JP2005520722A5

JP2005520722A5 -

Info

Publication number: JP2005520722A5
Application number: JP2003580075A
Authority: JP
Filing date: 2003-03-21
Publication date: 2006-05-18
Anticipated expiration: 2023-03-21

Claims

エラストマー性フィルム及び該フィルムの片面または両面に押出積層された不織ウェブからなる通気性の増分延伸弾性複合材料であって、該エラストマー性フィルムが、その中に増分延伸により形成された平均孔径が約１０μｍから約１００μｍのマクロ孔のランダムパターンを有し、かつ該エラストマー性フィルムが、孔形成用フィラーに隣接する微細空隙形成のために、増分延伸に際し該フィルムを微孔質にするのに不十分な量の孔形成用フィラーを含んでいることを特徴とする通気性の増分延伸弾性複合材料。
該フィルム各面に不織ウェブを有している請求項1記載の複合材料。
約６０ｐｓｉの圧力で加圧したとき、約１０ｃｃ／ｍｉｎ／ｃｍ^２以上の通気性を示す請求項１または２記載の複合材料。
約２５％以下の永久歪とともに、約２００％以上の伸縮性を示す請求項１または２記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、エラストマー性ブロック共重合体、エラストマー性メタロセンオレフィン重合体もしくは共重合体、エラストマー性ポリウレタン、エラストマー性ポリシロキサン、またはこれらの混合物からなるものである請求項１または２記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、エラストマー性スチレン系ブロック共重合体からなるものである請求項５記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、ポリ（スチレン−ブタジエン−スチレン）ブロック共重合体、ポリ（スチレン−イソプレン−スチレン）ブロック共重合体、ポリ（スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン）ブロック共重合体、またはこれらの組み合わせからなるものである請求項６記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、エラストマー性スチレン系ブロック共重合体とエラストマー性メタロセンポリエチレン共重合体とのブレンドからなるものである請求項６記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、単層フィルムである請求項１または２記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、多層フィルムからなるものである請求項１または２記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、その各面にポリオレフィンキャップ層が共押出された、エラストマー性スチレンブロック共重合体を含有するコア層からなるものである請求項１０記載の複合材料。
不織ウェブまたは不織ウェブ類が、それぞれスパンボンド法ポリオレフィンからなるものである請求項１または２記載の複合材料。
各不織ウェブの重量が、約４０ｇ／ｍ^２未満である請求項１または２記載の複合材料。
各不織ウェブの重量が、約１２ｇ／ｍ^２である請求項１または２記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、エラストマー性スチレン系ブロック共重合体とエラストマー性メタロセンポリエチレン共重合体とのブレンドを含有し、かつエラストマー性フィルムが、その各面で不織スパンボンド法ポリオレフィンウェブに押出積層されている請求項１または２記載の複合材料。
前記請求項のいずれかに記載の複合材料からその少なくとも一部が形成されている衣類。
前記請求項のいずれかに記載の複合材料からその少なくとも一部が形成されている使い捨て用品。
オムツである請求項１７記載の使い捨て用品。
マクロ孔が、約１０μｍから約５０μｍ、より好ましくは約１５μｍから約３５μｍの平均孔径を有する請求項１、２または１５記載の複合材料。
マクロ孔の密度が、約５から約５００／平方インチ、好ましくは約１０から約１００／平方インチ、より好ましくは約２５から約７５／平方インチである請求項１、２または１５記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、約１０重量％未満の孔形成用フィラー、好ましくは約５重量％未満の孔形成用フィラー、より好ましくは約１重量％未満の孔形成用フィラーを含有している請求項１、２または１５記載の複合材料。
エラストマー性フィルムが、約２０重量％未満の孔形成用フィラーを含有している請求項１、２または１５記載の複合材料。
請求項１、２または１５記載の通気性の弾性複合材料を製造する方法であって、エラストマー性フィルムを該フィルムの片面または両面で、不織ウェブに押出積層して、該エラストマー性フィルムに不織ウェブ（類）を強固に結合し、そして、得られた積層体を増分延伸して、該エラストマー性フィルムの中にマクロ孔のランダムパターンを形成することを特徴とする製造方法。
前記押出積層を、約５０ポンド／線インチを超えるニップ圧力で行う請求項２３記載の方法。
前記増分延伸が、横方向（ＣＤ）噛み合い延伸を含む請求項２３記載の方法。
前記ＣＤ噛み合い延伸において、噛み合いロールの係合深さが約０．１２インチ以上である請求項２５記載の方法。
約６０ｐｓｉの圧力で加圧したとき、前記複合材料が、約１０ｃｃ／ｍｉｎ／ｃｍ^２以上の通気性を示す請求項２３記載の方法。
前記複合材料が、約２５％以下の永久歪とともに、約２００％以上の伸縮性を示す請求項２３記載の方法。