JP2005504250A - アセンブリ - Google Patents

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デイヴィッドソン,ポール・アンソニー
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オイスターテック・パブリック・リミテッド・カンパニー
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

2つの物体を固定するためのアセンブリが記載されており、このアセンブリは、第2物体を受けるための口部を有する第1物体と、該第1物体を前記第2物体に固定するための固定装置と、前記第1物体を前記第2物体に対して封止するための封止装置とを備え、前記固定装置は、前記第2物体と係合可能な第1固定部材を備えており、該第1固定部材は、前記口部の内側に少なくとも部分的に配置可能であると共に、前記第1物体と係合するための装置を有しており、それにより前記第1物体の前記口部からの前記第2物体の離脱を防止している。アセンブリは、2つ以上のパイプを接続するためのコネクタ、或いは例えば自動車ブレーキ系のような作動ユニットにパイプを接続するためのカップリングでもよい。
【選択図】図14

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、第1物体及び第2物体の継手に適する取付具に関するものである。本発明は、パイプ用継手を念頭に置いて設計されているが、該物体は、パイプ以外のものでも、種々のタイプ及び形状のものでもよく、また、種々の材料から形成されていてもよいことを認識すべきである。
【背景技術】
【0002】
2つの物体、例えばパイプを結合するための既知手段は、一般的に複雑であり、例えばそれらは、入り組んだ機械加工を必要とすると共に、多数の部品を有し、該部品は、取付けが必要な現場において組み付けることが難しい。既知の取付具は、例えば油圧用途のように高圧が必要とされる場合、及び/又は小さな穿孔物体が必要とされる場合に更に複雑になる。
【発明の開示】
【0003】
本発明の目的は、これらの問題を克服し又は軽減するような、物体を互いに接合するための継手装置のアセンブリを提供することにある。
【0004】
本発明によると、2つの物体を固定するためのアセンブリであって、第2物体を受けるための口部を有する第1物体と、該第1物体を前記第2物体に対して封止するための封止手段と、前記第1物体を前記第2物体に固定するための固定手段とを備え、前記固定手段は、前記第2物体と係合可能な第1固定部材を備えており、該第1固定部材は、前記口部の内側に少なくとも部分的に配置可能であると共に、前記第1物体と係合するための手段を有しており、それにより前記第1物体の前記口部からの前記第2物体の離脱を防止するようになっているアセンブリが提供されている。
【0005】
多くの実施形態における本発明は、第1固定部材を第1物体との係合状態に保持し、それにより第1固定部材を第2物体との係合位置に置くための第2固定部材を備えていることが好ましい。第2固定部材は、第2物体及び第1固定部材の間で口部の内側に少なくとも部分的に配置可能であることが更に好ましい。
【0006】
第1物体は、作動ユニットでよく、或いはこのような作動ユニット又は他のシステムに接合可能な中間ユニットでもよい。第1物体は、例えば、自動車に見られる、ブレーキシリンダブロック等のような作動ユニットでもよい。第2物体は、例えばパイプでもよい。第1物体は、ガスストーブのようなガス器具に対してガスパイプを接合するためのアダプタとすることが可能である。
【0007】
或いは、第1物体は、第2物体を更に別の物体に接合するためのコネクタであってもよく、その場合、第1物体は、別の物体をそれぞれ受けるための1つ以上の追加の口部を有することが可能である。例えば、第1物体は、2つのパイプのためのコネクタでよい。また、他の物体への接合のための手段は、本発明による取付具であるアセンブリから構成されていてもよい。
【0008】
第2物体は、その外面にアプセット部又は突出部を備えていることが好ましい。このアプセット部は、好ましくは周方向に延びている。第2物体の外面に設けられたアプセット部は、第2物体が穴を有していれば、例えば、それがパイプである場合、この穴が影響を受けないという利点がある。第1固定部材はアプセット部と係合可能であることが好ましい。更に好ましいのは、第1固定部材の端部がアプセット部と係合可能なことである。アプセット部は、更に、例えば第1物体の口部における当接表面を有するアプセット部との係合により、第1物体の内側における第2物体の前進を制限することが可能となる。代案として、第2物体はその外面に溝を備えていてもよく、この溝に第1固定部材が係合可能となっている。
【0009】
第1固定部材は、第2物体の周りに配置可能なリングもしくは円筒体の形状であることが好ましい。好ましくは、第2物体に係合するための端部から離れた第1固定部材の端部が変形可能であること、好ましくは半径方向に変形可能であることである。リングもしくは円筒体は、その長さの少なくとも一部にわたり周方向に不連続であることが好ましく、例えば、円筒体はその本体部に長手方向のスリットを備えていてもよい。好ましいのは、円筒体が例えば4つのスリットであるような複数のスリットを有していることである。第1固定部材は、第2物体が小さな直径を有するときであっても、単一構成要素の形態であることが有利である。
【0010】
例えば溝である凹部は、第1固定部材がこの凹部に係合可能であるように、第1物体に設けられているのが好ましい。凹部は、好ましくは周方向に延びている。より好ましくは、凹部は、第1物体の口部の壁にある。更に好ましくは、第1固定部材は、その外面に凹部と係合するための1つ以上の突出部を備えている。第1固定部材は、周方向に延びる突出部を有することが可能である。1つ以上の突出部は、第1固定部材の挿入時に第1物体にある凹部に入れられるようになっている。
【0011】
一実施形態において、第1固定部材は、好ましくは、第2物体及びそのアプセット部に係合するための半径方向内向きに指向された部分を有して第2物体と係合可能に設けられている。更に好ましくは、第1固定部材の端部は、半径方向内向きに指向された部分を備えている。従って、第1固定部材の残りは、第2物体から離間されていると共に、スペース中に第2固定部材を収容し得るようになっている。
【0012】
第1固定部材は、第2物体上に保持可能であることが好ましい。好ましくは、第1固定部材は、第2物体にあるアプセット部又は突出部に保持可能である。第1固定部材は、当該固定部材を第2物体上に保持するための手段を有してもよい。この手段は、第2物体にあるアプセット部又は突出部のまわりに配置可能であることが好ましい。第1固定部材を第2物体上に保持するための当該手段は、第2物体にあるアプセット部に係合する第1固定部材の端部に又はその近くに設けられている。第1固定部材を第2物体上に保持するための当該手段は、第2物体にあるアプセット部のまわりに配置可能な環状部と、アプセット部の各側に配置可能な半径方向内向きに方向付けられた部分とから構成され、それにより第1固定部材を第2物体のアプセット部上に保持するようになっている。半径方向内向きに指向された部分のうちの先端側部分、即ち、使用時に第1物体の口部の最も内側にある部分は、他方の半径方向に指向された部分よりも半径方向内向きに延びる程度が少ないことが好ましい。半径方向内向きに指向された部分のうちの他方、即ち、第1物体の口部への入口に近い方の部分は、第2物体にあるアプセット部に係合し、それにより第1物体からの第2物体の離脱を阻止するための上述した半径方向内向きに指向された部分でもよい。環状部は、第1物体中への少なくとも挿入前にそれが変形して、半径方向内向きに指向された部分のうちの先端側部分がアプセット部のまわりに嵌合するのを許容し、次いで再び形を変えて該環状部がアプセット部のまわりに確実に配置されるように、弾性を有することが望ましい。従って、第1固定部材は第2物体にあるアプセット部に対して効果的に留められたり、解放されたりし得ることが分かる。環状部に対する環状という用語は、周方向に連続であるか不連続であるかの両方を含んでいる。環状部がその長さの少なくとも一部にわたり周方向に不連続である実施形態、例えば、それが1つ以上のスロットを備える実施形態は、要求される好ましい弾性特性を提供している。環状部は、例えば、第2物体にあるアプセット部の周りに配置された例えば3〜4本の指状部である複数の弾性指状部を備えていてもよい。この環状部は、第2物体にあるアプセット部の表面に極めて接近しているか、或いは接触しているのが好ましい。環状部の外径は、第1物体の口部の内径に極めて接近しているのが好ましい。有利なのは、第1固定部材は、失うことのないように第2物体に対して保持されていることである。更に有利なのは、第2物体を既にそこに保持された第1固定部材と共に第1物体の口部内に単に押し込むことにより、組立てが可能なことである。従って、第1固定部材が口部内に入り始めるにつれて、保持する環状部の外径が口部の穴内に締り嵌めされて、第1固定部材が第2物体から離脱できなくなり、即ち、それは第2物体上に捕捉され、第1固定部材を十分に挿入するのに必要などんな力でも第2物体を押すことにより出すことができるようになっている。
【0013】
第2固定部材は、第2物体の周りに配置可能なリング又は円筒体の形状であることが好ましい。更に好ましくは、第2固定部材は、第2物体と第1固定部材との間のスペースに配置可能なことである。従って、第2固定部材は、第2物体を囲んではいるが第1固定部材の内側に配置可能なより小さな環状部材とすることが可能である。
【0014】
封止手段は、第1物体及び第2物体の間の少なくとも1つの封止部材から構成されている。
【0015】
代表的には、封止部材は、O−リングが使い勝手がよく、簡単で、経済的で、広範囲のサイズのものが容易に入手可能であり、また、例えば水及びガスの封止用途に適しているので、O−リングから構成されている。しかし、コネクタである取付具が使用されるべき環境及び/又は適用例に応じて、どのような適宜形式の封止手段でも使用してもよい。従って、シールは、必要に応じて、例えば、エラストマー、プラスチック材料、金属及び複合材料から形成されてもよい。同様に、封止手段は、適用例において必要であれば、複合組合せ片形状のシールを含めることが可能である。
【0016】
封止手段は、第2物体のアプセット部から離間して配置されているのが好ましい。好ましくは、封止手段は、第2物体の表面と封止係合可能に第1物体の口部のより狭い直径領域内に配置されている。しかしながら、小径取付具が関与している場合、例えば、第2物体が小さい直径を有している場合には、封止手段は、アプセット部の直下に、即ち、第2物体のアプセット部と第1物体との間に配置可能であることが好ましく、また、好都合である。ワッシャのような他の封止手段が設けられてもよい。幾つかの実施形態において、封止手段は第2物体に設けられている。
【0017】
これらの物体及び固定部材は、例えば金属、プラスチック等である種々の材料から形成することができる。好ましいのは、固定部材をプラスチックから形成することである。
【0018】
本発明は、簡単であるが信頼性のある構成の取付具を提供するものである。構成要素の数は少ないことが分かる。この取付具は、容易に組立てができると共に、押圧して嵌合することができ、従って、例えば製造ラインにおいて複雑で時間のかかる作業を必要としない。更に、諸構成要素、即ち、封止手段、第1固定部材及び第2固定部材の幾つか又は全ては、取付具の組立て前に第2物体上に配置可能となっている。例えば、第1及び第2固定部材は、第2物体にアプセット部が形成される前に、第2物体上に配置されることができる。従って、取付具の組立ての作業は特に簡単であり、諸構成要素を間違って置くような余地は少ない。第1固定部材は、第1物体及び第2物体の双方に係合することができ、第2固定部材は、第1固定部材及び第1物体に係合して取付具の強度を増すことができる。更に、取付具は、例えば油圧用途における高圧に耐えることができるが、この取付具によりどんな高圧流体も封じこめることができる。その上、取付具は、同取付具内に何ら内部圧力なしに、機械式継手を形成するのに使用され、該継手は非常に大きな引抜力に耐えることができるようになっている。更にまた、各固定部材及び封止手段は、少なくとも部分的に、好ましくは大体は第1物体の口部内に配置され、取付具を非常にコンパクトで、審美的に優れ、かつ外部衝撃による損傷の少ないものにすることができる。
【0019】
取付具の別の実施形態は、諸構成要素、即ち封止手段、第1固定部材及び第2固定部材が第2物体上にアプセット部を形成する前に同第2物体上に必ずしも装着されることがなく、第2物体の他方の端部からのアクセスを必要としないように形成されていてもよい。このような実施形態において、第1固定部材は分割され、即ち、2つ以上の部分になっているので、同第1固定部材は第2物体のまわりに嵌合することができ、或いは代案として、アプセット部の上に嵌合するようにその内側端部で変形可能となっている。また、この実施形態では、第2物体のアプセット部と第1固定部材との間で第2物体の周りに配置可能である、同様に分割されている又は変形可能である追加のカラーを必要とすることがある。第2固定部材は、同様に分割されていたり又は変形可能でもよい。
【0020】
更に別の実施形態において、第2固定部材は必要とされないかも知れない。第1固定部材は、プラスチック、ばね鋼、或いは他の変形可能又は弾性のある材料から形成されているのが好ましい。この第1固定部材は、第1物体及び第2物体の間で口部内に比較的にぴったり嵌合していてもよい。第1固定部材は、第1物体及び第2物体の間のスペースを実質的に満たすことが可能である。第1固定部材にある突出部又はその種のものは、同固定部材を第1物体中に確実に配置するために、第1固定部材の挿入時に第1物体の入口又は口部にある凹部に入り込むように配設されている。第1固定部材にあるキャップ又はフランジ部は、第1物体の外側に配置されていると共に、分離が必要なときに、第1物体の口部からこの固定部材を引っ張る又はレバーを使って動かすのに使用することが可能となっている。
【0021】
本発明は、先行技術のコネクタよりも優る幾つかの利点を有しており、これらの利点には、ねじ切り部材がなく、簡単な押込み嵌めのアセンブリであって、構成要素部品を過剰に締め付けることが不可能で、ガタガタにならず、保持リングが所望位置に完全に着座していなければ鎖錠リングを挿入できないので組立てができず、シールの特性が個人による組立工程の品質か或いはその他によってではなく、取付具の諸部品の寸法によって決められる等がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
次に、本発明の実施形態について図面を参照し、一例としてこれから説明する。
【0023】
図1を参照すると、本発明に従った取付具2が示されている。この取付具は、口部8の形の入口を有する第1物体4を備えている。第1物体4は、自動車にあるブレーキシリンダのような作動ユニットの一部を形成している。中空の管状部材6は、流体を第1物体4の内部に連絡するために、図示のように該第1物体4の口部8内に配置されている。
【0024】
口部8は、その入口近くに、口部8の内壁23に至る2つの段付き領域7,9を備えている。第1の段付き領域7は、後でより詳しく説明するように、鎖錠リング26のフランジ端の一部を収容するために設けられている。第2の段付き領域9は、保持リング16の端部周りに接近すべく設けられており、除去を容易にするため同リングの圧縮が可能となっている。管状部材6の端部6’は、図示のように口部8のより狭い穴(穴領域)25の内側で終端している。しかしながら、管状部材6は、点線6”で示されているように、更に延びて物体4の中に入ることが可能となっている。
【0025】
管状部材6は、該管状部材6の表面を円周方向に囲んで突出するアプセット部10を備えており、口部8の内壁23の内側に嵌合している。口部8の底辺における半径方向当接表面12とアプセット部10との間の空間的オーバーラップは、物体4中の管状部材6の移動距離を制限している。O−リング14は、口部の穴25の凹部27の中に配置されており、物体4と管状部材6との間に高圧シールを提供している。
【0026】
管状部材6は、保持リング16の形で第1固定部材により物体4内に固定されている。この保持リング16は、長手方向に延びる環状壁部18と、管状部材6を受け入れるため中央に開口19を有する半径方向内向きに指向した端壁部20とを備えている。保持リング16の端壁部20は、管状部材6のアプセット部10に係合するようになっている。保持リング16は更に、端壁部20から長手方向に離間した外向き指向の外周突出部22を有しており、これが口部8の内壁23にある凹部24に係合するようになっている。
【0027】
保持リング16は、その長手方向壁部18にある4つの長手方向に指向されたスリット17を備えており、該4つのスリットは、保持リング16の周りに等距離で離間して、長手方向壁部18を4つの部分に分けている。このようにして、保持リング16の壁部18は半径方向に変形可能となっている。
【0028】
保持リング16は、鎖錠リング26により、管状部材6のアプセット部10との係合状態並びに物体4の凹部24との係合状態に保持されるようになっている。鎖錠リング26は、長手方向に延びる環状部28と、半径方向の外方に延びるフランジ端部30とを備えている。この鎖錠リング26は、長手方向に延びる環状部28を管状部材6と保持リング16の内面との間のスペースを占めるように配置されており、それにより凹部24からの突出部22の移動を阻止するように、取付具内に配置されている。このようにして、保持リング16は長手方向の移動が阻止され、そのため管状部材6は同様に長手方向の移動が阻止されている。鎖錠リング26の半径方向のフランジ端部30は、その側縁34に周方向の凹部32を備えている。この周方向の凹部32の目的は、レバーを使い鎖錠リング26を取り外すために、取付具から動かして取外し工具がそこに挿入されるのを可能とすることである。
【0029】
作動中、管状部材6は、アプセット部10が表面12に当接するように物体4の入口に挿入される。その後、保持リング16が管状部材6と係合するように、物体4の入口に挿入される。これを可能とするために、保持リング16の変形可能な環状壁部18は、内側へ変形して、保持リング16の端壁部20が管状部材6にあるアプセット部10に係合するまで保持リング16の外側にある周方向の突出部22が口部8の内壁の内側を通るのを可能にしている。この位置において、突出部22は、凹部24の近くに配置されており、この時点で、保持リング16は、突出部22が凹部24中に配置されるように半径方向外方に形が変わるのを許容している。最終的に、鎖錠リング26は挿入されて管状部材6と保持リング6との間の領域を満たし、保持リング16が後から半径方向内方へ変形するのを防止して、それにより突出部22を凹部24内にしっかりと配置させている。突出部22がしっかりと配置されれば、保持リング16は長手方向の移動が阻止される。そのため、管状部材6もまた、保持リング16の端壁部20とアプセット部10との係合により、長手方向の移動が阻止されることになる。
【0030】
管状部材6を物体4から離脱させるため、上述の動作をほぼ逆にすることにより取付具(アセンブリ)2は分解される。レバーである工具(図示せず)を鎖錠リング26の凹部32に入れ、鎖錠リング26を引っ張り及び/又はレバーで動かして、取付具から離す。一旦鎖錠リング26が除去されると、保持リング16は、端壁部20から遠くにある壁部分18の端部を半径方向の内方に変形させることにより取り除かれ、そこにある突出部22を物体4の口部にある凹部24から解放して移動される。そして、保持リング16は、物体4の口部8から軸方向に引き出される。その後、管状部材6は、物体4から自由に取り出されることになる。
【0031】
図1は、作動ユニット又はブロックの一部として物体4を例示しているが、この物体4は、例えば図4に示すように、コネクタであってもよい。この場合、物体4は、各端部に配置された2つの口部を有し、各々が管状部材6を受け入れるようになっている。従って、物体4は、2つの管状部材6のためのコネクタを形成することになる。コネクタである物体4は、図4に示すような真直ぐなカップリングとして以外にも製作可能であり、例えば、3本のパイプを結合するT形取付具であるその他の形態とすることは可能であることが分かる。更に、1つ以上の他の口部は、本発明によるもの以外の他の取付具を備えていてもよい。
【0032】
図5を参照すると、保持リング16がその端部に、即ち、端壁部20から離れた端部に、保持リングの挿入又は除去の目的で当該保持リング16を把持する工具を設置するために、半径方向の外方に方向付けられた周方向の突部40を備えている点を除いて、大体図1に示されたものの通りであり、本発明による取付具の更なる実施形態が示されている。その上、或いはそれに代えて、保持リング16は、その先端部近くの壁部18の内表面にある周方向の凹部42もまた備えていてもよい。この凹部42の目的は、鎖錠リング26の表面にある周方向の突出部44がそこに係合し、それにより取付具における鎖錠リング26のより確実な保持を可能にすることである。上述した手段に加えて、或いはその代替手段として存在する取付具における鎖錠リング26の確実な保持の更なる手段は、クリップ手段から構成され、その位置は、総括的に符号54で示されている。このクリップ手段54は、鎖錠リング26のフランジ端部30の側辺にある周方向の凹部中に配置されていると共に、例えばばね作用により、口部8の壁部にある周方向の隣接凹部中に係合するように適合されているか、或いはその逆の場合も同様である。クリップ手段54は、種々の形式のうちの1つを取ることができ、その好適な例は図6及び図7に示されている。
【0033】
図6を参照すると、側辺34に周方向の溝52を有する鎖錠リング26のフランジ端部30の一部が示されている。物体4の口部8の壁部にある対応の周方向凹部56は、使用中に溝52の近くへ配置するために設けられている。内方に片寄った半円形ワッシャ58の形のクリップ手段54は、鎖錠リング26の挿入の際に、フランジ端部30の側辺34の前部分36が半円形ワッシャを越えるまで同半円形ワッシャが最初に外方に向かって変形され、その後、半円形ワッシャ58が内方に形を変えて鎖錠リング26のフランジ部にある凹部52と係合するように、溝56中に配置されている。
【0034】
図7を参照すると、クリップ手段54がフック手段60から構成されている点を除いて同様のクリップ手段54の実施形態が示されている。このフック手段60は、物体4にある溝56内に配置可能なリングの形の弾性物体62から構成されていると共に、ここから略下向きかつ内側に角度のついた方向に懸架する変形可能なフック又はとげ状部材64を有している。鎖錠リング26の挿入の際に、とげ状部材64は最初に、図示のように鎖錠リング26にある溝52の中にパチンと戻って入り鎖錠リング26を保持するまで、外方へ変形されるようになっている。
【0035】
図8を参照すると、小径の取付具に特に適するO−リングシール14についての代替位置が示されている。O−リングを穴25中に配置する代わりに、このO−リング14は、アプセット部10と当接表面12との間に配置されており、物体4と管状部材6との間に高圧シールを提供している。
【0036】
作動中、O−リング14は、該O−リングが表面12上に乗るように、物体4の入口にある口部8の底に挿入されることになる。管状部材6は、その後、アプセット部10がO−リング14からの漏れを防ぐために封止するように、物体4の入口に挿入されるようになっている。代案として、O−リングは、管状部材6の挿入がO−リングを図示の位置に自動的に配置するように、アプセット部10の直前で管状部材6に配置されている。
【0037】
図9を参照すると、第2物体6にアプセット部10を形成した後、そこに保持リング16及び鎖錠リング26(図示せず)を嵌める取付具の実施形態が示されており、これは第2物体6の他端からのアクセスを必要としない。保持リング16は分割され、即ち、2つの部分もしくは半部分に分けられているので、これらの半部分を第2物体6の周りに嵌合することが可能である。或いは、保持リング16は、アプセット部10に嵌合するように内向き壁端部20のところで変形可能である。また、この実施形態は、同様に2つの半部分に分割されているか、或いは単一の割れ目を有すると共に変形可能である追加のカラー76を有することが可能であり、これは第2物体6のアプセット部10と保持リング16との間で第2物体6の周りに配置可能である。カラー76は、保持リング16が係合するための拡径部を提供している。このようにして、保持リング16の壁端部20にある開口は、物体6にあるアプセット部10を通り越しており、代わりに保持リング16は、カラー76との係合により物体6の移動を防止している。
【0038】
図10を参照すると、本発明に従った更なるアセンブリが示されている。このアセンブリは、図示のようにガスパイプ6を受けるための入口を有する第1物体4を備えている。第1物体4は、パイプ6をガス供給源(図示せず)に接合するために、ガスストーブに見られるようなアダプタの一部を形成している。パイプ6は、このアダプタからガスストーブにあるバーナに至っている。
【0039】
入口は、実質的に平行な側辺を有する円筒形の穴を有している。管状部材6の朝顔形の端部86は、図示のように穴の内側で終端している。朝顔形の端部86は、O−リング14が朝顔形の端部とパイプにある周方向の突出部10との間に設置されることを可能にしている。このO−リング14は、パイプ6と物体4の入口との間に高圧シールを提供するものである。代案として、O−リング14は、図1〜図9の実施形態に示されるように物体4中に設置することが可能である。
【0040】
パイプ6は、プラスチック材料から製作される保持リング96の形で固定部材により物体4中に固定されている。保持リング96は、周方向において半径方向外側に延びる端部分92を有し、パイプ6のための長手方向に延びる環状スリーブから構成されている。保持リング96は、パイプ6と物体4にある入口の壁部との間のスペースに締り嵌めして、パイプ6の移動を制限している。保持リング96の端93は、パイプ6の突出部10に係合するようになっている。外方に突き出る端部分92は、入口の壁部にある周方向の凹部24に係合して、保持リング96を確実に入口中に保持するものである。
【0041】
保持リング96の他端は、物体4の入口の外側に位置し、半径方向外側に延びるフランジ端部分94を備えている。このフランジ端部分94は、レバーを使って或いは引っ張ってフランジ端部分94を入口から離すことにより保持リング96を取り出すために使用されている。
【0042】
作動中、図示のようにO−リング14が設置されたパイプ6の端部は、図示のように物体4の入口に挿入される。その後、パイプ6に既に設けられた保持リング96は、パイプの周りの入口にあるスペースを満たすように入口内に押し入れられる。突出部92は、初期の挿入中、入口の壁部に押圧されている。保持リング96は、同リング96にある突出部92が入口にある凹部24の近くに配置されるまで、押し込まれており、その時点で、この突出部92は、凹部24に入り込み半径方向外方に力が抜けるようになっている。突出部92がしっかりと配置されると、保持リング96は、入口中で長手方向に移動することが阻止される。このような構成において、パイプ6は、突出部10と保持リング96の端93との係合により、入口から脱出することが防止されている。
【0043】
パイプ6を物体4から解放するために、保持リング96のフランジ端部94の下でレバーを使用して、突出部92を凹部24から引っ張り、それにより入口からの保持リング96の引き抜きを行うことが可能となる。一旦保持リング96が除去されれば、パイプ6は、入口から軸方向に引き出すことが可能となる。図10に示した実施形態において、パイプ6を入口内に保持するのに唯一つの固定リングが必要であることが分かり、従って、構成が簡略化している。
【0044】
図11を参照すると、本発明の別の実施形態に従った取付具が示されている。この取付具は、口部8の形で入口を有する第1物体4を備えている。中空の管状部材6は、例えば流体を物体4の内部に連通させるために、図示のように第1物体4の口部8内に配置されている。
【0045】
口部8は、実質的に丸い円筒形である。管状部材6の端部6’は、図示のように口部8の縮小穴領域25の内部で終端している。O−リング14は、口部の縮小穴領域25にある周方向の凹部27に配置されており、物体4と管状部材6との間に高圧シールを提供している。
【0046】
管状部材6は、口部8の内側に嵌合する管状部材6の表面の周りに周方向に突き出るアプセット部10を備えている。
【0047】
管状部材6は、保持リング16の形で第1固定部材により物体4中に固定されるようになっている。この保持リング16は、長手方向に延びる環状壁部18と、管状部材6を入れるため中央に開口19を有する半径方向内方に指向された部分20とを備えている。半径方向内方に指向された保持リング16の部分20は、管状部材6のアプセット部10に係合するようになっている。保持リング16は、管状部材にあるアプセット部10を覆いロックすることにより、管状部材6上に保持できるようになっている。アプセット部10を覆いロックするように保持リング16を保持するために、当該保持リングは、アプセット部のまわりに配置可能な環状部106と、半径方向内方に指向された部分20に対してアプセット部の他方の側に配置可能な別の半径方向内方に指向された部分108とを備えており、それによって保持リング16をアプセット部上に保持している。内方に指向された部分108はまた、アプセット部10とオーバーラップしているが、半径方向内方に指向された部分108は、半径方向内方に指向された部分20よりも半径方向内方に延びる程度が少なくてよい。
【0048】
環状部106は弾性があるので、第1物体4の口部8への挿入前に半径方向外方に変形可能であり、半径方向内方に指向された部分108がアプセット部10の上に嵌合するのを許容し、次いで環状部を図示のようにアプセット部の上に確実に配置するように再び形を変えている。環状部106は、一旦口部の内側に入った管状部材6のアプセット部10からの保持リング16の移動を阻止するために、口部に挿入されたときに第1物体4の口部の内径及びアプセット部の表面に極めて接近している。
【0049】
保持リング16は更に、環状部106を有する端部から長手方向に離間した外側に方向付けられた周辺突出部22を有しており、該突出部は、保持リング16を第1物体4中に保持するために口部8の壁部にある凹部24に係合するようになっている。
【0050】
保持リング16は、その突出部22が例えば図1に示された鎖錠リング26と同様、管状部材6と保持リング16との間に挿入できる鎖錠リング(図示せず)により、物体4の凹部24に係合したままであるように、保持されてもよい。このようにして、保持リング16は、長手方向の移動が阻止され、それにより管状部材6は、第1物体4の口部8における長手方向の移動が同様に阻止されることになる。
【0051】
作動中、保持リング16は、その弾性環状部106並びに半径方向内方に指向された部分20,108により、第1物体4の口部8への挿入前に管状部材6にあるアプセット部10の上に留められる。その後、管状部材6は、既にそこに保持された保持リング16と共に、第1物体4の口部に押し込められる。環状部106を含め、保持リングの外径は、口部8の穴内に締り嵌めされる。こうして、保持リング16が口部に入り始めるときに、保持リング16は管状部材6から取り出すことができなくなり、即ち、それは管状部材6のアプセット部10に捕捉され、保持リング16を十分に挿入するのに必要とされる所要の力が管状部材6を押すことによって出すことが可能となる。
【0052】
保持リング16の環状壁18は変形可能であるから、それは、保持リング16の外側にある周方向の突出部22が凹部24の近くに配置されるまで、同突出部22が口部8の内壁の内側を通ることができるように内方へ変形することができ、その位置で、保持リング16は、突出部22が凹部24内に落ち着くように容易に外方へ形を変えることができる。随意であるが、保持リング16は、上述したように、その突出部22が、同保持リング16と管状部材6との間に挿入できる鎖錠リング(図示せず)によって、物体4の凹部24との係合状態に留まるように、所定位置に保持されている。突出部22がしっかりと配置されると、保持リング16は長手方向の移動が阻止される。そのため、管状部材6もまた、保持リング16の半径方向内向きに指向された部分20とアプセット部10との係合によって、第1物体の口部8から引き出されるのが阻止されることになる。
【0053】
図12は、これまでの実施形態の隆起したカラー又はアプセット部10が第2物体6の周囲を囲んで延びる凹部又は溝202に取り換えられている取付具200を示している。第1物体4は、物体6を受ける口部8を有しており、この口部が有する第1直径は、より小さい第2直径の部分204まで減少している。保持リング206は、長手方向に延びる壁部210の形態の第1直径部を有しており、これは口部8の第1直径部の穴212と協働するようになっている。保持リング206の内端部にあるのは、第2物体6の溝202に嵌合する半径方向内向きに指向の突出部216を有する減径部214である。物体4の減径部204の穴218は、溝202からの突出部216の離脱を防止するように、保持リング206の減径部214の周りに嵌合するようになっている。保持リング206は、長手方向の割れ目(図示せず)を有し、かつ可撓性であるから、その中に第2物体6(この場合、流体導管)を挿入できるように半径方向に開くことが可能となっている。或いは、保持リングは、第2物体6の周りに配置できるようにほぼ対称な位置で分割された2つ以上の半部分になっていて、例えば、比較的に固い材料から構成されているとよい。保持リング及び第2物体は、保持リング206の外径にある周方向の突出部220と口部8の第1直径部の穴にある協働する周方向の凹部222との係合により、第1物体4内に保持されるようになっている。突出部220は、第2物体6の周りに嵌合すると共に、使用時に、保持リング206と第2物体6との間に形成された環状の間隙中にある鎖錠リング226によって、凹部222から離脱するのが阻止されている。鎖錠リング226は、第2物体6と保持リングの環状部210との間にある軸方向に延びる環状本体部228と、ユーザーが取付具に挿入するために押圧すること、或いは選択的に、取付具を分解しうるように把持し引き出すことを可能にするフランジ部230とを有している。第2物体6は、第1物体4のもっと小さな第3直径部236の溝234中にある封止部材232によって、第1物体4に対して封止されている。
【0054】
保持リング206の環状本体部210は、取付具200を分解するために、鎖錠リング226の除去後に突出部220を凹部222から引き出せるように、図2及び図3に関連して上述したような方法で軸方向に指向されたスリット(図示せず)を設けることができる。
【0055】
図13は、第2物体、即ち流体導管が第2物体6の少なくとも隣接する部分254よりも大きい直径の先端部252を備えた実施形態250を示している。この先端部は、例えば、部分254よりも大きな直径で、周方向に指向された3つの突出部256,258,260を有している。先端部は、そのところで肉厚部分を有すると共に同肉厚部分に溝262,264を形成している導管から形成することが可能である。或いは、突出部は、例えば実質的に一定の肉厚の導管をアプセットすることによって、形成することが可能である。物体4は、口部8に隣接する第1直径部266と、そこから軸方向の内側にあるより小さい第2直径部268とを有している。第2物体6は、先端部252にある突出部256,258の間に画成された溝262中に嵌合する内向き指向のフランジ部272を有する保持リング270によって、物体4中に保持されている。この保持リングは、その環状壁部276にある外向き指向の周方向突出部274を有しており、この突出部は第1直径部266の壁部にある凹部278と協働するようになっている。突出部274は、保持リング270と第2物体部分254との間に挿入される鎖錠リング280によって、凹部278から離脱されるようになることが阻止されており、保持リング270の壁部276が半径方向の内側に移動するのが阻止されることになる。鎖錠リング280は、先行の実施形態に関連して述べたような目的のため、軸方向に指向した環状壁部282と、フランジ部284とを有している。しかしながら、このフランジ部284は、物体4に向かって下向きに指向されたリム部290と、その周りにある内向き指向のリップ292とを有している。このリップ292は、保持リング及び鎖錠リングを係合状態に維持して不注意で同鎖錠リングが引き出されるのを防止するように、保持リング270の壁部276の端部にある外向き指向のリップ294と協働するようになっている。しかしながら、2つのリップ292,294は、鎖錠リング280に対して外向き方向に力を加えることにより意図的に離脱され得る弾性留め具を形成している。導管6の先端部252は、周方向の突出部258,260により画成された溝264内に配置され、かつ物体4の第2直径部268の穴から漏れのないように封止するシールリング298により、第1物体4に対してシールされている。
【0056】
図14は、図11及び図13に関連して説明したものと幾つかの原理において類似している本発明による取付具の更なる実施形態300を示している。この実施形態において、第2物体6、即ち導管の端部は、隣接部分304の直径と比較して拡径された部分302を有している。この端部の部分302は、第2物体6上に最大径の部分を形成する周方向の突出部306と、第2物体の端部に隣接する溝308とを有している。図13と同様に、端部の部分302は、端部に肉厚部分を有する導管の一部であってもよく、突出部306及び溝308の形状は、任意の手段によりそこに形成することが可能である。代案として、突出部308は、実質的に一定の厚さの壁部をアプセットすることにより形成されてもよく、また、溝308は、2つのアプセット部310,312の間に形成されてもよい。図11の保持リング16と類似の形の保持リング314は、半径方向内向きに曲がったフランジ部316と、リップ318の形の半径方向内向きに曲がったより小さな別のフランジ部とを有しており、このフランジ部316及びリップ318は、リップ318を取付具のもっと内側の端部のところにおいて、突出部306の両側に位置している。しかし、図11の実施形態とは対照的に、リップ318は、保持リング314が第2物体6の端部から容易に挟まれたり解放されたりするのを可能にする弾性形状を形成している。保持リング314及び鎖錠リング320の残りの構成の作動及び特徴は、これから更に説明しない限り、図13に関連して記載されたのと実質的に同じである。シールリング322は、第2物体6を取付物体4に対して封止するため、他の実施形態と同様に溝308中に設けられている。
【0057】
幾つかの実施形態について述べてきたが、各実施形態の種々の特徴は、本発明による取付具の個々の適用例についての状況が要求するときに、実施形態の間で交換可能である。従って、例えば、図6又は図7の鎖錠リングの特徴は、例えば物体並びに鎖錠及び/又は保持リングの適当な変更により、図13及び/又は図14に記載された実施形態に適用できる。同様に、例えば、軸方向の割れ目17に関する図1〜図3の保持リング16の特徴は、適当なところに、必要に応じて、他のどの実施形態においても採用可能である。第1物体に対する第2物体の封止に関する特徴は、“O”リング、ワッシャ、注入液体硬化形シーラント等を含む適当な手段により達成することができる。
【0058】
従って、コネクタ及びコネクタ取付具の技術に普通に習熟した者により記載の諸実施形態の多くの変形及び変更が行えるのであって、本発明の範囲は特許請求の範囲のみにより限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明による取付具を示す断面概略側面図である。
【図2】本発明による第1固定部材を示す断面側面図である。
【図3】図2に示した第1固定部材を示す断面図である。
【図4】継手の形で本発明による取付具を示す断面図である。
【図5】図1と同様の断面概略側面図であるが、更に、本発明による取付具における第2物体の保持を助けるための手段を示している。
【図6】第2物体の保持を支援するための手段の一部を示す断面概略側面図である。
【図7】第2物体の保持を助けるための手段の更なる実施形態の一部を示す断面概略側面図である。
【図8】封止手段についての代替位置を有する本発明による取付具を示す断面概略側面図である。
【図9】本発明による取付具の更なる実施形態の一部を示す断面概略側面図である。
【図10】本発明による取付具の別の実施形態を示す断面概略側面図である。
【図11】本発明による取付具の更に別の実施形態を示す断面概略側面図である。
【図12】本発明による取付具の更なる実施形態を示す断面図である。
【図13】本発明による取付具中に管状部材を保持するための手段の代替実施形態を示す概略断面図である。
【図14】本発明による取付具の更なる代替実施形態を示す断面図である。

Claims (38)

  1. 2つの物体を固定するためのアセンブリであって、第2物体を受けるための口部を有する第1物体と、該第1物体を前記第2物体に固定するための固定手段と、前記第1物体を前記第2物体に対して封止するための封止手段とを備え、前記固定手段は、前記第2物体と係合可能な第1固定部材を備えており、該第1固定部材は、前記口部の内側に少なくとも部分的に配置可能であると共に、前記第1物体と係合するための手段を有しており、それにより前記第1物体の前記口部からの前記第2物体の離脱を防止するようになっているアセンブリ。
  2. 前記第1固定部材を前記第1物体との係合状態に保持するための第2固定部材を更に備えている、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記第2固定部材は、前記第1固定部材を前記第2物体との係合状態に保持するようになっている、請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記第2固定部材は、前記第2物体及び前記第1固定部材の間で前記口部の内側に少なくとも部分的に配置されている、請求項2又は請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 前記第2物体はパイプである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  6. 前記第2物体は、その外面にアプセット部又は突出部を備えている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  7. 前記アプセット部は周方向に延びている、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記第1固定部材は、前記アプセット部又は突出部と係合している、請求項6又は請求項7に記載のアセンブリ。
  9. 前記第1固定部材の端部は、前記アプセット部又は突出部と係合している、請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 前記アプセット部又は突出部は、前記第1物体中への前記第2物体の前進の範囲を制限している、請求項6〜9のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  11. 前記第2物体は、その外面に前記第1固定部材と係合するための溝を有している、請求項1〜5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  12. 前記第1固定部材は、前記第2物体の周りに配置可能なリング又は円筒体の形状である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  13. 前記リング又は円筒体は半径方向に変形可能である、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記リング又は円筒体は、複数の長手方向のスリットを有している、請求項12又は請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記リング又は円筒体は、その長さの少なくとも一部にわたり周方向に不連続である、請求項12〜14のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  16. 前記第2物体に係合するための端部から隔たった前記第1固定部材の端部は、弾性的に変形可能である、請求項12〜15のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  17. 凹部が前記第1物体に設けられており、前記凹部に前記第1固定部材が係合可能であるようになっている、請求項1〜16のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  18. 前記凹部は周方向に延びている、請求項17に記載のアセンブリ。
  19. 前記凹部は前記第1物体の口部の壁にある、請求項17又は請求項18に記載の2つの物体を固定するためのアセンブリ。
  20. 前記第1固定部材は、前記凹部と係合する1つ以上の突出部を外面上に有している、請求項17〜19のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  21. 前記突出部は周方向に延びる突出部である、請求項20に記載のアセンブリ。
  22. 前記1つ以上の突出部は、前記第1物体中への前記第1固定部材の挿入時に前記凹部に係合するようになっている、請求項20又は請求項21に記載のアセンブリ。
  23. 前記第1固定部材は、前記第2物体上に保持可能となっている、請求項1〜22のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  24. 前記第1固定部材は、前記第2物体にある前記アプセット部又は突出部、或いは溝に保持可能となっている、請求項23に記載のアセンブリ。
  25. 前記第2物体にある前記アプセット部又は突出部或いは溝と係合する前記第1固定部材の端部に又はその近くには、前記第1固定部材を前記第2物体上に保持するための手段が設けられている、請求項24に記載のアセンブリ。
  26. 前記第1固定部材を前記第2物体上に保持するための手段は、前記第2物体にある前記アプセット部のまわりに配置可能な環状部と、前記アプセット部の各側に配置可能な半径方向内向きに方向付けられた部分とから構成され、それにより前記第1固定部材を前記第2物体の前記アプセット部で保持するようにしている、請求項25に記載のアセンブリ。
  27. 前記第1固定部材は2つ以上の部分から構成されている、請求項1〜26のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  28. 前記第2固定部材は、前記第1固定部材の内側に嵌合するより小さな環状形の部材である、請求項2〜27のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  29. 前記第2物体の前記アプセット部又は突出部と前記第1固定部材との間で前記第2物体を囲んで配置されたカラーを更に備えている、請求項27に記載のアセンブリ。
  30. 前記第2固定部材は2つ以上の部分から構成されている、請求項1〜29のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  31. 前記第2固定部材にあるキャップ又はフランジは、使用するときに前記第1物体の外側に配置されていると共に、分離が必要なときに前記第1物体の前記口部から前記固定部材を引き抜くのに用いられている、請求項2〜30のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  32. 前記各固定部材はプラスチック材料から形成されている、請求項1〜31のいずれか1項に記載の2つの物体を固定するためのアセンブリ。
  33. 前記第2固定部材は、弾性的に変形可能な部材により前記第1物体中に保持されている、請求項1〜32のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  34. 前記弾性的に変形可能な部材は、前記第1物体及び前記第2固定部材にある隣接の凹部と協働する半円形ワッシャである、請求項33に記載のアセンブリ。
  35. 前記第1物体は自動車における作動ユニットである、請求項1〜34のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  36. 前記第1物体はガス器具についてのパイプを接合するためのアダプタである、請求項1〜34のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  37. 前記第1物体は前記第2物体を別の物体に接続するためのコネクタである、請求項1〜34のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  38. 前記第1物体は2つ以上のパイプを接続するためのコネクタである、請求項37に記載のアセンブリ。
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