JP2005353149A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】制御端子数によって制限されずにコマンドを選択することができ、さらに、最小コマンド入力を従来の2サイクルから1サイクルに短縮する。
【解決手段】制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ101と、制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答してカウンタ101がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路102と、ラッチ回路102がカウント数をラッチした後にカウンタ101をリセットさせるカウンタリセット制御回路103と、ラッチ回路102がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダ104と、デコーダ104により選択されたコマンドに応じて不揮発性メモリ106の書き換え制御を行う各コマンド実行回路105とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
従来の不揮発性半導体記憶装置の書き換えをライター等の書き換え装置を用いて行う場合は、書き込み、消去等の動作を図36に示されるように複数の制御信号の組み合わせで選択していた(例えば、特許文献1参照)。
また、別の方法としては、図37に示されるようなJEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)に準拠した書き換え手法を用いてアドレスバス、データバスからコマンドを選択する制御信号を入力し、図38に示されるように1サイクルから順に決められたアドレス、データを入力することでコマンドを選択し、その後実際に書き換えるデータを入力する手法を用いていた。
特開平2−289997号公報(表−1) JEDEC Standard No.21-C
しかしながら、上記従来の不揮発性半導体記憶装置の書き換え手法にあっては、制御信号N本に対して2N種類以下のコマンドしか選択することができないため、選択できるコマンド数が制限されるという事情があった。
また、JEDECに準拠する書き換えコマンド方式では、コマンドを選択するための制御信号をアドレスバスとデータバスで兼用しており、少ない制御信号で多くのコマンドを選択できるが、弊害として書き換えデータを入力するサイクルに加えてコマンドを選択するためのサイクルが必要となり書き換え時間が増加するという事情がある。
例えば、1Mバイト分のデータをバイト書き込みで実施する場合、100万回行う書き込みデータの入力に加えて、コマンドを選択するための入力も100万回行う必要があり、その分の時間が増加してしまう。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、不揮発性半導体記憶装置の書き換えアルゴリズム手法を変更することにより、制御端子数によって制限されずにコマンドを選択することができ、さらに、最小コマンド入力を従来の2サイクルから1サイクルに短縮することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより、前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、前記制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から出力される制御信号のパルス数をカウントするカウンタと、コマンド入力が完了したことを知らせる信号によりカウント数をラッチするラッチ回路と、カウント数をラッチした後にカウンタをリセットさせるリセット回路と、カウント数をラッチしたデータをデコードしてコマンドを選択するデコーダと、選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリを書き換えまたは特定の制御を行う各コマンド実行回路とを備えるので、ライター等の書き換え装置から出力される制御信号のパルス数をカウントし、カウント数によってコマンドを選択することが可能となり、1本の制御信号から出力されるパルス数を時間軸方向に増加させることにより、多くのコマンドを選択することが可能となる。
また、書き換えのコマンドを選択するためにアドレスバス、データバスを使用していないため、最小のコマンドはパルス数1の1サイクルとなり、繰り返す回数の多いコマンドに1サイクルを割当てることにより、書き換え時間の短縮を図ることが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、前記コマンドイネーブル信号に応答してリセットされ、前記パルス生成回路が生成するパルスをカウントし、そのカウント数が所定回数を超えた場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する内部パルスカウント回路と、前記内部パルスカウント回路が生成する前記コマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットさせるリセット回路と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、書き換え装置から出力される制御信号のパルス幅を内部のパルス生成回路を利用して記憶させる回路と、記憶したパルス幅の信号が入力されなかったときにコマンド入力完了と判断する回路とが追加されるので、書き換え装置と接続されるコマンド入力完了伝達用制御信号線を削減して書き換え制御用パルスを入力する信号線1本でコマンド入力完了を判断することができ、端子数の制限が厳しい場合に有効となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、前記パルス生成回路が生成したパルスおよび前記コマンドイネーブル信号に基づいて設定した規定時間内に前記コマンドイネーブル信号のパルス数が所定回数を超えた場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する規定時間設定カウンタ回路と、前記規定時間設定カウンタ回路が生成した前記コマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットするリセット回路と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、内部のパルス生成回路と規定時間設定カウンタ回路を用いて一定時間を設定できる回路と、一定時間内にデコーダから規定回数を超えたことを示す信号を受け取ったときにコマンド入力完了の信号を出力する回路が追加されるので、コマンド入力完了伝達用制御信号線を削減して書き換え制御用パルスを入力する信号線1本でコマンド入力完了を判断することができ、端子数の制限が厳しい場合に有効となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより、前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、前記制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットさせるリセット回路と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードして所定のコマンドを選択し、前記コマンドイネーブル信号に応じて所定のコマンドのプロテクトが可能な複数のデコーダと、前記デコーダにより選択されたコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、パルスカウント数をデコードする回路を、書き込み用、消去用、特殊コマンド用等のいくつかのグループに分け、独立して実行する回路構成をとり、グループごとにプロテクトができるようにすることにより、例えば、書き込みだけできるサンプル、特殊コマンドを実行させないサンプル等、目的に合わせて容易に使用条件に制限をかけることが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記デコーダは、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数が所定数以上の場合に、そのカウント数をラッチするとともにデコードしてコマンドを選択する第1のデコーダと、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数が所定数より小さい場合に、そのカウント数をデコードしてコマンドを選択する第2のデコーダとを含み、前記第1および第2のデコーダがデコードした結果を組み合わせてコマンドを設定することを特徴とする。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ラッチしたカウント数のデータをデコードしてコマンドを選択する回路を変更し、カウント数が規定回数以上かまたは規定回数以内かで別々にデコードする回路ブロックを備え、別々にデコードした結果を組み合わせて2段構成で各コマンドを設定するので、例えば、カウント数が規定回数以上のコマンドで大項目Aを選択し、次に規定回数以内のコマンドで小項目aを選択し、次に同じ大項目Aの中の前回選択した小項目aと違う小項目bを選択するといった使い方により、大項目を入力するサイクルを省略し、全体的なコマンド入力サイクルを減らすことが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより、前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、前記コマンドイネーブル信号に応答してリセットされるとともに、前記パルス生成回路が生成するパルスをカウントし、前記コマンドイネーブル信号の周期を測定する内部パルスカウント回路と、前記内部パルスカウント回路が測定した周期をデコードする内部パルスカウント数組み合わせデコード回路と、前記内部パルスカウント回路が測定した周期に応答して、前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に、前記カウンタをリセットするリセット回路と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数と前記内部パルスカウント数組み合わせデコード回路のデコード結果とに基づいてコマンドを選択するデコーダと、前記デコーダにより選択されたコマンドに応じて、前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルスより短い周期の内部のパルス生成回路から生成されるパルスを用いて、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルス幅または周期を測定するので、異なるパルス幅または周期の測定結果の組み合わせで、選択するコマンドの種類を増加させることができ、時間軸方向に伸びるサイクル数を低減することが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるために、可変周期のコマンドイネーブル信号を含む制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、前記コマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、前記パルス生成回路が生成したパルスにより設定した所定時間が経過した場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する規定時間設定カウンタ回路と、前記規定時間設定カウンタ回路が生成した前記コマンド入力完了伝達用制御信号に応答して、前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットさせるリセット回路と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、前記デコーダにより選択されたコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルス数をカウントする回路に内部のパルス生成回路とパルス生成回路から出力されるパルスをカウントする回路を追加し、一定時間が経過するとそのときまでにカウントされたパルス数に応じてコマンドを受理させる構成をとるので、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルス数の周期をコマンドによって長くしたり短くしたりして選択することにより、選択するために必要なサイクル数の多いコマンドは周期を短く設定して時間軸方向に伸びるサイクル数による時間の増加を低減することができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記パルス生成回路は、生成したパルスを前記書き換え装置に供給可能である。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、内部のパルス生成回路から生成されるパルスを外部に出力する構成をとるので、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルス周期をコマンドに応じて容易に編集することができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、前記不揮発性メモリに供給する正電圧を生成する正電圧昇圧回路と、前記不揮発性メモリに供給する負電圧を生成する負電圧昇圧回路とを備え、前記書き換えコマンド制御回路は、前記書き換え装置から供給される書込コマンドイネーブル信号をラッチし、ラッチしたデータを前記正電圧昇圧回路に供給する書込コマンドラッチ回路と、前記書き換え装置から供給される消去コマンドイネーブル信号をラッチし、ラッチしたデータを前記正電圧昇圧回路および前記負電圧昇圧回路に供給する消去コマンドラッチ回路とを含み、前記デコーダは、前記書込コマンドラッチ回路のデータに応答して書込コマンドを選択する書込用デコーダと、前記消去コマンドラッチ回路のデータに応答して消去コマンドを選択する消去用デコーダとを含む。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号を書き込み用、消去用等の動作別に切り分け、1サイクル目からどの動作を実行するべきかを判断するコマンドラッチ回路と、コマンドラッチ回路から出力される結果でコマンド別にデコードする回路と、コマンドラッチ回路から出力される結果で立ち上げに時間のかかる回路に事前準備動作を実行させるための信号を送る回路構成をとるので、書き換え時間の短縮を図ることができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記書き換えコマンド制御回路は、前記書き換え装置から供給される読出信号をラッチする読出信号ラッチ回路と、前記書き換え装置から供給される書込信号をラッチする書込信号ラッチ回路と、前記書き換え装置から供給される消去信号をラッチする消去信号ラッチ回路と、前記読出信号ラッチ回路、書込信号ラッチ回路および消去信号ラッチ回路のデータに基づいてコマンドを識別する制御信号デコーダとを備え、前記デコーダは、前記制御信号デコーダから供給される信号と、前記ラッチ回路がラッチしたカウント数とに基づいてコマンドを選択する。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号をN本に分離し、分離したN本の制御のコマンドをラッチするコマンドラッチ回路と、コマンドラッチ回路から出力されるN本の組み合わせで最大2N種類のコマンドを識別する制御信号デコーダと、制御信号デコーダから出力される2N種類の信号とカウント数で選択するM種類の組み合わせで2N×M種類のコマンドをデコードする回路を備えるので、時間軸方向に伸びるサイクル数を低減させることができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、前記不揮発性メモリに供給する正電圧を生成する正電圧昇圧回路と、前記不揮発性メモリに供給する負電圧を生成する負電圧昇圧回路とを備え、前記コマンド入力完了伝達用制御信号は、前記正電圧昇圧回路または前記負電圧昇圧回路を動作させる第1のコマンドスタート信号と、前記デコーダにコマンドを選択させる第2のコマンドスタート信号とを含む。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、コマンド入力が完了したことを知らせるコマンド入力完了伝達用制御信号を例えば2つに分離し、1つ目のコマンド入力完了伝達用制御信号により、どの回路を動作させるか事前情報を取り込み、立ち上げに時間のかかる回路の動作を先行してスタートさせ、次に2つ目のコマンド入力完了伝達用制御信号により本来のコマンドを実行させるので、書き換え時間の短縮を図ることができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、コマンド繰り返し回数を設定可能な繰り返し回数カウント回路を備え、前記コマンド入力完了伝達用制御信号は、前記繰り返し回数カウント回路に前記コマンド繰り返し回数を設定する信号を含み、前記デコーダは、繰り返すコマンドをラッチするラッチ回路を備え、前記コマンド実行回路は、コマンドが実行されたときに、前記繰り返し回数カウント回路にデクリメント信号を送るとともに、前記繰り返し回数カウント回路の値が0になるまで実行を繰り返す。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、同じコマンドを何回も繰り返すときに処理時間を短縮するための繰り返し回数カウンタと、繰り返すコマンドをラッチしておくデコーダ回路と、コマンドが実行されたときに繰り返し回数カウンタにデクリメント信号を送るコマンド実行回路とを備えるので、全体的なコマンド入力サイクルを減らすことが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、前記カウンタに、前記制御信号のパルス数のカウント動作と、コマンド繰り返し回数のカウント動作を切り替えて実行させるカウンタ切り替え制御回路を備え、前記コマンド入力完了伝達用制御信号は、前記カウンタに前記コマンド繰り返し回数を設定する信号を含み、前記デコーダは、繰り返すコマンドをラッチするラッチ回路を備え、前記コマンド実行回路は、コマンドが実行されたときに、前記カウンタにデクリメント信号を送るとともに、前記カウンタの値が0になるまで実行を繰り返す。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、繰り返し回数カウンタと、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルス数をカウントするカウンタを、カウンタ切り替え制御回路を用いて兼用させるので、回路規模の縮小を図ることができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に1パルス以上のマージンが設定され、前記デコーダは、前記コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合にコマンド動作を無効化する。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルスにノイズが入ったときに誤動作をしないように、コマンドとコマンドの間に1パルス以上のマージンを設定しておき、パルス数が前後1カウントずれた場合に動作を無効化させるので、誤動作を防止することが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に2パルス以上のマージンが設定され、前記デコーダは、前記コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合に誤り訂正を行う。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ライター等の書き換え装置から供給される制御信号のパルスにノイズが入ったときに誤動作をしないように、コマンドとコマンドの間に2パルス以上のマージンを設定しておき、パルス数が前後1カウントずれた場合、ずれた1カウントを誤り訂正して正常動作させることが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に3パルス以上のマージンが設定され、前記デコーダは、前記コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合に誤り訂正を行ない、前記コマンドイネーブル信号が2パルスずれた場合にコマンド動作を無効化する。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、コマンドとコマンドの間に3パルス以上のマージンを設定しておき、誤動作防止と誤り訂正を兼ね備え、より安定した動作が可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、前記コマンド実行回路は、次に実行するコマンドを先読みしておくためのデータラッチ回路と、先読みしたコマンドによって現在実行している動作を保持しておくか、動作を終了させるかを判断する保持/非保持制御回路とを備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、次に実行するコマンドを先読みしておくためのデータラッチ回路と、先読みしたコマンドによって現在実行している動作を保持して継続して実行するか、動作を終了させるかを判断する制御回路とを備えるので、書き換え動作の効率化を図ることが可能となる。
本発明によれば、書き換え制御端子2本で選択できるコマンド数を時間軸方向に制限なく選択することができ、且つ最小コマンドは1サイクルで選択できるため、1Mバイトのメモリをバイト書き込みした場合、1サイクルを1μsとして1秒(1μs×100万回)の書き換え時間を短縮することが可能となる。また、バイト書き込みと、ライトバッファを用いた一括書き込み(多くのデータをまとめて書き込む手法)を比較した場合、両者の書き換え時間の差が縮まるため、回路規模の大きいライトバッファ機能を削除してコスト削減を図ることが可能となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、書き換え制御端子をさらに1本減らすことが可能となり、端子数の制限が厳しい場合に有効となる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ユーザーに合わせて使用条件を制限することが容易になり、例えば、保障動作範囲を広げる代わりに書き換え回数を1回に制限するなど、特定の項目の規格を緩める代わりに別の項目を厳しくするカスタム的な対応が可能となる。また、検査、評価でしか使用しない機能にプロテクトをかけることで誤動作要因を減らすことが可能となる。
さらに、本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、書き換えまたは特殊制御動作の時間を短縮させることができるとともに、ノイズによる誤動作を低減させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置109の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置109は、不揮発性メモリ106と、ライター等の書き換え装置100から不揮発性メモリ106を書き換えるための制御信号を受け付け、その制御信号に基づくコマンドにより、不揮発性メモリ106の書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路108とを備え、書き換えコマンド制御回路108は、制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ101と、制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して、カウンタ101がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路102と、ラッチ回路102がカウント数をラッチした後に、カウンタ101をリセットさせるカウンタリセット制御回路103と、ラッチ回路102がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダ104と、デコーダ104により選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリ106の書き換え制御を行う各コマンド実行回路105および不揮発性メモリ制御回路107とを備える。
書き換え装置100は、ライター等の書き換え装置であり、不揮発性メモリ106のデータを書き換えるための制御信号を出力する。カウンタ101は、書き換え装置100から供給される書き換え制御信号中のコマンドイネーブル信号のパルスをカウントする回路であり、書き換え装置100から供給される書き換え制御信号中のコマンド入力完了伝達用制御信号が送られてくるまでパルス数のカウントを続ける。
ラッチ回路102は、カウンタ101でカウントされたデータを書き換え制御信号中のコマンド入力が完了したことを知らせるコマンド入力完了伝達用制御信号によりラッチする回路であり、このときラッチしたデータでコマンドを選定する。カウンタリセット制御回路103は、ラッチ回路102でカウント数をラッチした後にカウンタ101をリセットする回路であり、次のコマンドを受け付けるための初期化が行われる。
デコーダ104は、ラッチ回路102でラッチされたカウント数のデータを前述のコマンド入力完了伝達用制御信号により取り込み、そのカウント数に応じてどの動作を実行するかデコードする回路であり、カウント数によってどの動作を実行するかを指定する制御信号を出力する。
各コマンド実行回路105は、デコーダ104から出力された制御信号を受けて不揮発性メモリ106を自動で書き換えるための動作を制御する回路であり、書き込み、ベリファイ、再書き込み、PASS信号出力等の不揮発性メモリ書き換え動作における一連の動作を制御する。
不揮発性メモリ106は不揮発性のメモリを表し、不揮発性メモリ制御回路107の不揮発性メモリ制御を受けてデータが書き換わる。不揮発性メモリ制御回路107は、不揮発性メモリ106の書き換えを実行するための昇圧回路、ロウデコーダ、カラムデコーダ等の一連の回路であり、各コマンド実行回路105の自動書き換え制御を受けて不揮発性メモリ106のデータを書き換える。
図2は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置109における書き込み時のタイミングチャートであり、図3は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置109における消去時のタイミングチャートである。
図2に示すように、書き込み時は、コマンドイネーブル信号の立下りを受けてカウンタ101がパルスをカウントし、同じタイミングで書き込むアドレスを取り込む。そしてコマンド入力完了を示すために割当てた読出しイネーブル信号をLに設定し、その後コマンドイネーブル信号の立ち上がりで、コマンドが完了したことを判定する。また、コマンドイネーブル信号の立ち上がりで書き込むデータを取り込む。このとき、ラッチ回路102にカウント数1回のデータを取り込み、その情報を基に不揮発性メモリ106に書き込みを行う。
図3に示すように、消去時は、コマンドイネーブル信号の立下りを受けてカウンタ101がパルスをカウントする。図3では消去動作をカウント数3に割当てているため、コマンドイネーブル信号が3パルス入力され、カウンタ101ではカウントが3回行われ、ラッチ回路102ではカウント数3回のデータが取り込まれる。その後、図2の場合と同様に、カウント3回の情報で不揮発性メモリ106の消去が行われる。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置109によれば、ライター等の書き換え装置100から出力される制御信号のパルス数をカウントし、カウント数によってコマンドを選択することが可能となり、1本の制御信号から出力されるパルス数を時間軸方向に増加させることにより、多くのコマンドを選択することが可能となる。
また、書き換えのコマンドを選択するためにアドレスバス、データバスを使用していないため、最小のコマンドはパルス数1の1サイクルとなり、繰り返す回数の多いコマンドに1サイクルを割当てることにより、書き換え時間の短縮を図ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置411の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置411は、不揮発性メモリ406と、ライター等の書き換え装置400から不揮発性メモリ406を書き換えるための制御信号を受け付け、その制御信号に基づくコマンドにより、不揮発性メモリ406の書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路410とを備え、書き換えコマンド制御回路410は、制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ401と、所定間隔のパルスを生成するOSC回路408と、コマンドイネーブル信号に応答してリセットされるとともに、OSC回路408が生成するパルスをカウントし、そのカウント数が所定回数を超えた場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する内蔵パルスカウント回路409と、内蔵パルスカウント回路409が生成するコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して、カウンタ401がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路402と、ラッチ回路402がカウント数をラッチした後に、カウンタ401をリセットさせるカウンタリセット制御回路403と、ラッチ回路402がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダ404と、デコーダ404により選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリ406の書き換え制御を行う各コマンド実行回路405および不揮発性メモリ制御回路407とを備える。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置411は、第1の実施形態の回路にOSC回路408と内蔵パルスカウント回路409が追加される。OSC回路408は不揮発性メモリ406を書き換えるための各コマンド実行回路405を動作させるために使用するOSC回路をそのまま利用したものであり、内蔵パルスカウント回路409に短い周期の一定間隔のパルスを出力する。
内蔵パルスカウント回路409はOSC回路408から供給される一定間隔のパルスを基にライター等の書き換え装置400から出力されるコマンドイネーブル信号の立ち下がりを受けてカウントする回路であり、任意に設定される規定回数を超えた場合、コマンド入力完了伝達用制御信号を第1の実施形態と同じように各回路ブロックに送る。このとき、内蔵パルスカウント回路409はコマンド入力途中に規定回数を超えないようにコマンドイネーブル信号の立ち下がりを受ける度にリセットされる。
図5は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置411における消去時のタイミングチャートである。図4、図5を用いて本実施形態の不揮発性半導体記憶装置411の動作を説明する。
図5に示すように、本実施形態は第1の実施形態の図3の場合に比べOSC回路パルス信号が追加されており、コマンドイネーブル信号が立ち下がるたびに、カウントリセット、カウントスタートを繰り返す。例えば規定カウント数を6カウントと設定した場合、コマンド入力中は6カウントを超える前にコマンドイネーブル信号を立ち下げる必要がある。コマンド入力が完了したときはコマンドイネーブル信号をそのままの状態にしておくと、内蔵パルスカウント回路409のカウンタが6カウントを超えるため、コマンド入力完了伝達用制御信号を出力し、それ以降は第1の実施形態と同じ動作を行う。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置411によれば、書き換え装置400と接続されるコマンド入力完了伝達用制御信号線を削減することにより、書き換え制御用パルスを入力する信号線1本でコマンド入力完了を判断することができ、端子数の制限が厳しい場合に有効となる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置612の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置612は、不揮発性メモリ606と、ライター等の書き換え装置600から不揮発性メモリ606を書き換えるための制御信号を受け付け、その制御信号に基づくコマンドにより、不揮発性メモリ606の書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路611とを備え、書き換えコマンド制御回路611は、制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ601と、所定間隔のパルスを生成するOSC回路608と、OSC回路608が生成したパルスおよびコマンドイネーブル信号に基づいて規定時間を設定し、その規定時間内にコマンドイネーブル信号のパルス数が所定回数を超えた場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する規定時間設定カウンタ回路610と、規定時間設定カウンタ回路610が生成したコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して、カウンタ601がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路602と、ラッチ回路602がカウント数をラッチした後に、カウンタ601をリセットさせるカウンタリセット制御回路603と、ラッチ回路602がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダ604と、デコーダ604により選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリ606の書き換え制御を行う各コマンド実行回路605および不揮発性メモリ制御回路607とを備える。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置612は、第2の実施形態の内蔵パルスカウント回路409の代わりに規定時間設定カウンタ回路610が追加される。規定時間設定カウンタ回路610はOSC回路608からの一定間隔のパルスを基にコマンドイネーブル信号の1パルス分の周期に合わせて任意に設定できる規定時間を作成する回路であり、コマンドイネーブル信号の立ち下がりから常に動作している。
また、規定時間設定カウンタ回路610はカウンタ601からカウント数のデータを受け取り、規定時間ごとに前後のカウント数の差をラッチ回路602に送る。デコード回路604ではラッチ回路602からラッチデータを受けて4カウント以上カウント数が増加していないかを判断し、その結果を規定時間設定カウンタ回路610に送る。規定時間設定カウンタ回路610ではデコード回路604から送られるデータを受けてコマンド入力完了伝達用制御信号を出力する構成をとる。第3の実施形態では4カウント以上のデコードをデコーダ604で兼用しているが、別途規定時間設定カウンタ回路610内に作成し、規定時間設定カウンタ回路610ですべてを実施してもよい。
図7は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置612における消去時のタイミングチャートである。図6、図7を用いて本実施形態の不揮発性半導体記憶装置612の動作を説明する。
図7に示すように、本実施形態において、コマンドイネーブル信号はコマンド入力中に規則的な周期で入力される。その後、コマンド入力が完了した時点で規定時間内にカウント数が4以上増加する周期の短い信号をカウンタ601に送り、その結果を規定時間設定カウンタ回路610が判定してコマンド入力完了伝達用制御信号を出力し、それ以降は第1の実施形態と同じ動作を行う。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置612によれば、書き換え装置600と接続されるコマンド入力完了伝達用制御信号線を削減して書き換え制御用パルスを入力する信号線1本でコマンド入力完了を判断することができ、端子数の制限が厳しい場合に有効となる。
(第4の実施の形態)
図8は、本発明の第4の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置815の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置815は、不揮発性メモリ806と、ライター等の書き換え装置800から不揮発性メモリ806を書き換えるための制御信号を受け付け、その制御信号に基づくコマンドにより、不揮発性メモリ806の書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路814とを備え、書き換えコマンド制御回路814は、制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ801と、制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して、カウンタ801がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路802と、ラッチ回路802がカウント数をラッチした後に、カウンタ801をリセットさせるカウンタリセット制御回路803と、ラッチ回路802がラッチしたカウント数をデコードして所定のコマンドを選択するとともに、コマンドイネーブル信号に応じて所定のコマンドのプロテクトが可能なデコーダ811,812,813と、デコーダ811,812,813により選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリ806の書き換え制御を行う各コマンド実行回路805および不揮発性メモリ制御回路807とを備える。
デコーダ811は書き込みコマンドイネーブル信号を受けて動作するように制御されている回路であり、書き込みコマンドイネーブル信号が固定されている場合は動作しない構成になっている。デコーダ812はデコーダ811と同じく消去コマンドイネーブル信号を受けて動作するように制御されている回路であり、消去コマンドイネーブル信号が固定されている場合は動作しない構成になっている。デコーダ813はデコーダ811と同じく特殊コマンドイネーブル信号を受けて動作するように制御されている回路であり、特殊コマンドイネーブル信号が固定されている場合は動作しない構成になっている。
その結果、書き込みコマンドイネーブル信号端子、消去コマンドイネーブル信号端子、特殊コマンドイネーブル信号端子を固定することで容易にハードプロテクトをかけることが可能となり、書き込みだけのワンタイム版として出荷する場合や、検査や評価で使用する特殊コマンドをユーザー側で使用できないようにする場合にユーザー非公開で端子固定の指示を仕様書に盛り込むだけで容易に変更することが可能となる。
図9は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置815における書き込み時のタイミングチャートである。図8、図9を用いて本実施形態の不揮発性半導体記憶装置815の動作を説明する。
図9に示すように、本実施形態は第1の実施形態に対して書き込みコマンドイネーブル信号、消去コマンドイネーブル信号、特殊コマンドイネーブル信号が追加されており、使用しない機能(この場合は、消去コマンドと特殊コマンド)をH固定することでプロテクトが可能になることを示している。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置815によれば、コマンドイネーブル信号のパルスカウント数をデコードする回路を、書き込み用のデコーダ811、消去用のデコーダ812、特殊コマンド用のデコーダ813等のグループに分け、独立して実行する回路構成をとり、グループごとにプロテクトができるようにすることにより、例えば、書き込みだけできるサンプル、特殊コマンドを実行させないサンプル等、目的に合わせて容易に使用条件に制限をかけることが可能となる。
(第5の実施の形態)
図10は、本発明の第5の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置1009の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1009は、第1の実施形態と同様の構成に加えて、デコーダ1004内に、ラッチ回路1002がラッチしたカウント数が所定数以上の場合に、そのカウント数をラッチするとともにデコードしてコマンドを選択する第1のデコーダと、ラッチ回路1002がラッチしたカウント数が所定数より小さい場合に、そのカウント数をデコードしてコマンドを選択する第2のデコーダとを含み、第1および第2のデコーダがデコードした結果を組み合わせてコマンドを設定する。
このようにデコーダ1004は規定数以上のカウントを識別する第1のデコーダと規定数以下のカウントを識別する第2のデコーダによる2段構成の回路であり、規定数以上のデコーダ結果と規定数以下のデコーダ結果により各コマンド実行回路1005にコマンド実行のための制御信号を出力する。また、規定数以上のデコーダ結果はコマンドを実行した後も引き続きデータを保持しておくためにラッチ構成をとる。
図11,12,13は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1009の動作を示すタイミングチャートであり、1回目、2回目、3回目の流れで動作を表現している。
図11に示すように、1回目の動作として大項目で大きくまとめられたグループのどの大項目を選択するか決定する。次に、図12に示すように、2回目の動作として大項目の中の小項目を選択する。この時点で大項目、小項目と2段階で選択が完了したため、コマンド動作がスタートする。
一方、図13に示すように、2回目の動作として図12で示した動作が完了した後は、再度図11の大項目を選択せずに小項目だけ選択するだけでコマンド動作がスタートする。このように以降の大項目の選択を省略することで全体的なコマンド入力サイクルが削減できる構成をとる。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1009によれば、カウント数が規定回数以上かまたは規定回数以内かで別々にデコードする回路ブロックを備え、別々にデコードした結果を組み合わせて2段構成で各コマンドを設定するので、例えば、カウント数が規定回数以上のコマンドで大項目Aを選択し、次に規定回数以内のコマンドで小項目aを選択し、次に同じ大項目Aの中の前回選択した小項目aと違う小項目bを選択するといった使い方により、大項目を入力するサイクルを省略し、全体的なコマンド入力サイクルを減らすことが可能となる。
(第6の実施の形態)
図14は、本発明の第6の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置1416の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1416は、不揮発性メモリ1406と、ライター等の書き換え装置1400から不揮発性メモリ1406を書き換えるための制御信号を受け付け、その制御信号に基づくコマンドにより、不揮発性メモリ1406の書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路1415とを備え、書き換えコマンド制御回路1415は、制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ1401と、所定間隔のパルスを生成するOSC回路1408と、コマンドイネーブル信号に応答してリセットされるとともに、OSC回路1408が生成するパルスをカウントし、コマンドイネーブル信号の周期を測定する内蔵パルスカウント回路1409と、内蔵パルスカウント回路1409が測定した周期をデコードする内部パルスカウント数組み合わせデコード回路1414と、内蔵パルスカウント回路1409が測定した周期に応答して、カウンタ1401がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路1402と、ラッチ回路1402がカウント数をラッチした後に、カウンタ1401をリセットさせるカウンタリセット制御回路1403と、ラッチ回路1402がラッチしたカウント数と内部パルスカウント数組み合わせデコード回路1414のデコード結果とに基づいてコマンドを選択するデコーダ1404と、デコーダ1404により選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリ1406の書き換え制御を行う各コマンド実行回路1405および不揮発性メモリ制御回路1407とを備える。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の回路に、OSC回路1408と内蔵パルスカウント回路1409、内部パルスカウント数組み合わせデコード回路1414が追加され、デコーダ1404は異なる構成をとる。
OSC回路1408は内蔵パルスカウント回路1409に短い周期の一定間隔のパルスを出力し、内蔵パルスカウント回路1409はOSC回路1408からの一定間隔のパルスを基にライター等の書き換え装置1400から出力されるコマンドイネーブル信号の立ち下がりを受けてカウントする回路であり、内蔵パルスカウント回路1409でカウントされたデータは内部パルスカウント数組み合わせデコード回路1414に送られ、内部パルスカウント数組み合わせデコード回路1414はそのデータを受け取り、さらにデコーダ1404に送られる。
図15は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1416の動作を示すタイミングチャートであり、図16は、比較のために従来のコマンド選択数を示す表であり、図17は、本実施形態におけるコマンド選択数を示す表である。
図15に示すように、本実施形態は、1サイクルごとに周期の違うコマンドイネーブル信号を用いてコマンドを選択する種類を拡張したものであり、コマンドイネーブル信号の立下りを受けて内部のカウンタがスタートし、1サイクルごとの周期を測定する。この結果、図16の従来例に示すように等間隔の周期で選択した場合は1種類しかコマンドを選択できないが、図17に示すように周期を変更することで4種類のコマンドが選択できるようになる。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1416によれば、選択するコマンドのバリエーションを増加させることにより時間軸方向に増えるサイクル数の増加を抑えることが可能となる。
(第7の実施の形態)
図18は、本発明の第7の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置1817の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1817は、不揮発性メモリ1806と、ライター等の書き換え装置1800から不揮発性メモリ1806を書き換えるために、可変周期のコマンドイネーブル信号を含む制御信号を受け付け、その制御信号に基づくコマンドにより、不揮発性メモリ1806の書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路1816とを備え、書き換えコマンド制御回路1816は、コマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタ1801と、所定間隔のパルスを生成するOSC回路1808と、OSC回路1808が生成したパルスにより設定した所定時間が経過した場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する規定時間設定カウンタ回路1810と、規定時間設定カウンタ回路1810が生成したコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して、カウンタ1801がカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路1802と、ラッチ回路1802がカウント数をラッチした後に、カウンタ1801をリセットさせるカウントリセット制御回路1803と、ラッチ回路1802がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダ1804と、デコーダ1804により選択されたコマンドに応じて、不揮発性メモリ1806の書き換え制御を行う各コマンド実行回路1805および不揮発性メモリ制御回路1807とを備える。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1817は、第3の実施形態の規定時間設定カウンタ回路610内の構成が変更される。また、外部のライター等の書き換え装置1800にコマンドの種類だけ変更可能な可変パルス生成回路1815が必要となる。規定時間設定カウンタ回路1810は第3の実施形態よりシンプルでありOSC回路1808のパルスを用いて一定時間を設定し、一定時間が経過したらコマンド動作をスタートするコマンド入力完了伝達用制御信号を出力し、以降第1の実施形態と同じ動作を行う。
図19は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1817の動作を示すタイミングチャートである。図19に示すように、可変パルス生成回路1815からコマンドの種類だけ周期の異なるコマンドイネーブル信号が出力される。その結果規定時間内にカウントする数が異なるため、図19に示されるカウント3とカウント12は同時間内でカウントされることになる。
また、本実施形態では規定時間を設定することで時間軸方向に増加するコマンド入力サイクルを短く設定しているが、第1の実施形態の回路構成を用いて、単純に長いコマンドサイクルを入力するときに可変パルス生成回路1815を用いて周期を短くすることも有効である。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置1817によれば、ライター等の書き換え装置1800から供給される制御信号のパルス数の周期をコマンドによって長くしたり短くしたりして選択することにより、選択するために必要なサイクル数の多いコマンドの周期を短く設定して時間軸方向に伸びるサイクル数による時間の増加を低減することができる。
(第8の実施の形態)
図20は、本発明の第8の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置2012の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2012は、第7の実施形態と同様の構成に加え、生成したパルスをライター等の書き換え装置2000に供給可能なOSC回路2008を備える。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2012は、第7の実施形態に示す可変パルス生成回路1815を簡単に作成できるように内部のOSC回路2008の出力を外部に出力する回路構成をとる。
この結果、ライター等の書き換え装置2000では制御信号用プリスケーラ回路2016を組み込むだけで第7の実施形態に示す動作が可能となる。
(第9の実施の形態)
図21は、本発明の第9の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置2124の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2124は、第1の実施形態と同様の構成に加え、不揮発性メモリ2106に供給する正電圧を生成する正電圧昇圧回路2121と、不揮発性メモリ2106に供給する負電圧を生成する負電圧昇圧回路2122とを備え、書き換えコマンド制御回路2123は、ライター等の書き換え装置2100から供給される書込コマンドイネーブル信号をラッチし、ラッチしたデータを正電圧昇圧回路2121に供給する書込コマンドラッチ回路2118と、ライター等の書き換え装置2100から供給される消去コマンドイネーブル信号をラッチし、ラッチしたデータを正電圧昇圧回路2121および負電圧昇圧回路2122に供給する消去コマンドラッチ回路2119とを含み、デコーダは、書込コマンドラッチ回路2118のデータに応答して書込コマンドを選択する書込用デコーダ2111と、消去コマンドラッチ回路2119のデータに応答して消去コマンドを選択する消去用デコーダ2112とを含む。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2124は、書込コマンドイネーブル信号をラッチする書込コマンドラッチ回路2118、消去コマンドイネーブル信号をラッチする消去コマンドラッチ回路2119、書込コマンドラッチ回路2118および消去コマンドラッチ回路2119からの出力信号を受けて個別動作を行う書込用デコード回路2111、消去用デコード回路2112、正電圧昇圧回路2121、負電圧昇圧回路2122を備えている。
図22は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2124の動作を示すタイミングチャートである。図22に示すように、書込コマンドイネーブル信号と消去コマンドイネーブル信号が分かれており、1サイクル目から書き込みを実施するか消去するか判定できる。図22では消去動作のイネーブル信号が入力されているため、消去に必要で且つ立ち上がりに時間のかかる正電圧昇圧回路2121と負電圧昇圧回路2122の動作がカウント1のイネーブル信号で1サイクル目から動作するので、最終コマンド決定時から消去動作完了までの書き換え時間の短縮を図ることができる。
(第10の実施の形態)
図23は、本発明の第10の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置2322の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2322は、第1の実施形態と同様の構成に加え、書き換えコマンド制御回路2321は、ライター等の書き換え装置2300から供給される読出信号をラッチする読出信号ラッチ回路2317と、書き換え装置2300から供給される書込信号をラッチする書込信号ラッチ回路2318と、書き換え装置2300から供給される消去信号をラッチする消去信号ラッチ回路2319と、読出信号ラッチ回路2317、書込信号ラッチ回路2318および消去信号ラッチ回路2319のデータに基づいてコマンドを識別する制御信号デコーダ2320とを備え、デコーダ2304は、制御信号デコーダ2320から供給される信号と、ラッチ回路2302がラッチしたカウント数とに基づいてコマンドを選択する。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2322は、読出信号をラッチする読出信号ラッチ回路2317、書込信号をラッチする書込信号ラッチ回路2318、消去信号をラッチする消去信号ラッチ回路2319、また読出信号ラッチ回路2317、書込信号ラッチ回路2318、消去信号ラッチ回路2119の信号を受けてどの動作を実施するか選択する制御信号デコーダ回路2320、制御信号デコーダ2320から出力された結果で動作するデコーダ2304を有する。
図24は、比較のために読出信号、書込信号、書込信号を組み合わせなかった場合のコマンド選択数を示し、図25は、読出信号、書込信号、書込信号を組み合わせた場合のコマンド選択数を示す。
図25に示すように、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2322では、制御信号デコーダ2320による組み合わせを追加することでコマンド選択のバリエーションを増やすことができる。
(第11の実施の形態)
図26は、本発明の第11の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置2624の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2624は、第1の実施形態と同様の構成に加え、不揮発性メモリ2606に供給する正電圧を生成する正電圧昇圧回路2621と、不揮発性メモリ2606に供給する負電圧を生成する負電圧昇圧回路2622とを備え、コマンド入力完了伝達用制御信号は、正電圧昇圧回路2621または負電圧昇圧回路2622を動作させる第1のコマンドスタート信号と、デコーダ2604にコマンドを選択させる第2のコマンドスタート信号とを含む。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2624は、第1の実施形態からデコーダ2604を変更しており、ライター等の書き換え装置2600から入力されるコマンドスタート信号1とコマンドスタート信号2を受けて書き換えに時間のかかる正電圧昇圧回路2621と負電圧昇圧回路2622を先に動作させておく信号を出力するものである。図26にはコマンドの割り振りを書き込みはカウント1〜3、消去はカウント4〜6に設定する場合を記述している。
図27は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2624の動作を示すタイミングチャートである。図27ではコマンドの割り振りを図26と異なり書き込みはカウント1、消去はカウント2というように分類する動作を先に行う。
コマンドスタート信号1でどの動作を実行するかを決定し、正電圧昇圧回路2621と負電圧昇圧回路2622が立ち上がるまでのサイクルで実際に行うコマンドをコマンドスタート信号2で受け付けすぐに動作できるような制御を行う。
(第12の実施の形態)
図28は、本発明の第12の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置2809の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2809は、第1の実施形態と同様の構成に加え、コマンド繰り返し回数を設定可能な繰り返し回数カウント回路2823を備え、コマンド入力完了伝達用制御信号は、繰り返し回数カウント回路2823にコマンド繰り返し回数を設定する信号を含み、デコーダ2804は、繰り返すコマンドをラッチするラッチ回路を備え、各コマンド実行回路2805は、コマンドが実行されたときに、繰り返し回数カウント回路2823にデクリメント信号を送るとともに、繰り返し回数カウント回路2823の値が0になるまで実行を繰り返す。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2809は、第1の実施形態と同様の構成に加え、繰り返し回数カウント回路2823を追加し、デコーダ2804を繰り返し回数カウント回路2823の信号で制御するように変更している。また各コマンド実行回路2805はコマンドの実行が完了したことを出力する構成となっている。
図29および図30は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置2809の動作を示すタイミングチャートである。本実施形態では、1回目のコマンド選択としてどのコマンドを何回繰り返すかの情報を含めて入力する。2回目以降のコマンドは1回目の入力で決まっているため、図30に示すように1カウントでコマンドを実行させる。コマンド実行後は繰り返し回数カウント回路2823のカウントがデクリメントし、0になるまで実行を繰り返し、コマンド入力の時間短縮を図る。
(第13の実施の形態)
図31は、本発明の第13の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置3126の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置3126は、第1の実施形態と同様の構成に加え、カウンタ3101に、制御信号のパルス数のカウント動作と、コマンド繰り返し回数のカウント動作を切り替えて実行させるカウンタ切り替え制御回路3124を備え、コマンド入力完了伝達用制御信号は、カウンタ3101にコマンド繰り返し回数を設定する信号を含み、デコーダ3104は、繰り返すコマンドをラッチするラッチ回路を備え、各コマンド実行回路3105は、コマンドが実行されたときに、カウンタ3101にデクリメント信号を送るとともに、カウンタ3101の値が0になるまで実行を繰り返す。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置3126は、第12の実施形態の構成から繰り返し回数カウント回路2823を削除し、カウンタ3101を利用したカウンタ切り替え制御回路3124を追加する。
第12の実施形態において説明したように2回目以降のコマンドは決まっているため、パルスをカウントする必要がなくカウンタ3101は動作しなくても問題ない。このため、第12の実施形態における繰り返し回数カウント回路2823を削除し、カウンタ切り替え制御回路3124で繰り返し回数のカウント動作とカウンタ3101を兼用した制御を行ない回路規模の縮小を図る。
(第14の実施の形態)
図32は、本発明の第14の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンドイネーブル信号の説明図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、例えば、図1に示す第1の実施形態と同様な構成において、コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に1パルス以上のマージンが設定され、デコーダ104は、コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合にコマンド動作を無効化する。
不揮発性半導体記憶装置109は、ライター等の書き換え装置100から供給される制御信号のパルスにノイズが入ったときに誤動作するため、コマンドとコマンドの間に1パルス以上のマージンを設定してデコードするデコーダ104を備え、パルス数が前後1カウントずれた場合に動作を無効化させることで誤動作を防止する。
(第15の実施の形態)
図33は、本発明の第15の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンドイネーブル信号の説明図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、例えば、図1に示す第1の実施形態と同様な構成において、コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に2パルス以上のマージンが設定され、デコーダ104は、コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合に誤り訂正を行う。
不揮発性半導体記憶装置109は、ライター等の書き換え装置100から供給される制御信号のパルスにノイズが入ったときに誤動作するため、コマンドとコマンドの間に2パルス以上のマージンを設定してデコードするデコーダ104を備える。そして、図33に示すように、書込Aのカウント数2回に対し、パルス数が前後1カウントずれたカウント数1回またはカウント数3回のどの場合でも、書込Aとしてデコードすることで、ずれた1カウントを誤り訂正した正常動作が可能となる。
(第16の実施の形態)
次に、本発明の第16の実施形態における不揮発性半導体記憶装置を図32、図33を用いて説明する。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、例えば、図1に示す第1の実施形態と同様な構成において、コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に3パルス以上のマージンが設定され、デコーダ104は、コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合に誤り訂正を行ない、コマンドイネーブル信号が2パルスずれた場合にコマンド動作を無効化する。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第14の実施形態と第15の実施形態を組み合わせてさらにノイズに強い構成を有し、コマンドとコマンドの間に3パルス以上のマージンを設定してデコードするデコーダ104を備える。図33に示すように、書込Aに対してパルス数が前後1カウントずれた場合、第15の実施形態と同じくずれた1カウントを誤り訂正し、パルス数が前後2カウントずれた場合、第14の実施形態と同じく動作を無効化させるように設定し、誤り訂正と誤動作防止とを兼ね備えたより安定した動作を可能とする。
(第17の実施の形態)
図34は、本発明の第17の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置3430の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置3430は、実施例1と同様の構成に加え、各コマンド実行回路3405は、次に実行するコマンドを先読みしておくためのデータラッチ回路3427,3428と、先読みしたコマンドによって現在実行している動作を保持しておくか、動作を終了させるかを判断する前動作の保持/非保持制御回路3426とを備える。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置3430は、第1の実施形態の不揮発性半導体記憶装置109と各コマンド実行回路3405の構成が異なる。データラッチ回路3427はデコーダ3404から出力される実行コマンドを一旦ラッチし、ラッチ後、データラッチ回路3428に実行コマンドを出力する。データラッチ回路3428は初期データ#00のときはデータラッチ回路3427から送られてきた実行コマンドをそのまま前動作の保持/非保持制御回路3426に出力し、初期データ#00以外のときは次のコマンド入力を受け付けるまで前状態を保持し、次のコマンド入力を受け付けてからデータラッチ回路3427の実行コマンドを取り込み、前動作の保持/非保持制御回路3426へ実行コマンドを出力する。
前動作の保持/非保持制御回路3426は次に実行するデータラッチ回路3427とデータラッチ回路3428の結果を踏まえて不揮発性メモリ制御回路3407内の正電圧昇圧回路3421、負電圧昇圧回路3422の動作を終了させるか、そのまま継続して動作させるか判断して不揮発性メモリ制御回路3407に制御信号を出力する。
図35は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置3430の動作を示すタイミングチャートである。ライター等の書き換え装置3400から供給されるコマンドイネーブル信号は第1の実施形態と同様にカウント数3回のコマンドを受け付け、コマンドに合わせた動作を実行する。
次にコマンドに合わせた動作を実行している期間内に次のコマンド入力のカウント数14回をコマンドイネーブル信号から入力する。その後、最初に入力したカウント数3回のコマンドが完了した時点で次のカウント数14回のコマンドが既に入力されているため、昇圧回路等立ち上げに時間のかかる回路をそのまま立ち下げず継続して動かすか終了させるかがわかり、立ち下げ、立ち上げの時間の短縮を図ることができる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、外部から供給されるパルス数をカウントすることにより、書換えおよび特殊制御を小規模な回路で制御端子数を増加させることなく、多くのコマンドを選択することが可能であり、低コスト化およびコマンド入力制御による検査容易化、評価容易化、不具合解析容易化を実現する手法として有用である。
本発明の第1の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の書き込みタイミングチャート 本発明の第1の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の消去タイミングチャート 本発明の第2の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第3の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第4の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第4の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第5の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第5の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド入力1回目のタイミングチャート 本発明の第5の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド入力2回目のタイミングチャート 本発明の第5の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド入力3回目のタイミングチャート 本発明の第6の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第6の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 従来の不揮発性半導体記憶装置のコマンド選択数を示した表 本発明の第6の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド選択数を示した表 本発明の第7の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第7の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第8の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第9の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第9の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第10の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 従来の不揮発性半導体記憶装置のコマンド選択数を示した表 本発明の第10の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド選択数を示した表 本発明の第11の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第11の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 本発明の第12の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第12の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド入力1回目のタイミングチャート 本発明の第12の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のコマンド入力2回目以降のタイミングチャート 本発明の第13の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第14、第16の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のノイズ対策を示した表 本発明の第15、第16の実施形態における不揮発性半導体記憶装置のノイズ対策を示した表 本発明の第17の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第17の実施形態を説明するための不揮発性半導体記憶装置のタイミングチャート 従来の不揮発性半導体記憶装置のコマンド選択手法を示した表 従来の不揮発性半導体記憶装置のJEDECに準じたコマンド方式を示した表 従来の不揮発性半導体記憶装置のJEDECに準じたコマンド方式を説明した図
符号の説明
100,400,600,800,1000,1400,1800,2000,2100,2300,2600,2800,3100,3400 ライター等の書き換え装置
101,401,601,801,1001,1401,1801,2001,2101,2301,2601,2801,3101,3401 コマンドイネーブル信号のパルスカウンタ
102,402,602,802,1002,1402,1802,2002,2102,2302,2602,2802,3102,3402 カウントデータラッチ回路
103,403,603,803,1003,1403,1803,2003,2103,2303,2603,2803,3103,3403 コマンド入力完了後のカウンタリセット制御回路
104,404,604,811,812,813,1004,1404,1804,2004,2111,2112,2304,2604,2804,3104,3404 カウンタデータによる実行コマンドのデコード回路
105,405,605,805,1005,1405,1805,2005,2105,2305,2605,2805,3105,3405 各コマンド実行制御回路
106,406,606,806,1006,1406,1806,2006,2106,2306,2606,2806,3106,3406 不揮発性メモリ
107,407,607,807,1007,1407,1807,2007,2107,2307,2607,2807,3107,3407 不揮発性メモリ制御回路
408,608,1408,1808,2008 自己発振パルス生成回路
409,1409 内部パルスカウント回路
610,1810,2010 規定時間設定カウンタ回路
1414 内部パルスカウント数組み合わせデコード回路
1815 可変パルス生成回路
2016 制御信号用プリスケーラ回路
2118,2318 書込コマンドラッチ回路
2119,2319 消去コマンドラッチ回路
2121,2621,3421 正電圧昇圧回路
2122,2622,3422 負電圧昇圧回路
2317 読出信号ラッチ回路
2320 制御信号デコーダ
2823 繰り返し回数カウント回路
3124 カウンタ切り替え制御回路
3425 次コマンドスタック回路
3426 前動作の保持/非保持制御回路
3427,3428 コマンドラッチ回路
108,410,611,814,1008,1415,1816,2011,2123,2321,2623,2808,3125,3429 書き換えコマンド制御回路
109,411,612,815,1009,1416,1817,2012,2124,2322,2624,2809,3126,3430 不揮発性半導体記憶装置

Claims (17)

  1. 不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、
    前記制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、
    前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  2. 不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、
    所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、
    前記コマンドイネーブル信号に応答してリセットされ、前記パルス生成回路が生成するパルスのカウント数が所定回数を超えた場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する内部パルスカウント回路と、
    前記内部パルスカウント回路が生成した前記コマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットするリセット回路と、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、
    前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  3. 不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、
    所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、
    前記パルス生成回路が生成したパルスおよび前記コマンドイネーブル信号に基づいて設定した規定時間内に前記コマンドイネーブル信号のパルス数が所定回数を超えた場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する規定時間設定カウンタ回路と、
    前記規定時間設定カウンタ回路が生成した前記コマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットするリセット回路と、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、
    前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  4. 不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、
    前記制御信号に含まれるコマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットさせるリセット回路と、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードによる所定のコマンドの選択および前記コマンドイネーブル信号に応じて所定のコマンドのプロテクトを行う複数のデコーダと、
    前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  5. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、前記デコーダは、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数が所定数以上の場合に、そのカウント数をラッチするとともにデコードしてコマンドを選択する第1のデコーダと、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数が所定数より小さい場合に、そのカウント数をデコードしてコマンドを選択する第2のデコーダとを含み、
    前記第1および第2のデコーダがデコードした結果を組み合わせてコマンドを設定する不揮発性半導体記憶装置。
  6. 不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるための制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記制御信号に含まれるコマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、
    所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、
    前記コマンドイネーブル信号に応答してリセットされ、前記パルス生成回路が生成するパルスのカウントにより前記コマンドイネーブル信号の周期を測定する内部パルスカウント回路と、
    前記内部パルスカウント回路が測定した周期をデコードする内部パルスカウント数組み合わせデコード回路と、
    前記内部パルスカウント回路が測定した周期に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットするリセット回路と、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数と前記内部パルスカウント数組み合わせデコード回路のデコード結果とに基づいてコマンドを選択するデコーダと、
    前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  7. 不揮発性メモリと、書き換え装置から前記不揮発性メモリを書き換えるために、可変周期のコマンドイネーブル信号を含む制御信号に基づくコマンドにより前記不揮発性メモリの書き換え制御を行う書き換えコマンド制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置あって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記コマンドイネーブル信号のパルス数をカウントするカウンタと、
    所定間隔のパルスを生成するパルス生成回路と、
    前記パルス生成回路が生成したパルスにより設定した所定時間が経過した場合にコマンド入力完了伝達用制御信号を生成する規定時間設定カウンタ回路と、
    前記規定時間設定カウンタ回路が生成した前記コマンド入力完了伝達用制御信号に応答して前記カウンタがカウントしたカウント数をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がカウント数をラッチした後に前記カウンタをリセットするリセット回路と、
    前記ラッチ回路がラッチしたカウント数をデコードしてコマンドを選択するデコーダと、
    前記デコーダが選択したコマンドに応じて前記不揮発性メモリの書き換え制御を行うコマンド実行回路と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  8. 請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記パルス生成回路は、生成したパルスを前記書き換え装置に供給可能である不揮発性半導体記憶装置。
  9. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記不揮発性メモリに供給する正電圧を生成する正電圧昇圧回路と、
    前記不揮発性メモリに供給する負電圧を生成する負電圧昇圧回路とを備え、
    前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記書き換え装置から供給される書込コマンドイネーブル信号をラッチしたデータを前記正電圧昇圧回路に供給する書込コマンドラッチ回路と、
    前記書き換え装置から供給される消去コマンドイネーブル信号をラッチしたデータを前記正電圧昇圧回路および前記負電圧昇圧回路に供給する消去コマンドラッチ回路とを含み、
    前記デコーダは、
    前記書込コマンドラッチ回路のデータに応答して書込コマンドを選択する書込用デコーダと、
    前記消去コマンドラッチ回路のデータに応答して消去コマンドを選択する消去用デコーダと、
    を含む不揮発性半導体記憶装置。
  10. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、前記書き換えコマンド制御回路は、
    前記書き換え装置から供給される読出信号をラッチする読出信号ラッチ回路と、
    前記書き換え装置から供給される書込信号をラッチする書込信号ラッチ回路と、
    前記書き換え装置から供給される消去信号をラッチする消去信号ラッチ回路と、
    前記読出信号ラッチ回路、書込信号ラッチ回路および消去信号ラッチ回路のデータに基づいてコマンドを識別する制御信号デコーダとを備え、
    前記デコーダは、前記制御信号デコーダから供給される信号と前記ラッチ回路がラッチしたカウント数とに基づいてコマンドを選択する不揮発性半導体記憶装置。
  11. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記不揮発性メモリに供給する正電圧を生成する正電圧昇圧回路と、
    前記不揮発性メモリに供給する負電圧を生成する負電圧昇圧回路とを備え、
    前記コマンド入力完了伝達用制御信号は、前記正電圧昇圧回路または前記負電圧昇圧回路を動作させる第1のコマンドスタート信号と、前記デコーダにコマンドを選択させる第2のコマンドスタート信号とを含む不揮発性半導体記憶装置。
  12. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    コマンド繰り返し回数を設定可能な繰り返し回数カウント回路を備え、
    前記コマンド入力完了伝達用制御信号は、前記繰り返し回数カウント回路に前記コマンド繰り返し回数を設定する信号を含み、
    前記デコーダは、繰り返すコマンドをラッチするラッチ回路を備え、
    前記コマンド実行回路は、コマンドが実行されたときに、前記繰り返し回数カウント回路にデクリメント信号を送り、前記繰り返し回数カウント回路の値が0になるまで実行を繰り返す不揮発性半導体記憶装置。
  13. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記カウンタに、前記制御信号のパルス数のカウント動作と、コマンド繰り返し回数のカウント動作を切り替えて実行させるカウンタ切り替え制御回路を備え、
    前記コマンド入力完了伝達用制御信号は、前記カウンタに前記コマンド繰り返し回数を設定する信号を含み、
    前記デコーダは、繰り返すコマンドをラッチするラッチ回路を備え、
    前記コマンド実行回路は、コマンドが実行されたときに前記カウンタにデクリメント信号を送り、前記カウンタの値が0になるまで実行を繰り返す不揮発性半導体記憶装置。
  14. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に1パルス以上のマージンが設定され、
    前記デコーダは、前記コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合にコマンド動作を無効化する不揮発性半導体記憶装置。
  15. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に2パルス以上のマージンが設定され、
    前記デコーダは、前記コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合に誤り訂正を行う不揮発性半導体記憶装置。
  16. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記コマンドイネーブル信号は、コマンドとコマンドの間に3パルス以上のマージンが設定され、
    前記デコーダは、前記コマンドイネーブル信号が1パルスずれた場合に誤り訂正を行い、前記コマンドイネーブル信号が2パルスずれた場合にコマンド動作を無効化する不揮発性半導体記憶装置。
  17. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記コマンド実行回路は、次に実行するコマンドを先読みしておくためのデータラッチ回路と、
    先読みしたコマンドによって現在実行している動作を保持しておくか、動作を終了させるかを判断する保持/非保持制御回路とを備える不揮発性半導体記憶装置。
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