JP2005514673A - 知識の取得、管理、伝達、及び提示のシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は知識の取得、管理、伝達、及び提示用に統合された実装の枠組み、及びその結果生じるメディアに関するものである。システムは、ドメイン固有の意味論的な情報を追加及び管理する役割を持つ第一サーバの構成要素と、通信メディアを経由して提示プラットフォームを運用するクライアントへの文脈に依存し時間に敏感な意味論的な情報取得サービスを提供するために連携する第一サーバの構成要素が使用する意味論的な情報及び他の情報をホストする第二サーバの構成要素を含む。システム内で、指定の階層内にある全てのオブジェクト、又はイベントは、意味論的に互いに関連し、(基本のアクションコードから成る)照会を表現するアクティブなエージェントで、所定のカスタマイズ可能なテーマ、又は「スキン」に従って、クライアントに提示するためのデータオブジェクトを返す。本システムは、クライアントにエージェント及び基本となる関連した照会ををカスタマイズ、及び「混合する」ための多種の手段を提供し、結果として生じる情報の提示を最適化する。

Description

本発明は情報管理システムに関し、特に知識の取得、管理、伝達、及び提示用に統合されたシームレスな実装の枠組みとその結果生じるメディアに関するものである。
知識は、今では世界中の組織にとって中核資産、及び競争上の優位性のツールとして広く認識されている。現在の接続された状態にある、情報に基づく世界において、知識労働者は生産性の向上、顧客関係の強化、事業の優位性向上のために、より優れて、迅速で、多くの情報に基づいた決定を行うために必要となる知識とツールにアクセスを持つことが必要である。更に、業界観測者は「敏捷さ」と「リアルタイム企業」を、情報経済の重要な事業目標としてもてはやしてきた。
多くの組織は、製品と顧客サービスの向上のために、組織内の知識流布の価値及び十分に訓練を受けた従業員を持つ価値を認識し始めている。企業の電子学習への投資と企業研修もこれを裏付けている。企業は又、コンテンツ管理、検索、共同作業、及びビジネスインテリジェンスのツールにも投資を行っている。更に業務プロセス、特に顧客獲得と顧客保持に関するデジタル化にかなりの資源を費やしている。
しかしながら、多くの知識/学習と顧客関係の資産は、相互の言語を理解しない多様なリポジトリに現在でも格納されており、その結果、個別の情報の孤立集団として管理され相互に作用している。従って、多くの組織が「知識」と呼んでいるものは、データと情報にすぎない。情報経済は主に、増加の一途をたどるこのデータと情報の集団に文脈(コンテキスト)、意味、及び、効率的なアクセスを提供する方法を模索している。言い換えれば、利用可能なデータと情報の集合の、を使用可能な知識への変換方法を模索している。
情報は、様々な普及度で、新聞、書籍、ラジオ/テレビのメディア、及び電子形式等の多種多様な形式でずっとアクセスされてきている。情報の管理とアクセスは、コンピュータとコンピュータネットワークの使用で劇的に変化した。ネットワーク化されたコンピュータシステムは、システム上のいかなる箇所で保持されている情報へのアクセスをシステム全体で提供する。ユーザはアクセスを取得するために、ネットワークへの必要な接続を確立し、適切な許可を与えて、所望の情報を特定するだけでよい。
情報へのアクセスは、インターネットの出現で更に向上した。インターネットは莫大な情報の集団へのアクセスを提供するために、世界中の多数のコンピュータを接続する。インターネット上で情報を提供するもっとも普及した方法は、ワールドワイドウェブ経由である。ウェブは、通常ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、ファイル転送プロトコル(FTP)、ゴーファ(GOPHER)、又は他のサーバを実行するインターネットに接続されたコンピュータ、又はウェブサーバのサブセットで構成される。ウェブサーバはウェブサイトでウェブページをホストする。ウェブページは、本来のハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、又はもっと最近の拡張可能なマークアップ言語(XML)、あるいは標準一般化マークアップ言語(SGML)等の1つ以上の言語を使って符号化されている。これらの言語の公開仕様は引用によって本明細書に取り込まれている。これらのフォーマッティング言語によるウェブページは、マイクロソフトのインターネットエクスプローラ、又はネットスケープのナビゲータ等のウェブ閲覧ソフトウェアを経由して、インターネットユーザにアクセスを可能にさせる。
ウェブは、文脈と意味論(セマンティック)よりもむしろ主に、構文と構造に基づいて組織化されてきた。その結果、情報は通常検索エンジンとウェブディレクトリを経由してアクセスされる。現在の検索エンジンは、関連付けられた文脈(コンテキスト)と意味論的な情報を持たず、逐語的、又は簡単な主題の情報と索引に依存するキーワードと対応する検索手法を用いる。残念なことに、このような検索方法は、主として応答がない結果、つまり行動可能な知識ではなく、文書(ドキュメント)を大量に生じさせることになる。高度検索手法は、照会(クエリ)に重点を置き、検索結果の関連性向上のために開発されてきた。このような手法の多くは、ユーザの検索傾向の履歴に依存して所望情報に関して基本的想定を行う。あるいは、他の検索手法は、一番関連性があると予想される分野に、更に検索結果を絞り込むために、ウェブサイトのカテゴリ化に依存する。検索手法に関係なく、検索可能な情報の基底をなす編成は、文脈主導よりもむしろ索引主導である。文書の主題の属性とその属性のユーザの文脈への関連方法ではなく、文書に関連付けられた逐語的な情報の頻度、又はタイプが検索結果を決定してしまう。行動可能な知識を獲得するためのツールとしてのウェブの使用を取り巻く、曖昧さと非効率性の連続という結果に終わる。
現在の世界中の企業において、ウェブは知識労働者のための情報プラットフォームである。問題はその情報プラットフォームにある。現在のウェブは、データと情報のプラットフォームであるのに、ユーザは「知識」の次元で操作している。この分断は非常に本質的なものだといっても過言ではない。「情報を意のままに」の夢は、ウェブが大いにかなえてきた。しかしながら、知識労働者は単なる「情報を意のままに」ではなく、「知識を意のままに」を要求している。残念ながら、現在の知識労働者は、問い合わせに関連ある実際の知識ではなく、むしろ文書、つまりデータと情報の寄せ集めを閲覧/検索するためにウェブを使用している。効果的な知識を得るために、適切な文脈、意味、及びデータと情報への効率的なアクセス、を提供することが求められており、これら全ては従来のウェブには欠けている。
「知識を意のままに」の目標を達成するための努力が行われてきた。その一例が、意味論的ウェブと呼ばれる情報の編成と配信のための新しい概念である。意味論的ウェブは、現在のウェブの拡張機能で情報に十分に定義された意味が与えられ、コンピュータと人間がより優れた協力作業をできるようにする。概念上では、インターネット上での文脈、意味、及び情報のアクセスの向上に対応する方向への大きな前進であるが、意味論的ウェブは約束されている潜在能力の期待に十分に答えるだけの成果のある実装はまだ見つかっていない。
現在のウェブと意味論的ウェブは両方とも、ユーザが行動可能な知識の獲得をできるよう、適切な文脈、意味、及びデータと情報への効率的なアクセスを提供していない。これは特に現在のウェブと考案中の意味論的ウェブの構造化、言い換えれば、技術階層に関する問題である。図1に示すように、例えば現在のウェブはハイパーテキストメディアであるが、「ダム(無能な)」リンク、すなわち文脈依存性、時間への敏感さ等を持たないリンクを含む3つの技術階層を提供する。「意味論的ハイパーメディア」とも呼ばれる意味論的ウェブの現在の概念化は、図2に示すように5つの技術階層を提供する。以下で詳しく述べるが、それぞれの技術階層構造に関連する重大な限界がある。
更に、知識の取得、管理、伝達、及び提示用に統合されたシームレスな実装の枠組みとその結果生じるメディアを提供するために、さまざまな特性が包括的な情報管理システムの中に存在しなければならない。これらの特性には、意味論的/意味、文脈依存性、時間への敏感さ、自動かつ知的な発見の容易性、動的リンク、ユーザ制御のナビゲーション及びブラウジング、非HTML及びローカルの文書のネットワークへの参加、表示情報の意味論をスマートに伝達する柔軟性のある提示、論理と推測と推論、柔軟性のあるユーザ主導の情報分析、柔軟性のある意味論的な照会、読み取り/書き込みのサポート、注釈付加、「信用の輪」、情報パッケージ(「ブレンダー」)、コンテキストテンプレート、及びユーザ主導の情報集約が含まれるが、全てではない。これらの特性は、それぞれ以下の現在のウェブと意味論的ウェブの両方の応用に関連して説明される。
[意味論的/意味]
現在のウェブは、プラットフォームとユーザ経験に固有な(イントリンシック)要素としての意味論が欠けている。ウェブページは、そのページに含まれるデータの意味論よりもむしろ、テキスト、及びグラフィックスのデータのみを伝達する。その結果、ユーザは、例えば「5年以内に出版されたラテンジャズに関する100ページ以下の本を全て検索する」といった自然言語で当然期待されるであろう意味論的な照会を送信ことができない。そのような照会の処理を可能にするには、ウェブサイト、又は検索エンジンが、本が含まれることを「識別する」必要があり、その照会要求の意味論に基づいて、コンテンツを知的にフィルタ処理しなけなければならない。そのような照会は、現在のウェブでは不可能である。その代わりにユーザは、テキストベースの検索に依存せざるを得ない。このような検索は通常、情報の過負荷、又は情報の損失という結果になる。なぜならユーザは情報ベースにあるテキストと一致しないかもしれない検索語の選定を余儀なくされるからである。上記の例において、ユーザは「本 ラテン ジャズ」の検索語を選定して、検索エンジンが関連付けをしてくれることを願うかもしれない。ユーザは通常、独力で検索結果にフィルタ処理をしなければならない。更にこのようなテキストベースの検索は、同じ意味を伝達するかもしれない言葉をも包含する。上記の例において、「南アメリカ、又は中央アメリカのジャズに関する本」、又は「ラテンアメリカのジャズに関する出版物」等の検索語からの結果は、検索照会の処理時に無視される可能性がある。
意味論が欠けていることは又、現在のウェブは、人間が考えるようなやり方でユーザがナビゲートすることができないことを暗示している。例えば、ある人は組織構造を用いて社内イントラネットをナビゲートすることを希望するかもしれない。例えば、人から、人が作成する文書へ、その文書に関するエキスパートへ、そのエキスパートの直属部下へ、その直属部下が会員である配信リストへ、その配信リストの会員へ、これらの会員が作成した文書へ等である。この「ウェブ(クモの巣状のもの)」は意味論であり、実際の情報分類(「事項」)に基づいており、現在のウェブのようなただの「ページ」ではない。
意味論の欠如は他の意味合いを持っている。まず、ウェブがプログラム可能でないことを意味する。意味論を用いると、ページとリンクの意味を理解し、推測、推薦等を行うことができるスマートエージェントによってウェブを利用できる。現在のウェブでは、推測を行うことができる「エージェント」は人間の頭脳のみである。従ってウェブは、コンピュータが持つ巨大な処理能力を行使していない。なぜならウェブはコンピュータが理解できるような様式で表現されていないからである。
意味論の欠如は情報が行動可能でないことも示す。検索エンジンはウェブが吐き出す結果を「理解」していない。従って、いったんユーザが検索結果を受信すると、あとは「本人まかせ」である。又、ウェブブラウザは表示する情報を「理解」しておらず、従って情報を用いてスマートな(賢い)事項を行うことができない。適所に配置された意味論があれば、スマートビューは、例えばイベントはイベントであることを「識別」し、そのイベントがユーザのカレンダーにすでに入っているかを調べて、予定あり/なしの情報を表示したり、自動的にそのイベントをカレンダーに挿入することにより、ユーザがその情報を行動可能にするといった面白い事を行うかもしれない。意味論なしで提示された情報は行動可能でない、又は意味論の推測が必要となる可能性があり、よって不愉快なユーザ経験となる可能性がある。
意味論的ウェブは、十分に定義された意味論で情報を符号化することによって、現在のウェブが持つ意味論的/意味の限界に対処することを目指す。意味論的ウェブ上のウェブページには、メタデータ及び他のメタデータへの意味論的なリンクが含まれ、それによって検索エンジンは、より知的で正確な検索を行うことができる。更に、意味論的ウェブは、知識表現に用いられるオントロジを含むので、意味論的検索エンジンに言葉を単なる文字ではなく、意味に基づいた解釈をさせることができる。例えば、上記の例において、ラテンジャズのオントロジを意味論的ウェブサイトで活用して、サイトの検索エンジンに「南アメリカ、又は中央アメリカのジャズの本」、又は「ラテンアメリカのジャズに関する出版物」という言葉に、「ラテンジャズに関する本」の言葉と同じ意味があることを「識別」させることができるかもしれない。概念上では現在のウェブが持つ多くの欠陥を打開する一方で、文脈依存性と時間への敏感さ、等の付加的な特徴を提供するために、特に必須の意味論的なリンク、オントロジ、等を含む、文脈と意味を提供する十分に定義されたデータモデルの成果のある実装は、現時点ではまだ存在しない。
[文脈依存性]
現在のウェブは文脈依存性に欠けている。文脈が欠けていることは、現在のウェブは個人的でないということである。例えば、アクセス可能な記憶領域に存在する文書は、個別に静的であり従って無能である。文書の主題に関連する情報は、すでに公開済みである、新しく公開中である、又は間もなく公開される予定である、のどれかである。しかし、記憶領域内の文書は静的なので、リアルタイムに主題とこれに関連ある情報とを動的に関連付ける手立てがない。言い換えれば、ユーザは個人的な文脈をリアルタイムに外部の情報と動的に接続する手立てを持たない。文脈を形成する情報源(文書等)は、各自孤立集団に存在しており、他の関連ある情報源からまったく孤立している。これは、情報と生産性の損失という結果を生じる。
これの主な理由は、現在のウェブが(遠隔コンピュータ等の)ダムクライアントに情報を表示する提示用に設計された、提示指向のメディアであるからである。クライアントは単にサーバが示すよう命令したことを表示する以外は、実質上ユーザ経験への役割をまったく持っていない。(JavaアプレットやActiveXコントロール等の)クライアント側にコードがある場合でも、コントロールは通常1つの特定な事項を行い、クライアント側のコードとサーバ側のコードが連携するように、遠隔サーバとの調整されたアクションを持たない。
生産性の観点から見ると、これは知識労働者と情報消費者は完全に情報作成者の言いなりになっていることを意味する。現在、知識労働者は企業情報、外部データ、等のカスタムビューを提供するために管理・更新されたポータルを持っている。しかしながら、これはまだ非常に限定されている。なぜなら、知識労働者の作業の前後関係で関連ある情報と、ユーザがアクセスを持つ情報を動的で知的に結び付けるものがまったくないのであれば、知識労働者はどうすることもできないからである。
知識労働者が、自分のポータル上にある情報の関連部分へのリンクが表示されていない、又は友達や同僚がそのリンクを電子メールで知らせないのであれば、情報は脱落してしまう。つまり情報は、ユーザの文脈、又は表示されている文脈に結びついたり適合しないのである。同様に、単にポータル全体の新しいデータが入手可能であることをユーザに通知して、ローカルのハードドライブに押し込んでしまうだけでは不十分である。それでは、文脈依存の警告通知を持つカスタマイズ可能な提示に欠けている。
文脈依存性に関しては、意味論的ウェブは、現在のウェブと同様の限界の問題を抱えている。意味論的ウェブにおいて、ユーザは同様に情報作成者のなすがままになっている。意味論的ウェブ自体は作成されるが、オーサリングに意味論が含まれることになる。その結果、ユーザは未だに独力で、利用可能な情報の関連性を見つけ出し、評価しなければならない。意味論的ウェブは、単独型の実体としては、他の情報源と動的な結び付きをすることはできない。
[時間への敏感さ]
現在のウェブは時間への敏感さに欠けている。(例えばブラウザのような)ウェブプラットフォームは、情報への敏感さにまったく関係なく、単に情報を表示する単機能のソフトウェアである。ユーザは、時間への敏感さを推測推測する、又はなしで済ますかしなければならない。これは、ウェブプラットフォームがリアルタイムに、時間に敏感な結び付きができないので生産性の大幅な損失である。ウェブサイトの中には、例えば、所定の日付が過ぎた情報に索引付けをする等、時間に敏感な情報表示に重点を置くものもあるが、ウェブブラウザ自体は時間への敏感さの概念がない。代わりに、独自の孤立集団内で表示する情報に時間への敏感さを含むかどうかは各ウェブサイト次第である。言い換えれば、ウェブリンク上には時間の軸がない。
意味論的ウェブも又、現在のウェブのように、時間への敏感さに対応していない。意味論的ウェブは、時間を内在化しない意味論的リンクを持つことができる。これは主として、意味論的ウェブが、潜在的に文脈依存性と時間への敏感さを扱うウェブサービスのソフトウェアの概念を持っていないからである。
[自動かつ知的な発見の容易性]
現在のウェブは、新しく作成された情報についての自動かつ知的な発見の容易性に欠けている。現在どのウェブサイトが、今日、又は昨日新しく開設されたものか知るすべがない。通知を受けるか、検索を行う際に運良く新しいサイトを発見する以外には、ユーザは新しいウェブサイトやページがあるかどうか知るすべがない。同じ問題はエンタープライズ(企業)にも存在する。イントラネット上で新しいウェブサイトができても、知識労働者はなんらかの外部手段により通知を受けない限り、それを知るすべがない。ウェブプラットフォーム自体には、告知又は発見の概念がない。更に、ユーザの作業、又は現在の情報空間の文脈内に新しいサイト、又はページを判断する文脈依存の発見が存在しない。
意味論的ウェブは現在のウェブと同様に、自動的な発見の容易性に欠けていることに対処していない。意味論的ウェブは、ユーザが外部の情報源、又は検索時の個人的な発見を通して、新しい情報源の存在を発見せざるを得ないという同じ問題を抱えている。
[動的リンク]
現在のウェブは情報モデルに、単なるネットワーク、又はグラフの「データ構造」を採用している。各ウェブページは、ネットワークの1つのノードを表し、各ページはネットワーク内の他のノードとのリンクを含むことができる。各リンクはページごとに手作業で作成される。これにはいくつかの問題がある。まず、ネットワークは、持続的に価値があるようにメンテナンスが必要になることを意味する。ウェブページが更新されていなかったり、ウェブページ、又はサイトの作成者が関連性に基づいたページのリンクを追加する規律を守っていない場合は、ネットワークは価値を失う。現在のウェブは、本質的に存在しないリンク、廃れたリンク、等が張られている傾向がある。単なるネットワーク、又はグラフの情報モデルのもう1つの問題は、情報消費者が、ウェブページ、又はサイトの提示を制御する立場にあるのではなくむしろ、その提示のなすがままになっていることである。言い換えれば、ウェブページ、又はサイトにリンクが存在していない場合は、ユーザは関連ある情報を探し出す手だてがない。検索エンジンは、単にページ、又はノードをネットワークに戻すだけなのでほとんど頼りにならない。ネットワーク自体は、個別な、又は動的リンク能力を持っていない。従って、検索エンジンは、ウェブページ自体がリンクを持たない、又はリンク先が存在しなかったり、古かったり、不適切なリンクを持つページに簡単にリンクを返すことができる。ユーザは、いったん検索結果を得ると独力となり、返されたページの作成者が関連性のある時間に敏感なリンクをページに挿入しているか否かに完全に左右されてしまう。
意味論的ウェブは、単に現在のウェブに意味論を付け加えたものであるから、現在のウェブと同じ問題を抱えている。(現在のウェブではできない事であるが)ユーザはネットワークを意味論的にナビゲートすることは可能になるが、やはり情報の作成方法に左右される。言い換えれば、意味論的ウェブも又作成者がどれだけ規律を守っているかに依存しており、従って上記で述べた現在のウェブが持つ同じ問題を抱えている。意味論的ウェブが、オントロジとメタデータを持つページを含んでいても、うまく管理されていなかったり、関連する他の情報源へのリンクが含まれていないと、ユーザはやはり現在のリンクと他の情報を得ることができない。現在考案中の意味論的ウェブは、スマートで、動的で自動オーサリングし、自己修復するネットワークではない。
[ユーザ制御のナビゲーション及びブラウジング]
現在のウェブでは、ユーザはナビゲーション及びブラウジングの経験を制御できなく、むしろウェブページとそのページのリンク(もしもリンクが存在するのであれば)の作成方法に完全に任されてしまう。図3の先行技術を参照にして示すように、現在のウェブは「ダムリンク」、又はナビゲートできるには継続的なメンテナンスに完全に頼り切っている静的に作成された汎用リンク、から構成される。
意味論的ウェブは、ユーザ制御のブラウジングがない点で現在のウェブと類似の問題を抱えている。代わりに、図4の先行技術を参照にして示すように、意味論的ウェブは更に意味論的な情報とメタデータが含まれた「ダムリンク」で構成される。しかしながら、同様に意味論的ウェブはナビゲートできるには、継続的なメンテナンスに頼っている。
[非HTML及びローカルの文書のネットワークへの参加]
現在のウェブが抱えるもう1つの問題は、HTMLとして作成された文書のみがウェブに参加できるという事実に加えて、これらの文書にリンクが含まれなければならないという要求仕様である。(例えば、PDF、マイクロソフトワード、パワーポイント、エクセルの文書等の)非HTML文書等の他の情報オブジェクト、特にユーザのハードドライブに存在するものは、ネットワークの他のオブジェクトとリンクする利点から除外されていることを示唆する。これは特に、非HTMLの情報オブジェクト及びリンクを含まない情報オブジェクトとの間に、意味論的な関連性がある可能性があるので、非常に制約される。
更には、ウェブ上で利用可能な莫大な量のコンテンツは、標準のウェブクローラーではアクセス不可能なので、検索エンジンは領域全体の情報の結果を返さない。例えば、これにはデータベースに格納されたコンテンツ、索引のないファイルレポジトリ、登録サイト、ローカルのマシン及びデバイス、(マイクロソフトオフィスドキュメント及び電子メール等の)所有権のあるファイル形式、テキスト以外のマルチメディアファイルが含まれる。これらは、インターネット上のアクセス不可能な物体の巨大な一群を形成し、企業内では「見えないイントラネット」を呼ばれている。現在のウェブサーバは、この問題に対処するウェブクローラーのツールを提供していない。
意味論的ウェブもこの制約の問題を抱えている。すでに存在する無数の非HTML文書、特にユーザのハードドライブ上に存在するものに対処していない。これは、RDFメタデータの同等物、又はその代用物を持っていない文書は、動的にネットワークとリンクできないことを意味する。
[表示情報の意味論をスマートに伝達する柔軟性のある提示]
現在のウェブでは、ユーザがウェブサイト、又はページをカスタマイズ、又は「スキン」することができない。これは、現在のウェブサーバがブラウザによって提示用にすでに書式設定された情報を返すからである。エンドユーザには、(情報のタイプ、利用可能な表示領域等の)異なる条件に基づいて情報を表示する最善方法を選択する柔軟性がない。
意味論的ウェブは、柔軟性のある提示の課題に対処していない。意味論的なウェブのサイトは、RDFとオントロジを概念的には採用しているものの、HTMLをブラウザに送信する。本質的に意味論的ウェブは、提示用の特定な能力をユーザに与えていない。従って、現在のウェブのプラットフォームで表示された意味論的ウェブサイトは、柔軟性のある提示能力をユーザに与えていない。更には業界のXMLへの動きにもかかわらず、新しいプラットフォームのみが、データを提示から切り離すよう規定し、データをプログラム可能にするための指針の定義が可能である。意味論的ウェブ用のコンテンツを構築する作成者は、XMLを返して提示の問題を完全に避けるか、又はレンダリング用の単一の表示形式(垂直型企業の場合)に取り組みに集中させている。どちらの取り組み方でも、意味論的ウェブが最適な度合いの知識普及を達成させることはできない。
[論理と推測と推論]
現在のウェブは、意味論、メタデータ、又は知識表現を持っていないので、コンピュータが新しいリンクを推測したり、通知推測を発行するために論理と推測を使ってウェブページを処理することができない。現在のウェブは、コンピュータの利用向けではなく、人間が利用できるように設計されて構築されている。従って、現在のウェブは、メタデータの抽出、及び論理と推測の適用のためのスクリーンスクレイピング等の、もろくあてにならない技術に頼る以外には情報構造にメスを入れることができない。
意味論的ウェブは、概念的にはコンピュータが処理できる符号化された情報を、ウェブのページ、及びサイトに提供するために、メタデータと意味を使用する一方で、このコンピュータ処理をうまく実現させて、情報の消費者、又は生産者に恩恵を与える新しい、又は改善されたシナリオを示す実装は現時点では存在しない。
[柔軟性のあるユーザ主導の情報分析]
現在のウェブは、ユーザ主導の情報分析に欠けている。現在のウェブでは、ユーザは異なるフィルタと条件を使って、複数リンクの異なる「ビュー」を表示させることができない。例えば、ウェブの検索エンジンでは、ユーザは異なるシナリオの下で検索結果を試すことができない。ユーザは情報のタイプ(文書、電子メール等)、文脈(「見出し」、「最も確実な予想」等)、カテゴリ(「ワイヤレス」、「技術」等)の異なるピボットを使って結果を表示することができない。
意味論的ウェブは、より柔軟性のある情報分析を提供する一方で、プレゼンテーション層が柔軟性のある分析を提供するために、対話方式でウェブ自体と連係する方法を記述していない。
[柔軟性のある意味論的な照会]
現在のウェブでは、テキストベースの照会、つまり1つの特定のウェブサイトのスキーマに関連付けた照会のみを行うことができる。このような照会は柔軟性に欠けている。現在のウェブでは、ユーザは自然言語に近い照会、又は意味論と局所的文脈を取り入れた照会を送信できない。例えば、「自分のハードディスク上のこの仕様書に関連する、自分の上司、又は研究部内の誰かにが作成した電子メールのメッセージを全て検索する」といった照会である。
メタデータとオントロジを採用することで、概念上の意味論的ウェブでは、ユーザは現在のウェブよりもより柔軟性のある照会を送信できる。例えば、ユーザは「自分の上司、又は研究部内の誰かが作成した電子メールのメッセージを全て検索する」のような照会を送信できる。しかしながら、ユーザは局所的文脈を取り入れることができない。更に意味論的ウェブは、ユーザが自然言語を用いないでウェブに照会を行う簡単な方法を定義していない。自然言語の技術は1つの選択肢ではあるが、信頼性のある技術にはほど遠い。従って、自然言語に近く、しかも自然言語に依存しないような照会のユーザインターフェースが必要とされる。意味論的ウェブはこれに対処していない。
[読み取り/書き込みのサポート]
現在のウェブは、読み取り専用ウェブである。例えば、リンク先が存在しないリンク(例:「404」エラー)にユーザが出くわした場合、ユーザが知っているかもしれない更新された宛先へとそのリンクを指し示すことで「修正する」ことはできない。ユーザが他の者と共有する重要な知識を持っているかもしれない場合、及びネットワークの表現及び展開の方法に関してユーザーが意見がある場合は特に限定される。
意味論的ウェブは概念上、単独参加のアプリケーションによって提供されるものとして、読み取り/書き込みのシナリオを可能にするが、現在この能力を提供する実装は存在しない。
[注釈付加]
現在のウェブは、注釈付加の潜在的サポートがない。注釈付加をサポートするウェブサイトがいくらかあるが、それは非常に制限され独立型の方法で行っている。現在のウェブのメディア自体は、注釈付加に対処していない。言い換えれば、ユーザはどんなリンクも自分の意見、又はアクセスのある追加的な情報で注釈付けすることができない。これは潜在的な情報の損失につながる。
意味論的ウェブは概念上、セキュリティ制約を条件として注釈付加のシステムへの組み込みを可能にするが、現在この能力を提供する実装は存在しない。
「信用の輪」
現在のウェブは、認証、アクセス制御、及びウェブへの許可のシームレスな統合、つまり「信用の輪」と呼ばれているものに欠けている。信用の輪があれば、例えば、ユーザはアサーションを作成し、ウェブリンクを修正、及び更新して、そのような操作にアクセス制御の制約事項を組み込むことができる。現在のウェブでこの信用が欠けていることは又、ウェブサービスが所有権のあるユーザ登録許可、アクセス制御、又は決済システムを実施しなければならない孤立集団のままであることを意味する。この情報をサードパーティのサーバに集中化する大がかりな方法は、個人情報保護の懸念から消費者及びベンダーからの不信を買っている。資産を使用するユーザは、豊富なコンテンツにアクセスするために、各自ログインして、各サイトでID情報を提供しなければならない。
意味論的ウェブは概念上、信用の輪を可能にするが、現在この能力を提供する実装は存在しない。
[情報パッケージ(ブレンダー)]
現在のウェブと意味論的ウェブのどちらにおいても、ユーザは、(例えば、カスタマイズされた個人用新聞やテレビチャンネルを作成するような)重複する結果を作成するために、潜在的に相違する意味論的な情報の特徴を合成して、1つの全体のユニットとして関連した意味論的な情報を取り扱うことができない。
[コンテキストテンプレート]
現在のウェブも意味論的ウェブもどちらもにおいても、ユーザは情報のアクセスと取得用に、特定で、及びよく知っている意味論的モデルを個別に作成しマッピングをすることができない。
[ユーザ主導の情報集約]
現在のウェブは、ユーザ主導の情報集約のサポートに欠けている。ユーザは、1回の閲覧セッションの状況で、一度に1つのウェブサイト、又は1つの検索エンジンしかアクセスができない。従って、ユーザが現在表示している情報に関連する他の情報源に文脈に依存する、又は時間に敏感な情報があったとしても、これらの情報源はユーザの作業の現在の状況では総体的なやり方で提示することはできない。
意味論的ウェブは又ユーザ主導の情報集約に欠けている。メディア自体が現在のウェブの拡張機能である。従って、ユーザは一度に1つのサイト、又は1つの検索エンジンにアクセスするので、文脈に依存する方法、又は時間に敏感な方法で情報レポジトリ全体の情報の集約をすることができない。
「知識を意のままに」の要求の高まりを考慮して、又、上記で多くを説明した現在のウェブと概念上の意味論的ウェブの欠陥を考慮すると、知識の取得、管理、及び伝達の新しく包括的なシステムと方法の必要性がある。
[発明の要約]
本発明は、知識の取得、管理、伝達、及び提示用に統合されたシームレスな実装の枠組みとその結果生じるメディアに部分的に関するものである。システムは、通信メディアを経由して提示のプラットフォームを運用するクライアントに、文脈に依存し時間に敏感な意味論的な情報の取得サービスを提供するために連携するいくつかの構成要素で構成されるサーバを含む。サーバは、ドメイン固有の意味論的な情報、つまりインテリジェンスの追加、及び管理の役目を持つ第一サーバ構成要素を含む。第一サーバ構成要素は、意味ネットワーク、セマンティックデータ ギャザラー、セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー、インファレンスエンジン、セマンティッククエリ プロセッサ、自然言語パーサ、イーメールナレッジ エージェント、ナレッジドメイン マネージャを提供するための構造、又は方法論が含まれることが好ましい。サーバは、意味論的な情報を分類しカテゴリ化するのに使われるドメイン固有の情報をホストする第二サーバ構成要素を含む。第一、及び第二サーバの構成要素は連携し、物理的に統合されている場合もあれば、又は分離されている場合もある。
システム内で、指定の階層内にある全てのオブジェクト、又はイベントは、意味論的に互いに関連し、(基本のアクションコードから成る)照会を表現するアクティブなエージェントで、所定のカスタマイズ可能なテーマ、又は「スキン」に従って、クライアントに提示するためのデータオブジェクトを返す。本システムは、クライアントにエージェント及び基本となる関連した照会をカスタマイズ、及び「混合する」ための多種の手段を提供し、結果として生じる情報の提示を最適化する。
本発明のエンドツーエンドシステムのアーキテクチャは、カスタムクライアントでプログラマチックな統合を実現する付加的なソフトウェア開発キット(SDK)層を提供する本発明によって修正されたように、独立した意味論的ウェブのプラットフォーム、又は従来のウェブポータル(現在のウェブアクセス ブラウザ等)を経由して多種多様の知識情報源間での複数クライアントアクセスの通信手段を提供する。
本発明の方法論は、知識の取得、管理、伝達、及び提示を含むシステム全体の運用側面に部分的に関するものである。これには、情報源からの情報確保、情報源から情報を意味論的にリンクする、意味論的にリンクされたられた情報の集団の意味論的属性の管理、ユーザの照会に基づいて要求された意味論的な情報の配信、及びカスタマイズ可能なユーザプレファレンスに従った意味論的な情報の表示が含まれることが好ましい。本発明の方法論における別の実施例は、意味論的に関連ある情報を生み出す、効率的で推測に基づいた照会を可能にするためにサーバ側、及びクライアント側のアプリケーションで使用される照会を表現するエージェントの運用に関する。
本発明の好ましい実施の形態と他の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
[引用によって本明細書に組み込まれている文書]
ここに添付し参照する付属書類は引用によって本明細書に組み込まれている。本付属書類は本発明の好ましい実施の形態を示すコード例を含む。
[発明の詳細な説明の内容]
A. 定義
B. 概要
1.発明の前後関係
2.価値命題
3.現在の「情報」ウェブと本発明のインフォメーションナーバス システムの比較
C. システムのアーキテクチャと技術の考慮事項
1.システムの概要
2.システムのアーキテクチャ
3.テクノロジスタック
4.システムの異種混合性
5.セキュリティ
6.効率性の考慮事項
D. システムの構成要素と操作
1.エージェンシーとエージェント
a. エージェンシー
b. エージェント
2.ナレッジインテグレーション サーバ
a. 意味ネットワーク
b. セマンティックデータ ギャザラー
c. セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー
d. インファレンスエンジン
e. セマンティッククエリ プロセッサ
f. 自然言語パーサ
g. イーメールナレッジ エージェント
h. ナレッジドメイン マネージャ
i. その他の構成要素
3.ナレッジベース サーバ
4.インフォメーションエージェント(意味論的ブラウザプラットフォーム)
a. 概要
b. クライアントの設定
c. クライアントの枠組みの仕様
d. クライアントの枠組み
e. 意味論的な照会文書
f. セマンティックエンバイロメント
g. セマンティックエンバイロメント マネージャ
h. 環境ブラウザ(意味論的ブラウザ、又はインフォメーションエージェント(Information AgentTM))
i. その他のアプリケーションの機能
5.本発明における文脈の提供
a. コンテキストテンプレート
b. 文脈スキン
c. スキンテンプレート
d. デフォルトの述語
e. 文脈述語
f. 文脈属性
g. 文脈パレット
h. 組み込み警告
i. スマート推薦
6.本発明の持つ特性の利点
E. シナリオ
1.本発明を利用した意味論的照会の例
2.実務上の問題
3.状況
[発明の詳細な説明]
A. 定義
アクションスクリプト(ActionScript) マクロメディアフラッシュ(Macromedia Flash)のスクリプト言語。双方向映画を作成するユーザの双方向通信を支援。
http://www.macromedia.com/support/flash/action_scripts/actionscript_tutorial/を参照のこと。
エージェンシー(Agency) ナレッジインテグレーション サーバ(KIS)の名前付き実現値で、意味論的にウェブサイトに相当する。
エージェンシーディレクトリ(Agency Directory) エージェンシー用のメタデータ情報を格納し、この中に格納されたエージェンシーをクライアントが追加、削除、検索、参照できるディレクトリ。エージェンシーは、LDAP、またはマイクロソフトのアクティブディレクトリのようなディレクトリ上に公開することができる。エージェンシーはまた、エージェント専用に構築された専有のディレクトリ上に公開することもできる。
エージェント(Agent) 特定の意味論的なオブジェクトのタイプ(文書、電子メール、人等)、文脈(見出し、会話等)、またはブレンダー用にXMLによる情報を返す意味論的フィルタの照会。
● ブレンダー(BlenderTM)あるいはコンパウンドエージェント(Compound AgentTM) 他の複数のエージェントを含むエージェントの商標名で、(クライアント側ブレンダーの場合は)ユーザ、または(サーバ側ブレンダーの場合は)エージェンシー管理者が、含まれるエージェントの結果の論理和または論理積である、結果を生成する照会を作成できるようにする。クライアント側ブレンダーの場合は、結果は(異なるフレームのブレンダーにある各エージェントのビュー、含まれるエージェント全体にある特定のオブジェクトタイプを持つ全オブジェクトのビュー等の)異なるビューを用いた生成が可能である。
● ブレイキングニュース エージェント(Breaking News AgentTM) 時間の重要度を表示するものとして、ユーザが特別にタグ付けするスマートエージェントの商標名。ユーザは、どんなスマートエージェントでもブレイキングニュース エージェントとしてタグ付けできる。次にこの属性は、ユーザのセマンティックエンバイロメントに格納される。ブレイキングニュース エージェントは、表示される情報と関連した最新ニュースがある場合に警告を表示することが好ましい。
● デフォルトエージェント(Default AgentTM) ユーザに提示された、ユーザは修正できない標準化されたエージェントの商標名。
● ドメインエージェント(Domain AgentTM) 意味論的ドメインに属するエージェントの商標名。これは、「カテゴリ」表への参照を含むエージェント照会で初期化される。
● ダムエージェント(Dumb AgentTM) (ローカルハードドライブ上の)、ネットワークシェア上、ウェブリンク、またはURL上のローカル情報を参照する、エージェンシーを持たないエージェントの商標名。ダムエージェントは、(ファイルシステム、またはインターネット等の)スマートでないサンドボックスから、(インフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)を経由したインフォメーションナーバス システムといった)スマートなサンドボックスに、本質的に(文書等の)情報項目を読み込むのに使われる。
● イーメールエージェント(Email AgentTM )、あるいはイーメールナレッジ エージェント(Email Knowledge AgentTM) エージェンシー上で情報を公開したり、注釈付加して、知識を共有するのに使われるパブリックエージェントの商標名。
● フェイバリットエージェント(Favorite AgentTM) ユーザが自分の好みで頻繁にアクセスすることを示すエージェントの商標名。
● パブリックエージェント(Public AgentTM) システム管理者が作成し管理するエージェントの商標名。
● パブリックあるいはローカルエージェント(Private or Local AgentsTM) ユーザが作成し管理するエージェントの商標名。
● サーチエージェント(Search AgentTM) スマートエージェント上の付加的なテキストベースの照会フィルタを呼び出すために、キーワードを使って意味論的な環境のキーワード検索、または既存スマートエージェントの検索で作成されたスマートエージェントの商標名。
● シンプルあるいはスタンダードエージェント(Simple or Standard AgentTM) (ローカルのファイルシステム、またはデータソース等の)構造化された非意味論的な照会をカプセル化する単独型エージェントの商標名。
● スマートエージェント(Smart AgentTM) XMLウェブサービスを経由して、エージェンシーを参照する構造化されて意味論的な照会をカプセル化する単独型エージェントの商標名。
● スペシャルエージェント(Special AgentTM) コンテキストテンプレートに基づいて作成されたスマートエージェントの商標名。
エージェント発見(Agent Discovery) ユーザに、(友達、または同僚等の)他者が作成した新しいサーバ側エージェント、またはクライアント側エージェントを簡単で自動的に発見させる、本発明の情報メディアの特性。「発見の容易性」も参照のこと。
注釈付加(Annotation) 情報オブジェクトに個人的な文脈を付加するのに使われる注釈、意見、または解釈のこと。好ましい実施の形態においては、注釈付加は対象となるオブジェクトにリンクされた電子メールのメッセージであり、(通常の電子メールと同じく)添付ファイルを持つことができる。更に注釈付加は、システムでは最初のクラス情報オブジェクトであり、自らに注釈付加することができ、その結果最初のオブジェクトをルートとしたスレッド化された注釈付加、つまり注釈付加のツリーが生まれる。
アプリケーションプログラミングインタフェース(API:Application Programming Interface) ソフトウェアプログラマーがある特定のコンピュータの機能をどのように利用するかを定義したもの。APIはウィンドウ機能のシステム、ファイルシステム、データベースシステム、ネットワークシステム、及び他のシステム用に存在する。
カレンダーアクセス プロトコル(CAP:Calendar Access Protocol) ユーザがアイカレンダー(iCalendar)規格ベースのカレンダーストアに、デジタル方式でアクセスできるようにするインターネットプロトコル。
コンパウンドエージェント マネージャ(Compound Agent ManagerTM) コンパウンドエージェントの作成と削除を行うことで、ユーザがコンパウンドエージェントの作成、削除、と管理をプログラマチックに行えるようにするエージェンシー構成要素の商標名。
文脈(コンテキスト)(Context) 情報消費者が項目を解釈する際、及びこの項目に関連する他の関連情報を検索する際に、意味の提供、または手助けとなる特定の項目を取り囲んでいる情報。
文脈のリゾルトペイン(Context Results Pane) 文脈に基づいた照会結果を表示するリゾルトペイン。これには、文脈パレット、スマートレンズ、ディープインフォメーション等の結果を含む。「リゾルトペイン」を参照のこと。
文脈依存性(Context−Sensitivity) 表示する全情報の文脈を知的、及び動的に認識することを可能にし、その文脈に与えられた付加的で関連ある情報を表示することを可能にする情報メディアの特性。文脈依存性システム、またはメディアは、表示する情報の意味論を理解し、(組み込みとしてかつ関係的に)正確な文脈で情報を表示するために、適切な動作(ユーザのアクションに基づいた事前対応型と事後対応型の動作)を提供する。
コンテキストテンプレート(Context TemplateTM) 情報アクセスと取得用に、特定で、及びよく知っている意味論的モデルにマッピングするシナリオ主導型の情報照会テンプレートの商標名。例えば、好ましい実施の形態の「見出し」のテンプレートは、(新鮮さと高い興味度の可能性が取得の主要軸である)「見出し」の配信と一貫したパラメータを持つ。「今後のイベント」のテンプレートは「今後のイベント」の配信と一貫したパラメータを持つ等々。本質的にコンテキストテンプレートは、よく知られた意味論的テンプレートを用いることにより、ユーザに情報を配信する、個人的でデジタルの意味論的な情報の取得の「チャネル」という喩えを使って説明することができる。
ディープインフォメーション(Deep InformationTM) インフォメーションエージェントに、情報オブジェクトに関連する内在的な文脈情報の表示を可能にする本発明の特徴の商標名。文脈情報には、そのオブジェクト所属先に当たるエージェンシーの意味ネットワークから掘り下げられた情報を含む。
発見の容易性(Discoverability) ユーザが情報を明示的に探さなくても、知的に事前対応的にその情報を明らかにする、または容易に表示する本発明の情報メディアの機能である。
ドメインエージェント ウィザード(Domain Agent WizardTM) エージェンシー管理者がドメインエージェントの作成と管理を行えるようにするシステム構成要素とそのユーザインターフェースの商標名。
ドットネット(.NET) マイクロソフト(Microsoft(R))のドットネットは、情報、人、システム、及びデバイスを接続する一式のマイクロソフトのソフトウェア技術である。XMLウェブサービスを使ってソフトウェア統合を可能にする。小型で別個のビルディングブロック アプリケーションの相互接続だけでなく、インターネットを経由して、他の大規模なアプリケーションの相互接続を可能にする。ドットネットで接続されたソフトウェアは、XMLウェブサービスの作成と統合を容易にする。
http://www.microsoft.com/net/defined/default.aspを参照のこと。
ダイナミックリンキング(Dynamic LinkingTM) 情報項目自体にリンクが含まれていなくても、ユーザが情報を動的に意味論的に、及び思考の速度でのリンクを可能にする本発明のインフォメーションナーバス システム機能の商標名。組み込み動作を持つスマートオブジェクトを採用し、インフォメーションエージェンシーのXMLウェブサービスに埋め込まれた帰納的なインテリジェンスを使用することより、意味ネットワークの各ノードは、現在のウェブ、または概念上の意味論的ウェブ上にある通常のリンク、またはノードよりはるかに知的である。言い換えれば、本発明のスマート仮想ネットワーク、またはウェブの各ノードは、オーサリングとは無関係に他のノードにリンクできる。各ノードは、ドラッグ&ドロップとスマートコピー&ペーストで、エージェンシーとスマートエージェントを動的にリンクする、セマンティックエンバイロメントのエージェンシーにリンクする、新しいリンクを作成するためにスマートエージェントからのレンズの要求に応答する、エージェンシー上の文脈に依存し時間に敏感な情報にリンクを動的に作成する組み込み警告を含める、(ノードが名前空間で最新ニュースエージェントに自動的にリンクする)最新ニュースの提示ヒントを含める、ユーザが新しいリンクを見つけ出すことができる詳細情報の基盤を構築する、等が可能となる動作を持っている。したがって本発明のユーザは、メタデータ作成者に左右されない。ユーザは、いったんネットワークのノードに到達すると、文脈、時間、スマートエージェンシーとエージェンシーとの関連性等を使って、動的かつ自動的にナビゲートする多くの意味論的手段を持つ。
電子メールXMLオブジェクト(Email XML Object) 「電子メール」情報オブジェクトタイプを持つ情報オブジェクトのこと。XMLオブジェクトは、(XMLを使う)「電子メール」のSRMLスキーマを持つ。
環境ブラウザ(Environment Browser) 「インフォメーションエージェント」を参照のこと。
フェイバリットエージェント マネージャ(Favorite Agents ManagerTM) エージェンシー管理者が、サーバ側フェイバリットエージェントの管理をできるようにするシステム構成要素とユーザインターフェース要素の商標名。
フラッシュ(Flash) マクロメディアフラッシュのユーザインターフェースプラットフォームで、開発者とコンテンツ作成者がコンテンツ内で高度なグラフィックスとアニメーションの埋め込みをできるようにする。http://www.macromedia.com/flashを参照のこと。
フラッシュMX(Flash MX) マクロメディアフラッシュMXは、インターネット用に様々な影響力の大きいコンテンツ、及びリッチなアプリケーションを作成するためのテキスト、グラフィックス、及びアニメーションの設計と開発の環境である。http://www.macromedia.com/software/flash/productinfo/product_overview/を参照のこと。
グローバルエージェンシー ディレクトリ(Global Agency DirectoryTM) インターネット(または他のグローバルネットワーク)上で動作するエージェンシーディレクトリの実現値の商標名。グローバルエージェンシー ディレクトリによって、ユーザは(意味論的な環境で直接に)インフォメーションエージェントを使ってインターネットベースのエージェンシーを見つけ出し、検索し、参照できる。「エージェンシーディレクトリ」も参照のこと。
HTTP ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP:Hypertext Transfer Protocol)は、分散型で協調的なハイパーメディア情報システムのアプリケーションレベルのプロトコルである。汎用のステートレスプロトコルで、リクエストメソッド、エラーコード、ヘッダの延長を通して、ネームサーバや分散オブジェクト管理システム等のハイパーテキスト用の使用以外にも多くのタスクに使用することができる。HTTPの特徴は、データ表現の入力とネゴシエーションで、転送データに関係なくシステム構築を可能にする。http://www.w3.org/Protocols/とhttp://www.w3.org/Protocols/Specs.htmlを参照のこと。
インファレンスエンジン(Inference EngineTM) 推論によって関連のある論理的に有効な結論に到達するためにパターンとデータを観察する本発明の方法論の商標名。本発明の意味ネットワークに意味論的なリンクを付加するために、インファレンスルール(所定の一組のヒューリスティック手法 )を利用することが好ましい。
情報(Information) 知識を伝達するコンテンツ、またはデータの関連性、及びインテリジェンスの定量的、または定性的な尺度。
インフォメーションエージェント(Information AgentTM) 文脈に依存し時間に敏感な配信、及び複数の情報源、情報タイプ、及びテンプレートから行動可能な情報(または知識)の表示を提供し、多種のレポジトリの全域で情報の動的リンクを行う、本発明の意味論的クライアント、またはブラウザの商標名。
インフォメーションナーバス システム(Information Nervous SystemTM) ユーザが手元の作業を行うための知識の取得と使用を最大限に活用するために、思考の速度で文脈依存性と時間への敏感さを持って、情報を知的に、及び動的にリンクできるようにする、本発明の動的で自動オーサリングする、文脈と時間に敏感な情報システムの商標名。
インフォメーションオブジェクト、あるいはアイテム、あるいはパケット(Information ObjectTM or Item or Packet) 所定の文脈中で知識を伝達する特定タイプの情報単位の商標名。
インフォメーションオブジェクト ピボット(Information Object PivotTM) 同一文脈中で、関連ある他の情報を見つけ出すために、ユーザがナビゲーション状のピボットとして使う情報オブジェクトの商標名。
インフォメーションオブジェクト タイプ(Information Object Type) 「オブジェクトタイプ」を参照のこと。
知的エージェント(Intelligent Agent) 情報を見つけ出してフィルタ処理を行う、サービスのネゴシエーションを行う、複雑なタスクを容易に自動化する、または複雑な問題を解決するために他のソフトウェアエージェントと協力する、ことをユーザに代わって行うソフトウェアエージェント。その名が示すとおり、知的エージェントは自律的、つまりユーザの介入なしに自由に実行しなければならない。更に知的エージェントは、他のソフトウェア、または人間のエージェントと通信する能力を持つ必要があり、そのエージェントが存在する環境を認識して監視する能力を有しなければならない。
http://www.findarticles.com/cf_dls/m0FWE/7_4/64694222/p1/article.jhtmlを参照のこと。
インターネットカレンダリング及びスケジューリング(Internet Calendaring and Scheduling)(アイカレンダー:iCalendar) インターネット用の相互運用が可能なカレンダリング、及びスケジューリングのサービスの配置を可能にするプロトコル。このプロトコルは、インターネット全域で公開でカレンダリング、及びスケジューリングの情報を交換するための共通形式の定義を提供する。
インターネットメッセージ アクセスプロトコル(IMAP:Internet Message Access Protocol) メールクライアントがメールサーバと対話し、そのサーバ上のメールボックスを処理するための通信方法。おそらく現在最も一般的なメールアクセスのプロトコルは、ポストオフィス プロトコル(POP)で、POPはメールの遠隔アクセスのニーズにも対応する。IMAPは、POP機能の上位集合を提供し、それによりはるかに複雑な対話を可能にし、POPよりも更に効率的なアクセスの提供が可能になる。http://www-smi.stanford.edu/projects/imap/ml/imap.htmlを参照のこと。
イントリンシックセマンティック リンク(Intrinsic Semantick LinkTM) 特定の情報オブジェクトのスキーマに組み込まれている意味論的リンクの商標名。例えば、電子メールの情報オブジェクトは、オブジェクト自体にネイティブで電子メールの情報オブジェクトタイプのスキーマで定義された「差出人」、「宛先」、「CC(カーボンコピー)」、「BCC(ブラインドカーボンコピー)」、及び「添付ファイル」のような組み込みリンクを持っている。
孤立集団(Island) 関連性を持つ、意味論的に関係付けられた、文脈に依存し時間に敏感な情報を含んでいる可能性があるが、そのような関連性のある情報が存在する可能性がある他の文脈から切断されており、他のレポジトリから孤立している情報レポジトリ。
J2EE JavaTM2プラットフォームエンタープライズエディション(J2EE:JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition)は、多階層エンタープライズアプリケーションの開発用に使われる。J2EEは、構成要素に一連のサービスを提供し、アプリケーション動作の数多くの詳細を自動的に処理することによって、標準化されたモジュール構成要素上にエンタープライズアプリケーションの基礎を構築する。http://java.sun.com/j2ee/overview.html.を参照のこと。
知識(Knowledge) 情報消費者が、関連ある作業に対してよりスマートに時宜にかなった決定を行うための情報からの学習、及び情報応用を行えるようにする、文脈に依存し時間に敏感な方法で提示された情報。
ナレッジエージェント(Knowledge AgentTM) 「インフォメーションエージェント」を参照のこと。
ナレッジベース サーバ(KBS)(Knowledge Base ServerTM) ナレッジインテグレーション サーバ (KIS)用に知識をホストするサーバの商標名。
ナレッジドメイン マネージャ(KDM)(Knowledge Domain ManagerTM) 意味ネットワーク上で、ドメイン固有のインテリジェンスの追加、及び管理の役目を持つナレッジインテグレーション サーバの構成要素の商標名。
ナレッジインテグレーション サーバ(KIS)(Knowledge Integration ServerTM) 複数で様々な情報源から、意味ネットワークへデータを意味論的に統合するサーバで、ネットワークへのアクセスを提供するサーバ側エージェントをホストすることもでき、サーバ上の知識に文脈に依存し時間に敏感なアクセスを提供するXMLウェブサービスをホストするサーバの商標名。
ナレッジウェブ(Knowledge WebTM) 「インフォメーションナーバス システム」を参照のこと。
リバティアライアンス(Liberty Alliance) リバティアライアンスのビジョンは、個人とビジネスが重要なID情報の個人情報保護と、セキュリティを保護しながらより容易なトランザクションが行えるネットワーク化した世界を実現することである。このビジョンを実現するために、リバティアライアンスは、公開された技術仕様書を通して連合ネットワーク認証情報のオープンスタンダードの設立を目指している。http://www.projectliberty.org/index.htmlを参照のこと。
ライトウェイトディレクトリ アクセスプロトコル(LDAP:Lightweight Directory Access Protocol) 共通のディレクトリ情報にアクセスするための技術。LDAPは大半のネットワーク志向のミドルウェアに取り入れられ実装されてきた。オープンでベンダー中立の規格として、LDAPは現在の分散システム、及び分散サービスに利用可能な必要のある情報の集中型格納と管理のための拡張可能なアーキテクチャを提供する。LDAPは現在、大半のネットワークオペレーティングシステム、グループウェア、及びパッケージのネットワークアプリケーションにおいてもサポートされている。http://publib-b.boulder.ibm.com/Redbooks.nsf/RedbookAbstracts/sg244986.html?Openを参照のこと。
リンクテンプレート(Link TemplateTM) 「コンテキストテンプレート」を参照のこと。
局所的文脈(Local Context) 局所的文脈とは、ユーザにアクセス可能なクライアント側の情報オブジェクトとエージェントのことである。これには、セマンティックエンバイロメント、ローカルファイル、フォルダ、ユーザの電子メール受信トレイの電子メール項目、ユーザのお気に入りのウェブページと最近使ったウェブページ、現在選択しているウェブページ、現在開いている文書、及びユーザの現在の作業、場所、時刻、または状況を表すその他の情報オブジェクトにあるエージェントを含む。
意味(Meaning) 情報の有用性を最大化するために、情報消費者が(テキストまたはデータに対立するものとしての)関連ある情報の内容に基づいて情報を検索、及びナビゲートし、文脈に依存し時間に敏感な方法で対処できるようにする情報の振る舞いの属性。
メタデータ(Metadata) 「データに関するデータ」。情報オブジェクトを完全に記述するデータのフィールド、リンク、及び属性が含まれる。
自然言語パーサ(Natural Language Parser) 自然言語での照会を理解して、それを構造化した意味論的な情報の照会に変換する、構文解析と解釈のソフトウェアの構成要素。
ナーバナ(NervanaTM) インフォメーションナーバス システムの情報メディア/プラットフォームの所有権のあるエンドツーエンドの実装の商標名。これは、リソースタイプと、述語名の修飾子の専有の名前空間も定義する。
ドットネットパスポート(.NET.Passport) マイクロソフトのドットネットパスポートは、インターネット、及びオンライン購買向けのウェブベースサービスのパッケージソフトである。ドットネットパスポートは、ユーザにシングルサインイン(SSI:single sign-in)と、ユーザが記憶しておく、または再入力しなければならない情報量を削減することで、ますます加入数が増えているサイトでの迅速な購買能力を提供している。ドットネットパスポートは、大規模なユーザベース向けの上質のオンライン体験を提供し、データ保護にセキュアソケット レイヤ(SSL:Secure Sockets Layer)、及びトリプルデータ暗号化規格(3DES)アルゴリズム等の強力な暗号化技術を用いる。個人情報保護もまた最優先事項で、全加入サイトは業界承認の指針を順守する個人情報保護方針を掲示すること、及び順守することに合意する契約を結ぶ。
ネットワーク効果(Network Effect) これは、他のユーザの数が、あるユーザにとっての製品、またはサービスの価値に影響する時に存在する。電話サービスは、明解な例である。ユーザにとって電話サービスの価値は、他の登録者数に相関する。電話が誰にも接続されていないのであれば、電話に関心を持つ人はほとんどいないであろうし、大半の人はローカルネットワークだけよりも全国ネットワークに接続された電話サービスを高く評価するだろう。同様に、コンピュータユーザの多くは、他のユーザと簡単に情報を交換できるコンピュータシステムを高く評価する。
したがって、ネットワーク効果は、成功している製品には更に成功する前向きなフィードバック効果をもたらす、需要側からの副次的影響である。このように、ネットワーク効果は、規模と範囲の供給側の経済性に類似している。企業が生産高を増加するにつれて、規模の経済性は平均原価の減少をもたらし、価格を引き下げて競合企業から他の取引を獲得することができる。続けて展開することで、平均原価を更に減少させ、価格の更なる引き下げが正当化される。同様に、ネットワーク効果からの前向きな反応は、以前に起こった成功の上に築かれる。コンピュータ業界において、例えば、知名度が高いコンピュータシステムにもっと払うか、または2つのコンピュータシステムが価格と他の特長において同等な場合、ユーザはすべてが同じ場合は、より大規模な設置基盤を持つシステムの方を選ぶ。
http://www.ei.com/publications/1996/fall1.htmを参照のこと。
ネットワークニュース転送プロトコル(NNTP:Network News Transfer Protocol)) ARPAインターネットコミュニティ間のニュースを信頼性ある、ストリームベースの転送を使うニュース記事の配信、問い合わせ、取得及び投稿用のプロトコル。NNTPは、ニュース記事が中央データベースに格納されており、会員登録者が読みたい項目だけを選択できるように設計されている。索引付け、相互参照、及び古いメッセージの期限切れも提供する。
通知(Notification) 通知は、(クライアント側エージェント、またはサーバ側エージェントのどちらかの)エージェント上に新しい情報があることをユーザに表示するための、インフォメーションエージェント、またはエージェンシーにより送信される警告である。ユーザは、セマンティックエンバイロメントにあるエージェントから通知を要求することができる。ユーザは、通知を受信したことを表示できる。(クライアントまたはサーバの)通知元は、ユーザがエージェント用通知の受信確認を最後に行ったのがいつかを示して、ユーザとエージェント用の情報を格納する。通知元は、最後の受信確認以来新しい情報があるか否かを調べるために、エージェントをポーリングする。もしあれば通知元はユーザに警告を出す。警告は、電子メール、ポケットベル、音声、またはマイクロソフトのドットネット警告サービス等のカスタム警告方法で送信できる。ユーザは、通知元上のすべてのエージェントに適用される(クライアントまたはサーバの)通知元全体用、または通知元に示したプレファレンスを上書きするエージェント単位で、自分の好みの通知方法を示す選択肢がある。
オブジェクト(Object) 「インフォメーションオブジェクト」を参照のこと。
オブジェクトタイプ(Object Type) 情報に関連付けられた識別データで、消費者が。情報の性質の理解をしたり、内容を解釈したり、情報を行動に移す方法を予測したり、及びそのオブジェクトタイプが実社会で一般的にどのように関係するかに基づく他の関連ある情報の項目にリンクしたりするのをできるようにする。例としては、文書、イベント、電子メールメッセージ、人等が挙げられる。
オントロジ(Ontology) 本質的な性質に基づく知識の階層構造。オントロジは、概念化を明示的に詳述したものである。哲学からの借用語で、「オントロジ(存在論)」とは存在を系統的に説明したものである。人工知能システムでは、「存在」するものは表わすことができる。ドメインの知識が宣言形式で表されると、一組の表現可能なオブジェクトは、論議領域と呼ばれる。この一組のオブジェクト、及びその中での記述可能な関係は、知識に基づいたプログラムが知識を表現する具象的な語彙に反映される。したがって、人工知能の文脈では、プログラムのオントロジは一組の具象的な用語を定義することで記述される。そのようなオントロジにおいて、定義は(クラス、関係、関数、または他のオブジェクトといった)論議領域における実体の名前を、名前の意味を記述した人間可読テキスト、及びこれらの用語の解釈とよくまとめられた使用を拘束する形式的な公理に関連付ける。形式上オントロジは、論理的理論における命令文である。
オントロジの主題は、あるドメインに存在する、または存在するかもしれない事象のカテゴリ化についての研究である。オントロジと呼ばれるそのような研究の成果は、関心事のドメインDについて語る目的で言語Lを使用する人の観点から、Dに存在すると想定される事象タイプのカタログである。オントロジにおけるタイプは、ドメインD内のトピックを議論するのに使われる際の言語Lの述語、語義、または概念と関係タイプを表す。
一般的にはhttp://www-ksl.stanford.edu/kst/what-is-an-ontology.htmlと
http://users.bestweb.net/~sowa/ontology/を参照のこと。
述語(Predicate) 述語は、結果がある条件の真偽を表す属性、またはリンクである。例えば、述語「による作成」は、情報オブジェクトと人をリンクし、人がそのオブジェクトを作成したかどうかを示す。
プレゼンタ(PresenterTM) 本発明のインフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)にあるシステム構成要素で、(SQMLを解釈することが好ましい)意味論的な照会プロセッサからの結果の集約、及び提示を担当する。プレゼンタは、レイアウト管理、集約、ナビゲーション、スキン管理、文脈パレットの提示、対話性、アニメーション等を担当する。
RDF リソースディスクリプション フレームワーク(RDF:Resource Description Framewrok)は、メタデータ処理の基礎で、ウェブ上で機械が理解可能な情報をやりとりするアプリケーション間で相互運用性を提供する。RDFは、ウェブリソースの自動処理を可能にするための使いやすさを重視する。RDFは、指名された特性と価値の点からリソース間の関係を記述する単純モデルを定義する。RDFの特性はリソースの属性としてとらえられることがあるが、その意味では従来の属性と属性値のペアに相当する。RDFの特性はまたリソース間の関係を表す。したがって、RDFのデータモデルはER(実体関連)図に類似する。
RDFは、より優れた検索エンジン機能を提供するためのリソースを検索したり、知識の共有及び交換を円滑にするための知的ソフトウェアエージェントによる特定のウェブのサイト、ページ、またはデジタルライブラリにおいて利用可能なコンテンツとコンテンツの関係の記述用にカタログ化したり、コンテンツを評価したり、単一の論理「文書」を表現するページの集合を記述する、ウェブページの知的所有権を記述したり、及びウェブサイトにおける個人情報保護のプレファレンス、及び個人情報保護方針を記述したりする等の多種多様なアプリケーション分野で使用できる。デジタル署名の機能を持つRDFは、電子商取引、共同作業、及びその他のアプリケーション用の「信用の輪」を構築する構成要素であることが好ましい。一般的にはhttp://www.w3.org/TR/PR-rdf-syntax/とhttp://www.w3.org/TR/rdf-schema/を参照のこと。
RDFS(RDF Schema) RDFスキーマの頭字語である。リソース記述のコミュニティでは、特定タイプのリソースに関するある事項の記述能力を必要とする。例えば、資料(bibliographic resource)を記述するのに、「作成者」、「タイトル」及び「件名」を含む記述属性は一般的である。デジタル認証用に、「チェックサム」、及び「許可」等の属性がよく必要とされる。これらの特性(属性)の宣言と、それに対応する意味論は、RDFの文脈でRDFスキーマとして定義される。スキーマは、(タイトル、作成者、件名、サイズ、色等の)リソースの特性を定義するだけではなく、(書籍、ウェブページ、人、会社等の)記述対象となるリソースタイプも定義する。http://www.w3.org/TR/rdf-schema/を参照のこと。
リゾルトペイン(Results PaneTM) SQML照会結果を表示する、インフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)内にある画像表示領域の商標名。サーバ側エージェント、任意選択のプレーヤーコントロール/ナビゲーション/フィルタのツールバー、(ユーザがサーバ側エージェントを参照したり開くようにできる)「サーバ側エージェントダイアログ」、及びサーバ側エージェントからの(「文書」情報オブジェクトタイプを持った)結果例を示したインフォメーションエージェントの画面例である図5を参照のこと。
意味論(Semantics) 内包的意味のこと。
セマンティックエンバイロメント(Semantic EnvironmentTM) ユーザのローカルマシンに格納されたすべてのデータ、更に(会員登録するサーバ側エージェンシー、サーバ側フェイバリットエージェント等の)エージェントサーバ上にあるユーザ固有のデータのこと。クライアント側の状態は、各クライアント側の(ユーザが作成した)エージェント用のSQMLファイルとバッファに加えて、お気に入りのエージェントと最近のエージェント、及び(多種のエージェンシー用のユーザ名とパスワード等の)認証と許可の情報を含む。インフォメーションエージェントは、「お気に入り」のリストに加えられたものを除いては、自動的に削除される前にある一定の期間はエージェントを格納するように設定されることが好ましい。例えば、ユーザは、エージェントを2週間格納しておくように、インフォメーションエージェントを設定することができる。この場合、2週間以上経ったエージェントは、システムから自動的に消去され、セマンティックエンバイロメントがそれに応じて調整される。セマンティックエンバイロメントは文脈パレットに使われる(文脈パレットではデフォルトエージェンシーのユーザが文脈を表示したいものを予測するための、「最近使われた」及び「お気に入り」のリストにあるエージェンシーを使う)。
セマンティックエンバイロメント マネージャ(Semantic Environment ManagerTM) (インフォメーションエージェント内で)セマンティックエンバイロメントのすべてのローカル状態を管理するソフトウェア構成要素の商標名。これには、クライアント側エージェント(及び履歴、及びお気に入りのエージェントの下位リスト)のメタデータ、(エージェントスキン、エージェントのプレファレンス等の)エージェントごとの状態、通知管理、(エージェンシーディレクトリでの)エージェンシー閲覧、マルチキャスト、及びピアツーピアの告知プロトコルを経由したエージェンシーのリスン、(ツリービュー、「エージェントを開く」ダイアログ、及びリゾルトペイン等を使った)意味論的ブラウザを経由してユーザがセマンティックエンバイロメントを参照できるサービス、等を格納し管理することが含まれる。
セマンティックデータ ギャザラー(SDG)(Semantic Data GathererTM) ナレッジインテグレーション サーバ(KIS)によって使われるXMLウェブサービスの商標名で、セマンティックメタデータ ストア(SMS)を経由した意味ネットワークでエントリの追加、除去、及び更新の役目を持つ。
セマンティックメタデータ ストア(SMS)(Semantic Metadata StoreTM) KIS上にすべてのメタデータを格納するために、それぞれの主要オブジェクトタイプの表を持つ(SQLサーバ、オラクル、DB2等の)データベースを用いる、KIS上にあるソフトウェア構成要素の商標名。
意味ネットワーク(Semantic Network) セマンティックメタデータ ストア上のデータベース表を経由して意味論的なやり方でスキーマに関連付けられたオブジェクトをリンクするシステムと方法。
セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー(Semantic Network Consistency CheckerTM) 意味ネットワークの完全性と整合性の維持を担う、本発明のエージェンシー上で実行するソフトウェア構成要素の商標名。このチェッカーは、定期的に実行され、「セマンティックリンク」表のエントリがネイティブなオブジェクト表内に存在すること、「オブジェクト」表のエントリがネイティブなオブジェクト表に存在すること、及びセマンティックメタデータ ストア内のすべてのエントリが収集されてきたレポジトリに依然として存在することを確実にする。
意味論的な照会(Semantic Query) 自然言語に存在するような意味、文脈、時間への敏感さ、コンテキストテンプレート、及び豊かさを組み込んだ照会。文脈に依存し時間に敏感で、意味または意味論を組み込んでいるので、単純でキーワードに基づいた照会よりもはるかに強力である。
意味論的クエリマークアップ言語(SQML:Semantaic Query Markup Language) 本発明で使われる専有のXMLベースの照会言語で、クライアント側の意味論的照会を定義、格納、解釈、及び実行する。SQMLには、ファイル、フォルダ、アプリケーションレポジトリ、及び(リソース識別子及びURLを経由した)エージェンシーのXMLウェブサービスへの参照等の(データソースを表現する)多種多様なリソースからデータを取得する照会を定義するタグが含まれる。更に、SQMLにはリソースからのデータの照会、及びフィルタリングの方法を示す(カスタムリンク、及び述語を経由した)意味論的なフィルタリングを可能にするタグ、リソースの照会方法、及び結果のフィルタリング方法を示す引数が含まれる。特に引数は、局所的、または遠隔の文脈への参照を含むことができる。次に文脈引数はランタイムに、XML形式メタデータへクライアント側SQPによって解決される。この後XML形式メタデータは、(エージェンシーのXMLウェブサービス等の)リソースにより照会がどのように解決されるかを示すリソースと意味論的なリンクと述語と一緒に、メソッド呼び出しとして(エージェンシーのXMLウェブサービス等の)適切なリソース渡される。HTMLが現在のウェブ用であるのと同様、SQMLはインフォメーションナーバス システム用である。主な違いは、HTMLがハイパーテキストの表示規則を定義するのに対し、SQMLは意味論的な照会の規則を定義することである。SQMLが優っているのは、ドラッグ&ドロップとスマートコピー&ペースト、スマートレンズ、コンテキストテンプレート、及びパレット等を経由して、クライアントに(既存のSQMLの照会から派生した新しいリンクで新しいSQMLを作成することによって)既存照会から新しい意味論的照会の再帰的な作成を可能にすることである。更にSQMLは、表示規則を定義しないので、ユーザのプレファレンス、興味、状態、または文脈に基づいた提示を生成するために(SRMLにおける)結果を取得する「スキン」を使って、意味論的な照会結果を複数の方法で提示することができる。更にSQMLは、コンテキストテンプレートを参照、または使用するような抽象的なリンク、及び述語を含むことができる。(エージェンシーのXMLウェブサービス等の)リソースは、次に(SQL、またはエージェンシーのXMLウェブサービスの場合はそれの同等物等)の適切な照会形式にSQMLを解決してから、(ユーザの文脈、またはコンテキストテンプレートを説明することになる)結果を生成するための「実際の」照会を呼び出す。また、SQMLバッファ、またはファイルは、複数のリソース(及びエージェンシー)を参照できるので、データのソースに基づいた結果よりもむしろクライアントが(文脈依存性、または時刻への敏感性に基づいた)集合体として結果を表示する能力を与える。これはユーザ制御のブラウジング、及び情報の集約(これについての以下の各項を参照のこと)を可能にする本発明の強力な特徴である。最後に、各ウェブページがHTMLファイルを持っているのと同様に、各クライアント側エージェントはSQMLの定義とファイルを持っている。
セマンティッククエリ プロセッサ(SQP)(Semantic Query ProcessorTM) SQMLを取得し、それを(好ましい実施の形態の場合には)SQLに変換して、その結果をXML形式として返すサーバ側の意味論的な照会プロセッサ(好ましい実施の形態ではXMLウェブサービス)の商標名。ナレッジインテグレーション サーバ(KIS)のおいて、SQPはKISクライアントからの意味論的照会に応答する役目を持つ、本発明の意味ネットワークへの主な入口点である。サーバ側では、クライアントからSQMLとして表された意味論的照会を処理するソフトウェア構成要素である。クライアント側では、クライアント側SQPは集合体SQMLを取得し、それをサーバ(またはエージェンシーの)XMLウェブサービスに送ることができる個別のSQMLの照会にコンパイル、またはマッピングする。
意味論的結果マークアップ言語(SRML:Semantic Results Markup Language) 意味論的結果を定義、格納、解釈、及び提示するために本発明で使われる専有のXMLベースのデータスキーマとデータ形式。クライアント側では、意味論的データソースに解釈、書式設定、及び照会要求を発行する意味論的リソースハンドラを経由してSRMLはSQPから返される。意味論的データソースには、エージェンシーのXMLウェブサービス、ローカルファイル、ローカルフォルダ、(マイクロソフトのアウトルック電子メールアプリケーションの受信トレイ等の)ローカルまたは遠隔のアプリケーションからのカスタムデータソース等が含まれる。XMLウェブサービスは、クライアントの意味論的な照会に対応してSRMLをクライアントに返す。このやり方では、XMLウェブサービスはクライアントにおいて結果がどのように提示されるかは「配慮」しない。これはサーバが、クライアントに提示するためにすでに書式設定済みのHTMLを返しクライアントが単に(意味論的データと対比した)提示データを表示し、データの提示をカスタマイズすることはできない現在のウェブと意味論的ウェブとは対照的な点である。本発明において、2つのうちどちらかのクライアントのユーザによって、選択、または適用された現在の「スキン」を基にして、2つのクライアントは同じSRMLをまったく異なるやり方で表現することができる。「スキン」はそれからXHTML、DHTML+TIME、SVG、フラッシュMX等の表示対応の形式にSRMLを変換する。
SRMLは、(文書、電子メール、人、イベント等の)異なる情報オブジェクトタイプ用のデータを含むことができるコンテナ形式であるという意味でメタスキーマである。SRMLファイル、またはバッファには、これらのオブジェクト各タイプが互いに関係した結果を含むことができる。整形式SRMLには、SRMLが表現する意味論的結果に含まれた情報オブジェクトのタイプのスキーマと一致する整形式XML文書セクションが含まれる。本付属書類の実例Aを参照のこと。
意味論的ウェブ(Semantic Web) 現在のウェブの延長で、情報には十分に定義された意味が与えられ、コンピュータと人とのより優れた協力作業を可能にする(参照文献:Tim Berners-Lee, James Hendler, Ora Lassila, The Semantic Web, Scientific American, May 2000)。
現在のウェブの機械が理解可能なデータを含める機能は、多くのコミュニティにとって最優先事項になってきている。ウェブは、人だけでなく自動化されたツールによってデータが共有、及び処理される場所になる場合に、初めて最大限の可能性に達成できる。ウェブの規模を変更するためには、将来のプログラムは、全く個別に設計されていたとしても、データを共有、及び処理できなければならない。意味論的ウェブは概念上のビジョンである。つまりウェブ上のデータを、多種多様なアプリケーションにわたってデータを表示用だけでなく、自動化、統合化、及び再利用するためにマシンによって利用できるようなやり方で定義してリンクする着想のことである。http://www.w3.org/2001/sw/も参照のこと。
セッションアナウンスメント プロトコル(SAP:Session Announcement Protocol) マルチキャストのマルチメディア会議、及び他のマルチキャストセッションの通知を支援する、及び関連あるセッションの設定情報を予定参加者に連絡するために、分散セッションのディレクトリを使うことも可能である。このようなセッションディレクトリの場合、セッションの内容を含むパケットを定期的にマルチキャストし、そのような通知は、遠隔予定参加者がセッションに参加するために必要となるツールを起動するために、セッション記述が利用できるように、他のセッションディレクトリによって受信される。
もっとも単純な形態では、特定セッションを記述するセッション告知パケットの定期的なマルチキャストを必要とする。SAPを受信するために、受信側では単に周知のマルチキャストアドレスとポートにリスンする。セッションはセッション記述プロトコル(ftp://ftp.isi.edu/in-notes/rfc2327.txt)を使って記述されている。受信側がセッション告知パケットを受信すると、単にSDPメッセージを復号化してユーザ用のセッション情報を表示することができる。同じセッションの記述メッセージの反復間の間隔は、告知するセッション数によって決まり(特定の範囲にある各送信側は同範囲内にある他の送信側を聞く事ができる)、そうすることにより特定の範囲のセッション告知用に使われる帯域幅はほぼ一定に保持される。受信側が所定時間リスンし、セッションの告知を聞かなければ、受信側ではセッションが削除され、もはや存在しないと結論付けることができる。所定期間は、受信側で予測する送信側が送るべき頻度数に基づく。一般的にはhttp://www.faqs.org/rfcs/rfc2974.html、http://www.video.ja.net/mice/archive/sdr_docs/node1.html、ftp://ftp.isi.edu/in-notes/rfc2327.txtを参照のこと。
シンプルメール転送プロトコル(SMTP:Simple Mail Transfer Protocol) 確実で効率的にメールを転送するために作られたプロトコル。SMTPは、特定の伝送サブシステムと無関係で、確実に命令したデータストリームのチャネルのみが必要とされる。SMTPの重要な特徴は、トランスポート環境全域にメールをリレーする機能である。http://www.ietf.org/rfc/rfc0821.txtを参照のこと。
スキン(Skin) エージェント単位でユーザ経験をカスタマイズするのに用いたり、または意味論的ドメイン名/パス、またはオントロジ、及び他の考慮事項用に(エージェントと無関係に)レイアウト全体、または(情報オブジェクトのタイプに基づいた)オブジェクト、(コンテキストテンプレートに基づいた)文脈、(ブレンダーであるエージェント用の)ブレンダーの提示をカスタマイズするのに用いる表示テンプレートである。各エージェントはスキンを含み、スキンは情報オブジェクト(レイアウトスキン)を表すXML形式による結果のレイアウトをカスタマイズするためのパラメータのXML形式メタデータ表現を持つ。例としては、結果のアニメーション化の有無、各結果の表示方法、現在の結果のオントロジ(オントロジスキン)を示すオブジェクトのタイプ(オブジェクトスキン)、スタイル、色、グラフィックス、フィルタ、変形、効果、アニメーション等と、現在の結果のコンテキストテンプレートを示すスタイル(文脈のスキン)、及びブレンダーからの結果の表示、及びナビューゲートの方法を示すスタイル(例えば、ブレンダースキン)の表現を含む。
スマートレンズ(Smart LensTM) ユーザが、スマートエージェント、またはオブジェクトを別のオブジェクト、またはエージェントを表示するための文脈として、スマートエージェント、またはオブジェクトを選択できるようにする本発明の専有の特徴の商標名。レンズは文脈が呼び出されると、何を期待すべきかをユーザに指示するメタデータ、リンク、及び結果のプレビューを表示する。本質的にスマートレンズは、「起こり得る照会」の結果を表示する。スマートレンズによって、ユーザは実際照会を呼び出すことなく文脈結果をすばやくプレビューすることを可能にする(したがって生産性が向上する)。更に、スマートレンズはピボット、テンプレート及びプレビューウィンドウを使って、文脈と一致するビューを表示することができ、それによりユーザが照会を呼び出す前に異なるやり方で文脈を分析できる。
スマート バーチャル ウェブ(Smart Virtual WebTM) ユーザが、制御しカスタマイズ可能な、動的で仮想、「オンザフライで」、ユーザ制御で「ウェブ」をブラウジングする能力を与える、意味論、文脈依存性、時間への敏感性、及びダイナミズムを統合するための本発明の特性の商標名。これは、ユーザがネットワーク上の情報の作成者に左右されている、手作業で作成されたネットワークを使用する現在のウェブと概念上の意味論的ウェブと対照的である。
構造化照会言語(SQL:Structured Query Language) 「エスキューエル」と発音する。SQLはデータベースと通信するのに使われる。米国規格協会(ANSI)によると、リレーショナルデータベース管理システム用の標準言語である。SQL文は、データベースのデータの更新、またはデータベースからのデータの取得等のタスクを行うのに使われる。SQLを使う一般的なリレーショナルデータベース管理システムには、オラクル、サイベース、マイクロソフトSQLサーバ、アクセス、イングレス、等が含まれる。大半のデータベースシステムがSQLを使うが、その多くは通常各自のシステム上でのみ使われる、付加的な所有権のある拡張機能も持っている。しかしながら、「Select」、「Insert」、「Update」、「Delete」、「Create」及び「Drop」等の標準SQLコマンドを使って、データベースの操作に必要なほとんどすべてを遂行できる。
SQLはリレーショナルデータベースと連動する。リレーショナルデータベースは、表(関係)にデータを格納する。データベースは表の集合体である。表はレコードのリストで構成され、表の各レコードには同じ構造が含まれることが望ましく、それぞれは指定タイプの一定数の「フィールド」を持っている。一般的にはhttp://www.sqlcourse.com/intro.htmlとhttp://www.dcs.napier.ac.uk/~andrew/sql/0/w.htmを参照のこと。
スケーラブルベクター グラフィックス(SVG:Scalable Vecotr Graphics) XMLで二次元グラフィックスを記述する言語である。SVGで、(直線と曲線からなるパス等の)ベクトル図形の形状、画像及びテキストの3つのタイプの図形オブジェクトが可能になる。図形オブジェクトは、以前描画したオブジェクトにグループ分け、スタイル化、変形、及び合成できる。テキストはアプリケーションに適したどんなXML名前空間にでも存在でき、これはSVGグラフィックスの検索とアクセスの容易性を強化する。機能セットには、繰り込み変換、クリッピングパス、アルファマスク、フィルタ効果、テンプレートオブジェクト及び拡張性が含まれる。SVG図面は動的で対話型である。SVG用文書オブジェクトモデル(DOM)は、完全なXML DOMを含み、スクリプト記述を通して簡単で効果的なベクトルグラフィックスアニメーションを可能にする。onmouseover(オンマウスオーバー) と onclick(オンクリック)等の豊富なイベントハンドラの一式は、どんなSVGテキストのオブジェクトへも割り当てができる。他のウェブ規格との互換性と流用性があるため、スクリプト記述等の機能は、同じウェブページ内の異なる名前空間から同時に、SVG要素、及び他のXML要素上に行うことができる。http://www.w3.org/Graphics/SVG/Overview.htm8.を参照のこと。
分類法(Taxonomy) グループ、またはカテゴリに編成された区分の中での組織構造。
時間への敏感さ(Time−Sensitivity) 情報が最も妥当な時に基づいて、その情報を配信、及び提示するための情報メディアの特性。例えば、新鮮さは時間への敏感さを表示する属性である。更に、今後のイベントの配信と提示(これは明らかに時間に敏感である)、及び時間の重要度順に表示されたイベントは、時間に敏感なメディアの特性である。
現在のウェブ(Today‘s Web) これは、現在ワールドワイドウェブとして知られているものである。現在のウェブは、サーバがテキスト、グラフィックス、音声のファイル等を一緒にリンクするハイパーテキストサーバ(HTTPサーバ)の世界である。ハイパーテキストは単に情報を表示する非線形な方法である。作成者、または編集者、もしくは発行者が読み手のために配置する順に事柄を読んだり、学んだりするよりもむしろ、ハイパーテキストの読み手が自分の道順をたどって、資料から独自の順序や意義を作成できる。これは、情報間に「リンク」を作成することにより実現する。このようなリンクは、ユーザが検討中の特定のトピックに関する他の情報に「ジャンプ」(これには更にリンクがあるかもしれず、各読み手を異なった方向に導びく)ができるように提供されている。ハイパーテキストメディアには、写真、音声、及び映像を組み込んだり、情報表示にマルチメディアのアプローチを提示することができる。これはハイパーメディアとも呼ばれる。一般的には
http://www.w3.org/History.htmlと
http://www.umassd.edu/Public/People/KAmaral/Thesis/hypertext.htmlを参照のこと。
マルチキャストの有効期限(TTL:Multicast Time to Live)マルチキャストのルーティングプロトコルは、送信ホストから指定のマルチキャストパケットがどれだけ「遠く」に転送されるべきかを決めるためにデータグラムのフィールドを使う。マルチキャストデータグラムのデフォルトのTTLは1で、マルチキャストパケットがローカルネットワーク上の他のホストにのみ行くことになる。setsockopt(2)呼び出しはTTLを変更するのに使うことができる。TTLの値が大きくなるにつれて、ルータはマルチキャストパケットを転送するホップ数を大きくする。有意義な範囲制御を提供するために、通常マルチキャストルータは、TTLのフィールドに基づいて転送に関する次の「しきい値」を実施する。
● 0は同一ホストに限定される。
● 1は同一サブネットに限定される。
● 32は同一サイトに限定される。
● 64は同一領域に限定される。
● 128は同一大陸に限定される。
● 225は制限なし。
http://www.isl.org/projects/eies/mbone/mbone27.htmを参照のこと。
ユーザ状態(User State) ユーザによって作成されたすべての状態、あるいはユーザプレファレンス、お気に入り、または他の個人的な情報をクライアントまたはサーバ上にキャッシュするのに必要なすべての状態のいずれかを指す。クライアント側のユーザ状態には、認証用の資格証明書、ユーザエージェントのリスト(及びそのエージェントのSQML照会を含むすべてのメタデータ)、ホームエージェント、構成の選択肢、スキン等のプレファレンスが含まれる。本質的にクライアント側のユーザ状態は、ユーザのセマンティックエンバイロメントの持続的な形態である。サーバ側のユーザ状態には、ユーザのフェイバリットエージェント、会員登録したエージェント、デフォルトエージェント、(「お気に入り」のリンク等の)サーバ上の情報オブジェクトへの意味論なリンク等が含まれる。サーバ側のユーザ状態は、サーバの任意選択であるが、サポートされることが好ましい。サーバは好み、推薦、及び「ニュースメーカー」、「エキスパート」、「推薦」、「お気に入り」、「権威的」等のコンテキストテンプレートの機能に必要となるので、(サーバ側エージェントなしでも)ユーザのログオン及び「人」のオブジェクトタイプをサポートすることが好ましい。
バーチャルインフォメーション オブジェクトタイプ(Virtual Information Object TypeTM) 個別のオブジェクトタイプへのマッピングは行われないが、ユーザに意味論的な興味のあるオブジェクトのタイプの商標名。
バーチャルパラメータ(Virtual ParameterTM) 意味論的な照会プロセッサにより、ランタイムに動的に解釈される変数、パラメータ、引数、または名前の商標名。これにより、エージェンシー管理者は仮想名を参照するエージェントを格納させたり、照会呼び出し時にこの名前を実際の関連用語に変換させたりできるようにする。
信用の輪(Web of Trust) 意味論的ウェブ研究コミュニティの会員が造語した用語で、意味論的ウェブのユーザがアサーションと命令文を検証するのに使うことができる一連の許可を指す。数学と暗号手法の研究に基づいて、デジタル署名は、ある人が文書、または命令文を作成した(または同意する)ことの証明を提供する。ユーザは、自分のすべてのRDF文をデジタル処理して署名することが好ましい。これによりユーザは、自分が作成したことを確実にすることができる(または少なくともその信ぴょう性を保証することができる)。ユーザはプログラムに誰の署名を信用するのかを指示するだけでよい。ユーザは各自の信用度を設定することができ、コンピュータは読み取るものをどの程度信用すべきか判断することができる。
信用の輪を説明する一例として、ユーザは自分の親友のロバートを信用するとコンピュータに指示する。ロバートはネット上でかなり人気のある人で、多数の人を信用している。彼が信用する人々は全員また他の一連の人々を信用する。それぞれの信用度は特定である(ロバートはウェンディを大変信用しているが、サリーを少ししか信用していない等)。信用に加えて、不信の度合も要素として組み込むことができる。誰も明示的に信用しておらず、かつ誰も完全に偽りであるとも言っていない文書をユーザのコンピュータが発見した場合、コンピュータは多くの人が偽りであると言ったものよりもその情報の方をいくらか多く信頼することになる。コンピュータは、1つの情報の信頼度を決める際に、これらの要素をすべて考慮に入れる。コンピュータは、この情報すべてを簡単な表示(親指を上・下に向けて示す良し/悪し)、またはもっと複雑な説明(関連した多様な信用要素のすべての説明)にまとめるのが好ましい。http://blogspace.com/rdf/SwartzHendlerを参照のこと。
Web Services−Interoperability(WS−I) プラットフォーム、オペレーティングシステム、及びプログラミング言語にわたるウェブサービスの相互運用性の向上を推進するために設立されたオープンな業界団体。当団体は、ウェブサービスソリューション開発の指針、最優良事例(ベストプラクティス)、及び資源を提供することでユーザのニーズに答えるために業界及び標準化機構と横断的な取り組みを行っている。http://www.ws-i.orgを参照のこと。
ウェブサービスセキュリティ(WS−Security) メッセージの完全性、メッセージの機密性、及び単一のメッセージ認証を通して、良質な保護を提供するSOAPメッセージングの拡張機能。これらの機構は、多種多様なセキュリティモデル、及び暗号化技術に合わせて使うことができる。WS−Securityは、セキュリティトークンをメッセージに関連付けるための汎用機構も提供する。WS−Securityでは、特別タイプのセキュリティトークンは必要としない。(複数のセキュリティトークン形式をサポートする等)拡張性を持たせてある。例えば、クライアントは出所の証明、及び特定のビジネス認証を持つ証明を提供するかもしれない。更にWS−Securityは、バイナリセキュリティトークンを符号化する方法を記述する。具体的には、仕様はX.509証明書とケルベロス(Kerberos)チケットを符号化する方法、及び不透明な暗号キーの含め方を記述する。メッセージに含まれる資格証明書の特徴を更に記述するのに使用できる拡張性機構も含まれる。http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/dnglobspec/html/ws-security.aspを参照のこと。
拡張可能なマークアップ言語(XML:Extensible Markup Language) ウェブ上の構造化された文書とデータの汎用形式。構造化データには表計算、アドレス帳、構成パラメータ、金融取引、及び製図等を含む。XMLは、データを構築できるテキストの書式を設計するための一組の規則(指針または約束事と考えてもよい)である。XMLはプログラミング言語ではなく、使用したり学習するのにプログラマーである必要はない。XMLはコンピュータがデータの生成、データの読み取り、及びデータ構造の明確さを確保することを容易にする。XMLは言語設計で起こりがちな落とし穴を避ける。つまり、拡張性を持ち、プラットフォームに依存せず、国際化と地域化をサポートする。XMLは完全にユニコード準拠している。http://www.w3.org/XML/1999/XML-in-10-pointsを参照のこと。
XMLウェブサービス(XML Web Service)(または「ウェブサービス(Web Service)」でも知られる) 動的な文脈主導の情報をユーザに表示する際に関わる、異なるソフトウェアアプリケーション間に標準通信方法を提供するサービスである。詳細の定義には以下を含む。
1. URIによって識別されたソフトウェアアプリケーションで、インターフェースとバインディングはXMLの成果物によって定義、記述、及び発見されることができる。インターネットベースのプロトコル経由で、XMLベースのメッセージを使って他のソフトウェアアプリケーションとの直接的な対話をサポートする。
2. インターフェース規格を使う他のウェブサービスとの統合が可能なサービスとして配信されたアプリケーション。使用希望のクライアントに、情報をプログラムにより返すURLのアドレス指定が可能なリソース。主に使われている通信プロトコルは、シンプルオブジェクト アクセスプロトコル(SOAP)で、これは大半の場合はHTTP経由のXMLである。
3. 標準インターネットプロトコルを用いてアクセスができる、プログラム可能なアプリケーションロジック。ウェブサービスは構成要素に基づく開発とウェブの側面を結合する。構成要素と同様に、ウェブサービスはサービスの実装方法を心配しなくても再生可能なブラックボックス的機能に相当する。今日の構成要素技術とは違い、ウェブサービスはDCOM、RMI、またはIIOP等のオブジェクトモデル固有のプロトコル経由でアクセスされず、代わりにユビキタスなウェブプロトコル(例:HTTP)及びデータ形式(例:XML)経由でアクセスされる。
http://www.xmlwebservices.cc/、http://www.perfectxml.com/WebSvc1.asp、及びhttp://www.w3.org/2002/ws/arch/2/06/wd-wsa-reqs-20020605.htmlを参照のこと。
XQuery 物理的にXMLで格納されているデータであっても、ミドルウェア経由でXMLとして表示されるデータであっても、全タイプのデータを横断して知的に照会を表現するために、XML構造を使用する照会言語。http://www.w3.org/TR/xquery/及びhttp://www-106.ibm.com/developerworks/xml/library/x-xquery.htmlを参照のこと。
XPath XSL Tranformations(http://www.w3.org/TR/XSLT)とXPointer(http://www.w3.org/TR/xpath#XPTR)の間での共有機能に共通構文と意味論を提供するための努力の結果である。XPathの主目的は、XML [XML] 文書の部分のアドレス指定である。この主目的を支持して、文字列、数値、及びブール値の操作の基本的な機能も提供する。XPathは、URIとXMLの属性値内でXPathの使用を円滑にするために、コンパクトな非XML構文を使用する。XPathは、表面的な構文よりもむしろ、XML文書の抽象的で論理的な構造上で動作する。XPathはURLと同様に、XML文書の階層構造の中をナビゲートするのでパス表記法の使用からその名を得ている。
アドレス指定の利用のほかに、XPathは(ノードがパターンに一致するかどうかを検証する)マッチングに使用できる自然のサブセットを持つようにも設計されている。この使用はXSLTで記述される。XPathはノードツリーとしてXML文書を手本にしている。要素ノード、属性ノード、及びテキストノードを含む異なるタイプのノードがある。XPathは各タイプのノードの文字列値(string-value) を計算する方法を定義する。ノードのタイプによって名前を持つものがある。XPathはXML名前空間を完全にサポートする(http://www.w3.org/TR/xpath#XMLNAMES)。したがってノードの名前は、ローカル部分と可能性として空白の名前空間URIから成るペアとして設計される。
これはhttp://www.w3.org/TR/xpath#dt-expanded-nameと呼ばれる。http://www.w3.org/TR/xpath#XPTRを参照のこと。
XSL フォーマッティングの指定用にXMLボキャブラリを含むXML用のスタイルシート言語。http://www.w3.org/TR/xslt11/を参照のこと。
XSLT 文書が、フォーマッティングのボキャブラリを使う別のXML文書にどのように変換されるかを記述するためにXSLによって使われる。http://www.w3.org/TR/xslt11/を参照のこと。
B. 概要
1. 発明の前後関係
情報アクセスへの究極の目的は、自然言語での検索能力の提供であるとの誤解がある。以前の情報アクセス技術は、情報取得の最適化のために情報の検索、またはアクセスインターフェースの改善に主として焦点が当てられてきた。情報に対する自然言語のインターフェースを提供すれば、ユーザの情報へのアクセス問題を解決し、情報を探し出す際のフラストレーションが無くなるであろうということが一般的な憶測であった。
しかし実際には、多くの分析軸は人が実社会でどのようにして知識を取得しているかに関わっている。一例が文脈である。人がある場所にある時にいたから知っていることがたくさんある。その場所にその時に居合わせなかったら、実際に知られている事を知らなかったり、または実際に知りたいと思わないかもしれない。現在知られている事を自然言語で検索する能力を持つことは、ある場所とある時に関連する知識を発見する助けにはならない。所望の情報を取得するために、的確な照会を作成する自然のパラメータは簡単には存在しない。
難問は、価値があるかどうか知ることさえないことに対しては、事後まで質問することができない。言い換えれば、知らないことが分かっていないことを、または知りたいかもしれないことが分かっていないことを照会することはできない。文脈依存性、時間への敏感さ、発見、動的リンク、ユーザ制御のブラウジング、ユーザの「セマンティックエンバイロメント」、柔軟性のあるビュー、文脈スキン、文脈の属性、(コンテキストテンプレートに基づいて適切な、文脈に依存し時間に敏感な情報を提示する)文脈パレット、及び本発明の他の側面は、既存情報システムの根本的な欠陥を認識し是正する。
例えば、ある人はいくらかのパーティに出かけて、いくらかの人と話をすることで自分のライブラリーに多数のCDを持っているかもしれない(それにより音楽の「知識」に追加することになる)。パーティに居合わせた人々がその人にCDのことを話したので、その人の音楽の知識が増加したのである。別な例としては、ある人が飛行機でたまたま隣に座ることなった他人からの推薦を基にして、ある本を購入するかも知れない(もし読むと、その人は本の特有のトピックに関しての知識を高めることになる)。実社会において、人々は読んだり探したりすることだけではなく、自分が付き合っている友達、やり取りがある人や信頼する判断を持つ人に基づいて知識を得る。「知識の環境」は知識の流布と取得のためにもしかすると(デジタルであれアナログであれ)取得のモデルと同じ、またはもっと重大であるかもしれない。
本発明は事実上、現実世界の知識取得のシナリオをデジタル世界に映し出している。結果としてのインフォメーションナーバス システムは、その作業の大半を行うメディアであるが、シナリオは非常に見事にアナログ(現実)の世界にはっきりと対応している。現在のウェブ、及び意味論的ウェブの自然言語検索手法等の努力は、知識の流布と取得の多くの方法を認識できないので詰まるところ無能である。本発明は、情報伝達に使われた実際の技術には関係なく、人間が常に知識を取得してきた多様な方法を明らかにするものである。
一例として常に文脈があり時間があった。同様に常に伝達の概念と、情報を動的にユーザの制御でリンクする必要性があった。ここで示した「権威的」、「履歴」、「時系列」、「今後のイベント」、「見出し」等の異なるメディアにもかかわらず、ある程度のコンテキストテンプレートは常に存在していた。これらのテンプレートはインターネット、現在のウェブ、電子メール、eラーニング(電子学習)等が作られた以前に存在していた。それにもかかわらず本発明以前には、電子メディアは、実際の情報のタイプ、意味論的なリンク、メタデータ等ではなく(例えばコンテキストテンプレート、文脈依存性、時間への敏感さ、動的リンク、柔軟性のある提示、文脈スキン、文脈の属性等の)現実世界のシナリオをはっきりと描く知識伝達のモード、プロトコル、及び提示に焦点を置く能力はなかった。常に新しい情報のタイプが出てくることになる。しかし(コンテキストテンプレートのような)知識の流布、及び取得の軸は過去も将来も常に同じである。本発明はこの事実を捉えている。
更に本発明は、求めずして思わぬ発見をする能力 (serendipity) でもって知識を流布する能力を提供する。求めずして思わぬ発見をする能力は、実社会での知識の取得に大きな役割をもっており、知識伝達の最上な形態である。本発明は文脈、時間、コンテキストテンプレート等をサポートすることによって、ユーザが情報を(知的であるものの)思いがけなく取得できるようにするものである。
「ウェブ」のように精密で静的な構造を採用する情報モデル、またはメディアは、作成された「ネットワーク」または「ウェブ」が存在すると決め込んで、知識が形成するさまざまな軸を明らかにしないので崩壊してしまう。そのような情報モデルは、ユーザに焦点を当てておらず、文脈、時間、ダイナミズム及びテンプレートを組み込んでおらず、現実世界の知識の取得と流布のシナリオに対応していない。本発明は、本質的な「ウェブ」の存在なしでも、及び情報を見つけ出すのに自然言語が使われなくても、情報の損失を最小限に抑え、情報の保持を最大限にする。これは、既存情報アクセス用メディアとは違い、本発明の好ましい実施の形態は(エンドユーザとコンテンツ作成者の双方のために)文脈、時間、ダイナミズム、及びテンプレートを組み込む知識の流布モデルに焦点を置き、アクセスインターフェース、または静的データのモデル、あるいは人間ベースのオーサリングに基づいた情報リソースの(意味論的または非意味論的な)リンクに焦点を置いていないので可能である。多くのシナリオにおいて、(意味論的または非意味論的な)「ウェブ」はナビゲーションの手段として必要であるが、知識の流布と取得の手段としては決して十分ではない。本発明のインフォメーションナーバス システムは、本発明で説明する(リンクに基づいたナビゲーションを含むがこれに限定するものではない)「知識の軸」を取り入れており、知識の流布と取得を円滑にして、知識の転送に関わる全当事者の役に立つようにこれらの軸を知的にシームレスに組み込む。
2. 価値命題
現在知識は企業、消費者、または一般の詮索好きな大衆向けであろうと、情報構造のデジタル構造に「手作業でハードコード化」される必要がある。知識は適切に作成され配信されなければ、誰もその存在を知らず、他の情報源に関連づけする方法やリアルタイムに適切なやり方で取り扱う方法を誰も知らない。これは主として現在のウェブが、知識のプラットフォームになるように考案されていないからである。提示のプラットフォームとして作られており、意図的にダム(無能)で静的で事後対応型である。今日、文脈と意味を追加することで情報を利用しようとする知識労働者は、知識作成者のなすがままになっている。
知識の相互作用の重要な側面は、知識労働者が非常に直感的な方法で知識空間をナビゲートして、希望する速度で判断を出し、知識に基づいて行動することを可能にすることである。言い換えれば、知識労働者は電子学習の孤立集団を、自分の組織内の文書、顧客のフィードバックが入っている電子メール、メディアファイル、予定されているテレビ会議、最近行われた会議、ニュースグループに格納された情報、または関連書籍から分離したものとして「考える」必要がないということである。好ましい状況は、情報の「タイプ」と「ソース(源)」に帰属させて、すべての孤立集団を意味論的なやり方で横断する「シームレスな知識の経験」を作り出すことである。
更に知識の経験を作り出す際には、内容(コンテンツ)提供者、パートナー、供給者、顧客、及び人の境界を横断して知識の資産を統合できることが好ましい。例えば企業のシナリオにおいて、競争力維持のために必要な知識をすべて持っている企業はいない。知識は、業界レポート、コンサルタント会社、及び投資銀行、ロイター及びブルームバーグのようなマスコミ会社からの調査文書等に格納されている。これらすべてが「知識」を構成する。一回限り、または定期的にユーザを訓練するために電子学習のレポジトリを配備するだけでは十分ではない。ユーザは様々な情報源から、適所で、現在の作業に関連する知的な文脈で知識への常時接続のアクセスを持つべきである。
これらすべてに必要なのは、現在利用可能でないインテリジェンスを持つ層と事前対応性である。例えば現在企業は、イントラネットとインターネットのような情報ポータルを従業員に情報を流布する方法として使う。しかしながら、これは表示レベルでの統合化しか提供しないので決して十分ではない。これは、情報の管理を代行し、オンザフライで新しい情報を見つけ出して同僚と情報を獲得し共有する手助けをしてくれるエージェントを持っているのとは対照的に、新しい情報を得るために社内報を購読するのと似ている。
所望するレベルの知識の相互作用を達成するために、エージェントは、知識経験のシームレスな部分となるために、背景で作業をし、推論し、学習し、推測し、プロファイルに基づいてユーザを一致させ、新しい知識を獲得し、自動的に新しい知識を推定し、外部情報源からの知識を統合することが要求される。これは言い換えると、単に表示レベルの統合化と文書検索の基盤を提供するよりもむしろ、全体的に意味が通るように知識の資産の意味論的な統合化が必要になる。実装の枠組みとその結果としてのメディアは、文脈に依存し時間に敏感な情報が「尊重」されて、知識労働者がより生産性を高め、より多くのことをより早くより少しで行えるように、リアルタイムで機敏な発見と推薦サービスを提供しなければならない。そして最後に、システムはプラグアンドプレイのやり方で既存情報源と連携されなければならず、周知の知識資産をシームレスでかつ自動的に分類し統合しなければならず、知識自体に知識のツールを埋め込まなければならず、その結果、知識の資産に別な「次元」を加えることになる。
本発明は、現在のウェブ(またはその他の表示の層)と共存する知的で事前対応型でリアルタイムの知識プラットフォームとなるように作られている。本発明を取り入れ使用することで、(「結び付き」を経由した)オーサリングが知的で、動的で、自動的で、及び思考の速度で行われるので、知識労働者は自己の知識の経験を管理することができる。
3. 現在の「情報」ウェブと本発明のインフォメーションナーバス システムとの比較
現在のウェブ環境では、提示された情報の意味論は構造化データがサーバでHTMLに会話すると同時に失われる。つまりユーザが対話する機会を持つ前に「知識」はオブジェクトから剥ぎ取られてしまう。更に現在のウェブは、情報がどのようにナビゲートされ利用されるか、作成者が「信じる」方法に基づいてサーバ上に「ハードコード化」され作成される。ユーザは自分に提示された情報のみを利用する。
本発明は、今日のHTMLベースのウェブ環境がサポートできない1つのインテリジェンスを持つ層と複数のカスタマイズの層を追加する。本発明は、オブジェクトの意味論がサーバとクライアント間に保持されるダムなウェブページではなく、スマートな知識オブジェクトから構成されるXMLベースの動的なウェブを提供するので、ユーザにより強力で制御力を持った知識の経験を持たせることができる。更に、本発明のウェブでは、知識労働者は、「動的リンク」と「ユーザ制御のブラウジング」を経由して、自己の知識の経験を対話形式で作成するので、情報を自分の言うとおりの条件で利用し行動することが可能である。
本発明のインフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)は、現在のウェブと共存して、インターネットだけでなく個人または公共のすべてのイントラネットのファセットと統合し拡大するように設計されている。現在のウェブと本発明のインフォメーションナーバス システムの技術プラットフォームのスタックは図6に要約されている。図6を参照すると、現在のウェブのスタックは最下位層にデータベースに格納されたデータとしての情報を含んだ構造化の情報源と、文書、電子メールメッセージ等の情報を含んだ非構造化の情報源を持つ。両層の情報は区別して処理される。情報索引付け層では意味論は使用されず、むしろキーワードに基づいた検索エンジンが使われる。論理層は検索、規則、ビュー、トリガ等のプログラム化が可能になるデータベースから主に構成されている。アプリケーション層はユーザ入力に基づく電子商取引のアプリケーションを駆動するサーバ側スクリプトから成る。最上位のプレゼンテーション層にある現在のウェブは、(ブラウザ等の)ウェブプラットフォームでポータルを経由して公開される(ウェブページの形態の)提示情報を持つ。
処理の層が重複することのほかに、本発明は基本となる情報源の意味論を保持するやり方で、最下位の演算から情報を一意的に扱う。構造化及び非構造化の情報源層の両方において、システム10は情報を均一に処理し、情報に関連付けられたメタデータと意味論を組み込む。情報索引付け層において、情報のメタデータと意味論は非構造化から抽出される。システム10は現在のウェブでは存在しない3つの付加的なプラットフォーム層を加える。つまり構造化及び非構造化の両方の情報源からの情報が意味論に符号化される、知識索引付け及びカテゴリ層、知識オブジェクトの意味ネットワークの自己回復、つまり自己修正のメンテナンスを可能にする関連付けが作成される知識表現層、及び新しい結び付きと特性が意味ネットワークで推測される知識オントロジ及びインファレンス層である。論理層において、意味論的なレベルでプログラム化を可能にする知識ベースが作成される。アプリケーション層において、サーバ側スクリプトはその知識ベースと関連して使われる。これらのスクリプトは、ユーザの入力に基づいて知識オブジェクトを動的に生成し、取得、通知、及び論理用の意味論的コマンドを含むこともできる。
この層には意味論的なユーザの入力の処理を最大化するためにスマートエージェントを含むこともできる。システム10のプレゼンテーション層は、最下位層から追跡された意味論を保持する。この層の表示は、クライアントのコンピュータシステム上で動的に生成され完全にカスタマイズ可能である。すべての技術階層での意味論のメンテナンス、統合、及び使用により、本発明は物理的に、または仮想的に、人間が対話する「事項」に直接対応する行動可能な「オブジェクト」の仮想ウェブ、もっと聞きなれた言葉に言い換えれば「コンテキストテンプレート」を作成する。文書のダムウェブである現在のウェブとは対照的に、本発明は特性と関係を持っている行動可能なオブジェクトのスマート仮想ウェブを提供する。そこではイベントはその仮想ウェブの他の部分に動的な変化を起こさせることができる。
本発明はプログラム可能なウェブを提供する。文書のダムウェブである現在のウェブとは異なり、本発明のウェブはデータベースに類似しておりプログラム可能である。つまり論理と規則の処理が可能で、イベントを開始できる。
現在のウェブは人間用に符号化されているので、静的な情報の提示に主な焦点が当てられているが、本発明の仮想ウェブは知識伝達の鎖の最終点として最終的に人間に提示されるのだが、主としてマシン用に符号化されている。本発明は知的で学習するウェブを提供する。これは本発明の仮想ウェブが新しい結び付きを学び、時間と共によりスマートになることを意味する。ウェブは動的、仮想、及び自動オーサリングであるので、現在のウェブが提供できない意味論的な結び付きを知的に事前対応的に行うことにより、知識労働者により大きな力を提供するものである。したがって情報の損失の削減につながり、結果的には情報損失を無くすことにつながる。
本発明のウェブは自己修復するウェブである。文書作成者が手作業で管理をしなくてはならない現在のウェブとは異なり、本発明はマシンが自己管理するウェブを提供する。この特徴は、ウェブがネットワーク内の切断を自動的に修復するので壊れたリンクを修正する。
最後に、以下で詳細を説明するように、本発明の多種の実施の形態は、現在のウェブ、または概念上の意味論的ウェブに関する既存システムに比べてはるかな優位性を提供するために、上記で述べた知識取得の軸の一部または全部を組み込んでいる。
C. システムのアーキテクチャと技術の考慮事項
1. システムの概要
本発明は知識の取得、管理、及び伝達のシステム及び方法に関する。ここでは本システム及び方法は商標名のインフォメーションナーバス システムで呼ばれる。図7を参照に、システム10の最上位にインターネットまたはイントラネット等の通信メディア40を経由して、(ブラウザ等の)提示プラットフォームを操作するクライアント30へ、文脈に依存し時間に敏感な意味論的な情報取得サービスを提供するために、連携するいくつかの構成要素から成るサーバ20を含む。サーバの構成要素は、ナレッジインテグレーション サーバ(KIS)50、及びナレッジベース サーバ(KBS)80を含むのが好ましく、これらは物理的に統合または分離されていてもよい。システム内で、指定階層にあるすべてのオブジェクト、またはイベントは、意味論的に互いに関連し、(基本のアクションコードから成る)照会を表現するアクティブなエージェント90で、所定のカスタマイズ可能なテーマ、または「スキン」にしたがってクライアントに提示するためのデータオブジェクトを返す。本システムは、多種多様なアプリケーション、及びクライアントがエージェントとカスタマイズし「混合する」ための多種の手段、及びその結果生じる情報の提示を最適化するために、基本の関連した照会のための多種の手段を意図する。本発明のシステム10のそれぞれの好ましい構成要素について、及び構成要素間の相互作用は以下で詳細に説明する。
2. システムのアーキテクチャ
本発明のインフォメーションナーバス システムのエンドツーエンドシステムのアーキテクチャを図8を参照にして示す。図8は本発明がインフォメーションナーバス システムのXMLウェブサービス(KIS)とスマートエージェントとの間の、複数クライアントの通信アクセス手段を提供する。好ましい実施の形態において、これはインフォメーションエージェントを経由して行われる。他の実施の形態においては、通信は(現在のウェブのアクセスブラウザ等の)エンタープライズナレッジ ポータル、またはカスタムクライアントでプログラムによる統合を実現するSDK層を経由してプログラムで行うことができる。
インフォメーションナーバス システムのKIS用システムのアーキテクチャはその構成要素を含めて図9を参照にして示す。これらの構成要素は以下で詳細に説明する。
3. テクノロジスタック
図10を参照にして示すように、現在のウェブと概念上の意味論的ウェブとの間の重大な違いは、各テクノロジスタックを参照することによってより明確になる。図10は、現在のウェブの上位記述プラットフォーム層と、本発明のインフォメーションナーバス システムの(該当する際の)同等物との間の比較である。図10は、ある事例において、現在のウェブのシナリオがインフォメーションナーバス システムのシナリオにどう割り当てるかを示したもので、ユーザに論理的な移行パスを提供し、現在のウェブに存在しないインフォメーションナーバス システムの側面も明らかにする。
4. システムの異種混合性
異種混合性は本発明の利点である。好ましい実施の形態において、KISエージェンシーのXMLウェブサービスは移植可能である。これは(相互運用性のためにWS−I標準を採用する等で)相互運用可能なXML,XMLウェブサービスのようなオープンスタンダード、(SQL及びODBC/JDBC等の)データ格納とアクセスの標準、及び(LDAP、SMTP、HTTP等の)DSAによりデータが収集される情報レポジトリ用の標準プロトコルをサポートすることを意味する。
例えば、好ましい実施の形態において(エージェンシーが実行中の)KISは以下を行うことができる。
● (LDAP DSAを使用して)LDAPストアから「人」のメタデータを収集する。これは、マイクロソフトウィンドウズ2000のアクティブディレクトリ、サンのディレクトリサーバ、及びLDAPをサポートする他のディレクトリのサポートを可能にする。これは「人」のメタデータを収集するために、プラットフォーム固有のAPIを使う、プラットフォーム固有のアクティブディレクトリDSAを持つよりも好ましい。
● (任意のソースからの電子メール、またはシステムの受信トレイ用の)SMTPストアから電子メールのメタデータを収集する。これはマイクロソフトのエクスチェンジ、ロータスノーツ、及び他の(SMTPをサポートする)電子メールサーバのサポートを可能にする。これは、プラットフォーム固有のマイクロソフトエクスチェンジの電子メールDSA、またはロータスノーツの電子メールDSAを持つよりも好ましい。
● アイカレンダーのオープンスタンダードをサポートするカレンダーストアからの「イベント」メタデータを集めてカレンダーアクセスプロトコル(CAP)等のプロトコルを使う。これは、アイカレンダー、またはCALプロトコル標準をサポートする任意のイベントレポジトリのサポートを可能にする。これは、プラットフォーム固有のマイクロソフトのエクスチェンジカレンダー(またはイベント)DSA、ロータスノーツカレンダーDSA等を持つよりも好ましい。
他の実施の形態においては、KISエージェンシーは(適切なDSAを経由した)専有のレポジトリに格納されたメタデータを抽出するために設定することもできる。
異種混合性を実現するために、好ましい実施の形態ではクライアントサーバの通信用にシステム10は(プラットフォームにわたって)相互運用可能なやり方で動作するXMLウェブサービス規格を使用する。これには、SOAP、XML、ウェブサービスセキュリティ(WS−Security)、ウェブサービスキャッシング(WS−Caching)等用の該当するオープンで相互運用可能な規格が含まれる。
本発明の好ましい実施の形態において、意味論的ブラウザ(また商標名のインフォメーションエージェント(Information AgentTM)とも呼ばれる)は、クロスプラットフォームでウィンドウズ、ドットネット、J2EE、ユニックス等の異なる環境における動作が可能である。この能力は、ユーザがどの「プラットフォーム」でブラウザが実行されているか、またはどのプラットフォームでエージェンシー(サーバ)が実行しているかを気にする必要がないので、意味論的なユーザ経験の概念と一致する。本発明の意味論的ブラウザは、ユーザがウィンドウズ(またはドットネット)サーバと「話している」のであれ、J2EEサーバと「話している」のであれ関係なく一貫した経験を提供する。ユーザは、実行中に対話対象の任意のエージェンシーのプラットフォームに基づいて、クライアントをインストール、または使用している間に余分な手順を行う必要がない。
インフォメーションエージェントは、スキン、及び他の提示効果用にオープンスタンダードを使うことが好ましい。これにはXSLT、SVG、及び(フラッシュ MX/アクションスクリプトの該当するバージョン等の)プラットフォームにわたって動作する専有の提示形式が含まれる。
本発明のインフォメーションナーバス システムの好ましい実施の形態の異種混合エンドツーエンドの実装例を図11で参照に示す。図11は、インフォメーションナーバス システムの好ましい実施の形態で、本発明の異種混合でクロスプラットフォームの文脈を示す。図11に示す構成要素は以下で詳細に説明する。
5. セキュリティ
インフォメーションナーバス システムの好ましい実施の形態は、セキュリティの全側面のサポートを提供する。つまり、認証、許可、監査、データ機密性、データ完全性、有用性、及び否認防止である。これはXMLウェブサービスのアプリケーションでプラットフォームにセキュリティを提供するWS−Security等の規格を用いることで実現する。セキュリティは、XMLウェブサービスのプロトコルスタックのセキュリティ規格を経由したプロトコル層で取り扱われるのが好ましい。これには、クライアント(意味論的ブラウザ)からサーバ(エージェンシー)まで暗号化するメソッド呼び出し、デジタル署名のサポート、エージェンシーの意味ネットワークへのアクセスを許可する前に呼び出し側ユーザの認証、及びXMLウェブサービスのメソッド等を含む。
本発明の好ましい実施の形態は、ローカルの(クライアント側)資格証明書管理をサポートする。これは、ユーザに(イントラネット内の)複数エージェンシー、またはインターネット上で使うユーザ名とパスワードのリストを入力するように要求することで実行されることが好ましい。意味論的ブラウザは、ユーザ用に異なる認証の資格証明書を持つであろう複数のエージェンシーから情報を集約する。サポートされる認証の資格証明書は、ユーザ名とパスワードを使った基本的な認証、SSL,マイクロソフトのドットネットパスポートの認証サービス上での基本的な認証、新しいリバティアライアンスの認証サービス、SSL上でのクライアント証明書、ダイジェスト認証、及び(ウィンドウズ環境使用の)統合されたウィンドウズ認証等の一般的な体系を含むこともできる。
好ましい実施の形態において、クライアントでキャッシュされたユーザの資格証明書で、意味論的ブラウザは、(エージェンシーのスキーマの一部である)エージェンシー用にサポートされた認証のレベルと体系を調べることにより指定のエージェンシーの適切な証明を用いる。例えば、エージェンシーが統合されたウィンドウズ認証をサポートするのであれば、意味論的ブラウザは現在のユーザ用ログオンのハンドルまたは他の識別子を使ってXMLウェブサービスのメソッドを呼び出す。エージェンシーがSSL上の基本認証のみをサポートするのであれば、意味論的ブラウザはログオンするために、ユーザ名とパスワード、または(クライアントが以前ログオンしておりログオンのハンドルがまだ期限切れしていないのであれば)ログオンのハンドルをキャッシュしたコピーのどちらかを渡す。好ましい実施の形態は、認証プロセス(及びログオンのハンドル検索)を迅速化するために、及びログオンのハンドルが乗っ取られないように対処をすることで更なるセキュリティを提供するために、ログオンのハンドルキャッシング、及びKIS上の時効と期限切れの技術を採用する。
エージェンシーのXMLウェブサービスは、(特徴がサーバのオペレーティングシステム、またはアプリケーションサーバによってネイティブにサポートされるのであれば)暗黙的に、またはXMLウェブサービスの実装自体によりアプリケーションのレベルで異なる認証体系をサポートするのが好ましい。KISエージェンシーのXMLウェブサービスの他の実施の形態は、基本認証、SSL上の基本、ダイジェスト、統合されたウィンドウズ認証、SSL上でのクライアント証明書、及び統合されたドットネットパスポート認証等の多種の認証体系を用いることが好ましい。
6. 効率性の考慮事項
クライアント側とサーバ側の照会及びオブジェクトキャッシュ−本発明は、迅速なアクセスのため照会キャッシングを行う照会のキャッシュを提供する。クライアント上でクライアント側の照会のキャッシュは、指定の引数でSQML照会結果をキャッシュに格納する。キャッシュは、所定の時間(例:数分)後にそのコンテンツを消去するように設定されるのが好ましい。時間は、システムの使用の模型化とキャッシュ制限時間用の最適値に到達することによって設定するのが好ましい。(別の実装選択であるエージェンシーごとのキャッシュの場合は)エージェンシー上のデータの到着率、ユーザの(ナビゲーション率等の)利用モデル等の他のパラメータを考慮に入れることもできる。
キャッシングは、ユーザが意味論的な環境をナビゲートするごとにクライアントが最近使われたサーバを不必要にアクセスする必要がないので処理能力の向上につながる。好ましい実施の形態において、クライアントは(WS−Caching等)の標準XMLウェブサービスのキャッシング技術を用いる。更にクライアント上にオブジェクトキャッシュがあるのが好ましい。このキャッシュは各SQMLリソースの結果をキャッシュに格納し、(ファイルパス、URL等の)リソース参照でタグ付けされる。これは、クライアントがリソース自体へのアクセスをすることなく、オブジェクトのキャッシュからSQMLリソース用のXML形式メタデータを直接得ることができるのでSQMLの処理を最適化する。リソースはローカルのファイルシステム、(マイクロソフトアウトルック等の)ローカルアプリケーション、またはエージェンシーのXMLウェブサービスであってもよい。照会キャッシュと同様に、オブジェクトのキャッシュはある一定の時間(例:数分)後にそのコンテンツを消去するように設定することができる。
サーバ上の他の実施の形態においては、サーバ側の照会はXML引数用のカテゴリ結果をキャッシュに格納する。これは、サーバが照会要求ごとに(KISがドメインの知識を取得してくるように設定されているKBSの1つ以上の実現値を経由して)、XML引数をカテゴリ化するためにKDMに照会する必要がないので照会の応答時間を迅速化する。更に、サーバはクライアントから受信するSQML引数のSQL同等物をキャッシュに格納することができる。これは、サーバがクライアントから要求を受信するごとにSQML引数をSQLに変換する必要がないので照会の応答時間を迅速化する。好ましい実施の形態において、積極的なクライアント側のキャッシングが用いられ、サーバ側のキャッシングは処理能力が明らかに向上する場合を除いては回避される。これは、クライアントのキャッシュ格納が局所的文脈に基づいて要求するので、クライアント側のキャッシングがサーバ側のキャッシリングよりも規模の変更が優れているからである。
仮想の分散照会−本発明は仮想の分散照会を採用する。これは「動的リンク」と「ユーザ制御のブラウジング」の機能と一致する。システムは、システム用の全メタデータをリンクする(または収容する個々の大規模なデータベース)静的なネットワークを必要としない。これは、ローカル、または世界的な範囲で手動によるオーサリングとメンテナンスの必要性を排除する。更に、これは統合された(または全世界の)格納の必要性を排除するので、すべてのメタデータが単一のメタデータストアに格納され、(SQL等の)1つのデータベース照会インターフェースを通してアクセス可能となる必要がない。むしろ、本発明はクライアント上で照会結果を整合性があり、利用者が簡単に使える方法で集約するために、(文脈に依存し時間に敏感な方法で)多種多様なエージェンシーにわたって照会を動的に分散させるXMLウェブサービスの使用による「動的アクセス」の原則を採用する。
D. システムの構成要素と操作
1. エージェンシーとエージェント
本発明は知識を取得、管理、及び伝達するためにエージェンシーとエージェントと使う独特のアプローチを導入する。
a. エージェンシー
本発明の好ましい実施の形態においては、エージェンシーはナレッジインテグレーション サーバ(KIS)50の実現値であり、ウェブサイトに相当する。エージェンシーは、XMLウェブサービスを公開するために(ウェブサーバ上の)ウェブアプリケーションとしてインストールされるのが好ましい。エージェンシーはエージェンシー管理者を含むのが好ましい。本発明の好ましい実施の形態において、エージェンシーは以下の主要構成要素を持っている。
● エージェンシーが認証をサポートする、または要求する(またはその両方の)ことを示すフラグ−エージェンシーが認証を要求すると、エージェンシーは基本的ユーザ情報とパスワードを求め、サポートする認証のタイプに情報を格納する。ユーザ情報を格納するエージェンシーのために、エージェンシーは(ある特定エージェンシー上のエージェント登録用に)ユーザ登録情報も要求する。
● 意味論的オブジェクトの構造化ストア−(文書、電子メールメッセージ等)それぞれのクラスのスキーマに対応する。
● 意味論的な照会に対応するランタイムの構成要素−呼び出し側アプリケーションにXMLを返し、意味論的ブラウザの情報取得の全機能用システムのサービスを提供する構成要素である。
サーバ側のユーザ状態−本発明の好ましい実施の形態において、エージェンシーはサーバ側のユーザ状態をサポートする。これは「人」のメタデータとユーザ認証を含む関連概念とを関連付ける。サーバ側のユーザ状態は本発明の実装の詳細の多くを円滑にする。それには(人のオブジェクトと情報のオブジェクト間を意味論的にリンクすることによる)ユーザのお気に入りの格納、(推薦等の)新しいリンクを生成するためのお気に入りの推測、(ユーザの意見を情報のオブジェクトに割り当てる)注釈付加、ユーザを(投稿された電子メール、注釈付加等の)情報にマッピングする意味論的なリンクに基づいた「エキスパート」の推測を含む。サーバ側のユーザ状態は「エキスパート」、「お気に入り」、「推薦」、及び「ニュースメーカー」のようないくつかのコンテキストテンプレートを用いて使用されるのが好ましい。
クライアント側のユーザ状態−インフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)は、ローカルのクライアント側のユーザ状態のローミングをサポートすることが好ましい。これには、ユーザのセマンティックエンバイロメント及びユーザの(安全に転送された)資格証明書を含む。好ましい実施の形態において、ユーザはセマンティックエンバイロメントを別なマシン上に複製するために別のマシンにクライアント側のユーザ状態を簡単にエクスポートすることができる。これはユーザのエージェントのリスト(最近とお気に入りのリスト)、(SQMLバッファを含む)エージェント用のメタデータ、ユーザのローカルセキュリティの資格証明書等を全部この状態をシリアライズし状態を簡単に転送できるようXML形式へと転送することにより実現するのが好ましい。または、XMLスキーマはローカルのクライアント側のすべてのユーザ状態用に開発することもできる。また、サーバ上でユーザ状態をキャッシングし、共通の同期化の技術を使ってユーザ状態を同期することで、ローミングを円滑にすることができる。意味論的ブラウザは、(XMLファイルやウィンドウズレジストリ等の専有の格納内に)状態をローカルに格納するのではなく、クライアント側のすべてのユーザ状態をサーバ上にダウンロード/アップロードすることが好ましい。
b. エージェント
エージェントは本発明の意味ネットワークへの主な入口点である。エージェントは特定の意味論的オブジェクトタイプ(文書、電子メール、人等)用にXMLによる情報を返す意味論的フィルタの照会で構成されるのが好ましい。言い換えれば、エージェントはある特定のオブジェクトタイプで設定されるのが好ましい(以下で説明する)。エージェントはコンテキストテンプレートで設定することも可能である(以下で説明する)。この場合、照会はオブジェクトタイプを返すが、コンテキストテンプレートの意味論を組み込んでいる。例えば、「見出し」のコンテキストテンプレートで設定されるエージェントは時刻や関連性等で並べ替えられる。エージェントはまた、通知、警告及び告知をフィルタリングするのに使われる。エージェントにはどのような名前を与えることもできるが、本発明の好ましい実施の形態において、ほとんどのエージェントの命名形式は以下の通りである。
<Agentobjecttype>.<semanticqualifier>.<semanticqualifier>
エージェントは任意に名前を付けることができるが、エージェント名の例には以下を含む。
All.All
Email.All
Documents.Technology.Wireless.80211B.All
Events.Upcoming.NextThirtyDays.All
異なる命名規則(以下を参照)に従うことができるドメインエージェント(以下を参照)も存在する。本発明の意味論的ブラウザにおいて、完全修飾ドメインエージェント名は以下の形式を持つ。
<Agentobjecttype>.<semanticdomainname>.<categoryname> [Agency=<Agency url>, kb=<kb url>]
例えば、industries.informationtechnology の意味論的ドメイン名で knowledge-base ABC.com/kb.asp から wireless.all のカテゴリで設定されたエージェンシー上の電子メールドメインエージェントhttp://research.Agency.asp は以下の通りである。
Email.Industries.InformationTechnology.Wireless.All [Agency=http://research/Agency.asp, kb=“http://abccorp.com/kb.asp”
本発明の意味論的ブラウザはエージェント名のみで使う、または”Agency”及び”kb”の修飾子を含んで設定可能であることが好ましい。
エージェントタイプ−サーバ20で作成された3つの主なエージェントタイプがある。スタンダードエージェント、コンパウンドエージェント、及びドメインエージェントである。スタンダードエージェントは、構造化された非意味論的な照会を、すなわちドメインの知識(またはオントロジ/分類法のマッピング)なしに、カプセル化する単独型のエージェントである。例えば、サーバ上に、エージェントAll.PostedToday.All は CreationTime の特性に基づいたすべてのオブジェクトをフィルタリングすることにより解決される単純エージェントである。スタンダードエージェントはもっと複雑になり得る。例えば、エージェントAll.PostedByAnyMemberOfMyTeam.All は Objects 表と Users 表からの結合と下位照会を伴う複雑な照会に解決することができる(以下を参照)。
コンパウンドエージェントは他のエージェントを含み、エージェンシー管理者は(設定次第で)含まれたエージェントの結果の論理和 (UNION) または論理積 (INTERSECTION) である結果を生成する照会を作成できる。コンパウンドエージェントは他のコンパウンドエージェントをも含むことが可能である。本発明の好ましい実施の形態において、コンパウンドエージェントは同エージェンシーからのエージェントを含む。しかし、本発明は異なるエージェンシーからのエージェントの統合を予期している。一例として、コンパウンドエージェントAll.Technology.Wireless.All は以下のエージェントと複合させることで作成することができる。
● Documents.Technology.Wireless.All
● Email.Technology.Wireless.All
● People.Experts.Technology.Wireless.All
上記で説明した通り、ドメインエージェントは意味論的ドメインに属するエージェントである。ドメインエージェントは、他のエージェントと同様に、エージェント照会で初期化される。しかし、この照会はナレッジドメイン マネージャがデータを取り込む CATEGORIES の表を含む(以下を参照)。本発明の好ましい実施の形態は、個人的なセマンティックエンバイロメントと対応する独自のオントロジを持つKBS80を利用するが、本発明は例えばエージェンシーが組織用に専有のオントロジで前もって初期化された組織内で、エージェンシーが1つ以上のカスタムの個人的なKBSに接続することを可能にするオントロジ交換規格の統合されたサポートを意図する。
ドメインエージェントの例としては、Email.Technology.Wireless.All がある。このエージェントは以下のような知識源URLで作成されるのが好ましい。
category://technology.wireless.all@ABC.com/marketingknowledge.asp
この知識源URLは ABC.com/marketingknowledge.asp のウェブサービスにインストールされた知識ベース上にあるデフォルトのドメイン用のTechnology.Wireless.All カテゴリに対応する。これはhttp://ABC.com/marketingknowledge.asp?category=“technology.wireless.all.”のHTTPのURLに解決する。この例では、完全修飾表記のカテゴリのURLは次のようになる可能性がある。
category://technology.wireless.all@abccorp.com/marketingknowledge.asp?semanticdomainname=“InformationTechnology”
この場合カテゴリのURLは、ドメイン名で修飾される。
ドメインエージェントは、ドメインエージェント ウィザードを経由して作成されるのが望ましく、エージェンシー管理者は、KBS80から本発明の意味ネットワークにドメインエージェントを追加することができる。ドメインエージェント ウィザードによって、ユーザは(カテゴリのURLを使って)特定のカテゴリ用、または全体の意味論的ドメイン名用のドメインエージェントを作成できる。後者の場合は、新しいカテゴリがKBS上の意味論的ドメインへ追加されるごとにエージェンシーはドメインエージェントを自動的に作成するように設定されるのが好ましい。この機能はドメインとカテゴリが引き続き動的であることを可能にし、したがって時間と共にユーザのニーズに簡単に順応できる。ドメインエージェントがこのようなやり方で管理されると、もはや意味論的ドメインに存在しないエージェントを除去できるようにエージェンシーを設定できる。本質的に、このモードではドメインエージェントは、CATEGORIES の表で同期化される(そして以下で説明するように、次にナレッジドメイン マネージャによって関連あるKBSにおいて、CATEGORIES のリストで同期化される)。
ドメインエージェントは、エージェントがカテゴリ名、またはURLに基づいて管理するデータをフィルタリングする構造化照会で初期化される。この場合、構造化照会はスタンダードエージェントの照会と同一である。あるカテゴリのエージェント結果として生じる照会の例は以下の通りである。
SELECT OBJECT FROM OBJECTS WHERE OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM SEMANTICLINKS WHERE PREDICATETYPEID=50 AND SUBJECTID=1000 AND OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM CATEGORIES WHERE URL LIKE category://technology.wireless.all@ABC.com/kb.asp?domain=“marketing”))
この例において、「カテゴリに所属する」の述語タイプIDは、値50を持つと想定し、カテゴリの objectid の値が1000を持つと想定する。この照会は次のように翻訳することができる。
カテゴリのオブジェクトが objectid の値が1000で、URLがcategory://technology.wireless.all@abccorp.com/kb.asp?domain=“marketing”であるカテゴリに属するエージェンシーのすべてのオブジェクトを選択する。”
これはまた次のように言い換えられる。
カテゴリcategory://technology.wireless.all@abccorp.com/kb.asp?domain=“marketing”のエージェンシー内にあるオブジェクトをすべて選択する。
ドメインエージェント ウィザードでは、カテゴリ名を省略してエージェントに名前付けをするか、または理解しやすい完全修飾カテゴリ名の表記にするかをユーザに確認する。後者の一例はMarketing.Technology.Wireless.All [@ABC] である。
完全修飾ドメイン名の規則では次のようになる。
<objecttypename>.<semanticdomainname>.<categoryname>.all [@KB Name].
この例で、ドメインエージェント名は次のようになる。
Email.Marketing.Technology.Wireless.All [@ABC].
ブレンダー−ブレンダーはユーザの個人用のスーパーエージェントである。ユーザはブレンダーを作成し、(エージェンシー全体の)エージェントをブレンダーへ/から追加及び除去ができる。これはユーザが自分の「個人的なエージェンシー」を持つのに類似している。ブレンダーは、複数のエージェンシーからのエージェントを含むのでシステムのクライアント上のみで呼び出されるのが好ましい。本発明のクライアントは、ブレンダーのエージェントからのすべてのオブジェクトを集約して適切に提示する。ブレンダーはドラッグ&ドロップやスマートレンズ(以下を参照のこと)等の他のタイプのエージェントの操作特徴をすべて含んでいることが好ましい。ブレンダーは(スタンダードエージェント、サーチエージェント、スペシャルエージェント及び他のブレンダー等)の任意のタイプのエージェントを含むことができる。
本発明は、ユーザのブレンダー作成を円滑にするためのユーザインターフェースであるブレンダーウィザードを提供する。図12〜図14は、本発明の好ましい実施の形態によるブレンダーウィザードのユーザインターフェースの画面例を示す。図12は、セマンティックエンバイロメントの一例のツリービューを示すインフォメーションエージェントと、ユーザが新しいブレンダーを作成し管理できる「ブレンダーの追加」ウィザードの画面例を示す。図13は、「ブレンダーの追加」ウィザードの第二ページを示しており、ここでユーザはブレンダーの名前と記述を入力して情報オブジェクトタイプのフィルタを選択することもできる。図14は、本発明の好ましい実施の形態による「ブレンダーの追加」ウィザードの第3ページを示す。この例において、ユーザはセマンティックエンバイロメントからブレンダーへエージェントを追加、及びブレンダーから除去する。「エージェントの追加」の選択肢が選択されると、「エージェントを開く」ダイアログが表示され、ユーザは新しいブレンダーに新しいエージェント、ブレンダー、またはエージェンシーを追加できる。
ブレイキングニュース エージェント−ブレイキングニュース エージェントは特別にタグ付けされたスマートエージェントである。エージェンシー管理者が定義する時間の重要性の選択肢の他に、ユーザはどのエージェントが参照した情報に対して警告を受けたいのかを示す選択肢がある。ブレイキングニュース エージェント上のそれに関連する最新ニュースがあれば、表示された情報によって警告が表示される。例えば、ユーザはエージェントを「今日ロイターに掲載されたすべての文書」、または「コンピュータテクノロジー関連で24時間先にシアトルで行われるすべてのイベント」をブレイキングニュース エージェントとして作成することができる。各ブレイキングニュース エージェントは個人的なので(「最新」は主観的でユーザ次第である)、この機能は個人的な方法で機能する。例えば、シアトルのユーザは、24時間先のシアトルのイベント、(安い航空券が見つかる時間帯で)来週西海岸で行われるイベント、(大半の米国航空会社の大陸横断便の割安チケットを得るための事前通告期間である)14日先に米国で行われるイベント、(おそらくホテルの予約に時間が必要なので)来月に欧州で行われるイベント、及び6カ月先に世界のどこかで行われるイベントに関する通知を希望するとする。
好ましい実施の形態において、本発明は新しいブレイキングニュース エージェントに照会する、または「ブレイキングニューズ」のコンテキストテンプレートに照会することによって最新ニュースのセマンティックエンバイロメントを自動的に調べる。これは、意味論的ブラウザウィンドウに表示されるすべてのオブジェクトに対して行われる。ブレイキングニュース エージェントが最新ニュースがあることを示すと、インフォメーションエージェントのオブジェクトスキンはウィンドウを点滅させたり、オブジェクトに関連する警告があることを明確に示すユーザインターフェースを表示することによってそれを示す。ユーザが最新ニュースのアイコンをクリックすると、最新ニュースのペイン、または「最新ニュース」のコンテキストテンプレート用の文脈パレットが表示され、ユーザは最新ニュースを見ることができ、(複数の最新ニュースがあれば)ブレイキングニュース エージェントを選択し、述語を選び、他の選択肢を選ぶことができる。図15に、ブレイキングニュース エージェントのユーザインターフェースのペイン例を示す。このユーザインターフェース例は、文脈リゾルトペインのポップアップメニューを示す。エージェントがブレイキングニュース エージェントであることを除いては、スマートレンズ(エージェントオブジェクト)のポップアップの文脈リゾルトペイン(以下で説明する)の文脈ペインとよく似ている。
デフォルトエージェント−他の実施の形態においては、各エージェントはデフォルトのエージェントのリストを公開する。デフォルトエージェントは、ウェブサイト上のデフォルトのページに類似する。つまりエージェンシーの作成者がどのエージェントを常時ユーザに表示したいのかを決める。または、クライアント上でユーザが(例えば、現在のウェブブラウザ上での「ホームページ」に相当する「ホームエージェント」に一致するのが好ましい)インフォメーションエージェント環境のルートをクリックすると、デフォルトエージェントが起動されるようにすることができる。複合デフォルトエージェントもまたユーザによって設定できる。
デフォルトスペシャル(または文脈)エージェント−好ましい実施の形態において、クライアントまたはエージェンシーは、各コンテキストテンプレートにマッピングするデフォルトスペシャル(または文脈)エージェントをサポートする(以下で説明する)。これらのエージェントは、フィルタなしで該当するコンテキストテンプレートを使うのが好ましい。例えば、「今日」と呼ばれるデフォルトスペシャル エージェントが、今日投稿された「最近の」及び「お気に入り」のリストの中の(またはエージェンシーの設定リストに基づいた)すべてのエージェンシー上の全項目を返す。別の例においては、「寄せ集め」と呼ばれるデフォルトスペシャル エージェントは、「バラエティ」のコンテキストテンプレートに一致するセマンティックエンバイロメントの全エージェンシーの無作為な組の結果を示す。
デフォルトスペシャル エージェントは、大半のユーザにとって本発明のインフォメーションナーバス システムに慣れるための手始めの役目を果たすのが好ましい。更に、デフォルトスペシャル エージェントは、ドラッグ&ドロップ、コピー&ペースト、スマートレンズ、ディープインフォメーション等の使用といったスマートエージェントとしての同機能を保持する。
水平型意志決定エージェント−好ましい実施の形態において、次のようなエージェントがユーザとの対話を支援するためにクライアントによって利用される。
● スケジュールエージェント:スケジュールエージェントは特定のユーザがイベントに出席を希望するであろう可能性に基づいてイベントを知的にランク付けする。
● 会議追跡エージェント:会議追跡エージェントは過去に起こった会議の追跡会議の時間が来たことをユーザに知的に告知する。インファレンスエンジン(以下を参照)は、追跡会議を正当化するに十分な変化が起こったかどうかを判断するために関連する意味論的活動を監視する。ユーザは(新しい文書、参加希望の新しい人等の)関連のある知識の変更を見つけ出すために、以前の会議をインフォメーションオブジェクト ピボットとして使うのが好ましい。
● 作業追跡エージェント:作業追跡エージェントは(文書を読む、カレンダーにイベントを追加する等)ユーザが行う作業に応じてユーザに推薦を送信する。エージェントは、ユーザが一定の追跡を持っていることを確実にする。推薦はユーザのプロファイルに基づいて、及びエージェントは推薦を判断するために協調フィルタリングを使用することが好ましい。
● 顧客追跡エージェント−顧客追跡エージェントは、顧客活動に基づいてユーザに通知を送信する。エージェントは(ユーザからの受信電子メール、ユーザサービスの役に立つかもしれない新しい文書等に基づいて)ユーザの注意が必要な時を知的に判断する。
パブリックエージェント対ローカルエージェント−エージェンシー管理者によって作成されるエージェントは「パブリックエージェント」である。ユーザによって作成され管理されるエージェントは「ローカルエージェント」である。ローカルエージェントは、エージェンシーXMLウェブサービスのURLの参照を含むSQML経由の遠隔エージェンシーを参照することができる。またはローカルメタデータ格納でKISのローカル実現値を実行するローカルエージェンシーに参照することもできる。
保存したエージェント−ユーザのマイエージェントリスト−好ましい実施の形態において、ユーザは呼び出されたエージェントのコピー、またはローカルエージェントとしての照会結果のコピーを保存できる。例えば、ユーザは意味論的に関係照会を生成するために、自己のハードドライブ上の文書をエージェントのフォルダにドラッグ&ドロップできる。ユーザはその結果を「Documents.Technology.Wireless.RelatedToMyDocument」と名付けたエージェントとして保存できる。これは後でユーザがそのエージェントまでナビゲートして個人化された意味論な照会を表示できる。ユーザはそれから、そのエージェントを使って個人的な新規エージェントの作成の等ができる。個人的なエージェントは、エージェンシーに「公開する」こともできる。他のユーザがそのエージェントを発見して、会員登録できるようにすることが好ましい。
好ましい実施の形態において、ローカルエージェントは意味論に関係照会結果が表示された際には必ず、クライアント上に現れる「エージェントとして保存」ボタンによって作成される。これはユーザが新しい文書を保存するのに似ている。エージェントが保存されると、ユーザのマイエージェントリストに追加される。エージェントは、ホスト先のエージェントの意味論的ドメインに基づいて意味論的な照会に対応する。本質的にエージェントへの意味論的な照会は、エージェントが「照会を理解している」かどうかをたずねるのに似ている。エージェントは「理解力」の及ぶ限りで照会に応答する。更なる説明として、「人」を管理するエージェントは、文書のエキスパートを求める意味論的な照会に対して、意味論的ドメイン内の人とそのドメインでのカテゴリとの独自で内部マッピングに基づいて応答する。
あるいは、システムのクライアントは非意味論的な照会を使うように設定することもできる。この場合、エージェンシーは照会用に抽出されたキーワードを使う。すべてのエージェントは非意味論的な照会をサポートする。意味論的ドメインに属するエージェンシー上のエージェントのみが、意味論的な照会をサポートするのが好ましい。言い換えれば、意味論的検索は検索に格下げとなる。
各エージェントは「スマート」かどうかを示す属性を持つ。スマートエージェントは、エージェンシーが意味論的ドメインに属するのであればエージェンシー上に作成されるのが好ましい。更に、スマートエージェントのみが完全に「理解する」オブジェクトを返す。好ましい実施の形態において、エージェンシーがインストールされる際に、エージェンシー管理者がインストールの選択をすることもできるデフォルトのスマートエージェントがあり、以下がそれに含まれる。
● All.Understood.All
● Documents.Understood.All
● Email.Understood.All
例えば、Email.Understood.All はエージェンシーがその意味論的ドメイン(またはオントロジ)に基づいて意味論的に理解できる電子メールのオブジェクトのみを返す。
本発明は、ユーザがすべてのオブジェクトの表示とエージェンシーが理解するオブジェクトのみの表示を行う機能を含むことが好ましい。
サーチエージェント−サーチエージェントは、検索文字列で初期化されたエージェントである。好ましい実施の形態において、起動時にクライアントは検索要求を発行する。サーチエージェントは、以下を含むセマンティックエンバイロメントの任意の部分の検索ができるように設定することができる。
● 頻繁に使用するエージェント
● 最近使用したエージェント
● 最近作成したエージェント
● お気に入り
● すべての [保存した] エージェント
● 削除したエージェント
● ローカルエリアネットワーク上のエージェント
● グローバルエージェンシー ディレクトリ上のエージェント
● ユーザがカスタマイズしたエージェンシーのディレクトリ上のエージェント
● 全セマンティックエンバイロメントにあるすべてのエージェント
クライアントはサーチエージェントの範囲に基づいて検索要求を発行する。ユーザが、全セマンティックエンバイロメントを網羅する検索の希望を指示すると、クライアントは、セマンティックエンバイロメント マネージャ(以下を参照のこと)にある全エージェントと、ローカルエリアネットワーク、グローバルエージェンシー ディレクトリ、及びユーザがカスタマイズしたエージェンシーディレクトリ上にある全エージェントに要求を出す。
サーバ側のフェイバリットエージェント−他の実施の形態においては、エージェンシーはユーザ状態のサポートのフェイバリットエージェントをサポートする。現在のウェブで類似した状況では、ウェブサイトがユーザに好みのリンク、銘柄等のカスタマイズを可能にする。最初に照会を行うと、エージェンシーはデフォルトエージェントと(ユーザ状態が存在すれば)呼び出し側ユーザのフェイバリットエージェントの両方を表示する。
スマートエージェント−スマートエージェントは、XMLウェブサービスを経由したエージェンシーを参照する構造化された意味論的な照会をカプセル化する単独型エージェントである。好ましい実施の形態において、クライアント上のユーザは、「エージェントを開く」ダイアログを経由してセマンティックエンバイロメントの参照ができる「スマートエージェントの作成」ウィザードで、スマートエージェントを作成・編集して、指定のエージェンシーからのリンクを追加できる。本質的に、これはユーザインターフェースからSQML照会を作成するユーザに相当する。好ましい実施の形態において、ユーザインターフェースは同じエージェンシーのリソースからのリンクの追加のみが可能になる。しかしながら、ユーザは(できれば異種のエージェンシーの)スペシャルエージェントとブレンダーに加えて、複数エージェンシーにわたって同じカテゴリのエージェントを作成できる。ユーザインターフェースは、スマートエージェントが現在の照会を同じエージェンシーを参照にすることを条件として、ユーザは既存スマートエージェントをインフォメーションオブジェクト ピボットとして使いリンクを追加できる。図16は、リンク(述語)のテンプレート、リンク自体、及びオブジェクト選択用のユーザインターフェース制御を持つ「エージェントを開く」ダイアログを示した好ましい実施の形態である。図17〜図19は、「エージェントを開く」ダイアログに関連するセマンティックエンバイロメントのツリービューを例示する図である。図17は、ユーザがセマンティックエンバイロメントを参照してエージェントを開くことができるようにする「エージェントを開く」ダイアログを示す。図18は、セマンティックエンバイロメントでエージェンシーをナビゲートする方法と「スマートプレビュー」ビューがある「エージェントを開く」ダイアログを示す。図19は、セマンティックエンバイロメントからエージェントを開くために、またはダムエージェントを作成することによって、セマンティックエンバイロメントに(ファイルシステム等からの)普通の情報を取り込むために新しい選択肢を示しているツールバー上にある「開く」ツールを示す。
リンクのテンプレートによって本質的に、ユーザが事前定義済みフィルタを使って現在のオブジェクトタイプの述語をナビゲートできる。したがってユーザはオブジェクトタイプのすべての述語に目を通さなくてもすむ。リンクテンプレートの例としては以下の通りである。
● すべて
● 最新ニュース(「最後に掲示された」等、時間への敏感さを参照するリンク)
● カテゴリ化
● 確実である(非確率的なリンク)
● 有望である(確率的なリンク)
● 注釈付加
好ましい実施の形態において、「エージェントを開く」ダイアログは、ユーザにオブジェクトの「リンク先」の選択を可能にする。そして、オブジェクトタイプによっては、ユーザに(例えば、オブジェクトが日付/時刻であればカレンダーコントロールから、テキストであればテキストボックスから、ファイルまたはフォルダのパスであればファイルシステムから等の)オブジェクトの参照を可能にする。ウィザードユーザインターフェースは、ユーザが照会結果のプレビューできる。一時的なSQMLエントリを現在の述語リストを使って作成し、それがウィザードダイアログボックス内のミニブラウザのウィンドウに読み込まれる。ユーザは述語の追加や除去ができ、述語の論理和(“OR”)または論理積(“AND”)のどちらを希望するかの選択肢がある。ユーザインターフェースは重複した述語も調べる。
ユーザがウィザードを使ってスマートエージェントの作成を終えると、スマートエージェントはセマンティックエンバイロメントに追加され、SQMLもまた関連付けたオブジェクトエントリと一緒に保存される。好ましい実施の形態において、ユーザは後でエージェントのプロパティインスペクタ特性シートを使ってスマートエージェントを参照できる。これはユーザに、(名前、記述、作成時刻等の)単純なセマンティックエンバイロメント特性の表示を可能にし、またリソースURL(照会を受けているエージェンシーのXMLウェブサービスへのWSDL URL)と述語リストの表示を可能にする。ユーザは特性シートからのリストを編集できる。
デフォルトスマート エージェント−デフォルトスマート エージェントは、コンテキストテンプレートではなく情報オブジェクトタイプに基づくこと以外は、デフォルトスペシャル エージェントに似ている。一例として、「文書」は、ユーザのセマンティックエンバイロメントに、すべてのエージェンシー上にある全文書を返し、「電子メール」はユーザのセマンティックエンバイロメントにすべての電子メールメッセージを返す、等がある。
スペシャルエージェント−スペシャルエージェントは、コンテキストテンプレートに基づいてユーザにより作成されたスマートエージェントである(以下を参照のこと)。スペシャルエージェントは、特別なエージェントの参照の有無に関わらず、エージェント名で初期化されるのが好ましい。例えば、スペシャルエージェント「Email.Technology.Wireless.All」は、セマンティックエンバイロメントにその名前のエージェントがない場合にでも作成することができる。サーチエージェントと同様に、スペシャルエージェントは、セマンティックエンバイロメントの任意の部分上でその名前で任意のエージェントの検索をする。
好ましい実施の形態において、スペシャルエージェントがユーザによって呼び出されると、クライアントはその名前を持つどんなエージェントでも検索する。もしもその名前のエージェントが見つかれば、クライアントはエージェントを呼び出す。好ましい実施の形態において、ユーザは(必要に応じて)カテゴリのフィラーと、どのエージェンシーに照会するかを指示するコンテキストテンプレートと一致するパラメータを入力する。これらは「エージェントを開く」ダイアログを使って手作業で入力するか、またはユーザが「最近」のエージェンシーと「お気に入り」のエージェンシーのいずれか、または両方の照会を希望するものを指示できる。他の実施の形態においては、ユーザは(必要に応じて)選択したエージェンシーの論理和または論理積のカテゴリを選ぶか、またはグローバルエージェンシー ディレクトリで知られるすべてのカテゴリを選ぶかの選択肢がある。他の実施の形態においては、ユーザは(コンテキストテンプレートとは対照的に)情報タイプと(述語またはカテゴリとは対照的に)検索するキーワードを選択することができる。
デフォルトスペシャル エージェント−好ましい実施の形態において、システムのクライアントはサポートされるすべてのコンテキストテンプレートをマッピングするデフォルトスペシャル エージェントをインストールする。好ましい実施の形態の一例として、デフォルトスペシャル エージェントには以下が含まれる。
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カスタムスペシャル エージェント−ユーザが作成したスペシャルエージェントとは対照的に、カスタムスペシャル エージェントは、スペシャルエージェントが安全で、確実で、及び高性能であることを保証するために特別に開発・署名されたスペシャルエージェントである。本発明は、組織及び開発者がカスタムのブレンダーを作成できるようにプラグイン層を提供する。カスタムのブレンダーの一例は「All.CriticalPriority.All that relates to my most recent documents or email」である。このカスタムのブレンダーは、以下のようにリソースエントリでSQMLファイルにより実装できる。
<resource type= “nervana:url”
agent://all.criticalpriority.all@localhost>
<link predicate= “nervana:relevantto”
type= “nervana:localsemanticref”
recentdocuments >
</link>
<link operator= “or”
type= “nervana:localsemanticref”
recentemail>
</link>
</resource>
好ましい実施の形態において、プレゼンタ(以下を参照)はローカルで「リンク」エントリを解決して、最新の文書または電子メールメッセージに対応するXML引数で目的のリソースへXMLウェブサービス要求を開始する。これにより目的のエージェントはフィルタの起点に関連する意味論を知らずにXMLフィルタで純粋に意味論的な照会への対応に焦点を当てることができる。他の実施の形態においては、上記の例のようなカスタムのブレンダーはデフォルトエージェントである。
垂直型意志決定エージェント−垂直型意志決定エージェントは、垂直型企業のシナリオの意志決定支援を提供するエージェントである。
エージェントスキーマ−エージェントは指定のパラメータ内で動作し、エージェントスキーマを構成する所定の特徴を提示する。エージェントスキーマは、本発明の技術内で変化に富んでおり同様に適用範囲が広い。一例として、本発明の好ましい実施の形態のエージェントスキーマを図20に示す。本発明は特に更なるフィールドの追加を意図する。例えば、カテゴリのURL(またはパス)のフィールドとコンテキストテンプレート名は、(該当する場合は)エージェントが示すカテゴリとコンテキストテンプレートにクライアントとサーバが迅速にアクセスできるように、エージェントスキーマを追加することが可能である。これは(カテゴリ別、文脈別等の)エージェントの異なるビューを提供するのでセマンティックエンバイロメント マネージャにとって有用である。これは(属性及び/または述語で表現された)エージェント用にSQMLでフィールドの存在を補足する。好ましい実施の形態における AgentTypeID を図21に示す。好ましい実施の形態におけるAgentQueryTypeID を図22に示す。
好ましい実施の形態においては、SQL照会の形式が使用される。しかしながら、複数の照会形式、例えば、XQL、XQuery等が本発明の範囲内として意図される。
KIS50は、このスキーマに対応するデータストアで(サーバ側エージェントの)エージェント表をホストすることが好ましい。図23は、本発明のKIS上でサーバ側エージェントの好ましい設定方法を示すエージェント名に対応する意味論的な照会の例を示す。
以下で詳細に説明されるように、エージェントは自己のスキンを含むこともできる。エージェントスキンはXSLTファイルへのURLとして示される。またはフラッシュMXまたはアクションスクリプトに相当するエージェントのスキンのURLが指定されていない場合は、エージェントのオブジェクトタイプ用のデフォルトスキンが使われる。
エージェントの照会の規則−各サーバ側エージェントの照会は、OBJECTID のカラムに戻されるように指定されなければならない。各表は Objects の表を派生オブジェクトタイプ用の表とリンクするのでこのカラムを持っている。Objects と他の表は、以下で詳細に説明する。
各エージェントの照会は副照会、カスケード式の照会、または結合の基本を形成することができるので、各照会はこの形式に従うことが好ましい。一例として、News.All の照会が「SELECT OBJECTID FROM NEWS」(ここで「NEWS」は「ニュース」スキーマを持つニュース記事のメタデータをホストしている表の名前である)として現れるかもしれない。その結果、サーバ10は、この照会を複合照会の一部として使うことができる。例えば、ユーザがエージェント上に文書をドラッグ&ドロップすると、サーバは次のような照会を実行する可能性がある。
SELECT OBJECTID FROM NEWS WHERE OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM SEMANTICLINKS WHERE SUBJECTID IN (50, 67, 89) AND LINKSCORE > 90)
この例は、文書がオブジェクト識別子50、67、及び89で、CATEGORIES の表内のカテゴリに属すると分類されており、0.9のリンクの確率は文書がカテゴリに属することを確定するしきい値である。この例では、文書は News.All の照会のフィルタとして使われ、照会のテキストは複合照会の一部として使われる。
照会用に整合性のある標準を持つことで、意味論的な照会プロセッサに、照会を最終的に表示されるまでマージさせることを可能にする。例えば、意味論的な照会プロセッサの各呼び出しは、どのオブジェクトタイプが結果を返したのかを示さなければならない。そうすると照会プロセッサは、要求されたオブジェクトタイプのスキーマと一致したXML情報を返す。言い換えれば、照会プロセッサは表示用のスキーマ固有の結果を返すのが好ましい。各照会は、(OBJECTID に返すために)意味論的層に格納される。最後の例を使うには、ユーザが News.All エージェントを呼び出した際に、ブラウザはエージェンシーのXMLウェブサービス上にある照会プロセッサを呼び出す。すると照会プロセッサは、照会を呼び出して、次のような「ニュース記事」のオブジェクトタイプでフィルタリングする。
SELECT * FROM NEWS WHERE OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM NEWS)
これはニューススキーマのすべてのフィールドを返す。(プレゼンタ経由の)ブラウザは、エージェントスキンまたはユーザが指定したスキン(これはエージェントのスキンを上書きする)のどちらかのために、XSLT(またはフラッシュMXまたはアクションスクリプト等の提示ツール)を用いて情報を表示する。
照会のバーチャルパラメータ−エージェントの照会には、特別なバーチャルパラメータが含まれているのが好ましい。典型的な例としては‘%USERNAME% が挙げられる。この例では、セマンティッククエリ プロセッサ(SQP)は照会を呼び出す前に、バーチャルパラメータを実引数に解決する。エージェントPeople.MyTeam.All はSQL照会で次のように設定される。
SELECT * FROM USERS WHERE Division IN (SELECT Division FROM USERS WHERE Name LIKE %USERNAME%)
この例でエージェント名は、たとえエージェントがいかなるユーザに適用するとしても「マイチーム」を含む。 %USERNAME% 変数はSQLにより実際の呼び出し側となるユーザの名前に解決される。SQLの呼び出しは次のように解決される。
SELECT * FROM USERS WHERE Division IN (SELECT Division FROM USERS WHERE Name LIKE JohnDoe)
この例で、ジョン ドウ(JohnDoe)は呼び出し元のユーザ名と想定する。
シンプルエージェントの検索−各エージェントは、単純検索機能をサポートする。好ましい実施の形態において、ユーザはインフォメーションエージェントのスマートエージェントを右クリックして、「検索」をクリックできる。これでユーザが検索文字列を入力するダイアログボックスが表示される。これは「nervana:contains」等の関連付けられた述語で適切なSQMLを作成する。本発明は、ユーザが(二者択一的に同じ結果を得ることができる)「スマートエージェントの作成」ウィザードを経て、「テキストを含む」の述語を選択しないで、エージェントの検索(及び、そこからスマートエージェントの作成)を行う簡単で迅速な方法を提供する。
エージェンシーのエージェントビュー−本発明の他の実施の形態は、エージェンシーのエージェントビューを含む。エージェンシーのエージェントビューは、事前定義済み条件に基づいてエージェントのフィルタリングを行う照会である。例えば、エージェントビューの「文書」は、文書の意味論的なクラスオブジェクトを管理するエージェントのみを返す。エージェントビュー「ロイターニュース」は、「ロイター」を発行者としてニュースオブジェクトを管理するエージェントのリストを返す。エージェンシーのエージェントビューは、ユーザにエージェントの中を簡単にナビゲートする方法を提供するために重要である。エージェンシー管理者は、エージェントビューを作成・削除できる。
エージェントの公開及び共有−好ましい実施の形態はエージェントが公開され共有されることを容易にする。これはセマンティックエンバイロメントを、最近のエージェントとフェイバリットエージェント、それらのスキーマ、SQMLバッファ等を含むXML文書にシリアライズすること、及び文書を公開ポイントに公開することにより実装されるのが好ましい。このXML文書は、ローカルの(ユーザが作成した)エージェントの伝達及び共有を円滑にするために同僚、友人等に電子メールで送ることも可能である。これは現在のウェブページが公開される方法とウェブのURLとリンクが電子メール経由でリンクと添付ファイルを送信することにより共有されるやり方に似ている。
2. ナレッジインテグレーション サーバ
ナレッジインテグレーション サーバ(KIS)50は、システム10のサーバ側の心臓部である。KISは、意味論的にデータを複数の多様な情報源から意味ネットワークに統合し、ネットワークへのアクセスを提供するエージェントをホストする。KISはまた、クライアントにエージェント経由の意味ネットワークへのアクセスを提供するための意味論的XMLウェブサービスをホストする。ユーザにとって、KISの設定はエージェンシーとして考えることもできる。KISは次の特性で初期化されるのが好ましい。
● エージェンシー名−エージェンシーの名前(例:「ABC」)
● エージェンシーフレンドリーネーム−エージェンシーのフルネーム(例:「ABCコーポレーション」
● エージェンシー記述−エージェンシーの記述
● エージェンシーのシステムユーザ名−エージェンシーのユーザ名。各エージェンシーはインストールされたエンタープライズ(またはウェブサイト)のディレクトリ上のユーザによって示される。システムのユーザ名は、(どのユーザが文書、電子メール及び注釈付加をエージェンシーに公開するかを通して)システムの受信トレイをホストするのに使われる。認証用にエージェンシーは、システムのユーザアカウントにアクセスのあるサーバ上にインストールされなければならない。
● エージェンシーの認証サポートのレベル−エージェンシーがユーザの認証をサポートまたは要求をするかどうかを示す。エージェンシーは(すべてのユーザにオープンで、ユーザ状態を持っていない場合は)認証をサポートしない、認証をサポートするが必要としない、認証を必要とする、に設定することができる。認証を必要とする設定では、認証暗号化のタイプが示されているのが好ましい。
● エージェンシーのユーザディレクトリのタイプ−エージェンシーがユーザを認証するのに使うユーザディレクトリのタイプと、エージェンシーがユーザ情報をどこから得るかを示す。例えば、これはLDAPディレクトリ、マイクロソフトのエクスチェンジ2000ユーザディレクトリ、またはウィンドウズ2000アクティブディレクトリ上のロータスノーツユーザディレクトリ等であってもよい。
● エージェンシーのユーザディレクトリ名−(マイクロソフトのエクスチェンジ2000サーバ名等)のエージェンシーのユーザディレクトリのサーバ名を示す。
● エージェンシーのユーザドメイン名−これは認証のためのユーザドメイン名を示す。このフィールドは任意選択で、エージェンシーが認証をサポートする場合にのみ含まれる。
● エージェンシーのユーザグループ名−これは認証のためのユーザグループ名を示す。例えば、エージェンシーは「米国従業員」のドメイン名と「マーケティング」のグループ名で初期化することができる。その場合、エージェンシーは、ユーザがそのユーザグループの会員であることを確認するためにユーザ名を調べてから、ユーザディレクトリのタイプで示されたユーザディレクトリ認証符号に認証要求を転送する。呼び出し側のユーザが、そのユーザグループの会員でない場合、認証要求が拒否される。このフィールドはエージェンシーが認証をサポートする場合にのみ有効である。
● データストア接続名−これはデータベースストアの接続名を示す。これは例えば、ウィンドウズ上のODBC接続名(またはJDBC名等)として表すことができる。KISは表の格納、更新、及び管理をするために接続名によって参照されたデータベースを用いる(以下を参照)。
・ 動的特性の評価−エージェンシーのXMLウェブサービスは、サーバが現在サポート、または「理解する」意味論的ドメインのパスのリスト等の、動的特性を返すためのメソッドを公開するのが好ましい。これはユーザにサポートされている意味論的ドメインパス、またはオントロジ/分類学を使ってクライアント上でエージェンシーの参照を可能にする。
図24を参照にして示すように、KIS50は、意味ネットワーク52、セマンティックデータ ギャザラー54、セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー56、インファレンスエンジン58、セマンティッククエリ プロセッサ60、自然言語パーサ62、イーメールナレッジ エージェント64、及びナレッジドメイン マネージャ66、の主要構成要素を含むことが好ましい。
a. 意味ネットワーク
意味ネットワークはKISにおいて中核となるデータの構成要素である。意味ネットワークは、データベース表を経由して意味論的な方法、本発明で定義されたスキーマのオブジェクトを一緒にリンクする。意味ネットワークは、スキーマとセマンティックメタデータ ストア(SMS)で構成される。意味ネットワークは、オブジェクトとセマンティックリンクの2つのデータスキーマで構成されるのが好ましい。追加的なデータスキーマは、システム要求仕様とエンタープライズのニーズに基づいて含むことができる。SMSは、すべての意味論的データがデータベース表を経由して格納され更新される(SQLサーバ、オラクル、DB2等の)標準データベースが好ましい。SMSは各主要オブジェクトタイプの表を含むことが好ましい(以下で説明する)。
一例として、図25は本発明のビジネスユーザと知識の取得、管理、伝達、及び提示の多種の情報源と結果との間の関係を示すエンタープライズ環境向けの意味ネットワークを例示する図である。
Objects− Objects の表は、意味ネットワークのすべてのオブジェクトを含む。「Object」はすべての意味論的オブジェクトタイプが生成される「基本クラス」として考えることができる。Object のタイプの好ましいスキーマを図26を参照にして示す。ObjectID は、意味ネットワークのオブジェクトをタグ付けする一意の識別子である。システムの各オブジェクトは、Object スキーマの拡張子であるスキーマを持つ。あるいは、(文書、電子メール、イベント等の)意味論的オブジェクトタイプは ObjectID のフィールドのみを持つ。照会が呼び出されると、照会プロセッサは最終結果を形成するために Object の表と固有の意味論的表から情報を集約することができる。(各スキーマを Object スキーマの拡張子として持つ)前者のアプローチは結合を避けるのでランタイムのパフォーマンスが向上する。しかしながら、後者のアプローチは計算処理的には高価であるが、ストレージの無駄が少ない。ObjectTypeID は「documents\documents」、「documents\analyst briefs」、及び「events\meetings」等のオブジェクトタイプの階層を記述する文字列に解決する数値であることが好ましい。
SourceID は、オブジェクトが収集されるセマンティック データアダプタ(SDA:Semantic Data Adapter)用の識別子を指す。セマンティックデータ ギャザラー(SDG)は、この情報をオブジェクトが取得されるSDAからの状況情報を要求することでオブジェクトが依然として存在するかどうかを定期的に調べるために使う。
SemanticLinks−SMSは意味論的なリンクを格納する SemanticLinks スキーマ(及び対応するデータベース表)を含むのが好ましい。これらのリンクは、SMSにある他のデータ表のオブジェクトを注釈付加し、意味ネットワーク用のデータモデルを構成するのが好ましい。各意味論的なリンクは、意味論的なリンクのIDを持つことになる。SemanticLinksの表は、図27を参照にして示すフィールド名とタイプを含むことが好ましい。SubjectID と SubjectTypeID は、リンク元のオブジェクトのオブジェクトIDとオブジェクトタイプIDである。ObjectID と ObjectTypeID は、リンク先のオブジェクトのオブジェクトIDとオブジェクトタイプIDである。LinkScore は、0から100の範囲が望ましく、確率としてリンクの意味論的強度を示す。これらのフィールドは、例示的なものであって、特定のオブジェクトタイプ及びユーザが所望する意味論的なリンクに基づいて更なる述語を意図する。本発明の好ましい実施の形態は、図28に示した述語タイプIDを提供する。本発明は更なる述語タイプIDの追加を意図する。
一例として、意味論的なリンクの「スティーブはパトリックに直属する」は Users 表にあるスティーブのIDに対応する主題ID、PREDICATETYPEID_REPORTSTO の述語タイプ(以下の表を参照のこと)、Users 表にあるパトリックのオブジェクトID,(「真理」であり、リンクは確率的でないこと示す)リンクスコア100、及びリンクを修飾する Reference Date 表に表現されることになる。
KISは(SMS経由で)各オブジェクトタイプのデータベース表を作成、更新、及び管理する。以下は、好ましいプライマリ、及び派生オブジェクトのタイプを列挙したものであるが、これがすべてではない。
・ Person(人)
・ User(ユーザ)
・ Customer(顧客)
・ Category(カテゴリ)
・ Document(文書)
・ Analyst Brief(アナリスト要約)
・ Analyst Report(アナリストレポート)
・ Case Study(ケーススタディ)
・ White Paper(ホワイトペーパー)
・ Company Profile(会社の概要)
・ E-Book(eブック)
・ E-Magazine(eマガジン)
・ Email Message(電子メールメッセージ)
・ Email Annotation(電子メール注釈付加)
・ Email News Posting(電子メールニュースへの投稿
・ Email Distribution List(電子メール配信リスト)
・ Email Public Folder(電子メールの共有フォルダ)
・ Email Public Folder Newsgroup(電子メールの共有フォルダのニュースグループ)
・ News Article(ニュース記事)
・ Event(イベント)
・ Meeting(会議)
・ Corporate Event(会社のイベント)
・ Industry Event(業界のイベント)
・ TV Event(テレビのイベント)
・ Radio Event(ラジオのイベント)
・ Print Media Event(活字メディアのイベント)
・ Online Meeting(オンライン会議)
・ Arts and Entertainment Event(アート及び娯楽イベント)
・ Online Course(オンライン講座)
・ Media(メディア)
・ Book(書籍)
・ Magazine(雑誌)
・ Multimedia(マルチメディア)
・ Online Broadcast(オンラインブロードキャスト)
・ Online Conference(オンライン会議)
オブジェクトタイプは階層パスとして表現されるのが好ましい。パスは例えば、「events\meetings」を「修飾した Meetings」で拡張して「events\meetings\company meetings」のように展開できる。このスキーマモデルは無制限に拡張及び設定可能である。
バーチャルインフォメーション オブジェクトタイプ−バーチャルインフォメーション オブジェクトタイプは、個別のオブジェクトタイプへのマッピングは行わないが、意味論的にユーザにとって興味のあるオブジェクトタイプである。一例としては、「Email」オブジェクトタイプから派生する「Customer Email」オブジェクトタイプがある。このオブジェクトタイプは、個別のスキーマを持たず結果としてKIS上のSMSに個別の表を持たないことで「バーチャル(仮想)」である。むしろ「Email」オブジェクトタイプから派生するので、SMS上の「Email」表を使う。個別のオブジェクトタイプではないが、ユーザはまるで個別のように「Customer Email」の参照と検索に興味を持つことになる。
好ましい実施の形態において、仮想オブジェクトタイプはSMS上の該当する表にメタデータを格納することで実装される(この場合は「Email」から派生したオブジェクトタイプなので「Email」表に格納される)。しかしながら、オブジェクトタイプの照会の解決は、個別のオブジェクトタイプ用の通常の照会とは異なって行われる。サーバSQPが、(「Customer Email」等の)仮想情報オブジェクトタイプ用の(XMLウェブサービスを経由した)意味論的な照会要求を受信すると、オブジェクトタイプを一緒に形成する表を結合させることで要求を解決する。例えば、好ましい実施の形態において、「Customer Email」の場合サーバは次のようにSQL副照会で照会を解決する。
SELECT OBJECTID FROM EMAIL WHERE OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM CUSTOMERS WHERE EMAILADDRESS IN (SELECT EMAILADDRESS FROM EMAIL)
この照会は、「Customers 表内にも存在する電子メールアドレス値を持つ Email 表からすべてのオブジェクトを選択する」に相当する。これは「Customer Email」が顧客による送信、または受信である電子メールを参照すると想定する。仮想オブジェクトタイプの他の定義も可能で、照会の解決は定義と一貫していることが好ましい。SQPは「Customer Email」のすべての照会にこの副照会を適用するのが好ましい。この副照会は本質的に、顧客からの電子メールメッセージ用に Email 表をフィルタリングする。これにより実際に存在しないのに、「Customer Email」が存在するような幻想でユーザに所望の結果を送信する。
本発明は各オブジェクトタイプと関連付けられた多種のスキーマを意図する。本発明と同程度の応用性を持つ他のスキーマが開発中である。「Document」スキーマは例えば、ダブリンコア(Dublin Core)スキーマ http://www.cis.ohio-state.edu/cgi-bin/rfc/rfc2413.html) 及び他の業界標準のスキーマからフィールドを拡張することができる。また別な例として「News Article」のスキーマは NewsML スキーマ (http://www.newsml.org) の拡張であってもよい。一例として、本発明にしたがって作られた好ましいユーザオブジェクトのスキーマを図29を参照にして示す。すべてのスキーマは同一のサブセットとしてオブジェクトスキーマのフィールドを持つことが好ましい。MailingAddressTypeID は、図30に参照にして示すような User(人)のユーザオブジェクトスキーマと関連付けられたものが好ましい。
一例として、本発明にしたがって作られた好ましいカテゴリオブジェクトのスキーマを図31に示す。
一例として、本発明にしたがって作られた好ましい文書オブジェクトのスキーマを図32に示す。「DocumentCategory」のフィールドは、KIS自体によって管理される意味論的カテゴリを参照するのではなく、(ドキュメントデータソースによって)文書でタグ付けされた専有のカテゴリを参照する。「DocumentFormatTypeID」のフィールドは文書タイプを参照する。図33に示すのは、好ましい実施の形態の活字メディアタイプ ID であり、図34に示すのは好ましいFORMATTYPEID である。
一例として、本発明にしたがって作られた好ましい電子メールメッセージリストのオブジェクトのスキーマを図35を参照にして示す。電子メールの優先度は、低、中、高の優先度に相当する0、1、2が好ましい。EmialTypeID はEMAILTYPEID_EMAIL、EMAILTYPEID_NEWSPOSTING、及びEMAILTYPEID_EMAILANNOTATION(値は1,2,3)を含むことが好ましい。本発明の好ましい実施の形態の、電子メールの配信リストと電子メールの共有フォルダのオブジェクトのスキーマをそれぞれ図36と図37に示す。好ましい実施の形態において、PublicFolderTypeID は図38に示すものが含まれる。
一例として、本発明にしたがって作られた好ましいイベントオブジェクトのスキーマのメッセージリストのオブジェクトスキーマを図39を参照にして示す。図40は、本発明の好ましい実施の形態のイベントタイプを示す。
一例として、本発明にしたがって作られた好ましいメディアオブジェクトのスキーマのメッセージリストのオブジェクトスキーマを図41を参照にして示す。図42は、本発明の好ましい実施の形態のメディアタイプを示す。
一例として、図43〜図45は本発明の好ましい実施の形態におけるオブジェクトのカテゴリ化と活用方法を示す追加的な例である。図43は、ルートオブジェクトのコンテナタイプを示す。図44は、修飾オブジェクトタイプの階層スキーマを示す。図45は、ネイティブなコンテナのオブジェクトタイプの述語の例を示す。Person と Customer のタイプ以外の全タイプは、ルートタイプ「すべての情報(All Information)」からすべての述語を継承することが好ましい。本発明は、すべて;最新ニュース;カテゴリ化、作成者;注釈付加;確実なリンク;有望なリンク;及び人気のある、を例として含むネイティブなコンテナオブジェクトタイプの述語テンプレートを提供する。
b. セマンティックデータ ギャザラー
好ましい実施の形態において、セマンティックデータ ギャザラー(SDG)はSMSを経由して意味ネットワークで入力の追加、取り外し、及び更新の役目を持つ。SDGはXMLウェブサービス参照のリストで構成される。これらは情報源抽象化層(ISAL)を形成する。各参照はデータソースアダプタ(DSA)経由でデータを収集するように初期化される。データソースアダプタは、指定のオブジェクトタイプ用にローカル、または遠隔の意味論的データソースから情報を収集するXMLウェブサービスである。それはデータソースでオブジェクトエントリに対応するXMLを返す。すべてのDSAは、XMLデータを収集するSDGを経由して同じインターフェースをサポートするのが好ましい。このインターフェースは以下のメソッドを含む。
・ 指定の開始索引と終了索引(例:オブジェクト0〜49)用オブジェクトのXML形式メタデータを取得する。
・ (DSAタイムクロック上の)ある特定の日付/時刻以後、追加または削除されたオブジェクトがないかを調べる。
・ (DSAタイムクロック上の)ある特定の日付/時刻以後の、追加または削除されたオブジェクトのXML形式メタデータを取得する。
・ (引数として渡される)オブジェクトのXML形式メタデータを検査することで、意味論的データソースにオブジェクトがまだ存在するか、しないかを調べる。
DSAのXMLウェブサービスへの各呼び出しがステートレスであれば、APIはできれば、要求を修飾するコマンドパラメータを持つ文字列を経由して情報を含むべきである。例えば、電子メール受信トレイ用のDSAは、収集される対象の受信トレイのユーザ名等のラメータを含む。ウェブサイト、または文書格納用のDSAは、URL上の情報またはクロールするディレクトリのパスを含まなければならない。
各DSAは、オブジェクトタイプのスキーマに情報を取得することが要求される。DSAはある特定のオブジェクトタイプ用に実装されなければならないので、DSAに収集の呼び出しを開始したときに、SDGはXMLにそのオブジェクトタイプのスキーマを予期する。
SDGは、SMS(意味ネットワーク)のすべてのデータベース表の完全性と整合性を管理する役目を持つ。この実施の形態において、SDGは意味ネットワークマネージャ(SNM:Semantic Network Manager)とも呼ばれる。データベース表には重複したり、または古いエントリを含まないことが好ましい。SDGは、オブジェクトのタイプのそれぞれの意味論が理解される既知のスキーマでオブジェクトを取得するので、SDGはそれにしたがって表の整合性を管理する。例えば、SDGは重複する Document のXML形式メタデータを DOCUMENTS の表に追加しないことが好ましい。SDGは重複していないか調べるのに文書の意味論を使う。好ましい実施の形態において、これは作成者名、作成日時、ファイルパス等を比較することで行われる。SDGは(EVENT、CUSTOMERS 、NEWS 等の)他の表もこの検査を行う。例えば、SDGはタイトル、場所、日付/時刻を調べることでイベントの冗長検査を行う。他の表も同じように管理される。SDGは変更されたデータベース表のオブジェクトも更新する。
またSDGはデータベース表の整理の役目を持つことが好ましい。SDGは、DSAが管理する各表にオブジェクトのすべてがまだ存在するかどうかを判断するために、定期的にDSAに照会を行う。例えば、文書を取得するDSAには、SDGはXML形式メタデータをDSAウェブサービスに渡してオブジェクトがまだ存在するかを照会する。DSAは文書のURLを開く試みを行う。文書がもはや存在しないのであれば、DSAはそれをSDGに示す。SDGではなく、個々のDSAが、データソース固有のセキュリティ制限を避けるためにオブジェクトの検証の役目を持つ。例えば、ローカルのリソースへの遠隔からのアクセスを妨げるデータソースの制約が存在するかもしれない。そのような場合には、(できればデータソースに対してローカルで実行される)DSAのXMLウェブサービスのみがそのデータソースへのアクセスを持つ。あるいは、いくつかのDSAが、SDGと他のサーバの構成要素と平行してエージェンシーのサーバ上で実行して、データを遠隔から取得する可能性がある。
DSAにオブジェクトの検証を処理させると、DSAは、SDGがオブジェクトがまだ存在するかどうかを調べるために各データソースの開き方の詳細を認識しないようにするので、付加的な効率性とセキュリティを提供することにもなる。DSAは、(データソースからXMLデータを取得するためデータソースに固有のコードを持っているので)これを認識する必要があるので、DSAがこのタスクを処理することは適切なことである。
SDGは、DSAのXMLウェブサービスのURLを示唆する収集リストを管理することが好ましい。KIS管理者は、SDG収集リストからDSAエントリを追加、削除、及び更新することができる。各収集リストエントリは次の通りに設定されていることが好ましい。
1. DSAの名前とXMLウェブサービスの参照。これは本質的にデータソース、オブジェクトタイプ、(WSDLウェブサービスのURL等の)DSAを実装するXMLウェブサービスへの参照の組み合わせを指す。例として以下が含まれる。
a. マイクロソフトのエクスチェンジ2000電子メールDSA−このDSAは、マイクロソフトのエクスチェンジ2000の受信トレイまたは共有フォルダから電子メールのXML形式メタデータを収集する。
b. マイクロソフトのエクスチェンジ2000カレンダーDSA−このDSAは、マイクロソフトのエクスチェンジ2000カレンダーから、イベントのXML形式メタデータを収集する。
c. マイクロソフトのエクスチェンジ2000ユーザDSA−このDSAは、マイクロソフトのエクスチェンジ2000ディレクトリから、ユーザ/人のXML形式メタデータを収集する。
d. マイクロソフトのエクスチェンジ2000電子メール配信リストDSA−このDSAは、マイクロソフトのエクスチェンジ2000ディレクトリから、電子メールの配信リストメタデータを収集する。
e. ロータスノーツの受信トレイ−このDSAは、ロータスノーツの受信トレイ、または共有フォルダから、電子メールのXML形式メタデータを収集する。
f. シーベル(Siebel)のCRMデータベース−このDSAは、シーベルのCRMシステムから、顧客のXML形式メタデータを収集する。
g. ウェブサイト−このDSAは、ウェブサイトから、文書のXML形式メタデータを収集する。
h. ファイルディレクトリまたは共有−このDSAは、ファイルディレクトリまたは共有から、文書のXML形式メタデータを収集する。
i. サバ(Saba)E−LearningのLMSのレポジトリ−このDSAは、サバラーニング管理システム(LMS)のレポジトリから、電子学習のXML形式メタデータを収集する。
j. マイクロソフトのシェアポイントドキュメントDSA−このDSAは、マイクロソフト シェアポイントのサーバワークスペースから、文書のXML形式メタデータを収集する。
k. ロイターニュースのレポジトリ−このDSAは、ロイターニュース記事のレポジトリから、ニュース記事のXML形式メタデータを収集する。
2. DSA収集エントリの記述
3. DSA用の初期化情報を示す文字列
4. 収集スケジュール−これはXML形式メタデータを収集するために、SDGがDSAを「クロール」する頻度を示す。
好ましい実施の形態において、エージェンシーはユーザディレクトリのドメインとグループ名で初期化される。この場合、SDGはユーザディレクトリのDSA用の収集リストエントリを自動的に行うことが好ましい。例えば、エージェンシーがドメイン名「Foo」とアドレス帳またはグループ名「全員(Everyone)」で、エクスチェンジ2000のユーザディレクトリで設定される場合、SDGは(これらのパラメータで初期化された)エクスチェンジ2000のユーザDSAで収集リストエントリを作成する。または、エージェンシーは(マイクロソフトのエクスチェンジ、またはロータスノーツ等の)任意の電子メールアプリケーションサーバからユーザディレクトリを取得するように設定することができる。SDGは、システムユーザ(及び以下に説明するイーメールナレッジ エージェント)用に、電子メール受信トレイとカレンダーDSAの収集リストエントリを初期化する。この3つの収集リストエントリのDSA(ユーザ、受信トレイ、カレンダー)はデフォルト値に初期化される。受信トレイは、エージェンシーの電子メールの投稿と注釈付加の格納に、カレンダーDSAはユーザによってエージェンシーに投稿されたイベントの格納に使用されるのが好ましい。他のカスタムのDSAは、エージェンシー管理者によって追加することができる。
更にSDGは、データソースからまたはデータソースに、オブジェクトが追加、または削除されたことをSDAが報告した最終時刻を追跡する。この日付/時刻の情報はSDAの刻時機構に基づくことが好ましい。新しいまたは削除されたデータがあることをSDAが報告するごとに、SDGはSDA用のエントリに日付/時刻の情報を更新し、SDAにある新しいまたは削除された情報を収集する。次にSDGはデータベース表を更新する。
SDGはSDAから受信するXML情報を、本発明の意味ネットワークにマッピングすることが好ましい。SDGは、SMS内のデータベース表にすべてのXML形式メタデータを格納する。更に、SDGはSDAから受信したXMLを解析して、必要に応じて意味論的なリンクを固有のXMLフィールドにマッピングする。オブジェクトを一緒に「リンクさせる」情報がXMLに含まれる場合は、SDGは意味論的なリンクを追加または更新する。例えば、電子メールのオブジェクトのスキーマは「差出人(From)」、「宛先(To)」、「CC(カーボンコピー)」、「BCC(ブラインドカーボンコピー)」及び「添付ファイル(Attachments)」のフィールドを含むことが好ましい。「差出人」、「宛先」、「CC」、「BCC」のカラムでは、XMLのフィールドは(「;」または「,」またはスペースのような区切り文字で区切られた)電子メールアドレスを参照する。「添付ファイル」のカラムでは、このフィールドは(「,」等の区切り文字で区切られた)電子メールのメッセージに添付されたファイルのファイルパスを参照する。この生XMLは他のカラムと一緒に、EMAIL のデータベース表に格納される。更にSDGは、電子メールオブジェクトのフィールドを解析し、これらのフィールドのコンテンツで識別される他のオブジェクトと意味論的なリンクを追加する。例えば、「宛先」のフィールドが john@foo.com を含み、添付ファイルのフィールドに c:\foo.doc, c:\bar.doc の文字列が含まれている場合、SDGは電子メールを以下のように処理する。
1. 電子メールのアドレスjohn@foo.com.を持ち USERS 表のオブジェクトを検索する。また、差出人、宛先、CC、及び BCC のフィールド内の電子メールのアドレスで、他の USER オブジェクトを検索する。
2. オブジェクトが見つかったら、サブジェクトと適切な述語のタイプIDとして、電子メールオブジェクトIDのある、SEMANTICLINKS の表に意味論的リンクエントリを追加する。この場合、述語のPREDICATETYPEID_CREATOR は電子メールのメッセージの差出人を指す。述語のPREDICATETYPEID_SENTTO は、電子メールのXML形式メタデータの「宛先」のフィールドのコンテンツによって参照される、電子メールのオブジェクトと USER のオブジェクトをリンクするのに使われる。述語のPREDICATETYPEID_COPIEDTO とPREDICATETYPEID_BLINDCOPIEDTO は類似の方法で「CC」と「BCC」のフィールドのオブジェクトをリンクするのに使われる。
添付ファイルでは、SDGは添付された文書のXML形式メタデータを抽出する。ファイルパスを持つXMLオブジェクトがSMS(言い換えれば意味ネットワーク)にすでに存在する場合、SDGはメタデータを更新する。XMLオブジェクトがまだ存在しない場合、SDGはXML形式メタデータで新しい文書オブジェクトを作成する。SDGは、件名として電子メールオブジェクト¥ID、件名として新しい文書オブジェクトID、及び述語のPREDICATETYPEID_ATTACHEDTO を持つ SEMANTICLINKS 表にエントリを追加する。これによって、ユーザは、電子メールのメッセージからその添付ファイルにナビゲートして、そして、添付ファイルを、例えばスマートレンズ等の意味論的ツールを使って意味ネットワークを引き続き参照するためのピボットとして使用できるようにする(以下で説明する)。
XMLのフィールド内エントリと一致するユーザオブジェクトが見つからない場合、SDGはイベントにオブジェクトを作成しない。ユーザが手作業でエージェンシーに追加される場合には、SDGは Directory SDA から情報を収集することが好ましい。エージェンシー管理者は、エージェンシーの特性上のユーザグループを経由して、エージェンシーにユーザを追加することが好ましい。
以下は生の電子メールのXML形式メタデータを、意味ネットワークにマッピングした一例である。
<email from=“john@foo.com“
to=“nosa@nervana.net“
cc=“steve@nervana.net“
bcc=“patrick@nervana.net”
subject=“Meeting this Friday”
body=“Let us meet on Friday at 2pm”
attachments=“c:\foo.doc; c:\bar.htm” >
</email>
以上は図46のオブジェクトグラフに変換される。
c. セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー
セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー(CC)はSDGによって行われる整合性検査を補足する。上記で説明したように、SDGは重複したエントリが(多種のデータソースから)意味ネットワークに追加されるのを妨ぐことにより、データベース表の完全性を保持する。CCはまた、OBJECTS と SEMANTICLINKS 表の整合性を確実にする。CCは各オブジェクトがネイティブな表に存在することを確実にするために、OBJECTS 表を定期的に調べることが好ましい(OBJECTID のフィールドの値を調べることが好ましい)。例えば、OBJECTS 表にある文書オブジェクトのエントリが、(同じオブジェクトのIDを持つ)DOCUMENTS の表に存在することが好ましい。(DOCUMENTS、EVENTS、EMAIL 等の)ネイティブな表に対応しない OBJECTS 表内のオブジェクトは、CCにより除去され、その逆も行われる。
CCはまた SEMANTICLINKS 表の整合性を保持する役目を持つ。この表の意味論は、「サブジェクト(「リンク元」」またはオブジェクト(「リンク先」)のどちらかが存在しない場合には、意味論的なリンクは存在しない」であることが好ましい。これを説明するために、例えばオブジェクトAは、オブジェクトBに述語Pでリンクされており、AまたはBが削除された場合、そのリンクは削除されるべきである。CCは SEMANTICLINKS の表を定期的に調べる。任意のサブジェクト、またはオブジェクトが削除された場合、CCは意味論的なリンクエントリを削除する。
整合性検査は、KIS自体にあるコードで、またはストアード プロシージャ、またはデータベースレベルでの制約として実装してもよい。
d. インファレンスエンジン
インファレンスエンジンは、意味ネットワークに意味論的なリンクを追加する役目を持つ。インファレンスエンジンは、持続的な意味論的活動に基づいた意味論的なリンクを追加するために、一組のヒューリスティック手法から成るインファレンスルールを採用する。インファレンスエンジンは、意味論的なリンクを除去できることが好ましい。意志決定エージェント(以下で説明する)は、知識労働者が意志決定を下す際に支援するためにインファレンスエンジンを使う。
インファレンスエンジンは、意味ネットワークを掘り下げて、確率的な推測に基づく新しい意味論的なリンクを追加することで動作する。例えばインファレンスエンジンは、意味ネットワークを監視して、電子メールの送信方法、電子メールのタイプ、及び送信者のパターンを観察することが好ましい。インファレンスエンジンは、ユーザの専門的知識、インファレンスエンジンの監視範囲内のさまざまな主題のカテゴリに関連した参考資料等から情報の推測を行う。例えばインファレンスエンジンは、ユーザがある特定のカテゴリのエキスパートであることを指すのに、意味論的なリンクを述語のPREDICATETYPEID_EXPERTON で追加する。この場合のサブジェクトはユーザオブジェクトで、オブジェクトはカテゴリオブジェクトである。これを推測するには、インファレンスエンジンは最低ある一定期間(例として2週間)意味論的活動を観察するように設定されることが好ましい。あるいはユーザが最低ある所定数のメッセージを送った後、またはある数の文書を作成した後にのみリンクを推測するように設定されることが好ましい。インファレンスエンジンはPREDICATETYPEID_CREATOR とPREDICATETYPEID_CONTRIBUTOR のリンク上で統計を記録することで新しいリンクを推測する。
一例として、インファレンスエンジンは以下である場合、ユーザがあるカテゴリのエキスパートであることを推測する可能性がある。
・ 作成した電子メールメッセージのすべてのカテゴリの中で、このカテゴリは上位N(設定可能)の1つである。
・ 同カテゴリに関する電子メールメッセージを週に平均M回以上(設定可能)書いている。
・ 過去Pカ月(設定可能)に少なくともO回(設定可能)の電子メールメッセージを書いている。
このデータを正確に推測するより高度な推測モデルを意図する。例えば、確率分布と統計上の相関関係のモデルを採用することが可能である。このようなモデルはゆっくり時間をかけて、シナリオごとに開発されることが好ましい。
インファレンスエンジンはまた、追加された可能性があるリンクを削除する役目を持つ。例えば、従業員が転職をした場合、(他の従業員と比較して)ある特定カテゴリのエキスパートで「なくなる」かもしれない。インファレンスエンジンがこのことを(電子メールのパターンを観察する等で)検出すると、その人がそのカテゴリのエキスパートであることを示す意味論的なリンクを除去する。
推測された意味論的なリンクは、確率的な意味論的な照会を持つシナリオにとって重要である。本発明の実施の形態の一例として、インフォメーションエージェントを使って、ユーザはファイルシステムから文書をエージェント(例えば、People.Research.All)にドラッグ&ドロップすることができる。これはユーザが研究部門でその文書のエキスパートを知りたい場合である。するとブラウザが、エージェントをリソース(またはサブジェクト)として持ち、述語がnervana:experton で、文書のパスがオブジェクトであるSQML照会を呼び出す。次にプレゼンタが、その文書のXML形式メタデータを取得して、エージェントをホストするエージェンシー上に存在するXMLウェブサービスを述語IDと文書のXML形式メタデータを引数として呼び出す。エージェンシー上のサーバ側の意味論的な照会プロセッサがこのXMLウェブサービスの呼び出しを処理して、その呼び出しを意味ネットワークのデータモデルと一致するSQL照会に変換する。この例において、呼び出しは以下のように解決されるのが好ましい。
1. KDMのすべての意味論的ドメインエントリに対して、文書のカテゴリ化を行うために対応するKBSを呼び出す。
2. 返されたカテゴリを(URLを比較することによって)意味ネットワークカテゴリのオブジェクトにマッピングする。
3. People.Research.All エージェントの照会を副照会として使って、照会を呼び出す。
この例では、最終的な照会は以下のように表示される。
SELECT * FROM USERS WHERE DEPARTMENT LIKE “RESEARCH” AND OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM SEMANTICLINKS WHERE OBJECTTYPEID = 32 AND PREDICATETYPEID = 98 AND SUBJECTID IN (SELECT OBJECTID AS SUBJECTID FROM CATEGORIES WHERE OBJECTID IN (34, 56, 78)) AND LINKSCORE > 90 )
この照会は、ユーザのオブジェクトタイプのオブジェクトタイプIDが32で、PREDICATETYPEID_EXPERTON の述語タイプIDの値が98、文書はオブジェクトIDが34、56、及び78を持つカテゴリに属し、意味論的なリンクスコアのしきい値が90であると想定する。
e. サーバ側のセマンティッククエリ プロセッサ
サーバ側のセマンティッククエリ プロセッサ(SQP)はKISのクライアントからの意味論的な照会に応答する。SQPがKIS(またはエージェンシー)上の意味ネットワークへの主な入口点であることが好ましい。SQPはエージェンシーのXMLウェブサービスを経由して公開される。SQPは意味論的なリンクのフィルタで、エージェントの直接の意味論的な照会と(クライアントが生成した)汎用の意味論的な照会を処理する(以下を参照のこと)。サーバ側エージェントのフィルタでの照会に対して、インフォメーションエージェントは、エージェント名とオブジェクト索引引数をSQPに渡して呼び出す。例えば、ブラウザはDocuments.Technology.Wireless.All のエージェント上のオブジェクト0〜24を要求することができる。この例では、SQPはエージェント表にあるエージェントの照会を検索して、その照会をセマンティックメタデータ ストア(SMS)をホストするデータベース上で呼び出す。エージェントの照会はSQL、あるいはXQuery、またはXQL等のよく知られた別の照会形式として格納されることが好ましい。SQPは、(すべての表を保持する)データベースが理解する形式に照会形式を変換してもよい。大半の商用データベースはSQLを理解するので、デフォルトのエージェント照会形式として操作することが好ましい。
エージェントの照会は、上記で説明した照会規則に従うことが好ましい。その結果照会は、エージェントのオブジェクトタイプとしてスキーマのフィールドではなくオブジェクトIDを返す。上記で説明した例においてでは、Documents.Technology.Wireless.All は「SELECT OBJECTID FROM DOCUMENTS WHERE …」というエージェントの照会を呼び出す。SQPはエージェントの照会でフィルタリングされた照会を発行する役目を持つが、これによりオブジェクトタイプ(この場合は「文書」のオブジェクトタイプ)の実際のメタデータを返す。この例では、照会は以下のように表示される。
SELECT * FROM DOCUMENTS WHERE OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM DOCUMENTS WHERE …)
この照会は、最初のエージェントの照会内で一致するオブジェクトのIDを持つすべてのオブジェクトに対して、「文書」スキーマのデータのカラムを返す。SQPはデータベースの照会のメタデータの結果を確認し、その結果をエージェントのオブジェクトのタイプ(この場合は「文書」)用の適切なスキーマを用いて整形式XMLに変換する。データベースが生XMLの取得をサポートする場合、SQPはデータベースにXMLの結果を与えるように要求することで照会を最適化する。これはSQPが余分の変換手順を踏まなくてもよいので、処理能力の向上につながる。SQPはエージェンシーのXMLウェブサービスを経由して、XMLを呼び出し側に渡す。
SQPは意味論的ブラウザ(またはXMLウェブサービスの他のクライアント)によって渡された、より複雑な照会を処理することが好ましい。一例として、このような照会は以下に挙げるXMLウェブサービスのAPIの形式を取ることが可能である。
String
InvokeSemanticQuery(
IntegerBeginIndex,
IntegerEndIndex,
String AgentName,
IntegerNumberOfLinks,
String OperatorNames[],
String LinkPredicateNames[],
String LinkTypeNames[]
String LinkObjects[]);
この例で、「[]」記号は配列を指す。APIはゼロベースの開始索引、ゼロベースの終了索引、任意選択のエージェント名、意味論的なリンクの数を指す整数、演算子名の配列、リンク述語名の配列、リンクタイプ名の配列、及びリンクのオブジェクトを参照する文字列の配列を取得する。エージェント名がNULL(“”)の場合、SQPは照会を「そのまま」処理する。つまり前もって形成されたエージェントのフィルタなしで処理する。クライアントから完全に生成された照会の場合が該当する。配列は、NumberOfLinks のパラメータが各配列のサイズを指すので可変サイズである。演算子名は論理演算子を含む所定の有効な演算子を含み、SQLまたは他の照会形式で照会を修飾するために使うことができる。term:or と term:and がその例に含まれる。リンクの述語名は(term:relevantto、term:reportsto、term:sentto、term:annotates、term:annotatedby、term:withcontext 等の)1つ以上の事前定義済み述語が含まれる。リンクタイプ名はリンクのオブジェクトタイプを示す。一般的な例には term:url 及び term:object が含まれる。term:urlの場合は、リンクオブジェクトの文字列は objects://… または Agent://… から成る整形式URLを参照する。term:object の場合は、引数は本発明の中で定義されたオブジェクトを参照する整形式XML形式メタデータの命令である。このオブジェクトは、クライアントからまたは別のエージェンシーから解決されるのが好ましい。APIは(XMLウェブサービスのメソッド呼び出し自体の戻り値に加えて)XMLの結果を含む文字列を返す。
一例として、以下のデータを持つSQMLは:
<resource type="term:url"
Agent://all.criticalpriority.all@abc.com/Agency.asp>
<link predicate="term:relevantto"
type="term,:object"
object://4576 >
</link>
<link operator="or"
predicate="term:intersects"
type="term:url"
Agent://email.wireless.all@abc.com/Agency.asp>
</link>
</resource>
abc.com/Agency.asp 上のウェブサービスに位置するエージェンシー上で以下のように解決される。
InvokeSemanticQuery(
0,
24,
“all.criticalpriority.all”,
2,
{ “term:and”, “term:or” },
{ “term:relevantto”, “term:intersects” },
{ “term:object”, “term:url” },
{ “object://4576”, “Agent://email.wireless.all@abc.com/Agency.asp” } );
これは次のSQL照会に解決されるのが好ましい。
SELECT TOP 25 * OBJECTS WHERE OBJECTID IN (SELECT OBJECTID FROM OBJECTS WHERE CREATIONDATETIME=’02/26/02’ AND (OBJECTID [RELATEDTO] [OBJECT WITH ID 4576]) AND OBJECTID IN (SELECT OBJECTS FROM EMAIL WHERE CATEGORY [IS] ‘WIRELESS’)
このSQLの例は、SQPによって生成される照会タイプを説明するためにショートハンドを使用する。SQPはXMLを取得して、それを呼び出し側に返す。このXMLはSRML(意味論的結果マークアップ言語)形式であり、これは本発明の好ましい実施の形態における意味論的な照会結果のXMLメタスキーマの定義である。本付属書類の実例Aは、SRMLの意味論的結果のバッファ、または文書である。これはエージェンシーが意味論的な照会に応答して返すXMLの例である。クライアントのスキンはこれらの結果を取得し、スキンとエージェント(オブジェクトスキン/文脈スキン/ブレンダースキン)の特性、利用可能な表示領域の量、無能力の考慮及びスキンの属性に基づいて、(XSLT及び/またはスクリプトを使って)それから提示を生成する。
f. 自然言語パーサ(Natural Language Parser)
自然言語パーサ(NLP)は自然言語のテキストを、SQPが理解するAPIの呼び出し、またはデータベースで処理できる生SQL(または単純照会の形式)のいずれかに変換することが好ましい。自然言語パーサはテキストを意味論的ブラウザから、またはイーメールナレッジ エージェントを経由した電子メールによって直接渡される(以下を参照のこと)。
g. イーメールナレッジ エージェント
KISはイーメールナレッジ エージェント(またはエンタープライズインフォメーション エージェント(EIA:Enterprise Information Agent)と呼ばれる1つの主要な公開の構成要素を含むことが好ましい。このエージェントの機能は本質的にデジタルの使用人として、(エージェンシー管理者が選択したカスタムの名前等の)一意的な電子メールアドレスを含むことが好ましい。イーメールナレッジ エージェントは、情報公開と知識の共有の「Fire and Forget(発信後削除)」のメソッドを追加することでマイクロソフト オフィス、シェアポイント等の既存公開ツールを補足する。これは情報の公開者が、誰がその情報に興味を持つだろうか分からない場合に特に有用である。
本発明の好ましい実施の形態において、ユーザは意見、注釈付加、文書、添付ファイル等を公開するためにイーメールナレッジ エージェントに電子メールを送信する。イーメールナレッジ エージェントは、その電子メールから意味を抽出してそれを意味ネットワークに適切に追加する。他のユーザは、ドラッグ&ドロップ、スマートレンズ等の他のプラットフォームの提示ツールのエージェントを経由して、公開された情報にアクセスすることができる(以下で説明する)。
イーメールナレッジ エージェントは、エージェンシー管理者によって作成されたシステムの構成要素である。システムのユーザ名はサーバの最初のインストール時に表示される。システムユーザは、(マイクロソフトのエクスチェンジ、ロータスノーツ等の)エンタープライズ環境向けの電子メールシステムで電子メールのユーザに一致するのが好ましい。この実施の形態において、イーメールエージェントは自己のメールボックス、カレンダー、アドレス帳等を持つ。その結果としてこれらは、システムユーザ用の電子メールサーバ上のオブジェクトと一致する。サーバがインストールされると、KISは(電子メールのアプリケーション次第で)システムの受信トレイ用に適切なDSAをインストールする。KISは、システムの受信トレイが定期的に電子メールを探してクロールされるべきであることを指示して、SDGに収集リストエントリを自動的に追加することが好ましい。
イーメールナレッジ エージェントは、第一種の電子メールアドレスであるので、(自然言語とインスタントメッセージ用の)通知元及び照会元としても機能する。エージェンシーからの通知は、(ユーザが興味を示す可能性のある新しい関連情報があることを示した)イーメールナレッジ エージェントによって送信されるのが好ましい。イーメールナレッジ エージェントはまた、自然言語照会としてユーザから電子メールを受信することもできる。これらのメッセージはSQPによって解析され処理される。XMLの結果は、自然言語照会のXMLの結果上で処理されたXSLTで生成された、(適切なデフォルトスキンでの)HTMLファイルとしてユーザに送信されるのが好ましい。
イーメールナレッジ エージェントは、普通のなじみの深い構成要素または「使用人」であるので、エージェンシー管理者はそのアドレスを配信リストに追加することが好ましい。この手順によって、SDGに配信リスト内のすべての電子メールに意味論的な索引付けができるので、イーメールナレッジ エージェントをユーザにとって有用な配信リストをシームレスに統合することによって意味ネットワークにデータを読み込む。これは本発明のデジタルのインフォメーションナーバス システムを組織内での労働者と円滑に統合する方法である。
注釈付加−イーメールナレッジ エージェントは、注釈付加を公開するのに使用されることが好ましい。本発明において、注釈付加は電子メールメッセージであることが好ましい。好ましい実施の形態において、注釈付加オブジェクトタイプは電子メールオブジェクトタイプのサブクラスである。これによってユーザは意味論的ブラウザにオブジェクトを注釈付加するために、もっとも一般的な公開ツールである電子メールを使用できる。ユーザはオブジェクトを注釈付加して、その注釈付加に添付ファイルを追加できる。これらの添付ファイルはKIS上にSDGで意味論的に索引付けされる。これはユーザが、例えば文書から、注釈付加へ、次に添付ファイルへ、それからロイター記事に、次に来週始まる業界のイベントへとナビゲートできるシナリオを可能にする。
(電子メールのXMLスキーマを意味ネットワークにマッピングすることによって)、電子メールを意味論的に索引付けするために記述されたプロセスはまた注釈付加にも適用される。しかしながら、本発明の好ましい実施の形態において注釈付加の場合は付加的な処理が望ましい。特に、ユーザが意味論的ブラウザ内にある「プレゼンタ」ウィンドウのオブジェクト上の「注釈付加」をクリックすると、(以下で説明する)、ブラウザは(マイクロソフトのアウトルック、マイクロソフトのアウトルックエクスプレス等の)ローカルマシン上に登録された電子メールクライアントを読み込む。「宛先」フィールドはオブジェクトをホストするエージェンシー用システムユーザのアドレスからデータが読み込まれる。「件名」フィールドは例えば annotation: object=[objectid] の特殊文字列からデータが読み込まれる。電子メールがイーメールナレッジ エージェントの受信トレイに着信すると、電子メールの受信トレイ用DSAは(サーバのイベント経由等で)その電子メールを受け取る。SDGはイベントを受信するDSAから、または次回に他のデータをDSAに要求する際にDSAから新しい電子メールのXML形式メタデータを取得する。好ましい実施の形態において、このポーリングの処理は頻繁に行われる。電子メールオブジェクトは、電子メールオブジェクトタイプ、または注釈付加オブジェクトタイプを参照するという事実には気がつかないで、DSAは電子メールオブジェクトのXML形式メタデータを返す。SDGは電子メールのXML形式メタデータを処理し、「件名」フィールドを検証する。SDGが「注釈付加」の接頭辞を「見る」と、その電子メールは実際には注釈付加であることを認識し、件名のテキストからオブジェクトID引数の抽出を行う。SDGは(各メッセージを OBJECTS、及び EMAIL の表に追加して、必要に応じて「差出人」、「宛先」、「CC」、「BCC」及び「添付ファイル」のフィールドに意味論的なリンクを追加する等)残りの電子メールメッセージの意味ネットワークを更新する。好ましい実施の形態において、SDGは追加の手順を行う。特に、電子メールのオブジェクトを(PREDICATETYPEID_ANNOTATES の述語で)件名のテキストにオブジェクトID引数によって示されたオブジェクトでリンクする意味論的なリンクのエントリを追加する。
本発明では、注釈付加は特別な述語を持つ別の意味論的なリンクとして取り扱われる。その結果、すべての意味論的な機能は、意味論的なリンク、意味論的な照会等を経由した意味論的ナビゲーションのような注釈付加に適用される。例えばユーザは、ここ6カ月間にユーザのチームにいる会員全員によって書かれたすべての注釈付加を要求する照会を行うことができる。これは、例えば、People.MyTeam.All のエージェントの上位にある Agent Annotations.All をドラッグして結果を並べ替える、または照会を作成する「スマートエージェントの作成」ウィザードを呼び出すことになるスマートエージェントを作成することによって、意味論的ブラウザ内で実現できる。
h. ナレッジドメイン マネージャ
ナレッジドメイン マネージャはKIS上の構成要素で、意味ネットワークにあるドメイン固有のインテリジェンスを追加及び管理する役目を持つ。KDMは本質的に、ドメインインテリジェンスで意味ネットワークを「注釈付加」する。KDMはナレッジベース サーバ(KBS)の1つ以上の実現値に関連付けられたURLで初期化される。これは1つ以上の意味論的ドメイン用に「知識」を効率よく格納することになる。KBSはサポートするそれぞれの意味論的ドメイン用の分類法に対応する、オントロジとカテゴリを持つ。更に、(KBSに接続された)意味論的ドメインを持つエージェントは、意味論的な照会に応答する。エージェントが意味論的ドメインに属しない場合、(オントロジまたは分類法を必要とする)意味論的な照会に対応できない。むしろ(文脈に依存し時間に敏感な取得サービスを提供するが利用可能な文脈は限定される)キーワードに基づいた照会にのみ応答する。
KDMの各エントリは意味論的ドメインのエントリである。意味論的ドメインのエントリは、KBSへのURLと、意味論的ドメイン名を持つ。意味論的ドメイン名はKBS上にある固有オントロジにマッピングする。本発明の好ましい実施の形態において、意味論的ドメイン名は以下の規則に従う。
<Top Level Domain Name>\<Secondary Level Domain Name>.…..
意味論的ドメイン名の例には次が含まれる。
・ Industries
・ Industries\Pharmaceuticals\LifeSciences
・ Industries\InformationTechnology
・ General\Sports.Basketball\NBA
・ General\Sports.Basketball\CBA
あるいは意味論的ドメイン名は、完全修飾されていれば「ドメインパス」と呼ぶこともできる。完全修飾はパスの始めにインターネットのドメイン名の接頭辞を付け加えることで実現する。これは意味論的ドメインの「所有者」または「ソース」であることを示す。例えばNervana.NET\Industries\Pharmaceuticals はインターネットのドメイン名の NERVANA.NET に基づいてIndustries\Pharmaceuticals の意味論的ドメインを参照する。別の例ではReuters.com\Sports\Basketball は Reuters.com 上の Sports\Basketball を参照する。このアプローチを使って、ドメイン名とパスは全世界で一意的に管理される。
ナレッジドメイン マネージャカテゴリ(KDM)は知識ドメインのカテゴリをドメインエントリリスト内の各KBSに定期的に要求する。KDMはKIS上のXMLウェブサービスとして実装されることが好ましい。KDMは各意味論的ドメインエントリ用の構成の選択肢を含む。その選択肢の1つは、意味論的ドメインエントリに対応するドメイン固有のインテリジェンスで、KDMが意味ネットワークを更新するスケジュールが含まれていてもよい。例えばエージェンシー管理者は、毎日午後1時にKBS上の意味論的ドメインをクロールするように(KIS経由で)KDMを設定することができる。更新スケジュールは、管理者が考えるKBS上のオントロジまたは分類法の変更頻度と一致するべきである。
KISはKDMを定期的に呼び出して、CATEGORIES 表の更新を要求することが好ましい。好ましい実施の形態においてKDMは、ある特定の分類法に対応する意味論的ドメインエントリ内の意味論的ドメイン名用に更新されたカテゴリを取得するために、(XMLウェブサービスのAPI呼び出しを経由して)KBSを呼び出す。APIの呼び出しの一例は、GetCategoriesForSemanticDomain (String SemanticDomainName) である。KBSは意味論的ドメイン名によって参照された意味論的ドメイン内にあるすべてのカテゴリのXMLベースリストを返す。このXMLリストは上記に示す CATEGORIES スキーマ(カテゴリのURL、名前、記述、KBSのURL、及び意味論的ドメイン名)と一致する。KDMはこの情報で CATEGORIES 表を更新する。表内にすでに存在しているカテゴリのエントリ用に、KDMは名前と記述を更新する。新しいエントリ用に、KDMはオブジェクトマネージャから新しいオブジェクトIDを要求して、それをカテゴリのエントリに割り当てる。好ましい実施の形態において、カテゴリは「オブジェクト」であるので Object タイプから継承し、その結果オブジェクトIDを持つ。
KDMは、カテゴリのエントリのURLを調べて、関連するKBSのURLと意味論的ドメイン名を取得した後で、新しいリスト内に存在しない CATEGORIES 表内のエントリを削除することで、(特定意味論的ドメインの)KBS上にある CATEGORIES リストに CATEGORIES 表を同期化させる。意味論的ドメインのエントリがKISから削除されている場合、KDMは対応する意味論的ドメイン名とKBSのURLですべてのカテゴリのエントリを削除する。これは本質的に、既存の知識のエージェンシーを除去するのに似ている。
KDMは意味論的ドメインのエントリに基づいて、意味ネットワークのすべての「知識オブジェクト」を定期的にカテゴリ化する。新しいオブジェクトが意味ネットワークにSDGによって追加されると、SDGはKDMにそのオブジェクトをカテゴリ化するように要求する。KDMはその意味論的ドメインにあるエントリ内のすべてのKBSの実現値を列挙して、オブジェクトのXMLを引数としてXMLウェブサービスの呼び出しを開始する。好ましい実施の形態において、KBSは以下と類似するXMLのバッファで結果を返す。
<results>
<result categoryurl=“category://foo”
score=“91” >
<result categoryurl=“category://bar”
score=“93” >
<result categoryurl=“category://foobar”
score=“100” >
</results>
この情報は、意味論的カテゴリ化のKBS上における意味論的ドメイン内のカテゴリ化に対するXMLオブジェクトの重要度を示す。本発明の好ましい実施の形態において、意味論的ドメインのエントリは、KDMがKBSから要求すべき最低の重要度を示すしきい値(0〜100)で設定される。KBSは所定のしきい値を超えるスコアを返す。KDMはこのカテゴリ化の結果に基づいて、意味ネットワークを注釈付加する。これは「カテゴリに属する」という述語タイプIDと結果内のカテゴリのオブジェクトIDで意味論的なリンクを追加、または更新することで実現されることが好ましい。KDMは SEMANTICLINKS 表を更新する。カテゴリ化されたオブジェクトが、オブジェクトIDの値56を持つと想定すると、更新の照会は以下のように表示される。
UPDATE SEMANTICLINKS SET LINKSCORE = 91 WHERE OBJECTID=56 AND PREDICATETYPEID = 67 AND SUBJECTID IN (SELECT OBJECTID AS SUBJECTID FROM CATEGORIES WHERE URL LIKE “CATEGORY://FOO”)
KDMは「知識オブジェクト」(できれば文書、ニュース記事、イベント、電子メール等で、人のようなオブジェクトを含まない)のすべてを定期的に検知してカテゴリ化する。このプロセスはKBSが可能性として「よりスマートに」なるとより優れたカテゴリ化を提供するので、意味ネットワークのオブジェクトが以前にカテゴリ化された場合にでも行われるのが好ましい。このような場合には、同じカテゴリ化の要求が繰り返された場合でも結果が変わる可能性がある。これは例えば、KBS上のオントロジが更新された場合に起こる。したがって好ましい実施の形態においては、オブジェクトがセマンティックデータ ギャザラーによって意味ネットワークに追加された時と、意味ネットワークがドメインの最新知識を持っていることを定期的に確実にすることが行われた時の両方でカテゴリ化が行われる。
i. 他の構成要素
フェイバリットエージェント マネージャ−ユーザ状態をサポートするエージェンシー上で、フェイバリットエージェントはユーザ単位での好みのエージェントのリストを管理する。好ましい実施の形態において、フェイバリットエージェント マネージャはユーザ名のUserFavoriteAgents 表内にあるお気に入りのエージェントへのマッピングを格納する。
コンパウンドエージェント マネージャ−コンパウンドエージェント マネージャは複合エージェントの作成、削除、及び更新の管理を行う。上記で説明したように、複合エージェントはシステム内の他のエージェントから成るエージェントで、含まれたエージェント内の照会結果の論理和または論理積を送信するように初期化される。コンパウンドエージェント マネージャは、システム内にあるすべての複合エージェントを管理し、複合エージェントをCompoundAgentMap表を経由して含んでいるエージェントにマッピングする。
コンパウンドエージェント マネージャは複合エージェントの作成、そこからエージェントを削除、名前の変更、追加、及び除去、そして論理和または論理積のどちらが望ましいかを示すために関数を公開する。コンパウンドエージェントは他の複合エージェントを追加することができる。起動時に意味論的な照会プロセッサは、コンパウンドエージェント マネージャに複合照会を要求する。コンパウンドエージェント マネージャはそのエージェントのマップグラフの中をナビゲートして、すべてのエージェントに対するすべての照会を含んでいる複合照会を返す。エージェントが削除された場合、エージェントの照会を無視して、複合エージェントは呼び出し時の新しい状態を「引き取る」。言い換えれば、照会の複合化は現存するエージェントにのみ行われる。エージェントのどれかが削除されたことを複合エージェントが観察するとそのエントリはマップから削除される。
ユーザプロファイルマネージャ−ユーザプロファイルマネージャ(UPM:User Profile Manager)は継続的にユーザプロファイルを推測するためにインファレンスエンジンを使用することが好ましい。UPMはユーザからの明示的なプレファレンスに関するフィードバックに基づいて、意味ネットワークを注釈付加する。好ましい実施の形態において、このプロセスはPREDICATEID_ISINTERESTEDIN の述語の使用を必要とする。UPMは意味論的なリンクを推測しPREDICATEID_ISLIKELYTOBEINTERESTEDIN の述語で意味ネットワークを注釈付加する。ユーザへのすべての照会結果はPREDICATEID_ISLIKELYTOBEINTERESTEDIN の述語の意味ネットワークへの照会で修飾される(アウトオブバウンド)。インファレンスエンジンは時間と共に学習するので、照会結果はユーザの習慣に基づいている。
あるいはUPMは、ユーザステート ストア(USS)に格納されたユーザプロファイルの情報で設定することもできる。この情報はクライアント側でユーザプレファレンスを示して手作業で入力される。この情報はユーザが対話するサーバに転送され格納される。これらのプレファレンスは異なるスキーマにリンクされている。例えば文書用に対して、スキーマは好みのカテゴリに基づいたものであってもよい。電子メールメッセージに対して、スキーマは好みのカテゴリ、作成者、または添付ファイルに基づいたものであってもよい。これらは考えられる多数の例の中から2つを挙げたものである。UPSはUSSに手作業で入力された情報に基づいて、意味ネットワークを注釈付加する。
サーバ通知マネージャ−サーバ通知マネージャ(SNM:Server Notification Manager)は、サーバ側の通知をバッチ処理しそれをユーザに転送する役目を持つ。好ましい実施の形態において、ユーザはエージェントのレベルでサーバ側の通知を登録する。各エージェントは照会結果の通知を発行する能力を持つ。サーバ通知マネージャは、照会結果のフィルタリング方法、及び電子メール、音声、ポケットベル、またはマイクロソフトドットネット警告通知サービス等の他の通知機構を経由して配信するためのフォーマット方法を決める。サーバ通知マネージャは、最後にユーザが通知を「読んだ」情報を管理する。これはユーザインターフェースを経由してクライアントから示されることが好ましい。SNMは、特定ユーザが最後に「読んだ」時以降、エージェント上に新しい情報がある場合にのみユーザに通知することが好ましい。
エージェントの発見−マルチキャストベースのエージェントの発見を使って、各エージェンシーはローカルのマルチキャストネットワーク上での存在を示すマルチキャストの告知を送信する。エージェンシー管理者はマルチキャストのTTLを決める。本発明は周知のポート:9875とTTL:255でのセッションアナウンスメント プロトコル(SAP)、またはカスタマイズ可能なTTLを使った専有の告知ポートのどちらかを使うことが好ましい。SAPについての詳細は引用によって本明細書に組み込まれており、http://sunsite.cnlab-switch.ch/ftp/doc/standard/rfc/29xx/2974を参照のこと。
インフォメーションエージェントはSAP告知を受信するリスナ構成要素を含むことが好ましい。好ましい実施の形態において、告知はXMLで送信され以下の情報を含む。
・ サーバのID(一意的な識別子である)
・ サーバのURL(エージェンシーのXMLウェブサービスへのHTTPのURLである)
・ 告知期間(T)−これは各告知の間の時間を示す。
・ 最後の告知と(エージェンシーの刻時機構上の)最後のエージェントの作成時刻以後に、エージェンシー内に新しいエージェントが存在するかどうか。
各エージェンシーはXMLの告知を送信し、パケットを符号化するために前方誤り訂正(FEC)、または前方消去訂正を使う。これはドロップしたパケットに対してシステムを堅固にする。あるいはエージェンシーは、XML告知を(告知ごとに)連続的に数回送信するように設定することができる。
インフォメーションエージェントのマルチキャストのリスナは、ディレクトリのような意味論をセマンティックエンバイロメント マネージャに公開する。リスナは告知を受信するエージェンシーからXMLの告知をすべて集約する。更に各エージェンシーから最後に受信した告知をキャッシュに格納する。リスナはリンク先が存在しないリンク、または非アクティブなリンクであると見なすエージェンシーにフラグで警告を出す。エージェンシーの告知期間よりも長い間、エージェンシーから何も連絡がなかった際に行われる。リスナはエージェンシーが非アクティブであるとのフラグを出す前に、数期間待つように設定することができる。これは(おそらくトラフィックが混み合っているために)ドロップした告知の場合を処理する。リスナは告知を受信するごとに、セマンティックエンバイロメント マネージャのエージェンシーのリストを更新する。
セマンティックエンバイロメント マネージャは定期的にリスナに新しいエージェントの有無を照会する。セマンティックエンバイロメント マネージャはエージェンシーのリストを調べて、アクティブな各エージェントに新しいエージェントの有無を確認する。セマンティックエンバイロメント マネージャはローカルで保持されるエージェンシーによる最後のエージェントの作成時刻と、エージェンシーの刻時機構に基づいた現在時刻でこの要求を修飾する。エージェンシーは応答して、最後のエージェント作成時刻の新しい値をまた送信する。セマンティックエンバイロメント マネージャは、エージェンシーのエントリにこの値をキャッシュする。新しいエージェントが存在する場合、ブラウザはダイアログボックス経由でユーザに連絡し、その新しいエージェントを表示するかどうかユーザに確認する。
本発明はまた、ピアツーピアのエージェントの発見を使ってエージェンシーの告知をサポートする。このモデルにおいて、告知はすべてのクライアントが確認するディレクトリのサーバへ、または標準のピアツーピア公開プロトコルを経由して直接クライアントへのどちらかで送信される。
図47〜53は、KISによるエージェント管理の画面例を示す。図47〜50は、サーバ側エージェントビューとサーバ側エージェントを示すKISエージェンシー管理マネージャの画面例を示す。更に図51は、SDG(クロール)タスク、システムタスク(インファレンスエンジン等)、システムエージェント イーメール(受信トレイ等)、カレンダーと連絡先のDSA、及び(オブジェクト、意味論的なリンク、カテゴリ等の)すべてのSMSデータの表を管理する管理者ユーザインターフェースの要素を示す。図52は、KISエージェンシー管理マネージャ内の本発明の「サーバ特性」ダイアログの画面例である。ダイアログは、サーバ名、ディスプレイ名、SMSデータストア特性、(知識ドメインのパス等)KDMの特性、及びユーザのDSA特性のようなサーバ特性のサーバ管理者による設定方法を示す。図53は好ましい実施の形態のKISエージェンシー管理マネージャにおける「サーバ スタティスティックス」ダイアログの画面例である。ダイアログは、サーバ側エージェント(スタンダードエージェントとブレンダー)合計数、サーバ側スタンダードエージェント合計数、サーバ側ブレンダー合計数、サーバ側エージェントビュー合計数、サーバ側エージェントの登録合計数、サーバ上に格納された情報オブジェクト合計数、意味論的なリンク合計数、サーバ(エージェンシー)上のユーザ合計数、及びユーザグループ合計数等の統計表示を示す。
3. ナレッジベース サーバ
ナレッジベース サーバ(KBS)はKISの知識をホストするサーバである。大半のアプリケーションにおいて、KISの多くの実現値が配置されるが、少数の(または1つの)KBSのみ指定の組織に配置される。これはKBSが再生可能だからである(ドメイン固有であるがデータに依存しない)。例えば、製薬会社は医薬品のオントロジで初期化された1つのKBSを配置する可能性があるが、従業員の部門ごと、または従業員グループごとに、数個のKIS設定を持つ。KISは以下の構成要素を含むことが好ましい。
1. 1つ以上の意味論的(知識)ドメインに対応する1つ以上のオントロジ。意味論的ドメインは意味論的ドメイン名を使って参照される。これは意味論的階層内のドメインパスを参照する。例としては、Industries.Technology、Industries.Pharmaceuticals.LifeSciences、及び General.Sports.Basketball が挙げられる。これらの名前またはパスはまた、上記で説明したように(インターネットのドメイン名等の)全世界で一意的に修飾されることができる。
2. サポートした意味論的ドメインに対応する1つ以上の分類法。これらの分類法はカテゴリ名の階層を含む。
3. テキストまたはXMLの一部分とカテゴリ化が行われる意味論的ドメイン名を取得し、(0〜10の尺度、またはできれば0〜100の尺度の)カテゴリ化のスコアと共に、テキストまたはXMLが属するドメイン内のカテゴリを返すカテゴリ化エンジン。
4. 新しくサポートされた意味論的ドメイン(及び対応するオントロジと分類法)を追加して、指定の意味論的ドメイン用のカテゴリを列挙し、テキストまたはXMLデータのBLOBをカテゴリ化するためにAPIを公開するXMLウェブサービス。
5. KBSが知識を取得する別のKBSを参照するXMLウェブサービス。このモードではKBSはプロキシとして機能する。KBSはプロキシとして機能をし、サポートされた意味論的ドメイン、オントロジ、及び分類法を別のKBSから取得するように初期化することができる。
上記で説明したように、(KDM経由の)KISは指定の意味論的ドメイン用にカテゴリ化するためにXMLオブジェクトをKBSに定期的に送信する。
4. インフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ プラットフォーム)
a. 概要
本発明のインフォメーションエージェントの好ましい実施の形態において、システムのクライアントは意味論的ブラウザの構成要素と意味論的なユーザ経験を提供するユーザインターフェースを含む。好ましい実施の形態において、インフォメーションエージェントは以下に挙げる上位レベルのサービスを提供する。
・ ユーザにローカル及び遠隔のインフォメーションエージェントを経由して、文脈に依存し時間に敏感な意味論的な情報取得の能力を与える。
・ ユーザが本発明のXMLウェブサービスを通してエージェント経由で公開されたローカル及び遠隔のエージェンシー情報を発見できるようにする。この情報は文書、電子メール、電子メール配信リスト、人、イベント、マルチメディア、及び顧客等、周知の意味論的なクラスにカテゴリされることが好ましい。
・ ユーザが本発明のエージェントを経由して発見した情報の意味論的ビューを参照できるようにする。
・ ユーザがエージェンシーに情報を公開できるようにする。
・ ユーザが別のエージェンシーのエージェント上で発見した情報で、ハードドライブ、ローカルネットワーク、または指定のエージェンシー上の情報と動的リンクを行えるようにする。これは動的な電子リンク、及びユーザ制御のブラウジングを円滑にする。
本発明のインフォメーションエージェントの利点は、ユーザがファイルシステムの名前空間から文書を開くのと類似の方法でエージェントを開くことである。インフォメーションエージェントは、情報の意味論的な「世界」を開く独自の環境を持つことになる。例えば、ABC会社は社内の文書、電子メール等用のエージェントを持つ内部のKISエージェンシーを持つことができる。更に、サードパーティが業界レポート、産業イベント等の情報を保持するために、インターネット上のエージェンシーをホストしてもよい。本発明の好ましい実施の形態において、ABC会社の従業員は、業務に関連する情報をインターネット上で発見するためだけでなく、ABC会社の社内情報と、社外ではあるが同社と関連する情報を意味論的に関連付けるためにエージェントを開く。
b. クライアントの設定
好ましい実施の形態において、システムのクライアントはローカルだけでなく遠隔のエージェンシー上で発見した情報を意味論的にリンクできる。これはグローバルエージェンシー ディレクトリからのエージェンシー、(マルチキャストまたはピアツーピア公開システムを経由して公開された)ローカルエリア ネットワーク上のエージェンシー、及びエージェント発見を使用した、カスタムのエージェンシーディレクトリからのエージェンシーで構成された公開セマンティックエンバイロメントの使用を通して実現することが好ましい。クライアントの設定はエージェントとローカルのエージェンシーを持つ枠組みに基づくことが好ましく、履歴とお気に入りの比喩を本質的に統合させたローカルに格納したエージェントとフェイバリットエージェントを管理するセマンティックエンバイロメント マネージャを含むことが好ましい。セマンティックエンバイロメント マネージャは、セマンティックエンバイロメント ブラウザを経由して、ユーザに知識を表示するために、セマンティックエンバイロメント内の意味論的な照会文書を使う。クライアントの設定はまた、(エージェンシーのリスト、エージェンシーのディレクトリ情報等の)エージェント発見の情報を含む。
c. クライアントの枠組みの仕様
概要−クライアントの枠組みの仕様は、インフォメーションエージェントユーザインターフェースのサービスインフラストラクチャを提供し、基本的なサービスとインターフェースを定義し、中核となるユーザインターフェースの構成要素を含み、インフォメーションエージェントのユーザインターフェースの主な基礎的要素に拡張性があり設定可能な環境を提供する。ここで本発明の好ましい実施の形態に従ったクライアントの枠組みの仕様を説明する。枠組みの中核は基本のサービス、設定、プレファレンス及びセキュリティの機構を定義する。中核となるユーザインターフェースの構成要素は、サーバとエージェントの設定、制御と呼び出し、及び意味論的ブラウザの枠組みのいくらかの設定をサポートする、ユーザインターフェースのサービスとモジュールを定義する。中核となるユーザインターフェースの構成要素は、ウィンドウズのシェル拡張子、及び関連付けられたユーザインターフェースとして実装される(以下で説明する)。意味論的ブラウザの枠組みは、基本的な照会と結果の管理サービス、及び結果表示用の枠組みを提供する。意味論的なオブジェクト提示に関連するユーザインターフェースの詳細は、デフォルトの表示サポートがあらかじめインストールされた「拡張子」として提供されていても、設定可能で拡張性があることが好ましい。意味論的ブラウザの枠組みは、(インターネットエクスプローラ等の)現在のウェブで使われる既存プラットフォームへの一連の動作拡張機能として実装され、サポートされるXML、XSLT、HTML/CSS及びDOMの機能の応用を支援することが好ましい。
文脈−クライアントの枠組みは、意味論的な照会のサポート、文脈に依存し時間に敏感な意味論的な処理、及び情報のリンク等を含む本発明の意味論的なサービスの構成要素上に形成される。クライアントの枠組みは、既存ツールと環境の文脈内でユーザに機能を提供する(インターネットエクスプローラ等の)プラットフォームの拡張機能とシェル拡張子として構築されることが好ましい。例えば、インフォメーションエージェントは、(ウィンドウズシェルを拡張し、標準のエクスプローラビューとユーザインターフェースのモデルを用いる)シェル拡張子として実装することができる。他の実施の形態においては、本発明は単独型の意味論的ブラウザのアプリケーション内で同様に応用可能である。
要求仕様−クライアントの枠組みの好ましい要求仕様は、柔軟性と拡張性に関する。これはより多くの情報オブジェクトタイプ、ユーザプロファイル等が存在するので、ユーザインターフェースが簡単に素早く応用できることを確実にする。必要条件には以下が含まれる。
・ すべての組の照会を管理するためにスキンのサポートを提供する。
・ リスト、表、時刻指定のスライド等を含む広範囲のアプローチを可能にする。
・ スクリーンセーバー(または同等物)のモードを提供する。
・ オブジェクトクラスと関連付けられるスキンのサポートを提供する。
・ すべてのクラスを処理できるデフォルトのスキンがあることを確実にする
・ スキンはXSLTと同様に簡単でかつスクリプトのサポートを可能にし、可能性としては(適切なセキュリティ制限つきの)符号化をも可能にするべきである。
・ スマート、ダム、及びスペシャルの)エージェント、エージェンシー及びブレンダーを含む(エージェントツリー ビューを補足するために)結果ビュー内でセマンティックエンバイロメントの閲覧のサポートを提供する。
・ 構成要素間で十分に定義されたインターフェースを提供し、すべての通信が枠組みを経由して起こることと確実にする。
・ 枠組み全体で安定したセキュリティのモデルを提供する。
[枠組みの中核]
セマンティックエンバイロメント マネージャ(SEM)−SEMはユーザのローカルのマシン上でエージェント、ブレンダー及びエージェンシーの作成、削除、更新及び参照を管理する。更にSEMは、エージェンシーのマルチキャスト告知のリスン、(LDAP経由等で)エンタープライズのディレクトリ上にあるエージェンシーの参照、カスタムのディレクトリ上にあるエージェンシーの参照、及びグローバルエージェンシー ディレクトリ上でエージェンシーの参照を行う役目を持つ。
SEMは(エージェント名、記述、作成時刻、最終使用時刻、(スマート、ダム、スペシャル等の)エージェントタイプ、(情報タイプに基づいて作成されたエージェント用の)エージェントが表す情報オブジェクトタイプ、(コンテキストテンプレートに基づいて作成されたスペシャルエージェントまたはエージェント用の)エージェントを表す文脈タイプ、エージェント属性、(フィルタリング/並べ替えのプレファレンスと他の提示体系を含む)エージェントのスキンを表すXSLT、または他のスクリプトファイルへの参照、(エージェントから要求がある場合の)通知情報と方法、及びエージェントのSQML照会へのバッファ、またはファイルパス/URLを含む、システム上にある全エージェントのメタデータを格納する格納層を含む。インフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)は、ローカルのデータベース内、ウィンドウズレジストリのようなストア、またはローカルのファイルシステム上のXMLファイルストア内に上記のエージェントのメタデータを格納することができる。
SEMはエージェントがフェイバリットエージェントであるかどうかを示すエージェントの属性も使う。更にSEMは、お気に入りのエージェントではなく、(2週間等の)設定可能な時間制限よりも古いエージェントを自動的に削除する。
インフォメーションエージェントのシェル拡張子と(ツールバー及び「エージェントを開く」ダイアログ等の)他の構成要素は、ユーザインターフェースを経由してエージェントにエージェントの作成、削除、参照、更新、及び管理を提供するためにSEMを用いる。
プレファレンスマネージャ−この構成要素は、プレファレンスに持続するためのサービスを提供することですべてのクライアント側プレファレンスを管理し、プレファレンスの共有またはローミングのサポートをするために必要に応じてサーバとの通信を行い、他の構成要素からプレファレンス値の設定と取得をサポートする。この構成要素は、関連付けられたユーザインターフェースだけでなく、もっと具体的なユーザインターフェース構成要素のプレファレンスを持つ。プレファレンスはサブ構成要素に分けられており、関連したクライアントのクラスプレファレンスを抽出化できる。これには以下が含まれる。
・ 中核となるプレファレンス−これにはユーザのプロファイルとペルソナ情報等の基本的な設定が含まれる。
・ スキンのプレファレンス−これもまた希望のスキンをオブジェクトクラスとを関連付ける。希望のリストスキンをスクリーンセーバーのスキンも同様である。スキンに関連したプレファレンス設定が更に存在していてもよい。
この構成要素はまたローカルで利用可能な一連のスキンを管理する。ダウンロード可能なスキンはこの構成要素を通して管理されることが好ましい。
通知マネージャ−通知は指定のスマートエージェント上に新しい情報が利用可能であることをユーザに示す手段を提供する。ユーザは任意選択として通知をサポートまたは提供できるように特定のスマートエージェントを設定(大半のスマートエージェントのデフォルトはオフである)することもでき、ユーザへの通知の表示方法も設定する。これらの通知は通知のユーザインターフェース構成要素によって表示される。
通知マネージャは背景、適切な一連のスマートエージェント用照会をポーリングする役目を持つ。ライブ情報マネージャは、結果ブラウザに類似のサービスを提供する平行する構成要素である。
通知マネージャは、通知用に印が付けられたスマートエージェントのリストを収集し、新しい情報を求めて関連付けられたサーバを定期的にポーリングする。「新しい」は「最後のポーリング [または照会] 以後」と定義される。ポーリングが応答するごとに、通知マネージャが持続しなければならないエージェントに関連付けられたタイムスタンプのインジケータを含む。
通知マネージャの設定と関連付けられたユーザインターフェースは、エージェントツリー ビューとの連携で実装されることが好ましい。これは(各スマートエージェントの「通知」ポップアップメニューの選択肢等の)通知を可能にする。通知マネージャは、新しい結果が利用できる時にユーザに通知する代替方法をサポートしてもよい。選択肢には、エージェントツリー ビュー内のエージェント用の(太字、色付き等の)表示スタイル、確認メッセージダイアログ、音声通知、または電子メール、IMまたはSMS通知のようなもっと通常とは異なるなアクションを含む。
クライアント側セキュリティ−クライアント側セキュリティの課題は拡張コードとスキンに関連する。スキンはXSLTが好ましいが、スクリプトをサポートしてもよい。更に生成されたHTMLは、ActiveXの構成要素と動作への参照を含んでもよい。提示のサンドボックスは、スクリプト経由でスキンが潜在的に悪質なコードを実行するのを防ぐセキュリティ制限を含んでもよい。例えば、実装は(ActiveX及びDHTMLの動作を含む)無署名のコードを完全に不許可にしてもよい。
すべてのクライアント側エージェンシーとの通信は、サードパーティがカスタムスキンを提供するためにカスタマイズする(スキン用の)公開されたインターフェースから非表示にすることが好ましい。この機能を主なクライアントランタイムの外側に孤立させることで、セキュリティが侵害される危険を減少することができる。
[ 中核となるユーザインターフェースの構成要素]
エージェントツリー ビュー−これはエージェントを制御し呼び出すために中核となるユーザインターフェースの多くをサポートするシェル拡張子のツリービューである。
セマンティックエンバイロメントの参照用のユーザインターフェース−これは、ユーザにセマンティックエンバイロメントの参照を可能にするユーザインターフェースを提供する。「「エージェントを開く」ダイアログ」がこの一例である。これは名前空間の階層ビューをも表示するエージェントツリー ビューを補足する(画面例を参照のこと)。
エージェントインスペクタ−これは特性の表示、または個々のエージェント、ブレンダー、またはエージェンシーの編集(ユーザが作成したスマートエージェントの場合)を行うためのユーザインターフェースを提供する。
ブラウザのホスト−これは、エージェントツリー ビュー内のエージェント、エージェンシー、及びブレンダーのカスタムビューの提示を可能にする(インターネットエクスプローラのブラウザのランタイム等の)意味論的ブラウザの中核上での「ラッパー」であることが好ましい。独自のユーザインターフェースを持たないことが好ましいが、シェル拡張子とブラウザ枠組みとの間の橋渡しをする構成要素である。この構成要素はまた、(ユーザが1つの「戻る/進む(次に)(Back/Forward)」の履歴リストにのみ対応しなければならない場合に)シームレスな「戻る/進む(次に)」のユーザ経験を提供するために、特にナビゲーション(「戻る/進む(次に)」)の機構を含むウィンドウズシェルのユーザインターフェースで特定のブラウザ機能を調整する役割を持つことが好ましい。
中核となるプレファレンスのユーザインターフェース(UI)−これはセマンティックエンバイロメント、サーバ、ペルソナ及びエージェント管理、更に他の各種基本設定に関するプレファレンスのユーザインターフェースを提供する。これにはなるべく機能分野別に個別のシートに分けられたプリミティブ型の特性シートを含むことが好ましい。好ましい実施の形態において、これはタブ付きダイアログのユーザインターフェースであるべきである。
スキンのプレファレンスのユーザインターフェース−これはスキン管理に関するプレファレンスのユーザインターフェースを提供する。これは特性シートのダイアログが好ましい。利用可能なスキンのリストは選択用のリストとして表示されるべきである。このユーザインターフェースにより、ユーザは現在のスキンをデフォルトのスキンと区別して設定できる。これはユーザが現在のスキンをデフォルトに設定できることが好ましい。エージェント単位のスキンプレファレンス用に、これはユーザが現在選択の、または開いているエージェントのスキンを選択できることが好ましい。
通知のユーザインターフェース−通知マネージャの設定に関連付けられたユーザインターフェースは、エージェントツリー ビューとの連携で実装されることが好ましい。通知マネージャは新しい結果が利用可能な時にユーザに通知する代替方法をサポートしてもよい。選択肢には、エージェントツリー ビュー内のエージェント用の(太字、色付き等の)表示スタイル、催促のダイアログ、音声での通知、または電子メール、IMまたはSMS通知のようなもっと通常とは異なるアクションを含む。好ましい実施の形態において、ユーザが上記の通知の体系等から選択できるように、ユーザインターフェースはタブ付きダイアログ(または同等物)が含まれるべきである。
スクリーンセーバー−ユーザインターフェースは、シアターモードの表示で画面が満たされるスクリーンセーバーのような機能をする結果ブラウザへの特別なモダリティを提供することが好ましい。好ましい実施の形態において、特別なスキンはスクリーンセーバーのモードが使われるべきである。これらのスキンはより広い画面領域の活用できる動的表示を強調できるが、より大きなフォントとより間隔を置いたレイアウトを使うこともできる。
[ブラウザの枠組み]
結果ブラウザ−結果ブラウザは照会結果とローカルに開かれたリソース上の情報の表示をする役目を持つ。結果ブラウザは、照会マネージャから1つ以上のXMLファイルを取得して、これらをオブジェクトのリストを表す単一のXMLファイルにマージすることが好ましい。最初の手順としてそのリスト自体をフィルタリングする、または並べ替えることもできる。構造としてのリストは、リストを処理する(可能性としていくらかのスクリプトを含むXSLTの変換シートの)特別なクラスのスキンによって変換される。リストスキンは、例えばリスト、表、または時限シーケンス等の主なDHTML等の構造を作成する。オブジェクトスキンは、各オブジェクトの実現値情報を表示するDHTML項目を管理する。リストスキンは、(オブジェクトクラスをスキンにマッピングして)個々のオブジェクトスキンのディスパッチを処理できるが、結果ブラウザが単純化のためにスキンにクラスのデフォルトのマッピングを提供することが好ましい。
ユーザは指定の表示形式を望むことができ(リスト及びオブジェクトクラス用の)デフォルトのスキンを選ぶことができる。(SQML等の)最初の照会は、(特にどのリストスキンの)どのスキンが使用されるべきかを示すパラメータを含んでもよい。これらは結果と一緒に結果ブラウザに渡される。結果ブラウザは、適用する適切なスキンを選ぶためにスキンマネージャの機能を使う。ユーザのプレファレンスとエージェント(作成者)のプレファレンスをどのように組み合わせて優先度を付けるかについては異なった規則を用いてもよい。
照会結果が個別の複数XMLファイルで構成される場合、結果ブラウザはシームレスなユーザ経験を提供するために、それらを単一のXML文書にマージする必要がある。好ましい実施の形態は、追加的な結果の動的処理を提供する。この動的更新モードは、異なるテンプレート、またはXSLTのテンプレート内のスクリプトメソッドを使って実装されるのが好ましい。あるいは、リストスキンはユーザの文脈を妨げないで文書への追加の論理を管理するために、動作(またはローカルのランタイムの構成要素)を必要とするかもしれない。
照会マネージャ(またはクライアント側セマンティッククエリ プロセッサ)−照会マネージャは、情報の要求を実行しXML結果を収集して(単数または複数の)サーバとの通信を処理する役目を持つ。結果としてのXMLは、ユーザへの提示のため結果ブラウザに渡される。
照会マネージャはスマートレンズ機能をサポートするサービスを提供することが好ましい。スマートレンズの要求が出されると、結果はXMLとして返され結果ブラウザに渡される。その時指定のオブジェクト用スマートレンズの結果であることを示す印が付けられていることが好ましい。照会マネージャは照会要求を満たすために個々のサービスを提供する、以下のサブ構成要素を含むことが好ましい。
・ SQML解釈プログラム−この構成要素は、可能性としてはリンクされたリソースと一緒に、渡したSQMLを一連の要求に分解しなければならない。各要求、またはリソースのリンクは、(HTTP、または outlook: あるいは document:の数あるローカルの疑似プロトコルの1つ等)の関連したプロトコルでリソースを解決し、関連したプロトコルハンドラにディスパッチされる。指定のSQMLファイルは、ネットワークとローカルリソースタイプの混合が含まれていてもよい。
・ リソースハンドラのマネージャ−これはリソースハンドラ用に1か所に集中した登録機構であることが好ましい。これはプロトコルと疑似プロトコルをハンドラで関連付けて、リソースの要求のディスパッチを簡素化する最小限の層である。
・ リソースハンドラ−これは指定の「サーバ」からリソースをアクセスするための詳細をカプセル化する構成要素である。リソースハンドラは、リンクされたリソースの解決は行わない。これはSQML解釈プログラムの役目であることが好ましい(例えば、SQML解釈プログラムは、すでに解決したリンクされたリソースを解決し、このハンドラへのリソースの要求の一部として、関連したメタデータを提供している)。リソースが意味論的ウェブのサービスである場合、構成要素は要求を組み込んでhttp経由で発行することが好ましい。リソースが(document:または Outlook: resource等の)ローカルのリソースである場合は、そのリソースのハンドラは直接リソースを取り扱う。文書用に、リソースハンドラは文書(a file:URL)をメタデータを抽出するために意味論的な意味の抽出、集計、カテゴリ化のエンジンに渡す。電子メール用に、リソースハンドラは交換サーバ、またはローカルの.PSTファイルからメッセージを抽出する。ここで留意すべきは、ローカルのリソース上にリンクがある場合、ローカルのリソースハンドラは結果を意味論的な関連性のためにフィルタリングする必要があることである。これは効率性の面からハンドラに特化したものであってもよいが、集中した汎用関連性エンジンは大半の場合にサービスを提供する。
・ 関連性エンジン−これは関連性のためにオブジェクトを比較する論理を収集する場所である。比較は関わるスキーマの混合に依存することが好ましいが、そうでなければ2つのオブジェクトがある場合には、簡単な操作で関連性尺度を提供する。
フィルタリング/並べ替えのマネージャ−フィルタリング/並べ替えのマネージャはフィルタの適用をサポートし、結果ブラウザに提供された結果のリストの並べ替えを行う。フィルタリング/並べ替えのマネージャは、現在の設定用ユーザプレファレンスを取得するために、フィルタリング/並べ替えのプレファレンス構成要素のサービスの適用を利用する。この構成要素の主な機能は、一般のプレファレンス、エージェント単位のプレファレンス、及び実際の結果内に定義された設定(これはサポートされない可能性がある)を解決することである。この構成要素はユーザが現在適用のフィルタ処理と並べ替えを変更する場合に、フィルタリング/並べ替えのプレファレンスによって通知される。関連したユーザインターフェースは(右側ペインのビュー等の)シェル拡張子と関連したツールバーの一部であるが、機能の適用は結果ブラウザの領域で行われ、その制御は概して間接的である。
レンズモード−スマートレンズが呼び出されると、結果ブラウザはユーザが選択するオブジェクト用レンズの要求(照会)を生成する必要がある。照会は非同期なので、ユーザが多種のオブジェクト用にスマートレンズ照会を選択して、結果が返されと同時に表示できる。この目的のユーザインターフェースはスマートレンズアイコン用に所要面積をいくらか控えておくことが提案される。スマートレンズモードで、ユーザがスマートレンズアイコン上をクリック(またはマウスカーソルを合わせる)と、照会が発行され、アイコンは照会が進行中であることを表示するように変わる。結果が返されると、これらは結果ブラウザとスキン内の専用のスマートレンズテンプレートで処理され、オブジェクトのスマートレンズアイコンは結果が利用可能であることを表示するように変わる。もう一度アイコン上をクリックする、またはマウスカーソルを合わせる、スマートレンズの結果がスキン固有の方法で表示される(スマートレンズペインのユーザインターフェース例を参照のこと)。照会が素早く返されると、全体の機能がその上でマウスカーソルを合わせるたり、またはシングルクリックしたりすることによって起動されたポップアップのように感じられることが好ましい。
ディープインフォメーションのビュー−ディープインフォメーションが最初の結果で利用できない場合、この構成要素は関連照会を生成する。照会は非同期であることが好ましい。結果が結果ブラウザに返されると、(各スキン用に特別なディープインフォメーションのテンプレートを使って)適切なスキンを通して処理され、その結果生じるHTMLは関連オブジェクトで結果の文書の中に組み込まれる。結果ブラウザが結果を組み込んだ場所を認識するため、スキーマの主要スキンはオブジェクトのためにHTMLでディープインフォメーション要素に挿入する。(最初の結果の一部として、またはディープインフォメーション照会への対応としてのどちらかで)ディープインフォメーションが利用可能な場合、スキンは直接表示するか、またはその存在を示し、いくらかのスキンで定義されたユーザインターフェースはユーザにその表示を(ポップアップウィンドウ等で)可能にする。
文脈情報マネージャ−結果ブラウザに現在表示されているオブジェクト用に、特定の通知はデフォルト設定で提供されることが好ましい。以下のような新しい情報、または付加的情報の2つのクラスがユーザに提供される。
1. ユーザが最初の要求を出してからサーバに追加された付加的な結果。これは見出しまたはアクティブな電子メールのスレッド等に特に有用である。結果はビューに新しいオブジェクトを挿入することで結果ブラウザによって処理される。
2. ユーザに興味のあるコンテキストテンプレートと関連情報。これは特定のオブジェクトを文脈として用いて(スマートエージェント、スペシャルエージェント、ブレンダー、またはエージェンシーの)固有のエージェントへの付加的な照会によって生成される。結果は、照会から返されたXMLを処理し、結果としてのHTMLをそのオブジェクト用の既存HTMLに挿入することによって、ディープインフォメーション ビューとスマートレンズモードの結果が処理される方法に類似したやり方で処理される。スキンは表示機構とユーザインターフェースを制御する。関連情報の例としてオブジェクトに関連付けられた「最新ニュース」がある。
スキンマネージャ−リストスキン、オブジェクトスキン、及びリストスキンとオブジェクトスキンとの間の従属関係用のユーザプレファレンスを管理する(特定のオブジェクトスキンは、指定のリストスキンにのみに意味を成す可能性がある)。スキンマネージャはまた、どれくらい画面の所要面積が必要であるか、または最も適するモダリティモダリティ等の、スキンの制約を示す各スキンに対するパラメータを管理する。画面とウィンドウのサイズの一連の制約、及びモダリティ、アクセスのし易さ、言語その他の制約を考慮してスキンを選択するために、結果ブラウザを支援するかなりの量のインテリジェンスが組み込まれていることが好ましい。初期版は非常に単純であることが予想される。
スキンテンプレート−これはスキンの構造と結果ブラウザ内からの適用方法を記述する。スキンは結果のXMLを、XHTMLに(及び/またはSVG等の他の言語)、またはフラッシュMX及びアクションスクリプトの専有の提示プラットフォームに変換するXSLTのテンプレートが好ましい。テンプレートはCSSスタイリング向けのようなスタイリング情報を挿入することもできる。その結果としての提示コード(XHTML等)は、セキュリティのためにコードの包含を制限することができる。結果ブラウザ内枠組みのコードがスキンを呼び出す。好ましい実施の形態は以下のスキンクラスを含む。
・ リストスキン(またはレイアウトスキン)−リストスキンは、照会から返されたオブジェクトのリストをある全体の提示構造に変換するのに使われる。これは単純なリスト、表、または時刻指定のスライドのシーケンスであってもよい。リストスキンは、関連した提示形式を定義する制約内で動作する一定のスキンのみサポートするかもしれないが、スキーマ、またはオブジェクトに特定されない。例えば、表のレイアウトを定義するリストスキンは、小さい長方形の形式で情報を作成できるオブジェクトスキンを要求、または選ぶかもしれない。
・ オブジェクトスキン−オブジェクトスキンはスキーマ固有で、指定の情報オブジェクトタイプ(または情報のクラス)の個々のオブジェクトの提示を生成する。(いくらかの詳細をおそらく省略することによって)ある範囲の派生クラス、またはサブクラスのデフォルトのスキンとして機能する汎用スーパークラス(または他のスーパークラス)用のスキンを定義することが可能である。
・ 文脈スキン−文脈スキンは特定のコンテキストテンプレートに結合しており、そのテンプレートで示される文脈を最も効率的に伝達する提示を生成する。
・ ブレンダースキン−ブレンダースキンはブレンダーからの結果を表示するように設計されている。これらのスキンはユーザに、ブレンダー内に含まれるエージェントを経由して、情報オブジェクトタイプを経由して、またはすべての結果が1つのソースから来たように表示するマージされたビューを経由して結果を表示することを可能にすべきである。
スキンは(ブラウザコア自体にあるイベントによって静的に、または動的にパラメータとして渡された)制約を処理することで、モダリティと提示の表示領域等の制約をモデルにすることが好ましい。これはリストスキンが容認できるオブジェクトスキンを1つだけ特定しなければならないという制限を課すことでサポートされることが好ましい。別なアプローチにおいては、オブジェクトスキンは指定のリストスキン用に設計することができ、結果ブラウザ/スキンマネージャは現在のリストスキン用にオブジェクトスキンを選択する。
リストスキンの詳細−ユーザは現行ビュー用に単一のリストスキンを選び、それをデフォルトにすることができる。リストスキンは個々のエージェントと関連付けてもよい。その場合汎用デフォルトは上書きされる。結果ブラウザは結果のリストを処理するためにリストスキンを呼び出すが、リストスキンは実際に個々のオブジェクトを処理しないことが好ましい。それにより(シーケンスで時限エントリ、または表内のセル、あるいはリスト内の項目等)の枠組みの提示におけるオブジェクト単位の実現値がある程度作成され、それからオブジェクトスキンは詳細のデータを埋める。
オブジェクトスキンの詳細−オブジェクトスキンは特定のスキーマをXHTMLに変換する。ディープインフォメーションやコンテキストテンプレートの情報のような非同期の照会結果のサポートは、照会結果のXML上の(DOMを通した)結果ブラウザから関連したテンプレートを呼び出し、それから結果として生じるXHTMLを、DOMインターフェースを通して結果文書に挿入することで提供される。オブジェクトスキン内には、以下のようないくつかの個々のテンプレートが存在することが好ましい。
・ 主要スキーマのテンプレート−これはデフォルトビュー用に、XHTMLを生成する主要部分である。これはディープインフォメーション、スマートレンズ情報、コンテキストテンプレートの情報コンテンツ、及び関連したビュー上でのユーザ制御を提供する任意スクリプト用ラッパーを作成しなければならない。
・ ディープインフォメーションのテンプレート−このテンプレートはディープインフォメーション用メタ情報を取り扱う。これは最初の結果で提供されたインラインの詳細情報を呼び出してもよいし、または非同期で要求したディープインフォメーション処理を呼び出してもよい。どちらの方法でも、何らかの形でXHTMLを生成することが好ましく、それがディープインフォメーション用にラッパー要素の下に挿入される。挿入は可能性としてはインラインの詳細情報用にXSLTで発生し、ディープインフォメーションの照会結果にはDOMを挿入して有効になる。
・ 文脈情報のテンプレート−このテンプレートは文脈情報の照会結果の結果情報を処理する。それは何らかの形でXHTMLを生成し、ライブ情報用にラッパー要素の下に挿入される。この挿入はディープインフォメーションの照会結果用にDOMを挿入して有効になる。
・ スマートレンズの情報のテンプレート−このテンプレートはスマートレンズの照会結果用の結果情報を処理する。これは何らかの形でXHTMLを生成し、ライブ情報用にラッパー要素の下に挿入される。この挿入はディープインフォメーションの照会結果用にDOMを挿入して有効になる。
好ましい実施の形態において、テンプレートは(同じオブジェクト用であっても)XHTMLの他のコンテンツを修正できないので、ディープインフォメーション、ライブ情報、またはスマートレンズの結果がいつ利用可能なのかを示すユーザインターフェースの変更を調整するのは結果ブラウザ次第である。枠組みは結果ブラウザが必要に応じて検索や修正できるように通常の名前や要素タイプを持つために(また整合性のためにも)特定アイコンの使用が必要となる。更に、結果ブラウザは状態の変更を示すために、イベントを作成し発生させることができる。テンプレートで生成されたスクリプトはこれらのイベントに対応して希望に応じた関連情報を表示できる。
デフォルトのスキン−好ましい実施の形態において、一連のデフォルトのスキンが提供される。これは基本的なオブジェクトクラス用のスキンと、照会結果の多様なビューを可能にする、小さい1組のリストスキンが含まれることが好ましい。望ましいリストスキンには以下が含まれる。
・ (ウィンドウズエクスプローラの詳細ビューのような)詳細リストのビュー
・ 表形式のアイコンビュー(これもまたウィンドウズエクスプローラのアイコンビューのようなものであるが、幾分豊かである)
・ 時刻指定の提示ビュー
e. クライアントの枠組み
好ましい実施の形態において、文脈と意味を持つ情報を表示するために、システムのクライアントには、シェル拡張子、プレゼンタ、及びプレゼンタが使用するスキンを含む。
シェル拡張子−エクスプローラのシェル拡張子は、ウィンドウズシェルをカスタムコードで拡張するマイクロソフトウィンドウズのソフトウェア構成要素である。シェル拡張子はアプリケーションがシェルをカスタムクライアントとして使用することを可能にし、またデスクトップ、ファイルシステム、インターネットエクスプローラ等とのクリーンな統合等のサービスを提供する。デフォルトのシェル拡張子例として、「マイドキュメント」、「マイコンピュータ」、「マイネットワーク」、「ごみ箱」、「インターネットエクスプローラ」が挙げられる。
本発明の好ましい実施の形態でのシェル拡張子の使用は、次のようないくつかの利点を持つ。
1. 現在知識労働者が情報を閲覧している方法で、シームレスに統合されたユーザ経験を提供するのに非常にクリーンな方法を提供する。言い換えれば、これは専有クライアントを開発する必要性を未然に防ぎ、マイクロソフトのインターネットエクスプローラ、「マイドキュメント」等で非標準な統合を可能にする。
2. 現在のウェブを取り入れて、現在のウェブのコンテンツを本発明のインフォメーションナーバス システムへ転送するための移行パスを提供する。例えば、ユーザが(マイクロソフトエクスプローラ経由で)ハードドライブから、または(インターネットエクスプローラ経由で)インターネットから本発明のシェル拡張子上の遠隔エージェントに文書をドラッグ&ドロップすることを望んでいる。これは専有クライアントでは困難で非直感的である。それにもかかわらず、本発明はウィンドウズ以外のオペレーティングシステムとパーソナルコンピュータ以外のデバイス用オペレーティングシステム上で、専有クライアント、またはシェル拡張子の同等物の移植性を意図する。
本発明のシェル拡張子はユーザのセマンティックエンバイロメント(履歴、お気に入り、及びその他のビュー等の)ビューを提供する。好ましい実施の形態において、シェル拡張子は以下を提供する。
ユーザが意味論的ブラウザのセマンティックエンバイロメント上にあるエージェント、文書、フォルダ、またはアドレスを開けることができる。エージェント用に、クライアントはユーザに意味論的ブラウザのセマンティックエンバイロメントの閲覧を可能にするカスタムの「エージェントを開く」ダイアログボックスを表示する。これには、ユーザのマイエージェントリスト内にあるエージェント、グローバルエージェンシー ディレクトリ上のエージェンシー、(マルチキャスト経由告知で)ローカルエリア ネットワーク上にあるエージェンシー、ユーザが設定した任意でカスタムのエージェンシーディレクトリ上にあるエージェンシーを含まれることが好ましい。[INSERT RELEVANT SCREEN SHOTS ON UI]エージェントを開くと、クライアントがエージェントの照会結果を表示することになる。文書を開くと、文書オブジェクトタイプのスキーマと一致する文書のXML形式メタデータを開く。フォルダを開くと、ファイルシステムのフォルダ用のXML形式メタデータを開く。ユーザはフォルダ自体を経由して、フォルダの直接すぐあるコンテンツ、または深部にあるコンテンツを開くことができる。アドレスを開くと、ユーザがクライアントの枠組みで開く任意アドレスを入力できる。
1. これは、(文書用のXML形式メタデータを開く)URL、ファイルシステム上にある文書、エージェント、またはオブジェクトを含む(以下の「URLの命名規則」を参照のこと)。エージェントの場合、エージェントのURLは、「Agent://<Agent name>@<Agency name>.<domain name>」のように入力されるのが好ましい。これはHTTPのURLの「http://<URL>」 という命名規則に似ている。この場合「アドレスを開く」の選択肢で、任意のアドレスを開くことができるように「Agent:// 接頭辞」が必要である。「エージェントを開く」の選択肢の場合、ユーザは接頭辞を追加する必要がないことが好ましい。つまりクライアントの枠組みは接頭辞を含むように自動的にURLを正規化(カノニカライズ)する。これはユーザが現在のウェブに「http:// 接頭辞」で修飾しないで「www.foo.com」を入力できることと似ている。クライアントはユーザにマイクロソフトのアウトルック.PSTファイルのような他のオブジェクトを開くことができるようにすることを意図する。
2. ユーザがユーザ状態をサポートする指定エージェンシー上で、エージェントから/エージェントへ参照すること、会員登録をすること、会員登録を解除することができる。
3. ユーザがマイエージェントのリストに呼び出されたエージェントまたは意味論的な照会結果を格納できる。
4. ユーザはブレンダーの作成ができ、(ドラッグ&ドロップを経由することも含めて)エージェントをブレンダーへ及びブレンダーから追加及び除去ができる。
5. 最後に確認してから、(グローバルエージェンシー ディレクトリ、ローカルエリア マルチキャストネットワーク、または任意でカスタムのエージェンシーディレクトリ等の)エージェンシーのディレクトリ上に新しいエージェンシーがある場合にユーザに通知する。
6. 最後に確認してから、ある特定のエージェンシー上に新しいエージェントがある場合ユーザに通知する。
7. セマンティックエンバイロメントにあるオブジェクトの意味論的な関係照会へのドラッグ&ドロップのアクセスを提供する。シェル拡張子によって、ユーザはエージェントを表現するシェルフォルダに(ローカルドライブ、ネットワークコンピュータ、イントラネット、またはインターネットのどれかで)セマンティックエンバイロメントから文書をドラッグ&ドロップできる。これは文書のメタデータを引数として、指定エージェンシー用にXMLウェブサービスへの遠隔手続き呼び出しを起動させる。
8. システムのクリップボードにコピーされたオブジェクトに、「ペースト」のアクセスを提供する。本発明ではユーザが、後でのアクセス用に任意のオブジェクトをコピーできるためにシステムのクリップボードを用いる。更にクリップボードではユーザに、(アウトルックからの電子メールの項目等の)マイクロソフトオフィスのアプリケーションのような他のアプリケーションからのオブジェクトのコピー、マルチメディアアプリケーションからのオブジェクトのコピー、及び任意のアプリケーションからのデータのコピーができる。
9. ユーザはエージェントをスマートレンズとして選択できる。スマートレンズではユーザは、エージェントからの内容に基づいた結果ビュー内でのオブジェクトの表示、またはシステムのクリップボードへコピー可能な任意のオブジェクトの表示ができる。例えば、通常、文書オブジェクトは結果ビュー内にあり、ユーザがオブジェクトを表現するリンク上にマウスカーソルを合わせると、オブジェクトメタデータが表示される。しかしながら、(例えば、結果シート上にペーストすることによって)スマートレンズが選択されて、ユーザがオブジェクト上にマウスカーソルを合わせると、スマートレンズ内のオブジェクトとカーソルの下のオブジェクトとを関連付ける情報が表示される。例えば、ユーザがPeople.Research.All をクリップボードにコピーしてスマートレンズとしてペーストして、次に文書上にマウスカーソルを合わせると、メタデータは「この文書のエキスパートを15人People.Research.All で発見する」と吹き出しポップアップで表示することができる。「この文書を書いた可能性がある人を3人発見する」と「People.Research.All にある人によって投稿されたこのオブジェクトに関する電子メールメッセージを78件発見する」が他の例として挙げられる。ユーザは吹き出しポップアップのメタデータ内リンクのどれを呼び出しするかを決める。他の実施の形態においては、ポップアップはサイドバーで表示されて吹き出しは必要としないものがある。スマートレンズがクリップボード上にペーストされると、シェル拡張子はシステムと通信して、選択されたエージェントの名前が反映されるようにマウスカーソルを変えることが好ましい。スマートレンズはクリップボードからコピーされるので、グローバルな範囲を持つことが好ましい。言い換えれば、例えばウィンドウズエクスプローラとインターネットエクスプローラのすべての実現値がスマートレンズを「見て」そのアクションに応対する。好ましい実施の形態において、(エージェントまたは他のオブジェクト等の)クリップボード上にある現在のオブジェクトに適用するインフォメーションエージェントのツールバーにスマートレンズツールが存在する。デフォルト設定では、リンクがいったんシステムでクリックされると、スマートレンズのツールは選択解除される。ユーザはスマートレンズを「固定」できることが好ましい。スマートレンズが固定されると、スマートレンズはユーザが明示的に選択解除するまでアクティブの状態を保つ。好ましい実施の形態において、スマートレンズを固定するには、ユーザはツールバー上で「スマートレンズとしてペーストして固定」のツールを選択する。
10. ユーザはシェル拡張子からエージェントの結果を「切り離して」、デスクトップのドッキングビューに表示できる。このビューにおいて、エージェントの結果ブラウザウィンドウは意味論上におけるティッカー(電子掲示板)の役割を果たす。この機能ではユーザが他の仕事を引き続き行いながら意味論的情報を常に表示できる。
11. ユーザはエージェントをスクリーンセーバーとして使用できる。
12. ユーザはグローバルエージェンシー ディレクトリ上の利用可能なスキンの閲覧、及び呼び出しができる。
プレゼンタ−プレゼンタは、意味論的な照会をスクリプト(または他のプラグイン)から取得し、KISエージェンシーのXMLウェブサービスに渡す(ブラウザのプラグイン等の)一組のローカル構成要素である。本発明は意味論的な照会結果を変換し、ユーザへの最終的な提示用にXMLを他の動作またはスクリプトに渡す。
好ましい実施の形態において、プレゼンタはSQMLファイルでシェル拡張子によって呼び出される。システムはXMLウェブサービスのディレクトリと通信することが好ましい。システムはSQMLファイルを解決して(SQMLファイル内で参照されたエージェンシー上のXMLウェブサービスを経由して)ローカルに、または遠隔に情報源を持つXML情報を開くために呼び出しを起動する。あるいは、エージェントのURLがシステムに渡されると、プレゼンタはエージェントがホストされるエージェンシーのXMLウェブサービスへの呼び出しを経由して起動することでURLを直接開く。好ましい実施の形態において、システムは適切なメソッドを適切な意味論的なオブジェクトタイプで呼び出す。デフォルトの意味論的なオブジェクトタイプの例は、SEMANTICOBJECTYPEID_EVENT、SEMANTICOBJECTTYPEID_EMAILMESSAGE等で、ヘッダファイル(semanticruntime.h)内で定義される。好ましい実施の形態はRegisterSemanticObjectType のAPIを経由して新しい意味論的なオブジェクトタイプの登録を可能にする。エージェンシー上のこの意味論的な照会プロセッサは、意味論的なオブジェクトタイプをフィルタとして用い適切なXMLの結果を返す。
好ましい実施の形態において、本発明によるスキン(以下を参照)は(XMLウェブサービスからの途中で)枠組みから返されたXMLをDHTMLに変換するために、XSLT(及び/またはスクリプト)を用いる。シェル拡張子ではユーザが現在の照会用の新しいスキンを選択できる。
スキンはオブジェクトタイプ固有で、(スペシャルエージェント用に)コンテキストテンプレート固有、または(ブレンダー用に)ブレンダー固有であることが好ましい。スキンはまた、エージェントの意味論的ドメイン名/パス、またはオントロジに基づいて、及びユーザのペルソナ、状態、場所等の他の属性に基づいてカスタマイズできる。各エージェントはデフォルトのスキンを使ってエージェンシー上で設定される。本発明は更に(グローバルエージェンシー ディレクトリ上等の)ルートエージェンシー上に公開することができるカスタムスキンを意図する。クライアントは宣言されたエージェント用のエージェンシー、または(グローバルエージェンシー ディレクトリ等の)中央サーバのどちらかからスキンをダウンロードして、現在のビューに適用することが好ましい。クライアントはエージェントのスキンを無視するため、またはユーザインターフェースの一部分に限定するためにユーザプレファレンスを含むこともできる。
(オブジェクトスキン、リスト/レイアウトスキン、文脈スキン、ブレンダースキン等の)スキンタイプのほかに、好ましい実施の形態では、スキンは以下のようにカテゴリ化される。
・ 設計テンプレートスキン
・ 色テンプレートスキン
・ アニメーションテンプレートスキン
意味論的なスキンは、切り離し(上記を参照)、またはスクリーンセーバーとして表示される場合を除いては、対話型が要求されることが好ましい。各スキンではユーザが「意味論的なビュー」内での特定箇所の検索ができる。例えば、スキンが初めに最初の25項目のみを表示するとすれば、ユーザが次の25項目の検索、早送り、巻き戻し等ができるように、スキンはシークバー(または他のユーザインターフェースの機構)を持つ必要がある。スキンによっては「リアルタイムモード」の選択肢を持つものがある。このモードではスキンは、(プル経由で)XMLウェブサービスから新しいオブジェクトを継続的に取得する。スキンは希望のオブジェクトのスキーマに基づいて、新しい情報用のXMLウェブサービスをポーリングする役目を持つ。好ましい実施の形態において、エージェンシーはスケーラビリティの理由でクライアント固有の状態を全く保持しないので、クライアントへの通知は行われない。
スキンはリアルタイムモードを含むこともできる。これらのスキンは優先度に基づいてオブジェクトを(表示する、並び替える、または強調表示する等の)循環して繰り返さなければならないので知的であることが必要である。例えば、エージェンシーに新しいオブジェクトが掲示されたことを示す情報をプレゼンタが中継すると、スキンは直ちにこれを表示/並び替え/強調表示して、残りのオブジェクトの提示を続ける。プレゼンタは並び替えを判断して、多種の並べ替えとフィルタ設定からスキンはダイナミズムを処理する。これは意味論的な提示がリアルタイムで発生しているような認識を生み出す。好ましい実施の形態において、これはユーザがスキンを使ってアクセスできる新しいデータが存在する場合に起こる。リストが時刻で並べ替えられている場合、リアルタイムの提示ではユーザインターフェースが対話モードにジャンプしてしまうのでユーザを困惑させることになりかねる。(スクリーンセーバーモード等の)いくつかのモードにおけるユーザプレファレンスの選択肢は、(リストの一番上に新しいデータが挿入されると、並べ替えたリストの一番上にスクロールする等)その新しいデータを表示するためにスキンを自動的にリセットする。
他の実施の形態においては、スキンは利用可能な提示ウィンドウの分量に基づいて、提示をカスタマイズするように設計されている。例えば、スキンは提示ウィンドウが比較的小さいと、フェードインとフェードアウトを使って情報を表示することで、静的モードから動的モードに変更することができる。スキンは予期されるレベルのユーザの対話に応じて、モーダルであることが好ましい。例えば、スクリーンセーバーはブラウザとは異なる動作する。同様にドッキングビューは(小さいだけでなく、ユーザの対話の焦点ではなく背景ビューの1種類と見なされるので)違う。ビューが最小化、または非表示されている場合、(特に新しい情報を示すために)代わりのモードが使われてもよい。その例は音声通知、確認メッセージのような警告、スタートバーの表示、及び(アウトルックの通知のような)点滅が挙げられる。エージェントは、電子メール、テレフォニーまたはインスタントメッセンジャー(IM)による通知の送信に使用してもよい。他の実施の形態においては、本発明は(イベントのカレンダー用にHTML自動コンテンツ作成等)ウェブサイトに掲示するエージェントを意図する。
あるいは、スキンは視聴覚情報を生成することもできる。例えば、音声合成のスキンは電子メールオブジェクトを読み上げることができる。この機能は身体障害を持つユーザ用、及びオートピーシー(Auto PC)のユーザ用だけでなく他のユーザ向けにも大きな潜在的価値を持つ。
好ましい実施の形態において、スキンの枠組みは以下のサービスを公開する。
1. SQMLベースの意味論的な照会を開くメソッド。これはローカルのSQML文書、エージェント等であり得る。
2. エージェントのURLディレクトリを開くメソッド。
3. インフォメーションエージェントのセマンティックエンバイロメントを参照するメソッド。
4. カスタマイズ可能なクリップボード形式を使ってシステムのクリップボードとインターフェースで接続するメソッド。
5. 指定の照会用または指定の意味論的なクラスID用に現在のスキンを持続するメソッド。
スキン−上記で提示したように、スキンはエージェント単位でユーザ経験をカスタマイズするのに用いられる提示テンプレートである。好ましい実施の形態において、スキンは中央サーバにホストされるXSLTのテンプレート及び/またはスクリプトである。本発明によるスキンは、(プレゼンタの表示、音声合成、プラグイン経由の構造化ベクトルグラフィック(SVG)等の)XHTML+TIMEコードを生成し、多種のシステムのサービスにアクセスすることが好ましい。好ましい実施の形態において、スキンは以下の機能をサポートする。
1. 表示されているオブジェクトのXMLスキーマに対応するフィールドの一部分、またはすべてを表示する。スキンはユーザに返された組の中でオブジェクトを一意的に区別する方法、またはファイル名、URL、または(人用の)個人名等の従来のアクセス方法を提供することもできる。
2. オブジェクトがホストのエージェンシーによって理解されたかを示すユーザインターフェースを表示する。各オブジェクトはこの情報を示す「理解済み」フィールドを含むことが好ましい。
3. 意味論的なオブジェクトタイプの SEMANTICOBJECTTYPE_OBJECT 用に、スキンは生のオブジェクトメタデータ、または生のオブジェクトを表現するクラス固有のオブジェクト用XMLスキーマのメタデータを表示することもできる。生のオブジェクトを参照する照会用クラス固有のXMLスキーマを表示するスキンの場合は、スキンは異なるペインでクラス固有の情報を表示するために「スマートで」なければならない。これを実現する好ましい方法は、フレーム、タブ付きボックス、または他のユーザインターフェースの技術を用いる。すべての意味論的な照会が生のオブジェクトを指すので、スキンは(単に生のオブジェクトを返す)SEMANTICOBJECTTYPE_OBJECT のフィルタで照会を読み込むか、または必要なオブジェクトタイプIDを読み込むかのどちらかが好ましい。好ましい実施の形態において、多くのクラスにおける生のオブジェクトでオブジェクトリストの提示を用意するために、スキンはまず以下を行うべきである。
・ オブジェクトの照会を取得する。
・ 各意味論的なオブジェクトタイプには、指定のオブジェクトタイプに対してエージェントリソース内にオブジェクトが何個存在するかを判断する。これはエージェントのURLと(電子メール、文書、イベント等の)オブジェクトタイプID名を引数として持つ、エージェンシーのXMLウェブサービスのメソッドGetNumObjectsOfClassInAgent を呼び出すことで取得されるのが好ましい。XMLウェブサービスは、オブジェクトタイプIDフィルタの条件を満たすエージェント内にあるオブジェクト数を返す。
・ エージェントの照会に何タイプのオブジェクトがあるかによって、スキンはオブジェクトタイプ数に適切なフレーム、または他のユーザインターフェースを表示する。好ましい実施の形態において、スキンがオブジェクトタイプ固有のメタデータを読み込む準備ができると、エージェントのURLと意味論的なオブジェクトタイプを引数として持つ、エージェンシーのXMLウェブサービスのメソッド ExecuteSemanticQuery を呼び出す。
4. ユーザがオブジェクト上にマウスカーソルを合わせると、更に多くのオブジェクト用のメタデータが表示できる。
5. スマートエージェントのスマートレンズが選択されると、本発明のインフォメーションエージェントは、スマートレンズにあるオブジェクトをマウスの下にあるオブジェクトにマッピングする文脈上のメタデータを表示する。1つの実施の形態において、スマートレンズはプレゼンタ内で表示されたオブジェクトに適用する。他の実施の形態においては、本発明はスマートレンズが(マイクロソフトオフィスのアプリケーション、デスクトップ等の)他のアプリケーションにおいて起動できる。これはマウスがシステムのどこを動いているときもスマートレンズアプリケーションを呼び出して、マウスを追跡するシステムフックのインストールを必要とする。「フック」がすべてのマウスのイベントに呼び出されて、フックはまたマウスをキャプチャする。スマートレンズは二者択一的に、非同期起動もできる。この実施の形態においては、プレゼンタが新しい結果を表示するときはいつでも意味論的なスマートレンズの情報がないかクリップボードを調べる。非同期の実施の形態において、プレゼンタはビュー内の全オブジェクトのすべてのスマートレンズの結果を、自動的にキャプチャする。表示する各オブジェクトの横にアイコンを表示して、そこに文脈固有の関連した情報があることを示す。好ましい実施の形態において、ユーザはビューで任意のオブジェクトにスマートレンズを起動できる。
6. 最新情報−各オブジェクトはオブジェクトに関連する「最新情報」があるかどうかを示すユーザインターフェースを表示することが好ましい。これは意味論的に「最新ニュース」に相当する。ユーザインターフェースは情報の重大性を示すために表示されるのが好ましいが、ユーザがその情報を必要としない場合のために押し付けがましいものであってはいけない。例えば、ユーザインターフェースはオブジェクトのビューウィンドウの隅でゆっくりと点滅するアイコンとして示してもよい。ユーザがアイコン上にマウスカーソルを合わせると、「最新情報」のメタデータが表示される。好ましい実施の形態において、「最新情報」は最新ニュースのコンテキストテンプレートを使って、すべてのエージェントに呼び出しを起動する暗黙的なスペシャルエージェントによって実装される。
7. 各オブジェクトは注釈付加を持っているかどうかを示すユーザインターフェースで表示可能であることが好ましい。この情報はすべてのオブジェクトに対して、すべての照会結果内にフィールドとして含まれる。
8. 各オブジェクトは、事前定義済みコンテキストテンプレート上に関連した情報があるか、またはクライアント上にスペシャルエージェントがあるかどうかを示すユーザインターフェースで表示可能であることが好ましい。これにはユーザによって作成されたスペシャルエージェントと(例えば、クライアントによってインストールされた)デフォルトのスペシャルエージェントを含むことが好ましい。好ましい実施の形態において、コンテキストテンプレート用の文脈パレットは、ユーザが(文脈パレットをナビゲートするために)1つ以上の文脈パレットを表示したり、非表示したり、スクロールしたりする選択肢を持って、表示される。コンテキストテンプレートと文脈パレットは以下で詳細に説明する。他の実施の形態において、エージェンシーの優先度には以下を含むことが好ましい。
・ 優先度が非常に高い−これは最優先事項である。例えばある指定の文書用に、関連した電子メールメッセージが投稿されたばかり(この場合数分以内)である、または今後のイベントが切迫している場合、このフラグは(エージェンシー上で) TRUE である。
・ 優先度が高い−これはその次に最優先事項である。ユーザインターフェースのフィードバックはあまり押し付けがましいものではいけないが、優先度が十分に高いのでユーザの注意に値することを明確にすることが好ましい。優先度はユーザによって異なるようにすることもできる。例えば、ユーザにとって地元のイベントがあれば、その優先度は遠隔地のイベント(特に遠隔ユーザにとってそのイベントに参加する可能性が全くない場合)よりも高くなることが可能である。
・ 優先度が中程度−これは単にユーザに時間があれば目を渡すべき情報があることを示すことができる。ユーザインターフェースのフィードバックはこれを明確にする必要がある。
・ 優先度が低い−これは関連した情報は密接な関係を持つが最近のものでないことを示してもよい。
この4つの優先度の仮想ブレンダーは、クライアント上にデフォルト設定でインストールされることが好ましい。これらのブレンダーはマイエージェンシーリストにある各エージェンシー上の対応する優先度のエージェントから情報を自動的に集約する。これはすべてのエージェンシー上でのデフォルトの優先度エージェンシーであることが好ましい。好ましい実施の形態において、意味論的な関係照会は文脈とユーザを考慮に入れる。
各コンテキストテンプレート(または現在選択されているコンテキストテンプレート)の好ましい実施の形態において、プレゼンタはユーザがマイお気に入りのエージェンシーのリスト、または最近のエージェンシーに追加するエージェンシーを列挙して、コンテキストテンプレートに基づいて現在のオブジェクトに関係するオブジェクトがあるかどうかを探し出すために、適切なエージェンシーに動的に生成されたSQMLを使って照会をする。お気に入りまたは最近のリストのエージェンシーのどれもにアクセスできな場合、ユーザインターフェースはエージェンシーを無視することで、ユーザに気付かれないようにこれを処理することが好ましい。好ましい実施の形態において、デフォルト設定では、動的に生成されたSQMLは現在選択されたオブジェクトのSRMLのSQMLを索引付けして、SQML内のリソースをリンクフィルタとして、コンテキストテンプレートのSQMLに(できればデフォルトの述語である「関連する」を使って)挿入することで作成される。これは現在選択されたオブジェクトのオブジェクトタイプを表示された文脈パレットの意味論へのマッピングを知的に処理する。例えば、現在選択されたオブジェクトが文書である場合、見出しの文脈パレットはSQMLの派生に基づいたSQMLを見出しのコンテキストテンプレートに用いる。セマンティックエンバイロメントの各エージェンシーは、デフォルトの述語を適切に使用して結果として生じるSQMLを意味論的に処理する。また別な例において、選択されたオブジェクトが人の場合、見出しのパレットは、人が作成、または注釈付加した「見出し」等、その人に関連する見出しを示す。あるいは、現在選択されたオブジェクトが文書、または電子メールメッセージである場合、(デフォルトの述語を持つ)SQMLは各エージェンシー上の意味論的に関連する見出しを表す意味論的結果を作成する。これらの結果は文脈パレットに表示されることが好ましい。(権威的、ニュースメーカー等の)他の文脈パレットも同様である。
人のオブジェクトには、優先度のフラグはその人が投稿したオブジェクト、またはその人が作成またはホストするオブジェクトのどちらかを示すことが好ましい。この例で意味論的に一意的なメタデータのフィールドだけがこの判断を行うことが好ましい(例:その人の電子メールアドレス)。
9. 各オブジェクトはいくつかの操作の選択肢を含んだユーザインターフェースを表示することが好ましい。一例として、図54はインフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)のリゾルトペインに表示された情報オブジェクトを示すユーザインターフェースの画面例である。図54は、ユーザが推薦の文脈ペイン、最新ニュースの文脈ペイン、動詞のポップアップメニュー等ツールの選択肢を起動できる、(オブジェクトのメタデータ用の)吹き出しポップアップ及びオブジェクトのユーザインターフェースを示す。付加的及び他のユーザインターフェースの選択肢には以下を含む。
・ イントリンシックセマンティック リンク−これはオブジェクトの意味論的なクラスに組み込まれたリンクである。イントリンシックセマンティック リンクが存在しない場合は、何も表示される必要がない。一例として、好ましい実施の形態の電子メールオブジェクトには以下のイントリンシックセマンティック リンクが含まれる。
1.差出人リスト->
1.人A
2.宛先リスト->
1.人B
2.人C
3.CCリスト->
1.人D
2.人E
4.BCCリスト->
1.人F
2.人G
5.添付ファイル->
1.文書1
2.文書2
3.文書3
好ましい実施の形態において、これらの意味論的なリンクのどれかがユーザによって呼び出されると、クライアントは関連オブジェクトの(及びオブジェクト自体でない)メタデータを取得する。これではユーザが最初のオブジェクトの側面で意味論的な情報の探索ができる。スキンは、適切なメソッドでオブジェクトをホストするXMLウェブサービスのエージェンシーを呼び出すことが好ましい。好ましい実施の形態において、このメソッドの形式はISemanticRuntimeService::LoadNativeSemanticLink である。この実施の形態には、意味論的なクラスID、意味論的なリンク名、引数名、及び引数の文字列形式を含む。例えば、(ゼロベースの索引で)3番目の添付ファイルを「ナビゲート」するために、スキンはLoadNativeSemanticLink(SEMANTICCLASS_EMAILMESSAGE, “Attachments”, “Index”, 2)を呼び出すべきである。これはこの意味論的な関係照会を表現し、このSQMLを持つ新しい一時的なスマートエージェントを作成し、スマートエージェントを読み込むSQMLが生成されることが好ましい。これは好ましい意味論的ナビゲーションを示す。プロセスは再帰的であることもできる。ユーザは新しいオブジェクトとピボット等を任意に使って、新しい結果をナビゲートすることができる。図55は本発明による電子メールの例を示すイントリンシックセマンティック リンクに関連した吹き出しポップアップの一例である。このユーザインターフェースの見本では、ユーザがリゾルトペイン内の情報オブジェクト上にある「組み込みリンク」アイコンを選択すると、ポップアップメニューが表示される。この図解はイントリンシックセマンティック リンクのユーザに電子メールオブジェクトに対して何が表示されるのかを示す。好ましい実施の形態において、ユーザがメニューの選択肢をクリックすると、ポップアップメニューの項目が(適切なリソースと述語のリンクが何であるかの)新しいSQML照会を呼び出す。新しい一時的なエージェンシーは照会結果を示して(SQMLで)作成される。ユーザはエージェントをお気に入りのリストに保存できる。また新しい結果はイントリンシックセマンティック リンク、コンテキストテンプレート等を表示し、その結果ユーザが情報を意味論的にナビゲートできるユーザ制御のブラウジングをサポートする。ネイティブな動詞の代替の設定と機能は以下の通りである。
ALL INFORMATION(すべての情報):
(エージェンシーが出所である場合にのみ)エージェンシー上の関連した情報を検索
(エージェンシーが出所である場合にのみ)エージェンシー上の関連した可能性がある情報を検索
注釈付加を開く->
すべて
注釈付加1
注釈付加2
注釈付加2
EMAIL(電子メール):+=
差出人リスト->
人A
宛先リスト->
人B
人C
CCリスト->
人D
人E
BCCリスト->
人F
人G
添付ファイル->
文書1
文書2
文書3
PERSON(人):
直属先->
直属の部下->
配信リストの会員->
情報作成者->
情報注釈付加者->
この人がエキスパートであるカテゴリを持つ情報->
CUSTOMER(顧客):
情報注釈付加者->
・ 注釈付加−これではユーザが現在のオブジェクトのすべての注釈付加に対する要約ビューをナビゲートできるようにすることが好ましい。好ましい実施の形態において、スキンは(オブジェクトメタデータを引数として)ISemanticRuntimeService::EnumAnnotations を呼び出すことで、すべての注釈付加を表示する。これは注釈付加オブジェクト用のメタデータを含む特性の表のXML表現を返す。スキンは(注釈付加の名前またはタイトル等の)表示される注釈付加の概要の内一部の表現を表示することが好ましい。注釈付加リンクがユーザによって呼び出されると、スキンは注釈付加オブジェクト用メタデータを表示する。これらの機能はクライアント上で適用されたフィルタに源を発することが好ましい。あるいは、これらの機能はエージェントとして作成できる。本発明のこの側面は更に意味論的ナビゲーションを説明する。「注釈付加」の照会のSQMLによる表現を使って注釈付加を読み込むことが好ましい。これは、このSQMLで新しいスマートエージェントを作成する。次にスマートエージェントは「最近の」リストに追加して読み込む(またはナビゲートする)。プロセスは再帰的であることもできる。ユーザは新しく表示された注釈付加をピボット等として使ってナビゲートすることができる。
・ 関連したオブジェクト−好ましい実施の形態において、これは任意選択で、ユーザが現在のオブジェクトをインフォメーションオブジェクト ピボットとして用いて、ユーザのマイエージェンシーのリストに含まれる各エージェンシーにある関連した情報を検索できる。これはコピー&ペーストを手段とせず、またはシェル拡張子のユーザインターフェースに頼らずに実現することが好ましい。好ましい実施の形態において、ユーザインターフェースのポップアップは以下の形式で情報を示す。
Find Related Objects →
All my agencies→
Agency Foo→
All.All
All.Understood.All
All.CriticalPriority.All
All.HighPriority.All
All.MediumPriority.All
All.LowPriority.All
All.MyFavorites.All
All.Recommended.All
Agencies that understand this object→
Agency Bar→
All.All
All.Understood.All
All.CriticalPriority.All
All.HighPriority.All
All.MediumPriority.All
All.LowPriority.All
All.MyFavorites.All
All.Recommended.All
All my agencies のリストはユーザがローカルに登録したエージェンシーを列挙するだけでプレゼンタによって取得される。プレゼンタはローカルに登録した各エージェンシーに当該のオブジェクトを理解するかどうかを「尋ねる」ことで「このオブジェクトを理解するエージェンシー」のリストを返す。プレゼンタはエージェンシーにオブジェクトのXML表現を渡し、エージェンシーはそのXML表現の意味論的な処理を試みる。エージェンシーはオブジェクトを理解するかどうかを示すフラグを返す。各オブジェクトはエージェンシーがそのコンテンツを理解するかどうかを示すフィールドを持っているので、プレゼンタはそのオブジェクト自体がホストされているエージェンシーを除外することで返されたリストを最適化する。
・ 動詞−これによって、ユーザは現在のオブジェクトに直接関係する任意のアクションを呼び出すことができる。例えば、文書または電子メールメッセージは「開く」動詞を持つことができる。これはワードプロセッサ、または電子メールクライアントを開いて情報を表示する。イベントは「アウトルックのカレンダーに追加」の動詞を持つことができる。好ましい実施の形態において、動詞は、クラス固有であることが望ましいが、システムの枠組みによってクライアント上で呼び出される。エージェンシーは動詞のことを知る必要はまったくない。好ましい実施の形態において、各オブジェクトにはいくつかの動詞がある。これらの動詞は最初にポップアップメニューで表示されることが好ましい。好ましい実施の形態において動詞は以下を行う。
1.注釈付加をする−ユーザがこの動詞を呼び出すと、スキンはクライアントのランタイムと通信して注釈付加をするメソッドを呼び出すことが好ましい。このメソッドは(エージェンシーが注釈付加を解釈するために構文解析する)適切な件名でデフォルトのメールクライアントを開始する。ユーザは通常の電子メールメッセージをオブジェクトの注釈付加として送信する。電子メールの注釈付加は、更に意味論的なリンクを構成する添付ファイルを含むこともできる。これによって、ユーザは(文書等の)オブジェクトからその注釈付加に、そしてその添付ファイルへ、そして(例えば、スマートレンズを経由して)外部のコンテンツソースへとナビゲートできる。他の実施の形態はまた、単純な形式に基づいた、またはダイアログに基づいた注釈付加等、注釈付加をサポートする。しかしながら、電子メールは最も意味論的な豊かさを提供する。
2.コピーする−これはオブジェクトのXMLをシステムクリップボードにコピーする。
3.非表示する−これはユーザがオブジェクトのビューに興味がないことを示す。
4.開く−これは何が開かれているかのリンクで修飾される。文書の例では、「文書を開く」が表示され得る。電子メールメッセージ用には、「電子メールを開く」が表示され得る。クライアントはリンクのMIMEタイプ用にシステムで登録された、デフォルトのアプリケーションでオブジェクトを開く。他の実施の形態においては、本発明は特定のアプリケーションでオブジェクトを開くことができる「次を使って開く」等の他に関連した開くの動詞をサポートする。
5.お気に入りのマークを付ける−これはエージェンシーがユーザ状態をサポートして、オブジェクトがお気に入りでない場合に表示されることが好ましい。
6.お気に入りのマークを解除する−これはエージェンシーがユーザ状態をサポートして、オブジェクトがお気に入りである場合に表示されることが好ましい。
図56は本発明による動詞のユーザインターフェースに関連した吹き出しポップアップの一例である。このユーザインターフェースの例では、ユーザがリゾルトペインに表示された情報オブジェクト上の「動詞」アイコンをクリックすると、吹き出しポップアップが表示される。メニューは(文書、電子メール、人等の)オブジェクトタイプに基づいた情報オブジェクトに対する関連がありサポートされたアクションを示す。ネイティブの動詞の代替の設定と機能は以下の通りである。
ALL INFORMATION(すべての情報):
・ 注釈付加する(アウトルックを開く。オブジェクトの出所がエージェンシーである場合、エージェンシーのイーメールエージェントアドレスは「宛先」フィールドからデータを取り込み、そうでない場合、オブジェクトの注釈付加の関連付け用にユーザがエージェンシーを指示できるように、「宛先」フィールドは空白のままになる)。オブジェクトの出所がエージェンシーでない場合、オブジェクトは電子メールメッセージに、URL、または完全な添付ファイルとして添付されるべきである。
・ コピーする
・ 開く
・ お気に入りのマークを付ける(クライアント上に格納される)
・ お気に入りのマークを解除する
PERSON AND CUSTOMER:+=”Send Email”
10. スキンが1つ以上のオブジェクト用に新しい照会、またはメタデータを読み込む際に、スキンはその照会、またはメタデータで枠組みを呼び出すことが好ましい。好ましい実施の形態において、スキンは照会を実行しないで、プレゼンタのランタイムに照会を渡し、そこで結果が管理される。
11. ディープインフォメーション(または提示)モード−本発明の他の実施の形態は、詳細提示モードのスキンのサポートを提供する。この実施の形態においては、スキンは現在のオブジェクトに関連する情報があるかどうかを示すユーザインターフェースを表示する。スキンはまた情報を記述するテキストを表示する。例えば、指定の文書オブジェクト用に、スキンは「Jane Doe がこのオブジェクトに関連する最近の電子メールメッセージを投稿しました:<電子メールのメッセージの要約>」というテキストでポップアップを表示できる。この実施の形態において、スキンは最後に投稿された関連のオブジェクト、または最も間近に予定されているオブジェクト等の特定情報の詳細を示す。スキンはユーザが興味を持つかもしれない他の「真実」、または推測されたデータを表示することもできる。その例として以下が挙げられる。
・リサ ヘイルボーンが最近関連文書を投稿した:<summary>
・この文書の作成者はおそらく <foo> である。
・スティーブ ジョドキンズはパトリック シュミッツの直属である。パトリックはこれに関連して優先度が非常に高いオブジェクトを54個投稿している。
・この文書はエキスパートが3人いる可能性がある: <names>
・ユーイング チェンはこの文書に関して最も専門知識があるようである。
本発明の枠組みは、スキンが情報を取得するのに使ういくつかの「意味論的な詳細」を公開する。スマートレンズもまた、詳細提示モードをサポートするように設定できる。言い換えれば、好ましい実施の形態において、オブジェクト上でスマートレンズを起動すると、上記の例に似た詳細情報を返す。スキンはオブジェクトのビューウィンドウの隅にアイコンを表示する。ユーザはそのアイコンをクリックして「詳細情報」を表示することができる。「詳細情報」のメタデータは非同期的に取得されることもできる。
図57は本発明にしたがって、リゾルトペインの文脈内で提示された、ディープインフォメーションモードのユーザインターフェースに関連した吹き出しポップアップの一例を示す。この例ではユーザは、(例えば、「スティーブ ジョドキンズ」は人のオブジェクトで、「エキスパート」はコンテキストテンプレートの結果オブジェクトで、「直属の部下」は「直属の部下」述語フィルタを使うオブジェクト等)のセマンティックエンバイロメント内の意味論的な(SQML)リンクの他に、どのタイプのディープインフォメーションを表示するかをフィルタリングするためのディープインフォメーションのテンプレートを選択する、及びディープインフォメーションの「ストーリー」を表示するという選択肢がある。更に、ユーザはプレビューのプレイヤー/コントロールを使って、適所での意味論的な照会結果をプレビューする選択肢がある。
e. 意味論的な照会文書
クライアントの観点からすると、クライアントが理解するすべてが照会文書である。本発明において、ワードプロセッサが「テキストの複合文書」を開く方法と類似したやり方で、クライアントは「照会文書」を開く。クライアントの主な役割は、意味論的な照会文書の処理とその結果の表現である。意味論的な照会文書は、意味論的クエリマークアップ言語(SQML)形式で表現され格納されることが好ましい。これは「意味論的なファイル形式」と似ている。好ましい実施の形態において、SQMLの意味論的なファイル形式は以下を含む。
・ Head−ヘッドタグは文書を記述するタグを含む。
・ Head: Title−これは文書のタイトルを示す。
・ Filters−プレゼンタは「フィルタ」タグ内のエントリを使って返されたオブジェクトすべてをフィルタリングする。このようなエントリは(文書、イベント、電子メール等の)オブジェクトタイプ名を含むこともできる。フィルタの指定がない場合、オブジェクトはフィルタリングされない。タグはエントリが含まれるか含まれないかを示す修飾子を持つ。(「含む」と「除外する」の両方のタグで示された)重複したエントリの場合、解釈プログラムはエントリを除外する(すなわち、タイの場合は「除外する」と推定される)。
・ Attributes−このタグは文書の属性を示す。
・ Skins−これはスキンに関連するすべてのエントリ用の親タグである。
・ skin:<objecttypename> これは object type name で示すオブジェクトタイプのオブジェクトを管理するスキンの情報を含む。SQML文書内で対応するスキンのエントリを持たないオブジェクトには、プレゼンタはデフォルトとエージェントのスキンを用いる。選択肢は以下を含むことが好ましい。
・skin:<objecttypename>:color これはこの文書で使われる色のテンプレートの情報を持つ。主なエントリはXSLTのURLである。
・skin<objecttypename>:design これはこの文書で使われるデザインのテンプレートの情報を持つ。主なエントリはXSLTのURLである。
・skin:<objecttypename>:animation これはこの文書で使われるアニメーションのテンプレートの情報を持つ。主なエントリはXSLTのURLである。
・ Query−これは照会文書の主な照会のすべてのエントリ用の親タグで、以下を含んでもよい。
・ Resource−照会が行われるリソースへの参照。例としてファイルパス、URL、キャッシュエントリの識別子等を含む。これらは解釈プログラムによって実際のリソース管理の構成要素にマッピングが行われる。
・ resource:type−名前空間で修飾されたリソース参照のタイプ。定義されたリソース参照のタイプの例としては、nervana:url (これはリソース参照が整形式標準のインターネットのURLである、また agent://… のようなカスタムのURLであることを示す)とnervana:filepath (これはリソース参照がファイルシステム上のファイル、またはディレクトリへのパスであることを示す)が挙げられる。
・ resource:arg−これは解釈プログラムがリソース参照を実際のリソースに変換する時に、リソースに渡される任意選択の文字列を示す。実行可能ファイルへのコマンドライン引数に相当する。ここで留意すべきは、リソースによってはこの引数を rref の引数の一部ではなく、 rref の一部として解釈する可能性があることである。例えば、標準のURLはURL自体の最後に(「?」タグを接頭辞として付けた) rref の引数を渡すことができる。
・ resource:version−以下を参照のこと。
・ resource:link−すべてのリンクタグ。
・ resource:link:predicate−これはリンク用の述語タイプを示す。例えば、述語nervana:relevantto は、照会が「オブジェクトOに関するリソースRからすべてのオブジェクトを返す」で、ここで、RとOは、それぞれ指定のリソース、及びオブジェクトを表す。述語の他の例には、nervana:reportsto、nervana:teammateof、nervana:from、nervana:to、nervana:cc、nervana:bcc、nervana:attachedto、nervana:sentby、nervana:sentto、nervana:postedon、nervana:containstext 等を含む。
・ resource:link−これは意味論的なリンクのオブジェクトの参照を示す。
・ resource:link:type−これは oref のタグで示すオブジェクトの参照タイプを示す。例としては、xml:string、 xml:integer、(「今日」、「明日」のようなオブジェクトの参照を検索する可能性がある)nervana:datetimeref を含むカスタムタイプ、本発明が意味論的なXMLオブジェクトとして処理できるオブジェクトを検索する任意の標準インターネットURL(HTTP、FTP等)、あるいは(objects://等の)システムのURL等、を含む標準のXMLデータタイプを含む。
・ resource:link:version−これはリソースの意味論的なリンクのバージョンを示す。これはエージェンシーの意味論的な照会プロセッサにバージョン化した結果を返すことを可能にする。例えば、意味論的ブラウザの1つのバージョンは、照会のバージョン1を使い、別なバージョンはバージョン2を使うことができる。これはエージェンシーに(エージェント用等の)リソースのレベルとリンクのレベルの両方で下位互換性を提供する。
・ Query Type−これはこのSQMLバッファのファイルが表現する照会(またはエージェント)タイプを示す。好ましい実施の形態において、これはエージェント、エージェンシー、スペシャルエージェント及びブレンダーを含む。
・ Query Return Type−これは(文書、電子メール、見出し、権威的等の)照会が返すオブジェクトタイプを示す。あるいは、コンテキストテンプレート等の情報オブジェクトタイプの名前を示してもよい。
一例として、本付属書類の実例Bは、本発明による意味論的な照会文書を説明する。
好ましい実施の形態において、プレゼンタはSQML解釈プログラムを含む。プレゼンタがSQMLファイルを開くと、まず構文解析、検証、マスタのエントリ表の作成を行い、次にそのエントリ表にあるエントリを実行することが好ましい。言語コンパイラがソースコードを他のモジュールにリンクさせて実行する前にオブジェクトのモジュールにコンパイルする方法と異なっておらず、実際上、SQMLファイルを「実行」する前に「コンパイルする」。SQML解釈プログラムの場合、このプロセスは参照を経由して、任意選択として他のSQMLファイルの読み込みを含むこともできる。このプロセスは循環でないことが好ましい。宣言された各オブジェクトのタイプ情報を表示するために、クライアントは(利用可能でデフォルト、またはエージェントのスキンで上書きされていない場合は)<skin> のタグ内のXSLTテンプレートを使う。宣言されたスキンを持たない返されたオブジェクトは、オブジェクトタイプのデフォルトスキン、あるいは、単一のエージェントエントリの場合には、(指定されている場合は)エージェントのデフォルトスキンで表示される。
他の実施の形態においては、クライアントは意味論的な照会文書が開かれた後でも、各オブジェクトタイプを表示するために、新しいスキンを読み込むことができる。この実施の形態において、<skin> のタグは、クライアントにどのスキンで最初に照会を読み込むのかを知らせることが好ましい。この実施の形態において、指定したスキンは宣言されたオブジェクトタイプに適切であることが好ましい。
好ましい実施の形態において、枠組みは検証段階と実行段階の2つの段階で、文書を実行する。検証段階では、解釈プログラムはまずマスタの意味論的なエントリ表を構築する。表はリソースのURLで入力され、演算子、リソース、リソースタイプ、述語、述語タイプ、及びリンクのカラムがある。解釈プログラムは表にエントリが追加される際に、重複したエントリをすべて除外する。また解釈プログラムは、表に追加する前にすべてのURLを正規化することが好ましい。例えば、http://www.abccorp.com と www.abccorp.com/ のURLは同じ正規の形式を共有するので同一であると解釈される。解釈プログラムは個別のSQML参照表を構築し管理する。この表はSQMLファイルへの正しいパスを含む。解釈プログラムが最初のSQMLファイルを読み込むと、参照表に正しいファイルパスを追加する。SQMLファイルがそれ自体を指すと、解釈プログラムはエントリを無視するか、またはエラーを返す。SQMLファイルが別のSQMLリソースを指すと、参照表に新しいファイルを追加する。次に新しいリソースを再帰的に読み込み、プロセスは自己反復する。プロセス中に、解釈プログラムがすでに参照表に存在するSQMLエントリを見つけると、解釈プログラムは呼び出し側のアプリケーションに(SQML文書中に再帰ループが存在していることを示して)エラーを返す。解釈プログラムが文書のグラフパスの中に更にリソースを見つけるたびに、指定リソース用のマスタのエントリ表に追加する。エントリ表のそのリソースのエントリに指定リソース用のリンクを動的に追加する。その結果、解釈プログラムはグラフにある各リソース用の文書リンクグラフを効果的に平らにする。
次に解釈プログラムは実行段階に進む。この段階で解釈プログラムは、意味論的なエントリ表を見直して、すべてのリソース照会を非同期的、あるいは順次的に実行する。次にリソースタイプに基づいて各リソースを処理する。例えば、ファイルのリソース用には、ファイル用に特性メタデータを開き、メタデータを表示する。(文書等の)理解したタイプを参照するHTTPリソース用には、解釈プログラムはURLをダウンロードして、抽出し表示する。エージェントのリソース用には、各エージェントのXMLウェブサービスを呼び出して、各リンクを演算子で修飾させてXML引数として渡す。好ましい実施の形態において、文書の境界を越えるリンクの演算子は常にANDである。言い換えれば、再帰照会はフィルタと見なされるので、解釈プログラムは一緒に宣言されていない同一のリソースのリンクすべての論理積をとる。解釈プログラムはリソースを表現する構成要素への呼び出しは、エージェントのリソース数と同数発行する。各リンク用には、解釈プログラムはリンクをリソースによる処理に適した照会に変換することによってリンクを解決する。例えば、次のような属性でのリンクを持つエージェントは、
<predicate>nervana:relevantto</predicate>
<oref>c:\foo.doc</oref>
<oreftype>nervana:filepath</oreftype>
( c:\foo.doc 等の)オブジェクトのXML形式メタデータを抽出して、XMLを引数としてエージェントリソース用にXMLウェブサービスを呼び出すことで解決される。これは、局所的文脈が、どのようにサーバが理解し処理できる汎用の(XMLベースの)照会に解決されるのかを示す。
照会を最適化するために、エージェンシーのXMLウェブサービスは(AND、OR等の)演算子で修飾されたいくつかの引数を渡すためのメソッドを公開する。解釈プログラムは、リンクのすべての引数でエージェントリソース用に1つの呼び出しをXMLウェブサービスに発行することが好ましい。
意味論的な照会の実装のシナリオ−以下は本発明の好ましい実施の形態による、意味論的な照会文書の実装と操作を説明したシナリオの例である。
シナリオ1:SQML文書の読み込み−クライアントは一時ファイルを作成して、それを単純でローカルのHTMLページの属性を含むバッファに書き込む。このページは(ActiveXコントロール、Javaアプレット、インターネットエクスプローラの動作等の)クライアントの枠組みの構成要素を含む。ページはSQMLファイルを開くこの構成要素と、インフォメーションエージェントの実現値を識別する一意的なIDで初期化される。構成要素自体がSQMLファイルを開く。言い換えれば、クライアントの枠組みは、プラグインにどのSQMLの照会文書を開くかを指示する。プラグインは上記で説明したように、それを解釈することによって、意味論的な照会文書を開く。
シナリオ2:文書を開く−クライアントは、ユーザが開くファイルを選択できる標準のダイアログボックスを開く。ダイアログボックスは(PDF、DOC、HTM等の)標準文書ファイルの拡張子で初期化される。ユーザが文書を選択すると、ダイアログボックスは、開いた文書すべてのリストを返す。クライアントは新しいSQMLファイルを作成して、開いた文書のパスでリソースのエントリを追加する。新しいSQMLファイルは一意的な名前が与えられる(グローバルに一意的な識別子(GUID)に基づいた名前が好ましい)。これは一時ファイルなので、名前はユーザに公開されないことが好ましい。方法論は上記で説明したようにシナリオ1に進む。
シナリオ3:文書のフォルダを開く−クライアントは(上記で説明したように)SQMLファイルを開き、1つのリソースエントリfile://<folderpath>?includesubfolders=(true|false) で初期化する。SQMLファイルは、フォルダの中にあるすべての文書を列挙して、文書のメタデータを表示することで(シナリオ1と同様に)読み込まれる。
シナリオ4:エージェントとして保存−クライアントはダイアログボックスを開いて、ユーザはエージェント名を設定できる。クライアントはセマンティックエンバイロメント(以下を参照のこと)のエージェント名を新しい名前に変更する。保存されるエージェントは一時的か、または異なる名前ですでに保存されていてもよい。インフォメーションエージェントはエージェントの名前を示唆するものが好ましい。
シナリオ5:ブレンダーの中に保存−クライアントは、ユーザがブレンダーを選択できるダイアログボックスを開く。ダイアログボックスは、ユーザが新しいブレンダーを作成できるものが好ましい。ブレンダーが選択されると、クライアントはブレンダーのSQMLファイルをSQMLオブジェクトモデルの中に開き、新しいエントリ(現在読み込まれたSQMLファイル)を追加する。次に現在のエントリの参照数を増分する。
シナリオ6:ドラッグ&ドロップ−クライアントは、一例として以下のような単純なリソースエントリで、SQMLファイルを作成して開く。
<resource type=“nervana:url”>
agent://documents.all@abccorp.com
<link predicate=“nervana:relevantto”
type=“nervana:filepath”
c:\foo.doc
</link>
</resource>
この例は c:\foo.doc を表現するアイコンがエージェントagent://documents.all@abccorp.com を参照するインフォメーションエージェントにあるアイコン上にドラッグ&ドロップされることを想定している。
シナリオ7:複数のドラッグ&ドロップ−クライアントは、一例として以下のような単純なリソースエントリで、SQMLファイルを作成して開く。
<resource type="nervana:url">
agent://documents.all@abccorp.com
<link predicate="nervana:relevantto"
type="nervana:filepath"
c:\foo1.doc
</link>
<link type="nervana:filepath"
operator="or"
predicate="nervana:relevantto"
c:\foo2.doc
</link>
<link type="nervana:filepath">
operator="or"
predicate="nervana:relevantto"
type "nervana:filepath"
</link>
</resource>
この例は c:\foo1.doc、c:\foo2.doc、c:\foo3.doc を表現する複数のアイコンが、エージェントagent://documents.all@abccorp.com を参照するインフォメーションエージェントにあるアイコン上にドラッグ&ドロップされることを想定している。更に、この例ではユーザがエージェントのリソースで対象とする意味論的な照会の論理和を希望することを示すと想定している。
シナリオ8:スマートレンズ−スマートレンズがインフォメーションエージェントで選択されると、インフォメーションエージェントはセマンティックエンバイロメント マネージャ(以下を参照)にスマートレンズがインフォメーションエージェントの識別子に選択されたことを示す。(文書オブジェクトモデル(DOM)の「onmouseover」イベント経由等で)マウスがオブジェクト上にあることをスキンが検出すると、インフォメーションエージェントがスマートレンズモードであるかどうかを見つけ出すために、まずプレゼンタを呼び出す。クライアントの枠組みは、識別子を持つインフォメーションエージェントがスマートレンズモードであるかをセマンティックエンバイロメント マネージャに尋ねることでこれを判断する。セマンティックエンバイロメント マネージャは、インフォメーションエージェント自体からこの情報をキャッシュするので、インフォメーションエージェントの代わりに質問に回答できる。インフォメーションエージェントがスマートレンズモードである場合、クライアントの枠組みは、セマンティックエンバイロメント マネージャを経由して、システムクリップボードからSQMLバッファを取得することが好ましい。これはスマートレンズが仮想の「ペースト」であり、情報をクリップボードから取得するからである。言い換えれば、クリップボードにコピーされた任意のオブジェクト、またはエージェントは(通常のテキストでさえ)スマートレンズとして使うことができる。枠組みはSQMLバッファを取得して、SQMLバッファにあるすべてのリソースに対するリソース構成要素の実現値を生成する。クライアントの枠組みは現在表示されたオブジェクト用のXMLによる情報をリソースに渡すリソースAPIのGetInformationForSmartLens を呼び出す。すべてのリソースは、スマートレンズのメタデータをクライアントの枠組みに返すことが好ましい。各リソースはスマートレンズの情報のナゲット(塊り)のリストの形式でメタデータを返すことが好ましい。それぞれのナゲットはテキスト入力と、(SQMLで)照会のバッファのリストを含む。テキスト入力は単純なテキスト、または一例として以下のようなカスタムテキストの書式を含む。
Steve reports to <A>Patrick</A>. Patrick posted <A>54 critical-priority messages</A> relating to this one.
各 <A> のタグのペアは情報のナゲットの中に対応するSQML照会のバッファを含むことが好ましい。クライアントの枠組みは、(吹き出しポップアップ、または他のユーザインターフェースで、マウスカーソルを合わせたオブジェクトを阻止したり隠してしまうようなものでないことが好ましい)等のインフォメーションエージェントで表示するために、テキストをDHTML(または類似の提示形式)に書式設定する。クライアントの枠組みは包含する <A> と </A> のタグが見つかったリンク(HTMLリンクに類似)のユーザインターフェースを表示する。リンクが呼び出されると、クライアントの枠組みは新しいキャッシュエントリを作成するために、セマンティックエンバイロメント マネージャを呼び出す。セマンティックエンバイロメント マネージャはそのエントリがどのファイルパスに格納されるべきかを示す。クライアントの枠組みは、クリックした <A> のタグ用のSQMLバッファをファイルに書き込む。クライアントの枠組みはSQML文書をセマンティックエンバイロメント マネージャに送り、SQMLを(ダイナミックHTML経由で)インフォメーションエージェントに読み込む。セマンティックエンバイロメント マネージャはこのSQML文書を現在の文書として含むので、ユーザは(「エージェントとして保存」、または「ブレンダーの中に保存」等の)インフォメーションエージェントの「保存」ボタンを経由して文書を保存することができる。スマートレンズが表示できる情報例を以下に挙げる。
エージェントのEmail.Technology.All@Marketing はこのオブジェクトに関連するオブジェクトを合計300個持つ。優先度が非常に高い:5個のオブジェクト、優先度が高い:50個のオブジェクト、優先度が中程度:100個のオブジェクト、優先度が低い:145個のオブジェクト。
好ましい実施の形態において、ユーザが吹き出しのリンクのどれをもクリックしない場合は、SQML文書は作成されず、セマンティックエンバイロメントに何も追加されない。これはスマートレンズが「可能性のある照会」のみを表すことが好ましいからである。
好ましい実施の形態において、SQMLで含むことができる情報であればすべてスマートレンズとして起動することができる(例:エージェント、人、文書、見出し、権威的、エージェンシー、テキスト、HTTPのURL、FTPのURL、ファイルシステムからのファイル、ファイルシステムからのフォルダ、マイクロソフトアウトルック等の電子メールのアプリケーションからの電子メールのURL、電子メールフォルダのURL等)。例えば、ユーザはテキストベースのアプリケーションから、通常のテキストをクリップボードにコピーすることができる。ユーザがインフォメーションエージェントを入力してスマートレンズを選択すると、SQMLバージョンのテキストが(「文書」リソースを経由して)スマートレンズとして起動する。「テキストのスマートレンズ」がそのとき文書オブジェクトの上にマウスカーソルを合わせると、テキストのスマートレンズを表現する文書リソースは、スマートレンズにあるオブジェクトとマウスの下にあるオブジェクトとの類似性をユーザに示すことで、類似指数を表示することもできる。マウスの下にあるオブジェクトが人のオブジェクトである場合、文書リソースは、人のオブジェクトを表すエージェントに、エージェントはテキストに含まれる情報に関してのエキスパートであるかどうかを、「尋ねる」かもしれない。あるいは、スマートレンズは類似の文書へのリンク、または、その人がそのテキストに関連して作成した電子メールメッセージを表示してもよい。
シナリオ9:コピー&ペースト
コピー:セマンティックエンバイロメント内で「コピー」コマンドの起動時に、クライアントの枠組みは、カスタムのクリップボード形式でSQMLバッファをシステムクリップボードにコピーする。これは(マイクロソフトワード、エクセル、ノートパッド等の)他のアプリケーションが形式を認識せず、情報のペーストを試みないことを確実にする。SQMLバッファは、コピーされるオブジェクトの意味論と一致することが好ましい。例えば、プレゼンタに表示されるオブジェクトからのコピーの操作は、メタデータの出所から適切なリソースタイプとURLでリソースとしてコピーされる。エージェントを表現するアイコンのコピーは、エージェントのURL、またはセマンティックエンバイロメント内にあるエージェントのエントリを参照するキャッシュエントリをコピーする。(マイクロソフトアウトルック等の)デスクトップアプリケーションからの情報のコピーは、ソースのアプリケーションを参照するリソースタイプと、そのアプリケーションにあるオブジェクトを指すURLでSQMLをコピーする。これらのURLは、ランタイムに解釈プログラムによって、そのアプリケーション内のオブジェクトに解決できることが好ましい。例えば、アウトルックからセマンティックエンバイロメントへと電子メールメッセージをコピーする際には、以下のようなリソースエントリを作成する可能性がある。
<resource type=”nervana:outlookemailmessage”>
outlook://file://c:\temp\foo.html
</resource>
ペースト:「ペースト」コマンドの呼び出し時に、クライアントの枠組みは、情報がペーストされるクリップボード形式に基づいて、SQMLファイルを作成する。例えば、クリップボードがファイルパスを含む場合、SQMLファイルはそのファイルパスを持つオブジェクトへの(ペーストが起動されたリソースからの)リンクを含む。このファイルは上記の通りに開く。クリップボード形式がURLの場合、オブジェクトはURLオブジェクトタイプである。形式が通常のテキストの場合、オブジェクトは実際のテキストを含み、この例ではリソースタイプの nervana:text である。あるいは、クライアントの枠組みは一時的なキャッシュエントリを作成して、(.TXTファイルとして)そこにテキストを格納して、SQMLのオブジェクトをそのファイルパスとオブジェクトタイプで格納する。この例ではnervana:filepath である。解釈プログラムが起動されると、XML形式メタデータのバージョンのテキストを作成し、XMLリンクの引数でリソースを起動する。クリップボード形式が本発明のSQMLのクリップボード形式の場合、同様の処理が行われる。ただしファイルが作成されるのであれば、拡張子は..SQM(または..SQML)となる。これは解釈プログラムに、オブジェクトがSQMLファイルであり、普通のテキストファイルではないことを示す。
f. セマンティックエンバイロメント
本発明のセマンティックエンバイロメントの好ましい実施の形態は、インフォメーションエージェントを経由してユーザに利用可能なすべてのエージェントとエージェンシーのビューを提供する。これは、ローカルでお気に入りの「マイエージェント」のリスト、最近使ったエージェント、ローカルのエージェンシー上にあるエージェント、及び遠隔エージェンシー上にあるエージェントに保存されたエージェントを含むことが好ましい。遠隔エージェンシーは、ローカルエリア ネットワークのマルチキャストを介して存在することを告知するエージェンシー、グローバルエージェンシー ディレクトリ上で利用可能なエージェンシー、及びカスタムのエージェンシーディレクトリ上で利用可能なエージェンシーを含む。エージェントは各自のURLを呼び出すことで、動的にセマンティックエンバイロメントに追加することができる。好ましい実施の形態において、セマンティックエンバイロメントの階層は、本付属書類の実例Cに示す構図を持つ。「最近使った」及び「最近作成した」エージェントは「最近のエージェント」に縮小されることが好ましい。任意選択として、「すべてのエージェント」、「削除したエージェント」及び「カスタムビュー」を追加することもできる。
エージェンシービューでは、ユーザがエージェンシーでメインビューのエージェントを閲覧できる。オブジェクトタイプのビューは、ユーザが同じエージェントの表示だが、オブジェクトタイプ別でフィルタリングされたものを表示できる。例えば、(コンテキストテンプレートに基づく)「文脈別」及び「時刻別」等の他のビューは、類似の方法で動作する。セマンティックエンバイロメントは、「お気に入り」の概念を「履歴」の概念とマージさせる。セマンティックエンバイロメントは、「最近使ったエージェント」のような動的に管理されたビューを追加することもできる。これらのビューはセマンティックエンバイロメント マネージャ内で実行しているコードで更新されることが好ましい(以下を参照)。
本発明によるセマンティックエンバイロメントの図例を、図58と図59に示す。セマンティックエンバイロメントに組み込まれたアイコンは以下を含むことができる。
アプリケーション
すべてのコンテナのオブジェクトタイプ
すべての文書ファイルタイプ
ブレイキングニュース エージェントのアイコンの修飾子(例、感嘆符)
スペシャルエージェントのアイコンの修飾子(例、ハロー)
各オブジェクトタイプのスタンダードエージェント
エージェンシー
エージェントビューのコンテナ
マイエージェント
ブレイキングニュース エージェント
フェイバリットエージェント
スペシャルエージェント
最近使ったエージェント
スナップショット−ユーザは、セマンティックエンバイロメントのスナップショットを保存できることが好ましい。セマンティックエンバイロメントのスナップショットは、本質的に時間に基づいたセマンティックエンバイロメントの状態のキャッシュである。好ましい実施の形態において、スナップショットには、以下の情報を持つローカルに格納された状態を含む。
・ スナップショット時に新しいエージェントを持つすべてのエージェンシー
・ (エージェンシーの刻時機構に基づいて)各エージェントが最後にエージェンシーを作成した時刻
・ (エージェンシーの刻時機構に基づいた)各エージェンシーの現在の時刻
スナップショットはユーザにアクセス可能であることが好ましい。インフォメーションエージェントは、スナップショットリスト内のエージェンシーと、最終エージェンシーの作成時刻と各エージェンシーのスナップショット時刻との間に作成された各エージェンシー内のエージェントのみを示すように、セマンティックエンバイロメントをフィルタリングする。
g. セマンティックエンバイロメント マネージャ
本発明は、セマンティックエンバイロメントのオブジェクトを管理するAPIを公開するセマンティックエンバイロメント マネージャを提供する。好ましい実施の形態において、管理されたセマンティックエンバイロメントのオブジェクトは、主としてSQMLバッファを経由したエージェントの参照で構成される。セマンティックエンバイロメント マネージャはまた、セマンティックエンバイロメントをナビゲートするためにAPIを公開する。好ましい実施の形態において、セマンティックエンバイロメント マネージャでは、インフォメーションエージェントの実現値の以下の項目を可能にする。
1. セマンティックエンバイロメント マネージャでそれ自体を登録する− セマンティックエンバイロメント マネージャは、すべての開いたインフォメーションエージェントの実現値上で情報を保持することが好ましい。これは(クリップボードのアクセス、スマートレンズのアクセス等の)多数のサービスが、シェル拡張子のアプリケーション、ブラウザコントロール内で実行しているプレゼンタ構成要素等のアプリケーションにわたって行われるからである。例えば、プレゼンタが新しいSQML文書を表示領域に読み込む際に、セマンティックエンバイロメント マネージャからキャッシュエントリを取得する必要がある。プレゼンタは、セマンティックエンバイロメント マネージャに指定のSQMLバッファ用に新しいキャッシュエントリを作成するように要求する。セマンティックエンバイロメント マネージャは、キャッシュエントリを作成し、そのエントリに対応するファイルパスにSQMLバッファを書き込み、そのキャッシュエントリを指すActiveXコントロール、ダイナミックHTMLの動作、Javaアプレット(または相当するクライアントのランタイムエンジン)で初期化される一時HTMLファイルを作成し、キャッシュエントリの識別子と一時HTMLファイルへのファイルパスをプレゼンタに返す。例えば、好ましい実施の形態において、一時HTMLファイルは以下のように名前をつけることができる。
c:\windows\temp\nervana_39fc54bc-81e5-4954-8cef-3d1a54935a0d.htm
ここで39fc54bc-81e5-4954-8cef-3d1a54935a0d はキャッシュエントリの識別子である。含まれるインフォメーションエージェントは(含まれるインフォメーションエージェントのコントロールのイベントを経由して)読み込まれる新しい文書を自動的に検出する。含まれるインフォメーションエージェントは、ユーザが(例えば、「エージェントとして保存」、または「ブレンダーの中に保存」等の)「保存」をクリックした時に対応することができる。インフォメーションエージェントは、現在の文書のファイルパスを取得し、(ファイルパスは部分的に識別子で名前を付けられているので)ファイルパスからキャッシュエントリの識別子を取得し、ユーザが「名前を付けて保存」をクリックすると(名前、記述等の)キャッシュエントリ用のメタデータを表示することでこれを実現する。インフォメーションエージェントは、セマンティックエンバイロメント マネージャにキャッシュエントリを新しい名前で保存するように要求することもできる。インフォメーションエージェントは、実現値のプロセスIDで、セマンティックエンバイロメント マネージャを使って自己登録する(起動時が好ましい)。セマンティックエンバイロメント マネージャは、インフォメーションエージェント用に新しい識別子を割り当てて、(現在スマートレンズモードであるかどうかの等)インフォメーションエージェントの実現値のメタデータを格納する。インフォメーションエージェントはこの識別子を格納する。インフォメーションエージェントは呼び出しを行うごとに、セマンティックエンバイロメント マネージャに識別子を渡すことが好ましい。インフォメーションエージェントはこの識別子でプレゼンタを初期化する。好ましい実施の形態において、クライアントの枠組みはアプリケーション間のサービスが必要なたびに、識別子でセマンティックエンバイロメント マネージャを呼び出す。セマンティックエンバイロメント マネージャは、インフォメーションエージェントの処理の終了時に、すべてのインフォメーションエージェントのエントリのごみ集めするために、インフォメーションエージェントの実現値の処理識別子を格納する。インフォメーションエージェントは終了時を「認識」しないかもしれないので、セマンティックエンバイロメント マネージャはインフォメーションエージェントのエントリを除去するためにこれを実現することが好ましい。
2. 新しいエージェントの参照をセマンティックエンバイロメントに追加する−エージェントの参照エントリはデータベース、ファイルシステム、または(ウィンドウズのレジストリ等の)システムの格納内で格納されることが好ましい。好ましい実施の形態において、各セマンティックエンバイロメントのエントリは以下を含む。
a. Identifier−これはセマンティックエンバイロメント内でエージェントを一意的に識別する。
b. Name−これはエージェントの名前を指す。インフォメーションエージェントは、新しいエージェントが作成されると、デフォルトのエージェント名を設定する。このエージェント名は作成方法に基づいて設定される。例えば、文書「foo」がエージェント「bar」上にコピーしてペーストされると、インフォメーションエージェントは(現在時刻の)「foo」に関連する「bar」という一時的なエージェントの名前を作成できる。現在時刻は、(万一ユーザが同じ照会を再発行した時のために)一意的な名前が付けられたエージェントに格納される。ユーザはエージェントを希望通りの名前に変更できる。
c. Query Buffer−これはエージェント用にSQMLを含むバッファを指す。
d. Type−これは(スタンダードエージェント、ブレンダー、サーチエージェント、スペシャルエージェント等の)エージェントタイプを指す。
e. CreationTime−これはエージェントのエントリが作成された時刻を指す。
f. LastModifiedTime−これはエージェントのエントリが最後に修正された時刻を指す。
g. LastUsedTime−これはエージェントのエントリが最後に使われた時刻を指す。
h. UsageCount−これはエージェントが、単独で、フィルタとして、またはスマートレンズとして使われた回数を指す。
i. Attributes−これらは(通常、一時、仮想、及び削除用に印を付ける等の)エージェントの属性である。エントリが一時的であれば、ユーザがローカルのエージェントとして明示的に保存していないという意味である。一時的なエントリは、ユーザがドラッグ&ドロップを使って複雑な照会を作成し、しかも仲介の照会をエージェントとして保存しない場合に使われることが好ましい。ユーザが照会をエージェントとして保存すると、インフォメーションエージェントは、クライアントのエントリが永久になったことを示す一時フラグをリセットする。
j. ReferenceCount−これは他のエージェントとブレンダーによってエージェントを参照する回数を指す。回数は新しいエントリの作成時に0に初期化される。
3. セマンティックエンバイロメントからエージェントを削除する−これは2段階で実現されるのが好ましい。エージェントは削除用に印を付けることができ、その場合、セマンティックエンバイロメント マネージャはエージェンシーのエントリが「ごみ箱」にあることを示すフラグを設定する。エージェントのエントリはまた、永久に削除することができ、その場合エントリはキャッシュからすべて除去される。
4. (ユーザのエージェント保存時にエージェント用の一時フラグをリセットする等の)セマンティックエンバイロメントにあるエージェントの特性を変更する。
5. セマンティックエンバイロメント内のエージェントの名前を変更する。
6. エントリを取得するために、キャッシュを以下と同様に列挙することが好ましい。
a. すべてのエージェント
b. 削除したエージェント
c. 最も頻繁に使ったエージェント
d. 最も最近使ったエージェント
e. 最も最近作成したエージェント
f. (文書、電子メール、イベント等の)前記のビューの下位にある各オブジェクトをフィルタリングする。
g. 前記のビューでエージェントをホストするエージェンシーをフィルタリングし、エージェンシー、及び(文書、電子メール等の)表示に適合するエージェント上のオブジェクトタイプをフィルタリングする。
h. (見出し、権威的、ニュースメーカー等の)コンテキストテンプレートに基づいたスペシャルエージェントをフィルタリングする。
図12〜14はこの列挙とビューを図示したもので、図17〜19は、セマンティックエンバイロメントのツリー ビューを示す。
7. インフォメーションエージェントの実現値からの呼び出しを経由して更新された回数に基づいたエージェントのリストをフィルタリングする−インフォメーションエージェントの各実現値は、1つのセマンティックエンバイロメント マネージャと通信することが好ましい。そのやり方では、更新はセッション主導ではなく、ユーザ主導となる。例えば、ユーザが1つのインフォメーションエージェントのエージェントを開くと、エージェントのエントリは、別のインフォメーションエージェント内の最近使ったエージェントビューに表示する。セマンティックエンバイロメント マネージャは各エージェントが使われた回数、各エージェントが使われた最後の時刻等に関する情報を管理する。エージェントをフィルタリングする。例えば、最も頻繁に使ったエージェントは、Nエージェントの最大の使用回数に基づいてフィルタリングされる。ここでNは設定可能で、フィルタリングはある安定のための待ち時間(例えば、使用回数の合計が少なくともYで、このYもまた、2週間の間にエージェントを使う予測回数等の簡単なヒューリスティック手法に基づいて設定可能である)が経過した後で適用される。最近使ったエージェントは、使用回数に基づいてフィルタリングされる(これはエージェント単位で格納され、エージェントが使用されるごとにインフォメーションエージェントの実現値によって更新される)。最近作成されたエージェントは、エージェントの作成時刻に基づいてフィルタリングがされる。削除したエージェントは、各エージェントの「削除用にマークを付ける」のフラグを調べることでフィルタリングされる。お気に入りのエージェントは、各エージェントの「お気に入りのマークを付ける」を調べることでフィルタリングされる。前記のそれぞれの親ビューに対して、基本ビューは簡単なフィルタを使ってデータが取り込まれる。エージェンシービューは、親ビューで返された各エージェントを調べて、そこから一意のエージェンシーを抽出することでデータが取り込まれる。そこで表示される各エージェンシーの下にあるオブジェクトタイプのビューは、次に(文書、電子メール、イベント等の)エージェントのオブジェクトタイプに基づいてエージェントをフィルタリングすることでデータが取り込まれる。ブレンダービューは、「ブレンダー」タイプを持つエージェントのみを表示することでフィルタリングされる。オブジェクトタイプビューは、エージェントのオブジェクトタイプを使って直接フィルタリングされる。「マイエージェンシー」ビューはローカルのエージェンシーを表示する。この下位の各ビューは、エージェンシーにある利用可能な各エージェントを使ってフィルタリングされたオブジェクトタイプのビューであることが好ましい。「文脈別」ビューは、(コンテキストテンプレートで作成されたものが好ましい)スペシャルエージェント用のみをフィルタリングし、(見出し、権威的等の)文脈名を調べることでデータが取り込まれる。
8. セマンティックエンバイロメント内のエージェントの参照数を管理する−文書エントリの参照数を増分及び減分するのは、呼び出し側の構成要素(インフォメーションエージェント)の役目である。インフォメーションエージェントは、ドラッグ&ドロップ、コピー&ペースト等の方法でこれを実現することが好ましい。言い換えれば、既存エージェントを参照する新しい照会を作成するアクションである。
9. セマンティックエンバイロメントを空にする−これはすべてのエージェントを削除する。
10. ごみ集めを行う−セマンティックエンバイロメント マネージャは、すべての古い(及び一時的な)エージェントを自動的に削除する。キャッシュは、一定の期限までエージェントの履歴を保存するように設定してもよい。例えば、キャッシュが2週間分のエージェントの情報のみを保存するように設定されている場合、2週間以上期限が経っている一時エージェントを定期的に調べる。そのようなエージェントが見つかれば、参照の回数がゼロであるエージェントのエントリを自動的に削除する。これはインフォメーションエージェントが新しいキャッシュのエントリを作成しても、それを参照する別のエントリ(エージェントまたはブレンダー)を作成しない場合に起こることが好ましい。言い換えれば、インフォメーションエージェントは(複雑にならないように)直接のリンクに対してリンク追跡を行う。
セマンティックエンバイロメント マネージャは詳細のごみ集めを行うこともできる。これは設定可能なスケジュールで定期的に起こる。これは参照数がゼロ以上で、しかも他のエントリが削除された時にリンクが管理されていなかったので実際に参照を持たないエントリに適用する。エージェントとブレンダーが保存、または編集された時に、インフォメーションエージェントができればエージェントとブレンダーとの間を追跡しないので、複雑性を最小限に抑えるためにこの機能が好ましい実施の形態に組み込まれている。他の実施の形態においては、エージェントが起動した時に、プレゼンタはエージェントの遅延リンク追跡を行う。クライアントの枠組みは、セマンティックエンバイロメントから削除されたすべての参照を無視する。これはリンクの1つが削除された時に、ウェブページが404(ファイルが見つかりません)のエラーを返すやり方に類似する。言い換えれば、本発明は不完全な照会の場合に備えている。一例として、以下のようなシナリオが考えられる。
ブレンダーB1−>ブレンダーB2を参照ー>エージェントA1を参照ー>エージェントA2を参照
この場合、参照数の連鎖は4であるが、各エントリの参照数は1である。したがって、参照の回数がゼロ以上でも、古いエントリを持つ可能性がある。ごみ集め対象の各エントリに対して、ガーベッジコレクタはすべてのSQML文書内のエントリに対して参照がないか捜す。参照が見つからなければ、エントリ(一時的で期限よりも古いものは)除去される。
11. 通知管理を処理する−ユーザは、(保存された、またはローカルのエージェント、スタンダードエージェント、ブレンダー等の)セマンティックエンバイロメント内の任意のエージェントからの通知を登録できる。好ましい実施の形態において、通知方法は電子メール、インスタントメッセージ、ポケットベルへのメッセージ、テレフォニーのメッセージ等を含む。セマンティックエンバイロメント マネージャは、インフォメーションエージェント経由でユーザからの通知要求を管理する通知マネージャ(以下を参照)を含む。通知マネージャは通知要求のリストを格納する。通知要求は、(エージェントを識別する)セマンティックエンバイロメントのオブジェクトID、(電子メール、IM等の)通知タイプ、及び電子メールアドレス等の宛先を含むことが好ましい。通知マネージャは、新しいオブジェクトがあるかどうか「尋ねる」ために、通知要求リストの各エージェントを定期的にポーリングする。通知マネージャはまた、(送り先のエージェントの刻時機構に基づいて)「最後に要求された時刻」を渡す。エージェントは(格納された照会を呼び出して、「最後に要求された時刻」以降に作成された照会結果にあるオブジェクトの数を渡すことで)新しいオブジェクトの数に対応する。エージェントは(刻時機構上の)現在時刻で対応する。通知マネージャは時刻の同期化の問題を避けるために、エージェントの時刻を格納する。あるいは、クライアントとすべてのエージェンシーは、時刻を取得してすべての時刻の比較は同じ尺度によるものであることを確実にするために、同じタイムサーバ(タイムウェブサービス)を用いる。
エージェンシーディレクトリ−好ましい実施の形態において、セマンティックエンバイロメント マネージャは各エージェンシーの「ディレクトリ」用にエージェンシーのリストを管理することが好ましい。マルチキャストのネットワークは、セマンティックエンバイロメント マネージャをエージェンシーのディレクトリとして見ることが好ましい。好ましい実施の形態において、一般のシステム上のXMLウェブサービスにURLで設定されたデフォルトのグローバルエージェンシー ディレクトリがある。このXMLウェブサービスは、登録されたすべてのエージェンシーのキャッシュを格納する(ID、URL等、上記で説明した情報を含むことが好ましい)。XMLウェブサービスはエージェンシーに、その存在をエージェンシーディレクトリ上で登録可能にするメソッドを公開する。XMLウェブサービスは重複したエントリをフィルタリングする。XMLウェブサービスではまた、ユーザがエージェンシーディレクトリ上にあるすべてのエージェンシーを列挙できるメソッドを公開する。セマンティックエンバイロメント マネージャはこの方法でディレクトリを列挙する。インフォメーションエージェントは、エージェンシーディレクトリをセマンティックエンバイロメントの拡張機能として見なし、ユーザにエージェンシーディレクトリ上に載っているエージェンシー上のエージェントを参照して開くことを可能にすることが好ましい。ユーザは、内部ネットワークにインストールすることができるカスタムのエージェンシーディレクトリに、URLを追加できることが好ましい。本発明は、カスタマイズ可能なエージェンシーディレクトリの作成と統合を意図する。これは本質的に、マルチキャストが(処理能力を管理する理由で)ネットワーク上で使用できない場合、または広域ネットワーク上の特定のサブネットがマルチキャストをサポートしない場合は、発見用マルチキャストの使用に代わるものである。
h. 環境ブラウザ(意味論的ブラウザまたはインフォメーションエージェント(Information AgentTM
環境ブラウザ、またはインフォメーションエージェントは、(インターネットエクスプローラ、ActiveXコントロール等の)通常のウェブブラウザの構成要素をホストし、SQMLファイルを取得しプレゼンタを経由して結果を表現することが主な役割である。好ましい実施の形態において、これは、SQMLファイルのSQML文書のキャッシュエントリへの参照と一緒に初期化されたローカルのHTMLファイルを開くことで行われる。HTMLファイルは(ActiveX、Java、インターネットエクスプローラの動作等の)コントロールを通してプレゼンタに読み込む。このコントロールは(セマンティックエンバイロメント マネージャを経由して)キャッシュからSQML文書を取得して、上記で説明したようにSQMLファイルを読み込む。コントロールは、オブジェクトがXHTML(または、できれば現在のXSLT及び/またはスクリプトベースのスキンを経由した提示形式に同等物)に変換可能であることを示したリソースからのコールバックを受信すると、オブジェクトをウェブブラウザの文書オブジェクトモデル(DOM)に追加して、表示のためにDOMに送り込む。インフォメーションエージェントではユーザは、(キャッシュIDを経由して)キャッシュ内のSQMLファイル、またはエントリを開くことができる。インフォメーションエージェントはまた、ユーザが前後にナビゲートしたり、スタック内にある最初の文書をナビゲートしたりできる(現在のウェブのブラウザでの「戻る(Back)」、「進む(Forward)」、「ホーム(Home)」の選択肢に類似するが、HTMLと他の文書とは対照的に、この場合SQML文書は(結果の)解釈と表示用に開くことが違う)。
図60〜68は本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面図を示す。図60は、ユーザが、新しいスペシャルエージェント、新しいブレンダー、または新しいローカルのエージェンシーを作成するために、例えば、ダムエージェント経由で、セマンティックエンバイロメントの中にローカルの検索結果をインポートできるツールを持つ、ツールバーのポップアップメニューを示すセマンティックエンバイロメントの画面図である。あるいは、これらのツールは、ユーザが作成希望のエージェントタイプ(ダム、スマート、スペシャル)、またはエージェンシーを選択することができるウィザードを呼び出す1つのツールボタンに縮小可能である。図61は、ユーザがキーワードを使ってセマンティックエンバイロメントを検索できるダイアログ例を示す。これは(適切なSQMLで)新しいスマートエージェントを作成する。ユーザは新しいスマートエージェントの名前のカスタマイズ化、及び任意選択の記述の追加ができることが好ましい。図62は、ユーザが新規作成、または開いたエージェントを永久に(例えば、「お気に入り」リスト等)セマンティックエンバイロメントに保存、またはエージェントをブレンダーに保存ができるようにする、ツールバーの「保存」ツールポップアップのメニューの選択肢を示す。図63は、ユーザに(スマートエージェント、または現在クリップボード上にあるオブジェクトに基づいて)スマートレンズの起動を可能にするツールバーのスマートレンズのツールメニューの選択肢を示す。これはユーザがクリップボードのコンテンツをスマートレンズとして使いたいことをプレゼンタに伝える。プレゼンタは(マウス等で)ユーザがマウスカーソルを合わせている任意のオブジェクト用に、スマートレンズの機能を自動的に起動することが好ましい。メニューはまた、ユーザが明示的にスマートレンズをオフにするまで、スマートレンズを(エージェントのナビゲーションをにわたってでも)オンの状態を保持する「スマートレンズとしてペーストして固定」の選択肢を示す。図64は、ユーザがセマンティックエンバイロメントからサーバ側エージェントを開いて、(大きなアイコン、小さいアイコン、リスト等の)環境「ビュー」を変更する方法を示す「エージェントを開く」ダイアログの画面例である。図65は、ユーザがファイルシステムからの「通常の」文書を、インフォメーションナーバス システムのセマンティックエンバイロメントにインポートする方法を示す標準のウィンドウズの「開く」ダイアログを示す。ダムエージェントは文書の参照に作成される。ダムエージェントが起動されると、文書はインフォメーションエージェント内で開けられ、(スマートコピー&ペースト、コンテキストテンプレート等の)意味論的ツールのすべてが文書と共に利用可能となる。これはブラウザが、ファイルシステム上の通常の「無能な」文書を意味論的に「スマート」にする方法を示す。図66はユーザがローカルのファイルシステム上のフォルダにある文書を検索して、セマンティックエンバイロメントにインポートを可能にする、カスタムの「フォルダの文書を開く」ダイアログを示す。これは、(例えば、スマートコピー&ペースト、コンテキストテンプレート等の)インフォメーションナーバス システムの意味論的ツールを経由して文書を「公開する」ことで、その文書を「スマート」にする。図67はユーザが参照の選択肢を選択すると表示される「フォルダを参照」ダイアログボックスを示す。これはユーザに(ローカルのファイルシステムから)フォルダを開ける選択を可能にする。図68はユーザが標準のブレンダーと仮想ブレンダーのどちらかを作成するよう選択できる、「ブレンダーの追加」ウィザードからのページを示す。
i. 付加的なアプリケーションの機能
アプリケーションのメニューの拡張機能と他の枠組みの機能−システムのクライアントは、プログラムによる拡張機能をサポートして、しかもまだクリップボードへのデータのコピーはサポートしないアプリケーションへのメニューの拡張機能をインストールすることが好ましい。これには、マイクロソフトウィンドウズのメディアプレーヤと(電子メールメッセージのヘッダ用の)マイクロソフトのアウトルック等のアプリケーションが含まれる。好ましい実施の形態において、メニューの拡張機能は「コピー」を読み込む。システムはXMLオブジェクトとして選択されたオブジェクトを、ウィンドウズのシステムのクリップボードにコピーする。例えば、電子メール用のシステムプラグインであるマイクロソフトのアウトルックは、選択された電子メールオブジェクトを電子メールXMLオブジェクトとしてコピーする。クリップボードをすでにサポートするアプリケーションには拡張機能は必要としない。
サーバ側のお気に入りのオブジェクト−ユーザ状態をサポートするエージェンシー上で、ユーザはオブジェクトを「お気に入り」としてマークを付けることができる。オブジェクトがお気に入りとして印を付けられると、プレゼンタはエージェンシーのXMLウェブサービス上のメソッドを起動する。XMLウェブサービスは、ユーザオブジェクトと照会を受けているオブジェクトとの間に意味論的なリンクを追加する。好ましい実施の形態において、ユーザはAll.MyFavorites.All Default Agent を経由してお気に入りのオブジェクトを表示できる。このエージェントは、お気に入りの印が付けられたすべてのオブジェクトを返す。エージェンシー管理者は、All.MyFavorites.Technology.XML.All 等のサブエージェントを作成することができる。
プレゼンタはユーザがお気に入りのマークを付けたり、マーク解除したりできる。これはまた、サーバとエージェンシーが書き出す構造を再定義する方法である。「お気に入り」のシナリオを使うことは、ユーザが興味のあるオブジェクトを見て、それを直ちにナビゲートしたくない場合に特に有用である。お気に入りの機能は、エージェンシーがオブジェクトをユーザに推薦するため使用することもできる。好ましい実施の形態において、この推薦オブジェクトはAll.Recommended.All Agent を経由して取得可能である。エージェンシーは、主としてユーザがお気に入りと印を付けたオブジェクトに基づいてオブジェクトを推薦する。サーバ側のお気に入りはまた、「お気に入り」、権威的、及び推薦のコンテキストテンプレートと一緒に使われることが好ましい。
エージェントのスクリーンセーバー−本発明の好ましい実施の形態は、ユーザに任意の会員登録したエージェントをスクリーンセーバーとして選択可能にする。ユーザは、エージェントが機密事項を取り扱うデータを公開する可能性があることの警告を受けて、特定のエージェントをスクリーンセーバーとして使うことが安全かどうかを決める機会が与えられることが好ましい。好ましい実施の形態において、システムのクライアントは会員登録した任意のエージェントをスクリーンセーバーとして読み込むことができる。他の実施の形態においては、ユーザは希望のスクリーンセーバーの表示を備えるためにエージェントを組み合わせてもよい。あるいは、スクリーンセーバーは、例えば、画面を四分割したそれぞれの領域にエージェントを平行に表示することを含む構造化されたスキンでもよい。
エージェントのエージェント用スマートレンズ−他の実施の形態においては、システムのクライアントは、別のエージェント、またはブレンダーを起動するための文脈として、(エージェント、またはブレンダーのどちらかを通して起動された)スマートレンズの使用をサポートする。例えば、ユーザは、優先度が非常に高く、更に送り先のエージェントが理解するすべてのオブジェクトを探し出すために、All.CriticalPriority.All を選択して、そのエージェントを All.Understood.All を参照するためのスマートレンズとして使用することを希望するかもしれない。
スマートレンズのユーザインターフェース例の説明−図69〜71は、本発明によるインフォメーションエージェントのスマートレンズの機能に関連した吹き出しポップアップメニューの例を示す。図69はスマートエージェントをスマートレンズとして、文脈リゾルトペイン内の吹き出しポップアップメニューの例を示す。これはユーザが情報オブジェクト上のスマートレンズのアイコンを選択した際に表示されるポップアップウィンドウである。これは、スマートレンズのタイトルが「 [Nervanaの私のUI仕様] に関するロイターの文書」がクリップボード上にあり、「Nervanaのユーザインターフェースに関するユーイングの考え」とタイトルが付けられた電子メールオブジェクト上にスマートレンズとして「投稿」された場合を示す。図70は、オブジェクトをスマートレンズとして(エージェント上で「マウスカーソルを合わせた」)文脈リゾルトペイン内の吹き出しポップアップメニューの例を示す。これは、スマートレンズが内包的( A[SMART LENS] B = B [SMART LENS] A )である場合を示す。文脈ペインの結果の部分は、図69に示す例を同じであり、好ましい実施の形態におけるスマートレンズは、内包的であることを示す。図71は情報オブジェクトをスマートレンズとして、情報オブジェクトを「レンズを置かれた」項目とした文脈リゾルトペイン内の吹き出しポップアップメニューの例を示す。この例では、「Nervanaの私のUI仕様」のタイトルが付いたオブジェクトがクリップボードにコピーされ(オブジェクトのSQML表現)、「Nervanaのユーザインターフェースに関するユーイングの考え」(電子メールオブジェクト)というタイトルの(リゾルトペイン内にある)別なオブジェクト上にスマートレンズとしてペーストされている。この例では、ユーザは文書と電子メールメッセージの組み合わせで意味論的に一致する述語を選択する選択肢を持つ。図72は、図71の吹き出しポップアップメニューの別な例で、(スマートレンズのオブジェクトと「レンズを置かれた」オブジェクトの)2つのオブジェクトの関連性尺度を百分率とグラフ表示の両方で示す。この例では棒グラフで示す。
図73〜75はスマートレンズを用いた場合の、オブジェクトタイプと述語を含む動作と関係を説明した表である。図73は、スマートレンズの動作が例えば、A[Smart Lens]B = B[Smart Lens] A のように可換であるすべての情報用の「エージェントとオブジェクト」のシナリオを示す。図74と75は、ここでもスマートレンズの動作が例えば、A[Smart Lens]B = B[Smart Lens] A のように可換である、それぞれ文書と電子メール用の「オブジェクトとオブジェクト」のシナリオを示す。
ブレンダースキンのユーザインターフェースの説明−図76は、意味論的結果のプレーヤー/プレビューコントロールを図解するユーザインターフェースの例である。インフォメーションエージェントのプレゼンタは、この制御を各リゾルトペインに添付することが好ましい。プレーヤー/プレビューコントロールはユーザに、リゾルトペイン内の結果をナビゲートして、(再生、停止、一時停止、変更、高速化等の)結果をアニメーション化する、及び(ブレンダーの結果の場合等の)結果のフィルタリングを可能にする。図77はブレンダーの意味論的結果を示すユーザインターフェースの一例である。この例において、ブレンダースキンは、ブレンダーの各エージェント用に個別のフレームとして表示領域の部分に保留して、各フレームにプレーヤー/プレビューコントロールを添付する。それによって、ユーザにブレンダー内の各エージェントの結果を個別にナビゲート、制御、アニメーション化を可能にする。あるいは、ブレンダースキンは(1つのプレーヤー/プレビューコントロールが添付された)ブレンダー内のすべてのエージェントからマージされた結果の表示、及び情報オブジェクトのタイプ等に従ったフレーム結果の表示が可能である。
複数のドラッグ&ドロップ−他の実施の形態においては、システムのクライアントではユーザはデスクトップから複数の文書、またはフォルダを選択して、エージェントまたはブレンダー上で関係照会の基本として使用できる。これはユーザが複数の文書を洗練化のツールとして結果の精度を高めることができる。例えば、ユーザは(各文書をフィルタとして用いることで)結果を論理和、または論理積の演算をするのかを示すこともできる。これは(オブジェクト上でリンクがドラッグされた)1つのリソースを持つSQMLファイル、及び(文書ごとまたはドラッグしたオブジェクトごとの)複数のリンクを作成する。クライアントのSQPはこれを、すべてのオブジェクトのフィルタ用にXML形式メタデータを取得し、XML引数で送り先のスマートエージェントのXMLウェブサービスを呼び出すことで解釈することが好ましい。好ましい実施の形態において、エージェンシーのXMLウェブサービスはXML形式メタデータの引数をカテゴリ化して、照会を適切なSQLによる表現に形成して、結果を返す。
URLのショートカットの規則−本発明のエージェンシーは、インターネットのウェブがウェブのアプリケーションとして任意的にインストールされているので、それを共有することもできる。その結果、エージェンシーは(通常のHTTPのURL等の)ウェブの命名体系を使って参照することもできる。好ましい実施の形態において、本発明はショートカットの命名規則とインフォメーションエージェントのセマンティックエンバイロメントに固有であるURLを公開する。
・ エージェントのショートカットのURLの規則−エージェントのショートカットのURLの規則は以下の通りである。
agent://<agentname>@<agencyurl>?start=<start>&end=<end>&skin=<skin urlL>
起動すると、これは、以下に挙げる例のような完全修飾のHTTPのURLにマッピングされることが好ましい。
http://<path to Agency ASP; or
CGI script>?agentname=<agentname>& start=<start>&end=<end>&skin=<SkinUrl>.
エージェントのショートカットのURLの規則の一例は以下の通りである。
agent://email.technology.wireless.all@marketing.abccorp.com?start=0&end=25&skin=http://www.nervana.net/skins/email/abcemailskin.xslt
このURLは、クライアントによって次のように解決される。ウェブサービスのプロキシを開始する、WSDLファイルのhttp://abc.com/nervanaroot/webservice.wsdl を開いて、ウェブサービスに Marketing と名付けられたエージェンシーの統計のウェブサービスを尋ねる。HTTPのアクセスの場合、これはASP、またはCGIへのパスで解決される。以下は一例である。
http://abccorp.com/marketingagency.asp?urltype=agent&agentname= email.technology.wireless.all& start=0&end=25&skin=http://www.nervana.net/skins/email/abccorpemailskin.xslt
開始引数は、最初にオブジェクトのゼロベースの開始索引を返すことを示す。終了引数は終了索引を示す。スキンのURLは任意的である。スキンのURLが指定されていない場合、クライアントはエージェントのデフォルトスキンでエージェントを読み込む。ローカルに保存されたエージェントは、agent://<agentname>@localhost でアクセスしてもよい。例えば、agent://Documents.[Related to My Business Plan]@localhost はローカルに保存された(マイエージェント内の)Documents.[Related to My Business Plan] と名付けられたエージェントを読み込むことになる。
・ エージェンシーのURLの規制−以下はその一例である。
agency://<agencyname>.<domainname>?query=getproperties|getstats|getagents@agentviewfilter=<agentviewfilter>&agentnamecontainsfilter=<agentnamecontainsfilter>&agenttypefilter=<agenttypefilter>&agentobjecttypefilter=<agentobjecttypefilter>
この例では、照会の引数は getproperties である。URLは(例えば、ローカル、または遠隔のどちらかにある名前、ビュー名等の)エージェンシー自体の特性を取得する。あるいは、特性が getstats であれば、URLは(エージェント合計数、スタンダードエージェント数、コンパウンドエージェント数、ドメインエージェント数、オブジェクト合計数、文書オブジェクト数、電子メールオブジェクト数等の)エージェンシーの統計を取得する。好ましい実施の形態において、 getproperties のフラグがデフォルトであり、つまり他の引数が指定されていない場合は特性が取得される。getproperties または getstats の引数のどちらかが指定される場合、他の引数が同時に指定されないことが好ましい。
agentviewfilter の引数は任意選択で、呼び出し側が検索を限定するためにエージェントビュー内で特定することを可能にする。例えば、エージェントビュー「ロイターニュース」は、ロイターからの新しいオブジェクトを管理するエージェントのみを返すようにサーバにインストールすることもできる。agentnamecontainsfilter の引数は任意選択で、ユーザはエージェント名用の検索文字列で結果をフィルタリングできる。agenttypefilter は任意選択で、ユーザは(スタンダードエージェント、コンパウンドエージェント、またはドメインエージェントの)エージェントタイプに基づいてエージェントをフィルタリングできる。agentobjecttypefilter の引数は任意選択で、ユーザは(電子メール、文書、人等の)エージェントが管理するオブジェクトタイプで結果をフィルタリングできる。以下のような例を含む。
agency://sales.boeing.com?query=getstats (corresponding to the HTTP URL http://boeing.com/salesagency.asp?urltype=agency&query=getstats)
agency://sales.boeing.com?agenttypefilter=standard&agentobjecttypeidfilter=events (corresponding to the HTTP URL
http://boeing.com/salesagency.asp?urltype=agency&agenttypefilter=standard&agentobjecttypeidfilter=events
・ オブジェクトのURLの規則−エージェンシーのオブジェクトはクライアントから直接アクセス可能である。URLの規則は以下の通りである。
objects://<querystring><agencyname>.<domainname>?querytype=<objectid|searchstring>&objecttypefilter=<objecttypefilter>
objecttypefilter の引数は任意選択で、オブジェクトタイプによって返されたオブジェクトのフィルタリングに使用できる。これは(文書、電子メール、イベント等の)既知のオブジェクトタイプの列挙である。以下のような例を含む。
objects://34547848@support.attwireless.com?querytype=objectid は objectid 34547848 でオブジェクトを返す。
objects://80211@support.attwireless.com?querytype=searchstring&objecttype=email は照会文字列 80211 に一致する電子メールオブジェクトを返す。
・ カテゴリのURLの規則−URLの規則は以下の通りである。
category://<<categoryname>@<kbsurl>?semanticdomainname=<semanticdomainname>
semanticdomainname の引数は任意選択である。好ましい実施の形態において、省略された場合は、KBSのデフォルトのドメインが選択される。一例は以下の通りである。
category://technology.wireless.all@abccorp.com/marketingknowledge.asp
これは、abccorp.com/marketingknowledge.asp ウェブサービスにインストールされた知識ベース上にあるデフォルトのドメイン用のTechnology.Wireless.All カテゴリに対応する。これは http://abccorp.com/marketingknowledge.asp?category=“technology.wireless.all. のようなHTTPのURLに解決されることになる。カテゴリが完全修飾されたURLの一例は以下の通りである。
category://technology.wireless.all@abccorp.com/marketingknowledge.asp?semanticdomainname=“/InformationTechnology”
クライアント情報の共有とローミング−好ましい実施の形態において、ユーザは(ブレンダーを含む)エージェントを電子メール経由、インスタントメッセージ等で他者と共有することができる。ローカル情報を使用するユーザは、エージェントの情報をローカルに格納する、または(部門全体のローミング用にウィンドウズ2000でAbccorpliMirrorサポートを経由して、(身分証明にパスワードを使用して)グローバルエージェンシー ディレクトリ上にある独自仕様のXMLウェブサービスを経由して、またはマイクロソフトのパスポート身分証明サービスを採用するマイクロソフトドットネットのマイサービスとの統合を介して)、ユーザと共に情報をローミングするかのいずれかを行うことが好ましい。
ローカルのエージェンシー−システムのクライアントではまた、ユーザがKISのローカル実現値を「マイエージェンシー」のリストに実行するローカルのエージェンシーを作成及び追加できることが好ましい。この実施の形態において、クライアントはまた、ユーザが個人的なエージェンシーを削除できるようにする。
ユーザ経験の整合性と秩序の非破壊性−本発明のインフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)は整合性があり、秩序を破壊しないユーザ経験を提供する。言い換えれば、インフォメーションエージェントは現在のウェブのブラウザとシームレスに共存する。「戻る(Back)」、「進む(Forward)」、「ホーム(Home)」、「停止(Stop)」、「更新(Refresh)」、「印刷(Print)」等のツールは、ユーザを混乱させないように現在のウェブのブラウザと同様な操作をすることが好ましい。ツールの多くは、機能性は異なるが同じである。更に、新しいツールがツールバーと意味論的ブラウザの新しい機能性を反映するメニューの選択肢に追加されることが好ましい(これらの新しいツールは画面図のツールバーを観察することで見ることができる)。
図78と79は、比喩の整合性を保持しながら、新しい機能性をユーザに提供するための好ましいマッピングを具体的に説明することで、本発明の機能性のマッピングの例を示す。図78は現在のウェブのブラウザ用と、本発明のインフォメーションエージェントの好ましい実施の形態とのデフォルトのユーザインターフェースのツールセットの比較を示す。図79はマイクロソフトエクスプローラ/ドキュメントビューアのファイルシステム用と、本発明のインフォメーションエージェントの好ましい実施の形態とのデフォルトのユーザインターフェースのツールセットの比較を示す。
5. 本発明での文脈の提供
a. コンテキストテンプレート
本発明は、情報のアクセスと取得のために、特定の意味論的モデルをマッピングするコンテキストテンプレート、またはシナリオ主導情報の照会テンプレートを提供する。本質的にコンテキストテンプレートは、事前定義済み意味論的テンプレートを用いることで、ユーザに情報を配信する個人的でデジタルの意味論的な情報取得「チャネル」として考えることができる。好ましい実施の形態において、意味論的ブラウザ30は、ユーザにエージェントの特性を初期化するために、コンテキストテンプレートを使って新しい「スペシャルエージェント」の作成を可能にする。コンテキストテンプレートは、1つ以上のエージェンシーから情報を集約することが好ましい。
一例として、本発明は以下のコンテキストテンプレートを定義する。意味論的な情報の多種多様のタイプの統合と流布に関する付加的なコンテキストテンプレートは、本発明の範囲内として意図される(その例として、「怒った」、「悲しい」等の感情に関するコンテキストテンプレート、場所、機動性、周囲の状態、ユーザの作業用等のコンテキストテンプレートが挙げられる)。
「見出し」のコンテキストテンプレート−見出しのコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、意味論的な情報の伝達方法という点で、CNNの「ヘッドラインニュース」番組の個人的なデジタル版に喩えることができる。コンテキストテンプレートはユーザに、情報の作成、または公開時刻と、情報の「新鮮さ」を定義する設定可能な時間の量にしたがって並べ替えられた1つ以上のエージェンシーから情報の見出しのアクセスを可能にする。例えば、CNNの「ヘッドラインニュース」は(一日中)30分ごとに見出しを表示する。好ましい実施の形態において、本発明のインフォメーションエージェント30は、以下に説明するフィルタとパラメータを使って、ユーザが見出しのスペシャルエージェントを作成できるようにする。
・ インフォメーションオブジェクト ピボット−結果としてのブレンダーはこれらのオブジェクトに関連する結果を示す。これは任意選択のパラメータである。指定がない場合、見出しは(オブジェクトに基づいたフィルタなしで)全体のエージェンシー用に表示される。
・ 所定の「新鮮さ」の期間−例えば、30分、1時間等。
・ 述語−これは取得される情報へのインフォメーションオブジェクト ピボットのリンクの方法を定義する。例として、「関連する」、(テキストベースの検索を使う)「可能性として関連する」、(人がオブジェクトの場合の)「作成した」、「可能性として作成した」、「次に関する専門知識を持つ」が挙げられる。デフォルトの述語は、「に関連する」がデフォルト設定で使われることが好ましい。このデフォルトの述語は、特定の述語に知的にマッピングされることでエージェンシーによって解決される。
・ エージェンシー−これには、見出しを調べるエージェンシーを含む。少なくとも1つのエージェンシーが指定される必要があり、指定できるエージェンシーの数は無制限である。ユーザは「最近の」及び/または「お気に入り」のリストのすべてのエージェンシーが使用されるべきかを示すこともできる。
・ カテゴリリスト−Technology.Wireless.All が一例である。これは照会の付加的なフィルタとして動作する。
新鮮さに加えて、見出しのコンテキストテンプレートは、結果のランク付けを決めるために結果の項目がどのくらい「今はやり」かを組み込むことが好ましい。これはエージェンシー上にある意味論的に関連したオブジェクト数を調べるために、エージェンシーに照会することで実現する。これはオブジェクトのトピックが「今はやり」であるかを知るためのよい指標である。更に、返されたオブジェクト(あるいは項目)は新鮮さ別で、または新規別で並べ替えることが好ましい。
一例として、本付属書類の実例Dは、好ましい実施の形態の見出しのコンテキストテンプレートからのSQML出力を示す。この例では、コンテキストテンプレートは、30分という新鮮さの時間の間隔と、(意味論的な照会を示す)「関連する」の述語で、(マーケティング、研究、営業、及び人事)の4つの異なるエージェンシーからすべての情報を取得する。好ましい実施の形態において、この例のSQMLは、すべてのコンテキストテンプレートに関する限りでは、意味論的ツールボックスのスマートレンズ、スマートコピー&ペースト、ドラッグ&ドロップ、及び他のツールの基礎を任意選択として形成することもできる。
「最新ニュース」のコンテキストテンプレート−最新ニュースのコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、意味論的な情報伝達方法の点で、通常設定された番組に割り込んでくる、CNNの「ブレイキングニュース」番組速報の個人的なデジタル版に喩えることができる。CNNの「ブレイキングニュース」の速報のように、このコンテキストテンプレートはユーザに、1つ以上のエージェンシーからの「最新」で、時間が重要な情報へのアクセスを可能にする。その情報は、情報の作成または公開時刻、あるいは(イベントの場合は)イベントの発生時刻で並べ替えられ、イベントにおける時間の重要度を定義する設定可能な「締め切り時刻」と、新鮮度を定義する設定可能な時間の量が含まれていることが好ましい。例えば、コンテキストテンプレートは1時間以内に投稿された情報オブジェクト、または次の1日以内に起こるイベントをフィルタリングするように定義することができる。
好ましい実施の形態において、最新ニュースのコンテキストテンプレートはブレイキングニュース エージェントとは異なる。コンテキストテンプレートは、1つ以上のエージェンシーに渡される静的な照会のパラメータを定義するテンプレートである。ブレイキングニュース エージェントは、ユーザが作成したかもしれないスマートエージェントで、本質的にユーザが作成したものでカスタマイズ可能である。一例として、最新ニュースのコンテキストテンプレートに基づいた最新ニュースのスペシャルエージェントではユーザは、ローカルの文書(または指定があれば、他の局所的文脈)に関して1時間以内に投稿された情報オブジェクト、または翌日に行われるイベントを伝達してもよい。しかしブレイキングニュース エージェントは、「自分のチームの一員による無線技術に関するイベントで、次の24時間以内にシアトルまたはポートランドで開催され、自分のハードドライブのこの文書に関連するイベント」に対する警告を受信する柔軟性をユーザに提供する。ブレイキングニュース エージェントは、ユーザに最新ニュースのコンテキストテンプレートよりもはるかに大きな柔軟性と個人化を提供する。最新ニュースのコンテキストテンプレートの利点は、典型的なユーザにとって「最新」としての条件に入るパラメータを使って、できれば組み込み警告用の基礎を形成することである。
「会話」のコンテキストテンプレート−会話のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、意味論的な情報の伝達方法の点で、CNNの「クロスファイア」番組の個人的なデジタル版にに喩えることができる。会話と討論を情報流布の文脈として使う「クロスファイア」のように、好ましい実施の形態において、会話のスペシャルエージェントは関連ある情報用に電子メールの投稿、注釈付加、及びスレッドを追跡する。会話のコンテキストテンプレートは、電子メールオブジェクトタイプでフィルタリングされた見出しのコンテキストテンプレートとして考えることもできる。「見出し」のパラメータに加えて、会話のコンテキストテンプレートは以下のパラメータを含むことが(任意選択であるが)好ましい。
・ 返すスレッドの最小長−ユーザは最低1つの応答、2つの応答等、希望する電子メールのスレッドを示すこともできる。多くの場合、スレッド数は意味論的の重要度の目安を提供する。デフォルトはゼロである。
・ 配信リストフィルタ−ユーザは返された電子メールを、「差出人」、「宛先」、「CC」、または「BCC」の行に1つ以上の配信リストの会員を持つものに限定することもできる。これは優先グループ、部門等からの討論を監視したいユーザの希望を可能にする。
・ 配信行フィルタ−ユーザは返された電子メールを、「差出人」、「宛先」、「CC」、または「BCC」の行にフィルタの電子メールアドレスを持つものに限定することもできる。返された項目は新鮮さに基づいて、または会話のスレッドの深さに基づいて並べ替えることもできる。
「ニュースメーカー」のコンテキストテンプレート−ニュースメーカーのコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、意味論的な情報伝達方法の点で、NBCの「ミートザプレス」番組の個人的なデジタル版に喩えることができる。この場合、重要視されるのはニュース自体、または会話ではなく、「ニュースの渦中にいる人」である。ユーザは返された人をインフォメーションオブジェクト ピボットとしてネットワークをナビゲートする。ニュースメーカーのコンテキストテンプレートは、「People」または「User」のオブジェクトタイプのフィルタと、「作成した」、「可能性として作成した」、「ホストした」、「注釈付加した」、「次に関するエキスパート」等の述語(人を情報に関連付ける述語)をできれば持っている、見出しのコンテキストテンプレートとして考えることもできる。「関連する」のデフォルトの述語は、密接な関係を持つ指定の述語をすべて対象とするために使うことが好ましい。「ニュースメーカー」等の関連する情報の並べ替えの順番は、見出し等の作られるニュースの順番に基づいて並べ替えられる。見出しのコンテキストテンプレートのパラメータに加えて、ニュースメーカーのコンテキストテンプレートは以下のような任意選択のパラメータを含むことが好ましい。
・ 配信リストフィルタ−ユーザは返された電子メールを、「差出人」、「宛先」、「CC」、または「BCC」の行に1つ以上の配信リストの会員を持つものに限定することもできる。これは優先グループ、部門等からの討論を監視したいユーザの希望を可能にする。
・ 配信行フィルタ−ユーザは返された電子メールを、「差出人」、「宛先」、「CC」、または「BCC」の行にフィルタの電子メールアドレスを持つものに限定することもできる。
「今後のイベント」のコンテキストテンプレート−今後のイベントのコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、今後のイベントに関する情報を伝達する、特別番組の個人的なデジタル版に喩えることができる。イベントの特別番組に含められる例としては、「全米プロ野球のワールドシリーズ」、「NBAバスケットボールの決勝戦」、「サッカーのワールドカップ決勝戦」等が挙げられる。知識労働者のシナリオでは、1つ以上のカテゴリ、文書、または他のインフォメーションオブジェクト ピボットに関する業界の今後のイベントのすべてを監視したいユーザがそれに相当する。今後のイベントのコンテキストテンプレートは、今後のイベントがフィルタリングされて、(できればイベントと時間の重要度を内包する意味論的に適切な「文脈スキン」を使って)表示されることを除いては、見出しのコンテキストテンプレートと同一であることが好ましい。返されたオブジェクトは、最も差し迫ったイベントを一番始めに、時間の重要度に基づいて並べ替えられることが好ましい。
「発見」のコンテキストテンプレート−発見のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、「ディスカバリチャンネル」の個人的なデジタル版に喩えることができる。この場合は、特定のトピックに関する「ドキュメンタリー」が重要視される。「ヘッドラインニュース」の場合とは異なり、意味論的な情報のアクセスと取得用の主軸は時間ではなく、むしろ、カテゴリを取り囲む情報の知的な集約を持つ1つ以上のカテゴリである。本発明の好ましい実施の形態において、発見のコンテキストテンプレートは、ある一組のカテゴリに関連し、任意選択で所定の設定可能な期間以内に投稿された情報オブジェクトを無作為に選択することで、情報の知的な集約をシミュレートする。任意選択で設定可能な期間は存在するが、時間ではなく意味論的な重要度が、情報の順番と表示の方法を決めるのに優先する考慮事項である。本発明は異なる軸の使用が可能で、「発見される」カテゴリ用の意味論的な重要度、時間、無作為性、またはすべの軸の組み合わせ(この場合は「発見」の効率が上がると見られる)が例として挙げられる。発見のコンテキストテンプレートは、新鮮さの時間の間隔が、エージェントが返すべき(エージェンシーに投稿された)情報の最大限の経過時間を示す、任意選択の最大限の経過時間に取り替えられることを除いては、見出しのコンテキストテンプレートと同じパラメータを持つことが好ましい。
「履歴」のコンテキストテンプレート−履歴のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、「ヒストリーチャンネル」の個人的なデジタル版に喩えることができる。この場合重要視されるのは、特定のトピックに関しての情報の流布だけでなく、履歴の文脈も持つ情報の流布である。このテンプレートの好ましい軸は、カテゴリと時間である。履歴のコンテキストテンプレートは、更に「最小の経過時間の制限」に合わせたた発見のコンテキストテンプレートと似ている。パラメータは、「最大限の経過時間の制限」パラメータが「最小限の経過時間の制限」パラメータ(または任意選択の「履歴の時間の間隔」パラメータ)に取り替えられることを除いては、発見のコンテキストテンプレートと同じことが好ましい。更に、返されたオブジェクトは、システム内での経過時間、または作成以後の経過時間に基づいて、逆の順番で並べ替えられることが好ましい。
「すべての予想」のコンテキストテンプレート−すべての予想のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、意味論、またはキーワード、あるいはテキストベースの検索に基づいて関連した任意の情報を返す文脈を表す。この場合重要視されるのは、文脈にわずかでも関連する可能性がある情報の流布である。すべての予想のコンテキストテンプレート用の主軸は、単なる関連性の可能性であることが好ましい。好ましい実施の形態において、すべての予想のコンテキストテンプレートは、関連性の可能性がある、できる限り広範囲の結果を返すために、意味論とテキストベースの照会の両方を用いる。
「最も確実な予想」のコンテキストテンプレート−最も確実な予想のコンテキストテンプレート及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、関連性が高い情報のみを返す文脈を表す。好ましい実施の形態において、重要視されるのは、関連性が高く意味論的に重要であるとみなされる情報の流布である。このコンテキストテンプレートの主軸は関連性である。本質的に、最も確実な予想のコンテキストテンプレートは、テキストベースの照会結果の関連性は保証できないので、意味論的な照会を用い、テキストベースの照会は用いない。最も確実な予想のコンテキストテンプレートは、カテゴリのフィルタ、またはキーワードで初期化されることが好ましい。キーワードが指定される場合は、サーバによって動的にカテゴリ化が行われる。結果は関連性の得点、またはオブジェクトからカテゴリのフィルタへの「カテゴリに属する」意味論的なリンクの強度に基づいて並べ替えられることが好ましい。
「お気に入り」のコンテキストテンプレート−お気に入りのコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、「お気に入り」または「人気のある」情報を返す文脈を表す。この場合重要視されるのは、他者から支持され好意的に認められた情報の流布である。好ましい実施の形態において、お気に入りのコンテキストテンプレートの軸は、読者層の興味の度合、オブジェクトにつけられた「批評」、及びオブジェクト上にある注釈付加のスレッドの深さを含む。1つの実施の形態において、お気に入りのコンテキストテンプレートは、「お気に入り」の意味論的なリンクを持つ情報のみを返し、(この意味論的なリンクに基づいて)オブジェクトの「投票」数の回数別で並べ替えられる。
「権威的」のコンテキストテンプレート−権威的のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、「一流な」情報、または価値があると認められる情報を返す文脈を表す。お気に入りのコンテキストテンプレートと同様に、重要視されるのは、他者から支持され好意的に認められた情報の流布である。このコンテキストテンプレートの好ましい軸には、履歴の文脈、読者層の興味の度合、オブジェクトにつけられた「批評」、及びオブジェクト上にある注釈付加のスレッドの深さを含む。権威的のコンテキストテンプレートは、お気に入りのコンテキストテンプレートに基づき、しかも本質的に「古いお気に入り」のコンテキストテンプレートとして機能する、付加的な最小限の経過時間のフィルタで実装されることが好ましい。
「推薦」のコンテキストテンプレート−推薦のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、「推薦された」情報、またはエージェンシーがユーザに興味があるだろうと推測した情報を返す文脈を表す。推薦は「推薦」の意味論的なリンクを、「セマンティックリンク」の表に追加して、ユーザが示すお気に入りの意味論的なリンクを掘り下げることによって挿入される。推薦は機械学習、及び協調フィルタリング等の技術を使って行われることが好ましい。このコンテキストテンプレートで重要視されるのは、ユーザが興味を持つ可能性があり、しかもまだ見たことがないであろう情報の流布である。このコンテキストテンプレートの主軸には、興味と新鮮さの見込みを含むことが好ましい。好ましい実施の形態において、コンテキストテンプレートはセマンティックエンバイロメント内のエージェンシー上で主な述語のフィルタとして、PREDICATETYPEID_ISLIKELYTOBEINTERESTEDIN の述語を持つSQMLを生成することで実装される。
「今日」のコンテキストテンプレート−今日のコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、「今日」投稿された、または(イベントの場合は)行われる情報を返す文脈を表す。このコンテキストテンプレートで重要視されるのは、できれば新鮮さを判断するためのフィルタは「今日」に基づいて現在であると見なされた情報の流布である。好ましい実施の形態において、今日のコンテキストテンプレートの結果は、結果が「今日」投稿された、または「今日」行われるイベントが表示される見出しのコンテキストテンプレートの結果のサブセットである。
「バラエティ」のコンテキストテンプレート−バラエティのコンテキストテンプレート(及びその結果生じるスペシャルエージェント)は、無作為の情報を返す文脈を表す。このコンテキストテンプレートは、ユーザができるだけ広範囲の情報の項目を取得するために、無作為の情報の流布が重要視されることが好ましい。好ましい実施の形態において、主軸は「無作為な」項目が(「関連する」の述語を用いて)意味論的に照会のフィルタに関連しているにもかかわらず、無作為性である。
b. 文脈スキン
本発明は「文脈スキン」と呼ばれる特別なクラスのスキンを含む。文脈スキンは提出する文脈の意味論を伝達する提示情報を含む。例えば、今日のコンテキストテンプレートの文脈スキンは、真夜中を指している時計、あるいは他の「今日」の表現で、背景またはフィルタの効果を表示することができる。あるいは別な例として、バラエティのコンテキストテンプレートの文脈スキンは、(結果の無作為性を示した)ボーリングのボールが無作為に転がるような変換効果を示すことができ、最新ニュースの文脈スキンは、文脈の重要性を示すのに点滅している文字、救急車の赤灯等で効果と軽いアニメーション化を示すことができ、履歴の文脈スキンは、古い車、時計等で「経過時間」を表すグラフィックスを示すことができる。
文脈スキンは表示されるオブジェクトタイプの提示テンプレートを「重んずる」ことが好ましい。例えば、電子メールオブジェクトは、コンテキストテンプレートを示すグラフィックスに加えて、切手または郵便配達車を示す背景で表示されることができる。コンテキストテンプレートの中にはエージェンシー間にまたがるものがある、つまりオントロジ間をまたがるので、(業界の情報等の)オントロジを示す情報を表示する必要がない。しかしながら、カテゴリのフィルタで初期化された文脈スキンは、コンテキストテンプレートのカテゴリまたはオントロジを示すことが好ましい。一般的にこれは、オントロジの業界または分野を示すグラフィックス要素(及びフィルタ、変形等)で表される。例えば、医薬品の文脈スキンは実験器具を、石油とガスの文脈スキンは石油掘削リグを、スポーツの文脈スキンはスポーツ用品を示す等のフィルタ効果を持つことができる。
c. スキンテンプレート
本発明はユーザに、当座の作業に応じた異なるタイプのスキンの選択を可能にする。柔軟性のある提示を持つことは、ユーザが現在の作業に基づいて最適な提示モードを選択できることを意味する。例えば、ユーザがメインのマシンで作業を行っている時、生産性が最も重要で効果があまり重要ではないところでは、かすかなスキンを選択することができる。ユーザは、生産性がまた重要で、効果もまた同様にあった方がいい場合には、中程度のスキンを選択することができる。例えば、ユーザが周辺視野で情報を閲覧しており、音声合成のような機能で最新ニュースの警告を受けることが重要な場合には、ユーザは第二マシンのようなシナリオには、刺激的なスキンを選択することができる。刺激的なスキンは、アニメーション化、詳細情報用のストーリーボードのような効果、モーションパスに表示されたオブジェクト、及びその他の効果を取り扱うことができる。刺激的なスキンはスクリーンセーバーと一緒に使われる可能性が大きい。スキンはユーザによって設定できることが好ましい。
d. デフォルトの述語
好ましい実施の形態において、各オブジェクトタイプは他のオブジェクトタイプとリンクするデフォルトの述語を含む。これは、意味論的なリンク用に使う述語を個別に評価する必要なく、オブジェクトを動的にリンクする直感的な方法をユーザに提供する。例えば、文書のオブジェクトから文書を返すエージェントへのドラッグ&ドロップの操作は、「関連する」と「可能性として関連する」の述語を持つことが可能である。文書のオブジェクトが、文書のエージェントの上にドラッグされると、本発明の意味論的ブラウザはユーザが意味論的な照会に使う述語を選択できる、ポップアップメニューの選択肢を表示する。他の実施の形態においては、例えば、ユーザがリンクまたは述語のテンプレートを選択できる最初のポップアップメニュー、選択したテンプレートの実際の述語を表示する子ポップアップメニューのような他の関連したポップアップメニューを組み込んでもよい。デフォルトの述語は、照会が呼び出される対象となる、動的に生成されたSQMLに挿入されることが好ましい。
一例として、デフォルトの述語は「関連する」であってもよい。この述語は、ドラッグされるオブジェクトに関連する文書のエージェント内にある情報を返す照会にマッピングされる。この場合デフォルトの述語を持つ利点は、本発明の意味論的ブラウザが、この述語を使って照会を呼び出すことになる「開く」ポップアップメニューを表示できることである。意味論的ブラウザは、特定の述語がありサブメニューの選択肢を持つ「リンクで開く」と名付けられたポップアップメニューを表示することもできる。デフォルトの述語はシステムを使いやすくする。なぜなら、ユーザは、デフォルトのオブジェクトが、ソースオブジェクトとその対象となるエージェントまたはオブジェクトを考慮すると賢明な選択であることを承知して、動的リンクを使ってシステムを参照することができるからである。
ドラッグ&ドロップのシナリオで使われる以外に、デフォルトの述語は、スマートレンズ、スマートコピー&ペーストで使用することもできる。デフォルトの述語は、文脈を考慮すると「正しいこと」を返すスマートなリンクを劣化させたものに喩えられる。デフォルトの述語は「関連する」であることが好ましい。これは意味論的距離が1つに対する適切な照会結果として「正しいこと」を生み出す可能性がある。他の実施の形態においては、デフォルトの述語はいくつかの特定述語のマージであってもよい。例えば、文書から人へのドラッグまたはドロップ、コピーまたはペースト、あるいはスマートレンズ用のデフォルトの述語は、「関連する」で、KISエージェンシーのXMLウェブサービスによって、例えば、「作成した」、「次に関するエキスパート」、及び「注釈付加した」の述語が含まれるカスケード式照会として解釈されることができる。言い換えれば、「関連性」は本発明によってスマートに解釈されて、異なる述語のマージを生じる可能性がある。デフォルトの述語は、ユーザがシステムを素早く、効率よく、ほとんど考えることなくナビゲートできるようにする。
デフォルトの述語はシステムに簡素化を提供し、直感的に使うことができる。更に、ユーザは「起動する」という1つの述語しかない現在のウェブ上でHTMLのリンクを起動することにすでに慣れているので、デフォルトの述語はユーザにとって使いやすい。
e. 文脈述語
文脈述語は、抽象化の上位レベルで定義された述語で、コンテキストテンプレートの該当するサブセットにマッピングされる。文脈述語はユーザに、下位レベルシステムの述語に基づくのではなく、コンテキストテンプレートに基づいた述語のフィルタの選択を可能にする。照会が文脈述語で起動されると、コンテキストテンプレートのフィルタのパラメータで含まれるSQMLをフィルタ処理することにより、新しいSQML照会が生成される。例えば、文脈述語の「最も確実な予想」は、同じ名前のコンテキストテンプレートにマッピングして、「最も確実な予想」な情報オブジェクト(一般的に、テキストベースの照会からではなく、意味論的な照会から返された項目である)で照会をフィルタ処理する。同様に最新ニュースの文脈述語は、項目が最新ニュースのコンテキストテンプレートのフィルタ条件を満たすかどうかに基づいて、フィルタ処理を行う。一般に、文脈述語はコンテキストテンプレートと整合性のあるオブジェクトタイプに適用される(例えば、文脈述語「エキスパート」及び「ニュースメーカー」は「Person」のオブジェクトを返す照会にのみ有効である)。
f. 文脈属性
文脈属性は「仮想的な属性」で、エージェンシーがクライアントに返す各XMLオブジェクトの部分としてキャッシュされる。このような属性は、結果が表示される現在の文脈を反映するので動的である。例えば、適所で文脈属性の「最も確実な予想」が、現在の照会のSQML内の意味論的な照会を満たす各XMLの結果に添付される。デフォルトの述語を持つ意味論的な照会結果は、意味論的と非意味論的(テキストベースの照会)の両方の結果を含む可能性がある。照会を処理するエージェンシーは、結果のオブジェクトをフィルタとして、SQML上の意味論的な副照会を実行することにより、「最も確実な予想」であるXML結果用の文脈属性をキャッシュすることもできる。この場合、「オブジェクト」用のスキーマと派生のタイプは、(「最も確実な予想」の属性、「見出し」の属性等の)それぞれ該当するコンテキストテンプレートの属性フィールドを含むべきである。これが好ましい実施の形態である。あるいは、意味論的ブラウザがエージェンシーを呼び出して、それぞれのXMLオブジェクトを引数として渡し、オブジェクトが文脈属性を満たすかどうかを「尋ねる」。他の例では、オブジェクトが現在の照会の文脈内で「見出し」として適格であるかどうかを示す見出しの文脈属性、「権威的」の属性等が挙げられる。意味論的ブラウザは、文脈属性が設定されているかどうかを示すユーザインターフェースを表示すべきである。
文脈属性は、システムを使いやすくするという点で、従来のシステムより更なる利点を提供する。例えば、ユーザは、(エージェンシーがクライアントからSQML引数を受け取るとエージェンシーによって処理される)意味論的と非意味論的の両方の照会フィルタを含む、関係照会を生成するために、ドラッグ&ドロップの操作を行うことができる。1つの実施の形態において、ブラウザは広範囲の照会、または「最も確実な予想」な照会を希望するのかをユーザに「尋ねる」。このモードでは、ユーザは照会が発行される前に、効果的に付加的なフィルタを適用する。あるいは、意味論的ブラウザと連携したエージェンシーは、広範囲の照会結果を返し、また各結果を文脈属性と、各結果のオブジェクトが「広範囲」か「最も確実な予想」であるかどうかを示す対応するユーザインターフェースで修飾することが好ましい。「Person」のオブジェクトタイプのような他のオブジェクトタイプも同じことが適用される。ユーザが、人のエージェントへの関係照会は「作成者」、「エキスパート」または「注釈付加者」が返されるべきかどうかを示すのではなく、ブラウザが広範囲の照会を発行することができ、それからそれぞれ返された「Person」のオブジェクトが現在の文脈用に「作成者」、「エキスパート」、または「注釈付加者」であるかどうかの結果を(エージェンシーの助けを借りて)限定することができる。
g. 文脈パレット
文脈パレットは本発明の非常に強力な機能で、意味論的ブラウザ内で現在選択されたオブジェクト用にコンテキストテンプレートを動的に起動する。本質的に、文脈パレットは、ユーザがリゾルトペイン内の任意のオブジェクトを選択すると自動的に起動し表示されることが好ましい。文脈パレットはユーザが、現在表示されている結果の文脈が自由に使えるように常時保持できるようにする。更に、意味論的ブラウザは現在選択されたオブジェクト用に常にパレットを更新するので、オブジェクトの文脈は常時最新のものであることを保証する。好ましい実施の形態において、これは更新のアクションを発生させる刻時機構を経由して、または最後にパレットが更新されて以降、新しいオブジェクトが存在するかどうかを文脈パレット用のSQML照会プロセスに照会を発行ことによって実現する。
好ましい実施の形態において、情報オブジェクトがメインのリゾルトペインに表示されるのと同様に、情報オブジェクトと同様に、文脈パレットに表示された結果は、「第一種」の情報オブジェクトである。言い換えれば、文脈パレットの結果は、スマートコピー&ペースト、スマートレンズ、ディープインフォメーション等の本発明のすべての意味論的ツールで使用されることが好ましい。本発明において他の文脈のペインで表示される結果もできれば同様に当てはまることが意図される。
本発明は以下の文脈パレットを含むことが好ましい。好ましい実施の形態において、ユーザは選択したオブジェクト用に異なる文脈パレットを「スクロール」する選択肢を持つ。付加的で異なる文脈パレットを組み込むことも明示的に意図しており、付加的なコンテキストテンプレートと平行する可能性がある。
「見出し」の文脈パレット−これは見出しのコンテキストテンプレートを用い、現在選択されたオブジェクトとの付加的なリンクで、見出しのコンテキストテンプレートのSQMLと、オブジェクトタイプの組み合わせ用のデフォルトの述語を持つSQMLを採用する。特にSQMLは、セマンティックエンバイロメント内にあるすべてのお気に入りのエージェント、または最近のエージェントをマッピングするリソースを引き起こすことになる。ユーザは、文脈パレットを生成する際に、フェイバリットエージェント、最近のエージェント、または両方の使用を希望するのかを設定する。更に、見出しの文脈パレットはまた、表示されるオブジェクト数用のフィルタなしで、または「新鮮さ」の時間制限用のフィルタなしで見出しを表示する設定が可能である。この場合、パレットはユーザが公開または投稿時刻で並べ替えられた関係のある結果をナビゲートできるようにする。
「最新ニュース」の文脈パレット−オブジェクトタイプの組み合わせのデフォルトの述語を使って、セマンティックエンバイロメント内にあるすべてのブレイキングニュース エージェントから関係のある結果と、現在選択されたオブジェクトとリンクされた関係のある結果を含む。更に、デフォルトの最新ニュースの文脈パレット用の結果が表示される。本発明の意味論的ブラウザは、ブレイキングニュース エージェントと同数(及び同一)のリソース、またはリンクの組み合わせと、デフォルトの述語と(ファイルパス、フォルダパス、object://URL 等)の現在選択されたオブジェクトのリソースの修飾子を持つ付加的なリンクで、動的にSQMLを生成する。本発明の意味論的ブラウザは、生成されたSQML照会を起動し、SRMLの結果でパレットのウィンドウを読み込む。最新ニュースの文脈パレットは、ユーザが文脈パレット内の結果をナビゲートできるようにするために、ナビゲート制御を含むことが好ましい。
「会話」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、会話のコンテキストテンプレートを用いる。
「ニュースメーカー」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、ニュースメーカーのコンテキストテンプレートを用いる。
「今後のイベント」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、今後のイベントのコンテキストテンプレートを用いる。
「発見」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、発見のコンテキストテンプレートを用いる。
「履歴」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、履歴のコンテキストテンプレートを用いる。
「すべての予想」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、すべての予想の文脈パレットを用いる。
「最も確実な予想」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、最も確実な予想のコンテキストテンプレートを用いる。
「お気に入り」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、お気に入りのコンテキストテンプレートを用いる。
「権威的」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、権威的のコンテキストテンプレートを用いる。
「推薦」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、推薦のコンテキストテンプレートを用いる。
「今日」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、今日のコンテキストテンプレートを用いる。
「バラエティ」の文脈パレット−見出しの文脈パレットと類似しているが、バラエティのコンテキストテンプレートを用いる。
「時系列」の文脈パレット−この文脈パレットは見出し、最も確実な予想、履歴、及び、今後のイベントのコンテキストテンプレートをマージした結果を含むことが好ましい。時系列の文脈パレットはユーザが、現在選択されているオブジェクトに基づいて意味論的な時系列上のすべてのオブジェクトをナビゲートできるようにすることが好ましい。時系列は公開/投稿の時刻に基づいた情報の項目、予約の時刻に基づいたイベントの項目等を含むことができる。本質的に、時系列の文脈パレットで、ユーザは情報伝達の主要軸として時間を使って、関連した(及び、できれば他の意味論的に関連した)オブジェクトをナビゲートする。
「ガイド」の文脈パレット−本発明の好ましい実施の形態は、統合したガイドの文脈パレットを含む。この文脈パレットはすべての文脈パレットを組み合わせている。言い換えれば、ガイドの文脈パレットの各ウィンドウは、他のそれぞれのシステムの文脈パレットからの結果1つに対応する。ガイドの文脈パレット用のユーザインターフェースは、ユーザが、各ウィンドウの各文脈パレット用の結果をスクロールしたり、例えば、フェードインとフェードアウトの技術等のアニメーション技術を使って結果をアニメーション化できるようにする。ガイドの文脈パレットの好ましい使用は、最小のビュー領域で現在選択されたオブジェクトの文脈を表示することである。好ましい実施の形態において、ユーザはすべての文脈パレットを(縦に、横に、斜め等に)並べて表示する、ドッキングする、または他の配置形式の選択肢を持つ。
文脈パレットのユーザインターフェース−文脈パレットのユーザインターフェースは、現在表示のエージェント用のレイアウトスキンに基づいて設定可能であることが好ましい。好ましい実施の形態において、文脈パレットはリゾルトペインの左側、右側、上部、または下部にドッキングさせてもよい。文脈パレットはビュー領域への侵入をできるだけ少なくするために縮小、あるいは動的に全画面に再度拡大できる。スキンは、文脈パレットのウィンドウを多種のサイズ、または前もって設定、固定のサイズにサイズ変更することもできる。あるいは、スキンの中には、文脈パレットの結果をアニメーション化することもできる。
一例として、図80はエージェントの結果とそれに対応する文脈パレットを示すユーザインターフェースを示す。この例では、いくつかの文脈パレットが縮小され、文脈パレットは表示、またはリゾルトペインの右側に縦にドッキングされるようにスキンされる(または提示される)。
h. 組み込み警告
好ましい実施の形態において、ブレイキングニュース エージェントに加えて、本発明は組み込み警告を提供する。概念上ブレイキングニュース エージェントに類似するが、組み込み警告は基本的に操作が異なる。ブレイキングニュース エージェントの場合、本発明は、ユーザが指定した各ブレイキングニュース エージェントをポーリングして、急に入ってきた現在のオブジェクトに関連があるかを検索するために照会した後で、最新ニュースの通知に関してユーザに信号を送る。組み込み警告は、ユーザにブレイキングニュース エージェントを指定することを必要とせず、または別は方法で最新ニュースの通知を発生するために任意のアクションを行う。組み込み警告は、基本的で本来備わっている方法で未解決のオブジェクトに関するイベントがある時は、(現在表示されているすべてのオブジェクトに対して)ユーザインターフェースで自動的に信号を送る。例えば、現在のオブジェクトが文書である場合、本発明が文書の出所のエージェンシーをポーリングして、そのオブジェクトに関連する情報がエージェンシー上に最近投稿されたかどうかをエージェンシーに尋ねる。現在のオブジェクトが人の場合、本発明はエージェンシーをポーリングして、その人が最近電子メールを送信したか、最近文書を投稿したか、最近文書に注釈付加をしたか、最近配信リストに入会したか、または退会したか等を尋ねる。これはユーザが、時間に敏感な方法で、オブジェクトのネイティブな文脈内で、適所での情報を持つことができるようにする。
好ましい実施の形態において、組み込み警告用のデフォルトの実施は、オブジェクトの出所のエージェンシーのみをポーリングする。これはユーザインターフェースを簡素化する利点がある。つまり、ユーザがエージェンシーを間にわたって照会を行いたいのであれば、関係照会を起動するために、ドラッグ&ドロップ、コピー&ペースト等の選択肢を持つ。他の実施の形態においては、組み込み警告は、最新ニュースの通知を検索するために、オブジェクトの出所以外のエージェンシーを含んで、最新ニュースのエージェンシーをポーリングすることになる。
他の実施の形態においては、本発明はユーザがオブジェクトにアクセスしたかどうかに関する情報を保持するように設定することができる。これは、ユーザがどの電子メールメッセージを読んだのかを電子メールサーバが把握する方法に喩えられる。エージェンシーがオブジェクト単位で、ユーザごとのサポート側の状態をサポートする実施の形態において、エージェンシーはユーザがアクセスした、または読んだ問題のオブジェクトに関するエージェンシー上の情報が存在する場合にだけ、エージェンシーが「組み込み最新ニュース」があることを示すので、組み込み警告は常に正確である。この代替方法は、SQML照会上の付加的なフィルタ処理の手段で実現することが好ましい。
本実施の形態で必要とされる、オブジェクト単位でユーザごとのサーバ側の状態の代替方法は、特にエージェンシーにとって莫大な量の情報を持つことになり、(インターネットベースのエージェンシー等の)莫大な数のユーザを持つことになるので不利となる。この場合、状態がオブジェクト単位でユーザごとに管理されているのであれば、システムは十分に規模の変更ができない。
エージェンシーがオブジェクト単位でユーザごとの状態をサポートしない他の実施の形態においては、エージェンシーは、組み込み警告用の静的な新鮮さの時間制限で設定できる。例えば、サーバは30分の新鮮さの時間制限で設定することができ、その場合サーバは、照会オブジェクトに関連する新しいオブジェクトが到着した30分以内に、組み込み警告が受信されると、肯定的な表現で応答することになる。好ましい実施の形態において、KISエージェンシーは情報の平均到着率に関する情報を管理する。このやり方では、使用中のサーバは、新しい情報をたまにしか受信しないサーバよりも、新鮮度の時間制限が低くなる。平均到着率は警告の信号が送られるべきかどうかの概算のみを発行するので、サーバがオブジェクト単位でユーザごとの状態の保管をした場合は、この実施の形態はあまり正確でない。しかしながら、この実施の形態は情報損失の減少につながる。好ましい実施の形態において、本発明は(警告が最も良い推測にすぎない等の)の確率的な性質を示唆する押しつけがましくない方法で、組み込み警告の信号を送ることもできる。
i. スマート推薦
スマート推薦は、インフォメーションオブジェクト ピボットとしてオブジェクトを使い、推測された意味論的なリンク用に、意味ネットワークに意味論的な照会を表現する。例えば、インファレンスエンジンは、ユーザが、過去の出席したイベントに基づいて、イベントの提示者と多くの電子メールの会話を交わしたという事実に基づいて等で、特定のイベントに出席を希望すると推測することができる。一例として、好ましい実施の形態において、この情報は、図81に示すスマート推薦ポップアップの文脈リゾルトペインで利用できる。これはユーザが推薦のコンテキストテンプレートを背景にして指定のオブジェクトを閲覧するのに似ている。
好ましい実施の形態において、各リンクはオブジェクトスキン、または特別の推薦情報ペインのスキンによって生成され、推測された意味論的なリンクの述語を含んだSQMLにリンクされる。
6. 本発明の持つ特性の利点
本発明のインフォメーションナーバス システムは適切な文脈、意味、データと情報への効果的なアクセスを提供し、ユーザに行動可能な知識の取得を可能にする。インフォメーションナーバス システムが現在のウェブと概念上の意味論的ウェブよりも優位な点の多くは、図82に示す技術階層の使用に由来する。本発明のさまざまな実施の形態は、統合されたシームレスな実装の枠組みとその結果としての知識の取得、管理及び伝達のメディアを作り出すために必要な特性に関するので優位性を明示する。これには、意味論的/意味、文脈依存性、時間への敏感さ、自動かつ知的な発見の容易性、動的リンク、ユーザ制御のナビゲーション及びブラウジング、非HTML及びローカルの文書のネットワークへの参加、表示情報の意味論をスマートに伝達する柔軟性のある提示、論理と推測と推論、柔軟性のあるユーザ主導の情報分析、柔軟性のある意味論的な照会、読み取り/書き込みのウェブ、注釈付加、「信用の輪」、情報パッケージ(「ブレンダー」)、コンテキストテンプレート、及びユーザ主導の情報集約が含まれる。
意味論的/意味
本発明は、意味論的なリンク、オントロジ、及びXMLを使用した十分に定義されたデータのモデルを採用する。その結果、上記で説明したエージェンシーは意味論を含む情報を持つ意味論的なウェブのサイトの力を持つ。更に、XMLウェブサービスの組み込み部分として意味を提供することにより、主題に関連付けた文脈依存性、時間への敏感性等を提供する。
文脈依存性
上記で説明した知的なシステムであるエージェントは、ユーザの個人的な文脈を監視して、特定の文脈に関連した、関連情報が情報源上にある場合は、ユーザに自動的に警告を出す。一例として、特定の文脈は以下を含む可能性がある。
・ マイドキュメント
・ マイウェブポータル
・ マイお気に入りのウェブサイト
・ マイ電子メール
・ マイ連絡先
・ マイカレンダー
・ マイ顧客
・ マイ音楽
・ マイ場所
・ 「この」文書
・ 「この」ウェブサイト/ページ
・ 「この」電子メールのメッセージ
・ 「この」連絡先
・ 「この」私のカレンダーのイベント
・ 「この」顧客
・ 「この」音楽曲、アルバム、またはプレイリスト
本発明は、サーバ10と関連付けた情報のエージェントの使用を経由して、及び意味論的ブラウザ30と関連したXMLウェブサービスを経由して文脈依存性のユーザ経験を提供する。例えば、ユーザは、(ファイルシステム、マイクロソフトアウトルック等のアプリケーションの孤立集団から)「マイドキュメント」、「マイ電子メール」等内にある情報を、意味論的に関連ある情報を持つ遠隔の情報源と自動的に結合する。ユーザは、この結合を、例えば、ドラッグ&ドロップ、スマートレンズ、スマートコピー&ペースト等の上記で説明した新しい照会ツール等の意味ネットワークの上部に存在するアプリケーションレベルの革新を通して、リアルタイムで行う柔軟性を持つ。このようなアプリケーションのツールは、例えば、現在のウェブの現存するブラウザに組み込まれるような、意味ネットワークから独立して使用が可能であることも意図される。
好ましい実施の形態において、本発明のKISは、意味論的な情報を、意味論的ウェブ、または(できればRDFのプラグイン経由で)意味論的なマークアップで他のレポジトリから、意味ネットワークに引っ張ってくる。あるいは、本発明のシステム10は意味論的ウェブなしで存在する。この場合、KISは(電子メール、文書等)のシステム管理者が選択するデータソースから(個人的な意味論的なウェブ等の)自らの意味ネットワークを構築する。本発明のシステム10は、(意味論的ウェブを任意選択で含むことができる)意味論的なバックエンドで実際の意味論的なアプリケーションを利用することができる。システム10はこのようにして、(専有の意味論的ブラウザ30を含む)クライアント側のアプリケーション、記憶場所追跡のツール等、及び(意味論的ウェブが記述しない)専有のXMLウェブサービスとの統合を経由して文脈依存性を提供する。より具体的には、概念上の意味論的ウェブが意味論的なリンクと知識表現のアーキテクチャを記述する一方で、文脈依存性、時間への敏感さ、動的リンク、コンテキストテンプレート、文脈パレット等を提供するためにXMLウェブサービスを使用するシナリオと革新に対処していない。それとは対照的に、本発明は意味論的なデータモデルと意味ネットワークを経由して意味論的なリンクに対処すると同時に、独自仕様のXMLウェブサービスとの統合を経由して、文脈依存性、時間への敏感さ、意味論的な照会、動的リンク、コンテキストテンプレート、文脈パレット等のためのソフトウェアサービスを提供する。
時間への敏感さ
本発明は時間への敏感さが組み込まれた概念を持つ。例えば、ブレイキングニュース エージェント、最新ニュースのコンテキストテンプレート、最新ニュースの文脈パレット、及び組み込み警告等の時間への敏感さに関する機能を提供することで、本発明は意味論と表示の要素としての時間の重要性を明示する。普遍的に真実ではないが、一般的に言って、古い情報は新しい情報ほど妥当性がない。例えば、CNNが最新ニュースを見せるためにニュース番組を中断すると、中断は意味論(表示される最新ニュースの妥当性)とニュースが実際に入ってくる事実の組み合わせに基づいたものである。ウェブ作成者が特別に時間で優先順位をつけた分析を組み入れるような稀な場合を除いて、警告と提示の軸としてのこの時間への敏感さの要素は、完全に現在のウェブと概念上の意味論的ウェブには欠けている。
本発明はユーザが、スマートエージェントをブレイキングニュース エージェントとして選択できるようにする。表示される任意の情報は、最新ニュースのエージェント上での関連のある最新ニュースがあると警告を示す。例えば、本発明において、ユーザはエージェントを「今日ロイターに投稿されたすべての文書」または「コンピュータテクノロジ関連で24時間先にシアトルで行われるすべてのイベント」をブレイキングニュース エージェントとして作成することができる。このようなエージェントは個人的なので(「最新」は主観的でユーザ次第である)、ブラウザは一意的に個人的なサポートを提供する。また別な例において、シアトルのユーザは24時間先のシアトルで行われるイベント、(安い航空券が見つかる時間帯で)来週西海岸で行われるイベント、(大半の米国航空会社の大陸横断便の割安チケットを得るための事前通告期間である)14日先に米国で行われるイベント、(おそらくホテルの予約に時間が必要なので)来月に欧州で行われるイベント、及び6カ月先に世界のどこかで行われるイベントに関する通知を予定することができる。
本発明は更に、ユーザが作成できるブレイキングニュース エージェントに基づいて、最新ニュースのコンテキストテンプレートをサポートする。その上、本発明は、ユーザが「最新ニュース」のテンプレートに基づいた定義の文脈で、表示されたすべての結果を閲覧できる最新ニュースの文脈パレットをサポートするので、文脈と時間への敏感さをシームレスで知的に統合する。
本発明は更に履歴の分析用に、強力な個人的な時系列データの分析(historian)ツールを提供する。履歴の参照、過去のイベント、及び文書の作成時刻を使って、システム10は、イベント詳細を再表示することで、例えば「1998年6月1日から1999年6月1日に設計会議に出席した同僚」の照会結果を表示することによって、不良のメモリを補正することができる。あるいはシステムは、イベントの塊りを検索することもできる。例えば、検索者は、「2001年7月1日から2001年9月11日までの航空会社株に関連する一千万ドル以上のすべての株式取引」、または「このイベントに関して10日以内に作成されたすべての文書を表示」を検索することもできる。
自動かつ知的な発見の容易性
本発明のシステム10は、発見が組み込まれた概念を持つ。好ましい実施の形態において、KISはローカルのマルチキャストネットワーク上、(LDAPのデフォルトまたはウィンドウズ2000アクティブディレクトリ等の)エンタープライズのディレクトリ上、ピアツーピアのシステム、またはその他のシステム上に自己の存在を自動的に告知する本発明のシステム10は、発見が組み込まれた概念を持つ。好ましい実施の形態において、KISはローカルのマルチキャストネットワーク上、(LDAPのデフォルトまたはウィンドウズ2000アクティブディレクトリ等の)エンタープライズのディレクトリ上、ピアツーピアのシステム、またはその他のシステム上に自己の存在を自動的に告知する。意味論的ブラウザ30は、マルチキャストまたはピアツーピアの告知に定期的にリスンし、エンタープライズのディレクトリ、またはグローバルエージェンシー ディレクトリを定期的に調べることが理想的である。ブラウザはまた、ユーザに付加的なエージェンシーを検索するために、階層的な方法でシステムのナビゲートを可能にする。このやり方では、ユーザは新しいエージェンシーが利用可能である時、及び既存エージェンシーの期限が切れる時に通知を受ける。本発明の意味論的ブラウザは、新しいエージェンシーが名前空間のスナップショットと、告知とディレクトリの存在を調べる定期的な確認を通して、利用可能である時は直ちにユーザに通知することが好ましい。
ピアツーピアの側面は、システム10に(組織にとって大きな継続的経費である)中央集中メンテナンスなしで、エンタープライズディレクトリから自動的にデータを読み込み、規模の変更を可能にする。システムはできれば新しいクラスのサーバに対してプログラムによる照会を使うので、ウェブのログを必要としない。
ダイナミックリンキング
本発明のシステム10は、組み込み動作を持つスマートオブジェクトを採用することにより、現在のウェブと概念上の意味論的ウェブよりも基本的な優位性を提供する。システムは各エージェンシーのXMLウェブサービスに動作的な特徴を埋め込むので、意味ネットワークの各ノードは、現在のウェブまたは意味論的ウェブの通常のリンク、またはノードよりもスマートになる。言い換えれば、好ましい実施の形態において、本発明の意味ネットワークの各ノードはオーサリングに関係なく他のノードとリンクする。各ノードはエージェンシーに動的にリンクする動作を持つ。スマートエージェントはまた、ドラッグ&ドロップ、スマートコピー&ペースト、セマンティックエンバイロメント内でエージェンシーへのリンクを作成する、スマートエージェントから新しいリンクを作成するためのレンズの要求に応答する、エージェンシー上に時間に敏感な情報へのリンクを動的に作成する組み込み警告を含む、(ノードが名前空間の最新ニュースのエージェントに自動的にリンクできる)最新ニュース用の提示のヒントを含む、等を可能にする。これらの機能は、新しいリンクを検索しナビゲートするといった、ユーザの能力を動的に増やす。ユーザがネットワーク内のノードに到達すると、ユーザは文脈、時刻、スマートなエージェンシーとエージェントの関連性等を使って、動的に、及び自動的にナビゲートする多くの意味論的な手段を持つ。ネットワーク内の各ノードをよりスマートにすることで、意味ネットワーク全体がスマートで、仮想で、自己修復、及び自動オーサリングをするネットワークになる。
本発明の動的リンクの技術は、ユーザにローカル/遠隔の情報の境界を越えた照会の発行を可能にする。例えば、(できればSQML技術を使った)本発明は、ユーザに「自分のハードディスク上のこの仕様書に関連するもので、上司または研究部の者にが書いた電子メールのメッセージをすべて検索する」のような照会の発行を可能にする。(できればSQMLを経由した)クライアント側の照会処理技術は、プロセッサがクライアントからのメタデータを、関係照会を処理する遠隔のXMLウェブサービスとリンクするので、この柔軟性のある照会を可能にする。
スマートで動的な情報伝達−本発明で提供する動的リンクは、知的な情報伝達を提供する意味ネットワークは現在のウェブ、または意味論的ウェブよりも多数の軸からナビゲートできるので、情報の共有と伝達ははるかに効率的になり、情報の損失が最小限に抑えられる。
ユーザ制御のナビゲーション及びブラウジング
本発明の動的リンクは、静的なリンクが「行き止まり」のブラウジングとなってしまう現在のウェブ、及び意味論的ウェブとは対照的に、継続的な意味論的なブラウジングを可能にする。現在のウェブ、及び意味論的ウェブでは、ユーザは通常所望の場所を参照し、事実上これ以上リンクがない行き詰まりに到達する。動的リンクでは、ノード自体が動的にリンクを更新するインテリジェンスを含むので、ユーザは、その時点での情報空間の性質次第で、無制限にブラウジングを続けることができる。
例えば、本発明が提供するシームレスなリンクの統合と意味論的なXMLウェブサービスを経由して、ユーザは、新しいスマートエージェントを作成するために、スマートエージェントにファイル、リンク等をドラッグ&ドロップする。これは再帰的に起こることが好ましい。するとスマートエージェントは、適所でブレイキングニュース エージェントになることができる。提示中の他のノードは、任意のブレイキングニュース エージェント上に最新ニュースが存在するかどうかを示す提示のヒントを表示する。引き続きこの例において、ブレイキングニュース エージェントの照会結果は、更に結果を示すスマートレンズとして使うことができる。これらの結果は、ネットワークを通して文脈に依存し時間に敏感なパスをユーザに提供する組み込み警告を含むことが好ましい。続いて起こる結果は、任意のエージェンシーにコピー&ペーストできるだけでなく、他のスマートエージェント上にドラッグ&ドロップすることもできる。
好ましい実施の形態において、本発明の動的リンクは、意味論的な「サンドボックス」内のオブジェクト(システム10の環境内にあり、意味論的ブラウザ30内で表示されるオブジェクト)と、環境に動的に付加できる外部のオブジェクトの両方に適用される。これは、(ファイルシステム、現在のウェブ、または他の環境上の)既存文書から、本発明のシステム10へのシームレスで動的な移行パスを提供する。
図83は、本発明の好ましい実施の形態による、動的リンクとユーザ制御のナビゲーション及びブラウジングを図解する。この例用に、「スマートなリンク」は、本発明の動的でプログラム可能な意味論的なリンクを指していることに留意すべきである。
非HTML及びローカルの文書のネットワークへの参加
本発明は、文書がネットワークに含まれる前に、RDF、またはXMLで符号化される必要がない。むしろ、KIS(またはエージェンシーのサーバ)は、あらゆる文書からメタデータを自動的に抽出し、それを意味ネットワークに追加する。更に、できればドラッグ&ドロップ、スマートコピー&ペースト及びスマートレンズの機能を経由して、クライアント側の動的リンクは、ローカルの全タイプの文書のネットワークへのリンクを確実にするので、ネットワークの価値と範囲が増大する。本発明は、ローカルの文書から自動的にメタデータを抽出し、意味論的に関連する情報を取得するために(KISのXMLウェブサービスを経由して)KISを呼び出す。したがって、ローカルの文書はネットワークから除外されない。本発明はユーザに、(現在のウェブ、またはファイルシステム等の)無能な環境から文書をシステム10にドラッグ&ドロップする能力を与えるので、その文書に意味論的なインテリジェンスを提供する。いったんメタデータがシステム10に入ると、意味論的なレンズ、スマートコピー&ペースト等の意味論的ツールは、オブジェクトに、及びオブジェクトを使って操作を行うことができる。ドラッグ&ドロップはまた、ユーザのファイルシステム、及び現在のウェブからシステム10に直接サポートされる。
表示情報の意味論をスマートに伝達する柔軟性のある提示
本発明はユーザに柔軟性のある提示の能力を与える。XMLウェブサービスが、HTMLではなくXMLを返すこと、及び提示がクライアント上で動的に生成されることが理由で、ユーザは意味論的な情報を表示する「スキン」を多種の中から選択する。スキンはXMLを(XHTML+TIME、SVG等の)提示に適した形式に変換することが好ましく、ユーザに多種の表示技術の機能に基づいた動的なスキンの選択を可能にする。例えば、SVGは、XHTML+TIMEが持っていない機能を持ち、その逆も事実である。ユーザは、SVGが最適化されているシナリオには、SVGを選択することができる。あるいは、ユーザは、他のシナリオにXHTML+TIMEを選択することもできる。
本発明の一部としてのスキンの柔軟性は、更なる状況における適用に備える。多種の他の実施の形態においては、例えば、盲目ユーザを支援するために、音声合成のスキンを第一、またはメインのマシンと平行に第二のマシン上で意味論的ブラウザ30を動作する、現在のビュー域のサイズに合わせて動的にサイズ変更可能なスキン(それによって、ユーザはウィンドウのサイズを変更しながらも快適なユーザ経験を保持することができる)、(予定あり/なしの情報等のイベント情報に関するユーザのカレンダー等の)意味論的なヒントを表示するためにローカルの状態を調べるスキン、ユーザのナビゲーションの時間を節約し、生産性を高めるインラインプレビューのウィンドウを表示するスキン、組み込み警告、最新ニュース、詳細情報、スマート推薦、組み込みリンク、レンズの情報用に多種のカスタマイズ可能なヒントを表示するスキン、等によってユーザに能力を与える。ユーザはまた、例えば、ユーザがスクリーンセーバーのモードでエージェントの表示を希望する際には、スマートなスクリーンセーバーと一緒に使うスキンを選択することができる。他の実施の形態においては、システム10は、見出し、ニュースメーカー、会話等のコンテキストテンプレート用のスキンをサポートする(以下で説明する)。
柔軟性のある表示ができるので、本発明はユーザが現在の作業に基づいて最適な提示モードを選択できるようにする。例えば、ユーザは生産性が美的な効果よりも高い優先度にあるメインのマシン上で作業をしている際は、かすかなスキンを選択できる。ユーザは、生産性も重要だが効果があってもよい場合は、中程度のスキンを選択することができる。ユーザが周辺視野で情報を閲覧しており、音声合成のような機能で最新ニュースの警告を希望しているような第二のマシンを使用しているようなシナリオには、ユーザは刺激的なスキンを選択することができる。刺激的なスキンは、二者択一的に、アニメーション化、詳細情報用のストーリーボードのような効果、モーションパスに表示されたオブジェクト、及びその他の効果を扱うことができる。
更に、本発明のスキンは、オブジェクトタイプのフィルタを含む、除外するという設定もできる。例えば、スキンは「文書」のみを含み、しかも「分析報告書」は除外するように設定できる。スキンが最終的な提示を判断するのにXMLの結果を使うので、スキンは返されたオブジェクトのオブジェクトタイプ(または他の属性)を調べることで、XML(SRML)の結果にオブジェクトを含む、または除外することができる。
論理と推測と推論
本発明は論理と推測と推論を提供する。KISエージェンシー上の意味論的なデータモデルは、意味ネットワークのデータベース処理、意味論的な照会のSQLへの変換、論理処理用の他のデータベース照会言語等を経由して、論理サポートを提供することが好ましい。更に、本発明のシステム10は、特定のカテゴリ、または情報項目に関するエキスパート、推薦、(ある人が文書を書いた確率等の)確率的なリンク等の推測的リンクのためのインファレンスエンジンを含むことが好ましい。上記で説明したように、本発明のインファレンスエンジンは、意味ネットワークを観察し、新しい意味論的なリンクを推測するために意味ネットワークを掘り下げて、その結果のリンクをセマンティックリンクの表に表すことが好ましい。
柔軟性のあるユーザ主導の情報分析
本発明は、クライアント上で柔軟性のある情報分析のネイティブなサポートを提供する。本発明のプレゼンタは、ユーザに照会を出す前に意味論的な照会結果がプレビューできるようにスマートレンズを使用することが好ましい。ユーザは結果をプレビューするために、関連のある述語と他のフィルタを変えることができる。他の実施の形態においては、ユーザは照会を起動して、必要に応じてそれを新しい副照会の基礎として使う選択肢を持つ。
柔軟性のある意味論的な照会
本発明は、ユーザに非常に柔軟性のある意味論的な照会を可能にする。ユーザは、「自分のハードドライブ上でこの文書に関連する」のようなフィルタを使って、局所的文脈を照会に組み込むことができる。現在のウェブ、あるいは意味論的ウェブはこれができない。更に、本発明は、独自仕様の意味論的な照会言語(SQML)への参照を利用して、ローカルと遠隔のリソース、述語、カテゴリ参照、及びオブジェクトを含むスマートエージェントを組み込むことが好ましい。本発明は、簡単なウィザードのモデルを使って、(意味論的な照会を表現する)スマートエージェントの作成と編集用に使いやすいユーザインターフェースを組み込むことが好ましい。上記で説明したように、システム10はドラッグ&ドロップの機能を再帰的に行うことで、意味論的な照会に、新しい照会の基礎の形成を可能にする。例えば、文書、またはHTMLのリンクを既存の、または新しいスマートエージェントにドラッグして、次のスマートエージェントを作成することが可能である。スマートエージェントは二者択一的に、レンズとして使用することが可能で、新しい意味論的な照会を形成するためにオブジェクトをスマートエージェント上にペースト、またはブレンダーに追加することができる。ブレンダーはそれ自体意味論的な照会のコンテナで、そのコンテナもまたフィルタ処理が可能なので、下位ブレンダー、または下位エージェントのコンテナを作成する。
読み取り/書き込みのサポート
本発明のシステム10は、ユーザが情報を直接意味ネットワークに公開できるようにするXMLウェブサービスを提供することによって、読み取り/書き込みの機能のサポートを提供する。これは、任意の文書、注釈付加、または壊れたリンクの訂正や新しいリンクの提供をする意味論的なリンク、のどれかである。これはすべてXMLウェブサービスでのセキュリティ制限、及びオペレーティングシステム階層を条件とする。システム10は、認証、アクセス制御、及びXMLウェブサービスの下位に存在するオペレーティングシステムとアプリケーションサーバからの他のサービスを採用する。これらのセキュリティサービスは、意味ネットワークへの読み取り/書き込みのアクセスを確保するために使用されることが好ましい。
注釈付加
本発明は、注釈付加用に組み込みサポートを含む。人のオブジェクトと(文書、電子メールの投稿、オンライン講座等の)他の情報オブジェクトの間の意味論的なリンクの注釈付加を定義する「注釈付加した」の特別な述語がある。システム10は、ユーザに組み込みリンク、スマートレンズ等を経由して注釈付加のナビゲートを可能にすることにより、注釈付加用のプレゼンテーション層のサポートを含む。本発明が注釈付加を組み込むやり方は、(注釈付加する情報オブジェクトの一部として、注釈付加を埋め込む、埋め込み先の注釈付加技法のような)既存技法の利点を提供する。本発明の好ましい実施の形態において、注釈付加は「第一種」の情報オブジェクトである。これは、双方向にリンクする、(スマートレンズを使って)「レンズ」を置く、(スマートコピー&ペーストを使って)コピー&ペーストを行う、等ができることを意味する。本発明は注釈付加を、本発明のすべての意味論的ツールに公開するので、標準の注釈付加の技法を使った性能より強力なユーザ経験を容易にする。更に、本発明の注釈付加はコンテキストテンプレートと一緒に使われる。その結果、インファレンスエンジンがそれらを使って、システムを時間と共によりスマートにすることができる。更には、システム10は、エージェンシーの電子メールのエージェントに、(修飾したメッセージ本文部と共に)特別に書式設定された電子メールを送信することで、オブジェクトの注釈付加に一意的で簡単な方法を提供する。
「信用の輪」
本発明は、XMLウェブサービスを経由して「信用の輪」を提供する。このサービスは、意味ネットワークの更新、アサーションの作成、リンクの修正/更新等を希望するユーザを認証する。またこれは、KISエージェンシーを経由して、豊富なコンテンツが、従量料金制のコンテンツの登録購読者に利用可能になるようにする。ユーザが同じプラットフォームのツールを利用して、多くの豊富なコンテンツのソースにわたって、シームレスにナビゲートできると、全体のネットワークの価値が増大する。
情報パッケージ(「ブレンダー」)
本発明は、情報パッケージ、または「ブレンダー」を提供する。ブレンダーは、スマートエージェントからの意味論的な照会の参照を含む意味論的なコンテナである。これは、ユーザに関連のある意味論的な情報を1つのまとまったユニットとして取り扱うことを可能にする。ユーザはブレンダー内の個別なエージェントを別々に表示、またはブレンダー内の情報がまるで1つの集約したエージェントからの情報であるかのように、ブレンダー全体を表示することができる。これは、XMLウェブサービスへの呼び出しを経由して、各エージェントを起動させることによって実現することが好ましい。好ましい実施の形態において、ユーザは、オブジェクトをブレンダー上にドラッグ&ドロップして、下位のブレンダーを作成する。これは再帰的に行われることが好ましい。
ブレンダーは作成、削除、及び編集可能である。ユーザはブレンダーから/ブレンダーに、スマートエージェントを追加、及び除去ができる。ブレンダーは異なるセクションを含んだ新聞の個人的なデジタル版として考えることができる。例えば、USAツデー、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル等は、ニュース、経済、スポーツ、暮らし/娯楽等の異なるセクションを含む。これらの各セクションは、ブレンダーのスマートエージェントのエントリに相当し、新聞全体がブレンダーに相当する。本発明によって提供される柔軟性のある表示とナビゲーションは、ユーザが新聞の各セクションをそれぞれ順次に全部目を通したり、各セクションの1ページ目から始めて、次に各セクションの2ページ目のやり方で新聞全体に目を通したりできるデジタル版として考えることができる。
コンテキストテンプレート
上記で詳細に説明した通り、本発明はコンテキストテンプレートを提供する。コンテキストテンプレートは、シナリオ主導型の情報照会のテンプレートで、情報のアクセスと取得のために特定の意味論的モデルにマッピングする。本質的に、コンテキストテンプレートは、事前定義済み意味論的テンプレートを用いることで、ユーザに情報を伝達する、個人的で、デジタルの意味論的な情報の取得の「チャネル」として考えることができる。好ましい実施の形態において、意味論的ブラウザ30は、ユーザにエージェントの特性を初期化するために、コンテキストテンプレートを使って新しいブレンダー、またはスペシャルエージェントの作成を可能にする。コンテキストテンプレートは、1つ以上のエージェンシーにわたって情報を集約することが好ましい。更に、コンテキストテンプレートは、ユーザが表示または選択した任意の情報オブジェクト用に、知的で動的な適所での文脈を提供するために文脈パレットを使うことが好ましい。
ユーザ主導の情報集約
本発明はユーザ主導の情報集約用に、組み込みサポートを持つ。シナリオにより、ユーザは文脈及び時間に敏感な情報を、情報のレポジトリにまたがったものでも、まるで1つのソースからきたように表示する能力を持つことができる。これは、情報源に関係なく、適切な情報を、適切な文脈で、適切な時に提示するユーザ主導のコンピュータの使用をユーザに提供することによって、現在のウェブと概念上の意味論的ウェブを使うよりもはるかに生産的なユーザ経験を提供する。インフォメーションエージェントは、情報源にわたって、SQMLを経由してクライアント側の意味論的な照会を使い、異なるエージェンシーの応答からのXML結果をSQMLに集約することで、情報を動的に集約する。
E. シナリオ
以下は、本発明の好ましい実施の形態と他の実施の形態を、様々な実用的な状況に応用したシナリオ例である。
1. 本発明を用いた意味論的な照会の例
a. ファイルパスc:\spec.doc 上の仕様に関連する文脈をすべて検索する。
文書を表すアイコンを、インフォメーションエージェントを表すアイコンに、ドラッグ&ドロップする。ファイルが意味論的ブラウザ内で開き、文脈パレットが表示される。好ましい実施の形態において、これには見出し、発見、ニュースメーカー、今後のイベント、時系列、会話、バラエティ、権威的、最も確実な予想、今日、最新ニュース、等のコンテキストテンプレートの一部、または全部を含む。これらのパレットは、名前空間の「最近の」及び「お気に入り」のリストに、エージェンシーからの関連した文脈を含む。
b. 無線技術の専門知識を持つ「R&D」というタイトルの付いたエージェンシー上のエキスパートをすべて検索する。
「新しいスマートエージェント」ウィザードを起動して、エージェントの作成時に「コンテキストテンプレートの使用」の選択肢を選択する。「エージェンシーを選択」ダイアログから「R&D」エージェンシーを選択し、カテゴリのブラウザから「無線」カテゴリを選択する。新しく作成されたスマートエージェントを開く。
c. 現在表示されているウェブページ上のリンクに関連する、ロイターの情報をすべて検索する。
そのリンクを「ロイター」を表すエージェンシーのアイコンにドラッグ&ドロップする。新しいスマートエージェントが、「[リンクのタイトル] に関連するロイター上の情報」というタイトルで作成され、インフォメーションエージェント内で開く。
d. ファイルパスc:\spec.doc の仕様書に関連する、現在のウェブページ上のリンクに関連するロイターの情報をすべて検索する。
文書を表すアイコンを、上記で作成されたばかりのエージェント(「[リンクのタイトル] に関連するロイター上のすべての情報」)にドラッグ&ドロップする。これによって、「spec.doc に関連する、及び[リンクのタイトル] に関連するロイター上の情報」というタイトルで 新しいスマートエージェントが作成される。これはユーザ制御のブラウジングと動的リンクを示す。
e. 前回の照会で返されたロイター上の最初の記事に関連する、「マーケティング」のタイトルの付いた内部エージェンシー上にある電子メールをすべて検索する。
ロイターの記事のオブジェクトを強調表示し、「動詞」ボタンをクリックする。これはポップアップメニューを表示する。「コピー」を選択する。(シェル拡張子のツリービュー上にある)「マーケティング」というタイトルのエージェンシーを表すアイコンを検索する。そのアイコンを右クリックする。「ペースト」をクリックする。これによって「[ロイターの記事のタイトル] に関連する「マーケティング」に関する情報」というタイトルの新しいスマートエージェントが作成されて開く。電子メールのオブジェクトを表示する結果のウィンドウ内のフレームに着目する。
f. 電子メールの作成者までナビゲートする。
電子メールオブジェクトを強調表示し、「リンク」ボタンをクリックする。これによって、組み込みリンクを示すポップアップメニューが表示される。「差出人:」というタイトルのメニュー項目までナビゲートする。これによって、電子メールオブジェクトの「差出人」行上で人のオブジェクトを示すポップアップメニューが表示される。希望するオブジェクトを選択する。これによって、電子メールオブジェクトを作成した人のメタデータを示すインフォメーションエージェント内に新しいスマートエージェントが開く。人の文脈もまた、文脈パレット内に表示される。ユーザは(任意の文脈パレット上で)人のオブジェクト、またはその文脈を使って引き続きブラウジングすることができる。
g. 電子メール内の添付ファイルまでナビゲートする。
電子メールオブジェクトを強調表示し、「リンク」ボタンをクリックする。これによって、電子メールオブジェクトの組み込みリンクを示すポップアップメニューが表示される。「添付ファイル」というタイトルのメニュー項目までナビゲートする。これによって、添付ファイルというタイトルを示すポップアップメニューが表示される。希望する添付ファイルを選択する。これによって、添付ファイルがインフォメーションエージェントのウィンドウ内で、新しいスマートエージェントとして開く。添付ファイルの文脈が文脈パレット内に表示される。
h. 添付ファイルに関連する「エネルギー産業のイベント」のエージェンシー上のイベントをすべて検索する。
添付ファイルオブジェクトを強調表示し、「動詞」ボタンをクリックする。これによりポップアップメニューが表示される。「コピー」を選択する。(シェル拡張子のツリービュー上で)「エネルギー産業のイベント」というタイトルのエージェンシーを表すアイコンを検索する。そのアイコンを右クリックする。「ペースト」をクリックする。これによって、「[電子メールの添付ファイルのタイトル] に関連する「エネルギー産業のイベント」というタイトルの新しいスマートエージェントが作成されて開く。
i. ロイターを文脈として使って「マイドキュメント」のフォルダを参照する。
インフォメーションエージェント内で「フォルダの文書を開く」を選択する。あるいは、「マイドキュメント」のフォルダを、インフォメーションエージェントを表すアイコンに、ドラッグ&ドロップする。下位フォルダが含まれるのかどうかを示す。これにより、「マイドキュメント」というタイトルの新しいダムエージェントが作成されて開く。このエージェントをクリックすると、このフォルダ内の文書のメタデータが、インフォメーションエージェント内で開く。文書を1つ選択すると、その文書用の文脈パレットが表示される。ロイターを文脈として使い文書を参照するために、ユーザはロイターのエージェンシーを表すアイコンを探して、そのアイコンを右クリックし、「コピー」をクリックする。ユーザは、インフォメーションエージェント内の文書のメタデータを示す任意の結果の上にマウスカーソルを合わせて、スマートレンズを示すアイコンを選択する。関係照会結果上の情報を示す、スマートレンズウィンドウが表示される。一番最近に投稿された項目等の情報に加えて、ロイター上で見つかった文書に関連する項目数が表示される。更に、ユーザが結果を適所でプレビューできるプレビューコントロールが表示される。ユーザは、新しい関係照会を表現するエージェントを開くために、結果を選択してクリックすることができる。それが完了すると、結果内にある最初のオブジェクトの文脈が、文脈パレットを使用して表示される。
j. この文書に関連しており、XML技術に関する最新ニュースが何でも存在する場合、電子メール、音声、またはポケットベルで通知する。
「最新ニュース」の文脈を使い、「XML」カテゴリをカテゴリのフィルタとして使用して、新しいスマートエージェントを作成する。この文書を表すアイコンをエージェントにドラッグ&ドロップする。これによって、適切なタイトルで新しいスマートエージェントが作成される。インフォメーションエージェントの「オプション」メニューに移動して、(自分の電子メールのアドレス、ポケットベル番号、電話番号等)の通知セクションに適切な情報を入力する。スマートエージェントを右クリックして「通知」を選択する。
2. 実務上の問題
a. 情報のアクセス
現在のウェブ−ジョン ヘッドマスターは、サンディエゴに所在するマーケティングコンサルティング業務を提供するFastServe社で勤務する。ジョンは毎日出勤すると、ウェブブラウザを起動させる。今日は新しくて興味のある情報がないかどうか、本社のウェブを参照することにした。(企業情報ポータルを使って)ブラウザのホームページは、本社ホームページに設定されている。本社ホームページには同社の別な部門のホームページへのリンクを持っている。ジョンは本社ホームページから、リンクをクリックしながら、他部門のリンクへとナビゲートする。しばらくして、ジョンはもっと多くの情報源があるのは知っているが、どのパスを選べばよいのか分からないので、情報源へとナビゲートできないので苛立ってくる。結局のところあきらめてしまう。
インフォメーションナーバス システム−ジョンはインフォメーションエージェント(意味論的ブラウザ)を起動させる。これによってホームエージェントが開く。ページ上に、製品、製品グループ、報告書、会社のイベント、オンライン講座、及びビデオプレゼンテーションに対応する知識リンクのリストが表示される。ジョンは「製品グループ」のリンクにマウスカーソルを合わせる。自動的に、吹き出しポップアップが現れて、製品グループ数とそのリンクについての他のデータが表示される。それからそのリンクを開く。すると製品グループのオブジェクトリストが、カスタマイズ可能な外観、または「スキン」で表示される。次に最初のオブジェクトにマウスカーソルを合わせる。即座にポップアップメニューが、「会員を表示する」、「類似の製品グループを一覧表にする」、及び「グループのイベントに会員登録をする」のアクションでリンク上に現れる。「グループのイベントに会員登録をする」をクリックする。ジョンは今後この製品グループに関連するすべてのイベントを(エンタープライズインフォメーション エージェントを介して)電子メールで通知を受けることになる。次に「会員を表示する」をクリックする。これによって、人に対応するアイコンを持つ新しい「知識のページ」が開く。そこで「スーザン グループリーダー」のアイコンにマウスカーソルを合わせる。吹き出しポップアップが現れて、スーザンの情報が表示される。それから、「直属の上司」、「直属の部下を一覧表にする」、「所属する会」、「作成した文書」、及び「最近出席した会議」のアクションで、右クリックのメニューが表示される。ジョンは「最近出席した会議」を選択する。これによって、1つの会議のオブジェクトを持つ新しい知識のページが開く。ジョンはこれにマウスカーソルを合わせて、ブラウジングを続ける。
ある時点で、ジョンは前日会った同僚の検索をすることにした。「ウィルバー ジョーンズ」と入力する。これによって、ウィルバーに一致する人のオブジェクトが返される。ジョンは、ウィルバーを情報知識のピボットとして使ってブラウジングを続ける。
そのうちにジョンは、ウィルバーは必要な情報を持っていないらしいことに気が付く。そこで、インフォメーションエージェント上の検索ボックスに、「今度の2002年度営業会議に関するオンライン講座と文書をすべて一覧表にする」の照会を入力する。(イーメールエージェントを経由して)インフォメーションエージェントが、その知識の照会と一致する、行動可能なオンライン講座と文書のリストを返す。
b. 知識主導の顧客関係の管理
顧客との接点−AnySoft社は、100カ国語で50個の製品を持つソフトウェア製造業者である。顧客に最新の情報を提供するために、ウェブサイト(anysoft.com)を用いている。しかしながら、顧客から同社のウェブサイトは非常にナビゲートが難しく、製品の情報の検索と通知の会員購読をするのが難しいとの苦情が出ている。
本発明の1つの実施の形態に基づいたインフォメーションナーバス システムを導入することで、AnySoft社は既存ウェブサイトと共存するインフォメーションナーバス システムを配置した。インフォメーションエージェントは、ホームページと検索バーからアクセスできる。顧客は、製品、関連ホワイトペーパー、お知らせ、プレスリリース、会社のイベント情報等を得るのに、ウェブサイトをはるかに直感的にナビゲートする方法を持つことになった。顧客は、自動的なナビゲートが可能で、行動可能な知識オブジェクトを返す自然言語の照会が出せるようになった。この機能だけで、顧客は知識を意のままにアクセスできる。顧客は更に、自然言語を使って携帯デバイスからAnySoft.comのウェブサイトをナビゲートするできる。
顧客のフィードバックと追跡−Comp−Mart社は、複数の流通経路を持つコンピュータ周辺機器の販売代理業者である。当社は、ウェブサイト、コールセンター、直販チーム、電話勧誘販売の代理店等から顧客からのフィードバックを得ている。フィードバックは文書と電子メールの形態で入ってくる。当社では、顧客からのフィードバックがその情報を必要とする社員に適切に回されていない問題が判明した。製品開発の社員は、情報の検索方法が分からなく、重要な知識が組織内で共有されていないので、製品開発の過程に顧客からのフィードバックを組み込むことが難しいと経営陣に訴えた。
インフォメーションナーバス システムを適所に配置することで、顧客からのフィードバックを含む電子メールは、当社のセマンティックエンバイロメントに意味論的に組み込まれるようになった。本発明のKISは、文書、プロジェクト、密接な結び付きのある製品に従事する従業員のような意味論的なオブジェクトと顧客からのフィードバックの電子メールとの間に意味論的なリンクを自動的に追加する。顧客からのフィードバックは、知識空間の適所で知的に活発化する。イーメールエージェントは、顧客からのフィードバックの電子メールを読むことにおそらく興味がある人に、定期的に通知を送り出す。
また、インフォメーションナーバス システムで、顧客は情報知識のピボットとなる。これによって、顧客からのフィードバックへの対応と、組織全体にわたって顧客に関連した知識の追跡がはるかに迅速で容易になる。インフォメーションナーバス システムは、顧客のオブジェクトを、関連する電子メールのメッセージ、文書、類似の顧客等で自動的に注釈付加する。これによって、顧客へのリンクを電子メール経由で転送することができ、同僚はそこから関連ある情報をナビゲートすることができる。顧客のオブジェクトは検索したり参照したりすることができる。
c. 知識主導の直販/出張サービス
マーシャ マインドセットは、ミズーリ州カンザスシティーのコンピュータサービスを提供する会社の、JustInTimeサポートサービスの顧客サービス担当者である。マーシャは、カンザスシティー市周辺の顧客を訪問する。彼女は困った時にはサポート本部に電子メールを打てるように常時無線PDAを携帯している。JustInTime社は最近KISとイーメールエージェントを導入した。マーシャは、サポートの質問があるときはいつでも、イーメールエージェントに電子メールを出して、自然言語で質問をすることができるようになった。イーメールエージェントは、彼女の電子メールに直接的な回答で応答する、または関連したサポートの電子メール、文書、または、電子メールを出したり電話で呼び出すことができる人に、即座にアクセスできる「知識リンク」で応答する。JustInTime社の直販チームはまた、顧客にソリューションを出先で営業中に本発明の技術を使っている。営業員はまた無線のPDAを携帯し、イーメールエージェントに要求を出すことができる。
d. 事例研究
企業内教育訓練、知識の転送、及び共有−WaveGen社は、米国内の医師に「管理医療」のソリューションを提供するバイオ技術の会社である。当社は最近、従業員(特に営業員)の訓練用に、サバ ラーニング管理システムのプラットフォームを導入した。これによって、出張経費の節減と、当社の営業チームが全国の異なる医療地域の医師に対応する態勢を強化することができる。
更に、同社の研究員が定期的にバイオ技術研究団体の最近の発見情報の報告を受け取る支援をする。当社はまた、価値のある知識源を保持する他のソフトウェア資産を適所に持っている。当社は、文書とメディアファイル、電子メール用にマイクロソフトのエクスチェンジ、及びオンライン会議用のコラボレーションソフトウェアをホストするコンテンツ管理ソリューションを導入した。しかしながら、当社では知識の転送は、このソリューションのすべてが前者にわたって統合されていないので、あまり効果的ではないことに気がついた。営業員は、当社の製品を医師に売り込む際に役立つ、組織内外の重要な知識の情報源を検索するツールがないことを指摘した。企業情報ポータルは、営業チームに次回のオンライン講座と重要なイベントを通知するのに現在使われている。しかしながら、営業員は(電子メール、文書等に格納された)多くの情報は、誰がその情報を必要としているのかが分からないので、気付かないと訴えた。
更に、営業員はマイクロソフトのアウトルックを使って、次回の医師どの面会の約束をカレンダーに入れている。しかしながら、約束の通知だけ受け取り、製品をもっと効果的に営業するのに役に立つ多くの情報が自動的に、医師との面会の事前に利用できないことについて苦情を訴えている。
WaveGen社は、本発明からの技術に基づいてインフォメーションエージェントを導入した。当社は、営業及び研究チームが、顧客への対応と当社の製品向上のために、より優位な意志決定を下すのに役立つために、知的な情報の結び付きと配信を円滑にするために、最近KISとイーメールエージェントを導入した。インフォメーションエージェントを使って、営業チームは文書だけでなく、当座の作業により直接的に関係した「知識オブジェクト」に即時アクセスができるようになった。例えば、営業員はXMLオブジェクトとして「ジョーンズ医師」をエージェントに持つことができる。これは文書でもウェブページでもなく、むしろ顧客の意味論的な表現である。営業員は、「最近の電子メールのメッセージ」、「関連のある文書」、「特性」、「重要な日付」、「関連のある次回のオンライン講座」等のような意味論的なリンクを見ることができる。このやり方では、顧客がピボットとなり、営業員はそのピボットで社内のウェブをナビゲートする。これらのリンクは、ファイルシェア、電子メール格納データベース、マイクロソフトのエクスチェンジ等からの結果を生成することができる。しかし、これらの知識源を孤立集団として検索、またはナビゲートするのではなく、自己の営業の作業に関連付けるので、営業員は意味論的な関係に基づいた新しい知識を発見することができる。
このやり方で営業員は、より強力な知識を意のままに操ることができ、したがってより優れた顧客への対応を可能にする。この知識は、同僚、他の営業員が発行した文書、存在が知られていないかもしれない配信リストに送られた電子メール、等から発する。KISは、これらすべての異種の情報源から、意味論的な結び付けを自動的に行うスマートな動作をする。そうすると営業員はこの「ページ」を同僚に電子メールすることができる。これは、同僚が同じ「ジョーンズ医師」をピボットに使ってインフォメーションエージェントをナビゲートすることができるので、非常に強力な知識共有形式となる。
イーメールエージェントはまた、営業員に自然言語での知識の照会を可能にする。照会結果はインファレンスエンジンから派生しており、既存知識から推定した知識に基づいた可能性がある。本発明のインフォメーションナーバス システムの強力な機能は、知識の転送、共有、発見はすべて意味ネットワークに基づいて自動的に起こることである。
3. 場面説明
a. 意味論的な情報の発見、取得、及びナビゲーション
ジョー ナレッジワーカーは、インフォメーションエージェント(本発明のXMLベースの意味論的ブラウザ)を起動させる。ログインすると、意味論的なイントラネット上に利用可能な新しいエージェントがあることを示すダイアログボックスが表示される。次に組織の内外からのエージェントのリストが表示され、それには以下を含むことができる。
・ Documents.Technology.All
・ Documents.Marketing.All
・ People.Divisions.Sales.All
・ People.Division.Sales.Managers
・ OnlineCourses.Sales.101
・ OnlineCourses.Technology.XML.101
・ Meetings.ThisWeek.All
・ Meetings.LastWeek.All
・ Books.Computers.Programming.All
・ Newsgroups.Microsoft.Public.Soap
・ Email.Mine.All
・ Email.Mine.ProjectX.All
・ Events.Technology.Wireless.All
・ Reports.Gartner.Software.All
・ Reports.IDC.All
・ Videos.ExecutivePresentations.All
次にジョーはMeetings.ThisWeek.All を選択する。すると、インフォメーションエージェントはジョーが今週出席した会議を表すオブジェクトのリストを表示する。この情報はマイクロソフトのエクスチェンジから来ており、ジョーには公開されていない。ジョーは最初の会議オブジェクトリンクにマウスカーソルを合わせる。すると、新しい研修講座がイントラネットで利用できるようになったことを知らせる吹き出しポップアップが表示される。吹き出しはまた、ジョーに関連があるかもしれない新しい報告書がIDC上にあることを示す。吹き出しに加えて、ポップアップメニューがオブジェクトの右側に表示される。このメニューには以下の動詞が含まれる。
・ 参加者を一覧表示する
・ 代理参加者候補を一覧表示する
・ 関連したオブジェクトを表示する->
・ On News.Reuters.MarketForecasts.All
・ On Documents.Technology.All
・ On Events.Corporate.Today.All
・ 追跡用に会員登録する
次にジョーは「追跡用に会員登録する」を選択する。これによって、サーバ上の会議追跡エージェントに連絡される。このエージェントは、会議の参加者に関連情報の定期的な更新を送信する。これは、ブラウザ、または電子メールを使って行うことができる。ジョーは次に、Events.Corporate.Today.All に関連するオブジェクトを選択する。これにより、イベントの情報オブジェクトのリストが表示される。次にジョーが最初のオブジェクト上にマウスカーソルを合わせると、ポップアップメニューが表示される。それから「カレンダーに追加する」を選んで、イベントを自分のカレンダーに追加する。ジョーは次に、会社のイベントに関連する業界のイベントをすべて検索することにする。Events.Technology.All のエージェントのオブジェクトをドラッグして、マウスボタンを離す。マウスボタンを離すと、ブラウザは、(ウェブサイト及び他の孤立集団すべてにある)Events.Technology.All から情報オブジェクトを読み込む。それらはジョーがドラッグしたオブジェクトの会社のイベントに関連している。
次の週、ジョーはイーメールエージェントから電子メールを受け取る。その電子メールで、エージェントはイベントを各自のカレンダーに追加した全員が、会社のメディアサーバからの企業内教育訓練のビデオをも見たことに気が付いたことをジョーに知らせる。電子メールはXMLリンクを含むので、ジョーはインフォメーションエージェントに戻る。ブラウザは次にビデオのメタデータを表示する。ポップアップ上の項目の1つは「ビデオを見る」である。ジョーはそれを選択してビデオを見る。
次にジョーが自分のワークステーションにログインすると、新しいエージェントがあるのに気がつく。Books.Ebay.Computers.All を会員購読して、それを自分のマイエージェントのリストに追加する。自動的に、本発明の実施の形態はこのエージェントをジョーのセマンティックエンバイロメントに追加する。インフォメーションエージェントは、暗黙的な照会を行い、このエージェントを含む(妥当性と時間への敏感さでランク付けがされた)推薦を提供する。それでジョーがこのエージェントをクリックすると、(書籍を表す)意味論的な情報オブジェクトがリゾルトペインに表示される。オブジェクトの1つにマウスカーソルを合わせと、吹き出しポップアップが即座に表示され、その本の著者が開催する関連業界の会合があると警告を出す。ポップアップのリンクをクリックすると、(マイクロソフトのアウトルック、または(マイクロソフトのヘイルストームのウェブサービスを経由してアクセスできる)MSNカレンダーのようなインターネットベースのカレンダー、AOLのカレンダー等の)自分のカレンダーにイベントの追加を可能にする動詞を完備した、イベントのオブジェクトが、ブラウザに読み込まれる。
シナリオの説明−このシナリオは、本発明で知識労働者が「連合知識」にアクセスできる方法を示す。この例において、ジョーの会社は、知識のエージェントをガートナー、IDC、ロイター、イーベイ等から、会社の知識空間に「インポート」した。このようにエージェントは自動的に、会社の意味ネットワークに知識を追加する。シナリオはまた、ジョーが直感的に名付けられたスマートエージェントを介して、組織全体の知識空間の「オブジェクトのモデル」ビューをどのように取得できたかを示した。ジョーはこれらのエージェントを使ってセマンティックエンバイロメントに「入る」ことができ、そこからナビゲートを続けた。すべての情報オブジェクトはリアルタイムで配信され、(適所に表示された関連した動詞で)行動可能である。このやり方では、ジョーはオブジェクトがどの情報の孤立集団から来たのか、またはどのアプリケーションで生成されたのかを気にする必要がない。
シナリオはまた、ジョーがどのように新しい情報だけでなく、新しいエージェントを発見することができたかを示す。シナリオは、インフォメーションエージェントが気付いた組織の他者の行動に基づいてジョーに推薦を与えた、協調フィルタリングを介して実践されている知識の共同作業を示す。
最後にシナリオは、時間に敏感な情報が道理にかなった文脈の時点で、自動的にユーザの目に留まるようにするやり方を説明する。イーメールエージェントは、次回の業界のイベントとイーベイからの本を自動的に結び付けて、イベントに妥当性と時間への敏感さのランク付けを推測して割り当て、イベントが意味論的ブラウザの警告を経由して、即時にその情報を表示するに値するだけ重要であると判断した。
b. ピアツーピアの知識共有と獲得
ナンシー ハードワーカーは、4万人の従業員を抱えるフォーチュン500の企業で働く。彼女は多種のウェブサイトに会員登録しており、友人や同僚からの電子メールで情報が転送されてくる。取引先の誰かから大量の文書を受け取ったばかりで、組織内でその情報を共有したいと思っている。自分が会員であるすべての配信リストに文書を送信する。エンタープライズインフォメーション エージェントはこれらのリストの会員でもある(サーバのインストール時に、エージェントはエージェント自体を一般のすべての配信リストに追加する)。エージェントが情報を受信すると、分類して意味ネットワークに追加する。次にインファレンスエンジンがその情報を取り上げる。
ナンシーが転送した文書の配信リストの会員でない同僚が何千人といる。しかしながら、全員がインテグレータを使用しており、全員がEmail.Public.All Agent の会員登録をしている。他の同僚らが知識ウェブの関連した他の部分を参照している間に、Email.Public.All Agent 上に新しく関連した電子メールがあることを示した吹き出しポップアップが現れる。その同僚らがエージェントを開くと、電子メールオブジェクトが表示される。電子メール項目上のメニュー項目の1つに、「メッセージが転送された配信リストを表示する」がある。その同僚らがこれを選択すると、配信リストの情報オブジェクトがブラウザに表示される。配信リスト上にマウスカーソルを合わせると、ポップアップメニューの項目が表示される。最初の項目は「会員を表示する」である。2番目の項目は「入会する」である。その同僚らは配信リストに入会する。
シナリオの説明−このシナリオは、電子メールを経由した情報の公開、共有、及び獲得方法を示し、意味ネットワークを使って、他の同僚らがこの情報(及び、存在を知らなかった配信リスト)を異なってはいるが、関連した「知識の角度」から見つけ出した方法を示す。シナリオは、完全にシームレスな方法で、ユーザが情報をレポジトリに発行する、または自分で情報を分類する必要なく、ピアツーピアの知識の共有を示す。本発明の特定の実施の形態を用いて、すべてが(背後で)自動的に起こり、知識が適所で表面化する。
以上好ましい実施の形態、及び他の実施の形態を示して本発明について説明してきたが、上記で留意したように、本発明の精神及び範囲内から逸脱することなく、様々な変更が可能であることを理解すべきである。したがって、本発明の範囲は好ましい実施の形態、及び代替の実施の形態の開示に限定されるものではない。
(本付属書類)
(コード仕様の実例)
実例A−SRML文書
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<dc:title>インシンクーマルチメディア用の制約ベースのツールキット</dc:title>
<dc:creator>ブライアン ベイリー</dc:creator>
<dc:creator>ジョセフ A コンスタン</dc:creator>
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<n:abstract>Nsync(「インシンク」と発音する)は宣言型の同期化用ツールキットで、完全にTclでよって実装され、革新的で、インタラクティブなマルチメディアアプリケーションの設計の複雑さの簡素化を目的とする。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-02</dc:date>
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<dc:title>マルチメディアシステム用のパラダイムとして、ストリームとタイムアドバンスの比較</dc:title>
<dc:creator>ロジャー B ダネンバーグとディーン ルービン</dc:creator>
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<n:abstract>マルチメディアシステムの一般的なモデルは、音声サンプルとビデオフレーム等の持続的に時間に依存するデータの流れを表現する抽象化であるストリームである。</n:abstract>
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<dc:title>現在時刻は?時間ベースのハイパーメディアの構成とリンク</dc:title>
<dc:creator>リンダ ハードマンその他</dc:creator>
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<n:abstract>Iこの論文では提示の時間の概念、つまり提示の個々の部分のタイミングとその間の時間の関係について扱う。</n:abstract>
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<dc:title>間隔ベースの概念的なモデル</dc:title>
<dc:creator>リトルとガフォー</dc:creator>
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<dc:title>時空の制約を使った効率的な動作の転移の生成</dc:title>
<dc:creator>チャールズ ローズ</dc:creator>
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<n:abstract>この論文は人体の動きのセグメント間の転移を作成するための時空の制約の応用について述べる。</n:abstract>
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<dc:title>HyTime用のモデリングの技法</dc:title>
<dc:creator>ロイド ルットレッジ</dc:creator>
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<n:abstract>ハイパーメディア/時間ベースの構成言語(HyTime)は一般的なハイパーメディアの文書の概念を表す構成概念を定義する。</n:abstract>
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<dc:title>時限システムの構成内容の仕様書</dc:title>
<dc:creator>ジョセフ シファキス</dc:creator>
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<n:abstract>このチュートリアルでは、構成内容の記述の問題に重点をおいて、グローバルな時間の概念で存在する行動可能な時限の形式主義の概要を紹介する。</n:abstract>
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<dc:title>簡単で、直感的なハイパーメディアの同期化モデルとブラウザ/Java環境におけるその実現化</dc:title>
<dc:creator>ジン ユー</dc:creator>
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<n:abstract>この論文は、簡単で直感的なハイパーメディアの同期化のモデルであるメディアリレーション グラフ(MRG)を紹介する。</n:abstract>
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<dc:title>持続的なメディアプレーヤー</dc:title>
<dc:creator>ローレンス A ロウとブライアン C スミス</dc:creator>
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<n:abstract>Unixのワークステーション用の持続的なメディアプレーヤーの設計と実装を記述する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-06-2917:08</dc:date>
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<dc:title>融通のある時間を持つマルチメディア文書</dc:title>
<dc:creator>ミッシェル Y キム</dc:creator>
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<n:abstract>マルチメディア文書用に融通のある時間のモデルを紹介する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0212:07</dc:date>
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<dc:title>刻時機構の階層:メディアストリームのグループ化と制御の抽象化</dc:title>
<dc:creator>カート ロザーメル</dc:creator>
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<n:abstract>この論文では、分散環境での持続的なメディアストリームの制御と同期化用の強力な一組の抽象化を提案する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0218:51</dc:date>
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<dc:title>マルチメディアのオブジェクトにおける時間的な関係:HyTimeの仕様からのWWWの提示</dc:title>
<dc:creator>マリア デガラカ C ピメンテル</dc:creator>
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<n:abstract>初めに、この論文はバイナリの時間的な関係の仕様用にHyTimeの使用を検討する。次にワールド ワイド ウェブの環境の文脈に提示される要素へのHyTimeの同期化仕様の自動的な変換へのアプローチを検討する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-06-2916:48</dc:date>
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<dc:title>マルチメディアのシナリオのモデル用のイベントとアクションの表現と作成</dc:title>
<dc:creator>M.バジルギアニス</dc:creator>
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<n:abstract>この論文では、シナリオの概念に基づいてマルチメディアアプリケーションの表現用のモデルを紹介する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0211:43</dc:date>
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<dc:title>マルチメディアのシステムで時間の表現</dc:title>
<dc:creator>トーマス ワール、 カート ロザーメル</dc:creator>
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<n:abstract>この論文は時間論と時相論理の基本的文に応用する最も一般的な既存モデルの選択の評価と記述する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-06-2916:49</dc:date>
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<dc:title>インシンクーインタラクティブなマルチメディアの提示を構築するツールキット</dc:title>
<dc:creator>ブライアン ベイリー</dc:creator>
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<n:abstract>Nsync(「インシンク」と発音する)マルチメディアの同期化用のツールキットを開発した。これは柔軟性があり、インタラクティブなマルチメディアの提示の設計に内在する複雑な課題に対処する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-06-2917:09</dc:date>
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<dc:title>マルチメディア文書の時間的な提示の課題</dc:title>
<dc:creator>ナビル ラヤイダ</dc:creator>
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<n:abstract>この方針説明書において、マルチメディア文書の提示の設計に役立つ可能性がある一連の関連のある課題を提示する。これはMADEUSと呼ばれるオーサリングとブラウジングのツールを設計及び実装した際の経験に基づくものである。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0211:54</dc:date>
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<dc:title>空間ーマルチメディアアプリケーションにおいての時間的な構成</dc:title>
<dc:creator>Dr.マイケル バジルギア</dc:creator>
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<n:abstract>この研究は、現在のマルチメディア文書の規格とオーサリングのツールにおいて、オブジェクトの代表的な時間と空間に関する構成の完全で宣言方法が欠けていることを動機とする。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0211:43</dc:date>
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<dc:title>インタラクティブなアニメーションの技法の統合用のオブジェクト指向の枠組み</dc:title>
<dc:creator>ロバート C ゼレニックその他</dc:creator>
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<n:abstract>多様なシミュレーションとアニメーションのパラダイムの統合を円滑にするインタラクティブなモデリングとアニメーションのシステムを紹介する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-06-2916:30</dc:date>
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<dc:title>インタラクティブなセッションの記録のプレイバックにおける同期化とタイミングの変数の扱い方</dc:title>
<dc:creator>ネルソン R マノア</dc:creator>
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<n:abstract>この論文で、セッションオブジェクトと呼ばれる新規のマルチメディア文書をサポートするスケジューリングと同期化を説明する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0216:30</dc:date>
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<dc:title>DirectAnimationでマルチメディアを簡単に作成</dc:title>
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<n:abstract>この論文は、DirectXのAPI系の構成要素で、ウェブページ、CD−ROMのタイトル、及びマルチメディアアプリケーション用のアニメーションと統合したメディアのサポートを提供するマイクロソフトのDirectAnimationを説明する。</n:abstract>
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<dc:date>1998-10-0216:30</dc:date>
<dc:identifier>DirectAnimation.doc</dc:identifier>
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<dc:title>ウィンドウズのメディア技術</dc:title>
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<n:abstract>この論文は、ウィンドウズのメディア技術であるウィンドウズNTサーバのネットショーサービス、ネットショーシアター サーバ、及びマイクロソフトウィンドウズのメディアプレイヤーのストリーミングのメディア構成要素の技術的な概要に関する。</n:abstract>
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<dc:date>1998-07-0216:30</dc:date>
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<dc:title>XML文書への統合のタイミング</dc:title>
<dc:creator>パトリック シュミッツ</dc:creator>
<dc:date>2000-07-0216:30</dc:date>
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<dc:title>SMIL2.0のタイミングと同期化のモデル</dc:title>
<dc:creator>パトリック シュミッツ</dc:creator>
<dc:description>
<n:abstract>アニメーション、及びランタイムの同期化の管理用のスケジューリング、相互作用、先行制御を統合するために強力で柔軟性のあるモデルが必要である。SMIL2.0はこれらのニーズに対処する言語と意味論的なモデルを定義する。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0216:30</dc:date>
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<dc:title>XML文書のタイミングを表現するための統合モデル</dc:title>
<dc:creator>パトリック シュミッツ</dc:creator>
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<n:abstract>作成者が異なる文書タイプ、又は異なるオーサリングのシナリオ用に異なるモデルの学習と記憶を余儀なくさせられないようにタイミングの共通モデルを提供する必要がある。</n:abstract>
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<dc:date>2001-07-0216:30</dc:date>
<dc:identifier>TimingIntegrationPositionPaper.htm</dc:identifier>
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<dc:title>Nervanaクライアントに関する考え
t</dc:title>
<dc:creator>パトリック シュミッツ</dc:creator>
<dc:date>2002-04-0410:30</dc:date>
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<subject>Nervanaクライアントに関する考え</subject>
<from>パトリック シュミッツ[cogit@ludicrum.org]</from>
<to>ノサ オモイグイ[nosa@nervana.net]</to>
<to>スティーブ ジョッドキンズ[stevenj007@hotmail.com]</to>
<cc>オモイグイ、イゴサ D[eghosa.d.omoigui@intel.com]</cc>
<cc>ジェローム ベアード[jbeard@picsmart.net]</cc>
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<dc:title>転送:次のウェブ(ビジネスウィーク)</dc:title>
<dc:creator>ノサ オモイグイ</dc:creator>
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<n:abstract>一方で、業界はEDIの問題と限界を切実に認識しているので、経営幹部は楽観的である。「決定的なアプリケーションが現実化されるまでは、鶏が先が卵が先がの状況であるだろうが、実現すると確信している」と。スーパーコンピュータの先駆者で現在新興企業のApplied Minds Inc.の社長のW.ダニエル ヒリス氏は語った。</n:abstract>
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<dc:date>2002-02-2513:44</dc:date>
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<dc:identifier>outlook:fooBarWhoKnows123xyz</dc:identifier>
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<subject>転送:次のウェブ(ビジネスウィーク)</subject>
<from>ノサ オモイグイ[nosa@nervana.net]</from>
<to>パトリック シュミッツ[cogit@ludicrum.org]</to>
<to>スティーブ ジョドキンズ[stevenj007@hotmail.com]</to>
<to>オモイグイ、イゴサ D[eghosa.d.omoigui@intel.com]</to>
<to>EghosaO@aol.com</to>
<to>ChereceO@aol.com</to>
<to>ジェローム ベアード[jbeard@picsmart.net]</to>
<cc>ノサ オモイグイ[nosa@nervana.net]</cc>
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<dc:title>大手ソフト企業は大変動に備える[Fortune]</dc:title>
<dc:creator>EghosaO@aol.com</dc:creator>
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<n:abstract>ウェブサービスと呼ばれる漠然とした新顔が、マイクロソフト、オラクル、IBM、及びソフトウェアの大企業全ての間での新しい戦闘を引き起こしている。</n:abstract>
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<dc:date>2002-03-0213:41</dc:date>
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<dc:identifier>outlook:fooBarWhoKnows123xyz</dc:identifier>
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<subject>大手ソフト企業は大変動に備える [Fortune]</subject>
<from>EghosaO@aol.com</from>
<to>ノサ オモイグイ[nosa@nervana.net]</to>
<to>cogit@ludicrum.org</to>
<to>lisah@stanfordalumni.org</to>
<to>stevenj007@hotmail.com</to>
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実例B−意味論的な照会文書
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<head title=“foo”> </head>
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80211
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criticalpriority
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実例C−-セマンティックエンバイロメントの階層
インフォメーションエージェント(意味論的環境のルート)
マイエージェント
頻繁に使用するエージェント
エージェンシー
エージェンシーA1
文書
Documents.All
Documents.CriticalPriority.All
電子メール
Email.Technology.Wireless.All
注釈付加
Annotations.RecentlyPosted.PastOneDay.All

People.Research.All
イベント
Events.All
Events.Upcoming.NextOneDay.All
エージェンシーA2
文書
Documents.Technology.XML.XPath.All
電子メール
Email.Favorites.All
電子学習のコース
ELearning.All
エージェンシーA3
ニュース記事
News.Technology.Semiconductors.All

Agency AN…
最近使ったエージェント
[上記の階層と類似するが最近使ったエージェント]
最近作成したエージェント
[上記の階層と類似するが最近作成したエージェント用]
フェイバリットエージェント
[上記の階層と類似するがユーザによってお気に入りと印が付けられたエージェント用]
全てのエージェント
[上記の階層と類似するがマイエージェントのリスト内の全てのエージェント用]
削除したエージェント
[上記の階層と類似するが削除する印が付けられたエージェント用]
…カスタムビュー
[上記の階層と類似するがカスタムビューと一致したエージェント用]
実例D−見出しのコンテキストテンプレートからのSQMLのアウトプット
<?xml version=“1.0” encoding=“utf-8”?>
<sqml>
<head title=“foo” type=“all information”> </head>
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<type class=“nervana:objecttype”>
all information
</type>
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<resource type=“nervana:Agency”>
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[object sqml]
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wsAgency://humanresources.com/Agency.wsdl
<link predicate=“nervana:postedinthelast”
type=“nervana:time:minutesref”>
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</query>
</sqml>
現在のウェブの技術階層を示す表である。 概念上の意味論的ウェブの技術階層を示す表である。 現在のウェブにおけるリンクへのユーザのナビゲーションを示す図である。 概念上の意味論的ウェブにおけるリンクへのユーザのナビゲーションを示す図である。 本発明によるインフォメーションエージェントのリゾルトペインの一例を示す画面例である。 現在のウェブと本発明のインフォメーションナーバス システムの技術プラットフォームのスタックを示す。 本発明のシステムの概要を示す画面である。 本発明のインフォメーションナーバス システムのエンドツーエンドシステムのアーキテクチャを示す図である。 本発明のインフォメーションナーバス システムのナレッジインテグレーション サーバ(KIS)のシステムのアーキテクチャを示す図である。 現在のウェブの上位記述プラットフォーム層と、本発明のインフォメーションナーバス システムでの同等物(該当する場合)との間の比較である。 インフォメーションナーバス システムの好ましい実施の形態と、本発明用の異種混合ネットワークでクロスプラットフォームの文脈を示す。 本発明の好ましい実施の形態によるブレンダーウィザードのユーザインターフェースの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるブレンダーウィザードのユーザインターフェースの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるブレンダーウィザードのユーザインターフェースの画面例である。 ブレイキングニュース エージェントのユーザインターフェースの一例ペインである。 本発明の「エージェントを開く」ダイアログの好ましい実施の形態を示す。 「エージェントを開く」ダイアログに関連するセマンティックエンバイロメントの一例のツリービューを示す。 「エージェントを開く」ダイアログに関連するセマンティックエンバイロメントの一例のツリービューを示す。 「エージェントを開く」ダイアログに関連するセマンティックエンバイロメントの一例のツリービューを示す。 本発明の好ましい実施の形態のエージェントスキーマを示す。 本発明の好ましい実施の形態の AgentTypeID を示す。 本発明の好ましい実施の形態の AgentQueryTypeID を示す。 本発明のKIS上でサーバ側のエージェントの好ましい設定方法を示すエージェント名に対応する意味論的照会の例を示す。 本発明のKISの概要を示す図である。 本発明によるエンタープライズ環境向けの意味ネットワークを例示する図である。 本発明による Object タイプの好ましいスキーマを示す表である。 本発明の SemanticLinks の表を示す。 本発明の好ましい実施の形態の述語タイプIDを示す表である。 本発明にしたがって作成された好ましいユーザオブジェクトのスキーマを示す表である。 本発明にしたがって作成された好ましいユーザオブジェクトのスキーマを示す表である。 ユーザ(人)オブジェクトのスキーマに関連付けられた好ましい MailingAddressTypeID を示す表である。 本発明にしたがって作成された好ましいカテゴリオブジェクトのスキーマの表である。 本発明にしたがって作成された好ましい文書オブジェクトのスキーマの表である。 好ましい実施の形態の活字メディアタイプ ID を示す。 好ましい FORMATTYPEID を示す。 本発明にしたがって作成された好ましい電子メールメッセージリストオブジェクトのスキーマを示す。 本発明の好ましい実施の形態の電子メール配信リストと電子メール共有フォルダ、それぞれのオブジェクトのスキーマの表の例を示す。 本発明の好ましい実施の形態の電子メール配信リストと電子メール共有フォルダ、それぞれのオブジェクトのスキーマの表の例を示す。 本発明の好ましい PublicFolderTypeID を示す。 本発明にしたがって作成された好ましいイベントオブジェクトのスキーマのメッセージリストのオブジェクトのスキーマを示す。 本発明の好ましい実施の形態のイベントタイプを示す。 本発明にしたがって作成された好ましいメディアオブジェクトのスキーマのメッセージリストのオブジェクトのスキーマを示す。 本発明の好ましい実施の形態のメディアタイプを示す。 本発明の好ましい実施の形態におけるオブジェクトのカテゴリ化と活用の方法を示す追加例である。 本発明の好ましい実施の形態におけるオブジェクトのカテゴリ化と活用の方法を示す追加例である。 本発明の好ましい実施の形態におけるオブジェクトのカテゴリ化と活用の方法を示す追加例である。 本発明の好ましい実施の形態におけるオブジェクトのカテゴリ化と活用の方法を示す追加例である。 本発明による生の電子メールのXML形式メタデータの意味ネットワークへのマッピングを示すオブジェクトグラフである。 KISによるエージェント管理の画面例である。 KISによるエージェント管理の画面例である。 KISによるエージェント管理の画面例である。 KISによるエージェント管理の画面例である。 KISによるエージェント管理の画面例である。 KISによるエージェント管理の画面例である。 KISによるエージェント管理の画面例である。 インフォメーションエージェントのリゾルトペインに表示された情報オブジェクトを示すユーザインターフェースの一例を示す。 本発明による電子メールの一例を示すイントリンシックセマンティック リンクに関連付けられた吹き出しポップアップの一例を示す。 本発明による動詞ユーザインターフェースに関連した吹き出しポップアップの一例を示す。 本発明によるディープインフォメーション モードのユーザインターフェースに関連した吹き出しポップアップの一例を示す。 本発明によるセマンティックエンバイロメントの図解を示す。 本発明によるセマンティックエンバイロメントの図解を示す。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明の好ましい実施の形態によるインフォメーションエージェントの画面例である。 本発明によるインフォメーションエージェントのスマートレンズ機能に関連した吹き出しポップアップメニューの例を示す。 本発明によるインフォメーションエージェントのスマートレンズ機能に関連した吹き出しポップアップメニューの例を示す。 本発明によるインフォメーションエージェントのスマートレンズ機能に関連した吹き出しポップアップメニューの例を示す。 2つのオブジェクトの関連性尺度を示す図71の吹き出しポップアップメニューの異なる例を示す。 スマートレンズを用いた場合のオブジェクトのタイプと述語を含む動作と関係を例示する表である。 スマートレンズを用いた場合のオブジェクトのタイプと述語を含む動作と関係を例示する表である。 スマートレンズを用いた場合のオブジェクトのタイプと述語を含む動作と関係を例示する表である。 本発明によるプレーヤー/プレビューコントロールの意味論的結果を示すユーザインターフェースの一例である。 ブレンダーの意味論的結果を示すユーザインターフェースの一例である。 本発明の機能性のマッピングの例を示す。 本発明の機能性のマッピングの例を示す。 本発明の機能性のマッピングの例を示す。 本発明の機能性のマッピングの例を示す。 本発明の機能性のマッピングの例を示す。 本発明の機能性のマッピングの例を示す。 本発明によるエージェントの結果と対応する文脈パレットを示すユーザインターフェースを図解したものである。 本発明によるスマート推薦のポップアップの文脈リゾルトペインを例示する図である。 本発明のインフォメーションナーバス システムの技術階層を示す表である。 本発明の好ましい実施の形態による動的リンクとユーザ制御のナビゲーション及びブラウジングを示す。

Claims (6)

  1. 知識の取得、管理、伝達、及び提示のためのシステムであって、
    ドメイン固有の意味論的な情報を追加、及び管理するためにプログラム可能な第一サーバと、
    前記第一サーバと通信する第二サーバで、意味論的な情報を分類、及びカテゴリ化するのに使用されるドメイン固有の情報をホストするためにプログラム可能な前記第二サーバと、
    前記第一サーバ、及び前記第二サーバとユーザーが通信するためのユーザインターフェースを提供するクライアントと、
    前記第一サーバと前記第二サーバのプロセッサは一緒に動作して、
    情報源から情報を確保し、
    前記情報源から前記情報を意味論的にリンクし、
    前記意味論的にリンクされた情報の前記意味論的な属性を保持し、
    ユーザの照会に基づいて要求された意味論的な情報を伝達し、
    カスタマイズ可能なユーザプレファレンスに従って意味論的な情報を提示する手順を行うことを含むことを特徴とする知識の取得、管理、伝達、及び提示のためのシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、前記第一サーバは更に、意味ネットワーク、セマンティックデータ ギャザラー、セマンティックネットワーク コンシステンシーチェッカー、インファレンスエンジン、セマンティッククエリ プロセッサ、自然言語パーサ、イーメールナレッジ エージェント、又はナレッジドメイン マネージャの少なくとも1つを提供するための構造又は方法論を含むことを特徴とするシステム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、前記情報源からの前記情報はオブジェクト、又はイベントで構成されており、前記オブジェクト、又は前記イベントは意味論的に互いに関連したアクティブなエージェントで、所定のテーマに従って提示用にデータオブジェクトを返す照会を表現することを特徴とするシステム。
  4. 請求項3記載のシステムにおいて、前記データオブジェクトの提示に従う前記所定の主題はユーザによってカスタマイズ可能であることを特徴とするシステム。
  5. 請求項1記載のシステムにおいて、前記クライアントは前記ユーザの照会から結果として生じる前記意味論的な情報を配信し提示することを特徴とするシステム。
  6. 意味論的な情報を分類及びカテゴリ化するのに使用されるドメイン固有の情報を追加、管理、及びホストするためにプログラムされたサーバシステムと一緒に使用される知識の取得、管理、伝達、及び提示の方法であって、
    情報源から情報の確保と、
    前記情報源から前記情報の意味論的なリンクと、
    前記意味論的にリンクされた情報の前記意味論的な属性の管理と、
    ユーザの照会に基づいて要求された意味論的な情報の伝達と、
    カスタマイズ可能なユーザプレファレンスに従って意味論的な情報の提示を含むことを特徴とする知識の取得、管理、伝達、及び提示の方法。
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