JP2005501616A - 医療用流体供給システムのための継手 - Google Patents
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Abstract
液体を患者に対して投与する医療用流体供給システムのための流体継手は、雄部材と雌部材とを有している。雌部材(1)は、雄部材の補完的な管状スピゴット(17)を受けるための内側に先細るソケット(3)と、不正確な又は不正確に連結された雄部材から供給される液体を逃がすための液体逃げ穴(9)とを有している。雄部材のカラー(18)は、部材同士が外れないように、雌部材のハブ(2)と螺合することができる。雌部材は、カラーのラチェット歯(20)と協働してカラーの回転をロックする爪(6)が設けられたスリーブ(5)を有している。爪は、スリーブ(5)を圧搾することにより外すことができる。スリーブ(5)は、バクテリアを破壊するためにハブおよびスリーブの内側を処理できるようにする開口(8)を有している。雄部材は、シリンジ(34)の前端に備えられてもよい。正確な部品同士が組み合わせ使用されていることを示す明瞭な触覚的な指標を与えるため、雄部材および雌部材は、そのグリップ領域において、径方向翼(14、25、39)によって規定される同様の外形を有している。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療器具のための流体継手(fluid couplings)に関し、特に、脊髄注入を行なう際の使用に適した継手に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、血管注入および脊髄注入を行なう際には、同じ形式の継手を使用して薬物を供給するのが一般的であり、そのため、薬物を誤って投与して患者に深刻な結果をもたらす虞があった。そのようなミス、特に誤った薬物を脊髄中に注入するようなミスにより、致命的な事故が起きることがあった。したがって、脊髄専用に使用することができ且つ事故が発生することを回避するのに役立つような様々な予防策を与えることができる継手が必要である。このような必要性を満たそうとする以外に、ここに開示される本発明は、連結された部品同士が誤って分離してしまうことを有効に防止することができるコンパクトな形態の流体継手であって、構成部品を簡単に識別することができ且つ用途が異なる他の部品すなわち少なくとも本発明の継手の構成部品と共に使用されるようになっていない部品と区別することができる独特な視覚的且つ触覚的な特徴を与える指標を有する流体継手を提供することを目的としている。
【0003】
WO/95 22369号公報には、雄部材がテーパ状のスピゴットを有し、このスピゴットが雌部材のハブに設けられた対応する形状のソケット内に嵌め込まれる医療用継手が記載されている。部材同士が軸方向で分離してしまうことを防止するため、雄部材のキャップがハブの外面に螺合される。キャップは、意図に反して解放されないように、ラチェット・爪機構によってロックされる。この場合、ラチェット歯は、ハブの前方で雌部材の周囲に配置されており、キャップは、爪が支持されるリングを備えた前方延在部を有している。このようなラチェット・爪機構の構成により、継手部材の長さが長くなってしまう。EP−A−0633038号公報には、ほぼ同様の形態の継手が記載されている。この場合、キャップは、一対の径方向ウェブと協働する爪を支持するスリーブにより前方へと延びている。継手の構成部品はロック構造により軸方向に延びており、また、径方向に対向する2つのウェブと協働する一対の爪は、その最終的な締め付け位置で、キャップを有効にロックすることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
GB−A−2131510号公報には、接触による汚染の虞を低減する籠状のガードが雄部材および雌部材に設けられた医療用継手が開示されている。しかしながら、この医療用継手には、キャップが緩まないようにロックする機構が設けられていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様において、本発明は、液体を患者に対して投与する医療用流体供給システムのための雌継手部材であって、開口端と、開口端から内側に向かって先細ることにより補完的な管状雄コネクタと協働してシールする内面とを有するソケット凹部が設けられたハブを備え、このハブは、前記開口端の近傍の前記先細る内面で開口する液体逃げ穴を有し、この液体逃げ穴は、前記開口端に与えられてはいるが当該液体逃げ穴の内側部位で前記ソケット凹部の内面とシール係合していない供給部材により前記ソケット凹部内に導入される液体をハブの外部へと導く、雌継手部材を提供する。
【0006】
互いに係合可能なスピゴット部およびソケット部を有するルアータイプの医療用継手は、現在、スピゴット部およびソケット部が国際基準に規定されたテーパ角度および直径に合わせて製造される。これらの継手は、血管カニューレにおいて非常に広く使用されている。本発明の雌継手の好ましい形態は、脊髄薬物投与に適しており、ソケット開口を有している。このソケット開口内には、現在使用されている直径の従来のルアースピゴットが嵌合しない。例えばハブの端部に対して適用されるシリンジの前端に配置された既知の大きな寸法を有する雄部材によって雌継手のソケット内に液体を供給しようとすると、液体は、脊髄注入を行なうときに生じる比較的高い背圧に起因して、逃げ穴開口を通じて漏れ出てしまい、不適切な薬物を脊髄に注入しようとする誤った試みが不成功に終わる。
【0007】
逃げ穴は、前記ソケット凹部の内面に設けられ且つ前記開口端から内側へと延びる一つまたは複数の小さな溝または切り欠きから成ることが望ましい。あるいは、前記開口端においてハブを厚さ方向で完全に貫通して延びる一つまたは複数のスロット、すなわち、開口端近傍に位置する一つまたは複数の径方向穴が、不正確に接続された雄部材を通じて供給される液体を逃がすことができるという同じ機能を果たすことができる。
【0008】
他の態様において、本発明は、液体を患者に対して投与する脊髄注入システム等の医療用流体供給システムのための流体継手であって、ソケットを有するハブを備える雌部材であって、前記ソケットは、その開口端から離間する方向で軸方向内側へと先細るシール面を有する雌部材と、前記ソケット内に挿入可能で且つ前記シール面と協働してシールする管状のスピゴットと、このスピゴットの周囲で延び且つスピゴットが前記ソケット内に挿入されるときに前記ハブを取り囲むカラーとを有する雄部材とを備え、前記カラーおよび前記ハブは、前記雄部材と前記雌部材とが軸方向で外れないようにハブとカラーとの相対的な回転によって係合可能な補完的固定手段を有し、前記雌部材は、前記ハブを取り囲み且つ前記スピゴットが前記ソケット内に挿入されるときに前記カラーの周囲で延びるスリーブを有し、前記カラーの外面の周囲には、一連の幾つかのラチェット歯が配置され、これらのラチェット歯は、前記スリーブの内面上に設けられたラチェット爪部材と協働して、前記固定手段の係合を解除する方向でのカラーの回転をロックし、前記爪部材は、前記スリーブを圧搾して弾性的に変形させることにより変位して前記ラチェット歯との係合が解除可能である流体継手を提供する。
【0009】
ロック機構のラチェット歯がカラー上に配置されるとともに、雌部材のハブを取り囲むスリーブ上に爪部材が配置されていれば、軸方向にコンパクトな構造が達成される。
【0010】
上述した両方の態様を具備する好ましい流体継手において、スリーブは、一つまたは複数の開口を有している。これらの開口は、不適切に供給された液体のための逃げ道を形成することができるだけでなく、例えば紫外光またはバクテリアを破壊する性質を有する他の電磁放射線により、あるいは、エアゾールスプレーによって供給される流体を加えることにより、スリーブ内に配置された継手の部分に殺菌処理を施すことができるようにする。スリーブは、互いに径方向に対向して配置された2つの爪部材を有している。スリーブの外面は、爪部材をラチェット歯から外すためにスリーブを圧搾するべき領域に、隆起部を有している。スリーブは、外形が円形で且つラチェット歯から径方向に離間しており、これにより、ラチェット歯から爪部材を外すことができるようになっている。
【0011】
好ましい実施の形態の雌部材は、ハブから離れた細い端部を有し、また、この細い端部の周囲には、以下翼と称する径方向に突出する幾つかの部材、例えば5から7個の部材が離間して設けられ、これらの翼は、翼の近傍の軸方向内側に形成されたグリップ領域で雌部材の表面から外側に突出している。これらの翼は、雌部材を他の形式の雌継手と区別することができる特徴的な視覚的な外観を雌部材に与える。また、これらの翼は、独特の感触すなわち取り扱う継手のタイプを示す触覚的な指標を雌部材に与える。翼は、例えば部材に取り付けられたカテーテルニードルを体組織中に刺入する際に指を押し当てるための当接部を形成する。また、ユーザは、翼の独特の感触から、継手部材のタイプを認識することができる。特徴的な視覚的且つ触覚的な指標を形成するという同じ理由により、雄部材にも、径方向に延びる翼が設けられている。これらの翼は、その数および周方向の間隔が雌部材の翼のそれと同じであり、スピゴットおよびカラーの後側で雄部材に沿って延びている。しかしながら、雄部材の翼も、取り付け中及び取り外し中に把持部として役立つ。
【0012】
雄継手部材は、複数の翼を有するシリンジを備えていてもよい。前記翼は、シリンジの容器の前端の前方で軸方向に配置されている。特に、これらの翼は、シリンジの容器の前端壁に接続されるとともに、ドーム形状に従う外形を成す外端を有していてもよい。また、これらの翼はフランジで終端しており、このフランジからは前方に向けてスピゴットおよびカラーが延びている。容器の後端近傍からは、把持ラグが外側に向かって反対に突出していてもよく、更に、これらのラグに前端が取り付けられた複数の翼が、前記ラグの後側で前記容器から径方向に突出していても良い。シリンジの種類を示す視覚的で且つ触覚的な更なる指標は、外周にロブが付設されたプッシュプレートを有するピストンによって与えられる。例えば容器の前端にあるシリンジ上の翼は、血管注入システムで薬物を少しずつ供給するために既知のシリンジと共に現在使用されている駆動装置またはポンプ装置と共に使用されることを防止する形状をシリンジに与えることができる。
【0013】
以上の説明から分かるように、本発明は、専用品としての特定の使用に適するとともに、接触および目視検査によって簡単に識別することができ、また、適切で且つ信頼できる使用を確保するための更なる予防手段を組み込んだ継手部材を提供する。添付図面を参照する本発明に係る好ましいカップリングシステム(継手システム)に関する以下の詳細な説明により、本発明をより明確に理解することができる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図面には、流体継手部材、具体的には、既知の血管投与システムから識別されて簡単に区別できるようになっている脊髄注入注射治療手段のために意図された継手が図示されており、以下、これについて説明する。図1に示される雌継手部材1は、ワンピースのプラスチック成形品として形成されており、内側に向けて細くなるソケット3を有するハブ2を備えている。ハブ2の外側には、螺旋状のネジ部4が形成されている。スリーブ5は、その前端でハブ2と一体になっており、ハブ2の後端と同じ高さの開口端に向けて後方に延びている。スリーブ5の後端付近の内側には、径方向に対向して内側に突出する一対の爪6が設けられている。これらの爪6は、後述するラチェットのラチェット歯および爪ロック機構と協働する。図示されているように、スリーブ5は、その端部の中間に、ハブ2の周囲にあるスリーブ5内の空間へ接近することができる窓穴すなわち開口8を2つ有している。ソケット3の開口端において、ハブ2には、互いに径方向に対向して位置された一対の小さな軸方向溝すなわち切り欠き9が設けられている。切り欠き9は、不正確に取り付けられた或いは不適切な雄部材を介してソケット内に液体が供給される場合に、その液体を逃がすことができる逃げ穴を構成している。スリーブ5の周縁は、スタイレットホルダを回転方向で位置合わせするのに役立つようになっている切り欠き10を有している。この場合、スタイレットホルダは、上述したような雌(継手)部材に中空のニードルを取り付ける場合に望ましく、患者の体組織中にニードルを刺入する際に、スタイレットホルダ内にスタイレットが挿通されるようになっている。スリーブ5の外側には、開口端に隣接して、爪6の場所から90°離れた位置に、半円隆起部12が設けられている。隆起部12は、雌部材1と係合する雄部材のラチェット歯から爪6を外すために例えば親指と人差し指との間でスリーブ5が圧搾されるべき位置の視覚的および触覚的な指標を形成する。
【0015】
ハブ2およびスリーブ5よりも前方において、雌部材は、細い端部に向かって徐々に滑らかに先細っている。この細い端部では、径方向に突出する幾つかのフィンすなわち翼14が、雌部材の周囲で等しい距離をもって離間している。これらの翼14は、翼14の直ぐ後側にある雌部材の表面とともに、腰状のグリップ領域15を形成する。雌継手部材に取り付けられ且つ雌継手部材から前方に突出するニードル(図示せず)を体組織を通じて脊髄腔内に導入する際に、上述したグリップ領域で雌部材1が保持されるようになっている。これにより、翼14は、それが脊髄雌継手部材であることを示す非常に特徴的な視覚的および触覚的な指標を形成するとともに、ニードルの挿入中に指を押し付けるための当接部を構成する。翼14の適した数は、5から7個であり、図示のように6個が現在においては好ましい。
【0016】
例えば流体供給チューブを雌継手部材に接続するために、雌継手部材は、図2に示される雄継手部材16に接続されてインライン継手を構成することができる。雄部材16は、ワンピースのプラスチック成形品として形成されている。雄部材16は、先細りの管状スピゴット17を備えている。この管状スピゴット17は、雌部材1のソケット3内に嵌合して雌部材1とシール状態で接続するように寸法付けられている。雄部材16は、スピゴット17と同軸で且つスピゴット17から外側に離間したカラー18を有している。カラー18の内側には、雌部材のハブ2上のネジ部4と協働するネジ部19が設けられている。雄部材16と雌部材1とが結合されると、スピゴット17がソケット3内に導入されるとともに、2つの部材1、16が相対的に回転され、これにより、ネジ部19およびネジ部4は互いに螺合して、スピゴット17をテーパ状のソケット3の表面と密封係合させるとともに、連結された部材同士が軸方向に引き離されないようにする。カラー18の外周のリングには、多数のラチェット歯20が位置している。これらのラチェット歯20は、雄部材16と雌部材1とが互いに接続されるときに、スリーブ5上の爪6と協働する。爪6およびラチェット歯20は、ネジ接続によってカラー18がハブ2上に締め付けられる際には、爪6が歯20を乗り越えるようにクリック係合するが、緩める方向では、爪6が歯20と噛み合ってカラー18の回転がロックされるように構成されている。スリーブ5の内面とラチェット歯20の先端との間には、十分なクリアランスが径方向に形成されており、これにより、スリーブ5が隆起部12で圧搾されるときに、スリーブ5を十分に変形させて爪6をラチェット歯20から外すことができ、それにより、カラー18を回転させて雄部材16と雌部材1とを外すことができるようになっている。スピゴット17およびカラー18はフランジ22から前方に突出するとともに、このフランジ22の後側において、雄部材16は、供給チューブ(図示せず)を取り付けるための接続ピース24を端部に有する管状のコア23と、雌部材1上の翼14と数および周方向の間隔が等しい複数の径方向翼25とを有している。翼25は、雄部材16を雌部材1に接続し且つ雄部材16を雌部材1から外す際の雄部材16の回転を容易にする保持部として役立つ。また、これらの翼25は、独特の外観を雄部材16に与えて、他の形式の継手の雄部材との区別および認識を容易にさせる。
【0017】
組み立てられたインライン継手が図3から図7に示されている。窓穴8は、継手の内側部分を処理してバクテリアの繁殖を防止することを可能にする。特に、例えば紫外線ペントーチ等から開口を通じて紫外光を照射し、反射を利用して継手内に紫外光を伝えることができる。また、バクテリアを殺す特性を持つ他の電磁放射線を使用することができ、あるいは、例えばエアゾールスプレーの形態で液状の殺菌剤を加えることもできる。
【0018】
図8および図9は、スタイレットホルダ28に接続された雌継手部材1を示している。スタイレットホルダ28は、雄部材16の前端と略同じ形状を成しており、スピゴット29とカラー30とを有している。スピゴット29は、アライメントの目的で、ソケット3内に挿入することができるが、ソケット3の表面とシール接触しない。カラー30は、ハブ2とスリーブ5との間で軸方向にスライドし、ネジ部4または爪6と相互に係合するような構成を全く備えていない。しかしながら、ネジ部4を受け入れることによってスタイレット28と雌部材1とを回転方向である程度位置合わせする軸方向に延びる溝がカラー30の内側に形成されていてもよい。スタイレットホルダ28は、前方に突出するニブ31を有している。このニブ31は、スリーブ5の切り欠き10と係合して、スタイレットホルダ28と雌部材1とを回転方向で正確に位置合わせする。図中には、スタイレットが示されていないが、このスタイレットは、雌部材1に取り付けられる中空のニードルを通じてスタイレットホルダ28から軸方向前方に延びるように固定されることは言うまでもない。スタイレットチップおよびニードルを体組織内に導入する際に通常指すなわち親指により圧力が加えられるスタイレットホルダ28の後面は、後方に突出して等間隔で離間する一組の径方向ラグ32を有している。ラグ32の数は、雌部材1上の翼14の数と同じ、すなわち、6個であることが好ましい。また、これらのラグ32は、特徴的な外観を成しているとともに、器具のタイプの正確な認識を容易にする感触を有する。
【0019】
図10から図13には、シリンジ34と組み合わされた状態の雌継手部材1が示されている。シリンジ34は、容器35と、ピストン36とを備えている。雄継手部材37は、容器35の前端壁38と一体であり、フランジ22から前方に延びるスピゴット17およびカラー18を有している。これらの部分は、シリンジ34を雌継手部材1に対して接続するために、図2に示される雄継手部材16の対応する部分と全く同じ形状を成している。容器35の前端壁38とフランジ22との間には、複数の径方向翼39が位置している。これらの翼39は、シリンジ34の排出チューブ40の周囲に等間隔で設けられている。外観を一致させて、部品同士が互いに組み合わされて使用されるのに適しているという事実の認識を容易にするため、翼39の数は、雌部材上の翼14の数と略同じであり、また、完全に同じであることが好ましい。図示のシリンジ34では、6個の翼39がある。翼39の外端は、前端壁38とフランジ22との間でドーム形状を成している。シリンジ34の容器35の後端近傍には、径方向に向かって正反対に延びる一対のラグ41が一体で設けられている。ピストン36を前方に押し出してシリンジ34の内容物を注入する際には、これらのラグ41により、容器35を把持することができる。ラグ41の後側には、ラグ41を補強する更なる径方向翼42が位置している。また、これらの翼42は、シリンジの形式の正確な識別、したがって、シリンジ34の内容物の性質の正確な識別に役立つように、ラグ41と容器35の端部との間でドーム形状を成す外端を有している。シリンジ34のタイプの更なる視覚的および触覚的な指標は、特徴的な外形を成すプッシュプレート44、特に6個のロブを持つプッシュプレート44を有するピストン36と、シリンジ34の内容物を排出しようとするシリンジ34を保持するユーザの指が通常接触する領域に穴45を有する把持ラグ41とによって与えられる。シリンジ34を雌部材1に対して接続する方法およびシリンジ34を雌部材1から取り外す方法は、前述したインライン継手の説明から明らかであろう。
【0020】
上述した説明から分かるように、本発明の継手部材は、唯一適合して組み合わせ使用することができ、また、安全且つ信頼できる使用を確保するとともに、明瞭な視覚的および触覚的な指標を与えてユーザが取り扱う器具を確信をもってミスの危険無く識別することができるようにする多くの特徴を具備している。これらの特徴および属性を組み合わせることにより、他のタイプの注入処置とは異なる脊髄注入処置を行なう器具に採用するのに適した理想的な継手を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】雌部材の斜視図である。
【図2】雌部材と共にインライン継手を形成する雄部材の斜視図である。
【図3】組み立てられたインライン継手の斜視図である。
【図4】インライン継手の側面図である。
【図5】インライン継手の平面図である。
【図6】インライン継手の端面図である。
【図7】インライン継手の軸方向断面図である。
【図8A】スタイレットホルダと組み合わされた雌部材を示す側面図である。
【図8B】スタイレットホルダと組み合わされた雌部材を示す平面図である。
【図8C】スタイレットホルダと組み合わされた雌部材を示す斜視図である。
【図9】図8の互いに組み合わされた雌部材およびスタイレットホルダの軸方向拡大断面図である。
【図10】雌部材および雌部材と共に使用するのに適したシリンジの分解斜視図である。
【図11A】互いに連結された雌部材およびシリンジを示す平面図である。
【図11B】互いに連結された雌部材およびシリンジを示す側面図である。
【図11C】互いに連結された雌部材およびシリンジを示す斜視図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う軸方向断面図である。
【図13】図11のXIII−XIII線に沿う横断面図である。
【0001】
本発明は、医療器具のための流体継手(fluid couplings)に関し、特に、脊髄注入を行なう際の使用に適した継手に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、血管注入および脊髄注入を行なう際には、同じ形式の継手を使用して薬物を供給するのが一般的であり、そのため、薬物を誤って投与して患者に深刻な結果をもたらす虞があった。そのようなミス、特に誤った薬物を脊髄中に注入するようなミスにより、致命的な事故が起きることがあった。したがって、脊髄専用に使用することができ且つ事故が発生することを回避するのに役立つような様々な予防策を与えることができる継手が必要である。このような必要性を満たそうとする以外に、ここに開示される本発明は、連結された部品同士が誤って分離してしまうことを有効に防止することができるコンパクトな形態の流体継手であって、構成部品を簡単に識別することができ且つ用途が異なる他の部品すなわち少なくとも本発明の継手の構成部品と共に使用されるようになっていない部品と区別することができる独特な視覚的且つ触覚的な特徴を与える指標を有する流体継手を提供することを目的としている。
【0003】
WO/95 22369号公報には、雄部材がテーパ状のスピゴットを有し、このスピゴットが雌部材のハブに設けられた対応する形状のソケット内に嵌め込まれる医療用継手が記載されている。部材同士が軸方向で分離してしまうことを防止するため、雄部材のキャップがハブの外面に螺合される。キャップは、意図に反して解放されないように、ラチェット・爪機構によってロックされる。この場合、ラチェット歯は、ハブの前方で雌部材の周囲に配置されており、キャップは、爪が支持されるリングを備えた前方延在部を有している。このようなラチェット・爪機構の構成により、継手部材の長さが長くなってしまう。EP−A−0633038号公報には、ほぼ同様の形態の継手が記載されている。この場合、キャップは、一対の径方向ウェブと協働する爪を支持するスリーブにより前方へと延びている。継手の構成部品はロック構造により軸方向に延びており、また、径方向に対向する2つのウェブと協働する一対の爪は、その最終的な締め付け位置で、キャップを有効にロックすることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
GB−A−2131510号公報には、接触による汚染の虞を低減する籠状のガードが雄部材および雌部材に設けられた医療用継手が開示されている。しかしながら、この医療用継手には、キャップが緩まないようにロックする機構が設けられていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様において、本発明は、液体を患者に対して投与する医療用流体供給システムのための雌継手部材であって、開口端と、開口端から内側に向かって先細ることにより補完的な管状雄コネクタと協働してシールする内面とを有するソケット凹部が設けられたハブを備え、このハブは、前記開口端の近傍の前記先細る内面で開口する液体逃げ穴を有し、この液体逃げ穴は、前記開口端に与えられてはいるが当該液体逃げ穴の内側部位で前記ソケット凹部の内面とシール係合していない供給部材により前記ソケット凹部内に導入される液体をハブの外部へと導く、雌継手部材を提供する。
【0006】
互いに係合可能なスピゴット部およびソケット部を有するルアータイプの医療用継手は、現在、スピゴット部およびソケット部が国際基準に規定されたテーパ角度および直径に合わせて製造される。これらの継手は、血管カニューレにおいて非常に広く使用されている。本発明の雌継手の好ましい形態は、脊髄薬物投与に適しており、ソケット開口を有している。このソケット開口内には、現在使用されている直径の従来のルアースピゴットが嵌合しない。例えばハブの端部に対して適用されるシリンジの前端に配置された既知の大きな寸法を有する雄部材によって雌継手のソケット内に液体を供給しようとすると、液体は、脊髄注入を行なうときに生じる比較的高い背圧に起因して、逃げ穴開口を通じて漏れ出てしまい、不適切な薬物を脊髄に注入しようとする誤った試みが不成功に終わる。
【0007】
逃げ穴は、前記ソケット凹部の内面に設けられ且つ前記開口端から内側へと延びる一つまたは複数の小さな溝または切り欠きから成ることが望ましい。あるいは、前記開口端においてハブを厚さ方向で完全に貫通して延びる一つまたは複数のスロット、すなわち、開口端近傍に位置する一つまたは複数の径方向穴が、不正確に接続された雄部材を通じて供給される液体を逃がすことができるという同じ機能を果たすことができる。
【0008】
他の態様において、本発明は、液体を患者に対して投与する脊髄注入システム等の医療用流体供給システムのための流体継手であって、ソケットを有するハブを備える雌部材であって、前記ソケットは、その開口端から離間する方向で軸方向内側へと先細るシール面を有する雌部材と、前記ソケット内に挿入可能で且つ前記シール面と協働してシールする管状のスピゴットと、このスピゴットの周囲で延び且つスピゴットが前記ソケット内に挿入されるときに前記ハブを取り囲むカラーとを有する雄部材とを備え、前記カラーおよび前記ハブは、前記雄部材と前記雌部材とが軸方向で外れないようにハブとカラーとの相対的な回転によって係合可能な補完的固定手段を有し、前記雌部材は、前記ハブを取り囲み且つ前記スピゴットが前記ソケット内に挿入されるときに前記カラーの周囲で延びるスリーブを有し、前記カラーの外面の周囲には、一連の幾つかのラチェット歯が配置され、これらのラチェット歯は、前記スリーブの内面上に設けられたラチェット爪部材と協働して、前記固定手段の係合を解除する方向でのカラーの回転をロックし、前記爪部材は、前記スリーブを圧搾して弾性的に変形させることにより変位して前記ラチェット歯との係合が解除可能である流体継手を提供する。
【0009】
ロック機構のラチェット歯がカラー上に配置されるとともに、雌部材のハブを取り囲むスリーブ上に爪部材が配置されていれば、軸方向にコンパクトな構造が達成される。
【0010】
上述した両方の態様を具備する好ましい流体継手において、スリーブは、一つまたは複数の開口を有している。これらの開口は、不適切に供給された液体のための逃げ道を形成することができるだけでなく、例えば紫外光またはバクテリアを破壊する性質を有する他の電磁放射線により、あるいは、エアゾールスプレーによって供給される流体を加えることにより、スリーブ内に配置された継手の部分に殺菌処理を施すことができるようにする。スリーブは、互いに径方向に対向して配置された2つの爪部材を有している。スリーブの外面は、爪部材をラチェット歯から外すためにスリーブを圧搾するべき領域に、隆起部を有している。スリーブは、外形が円形で且つラチェット歯から径方向に離間しており、これにより、ラチェット歯から爪部材を外すことができるようになっている。
【0011】
好ましい実施の形態の雌部材は、ハブから離れた細い端部を有し、また、この細い端部の周囲には、以下翼と称する径方向に突出する幾つかの部材、例えば5から7個の部材が離間して設けられ、これらの翼は、翼の近傍の軸方向内側に形成されたグリップ領域で雌部材の表面から外側に突出している。これらの翼は、雌部材を他の形式の雌継手と区別することができる特徴的な視覚的な外観を雌部材に与える。また、これらの翼は、独特の感触すなわち取り扱う継手のタイプを示す触覚的な指標を雌部材に与える。翼は、例えば部材に取り付けられたカテーテルニードルを体組織中に刺入する際に指を押し当てるための当接部を形成する。また、ユーザは、翼の独特の感触から、継手部材のタイプを認識することができる。特徴的な視覚的且つ触覚的な指標を形成するという同じ理由により、雄部材にも、径方向に延びる翼が設けられている。これらの翼は、その数および周方向の間隔が雌部材の翼のそれと同じであり、スピゴットおよびカラーの後側で雄部材に沿って延びている。しかしながら、雄部材の翼も、取り付け中及び取り外し中に把持部として役立つ。
【0012】
雄継手部材は、複数の翼を有するシリンジを備えていてもよい。前記翼は、シリンジの容器の前端の前方で軸方向に配置されている。特に、これらの翼は、シリンジの容器の前端壁に接続されるとともに、ドーム形状に従う外形を成す外端を有していてもよい。また、これらの翼はフランジで終端しており、このフランジからは前方に向けてスピゴットおよびカラーが延びている。容器の後端近傍からは、把持ラグが外側に向かって反対に突出していてもよく、更に、これらのラグに前端が取り付けられた複数の翼が、前記ラグの後側で前記容器から径方向に突出していても良い。シリンジの種類を示す視覚的で且つ触覚的な更なる指標は、外周にロブが付設されたプッシュプレートを有するピストンによって与えられる。例えば容器の前端にあるシリンジ上の翼は、血管注入システムで薬物を少しずつ供給するために既知のシリンジと共に現在使用されている駆動装置またはポンプ装置と共に使用されることを防止する形状をシリンジに与えることができる。
【0013】
以上の説明から分かるように、本発明は、専用品としての特定の使用に適するとともに、接触および目視検査によって簡単に識別することができ、また、適切で且つ信頼できる使用を確保するための更なる予防手段を組み込んだ継手部材を提供する。添付図面を参照する本発明に係る好ましいカップリングシステム(継手システム)に関する以下の詳細な説明により、本発明をより明確に理解することができる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図面には、流体継手部材、具体的には、既知の血管投与システムから識別されて簡単に区別できるようになっている脊髄注入注射治療手段のために意図された継手が図示されており、以下、これについて説明する。図1に示される雌継手部材1は、ワンピースのプラスチック成形品として形成されており、内側に向けて細くなるソケット3を有するハブ2を備えている。ハブ2の外側には、螺旋状のネジ部4が形成されている。スリーブ5は、その前端でハブ2と一体になっており、ハブ2の後端と同じ高さの開口端に向けて後方に延びている。スリーブ5の後端付近の内側には、径方向に対向して内側に突出する一対の爪6が設けられている。これらの爪6は、後述するラチェットのラチェット歯および爪ロック機構と協働する。図示されているように、スリーブ5は、その端部の中間に、ハブ2の周囲にあるスリーブ5内の空間へ接近することができる窓穴すなわち開口8を2つ有している。ソケット3の開口端において、ハブ2には、互いに径方向に対向して位置された一対の小さな軸方向溝すなわち切り欠き9が設けられている。切り欠き9は、不正確に取り付けられた或いは不適切な雄部材を介してソケット内に液体が供給される場合に、その液体を逃がすことができる逃げ穴を構成している。スリーブ5の周縁は、スタイレットホルダを回転方向で位置合わせするのに役立つようになっている切り欠き10を有している。この場合、スタイレットホルダは、上述したような雌(継手)部材に中空のニードルを取り付ける場合に望ましく、患者の体組織中にニードルを刺入する際に、スタイレットホルダ内にスタイレットが挿通されるようになっている。スリーブ5の外側には、開口端に隣接して、爪6の場所から90°離れた位置に、半円隆起部12が設けられている。隆起部12は、雌部材1と係合する雄部材のラチェット歯から爪6を外すために例えば親指と人差し指との間でスリーブ5が圧搾されるべき位置の視覚的および触覚的な指標を形成する。
【0015】
ハブ2およびスリーブ5よりも前方において、雌部材は、細い端部に向かって徐々に滑らかに先細っている。この細い端部では、径方向に突出する幾つかのフィンすなわち翼14が、雌部材の周囲で等しい距離をもって離間している。これらの翼14は、翼14の直ぐ後側にある雌部材の表面とともに、腰状のグリップ領域15を形成する。雌継手部材に取り付けられ且つ雌継手部材から前方に突出するニードル(図示せず)を体組織を通じて脊髄腔内に導入する際に、上述したグリップ領域で雌部材1が保持されるようになっている。これにより、翼14は、それが脊髄雌継手部材であることを示す非常に特徴的な視覚的および触覚的な指標を形成するとともに、ニードルの挿入中に指を押し付けるための当接部を構成する。翼14の適した数は、5から7個であり、図示のように6個が現在においては好ましい。
【0016】
例えば流体供給チューブを雌継手部材に接続するために、雌継手部材は、図2に示される雄継手部材16に接続されてインライン継手を構成することができる。雄部材16は、ワンピースのプラスチック成形品として形成されている。雄部材16は、先細りの管状スピゴット17を備えている。この管状スピゴット17は、雌部材1のソケット3内に嵌合して雌部材1とシール状態で接続するように寸法付けられている。雄部材16は、スピゴット17と同軸で且つスピゴット17から外側に離間したカラー18を有している。カラー18の内側には、雌部材のハブ2上のネジ部4と協働するネジ部19が設けられている。雄部材16と雌部材1とが結合されると、スピゴット17がソケット3内に導入されるとともに、2つの部材1、16が相対的に回転され、これにより、ネジ部19およびネジ部4は互いに螺合して、スピゴット17をテーパ状のソケット3の表面と密封係合させるとともに、連結された部材同士が軸方向に引き離されないようにする。カラー18の外周のリングには、多数のラチェット歯20が位置している。これらのラチェット歯20は、雄部材16と雌部材1とが互いに接続されるときに、スリーブ5上の爪6と協働する。爪6およびラチェット歯20は、ネジ接続によってカラー18がハブ2上に締め付けられる際には、爪6が歯20を乗り越えるようにクリック係合するが、緩める方向では、爪6が歯20と噛み合ってカラー18の回転がロックされるように構成されている。スリーブ5の内面とラチェット歯20の先端との間には、十分なクリアランスが径方向に形成されており、これにより、スリーブ5が隆起部12で圧搾されるときに、スリーブ5を十分に変形させて爪6をラチェット歯20から外すことができ、それにより、カラー18を回転させて雄部材16と雌部材1とを外すことができるようになっている。スピゴット17およびカラー18はフランジ22から前方に突出するとともに、このフランジ22の後側において、雄部材16は、供給チューブ(図示せず)を取り付けるための接続ピース24を端部に有する管状のコア23と、雌部材1上の翼14と数および周方向の間隔が等しい複数の径方向翼25とを有している。翼25は、雄部材16を雌部材1に接続し且つ雄部材16を雌部材1から外す際の雄部材16の回転を容易にする保持部として役立つ。また、これらの翼25は、独特の外観を雄部材16に与えて、他の形式の継手の雄部材との区別および認識を容易にさせる。
【0017】
組み立てられたインライン継手が図3から図7に示されている。窓穴8は、継手の内側部分を処理してバクテリアの繁殖を防止することを可能にする。特に、例えば紫外線ペントーチ等から開口を通じて紫外光を照射し、反射を利用して継手内に紫外光を伝えることができる。また、バクテリアを殺す特性を持つ他の電磁放射線を使用することができ、あるいは、例えばエアゾールスプレーの形態で液状の殺菌剤を加えることもできる。
【0018】
図8および図9は、スタイレットホルダ28に接続された雌継手部材1を示している。スタイレットホルダ28は、雄部材16の前端と略同じ形状を成しており、スピゴット29とカラー30とを有している。スピゴット29は、アライメントの目的で、ソケット3内に挿入することができるが、ソケット3の表面とシール接触しない。カラー30は、ハブ2とスリーブ5との間で軸方向にスライドし、ネジ部4または爪6と相互に係合するような構成を全く備えていない。しかしながら、ネジ部4を受け入れることによってスタイレット28と雌部材1とを回転方向である程度位置合わせする軸方向に延びる溝がカラー30の内側に形成されていてもよい。スタイレットホルダ28は、前方に突出するニブ31を有している。このニブ31は、スリーブ5の切り欠き10と係合して、スタイレットホルダ28と雌部材1とを回転方向で正確に位置合わせする。図中には、スタイレットが示されていないが、このスタイレットは、雌部材1に取り付けられる中空のニードルを通じてスタイレットホルダ28から軸方向前方に延びるように固定されることは言うまでもない。スタイレットチップおよびニードルを体組織内に導入する際に通常指すなわち親指により圧力が加えられるスタイレットホルダ28の後面は、後方に突出して等間隔で離間する一組の径方向ラグ32を有している。ラグ32の数は、雌部材1上の翼14の数と同じ、すなわち、6個であることが好ましい。また、これらのラグ32は、特徴的な外観を成しているとともに、器具のタイプの正確な認識を容易にする感触を有する。
【0019】
図10から図13には、シリンジ34と組み合わされた状態の雌継手部材1が示されている。シリンジ34は、容器35と、ピストン36とを備えている。雄継手部材37は、容器35の前端壁38と一体であり、フランジ22から前方に延びるスピゴット17およびカラー18を有している。これらの部分は、シリンジ34を雌継手部材1に対して接続するために、図2に示される雄継手部材16の対応する部分と全く同じ形状を成している。容器35の前端壁38とフランジ22との間には、複数の径方向翼39が位置している。これらの翼39は、シリンジ34の排出チューブ40の周囲に等間隔で設けられている。外観を一致させて、部品同士が互いに組み合わされて使用されるのに適しているという事実の認識を容易にするため、翼39の数は、雌部材上の翼14の数と略同じであり、また、完全に同じであることが好ましい。図示のシリンジ34では、6個の翼39がある。翼39の外端は、前端壁38とフランジ22との間でドーム形状を成している。シリンジ34の容器35の後端近傍には、径方向に向かって正反対に延びる一対のラグ41が一体で設けられている。ピストン36を前方に押し出してシリンジ34の内容物を注入する際には、これらのラグ41により、容器35を把持することができる。ラグ41の後側には、ラグ41を補強する更なる径方向翼42が位置している。また、これらの翼42は、シリンジの形式の正確な識別、したがって、シリンジ34の内容物の性質の正確な識別に役立つように、ラグ41と容器35の端部との間でドーム形状を成す外端を有している。シリンジ34のタイプの更なる視覚的および触覚的な指標は、特徴的な外形を成すプッシュプレート44、特に6個のロブを持つプッシュプレート44を有するピストン36と、シリンジ34の内容物を排出しようとするシリンジ34を保持するユーザの指が通常接触する領域に穴45を有する把持ラグ41とによって与えられる。シリンジ34を雌部材1に対して接続する方法およびシリンジ34を雌部材1から取り外す方法は、前述したインライン継手の説明から明らかであろう。
【0020】
上述した説明から分かるように、本発明の継手部材は、唯一適合して組み合わせ使用することができ、また、安全且つ信頼できる使用を確保するとともに、明瞭な視覚的および触覚的な指標を与えてユーザが取り扱う器具を確信をもってミスの危険無く識別することができるようにする多くの特徴を具備している。これらの特徴および属性を組み合わせることにより、他のタイプの注入処置とは異なる脊髄注入処置を行なう器具に採用するのに適した理想的な継手を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】雌部材の斜視図である。
【図2】雌部材と共にインライン継手を形成する雄部材の斜視図である。
【図3】組み立てられたインライン継手の斜視図である。
【図4】インライン継手の側面図である。
【図5】インライン継手の平面図である。
【図6】インライン継手の端面図である。
【図7】インライン継手の軸方向断面図である。
【図8A】スタイレットホルダと組み合わされた雌部材を示す側面図である。
【図8B】スタイレットホルダと組み合わされた雌部材を示す平面図である。
【図8C】スタイレットホルダと組み合わされた雌部材を示す斜視図である。
【図9】図8の互いに組み合わされた雌部材およびスタイレットホルダの軸方向拡大断面図である。
【図10】雌部材および雌部材と共に使用するのに適したシリンジの分解斜視図である。
【図11A】互いに連結された雌部材およびシリンジを示す平面図である。
【図11B】互いに連結された雌部材およびシリンジを示す側面図である。
【図11C】互いに連結された雌部材およびシリンジを示す斜視図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う軸方向断面図である。
【図13】図11のXIII−XIII線に沿う横断面図である。
Claims (22)
- 液体を患者に対して投与する医療用流体供給システムのための雌継手部材であって、開口端と、前記開口端から内側に向かって先細ることにより補完的な管状雄コネクタと協働してシールする内面とを有するソケット凹部が設けられたハブを備え、このハブは、前記開口端の近傍の前記先細る内面で開口する液体逃げ穴を有し、この液体逃げ穴は、前記開口端に与えられてはいるが当該液体逃げ穴の内側部位で前記ソケット凹部の内面とシール係合していない供給部材により前記ソケット凹部内に導入される液体をハブの外部へと導く、雌継手部材。
- 前記逃げ穴は、前記ソケット凹部の内面に設けられ且つ前記開口端から内側へと延びる溝を構成している、請求項1に記載の雌継手部材。
- 前記ソケット凹部の周囲に複数の逃げ穴が設けられている、請求項1または2に記載の雌継手部材。
- 液体を患者に対して投与する脊髄注入システム等の医療用流体供給システムのための流体継手であって、
ソケットを有するハブを備える雌部材であって、前記ソケットは、その開口端から離間する方向で軸方向内側へと先細るシール面を有する雌部材と、
前記ソケット内に挿入可能で且つ前記シール面と協働してシールする管状のスピゴットと、このスピゴットの周囲で延び且つスピゴットが前記ソケット内に挿入されるときに前記ハブを取り囲むカラーとを有する雄部材とを備え、前記カラーおよび前記ハブは、前記雄部材と前記雌部材とが軸方向で外れないようにハブとカラーとの相対的な回転によって係合可能な補完的固定手段を有し、
前記雌部材は、前記ハブを取り囲み且つ前記スピゴットが前記ソケット内に挿入されるときに前記カラーの周囲で延びるスリーブを有し、前記カラーの外面の周囲には、一連の幾つかのラチェット歯が配置され、これらのラチェット歯は、前記スリーブの内面上に設けられたラチェット爪部材と協働して、前記固定手段の係合を解除する方向でのカラーの回転をロックし、前記爪部材は、前記スリーブを圧搾して弾性的に変形させることにより変位して前記ラチェット歯との係合が解除可能である、流体継手。 - 前記スリーブの外面は、前記爪部材の係合を解除するためにスリーブを圧搾するべき領域に隆起部を有している、請求項4に記載の継手。
- 前記スリーブは、径方向の対向する位置に2つの爪部材を有している、請求項4または5に記載の継手。
- 前記スリーブが少なくとも1つの開口を有し、この開口を通じて、例えば、紫外光またはバクテリアを破壊できる他の電磁放射線を加えることにより、あるいは、エアゾール殺菌剤を噴射することにより、スリーブ内に配置された継手の部分に殺菌処理を施すことができる、請求項4から6のいずれか一項に記載の継手。
- 前記雌部材は、前記ソケットから離れた細い端部を有し、この細い端部の周囲には、径方向に突出する幾つかの翼が離間して設けられ、これらの翼は、翼の直ぐ近傍の軸方向内側に形成されたグリップ領域で前記雌部材の表面を越えて外側に突出している、請求項4から7のいずれか一項に記載の継手。
- 前記翼の数が5から7個である、請求項8に記載の継手。
- 前記雄部材は、前記カラーおよび前記スピゴットの後側で雄部材に沿って軸方向に延びる複数の径方向翼を有している、請求項8または9に記載の継手。
- 前記雄部材上の前記翼の数および間隔は、前記雌部材上の前記翼のそれに等しい、請求項10に記載の継手。
- 前記雄部材は、容器およびピストンを有するシリンジを備え、前記翼は、前記容器の前端壁の軸方向前方に配置されている、請求項10または11に記載の継手。
- 前記翼は、前記容器の前端壁からフランジへと軸方向に延びており、前記フランジから前方に向かって前記スピゴットおよび前記カラーが延びている、請求項12に記載の継手。
- 前記容器の後端近傍で容器から外側に向かって把持ラグが反対に延びており、更に、これらのラグに前端が取り付けられた複数の翼が、前記ラグの後側で前記容器から径方向に突出している、請求項12または13に記載の継手。
- 前記ピストンは、例えば径方向ロブを備えた、外形が非円形のプッシュプレートをその外端に有している、請求項12から14のいずれか一項に記載の継手。
- 液体を患者に対して投与する医療用流体供給システムのための雌継手部材であって、雄接続部品を受け入れるためのソケットを有するハブと、このハブの外面上に設けられ且つ前記雄接続部品に取り付けられたカラーの補完的固定手段と協働する固定手段と、前記ハブの前端に接続され且つこの前端から後方に延びるスリーブとを備え、前記スリーブが開口を有し、この開口を通じて前記スリーブの内部および前記ハブに対してバクテリアを破壊する処理を施すことができ、且つ、前記スリーブの内側に設けられ且つ前記カラー上の補完的ロック歯と協働するロック爪を備えている、雌継手部材。
- 液体を患者に対して投与する医療用流体供給システムのための雄継手部材であって、雌継手部材のソケット内に挿入するための管状のスピゴットと、このスピゴットの周囲に同軸的に設けられたカラーと、前記スピゴットの内側に設けられたネジ山と、前記カラーの外面の周囲に配置された複数のラチェット歯とを備え、前記ラチェット歯は、ロック爪と協働して、補完的ネジ部に前記カラーを締め付ける方向ではカラーの回転を許容し、且つ反対方向ではカラーの回転をロックするように構成されている、雄継手部材。
- 請求項1から3のいずれか一項または請求項16に記載の雌継手部材、あるいは、請求項4または5に記載の継手の雌部材と共に使用するためのスタイレットホルダであって、ニードルの挿入中に前記スタイレットホルダに圧力を加えるための後面を有し、この後面は、後面から軸方向に突出する径方向ラグを有している、スタイレットホルダ。
- 添付図面に関して実質的に本明細書で記述した、雌継手部材。
- 添付図面に関して実質的に本明細書で記述した、雄継手部材。
- 添付図面に関して実質的に本明細書で記述した、シリンジ。
- 添付図面に関して実質的に本明細書で記述した、スタイレットホルダ。
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