JP2005501116A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 式（Ｉ）：
   

   

   （式中、Ｒ^１およびＲ^２は、互いに独立して、６〜２２の炭素原子および０もしくは１〜３の二重結合を有する直鎖の又は枝分れした炭化水素ラジカルを示す）
   に相当するジアルキルカーボネートを、Ｃ_１−４のジアルキルカーボネートをＣ_６−２２のアルコールを用いてエステル交換することにより製造する方法であって、
   （ａ）未精製のエステル交換混合物を、低沸点不純物を留出させる第１の精留に付し、
   （ｂ）このようにして得たボトムを、高沸点不純物を取り除く第２の精留に付し、
   （ｃ）最後に、脱臭カラムにおいて、このようにして得た留出物から、中間沸点の不純物、より特には臭いのキャリアーを、水蒸気または不活性ガスで除去する
   ことを特徴とする、製造方法。
2. 未精製のエステル交換混合物および／または中間生成物として得られる留出物を、薄層および流下膜式蒸発器の組合せにおいて、蒸発させることを特徴とする、請求項１に記載の製造方法。
3. 精留を構造化充填物を有するカラム中で実施することを特徴とする、請求項１または２に記載の製造方法。
4. １〜２ミリバール／ｍよりも小さい圧力損失を有する、構造化充填物を備えたカラムが用いられることを特徴とする、請求項３に記載の製造方法。
5. 第１の精留が、１８０〜２５０℃の（ボトム）温度にて、０．０１〜１０ミリバールの（ヘッド）減圧下で実施されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載の製造方法。
6. 第２の精留が、１５０〜２５０℃の（ボトム）温度にて、０．０１〜０．５ミリバールの（ヘッド）減圧下で実施されることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載の製造方法。
7. 脱臭が１０〜１００ミリバールの減圧下で実施されることを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載の製造方法。