JP2005353732A - 検知器のロック機構 - Google Patents

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Yoshifumi Morikawa
嘉文 森川
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Takenaka Engineering Co Ltd
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Takenaka Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】ロック機構の存在及び解除方法が、誰にでも容易にわかってしまうという不都合をなくす。機構を簡略化し、部品コストや組み立てコストを低減させる。
【解決手段】特定の部分を押さえることにより回転軸を中心に回る、円板の一部を切り取った形状のロックレバーを、検知器本体に設け、ロック状態では、このロックレバーの円弧部分に形成されたロック爪が、取付部側に形成されたロック爪とかみ合うようにした。ロックの解除は、ロックレバーの検知器の外形と一体化された部分を、検知器の内部に向かって押さえ込む操作により、このロックレバーが回転し、ロックレバー側のロック爪が、取付部側に形成されたロック爪から外れることにより完了するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面等に取り付けて使用される、防犯システム用の検知器のロック機構に関するものである。
防犯・防災システム用の検知器においては、設置工事を簡単にするため、取付部と検知器本体とを分離可能な構成とし、先に取付部を壁面等の取付対象面にネジ止め等により固定し、検知器本体をその取付部に結合させるといった形態を採用する場合がある。防犯システム用の検知器では、設置工事終了後の、第三者による内部損傷や配線上の細工、駆動用の電池の抜き取り、感度等の設定状態の変更といった、妨害行為を防止するため、検知器本体の取り外しが簡単にできないような構造としている。その例としては、検知器側から、取付部側に貫通するネジを利用して、機械的に直接固定してしまうという構造のものが一般的である。これは、検知器本体側から取付部側に貫通するロックネジが、取付部側に埋め込まれたナット等に結合し、検知器本体が取付部から外れなくなるといった単純なものである。その他の例として、ロックネジの回転とともに回転移動するロック金具を用い、このロック金具が、検知器本体を取付部から取り外す際の、分離方向の移動を規制するようにしたものも存在する(例えば、特許文献1参照。)。
実公平8−2362号公報
ロックネジが、取付部側に埋め込まれたナット等に結合し検知器本体が取付部から外れなくなるという構造や、ロックネジの回転とともに回転移動するロック金具を用いる構造は、検知器表面にネジが現れてしまい、ロック機構の存在及び解除方法が、誰にでも容易にわかってしまうという不都合がある。また、ロックネジの回転とともに回転移動するロック金具が、検知器本体を取付部から取り外す方向への移動を規制するという構造では、ロックネジ、ロック金具の他に、抜け止め用のナット、圧縮バネ、ワッシャ等の部品が必要となり、部品コストや組み立てコストが上昇するという問題がある。
本発明では、特定の部分を押さえることにより回転軸を中心に回る、円板の一部を切り取った形状のロックレバーを、検知器本体に設け、ロック状態では、このロックレバーの円弧部分に形成されたロック爪が、取付部側に形成されたロック爪とかみ合うようにした。そして、ロックの解除は、ロックレバーの検知器の外形と一体化された部分を、検知器の内部に向かって押さえ込む操作により、このロックレバーが回転し、ロックレバー側のロック爪が、取付部側に形成されたロック爪から外れることにより完了するようにした。ロックレバーは、ロック状態では、検知器の外形と一体化された形状となるようにし、どの部分がロック解除時の操作部であるのかわからないようにした。
本発明によれば、検知器本体の外観のデザインと一体化したロック機構が実現され、ロック用のネジが外部に露出することがなくなる。定められた部分を押すだけで、ロック状態、解除状態の切替が可能となり操作性が向上する。どの部分がロック機構と関係しているのかが、その検知器の製造者、使用者、施工業者以外の一般の人には判別不可能な形状とすることができ、悪意を持った第三者による妨害行為を防止することができる。ロックレバーを、円板の一部を切り取った形状の板材としたので、ロック機構の占有空間を小さくすることができ、同時に、円板の一部を切り取った形状における半径に相当する部分の長さを適宜選択することにより、操作時に必要となる力の大きさを、加減することができる。構成部品が少ないため、部品コスト、組み立てコストが低減される。
図1は、本発明のロック機構を備えた検知器の外観図であり、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図である。検知器本体1が、取付部2に結合され、ロックレバー10によりロックされた状態を示している。ロックレバー10は、検知器本体1の背面に、取付部2の構成面側にオーバーラップする形で回転軸14によって支持されている。ロックレバー10の円弧部分に形成されたロック爪13が、取付部2側に形成されたロック爪24とかみ合い、固定されている。ロックレバー10は、回転ストッパー15によりその回転移動範囲が規制されている。回転ストッパー15は、検知器本体1からロックレバー10にあけられた長穴を貫通する形でたてられた棒状の突起であり、ロックレバー10は、その長穴の両端がその突起に当たることにより止められる。取付部2は、長方形の板状の形をしており、背面図上の右上部が、削り取られた格好となっている。取付部2の中央上部に、ロック爪24が形成されており、ロックレバー10のロック爪13がこれにかみ合っている。
取付部2の下方には、2本のスライドレール21が形成されている。検知器本体1には、このレ−ルに対応するランナーの役目を果たす突出部16が形成されている。取付部2へ検知器本体1を結合させるときには、突出部16を取付部2のスライドレール21上部の開口部22へ差し込み、スライドレール21に沿って検知器本体1を下方へ移動させる。突出部16がスライドレール21下方のストッパー23に当たって停止した状態にて結合が完了する。取付部2の中央と中央下部には、取付穴20が形成されており、この取付穴20を利用して、ネジ止めにより、取付部2は壁面などに固定される。
図2は、本発明のロック機構を備えた検知器の検知器本体1を、取付部2から取り外すときの操作過程を示した図であり、(a)はロック状態、(b)はロックレバー10の操作部11を押してロックを解除した状態、(c)は検知器本体1をスライドさせて、取付部2から取り外す直前の状態を示した図である。図2は、すべて背面図(取付部2側から見た状態の図)である。図2(a)に示す状態では、ロックレバー10は、回転軸14を中心に、バネ(図示省略)により図面上時計回り方向に力が加えられた状態で保持されている。円板の一部を切り取った形状、本実施形態では略扇形をしたロックレバー10の直線部分(操作部11)を、検知器の内部に向かって押さえ込む操作により、このロックレバー10が回転軸14を中心に反時計回りに回転する。図2(b)は、この操作後に、ロックレバー10が回転ストッパー15により停止された状態を示している。このとき、ロックレバー10側のロック爪13が、取付部2側に形成されたロック爪24から外れる。この状態を維持しながら検知器本体1を上方に移動させると、突出部16がスライドレール21上部の開口部22に当たって停止する。図2(c)はこの状態を示している。この状態から検知器本体1を正面方向(図面上奥の方向)へ移動させることにより、取付部2からの取り外し操作が完了する。
検知器本体1の、取付部2への取り付けは、上記操作順の逆の順番の操作によって実現される。検知器本体1の突出部16を、スライドレール21に係合させ、ストッパー23に接触するまで移動させ、ロックレバー10の操作部12を押さえ込むことにより、ロックが完了する。ロックレバー10は、ロック状態において、摩擦力等の働きにより動きが鈍くなるような構造としてもよい。こうすると、回転軸14を中心に、図面上時計回り方向に力を加えるバネは不要となる。例えば、回転ストッパー15とロックレバー10にあけられた長穴との間の摩擦が、ロック状態で大きくなるようにするといった構造等により実現される。ロック解除状態においてもロックレバー10が、摩擦力等の働きにより保持されるようにすれば、ロック機構全体の操作性は更に向上する。
上記説明では、ロックレバー10が、取付部2の占有部分を完全に侵食する形となっているが、回転移動するロックレバー10のロック爪13が取付部2のロック爪24とかみ合う形態が実現されるならば、この構成に限定されるものではない。ロックレバーを検知器本体側に設けてあるので、ひとつの検知器本体を、複数箇所に設置した取付部に、必要に応じて移設して使用するといった運用形態を採用する場合に、ロック機構の主要部分を構成する部品を、複数台分準備する必要がなく、コストの上昇が避けられる。また、このような運用形態を採用するときには、空き状態の取付部は露出することになり、ロック機構の主要部分を、取付部側に設けると、ロック機構の基本構造が、一般の人にわかってしまうという不都合が発生する。このようなセキュリティ上の問題点を排除する意味からも、ロックレバーを検知器本体側に設けることは有効である。
略直方体形の検知器を実施形態の一例として挙げて説明したが、検知器本体側に設けた円板の一部を切り取った形状のロックレバーを用いて、これに形成したロック爪が、取付部側に形成されたロック爪とかみ合うよう構成することができるならば、直方体以外の形の検知器においても採用可能である。また、取付部と検知器本体との間の結合が、直線のスライドレールによってなされるようにした検知器について説明したが、スライドレールの形状は、本実施形態にて説明した形状に限定されるものではない。
本発明のロック機構を備えた検知器の外観図である。 本発明のロック機構を備えた検知器の検知器本体を、取付部から取り外すときの操作過程を示した図である。
符号の説明
1・・・検知器本体
2・・・取付部
10・・・ロックレバー
11・・・操作部
12・・・操作部
13・・・ロック爪
14・・・回転軸
15・・・回転ストッパー
16・・・突出部
20・・・取付穴
21・・・スライドレール
22・・・開口部
23・・・ストッパー
24・・・ロック爪

Claims (1)

  1. 壁面等に固定する取付部と、検知器本体とで構成され、取付部と検知器本体との間の結合は、スライドレールによってなされるようにした検知器であって、検知器本体の取付部への固定操作は、前記スライドレールに沿って係合が開始され、ストッパーに接触した状態にて完了する構造を採用した検知器において、検知器本体には、取付部との接触面側に、検知器本体の固定完了状態からの移動を阻止するロックレバーを設け、前記ロックレバーは、円板の一部を切り取った形状の板材で形成し、取付面に垂直で、検知器本体の外面の近くに配置された回転軸を中心に回転する、検知器の外形と一体化された形状のものとし、ロック状態では、前記ロックレバーの円弧部分に形成されたロック爪が、取付部側に形成されたロック爪とかみ合い、ロック解除は、ロックレバーの検知器の外形と一体化された部分を、検知器の内部に向かって押さえ込む操作により、前記ロックレバーが前記回転軸を中心に回転し、ロックレバー側のロック爪が、取付部側に形成されたロック爪から外れることにより完了する構造とした検知器のロック機構。
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