JP2005353336A - 回路遮断器 - Google Patents

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JP2005353336A
JP2005353336A JP2004170738A JP2004170738A JP2005353336A JP 2005353336 A JP2005353336 A JP 2005353336A JP 2004170738 A JP2004170738 A JP 2004170738A JP 2004170738 A JP2004170738 A JP 2004170738A JP 2005353336 A JP2005353336 A JP 2005353336A
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JP2004170738A
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Takahiro Kashima
隆浩 鹿島
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Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
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Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】 短絡電流が流れた場合に、確実に可動コアがバネ力により引き外し連動軸を回転させることができる回路遮断器を提供する。
【解決手段】 電流を入り切りする開閉機構と、可動コア1が固定コア3の方向への移動を抑制する戻しバネ2を有し、過電流時に可動コア1が固定コア3の方向へ移動して自動遮断する引き外し機構とを備える回路遮断器において、引き外し機構の戻しバネ2は、可動コア1が固定コア3の方向へ所定の位置まで移動すると、可動コア1を固定コア3の方向へ移動するよう加勢し、引き外し連動軸を回転させてトリップさせる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回路遮断器であり、特に短絡電流を検知し、遮断器をトリップさせる引き外し装置に関するものである。
短絡電流を検知し、引き外し装置によりトリップさせて回路を遮断する回路遮断器が知られている(特許文献1参照)。図5に従来形の引き外し装置を示す。可動コア1は、戻しバネ2により負性されている。導体9に短絡電流のような大電流が流れると、固定コア3と可動コア1に発生する電磁力により、可動コア1は可動コア回転軸8を中心に時計周りに回転し、固定コア3に吸引され、連動軸4と接触し、連動軸4を連動軸回転中心4aを中心に反時計周りに回転し、ラッチ5とトリップ金具6との係合が外れ、遮断器がトリップする。しかし、電磁力が弱い場合には連動軸4の回転力に押し戻されてトリップしない場合がある。トリップしない場合は、トリップ機構のラッチ5の係りが減少しており、次に過電流が流れれば場合、設定以下の電流でもトリップ動作することがあった。そのため、瞬時動作を範囲の上限に調整する必要があり、その結果として、動作バラツキ範囲が大きくなっていた。それを解決するために、動作すべき過電流が流れた場合に確実にメカを引き外す方式を検討する必要があった。
特開2001−256875号公報
本発明は、従来の問題を解決するものであり、短絡電流が流れた場合に、確実に可動コアがバネ力により引き外し連動軸を回転させることができる回路遮断器を提供することを目的とする。
前述の目的は、可動コアと戻しバネの反転機構を設けることにより解決できる。
すなわち、本発明は、電流を入り切りする開閉機構と、可動コアが固定コアの方向への移動を抑制する戻しバネを有し、過電流時に可動コアが固定コアの方向へ移動して自動遮断する引き外し機構とを備える回路遮断器において、前記引き外し機構の戻しバネは、可動コアが固定コアの方向へ所定の位置まで移動すると、可動コアを固定コアの方向へ移動するよう加勢し、引き外し連動軸を回転させてトリップさせる回路遮断器である。
また、本発明は、上記引き外し機構の戻しバネは、リンク機構により反転し、可動コアを固定コアの方向へ移動するよう加勢する回路遮断器である。
そして、本発明は、上記戻しバネにより負性された可動コアが過電流時に動作し、可動フレームが回転して接点を開極させると、その回転力により可動コアを初期状態に復帰させる回路遮断器である。
本発明によれば、低瞬時動作電流の弱い電磁力においても、確実にトリップさせ、瞬時動作電流値を下げることが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の回路遮断器は、瞬時動作時に電磁力のみならず、戻しバネ力を用いて、連動軸を回転させ遮断器をトリップさせる方式である。以下、本発明の回路遮断器の実施例について、図面を用いて説明する。図1は、実施例1の回路遮断器の全体図である。図2は、実施例1の回路遮断器の引き外し部の説明図である。図3は、実施例2の回路遮断器におけるトリップ状態の説明図である。図4は、実施例2の回路遮断器におけるリセット状態の説明図である。
実施例1を説明する。本実施例の回路遮断器の全体を図1に示す。1は可動コア、2は戻しバネ、3は固定コア、4は連動軸、5はラッチ、6はトリップ金具、7は可動フレーム、8は可動コア回転軸、9は導体、10は可動接点台、11は固定接点台である。
本実施例の回路遮断器の引き外し装置部を図2に示す。従来は図5、6に示す通り、低い短絡電流の場合、可動コア1が固定コア3に吸引された時、戻しバネ2の反力(戻し力)により可動コア1が連動軸4をラッチ5とトリップ金具6の係合が外れる前に戻され、遮断器がトリップしない場合があった。本実施例においては、図2に示すように、可動コア1と戻しバネ2を反転機構とすることにより、可動コアが固定コアの方向へ所定の位置まで移動すると、可動コアを固定コアの方向へ移動するよう加勢し、可動コア1が固定コア3に吸引され、戻しバネ2が可動コア1が時計方向に回転することにより、戻しバネ2に作用線が可動コア回転軸8を超えた時点で、戻しバネ力が、固定コア3に吸引される方向にバネの力が働き、戻しバネ2力により可動コア1を動作させ、連動軸4を反時計方向に確実に回転させ、トリップ金具6とラッチ5の係合がはずれ、遮断器がトリップ状態となる。
実施例2を説明する。本実施例の引き外し装置は、実施例2と比較して、可動コア戻し板1a、可動フレーム板7bを有しており、接点開極後に可動コア1を初期状態の位置に戻すことができる。本実施例の引き外し装置において、図3のように可動コア1が固定コア3に吸引されると、可動フレーム7が可動フレーム軸7aを中心に時計方向に回転して接点を開極し、そして、可動フレーム軸7aの一端に設けた可動フレーム板7bも回転して可動コア1の一端に設けた可動コア戻し板1aに当たって押圧する。可動コア戻し板1aが押圧されると、可動コア回転軸8を中心に可動コア1が反時計方向に回転するため、可動コア1と戻しバネ2を、図4に示す通り初期状態の位置に戻すことが出来る。
実施例1の回路遮断器の全体図。 実施例1の回路遮断器の引き外し部の説明図。 実施例2の回路遮断器におけるトリップ状態の説明図。 実施例2の回路遮断器におけるリセット状態の説明図。 従来技術の引き外し部の説明図。 従来技術における引き外し状態の説明図。
符号の説明
1:可動コア
1a:可動コア戻し板
2:戻しバネ
3:固定コア
4:連動軸
5:ラッチ
6:トリップ金具
7:可動フレーム
7a:可動フレーム軸
7b:可動フレーム板
8:可動コア回転軸
9:導体
10:可動接点台
11:固定接点台

Claims (3)

  1. 電流を入り切りする開閉機構と、可動コアが固定コアの方向への移動を抑制する戻しバネを有し、過電流時に可動コアが固定コアの方向へ移動して自動遮断する引き外し機構とを備える回路遮断器において、
    前記引き外し機構の戻しバネは、可動コアが固定コアの方向へ所定の位置まで移動すると、可動コアを固定コアの方向へ移動するよう加勢し、引き外し連動軸を回転させてトリップさせることを特徴とする回路遮断器。
  2. 上記引き外し機構の戻しバネは、リンク機構により反転し、可動コアを固定コアの方向へ移動するよう加勢する請求項1記載の回路遮断器。
  3. 上記戻しバネにより負性された可動コアが過電流時に動作し、可動フレームが回転して接点を開極させると、その回転力により可動コアを初期状態に復帰させる請求項1又は2に記載の回路遮断器。
JP2004170738A 2004-06-09 2004-06-09 回路遮断器 Pending JP2005353336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195185A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 回路遮断器
JP2015095373A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 河村電器産業株式会社 回路遮断器の電磁引き外し装置

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