JPH10327569A - 磁石式ブラシレス電動機 - Google Patents

磁石式ブラシレス電動機

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JPH10327569A
JPH10327569A JP9134702A JP13470297A JPH10327569A JP H10327569 A JPH10327569 A JP H10327569A JP 9134702 A JP9134702 A JP 9134702A JP 13470297 A JP13470297 A JP 13470297A JP H10327569 A JPH10327569 A JP H10327569A
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JP
Japan
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magnet
field
field magnet
rotor
magnetic
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JP9134702A
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English (en)
Inventor
Masahiro Masuzawa
正宏 増澤
Noriyoshi Hirao
則好 平尾
Takashi Sasaki
崇 佐々木
Masahiro Mita
正裕 三田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低回転時は高いトルクが得られ、従来の3倍近
い高い回転数まで変換効率よく使用できる磁石式ブラシ
レス電動機を提供する。 【解決手段】回転子の界磁用磁石は、第1の界磁用磁石
とこれに対して相対回転ができる第2の界磁用磁石から
なり、界磁用磁石の合成した磁極の位相を第1の界磁用
磁石に対して回転子の回転に伴い変化させる機構を有
し、この機構は、低回転時には第1と第2の界磁用磁石
の同じ磁極を並ばせ、回転数の上昇に伴い遠心力により
ガバナが動き、第2の界磁用磁石に相対回転力を付与す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石を界磁に用
いた電動機(例えば、電気自動車の動力源等)として有
用な磁石式ブラシレス電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関では高いトルクを発
生する回転領域が非常に狭い。そこで、図8に示すよう
に、何種類ものギア比の異なる歯車で構成されたトラン
スミッションを用いて、低速から高速まで任意の速度で
走れるようにしている。
【0003】ところが、永久磁石を用いた従来のブラシ
レスDC電動機の回転数とトルクの関係は図9に示すよ
うに、トルクは回転数に逆比例して回転数が大きくなる
に従い直線的に低下する。電動機にかける電圧をV、電
動機の界磁が作る磁界の強さに界磁の有効面積をかけた
総磁束をΦ、電機子の巻線数をZ、抵抗をRとすると、
回転数の最大値(nmax )はV/ΦZ、トルクの最大値
(Tmax )はΦZV/Rとなる。電圧Vが二倍になると
最大トルク、最高回転数はともに二倍に増加する。巻線
数Zを変えることにより最大トルクや最高回転数を変化
させることもできる。また、総磁束Φが大きいほどトル
クは大きくなるが、電機子側での磁気飽和に留意して上
限値を定める必要がある。
【0004】しかし、従来のブラシレスDC電動機で
は、低速回転域で高いトルクが得られるが、回転数の可
変範囲が狭いために高速回転することが困難であった。
そこで「弱め磁界」という手法により高速回転時には総
磁束Φを下げることによって回転数の最大値(nmax )
を上げることが考えられる。低回転数のときは大きな総
磁束Φで図9の実線で示すようなトルクを得て、回転数
が高くなったときには総磁束Φを小さくして図9の破線
で示すような特性を得ることによって、より高い回転数
まで回転させることが考えられる。
【0005】また、回転数とともに総磁束を変えること
が発電機の場合に提案されている。特開平7−2362
59号「永久磁石式発電機」には、回転子に用いている
界磁用永久磁石の複数極からの鎖交磁束によって固定子
に起電力を生じる永久磁石式発電機で、前記界磁用永久
磁石と近接してその側面で同軸上に回転自在に配置され
前記界磁用永久磁石と同極数の磁束バイパス用の永久磁
石と、回転子の回転数に応じて変位するガバナ機構と、
このガバナ機構の変位に対応して前記磁束バイパス用の
永久磁石を磁極性の半サイクル分回転させ得るようにな
っており、回転子の停止時には前記バイパス用の永久磁
石の磁極性を界磁用永久磁石の磁極性と同極性に配置
し、高速域では前記ガバナ機構によって前記バイパス用
の永久磁石を界磁用永久磁石と逆極性の位置に回転する
ものが開示されている。このようにして、低速回転時に
は界磁用永久磁石の磁極からの鎖交磁束を大として、高
速回転時には界磁用永久磁石からの鎖交磁束を弱くし
て、発電電力を一定にしようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記弱
め界磁制御方式は、トルクと回転数と、時には回転加速
度を常に監視し、それらの数値を基に複雑な計算を行っ
て電流の大きさと位相とを制御しなければならず、高速
なコンピューターを含む複雑で高価な制御回路が必要に
なる。
【0007】また、従来の磁石式ブラシレスDC電動機
において、上記従来の発電機のように界磁用永久磁石の
側面で磁極を短絡させることによって鎖交磁束量を小さ
くしようとしても十分には小さくすることができないこ
とが判明した。すなわち、回転数の最大値nmax =V/
ΦZの式から明らかなように、nmax (無負荷回転数と
もいう)を2倍以上にする手段が総磁束Φの単純な低下
による場合には50%以上も低下させる必要があるが、
界磁用磁石の側面を短絡しただけでは多くとも約20〜
30%未満低下するだけであることを本発明者らは確認
している。また、上記従来の発電機では、磁束バイパス
用の永久磁石が発電機の回転子と固定子とで構成されて
いる閉じた磁気回路の外にあるので発電機の出力にはほ
とんど寄与しないのみならず、磁束バイパス用の永久磁
石の近傍にモータケースなどの導電性および/または磁
性の構造物が存在する場合にはそのバイパス用の永久磁
石の発する磁束によってモータケースなどの内部に渦電
流を発生させるか、あるいは磁性体との吸引力により電
動機の変換効率が低下することが考えられる。さらに、
そのバイパス用永久磁石が追加部品となるため、発電機
が大型化しやすいという欠点を有する。
【0008】そこで本発明は、低い回転数の時は従来の
ものと同じように高いトルクが得られるとともに、従来
のものに比較して3倍近い高い回転数まで高いトルクで
変換効率よく使用できる磁石式ブラシレス電動機(例え
ば、自動車の駆動用等)を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁石式ブラシレ
ス電動機は、複数の固定子磁極とこの固定子磁極に回転
磁界を発生するための巻線を有する固定子、回転軸とこ
の回転軸に設けられており前記複数の固定子磁極に対し
て回転する界磁用磁石を有する回転子、および界磁用磁
石の磁極の固定子に対する位置を検出してその位置に応
じて前記巻線に電流を供給する制御回路を有しているも
のであり、前記界磁用磁石は、回転方向に順次異なった
極性の磁極が並んでいる第1の界磁用磁石とこの第1の
界磁用磁石に対して相対回転が可能で回転方向に順次異
なった極性の磁極が並んでいる第2の界磁用磁石からな
り、前記の第1と第2の界磁用磁石は前記固定子磁極に
対向しているとともに、前記の第1と第2の界磁用磁石
の合成した磁極の位相を第1の界磁用磁石の磁極に対し
て回転子の回転に伴い変化させる機構を有し、この回転
に伴い変化させる機構は、回転子の回転数が低いときに
前記第1と第2の界磁用磁石の同じ極性の磁極を並ばせ
る手段と、回転子の回転数の上昇に伴い遠心力によりガ
バナの可動側軸が回転軸に固定された固定部材のガイド
に沿って動き、第2の界磁用磁石に相対回転力を付与す
る手段とを有していることを特徴とするものである。
【0010】また、前記の第1と第2の界磁用磁石の合
成した磁極の位相を第1の界磁用磁石の磁極に対して回
転子の回転に伴い変化させることによって、進角が変化
することが好ましい。
【0011】また、回転子の回転の上昇に伴い遠心力に
よりガバナの可動側軸が回転軸に固定された固定部材の
ガイドに沿って動き、第2の界磁用磁石に相対回転力を
付与する前記の手段は、前記固定部材には複数の固定軸
およびその固定軸を中心とした弧状のガイドを有してお
り、一端が前記の各固定軸で固定部材に保持されており
その固定軸に対して回動するとともに他端に前記の可動
側軸が前記弧状のガイドに係合して設けられている前記
ガバナを複数個有し、このガバナの可動側軸が弧状のガ
イドに沿って動くことによって第2の界磁用磁石に相対
的回転力を付与することが好ましい。
【0012】回転子の回転数が低いときに前記第1と第
2の界磁用磁石の同じ極性の磁極を並ばせる前記の手段
は、ガバナの遠心力に抗して第2の界磁用磁石を原位置
に復帰させる手段であることが好ましい。このガバナの
遠心力に抗して第2の界磁用磁石を原位置に復帰させる
手段は、一端が前記回転軸に固定され他端が第2の界磁
用磁石に付けられているゼンマイ式のばねを有している
ことができる。また、この手段は、各ガバナの可動側軸
を連結し、ガバナの遠心力に抗して引き合っているゴム
部材を有していることができる。また、この手段は、第
1と第2の界磁用磁石の対向した端面に設けられ吸引し
あうように磁化されている永久磁石を有していることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳説する。図1に
本発明の一態様である磁石式ブラシレスDC電動機の主
要部を分解したものの斜視図を示す。
【0014】図1(A)において、固定子1には複数
(この図では12極)の固定子磁極11に回転磁界を発
生するための界磁用巻線12が巻かれている。回転子2
は、回転軸21と、界磁用磁石3と、この界磁用磁石3
の磁極位置を示すために回転軸21に固定されていると
ともにその外周面の回転方向に界磁用磁石3と同様の中
心角を有した磁極パターンを形成したセンサ磁石22
(例えば、フェライト系のプラスチック磁石等)を有し
ている。界磁用磁石3は回転軸21のまわりに強磁性の
回転子コア7を介して固定された第1の界磁用磁石31
およびこの第1の界磁用磁石31に相対回転できるよう
にした強磁性の回転子コア8上に設けられた第2の界磁
用磁石32とからなっている。第1、第2の界磁用磁石
31、32はともに外周面の回転方向に交互に等間隔で
異なった8極の磁極4を形成した同一寸法のリング状N
d−Fe−B磁石(例えば、日立金属(株)製の異方性
焼結磁石:HS40AH等)である。界磁用磁石3の任
意磁極の固定子1に対する位置をセンサ磁石22で示
し、その磁極位置に応じて界磁用巻線12に通電する電
流を切り換える制御回路(図示せず)が付設されてい
て、固定子磁極11に所定の回転磁界を発生させるよう
になっている。
【0015】図示の通り、第1、第2の界磁用磁石3
1、32はともに狭いエアギャップ6を隔てて固定子磁
極11に対向配置されて本発明の磁石式ブラシレス電動
機50を構成している。この構成により、第1、第2の
界磁用磁石31、32から発した磁束はともに固定子磁
極11に効率良く導かれて界磁用巻線12と鎖交するの
で、周囲の構造物に漏れる磁束が小さく抑えられて周囲
の構造物で渦電流損等の損失を発生する問題を回避する
ことができる。
【0016】図1(B)に、第2の界磁用磁石32を第
1の界磁用磁石31に対して相対的に回転子2の回転方
向に回転させることによって両者の磁極位置をずらした
状態を示した。第1と第2の界磁用磁石31、32を合
成した磁極の第1の界磁用磁石31の磁極に対する位相
はこのように回転子2の回転に伴い変化することにな
る。
【0017】界磁用巻線12への通電は、センサ磁石2
2の磁極をホール素子などの検出手段(図示せず)で検
出し、制御を行っている。ブラシレスDC電動機の場
合、理論上回転磁界発生用巻線の通電期間の中心は界磁
用磁極のNS切り替わり点と一致させることにより最大
トルクを得られる。しかし、回転磁界発生用巻線のイン
ダクタンス等による通電司令信号に対する電流立ち上が
りの遅れを見越して、通電期間の中央を界磁用磁極のN
S切り替わり点より回転順方向に進ませることが広く行
われており、この通電期間を進ませる角度を一般に進角
と呼んでいる。本発明ではこの進角の設定も重要であ
る。
【0018】図2(A)および図2(B)にセンサ磁石
22の磁極と第1の界磁用磁石31および第2の界磁用
磁石32の磁極との位置関係を示した。図1(A)およ
び図2(A)では第1の界磁用磁石31と第2の界磁用
磁石32とは同じ磁極が隣り合っているので第1と第2
の界磁用磁石31、32の合成した磁極の位相(例え
ば、その合成磁極の中心)はセンサ磁石22および第1
の界磁用磁石31の磁極と同じ位相(以下で「原位置」
と呼ぶことがある)にあるが、図1(B)および図2
(B)では第1の界磁用磁石31に対して第2の界磁用
磁石32が回転順方向にずれた状態を示している。ここ
で、第1の界磁用磁石31と第2の界磁用磁石32とが
略同じ磁束量を発生しているとともに第2の界磁用磁石
32が第1の界磁用磁石31に対してa度回転順方向に
ずらされた場合、第1と第2の界磁用磁石31、32の
合成した磁極の位相は第1と第2の界磁用磁石31、3
2の磁極位相の平均値となり、その合成した磁極の位相
(例えば、その合成磁極の中心)は第1の界磁用磁石3
1の磁極の位相(例えば、その磁極の中心)に対して回
転順方向に進角:a/2度だけ進むことになる。
【0019】そして、第1と第2の界磁用磁石31、3
2の合成した磁極の第1の界磁用磁石31に対する位相
を回転子2の回転に伴い変化させる機構によって、回転
子2の回転数が低い時には図1(A)や図2(A)のよ
うに第1と第2の界磁用磁石31、32の同じ磁極が並
ぶようにし、回転数が高い時には両者の磁極がずれて図
1(B)や図2(B)に示すようになることが望まし
い。すなわち、磁極がずれた場合には第1の界磁用磁石
31の任意のS極と第2の界磁用磁石32のN極とが、
第1の界磁用磁石31の任意のN極と第2の界磁用磁石
32のS極とが回転軸21の長手方向から見た場合に部
分的に重なることになる。このように両者の反対の磁極
同士が隣接している部分では発生磁束の局部的な短絡が
生じるので固定子1側の界磁用巻線12に到達する鎖交
磁束量が減少することになる。すなわち、回転数が高い
時には両者間の相対的な磁極ずれ量に応じてその鎖交磁
束量を減少させるとともに、回転数が低い場合には第
1、第2の磁界用磁石31、32の同じ極性の磁極が回
転軸21のまわりで並ぶことにより鎖交磁束量が最大と
なる。
【0020】本発明の永久磁石式ブラシレス電動機50
は以上のような構成を備えているので、広範囲の回転数
変化に応じて鎖交磁束量を制御することが可能である。
上記図1では第1の界磁用磁石31とセンサ磁石22の
磁極位相が固定され、第2の界磁用磁石32が第1の界
磁用磁石31に対して相対回転可能であるとともに、高
速回転時には第2の界磁用磁石32の磁極が第1の界磁
用磁石31の磁極に対して回転子2の回転順方向に相対
的にずれる構成をとっている。
【0021】本発明では界磁用磁石31、32およびセ
ンサ磁石22の3部材に関して固定するか回転可能とす
るかの組み合わせは任意であり、例えば第2の界磁用磁
石32とセンサ磁石22の磁極位相が固定されていると
ともに高速回転時には第2の界磁用磁石32の磁極が第
1の界磁用磁石31の磁極に対して回転順方向に相対的
にずれる構成としてもよい。
【0022】また、第2の界磁用磁石32とセンサ磁石
22の磁極位相が固定されているとともに、高速回転時
には第2の界磁用磁石32の磁極が第1の界磁用磁石3
1の磁極に対して回転逆方向に相対的にずれる構成とし
てもよい。
【0023】また、第1の界磁用磁石31とセンサ磁石
22の磁極位相が固定されているとともに、高速回転時
には第2の界磁用磁石32の磁極が第1の界磁用磁石3
1の磁極に対して回転逆方向にずれる構成としてもよ
い。
【0024】また、第1の界磁用磁石31と第2の界磁
用磁石32の発生磁束量を異なるように配置した一例と
して、例えば図1(A)の状態において第1の界磁用磁
石31と第2の界磁用磁石32の鎖交磁束量の比率が
1:2の場合は、その比率が1:1の場合に比べて同一
の磁極ずれ動作で界磁用巻線12に鎖交する磁束量の変
化割合を増加させることができる。
【0025】さらに、センサ磁石22に別個の位相変更
機構を設けることで、低回転時および高回転時において
実質的に進角に変化がない構成をとることも可能であ
る。第1と第2の界磁用磁石31、32の合成した磁極
の位相を第1の界磁用磁石31の磁極に対して回転子2
の回転に伴い変化させる機構としては図3に示すものが
望ましい。
【0026】図3において、第1の界磁用磁石31は回
転子コア7を介して回転軸21に固定されており、第2
の界磁用磁石32は回転子コア8の中央の軸穴321に
回転軸21が挿通されて回転軸21まわりに所定量回る
ようになっている。第1の界磁用磁石31と第2の界磁
用磁石32との間に作用する吸引力および/または反発
力によって上記磁極ずれ動作が妨げられないように、両
者間に数mmの間隔5を開けておくことが望ましい。
【0027】回転子の回転数の上昇に伴い遠心力により
ガバナの可動側軸が回転軸に固定された固定部材のガイ
ドに沿って動き、第2の界磁用磁石32に相対回転力を
付与する手段をまず説明する。ガバナ固定部材33は回
転軸21に固定されているとともに、このガバナ固定部
材33の端面には中心角90度間隔で上下左右対称位置
に設けた4つの穴331に各々回転支軸(固定軸)34
1が嵌着されている。ガバナ34は略円弧状の部品で両
端部に貫通穴348、349を設けてある。貫通穴34
8には固定軸341が嵌着され、貫通穴349には可動
側軸342が嵌着されてガバナ34を保持している。さ
らに、上記穴331の各近傍に回転軸21から点対称に
4つの円弧状の長穴(弧状のガイド)332が固定軸3
41(穴331)を中心とした弧状に設けてある。ま
た、回転子コア8の片側面には中心角90度間隔で上下
左右対称な半径方向に4つの長溝322が設けてあり、
これらの各弧状のガイドおよび各長溝に上記可動側軸3
42が係合挿入されている。
【0028】回転子2の回転数が大きくなってくると遠
心力によりガバナ34は図3(B)に示す状態に開きガ
バナ34の可動側軸342がガバナ固定部材33の弧状
のガイド332に沿って外周側に動くと同時に、弧状の
ガイド332が長溝322に対して回転子2の外周側に
向かって回転方向にずれて設けてある分だけ可動側軸3
42の長溝322挿入部分がその長溝322を介して回
転子コア8を矢印方向に回転させるので第2の界磁用磁
石32が第1の界磁用磁石31に対して矢印方向に回転
する。
【0029】回転子の回転数が低い時に第1と第2の界
磁用磁石の同じ極性の磁極を並ばせる手段として、ガバ
ナの遠心力に抗して第2の界磁用磁石を原位置(第1の
界磁用磁石31と第2の界磁用磁石32との同じ極性の
磁極が隣り合っている位置)に復帰させる手段がある。
この原位置に復帰させる手段として、図3に示すよう
に、回転軸21に固定された第1の界磁用磁石31ある
いは回転子コア7を介して、または回転軸21に直接
に、一端が固定されており、他端が第2の界磁用磁石3
2に取り付けられているゼンマイ式のばね9とすること
ができる。このゼンマイ式のばね9の弾性で第2の界磁
用磁石32は、ガバナ34にかかる遠心力に抗して原位
置に引かれる。そのために、回転数が低い時には第2の
界磁用磁石32と第1の界磁用磁石31の同極性が並ぶ
(図3(A))。回転数が大きくなるとガバナの遠心力
によって第2の界磁用磁石32がゼンマイ式のばね9の
弾性力に抗して、第1の界磁用磁石31に対して相対的
に回転する(図3(B))。
【0030】また、この原位置に復帰させる手段とし
て、図4(A)(B)に示すように、上記4本の可動側
の軸342同士がゴム部材343で接続されてその弾性
力で引き合うようにすることもできる。このゴム部材3
43の張力により回転子2の回転数が低い時には図4
(A)に示すようにガバナ34の可動側軸342は弧状
のガイド332内において回転軸21に最も近い位置に
ある。このときは第2の磁界用磁石32と第1の磁界用
磁石31の同磁極が並ぶ。
【0031】また、原位置に復帰させる手段として、図
5(A)(B)に示すように、第1と第2の界磁用磁石
31、32の対向した端面に設けられ吸引しあうように
磁化されている永久磁石313、323とすることがで
きる。第1と第2の界磁用磁石31、32の同極性の磁
極が並んでいる時には、端面に設けられた永久磁石31
3、323は異極性の磁極が対向しているので吸引し合
っている。回転数が大きくなって、ガバナによって第2
の界磁用磁石32が第1の界磁用磁石31に対して相対
的に回転すると対向している永久磁石313、323の
位置がずれる。ガバナの遠心力が小さくなると、永久磁
石313、323の吸引力によって原位置に戻される。
【0032】このように、第2の界磁用磁石32を第1
の界磁用磁石31に対し所定量回転軸21まわりで相対
回転させる機構は外部からの制御および動力を要せず、
回転子2の構成部品に作用する遠心力のみで動作してい
るので、簡単な機構で容易かつ安価に磁石式ブラシレス
電動機の鎖交磁束量の制御を行うことができる。
【0033】また、上記の通り回転子コア8に長溝32
2を設けてあるので長溝322からガバナ34に至る軸
方向寸法(L)の長寸化を抑えることができるととも
に、作用する遠心力を考慮して所定の回転数で上記の磁
極ずれ動作が起こるようにゼンマイ式ばね9あるいはゴ
ム部材343の、ばね定数を適宜設定することで、ある
いは、対向して設けられた永久磁石313、323の吸
引力を調整することで、後述の実施例に示されるように
幅広い回転数領域で高いトルクおよびモータ交換効率を
得ることができる。
【0034】
【実施例】
(実施例イ〜ニ)本発明の上記磁石式ブラシレス電動機
50において、第1および第2の界磁用磁石31、32
として日立金属(株)製のNd−Fe−B系のラジアル
異方性リング磁石(HSー30CR、外径74mm、軸
長23mmのもの)を用いるとともにエアギャップ6を
0.5mmとした条件で、回転数増加に伴う上記磁極ず
れ機構によって、一歯有効磁束量減少率および進角を下
記表1の条件で同時に変化させた場合の回転数−トルク
特性を図6に、回転数−モータ変換効率を図7に示し
た。ここで、一歯有効磁束量とは磁石回転子から電機子
の一磁極に流れ込む最大鎖交磁束量をいう。
【0035】(従来例ホ)第1と第2の界磁用磁石は上
記実施例のものと同じであるが、第2の界磁用磁石も第
1の界磁用磁石と同じ磁極が並ぶようにして回転軸に固
定するとともに進角を5.5度で固定した以外は上記実
施例と同様にして評価した従来の磁石式ブラシレス電動
機の回転数−トルク特性を図6に、回転数−モータ変換
効率を図7に併記した。
【0036】
【表1】
【0037】図6、図7および表1について実施例イの
磁石式ブラシレス電動機で代表して説明すると、回転数
が低く1000rpm未満の時には低回転時進角が20
度であるとともに、1000rpm以上に回転数が高く
なって磁極ずれが28度(最大値)のときの高回転時進
角が6度となるように設定してある。すなわち、回転数
が1000rpm未満の時には、第1と第2の界磁用磁
石31、32の磁極の位相ずれがなく同極性の磁極が並
んでいる状態でセンサ進角を20度にしてある。そし
て、回転数が1000rpm以上になったときに第2の
界磁用磁石32は遠心力によるガバナ34の働きで回転
子2の回転方向に第1の界磁用磁石31に対して28度
回転して、第1と第2の界磁用磁石31、32の合成し
た磁極の位相は第2の界磁用磁石32の磁極の位相の半
分だけ進む。従って、進角はそれだけ遅れてくる。第2
の界磁用磁石32の磁極ずれが最大の28度になったと
きにその半分の14度だけ進角が遅れて6度となる。こ
のときの一歯有効磁束量減少率は34%(100%→6
6%)であり、従来例ホに比べて幅広い回転数領域で高
いトルクおよびモータ交換効率を達成できていることが
わかった。
【0038】また、実施例ロ、ハ、ニについても図示の
通り、従来例ホに比べて幅広い回転数領域で高いトルク
およびモータ交換効率を達成できていることがわかっ
た。さらに、実施例イ、ロ、ハ、ニを比較すると、低回
転時進角の大きいものほど幅広い回転数領域で高いトル
クおよびモータ交換効率を達成できていることがわかっ
た。
【0039】図6、図7から明らかなように、本発明の
磁石式ブラシレス電動機は、従来使用の電動機と比較し
て、定格トルク(7Nm)や最高効率を低下させること
なく、無負荷回転数(nmax )を2.8倍にまで引き上
げることができた。また、幅広い回転数領域で高いトル
クおよびモータ変換効率が得られた。
【0040】上記磁極ずれ角(θ:度)の大きさは、上
記界磁用磁石31、32の外周側に対称n極の磁極パタ
ーンを形成した場合、そのn極の各磁極の中心角を
(x:度)とすると、x/2≦θ≦0.8xとすること
が好ましい。これは、(x/2:度)未満では回転数の
増加に伴う磁極ずれ動作による一歯有効磁束量の減少率
が30%以上を確保でき難いとともに,(0.8x:
度)を超えると逆方向の回転力の発生を招来する可能性
が高くなり本発明の上記磁極ずれ機構に支障を来すから
である。
【0041】進角(α:度)は、0<α≦x/2とする
ことが好ましい。この上限値は進角の定義から自明であ
り、下限値は0を含まない制御可能な進角を設定可能で
あるからである。
【0042】上記実施例では、一歯有効磁束量を34%
減少させた例を記載したが、本発明によれば一歯有効磁
束量の減少率を30%以上とすることが極めて容易であ
る。さらに、より好ましくはその減少率を40%以上、
特に好ましくは50%とすることも可能である。
【0043】また、上記本発明の態様では、第1、第2
の界磁用永久磁石の外周面に同じ対称8極の磁極パター
ンを形成した場合を記載したが、両者が同じ非対称の磁
極パターンであってもよい。さらに、磁極数は限定され
るものではないが好ましくは2極〜128極、より好ま
しくは4〜32極のものに非常に有用である。また、第
1および第2の界磁用磁石が異なる磁極パターンを有し
ていてもよい。さらには、例えば第1および第2の界磁
用磁石の同じ磁極が並んだ状態において発生する鎖交磁
束量の比率を異なる適宜の値に設定することで、高回転
数になるとともに1つの磁極ずれ動作によってより大き
な鎖交磁束量の変化が可能である。
【0044】また、上記本発明の態様では、同軸に配置
した2つの界磁用磁石を用いて回転数の変化に伴ってそ
のうちの1つを相対回転させることで磁石式ブラシレス
電動機の鎖交磁束量を減少させたが、3つ以上の界磁用
磁石を用いて1つまたは2つ以上の界磁用磁石を回転軸
に固定するとともに残りの界磁用磁石を相対回転させる
ことでも本発明を構成することができる。
【0045】また、本発明では界磁用磁石の形状、寸
法、個数等は限定されるものではなく、回転子の外周面
回転方向に交互に異なる磁極が形成されるように回転子
コア上に任意の界磁用磁石を配置可能である。例えば、
固定子に対向配置させた回転子コアの外周面回転方向に
アークセグメント磁石をリング状に連続して貼り付けす
るか、あるいはその回転子コアの外周面回転方向に所定
の間隙を開けてアークセグメント磁石を所定の磁極数分
配置する構成等により上記回転子2に代えてもよい。ま
た、上記図1の界磁用磁石の外周面に薄いカバー(例え
ば、非磁性カバー等)を配置したもので上記回転子2に
代えてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁石式ブ
ラシレス電動機は低い回転数の時は従来のものと同じ様
に高いトルクが得られるとともに、従来のものと比較し
て3倍近い高い回転数まで高いトルクで変換効率良く使
用できるものとなったので、例えば自動車の駆動用電動
機として内燃機関に代えて使える有用なものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁石式ブラシレス電動機の位置態様を
示す主要部の分解斜視図であり、磁極ずれが無い状態
(A)および磁極ずれ状態(B)を示している。
【図2】本発明の磁石式ブラシレス電動機において界磁
用磁石の磁極の進角を説明する図であり、磁極ずれが無
い状態(A)および磁極ずれ状態(B)を示している。
【図3】本発明の磁石式ブラシレス電動機において、第
1と第2の界磁用磁石の合成した磁極の位相を第1の界
磁用磁石の磁極に対して回転子の回転に伴い変化させる
機構を示す分解斜視図であり、(A)は低回転の時、
(B)は高回転の時である。
【図4】本発明の磁石式ブラシレス電動機において、第
1と第2の界磁用磁石の合成した磁極の位相を第1の界
磁用磁石の磁極に対して回転子の回転に伴い変化させる
機構の他の実施例を示す平面図であり、(A)は低回転
の時、(B)は高回転の時である。
【図5】本発明の磁石式ブラシレス電動機において、第
1と第2の界磁用磁石の合成した磁極の位相を第1の界
磁用磁石の磁極に対して回転子の回転に伴い変化させる
機構のさらに他の実施例を示す平面図であり、(A)は
低回転の時、(B)は高回転の時である。
【図6】本発明および従来の磁石式ブラシレス電動機の
回転数−トルク特性の一例を示す図である。
【図7】本発明および従来の磁石式ブラシレス電動機の
回転数−モータ変換効率の一例を示す図である。
【図8】トランスミッション付の内燃機関の出力特性図
である。
【図9】従来のブラシレスDC電動機の特性図である。
【符号の説明】
1 固定子 2 回転子 3 界磁用磁石 4 磁極 5 間隔 6 エアギャップ 7、8 回転子コア 9 ゼンマイ式のばね 11 固定子磁極 12 界磁用巻線 21 回転軸 22 センサ磁石 31 第1の界磁用磁石 32 第2の界磁用磁石 33 固定部材 34 ガバナ 50 磁石式ブラシレス電動機 313、323 永久磁石 321 軸穴 322 長溝 331 穴 332 弧状のガイド 341 回転支軸(固定軸) 342 可動側軸 343 ゴム部材 348、349 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三田 正裕 埼玉県熊谷市三ヶ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定子磁極とこの固定子磁極に回
    転磁界を発生するための巻線を有する固定子、 回転軸とこの回転軸に設けられており前記複数の固定子
    磁極に対して回転する界磁用磁石を有する回転子、 および界磁用磁石の磁極の固定子に対する位置を検出し
    てその位置に応じて前記巻線に電流を供給する制御回路
    を有している磁石式ブラシレス電動機において、 前記界磁用磁石は、回転方向に順次異なった極性の磁極
    が並んでいる第1の界磁用磁石とこの第1の界磁用磁石
    に対して相対回転が可能で回転方向に順次異なった極性
    の磁極が並んでいる第2の界磁用磁石からなり、 前記の第1と第2の界磁用磁石は前記固定子磁極に対向
    しているとともに、 前記の第1と第2の界磁用磁石の合成した磁極の位相を
    第1の界磁用磁石の磁極に対して回転子の回転に伴い変
    化させる機構を有し、 この回転に伴い変化させる機構は、回転子の回転数が低
    いときに前記第1と第2の界磁用磁石の同じ極性の磁極
    を並ばせる手段と、回転子の回転数の上昇に伴い遠心力
    によりガバナの可動側軸が回転軸に固定された固定部材
    のガイドに沿って動き、第2の界磁用磁石に相対回転力
    を付与する手段とを有していることを特徴とする磁石式
    ブラシレス電動機。
  2. 【請求項2】 前記の第1と第2の界磁用磁石の合成し
    た磁極の位相を第1の界磁用磁石の磁極に対して回転子
    の回転に伴い変化させることによって、進角が変化する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁石式ブラシレス電動
    機。
  3. 【請求項3】 回転子の回転の上昇に伴い遠心力により
    ガバナの可動側軸が回転軸に固定された固定部材のガイ
    ドに沿って動き、第2の界磁用磁石に相対回転力を付与
    する前記の手段は、前記固定部材には複数の固定軸およ
    びその固定軸を中心とした弧状のガイドを有しており、
    一端が前記の各固定軸で固定部材に保持されておりその
    固定軸に対して回動するとともに他端に前記の可動側軸
    が前記弧状のガイドに係合して設けられている前記ガバ
    ナを複数個有し、このガバナの可動側軸が弧状のガイド
    に沿って動くことによって第2の界磁用磁石に相対的回
    転力を付与することを特徴とする請求項1あるいは2記
    載の磁石式ブラシレス電動機。
  4. 【請求項4】 回転子の回転数が低いときに前記第1と
    第2の界磁用磁石の同じ極性の磁極を並ばせる前記の手
    段は、ガバナの遠心力に抗して第2の界磁用磁石を原位
    置に復帰させる手段であることを特徴とする請求項1〜
    3いずれかに記載の磁石式ブラシレス電動機。
  5. 【請求項5】 ガバナの遠心力に抗して第2の界磁用磁
    石を原位置に復帰させる前記の手段は、一端が前記回転
    軸に固定され他端が第2の界磁用磁石に付けられている
    ゼンマイ式のばねを有していることを特徴とする請求項
    4に記載の磁石式ブラシレス電動機。
  6. 【請求項6】 ガバナの遠心力に抗して第2の界磁用磁
    石を原位置に復帰させる前記の手段は、各ガバナの可動
    側軸を連結し、ガバナの遠心力に抗して引き合っている
    ゴム部材を有していることを特徴とする請求項4に記載
    の磁石式ブラシレス電動機。
  7. 【請求項7】 ガバナの遠心力に抗して第2の界磁用磁
    石を原位置に復帰させる前記の手段は、第1と第2の界
    磁用磁石の対向した端面に設けられ吸引しあうように磁
    化されている永久磁石を有していることを特徴とする請
    求項4に記載の磁石式ブラシレス電動機。
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