JP2005501450A - 統合位相シフタを伴う調整可能アンテナフィードネットワーク - Google Patents

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Abstract

共通ライン(10)と2つ若しくはそれ以上のポート(20−28)との間に信号を供給するデバイスである。デバイスは、共通ラインをポートと結合するフィードライン(1−18)の枝分かれのネットワークを含む。フィードラインは、ネットワークを介して通過する信号の反射を減少するための、幅変動のトランス部位(11、12、29)を有する。誘電性部位(47a、47b)は、ネットワークに隣接して装備され、共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る。誘電性部位は、ネットワークを介して通過する信号の反射を減少するためのトランス部位(91、93)も有する。ネットワークの接合点(69)の少なくとも一つが、誘電性部位とオーバーラップしないか、減少された誘電率の領域とオーバーラップする。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、共通のラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を送るためのデバイスに関する。本発明は、誘電性位相シフタと、誘電性位相シフタを製造する方法とにも関する。
【背景技術】
【0002】
従来、調整可能アンテナ素子は、アンテナアレンジメントの中で縦続接続されるパワースプリッタ、トランス、及び位相シフタから構成される。高パフォーマンスのアンテナ内では、これらの要素は相互に強く作用し、時として望ましいビーム形状を認識不能のものにする。
【0003】
これらの問題に取り組むべく、多数の標準的ビーム形成ネットワークが提案されている。
【0004】
図1は、米国特許5949303号に記載される位相シフタの一部の平面図である。インプットターミナル100がインプットフィードライン101と接続する。フィードライン102は接合点103から枝分かれし、第1のアウトプットターミナル104へ通じる。第2のアウトプットターミナル105は、蛇行形状ループ106を介して接合点110にてフィードライン102に接続する。誘電性スラブ107は、フィードライン102とループ106とを部分的に覆い、フィードライン(102)長に沿って且つループ106を超えて移動可能である。
【0005】
図2に示されるように、スラブ107の前縁108は、ステップ形状の凹部109で形成される。ステップ形状の凹部109は、フィードラインに沿う電波エネルギ伝播の反射を最小化するような大きさとなっている。
【0006】
この構成には、幾つかの欠点がある。
【0007】
第一に、移動可能な誘電性ボディ107の凹部108は、インプットターミナル100からアウトプットターミナルへの方向の波動インピーダンスを増加せしめるトランスのように、動作する。インプットと全てのアウトプットにて等しいインピーダンスを有するためには、米国特許5949303号で示されるデバイスでは、接合点110とアウトプットターミナル104との間に追加的なトランスが必要である。
【0008】
第二に、最初インプットターミナル100から生じる、全てのフィードライン101は、誘電性プレートの縁部に2度クロスする。従って、2つの凹部での反射は、誘電性プレートの配置にも拠るが、一つの凹部での反射の2倍にもなり得る。
【0009】
第三に、アウトプットターミナルの相対的な配置は、レイアウトに制約を強いるのであり、このことは、ある用途のためのビーム形成ネットワークの物理的実現と両立し得ないこととなり得る。
【0010】
第四に、スラブ107内に正確に且つ矛盾無く凹部を作成することは、困難である。
【0011】
第五に、このような方法は、奇数個のアウトプットポートを含むリニアアレイに対しては、適切では無い。
【発明の開示】
【0012】
先行技術のこれらの欠点の一つ又はそれ以上と取り組むこと、若しくは少なくとも有用な代替案を提示することが、本発明の目的である。
【0013】
共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークであって、フィードラインの少なくとも一つがネットワークを介して通過する信号の反射を減少するための、幅変動のトランス部位を有する、ネットワークと、
共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位であって、ネットワークを介して通過する信号の反射を減少するための一つ若しくはそれ以上のトランス部位を有する誘電性部位とを含む、
デバイスを、
本発明の第1の実施形態が提供する。
【0014】
本発明の第1の実施形態は、2つのタイプのトランスを同じデバイスの中に統合するための手段を提示する。結果として、比較的コンパクトな設計を維持しつつ、共通ラインでの波動インピーダンスは、ポートでの波動インピーダンスとより良く適合できる。
【0015】

本発明の第2の実施形態は、フィードライントランス部位が、フィードラインの幅内のステップ変化を含む。
【0016】
誘電性部位内のトランス部位は、図2に示すように、該部位の縁内の凹部により得られる。しかしながら、以下に示す好適な実施形態では、トランス部位は減少された誘電率の空間若しくは領域の形態で与えられる。
【0017】
共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
一つ若しくはそれ以上の結合点を介して、共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークと、
共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位とを含む、
デバイスにおいて、
少なくとも一つの接合点が誘電性バーとオーバーラップしない、
デバイスを、
本発明の第2の実施形態が提供する。
【0018】
共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
一つ若しくはそれ以上の結合点を介して、共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークと、
共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位とを含む、
デバイスにおいて、
誘電性部位は、相対的に高い誘電率である第1の領域と、少なくとも一つの接合部とオーバーラップする相対的に低い誘電率である第2の領域とを有する、
デバイスを、
本発明の第3の実施形態が提供する。
【0019】
第3の実施形態は、第2の実施形態に対して、同様の利点を提示する。
【0020】
通常、誘電性部位は、減少された誘電率の空間若しくは領域の前縁又は後縁を通過する信号の反射を減少させるためのトランス部位を伴って形成される。図1の構成とは対照的に、トランス部位での波動インピーダンスはポートの方向において減少し得る。減少された誘電率の空間若しくは領域の前縁又は後縁は、図2に示すように形成され得る。しかしながら、好適な実施形態では、誘電性部位は、第1の空間若しくは領域の縁に近接する比較的低い誘電率の少なくとも一つの第2の空間若しくは領域を伴って形成される。個々の第2の空間若しくは領域は、誘電性部位の移動方向において第1の空間若しくは領域と比べて相対的に短く、個々の第2の空間若しくは領域の位置及びサイズは、個々の第2の空間若しくは領域がインピーダンストランスとして作用するように、選択される。
【0021】
共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークと、
共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位とを含む、
デバイスにおいて、
誘電性部位が、相対的に低い誘電率の第1の空間若しくは領域と、第1の空間若しくは領域に近接し且つ第1の空間若しくは領域の縁から間隔を置く相対的に低い誘電率の少なくとも一つの第2の空間若しくは領域とを、伴って形成され、
個々の第2の空間若しくは領域は、誘電性部位の動作の方向にて、第1の空間若しくは領域と比較して相対的に短く、
個々の第2の空間若しくは領域の位置及びサイズは、個々の第2の空間若しくは領域がインピーダンストランスとして作用するように、選択される、
デバイスを、
本発明の第4の実施形態が提供する。
【0022】
本発明の第4の実施形態は、トランスの好適な形態に関連する。これは図2のトランスよりも製作が容易である。(第2の空間若しくは領域の位置及びサイズを選択することにより)該トランスをフィードネットワークの要求に従って調整するのも、より容易である。
【0023】
以下の説明は、発明の第1、第2、第3及び第4の実施形態に係るデバイスに関連する。
【0024】
通常、デバイスは、ネットワークの一つの側に配置される第1の接地面を含む。デバイスが、ネットワークの反対の側に配置される第2の接地面を含むのがより好ましい。
【0025】
通常、フィードラインはストリップフィードラインである。
【0026】
誘電性部位が、複数の誘電性ボディを結合して形成され得る。しかしながら、誘電性部位が、単一ピースとして形成されるのが好ましい。
【0027】
通常、誘電性部位が、(例えば、矩形バーの形態の)細長いものであり、近接するフィードラインに並行する方向で長手に沿って移動可能である。
【0028】
通常、デバイスが、実質的に真っ直ぐなラインに沿って配置される3つ若しくはそれ以上のポートを有する。
【0029】
メアンダ若しくはスタブのような、種々の遅延構造が、フィードライン内に形成され得る。
【0030】
本発明の第5の実施形態は、誘電性位相シフタを製造する方法を提示する。該方法は、細長の誘電性部位から部材を除去し、よって、細長の誘電性部位に沿って中間位置に空間を形成するステップを含む。
【0031】
本発明の第5の実施形態は、誘電性部位を製造する好適な方法を提示する。該誘電性部位は、本発明の第2、第3若しくは第4の実施形態のデバイス内で、又は設計が有用である他のどのデバイス内でも、利用され得る。
【0032】
空間は、放置されるでもよく、除去した部材と異なる(通常低い)誘電率を有する固体部材で続いて充填されてもよい。このことにより、より強固な構造となる。
【0033】
空間は、誘電性部位の側面内に形成される(例えば、矩形カットアウトの形状の)開口空間であってもよい。一方で、空間は、誘電性部位の内部に形成される(例えば、矩形ホールの形態の)閉口空間であってもよい。
【0034】
誘電性部位は、その長手方向をフィードラインに整列させて、フィードラインに近接して装着されてもよい。誘電性部位は、フィードラインの長手方向に沿って移動し、フィードラインと誘電性部位との間のオーバーラップの程度を調整し得る。
【0035】
通常、フィードラインは、共通ラインに2つ若しくはそれ以上のポートを結合するフィードラインの枝分かれのネットワークの一部である。通常、相対的に低い誘電率の空間若しくは領域は、枝分かれのネットワークの接合点とオーバーラップする。
【0036】
長手方向に沿って中間位置に相対的に低い誘電率の空間若しくは領域を伴って形成される細長い誘電性部位を含む、誘電性位相シフタを、
本発明の第6の実施形態が提供する。
【0037】
例えば、ノッチ若しくは凹部が部位の側面に形成されてもよく、ホールは部位の内部に形成されてもよい。
【0038】
デバイスは、セルラーベースステーションアンテナ等で利用されてもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0039】
本発明の幾つかの実施形態を添付の図面を参照しつつ、以下で説明する。
【0040】
以下に示す好適な実施形態は、リニアアンテナアレイのためのビーム形成ネットワークと統合される調整可能マルチチャネル位相シフタを提示する。このアンテナアレイのビーム方向とビーム形状を制御するためには、放射素子間に所定の位相関係を与える必要がある。後続の制御とビーム方向の変更とのためには、これらの位相関係は特定のやり方で変えられるべきである。ビーム形成ネットワークは、信号反射を最小化し放射フィールドを最大化するための回路適合素子を含む。
【0041】
同期されるアレイアンテナのための統合された位相シフタを伴う10ポートフィードラインネットワークが、図3乃至図6に示される。導体ストリップ1〜18は、フィードラインネットワーク(図3の点線領域)を形成する。これらの導体ストリップは、例えばエッチング、スタンピング若しくはレーザカッティングにより、(例えば、真鍮や銅などの)導体シート又はPCBラミネートから、作成され得る。明快さの目的のため、図3a〜図3cの表示の長さ縮小の1/3まで、デバイスの幅寸法が縮小されている、ということが銘記されるべきである。結果、フィードラインの外観は、ところどころで幾分ゆがんでいる。
【0042】
図4及び図5に示すように、フィードラインネットワーク1〜18は、固定された誘電性ブロック43a、43b、46a、46bと移動可能誘電性バー47a、47bとの間に配置される。全体構成は、金属ブロック48a、48bから形成される導体ケース内に封入される。全体構成は、誘電体搭載のストリップライン構成である。
【0043】
滑動する誘電性バーの対47a、47bは固定された誘電性ブロック43a、43b、46a、46bの間の空間にて、金属ブロック48a、48bの間に収容される。わかりやすさのため、上方バー47aの輪郭は、図3の3つの平面図にて太線で示されている。バー47aは、図3a、図3b、図3cにて、3つの異なる位置で示されている。下方バー47bは、上方バー47aと同一のプロファイルである。バープロファイルは、単一ピースの誘電性部材から、部材の一部を切り取って、形成される。
【0044】
図4は、図3aのラインA−Aに沿う断面を示し、ここではバー47a、47bは欠ける部分が無く、金属ブロック48a、48bと誘電性ブロック43a、43b、46a、46bの間の空間を全体に充填する。図5は、図3bのラインB−Bに沿う断面を示し、ここではバー47a、47bは欠ける部分があり、金属ブロック48a、48bと誘電性ブロック43a、43b、46a、46bの間の空間を部分的に充填する。バー47a、47bにおける欠ける部分の全ては、十分に定義された配置と寸法とを備えているが、それらはポート20〜28での所望の位相及びパワーに依存するものである。それと同時に、欠ける部分は、フィードラインネットワークのための回路適合トランスとして機能する。
【0045】
バー47a、47bは、所望の位相シフトを与えるため、長手に沿って連続して移動し得る。バー47a、47bの動きにより、全てのポート20〜28での位相シフトの同時調整が為されることになる。ある限定内でのバー47a、47bの動きがインプットポート19でのインピーダンス適合を変更すること無く特別のやり方でポート20〜28間の位相関係を改めることになるように、欠けた部分の配置及び寸法は選択される。
【0046】
フィードラインネットワークの個々の接合点にて所望の分割分のパワーをもたらすために、回路適合トランスがフィードラインネットワーク内に統合される。そのような回路適合素子の例は、接合点33近傍のセクション11、12、及びストリップ導体2内のセクション29である。ここで、回路適合は、フィードラインセクションの幅を変更することにより、達成される。これらの回路適合セクション11、12の長さ及び幅は、接合点33での信号反射を最小化するように選択される。好適な構成では、セクション11、12は、両方とも約λ/4の長さを有する(ここで、λは意図される周波数帯の中心に対応するフィードライン内の波長である)。これらタイプの回路適合トランスは、固定トランスとして以下に示すものに属する。
【0047】
このデバイス内の回路適合素子の別の例は、図6に示される。移動可能な誘電性バー上の欠けた部分52と突起部51は、接合点37と38の間でフィードラインセグメント17のためのインピーダンス適合トランスとして、機能する。このトランスは、突起部51の左縁と交差するストリップライン17の部分と欠けた部分52の右縁と交差するストリップライン17の部分との間で、波動インピーダンスと適合する。このタイプの回路適合トランスは移動可能トランスとして以下に示すものに属する。接合点37と突起部51の左縁との間のフィードラインの長さ、及び、接合点38と突起部51の右縁との間のフィードラインの長さは、バー47a、47bの動きと共に変動する。しかしながら、(動作範囲内であれば)バー47a、47bの位置に関わり無く、2つの長さ合計は一定であり、よって適切な適合が維持される。
【0048】
デバイス内の移動可能の、及び、固定されたトランスは、アウトプット方向のフィードラインネットワークに沿って波動インピーダンスを減少させる。従って、移動可能のトランスを備えない類似のデバイをと比較したときに、固定されたトランス内の幅変動のステップはより小さく、固定トランスの長さはより短い。固定されたトランスの長さが縮小されたことにより、一様の幅でストリップライン長に沿って移動可能バーがより多く移動できるようになり、従って、よりよく位相シフトできるようになる。固定されたトランス内で幅変動のステップがより小さくなると、戻りの損失がより低くなる。
【0049】
別のタイプの移動可能トランスが、接合点33と接合点37との間に配置される(図6)。トランスは、接合点37と38との間の移動可能トランスに類似するが、この場合には、2つの突起部41、42と2つの欠けた部分44、45により、形成される。
【0050】
カットアウト/突起部41、42、44、45、51、52に近接するフィードラインに沿うεの変化を示す図7及び図8に示されるように、移動可能なトランスは縦続するインピーダンストランスとして作用する。
【0051】
図3のストリップ導体のパターンは、ポート20〜28に接続するアンテナ放射/受信素子(図示せず)のためのパワー配布ネットワークとして機能する。導体パターンは、マルチスプリッタと回路適合素子を含む。従って、デバイスは、特定の位相と大きさの分布を伴って(伝播モード)、共通ポート19からポート20〜28へ到来信号を配布できる。更に、デバイスは、ポート20〜28から共通ポート19への全ての到来信号を、到来信号間の好適な位相及び大きさと、組み合わせられる(受信モード)。
【0052】
移動可能の誘電性バー47a、47bの別のトポロジが、図9に示される。図9では、バー47a、47bの欠けた部分が、バー部材と異なる誘電率の誘電性部材80、例えば、ポリメタクリリミト(polymethacrylimite)で、充填される。
【0053】
同期のためのアレイアンテナのための統合マルチチャネル位相シフタを伴う5ポートフィードラインネットワークが、図10〜図13に示される。断面は、図4図5に示される10ポートデバイスのためのものと原則的に同一である。しかしながら、10ポートデバイスのレイアウトと対比して、インプットポート60が、アウトプット61〜64と整列して配置される。
【0054】
(図10で点領域として示される)導体ストリップが、フィードラインネットワークの導体パターンを形成する。これらの導体ストリップは、例えばエッチング、スタンピング若しくはレーザカッティングにより、(例えば、真鍮や銅などの)導体シート又はPCBラミネートから、作成され得る。図11及び図12に示されるように、フィードラインネットワークは、固定された誘電性ブロック67a、67bと移動可能誘電性バー68a、68bの間に配置される。全体の組立は、金属ブロック69a、69bからなる誘電性ケースに封入される。全体の組立は、誘電体搭載ストリップライン構成を形成する。
【0055】
明解さのため、上方バー68aの輪郭は、図10の3つの平面図での太線により、示される。バー68aが、図10a、図10b及び図10cにて3つの異なる位置で示されている。下方バー68bは上方バー68aと同一のプロファイルを有する。バープロファイルは、図13に示されるように、バー部材の部分を除去することにより形成される。
【0056】
図11は、図10aのラインC−Cに沿った断面を示す。その断面では、移動可能バー68a、68bは欠けた部分92a、92bを有し、固定された誘電性ブロック67a、67bに隣接する金属ブロック69a、69b間の空間を一部充填する。図12は、図10CのラインD−Dに沿ったデバイス断面を示す。この断面では、バー68a、68bは欠けた部分が無く、固定された誘電性ブロック67a、67bに隣接する金属ブロック69a、69b間の空間全体を充填する。バー68a、68bにおける欠ける部分の全ては、十分に定義された配置と寸法とを備えているが、それらはポート61〜64での所望の位相及びパワーに依存するものである。それと同時に、欠ける部分は、フィードラインのための適合トランスとして機能する。
【0057】
バー68a、68bは、所望の位相シフトを与えるため、長手に沿って連続して移動し得る。バー68a、68bの動きにより、全てのポート61〜64での位相シフトの同時調整が為されることになる。ある限定内でのバー68a、68bの動きが、特別のやり方でポート61〜64間の位相関係を改めインプットポート60で適切に適合するように、欠けた部分の配置及び寸法は選択される。
【0058】
一方で、図13に示される欠けた部分90〜93は、バー部材と異なる誘電率の誘電体部材で充填されてもよい。バー68a、68bのための別のトポロジを、前述の10ポートデバイスの説明部分において示している。
【0059】
ストリップ導体の個々の接合点にて所望のパワー分割を得るため、回路適合トランスが図10のストリップ導体により形成される配布ネットワーク内に統合される。このような回路適合素子の例は、接合点69近傍のセクション65、66、接合点70近傍のセクション72、73、及び接合点71近傍のセクション74、75である。ここで、回路適合は、フィードラインセクションの寸法を変動させることによって達成される。これらの回路適合セクション65、66、72〜75の長さと幅は、接合点69〜71での信号反射を最小化するように選択されている。誘電性バー68a内の欠けた部分90〜93は、フィードラインネットワークの一様部分に沿ってのみ移動する。
【0060】
誘電性バー68aが移動すると、欠けた部分90〜92はアウトプット61〜64間の位相シフトを変更する。欠けた部分91〜93は、インプット60からアウトプット61〜64のアウトプット方向の波動インピーダンスを減少する移動可能なトランスである。インプット及び4つ全てのアウトプットにて等価の波動インピーダンスとするために、5ポートデバイスのトランスは、インプットから個々のアウトプット61〜64の経路に沿っては動インピーダンスを1/4の係数で減少しなければならない。図10に示される5ポートデバイスの固定された及び移動可能なトランスは、次のようにしてその減少を促進する。セクション65、66は波動インピーダンスをセクション初期値の3/4に減少し、セクション72、73は10/16に減少し、欠けた部分91は2/3に減少し、欠けた部分は2/3に減少する。
【0061】
フィードラインネットワークのレイアウトを変更して遅延ラインを創造することにより、バー移動のユニット毎の位相シフトを増加できる。この遅延ラインは(図14に示すように)短いスタブで形成されるか、若しくは(図15に示すように)メアンダパターンで配置され得る。図14及び図15に示される配置により、位相シフト及びバー位置に非線形依存することになるが、可変の下方傾斜伴うアンテナに対して未だ適切である。
【0062】
従って、提示のデバイスは、電気的に制御可能な放射パターン、ビーム形状及び方向を伴う、アンテナアレイのためのビーム形成ネットワークを提供する。新しい配置では、調整可能なマルチチャネル位相シフタ及びパワー配布回路を単一のストリップラインパッケージに統合する。
【0063】
5ポート及び10ポートデバイスに対して上述したように、フィードラインネットワークは対称形であり、2つの接地面69a、69bと2つの移動可能バー68a、68bを含む。図16に示すように一つの接地面69bと一つの誘電性移動可能バー68bを含みマルチチャネル位相シフタを実現する別の構成を利用することもできる。対称構成よりも位相シフトが少なく挿入損失も高いが、この非対称構成はより簡素な設計となる。
【0064】
操作の原則
10ポートデバイスのフィードラインネットワークの操作を、アンテナの伝播モードに関連して以下に説明する。しかしながら、アンテナは受信モードでも機能するし、同時に伝播モード及び受信モードで機能することが認められる。
【0065】
位相関係
共通ライン10(図3)上のインプット信号は、インピーダンス適合トランス11、12を介して接合点33に伝播する。接合点33では、信号は分割され、後続のフィードラインと一連のスプリッタを介して9つのポート20〜28に伝播する。利用に際しては、放射素子(図示せず)が9つのポート20〜28に接続する。9つのポート20〜28の信号の間の大きさ及び位相の関係は、ビームがアンテナにより発せられるビームの形状及び方向を決定する。ビーム方向と水平方向の間の角度は、“下方傾斜”の角度として従来公知である。個々の対の隣接するポート間で最大限の位相シフトΔPを形成することにより、ビームを最大限“下方傾斜”方向に仕向けられる。
【0066】
図6を参照すると、フィードライン5が接合点33から中心ポート24までのびる。スプリッタ33から枝分かれするフィードライン5は、インピーダンス適合ステップ32を伴うストリップラインが折り曲げられて形成される。バー47a、47bの位置に関わり無く、接合点33とポート24の間のストリップ導体の経路に沿って誘電率の変動は無い。従って、接合点33と中心ポート24の間のフィードラインの電気的長さは、誘電性バーの全ての位置において一定のままである。
【0067】
バー47a、47bが図3bに示される最左端の配置に設定されたときにポート20〜28が位相同期する(即ち、ΔPがゼロである)ように、このデバイスの寸法が選択される。バー47a、47bを同時に右に移動すると、バー47a、47bの間のフィードネットワークのある部分の電気長さが変動する。図6の接合点33と37の間のフィードラインに対して、バー47a、47bを右に移動すると、突起部40でカバーされるフィードライン16の長さが減少し、それと同時に接合点33と突起部41の左縁との間のフィードライン16の開口長さが増加する。図7に示すように突起部の誘電率εが、欠けた部分の誘電率より高い場合、右へバー47a、47bを移動すると、より高いεのフィードライン16長さが減少し、より低いεの長さが増加する。結果として、このことにより、接合点33と37の間の位相差ΔPが減少する。
【0068】
接合点37と38の間のフィードライン17に対して、バー47a、47bを右に移動すると、突起部50でカバーされるこのフィードライン16の長さが減少し、それと同時に接合点37と突起部51の左縁との間のフィードラインの長さが増加する。
【0069】
(動作範囲内の)バー47a、47bの位置に関わり無く、個々の対の隣接するポートの間で位相シフトΔP/2が存在するようにも、デバイスの寸法が選択される。バーが中間位置にある場合(図3)、ポート24に対する位相シフトは、左手のポート20にて−2ΔP程度であり、右手のポート28にて+2ΔP程度である。バーが最右端(図3C)にある場合、ポート24に対する位相シフトは、左手のポート20にて−4ΔP程度であり、右手のポート28にて+4ΔP程度である。
【0070】
位相シフトΔPの量は、バー47a、47bのために利用される部材の誘電率と、欠ける部分の形状とにより、決定される。利用される誘電性部材の誘電率は、フィードラインネットワーク内を伝わる信号の位相速度に影響する。特に、誘電率が高ければ高い程、位相速度は低くなる。即ち、伝播ラインの電気的長さが長くなる。従って、フィードラインのストリップ導体に(図3の透視図から覗えるように)オーバーラップする誘電性バーセクションの長さを変動することにより、ポート20〜28での信号間の位相シフトを制御することができる。誘電性部材“スチレン”若しくはポリプロピレンが、移動可能誘電性バー47a、47bを製造するために利用される。
【0071】
フィードラインネットワークのレイアウト、及びバー47a、47b内の欠ける部分の配置とサイズは、ポート20〜28間で異なる位相関係を得るように、変更できる。
【0072】
5ポートデバイスのフィードラインネットワーク2の操作を、アンテナの伝播モードに関連して、説明する。しかしながら、アンテナは受信モードでも機能するし、同時に伝播モード及び受信モードで機能することが認められる。
【0073】
フィードライン60(図10)上のインプット信号は、インピーダンス適合トランス65、66を介して接合点69に伝播する。接合点69から、信号が接合点70を介してポート61、62に供給され、接合点71を介してポート63、64に供給される。利用に際しては、放射素子(図示せず)が4つのポート61〜64に接続する。4つのポート61〜64の信号の間の位相の関係は、ビームがアンテナにより発せられるビームの形状及び方向を決定する。
【0074】
誘電性バー68a、68bの配置は、ポート61〜64間の位相関係を制御する。図10及び図13に示される形状のバー68a、68bの欠けた部分を伴うデバイスついて、以下説明する。欠けた部分の配置及びサイズは、以下に説明する位相関係を得るように、選択される。
【0075】
図10bに示すように、バー68a、68bが中間位置に設定される場合、ポート61〜64は特定の位相関係を有する。例えば、バー68a、68bを左に移動することで、バー68a、68bの間のフィードラインネットワークの所定部位の電気的長さを、同時に変更する。例えば、バー68a、68bを空間位置(図10b)から最左端(図10a)に移動すると、接合点69と欠けた部分90の左縁との間のフィードラインの長さは増加し、欠けた部分91の左縁と接合点70との間のフィードラインの長さは同時に減少する。欠ける部分92は、欠ける部分90より狭い幅を有し、よって、アウトプット61と63の間の量の半分だけ、アウトプット61と62の間の可変の位相シフトを変更する。移動するバー68a、68bが最左端(図10a)にある場合、ポート61に対する位相シフトは、ポート62で−ΔP、ポート63で−2ΔP、そしてポート64で−3ΔPである。
【0076】
位相シフトΔPの量は、バー68a、68bのために利用される部材の誘電率と、欠ける部分の形状とにより、決定される。利用される誘電性部材の誘電率は、フィードラインネットワーク内を伝わる信号の位相速度に影響する。特に、誘電率が高ければ高い程、位相速度は低くなる。即ち、伝播ラインの電気的長さが長くなる。従って、フィードラインのストリップ導体に(図1の透視図から覗えるように)オーバーラップする誘電性バーセクションの長さを変動することにより、ポート20〜28での信号間の位相シフトを制御することができる。誘電性部材“スチレン”が、移動可能誘電性バー68a、68bを製造するために利用される。
【0077】
誘電性バー内の欠けた部分は、スタンピング操作により、若しくは、除去すべき部材上に細い高圧流体流を仕向けることにより、除去され得る。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】先行技術のデバイスの概略平面図である。
【図2】図1に示される先行技術のデバイスの縁の側面図である。
【図3a】統合された調整可能マルチチャネル位相シフタを伴うアンテナビーム形成ネットワークのための10ポートデバイスの(幅縮小が長さ縮小の1/3である)平面図である。移動可能誘電性バーが、図3b、図3cとは異なる位置にある。
【図3b】統合された調整可能マルチチャネル位相シフタを伴うアンテナビーム形成ネットワークのための10ポートデバイスの(幅縮小が長さ縮小の1/3である)平面図である。移動可能誘電性バーが、図3c、図3aとは異なる位置にある。
【図3c】統合された調整可能マルチチャネル位相シフタを伴うアンテナビーム形成ネットワークのための10ポートデバイスの(幅縮小が長さ縮小の1/3である)平面図である。移動可能誘電性バーが、図3a、図3bとは異なる位置にある。
【図4】図3a内のラインA−Aに沿う断面である。
【図5】図3b内のラインB−Bに沿う断面である。
【図6】図3bのデバイスの右手側面の(幅縮小が長さ縮小の1/3である)拡大平面図である。
【図7】フィードライン16の部位に沿う移動可能誘電性バー47a、47bの誘電率εの変化を示すグラフである。
【図8】フィードライン17の部位に沿う移動可能誘電性バー47a、47bの誘電率εの変化を示すグラフである。
【図9】別の移動可能の誘電性バーのセグメントの概略の平面図である。
【図10a】統合された調整可能マルチチャネル位相シフタを伴うアンテナビーム形成ネットワークのための5ポートデバイスの(幅縮小が長さ縮小の1/2である)平面図である。移動可能誘電性バーが、図10b、図10cとは異なる位置にある。
【図10b】統合された調整可能マルチチャネル位相シフタを伴うアンテナビーム形成ネットワークのための5ポートデバイスの(幅縮小が長さ縮小の1/2である)平面図である。移動可能誘電性バーが、図10c、図10aとは異なる位置にある。
【図10c】統合された調整可能マルチチャネル位相シフタを伴うアンテナビーム形成ネットワークのための5ポートデバイスの(幅縮小が長さ縮小の1/2である)平面図である。移動可能誘電性バーが、図10a、図10bとは異なる位置にある。
【図11】図10a内のラインC−Cに沿う断面である。
【図12】図10c内のラインD−Dに沿う断面である。
【図13】移動可能の誘電性バーの(長さ縮小の1/2で幅が縮小される)概略平面図である。
【図14】スタブにより形成されたストリップラインを伴う3ポートデバイスの概略の平面図である。
【図15】メアンダラインとして形成されたストリップラインを伴う3ポートデバイスの概略の平面図である。
【図16】非対称ストリップライン構成を伴う図10に示されるようなデバイスの断面である。
【符号の説明】
【0079】
10・・・共通ライン、
11、12、29、91、93・・・トランス部位、
20〜28・・・ポート、
47a、47b・・・誘電性部位。

Claims (33)

  1. 共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
    共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークであって、フィードラインの少なくとも一つがネットワークを介して通過する信号の反射を減少するための、幅変動のトランス部位を有する、ネットワークと、
    共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位であって、ネットワークを介して通過する信号の反射を減少するための一つ若しくはそれ以上のトランス部位を有する誘電性部位とを含む、
    デバイス。
  2. フィードライントランス部位が、フィードラインの幅内のステップ変化を含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
    一つ若しくはそれ以上の結合点を介して、共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークと、
    共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位とを含む、
    デバイスにおいて、
    少なくとも一つの接合点が誘電性バーとオーバーラップしない、
    デバイス。
  4. 誘電性部位が、接合点とオーバーラップするスペースで形成されている、請求項3に記載のデバイス。
  5. 共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
    一つ若しくはそれ以上の結合点を介して、共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークと、
    共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を同期調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位とを含む、
    デバイスにおいて、
    誘電性部位は、相対的に高い誘電率である第1の領域と、少なくとも一つの接合部とオーバーラップする相対的に低い誘電率である第2の領域とを有する、
    デバイス。
  6. 誘電性部位が、少なくとも一つの接合点に近接するインピーダンストランスを伴って形成される、請求項3、4若しくは5のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  7. 相対的に低い誘電率の空間若しくは領域が、誘電性部位の側面に形成される、請求項4若しくは5に記載のデバイス。
  8. 相対的に低い誘電率の空間若しくは領域が、誘電性部位の内部に形成される、請求項4若しくは5に記載のデバイス。
  9. 共通ラインと2つ若しくはそれ以上のポートとの間に信号を供給するデバイスであって、
    共通ラインをポートと結合するフィードラインの枝分かれのネットワークと、
    共通ラインと一つ若しくはそれ以上のポートとの間の位相関係を調整するために移動され得る、ネットワークに隣接して装備される誘電性部位とを含む、
    デバイスにおいて、
    誘電性部位が、相対的に低い誘電率の第1の空間若しくは領域と、第1の空間若しくは領域に近接し且つ第1の空間若しくは領域の縁から間隔を置く相対的に低い誘電率の少なくとも一つの第2の空間若しくは領域とを、伴って形成され、
    個々の第2の空間若しくは領域は、誘電性部位の動作の方向にて、第1の空間若しくは領域と比較して相対的に短く、
    個々の第2の空間若しくは領域の位置及びサイズは、個々の第2の空間若しくは領域がインピーダンストランスとして作用するように、選択される、
    デバイス。
  10. 第1の及び/若しくは第2の空間若しくは領域が、誘電性部位の側面に形成される、請求項9に記載のデバイス。
  11. 第1の及び/若しくは第2の空間若しくは領域が、誘電性部位の内部に形成される、請求項9に記載のデバイス。
  12. 第1の接地面が、ネットワークの一つの側に配置される、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  13. 第2の接地面が、ネットワークの反対の側に配置される、請求項12に記載のデバイス。
  14. フィードラインが、ストリップフィードラインである、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  15. 誘電性部位が、単一ピースとして形成される、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  16. 誘電性部位が細長いものであり、近接するフィードラインに並行する方向で長手に沿って移動可能である、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  17. デバイスが、実質的に真っ直ぐなラインに沿って配置される3つ若しくはそれ以上のポートを有する、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  18. フィードラインの少なくとも一つが遅延構造と共に形成され、該遅延構造はフィードラインの電気的長さを増大する、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  19. 遅延構造が一つ若しくはそれ以上のメアンダを含む、請求項18に記載のデバイス。
  20. メアンダが、ネットワークにより担持される信号の波長より短いメアンダ周期を有する、請求項19に記載のデバイス。
  21. 遅延構造が複数のスタブを含む、請求項18に記載のデバイス。
  22. 枝分かれのネットワークが2つ若しくはそれ以上の接合点を有する、先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  23. 枝分かれのネットワークが、ネットワークを介して通貨得する信号の反射を減少するための、幅変動のトランス部位を有し、
    トランス部位が、枝分かれのネットワークの接合点とアンテナとの間に配置される、
    先行するあらゆる請求項のうちのいずれか一つに記載のデバイス。
  24. 細長の誘電性部位から部材を除去することにより相対的に低い誘電率の領域を形成し、よって、細長の誘電性部位に沿って中間位置に空間を形成するステップを含む、
    誘電性位相シフタを製造する方法。
  25. 除去される部材と箱となる誘電率を有する固体部材で空間を充填するステップを、更に含む請求項24に記載の方法。
  26. 空間が開口空間である、請求項24若しくは25に記載の方法。
  27. 空間が、誘電性部位の内部に形成される閉口空間である、請求項24若しくは25に記載の方法。
  28. 誘電性部位を、その長手方向をフィードラインに整列させて、フィードラインに近接して装着するステップを更に含み、
    誘電性部位が、フィードラインの長手方向に沿って移動し、フィードラインと誘電性部位との間のオーバーラップの程度を調整し得る、
    請求項24乃至請求項27のうちのいずれか一つに記載の方法。
  29. 請求項22乃至請求項28のうちのいずれか一つに記載の方法により形成される、誘電性位相シフタ。
  30. 長手方向に沿って中間位置に相対的に低い誘電率の空間若しくは領域を伴って形成される細長い誘電性部位を含む、誘電性位相シフタ。
  31. 空間若しくは領域が誘電性部位の側面内に形成される、請求項30に記載のデバイス。
  32. 空間若しくは領域が誘電性部位の内部に形成される、請求項30に記載のデバイス。
  33. 請求項1乃至23、若しくは30乃至32のうちのいずれか一つに記載のデバイスを含むアンテナと、デバイスと結合する2つ又はそれ以上のアンテナ素子。
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