JP2005520755A - インクリメント式材料付勢システム - Google Patents

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Abstract

インクリメント式の材料付勢システムは、
(a) 後端及び前端を有するコンテナ構造体(1)と、
(b) 材料付勢構造体(12)と、
(c) 前記コンテナ構造体の前記後端の引っ込み位置から、前記コンテナ構造体の放出端である前記前端の完全に前進した位置まで、前記材料付勢構造体をインクリメント式に前進させる材料付勢構造体駆動手段(46)と、
を備える。

Description

本発明は、近接した場所間で固形物をインクリメント式で運搬するためのシステム、及び、保管や輸送や廃棄のコストを最小限にする目的のために、ばらばらな多様な材料をインクリメント式で圧縮するためのシステムに関するものである。
ばらばらな材料を圧縮することは、多くの産業において色々な理由により望まれている。一般に、そのプロセスは、投入材料を保管する容積を持っており、その故にその容積を小型化する機械的手段を有している。
廃棄物処理のような特定用途においては、前記保管容積は、略長方形断面の長いコンテナであって、一端に可動性の付勢構造体を備えるものの形を取るかも知れない。廃棄物がそのコンテナの中に入れられ、続いて、その材料が放出ゲートとの間で圧縮された塊となるように、油圧ラムがコンテナの長さ方向に沿ってその付勢構造体を駆動する。圧縮されたなら、その塊は、前記ラムのさらなる移動によって、前記コンテナ構造体の前端から、例えば運搬車両の中に放出される。
そのような圧縮システムの特徴は、大変に長い油圧ラムが必要なことである。そして、これらの油圧ラムは、伸縮自在な多段の構造で、しかも、圧縮ストロークの終わり頃に十分な力を発揮できるような大きな直径のものでなければならない。これらの要求は、大きな油圧システムを必要とし、それにより圧縮機はとても高価なものとなる。このことは、小さな孤立したコミュニティにとって一般的に入手不可能なものである。
廃棄物処理や再生を行う場所へのさらなる移動のため、圧縮された材料の放出は一般に運搬車両の中に行われ、廃棄物処理等を行う場所においては、運搬車両から材料が取り出される。
1つの公知の方法は、材料が重力で取り出されるように、車両のコンテナ部分を十分な角度に油圧で持ち上げることである。持ち上げている間、重心位置が高くなっているので、特に、表面が柔らかなゴミ埋め立て地では、その車両が横方向に倒れるという危険を内包している。
他の公知の方法は、車両に装備される移動フロアと呼ばれるものであって、車両のフロアを覆うように配置した一連のレールを油圧により駆動するようにしたものである。これらは、大きく、大変に複雑で、高く、そして、重い装置であって、摩耗し易く、維持費用も高くつき、廃棄物管理のコストも高くなってしまう。
固形物や対象物を運搬車両の中に運び入れたり、該車両から運び出したりすることは、仮積載された位置から運搬車両の中の位置に1つの対象物を少しずつ移動させる必要があるので、概して時間のかかる作業である。特に、パレット材料の場合は、通常は、フォーク・トラック等の装置を使う。このことは、使用できる車両の種類に制限を課し、概して、横方向から荷積みできる能力を車両に要求することとなる。このことは、かなりの作業スペースを要求することとなり、該スペースは、例えば、都市部の荷積みドックにおいては不足していたり、高価だったりするかもしれない。
本発明の目的は、上述した不利益の内の少なくとも1つに対処し、或いは改良することである。
したがって、本発明の第1の広い形態では、
(a) 後端及び前端を有するコンテナ構造体と、
(b) 材料付勢構造体と、
(c) 前記コンテナ構造体の前記後端の引っ込み位置から、前記コンテナ構造体の放出端であるところの前記前端の完全に前進した位置まで、前記材料付勢構造体をインクリメント式に前進させる材料付勢構造体駆動手段と、
を備えたインクリメント式材料付勢システムが提供されている。
好ましくは、前記コンテナ構造体は、
(a) フロア構造体と、
(b) 側壁構造体と、
(c) ルーフと、
(d) 上部開口部と、
(e) 上部開口部カバーと、
(f) 放出端の閉塞手段と、
を有する。
好ましくは、前記付勢構造体は、前記コンテナ構造体の前記放出端から前記後端まで前記駆動手段によりインクリメント式で引っ込められる。
好ましくは、前記駆動手段は、前記コンテナ構造体の各側壁に沿って配置され、また、それらの駆動手段は実質的に同調して動作する。
好ましくは、前記材料付勢構造体は前記コンテナ構造体の中で該構造体に対して近接した形でスライドするように設けられ、前記材料付勢構造体は、前記フロア構造体の表面をスライドするように構成される。
好ましくは、前記側壁構造体のそれぞれが、該側壁構造体のほぼ全長に亘って設けられた隙間部を備えており、該隙間部は、内側壁シートの上部と下部とを分離している。
好ましくは、前記材料付勢構造体は該構造体のそれぞれの側面に出っ張り突起を有し、該出っ張り突起のそれぞれが前記隙間部の内の一つを通る。
好ましくは、前記隙間部のそれぞれはレールシステムと共に直線状に形成され、該レールシステムは往復運動梁を支持しガイドするように構成されている。
好ましくは、前記往復運動梁は複数のスラスト組立体を備え、該スラスト組立体は、該梁の前端と後端との間に、該梁の全長に亘って略等間隔に配置されている。
好ましくは、前記スラスト組立体のそれぞれは、
(a) 組立体支持体と、
(b) 両頭爪と、
(c) 爪揺動軸と、
(d) 爪駆動手段と、
を有する。
好ましくは、前記両頭爪は、第1の前進スラスト位置から第2の後退スラスト位置まで、前記爪駆動手段により前記爪揺動軸の回りに揺動される。
好ましくは、前記爪駆動手段はリニア・アクチュエータである。
好ましくは、前記両頭爪のそれぞれはリニア・アクチュエータにより揺動され、該アクチュエータは、第1の端部で前記両頭爪の一端部に枢軸的に接続され、第2の端部で前記往復運動梁に枢軸的に接続されている。
好ましくは、前記両頭爪のそれぞれは爪コントロールブラケットを有し、該ブラケットはコントロール揺動軸を支持している。
好ましくは、前記コントロール揺動軸のそれぞれは共通のコントロールアームに枢軸的に接続され、該コントロールアームは、外端にてリニア・アクチュエータに枢軸的に接続され、そして、該アクチュエータは前記往復運動梁に枢軸的に接続されている。
好ましくは、前記両頭爪の何れもは、前記両頭爪が前記前進スラスト位置にあるときに前記出っ張り突起の背面を押すように構成され、前記両頭爪が前記後退スラスト位置にあるときに前記出っ張り突起の正面を押すように構成されている。
好ましくは、前記出っ張り突起を押すように構成された前記両頭爪の第1端の部分は、前記前進スラスト位置又は前記後退スラスト位置にセットされたときに、垂直の外面を生じさせ、その時、前記両頭爪の第2端は、前記出っ張り突起と接触し得ない位置に回転される。
好ましくは、前記両頭爪の前記第1端及び前記第2端における、それぞれの反対側の面は傾斜面であり、傾斜面は、浅い“V”形状の空間を形成すべく、前記両頭爪を二分する位置で交差し、スラスト位置にある前記傾斜対向面は、前記爪駆動手段が作動されていない間に前記出っ張り突起と衝突したとき、前記爪に回転モーメントを与えるように構成されている。
好ましくは、前記傾斜面から衝撃が伝えられた時、前記出っ張り突起が前記スラスト組立体を通過できるように、前記両頭爪が前記揺動軸の回りに回転される。
好ましくは、前記往復運動梁は、第1端が該往復運動梁に枢軸的に接続され、第2端が前記コンテナ構造体に接続された油圧ラムにより往復運動される。
好ましくは、前記往復運動梁は、最初の戻り用スラストブロックをその前端に備え、最初の前進用スラストブロックをその後端に備えている。
好ましくは、前記材料付勢構造体が、前記コンテナ構造体の前記後端における、完全に引っ込められた第1位置にあって、前記油圧ラムが収縮されている時、前記出っ張り突起は、前記最初の前進用スラストブロックと、前記往復運動梁の前記後端に最も近くなるように配置された第1スラスト組立体との間に配置されている。
好ましくは、前記材料付勢構造体駆動手段における、前記材料付勢構造体の最初の前進移動のための前記往復運動は、
(a) 前記油圧ラムを伸張させて前記最初の前進用スラストブロックを前記突起に接触させ、前記出っ張り突起と前記材料付勢構造体とを最初の部分的前進のインクリメント位置まで駆動し、
(b) 前記爪駆動手段を収縮させて、前記両頭爪を前進スラスト位置に回転させ、
(c) 前記爪駆動手段を非作動状態にして、前記前進スラスト位置にある爪の傾斜面が前記出っ張り突起と接触した時に前記両頭爪を回転可能な状態にし、
(d) 前記油圧ラムを収縮させて、前記往復運動梁の後端に最も近いスラスト組立体を引き込んで前記出っ張り突起を通過させ、
(e) 前記爪駆動手段を収縮させて、前記往復運動梁の後端に最も近い前記スラスト組立体における前記両頭爪を前記前進スラスト位置に戻し、
(f) 前記油圧ラムを伸張させて、前記往復運動梁の後端に最も近い前記スラスト組立体を前記出っ張り突起に接触させ、それによって、前記材料付勢構造体を駆動し、第1の前進インクリメント移動を完了させる、
ステップを有する。
好ましくは、前記材料付勢構造体のその後の前進インクリメント移動は、
(a) 前記爪駆動手段を非作動状態にして、前記出っ張り突起が接触した場合に前記両頭爪の回転が許容されるようにし、
(b) 前記油圧ラムを収縮させて、次の前側のスラスト組立体を引き込んで前記出っ張り突起を通過させ、
(c) 前記爪駆動手段を収縮させて、前記スラスト組立体(次の前側のスラスト組立体)を前記前進スラスト位置に戻戻し、
(d) 前記油圧ラムを伸張させて、前記スラスト組立体(次の前側のスラスト組立体)を前方に駆動して前記材料付勢構造体を次の前進インクリメント位置に移動させる、
ステップを有する。
好ましくは、前記材料付勢構造体が、前記コンテナ構造体の前端の、完全なる前進位置にあって、前記油圧ラムが伸ばされている時、前記出っ張り突起は、前記最初の戻り用スラストブロックと、前記往復運動梁の前端に最も近いスラスト組立体との間に配置されている。
好ましくは、前記材料付勢構造体の、最初の後退移動のためのシーケンスは、
(a) 前記油圧ラムを収縮させて、前記最初の戻り用スラストブロックを前記突起に接触させ、前記出っ張り突起と前記材料付勢構造体とを最初の部分的後退のインクリメント位置まで駆動し、
(b) 前記爪駆動手段を伸ばして、前記両頭爪を後退スラスト位置に回転させ、
(c) 前記爪駆動手段を非作動状態にして、前記後退スラスト位置にある爪の傾斜面が前記出っ張り突起と接触した時に前記両頭爪の回転を許容するようにし、
(d) 前記油圧ラムを伸ばして、前記往復運動梁の前端に最も近いスラスト組立体を前進させて前記出っ張り突起を通過させ、
(e) 前記爪コントロールアクチュエータを伸ばして、前記往復運動梁の前端に最も近い前記スラスト組立体における前記両頭爪を前記後退スラスト位置に戻す、
ステップを有する。
好ましくは、前記材料付勢構造体のその後の後退インクリメント移動は、
(a) 前記爪駆動手段を非作動状態にして、前記出っ張り突起が接触した場合に前記両頭爪の回転が許容されるようにし、
(b) 前記油圧ラムを伸ばして、次の後側のスラスト組立体を前記出っ張り突起を通過させて前進させ、
(c) 前記爪駆動手段を伸ばして、前記スラスト組立体(次の後側のスラスト組立体)を前記後退スラスト位置に戻し、
(d) 前記油圧ラムを収縮させて、前記スラスト組立体(次の後側のスラスト組立体)を後方に駆動して前記材料付勢構造体を次の後退インクリメント位置に移動させる、
ステップを有する。
好ましくは、前記付勢システムは廃棄物の圧縮に応用される。
好ましくは、前記コンテナ構造体の中に廃棄物を入れるため、前記ルーフが、開放可能な開口を有する。
好ましくは、前記放出端の閉塞手段は放出ゲートの形式であり、該ゲートは、前記放出ゲートと前記材料付勢構造体との間にて前記廃棄物を圧縮するための反力面を有する。
好ましくは、前記コンテナ構造体は、前記放出ゲートと前記ルーフにおける操作可能な開口部との間に配置された、開放可能な中間ゲートを備えており、該中間ゲートは、該中間ゲートと前記材料付勢構造体との間における廃棄物の圧縮のための反力面を有するように構成されている。
好ましくは、前記コンテナ構造体は関節のある複数の圧縮装置を備え、該装置は、前記コンテナ構造体の側面に沿って蝶番により支持され、該装置は、前記コンテナ構造体の中に封じ込められている廃棄物の中に押し入るよう、前記側面の開口を通り抜けて作動される。
好ましくは、前記関節のある圧縮装置が、前記コンテナ構造体の前記ルーフに蝶番で支持され、該圧縮装置は、前記ルーフの開口部を通り抜けて作動される。
好ましくは、前記コンテナ構造体は、関節のある区画を前記フロア構造体に少なくとも1つ有し、該区画は、廃棄物に圧縮力を加えるために前記コンテナ構造体の内部で垂直に上昇されるように構成されている。
好ましくは、前記コンテナ構造体は、関節のある区画を前記ルーフに少なくとも1つ有し、該区画は、廃棄物に圧縮力を加えるために前記コンテナ構造体の内部で垂直に下降されるように構成されている。
好ましくは、前記材料付勢システムは、圧縮された廃棄物を前記コンテナ構造体から運搬車両の中に移動させるように構成されている。
好ましくは、前記システムは、既存のゴミ移送施設に用いるために前記システムを改造して構成されている。
好ましくは、前記システムは、圧縮できる如何なる材料の容積も減少するように構成されている。
好ましくは、前記システムは、運搬車両から材料を降ろすように構成され、該車両の荷物コンテナがコンテナ構造体をなす。
本発明のさらに好適な実施例においては、前記材料付勢構造体駆動手段は第1機械システムと第2機械システムとを有する。
好ましくは、前記第1機械システムは一組の油圧ラムを有し、前記一組の油圧ラムの内の各油圧ラムは、前記側壁構造体の1つの後端部に固定されている。
好ましくは、前記一組の油圧ラムの内の各油圧ラムのピストンロッドが係合入れ子梁に連結されている。
好ましくは、前記のそれぞれの係合入れ子梁は前記コンテナ構造体の略全長に亘って配置されている。
好ましくは、前記のそれぞれの係合入れ子梁は、前記油圧ラムの伸縮及び伸張動作により、同期した往復運動をするように構成されている。
好ましくは、前記係合入れ子梁のそれぞれの入れ子は細長い開口部を有する。
好ましくは、前記細長い開口部のそれぞれは、前記壁構造体の長さ方向に沿って形成された前記隙間部と、共通の水平線となるように配置された。
好ましくは、前記一連の細長い開口部は、前記各係合入れ子梁に沿って、前記油圧ラムの伸縮及び伸張に応じた間隔が開けられている。
好ましくは、前記第2機械システムは、前記材料付勢構造体に少なくとも一部が組み入れられている。
好ましくは、前記第2機械システムは、前記材料付勢構造体のそれぞれの側から突出するような第1の突出状態と、第2の引っ込み状態とを交互に取るように構成された一組のスラスト軌条板を有する。
好ましくは、前記一組のスラスト軌条板は、油圧手段により前記第1の突出状態及び前記第2の引っ込み状態に駆動される。
好ましくは、前記一組のスラスト軌条板のそれぞれは、前記第1の突出状態にあるときに、それぞれの前記壁構造体のほぼ全長に沿って形成された前記隙間部の1つを通って突出される。
好ましくは、前記一組のスラスト軌条板のそれぞれは、前記第1の突出状態にあるときに、前記細長い開口部の1つに係合されるように構成されている。
好ましくは、前記一組のスラスト軌条板のそれぞれは、前記第1の機械の前記ラムのそれぞれが収縮状態にあるときに、前記細長い開口部に係合されるように構成されている。
好ましくは、前記一組のスラスト軌条板のそれぞれは、前記第1の状態に引き込まれるときに、それぞれの細長い開口部から係合を外されるように構成されている。
好ましくは、前記材料付勢構造体は、前記一組のスラスト軌条板のそれぞれが前記それぞれの細長い開口部に係合されている間に前記油圧ラムの駆動によって最初の位置と次の位置との間をインクリメント移動される。
好ましくは、前記材料付勢構造体は、前記一組の油圧ラムが伸張されたときに前進され、前記一組の油圧ラムが収縮されたときに後退される。
好ましくは、前記側壁構造体のそれぞれの側壁は、前記コンテナ構造体の長さ方向に沿った複数の開口部を有し、隣り合う開口部は、前記一組の油圧ラムの伸縮及び伸張に応じた間隔が開けられている。
好ましくは、前記第2機械システムは、前記材料付勢構造体のそれぞれの側から突出するような第1の突出状態と、第2の引っ込み状態とを交互に取るように構成された一組の固定用軌条板を有する。
好ましくは、前記固定用軌条板は、前記第1の突出状態にあるときに、前記複数の開口部の1つを通って突出される。
好ましくは、前記固定用軌条板は、油圧手段により前記第1の突出状態及び前記第2の引っ込み状態に駆動される。
本発明のさらに好適な実施例においては、
(a) 細長いフロア構造体と、
(b) 該細長いフロア構造体の一部に沿って配置された少なくとも1つのガイド要素と、
(c) 該少なくとも1つのガイド要素に沿ってインクリメント式移動をし、前記フロア構造体に垂直で前記少なくとも1つのガイド要素と交差する荷重作用面を有する材料付勢構造体と、
(d) 該材料付勢構造体をインクリメント移動させる手段と、
を有するインクリメント式材料付勢システムが提供される。
好ましくは、前記材料付勢構造体が、移動可能な荷物に作用する、略垂直な面を有する。
好ましくは、前記付勢構造体のインクリメント移動手段は、
(a) 少なくとも1つのリニア・アクチュエータと、
(b) 前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータにそれぞれ組み付けられたガイド要素クランプ機構と、
を有する。
好ましくは、前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータは、第1端が前記付勢構造体の後部に取り付けられ、第2端が前記ガイド要素クランプ機構に取り付けられ、該少なくとも1つのリニア・アクチュエータは、前記少なくとも1つのガイド要素の対応する1つを通る垂直面内にほぼ横たわっている。
好ましくは、前記ガイド要素クランプ機構は、前記少なくとも1つのガイド要素の両側面に摩擦力を加えるよう構成されたグリップ・パッドを有するクランプ・キャリパーを備えている。
好ましくは、前記リニア・アクチュエータが油圧ラムである。
好ましくは、前記ガイド要素クランプ機構は油圧ラムにより作動される。
好ましくは、前記荷物を前記フロア構造体に沿って前進させるための前記付勢構造体のインクリメント移動は、
(a) 前記ガイド要素クランプ機構が前記少なくとも1つのガイド要素を把持している間に前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータを伸張させること、
(b) 前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータにそれぞれ取り付けられている前記ガイド要素クランプ機構を非作動状態とすること、
(c) 前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータを収縮させること、
のステップによって成し遂げられる。
好ましくは、前記付勢構造体を後退させるための該付勢構造体のインクリメント移動は、
(a) 前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータにそれぞれ取り付けられている前記ガイド要素クランプ機構が前記ガイド要素を把持している間に前記リニア・アクチュエータを収縮させること、
(b) 前記ガイド要素クランプ機構を非作動状態とすること、
(c) 前記少なくとも1つのリニア・アクチュエータを伸張させること、
のステップによって成し遂げられる。
好ましくは、前記少なくとも1つのガイド要素はレールである。
好ましくは、前記少なくとも1つのガイド要素は、前記フロア構造体に配置された溝である。
本発明のさらに好適な実施例においては、
(a) 細長いフロア構造体と、
(b) 該細長いフロア構造体の一部に沿って配置された少なくとも1つのレール要素と、
(c) 前記少なくとも1つのレール要素に連結手段により連結され、軸が前記少なくとも1つのレール要素に平行となるように構成され、前記細長いフロアに沿って前記少なくとも1つのレール要素を往復運動させるように構成されたリニア・アクチュエータと、
(d) 前記少なくとも1つのレール要素に沿ってインクリメント式移動をするように構成され、前記フロア構造体に垂直で前記少なくとも1つのレール要素と交差する垂直荷重作用面を有する材料付勢構造体と、
(e) 前記付勢構造体を前記少なくとも1つのレール要素に解除可能にロックするよう構成された少なくとも1つの付勢構造体クランプ要素と、
を備えたインクリメント式材料付勢システムが提供される。
好ましくは、前記材料付勢構造体は、摩擦低減手段を介して前記少なくとも1つのレール要素に支持されている。
好ましくは、前記材料付勢構造体は、摩擦低減手段を介して前記フロア構造体に支持されている。
好ましくは、前記フロア構造体は、前記材料付勢構造体の拘束手段を有する。
好ましくは、前記拘束手段は、前記少なくとも1つのレール要素の横にペアで配置され、前記少なくとも1つのレール要素の長さ方向に沿って前記アクチュエータのストローク長に等しい間隔で配置され、前記フロアと同一面になる第1の引っ込み位置と、該フロアから突出する第2の伸張位置とに移動するように構成された、垂直に連結された複数のピンである。
好ましくは、前記材料付勢構造体は、該構造体をインクリメント位置に止めるに十分な摩擦力を与えるための、該材料付勢体の下方に駆動されるように構成された摩擦パッドを有する。
本発明のさらに好適な実施例においては、圧縮可能な材料の容積を圧縮するように構成されたインクリメント式材料付勢システムであって、
(a) 第1の後端が閉じられた、フロア、ルーフ及び側壁構造体からなるコンテナ構造体、
(b) 該コンテナ構造体の中に圧縮材料を入れるため、前記ルーフに開口された荷積み用開口部、
(c) 前記コンテナ構造体のほぼ全長に亘って横切るように構成されたインクリメント式付勢構造体、
(d) 前記圧縮された材料の取り出しのため、前記コンテナ構造体の第2の前端に配置された放出ゲート、
を備える前記システムが提供される。
好ましくは、前記各側壁構造体が、該構造体のほぼ全長に亘って形成された細長い隙間部を有し、該隙間部が、前記各側壁構造体の内面に通じている。
好ましくは、前記付勢構造体が、2つの協働する機械システムにより、前記コンテナ構造体の中でインクリメント式の水平動作をするように構成された。
好ましくは、前記2つの相互に作用する機械システムの内の第1のものは、インクリメント式付勢構造体の係合機構である。
好ましくは、前記2つの相互に作用する機械システムの内の第2のものは付勢構造体の駆動機構である。
好ましくは、前記インクリメント式付勢構造体は、少なくとも、前記コンテナ構造体の内部の横断面と略等しい面積と寸法の材料付勢前側圧縮面を有する箱状構造である。
好ましくは、前記付勢構造体が、さらに、前記コンテナ構造体の内部における前記付勢構造体の摺動が許容されるように構成された側部、上部及び底部を有する。
好ましくは、前記付勢構造体係合機構は前記箱状構造体の内部に配置された。
好ましくは、前記係合機構は、前記付勢構造体の前記側面にそれぞれ配置され、第1の内側に引っ込んだ状態と第2の外側に出っ張った状態とを取るように駆動手段により駆動される一対のスラスト軌条板を有し、前記係合板のそれぞれが前記細長い開口部を通って外側に突出するように配置されている。
好ましくは、前記係合機構は、さらに、前記付勢構造体の前記側面にそれぞれ配置され、第1の内側に引っ込んだ状態と第2の外側に出っ張った状態とを取るように駆動手段により駆動される一対の固定用軌条板を有し、前記固定用板のそれぞれが前記コンテナ構造体の前記側壁構造体の複数の固定溝の1つに係合されるように配置されている。
好ましくは、前記駆動手段は油圧ラムである。
好ましくは、前記付勢構造体駆動機構は、前記側壁構造体のそれぞれの外側に沿って配置された、2つの同時操作される機構を有する。
好ましくは、前記2つの機構のそれぞれは、インクリメント式油圧ラムと、該ラムにより往復水平運動をされる細長い部材と、を有する。
好ましくは、前記細長い部材が、等間隔に配置された複数の係合用入れ子を有し、該入れ子のそれぞれは細長い開口部を有する。
好ましくは、前記係合用入れ子の前記細長い開口部のそれぞれは、前記側壁構造体の前記細長い隙間部と一致する。
好ましくは、前記各係合用入れ子の前記細長い開口部のそれぞれは、前記係合軌条板が前記外側に出っ張った状態にあるときに該係合軌条板を受け入れるように構成された。
好ましくは、前記係合用入れ子の間隔が、前記インクリメント式油圧ラムのストロークにほぼ等しい。
好ましくは、前記複数の固定用溝間の間隔は前記係合用入れ子間の間隔に等しい。
好ましくは、前記コンテナ構造体の長さ方向に沿った前記付勢構造体の前方へのインクリメント式移動のための方法であって、
(a) 前記駆動機構の前記油圧ラムを収縮させること
(b) 前記複数の係合用入れ子の1つに係合させるために前記スラスト軌条板を前記第2の外側に出っ張った状態にすること
(c) 前記細長い部材、前記複数の係合用入れ子及び前記付勢構造体を前記コンテナ構造体の前進端の方へ1インクリメント分移動させるため、前記油圧ラムを伸張させること
(d) 前記複数の固定用溝の1つに係合させるため、前記第2の外側に出っ張った状態に前記固定用軌条板を駆動すること
(e) 前記スラスト軌条板を前記第1の内側に引っ込んだ状態にすること
(f) 前記油圧ラムを収縮させること
(g) 前記付勢構造体が最大の前進位置に到達するまで、(a) から(f) のステップを繰り返すこと
を有する。
好ましくは、前記コンテナ構造体の長さ方向に沿った前記付勢構造体の後方へのインクリメント式移動のための方法であって、
(a) 前記駆動機構の前記油圧ラムを伸張させること
(b) 前記複数の係合用入れ子の1つに係合させるために前記スラスト軌条板を前記第2の外側に出っ張った状態にすること
(c) 前記細長い部材、前記複数の係合用入れ子及び前記付勢構造体を前記コンテナ構造体の後端部の方へ1インクリメント分移動させるため、前記油圧ラムを収縮させること
(d) 前記油圧ラムを伸張させること
(e) 前記付勢構造体が最大の後退位置に到達するまで、(a) から(d) のステップを繰り返すこと
を有する。
本発明のさらに好適な実施例においては、多量の廃棄物を圧縮すると共に廃棄物運搬手段に移行させる方法であって、
(a) インクリメント式材料付勢構造体と開放可能な放出ゲートとを有するコンテナ構造体のルーフの開口部から、多量の廃棄物材料を積み込む、
(b) 前記開口部を閉じて、前記多量の廃棄物のための、密封されたコンテナ容器を形成する、
(c) 前記付勢構造体をインクリメント式に前進させて、前記廃棄物材料を所望程度まで圧縮する、
(d) 前記コンテナ構造体の前記放出ゲートを、廃棄物運搬手段の荷積み用開口に整列させる、
(e) 前記放出ゲートを開け、前記付勢構造体をインクリメント式移動させて、前記廃棄物材料を前記廃棄物運搬手段の中に入れる、
ステップを有する方法が提供される。
好ましくは、前記材料付勢構造体の前記完全に引っ込んだ位置から前記完全なる前進位置までの各インクリメント移動が材料を前記放出端の方へ移動させる。
好ましくは、前記材料付勢構造体の前記完全に引っ込んだ位置から前記完全なる前進位置までの各インクリメント移動が材料を前記放出端の方へ移動させる。
本発明のさらに好適な実施例においては、運搬車両のコンテナ構造体から材料を移動させる方法であって、
(a) 前記コンテナ構造体の内部の横断面に等しい面積を持つ荷重作用面を有する材料付勢構造体を、前記コンテナ構造体に装備する、
(b) 第1の引っ込み端と第2の放出端との間で前記付勢構造体をインクリメント式に移動させるように構成された、往復運動をする機構で、前記材料付勢構造体を駆動する、
ステップを有する方法が提供される。
本発明の更に広い形態においては、第1の位置から第2の位置まで支持表面に沿って材料を移動させるための方法であって、
(a) 前記支持表面に垂直な荷重作用面を有する材料付勢構造体を、前記支持表面に配置すること、
(b) 前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記付勢構造体をインクリメント式移動させるように構成された、往復運動をする機構で、前記材料付勢構造体を駆動すること、
のステップを有する前記方法が提供される。
好ましくは、前記材料付勢構造体の前記完全に引っ込んだ位置から前記完全なる前進位置までの各インクリメント移動が材料を前記放出端の方へ移動させる。
好ましくは、前記材料付勢構造体の前記完全に引っ込んだ位置から前記完全なる前進位置までの各インクリメント移動が材料を前記放出端の方へ移動させる。
好ましくは、前記材料付勢構造体の前記完全に引っ込んだ位置から前記完全なる前進位置までの各インクリメント移動が材料を前記放出端の方へ移動させる。
本発明のさらに好適な実施例においては、往復運動される伸張可能な付勢手段により誘発されるインクリメント式移動により、第1の荷積み位置から第2の荷下ろし位置まで材料を移動させるように構成された材料付勢構造体であって、前記往復運動される伸張可能な付勢手段は、前記第1の荷積み位置と前記第2の荷下ろし位置との離間距離よりも十分に小さな駆動ストロークを有する、材料付勢構造体が提供される。
次に、本発明の実施例を、添付図面を参照しながら説明する。
まず、材料付勢システムがばらばらな材料を圧縮するように構成されている添付図面を参照して、本発明の第1の好適な実施例を説明する。
図1の斜視図に示されるように、材料付勢システム10は、フロア構造体15と、壁構造体16と、放出ゲート21と、材料付勢構造体12とを有するコンテナ構造体11から成る。ルーフ17は、上部開口部18と上部開口部カバー19とを有している。上部開口部カバー19及び放出ゲート21は、好ましくは、油圧ラム20及び23によりそれぞれ作動される。
図1は、放出ゲート21が開位置にされて放出ゲート開口部22から突き出た“完全な前進位置”にある材料付勢構造体12を示す。圧縮される材料は、該材料付勢構造体12がコンテナ構造体11の後端13の“完全な引っ込み位置”にあるときに上部開口部18からコンテナ内へ入れられる。この材料付勢構造体12は、上部開口部カバー19が閉じられ、放出ゲート21が下げられた状態で、前端14の方へ駆動される。それによって、あらゆる材料がコンテナの中で放出ゲート21との間で圧縮される。
図2aは、明確化のために側壁構造体や内側壁シートの一部が削除された状態の、積み込みモードにある材料付勢システム10を示す。材料付勢構造体12はコンテナ構造体11の後端に完全に引っ込められており、圧縮材料24は上部開口部18から入れられる。
図2bは、明確化のために側壁構造体が削除された状態の材料付勢システム10を示す。圧縮材料25は、開けられている放出ゲート21から運搬車26の中に放出される。
圧縮材料を圧縮する工程は、本発明のこの第1実施例により、もっと詳しく説明される。
図3は、コンテナ構造体11の前端から見た、壁構造体16の断面図である。注目すべきは、壁構造体16と、図3及び4に示されている全ての取り付け用部品が、コンテナ構造体11の反対側の側壁にも対称的に配置されていること、並びに、コンテナ構造体の両側で同調して後述するような働きをすることである。
壁構造体16は、複数の垂直フレーム部材27及び水平フレーム部材28(図4にてさらに詳しく示されている)で構成される上部フレーム構造体34及び下部フレーム構造体35を有する。上部フレーム構造体34及び下部フレーム構造体35の内側には、上部壁シート部30と下部壁シート部31がそれぞれ貼り付けられている。
コンテナ構造体11の略全長に亘って水平の隙間部32を形成するように、壁シート30,31及びフレーム構造体34,35の上部と下部とは分離されている。上部フレーム構造体34と下部フレーム構造体35とを効果的に結合して一体的な強固な構造体にするため、対応する上側と下側の各垂直フレーム部材27には接合用ウェブ36がしっかりと接続されている。
更に図3に示されるように、並べて配列された一組のレール部材37は、上部壁部の垂直フレーム部材27に取り付けられたインナーレール部材と、接合用ウェブ36に取り付けられたアウターレール部材とからなる。それらのレール部材37は、それらの近接する側面の間に垂直の隙間部40を残すよう、間隙が開けられている。それらのレール部材37は、コンテナ構造体11の全長に亘って延ばされ、好ましくは、長方形断面の鋼管である。それらのレール部材37の上面、下面及び隣接する面はベアリングストリップ材38を備えている。
レール部材37の上面を覆う前記ベアリングストリップ材38に支持された上側フランジの下面により、その中央ウェブが隙間部40の中で垂直に垂れ下がるように、隣接されるレール37の間にはI型梁39が挟まれている。レール部材37、I型梁39及びベアリングストリップ材38の寸法は、レールやベアリングストリップに嵌め込まれた状態でのI型梁39の往復運動が許容されるように選択される。
I型梁39の上側フランジにはスラストブロック41が取り付けられている。主ラム42が、非駆動側端部43が壁構造体16に取り付けられ、ロッドの端部44が前記スラストブロック41に取り付けられて、I型梁39を往復運動させるように構成されている。
I型梁39の下側フランジには複数のスラスト組立体46a〜46nが取り付けられている。それぞれのスラスト組立体46は両頭爪48(図3には第1の端部51が見えている。)を有している。該両頭爪48は、スラスト組立体支持体47に支持された揺動軸50に嵌め込まれていて、その端部の1つを隙間部32の高さに持ってくるように、爪駆動手段49により揺動軸50の周りに揺動される。その時、他方の端部は、隙間部32の高さより上方の位置まで揺動される。
材料付勢構造体12は、フロア15の上をスライドするように構成され、内側の壁シート29及びルーフ17間で近接する形でスライドするように設けられている。該材料付勢構造体12のそれぞれの側面には、両頭爪48の一端部と係合するように、出っ張り突起45が間隙32を通って突出するように設けられている。
図4は、明確化のために内側壁シートが削除された材料付勢システムの側面図を示す。
斜線で示された材料付勢構造体12は、I型梁39を駆動する主ラム42の最初の伸張ストロークにより、コンテナ構造体11の放出ゲート21の方向へ、図示の位置にまで移動される。I型梁39の最初の移動は、スラスト組立体46aの爪(第1端部)51aを介して出っ張り突起45を移動させる。図4に示されるように、主ラム42は収縮状態にあり、いつでも、スラスト組立体46bの爪端部51bが出っ張り突起45を駆動することにより、材料付勢構造体12を放出ゲートの方へ第2のインクリメント式移動をさせることができる。
次に、材料付勢構造体12、出っ張り突起45及びスラスト組立体46の相互作用について図4,5a〜5dを参照して詳しく説明する。ここでも、注目すべきは、上述した機能がコンテナ構造体11の両側に対称的に配置されている点である。
圧縮シーケンスの開始時においては、材料付勢構造体12は、コンテナ構造体11の後端13にて、完全な引っ込み位置にある(図4)。そのとき、出っ張り突起45は、図5aに示すようにスラスト組立体46aよりも前方(つまり、前端14の方)にある。この段階では、スラスト組立体爪アクチュエータ49aは、爪48aの第1端部51aを前進スラスト位置に回転する“引っ込みモード”にある。次に、主ラム42が、最初の圧縮ストロークのために伸張され、I型梁39をスラスト組立体46aと共に前方へ摺動させる。それにより、出っ張り突起45と材料付勢構造体とが第1の移動位置まで前側に押される。
次に、I型梁39を初期の位置に引き戻すため、主ラム42が収縮される。この場合、2番目のスラスト組立体46bは、図5b及び5cに示すように出っ張り突起45を通過する必要がある。これは、爪アクチュエータ49bを作動させないで、出っ張り突起45により傾斜面56bが上方へ押し上げられるような、両頭爪48bの爪揺動軸50b回りの揺動を許容することにより、達成される。主ラム42が完全に収縮されたとき、爪アクチュエータ49bは引っ込み位置まで戻され、したがって、爪48bの第1端部51bは、図5dに示すように前進スラスト位置まで回転される。
このシーケンスは、材料付勢構造体12が最大又は所定の圧縮ポイントに到達するまで繰り返される。次に、放出ゲート21が開けられ、材料付勢構造体12がコンテナ構造体11の前端14の前進限界に到達するまで逐次前進し、前記圧縮された材料は、開放された放出ゲート21から放出される。
材料が圧縮されるに従って、特に、圧縮工程の終わりの最大圧縮のときに、材料付勢構造体12は“スプリングバック”の影響を受けやすい。これは、その次のスラスト組立体が(主ラム42の収縮時に)前記出っ張り突起を通過することができず、付勢構造体のさらなる前進ができないような位置まで前記付勢構造体を押し戻してしまう。この状態を防止するために、I型梁39が後退している間、或いは両頭爪が前進スラスト位置に戻るまで起動されるブレーキ装置やロック装置を、材料付勢構造体12に装備させても良い。
前記主ラム42は、前端14方向へのインクリメント式移動の終了時において完全にアウトスロトークになっていては駄目で、そのストロークは適当なリミットスイッチにより制御される。これにより、(第2端部52nが後退スラスト位置に回転され、そのアクチュエータが起動されていないとき)主ラム42を完全に伸ばすことにより、最も前側のスラスト組立体46nが突起45を通り越して駆動されることが許容される。第2端部52nを後退スラスト位置に移動すべく爪アクチュエータ49nが伸ばされた後、コンテナ構造体11の後端13の方向への材料付勢構造体12の第1の戻り移動が実行される。
この工程は図6a〜6cに示される。最初は、スラスト組立体46を有するI型梁39が主ラム42により部分的に引っ込められ、爪アクチュエータ49nが伸ばされ、それによって、爪48nの第2端部52nが図6aに示すように後退スラスト位置にまで来るように爪48nが回転される。
爪アクチュエータ49nを作動させないで、主ラム42を十分に伸ばすことにより、スラスト組立体46nは、図6bに示されるように、突起45を通り越すときに押される。次に、爪アクチュエータ49nを伸ばすと、図6cに示されるように、第2端部52nが後退スラスト位置に置かれる。次に、主ラム42の収縮が、材料付勢構造体12を最初の引き込み位置まで押し戻す。爪アクチュエータ49n−1が作動されていない間における主ラム42の伸張は、スラスト組立体46n−1が突起45を通り越して押し上げられることを許容する。爪48n−1の第2端部52n−1が後退スラスト位置にセットされた後、ラム42の次の収縮が材料付勢構造体12を次の引き込み位置に押し戻す。
このシーケンスは、コンテナ構造体11の後端13の完全なる引っ込み位置に材料付勢構造体12が戻されるまで繰り返される。材料付勢構造体12のインクリメント式移動のための主ラム42の収縮ストロークは、主ラム42のフルストロークよりも短く、そのストロークは適当なリミットスイッチにより制限される。これにより、主ラム42を完全に縮めることによって、1番目のスラスト組立体46aが突起45を通り越して引っ込められ、上述したインクリメント式圧縮工程を再び開始することが許容される。
使用に際して、コンテナ構造体の前端方向への材料付勢構造体のインクリメント式前進は、多量の圧縮される材料がコンテナ構造体11の中に入れられて、上部開口部カバー19と放出ゲート21が閉じられてから開始される。材料付勢構造体12が前進される間のいずれかの時点で所定の圧縮が成し遂げられたとき、放出ゲート21が開けられ、圧縮された材料は前記付勢構造体のインクリメント式前進により放出される。
前記圧縮工程の援助として、オプションの中間圧縮ゲートを、上部開口部と放出ゲートの間のどこかに配置しても良い。これにより、より少量の廃棄物の圧縮が可能となり、一旦圧縮された後に、その中間ゲートを通って押し出すことが出来る。これにより、ゴミ運搬車へ移送される廃棄物の最終的な圧縮重量をより高めた形の圧縮密度とすることが出来る。
本発明の第2の好適な実施例においては、コンテナ構造体の構造は、第1実施例で既に述べたものと同じであり、該コンテナ構造体の両側は同様に対称的で、対称的なメカニカルシステムを有している。似ている機構には、第1実施例での番号に100加えた番号を付している。例えば、機構39は、この実施例では139の番号である。
図7に示すように、I型梁139は2つのレール部材137により支持されており、スラストブロック141を介して主ラム142に接続されている。I型梁139の下側に沿って所々にスラスト組立体146が取り付けられており、コンテナ構造体111の前端から見たような端面図が図7に示されている。この実施例では、スラスト組立体146は、両頭爪148を回転させるための爪揺動軸150を支持するクレビス台160を有している。図8aに最も良く示されるように、爪148には、コントロール揺動軸162を支持するコントロールブラケット161がしっかりと接続されている。さらにまた、図8aに示すように、コントロール揺動軸162は、ベアリング163を介してコントロールアーム164に枢軸的に接続されている。
コントロールアーム164は、各スラスト組立体146の各コントロール揺動軸162にも同様に接続されている。それによって、コントロールアーム164の往復運動が、図8aのような前進スラスト位置と図8cのような後退スラスト位置との間で、両頭爪148の姿勢を回転させる作用を有することとなる。
コントロールアーム164は、例えば、コンテナ構造体111の後端113にてI型梁139に取り付けられた油圧ラムのような爪コントロールアクチュエータ166(図10a参照)に接続されており、この1つのアクチュエータを作動させることによって、全ての両頭爪の操作位置を一体的に変化させるようになっている。
材料付勢構造体の中間のインクリメント
図8aに示すように、コンテナ構造体111の前端114への材料付勢構造体112の中間インクリメントの開始時点では、コントロールアーム164が全ての両頭爪148を図8aに示す前進スラスト位置に回転させるように、爪コントロールアクチュエータは引っ込み位置にある。次に、主ラム142が伸ばされることにより、I型梁139が前端114の方に動かされる。
これで、材料付勢構造体112(図8a〜8cに破線で示されている)の出っ張り突起145に最も近いスラスト組立体146(i)の爪148(i)の第1端部151(i)が出っ張り突起145に接触し、それにより、材料付勢構造体は前端114の方に駆動される。例えば、図8aでは、出っ張り突起145に接触して材料付勢構造体112を駆動するのは、スラスト組立体146(i)の両頭爪148(i)の第1端部151(i)である。
I型梁139のストロークが限界に達したとき、爪コントロールアクチュエータから圧力が解放され、また、I型梁139は主ラム142により引っ込められる。この引っ込みストロークの終わり頃に、材料付勢構造体を前方へ駆動するためにちょうど使用された組立体146iの次の前進側スラスト組立体146(i+1)は前記出っ張り突起145を通過しなければならない。この状態は、(コントロールブラケット161(i+1)とコントロールアーム164とが、明確化のために一部除去されているところの)図8bに、スラスト組立体146(i+1)が出っ張り突起145に到達しているところに示されている。スラスト組立体146i+1は引っ込められつつあるので、傾斜面156(i+1)が出っ張り突起145により上方に押されて、両頭爪148(i+1)が爪揺動軸150(i+1)の回りに回転される。
この回転は、図8cに示すように、両頭爪148(i+1)の第1端部151(i+1)が出っ張り突起145のトップを超えてスライドするまで維持される。I型梁139の引っ込み限界点においては、爪コントロールアクチュエータの引き込みにより、両頭爪148(i+1)は(スラスト組立体の全ての両頭爪と一緒に)図8aの前進スラスト位置にまで戻るように回転される。
このシーケンスは、材料付勢構造体112が最大又は所定の圧縮ポイントに到達するまで繰り返される。次に、放出ゲート121が開けられ、材料付勢構造体がコンテナ構造体111の前端114の前進限界に到達するまで逐次前進し、前記圧縮された材料は、開放された放出ゲート121から放出される。
その前に圧縮された圧縮材料により引き起こされる材料付勢構造体112の“スプリングバック”を防止するために、好ましくは、スラスト組立体が次の前進インクリメントのために引っ込められている間、そのインクリメントされた位置を維持するためのブレーキ装置やロック装置を、付勢構造体112が装備するようにしても良い。
最初の戻りインクリメント
主ラムの最後の前進インクリメントのストロークは、図2bに示す、隣接する運搬車の中へ圧縮材料を完全に押し込めるように、放出ゲートを通り抜けて十分に遠くまで材料付勢構造体を駆動する。この時点では、該材料付勢構造体をこの最終放出位置にまで移動させた、最も前側のスラスト組立体146nは、前記付勢構造体の出っ張り突起145の背後にいる。該付勢構造体の最初のインクリメント式戻りを実施するため、図9aに示すように、戻り用スラストブロック165が、前記スラスト組立体(最も前側のスラスト組立体)146nの少し前側の、I型梁139の端部に取り付けられている。
I型梁139が引っ込められるとき、戻り用スラストブロック165は出っ張り突起145を押し、そして、材料付勢構造体112は、コンテナ構造体111の後端113の方へ、最初の部分的戻りインクリメントをする。次に、図9bに示す戻りスラスト位置に両頭爪148nを回転させるために、爪コントロールアクチュエータが伸びる。次に、出っ張り突起145との接触による両頭爪148nの回転が許容されるように、爪コントロールアクチュエータから圧力が抜かれ、その状態でI型梁139が前側に駆動される。スラスト組立体146nは、出っ張り突起146を通り越す際に押される。次に、材料付勢構造体112の後端113への最初の戻りインクリメントを完了させることを可能にするため、図9cに示す戻りスラスト位置に両頭爪148nを戻すように爪コントロールラムが伸ばされる。
残りの戻りインクリメントは、上述した中間インクリメントのシーケンスとは逆の手順で行われる。
最初の前進インクリメント
主ラム142の最後の後方へのインクリメント式引っ込みは、出っ張り突起145を図10aに示すようなコンテナ構造体111の後端の位置に到達させる。I型梁139には、この端部に、前進用スラストブロック167が設けられている。
材料付勢構造体112が後端113にある、この位置から、主ラム142を最初に伸ばした時、出っ張り突起を押して、それによって材料付勢構造体112を図10bに示す最初の部分的なインクリメント位置まで前進させるものは、前記前進用スラストブロック167である。この位置に到達したとき、両頭爪148aを図10bに示す前進用スラスト位置に回転させるように、爪コントロールアクチュエータが引っ込められる。
次に、出っ張り突起145を通過させてスラスト組立体146aを引き戻すために、該爪コントロールアクチュエータから圧力が抜かれると共に、I型梁が引っ込められる。その後、前進用スラスト位置に両頭爪148aを戻すために、爪コントロールアクチュエータ166が引っ込められる。
第1実施例と同様、本発明のこの実施例においても、廃棄物をより小さく圧縮して十分に圧縮された重量のものを逐次的に生成することを許容する中間圧縮ゲートを、コンテナ構造体がオプションで備えるようにしても良い。
上述した第1及び第2実施例の両方は圧縮を目的とし、インクリメント式付勢メカニズムがコンテナ構造体との関連で機能しているけれども、そのメカニズムの原理は例えば固形物を支持表面に沿って移動させることに応用しても良い。前記システムは、例えば、ずらりと並んだパレット材料やコンテナを運搬車両の中に移すために荷積みドックの全長に沿って駆動するようにしても良い。そのようなシステムにおいては、前記付勢メカニズムは、床面高さに配置され、或いは、荷積みドックの表面や、レールや車輪やこれらの組み合わせのような適当な摩擦低減手段の上をスライドするように構成された材料付勢構造体のような装置と一緒に、前記ドックの両サイドの溝の中に配置されるかも知れない。
上記実施例で述べられたような、廃棄物の容積の片方向からの圧縮は、廃棄物処理や運送のコストを非常に低減させるけれども、より局所的なエリアに、及び廃棄物に異なる複数方向から圧縮力を作用させることによって、さらに大きな圧縮とさらなる経済性とが達成される。
その理由から、この実施例では、既に述べた第1及び第2実施例のコンテナ構造体にオプションで装備できる付属装置を提供する。
図11に示すように、廃棄物圧縮コンテナ構造体211は、第1及び第2実施例のコンテナ構造体と同様の方法で構成されており、(図示していないが)既に述べたような材料付勢構造体212とインクリメント式付勢メカニズムとが組み込まれている。同様に、上部開口部218と上部開口部カバー219と放出ゲートが配備されている。第1及び第2実施例と同様、その構造体は、少量の廃棄物材料の圧縮を許容するための中間圧縮ゲートをオプションで備えることができる。
この実施例の好適な第1構成においては、コンテナ構造体211の2つの側壁216のいずれかに沿って、上部開口部とコンテナの放出端との間のエリアには、少なくとも1つの付加的な圧縮装置220が備えられている。コンテナ構造体が中間圧縮ゲートを備えている場合、その付加的な圧縮装置は、前記上部開口部と中間ゲートとの間のエリアに配置されるのがベストかも知れないが、前記中間ゲートと前記放出ゲートとの間、場合によってはこれら両方のエリアに配置されても良い。
また、図11に示すように、それぞれの装置220は、支持構造物234に取り付けられた略長方形の圧縮板230の形態である。側壁部材216に取り付けられたベアリングハウジング233に配置された軸232の回りに揺動されるように、支持構造物234は、その端部231に蝶番が取り付けられている。その支持構造物234は、油圧ラム235のロッド端を枢軸的に受け入れるように構成されており、パッシブ端236は、コンテナ構造体の側壁に枢軸的に取り付けられている。
圧縮装置の前記油圧ラムが作動されたときに、コンテナ構造体の中の圧縮材料に衝撃を与えるべく前記圧縮板が通り抜けて回転駆動されるように、側壁の開口は、圧縮板及び支持構造物234の形状を受け入れるように構成されている。
最初、コンテナ構造体の中の廃棄物に荷重を掛けている間、及び、次に、材料付勢構造体を前端の方へ移動させている間、圧縮装置の圧縮板は、前記コンテナ構造体の内壁と面一に保持される。部分的に圧縮される材料が十分な量だけ、該装置が配置されたエリアに集められた時に、該装置は、最も良い状態で作動される。
前記支持構造物234は、好ましくは、圧縮板230が側壁内面と面一な位置にある時に、廃棄物材料が前記開口237を通って出てしまわないように、前記圧縮装置は該開口を閉塞するような形状である。
この実施例の第2の好適な構成においては、前記付加的な圧縮装置は前記コンテナ構造体のルーフに取り付けられ、ルーフの開口を通って作動される。
本発明のさらなる好適な実施例においては、上述したような第1及び第2実施例のコンテナ構造体が、他の付加的な圧縮付勢サブシステムを備えている。この構成では、コンテナの容積の中に下方から押し入れるために、コンテナ構造体のフロアの少なくとも一部分がアクチュエータにより垂直に上方に駆動されるように関節で繋がれている。そのフロアの部分は、圧縮材料の比較的小さな容積に最大圧縮荷重を加えるために、1つの区画又は多くの区画として、関節で繋がれていてもよい。
同様に、コンテナ構造体のルーフの一部分が、単独で、或いは分割された状態で、上方からの圧縮力を与えるために関節で繋がれるようにしても良い。これらの下方及び上方からの圧縮力は、同時に、或いは、空隙を最小にするように最大の攪乱を与えるために圧縮材料に交互のシーケンスで与えるようにしても良い。シーケンスは、上側及び下側の圧縮面の両方が前進し、続いて、前記材料を攪拌するように早い方向の切り換えを行う過程を有するようにしても良い。
コンテナ構造体のフロアを振動させる目的においては、振動又は往復運動する板片のセットを、先の実施例にて既に述べたようなインクリメント式の材料付勢構造体の前進を妨げないように、浅い凹所に配置しておくと良い。
本発明の第5の好適な実施例においては、上述した第1及び第2実施例のインクリメント式の前進のメカニズムが、運搬車両の荷下ろしに応用されている。この例においては、前記メカニズムの目的は圧縮することではなく、例えば、圧縮された廃棄物を運搬車両から下ろすような、大体において障害の無い荷物を取り除くことにある。
図12を参照すると、一つの面の外面と、そのサイドの内壁の一部とが除去された運搬車両300が示されている。この運搬車両300は、フロア313と天井315と内壁314との間に展開され、該車両のフロアに沿ってスライドするように構成された材料付勢構造体310、を備えている。
該運搬車両の各側面に沿って付勢メカニズム319が配置されている。付勢メカニズム319は、該車両の全長に亘って設けられたレール構造体を有しており、そのレール構造体は、油圧ラム316により駆動される往復運動梁を支持している。それぞれの往復運動梁は、その全長に亘って所々にスラスト組立体を備えている。これらの組立体は上記第1及び第2実施例で説明した形状をしている。圧縮は要求されないので、材料付勢構造体を駆動する油圧ラムは、かなり小さな直径であり、インクリメントするメカニズムの構成部品は、先に述べた実施例のそれらと比較して、構造的に比較的軽い。
前記スラスト組立体は、先に述べた実施例の方法にならって、車両の内壁314に沿った隙間部318を通って、材料付勢構造体310の側面から突出した突起を有する材料付勢構造体310に連続的に作用するようにされている。
使用に際しては、このメカニズムを装備した運搬車両は、車両300の前端311に材料付勢構造体310が完全に引っ込むまでの間に荷物が積まれる。荷下ろしをする場所においては、後端312のドアを開け、運搬車両が完全に空になるまでインクリメント式前進メカニズムを作動させることが単に継続される。
インクリメント式材料付勢システムの第6実施例においては、レールシステムと、材料付勢構造体と、インクリメント式駆動手段とを備えている。
図13に示すように、フロア410は、平行に、間隙を開けた状態にて固定された少なくとも一対のレール411を有している。材料付勢構造体412は、レール411に沿って移動するように構成され、ベアリング面のような摩擦低減手段により支持され、内部には車輪やリニアベアリングが取り付けられている。その付勢構造体412の後部413には、例えば、空気圧式や油圧式ラムのような伸張可能なリニア・アクチュエータ414が枢軸的に取り付けられている。リニア・アクチュエータ414の駆動端又はロッド端415は、解除されている時にはレール411に沿ってスライドし、作動される時には適当なキャリパでレールの側面を締め付けるように構成されたクランプ機構416を有している。
前記材料付勢構造体412をレール411に沿ってインクリメント式に前進させるため、リニア・アクチュエータ414は図13aに示すように最初は縮められている。そのとき、クランプ機構416はレール411をクランプするように駆動され、付勢構造体をレールに沿って押すために、リニア・アクチュエータは図13bに示すように伸ばされる。次に、該クランプ機構は解除され、アクチュエータは収縮され、クランプ、アクチュエータの伸張、クランプの解除及び前記アクチュエータの収縮というシーケンスが、レールに沿った前記付勢構造体のインクリメント式前進のために繰り返される。
前記リニア・アクチュエータの伸張及び収縮、並びに前記クランプ機構の逆のシーケンスにより、付勢構造体412がレールに沿ってインクリメント式に後退されるようにしても良い。
この実施例の他の好適な構成においては、前記レールは、フロア構造体の中に配置されている溝と、該溝の内側面に作用させるためにキャリパを外側に動作させるクランプ機構とに代用させても良い。この実施例のこの構成では、付勢構造体は、フロア表面をスライドするように構成され、或いは、例えば、車輪のような摩擦低減手段を有している。
使用に当たっては、前記メカニズムは、例えば、荷積みドックのようなプラットホームに沿って対象物を前進させるために使用されるかも知れない。したがって、さらに一例として、一連の2列のパレットからなる積荷を平積み荷台を有する運搬車両へ荷積みドックから移動させる際に、こうした一連のインクリメント式の直線的な動きを利用出来る。この応用例のためのレールの好ましい配置は、2組のレールであり、各組のレールが、パレットの列を支持し誘導するために適当な間隔が開けられているものである。
この実施例の応用のさらなる例においては、前記装置は、車両から荷物を取り出す目的のために運搬車両の中に備え付けられるかも知れない。或いは、ごみ移送施設のコンテナ構造体に装備されて、材料付勢構造体をインクリメント式に駆動するために使用されるかも知れない。
該装置の別の使用例においては、前記レールはカーブしている部分を有していても良い。
前記付勢構造体は、前記リニア・アクチュエータが前記クランプ機構を再配置する間、いずれかのインクリメント位置にそれを保つためのブレーキ装置を装備していても良い。そのようなブレーキ装置が装備されている場合には、前記付勢構造体は傾斜した表面に沿って作動するように構成されていても良い。
本発明の第7の好適な実施例においては、インクリメント式の材料付勢システムは、一組の往復運動用レール構造体と、材料付勢構造体と、クランプ機構とを備えている。
図14に示すように、フロア構造体510は、平行で間隙が開けられると共に、フロア表面や、連続している適当なリニア・ベアリングや摩耗パッド(不図示)の上をスライドするように構成されたレール511を少なくとも一組有している。
レールは、一端がヨーク513により相互に連結されており、ヨーク513は、例えば油圧ラムのようなリニア・アクチュエータ514にさらに接続されている。
さらに、フロア構造体510は、使用しないときにはフロアと同一平面になるように引っ込められ、必要なときにはフロア面高さよりも一定量だけ突出するように構成された拘束ピン517を複数有している。拘束ピン517は、好ましくは、レールの横にペアで、リニア・アクチュエータ514のストローク長に相当する間隔でフロア510に沿って配置されている。
材料付勢構造体512はレール511に乗るように構成されており、レールを把持するように構成されたクランプ機構516を有している。そして、クランプ516が作動され、リニア・アクチュエータ514がレール511にインクリメント式移動をさせて付勢構造体512に一致した動きをさせることによって、材料付勢構造体512のインクリメント式移動が成し遂げられる。
このようにして、図14にて取り付けられているリニア・アクチュエータから離れる方向への動きのため、クランプ機構がレールにロックされた状態で前記リニア・アクチュエータが伸ばされると、付勢構造体は所定方向に駆動される。次のインクリメント式移動のため、前記付勢構造体の現在位置の背後に近接した拘束ピンを、フロアから突出するように上昇させ、前記クランプを解除させ、そして、前記リニア・アクチュエータは、前記レールを次のインクリメント式移動のための初期位置に引き戻すために収縮される。
また、明らかに、逆のシーケンスは、反対方向に前記付勢構造体を移動させるという効果がある。この実施例のさらなる構成においては、フロアを突き抜けるように駆動される拘束ピンは、材料付勢構造体自身の中に組み入れられたロッキングシステムに代替されるかも知れない。そのようなロッキングシステムの一つの形態は、前記付勢構造体から下方のフロアに駆動される摩擦パッドを有しており、該パッドは、次のインクリメント式移動のための前記レールの戻り移動に起因するところの、付勢構造体の現在位置からの移動を防止するに十分な摩擦力を与えている。さらなる好適な形態においては、レールが次のインクリメント式移動のために引き戻されている間、該レールと接触しないように前記付勢構造体が持ち上げられる。
この実施例のさらに別の構成においては、前記材料付勢構造体は、前記フロア上に配置されていて前記駆動されるレール(クランプが解除されたときに前記付勢構造体に障害を与えずに移動されるため、付勢構造体の中や下にある、隙間のある溝を通されたレール)上には配置されていない車輪や他の摩擦低減手段に支持されている。
上述した装置は、荷物を荷積みドックから運搬車両に移動させる手段、運搬車両のフロアに装備されたときには該運搬車両の荷下ろしのための手段の両方に使用されるかも知れない。
さらにまた、ごみ移送施設のコンテナ構造体に装備したとき、前記装置は、廃棄物の圧縮のために材料付勢構造体を駆動するように使用されるかも知れない。
ばらばらな材料を圧縮するように構成されるインクリメント式材料付勢システムのさらなる実施例においては、第1実施例として先に説明し、図1に示したものと同様、コンテナ構造体が、フロア構造体、壁構造体、ルーフ構造体、及び該コンテナ構造体の前端に配置された放出ゲートを備えている。図18には、本実施例におけるコンテナ構造体700の後端部分を示している。
図15に示される、本実施例の材料付勢構造体600は、好ましくは、略箱形の構造であって、側面610,611、上面612、底面613及び前側の圧縮面614を有している。該材料付勢構造体600は、コンテナ構造体の全長を大体において横断するように構成されており、また、コンテナ構造体700のフロアや壁やルーフの内面と付勢構造体600との間隙が最小限となるような寸法にされている。材料付勢システムによる圧縮に先立って、前記材料付勢構造体600は、少なくとも圧縮されるべき材料をコンテナ構造体の中への積み込むことが出来る程度まで、コンテナ構造体700の後端(放出ゲートとは反対側の端部)702の方へ引っ込められる。荷積みは、例えば、既に説明したような、上部開口部カバーが装着された上部開口部や、側方開口から行われる。
前記材料付勢構造体600は、油圧で駆動される機械システムである駆動システム並びに係合システムの作用により、放出ゲートの方向である前進及び圧縮前方方向、及び戻り方向の両方向にインクリメント式移動するよう構成されている。
これらの内の第1のものである駆動システムは、2つの同一の機構であって、コンテナ構造体700の各側に1つずつ配置されたものを有している。図16には、これらの機構650の内の一方を示すが、各機構は油圧ラム651を有しており、該油圧ラム651は、図18に最も良好に示されるように、前記コンテナ構造体の後端部分702の側壁構造体704の外側に、取付けブラケット652を介して固定されている。前記コンテナ構造体の一側のラム及び機構650、及び前記コンテナ構造体の他側のラム及び機構650の両方は、一致して運動するように調整されている。各ラム651のピストンロッド653は、前記コンテナ構造体700の略全長に亘って配置され、例えばローラー部655によって支持された係合入れ子梁654を、水平往復移動するように駆動する。
係合入れ子梁654は、該梁654の長さ方向に等間隔(ラム651のストロークに一致した間隔)で、該梁654にしっかりと結合された係合入れ子656を多数有している。それぞれの入れ子655は、細長い開口部658を有するプレート657の形をしている。これらの細長い開口部658は、各側壁構造体704の連続した隙間部(第1の好適な実施例で既に述べたように、前記コンテナ構造体のほぼ全長に沿って形成された隙間部)706に一致する高さで、共通の水平線に沿うように形成されている。
第2の機械システムは、係合システム機構615であって、図15に示されているように、材料付勢構造体600の中に組み入れられている。該係合システム機構615の拡大図である図17を参照すると、第1のスラスト軌条板616と第2のスラスト軌条板617とが、水平ガイドレール618及び619の間、並びに上側ガイドプレート620と下側ガイドプレート621との間に摺動可能に支持されている。各スラスト軌条板616,617は連結アーム622,623にそれぞれ枢軸的に接続され、連結アーム622,623は、さらに中央揺動アーム624に枢軸的に接続されている。中央揺動アーム624は、支持プレート626の間に取付けられた垂直揺動軸625の回りに回転されるようになっている。
前記第1のスラスト軌条板616の内端と前記第2のスラスト軌条板617の内端との間に取付けられているのは、スラスト軌条用の油圧ラム627である。該油圧ラム627が収縮されるときには、連結アーム622,623及び中央揺動アーム624を介して前記軌条板616,617が内側に引っ込められ、前記油圧ラム627が伸張されるときには、前記軌条板616,617が図17に示す位置に出っ張らせられることは明らかである。
再び図15を参照すると、前記機構615が材料付勢構造体600の内部に配置されていて、油圧ラム627が伸張位置にあって、第1及び第2のスラスト軌条片616,617が材料付勢構造体600の両側の開口部628,629を通って突出されていることが分る。これらの開口部は、材料付勢構造体600が設置されているコンテナ構造体700の各側壁構造体704の隙間部706に一致する位置にある。
かかる第2の機構615は、さらに、油圧ラム632,633によってそれぞれが水平運動をするように構成された、第1及び第2の固定用軌条板630,631を備えている。これらの油圧ラム632,633が図17に示すような伸張位置にされるとき、前記第1及び第2の固定用軌条板630,631は、図15に示されるように、材料付勢構造体600の側面の開口を通って出っ張る(但し、第2の固定用軌条板631は隠れている)。
前記コンテナ構造体700のそれぞれの側壁構造体704は、図18に示すように、前記コンテナ構造体の側壁の隙間部706より下方に配置された一連の固定溝708を有している。これらの固定溝708は、コンテナ構造体の長さ方向に沿ったインクリメントの各位置に材料付勢構造体600があるとき、第1及び第2の固定用軌条板630,631の位置に一致するように構成されている。したがって、隣接される固定溝の間隔は、係合入れ子655の間隔やラム651のストロークに等しいものとなる。図18では、付勢構造体600は、2つのインクリメント位置の中間位置に示されている。
材料付勢構造体600を現在のインクリメント位置に固定するため、前記固定溝708は、滑りばめで固定用軌条板630,631を挿入できるようなサイズである。
前記材料付勢構造体600の前進インクリメント移動を行うため、ラム651は、最初は収縮状態にある。そのとき、第1及び第2のスラスト軌条片616,617は、コンテナ構造体の側壁の隙間部から突出するように、油圧ラム627の伸張によって外側に突出された状態にあって、各係合入れ子梁654の係合入れ子656の開口部658に係合された状態にある。
第1及び第2のスラスト軌条片616,617が開口部658に係合されているとき、第1及び第2の固定用軌条片630,631は各固定溝との係合は解除されている。その後、次の前進位置に材料付勢構造体600を駆動するため、駆動システムのラム651が伸張され、該前進位置にて、固定用軌条片630,631が突出されて、側壁の固定溝708に係合される。これにより、材料付勢構造体と放出ゲートとの間で圧縮された材料からの反力で該材料付勢構造体600が部分的に戻ることを防止できる。
次に、前記第1及び第2のスラスト軌条片616,617が開口部658との係合位置から引っ込められ、駆動機械システム650のラム651を収縮させることが可能となる。この収縮により、梁654の次の前進側の入れ子656が材料付勢構造体の軌条片位置に一致し、さらなるインクリメント・サイクルが可能となる。
該放出ゲートと材料付勢構造体との間での材料の圧縮が所定程度にまで到達するような入れ子656の位置まで材料付勢構造体600が達したときに、前記放出ゲートが開けられる。これは、通常は、最も前進側のインクリメント位置よりもかなり前にて実施される。好ましくは、十分な材料がコンテナ構造体の中に荷積みされ、前記コンテナ構造体の放出ゲートに(一直線上に)配置される運搬車両の容積に、圧縮された材料の容積がほぼ等しくなったとき、所望の圧縮が成し遂げられる。
前記材料付勢構造体のさらなる前進インクリメントは、開けられている放出ゲートを通って運搬車両の中に圧縮された材料を移動させるのに使用される。本実施例の少なくとも1つの好適な形態においては、接している運搬車両の中への圧縮材料の積み込みを完全に行うため、該材料付勢構造体が前記放出ゲートを通過して十分に突出するように、前記第1のシステムの最後の前進ストローク、及び材料付勢構造体の配置がなされる。
最後の前進インクリメントにおいて、前記第1及び第2のスラスト軌条板616,617はそれぞれの入れ子との係合を維持しており、その後の前記ラム651の収縮が、材料付勢構造体600の最初の後退を達成する。さらなる後退のサイクルは、前記第1及び第2のスラスト軌条板の引っ込み、前記第1システムのラムの伸張、及び前記第1及び第2のスラスト軌条板の次の入れ子(係合入れ子梁の次に一致する入れ子)との再係合というシーケンスにより実行される。圧縮材料から材料付勢構造体に反力が作用しないので、第1及び第2の固定用軌条片を使用する必要は無い。
本発明の幾つかの実施例のみしか述べていないが、変形例は、当業者に明らかであって、本発明の範囲及び要旨を逸脱することなくそこに存在する。
図1は、本発明の第1及び第2の好適な実施例を示す全体斜視図である。 図2a及び2bは、本発明の第1及び第2実施例の使用状態を示す。 図3は、本発明の第1の好適な実施例における側壁構造体を示す断面図である。 図4は、図3の側壁構造体の側面図である。 図5a〜5cは、本発明の第1の好適な実施例の一部であるコンポーネントの、第1の操作シーケンスを示す。 図6a〜6cは、図5a〜5cのコンポーネントの、第2の操作シーケンスを示す。 図7は、本発明の第2の好適な実施例による側壁構造体を示す断面図である。 図8a〜8cは、図7の実施例のコンポーネント部分の、第1の操作シーケンスを示す。 図9a〜9cは、図7の実施例のコンポーネント部分の、第2の操作シーケンスを示す。 図10a〜10cは、図7の実施例のコンポーネント部分の、第3の操作シーケンスを示す。 図11は、本発明の第3実施例を示す斜視図である。 図12は、本発明の第5の好適な実施例を示す斜視図である。 図13は、本発明の第6の好適な実施例を示す斜視図である。 図14は、本発明の第7の好適な実施例を示す斜視図である。 図15は、材料付勢構造体のさらに好適な一実施例を後から見た斜視図である。 図16は、図15の実施例のための、一組の第1機械システムの1つについての斜視図である。 図17は、図15の実施例のための、第2機械システムを示す拡大斜視図である。 図18は、図15の材料付勢構造体を示すために、側壁シートが部分的に除去された、コンテナ構造体の一部を示す正面図である。

Claims (58)

  1. (a) 後端及び前端を有するコンテナ構造体と、
    (b) 材料付勢構造体と、
    (c) 前記コンテナ構造体の前記後端の引っ込み位置から、前記コンテナ構造体の放出端であるところの前記前端の完全に前進した位置まで、前記材料付勢構造体をインクリメント式に前進させる材料付勢構造体駆動手段と、
    を備えた、インクリメント式材料付勢システム。
  2. 前記コンテナ構造体が、
    (a) フロア構造体と、
    (b) 側壁構造体と、
    (c) ルーフと、
    (d) 上部開口部と、
    (e) 上部開口部カバーと、
    (f) 放出端の閉塞手段と、
    を有する、請求項1の材料付勢システム。
  3. 前記付勢構造体は、前記コンテナ構造体の前記放出端から前記後端まで前記駆動手段によりインクリメント式で引っ込められる、請求項2の材料付勢システム。
  4. 前記駆動手段は、前記コンテナ構造体の各側壁に沿って配置され、また、それらの駆動手段は実質的に同調して動作する、請求項3の材料付勢システム。
  5. 前記材料付勢構造体は前記コンテナ構造体の中で、該構造体に対して近接した形でスライドするように設けられ、前記材料付勢構造体は、前記フロア構造体の表面をスライドするように構成される、請求項4の材料付勢システム。
  6. 前記側壁構造体のそれぞれが、該側壁構造体のほぼ全長に亘って設けられた隙間部を備えており、該隙間部は、内側壁シートの上部と下部とを分離している、請求項4の材料付勢システム。
  7. 前記材料付勢構造体は該構造体のそれぞれの側面に出っ張り突起を有し、該出っ張り突起のそれぞれが前記隙間部の内の一つを通る、請求項6の材料付勢システム。
  8. 前記隙間部のそれぞれはレールシステムと共に直線状に形成され、該レールシステムは往復運動梁を支持しガイドするように構成されている、請求項7の材料付勢システム。
  9. 前記往復運動梁は複数のスラスト組立体を備え、
    該スラスト組立体は、該梁の前端と後端との間に、該梁の全長に亘って略等間隔に配置されてなる、請求項8の材料付勢システム。
  10. 前記スラスト組立体のそれぞれは、
    (a) 組立体支持体と、
    (b) 両頭爪と、
    (c) 爪揺動軸と、
    (d) 爪駆動手段と、
    を有する、請求項9の材料付勢システム。
  11. 前記両頭爪は、第1の前進スラスト位置から第2の後退スラスト位置まで、前記爪駆動手段により前記爪揺動軸の回りに揺動される、請求項10の材料付勢システム。
  12. 前記爪駆動手段はリニア・アクチュエータである、請求項11の材料付勢システム。
  13. 前記両頭爪のそれぞれはリニア・アクチュエータにより揺動され、
    該アクチュエータは、第1の端部で前記両頭爪の一端部に枢軸的に接続され、第2の端部で前記往復運動梁に枢軸的に接続されている、
    請求項12の材料付勢システム。
  14. 前記両頭爪のそれぞれは爪コントロールブラケットを有し、該ブラケットはコントロール揺動軸を支持している、請求項12の材料付勢システム。
  15. 前記コントロール揺動軸のそれぞれは共通のコントロールアームに枢軸的に接続され、
    該コントロールアームは、外端にてリニア・アクチュエータに枢軸的に接続され、
    そして、該アクチュエータは前記往復運動梁に枢軸的に接続された、請求項14の材料付勢システム。
  16. 前記両頭爪の何れもは、前記両頭爪が前記前進スラスト位置にあるときに前記出っ張り突起の背面を押すように構成され、前記両頭爪が前記後退スラスト位置にあるときに前記出っ張り突起の正面を押すように構成された、請求項15の材料付勢システム。
  17. 前記出っ張り突起を押すように構成された前記両頭爪の第1爪の部分は、前記スラスト位置にセットされたときに、垂直の外面を生じさせ、
    その時、第2爪は、前記出っ張り突起と接触し得ない位置に回転される、請求項16の材料付勢システム。
  18. 前記両頭爪の各爪における、それぞれの反対側の面は傾斜面であり、
    それらの傾斜面は、浅い“V”形状の空間を形成すべく、前記両頭爪を二分する位置で交差し、
    スラスト位置にある爪の傾斜対向面は、前記爪アクチュエータが作動されていない間に前記出っ張り突起と衝突したとき、前記爪に回転モーメントを与えるように構成されている、
    請求項17の材料付勢システム。
  19. 前記傾斜面から衝撃が伝えられた時、前記出っ張り突起が前記スラスト組立体を通過できるように、前記両頭爪が前記揺動軸の回りに回転される、請求項18の材料付勢システム。
  20. 前記往復運動梁は、第1端が該往復運動梁に枢軸的に接続され、第2端が前記コンテナ構造体に接続された油圧ラムにより往復運動される、請求項19の材料付勢システム。
  21. 前記往復運動梁は、最初の戻り用スラストブロックをその前端に備え、最初の前進用スラストブロックをその後端に備えた、請求項20の材料付勢システム。
  22. 前記材料付勢構造体が、前記コンテナ構造体の前記後端における、完全に引っ込められた第1位置にあって、前記油圧ラムが収縮されている時、前記出っ張り突起は、前記最初の前進用スラストブロックと、前記往復運動梁の前記後端に最も近くなるように配置された第1スラスト組立体との間に配置された、請求項21の材料付勢システム。
  23. 前記材料付勢構造体駆動手段における、前記材料付勢構造体の最初の前進移動のためのシーケンスは、
    (a) 前記油圧ラムを伸張させて前記最初の前進用スラストブロックを前記突起に接触させ、前記出っ張り突起と前記材料付勢構造体とを最初の部分的前進のインクリメント位置まで駆動し、
    (b) 前記爪コントロールアクチュエータを収縮させて、前記両頭爪を前進スラスト位置に回転させ、
    (c) 前記爪コントロールアクチュエータを非作動状態にして、前記前進スラスト位置にある爪の傾斜面が前記出っ張り突起と接触した時に前記両頭爪を回転可能な状態にし、
    (d) 前記油圧ラムを収縮させて、前記往復運動梁の後端に最も近いスラスト組立体を引き込んで前記出っ張り突起を通過させ、
    (e) 前記爪コントロールアクチュエータを収縮させて、前記往復運動梁の後端に最も近い前記スラスト組立体における前記両頭爪を前記前進スラスト位置に戻し、
    (f) 前記油圧ラムを伸張させて、前記往復運動梁の後端に最も近い前記スラスト組立体を前記出っ張り突起に接触させ、それによって、前記材料付勢構造体を駆動し、第1の前進インクリメント移動を完了させる、
    ステップを有する、請求項22の材料付勢システム。
  24. 前記材料付勢構造体のその後の前進インクリメント移動は、
    (a) 前記爪コントロールアクチュエータを非作動状態にして、前記出っ張り突起が接触した場合に前記両頭爪の回転が許容されるようにし、
    (b) 前記油圧ラムを収縮させて、次の前側のスラスト組立体を引き込んで前記出っ張り突起を通過させ、
    (c) 前記爪コントロールアクチュエータを収縮させて、前記スラスト組立体(次の前側のスラスト組立体)を前記前進スラスト位置に戻し、
    (d) 前記油圧ラムを伸張させて、前記スラスト組立体(次の前側のスラスト組立体)を前方に駆動して前記材料付勢構造体を次の前進インクリメント位置に移動させる、
    ステップを有する、請求項23の材料付勢システム。
  25. 前記材料付勢構造体が、前記コンテナ構造体の前端の、完全なる前進位置にあって、前記油圧ラムが伸ばされている時、前記出っ張り突起は、前記最初の戻り用スラストブロックと、前記往復運動梁の前端に最も近いスラスト組立体との間に配置されている、請求項24の材料付勢システム。
  26. 前記材料付勢構造体の、最初の後退移動のためのシーケンスは、
    (a) 前記油圧ラムを収縮させて、前記最初の戻り用スラストブロックを前記突起に接触させ、前記出っ張り突起と前記材料付勢構造体とを最初の部分的後退のインクリメント位置まで駆動し、
    (b) 前記爪コントロールアクチュエータを伸ばして、前記両頭爪を後退スラスト位置に回転させ、
    (c) 前記爪コントロールアクチュエータを非作動状態にして、前記後退スラスト位置にある爪の傾斜面が前記出っ張り突起と接触した時に前記両頭爪の回転を許容するようにし、
    (d) 前記油圧ラムを伸ばして、前記往復運動梁の前端に最も近いスラスト組立体を前進させて前記出っ張り突起を通過させ、
    (e) 前記爪コントロールアクチュエータを伸ばして、前記往復運動梁の前端に最も近い前記スラスト組立体における前記両頭爪を前記後退スラスト位置に戻す、
    ステップを有する、請求項25の材料付勢システム。
  27. 前記材料付勢構造体のその後の後退インクリメント移動は、
    (a) 前記爪コントロールアクチュエータを非作動状態にして、前記出っ張り突起が接触した場合に前記両頭爪の回転が許容されるようにし、
    (b) 前記油圧ラムを伸ばして、次の後側のスラスト組立体を前記出っ張り突起を通過させて前進させ、
    (c) 前記爪コントロールアクチュエータを伸ばして、前記スラスト組立体(次の後側のスラスト組立体)を前記後退スラスト位置に戻し、
    (d) 前記油圧ラムを収縮させて、前記スラスト組立体(次の後側のスラスト組立体)を後方に駆動して前記材料付勢構造体を次の後退インクリメント位置に移動させる、
    ステップを有する、請求項26の材料付勢システム。
  28. 前記付勢システムは廃棄物の圧縮に応用される、請求項1乃至27のいずれか1項の材料付勢システム。
  29. 前記コンテナ構造体の中に廃棄物を入れるため、前記ルーフが、開放可能な開口を有する、請求項28の材料付勢システム。
  30. 前記閉塞手段は放出ゲートの形式であり、
    該ゲートは、前記放出ゲートと前記材料付勢構造体との間にて前記廃棄物を圧縮するための反力面を有する、
    請求項29の材料付勢システム。
  31. 前記コンテナ構造体は、前記放出ゲートと前記ルーフにおける操作可能な開口部との間に配置された、開放可能な中間ゲートを備えており、
    該中間ゲートは、該中間ゲートと前記材料付勢構造体との間における廃棄物の圧縮のための反力面を有するように構成された、
    請求項30の材料付勢システム。
  32. 前記コンテナ構造体は関節のある複数の圧縮装置を備え、
    該装置は、前記コンテナ構造体の側面に沿って蝶番により支持され、
    該装置は、前記コンテナ構造体の中に封じ込められている廃棄物の中に押し入るよう、前記側面の開口を通り抜けて作動される、
    請求項31の材料付勢システム。
  33. 前記関節のある圧縮装置が、前記コンテナ構造体の前記ルーフに蝶番で支持され、
    該圧縮装置は、前記ルーフの開口部を通り抜けて作動される、
    請求項32の材料付勢システム。
  34. 前記コンテナ構造体は、関節のある区画を前記フロアに少なくとも1つ有し、
    該フロアの区画は、廃棄物に圧縮力を加えるために前記コンテナ構造体の内部で垂直に上昇されるように構成された、
    請求項30の材料付勢システム。
  35. 前記コンテナ構造体は、関節のある区画を前記ルーフに少なくとも1つ有し、
    該ルーフの区画は、廃棄物に圧縮力を加えるために前記コンテナ構造体の内部で垂直に下降されるように構成された、
    請求項30の材料付勢システム。
  36. 前記付勢システムは、圧縮された廃棄物を前記コンテナ構造体から運搬車両の中に移動させるように構成された、請求項30乃至35のいずれか1項の材料付勢システム。
  37. 前記システムは、既存のゴミ移送施設に用いるために前記システムを改造して構成された、請求項36の材料付勢システム。
  38. 前記システムは、圧縮できる如何なる材料の容積も減少するように構成された、請求項35の材料付勢システム。
  39. 前記システムは、運搬車両から材料を降ろすように構成され、
    該車両の荷物コンテナがコンテナ構造体をなす、
    請求項35の材料付勢システム。
  40. (a) フロア構造体と、
    (b) 該フロア構造体の一部に沿って平行に間隙を開けた状態に配置された少なくとも一組のガイド要素と、
    (c) 該ガイド要素に沿ってインクリメント式移動をし、前記フロア構造体に垂直で前記ガイド要素と交差する荷重作用面を有する材料付勢構造体と、
    (d) 該材料付勢構造体をインクリメント移動させる手段と、
    を有するインクリメント式材料付勢システム。
  41. 前記材料付勢構造体が、移動可能な荷物に作用する、略垂直な面を有する、請求項40の材料付勢システム。
  42. 前記付勢構造体のインクリメント移動手段は、
    (a) 少なくとも1つのリニア・アクチュエータと、
    (b) それぞれのリニア・アクチュエータに組み付けられたガイド要素クランプ機構と、
    を有する、請求項41の材料付勢システム。
  43. それぞれのリニア・アクチュエータは、第1端が前記付勢構造体の後部に取り付けられ、第2端が前記レールをクランプする機構に取り付けられ、
    該リニア・アクチュエータは、前記ガイド要素を通る垂直面内にほぼ横たわる、
    請求項42の材料付勢システム。
  44. 前記クランプ機構は、前記ガイド要素の両側面に摩擦力を加えるよう構成されたグリップ・パッドを有するクランプ・キャリパーを備える、請求項43の材料付勢システム。
  45. 前記リニア・アクチュエータが油圧ラムである、請求項44の材料付勢システム。
  46. 前記クランプ・キャリパーは油圧ラムにより作動される、請求項44の材料付勢システム。
  47. 前記荷物を前記フロア構造体に沿って前進させるための前記付勢構造体のインクリメント移動は、
    (a) 前記クランプ機構が前記ガイド要素を把持している間に前記リニア・アクチュエータを伸張させること、
    (b) 前記クランプ機構を非作動状態とすること、
    (c) 前記リニア・アクチュエータを収縮させること、
    のステップによって成し遂げられる、請求項42の材料付勢システム。
  48. 前記付勢構造体を後退させるための該付勢構造体のインクリメント移動は、
    (a) 前記クランプ機構が前記ガイド要素を把持している間に前記リニア・アクチュエータを収縮させること、
    (b) 前記クランプ機構を非作動状態とすること、
    (c) 前記リニア・アクチュエータを伸張させること、
    のステップによって成し遂げられる、請求項43の材料付勢システム。
  49. 前記ガイド要素はレールである、請求項48の材料付勢システム。
  50. 前記ガイド要素は、前記フロア構造体に配置された溝である、請求項49の材料付勢システム。
  51. (a) フロア構造体と、
    (b) 該フロア構造体の一部に沿って平行に間隙を開けた状態に伸延配置された少なくとも一組のレール要素と、
    (c) 前記レール要素の一端において該レール要素の横方向の連結を為すヨークと、
    (d) 該ヨークに連結され、軸が前記レール要素に平行となるように構成され、前記フロアに沿って前記レール要素を往復運動させるように構成されたリニア・アクチュエータと、
    (e) 前記レール要素に沿ってインクリメント式移動をするように構成され、前記フロア構造体に垂直で前記レール要素と交差する垂直荷重作用面を有する材料付勢構造体と、
    (f) 前記付勢構造体を前記レール要素に解除可能にロックするよう構成された付勢構造体クランプ要素と、
    を備えたインクリメント式材料付勢システム。
  52. 前記材料付勢構造体は、摩擦低減手段を介して前記レール要素に支持された、請求項51の材料付勢システム。
  53. 前記材料付勢構造体は、摩擦低減手段を介して前記フロア構造体に支持された、請求項51の材料付勢システム。
  54. 前記フロア構造体は、前記材料付勢構造体の拘束手段を有する、請求項52の材料付勢システム。
  55. 前記拘束手段は、前記レール要素の横にペアで配置され、前記レール要素の長さ方向に沿って前記アクチュエータのストローク長に等しい間隔で配置され、前記フロアと同一面になる第1の引っ込み位置と、該フロアから突出する第2の伸張位置とに移動するように構成された、垂直に連結された複数のピンである、請求項54の材料付勢システム。
  56. 前記材料付勢構造体は、該構造体をインクリメント位置に止めるに十分な摩擦力を与えるための、該材料付勢体の下方に駆動されるように構成された摩擦パッドを有する、請求項53の材料付勢システム。
  57. 多量の廃棄物を圧縮すると共に廃棄物運搬手段に移行させる方法であって、
    (a) インクリメント式材料付勢構造体と開放可能な放出ゲートとを有するコンテナ構造体のルーフの開口部から、多量の廃棄物材料を積み込む、
    (b) 前記開口部を閉じて、前記多量の廃棄物のための、密封されたコンテナ容器を形成する、
    (c) 前記付勢構造体をインクリメント式に前進させて、前記廃棄物材料を所望程度まで圧縮する、
    (d) 前記コンテナ構造体の前記放出ゲートを、廃棄物運搬手段の荷積み用開口に整列させる、
    (e) 前記放出ゲートを開け、前記付勢構造体をインクリメント式移動させて、前記廃棄物材料を前記廃棄物運搬手段の中に入れる、
    ステップを有する前記方法。
  58. 運搬車両のコンテナ構造体から材料を移動させる方法であって、
    (a) 前記コンテナ構造体の内部の横断面に等しい面積を持つ荷重作用面を有する材料付勢構造体を、前記コンテナ構造体に装備する、
    (b) 第1の引っ込み端と第2の放出端との間で前記付勢構造体をインクリメント式に移動させるように構成された、往復運動をする機構で、前記コンテナ構造体を駆動する、
    ステップを有する前記方法。
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