JP2005500644A - 磁気フィルムを堆積させる方法および装置 - Google Patents

磁気フィルムを堆積させる方法および装置 Download PDF

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Abstract

方法およびシステムは、1以上のロング・スロー・マグネトロンと、幾つかの実施形態において、イオン・アシスト・ソース及び/又はイオン・ビーム・ソースと、を用いて磁気フィルムを堆積させるために提供される。ロング・スロー・マグネトロンは、低いエネルギ及び低い圧力で粒子を堆積させるために使用され、これは、例えば、中間の層又は同様の層を堆積させる際に有益である。イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンによって提供される粒子のエネルギを増加させるために、及び/又は、基板の表面の層を修正又はきれいにするために、追加することができる。また、イオン・ビーム・ソースは、例えば結晶度を増加させた層を提供するために、高いエネルギ及び低い圧力で層を堆積させるために追加することができる。ロング・スロー・マグネトロン、イオン・アシスト・ソース及び/又はイオン・ビーム・ソースを使用することによって、磁気フィルムは、有利に提供される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、薄いフィルムを堆積させる方法およびシステムに関連し、より詳細には、薄い磁気フィルムを堆積させる方法およびシステムに関連する。
【背景技術】
【0002】
磁気フィルムは、多くの多様な用途に使用されている。幾つかの用途は、例えば、磁気ランダム・アクセス・メモリ(MRAM)、磁気ディスク・メモリ、磁気テープ・ストレージ・システム、磁気ストリップ・リーダなどのデータ・ストレージ用途を含む。他の用途は、磁気センサ用途を含む。これらの用途のそれぞれにおいて、ある型の磁気フィルムが一般的に使用される。磁気フィルムは、単一層又は複数層を含む。所望の機能を提供するために、幾つかの磁気フィルムは、磁気層及び非磁気層の双方を含み、時には、金属及び非金属(例えば誘電体)の層を含む。例えば、MRAM用途において、AMR、巨大な磁気抵抗(GMR)、及び時には、けた外れの磁気抵抗(CMR)のフィルムが使用される。このような磁気フィルムの1つは、Yehらの米国特許第5,569,617号に示され、記述されている。
【0003】
多くのプロセス技術が、磁気フィルムを形成するために使用され、その技術には、分子線エピタキシー(MBE)、プラズマ蒸着(PVD)及びイオン・ビーム堆積(IBD)が含まれる。MBEは、非常に低いエネルギで層を堆積させる際に有益であり、擬エピタキシャル層を作ることができる。PVDは、非常に高いエネルギで層を堆積させる際に有益であり、例えば高い許容電流能力を有する層を作ることができる。IBDは、いっそう高いエネルギ及び低い圧力で層を堆積させる際に有益であり、高い結晶度を持つ層を作ることができる。しかしながら、今日まで、ロング・スロー・マグネトロン(long throw magnetron)は、相当な不利まで磁気フィルムを形成するために使用されていなかった。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0004】
(発明の概要)
本発明は、1以上のロング・スロー・マグネトロンと、幾つかの実施形態において、イオン・アシスト・ソース及び/又はイオン・ビーム・ソースと、を用いて磁気フィルムを堆積させるための方法および装置を提供する。ロング・スロー・マグネトロンは、低いエネルギ及び低い圧力で粒子を堆積させるために使用され、これは、例えば、中間の層又は同様の層を堆積させる際に有益である。本発明の幾つかの実施形態において、イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンとともに使用され、これにより、ロング・スロー・マグネトロンによって提供される粒子のエネルギが増加し、及び/又は、基板の表面の層が修正され又はきれいにされる。
【0005】
イオン・ビーム・ソースは、時にはロング・スロー・マグネトロン及び/又はイオン・アシスト・ソースと分離して、その他の時にはそれとともに、使用することができる。イオン・ビーム・ソースは、例えば結晶度を増加させた層を提供するために、高いエネルギ及び低い圧力で層を堆積させるために追加することができる。ロング・スロー・マグネトロン、イオン・アシスト・ソース及び/又はイオン・ビーム・ソースを一緒に又は個別に使用することによって、磁気フィルムは、有利に提供される。
【0006】
1つの例示的な実施形態において、真空チャンバは、その中の1以上のロング・スロー・マグネトロンとともに提供される。各マグネトロンは、マグネトロン・ターゲットを有する。基板は、1以上のロング・スロー・マグネトロンからロング・スロー距離だけ間をあけられた基板キャリアによって、適所に保持される。この間隔は、ロング・スロー・マグネトロンによって生成される高いエネルギのプラズマ領域に基板を入らせない助けをし、また、ロング・スロー・マグネトロンによって生成される基板の周辺の磁場を減少させる。これらの双方は、高いグレードの磁気フィルムを作る際に重要である。好ましくは、対応するマグネトロン・ターゲットに向けられたイオンを生成し、これは、その後、対応するマグネトロン・ターゲットから基板に粒子をスパッタし、1以上の磁気層が形成される。1以上のマグネトロンは、用途に応じて、一緒に又は個別に稼働される。
【0007】
幾つかの磁気フィルム(例えば、GMRフィルムなど)は、幾つかの異なる材料から形成される層を含むので、選択されるマグネトロン・ターゲットが、異なる材料システムから形成されることは、意図されている。適切なマグネトロンを選択することによって、所望の材料が、その後、基板に堆積する。様々なロング・スロー・マグネトロンを連続させることによって、所望の連続層が堆積する。
【0008】
幾つかの層が、ターゲットの材料の混合を必要とし得ることは、理解される。これらの層のために、2以上のマグネトロンは、同時に稼働することができる。例えば、3つのマグネトロンを使用し、1つはNiターゲットを用い、もう1つはCoターゲットを用い、更なるもう1つはFeターゲットを用い、NiCoFeパーマロイ(商標)層が堆積する。各ターゲット材料の相対的な濃度は、各マグネトロンに用いられる電力を制御することによって、コントロールすることができる。相対的な電力は、組成ターゲット材料のそれぞれの堆積速度をコントロールすることができる。ターゲット材料の相対的な濃度は、所望のように、堆積層で均一又は非均一であり得る。
【0009】
ロング・スロー・マグネトロンは、低いエネルギ及び低い圧力で材料を堆積させる際に良く適しており、これは、中間層又は同様なものを堆積させる際に特に有効であり得る。しかしながら、高エネルギ堆積に関しては、イオン・アシスト・ソースを真空チャンバ内に用いることが意図されている。イオン・アシスト・ソースは、アシスト・イオンを基板内及び基板周辺に提供することができる。アシスト・イオンは、例えば、1以上のロング・スロー・マグネトロンによって提供される粒子にエネルギを加えるための目的、1以上のロング・スロー・マグネトロンによって堆積する層をきれいにし及び/又は修正するための目的など、様々な目的で、使用することができる。1以上のロング・スロー・マグネトロンが、稼働する前、稼働する間、又は稼働する後に、イオン・アシスト・ソース40は、間近の用途に応じて、稼働することができる。さらに、望めば、2以上のイオン・アシスト・ソースを用いることができる。
【0010】
より高いエネルギで材料を堆積させるために、イオン・ビーム・ソースが用いられる。知られているように、イオン・ビーム堆積は、低い圧力でより高いエネルギ堆積を提供することができ、幾つかの材料に対しては、堆積層の結晶度を増加させることができる。好ましい実施形態において、イオン・ビーム・ソースは、イオン・ビーム堆積により適した層又は層の一部を生成するために使用される。1以上のロング・スロー・マグネトロンが、稼働する前、稼働する間、又は稼働する後に、及び/又は、イオン・アシスト・ソースが、稼働する前、稼働する間、又は稼働する後に、イオン・ビーム・ソースは、間近の用途に応じて、稼働することができる。さらに、望めば、2以上のイオン・ビーム・ソースを用いることができる。
【0011】
幾つかの用途において、磁気フィルムの1以上の層の磁気方向をセットすることが望ましい。これに適応するために、磁気ソースは、基板の近くに用いることができる。幾つかの実施形態において、磁場ソースは、好ましくは選択された磁気フィルムの堆積の間に、フィルム基板における調整磁場を提供する。
【0012】
なお、本発明の他の目的及び本発明の多くの付随した利点は、容易に理解され、また、添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照することによって、より良く理解される。図中の同様な参照番号は、全図面内の同様な部分を示している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、多くの層を有する磁気フィルムの断面図である。図1に示される磁気フィルムは、GMR型のフィルムであり、本発明を使用して形成され得る磁気フィルムの一例として単に提供されるだけである。本発明は、示されるようなGMR型の磁気フィルムを形成することに限定されず、むしろ用途に応じて任意の型の磁気フィルムを形成するために使用することができる、ということが理解されるべきである。
【0014】
CMOSウェハは、12で示され、通常のフロントエンドICプロセスを用いて処理されている。CMOSウェハ12上に提供される標準的な酸化物の厚さに依存して、追加的な酸化物層は、例えばBPSG層として、追加されることができる。シリコン窒化物の拡散バリア層16は、その後、示されるように、スパッタリングで堆積されることができる。次に、磁気スタック18が、堆積される。磁気スタック18は、サンドイッチ型の構造であり、その構造は、NiFeCo(パーマロイ(商標))の第1層20と、タンタル窒化物(TaN)の非磁気中間層22と、パーマロイ(商標)のもう1つの層24と、TaNのもう1つの非磁気抵抗層26と、クロム・シリコン(CrSi)のキャップ層又はエッチ・ストップ層28と含む。好ましくは、パーマロイ(商標)層20及び24の堆積は、25エルステッドに調整された磁場中で行われる。図1に示される磁気フィルムの更なる検討は、Yueらへの米国特許第5,496,759号の中で見いだすことができる。最も良いフィルムを形成するために、磁気スタック18のすべての堆積は、その場で、即ち、単一のスッパッタ堆積システム内で、実施されるべきである。
【0015】
図2は、本発明に従って磁気フィルムを堆積させるための例示的なシステムの概要図である。例示的なシステムは、30で一般的に示される真空チャンバを含む。真空チャンバ30は、1以上のロング・スロー・マグネトロン・アセンブリ32a及び32bと、複数の回転可能なプラネット36を持つプラネット基板ホルダ34と、高速真空ポンプ38と、イオン・アシスト・ソース40と、イオン・ビーム・ターゲット44を持つイオン・ビーム・ソース42と、調整磁場ジェネレータ46とを含む。また、作用ガス・ソース48は、作用ガスをロング・スロー・マグネトロン・アセンブリ32a及び32bに選択的に提供するように設けることができる。コントローラ50は、ロング・スロー・マグネトロン・アセンブリ32a及び32bと、プラネット基板ホルダ34と、高速真空ポンプ38と、イオン・アシスト・ソース40と、イオン・ビーム・ソース42と、調整磁場ジェネレータ46と、作用ガス・ソース48とを制御するために使用される。
【0016】
マグネトロン・アセンブリ32a及び32bは、導管54によって、作用ガス・ソース48に接続されている。一般に、真空チャンバ30は、不活性ガスで満たされ、その後、それは、イオン化されて、低エネルギのプラズマ、例えば低エネルギのプラズマ領域52a及び52bが形成される。マグネトロン・アセンブリ32a及び32bのそれぞれは、示されるように、対応するマグネトロン・ターゲット56a及び56bを有する。ロング・スロー・マグネトロン、例えばロング・スロー・マグネトロン32aが稼働するとき、対応するマグネトロン・ターゲット56aは、マグネトロン・ターゲット56aをエネルギ・チャージされたイオンで衝撃を与えるという効果を持つ400から900ボルトの範囲内の負の電位までチャージされ、これは、マグネトロン・ターゲット56aから原子又は分子の粒子をスパッタする。その後、スパッタされた粒子は、例示的な実施形態において、プラネット36の上に位置する基板に凝結する。DCスパッタリングは、典型的には、金属の材料をスパッタするために使用される。正味のゼロDC電流で振動ターゲット電圧を利用するRFスパッタリングは、典型的には、誘電性の材料をスパッタするために使用される。
【0017】
ロング・スロー・マグネトロンを使用して粒子をスパッタするためのもう1つのアプローチは、反応性DCスパッタリングである。反応性DCスパッタリングにおいて、反応性ガスは、基板で混合フィルムを形成するために真空チャンバ30に加えられる。このアプローチを使用すると、反応を、マグネトロン・ターゲット56a及び56bではなく基板で起こさせることが望ましい。なぜならば、マグネトロン・ターゲット56a及び56bが反応性で誘電性の種でカバーされるときに、堆積速度の激しい低下とともに、ターゲット・アーキングの増加が起こるからである。これらの影響の減少を助けるために、マグネトロン・ターゲット56a及び56bと基板とは、しばしば互いに離され、そこでは、マグネトロン・ターゲット56a及び56bにおける圧力は、ターゲット「汚染」を避けるために低いレベルで維持され、また、反応性ガスの圧力は、反応を実行させるために基板において高く保たれる。
【0018】
例示的な実施形態において、真空チャンバ30は、メインの真空チャンバ60に通じるスリーブ58を有してもよい。スリーブ58は、スリーブ58とメインの真空チャンバ60との間に位置するゲート・バルブ62を持つ高速真空ポンプ38を含んでもよい。真空ポンプ38は、好ましくは約1.5×10−4トールより下である作用ガス圧力内の非常に低いレベルにおけるメインの真空チャンバ60内の圧力を低下させて維持するために使用することができる。真空ポンプ38は、ロング・スロー・マグネトロンの近くの作用ガスを差動的にポンプで出してもよく、その結果、基板周辺の作用ガスの圧力(例えば、1.5×10−4トールより低い)は、マグネトロン・ターゲット56a及び56b(例えば、1.5×10−4トールより大きい)に存在するより低い。
【0019】
好ましくは、マグネトロン・アセンブリ32a及び32bは、プラネット基板ホルダ34の回転軸に垂直に配置される。更に、マグネトロン・アセンブリ32a及び32bのトップとプラネット36と間のスロー又は距離は、好ましくは、7インチよりも長く、更に好ましくは、10インチよりも長い。マグネトロン・アセンブリ32a及び32bとプラネット36と間のこの距離又は空間は、ロング・スロー・マグネトロン・アセンブリ32a及び32bの高エネルギ・プラズマ領域52a及び52bに基板を入らせないことを助ける。この距離又は空間はまた、基板の周辺に存在する(ロング・スロー・マグネトロン・アセンブリ32a及び32bによって作り出される)磁場の大きさを減少させることができる。
【0020】
様々なマグネトロン・ターゲット56a及び56bは、様々な材料又は様々なシステムで形成されてもよいことが意図されている。このように提供されるとき、1つの材料からなる層は、適切なマグネトロンを選択することによって、基板の上に堆積することができる。その後、もう1つの材料からなる層は、もう1つのマグネトロンを選択することによって、基板に堆積することができる。複数のターゲット材料の混合を含む層を堆積させるために、2以上のマグネトロンは、同時に稼働してもよい。例えば、NiCoFeパーマロイ(商標)を堆積させるために、3つの分離したマグネトロンは、稼働して、Niターゲットを持つ第1マグネトロンと、Coターゲットを持つ第2マグネトロンと、Feターゲットを持つ第3マグネトロンとを含む。各ターゲット材料の相対濃度は、各々選択されるマグネトロン32a及び32bに提供される電力を制御することによって、コントロールされる。なぜならば、相対的な電力は、各々の組成ターゲット材料の堆積速度を制御することができるからである。ターゲット材料の相対濃度は、所望のように、堆積層で均一又は非均一であり得る。
【0021】
ロング・スロー・マグネトロンは、低エネルギ及び低圧力で材料を堆積させる際に良く適しており、中間層又は同様なものを堆積させる際に特に有効であり得る。しかしながら、高エネルギ堆積に関しては、イオン・アシスト・ソース40を用いることができる。イオン・アシスト・ソース40は、アシスト・イオンを基板内及び基板周辺に提供することができ、また、様々な目的で用いることができる。例えば、アシスト・イオンは、1以上のロング・スロー・マグネトロン32a及び32bによって堆積する層を、きれいにし及び/又は修正するために、使用することができる。また、アシスト・イオンは、1以上のロング・スロー・マグネトロン32a及び32bによって提供される粒子にエネルギを加えるために使用することができる。1以上のロング・スロー・マグネトロン32a及び32bが、稼働する前、稼働する間、又は稼働する後に、イオン・アシスト・ソース40は、間近の用途に応じて、稼働することができる。さらに、望めば、2以上のイオン・アシスト・ソースを用いることができる。
【0022】
より高いエネルギで材料を堆積させるために、イオン・ビーム・ソース42及びイオン・ビーム・ターゲット44は、チャンバ30内で用いられる。イオン・ビーム堆積は、ロング・スロー・マグネトロンよりも低い圧力でより高いエネルギ堆積を提供することができ、幾つかの材料に対しては、堆積層の結晶度を増加させることができる。好ましい実施形態において、イオン・ビーム・ソース42は、イオン・ビーム堆積により適した層又は層の一部を生成するために使用される。1以上のロング・スロー・マグネトロン32a及び32bが、稼働する前、稼働する間、又は稼働する後に、及び/又は、イオン・アシスト・ソース40が、稼働する前、稼働する間、又は稼働する後に、イオン・ビーム・ソース42は、間近の用途に応じて、稼働することができる。さらに、望めば、2以上のイオン・ビーム・ソースを用いることができる。
【0023】
幾つかの用途において、磁気フィルムの1以上の層の磁気方向をセットすることが望ましい。これに適応するために、磁気ソース・ジェネレータ46は、好ましくは基板に隣り合って、用いることができる。幾つかの実施形態において、磁場ソース・ジェネレータ46は、好ましくは選択された磁気フィルムの堆積の間に、フィルム基板における調整磁場を提供する。
【0024】
図3は、本発明に従った例示的な方法を示すフロー図である。この方法は、ロング・スロー・マグネトロンを用いて磁気フィルムの1以上の層を形成する方法の1つを示す。その方法は、ステップ70で開始され、制御は、ステップ72に進む。ステップ72は、真空チャンバ内に基板を置き、そこでは、真空チャンバは、ロング・スロー・マグネトロン及びマグネトロン・ターゲットを有する。ステップ74は、ロング・スロー・マグネトロンを稼働させ、それにより、粒子は、マグネット・ターゲットから基板へスパッタされるようになり、少なくとも1以上の磁気フィルム層が形成される。制御は、ステップ76に進み、そこで、この方法は、出る。
【0025】
図4は、本発明に従ったもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。この方法は、ステップ80で開始され、制御は、ステップ82に進む。ステップ82は、真空チャンバ内に基板を置き、そこでは、真空チャンバは、その中にロング・スロー・マグネトロン及びターゲットを有する。その後、制御は、84に進む。ステップ84は、ロング・スロー・マグネトロンの近いところの真空チャンバ内に作用ガスを提供する。制御は、ステップ86に進む。ステップ86は、真空チャンバから作用ガスを差動的にポンプで出してもよく、その結果、基板周辺の作用ガスの圧力は、マグネトロン・ターゲットより低い。制御はその後、ステップ88に進む。ステップ88は、ロング・スロー・マグネトロンを稼働させ、それにより、粒子は、マグネット・ターゲットから基板へスパッタされるようになり、少なくとも1以上の磁気フィルム層が形成される。制御は、ステップ90に進み、そこで、この方法は、出る。
【0026】
図5は、本発明に従った更なるもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。この方法は、ステップ92で開始され、制御は、ステップ94に進む。ステップ94は、真空チャンバ内に基板を置き、そこでは、真空チャンバは、ロング・スロー・マグネトロン及びマグネトロン・ターゲットを有する。その後、制御は、ステップ96に進む。ステップ96は、ロング・スロー・マグネトロンを稼働させ、それにより、粒子は、マグネット・ターゲットから基板へスパッタされるようになり、少なくとも1以上の磁気フィルム層が形成される。制御は、その後、ステップ98に進む。ステップ98は、磁気フィルムの複数の層のうちの少なくとも1つの磁気方向をセットするために、基板に調整磁場を加える。好ましくは、調整磁気フィルムは、磁気フィルムの選択された層が堆積する間、用いられる。制御はその後、ステップ100に進み、そこで、この方法は、出る。
【0027】
図6は、本発明に従ったもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。この方法は、ステップ102で開始され、制御は、ステップ104に進む。ステップ104は、真空チャンバ内に基板を置き、そこでは、真空チャンバは、マグネトロン・ターゲットを備えるロング・スロー・マグネトロンとイオン・アシスト・ソースを有する。ステップ106は、ロング・スロー・マグネトロンを稼働させ、それにより、粒子は、マグネット・ターゲットから基板へスパッタされるようになり、少なくとも1以上の磁気フィルム層が形成される。制御は、その後、ステップ108に進む。ステップ108は、イオン・アシスト・ソースを稼働し、アシスト・イオンが基板に直接提供される。イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンとともに用いてもよく、これにより、ロング・スロー・マグネトロンによって提供される粒子のエネルギが増加し、及び/又は、基板の表面上の層が修正され又はきれいにされる。図7を参照してさらに以下で述べるように、イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンの前、間、又は後で、稼働することができる。
【0028】
図7は、ロング・スロー・マグネトロン32aの1つの稼働とイオン・アシスト・ソース40との間の例示的なタイミング関係を示すタイミング図である。ロング・スロー・マグネトロン32aは、時刻116で稼働され、時刻118で非稼働される。1つの例示的な実施形態において、120でおおまかに示されるように、イオン・アシスト・ソース40は、ロング・スロー・マグネトロンと同じ時間で、稼働し及び非稼働することができる。この実施形態において、イオン・アシスト・イオンは、例えば、ロング・スロー・マグネトロン32aによってスパッタされる粒子のエネルギを増加させるために、用いてもよい。これは、ロング・スロー・マグネトロンだけで可能なエネルギよりも高いエネルギで、材料を堆積させる際に、有益であろう。
【0029】
もう1つの例示的な実施形態において、122でおおまかに示されるように、イオン・アシスト・ソース40は、時刻124で稼働することができ、時刻118又は二者択一的に時刻126で非稼働することができる。この実施形態において、ロング・スロー・マグネトロンは、より低いエネルギで1以上の層を堆積することができ、引き続いて、1以上の層が、イオン・アシスト・ソース40の助けによってより高いエネルギで蓄積される。破線で示されるように、イオン・アシスト・ソース40は、ロング・スロー・マグネトロン32aが非稼働される後の時刻である時刻126まで、稼働を維持してもよい。これにより、イオン・アシスト・ソース40は、ロング・スロー・マグネトロン32aによって蓄積される1以上の層を修正し及び/又はきれいにすることが可能となる。
【0030】
もう1つの例示的な実施形態において、128でおおまかに示されるように、ロング・スロー・マグネトロンが稼働する前に、イオン・アシスト・ソース40は、稼働され、非稼働されてもよい。この実施形態において、イオン・アシスト・ソース40は、例えば、ロング・スロー・マグネトロン32aが1以上の層を堆積する前に、基板の表面をきれいにするために使用してもよい。
【0031】
もう1つの例示的な実施形態において、130でおおまかに示されるように、ロング・スロー・マグネトロンが非稼働された後に、イオン・アシスト・ソース40は、稼働され、非稼働されてもよい。この実施形態において、イオン・アシスト・ソース40は、例えば、ロング・スロー・マグネトロン32aが1以上の層を堆積する後に、基板の表面を修正し及び/又はきれいにするために使用してもよい。図7に示されるタイミング関係は、単に例示的な例であって、他のタイミング関係が、特定の間近の用途に応じて、意図されていることが、理解されるべきである。
【0032】
図8は、本発明に従ったもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。この実施形態において、イオン・ビーム・ソースが追加される。この方法は、ステップ140で開始され、制御は、ステップ142に進む。ステップ142は、真空チャンバ内に基板を置き、そこでは、真空チャンバは、マグネトロン・ターゲットを備えるロング・スロー・マグネトロンとイオン・ビーム・ターゲットを備えるイオン・ビーム・ソースを有する。ステップ144は、ロング・スロー・マグネトロンを稼働させ、それにより、粒子は、マグネット・ターゲットから基板へスパッタされるようになり、少なくとも1以上の磁気フィルム層が形成される。ステップ146は、イオン・ビーム・ソースを稼働させ、それにより、粒子は、マグネット・ターゲットから基板へスパッタされるようになり、少なくとも1以上の他の磁気フィルム層が形成される。制御はその後、ステップ148に進み、そこで、この方法は、出る。
【0033】
図9は、ロング・スロー・マグネトロン32aの稼働とイオン・ビーム・ソース42との間の例示的なタイミング関係を示すタイミング図である。ロング・スロー・マグネトロン32aは、時刻150で稼働され、時刻152で非稼働される。1つの例示的な実施形態において、154でおおまかに示されるように、イオン・ビーム・ソース42は、ロング・スロー・マグネトロンが非稼働される後で、稼働し及び非稼働することができる。この実施形態において、イオン・ビーム・ソース42は、例えば、ロング・スロー・マグネトロン32aが1つの層を堆積した後に、もう1つの層を堆積するために、用いてもよい。この1つの例示的な実施形態において、イオン・ビーム・ソース42によって堆積させられる層は、ロング・スロー・マグネトロン32aによって堆積させられる層と同じ材料のタイプからなる。そのように用いられるとき、ロング・スロー・マグネトロン32aは、例えば、材料の初期の又は中間の層をより低いエネルギで提供するために、使用してもよく、また、イオン・ビーム・ソース42は、続いて稼働されてもよく、これにより、上述のように層のバルクの結晶度を増加させることができるより高いエネルギで、層のバルクが堆積する。
【0034】
もう1つの例示的な実施形態において、イオン・ビーム・ソース42及びロング・スロー・マグネトロン32aは、異なるタイプの材料を堆積させてもよい。そのように用いられるとき、ロング・スロー・マグネトロン32aは、例えば、図1中の20で示されるSiFeCoパーマロイ(商標)層のようなパーマロイ(商標)層の堆積を助けてもよい。その後に、イオン・ビーム・ソース42は、図1の誘電層TaN22のような誘電層を堆積させるために稼働してもよい。
【0035】
もう1つの例示的な実施形態において、156でおおまかに示されるように、イオン・ビーム・ソース42は、ロング・スロー・マグネトロン32aと同じ時間で、稼働され、また、非稼働されてもよい。1つの例示的な実施形態において、イオン・ビーム・ソース42によって堆積させられる層は、ロング・スロー・マグネトロン32aによって堆積させられる層と同じ材料のタイプからなる。そのように用いられるとき、イオン・ビーム・ソース42は、堆積速度を助けることができる。もう1つの例示的な実施形態において、イオン・ビーム・ソース42によって堆積させられる材料が、ロング・スロー・マグネトロン32aによって堆積させられる材料と異なる。この実施形態において、2つの材料の混合物が、堆積する。
【0036】
もう1つの実施形態において、158でおおまかに示されるように、イオン・ビーム・ソース42は、ロング・スロー・マグネトロン32aが稼働する後に稼働されてもよく、また、イオン・ビーム・ソース42は、ロング・スロー・マグネトロン32aが非稼働する時刻と同じ時刻で非稼働されてもよい。この実施形態において、1以上の層が、ロング・スロー・マグネトロン32aだけの使用によってより低いエネルギで堆積され、続いて、イオン・ビーム・ソース42でより高いエネルギの1以上の層が堆積する。1実施形態において、イオン・ビーム・ソース42によって堆積させられる層は、ロング・スロー・マグネトロン32aによって堆積させられる層と同じ材料のタイプからなる。そのように用いられるとき、ロング・スロー・マグネトロン32aは、例えば、材料の初期の又は中間の層をより低いエネルギで提供するために、使用してもよく。その後、イオン・ビーム・ソース42は、高いエネルギにおける層のバルクの堆積を助けるために、稼働されてもよい。もう1つの実施形態において、イオン・ビーム・ソース42によって堆積させられる層は、ロング・スロー・マグネトロン32aによって堆積させられる層と異なる材料でもよい。そのように用いられるとき、ロング・スロー・マグネトロン32は、例えば、第1の材料のタイプの1以上の層を堆積させてもよく、続いて、第1の材料のタイプ及び第2の材料のタイプの混合を有する1以上の層が、堆積する。
【0037】
破線で示されるように、イオン・ビーム・ソース42は、ロング・スロー・マグネトロン32aが非稼働する後に、稼働を続けてもよい。これにより、イオン・ビーム・ソース42は、1以上の追加的な層の堆積、及び/又は、基板の表面の上の1以上の層の修正及び/又はきれいにすることを続けることが可能となる。
【0038】
もう1つの実施形態において、160でおおまかに示されるように、イオン・ビーム・ソース42は、ロング・スロー・マグネトロン32aが稼働する前に、稼働及び非稼働されてもよい。この実施形態において、イオン・ビーム・ソース42は、例えば、ロング・スロー・マグネトロン32aが層を堆積させる前に、層を堆積させるために使用されてもよい。イオン・ビーム・ソース42によって堆積させられる層は、ロング・スロー・マグネトロン32aによって堆積させられる層と同じ材料であってもよく又は異なる材料であってもよい。イオン・ビーム・ソース42及びロング・スロー・マグネトロン32aが異なる材料を堆積させるとき、イオン・ビーム・ソース42は、例えば、誘電層(例えば、図1の誘電層TaN22)を堆積させるために使用されてもよく、また、ロング・スロー・マグネトロン32aは、パーマロイ(商標)(例えば、図1のNiFeCoパーマロイ(商標))を堆積させ、又は、その堆積の助けをしてもよい。
【0039】
図10は、ロング・スロー・マグネトロン32aの稼働とイオン・アシスト・ソース40とイオン・ビーム・ソース42との間の例示的なタイミング関係を示すタイミング図である。例示的な実施形態において、ロング・スロー・マグネトロン32aは、最初に稼働する。ロング・スロー・マグネトロンが稼働する間に、イオン・アシスト・ソース40は、稼働される。ロング・スロー・マグネトロン32a及びイオン・アシスト・ソース40の双方が、ほぼ同じ時刻で非稼働される。その後、イオン・ビーム・ソース42は、稼働され、次に、非稼働される。1実施形態において、このタイミング関係は、例えば、以下の所望の磁気フィルムを形成するために使用さえてもよい:ロング・スロー・マグネトロン32aは、1以上の最初の又は中間の層を低いエネルギで、最初に堆積させる;その後、イオン・アシスト・ソース40は稼働し、アシスト・イオンが、高いエネルギで1以上の層を形成するために提供され:最後に、イオン・ビーム・ソース42は、高いエネルギでフィルムのバルクを堆積させるために稼働される。
【0040】
図11は、本発明に従った更なるもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。この例示的な方法は、二つのロング・スロー・マグネトロンとイオン・ビーム・ソースとの使用を説明する。この方法は、ステップ180で始まり、制御は、ステップ182に進む。ステップ182は、真空チャンバ内に基板を置き、そこでは、真空チャンバは、少なくとも二つのロング・スロー・マグネトロンとイオン・ビーム・ソースとを有する。この例示的な実施形態において、ロング・スロー・マグネトロンのそれぞれは、異なるターゲット材料のタイプを有している。制御はその後、ステップ184に進む。ステップ184は、複数のロング・スロー・マグネトロンのうちの第1のロング・スロー・マグネトロンを稼働し、これにより、第1の材料が、第1のターゲットから基板にスパッタされ、少なくとも1つの磁気フィルム層が形成される。制御はその後、ステップ186に進む。ステップ186は、複数のロング・スロー・マグネトロンのうちの第2のロング・スロー・マグネトロンを稼働し、これにより、第2の材料のタイプが、第2のターゲットから基板にスパッタされ、少なくとも他の1つの磁気フィルム層が形成される。制御はその後、ステップ188に進む。ステップ188は、イオン・ビーム・ターゲットを有するイオン・ビーム・ソースを稼働し、これにより、第3のタイプの粒子が、イオン・ビーム・ターゲットから基板にスッパッタされ、更なるもう1つの磁気フィルム層が形成される。制御はその後、ステップ190に進み、そこで、この方法は、出る。
【0041】
本発明の好ましい実施形態を上述したが、当該分野の当業者は、ここで得られる教授を添付の特許請求の範囲の更なる他の実施形態に適用できることを容易に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】多くの層を有する通常の磁気フィルムの断面側面図である。
【図2】本発明に従って磁気フィルムを堆積させるための例示的なシステムの概要図である。
【図3】本発明に従った例示的な方法を示すフロー図である。
【図4】本発明に従ったもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。
【図5】本発明に従った更なるもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。
【図6】本発明に従ったもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。
【図7】1以上のロング・スロー・マグネトロンの稼働とイオン・アシスト・ソースとの間の例示的なタイミング関係を示すタイミング図である。
【図8】本発明に従ったもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。
【図9】1以上のロング・スロー・マグネトロンの稼働とイオン・ビーム・ソースとの間の例示的なタイミング関係を示すタイミング図である。
【図10】1以上のロング・スロー・マグネトロンの稼働とイオン・アシスト・ソースとイオン・ビーム・ソースとの間の例示的なタイミング関係を示すタイミング図である。
【図11】本発明に従った更なるもう1つの例示的な方法を示すフロー図である。

Claims (40)

  1. 基板上に1以上の層を有する磁気フィルムを形成する方法であって、
    真空チャンバ内に基板を置くステップであって、真空チャンバが、真空チャンバ内にロング・スロー・マグネトロン及びターゲットを有する、ステップと、
    ロング・スロー・マグネトロンが稼働され、粒子がターゲットから基板にスパッタされ、磁気フィルムの少なくとも1つの層が形成されるステップと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンは、高いエネルギのプラズマを生成し、また、基板は、高いエネルギのプラズマの外側に位置するように、ロング・スロー・マグネトロンから十分に離れている、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、基板は、ロング・スロー・マグネトロンから少なくとも7インチ離れている、方法。
  4. 請求項2に記載の方法であって、基板は、ロング・スロー・マグネトロンから少なくとも10インチ離れている、方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    ロング・スロー・マグネトロンの周辺の真空チャンバ内に作用ガスを提供するステップと、
    真空チャンバから作用ガスを差動的にポンプで出すステップであって、その結果、基板における作用ガスの圧力は、ロング・スロー・マグネトロンの周辺より低い、ステップと、
    を更に含む方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、基板におけるチャンバ内の作用ガスの圧力は、5×10−4トールより低い、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンの周辺のチャンバ内の作用ガスの圧力は、5×10−4トールより高い、方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、
    磁気フィルムの複数の層のうちの少なくとも1つの磁気方向をセットするために、基板に調整磁場を加えるステップを、
    更に含む方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、
    真空チャンバは更に、イオン・アシスト・ソースを備え、
    該方法は、
    アシスト・イオンを基板に直接提供するために、イオン・アシスト・ソースを稼働させるステップを、
    更に含む方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、アシスト・イオンは、ロング・スロー・マグネトロンのターゲットからスパッタされる粒子に、エネルギを加える、方法。
  11. 請求項9に記載の方法であって、イオン・アシスト・ソースと、ロング・スロー・マグネトロンとは、同じ時刻で稼働している、方法。
  12. 請求項9に記載の方法であって、イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンが稼働する後に、稼働される、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンによって堆積する1以上の層を修正するために、稼働される、方法。
  14. 請求項12に記載の方法であって、イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンによって堆積する1以上の層をきれいにするために、稼働される、方法。
  15. 請求項1に記載の方法であって、
    真空チャンバは更に、イオン・ビーム・ソースとイオン・ビーム・ターゲットとを備え、イオン・ビーム・ソースは、イオン・ビーム・ターゲットにイオンを提供し、これにより、粒子は、イオン・ビーム・ターゲットから基板にスパッタされ、
    該方法は、
    イオン・ビーム・ソースが稼働され、粒子がイオン・ビーム・ターゲットから基板にスパッタされ、磁気フィルムの少なくとも1つの層が形成されるステップを、
    更に含む方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、イオン・ビーム・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンが非稼働する後に、稼働される、方法。
  17. 請求項15に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンによって堆積する少なくとも1つの層は、金属層であり、イオン・ビーム・ソースによって堆積する少なくとも1つの層は、誘電体層である、方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、金属層は、パーマロイ(商標)である、方法。
  19. 請求項15に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンによって堆積する少なくとも1つの層は、金属層であり、イオン・ビーム・ソースによって堆積する少なくとも1つの層も、金属層である、方法。
  20. 請求項15に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンによって堆積する少なくとも1つの層は、誘電体層であり、イオン・ビーム・ソースによって堆積する少なくとも1つの層も、誘電体層である、方法。
  21. 請求項10に記載の方法であって、
    真空チャンバは更に、イオン・ビーム・ソースとイオン・ビーム・ターゲットとを備え、イオン・ビーム・ソースは、イオン・ビーム・ターゲットにイオンを提供し、これにより、粒子は、イオン・ビーム・ターゲットから基板にスパッタされ、
    該方法は、
    イオン・ビーム・ソースが稼働され、粒子がイオン・ビーム・ターゲットから基板にスパッタされ、磁気フィルムの少なくとも1つの層が形成されるステップを、
    更に含む方法。
  22. 請求項21に記載の方法であって、イオン・アシスト・ソースは、ロング・スロー・マグネトロンが稼働する後に、稼働される、方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、イオン・ビーム・ソースは、イオン・アシスト・ソースが稼働する後に、稼働される、方法。
  24. 請求項23に記載の方法であって、イオン・ビーム・ソース、イオン・アシスト・ソース及びロング・スロー・マグネトロンは、同じ時刻で稼働している、方法。
  25. 請求項23に記載の方法であって、イオン・ビーム・ソースは、イオン・アシスト・ソース及びロング・スロー・マグネトロンが非稼働する後に、稼働される、方法。
  26. 少なくとも2つの層を有するフィルムを形成する方法であって、
    真空チャンバ内に基板を置くステップであって、真空チャンバが、ロング・スロー・マグネトロン及びイオン・ビーム・ソースを有する、ステップと、
    ロング・スロー・マグネトロンが稼働され、粒子が第1ターゲットから基板にスパッタされ、フィルムの第1層が形成されるステップと、
    ロング・スロー・マグネトロンが非稼働されるステップと、
    イオン・ビーム・ソースが稼働され、粒子が第2ターゲットから基板にスパッタされ、フィルムの第2層が形成されるステップと、
    イオン・ビーム・ソースが非稼働されるステップと、
  27. 請求項26に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンは、イオン・ビーム・ソースが稼働する前に、非稼働される、方法。
  28. 請求項26に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロンは、イオン・ビーム・ソースが稼働する後に、非稼働される、方法。
  29. 請求項26に記載の方法であって、第1ターゲットからスパッタされる粒子は、金属の粒子である。
  30. 請求項29に記載の方法であって、第2ターゲットからスパッタされる粒子は、誘電性の粒子である。
  31. 請求項26に記載の方法であって、
    ロング・スロー・マグネトロンが稼働され、ロング・スロー・マグネトロンによって第1ターゲットからスパッタされる粒子にエネルギが加えられる間に、イオン・アシスト・ソースを稼働させるステップを、
    更に含む方法。
  32. 請求項31に記載の方法であって、ロング・スロー・マグネトロン及びイオン・アシスト・ソースは、イオン・ビーム・ソースが稼働する後に、非稼働される、方法。
  33. 基板上に2以上の層を有する磁気フィルムを形成する方法であって、
    真空チャンバ内に基板を置くステップであって、真空チャンバが、少なくとも2つのロング・スロー・マグネトロンを有し、ロング・スロー・マグネトロンのそれぞれが、異なるタイプのターゲットを備えるステップと、
    ロング・スロー・マグネトロンのうちの第1ロング・スロー・マグネトロンが稼働され、第1タイプの粒子が第1ターゲットから基板にスパッタされ、磁気フィルムの少なくとも1つの層が形成されるステップと、
    ロング・スロー・マグネトロンのうちの第2ロング・スロー・マグネトロンが稼働され、第2タイプの粒子が第2ターゲットから基板にスパッタされ、磁気フィルムの少なくとも1つの他の層が形成されるステップと、
    を含む方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、
    イオン・ビーム・ターゲットを有するイオン・ビーム・ソースが稼働され、第3タイプの粒子がイオン・ビーム・ターゲットから基板にスパッタされ、磁気フィルムの更なるもう1つの層が形成されるステップと、
    を含む方法。
  35. 基板上に1以上の層を堆積させるための装置であって、
    基板を保持する基板キャリアを有する真空チャンバと、
    第1マグネトロン・ターゲットを有し、基板キャリアと間隔を置いて配置される第1ロング・スロー・マグネトロンであって、第1マグネトロン・ターゲットから基板キャリアに粒子をスパッタするために、第1マグネトロン・ターゲットにイオンを提供するように動作する第1ロング・スロー・マグネトロンと、
    イオン・ビーム・ターゲットを有するイオン・ビーム・ソースであって、イオン・ビーム・ターゲットから基板キャリアに粒子をスパッタするために、イオン・ビーム・ターゲットにイオンを提供するように動作するイオン・ビーム・ソースと、
    ロング・スロー・マグネトロンとイオン・ビーム・ソースとを個別に稼働させるコントローラと、
    を備える装置。
  36. 請求項35に記載の装置であって、基板キャリアにアシスト・イオンを提供するように動作するイオン・アシスト・ソースを、更に備える装置。
  37. 請求項36に記載の装置であって、コントローラは、イオン・アシスト・ソースを個別に稼働させるように動作する、装置。
  38. 請求項37に記載の装置であって、基板キャリアに調整磁場を加える磁場ソースを、更に備える装置。
  39. 請求項35に記載の装置であって、該装置は、
    少なくとも1つの他のロング・スロー・マグネトロンを、更に備え、少なくとも1つの他のロング・スロー・マグネトロンのそれぞれは、対応するマグネトロン・ターゲットを有する、装置。
  40. 請求項39に記載の装置であって、該装置は、
    少なくとも1つの他のロング・スロー・マグネトロンのマグネトロン・ターゲットは、第1マグネトロン・ターゲットと異なる、装置。
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