JP2005503487A - ストランド状の金属の素材の表面を被膜処理するための方法及び装置 - Google Patents

ストランド状の金属の素材の表面を被膜処理するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005503487A
JP2005503487A JP2003530906A JP2003530906A JP2005503487A JP 2005503487 A JP2005503487 A JP 2005503487A JP 2003530906 A JP2003530906 A JP 2003530906A JP 2003530906 A JP2003530906 A JP 2003530906A JP 2005503487 A JP2005503487 A JP 2005503487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
immersion
coating
bath
ist
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003530906A
Other languages
English (en)
Inventor
ブリスベルガー・ロルフ
Original Assignee
エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2005503487A publication Critical patent/JP2005503487A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/14Removing excess of molten coatings; Controlling or regulating the coating thickness
    • C23C2/16Removing excess of molten coatings; Controlling or regulating the coating thickness using fluids under pressure, e.g. air knives
    • C23C2/18Removing excess of molten coatings from elongated material
    • C23C2/20Strips; Plates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/14Removing excess of molten coatings; Controlling or regulating the coating thickness
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/50Controlling or regulating the coating processes
    • C23C2/52Controlling or regulating the coating processes with means for measuring or sensing
    • C23C2/522Temperature of the bath
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/50Controlling or regulating the coating processes
    • C23C2/52Controlling or regulating the coating processes with means for measuring or sensing
    • C23C2/523Bath level or amount

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

本発明は、被膜処理すべき素材(1)が、連続的に溶融液状の被覆材料(2)で満たされた浸漬槽(3)を通過する際に金属の被覆材料(2)を塗布することによって、ストランド状の金属の素材(1)、特に帯材又は線材の表面を被膜処理するための方法及び装置に関する。被膜処理設備の生産性を向上させるために、この方法は、a)素材(1)上に塗布された浸漬槽(3)による被覆材料(2)の層の厚さ(dIst )を測定する段階と、b)測定された厚さ(dIst )を予め設定された層の厚さの値(dSoll)と比較し、両方の値の間の差(Δ)を算定する段階と、c)算定された差(Δ)に依存して、測定された値(dIst )を予め設定された値(dSoll)に近付けるために、被膜処理プロセスの少なくとも1つのパラメータ(P)に影響を与えるか、もしくはこれを変更する段階と、を備える。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、被膜処理すべき素材が連続的に溶融液状の被覆材料で満たされた浸漬槽を通過する際に金属の被覆材料を塗布することによって、ストランド状の金属の素材、特に帯材又は線材の表面を被膜処理するための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1から、この種の様式の方法が公知である。そこでは、スチールストリップが金属の被覆を備えている。このため、スチールストリップは、垂直に下から被膜処理装置に供給される。この被膜処理装置は、被膜処理容器(浸漬槽)を備え、この被膜処理容器は、溶融液状の被覆材料で満たされている。金属ストリップは、被膜処理容器を経て垂直に上に向かって案内され、その際、被覆材料は、金属ストリップの表面に堆積する。この様式の同様の方法は、特許文献2及び特許文献3からも公知である。特許文献2の場合、被膜処理すべき素材が通過する複数の浸漬容器が垂直方向に上下に配設されていることによって、多層の被膜が塗布される。
【0003】
この様式のドブ漬け被膜処理方法の場合、ストリップは、亜鉛、アルミニウム、Zn−Al又はAl−Si合金を備えられ、その際、ストリップは、焼きなまし炉から、空気を遮断しつつ第1の措置方法により溶湯を有する大きい容器内へと走入し、そこで、駆動されてない種々のローラによって垂直方向へと転向され、安定化される。これは、言及した全てのドブ漬け精錬における被膜金属もしくは被膜合金に通用する。大きい溶湯容器を使用する場合、ローラ及びローラの軸受が溶湯内に存在し、全ての部分が溶湯の化学的な攻撃に晒されていることが欠点である。従って、溶湯内の使用される部分の寿命は、比較的短い。更に、全ローラ装置を収容するために、大きい溶湯容積が、相応に大きい浸漬槽を含めて必要である。ドブ漬け亜鉛メッキの場合、200〜300tの液状の亜鉛が、通常使用される。溶湯の温度の迅速な調整並びに合金組成への影響の付与は、大きい容積に基づいて可能でない。従って、温度及び合金組成の変動は、受け入れなければならず、これは、品質を損なうことになってしまう。
【0004】
この方法の更なる欠点は、設備の速度を、特に0.5mmよりも小さい厚さを有する薄いストリップを被膜処理すべきである場合、経済的な運転方法を得るためには、任意に高めることができないことである。これに対する理由は、槽内に存在するローラとストリップとの間で相対運動が行なわれてしまうことである。この問題を回避するため、ストリップに対する張力が高められる場合、ストリップに亀裂が生じる危険がある。その結果は、スクラップ並びに長い設備停止である。
【0005】
ドブ漬け亜鉛メッキにおける被膜処理すべきストリップの最大限に可能な搬送速度の更なる限定は、浸漬槽の上に配設されるノズル掻取りシステムによって与えられる。そこでは、空気又は窒素によって、層厚さが調節され、その際、ストリップ速度が増加すると共に、最低限にできる被覆厚さが増加する。これは、薄い層は、ストリップ速度が高い場合には塗布することができないことを意味する。しかしながら、本当に薄いメッキ(例えば、薄板がドブ漬け亜鉛メッキされる場合に片側が25g/m2 よりも少ない)は、要求度の高い特別な適用にとって必要である。
【0006】
この場合、例えばドブ漬け亜鉛メッキをする際に460°Cから500°Cへと浸漬槽内の溶湯の温度を上昇させることによって、動粘度は30%以上減少することが公知である。従って、理論的には、温度を上昇させることによって、浸漬槽内への液状の被膜材料の還流を改善することができ、これにより被覆厚さを減少させることができる。この関係で、非常に大量の溶湯量(200〜400tの液状亜鉛)を使用する場合、槽の温度の再現可能な調整が実際には不可能であることが問題となる。
【0007】
更に、説明した方法の場合、浸漬槽内の内蔵物に対する溶湯の化学的な攻撃を考慮すべきである。この攻撃は、500°C以上の温度の場合、漸進的に増加する。これは、浸漬槽内に存在するローラ及び軸受を更にしばしば交換されなければならないことを意味する。更にまたこれは、設備の効率を著しく限定し、方法の経済性を相応に悪化させる。
【0008】
浸漬槽内の温度を任意に上昇させることは、以下の理由から問題とならない。温度が上昇する際に、高まったスラグ収量が浸漬槽内で生じる。これは、非常に不利に被膜の品質に作用する。
【0009】
浸漬槽内の非常に大量の溶湯量の問題は、上記の刊行物から公知であるような解決策によって回避することができる。ドブ漬け精錬のため、これらの文献からは、ストリップが、焼きなまし炉内に用意され、次に垂直方向へと転向され、そして最後に下から浸漬槽内へと走入することが公知である。浸漬槽は、その下面に通路状の開口部を有する。下方への浸漬槽からの溶湯の流出を、誘導的な変動磁場によって発生させられる磁気的な密栓が阻止する。
【0010】
そこに開示された浸漬槽は、本質的に最初に議論の対象となった方法におけるよりも少ない容積で使用可能である。約10tの溶湯しか必要とならない。ここでは、溶湯の合金化及びこの溶湯の温度調整が独立した容器内で行なわれることが有利である。溶湯は、ポンプによって浸漬槽内へと送られる。この方法の更なる利点は、合金組成及び温度の調整が、ここでは、本質的に多くの溶湯を有する浸漬槽を要する冒頭で議論の対象となった方法におけるよりも非常に効率的に行なうことができることである。
【0011】
比較的僅かな溶湯量を有する浸漬槽を使用する場合でも、所望の層厚さを調節及び制御するために、浸漬槽の上に配設された掻取りシステムが使用される。ここでも、設備の最大限に可能なストリップ速度は、被膜処理すべきストリップの伝達可能な張力によって制限される。
【0012】
良好な掻取りのための、全ストリップ幅及び長さにわたる被膜処理すべき素材上での良好な被膜処理結果及び均一な層にとっての前提は、安定した邪魔されないストリップの流れである。ストリップは、常に平行にストリップの両側に配設された両方の掻取りノズルを経るように案内されなければならず、その際、ノズルに対して一定の間隔が維持されるべきである。運転にあっては、このようなストリップの安定化は、非常に費用をかけてしか保証することができない。ほんの僅かなノズルに対するズレ又はストリップにおける波打ちは、ストリップの幅及び長さにわたっても、被膜処理されるストリップの両面の比においても、層厚さを大きく変化させる。
【0013】
従って、ノズル掻取り方法で得られる被覆厚さは、常にストリップの幅及び長さにわたってある程度のバラツキと密着しており、これは、被膜処理方法の品質を低下させる。腐食防止の理由から、それぞれ最低限必要とされる層厚さを下回ることは許されないので、結果におけるこのバラツキに基づいて、常に、絶対に必要であるものよりも多くの被覆材料が塗布される。これは、被膜処理方法の経済性を更に悪化させる。
【特許文献1】
欧州特許第0 630 421号明細書
【特許文献2】
欧州特許第0 630 420号明細書
【特許文献3】
欧州特許第0 673 444号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
従って、本発明の基本にある課題は、被膜処理方法の品質を向上させ、同時に方法の経済性を改善することを可能にする、冒頭で述べた様式の表面被膜処理方法並びに付属の被膜処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明によるこの課題の解決は、方法に関しては、
a)素材上に塗布された浸漬槽による被覆材料の層の厚さを測定する段階と、
b)測定された厚さを予め設定された層の厚さの値と比較し、両方の値の間の差を算定する段階と、
c)算定された差に依存して、測定された値を予め設定された値に近付けるために、被膜処理プロセスの少なくとも1つのパラメータに影響を与えるか、もしくはこれを変更する段階と、
が実施されることを特徴とする。
【0016】
本発明は、ドブ漬け精錬の際に、浸漬槽から出て来るストリップが、−例えば、ノズル掻取り方法のような別の措置を講ずることなく−自動的にある程度の被覆材料の層厚さを備えているという認識と、プロセスパラメータのある程度の状況もしくは情勢の下で、品質的に価値の高い被覆が、被膜処理すべき素材上に塗布可能であるという認識とを利用する。
【0017】
従って、有利な方法で、言及した様式のドブ漬け被膜処理プロセスを、被膜処理すべき素材の非常に高い搬送速度で運転することが可能であり、その際、300m/minの速度が、0.5mm以下の厚さを有するストリップのために可能である。従って、被膜処理設備の高い効率及び相応に高い経済性が得られる。
【0018】
更に、本発明による方法の場合、全ストリップ幅にわたる一様な層厚さが、全く被膜処理パラメータに依存せずに生じることが有利である。何故なら、これらの被膜処理パラメータは、全てが、ストリップ幅にわたって均一に作用するからである。ストリップの流れ及びストリップの平面度も、層厚さに対して影響力がない。全ストリップ幅及びストリップ長さにわたる一定の層厚さの実現は、プロセスパラメータの迅速な調整によって保証される。
【0019】
特に、被膜処理すべき素材は、浸漬槽を垂直に上に向かって通過する。
【0020】
提案した方法を効率的に利用するために、被膜処理プロセスの種々のパラメータの制御もしくは調整が特に有利であると分かった。
【0021】
先ず、制御もしくは調整される被膜処理プロセスのパラメータは、素材の送り方向の被膜処理すべき素材の搬送速度である。この場合、測定された厚さが非常に大きい場合、搬送速度は高められる。
【0022】
選択的又は付加的に、パラメータとして、浸漬槽内の溶融槽温度が問題となる。この場合、その際には大抵、測定された厚さが非常に大きい場合、溶融槽温度が高められる(これにより、被覆材料の粘度は低下し、薄い被膜が得られる)。
【0023】
更に、パラメータとして、被膜処理すべき素材が浸漬槽内の溶融液状の被覆材料と接触する浸漬長さもしくは溶融槽高さが適当である。測定された厚さが非常に大きい場合、良好な被膜処理結果を得るために、浸漬長さもしくは溶融槽高さを低めることができる。
【0024】
更に、選択的又は付加的に、被膜処理プロセスのパラメータが、特に浸漬槽内へと入る前の素材の温度であることが問題となる。ここでは、大抵、測定された厚さが非常に大きい場合、素材の温度が高められる。
【0025】
更に、特に、被膜処理プロセスのパラメータとして、浸漬槽内での被膜処理すべき素材の浸漬時間を使用することができ、その際、測定された厚さが非常に大きい場合、浸漬時間を低めることができる。
【0026】
最後に、パラメータは、−再び選択的又は付加的に−浸漬槽内の溶湯の組成でもよい。
【0027】
浸漬槽を被膜処理すべき素材が連続的に、特に垂直に通過する際に素材の表面を被膜処理するための装置は、本発明によれば、送り方向で浸漬槽の後に、素材上に塗布された被覆材料の層の厚さを測定するための装置が配設されており、この装置が、測定された厚さの値を制御又は調整装置に供給し、この制御又は調整装置が、測定された値を予め設定された層厚さの値と比較し、算定された両方の値の間の差に依存して、測定された値を予め設定された値に近付けるために、被膜処理プロセスの少なくとも1つのパラメータに影響を与えるか、もしくはこれを変更することができる手段を制御することを特徴とする。
【0028】
手段が、素材の送り方向の被膜処理すべき素材の搬送速度に影響を与えるので有利である。選択的又は付加的に、手段は、浸漬槽内の溶融槽温度に影響を与えることができる。更に、被膜処理すべき素材が浸漬槽内の溶融液状の被覆材料と接触する浸漬長さもしくは溶融槽高さに影響を与えることも、手段によっては問題となり、手段は、特に浸漬槽内へと入る前の素材の温度に影響を与えることもできる。
【0029】
浸漬層内の被覆金属の組成に対する効率的な影響の付与を可能にするために、浸漬槽は、溶融液状の被覆材料のためのリザーブタンクと接続していてもよい。この場合、本発明によれば、浸漬槽の収容容積は、本質的にリザーブタンクの収容容積よりも少なく、このため、更にまた、特に、浸漬槽の収容容積が、リザーブタンクの収容容積のせいぜい20%、特にせいぜい10%であることが問題となる。
【0030】
下方への浸漬槽のシールをするために、浸漬槽の底部領域に、磁気的な密栓が配設されているが、しかしながらまた、選択的に、他のシールシステムを使用してもよい。
【0031】
浸漬槽の上に、被膜処理された素材のための冷却装置が配設されてもよい。その際、厚さを測定するための装置は、特に、浸漬槽と冷却装置との間に配設されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
本発明の実施例を図示した図面を基にして、本発明を詳細に説明する。
【0033】
図1に、スチールストリップの形の被膜処理すべき素材1を金属の被覆材料2(例えば亜鉛)で被膜処理する装置を見ることができる。
【0034】
帯状の素材の両面を一様に被膜処理するため、ストリップ1は、下から貫通路10を経て垂直に上に向かって浸漬槽3を経るように導かれ、この浸漬槽は、所望の溶融槽高さhに至るまで液状の被覆材料で満たされている。浸漬槽3の底部領域には、磁気的な密栓8が配設されており、この密栓は、液状の被膜材料2が貫通路10を経て下に向かって流出することを阻止する。
【0035】
ストリップ1の送り方向は、Rで記載されている。非常に概略的にのみ、駆動モータ6’が1つのローラ11(もしくは複数のローラ)を駆動し、これによりストリップ1が搬送速度vで送られることが略図にされている。
【0036】
ストリップ1は、炉12内で、先ず温度調整される。ストリップは、次に通路13を通過し、炉ハウジング14内に達する。通路13もしくは炉ハウジング14の領域には、誘導ヒータ6’’’’が配設されており、この誘導ヒータによって、ストリップ1は、通過の際に適切かつ迅速に加熱することができる。そうして、ストリップは、浸漬槽3内へと入る前にストリップ温度TB を有する。
【0037】
浸漬槽3内には、溶融槽温度Tを有する溶融液状の被覆材料2が存在する。浸漬槽3を通過する際、液状の被覆材料2がストリップ1の表面に堆積し、浸漬槽3を出た後、被覆材料2が素材1上で凝固し、従って、所望の製品、即ち被膜処理された金属のストリップが存在する。
【0038】
新鮮な被覆又は被膜材料2の供給は、大きいリザーブタンク7から行なわれ、このリザーブタンク内では、予め、被覆材料2における冶金学上の作業が、酸化物の析出、及び固体の被覆材料もしくは液状の被膜材料から成るストリップ金属の結晶の濾過の形で行なわれる。更に、そこでは、新鮮な被覆材料が、溶解装置を経て供給される。
【0039】
浸漬槽3内の被覆材料2の迅速な温度調整をするため、即ち溶融槽温度Tの迅速かつ適切な調節をするため、浸漬槽3は、誘導ヒータ6’’によって取り囲まれている。この場合、浸漬槽3の容積は、リザーブタンク7の容積にくらべて少ない。例えば、浸漬槽3は、約5tの液状の亜鉛しか、ストリップ1の亜鉛メッキのために収容しなくてもよいのに対し、リザーブタンク7は、これの何倍も収容する。
【0040】
溶湯ポンプ6’’’によって、被覆材料2は、リザーブタンク7から浸漬槽3内へと圧送され、これにより、浸漬槽3内の被覆材料の組成を調節することができる。
【0041】
溶融液状の被覆材料2を有する浸漬槽3の供給及び廃棄をするために必要である周辺装置は、この実施例では、詳細には図示されてない。これは、従来技術においてこれまでに公知であるような装置である。これについては、既に上で述べた特許文献1を参照願いたい。
【0042】
浸漬槽3の直ぐ上には、素材1上に塗布された層の厚さdIst を測定するための装置4が配設されている。この装置の上には、冷却装置9が位置決めされており、この冷却装置によって、既に高温の被膜処理されたストリップを冷却することができる。
【0043】
出願による被膜処理方法についての更なる詳細は、図2から分かる。
【0044】
ストリップ1は、浸漬層内へと走入する前に厚さd0 を有する。ストリップ1上へと、被覆材料2から成る被膜が塗布され、この被膜は、基準厚さdSollを備えるべきである。但し、一般的な被膜処理方法の場合、実際にストリップ1上に塗布される厚さの多少大きなバラツキが存在する。効果的にできる層厚さは、dIst で指示されている。
【0045】
できるだけ密接に浸漬槽3上に配設されている層の厚さdIst を測定するための装置4は、層厚さdIst の実際の値を測定し、制御又は調整装置5へと供給する。この装置5には、基準厚さdSollも備えられる。
【0046】
第1の部分5a、即ち差形成器には、先ず、
・基準厚さと実厚さとの差が、関係式
Δ=dIst −dSoll
に従って形成され、第2の部分5b、即ち調整器に供給される。調整器には、被膜処理プロセスのパラメータPとこの差との間の機能的な関係が登録されている。これは、機能的な関係が、差をできるだけ小さく、理想的な場合にはゼロにするために、差Δが存在する場合にパラメータPをどのように変更しなければならないかを示すことを意味する。
【0047】
機能的な関係は、経験的に、具体的に適用するための実験から得られる。この実施例では、この関係が、
・差の関数としての搬送速度v、
・差の関数としての溶融槽温度T、
・差の関数としての溶融槽高さh(選択的に浸漬長さL)、そして
・差の関数としての浸漬槽の前の素材の温度TB
のために算定及び登録されている。
【0048】
ストリップ1上に堆積する被覆材料2から成る層は、非常に一様にストリップ1の幅及び長さにわたって塗布されている。何故なら、影響を与える掻取りノズルシステムが、何ら必要ないからである。むしろ、所望の層厚さdIst は、被膜処理設備内で制御部もしくは調整部5によって調節されるパラメータPに対する反応として再現可能に生じ、これは、図2に非常に概略的にだけ略図にされている。
【0049】
基準厚さdSollと比べて実際の層厚さdIst が非常に大きい場合、制御部もしくは調整部5は、ストリップの搬送速度vが高められるか、及び/又は溶融槽温度Tが高められるか、及び/又は溶融槽高さhが低減されるか、及び/又はストリップの温度TB が高められるように指示する。これら全ての措置が、層厚さの減少を生じさせるか、もしくは相応のパラメータ化の逆転が、厚さの増加を生じさせる。この方法で、繊細に、金属ストリップ1上の実際の層厚さdIst を調整することができる。
【0050】
従って、本発明によれば、知的な制御又は調整モデルが使用される。制御部もしくは調整部は、連続的に、記憶されている必要な全ての測定データを供給される。パラメータ間の機能的な関係は、調整部もしくは制御部に登録されている。
【0051】
言及した調整値以外に、浸漬槽の組成及びストリップの表面粗さも検出され、従って、これらの場合には、これらのパラメータを制御もしくは調整の際に引き出すことも、もしくは、この場合、これらのパラメータを考慮することもできる。
【0052】
浸漬槽3のための誘導ヒータ6’’もしくは素材1のための誘導ヒータ6’’’’によって、それぞれの温度の迅速な制御もしくは調整が可能である。浸漬槽3内の溶湯の組成の場合、通常、迅速な調整が重要であるのではなく、むしろ、ここでは、一定の合金成分の維持が重要である。このため、(大きい)リザーブタンク7との(小さい)浸漬槽3の流体工学上の連結が有利である。これに対して、溶湯温度は、非常に迅速に調整可能でなければならない。このため、誘導ヒータ6’’は、例えば浸漬槽3への溶湯の供給路内に配設されていてもよい。
【0053】
提案した形態によって、ストリップ幅及びストリップ長さにわたる層厚さの均一性の本質的な改善が可能である。ストリップの流れ及び公知の掻取りノズル装置のノズルとのストリップの間隔が同じであることに依存することは一切ない。何故なら、これらは、省略されているからである。従って、大抵はいずれにしろコントロールすることが非常に困難でしかないストリップとノズルとの間の間隔も、いかなる影響も及ぼすことができない。全てのストリップガイドローラを駆動することができる。
【0054】
更に、−いかなる掻取りノズルももはや与えられていないので−いかなる媒体(空気又は酸素)も、ストリップ表面もしくは未だ液状の被覆材料上にもたらされず、これは、さもなければ、層厚さが薄く掻取りノズルが高い場合には、しばしば、ストリップの表面及びこれにより品質に対して非常にマイナスに作用する。この関係で、特に経済的な方法で、コストの高いいかなる媒体(窒素)も、また(送風機駆動機構のための)いかなるエネルギももはや必要とならず、これが、全プロセスを簡単にし、経済的にすることも得られる。ポットローラ交換のために必要な設備の停止も省略され、設備は、本質的に高いストリップ速度及びこれにより高い設備効率を、薄いストリップを被膜処理する場合でも得ることができる。
【0055】
連続的にドブ漬け亜鉛メッキをする場合、ドブ漬け亜鉛メッキされた純粋な薄板(ここでは、被覆がほとんど専ら1質量%までのアルミニウムを有する亜鉛を含有する)以外に、亜鉛メッキ薄板の変形例が生じる。この材料の被覆は、13質量%までのFeを含んだFe−Zn合金層から成り、均質化することによって直接ドブ漬け亜鉛メッキ部への接続部内で生じている。
【0056】
従来技術による亜鉛メッキ薄板のための製造設備には、(再焼鈍し)炉が、掻取りノズルの上に設備されており、この炉は、ストリップに、拡散工程のために必要な熱を供給する。亜鉛メッキ薄板は、ほとんどがもっぱら自動車産業のための製品であり、薄い被覆を備える。
【0057】
提案した方法によって、特に有利な方法で、亜鉛メッキ薄板は、ストリップ及び亜鉛槽の温度が高い場合でも付加的な再加熱をすることなく直接溶湯から製造することができる。このため、浸漬槽3の上の冷却装置9は切断される。
【0058】
従来の方法の場合、掻取りノズルシステムは、溶湯から出て来るストリップを著しく冷却するのに対し、このことは、切断された冷却装置9による提案した措置方法の場合には、そのような場合ではない。更に、浸漬槽温度は、公知の方法の場合、明らかに本発明による提案におけるそれよりも低く、そのような場合である。何故なら、従来技術による解決策の場合、底部スラグの発生とは反対の作用が行なわれなければならないからである。本発明による措置方法の場合、これは、非常に小さい浸漬槽に基づいて、いかなる問題にもならず、ここで、底部スラグは、ほとんど生じることができず、従って、この点にかぎっても、製品の品質を改善することができる。
【0059】
従って、亜鉛メッキ薄板を製造する場合の拡散工程は、公知の方法の場合、亜鉛メッキ部に対する接続部内で進行することができず、新たな熱の供給を要する。これは、本発明による措置方法の場合、有利な方法で必要なく、即ち、未だストリップ内に存在する熱量は、拡散のために十分である。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】概略的にストランド状の金属の素材の表面を被膜処理するための装置の構造を示す。
【図2】概略的に本発明による調整コンセプトの図を示す。
【符号の説明】
【0061】
1 被膜処理すべき素材
2 金属の被覆材料
3 浸漬槽
4 層の厚さを測定するための装置
5 制御又は調整装置
5a 差形成器
5b 調整器
6 被膜処理プロセスのパラメータに影響を与えるためもしくはこれを変更するための手段
6’ 駆動モータ
6’’ 浸漬槽3のための誘導ヒータ
6’’’ 溶湯ポンプ
6’’’’ 素材1のための誘導ヒータ
7 リザーブタンク
8 磁気的な密栓
9 冷却装置
10 貫通路
11 ローラ
12 炉
13 通路
14 炉ハウジング
Ist 素材1に塗布された層の厚さ
Soll 予め設定された層厚さの値
0 素材1の厚さ
Δ dIst とdSollとの間の差
P 被膜処理プロセスのパラメータ
v 搬送速度
R 送り方向
T 溶融槽温度
L 浸漬長さ
h 溶融槽高さ
B 浸漬槽の前の素材の温度
t 浸漬時間

Claims (24)

  1. 被膜処理すべき素材(1)が、連続的に溶融液状の被覆材料(2)で満たされた浸漬槽(3)を通過する際に金属の被覆材料(2)を塗布することによって、ストランド状の金属の素材(1)、特に帯材又は線材の表面を被膜処理するための方法において、
    この方法が、
    a)素材(1)上に塗布された浸漬槽(3)による被覆材料(2)の層の厚さ(dIst )を測定する段階と、
    b)測定された厚さ(dIst )を予め設定された層の厚さの値(dSoll)と比較し、両方の値の間の差(Δ)を算定する段階と、
    c)算定された差(Δ)に依存して、測定された値(dIst )を予め設定された値(dSoll)に近付けるために、被膜処理プロセスの少なくとも1つのパラメータ(P)に影響を与えるか、もしくはこれを変更する段階と、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 被膜処理すべき素材(1)が、浸漬槽(3)を垂直に上に向かって通過することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 被膜処理プロセスのパラメータが、素材(1)の送り方向(R)の被膜処理すべき素材(1)の搬送速度(v)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 測定された厚さ(dIst )が非常に大きい場合、搬送速度(v)が高められることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 被膜処理プロセスのパラメータが、浸漬槽(3)内の溶融槽温度(T)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  6. 測定された厚さ(dIst )が非常に大きい場合、溶融槽温度(T)が高められることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 被膜処理プロセスのパラメータが、被膜処理すべき素材(1)が浸漬槽(3)内の溶融液状の被覆材料(2)と接触する浸漬長さ(L)もしくは溶融槽高さ(h)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  8. 測定された厚さ(dIst )が非常に大きい場合、浸漬長さ(L)もしくは溶融槽高さ(h)が低められることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 被膜処理プロセスのパラメータが、特に浸漬槽(3)内へと入る前の素材(1)の温度(TB )であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  10. 測定された厚さ(dIst )が非常に大きい場合、素材(1)の温度(TB )が高められることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 被膜処理プロセスのパラメータが、浸漬槽(3)内での被膜処理すべき素材(1)の浸漬時間(t)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  12. 測定された厚さ(dIst )が非常に大きい場合、浸漬時間(t)が低められることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 被膜処理プロセスのパラメータが、浸漬槽(3)内の溶湯の組成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  14. 溶融液状の被覆材料(2)を有する浸漬槽(3)に被膜処理すべき素材(1)を連続的に、特に垂直に通過させる際に金属の被覆材料(2)を塗布することによってストランド状の金属の素材(1)、特に帯材又は線材の表面を被膜処理するための装置において、
    送り方向(R)で浸漬槽(3)の後に、素材(1)上に塗布された被覆材料(2)の層の厚さ(dIst )を測定するための装置(4)が配設されており、この装置が、測定された厚さ(dIst )の値を制御又は調整装置(5)に供給し、この制御又は調整装置が、測定された値(dIst )を予め設定された層厚さの値(dSoll)と比較し、算定された両方の値の間の差(Δ)に依存して、測定された値(dIst )を予め設定された値(dSoll)に近付けるために、被膜処理プロセスの少なくとも1つのパラメータ(P)に影響を与えるか、もしくはこれを変更することができる手段(6)を制御することに適していることを特徴とする装置。
  15. 手段(6’)が、素材(1)の送り方向(R)の被膜処理すべき素材(1)の搬送速度(v)に影響を与えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 手段(6’’)が、浸漬槽(3)内の溶融槽温度(T)に影響を与えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 手段(6’’’)が、被膜処理すべき素材(1)が浸漬槽(3)内の溶融液状の被覆材料(2)と接触する浸漬長さ(L)もしくは溶融槽高さ(h)に影響を与えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  18. 手段(6’’’’)が、特に浸漬槽(3)内へと入る前の素材(1)の温度(TB )に影響を与えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  19. 浸漬槽(3)が、溶融液状の被覆材料(2)のためのリザーブタンク(7)と接続していることを特徴とする請求項14〜18のいずれか1つに記載の装置。
  20. 浸漬槽(3)の収容容積が、本質的にリザーブタンク(7)の収容容積よりも少ないことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 浸漬槽(3)の収容容積が、リザーブタンク(7)の収容容積のせいぜい20%、特にせいぜい10%であることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 浸漬槽(3)の底部領域に、磁気的な密栓(8)が配設されていることを特徴とする請求項14〜21のいずれか1つに記載の装置。
  23. 浸漬槽(3)の上に、被膜処理された素材(1)のための冷却装置(9)が配設されていることを特徴とする請求項14〜22のいずれか1つに記載の装置。
  24. 厚さ(dIst )を測定するための装置(4)が、浸漬槽(3)と冷却装置(9)との間に配設されていることを特徴とする請求項23に記載の装置。
JP2003530906A 2001-09-20 2002-08-28 ストランド状の金属の素材の表面を被膜処理するための方法及び装置 Withdrawn JP2005503487A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10146791A DE10146791A1 (de) 2001-09-20 2001-09-20 Verfahren und Vorrichtung zum Beschichten der Oberfläche von strangförmigem metallischem Gut
PCT/EP2002/009573 WO2003027346A1 (de) 2001-09-20 2002-08-28 Verfahren und vorrichtung zum beschichten der oberfläche von strangförmigem metallischen gut

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005503487A true JP2005503487A (ja) 2005-02-03

Family

ID=7699945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003530906A Withdrawn JP2005503487A (ja) 2001-09-20 2002-08-28 ストランド状の金属の素材の表面を被膜処理するための方法及び装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US20040241336A1 (ja)
EP (1) EP1427867A1 (ja)
JP (1) JP2005503487A (ja)
KR (1) KR20040044964A (ja)
CN (1) CN1556871A (ja)
BR (1) BR0212722A (ja)
CA (1) CA2461004A1 (ja)
DE (1) DE10146791A1 (ja)
MX (1) MXPA04002626A (ja)
PL (1) PL367506A1 (ja)
RU (1) RU2004111796A (ja)
WO (1) WO2003027346A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220134377A1 (en) * 2016-05-06 2022-05-05 Southwire Company, Llc Device for modifying a linear substrate

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100471980C (zh) * 2002-09-13 2009-03-25 杰富意钢铁株式会社 热镀金属带的制造方法和制造装置
DE10254306A1 (de) * 2002-11-21 2004-06-03 Sms Demag Ag Verfahren und Vorrichtung zur Schmelztauchbeschichtung eines Metallstranges
BE1015581A3 (fr) * 2003-06-25 2005-06-07 Ct Rech Metallurgiques Asbl Procede et dispositif pour la determination et la correction en ligne des ondulations a la surface d'une bande d'acier revetue.
DE102005013103A1 (de) 2005-03-18 2006-09-28 Sms Demag Ag Kontrollierte Dickenreduktion bei schmelztauchbeschichtetem warmgewalztem Stahlband und hierbei eingesetzte Anlage
FR2896254B1 (fr) * 2006-01-17 2008-03-21 Solarforce Soc Par Actions Sim Tirage symetrique de rubans composites
DE102007057480A1 (de) * 2007-02-16 2008-08-21 Sms Demag Ag Vorrichtung und Verfahren zum Schmelztauchbeschichten eines Metallbandes
ATE535631T1 (de) * 2007-10-02 2011-12-15 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Verfahren zum herstellen eines stahlbauteils durch warmformen und durch warmformen hergestelltes stahlbauteil
DE102012224228A1 (de) * 2012-12-21 2014-06-26 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Nassbeschichtung eines Substrats
FR3007831B1 (fr) * 2013-07-01 2015-06-19 Enovasense Procede de mesure de l'epaisseur d'une couche d'un materiau, procede de galvanisation et dispositif de mesure associes
WO2016198906A1 (fr) * 2015-06-10 2016-12-15 Arcelormittal Acier a haute résistance et procédé de fabrication
CN105063534B (zh) * 2015-09-11 2018-04-27 首钢集团有限公司 一种带钢表面亮点缺陷控制方法
CN105154806B (zh) * 2015-10-27 2017-12-15 中冶赛迪工程技术股份有限公司 热浸镀前钢带温度均匀化精确化控制方法及装置
DE102016222224A1 (de) 2016-02-23 2017-08-24 Sms Group Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Beschichtungseinrichtung zum Beschichten eines Metallbandes sowie Beschichtungseinrichtung
WO2018189874A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 Primetals Technologies Japan株式会社 めっき付着量制御機構及びめっき付着量制御方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3995478A (en) * 1972-06-09 1976-12-07 Industrial Nucleonics Corporation Plural interrelated set point controller
US4135006A (en) * 1974-07-29 1979-01-16 United States Steel Corporation Automatic coating weight controls for automatic coating processes
SU606897A1 (ru) * 1975-06-04 1978-04-24 Магнитогорский Дважды Ордена Ленина И Ордена Трудового Красного Знамени Металлургический Комбинат Им. В.И. Ленина Устройство дл автоматического регулировани толщины покрыти в процессе гор чего цинковани
DE3151448C2 (de) * 1981-12-24 1984-02-09 FAG Kugelfischer Georg Schäfer KGaA, 8720 Schweinfurt Einrichtung zur Regelung der Dicke von Beschichtungen auf Metallbändern
FR2556109B2 (fr) * 1983-08-29 1986-09-12 Comp Generale Electricite Dispositif pour deposer en regime continu une couche de silicium polycristallin sur un ruban de carbone
DD250236A3 (de) * 1983-12-27 1987-10-08 Bandstahlkombinat Matern Veb Schaltungsanordnung zur automatischen korrektur der steuerfunktion zur einstellung der schichtdicke in einer bandbeschichtunsanlage
US4649856A (en) * 1984-04-06 1987-03-17 Northern Telecom Limited Production of insulated electrical conductors
JPS6353248A (ja) * 1986-08-22 1988-03-07 Hitachi Ltd 表面処理厚み制御装置
JPS63128199A (ja) * 1986-11-18 1988-05-31 Nkk Corp 表面処理材の処理皮膜々厚制御法
JP2675669B2 (ja) * 1990-11-09 1997-11-12 株式会社東芝 連続ラインの膜厚制御装置
JPH04325663A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kawasaki Steel Corp 溶融めっき鋼帯のめっき金属付着量制御装置
JPH04365846A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Nippon Steel Corp 鋼帯の連続溶融亜鉛メッキ装置
DE4208578A1 (de) * 1992-03-13 1993-09-16 Mannesmann Ag Verfahren zum beschichten der oberflaeche von strangfoermigem gut
JP2984492B2 (ja) * 1992-11-05 1999-11-29 三菱重工業株式会社 電磁鍍金膜厚制御装置
DE59404777D1 (de) * 1994-01-17 1998-01-22 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Führung eines Prozesses
AUPM360694A0 (en) * 1994-01-31 1994-02-24 Graham Group In-line galvanizing process
JP3409199B2 (ja) * 1996-11-29 2003-05-26 日新製鋼株式会社 連続溶融アルミニウムめっき鋼板の製造方法
JP4037569B2 (ja) * 1999-08-10 2008-01-23 日新製鋼株式会社 溶融めっき金属帯のめっき付着量制御方法
FR2807070B1 (fr) * 2000-03-28 2002-05-17 Delot Process Sa Procede et dispositif pour realiser un revetement metallique sur un objet sortant d'un bain de metal fondu

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220134377A1 (en) * 2016-05-06 2022-05-05 Southwire Company, Llc Device for modifying a linear substrate
US20220134376A1 (en) * 2016-05-06 2022-05-05 Southwire Company, Llc Device for modifying a linear substrate

Also Published As

Publication number Publication date
CN1556871A (zh) 2004-12-22
MXPA04002626A (es) 2004-07-08
BR0212722A (pt) 2004-10-05
US20040241336A1 (en) 2004-12-02
DE10146791A1 (de) 2003-04-10
PL367506A1 (en) 2005-02-21
RU2004111796A (ru) 2005-03-27
WO2003027346A1 (de) 2003-04-03
KR20040044964A (ko) 2004-05-31
EP1427867A1 (de) 2004-06-16
CA2461004A1 (en) 2003-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005503487A (ja) ストランド状の金属の素材の表面を被膜処理するための方法及び装置
RU2093602C1 (ru) Устройство для нанесения покрытий на поверхность изделий полученных прокаткой
US8105657B2 (en) Device for applying coatings to lengthy products
SE445561B (sv) Ytbehandlingforfarande for kontinuerlig tvasidig metallisering av ett jernband med smelt overdragsmetall samt apparatur for genomforande av forfarandet
JPH03100154A (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法
AU2004252229A1 (en) Method for hot dip coating a metal bar and method for hot dip coating
JP2613308B2 (ja) 溶融金属めっき鋼板の製造装置
JPH02254146A (ja) 誘導加熱装置及び誘導加熱式合金化炉及び合金化方法
CN100445416C (zh) 用于使一个金属连铸坯浸入熔液覆层的方法和装置
JPH03188250A (ja) 連続溶融金属めっきに用いられるめっき浴槽
JPS59205461A (ja) エンドレスに走行する帯材を選択的に片面又は両面被覆するための装置
JPH10226864A (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
KR100264510B1 (ko) 수직형 연속 용융도금 설비에서의 프로세스 장력제어방법
JPH05156417A (ja) 溶融金属メッキ方法およびそれに用いる焼鈍炉
JPH06264205A (ja) 浴中ロールレス溶融金属めっき装置
ZA200401565B (en) Method for hot-dip finishing.
JPH02111860A (ja) 溶融めつき金属板の製造方法
JPH02298244A (ja) 金属ストリップの連続溶融めっき方法
JP3456816B2 (ja) 高速溶融めっき方法および装置
JPH072983B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法
JP2004269949A (ja) 溶融亜鉛めっきの合金化度制御方法及び装置、並びに溶融亜鉛めっき鋼板
JPH0681105A (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH0776414B2 (ja) 溶融金属被覆装置の原料供給方法
JPH04254561A (ja) 溶融金属めっき用シンクロール
JPH01279767A (ja) 金属板の連続めつき方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101