JP2005523684A - バイオドライブ用のセグメント領域検出器とその関連方法 - Google Patents
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Abstract
本発明の他の1実施形態によれば、検出器は半径方向に長い分割検出器である。検出器は、全体的な信号対雑音比を改善する雑音相殺機構を実施するためにセグメント化される。検出器の実施形態は、細胞計数をハードウェアで効率的に行うことを可能にする明確で区別可能な信号を生成する。別の実施形態は、光ディスクドライブと、全てのデジタルロジックを行うフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)が内部に配置されるコントローラとを備える、バイオロジカルコンパクトディスク(BCD(商標))アナライザと名付けられる費用効率的なアナライザである。このアナライザは、セグメント型検出器からの改善された信号を利用して、生物学的サンプルを効率的に分析する。
Description
本発明は、包括的にはバイオドライブに関し、特に、光バイオディスクを収容するようになっているバイオドライブ内で用いられる検出器に関する。本発明はより具体的には、最適な実施様式により以下に記載される特定の実施形態に制限されることなく、バイオドライブ用のセグメント領域検出器とその関連方法に関する。本発明はさらに、本発明の検出器を使用したバイオドライブにおいて分析されるバイオディスク上の細胞を計数するパターン認識法を対象とする。
本出願は、米国仮特許出願第60/335,123号「Segmented Area Detector For Biodrive And Methods Relating Thereto」(2001年10月24日出願)、米国仮特許出願第60/352,649号「Segmented Area Detector For Biodrive And Methods
Relating Thereto」(2002年1月28日出願)、米国仮特許出願第60/353,739号「Segmented Area Detector For Biodrive And Methods Relating Thereto」(2002年1月30日出願)、米国仮特許出願第60/355,090号「Segmented Area Detector For Biodrive And Methods Relating Thereto」(2002年2月7日出願)、米国仮特許出願第60/357,235号「Segmented Area Detector For Biodrive
And Methods Relating Thereto」(2002年2月14日出願)からの優先権の利益を主張する。上記で参照した出願は全て、その全体を参照により本明細書中に援用する。
光学バイオドライブは、細胞計数および生物学的サンプルの検定を行う費用効率的で有効な代案として実施されている。光バイオドライブ構成の例を図1に示す。生物学的サンプルを収容する流体チャネルを有する光バイオディスク110が光ディスクドライブ112に挿入される。光ディスクドライブ112内の光学機能が、光バイオディスク110内に収容されているサンプルに対して生物学的検定を行う。光ディスクドライブ112の光学機構が、レーザービームを光バイオディスク110に誘導し、検出器を用いて反射光および/または散乱光を検出する。検出された光は信号に変換され、その信号は、コンピュータ114によって分析することができるデータに変換される。ディスプレイコンピュータ114のモニタは検定の結果を表示する。
本発明は、光ディスクドライブにおいて、また種々の異なる光分析ディスクまたは光バイオディスクとともに用いられる検出器の多くの実施態様を対象とする。1実施形態によれば、本発明は、光バイオドライブ内で細胞を計数するためのパターンおよび細胞認識を対象とする。本発明の1実施形態によれば、検出器は多要素検出器である。本発明の別の実施形態によれば、検出器は、半径方向に長い分割検出器である。他の実施形態は、ディスクに対して半径方向および接線方向に配列された検出器を含む。検出器はセグメント化されて、全体の信号対雑音比を向上させる雑音キャンセル機構を実施するようにする。検出器の実施形態は、ハードウェアで効率的な細胞計数を行うことを可能にする明確で区別可能な信号を生じる。
間における検出器出力信号を分析するために必要である。位置は、1度の回転からのデータを次の回転のものと非常によく相関させるには、複雑な部分的ズレ解削処理(de-staggering)を行わない限り、1ミクロン未満の精度でなければならない。また、ユーザがアナライザを制御するとともにテスト結果およびテストに関連する他の有用な情報を受け取ることを可能にするユーザインタフェースもある。
ing Physical Synchronization Markers」(1999年8月23日出願)、米国特許出願第09/421,870号「Trackable Optical Discs with Concurrently Readable Analyte Material」(1999年10月26日出願)、米国特許出願第09/643,106号「Methods and Apparatus for Optical Disc Data Acquisition Using Physical Synchronization Markers」(2000年8月21日出願)、米国特許出願第09/999,274号「Optical Bio-discs with Reflective Layers」(2001年11月15日出願)、米国特許出願第09/988,728号「Methods And Apparatus For Detecting And Quantifying Lymphocytes With Optical Biodiscs」(2001年11月20日出願)、米国特許出願第09/988,850号「Methods and Apparatus for Blood Typing with Optical Bio-discs」(2001年11月19日出願)、米国特許出願第09/989,684号「Apparatus and Methods for Separating Agglutinants and Disperse Particles」(2001年11月20日出願)、米国特許出願第09/997,741号「Dual Bead Assays Including Optical Biodiscs and Methods Relating Thereto」(2001年11月27日出願)、米国特許出願第09/997,895号「Apparatus and Methods for Separating Components of Particulate Suspension」(2001年11月30日出願)、米国特許出願第10/005,313号「Optical Discs for Measuring Analytes」(2001年12月7日出願)、米国特許出願第10/006,371号「Methods for Detecting Analytes Using Optical Discs and Optical Disc Readers」(2001年12月10日出願)、米国特許出願第10/006,620号「Multiple Data Layer Optical Discs for Detecting Analytes」(2001年12月10日出願)、米国特許出願第10/006,619号「Optical Disc Assemblies for Performing Assays」(2001年12月10出願)、米国特許出願第10/020,140号「Detection System For Disc-Based Laboratory and Improved Optical Bio-Disc Including Same」(2001年12月14日出願)、米国特許出願第10/035,836号「Surface Assembly For Immobilizing DNA Capture Probes And Bead-Based Assay Including Optical Bio-Discs And Methods Relating Thereto」(2001年12月21日出願)、米国特許出願第10/038,297号「Dual Bead Assays Including Covalent Linkages For Improved Specificity And Related Optical Analysis Discs」(2002年1月4日出願)、米国特許出願第10/043,688号「Optical Disc Analysis System Including Related Methods For Biological and Medical Imaging」(2002年1月10日出願)、米国仮特許出願第60/348,767号「Optical Disc Analysis System Including
Related Signal Processing Methods and Software」(2002年1月14日出願)。これらの出願は全て、その全体が参照により本明細書中に援用される。したがって、これらの出願は、本明細書中に全体を複製した場合と同じく、本発明の裏付けとして背景および関連する開示を提供する。
本発明は、包括的には光バイオドライブに関し、特に、光バイオディスクを収容するのに適した光バイオドライブ内で用いられる検出器に関する。本発明はより具体的には、最適な実施様式により以下に記載される特定の実施形態に制限されることなく、バイオドライブ用のセグメント領域検出器とその関連方法に関する。本発明はさらに、本発明の検出器を使用したバイオドライブにおいて分析されるバイオディスク上の細胞または他の調査特徴物を計数するパターン認識法を対象とする。
図2は、本発明の実施形態の図である。アナライザ12は、本発明の一構成から得られるアーキテクチャである。図1に示すもののような従来技術の実施形態と比較して、アナライザ12は、計算および処理コンポーネントを光ディスクドライブと組み合わせて単一のユニットにしたものである。図2は本発明で可能な多くの異なる構成の1つにすぎないことを当業者は理解されよう。この構成によると、アナライザ12は、例えば300MHzプロセッサ、128MBのRAM、PC/104アナログ・デジタル(A/D)変換器、およびVxWorks(商標)オペレーティングシステムを具備するコンパクトPC互換性システムを有してもよい。これらのコンポーネントを備えた単純なPC基板はさらに、光ディスクドライブ10において光バイオディスクから信号を抽出するのに必要な検出器および増幅器回路部を保持する場合がある。
本発明の実施形態は、様々な光バイオディスクを受け入れるように設計される。図3ないし図16は、本発明において生物学的分析を行う際に用いられ得る光バイオディスクの種々のタイプの例を示す。手短かに言えば、図3ないし図5は、本発明の光バイオディスクの反射実施形態のコンポーネントを示すためのものである。図6ないし図10は、本発明の光バイオディスクの透過/反射実施形態のコンポーネントと、反射および透過実施形態の比較を示すためのものである。最後に、図11ないし図16は、光バイオディスクの外周槽実施形態のコンポーネントを示すために含まれる。
図3は、光バイオディスク110の主な構造要素の分解斜視図である。本発明の1実施形態によれば、光バイオディスクは、反射光バイオディスク(以下「反射ディスク」または「反射フォーマットのディスク」)である。主な構造要素は、キャップ部分116、接着部材またはチャネル層118、および基板120を含む。キャップ部分116は、1つまたは複数の入口122および1つまたは複数の通気口124を含む。キャップ部分116は、ポリカーボネートから形成されてもよく、好ましくは、図3の斜視図で見られるようにその下部が反射面146(図5にさらに分かりやすく示されている)で被覆されていてもよい。好ましい実施形態では、トリガマークすなわちマーキング126が反射層の表面上に含まれる。トリガマーキング126は、情報が符号化された、バイオディスクの3層全てで透明なウィンドウ、不透明領域、または反射もしくは半反射領域を含んでもよい。符号化情報は、図17に示すプロセッサ166にデータを送り、プロセッサ166は図17の問合せすなわち入射ビーム152の作用機能と相互作用する。
することを含むマスキング技法により形成されてもよい。反射層142は、アルミニウム、金、銀、ニッケル、および反射性合金のような金属から形成されてもよい。
図6は、光バイオディスク110の主な構造要素の分解斜視図である。本発明の別の実施形態によれば、光バイオディスクは、透過型の光バイオディスクである。透過型の光バイオディスク110の主な構造要素は同様に、キャップ部分116と、接着部材118と、基板120層とを含む。キャップ部分116は、1つまたは複数の入口122および1つまたは複数の通気口124を含む。キャップ部分116は、ポリカーボネート層から形成されていてもよい。図7および図10に最もよく示されているように、任意のトリガマーキング126が薄い半反射金属層143の表面上に含まれていてもよい。トリガマーキング126は、情報が符号化された、バイオディスクの3層全てで透明なウィンドウ、不透明領域、または反射もしくは半反射領域を含んでもよい。符号化情報は、データをプロセッサ166(図17)に送り、プロセッサ166は図17の問合せビーム152の作用機能と相互作用する。
半反射金属層143が蒸着されている。図6および図7に示すディスク110の基板120と一体にする半反射層143は、図3、図4、および図5に示す反射ディスク110の基板120上の反射層142よりも著しく薄い。より薄い半反射層143により、図12に示す透過ディスクの構造層に問合せビーム152の一部が透過することが可能になる。薄い半反射層143は、アルミニウムまたは金のような金属から形成されてもよい。
配置された不透明材料を含む。別法として、トリガマーキング126は、ディスクの薄い反射層143上にエッチングされた透明な非反射性ウィンドウによって、または図17のトリガ検出器160から到来する信号を吸収し、もしくは反射しないいかなるマークによって形成されてもよい。
図11は、本発明の光バイオディスク110のさらに別の実施形態の主な構造要素の分解斜視図である。この実施形態は、本明細書中では包括的に「槽ディスク」と呼ばれる。この実施形態は、上述の反射フォーマットまたは透過フォーマットのいずれで実施することもできる。別法として、本発明による光バイオディスクは、透過フォーマットおよび反射フォーマットの両方を有し、さらに流体チャネルおよび円周槽の任意の所望の組み合わせを含む、ハイブリッドディスクとして実施されてもよい。
ことによって作られる。
材パッド145を含んでいてもよい。吸収材パッドは、好ましくは、セルロースガラス繊維などの材料、または任意の他のタイプの適当な吸収材料から形成されてよい。パッド145は、好ましくは、槽の周囲に均等に分布することにより、ドライブ内での回転中に使用される間のディスクの平衡を促進かつ維持する。
本発明の光ディスクシステム部分(図2の10)は、上述の光バイオディスク実施形態または等価な実施形態を正確に分析するために所定の精度で動作せねばならない複雑なシステムである。光ディスクシステムは、正しく動作するために、(1)光ディスクアセンブリの使用平面に正確に焦点を合わせ、(2)らせん状のディスクトラックに正確に追従するか、またはディスク表面にわたってある形態の均一な半径方向移動を利用し、(3)ある形態の速度制御(CAV、CLV、またはVBR)を容易にするのに十分な情報を回
収し、(4)ディスクから集められた論理情報により、またはディスクの使用平面から検出された信号レベルにより、適切な出力制御を維持し、(5)対物アセンブリの位置、回転速度、またはレーザーの焦点位置を制御するのに用いる、動作要件を提供するもとになる論理情報に応答することが必要である。
図17は、光ディスクドライブ10の内部コンポーネントを示す斜視ブロック図である。図に示されているのは、光学コンポーネント148、入射すなわち問合せビーム152、戻りビーム154、および透過ビーム156を生成する光源150である。図5に示す反射バイオディスクの場合、戻りビーム154は、光バイオディスク110のキャップ部分116の反射面146で反射される。本光バイオディスク110のこの反射実施形態では、戻りビーム154が下部検出器(例えば4象限検出器)157によって検出され、信号作用物質が存在するかどうかが分析される。一方、透過バイオディスクフォーマットでは、透過ビーム156が上部検出器158によって検出され、同じく信号作用物質が存在するかどうかが分析される。透過実施形態では、上部検出器158として光検出器を用いてもよい。1実施形態では、上部検出器158は多要素検出器または分割検出器である。種々のディスク実施形態で検出プロセスがどのように行われるかに関するより詳細な説明は、「検出器および光バイオディスクタイプ」という名称の次の章で行う。
6を検出すると、プロセッサ166は所定の短い遅延(td)だけ待機し、次いで、4象限検出器157または上部検出器158から検出された信号を、調査特徴物の存在を示すデータとして処理を開始する。
図19Aないし図24は、様々な検出器およびバイオディスク実施形態の光路のより詳細な図を提供することを目的としている。
めにいかなる物理的印も使用しない代替実施形態では、フローチャネル130は事実上、調査特徴物の検査が行われる限定されたターゲット領域として利用される。
に示されている。基板120は、図示のように入射ビームの経路を変える屈折特性を有し、反射層142または薄い半反射層143上でビーム152を集束させる。
試験によって示されたことは、上部検出器が光バイオドライブで信号対雑音比を改善することができることである。したがって、図17に示すように、光バイオドライブの実施形態は、上部検出器およびそれに関連する検出回路部を具備することができる。上部検出器は、現在市販されている従来の光ドライブ(例えば、CD−R、DVD)において見られる一般的なコンポーネントではないため、従来のドライブに対して中断の量を最小にするような方法で、上部検出器を実施することが有利である。このため、透過バイオディスク実施形態を用いることが望ましい。透過の場合、バイオディスクは、作動中の電子回路によって観察されるべき作用データおよび正常なドライブ機能が生じるほど十分な反射性を有する。しかしながら、入射光の一部がディスクを通り抜けて上部検出器に至ることができるように、やはり部分的に透過性である。このように、調査特徴物は、上部検出器を従来のドライブに付加することにより検出されることができる。調査特徴物は、検定における細胞、ビーズ、または任意の他の問題の生物学的物質であってもよい。反射光のための検出回路部(4象限検出器)に変更を加える必要はない。反射光は、符号化情報を読み出すとともに、前述のようなトラッキングおよび集束などの動作機能を提供するために用いることができる。
より駆動される。台車アセンブリ190は光ピックアップユニット(OPU)を含む。CPU196から信号を受け取るコントローラ164は、2つのモータを駆動する。光学コンポーネント188からの信号データ198、トリガ検出器信号192、および上部検出器(または検出器アレイ)158からの信号194は全て、後で説明するようなADC(アナログ・デジタル変換器)150またはS字曲線認識回路部に供給される。図27は、TAD180が上部検出器(または検出器アレイ)158およびトリガ検出器160を備えることも示す。TADは、光ドライブ対物アセンブリの上部に取り付けられる。
本発明の実施形態は、細胞および他の調査特徴物の画像化を改良するいくつかの重要な光学的特性を利用するセグメント型検出器である。本発明の出願人が確認したところでは、球状の物体が主として自ら生ずる反射レベルの変化によって画像化されるのではなく、レーザービームをその進行に対する法線から離れて屈折させることにより画像化される。作用する主な機構は2つある。
(1)球状物体はマイクロレンズとして働き、円錐状に球状物体に入射した光をより狭い円錐に集束する。数ミクロンのサイズ範囲の球体または細胞の場合、この集束は、円錐角をおよそ3分の1に減らすことができる。したがって、開口数0.45で入射する光は、光のほとんどが開口数およそ0.2となって出る。比較は図28Aおよび図28Bに示される。光路の接近図は図28Eに示される。
(2)光が球体に集中せず片側にずれて集束する場合、球体は光を横に偏向させる(図28Cおよび図28D)。この角度ずれは30°を超える場合がある。光路の接近図は図28Fに示される。検出システムが、通常画像化スポットに集中する場合、光は検出器をそれるため画像では球体の側部が暗く見えることになる。
反射システムの場合、全ての光が、戻り経路にある対物レンズの絞りを通過しなければならないため、検出器は、レンズのNAより大きく偏向される光を検出することができない。しかしながら、球体の集束動作により、主として瞳の左側または右側の光を検出するセグメントは、4象限検出器におけるセグメントの左または右の対においてより大きな信号を生じるであろう。セグメントが個別に利用されかつ適切に組み合わされ得る場合、これらを用いて細胞を示す画像を生成することができる。特に、接線方向のプッシュプル信号は、暗い「バナナ」の隣に白い「バナナ」がある、認識可能な形式の情報を与えるであろう。図30Aは、球体がない場合の入射ビームを検出する4つの象限A、B、C、およびDを有する4象限検出器を示す。図30Bにおいて、検出器の組み合わせ(A+D)−(B+C)は、球体を通る光によって生成されるバナナ形状の信号を与える。図30Cにおいて、(A+D)−(B+C)によって生成されるプッシュプル信号が示される。このグラフは、信号電圧対時間のプロットである。この曲線の固有の形状を用いて、細胞を信号レベルで認識することができる。この曲線の形状は、S字曲線と呼ばれる。
順(例えば、位相遅延後の信号合算およびデジタル信号ゲート法)が含まれる。
ある。多要素検出器を用いて実施した試験の結果は、C−(A+B+C+E)を使用した結果の信号がより強いことを示す。強い信号によって、背景雑音の影響が最小になる。
上述した検出器の特定の実施形態は、半径方向に沿って2つに分割された検出器の使用である。この検出器の接線方向への広がりは、レンズの開口数より小さくても大きくてもよいが、普通はNAより大きいであろう。理想的には、分割線の中心は透過される光スポットに合わせられる、すなわち光軸が分割線上にある。図35Aは、この構成(292)の上面図を提供し、図35Bは3D図を提供する。2つのセグメントすなわちセグメントA292およびセグメントB294が存在する。
の実施形態によれば、検出器はそれぞれ、幅2.5mmおよび長さ31mmであり、それらの間に50μmの間隙を有する。試験の結果が示すところでは、多要素検出器において見られる最も低い背景雑音をこの分割検出器が発生する。結果は、アナログ信号において、入射ビームが球状の調査特徴物上を通過する際に明確かつ区別可能なS字曲線が生成されるというものである。図39ないし図42は、上記した分割検出器を用いて捕捉した画像のスライドである。
説明した検出器構成は、細胞、ビーズ、および他のレポーター粒子およびレポーター系を区別可能にすることを目的とする。細胞の画像化メカニズムは他の粒子とは非常に異なるため、光軸に対して検出器を非対称に設置するという効果によって、信号が区別可能になる。例えば、正方形の検出器が、検出器の長軸に垂直に(すなわち、ディスクの接線に沿って)移動する場合、信号は非対称となる。これは、付録A(「バイオコンパクトディスクの画像化(Imaging of a Bio-Compact Disc)、パートI」、章6.3)において計算されている。この非対称パターンは、画像解析によって他の物体とは容易に区別される。全く同じ非対称パターンが、長い検出器による画像化から生じる。正方形の検出器を半径方向に移動しても非対称信号が生じるが、この場合に限り、対称軸は半径方向である。図43Aは、光軸が中心からはずれた検出器を示す。検出器は半径方向に配列される。対応する信号を図43Bに示す。図43Bのプロットは、非対称信号と対称信号との信号形状の差を示す。図43Cは、形成することができる3つの異なるタイプの非対称を示す。半径方向のオフセット、接線方向のオフセット、および対角線方向のオフセットがある。図43Dは、オフセットのない細胞の画像を示す。図43Eは、3つの異なるタイプの非対称状態にある細胞の画像を示す。
セグメント型要素検出器の様々な実施形態の使用に起因する、明確かつ区別可能なS字曲線の生成により、細胞計数をハードウェアで実施することが可能となる。従来技術によるソフトウェアベースの細胞計数法の主な欠点は、これらの方法によって大きなデータファイルが生ずることである。多くの場合に、大部分の格納データファイルが細胞データを含まない。さらに、これらのデータファイルの処理を、データ収集の完了前に行うことができない第2のステップとして行うことで、検定の開始から終了までの時間が非常に長くなる。
図47Aは、図46に示すコントローラのブロック図である。このコントローラは、コンポーネントの中でも特にフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)330を備える。FPGA330は、コンポーネントの中でも特にマイクロコントローラ331、IDEコネクタ338、および利得制御部335とインタフェースする。1実施形態では、BTIコントローラを、標準的な光ディスクドライブに嵌め込むことができるアドインボードとして使用して、生物検定ディスクの分析能力を提供することができる(図47Cを参照)。
スおよび制御ロジック345、IDEコントローラロジック341、トリガロジック342、AGC制御ロジック348、細胞計数ロジック344、およびADC/RAM制御ロジック346を制御する。
検出器セグメントからの信号は特有のパターンを生ずる。信号の処理には2つの方法がある。まずアナログ処理(例えば、セグメントを互いに合算または減算)した後にデジタル信号処理を行うか、セグメントの出力に直接デジタル処理を行うかである。必要なアナログ・デジタル変換において使用する自動利得制御部、しきい値レベルなどがあってもよい。図47Aに示すBTIコントローラ312は、このような信号処理の全てを行う役割を有する。
ずステップ360において、セグメント1〜3からの信号が取得される。次いでステップ362において、セグメント1および3が互いに減算される。これは、細胞以外の物体からの(対称な)散乱から導出されるあらゆる光が、差信号から減算されることになるという利点を有する。次いでステップ364において、しきい値レベルを適用し、デジタル領域において認識可能なパルス列を生ずることができる。
大きな細胞(〜10μm)がディスク上にある場合、光スポットはその細胞上を複数回通過する。次いで、画像認識を用いてこのような細胞を区別することができる。画像の格納および処理に関与する電子回路を回避すべきであり、上述したようなイベント計数法を用いて、ビームが1回通過する際に細胞を認識する場合、複数回の計数を回避するために、複数回の通過を区別する必要がある。これを達成する方法には、以下のものが考えられる。
BTIコントローラ312は、到来する信号データにおいて細胞を認識するためのプログラムされた方法を含む。図51Aおよび図51Bは、このような方法の説明図である。図51Aは、細胞画像およびそれに付随するS字曲線電圧プロット、ならびに分割検出器290を用いて取得した上述の導出パルス列である。図29から、分割検出器290は2つの検出器すなわち検出器A292および検出器B294を有することを想起されたい。グラフ382は、A−B(y軸)対時間(x軸)とする結果の電圧のプロットである。上方のグラフ380は、細胞390の画像化データを示し、その時間軸をグラフ382と揃えている。点線386は、A−B電圧のグラフ線388の物理的な読み取り場所を示す。
検出器290と、入射ビーム392と、例示的な調査特徴物394(細胞など)との間での相互作用を示す時間線図である。時間「A」において、入射ビーム392は調査特徴物394の影響を受けていない。図51Aのグラフ線388における「A」とのラベルは、このシナリオに対応する。時間「B」において、入射ビーム392は、調査特徴物394の先端のすぐ下に集束される。検出器A292に向かう光の一部が、調査特徴物394の端部により遮断される。これは、「B」と付されるグラフ線388における小さな下降部分に対応する。それは、グラフ線388はA−Bを表し、検出器A292における信号がここで低くなっているためである。時間「C」において、光バイオディスクは、調査特徴物394が入射ビーム392の直接の経路に位置付けられているが特徴物394の中心がビーム上に合わせられていないポイントまで回転している。レンズ効果は、調査特徴物394がレンズとして動作し、入射ビーム392を集束し、検出器A292に対して直接偏向する場合に生ずる。検出器A292は、集束(および屈曲)された入射ビーム392を受け取り、非常に高い信号電圧を生成する。検出器B294は、入射ビーム392を検出しない。このように、図51Aにおいて「C」は、グラフ線388における正のしきい値を超える高いピークを表す。図51Bの時間「D」において、光ディスクがさらに回転することによって、入射ビーム392が検出器A292およびB294の間で一様に集束され、特徴物394の中心は入射ビーム392上に合わせられる。グラフ線388は「D」において、2つの信号が互いに相殺するため、0である。時間「E」において、入射ビーム392が調査特徴物394によって集束され、検出器B294に対して屈曲される。検出器A292は暗い。このようにグラフ線388において、グラフ線は「E」において、負のしきい値に下降している。これは、Bの電圧信号が高く、Aが低いためである。時間「F」において、時間「B」の逆のシナリオが生じ、A−B差信号における隆起が検出される。最後に、時間「G」において、調査特徴物394が入射光を通過し、両方の検出器が同じ信号を有するため、信号は0に戻る。
レベル検出器336(図47A)は、信号のアナログ・デジタル変換を行うのに役立つしきい値交差回路を備える。変換は、A−Bのアナログ電圧をデジタルパルスに変換することによって行われる。しきい値交差回路は、2つのプログラム可能な電圧源と、2つのしきい値比較器とを具備する。各電圧レベルは個別に制御可能である。しきい値交差回路に対する一定のピーク間入力信号がAGC回路によって保証されるため、しきい値は、最適な認識結果を与える既知の値に設定することができる。
高い(high)正のしきい値パルス列の「t1」(エッジ1および2)と高い負のしきい値パルス列の「t3」(エッジ3および4)との間の遅延時間「t2」などのタイミング情報から、コントローラは、S字曲線が生成されたかどうかをアサートすることができる。各型の調査特徴物が異なる「t」時間を生成するため、「t」時間の長さは、特定の型の調査特徴物を検出するための貴重な手段を提供する。例えば赤血球は、細胞の中央にある
凹みのために長い「t2」を有し、赤血球の「t1」および「t3」は、例えば白血球のそれらと比較した場合に小さくてもよい。
の状態機械の検出結果を格納する。このように、1つの1がその特定のトラックにおいてその特定の時点に検出されたS字曲線認識イベントを表す。
0010000002220000000000010000
0110000002000333000000011000
0010000002000330000000010000
1000000333033000000000333000
1000000303033000000000303000
1000000300033000000000300000
0000000022200030000200000011
0000000022200030300200000011
(以下同様)のように見えてもよい。上述のRAMメモリマップは、3個の同時イベントに対応する。
0000000000000000000000000
0000000000000000000000010
0000000000000000000000010
0000000000000100000000000
000000000000010000000000
0000100000000100000000000
(以下同様)のように見えるであろう。
上記の説明から、ユーザは異なる型の細胞を計数するための異なる要件を生成できることが理解される。(1)アナログ・デジタル変換のしきい値(図39A)および(2)状態機械のタイミングウィンドウ(例えば、t1、t2、t3)の設定は、イベント計数器の挙動に影響を与える可能性がある。これは、計数器が様々な細胞型を扱うようにプログラム可能であるため有利である。
本発明および所与のセットのしきい値を用いて本出願人がビーズに対して行った実験で
は、見られた結果は正確であるだけでなく、再現可能でもある。同じサイズおよび光学的外観のビーズは全て計数され、正常なビーズとは異なるビーズは正しく区別される。正確なパラメータ設定により、計数するごとに同じ計数がもたらされ、所与の群のビーズについて同じ計数が何度ももたらされる。
このように、バイオドライブのためのセグメント型領域検出器および当該バイオドライブに関連するコンポーネント回路部のための方法および装置が、1つまたは複数の特定の実施形態とともに記載されている。本発明は、いくつかの好ましい実施形態を参照して詳細に説明されているが、本発明は記載通りの実施形態に限定されないことが理解されるべきである。むしろ、本発明を実施するための現在の最良の形態を記載している本開示を考慮すれば、当業者には、多くの変更および変形が、本発明の範囲および精神から逸脱することなく自ずから明らかとなるであろう。したがって、本発明は、特許請求の範囲およびその等価物の全範囲によって定義される。
Claims (24)
- 光バイオロジカルディスクアナライザであって、
光バイオドライブと、
前記光バイオロジカルディスクアナライザ内に配置され、前記光バイオドライブを制御するコントローラと、
該コントローラに内蔵したフィールドプログラマブルゲートアレイとを備えた光バイオロジカルディスクアナライザ。 - 前記コントローラは分割検出器をさらに備えた請求項1に記載の光バイオロジカルディスクアナライザ。
- 前記コントローラは、
前置増幅器コンポーネントと、
チャネルセレクタと、
自動利得制御部と、
レベル検出器とをさらに備えた請求項1に記載の光バイオロジカルディスクアナライザ。 - 前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、
細胞計数ロジックコンポーネントと、
インタフェースおよび制御ロジックと、
前記光バイオドライブを制御するIDEコントローラロジックとをさらに備えた請求項3に記載の光バイオロジカルディスクアナライザ。 - 前記コントローラはさらに、
透過トリガコンポーネントと、
反射トリガコンポーネントと、
前記透過トリガコンポーネントまたは前記反射トリガコンポーネントから受け取った信号を用いて前記細胞計数ロジックおよび前記インタフェースおよび制御ロジックにおける細胞計数処理を同期させるトリガロジックとを備えた請求項4に記載の光バイオロジカルディスクアナライザ。 - 前記コントローラは、
マイクロコントローラと、
イーサネットコントローラと、
プリンタポートと、
複数のメモリコンポーネントとをさらに備えた請求項1に記載の光バイオロジカルディスクアナライザ。 - 光バイオロジカルディスクアナライザにおいて細胞を計数する方法であって、
多セグメント型検出器を用いて複数の信号を検出するステップと、
前記複数の信号を結果として得られる信号に合成するステップと、
複数のしきい値を設定するステップであって、それによって、前記結果として得られる信号を複数のパルス列に変換する、複数のしきい値を設定するステップと、
状態機械計数プロセスを用いるステップであって、それによって、前記複数のパルス列中の調査特徴物を示す信号データの存在を検出する、状態機械計数プロセスを用いるステップとを含む、細胞を計数する方法。 - 前記多セグメント型検出器は2つのセグメントを有する請求項7に記載の細胞を計数す
る方法。 - 前記合成するステップは、前記2つのセグメントから信号の差を引き出すことをさらに含む請求項8に記載の細胞を計数する方法。
- 前記複数のしきい値は、正および負のしきい値を含む請求項9に記載の細胞を計数する方法。
- 前記正および負のしきい値はユーザが定義したものである請求項10に記載の細胞を計数する方法。
- 前記状態機械はユーザが定義したものである請求項7に記載の細胞を計数する方法。
- 複数のセグメントを備えた、光バイオドライブにおいて使用される検出器。
- 前記セグメントの数は5である請求項13に記載の検出器。
- 前記セグメントの数は3であり、該セグメントは、
左側のセグメントと、
右側のセグメントと、
中央のセグメントとを含む請求項13に記載の検出器。 - 前記中央のセグメントは2つのセグメントをさらに含む請求項15に記載の検出器。
- 前記セグメントは半径方向に配列されている請求項13に記載の検出器。
- 前記セグメントは接線方向に配列されている請求項13に記載の検出器。
- 前記セグメントは対角線方向に配列されている請求項13に記載の検出器。
- 前記複数のセグメントは、
右側のセグメントと、
左側のセグメントとを含む請求項13に記載の検出器。 - 前記右側のセグメントは、
短いセグメントと、
長いセグメントとをさらに含む請求項20に記載の検出器。 - 前記左側のセグメントは、
短いセグメントと、
長いセグメントとをさらに含む請求項20に記載の検出器。 - 前記検出器は、前記光バイオドライブ内の対物アセンブリの開口数よりも幅が広い、請求項13に記載の検出器。
- 前記検出器は、前記光バイオドライブ内の対物アセンブリの開口数よりも幅が狭い、請求項13に記載の検出器。
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