JP2005182280A - 情報検索システム、検索結果加工システム及び情報検索方法並びにプログラム - Google Patents

情報検索システム、検索結果加工システム及び情報検索方法並びにプログラム Download PDF

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    • G06F16/35Clustering; Classification
    • G06F16/355Class or cluster creation or modification

Abstract

【課題】 自然言語文による検索文の内容に応じて、検索結果の情報項目を動的に分類、ソートし、ユーザが参照しやすい形式による検索結果の出力を行う。
【解決手段】 自然言語文による検索文を入力する入力部10と、入力された検索文に対して自然言語解析を行う自然言語処理部20と、この検索文の自然言語解析によって得られたキーワードを用いて情報検索を行う検索部30と、検索文の自然言語解析によって得られたキーワードおよびその修飾語句に対して、オントロジにて定義された意味内容に基づく解析を行い、その解析結果に基づいて検索部30による情報検索の検索結果をソートし、分類するといった加工を行う検索結果加工部40と、検索結果加工部40によって加工された検索結果を出力する出力部50とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンピュータによる情報検索の技術に関し、特に検索結果の中からユーザが所望する情報を参照しやすい形式で出力する技術に関する。
今日、インターネット等のネットワーク環境の普及に伴い、ネットワーク上のサーバに対して情報検索を行う情報検索システムが広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。この種の情報検索では、通常、検索条件としてキーワードを指定し、そのキーワードを含むウェブページやそのURL(Uniform Resource Locator)等の情報が検索結果として得られる。
また従来、検索を行おうとするユーザの利便性を高めるため入力として自然言語文による検索文を受け付けて情報検索を行うシステムがある(例えば、特許文献2参照)。この種の従来技術では、入力した自然言語文に対して形態素解析や構文解析等の自然言語解析を行って、検索のためのキーワードを抽出し、検索を実行する。
ここで、ネットワーク上に存在するサーバは各々独立しているため、これらのサーバに対する情報検索では、入力されたキーワードを含む多種多様な内容やフォームを持った情報が検索されることとなる。そのため、検索目的に適う内容が検索結果のどの情報に含まれているかを容易に判断できず、検索を行ったユーザが本当に所望する情報になかなかたどり着けないという事態が起こり得る。
ところで、近年、コンピュータで意味(セマンティック:Semantic)を扱うセマンティックウェブ(Semantic Web)という技術が導入されており、オントロジ(ontology)という知識表記法を用いてウェブコンテンツ等に含まれる情報の意味内容を記述し、活用することが可能となっている。
そこで、このオントロジ等による情報の意味記述を用いて、情報検索の検索結果を意味の観点から分類し、項目を揃えて出力することが考えられる。例えば、「家賃総計」の情報を所望する場合、オントロジによって、「家賃総計」は「家賃」+「管理費」であるというように語句の関係を定義しておけば、情報検索によって直接的に得られた「家賃」と「管理費」の値から「家賃総計」を計算し、検索結果として出力することが可能となる。
また、検索結果を適宜分類して出力する技術として、予め決められたカテゴリに対してキーワードのマッチングにより当該キーワードで検索されたデータを振り分ける方法や、ベクトル空間においてデータ間の相関によってカテゴリとなるデータの集合を生成する方法といったいくつかのクラスタリング手法が、従来から提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2002−259418号公報 特開2002−312389号公報 H.C.Romesburg著、西田英郎・佐藤嗣二訳、「クラスター分析」、内田老鶴圃社
上述したように、情報検索によって得られた情報を、検索を行ったユーザが参照しやすい形式で出力するためには、オントロジ等を用いた意味による分類に基づいて、検索結果の情報項目を揃えることが有効である。
ところで、一般ユーザがインターネットなどの検索エンジンを用いて情報検索を行う場合、種々の検索目的がある。そこで、検索結果を出力する際の情報項目は、この検索目的に個別的かつ動的に応じて分類され、ソートされることが好ましい。
しかしながら、上述した従来の情報検索結果の出力方式では、予め決められたカテゴリに合わせてデータを振り分けるため、検索における問い合わせに応じて動的に分類を決定したり、ソートしたりすることはできない。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、情報検索における問い合わせに応じて、検索結果の情報項目を動的に分類、ソートし、ユーザが参照しやすい形式による検索結果の出力を実現することを目的とする。
また本発明は、自然言語文による検索文の入力を受け付け、その検索文に基づいて検索結果の分類やソートを動的に行う情報検索システム及びその処理方法を提供することを他の目的とする。
上記の目的を達成する本発明は、次のように構成された情報検索システムとして実現される。この情報検索システムは、自然言語文による検索文を入力する入力部と、この入力部にて入力された検索文に対して自然言語解析を行う自然言語処理部と、この自然言語処理部による検索文の自然言語解析によって得られたキーワードを用いて情報検索を行う検索部と、自然言語処理部による検索文の自然言語解析によって得られたキーワードに関する情報に対して、予め定義されたその意味内容に基づく解析を行い、その解析結果に基づいて検索部による情報検索の検索結果を加工する検索結果加工部と、検索結果加工部によって加工された検索結果を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
より詳細には、この検索結果加工部は、検索文に含まれるキーワードの修飾語句に対し語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って、このキーワードの限定条件を解釈し、この限定条件に基づいて、検索部による検索結果をソートする。または、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される、キーワードの下位のカテゴリを取得し、検索部による検索結果をこのカテゴリにて分類する。
また好ましくは、出力部にて検索結果が出力された後、入力部が、この検索結果に対する自然言語文で記述された編集条件の入力を受け付け、この編集条件に対して自然言語処理部による処理を行ってキーワードの修飾語句を抽出する。そして、検索結果加工部が、この修飾語句に対し、語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行ってキーワードの限定条件を解釈し、この限定条件に基づいて、検索部による検索結果をソートし、出力部が、このソート結果に基づいて検索結果を出力し直す構成とすることができる。
さらに、出力部にて検索結果が出力された後、入力部が、この検索結果における特定の項目を指定する入力を受け付け、検索結果加工部が、入力部による入力にて指定された項目に対し、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される項目の下位のカテゴリを取得し、検索部による検索結果を得られたカテゴリにて分類し、出力部が、この分類結果に基づいて検索結果を出力し直す構成とすることができる。
さらにまた、出力部にて検索結果が出力された後、入力部が、出力部にて出力された検索結果における特定の項目を指定する入力を受け付け、出力部が、この項目の指定に基づいて出力項目を取捨選択した上で検索結果を出力し直す構成とすることができる。
さらに本発明は、この情報検索システムにおいて、検索部として既存の検索エンジン等を用いることとし、自然言語処理部および検索結果加工部を備えた検索結果加工システムとして提供することもできる。
また、上記の目的を達成する本発明は、コンピュータにより、自然言語文による検索文を入力し、自然言語解析を行うステップと、検索文の自然言語解析によって得られたキーワードを用いて情報検索を行うステップと、検索文の自然言語解析によって得られたキーワードに関する情報に対して予め情報化されたその意味内容に基づく解析を行い、解析結果に基づいて情報検索の検索結果を加工するステップと、加工された検索結果を出力するステップとを含む情報検索方法としても実現される。
さらにまた、コンピュータを制御して上述した情報検索システムまたは検索結果加工システムの機能を実現させるプログラム、あるいは上記の情報検索方法における各ステップに対応する処理をコンピュータに実行させるプログラムとして実現することができる。このプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供することができる。
以上のように構成された本発明によれば、検索文からキーワード及びその修飾語句を抽出し、オントロジ等の意味記述を用いて解析して得られる意味情報に基づいて、検索結果をソートしたり、分類したりして出力するため、検索文に記述される問い合わせの内容に応じて、検索結果の情報項目を動的に分類、ソートし、ユーザが参照しやすい形式による検索結果の出力を実現することができる。
また、自然言語文に対して自然言語解析を行って検索用のキーワード及びその修飾語句を抽出し、上記の意味記述を用いた解析を行うことができるので、自然言語文による検索文の入力を受け付け、その検索文に基づいて検索結果の分類やソートを動的に行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報検索システムを実現するのに好適なコンピュータ装置のハードウェア構成の例を模式的に示した図である。
図1に示すコンピュータ装置は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)101と、M/B(マザーボード)チップセット102およびCPUバスを介してCPU101に接続されたメインメモリ103と、同じくM/Bチップセット102およびAGP(Accelerated Graphics Port)を介してCPU101に接続されたビデオカード104と、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してM/Bチップセット102に接続された磁気ディスク装置(HDD)105、ネットワークインターフェイス106と、さらにこのPCIバスからブリッジ回路107およびISA(Industry Standard Architecture)バスなどの低速なバスを介してM/Bチップセット102に接続されたフレキシブルディスクドライブ108およびキーボード/マウス109とを備える。
なお、図1は本実施形態を実現するコンピュータ装置のハードウェア構成を例示するに過ぎず、本実施形態を適用可能であれば、他の種々の構成を取ることができる。例えば、ビデオカード104を設ける代わりに、ビデオメモリのみを搭載し、CPU101にてイメージデータを処理する構成としても良いし、外部記憶装置として、ATA(AT Attachment)やSCSI(Small Computer System Interface)などのインターフェイスを介してCD−R(Compact Disc Recordable)やDVD−RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)のドライブを設けても良い。
図2は、本実施形態の情報検索システムの機能構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態のシステムは、自然言語文による検索文を入力する入力部10と、入力された検索文を解析処理する自然言語処理部20と、自然言語処理部20による処理を経て得られたキーワードにて情報検索を行う検索部30と、検索部30による検索結果を出力するための加工を行う検索結果加工部40と、検索結果加工部40によって加工された検索結果をディスプレイ装置に表示出力する出力部50とを備える。
上記の構成において、入力部10は、例えば図1に示したキーボード/マウス109等の入力デバイスにて実現される。またネットワークを介して外部装置から検索文を入力する場合は、例えば図1に示したネットワークインターフェイス106にて実現される。
自然言語処理部20は、例えば図1のプログラム制御されたCPU101にて実現され、形態素解析や構文解析、意味解析等の自然言語処理を行って検索のためのキーワードとその修飾語句とを抽出する。自然言語処理部20によるキーワード及びその修飾語句の抽出は、自然言語文による検索文の入力を受け付ける既存の情報検索システムにおけるキーワード抽出の手法を用いて行うことができる。
検索部30は、例えば図1のプログラム制御されたCPU101及びネットワークインターフェイス106にて実現され、ネットワーク上のサーバにアクセスして自然言語処理部20にて抽出されたキーワードによる情報検索を実行する。キーワードを用いた検索の手法は、既存の情報検索システム(検索エンジン)の手法を用いることができる。
検索結果加工部40は、例えば図1のプログラム制御されたCPU101にて実現され、検索部30による検索結果の分類やソートを行う。検索結果加工部40による処理の詳細は後述する。
出力部50は、例えば図1のプログラム制御されたCPU101及びビデオカード104にて実現され、検索結果加工部40にて加工された検索結果の表示画面を作成し、ディスプレイ装置に表示させる。
本実施形態では、自然言語文による検索文の入力を受け付け、情報検索の結果を表形式に合算して出力する。この場合、検索文が例えば「赤いめがねが欲しい」である場合、検索を行ったユーザにとっては、検索結果として得られるめがねの情報のうち、赤いめがねもしくは赤に近い色のめがねの情報が表形式の出力において初めの方に集められていることが好ましいと言える。同様に、検索文が「安いめがねが欲しい」であれば、検索結果として得られるめがねの情報は、表形式の出力において価格の安いものから順に並べられていることが好ましい。
そこで、本実施形態は、検索結果を出力するための表合算を行う際に、検索結果加工部40が、検索結果に対して分類、ソートといった加工を行う。図2に示すように、検索結果加工部40は、この検索結果の加工を行う機能として動的ソート実行部41と、動的分類実行部42とを備える。また、これらの機能による処理を行うために、語句の意味内容や他の語句との関係を記述したオントロジが用意され、図1に示した磁気ディスク装置105等の記憶装置に格納されている。
以下、これらの機能について詳細に説明する。
まず、検索結果の動的ソートについて説明する。
図3は、動的ソートを行う場合における情報検索の全体的な流れを示すフローチャートである。
図3を参照すると、まず入力部10が、自然言語文による検索文を入力する(ステップ301)。ここでは、「赤いめがねが欲しい」という検索文が入力されたものとする。
次に、自然言語処理部20が、入力部10にて入力された検索文に対して構文解析及び意味解析を行い、検索文の係り受け関係を解析する(ステップ302)。上記の「赤いめがねが欲しい」の例では、図3に示すように、「赤い」が「めがね」を修飾し、「めがねが」と「欲しい」が主語と述語の関係になっている。
この解析により、検索文におけるキーワードが抽出されるので、次に検索部30が、ネットワーク上のサーバに対し、このキーワードを用いて検索を行い、検索結果を検索結果加工部40に渡す(ステップ303)。上記の例では、検索文の主題である「めがね」がキーワードとして抽出され、この「めがね」に関する検索が行われることとなる。図4に、「めがね」に関する検索データの例を示す。
一方、検索結果加工部40の動的ソート実行部41は、自然言語処理部20から検索文の解析結果を取得し、上記のキーワードに対する限定条件を記述する修飾語句を探索して、検索結果のソートを行うために用いられるソート誘因を抽出する(ステップ304)。本実施形態では、次の方法によってソート誘因の抽出を行う。
まず、検索文中の形容詞または形容動詞を名詞化する。具体的には、形容詞ならば、その活用語尾を「さ」に変更する。例えば「赤い」という形容詞を「赤さ」という名詞に変える。また、形容動詞ならば、その活用語尾を削除する。例えば「安価な」という形容動詞ならば「な」を取り去って「安価」という名詞に変える。このように、検索対象を修飾する形容詞または形容動詞を名詞化したものをソート誘因と呼ぶ。
そして、動的ソート実行部41は、抽出されたソート誘因に関して、オントロジを格納した記憶装置から該当するクラスまたはインスタンスを探索する。ここでは、上述した「赤さ」というソート誘因に対して、オントロジに、例えば図5に示すような定義が記述されているものとする。図5の例では、「赤さ」は「色」というクラスのインスタンスとして定義されている。
次に、動的ソート実行部41は、ソート対象項目を特定し、オントロジに記述されているソートプロセス(図5中では「合算整形時の操作」と記載)を呼び出して、ステップ303の検索結果の並べ替え(ソート)を行う(ステップ305)。ここで、オントロジのクラスがソート誘因に該当する場合と、インスタンスがソート誘因に該当する場合とがある。クラスが該当する場合は、そのクラス内にソート対象(図7において「合算整形時の対象」と記載)として記述されている項目がソート対象項目であり、インスタンスがソート誘因に該当する場合は、そのインスタンスが含まれるクラスがソート対象項目である。図5の例では、オントロジに「赤さ」というインスタンスが定義されているので、このインスタンスが含まれる「色」というクラスがソート対象項目である。
ソートプロセスは、オントロジにソート誘因として定義されている各語のクラスに対するソートの仕方を規定するものであり、クラスの種類に応じて予め設定されている。例えば、図5に示した色のクラスに関しては、RGB(Red-Green-Blue)の値に対する距離(「赤さ」であれば、赤色の値R=255、G=0、B=0とどれだけ異なっているかを示す値)の近いものから順に並べることを規定した「RGBソート」が設定されている。
このように、ソート誘因のクラス(ソート誘因がインスタンスである場合は、そのインスタンスのクラス)にソートプロセスとソート対象とを割り当てることにより、検索結果中にソート誘因を発見したときには、そのソート誘因に対するソートプロセスが自動的に呼び出され、検索結果のソーティングが行われることとなる。
以上のようにして、オントロジに記述されたソートプロセスに基づいて検索結果がソートされると、出力部50が、このソート結果を反映させた表形式の表示画面を作成し表示出力する(ステップ306)。図6に、図4の検索データに基づく表示画面の例を示す。図6(A)を参照すると、検索結果として得られためがねの情報が、色を基準として赤いものから順に並べられていることがわかる。また、検索結果を並べる基準となった色の属性は、表の左端に記載され、検索結果が色を基準として並べられていることが容易に認識できるようになっている。
このように、本実施形態の動的ソート機能を用いることにより、「赤いめがねが欲しい」という自然言語文の問い合わせに基づいて、動的に選択される基準にしたがって検索結果がソートされ出力されることとなる。なお、この動的ソートの手法は、検索対象を修飾する形容詞や形容動詞の語彙に依存しない汎用的なものであることは言うまでもない。
ここで、検索文が、上述した「赤いめがねが欲しい」の代わりに「安いめがねが欲しい」である場合を考える。この場合、ステップ303で「めがね」に関する検索が行われるまでの動作は同様である。ステップ304では、「めがね」を修飾する形容詞「安い」が「安さ」という名詞に変更され、ソート誘因として抽出される。そして、このソート誘因に該当するオントロジのクラスまたはインスタンスが探索される。ここで「安さ」というソート誘因に対して、オントロジに、図7に示すようなクラスの定義が記述されているとする。すると、このクラスの記述から、ソート対象項目(合算整形時の対象)として「料金」が得られ、ソートプロセス(合算整形時の操作)として「昇順」が得られる。したがって、この場合は、図6(B)に示すように、検索結果が料金の安いものから順に並べられることとなる。
またこの場合、ソートの基準となった料金の属性が表の左端に記載され、検索結果が料金を基準として並べられていることが容易に認識できるように表示される。
なお、オントロジにおいて、「安い」という語に対応する「安さ」という名詞と「安価な」という語から得られる「安価」という名詞とが類義語として定義されていれば、「安いめがねが欲しい」の代わりに「安価なめがねが欲しい」という検索文が入力されても、同様のソート結果が得られることとなる。
また、「料金」という語に関して、図8に示すように、「価格」という語が下位クラス(サブクラス)に定義されていることがオントロジに定義されていれば、この語によって料金が提示されている検索結果を、「料金」に対するソートプロセスによってソートすることができる。同様に、「定価」、「代金」等の語についても、オントロジにて「料金」との関係が定義されていれば、これらの語によって料金が提示されている検索結果を、「料金」に対するソートプロセスによって一律にソートすることができる。
また、検索文から抽出されたソート誘因に対応するソート対象項目が検索結果に存在しない場合(例えば、「速いめがねが欲しい」というような検索文が入力され、めがねに関する検索結果にソート誘因「速さ」に対応する項目がない場合など)は、単にそのソート誘因によるソートが行われずに表形式の合算が行われて表示出力されることとなる。
次に、検索結果の動的分類について説明する。
図9は、動的分類を行う場合における情報検索の全体的な流れを示すフローチャートである。
図9を参照すると、まず入力部10が、自然言語文による検索文を入力する(ステップ901)。ここでは、「持ち運べる便座椅子が欲しい」という検索文が入力されたものとする。
次に、自然言語処理部20が、入力部10にて入力された検索文に対して構文解析及び意味解析を行い、検索文の係り受け関係を解析する(ステップ902)。上記の「持ち運べる便座椅子が欲しい」の例では、図9に示すように、「持ち運べる」が「便座椅子」を修飾し、「便座椅子が」と「欲しい」が主語と述語の関係になっている。
この解析により、検索文におけるキーワードが抽出されるので、次に検索部30が、ネットワーク上のサーバに対し、このキーワードを用いて検索を行い、検索結果を検索結果加工部40に渡す(ステップ903)。上記の例では、検索文の主題である「便座椅子」がキーワードとして抽出され、この「便座椅子」に関する検索が行われることとなる。図10に、「便座椅子」に関する検索データの例(3件)を示す。
一方、検索結果加工部40の動的分類実行部42は、自然言語処理部20から検索文の解析結果を取得し、検索結果の分類を行うためにキーワードに関して、オントロジを格納した記憶装置から該当するクラスを探索する(ステップ904)。ここでは、上述した「便座椅子」に対して、オントロジに、例えば図11に示すようなクラスの定義が記述されているものとする。図11の例では、「便座椅子」のクラスに下位クラスとして「ポータブルトイレ」が定義されており、その特徴として「持ち運べる」ことが定義されている。また、「便座椅子」のクラスが定義されているオントロジ(介護オントロジ)は、図12のようなクラス階層を持ち、「ポータブルトイレ」は「便座椅子」の一種であること及び「ポータブルトイレ」には「車輪付き」のものと「電池駆動」のものがあることが定義されている。
次に、動的分類実行部42は、検索文中のキーワードに対する修飾語句に基づいて、キーワードに関するオントロジからユーザが所望する検索対象の特徴を探索し、分類用のクラスを特定する(ステップ905)。上記の例では、図11のオントロジから、「ポータブルトイレ」がユーザの所望する特徴を有する「持ち運べる」という特徴を有する「便座椅子」であることがわかり、これを分類用のクラスとして特定する。
次に、動的分類実行部42は、オントロジの記述から特定された分類用のクラスの下位クラスを参照し、この下位クラスで分類用のクラスに合致する検索結果を分類する(ステップ906)。上記の例では、図12の階層構造に示すように、「ポータブルトイレ」の下位に「車輪付き」と「電池駆動」という下位クラスが存在するので、「ポータブルトイレ」に合致する検索結果は、これらの分類項目(カテゴリ)で分類されることとなる。図10に示した検索結果では、「腰掛便座A」に対して「車輪付き」という特徴が記述されており、「腰掛便座B」に対して「電池駆動」という特徴が記述されており、「腰掛便座C」に対して「電池を使用」という特徴が記述されている。ここで、「電池駆動」という語と「電池を使用」という語とが類義語としてオントロジに定義されていれば、これを参照することによって、「腰掛便座C」を「電池駆動」に分類することができる。
以上のようにして、オントロジに記述されたクラス及びその特徴に基づいて検索結果が分類されると、出力部50は、この分類結果を反映させた表形式の表示画面を作成し表示出力する(ステップ907)。図13に、図10の検索データに基づく表示画面の例を示す。図13を参照すると、検索結果として得られた「腰掛便座A」、「腰掛便座B」、「腰掛便座C」の情報が、「車輪付き」という特徴と「電池駆動」という特徴で分類されていることがわかる。
なお、図13に示した検索結果の分類は、オントロジのクラス階層構造に基づいて得られるものであるが、上述したように本実施形態は、自然言語処理部20による意味解析と動的分類実行部42によるオントロジを用いた探索とによって、この分類を実現している。すなわち本実施形態では、ユーザは、便座椅子のオントロジが図12のような構造を持つことを知らずに、自然言語文によって「持ち運べる」という条件を与えて「便座椅子」を検索することによって、図13の検索結果を得ることができるものである。
ところで、検索分を自然言語文で入力する場合、上述した「持ち運べる便座椅子が欲しい」と同じ意味の検索文として、「持ち運びできる便座椅子が欲しい」、「持ち運び可能な便座椅子が欲しい」「持ち運びすることが可能な便座椅子が欲しい」等の様々な言い回しの自然言語文が入力されることが考えられる。しかし、「持ち運べる」、「持ち運びできる」、「持ち運び可能な」「持ち運びすることが可能な」といった語句に関して、同一のオントロジのプロパティを定義しておき、自然言語処理部20による意味解析において、このオントロジのプロパティを判断することにより、全て「持ち運べる便座椅子が欲しい」と同一の検索文として扱うことが可能である。
上述した動的ソート実行部41による動的ソートの機能と動的分類実行部42による動的分類の機能とは独立した機能であり、両方の加工を行った上で表形式の表示画面を表示させても良いし、いずれか一方のみを行って表形式の表示画面を表示させても良い。検索対象に応じて適宜選択することにより、ユーザが参照しやすく所望の情報を発見しやすい表示出力を行うことができる。
本実施形態では、上述したようにオントロジを用いて意味的に関連する語を探索しながら検索結果をソートしたり、分類したりするため、ユーザが検索文を入力する時点で検索対象がどのようなカテゴリで分類されるのか、あるいはどのような項目名で情報が記述されているのかを知らなくても、自然言語文で所望の条件を記述した検索文を入力することによって、適当な分類及びソートが行われた検索結果の出力を得ることができる。
さらに本実施形態では、以上のようにしてディスプレイ装置等に表示出力された検索結果に対して、ユーザからの切り替え指示を受け付けて、表示画面の再編集を行い、より適切な加工の行われた検索結果の出力を得ることができる。
一般ユーザは、情報検索を行おうとする際に、検索対象がどのようなカテゴリで分類されるのか、あるいはどのような項目名で情報が記述されているのかを知らない場合が多く、出力された検索結果を見てから、表示項目の取捨選択や並べ替え、分類のカテゴリの変更あるいは生成を行うことが好ましい場合がある。そこで、出力部50によってディスプレイ装置に表示出力された検索結果に対する操作を受け付けて、出力結果を編集し切り替える機能を実現する。
図14は、本実施形態における表示画面の再編集を含む情報検索の流れを概略的に示すフローチャートである。
図14を参照すると、まず、入力部10により検索文が入力されて検索要求が行われ(ステップ1401)、当該検索文に対して自然言語処理部20による解析処理を経て(ステップ1402)、検索部30による情報検索が行われる(ステップ1403)。そして、検索結果に対して検索結果加工部40による加工が施された後、出力部50により検索結果がディスプレイ装置へ表示出力される(ステップ1404)。
この後、ユーザは、検索結果に対する編集を所望するならば、入力部10により所望の編集条件に適う検索条件を入力して再度検索要求を行う(ステップ1405、1406)。また、検索条件の他に、表示項目の指定や、ステップ1404で出力された表示画面に表示されている分類項目を指定してその下位のカテゴリを表示させる指示を入力するようにしても良い。これらの条件を含む検索要求が入力されると、自然言語処理部20が入力された自然言語文を解析し(ステップ1407)、検索結果加工部40が、先にステップ1403で実行された検索の結果に対し、ステップ1407の解析にて得られた編集条件(検索条件)に基づいて、検索結果のソートや分類といった加工を行う。そして、この編集条件によって加工し直された検索結果が出力部50によって表示出力される(ステップ1404)。
以上の加工を経て、所望の検索結果が得られたならば、処理を終了する(ステップ1405)。
図14に示したように、検索部30による最初の検索結果を利用して、ソート条件や表示項目を編集条件として入力して出力し直すことにより、ユーザが所望する情報が参照しやすい形式で整理された検索結果の出力を行うことが可能となる。
また、ステップ1401からの最初のサイクルでは、形容詞や形容動詞による絞り込み条件を特に付与せずに検索を行い、ステップ1404で出力された表示画面を参照した上で、改めて編集条件を入力して検索結果を出力し直すといった手順で検索結果を得ることも可能である。
図15は、ステップ1401で単に「腰掛便座が欲しい」という検索文を入力して検索を行った場合の表示出力の例を示す図である。
図15では、図12に示した「便座椅子」の直下における3つのカテゴリ「ポータブルトイレ」、「補高便座」、「立ち上がり補助便座」に分けて検索結果が表示されている。ユーザは、この表示画面を参照して、例えば「ポータブルトイレ」というカテゴリが存在することを認識できるので、このカテゴリを指定してステップ1406以降の処理を実行し、さらに下位の分類を動的に表示させることができる。
また、図15の表示項目を指定するチェックボックス1501を操作した上でステップ1406以降の処理を実行し、所望の項目のみで構成された表の再表示を行うこともできる。
さらに、「安い腰掛便座」、「軽い腰掛便座」といった検索文を入力してステップ1406以降の処理を実行し、「安い」「軽い」等の形容詞から「安さ」「軽さ」といったソート誘因を得て図15の検索結果をソートし直し、表示出力させることもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報検索において、自然言語文による検索文を受け付け、その検索文に対してオントロジを用いた解析を行うことにより、検索目的を判断し、その検索目的に応じて検索結果をソートしたり、分類したりすることができる。これにより、検索を行ったユーザがオントロジや検索によって得られる情報の構成について知悉していなくても、ユーザの検索目的に適う参照しやすい形式で検索結果を出力することが可能となる。
また、ユーザに検索結果を提示した上で、その検索結果に対する自然言語文による編集条件の入力を受け付け、その編集条件に対してオントロジを用いた解析を行うことにより、編集目的を判断し、その編集目的に応じて検索結果をソートしたり、分類したりすることができる。これにより、検索を行ったユーザがオントロジや検索結果である情報の構成について知悉していなくても、ユーザの検索目的に適う参照しやすい形式に検索結果を編集し直して出力することが可能となる。
本実施形態の情報検索システムを実現するのに好適なコンピュータ装置のハードウェア構成の例を模式的に示した図である。 本実施形態の情報検索システムの機能構成を示す図である。 本実施形態により動的ソートを行う場合における情報検索の全体的な流れを示すフローチャートである。 本実施形態における検索データの例を示す図である。 本実施形態で用いられるオントロジの例を示す図である。 図4の検索データに基づく検索結果の表示画面の例を示す図である。 本実施形態で用いられるオントロジの他の例を示す図である。 本実施形態で用いられるオントロジのさらに他の例を示す図である。 本実施形態により動的分類を行う場合における情報検索の全体的な流れを示すフローチャートである。 本実施形態における検索データの他の例を示す図である。 本実施形態で用いられるオントロジのさらに他の例を示す図である。 本実施形態で用いられるオントロジのクラス階層構造の例を示す図である。 図10の検索データに基づく検索結果の表示画面の例を示すである。 本実施形態における表示画面の再編集を含む情報検索の流れを概略的に示すフローチャートである。 本実施の形態による検索結果の表示出力の例を示す図である。
符号の説明
10…入力部、20…自然言語処理部、30…検索部、40…検索結果加工部、41…動的ソート実行部、42…動的分類実行部、50…出力部、101…CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、103…メインメモリ、104…ビデオカード、105…磁気ディスク装置(HDD)、106…ネットワークインターフェイス、109…キーボード/マウス

Claims (20)

  1. 自然言語文による検索文を入力する入力部と、
    前記入力部にて入力された前記検索文に対して自然言語解析を行う自然言語処理部と、
    前記自然言語処理部による前記検索文の自然言語解析によって得られたキーワードを用いて情報検索を行う検索部と、
    前記自然言語処理部による前記検索文の自然言語解析によって得られた前記キーワードに関する情報に対して予め定義されたその意味内容に基づく解析を行い、当該解析結果に基づいて前記検索部による情報検索の検索結果を加工する検索結果加工部と、
    前記検索結果加工部によって加工された検索結果を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする情報検索システム。
  2. 前記検索結果加工部は、前記検索文に含まれる前記キーワードの修飾語句に対し語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索部による検索結果をソートすることを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。
  3. 前記検索結果加工部は、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される前記キーワードの下位のカテゴリを取得し、前記検索部による検索結果を当該カテゴリにて分類することを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。
  4. 前記入力部は、前記出力部にて出力された検索結果に対する自然言語文により記述された編集条件の入力を受け付け、
    前記自然言語処理部は、前記入力部にて受け付けた前記編集条件に対して自然言語解析を行い、
    前記検索結果加工部は、前記自然言語処理部による前記編集条件の自然言語解析によって得られた前記キーワードの修飾語句に対し、語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索部による検索結果をソートし、
    前記出力部は、前記検索結果加工部によるソート結果に基づいて前記検索結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。
  5. 前記入力部は、前記出力部にて出力された検索結果における特定の項目を指定する入力を受け付け、
    前記検索結果加工部は、前記入力部による入力にて指定された項目に対し、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される当該項目の下位のカテゴリを取得し、前記検索部による検索結果を当該カテゴリにて分類し、
    前記出力部は、前記検索結果加工部による分類結果に基づいて前記検索結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。
  6. 前記入力部は、前記出力部にて出力された検索結果における特定の項目を指定する入力を受け付け、
    前記出力部は、前記入力部にて受け付けた項目の指定に基づいて出力項目を取捨選択した上で前記検索結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。
  7. 所定の自然言語文を入力して解析し、キーワードと当該キーワードに関する情報とを取得する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果と前記キーワードによる情報検索の検索結果とを入力し、前記キーワードに関する情報に対して予め情報化されたその意味内容に基づく解析を行い、当該解析結果に基づいて前記検索結果を加工する検索結果加工手段と、
    前記検索結果加工手段によって加工された検索結果を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする検索結果加工システム。
  8. 前記検索結果加工手段は、前記解析手段にて解析された前記自然言語文に含まれる前記キーワードの修飾語句に対し語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索結果をソートすることを特徴とする請求項7に記載の検索結果加工システム。
  9. 前記検索結果加工手段は、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される前記キーワードの下位のカテゴリを取得し、前記検索結果を当該カテゴリにて分類することを特徴とする請求項7に記載の検索結果加工システム。
  10. コンピュータにより情報検索を行う情報検索方法であって、
    前記コンピュータが、自然言語文による検索文を入力し、自然言語解析を行うステップと、
    前記コンピュータが、前記検索文の自然言語解析によって得られたキーワードを用いて情報検索を行うステップと、
    前記コンピュータが、前記検索文の自然言語解析によって得られた前記キーワードに関する情報に対して予め情報化されたその意味内容に基づく解析を行い、当該解析結果に基づいて前記情報検索の検索結果を加工するステップと、
    前記コンピュータが、前記加工された検索結果を出力するステップと
    を含むことを特徴とする情報検索方法。
  11. 前記検索結果を加工するステップでは、前記検索文に含まれる前記キーワードの修飾語句に対し語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索結果をソートすることを特徴とする請求項10に記載の情報検索方法。
  12. 前記検索結果を加工するステップでは、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される前記キーワードの下位のカテゴリを取得し、前記検索結果を当該カテゴリにて分類することを特徴とする請求項10に記載の情報検索方法。
  13. 出力された検索結果に対する自然言語文により記述された編集条件の入力を受け付け、当該編集条件に対して自然言語解析を行うステップと、
    前記編集条件の自然言語解析によって得られた前記キーワードの修飾語句に対し、語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索結果をソートするステップと、
    前記ソート結果に基づいて前記検索結果を出力し直すステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の情報検索方法。
  14. コンピュータに、
    自然言語文による検索文を入力し、自然言語解析を行う処理と、
    前記検索文の自然言語解析によって得られたキーワードを用いて情報検索を行う処理と、
    前記検索文の自然言語解析によって得られた前記キーワードに関する情報に対して予め情報化されたその意味内容に基づく解析を行い、当該解析結果に基づいて前記情報検索の検索結果を加工する処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 前記検索結果を加工する処理では、前記コンピュータに、前記検索文に含まれる前記キーワードの修飾語句に対し語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索結果をソートさせることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記検索結果を加工する処理では、前記コンピュータに、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される前記キーワードの下位のカテゴリを取得し、前記検索結果を当該カテゴリにて分類させることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  17. 前記加工された検索結果を出力する処理と、
    出力された検索結果に対する自然言語文により記述された編集条件の入力を受け付け、当該編集条件に対して自然言語解析を行う処理と、
    前記編集条件の自然言語解析によって得られた前記キーワードの修飾語句に対し、語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索結果をソートする処理と、
    前記ソート結果に基づいて前記検索結果を出力し直す処理とを
    前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  18. コンピュータを、
    所定の自然言語文を入力して解析し、キーワードと当該キーワードに関する情報とを取得する手段と、
    前記自然言語文に対する解析結果と前記キーワードによる情報検索の検索結果とを入力し、前記キーワードに関する情報に対して予め情報化されたその意味内容に基づく解析を行い、当該意味内容に基づく解析の解析結果に基づいて前記検索結果を加工する手段として、
    機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 前記検索結果を加工する手段は、解析された前記自然言語文に含まれる前記キーワードの修飾語句に対し語句の意味内容を記述したオントロジを用いた解析を行って前記キーワードの限定条件を解釈し、当該限定条件に基づいて、前記検索結果をソートすることを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記検索結果を加工する手段は、語句の意味内容を記述したオントロジにて定義される前記キーワードの下位のカテゴリを取得し、前記検索結果を当該カテゴリにて分類することを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
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