JP2005354380A - 光通信装置及び光通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 WDM方式の光ファイバ通信において、データ通信用光信号の映像光信号に対するラマン散乱などの悪影響を低減せしめることが可能な光通信装置を提供する。
【解決手段】 映像光信号と波長分割多重化方式で光ファイバへ伝送するためのデータ通信用光信号を生成する光通信装置において、前記データ通信用光信号の各パケット間に送出される信号パタンを、その信号パタンの変調波形の周波数成分が分散するように変更する。前記信号パタンは、符号ビットを順次カウントアップするカウンタの出力を所定の符号化方式の符号化器に入力して生成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 映像光信号と波長分割多重化方式で光ファイバへ伝送するためのデータ通信用光信号を生成する光通信装置において、前記データ通信用光信号の各パケット間に送出される信号パタンを、その信号パタンの変調波形の周波数成分が分散するように変更する。前記信号パタンは、符号ビットを順次カウントアップするカウンタの出力を所定の符号化方式の符号化器に入力して生成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、映像通信用の光信号と波長分割多重化されるデータ通信用の光信号を生成する光通信装置、及び前記光通信装置を備えた光通信システムに関する。
従来、FTTH(Fiber to the home)等において、光ファイバを効率的に使用するために、インターネットなどのデータ通信とCATV(ケーブルテレビ)などの映像通信とを波長分割多重化方式(WDM:Wavelength−Division Multiplexing)によって多重化する光ファイバ通信は、既に知られている(例えば特許文献1を参照)。
インターネットなどのデータ通信では、点灯時がビット“1”、消灯時がビット“0”(ないしその逆)といった直接的なデジタル変調を行った光信号を用い、622Mbpsや1.25Gbpsなどのデータレートで通信を行うのが通例であり、電文はパケット化されて断続的に通信される。ただし、光信号は、図7に示すように、各パケットP1,パケットP2,…の間の時間を、「パケット無し」を意味するアイドル信号A101,A102,A103,…で埋めるので、連続的に送信される。
アイドル信号は、一定の決まった信号パタンであり、例えば、ISO/IEC 8802・3で規定されているl000BASE・X(いわゆるギガビットイーサネット(登録商標))では、
「00111110101001000101」
の20ビットの信号パタンを繰り返す。これを光信号の変調波形で示すと、図8に示すようになる。
「00111110101001000101」
の20ビットの信号パタンを繰り返す。これを光信号の変調波形で示すと、図8に示すようになる。
ホームページの閲覧や、ファイルのダウンロード、メール受信などのインターネットのアプリケーションでは、サービス提供者側からユーザ側への方向の通信要求は時間的にごく離散してしか発生しない。結局、インターネットなどのデータ通信では、時間的に大半の部分を前述のアイドル信号が占めることになる。
一方、CATVなどの映像通信では、100チャネル程度の映像信号を多重化して伝送する必要がある。現在一般的なのは、周波数分割多重化技術を用いて多チャネルの映像信号を多重化する方式である。これは、個々のチャネルの映像信号を一定の周波数範囲でアナログ変調した上で、映像信号の全周波数範囲内に各チャネルの信号を周波数範囲を区切って順に配置する方法である。この方式では、当然のことながら、あるチャネルの映像信号の周波数成分はそのチャネルに割り当てられた範囲に集中する。
特開2001−244528号公報
上記したWDM方式の光ファイバ通信では、同―方向に多重化される信号の増幅や分岐などの処理を一括して行う場合の利便を図る等の理由で、同一方向で多重化する光信号の波長を近接させることが多く、このように近接する複数の波長の光を同一の光ファイバで伝達する場合、ある波長の光のエネルギーが他の波長の光に乗り移る現象(ラマン散乱など)が発生する。
ラマン散乱は、近接する波長の光信号間で、波長の短い側のエネルギーが波長の長い側の光信号に乗り移る現象である。―般的には、映像通信が1.55umの波長の光信号を使用し、データ通信が1.49umの波長の光信号を使用するので、ラマン散乱が生じた場合は、データ通信の光信号のエネルギーが映像通信の光信号に乗り移ることになる。
この乗り移ったエネルギーは乗り移られた側の波長の光信号からすると雑音となり、特に、上述したように短いビット数を繰り返すような信号パタンのアイドル信号がデータ通信において時間的に長く占めることによって、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分が特定の周波数に集中するようになると、当該特定の周波数を含むCATV等のチャネルの映像信号では前記データ通信の光信号からのラマン散乱の悪影響が顕著となり、当該チャネルの映像信号の品質が劣化する、という問題があった。
以下、この点についてより詳細に説明する。
通例、インターネットなどのデータ通信は、サービス提供者側の装置とユーザ側の装置が双方向の通信を行う。一方、CATVなどの映像通信は、サービス提供者側からユーザ側への一方向の通信である。従って、サービス提供者側からユーザ側の方向を「下り」、逆の方向を「上り」と呼ぶならば、下りに2信号、上りに1信号の合計3信号が同一の光ファイバ中を伝送されることになる。上記問題は、下り2信号、すなわちCATVなどの映像信号とインターネットなどのデータ信号間で顕著に発生する。
インターネットなどのデータ通信では、上述したように、光信号は直接的なデジタル変調がなされ、データ通信の光信号が点灯の間にラマン散乱の影響が発生し、消灯の間には発生しないことになるので、概して言えば、データ通信の光信号の輝度変調波形がある割合で映像信号に重畳されることになる。ラマン散乱の影響の度合いはファイバ長、温度、光の偏光など波長の差以外にも種々のパラメータに依存するが、発生自体は不可避である。
インターネットなどデータ通信のデータの内容はその都度異なる。従って、データ通信でパケットが送信されている時間の光信号のビット配列も都度異なることになり、この間のデータ通信における光信号の変調波形の周波数成分は、ある程度分散する。ところが、短いビット数を繰り返すような信号パタンのアイドル信号が送信されている時間では、光信号の変調波形の周波数成分は特定の周波数に集中する。
すなわち、図8に示したアイドル信号の波形を方形波として、周波数成分を分析すると図9に示すようになる。ISO/IEC 8802・3で規定されているl000BASE・Xは、1.25Gbpsのレートであり、1.25Gbpsの20ビットパタンは62.5MHzで繰り返すので、図8に示したアイドル信号の周波数成分は、図9から明らかなように、62.5MHzを基本周波数として、その整数倍の周波数に集中する。
従って、光ファイバ中で波長分割多重されているインターネット等のデータ通信がISO/IEC 8802・3で規定されているl000BASE・Xである場合、CATVなどの映像通信の光信号へのラマン散乱の悪影響も図9のスペクトルが示す周波数に集中することになる。
CATVなどの映像信号の各チャネルも一定の周波数範囲に集中しているので、CATVなどの映像信号の各チャネルでは、l000BASE・X光信号からのラマン散乱の悪影響が顕著となり、当該チャネルの映像信号が劣化する可能性がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、WDM方式の光ファイバ通信において、データ通信用光信号の映像光信号に対するラマン散乱などの悪影響を低減せしめ、安価に映像光通信の品質を向上させることが可能になる光通信装置及び光通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光通信装置は、映像光信号と波長分割多重化方式で光ファイバへ伝送するためのデータ通信用光信号を生成する光通信装置において、前記データ通信用光信号の各パケット間に送出される信号パタンを、その信号パタンの変調波形の周波数成分が分散するように変更したことを特徴とする。
前記信号パタンは、符号ビットを順次カウントアップするカウンタの出力を所定の符号化方式の符号化器に入力して生成したことを特徴とする。
また、本発明の光通信装置は、映像光信号と波長分割多重化方式で光ファイバへ伝送するためのデータ通信用光信号を生成する光通信装置において、前記データ通信用光信号の各パケット間にダミーパケットを挿入する構成にし、前記ダミーパケットの内容は、前記データ通信用光信号における変調波形の周波数成分が分散するように設定したことを特徴とする。
前記ダミーパケットは、規定長よりも短いパケットであることを特徴とする。
前記ダミーパケット内の宛先情報を無効な情報に設定したことを特徴とする。
また、本発明の光通信システムは、上記光通信装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、WDM方式の光ファイバ通信において、データ通信用光信号の映像光信号に対するラマン散乱などの悪影響を低減せしめ、安価に映像光通信の品質を向上させることが可能になる。
また、ダミーパケットを用いた実施も可能なので、既存の装置との相互接続性も確保することができる。
本発明の光通信装置及び光通信システムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の光通信装置は、以下の各実施の形態においてデータ通信送信機に適用される。
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、データ通信の光信号において、アイドル信号自体の信号パタンを変更することにより、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分が特定の周波数に集中することがなく分散するようにした点に特徴がある。
第1の実施形態は、データ通信の光信号において、アイドル信号自体の信号パタンを変更することにより、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分が特定の周波数に集中することがなく分散するようにした点に特徴がある。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光通信装置を備えた光通信システムの構成を示すブロック図である。
この光通信システムは、インターネットなどのデータ通信の光信号(例えば1.49umの波長)を送出するデータ通信送信機10と、CATVなどの映像通信の光信号(例えば1.55umの波長)を送出する映像信号送信機20と、これらデータ通信送信機10と映像信号送信機20から送出された各光信号を波長分割多重してWDM方式の光信号を生成し、光ファイバから成る光回線へ送り出すWDM装置30とで構成されている。
データ通信送信機10は、8ビットカウンタ11、パケット送信回路12、セレクタ13、及び切り換え制御回路17を備えている。8ビットカウンタ11は、16進数表記で「0x00」から「0x0F」までの16個の8ビット符号を循環出力する回路であり、パケット送信回路12は、送信データをパケットとして出力する回路である。そして、セレクタ13は、8ビットカウンタ11とパケット送信回路12の出力のいずれか一方を選択し、切り換え制御回路17は、セレクタ13に切り換え制御信号S1を出力する。
さらに、セレクタ13の出力側は順次、8B10B符号化器14、パラレル/シリアル変換部15、及び電気/光変換部16が接続され、電気/光変換部16から出力されたデータ通信光信号がWDM装置30へ入力されるようになっている。ここで、8B10B符号化器14は、lSO/IEC 8802・3が規定する光信号生成符号則である8B10B符号則を実現する回路であり、8ビット分のデータを10ビットで送るように符号化を行う。パラレル/シリアル変換部15は、8B10B符号化器14から出力されたパラレルデータをシリアルデータに変換する回路である。電気/光変換部16は、発光ダイオード等で構成され、パラレル/シリアル変換器15から出力されたシリアルデータを光信号に変換する。
以上のように構成されたデータ通信送信機10によれば、切り換え制御回路17は、パケット送信回路12から信号を得て、パケット送信回路12から送出されるパケットの有無を判断し、パケット送信回路12からパケットが送出される期間には、パケット送信回路12側の出力を選択するように切り換え制御信号S1をセレクタ13へ出力する。また、パケット送信回路12からパケットが送出されない期間では、8B10B符号化器14側の出力を選択するように切り換え制御信号S1をセレクタ13へ出力する。
その結果、パケットが存在しない期間には、8ビットカウンタ11からセレクタ13を介して8B10B符号化器14の8ビット入力ノードに、16進数表記で「0x00」,「0x01」,「0x02」,…と順に「0x0F」までの16個の8ビット符号が入力される。これにより、各パケット間に挿入される信号パタンとして、図2に示すような160ビットの信号パタンが8B10B符号化器14から出力される。
この160ビットの信号パタンを繰り返すアイドル信号の周波数成分は、図3に示すようになり、同図から明らかなように、図9に示した従来の20ビットの信号パタンを繰り返すアイドル信号に比べて、周波数成分が特定の周波数に集中することがなく大幅に分散する。
従って、データ通信送信機10から送信されるデータ通信の光信号は、図4に示すように、各パケットP1,P2,…の存在しない全期間に亘って、前記160ビットの信号パタンを繰り返すアイドル信号A1,A2,…が埋め込まれた形式となる。
これにより、データ通信送信機10から送信される光信号がWDM装置30を経て光ファイバ中へ送出されたときに、該データ通信の光信号が、映像信号送信機20から送信される映像信号に対してラマン散乱などによる悪影響を及ぼすことは軽減され、映像信号の品質を良好に保つことが可能になる。また、ごく簡易な方法で本発明を実施できるので、安価に効果を得ることができる,
なお、本実施の形態は、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分を分散させることを主旨とし、これを実現するために変更されるアイドル信号の信号パタンは、図2に示したものに特定するものではない。
なお、本実施の形態は、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分を分散させることを主旨とし、これを実現するために変更されるアイドル信号の信号パタンは、図2に示したものに特定するものではない。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、従来の装置との相互接続性を確保するなどの理由で通常のアイドル信号の信号パタンを変更することが困難である場合に、データ通信の光信号において通常のアイドル信号の占める時間が短くなるように構成することにより、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分が特定の周波数に集中することがなく分散するようにした点に特徴がある。
第2の実施形態は、従来の装置との相互接続性を確保するなどの理由で通常のアイドル信号の信号パタンを変更することが困難である場合に、データ通信の光信号において通常のアイドル信号の占める時間が短くなるように構成することにより、データ通信における光信号の変調波形の周波数成分が特定の周波数に集中することがなく分散するようにした点に特徴がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る光通信装置を備えた光通信システムの構成を示すブロック図であり、図1と共通の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る光通信システムは、データ通信送信機50の構成が第1の実施形態と異なっている。すなわち、データ通信送信機50は、図1に示したデータ通信送信機10の構成において、例えば図2に示した160ビットの信号パタンを繰り返すような内容のダミーパケットを生成するダミーパケット生成回路51が新たに設けられ、さらにパケット送信回路12とダミーパケット生成回路51の出力のいずれか一方を選択するセレクタ52が設けられている。また、切り換え制御回路54は、セレクタ52とセレクタ13にそれぞれ切り換え制御信号S11,S12を出力し、8ビットカウンタ11が、通常のアイドル信号(図8参照)を生成するアイドル信号生成器53に置き換えられ、セレクタ13は、アイドル信号生成器53の出力とセレクタ52の出力のいずれか一方を選択するように構成されている。
以上のように構成されたデータ通信送信機50によれば、切り換え制御回路54は、パケット送信回路12から信号を得て、パケット送信回路12から送出されるパケットの有無を判断し、パケット送信回路12からパケットが送出される期間には、パケット送信回路12側の出力を選択するように切り換え制御信号S11をセレクタ52へ出力する。また、パケット送信回路12からパケットが送出されない期間中の一定の時間帯において、ダミーパケット生成回路51側の出力を選択するように切り換え制御信号S11をセレクタ52へ出力する。
さらに、切り換え制御回路54は、パケット及びダミーパケットがセレクタ52から出力されていない期間だけ、アイドル信号生成器53の出力を選択するように切り換え制御信号S12をセレクタ13に出力する。
その結果、データ通信送信機50から送信されるデータ通信の光信号は、図6に示すように、各パケットP1,P2,…の存在しない期間に、前記160ビットの信号パタンを繰り返すダミーパケットDP1,DP2,…が挿入され、さらに、この各ダミーパケットDP1,DP2,…の前後にそれぞれ通常のアイドル信号A1−1,A1−2、A2−1,A2−2が埋め込まれた形式となる。
このように、データ通信の光信号において、各パケットP1,P2,…の存在しない期間に、前記160ビットの信号パタンを繰り返すダミーパケットDP1,DP2,…を挿入することにより、ダミーパケットの挿入期間において変調波形の周波数成分を分散させることができ、さらに、通常のアイドル信号の占める時間が短くなるので、アイドル信号の周波数成分が特定の周波数に集中することも回避することができる。
これにより、第1の実施形態と同様に、データ通信送信機50からの光信号が、映像信号送信機20から送信される映像信号に対して悪影響を及ぼすことは軽減され、映像信号の品質を良好に保つことが可能になる。
なお、ダミーパケットの内容は、その変調波形の周波数成分を分散できるものであれば、図2に示した160ビットの信号パタンを繰り返す形式でなくてもよい。本実施の形態では、本来のパケットの間に挿入したダミーパケットの内容を操作してデータ通信における光信号の変調波形の周波数成分を分散させることにより、アイドル信号の信号パタンの変更が困難な場合であっても、ラマン散乱などの悪影響を低減せしめ、光通信の品質を向上させることができる。
また、ダミーパケットは、例えば、(1)パケット規定長よりも短いパケットとして送信する、(2)パケットの宛先の表示(アドレスなど)を存在しない宛先にする、などの手法により、受信側で破無効データとして破棄させることが可能である。
10,50 データ通信送信機
11 8ビットカウンタ
12 パケット送信回路
13,52 セレクタ
14 8B10B符号化器
15 パラレル/シリアル変換部
16 電気/光変換部
17,54 切り換え制御回路
20 映像信号送信機
30 WDM装置
51 ダミーパケット生成回路
53 アイドル信号生成器
11 8ビットカウンタ
12 パケット送信回路
13,52 セレクタ
14 8B10B符号化器
15 パラレル/シリアル変換部
16 電気/光変換部
17,54 切り換え制御回路
20 映像信号送信機
30 WDM装置
51 ダミーパケット生成回路
53 アイドル信号生成器
Claims (6)
- 映像光信号と波長分割多重化方式で光ファイバへ伝送するためのデータ通信用光信号を生成する光通信装置において、
前記データ通信用光信号の各パケット間に送出される信号パタンを、その信号パタンの変調波形の周波数成分が分散するように変更したことを特徴とする光通信装置。 - 前記信号パタンは、符号ビットを順次カウントアップするカウンタの出力を所定の符号化方式の符号化器に入力して生成したことを特徴とする請求項1に記載の光通信装置。
- 映像光信号と波長分割多重化方式で光ファイバへ伝送するためのデータ通信用光信号を生成する光通信装置において、
前記データ通信用光信号の各パケット間にダミーパケットを挿入する構成にし、
前記ダミーパケットの内容は、前記データ通信用光信号における変調波形の周波数成分が分散するように設定したことを特徴とする光通信装置。 - 前記ダミーパケットは、規定長よりも短いパケットであることを特徴とする請求項3に記載の光通信装置。
- 前記ダミーパケット内の宛先情報を無効な情報に設定したことを特徴とする請求項3に記載の光通信装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の光通信装置を備えたことを特徴とする光通信システム。
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