JP2005352801A - 火災感知器用着脱器 - Google Patents

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Toshiaki Suzuki
敏明 鈴木
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Abstract

【課題】火災感知器の着脱器において、火災感知器の設置場所直下以外の場所から、又傾斜部に設置された火災感知器を容易に着脱する。
【課題を解決するための手段】上部が開放し、底面がある包囲筒1の周壁に火災感知器の複数の開口部に勘合する弾性材料からなるの複数の突起爪2を取付け、突起爪2が移動できる複数の切込み1bを設けた火災感知器用着脱ヘッドの底面中央部に、柔軟な合成樹脂で覆ったワイヤーケーブルの外周に金属線を巻きつけた構造のフレキシブルシャフト6の一端を固定、他端を操作支持棒先端に結合する。
【発明の効果】本考案により火災感知器の着脱作業が、設置場所直下以外の下部側方から、又傾斜して設置された火災感知器を安全に、楽な体勢で可能となり、消防用設備点検業務の作業効率が改善される。
【選択図】図1




































Description

この発明は、火災感知器の着脱に係り、天井などに設置固定された専用ベースに火災感知器を着脱する為の器具に関するものである。
火災感知器は、一般に天井に設置固定された専用のベースに、着脱自在に取り付けられているが、高所に設置されている為、点検等の際、作業者が設置場所の直下より操作支持棒先端の着脱器により火災感知器を回転させて着脱をしていた。
特開平11−45382号広報 特開平10−143778号広報
火災感知器の設置状況により、火災感知器直下に障害物などが有り作業者の着脱作業が容易に行えないことがあるなど、無理な体勢での不安全作業があった。傾斜部に設置の場合も同様であった。以上の事から火災感知器直下以外の下部側方から又傾斜部に設置された火災感知器を容易に着脱する事を課題とする。
上部が開放した包囲筒の周壁に火災感知器の複数開口部に嵌合する複数の弾性材料からなる突起爪を設け、突起爪が移動することが出来る切込みを設けた事を特徴とする火災感知器用の着脱器として課題を解決するものである。
フレキシブルシャフトの一端に着脱自在な結合手段により操作支持棒先端を結合し、他端に着脱自在な結合手段により包囲筒の底中心に結合する事を特徴とする請求項1記載の火災感知器用の着脱器として課題を解決するものである。
本考案により火災感知器の着脱作業が、設置場所直下以外の下部側方から、又傾斜して設置された火災感知器を安全に、楽な体勢で可能となり、消防設備点検業務の作業効率が改善される。
請求項1記載の発明は図1着脱器1の包囲筒周縁に複数の切込み1bを設け、1b下部に突起爪2を2aネジで包囲筒周壁に固定する。突起爪は弾性材料からなり、形状は半円形となっている、包囲筒周縁上部1aは、対象とする火災感知器により、内周より外周に向かい0度から60度傾斜させた構造となっているが、45度が望ましい。
請求項2記載のフレキシブルシャフトは図2の外観であり、構造は、図3柔軟な合成樹脂3aで覆ったワイヤーケーブル3の外周に金属線3bを巻きつけ回転力が加わった時に、ワイヤーケーブル3が外側に膨らむことを防ぐ構造とし、一端を着脱ヘッド取付け用台座4の孔4cへ挿入、ネジ4aにより固定、着脱器1をネジ4bにより台座4に固定、他端は図3操作支持棒取付け台座5の孔5cに挿入しネジ5bにより固定、操作支持棒連結用の孔5aを開けた。3cはフレキシブルシャフトの衣装カバーである。
火災感知器を取り付ける場合は図5着脱器1に火災感知器10を装着し周縁部10bの一部を専用ベース周縁部8bの一部に引っ掛け操作支持棒を専用ベースに向かって押し上げる事により図6フレキシブルシャフト6が屈曲し、専用ベース周縁部8bと火災感知器周縁部10bが接合し、操作支持棒を右回転させる事により火災感知器10と専用ベース8が勘合し、操作支持棒を手元側に引く事により着脱器1より火災感知器10を開放する。
火災感知器を取り外す場合、図7突起爪2の一部を火災感知器開口部10aの一部に引っ掛け、操作支持棒9を火災感知器10に向かって押し上げる事により、図6フレキシブルシャフト6が屈曲し他の突起爪2が火災感知器10の円盤部図7、10cにより外側に押し広がり、切込み図1、1b内に押し込まれ開口部10aと突起爪2が勘合し突起爪の弾力により堅持、操作支持棒を左回転させる事により火災感知器10を取り外す。突起爪2が切込み1bに押し込まれることにより、突起爪2が回転移動することを防止する。
突起爪の取付けは配置数量、取付け位置を変える事により、他の火災感知器の着脱も可能である。突起爪2は弾性材質の合成樹脂、金属などから形成することができ、切込みの形状は突起爪の形状により、いろいろな形状が考えられる。脱着器1本体は合成樹脂、金属から形成することができる。
フレキシブルシャフト6取付け台座4,5の接続形状を変える事により他の市販着脱器の接続が可能となる。フレキシブルシャフト6と取付け台座4,5の接続方法はネジ、ピン、スプリング、接着、溶接方法がある。
この着脱器の着脱器1部分の形状を変えることにより、設置場所直下以外の下部側方から、又傾斜して設置された電球の交換が可能である。
火災感知器用の着脱器を示した斜視図である。 フレキシブルシャフトを示した斜視図である。 火災感知器用の着脱器を示した断面図である。 火災感知器を示した斜視図である。 火災感知器取付け状況を示した側面図である。 火災感知器と専用ベースの接合状況を示した側面図である。 火災感知器の取り外し状況を示した側面図である。
符号の説明
1 着脱器
1a 周縁部
1b 切込み
2 突起爪
2a 突起爪取付けネジ
3 ワイヤーケーブル
3a 合成樹脂
3b 金属線
3c 化粧カバー
4 着脱ヘッド連結部
4a ワイヤーケーブル固定ネジ
4b 着脱ヘッド取付けネジ
4c ワイヤーケーブル挿入孔
5 操作支持棒連結部
5a 操作支持棒連結穴
5b ワイヤーケーブル固定ネジ
5c ワイヤーケーブル挿入孔
6 フレキシブルシャフト
8 専用ベース
8a 専用ベース周縁部
9 操作支持棒
10 火災感知器
10a 開口部
10b 周縁部
10c 円盤部

Claims (2)

  1. 上部が開放した包囲筒の周壁に火災感知器の複数開口部に嵌合する弾性材料からなる複数の突起爪を設け、突起爪が移動することが出来る切込みを設けた事を特徴とする火災感知器用の着脱器。
  2. フレキシブルシャフトの一端に着脱自在な結合手段により操作支持棒先端を結合し、他端に着脱自在な結合手段により包囲筒の底中心に結合する事を特徴とする請求項1記載の火災感知器用の着脱器
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100987955B1 (ko) 2010-03-05 2010-10-18 새부산소방전력 주식회사 고무 끼움부를 포함하는 화재감지기 커버 개폐기구
KR101776221B1 (ko) * 2015-12-29 2017-09-12 (주) 우창하이텍 화재 감지기 탈부착 장치
KR101783578B1 (ko) 2016-12-27 2017-09-29 신동운 화재감지기 점검장치
KR102505822B1 (ko) * 2022-12-07 2023-03-06 모은영 체결이 편리한 소화전용 표시등

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