度を有する請求項1記載のC〜C−アルキルグリコールまたはC〜C−アルキルジグリコールのC〜C−アルコキシレートの使用。
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