JP2005504496A - 電気モータ - Google Patents
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Abstract
モータケーシング(15)と、モータケーシング(15)に配置されていて、モータケーシング(15)を中空円筒状の収容部分(13)内に、特に送風機ケーシング(10)内に保持するための手段とを有している電気モータ(11)が記載される。収容部分(13)内での電気モータ(11)の確実な座着を達成し、かつモータケーシング(15)を押し込む際の収容部分(13)の損傷を回避するために、モータケーシング(15)を収容部分(13)内で保持するための手段が、モータケーシング(15)に配置された突起(21,22)として形成されており、これらの突起(21,22)は、モータケーシング(15)を収容部分(13)内に押し込む際に、収容部分(13)の内壁(131)に摩擦接続的に圧着する。
Description
【0001】
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念による電気モータから出発する。
【0002】
送風機車を駆動する、この形式の公知の電気モータ(ドイツ連邦共和国特許公開第19706852号明細書)は、ポット形の収容ケーシング内に挿入されており、この収容ケーシングは、円筒部分と半径方向に延在している底部とを有しており、かつ円筒部分の底部から遠い方の端部において半径方向に突出している固定フランジでねじによって自動車内に固定されている。モータケーシングをポット形の収容ケーシング内に保持するための手段は、管形の保持リングを有しており、この保持リングは、モータケーシングの極リングの外周部を包囲していて、モータケーシングにおいて、焼きばめ、接着、鋲止めあるいはねじ止めによって固定されていて、収容ケーシングの底部に固定されている保持ディスクを有しており、この保持ディスクは、軸方向に延在しているばね弾性的な保持ウェブを介して、保持リングに結合されている。保持リングから半径方向で突出している保持ウェブは、収容ケーシングの円筒部分の内壁面内に削成されている軸方向溝内に係合している。この保持手段は、低周波数の範囲内の、電気モータのある程度の騒音遮断を可能にする。
【0003】
電気モータと電気モータを収容している収容部分との間の緩衝を行わない場合、プラスティックから製作された中空円筒状の収容部分の内壁面領域に軸方向のリブを形成し、これらのリブが、電気モータを軸方向で押し込んだ後に、モータケーシングの極リングに半径方向の応力下で接触するようにすることも公知である。組み付けの際に、打ち抜き部分として製作された極リングの鋭い端縁によって、軸方向ウェブから切粉が削り取られ、その結果として、くずものが生じるに至るまで組み付けユニットの品質損失が生ぜしめられ、このことが、削り取られた切粉によるロータの接触に基づく騒音発生又はブロックと、軸方向の保持ウェブの削り取りによる、収容部分内での電気モータの固い座着の欠如と、ロータ軸上に座着している送風機ブレードの研削を伴う片側での切粉形成に基づく電気モータの傾斜位置とに起因していることが分かった。
【0004】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を備えた、本発明による電気モータは、次のような利点を有している。すなわち、ケーシング表面への軸線方向で柔らかい移行部を備えていて、モータケーシングに形成された突起によって、モータ及び収容部分の組み付け時の切粉削り取りが確実に回避される。なぜならば、突起は中空円筒状の収容部分の内壁面に沿って滑動し、かつ常にモータケーシングのケーシング表面の、収容部分の内壁面からの充分な間隔を保証しており、したがって、ロータを包囲している極リングの鋭い段部のような、モータケーシングにおける鋭い段部が、内壁面に接触することもないからである。突起製作は、特に極リングの内面からの押し出しによる打ち出しによって製作される場合に、わずかな技術的な費用で実現され得る。
【0005】
別の請求項に記載された手段によって、請求項1に記載した電気モータの有利な実施態様及び改良形が可能である。
【0006】
本発明の有利な1実施態様によれば、極リングとエンドシールドとから成るモータケーシングの極リングは、互いに上下に位置する丸められた2つの薄板から成っており、かつ突起が、外側の薄板における外方に向けられた押し出し変形部により形成されている。極リングのこの構成では、突起は、製作技術的に極めて簡単かつ安価に実現され得る。すなわち、極リングの外側の薄板のための薄板切断片に、まず外方に向かって丸みを付けた条溝とも呼ばれる押し出し変形部を設け、次いで両薄板をリング形に丸め、かつ薄板端部を互いに溶接する。
【0007】
本発明の有利な1実施態様によれば、突起は、軸方向で間隔をおいた2つの列で、有利には同じ突起間隔で配置されており、この場合、モータケーシングの押し込み方向で見て前方の突起列における突起が、後方の突起列における突起よりも小さな半径方向の高さを有している。これによって電気モータは、プラスティックから製作された収容部分(その内壁面は、射出成形用型の必要な型抜きのために、円錐の周面に相応する構成を有している)内に直接的に挿入することができ、この場合、収容部分の内壁面をあらかじめ後加工する必要はない。
【0008】
本発明の有利な1実施態様によれば、同じ突起間隔の突起の、軸方向で間隔をおいた2つの列が設けられており、この場合、両突起列における突起は、同じ半径方向の高さを有しており、かつ両突起列が互いに回動せしめられている。突起列の相互の回動角度ずれは、1つの突起列における突起間隔の半分に等しい。このことは次の利点を有している。すなわち、収容部分内への電気モータの押し込み方向を確定する必要がなく、ひいては収容部分の構造的な形成に、より大きな余地が与えられる。収容部分の周面は、相応に適合せしめられる。通風機ケーシング又は送風機ケーシングと組み込まれた電気モータ(この電気モータのモータケーシングは、上述の突起配置を有している)とを備えた通風機又は送風機においては、この場合、本発明の有利な1実施態様によれば、収容部分は次のように形成されている。すなわち、中空円筒状の収容部分の内壁面内に、同じ周角度で互いにずらされた、軸方向の凹所が形成されている。凹所の数は各突起列における突起の数に等しく、かつその回動角度ずれは、各突起列における突起の回動角度ずれに等しい。電気モータは、収容部分内に次のように挿入されなければならない。すなわち、電気モータの押し込み方向で見て前方の突起列内に位置している突起が凹所内に突入するのに対し、押し込み方向で見て後方の突起列内に位置している突起は、凹所の外方で内壁面に沿って滑動するようにする。組み付けが行われた後に、両突起列における突起は、収容部分に摩擦接続的(kraftschluessig)に圧着する。
【0009】
実施例の説明
次に本発明を、図示の実施例を用いて詳細に説明する。
【0010】
図1に縦断面図で示した、例えば自動車の空調設備のための送風機は、送風機ケーシング10と、送風機ケーシング10内に組み込まれた電気モータ11と、電気モータ11により駆動される送風機車12とを有している。プラスティック射出成形部分として製作された送風機ケーシング10は、2つの部分から構成されており、この場合、電気モータ11及びケーシング車12を組み付けた後に、両ケーシング部分101,102が互いに押しはめられる。一方のケーシング部分101には、円筒形の収容部分13が、ケーシング軸線14と同軸的に固定されており、有利には成形されており、この収容部分13内に電気モータ11が挿入され、その中で以下に述べる手段によって保持されている。
【0011】
側面図で部分的に断面して示されている電気モータ11は、モータケーシング15を有しており、このモータケーシング15は、公知の形式で、電気モータ11の電機子又はロータを軸方向で覆っている極リング17と、極リング17に結合されている2つのエンドシールド18,19とを有している。この場合、エンドシールド18,19はそれぞれ極リング17の端面から突出している。図1には図示されていないロータは、ロータ軸20に回転不能に収容されており、ロータ軸20は、両エンドシールド18,19に回転可能に支承されていて、一方のエンドシールド18を越えて軸方向で突出している。ロータ軸20の、この軸方向で突出している区分には、送風機車12が回転不能に取り付けられている。
【0012】
モータケーシング15を送風機ケーシング10の収容部分13内に保持するための手段として、極リング17の範囲に、極リングから突出していて、極リング材料からの打ち出しによって形成されている突起21,22が存在している。これらの突起21,22は、電気モータ11を収容部分13内に押し込んだ後に、収容部分13の内壁面131に応力をもって圧着する。この場合、突起21は第1の突起列211に、かつ突起22は第2の突起列221に配置されている。両突起列211,221は、互いに軸方向の間隔をおいて極リング17の周を1回回っており、この場合、突起列211における突起21若しくは突起列221における突起22の、周方向で見た間隔は、有利には同じ大きさである。収容部分13の内壁面131は、送風機ケーシング10の製作の際の射出成形型の型抜きの理由から、拡開している型抜き円錐を形成しているので、モータケーシング15の収容部分13内への押し込み方向で見て前方の突起列211における突起21は、その半径方向の高さを、押し込み方向で見て後方の突起列221における突起22よりも小さく形成されている。これによって、電気モータ11が極リング17の前方及び後方の範囲で、ほぼ同じ大きさの応力で収容部分13の内壁面131に接触することが、保証されている。収容部分13の端部には、半径方向で内壁面131を越えて突出しているリング形のストッパ132が形成されており、このストッパ132に極リング17が、収容部分13内への押し込み工程の終わりに接触する。
【0013】
図1の実施例では、極リング17は中実の材料リングであり、この内側から突起21,22が外方に向かって押し出し変形されている。突起21,22の製作プロセスを有利に構成するために、極リング17は、図2に部分的に示されているように、互いに上下に位置していて丸められた2つの薄板23,24から構成されており、これらの薄板23,24のうち外側の薄板23が、突起21,22を所持している。突起21,22は、外側の薄板23を丸める前に、外側の薄板23のための薄板切断片内で、外方に向けられた条溝又は押し込み変形部を押し込むことによって形成される。次いで薄板切断片が丸められる。必要な場合には、薄板23,24のしゅう動又は回動に対する強度を高めるために、丸められた薄板23,24の薄板端部を互いに溶接することができる。
【0014】
図3〜図5には、収容部分13内に挿入された、モータケーシング15の極リング17′の別の実施例が、種々異なる断面図で示されている。極リング17′も、図4及び図5に断面図で示されているように、丸められた2つの薄板23,24から構成されている。もちろん、極リング17を一体的に構成し、かつ突起21,22を相応して打ち出すことも可能である。極リング17′の外側の薄板23にも、突起21が突起列211に、かつ突起22がそれから間隔をおいた突起列221に打ち出されている。しかしながら、両突起列211,221における突起21′,22′は同じ半径方向の高さを有しており、かつ突起列211,221は、突起列211における突起21′若しくは突起列221における突起22′の間隔のほぼ半分に等しい回動角度だけ互いにずらされている。特に図4及び5に示されているように、収容部分13′は、同じ周角度だけ互いにずらされた軸方向の凹所25を備えている。凹所25の数は、突起列211における突起21′若しくは突起列221における突起22′の数に等しく、凹所25の回動角度ずれは、突起列211における突起21′若しくは突起列221における突起22′の回動角度間隔に等しい。凹所25は、図4及び図5の実施例では、収容部分13′の、ストッパ132から円すい状に拡大している内壁面131内への押し込みによって形成されている。内壁面131の円筒状の構成が可能である。
【0015】
送風機ケーシング10内への電気モータ11の組み付けの際に、電気モータ11は、収容部分13′の、ストッパ132とは逆の端面に、押し込み方向で見て前方の突起列211で並べられている突起21′が収容部分13′の凹所25と合致するように、回動させて当て付けられる。極リング17′が収容部分13′内に押し込まれると、前方の突起列211における突起21′は凹所25内で滑動し、後方の突起列221における突起22′は凹所25の外方で内壁面131に沿って滑動し、かつ次第に収容部分13′に圧着される。同じ半径方向の高さを備えているが、しかし両突起列211,221における突起のずれを備えている突起21′,22′の構成は、次のような利点を有している。すなわち、収容部分13内へのモータケーシング15の挿入のために、電気モータ11のための押し込み方向を規定する必要がなく、要するに、電気モータ11を180°転回させても収容部分13′内に押し込むことができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
送風機ケーシングと、組み込まれた電気モータと、電気モータにより駆動される送風機車とを備えた送風機の縦断面図を示す。
【図2】
モータケーシングの変化せしめられた極リングの、図1における区分の拡大図を示す。
【図3】
別の実施例による、送風機ケーシングの収容部分とモータケーシングの極リングとから成る組み付けユニットの、図4又は5における線III−IIIに沿った断面図を示す。
【図4】
図3の線IV−IVに沿った断面図を示す。
【図5】
図3の線V−Vに沿った断面図を示す。
【符号の説明】
10 送風機ケーシング、 11 電気モータ、 12 送風機車、 13 収容部分、 13′ 収容部分、 14 ケーシング軸線、 15 モータケーシング、 17 極リング、 17′ 極リング、 18 エンドシールド、 19 エンドシールド、 20 ロータ軸、 21 突起、 21′ 突起、 22 突起、 22′ 突起、 23 薄板、 24 薄板、 25 凹所、 101 ケーシング部分、 102 ケーシング部分、 131 内壁面、 132 ストッパ、 211 突起列、 221 突起列
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念による電気モータから出発する。
【0002】
送風機車を駆動する、この形式の公知の電気モータ(ドイツ連邦共和国特許公開第19706852号明細書)は、ポット形の収容ケーシング内に挿入されており、この収容ケーシングは、円筒部分と半径方向に延在している底部とを有しており、かつ円筒部分の底部から遠い方の端部において半径方向に突出している固定フランジでねじによって自動車内に固定されている。モータケーシングをポット形の収容ケーシング内に保持するための手段は、管形の保持リングを有しており、この保持リングは、モータケーシングの極リングの外周部を包囲していて、モータケーシングにおいて、焼きばめ、接着、鋲止めあるいはねじ止めによって固定されていて、収容ケーシングの底部に固定されている保持ディスクを有しており、この保持ディスクは、軸方向に延在しているばね弾性的な保持ウェブを介して、保持リングに結合されている。保持リングから半径方向で突出している保持ウェブは、収容ケーシングの円筒部分の内壁面内に削成されている軸方向溝内に係合している。この保持手段は、低周波数の範囲内の、電気モータのある程度の騒音遮断を可能にする。
【0003】
電気モータと電気モータを収容している収容部分との間の緩衝を行わない場合、プラスティックから製作された中空円筒状の収容部分の内壁面領域に軸方向のリブを形成し、これらのリブが、電気モータを軸方向で押し込んだ後に、モータケーシングの極リングに半径方向の応力下で接触するようにすることも公知である。組み付けの際に、打ち抜き部分として製作された極リングの鋭い端縁によって、軸方向ウェブから切粉が削り取られ、その結果として、くずものが生じるに至るまで組み付けユニットの品質損失が生ぜしめられ、このことが、削り取られた切粉によるロータの接触に基づく騒音発生又はブロックと、軸方向の保持ウェブの削り取りによる、収容部分内での電気モータの固い座着の欠如と、ロータ軸上に座着している送風機ブレードの研削を伴う片側での切粉形成に基づく電気モータの傾斜位置とに起因していることが分かった。
【0004】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を備えた、本発明による電気モータは、次のような利点を有している。すなわち、ケーシング表面への軸線方向で柔らかい移行部を備えていて、モータケーシングに形成された突起によって、モータ及び収容部分の組み付け時の切粉削り取りが確実に回避される。なぜならば、突起は中空円筒状の収容部分の内壁面に沿って滑動し、かつ常にモータケーシングのケーシング表面の、収容部分の内壁面からの充分な間隔を保証しており、したがって、ロータを包囲している極リングの鋭い段部のような、モータケーシングにおける鋭い段部が、内壁面に接触することもないからである。突起製作は、特に極リングの内面からの押し出しによる打ち出しによって製作される場合に、わずかな技術的な費用で実現され得る。
【0005】
別の請求項に記載された手段によって、請求項1に記載した電気モータの有利な実施態様及び改良形が可能である。
【0006】
本発明の有利な1実施態様によれば、極リングとエンドシールドとから成るモータケーシングの極リングは、互いに上下に位置する丸められた2つの薄板から成っており、かつ突起が、外側の薄板における外方に向けられた押し出し変形部により形成されている。極リングのこの構成では、突起は、製作技術的に極めて簡単かつ安価に実現され得る。すなわち、極リングの外側の薄板のための薄板切断片に、まず外方に向かって丸みを付けた条溝とも呼ばれる押し出し変形部を設け、次いで両薄板をリング形に丸め、かつ薄板端部を互いに溶接する。
【0007】
本発明の有利な1実施態様によれば、突起は、軸方向で間隔をおいた2つの列で、有利には同じ突起間隔で配置されており、この場合、モータケーシングの押し込み方向で見て前方の突起列における突起が、後方の突起列における突起よりも小さな半径方向の高さを有している。これによって電気モータは、プラスティックから製作された収容部分(その内壁面は、射出成形用型の必要な型抜きのために、円錐の周面に相応する構成を有している)内に直接的に挿入することができ、この場合、収容部分の内壁面をあらかじめ後加工する必要はない。
【0008】
本発明の有利な1実施態様によれば、同じ突起間隔の突起の、軸方向で間隔をおいた2つの列が設けられており、この場合、両突起列における突起は、同じ半径方向の高さを有しており、かつ両突起列が互いに回動せしめられている。突起列の相互の回動角度ずれは、1つの突起列における突起間隔の半分に等しい。このことは次の利点を有している。すなわち、収容部分内への電気モータの押し込み方向を確定する必要がなく、ひいては収容部分の構造的な形成に、より大きな余地が与えられる。収容部分の周面は、相応に適合せしめられる。通風機ケーシング又は送風機ケーシングと組み込まれた電気モータ(この電気モータのモータケーシングは、上述の突起配置を有している)とを備えた通風機又は送風機においては、この場合、本発明の有利な1実施態様によれば、収容部分は次のように形成されている。すなわち、中空円筒状の収容部分の内壁面内に、同じ周角度で互いにずらされた、軸方向の凹所が形成されている。凹所の数は各突起列における突起の数に等しく、かつその回動角度ずれは、各突起列における突起の回動角度ずれに等しい。電気モータは、収容部分内に次のように挿入されなければならない。すなわち、電気モータの押し込み方向で見て前方の突起列内に位置している突起が凹所内に突入するのに対し、押し込み方向で見て後方の突起列内に位置している突起は、凹所の外方で内壁面に沿って滑動するようにする。組み付けが行われた後に、両突起列における突起は、収容部分に摩擦接続的(kraftschluessig)に圧着する。
【0009】
実施例の説明
次に本発明を、図示の実施例を用いて詳細に説明する。
【0010】
図1に縦断面図で示した、例えば自動車の空調設備のための送風機は、送風機ケーシング10と、送風機ケーシング10内に組み込まれた電気モータ11と、電気モータ11により駆動される送風機車12とを有している。プラスティック射出成形部分として製作された送風機ケーシング10は、2つの部分から構成されており、この場合、電気モータ11及びケーシング車12を組み付けた後に、両ケーシング部分101,102が互いに押しはめられる。一方のケーシング部分101には、円筒形の収容部分13が、ケーシング軸線14と同軸的に固定されており、有利には成形されており、この収容部分13内に電気モータ11が挿入され、その中で以下に述べる手段によって保持されている。
【0011】
側面図で部分的に断面して示されている電気モータ11は、モータケーシング15を有しており、このモータケーシング15は、公知の形式で、電気モータ11の電機子又はロータを軸方向で覆っている極リング17と、極リング17に結合されている2つのエンドシールド18,19とを有している。この場合、エンドシールド18,19はそれぞれ極リング17の端面から突出している。図1には図示されていないロータは、ロータ軸20に回転不能に収容されており、ロータ軸20は、両エンドシールド18,19に回転可能に支承されていて、一方のエンドシールド18を越えて軸方向で突出している。ロータ軸20の、この軸方向で突出している区分には、送風機車12が回転不能に取り付けられている。
【0012】
モータケーシング15を送風機ケーシング10の収容部分13内に保持するための手段として、極リング17の範囲に、極リングから突出していて、極リング材料からの打ち出しによって形成されている突起21,22が存在している。これらの突起21,22は、電気モータ11を収容部分13内に押し込んだ後に、収容部分13の内壁面131に応力をもって圧着する。この場合、突起21は第1の突起列211に、かつ突起22は第2の突起列221に配置されている。両突起列211,221は、互いに軸方向の間隔をおいて極リング17の周を1回回っており、この場合、突起列211における突起21若しくは突起列221における突起22の、周方向で見た間隔は、有利には同じ大きさである。収容部分13の内壁面131は、送風機ケーシング10の製作の際の射出成形型の型抜きの理由から、拡開している型抜き円錐を形成しているので、モータケーシング15の収容部分13内への押し込み方向で見て前方の突起列211における突起21は、その半径方向の高さを、押し込み方向で見て後方の突起列221における突起22よりも小さく形成されている。これによって、電気モータ11が極リング17の前方及び後方の範囲で、ほぼ同じ大きさの応力で収容部分13の内壁面131に接触することが、保証されている。収容部分13の端部には、半径方向で内壁面131を越えて突出しているリング形のストッパ132が形成されており、このストッパ132に極リング17が、収容部分13内への押し込み工程の終わりに接触する。
【0013】
図1の実施例では、極リング17は中実の材料リングであり、この内側から突起21,22が外方に向かって押し出し変形されている。突起21,22の製作プロセスを有利に構成するために、極リング17は、図2に部分的に示されているように、互いに上下に位置していて丸められた2つの薄板23,24から構成されており、これらの薄板23,24のうち外側の薄板23が、突起21,22を所持している。突起21,22は、外側の薄板23を丸める前に、外側の薄板23のための薄板切断片内で、外方に向けられた条溝又は押し込み変形部を押し込むことによって形成される。次いで薄板切断片が丸められる。必要な場合には、薄板23,24のしゅう動又は回動に対する強度を高めるために、丸められた薄板23,24の薄板端部を互いに溶接することができる。
【0014】
図3〜図5には、収容部分13内に挿入された、モータケーシング15の極リング17′の別の実施例が、種々異なる断面図で示されている。極リング17′も、図4及び図5に断面図で示されているように、丸められた2つの薄板23,24から構成されている。もちろん、極リング17を一体的に構成し、かつ突起21,22を相応して打ち出すことも可能である。極リング17′の外側の薄板23にも、突起21が突起列211に、かつ突起22がそれから間隔をおいた突起列221に打ち出されている。しかしながら、両突起列211,221における突起21′,22′は同じ半径方向の高さを有しており、かつ突起列211,221は、突起列211における突起21′若しくは突起列221における突起22′の間隔のほぼ半分に等しい回動角度だけ互いにずらされている。特に図4及び5に示されているように、収容部分13′は、同じ周角度だけ互いにずらされた軸方向の凹所25を備えている。凹所25の数は、突起列211における突起21′若しくは突起列221における突起22′の数に等しく、凹所25の回動角度ずれは、突起列211における突起21′若しくは突起列221における突起22′の回動角度間隔に等しい。凹所25は、図4及び図5の実施例では、収容部分13′の、ストッパ132から円すい状に拡大している内壁面131内への押し込みによって形成されている。内壁面131の円筒状の構成が可能である。
【0015】
送風機ケーシング10内への電気モータ11の組み付けの際に、電気モータ11は、収容部分13′の、ストッパ132とは逆の端面に、押し込み方向で見て前方の突起列211で並べられている突起21′が収容部分13′の凹所25と合致するように、回動させて当て付けられる。極リング17′が収容部分13′内に押し込まれると、前方の突起列211における突起21′は凹所25内で滑動し、後方の突起列221における突起22′は凹所25の外方で内壁面131に沿って滑動し、かつ次第に収容部分13′に圧着される。同じ半径方向の高さを備えているが、しかし両突起列211,221における突起のずれを備えている突起21′,22′の構成は、次のような利点を有している。すなわち、収容部分13内へのモータケーシング15の挿入のために、電気モータ11のための押し込み方向を規定する必要がなく、要するに、電気モータ11を180°転回させても収容部分13′内に押し込むことができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
送風機ケーシングと、組み込まれた電気モータと、電気モータにより駆動される送風機車とを備えた送風機の縦断面図を示す。
【図2】
モータケーシングの変化せしめられた極リングの、図1における区分の拡大図を示す。
【図3】
別の実施例による、送風機ケーシングの収容部分とモータケーシングの極リングとから成る組み付けユニットの、図4又は5における線III−IIIに沿った断面図を示す。
【図4】
図3の線IV−IVに沿った断面図を示す。
【図5】
図3の線V−Vに沿った断面図を示す。
【符号の説明】
10 送風機ケーシング、 11 電気モータ、 12 送風機車、 13 収容部分、 13′ 収容部分、 14 ケーシング軸線、 15 モータケーシング、 17 極リング、 17′ 極リング、 18 エンドシールド、 19 エンドシールド、 20 ロータ軸、 21 突起、 21′ 突起、 22 突起、 22′ 突起、 23 薄板、 24 薄板、 25 凹所、 101 ケーシング部分、 102 ケーシング部分、 131 内壁面、 132 ストッパ、 211 突起列、 221 突起列
Claims (11)
- モータケーシング(15)と、モータケーシング(15)を中空円筒状の収容部分(13;13′)の内部に保持するための、モータケーシング(15)に配置された手段とを備えた電気モータにおいて、保持するための手段が、収容部分(13;13′)の内壁面(131)に摩擦接続的に圧着するための、モータケーシング(15)に配置された突起(21,22;21′,22′)を有していることを特徴とする、電気モータ。
- モータケーシング(15)が、ロータ(20)を包囲している極リング(17;17′)と、ロータ(20)を回転軸受けするための、極リング(17;17′)に結合された2つのエンドシールド(18,19)とを有しており、突起(21,22;21′,22′)の配置が極リング(17;17′)において行われている、請求項1記載の電気モータ。
- 突起(21,22;21′,22′)が、極リング(17;17′)における打ち出しによって形成されている、請求項2記載の電気モータ。
- 極リング(17′)が、互いに上下に位置していて丸められた2つの薄板(23,24)から成っており、かつ突起(21,22;21′,22′)が、外側の薄板(23)における外方に向けられた押し出し変形部により形成されている、請求項3記載の電気モータ。
- 突起(21,22;21′,22′)が、極リング(17;17′)における環状の少なくとも1つの列(211,221)で、有利には等間隔で配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の電気モータ。
- 突起(21,22;21′,22′)の、軸方向で間隔をおいた2つの列(211,221)が、同じ突起間隔で設けられている、請求項5記載の電気モータ。
- 突起列(211,221)が、周方向で互いに回動させて配置されている、請求項6記載の電気モータ。
- モータケーシング(15)の押し込み方向で見て前方の突起列(211)における突起(21)が、後方の突起列(221)における突起(22)よりも小さな半径方向の高さを有している、請求項6又は7記載の電気モータ。
- 両突起列(211,221)における突起(21′,22′)が、同じ半径方向の高さを有しており、かつ両突起列(211,221)の相互の回動角度ずれが、1つの突起列(211,221)内の突起間隔の半分に等しい、請求項7記載の電気モータ。
- 送風機ケーシング(10)と、送風機ケーシング(10)内に組み込まれた、請求項8記載の電気モータ(11)とを備えた送風機において、収容部分(13)が送風機ケーシング(10)に形成されており、有利には成形されており、かつ型抜き円錐を形成している内壁面(131)を有しており、かつ電気モータ(11)が次のように、すなわち、より小さな半径方向の高さを有している突起列(211)の突起(21)が、より大きな半径方向の高さを有している突起列(221)の突起(22)よりも小さな内法直径を備えている収容部分(13)の範囲内に位置するように、収容部分(13)内に挿入されていることを特徴とする、送風機。
- 送風機ケーシング(10)と、送風機ケーシング(10)内に組み込まれた、請求項9記載の電気モータ(11)とを備えた送風機において、収容部分(13′)が送風機ケーシング(10)に形成されており、有利には成形されており、かつ収容部分(13′)の内壁面(131)が、同じ周角度だけ互いにずらされていて軸線方向に延在している凹所(25)を有しており、これらの凹所(25)の数が、各突起列(211,221)における突起(21′,22′)の数に等しく、かつその回動角度ずれが突起列(211,221)の突起の回動角度ずれに等しいことを特徴とする、送風機。
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