JP2005505224A - 電動モータ、特に電子的に整流される直流モータ - Google Patents

電動モータ、特に電子的に整流される直流モータ Download PDF

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Abstract

本発明は、電動モータ、特に、ステータとロータを有する電気的に整流される直流モータに関する。ステータとロータは、電動モータの長軸に対して同軸上に配置される。前記ステータは、複数の電気的なステータ極歯と複数の位相巻線を有する。前記ロータは、位相巻線と協働する少なくとも一対の磁気極を持つ永久磁石を有する。位相巻線および/または永久磁石は、電動モータの方向に複数の軸部に分割され、各軸部は、電動モータの長軸に対して互いにずれている。各位相の相対位置ずれが本発明により削減され、これにより、トルクリップルが減少され、トルクギャップが避けられる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念に基づく電動モータ、特に電子的に整流される直流モータに関するものである。
【0002】
本発明は、永久磁石を備えるブラシレス電動モータの分野を対象とするものであり、特に、インナーロータ型モータまたはアウターロータ型モータとして設計されている直流モータの分野を対象とするものである。インナーロータ型モータは、ロータシャフトと、ロータシャフトに配置された1つまたは複数の永久磁石とを含むロータモジュールを有するとともに、たとえば薄板で構成される、相巻線を備えるステータを有するステータモジュールを備えている。ロータモジュールは同軸、同心的にステータモジュールに挿入される。アウターロータ型モータでは、ロータユニットがステータを同心的に包囲する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0003】
図1は、ケース4を備え、その中にステータモジュール8と、ロータモジュール6と、ロータモジュール6を回転可能に支持するための軸受16、18とが収容されている、インナーロータ型モータの原理的な構造を模式的に示している。ステータモジュール8はステータ薄板55と相巻線60を含んでおり、ロータモジュール6を中に挿入可能な内部空間を取り囲んでいる。ロータモジュールのための軸受16、18は、たとえばモータケース4のフランジ24や端面キャップ20に組み込むことができる。
【0004】
図2は、ステータモジュールと、ステータモジュールで同心的に包囲されたロータモジュールとを備える、一例としての2相直流モータの断面図を模式的に示している。ステータモジュールは、4つの極歯53と4つのステータ溝54とを有するステータ薄板52で模式的に図示されており、2相直流モータの2つの相巻線62、64は極歯53へ均等に配分された状態で巻きつけられている。極歯はハンマーとも呼ばれる。極歯の数は、ハンマーの数によって、ないしはステータモジュールのステータ溝の数によって決まる。ロータモジュールは、磁極対42、44を備える永久磁石14によって模式的に図示されている。
【0005】
図示した実施形態では、図2に示すように、第1の位相と第2の位相の巻線62、64がそれぞれ互いに向かい合っている。原則として、位相の幾何学的なオフセットは、360°を位相数で電気的に割ったものに等しく、したがってこの実施形態では360°(電気角)÷2=180°(電気角)に等しい。したがって、1つの位相に属する巻線62、64の数は、ステータ溝の数を位相の数で除算したものに等しい。
【0006】
図2に示す実施形態の直流モータの位相は、通電が一定である場合、図3に示すようなトルクを生成する。
【0007】
図3に示すように、2相直流モータでは、位相1の通電によっても位相2の通電によってもトルクを生成できないロータ位置がある。この状況を図3では「クリティカルポイント」で表現している。2相直流モータから出されるトルクTは0と最大値Tmaxの間で変動し、このような変動は「トルクリプル」あるいは通電時のトルク波形と呼ばれる。
【0008】
図4は、6つの極歯56と、これに応じて6つのステータ溝57とを有するとともに、この中に同軸に配置され、2つの磁極対46、48をもつ永久磁石14を備えるロータモジュールを有している、ステータモジュールを備える3相直流モータの模式的な断面図を示している。直流モータの3つの位相に応じて、第1、第2、および第3の3つの巻線66、67、68が互いにオフセットされた状態で、ステータ薄板55の溝57に入っている。位相1つあたりの巻線の数は、溝の数(6)を巻線の数(3)で割ったものに等しく、したがって2個である。図5は、3相の直流モータで生成される帰属のトルクの推移を示している。
【0009】
図5に示すように、3つの位相の幾何学的なオフセットは、360°(電気角)÷位相数=120°(電気角)である。このように3相の直流モータではトルクの欠損が生じることがなく、トルクは最小および最大のトルク値Tmax、Tminの間で変動するが、それによってやはりある程度のトルク波形が生じてしまう。さらに図5は、特定のロータ位置(Δt10、Δt20、Δt30)では個々の位相がトルクを生成しないことも示している。
【0010】
米国特許明細書第5,973,426号は、互いに120°だけ(周方向にずらされた)3つの軸方向の区域に永久磁石が分割されている3相電動モータを記載している。同明細書に記載されている構成の目的は、効率が高くて構造が小型なモータを提供することにある。この明細書はトルク波形やトルク欠損の問題には取り組んでいない。
【0011】
国際公開第99/57795号は、1つの共通のシャフトに、互いに独立して作業能力がある2つのモータを備えているモータ機構を記載している。このような構成の目的は、励磁回路に障害が起こってもモータの動作を維持できるようにすることにある。
【0012】
従来技術では、トルク波形の問題を低減するため、およびコギングトルクを解消するために、極が斜めに磁化されている永久磁石をロータに設けて、個々の位相の間の急激な切換を回避することが提案されている。しかしロータ極の斜めの磁化(スキュー)は、軸方向の力割合を生成するためにトルクの損失を生んでしまう。
【0013】
本発明の課題は、トルク波形を減らし、個々の位相のトルク欠損を解消できるように構成された電動モータ、特に電気整流式の直流モータを提供することである。この課題は、請求項1の構成要件を備える電動モータによって解決される。
【0014】
本発明による電動モータは、電動モータの長軸に対して同軸に配置されたステータとロータを有している。ステータは複数の電気的なステータ極歯と複数の相巻線を含んでおり、ロータは、相巻線に割り当てられた少なくとも1つの磁極対を備える永久磁石を含んでいる。本発明によれば、相巻線および永久磁石の少なくとも一方が電動モータの回転軸または長軸の方向で複数の軸方向区域に分割され、これらの区域が電動モータの長軸を中心として相互に(周方向にずらす)ことによって、個々の位相の相互の角度位置が解消される。つまり本発明の第1の好適な実施形態では、モータの相巻線がステータの円周方向でステータ極に配分されるのではなく、モータが、それぞれ1つの相巻線だけを支持し、軸方向で相前後して配置された複数の積層または「スタック」から構成される。本発明の別の実施形態では、永久磁石が電動モータの長軸の方向で複数の軸方向区域に分割されており、永久磁石の各々の区域は少なくとも1つの磁極対を有しており、個々の区域はモータの長軸を中心として相互に(周方向にずらされている)。このように、個々のモータ位相の角度位置の幾何学的なオフセットは、それぞれ1つの位相に対応する複数の軸方向のステータ区域にステータを分割し、これらのステータ区域または「スタック」を互いに(周方向にずらす)ことによって得ることができ、もしくは、複数の軸方向の永久磁石区域にロータの永久磁石を分割し、これらの永久磁石区域を互いに(周方向にずらし)、すなわちそれぞれの区域の磁極を互いに(周方向にずらす)ことによって得ることができる。
【0015】
本発明によれば、ステータの軸方向区域の数が相巻線の数と等しいことが意図され、それにより、各々のステータ区域がそれぞれ1つの相巻線を有することになる。ステータは、2相直流モータか3相直流モータかに応じて、2つまたは3つの軸方向区域を含んでいるのが好ましい。格別に少ないトルク波形を得るためには、ステータの各区域がそれぞれほぼ180°(電気角)÷(位相の数)だけ相互に回転しているのが望ましい。ステータの代わりに永久磁石が複数の軸方向区域に分割されている場合にも同様のことがいえる。
【0016】
本発明の1つの好適な実施形態では、できるだけ均等なトルク推移を得るために、溝の数または電気的なステータ極歯の数が、磁極の数と等しい。
【0017】
個々の相巻線を複数の軸方向区域に分割することは、各位相の完全な電気的分離が可能なので、巻線を通って流れる電流の相互の影響によって相互インダクタンスや漏れインダクタンスが発生せず、モータが全体として故障しにくくなるという追加的な利点を有している。相巻線を適当に制御し、トルクを規定する位相を適当に選択することによって、実質的に平滑なトルク推移を得ることが可能である。
【0018】
次に、図面と関連する好適な実施形態を参照しながら、本発明について詳しく説明する。
【0019】
図1は、従来技術のインナーロータ型構造による電子的に整流される直流モータの構造を原理的に示している。このモータはロータモジュール6とステータモジュール8を含んでいる。ロータモジュール6は、鉄等の軟磁性材料からなる保磁リング12を支持するロータシャフト10を有している。保磁リング12の上に、切片状または環状の永久磁石14が装着されている。シャフト10は軸受16、18で回転可能に支持されている。ここではロータシャフト10と保磁リング12と1つまたは複数の永久磁石14とで図示されているロータモジュール6は、相巻線60を備え、多数のステータ薄板55からなる積層鉄心で図示されているステータモジュール8の内部に位置している。ステータはフランジ24と結合されており、ロータモジュール6はフランジ24では軸受18によって支持され、端面キャップ20では軸受16によって支持されている。フランジ24と閉止キャップ20はモータケース4と結合されている。フランジ24は、直流モータを孔32によってシャーシなどに取り付ける役目も果たす。図1は、従来技術に基づく直流モータを基本部材とともに示しており、これは本発明の背景を説明するための図である。
【0020】
すでに説明した図2と図4は、従来技術に基づく電動モータの横断面図を模式的に示しており、図3と図5は、このような電動モータで生成されるトルク推移を示している。
【0021】
図6は、3つの軸方向のステータ区域70、71、72と、ロータシャフト10と、ステータ区域70、71、72の内部に配置され、鉄の保磁リングに着座する、同じく軸方向の区域に分割された永久磁石74とを備える、本発明の直流モータの模式図を示している。永久磁石74は、本実施形態では、図6に示すように軸方向の区域に分割されていてよく、あるいは、ステータモジュールの軸方向の長さ全体にわたって延びていてもよい。図6では、図を明快にするためにケース、フランジ、軸受は省略している。相巻線76、77は単に示唆されている。図7は、図6に類似する図面であるが、2つの位相のための巻線76、77、78が加わっている。図6と図7に図示する本発明のモータの実施形態では、3つのステータ区域70、71、72は電動モータの軸方向で相前後して配置されるとともに、モータの回転軸を中心として相互に所定の角度だけ(周方向にずらして)おり、この(周方向にずらす)大きさは、磁極の数と、個々の位相のトルク推移の所望のオーバーラップとによって決まる。
【0022】
本発明の好適な実施形態では、個々のステータ区域70、71、72の溝の数は、付属の永久磁石74の磁極の数に等しい。(周方向にずらす)大きさは、トルクの所望のオーバーラップ(図9、図10)が生じるように選択される。1つの実施形態では、ステータの区域はほぼN=180°(電気角)÷(相巻線の数)だけ相互に(周方向にずらして)いる。
【0023】
図8は本発明の別の実施形態を示しており、図8には、ロータ磁石80、81、82を備えるロータシャフト10だけが図示されており、これらは、従来技術に基づくステータモジュール(図8には図示せず)を中に挿入することができるロータモジュールを形成している。図8に示す実施形態では、ロータシャフト10は、相互に(周方向にずらした)4つの磁極対をそれぞれ有する3つの軸方向の永久磁石区域80、81、82を支持している。図8のロータモジュールは、図6や図7に示すような本発明のステータユニットと組み合わせることができる。後者の場合、軸方向の磁石区域80、81、82、軸方向のステータ区域70、71、72、または両方のモジュールが相互に回転していてよい。軸方向のステータ区域ないし軸方向のロータ区域を本発明に基づいて構成する目的は、生成されるトルク推移に的確な影響を与えて、トルク欠損が解消されてトルク波形が減少するように、個々の位相のトルク曲線をオーバーラップさせることにある。
【0024】
図9は本発明に基づく2極直流モータのトルク推移を示しており、ここでは、軸方向のステータ区域がそれぞれ4つの溝を有しており、永久磁石が2つの磁極対を有していると想定している。図9に示す実施形態では、ステータ区域およびこれに付属する位相は、個々の位相のトルク推移が、図3と比較してオーバーラップするように相互に(周方向にずれて)いる。図9に示すトルク推移をもつ2極直流モータが、オーバーラップの領域で各位相が切り換わるように制御されれば、結果として、トルクの急落やトルク波形のない、平滑なトルク推移を生成することができる。十分に広いオーバーラップ領域を設ければ、追加的に、モータが作動時に切換時点のわずかなずれに対して影響されないようになる。このことは、単極動作の2相直流モータについて当てはまり、すなわち、常に1つの相巻線だけに通電される場合に当てはまる。双極動作では、位相1と位相2のトルクが加算されることにより、モータのトルクをいっそう高めることができる。この場合、トルク波形は生成されることになるが、トルク推移に欠損部は決して生じない。
【0025】
図9では、各位相、すなわち位相1と位相2を適宜切り換えないと、位相2の下降部と位相1の上昇部の間にまだトルク欠損が生じることがわかる。この欠損は、本発明による3相直流モータに第3のステータ区域または「スタック」を設けることによって埋めることができる。
【0026】
図10は、本発明に基づいて3つの軸方向区域を備える3相直流モータのトルク推移の一例を示している。本例では、各々のステータ区域が6つのステータ溝を有しており、永久磁石が3つの磁極対を有していると想定している。それぞれ1つの位相に対応するステータ区域は、120°だけ相互に(周方向にずれて)いる。
【0027】
図10に示すトルク推移を生成するには、個々の軸方向のステータ区域、およびこれに伴う位相が正確に120°オフセットされ、それにより、個々の位相のトルク曲線のオーバーラップが生じないようにする。個々の位相を切り換えるための切換時点が正確に守られれば、トルク欠損やトルク波形のない平滑なトルク推移が得られる。しかし図10からわかるように、切換時点に誤差が生じた場合には、わずかなトルク波形が生じることになる。トルク曲線の推移が実際には図10の図面に正確に対応しておらず、個々の位相の立上りエッジと立下りエッジの急峻さが低いことから、トルク波形が生じる可能性もある。
【0028】
この問題は、個々の軸方向のステータ区域とこれに伴う位相が120°よりも少なく(周方向にずれて)おり、それによって、同じく個々の位相のトルク曲線のオーバーラップが生じるようにすることによって解決することができる。この様子を図11に示す。3相直流モータの位相を適宜制御し、特に、それぞれオーバーラップ領域で位相を切り換えることにより、トルク欠損のない平滑なトルク推移を生成することができる。個々の位相のオーバーラップに基づき、個々の位相を切り換えるときのわずかな切換時間誤差がトルク推移に影響を及ぼさないことが保証される。
【0029】
図11に示すように、位相をずらすことで欠損部が生じるが、個々の相巻線の適当な制御によってこの欠損部を補うことができる。さらに、このような欠損部を別の位相の付加によって埋めることもできる。
【0030】
以上の説明、特許請求の範囲、および図面に開示している構成要件は、それぞれ単独でも、また任意の組み合わせでも、さまざまな実施形態で本発明を具体化するために有意義であり得る。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】従来技術に基づく直流モータを示す模式的な縦断面図である。
【図2】従来技術に基づく、4つのステータ溝と1つの磁極対を備える2相電動モータを示す模式的な横断面図である。
【図3】図2のモータによって生成されるトルク推移を示す図である。
【図4】従来技術に基づく、6つのステータ溝と2つの磁極対を備える3相電動モータを示す模式的な横断面図である。
【図5】図4のモータによって生成されるトルク推移を示す図である。
【図6】本発明による直流モータを、ケース、フランジ、支持部を除いて示す模式図である。
【図7】図6に類似しているが、3つの位相のための巻線を備えている図である。
【図8】本発明の直流モータの代替的な実施形態のロータモジュールを示す図である。
【図9】本発明による2相直流モータのトルク推移の一例を示す図である。
【図10】本発明による3相直流モータのトルク推移の一例を示す図である。
【図11】本発明の別の実施形態に基づく3相直流モータのトルク推移の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
4 モータケース/ケース
6 ロータモジュール
8 ステータモジュール
10 ロータシャフト
12 保磁リング
14 永久磁石
16、18 軸受
20 端面キャップ
24 フランジ
32 孔
42、44 磁極対
46、48 磁極対
52;55 ステータ薄板
53 極歯
54 ステータ溝
56 極歯
57 ステータ溝
60、62、64、66、67、68 相巻線
70、71、72 ステータ区域
74 永久磁石
76、77、78 相巻線
80、81、82 永久磁石区域

Claims (10)

  1. 電動モータの長軸に対して同心的に配置されたステータとロータを備える電動モータであって、ステータは複数の電気的なステータ極歯(53)と複数の相巻線(76−78)を有しており、ロータは、相巻線(76−78)に割り当てられた少なくとも1つの磁極対(42−48)を備える永久磁石(14;74)を有している電動モータであって、
    相巻線(76−78)および/または永久磁石(14;74)が電動モータの長軸の方向で複数の軸方向区域(70、71、72;80、81、82)に分割されており、これらの区域は電動モータの長軸を中心としてそれぞれほぼN°だけ周方向にずらされており、N°≠360°÷(位相の数)であり、それによって個々の位相のトルク曲線が互いにオーバーラップすることを特徴とする、電動モータ。
  2. ステータが電動モータの長軸の方向で、相巻線(76−78)の数に対応する数の軸方向区域(70、71、72)に分割されており、ステータの各々の区域は複数の電気的なステータ極歯(53)とそれぞれ1つの相巻線(76−78)とを含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の電動モータ。
  3. ステータが2つまたは3つの軸方向区域(70、71、72)に分割されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電動モータ。
  4. ステータの区域(70、71、72)がそれぞれほぼN°だけ相互に(周方向にずらされており)、特にN°=180°(電気角)÷(位相の数)だけ(周方向にずらされている)ことを特徴とする、請求項2または3に記載の電動モータ。
  5. 永久磁石(14;74)が電動モータの長軸の方向で、相巻線(76−78)の数に対応する数の軸方向区域(80、81、82)に分割されており、永久磁石の各々の区域は同じ数の磁極対を有している、請求項1及至4のいずれか一項に記載の電動モータ。
  6. 永久磁石(14;74)が2つまたは3つの軸方向区域(80、81、82)に分割されていることを特徴とする、請求項1及至5のいずれか一項に記載の電動モータ。
  7. 永久磁石(14;74)の区域(80、81、82)が、それぞれ負の磁極と正の磁極がオーバーラップするように相互に(周方向にずらされている)ことを特徴とする、請求項5または6に記載の電動モータ。
  8. 電気的なステータ極歯(53)の数が磁極の数と等しいことを特徴とする、請求項1及至7のいずれか一項に記載の電動モータ。
  9. 相巻線を備えるステータの複数の区域および/または永久磁石の複数の区域が、電動モータ長軸の方向で互いに間隔をおいて配置されていることを特徴とする、請求項1及至8のいずれか一項に記載の電動モータ。
  10. 電子的に整流される直流モータであることを特徴とする、請求項1及至9のいずれか一項に記載の電動モータ。
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